JP5144233B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、ジャム処理時に開閉される垂直搬送カバーにレジストローラ対の一方を軸受及びこれを保持する抜け止め部材によって回転可能に保持して成る画像形成装置に関するものである。
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、感光ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像が現像されてトナー像として顕像化さ、このトナー像がレジストローラ対によって適当なタイミングで給送される用紙上に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は、定着装置へと搬送され、該定着装置によって熱と圧力によってトナー像の定着を受けた後に機外の排紙トレイ上に排出され、これによって一連の画像形成動作が完了する。
ところで、画像形成動作中に用紙搬送路においてジャムが発生した場合、ジャム紙を容易に取り除くことができるよう用紙搬送路の一部を形成する垂直搬送カバーを開閉可能に設けた画像形成装置が知られている。
ここで、上記垂直搬送カバーには、レジストローラ対の一方が軸受及びこれを保持する抜け止め部材によって回転可能に保持されており、前記軸受を装置本体に形成された案内部に案内することによって前記レジストローラが装置本体に対して位置決めされるよう構成されている。
特開平7−172638号公報 特開2005−060089号公報 特開2005−089099号公報
ところが、従来の画像形成装置においては、垂直搬送カバーに設けられるレジストローラの軸方向の位置決めを専用の部品によって行っていたため、部品点数が増加してコストアップを招くという問題があった。
従って、本発明の第1の目的とする処は、既存の部品を利用してレジストローラの軸方向の位置決めを行うことによって部品点数を削減してコストダウンを図ることができる画像形成装置を提供することにある。
又、従来の画像形成装置においては、垂直搬送カバーに設けられる抜け止め部材が通紙領域外に配置されていたため、装置自体が大型化するという問題があった。
従って、本発明の第2の目的とする処は、抜け止め部材を通紙領域に配置することによって小型コンパクト化を図ることができる画像形成装置を提供することにある。
更に、従来の画像形成装置においては、垂直搬送カバーに設けられる抜け止め部材を搬送フレームに係止して固定していたが、該抜け止め部材の外れを防ぐために係止部の嵌め合い寸法がきついことがあり、組立性が悪いという問題があった。
従って、本発明の第3の目的とする処は、組立性の向上を図ることができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ジャム処理時に開閉される垂直搬送カバーにレジストローラ対の一方を軸受及びこれを保持する抜け止め部材によって回転可能に保持するとともに、前記軸受を装置本体に形成された案内部に案内することによって前記レジストローラを装置本体に対して位置決めするようにした画像形成装置において、前記軸受の外周に半月状の鍔を形成し、該鍔を前記抜け止め部材に形成されたスリット溝に係合させることによって前記レジストローラの軸方向の位置決めを行うとともに、前記軸受の鍔と前記抜け止め部材を通紙領域内に配置し、該鍔が通紙リブを兼ねるよう構成したことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記抜け止め部材にフック部を形成し、該フック部を搬送フレームに係止して抜け止め部材を固定するとともに、前記フック部に、前記搬送フレームに形成された突起が係合するための外れ防止用の溝を形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、軸受の外周に半月状の鍔を形成し、該鍔を抜け止め部材に形成されたスリット溝に係合させることによってレジストローラの軸方向の位置決めを行うようにしたため、既存の部品を利用してレジストローラの軸方向の位置決めを行うことができ、これによって部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
、軸受の鍔と抜け止め部材を通紙領域内に配置するとともに、鍔が通紙リブを兼ねるよう構成したため、画像形成装置の小型コンパクト化を図ることができる。
請求項記載の発明によれば、抜け止め部材に形成されたフック部に、搬送フレームに形成された突起が係合するための外れ防止用の溝を形成したため、係止部の嵌め合い寸法をきつくしなくても抜け止め部材の外れを防ぐことができる。このため、抜け止め部材を容易に組み付けることができ、これによってレジストローラの組付性が高められる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一形態としてのカラーレーザープリンタの斜視図、図2は同カラーレーザープリンタの内部構造を示す断面図であり、図示のカラーレーザープリンタは、図1に示すように、矩形ボックス状の装置本体100を備えており、この装置本体100の前面には、ジャム処理時に開閉される垂直搬送カバー(フロントカバー)24が設けられており、装置本体100の上部には排紙トレイ21が開閉可能に設けられている。
次に、カラーレーザープリンタの内部構造を図2に基づいて説明すると、該カラーレーザープリンタの本体100内の中央部には、マゼンタ画像形成ユニット1M、シアン画像形成ユニット1C、イエロー画像形成ユニット1Y及びブラック画像形成ユニット1Kが一定の間隔でタンデムに配置されている。
上記各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kには、感光ドラム2a,2b,2c,2dがそれぞれ配置されており、各感光ドラム2a〜2dの周囲には、帯電ローラ3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写ローラ5a,5b,5c,5d及びドラムクリーニング装置6a,6b,6c,6dがそれぞれ配置されている。
ここで、前記感光ドラム2a〜2dは、ドラム状の感光体であって、可変速の不図示のステッピングモータによって図示矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。又、前記帯電ローラ3a〜3dは、不図示の帯電バイアス電源から印加される帯電バイアスによって感光ドラム2a〜2dの表面を所定の電位に均一に帯電させるものである。
更に、前記現像装置4a〜4dは、マゼンタ(M)トナー、シアン(C)トナー、イエロー(Y)トナー、ブラック(K)トナーをそれぞれ収容しており、各感光ドラム2a〜2d上に形成された各静電潜像に各色のトナーを付着させて各静電潜像を各色のトナー像として可視像化するものである。
又、前記転写ローラ5a〜5dは、各一次転写部にて中間転写ベルト7を介して各感光ドラム2a〜2dに当接可能に配置されている。ここで、中間転写ベルト7は、二次転写対向ローラ8とテンションローラ9との間に張設されて各感光ドラム2a〜2dの上面側に走行可能に配置されており、前記二次転写対向ローラ8は、二次転写部において中間転写ベルト7を介して二次転写ローラ10に当接可能に配置されている。又、テンションローラ9の近傍にはベルトクリーニング装置11が設けられている。
ところで、装置本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの上方には、前記各現像装置4a〜4dにトナーを補給するためのトナーコンテナ12a,12b,12c,12dが一列に並設されている。
又、装置本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの下方にはレーザースキャナユニット(LSU)13が配置され、その下方の本体100の底部には給紙カセット14が着脱可能に設置されている。そして、給紙カセット14には複数枚の不図示の用紙が積層収容されており、この給紙カセット14の近傍には、給紙カセット14から用紙を1枚ずつ取り出すピックアップローラ15と、取り出された用紙を搬送パスLへと送り出すフィードローラ16とリタードローラ17が設けられている。
又、装置本体100の側部を上下方向に延びる前記搬送パスLには、用紙を搬送する搬送ローラ対18と、用紙を一時待機させた後に所定のタイミングで前記二次転写対向ローラ8と二次転写ローラ10との当接部である二次転写部へと供給するレジストローラ対19が設けられている。尚、搬送パスLの横には、用紙の両面に画像を形成する場合に使用される別の搬送パスL’が形成されており、この搬送パスL’には複数の搬送ローラ対20が適当な間隔で設けられている。
ところで、装置本体100内の一側部に縦方向に配置された前記搬送パスLは、装置本体100の上面に設けられた排紙トレイ21まで延びており、その途中には定着装置22と排紙ローラ対23が設けられている。
次に、以上の構成を有するカラーレーザープリンタによる画像形成動作を図2に基づいて説明する。
画像形成開始信号が発せられると、各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kにおいて各感光ドラム2a〜2dが図2の矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動され、これらの感光ドラム2a〜2dは、帯電ローラ3a〜3dによって一様に帯電される。又、レーザースキャナユニット13は、各色毎のカラー画像信号によって変調されたレーザー光を出射し、そのレーザー光を各感光ドラム2a〜2dの表面に照射し、各感光ドラム2a〜2d上に各色のカラー画像信号に対応した静電潜像をそれぞれ形成する。
そして、先ず、マゼンタ画像形成ユニット1Mの感光ドラム2a上に形成された静電潜像に、該感光ドラム2aの帯電極性と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aによってマゼンタトナーを付着させ、該静電潜像をマゼンタトナー像として可視像化する。このマゼンタトナー像は、感光ドラム2aと転写ローラ5aとの間の一次転写部(転写ニップ部)において、トナーと逆極性の一次転写バイアスが印加された転写ローラ5aの作用によって、図2の矢印方向に回転駆動されている中間転写ベルト7上に一次転写される。
上述のようにしてマゼンタトナー像が一次転写された中間転写ベルト7は、次のシアン画像形成ユニット1Cへと移動する。そして、シアン画像形成ユニット1Cにおいても、前記と同様にして、感光ドラム2b上に形成されたシアントナー像が一次転写部において中間転写ベルト7上のマゼンタトナー像に重ねて転写される。
以下同様にして、中間転写ベルト7上に重畳転写されたマゼンタ及びシアントナー像の上に、イエロー及びブラック画像形成ユニット1Y,1Kの各感光ドラム2c,2d上にそれぞれ形成されたイエロー及びブラックトナー像が各一次転写部において順次重ね合わせられ、中間転写ベルト7上にはフルカラーのトナー像が形成される。尚、中間転写ベルト7上に転写されないで各感光ドラム2a〜2d上に残留する転写残トナーは、各ドラムクリーニング装置6a〜6dによって除去され、各感光ドラム2a〜2dは次の画像形成に備えられる。
そして、中間転写ベルト7上のフルカラートナー像の先端が二次転写対向ローラ8と二次転写ローラ10間の二次転写部(転写ニップ部)に達するタイミングに合わせて、給紙カセット14からピックアップローラ15とフィードローラ16及びリタードローラ17によって搬送パスLへと送り出された用紙がレジストローラ対19によって二次転写部へと搬送される。そして、二次転写部に搬送された用紙に、トナーと逆極性の二次転写バイアスが印加された二次転写ローラ10によってフルカラーのトナー像が中間転写ベルト7から一括して二次転写される。
而して、フルカラーのトナー像が転写された用紙は、定着装置22へと搬送され、フルカラーのトナー像が加熱及び加圧されて用紙の表面に熱定着され、トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ対23によって排紙トレイ21上に排出されて一連の画像形成動作が完了する。尚、用紙上に転写されないで中間転写ベルト7上に残留する転写残トナーは、前記ベルトクリーニング装置11によって除去され、中間転写ベルト7は次の画像形成に備えられる。
以上は用紙の片面に画像を形成する場合の一連の動作であるが、用紙の両面に画像を形成する場合には、定着装置22にて片面にトナー像が定着された用紙を不図示の切替フラッパによって別の搬送パスL’へと送り込む。そして、搬送パスL’に設けられた複数の搬送ローラ対20によって用紙を搬送パスL’に沿って搬送し、この用紙をその表裏を反転させた状態で搬送パスL’から搬送パスLへと受け渡してレジストローラ対19へと再び送り込む。以後は前記と同様の動作によって中間転写ベルト7上のトナー像を用紙の反対側の面に転写し、そのトナー像を定着装置22によって定着させれば、用紙の両面に画像が形成される。そして、このようにして両面に画像が形成された用紙は、前記と同様に排紙ローラ対23によって排紙トレイ21上に排出される。
次に、本発明の要旨を図3〜図9に基づいて説明する。
図3はカラーレーザープリンタの垂直搬送カバー部分の斜視図、図4は垂直搬送カバーを開けた状態を示す斜視図、図5は垂直搬送カバーの内カバーを開けた状態を示す斜視図、図6は内カバーの内面側斜視図、図7は内カバーのレジストローラ保持部の斜視図、図8は内カバーのレジストローラ保持部の側断面図、図9はレジストローラの保持構造を示す部分斜視図、図10はレジストローラ軸受の斜視図である。
図3及び図4に示すように、前記垂直搬送カバー24は、外カバー24Aとその内側に配された内カバー24Bとで構成されており、これらの外カバー24Aと内カバー24Bは、軸25,26を中心として回動して各々独立に開閉される。ここで、外カバー24Aの内面と内カバー24Bの外面との間に前記搬送パスL’(図2参照)が形成され、内カバー24Bの内面側に前記搬送パスL(図2参照)が形成される。尚、図3に示すように、垂直搬送カバー24の下方には、板金製の本体フレーム101によって形成されたカセット装着部102が開口しており、前記給紙カセット14(図2参照)は、カセット装着部102に対して着脱される。
而して、外カバー24Aの内面側には、前記搬送パスL’に沿って配された搬送ローラ対20(図2参照)の一方が回転可能に配されており、搬送ローラ対20の他方は内カバー24Bの外面側に回転可能に配されている。
又、図4及び図5に示すように、内カバー24Bの内面側には前記二次転写ローラ10とレジストローラ対19の一方が回転可能に保持されている。ここで、図5に示すように、本体フレーム101の左右の側板103の内面には、二次転写ローラ10の回転軸27が係合するための係合部104(図5には一方のみ図示)と、レジストローラ19の軸受29を案内するための案内部105(図5には一方のみ図示)が形成されており、内カバー24Bを図3に示すように閉じたとき、該内カバー24Bに保持された二次転写ローラ10の回転軸27が装置本体100側の前記係合部104に係合することによって内カバー24Bの閉じ状態が仮保持され、レジストローラ19の軸受29が装置本体100側の前記案内部105に嵌合することによってレジストローラ19の位置決めがなされる。
ところで、レジストローラ19は、図6〜図9に示すように、その回転軸28の軸方向両端がスリーブ状の軸受29によって回転可能に支承されており(図には一方のみ図示)、軸受29は、樹脂製の抜け止め部材30によって内カバー24Bに保持されている。又、左右一対の各軸受29及びこれに支持されたレジストローラ19は、押圧バネ31によって抜け止め部材30に押圧されて保持されている。
ここで、上記抜け止め部材30は、図8及び図9に示すように、軸受29の外周を保持する半円状の保持部30Aと、該保持部30Aの上下から一体に延びるフック部30Bとを有しており、保持部30Aの幅方向中央にはスリット溝30aが形成されている。又、この抜け止め部材30の各フック部30Bの端部内面には外れ防止用の溝30bが幅方向に形成されている。
他方、前記各軸受29は、図10に示すように、その外周の一部に半月状の鍔29aが一体に形成されており、この鍔29aの近傍には、前記押圧バネ31の一端を受けるバネ受け29bが一体に形成されている。
而して、レジストローラ19の回転軸28を回転可能に支持する左右一対の各軸受29は、その外周に形成された半月状の鍔29aを図6〜図9に示すように抜け止め部材30のスリット溝30aに係合させることによって内カバー24Bに対する軸方向の位置決めがなされ、この結果、該軸受29によって回転可能に支持されたレジストローラ19の軸方向の位置決めがなされる。
又、抜け止め部材30は、図8に示すように、そのフック部30Bを押し広げた状態で、内カバー24Bの搬送フレーム24aに形成された突起24bに係合させた後、押し広げていた力を解除すると、フック部30Bが搬送フレーム24aの突起24bに係止されるために該抜け止め部材30が搬送フレーム24aに固定される。このとき、搬送フレーム24aに形成された突起24bが抜け止め部材30のフック部30Bに形成された外れ防止用の溝30bに係合するため、フック部30Bの係止部の嵌め合い寸法をきつくしなくても抜け止め部材30の外れが防がれる。このため、抜け止め部材30を容易に組み付けることができ、これによってレジストローラ19の組付性が高められる。
ところで、左右一対の軸受29の鍔29aと抜け止め部材30は通紙領域内に配置されており、図8に示すように、軸受29の鍔29aの径は抜け止め部材30の保持部30Aの外径よりも大きく設定されている。従って、各軸受29の鍔29aは、通紙領域内において抜け止め部材30の保持部30Aから外方に突出して通紙リブとしての機能を果たす。
而して、図1及び図2に示すカラーレーザープリンタにおいては、外カバー24Aと内カバー24Bから成る垂直搬送カバー24が図1〜図3に示すように閉じられた状態で画像形成動作がなされるが、画像形成動作中に搬送パスL又はL’に用紙が詰まるジャムが発生した場合には、不図示のレバーを操作して垂直搬送カバー24の外カバー24Aのロックを解除し、該外カバー24Aを軸25を中心として手前側に回動させてこれを開く。すると、搬送パスL’が開放されるため、搬送パスL’に詰まったジャム紙を容易に取り除くことができる。又、用紙が搬送パスLに詰まった場合には、外カバー24Aを開いたまま内カバー24Bを手前に引いて該内カバー24Bの仮保持状態を解除すれば、内カバー24Bを軸26を中心として回動させてこれを図4及び図5に示すように容易に開くことができるため、搬送パスLに詰まったジャム紙を容易に取り除くことができる。
以上のようにして搬送パスL又はL’に詰まったジャム紙を取り除くジャム処理が終了すると、垂直搬送カバー24全体を閉じれば、先ず、内カバー24Bは装置本体100に仮保持され、その後に外カバー24Aが不図示のフックによって固定されてその閉じ状態がロックされる。
而して、本発明によれば、軸受29の外周に半月状の鍔29aを形成し、該鍔29aを抜け止め部材30に形成されたスリット溝30aに係合させることによってレジストローラ19の軸方向の位置決めを行うようにしたため、既存の部品を利用してレジストローラ19の軸方向の位置決めを行うことができ、これによって部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
又、本発明によれば、軸受29の鍔29aと抜け止め部材30を通紙領域内に配置するとともに、鍔29aが通紙リブを兼ねるよう構成したため、カラーレーザープリンタの小型コンパクト化を図ることができる。
更に、本発明によれば、抜け止め部材30に形成されたフック部20Bに、内カバー24Bの搬送フレーム24aに形成された突起24bが係合するための外れ防止用の溝30bを形成したため、係止部の嵌め合い寸法をきつくしなくても抜け止め部材30の外れを防ぐことができる。このため、抜け止め部材30を容易に組み付けることができ、これによってレジストローラ19の組付性が高められる。
尚、以上は本発明をカラーレーザープリンタに適用した形態について説明したが、本発明は、単色のモノクロ画像形成装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
本発明に係るカラーレーザープリンタの斜視図である。 本発明に係るカラーレーザープリンタの内部構造を示す断面図である。 本発明に係るカラーレーザープリンタの垂直搬送カバー部分の斜視図である。 本発明に係るカラーレーザープリンタの垂直搬送カバーを開けた状態を示す斜視図である。 本発明に係るカラーレーザープリンタの垂直搬送カバーの内カバーを開けた状態を示す斜視図である。 本発明に係るカラーレーザープリンタの垂直搬送カバーの内面側斜視図である。 本発明に係るカラーレーザープリンタの内カバーのレジストローラ保持部の斜視図である。 本発明に係るカラーレーザープリンタの内カバーのレジストローラ保持部の斜視図 本発明に係るカラーレーザープリンタのレジストローラの保持構造を示す部分斜視図である。 本発明に係るカラーレーザープリンタのレジストローラ軸受の斜視図である。
符号の説明
1M マゼンタ画像形成ユニット
1C シアン画像形成ユニット
1Y イエロー画像形成ユニット
1K ブラック画像形成ユニット
2a〜2d 感光ドラム
3a〜3d 帯電ローラ
4a〜4d 現像装置
5a〜5d 転写ローラ
6a〜6d ドラムクリーニング装置
7 中間転写ベルト
8 二次転写対向ローラ
9 テンションローラ
10 二次転写ローラ
11 ベルトクリーニング装置
12a〜12d トナーコンテナ
13 レーザースキャナユニット(LSU)
14 給紙カセット
15 ピックアップローラ
16 フィードローラ
17 リタードローラ
18 搬送ローラ対
19 レジストローラ対
20 搬送ローラ対
21 排紙トレイ
22 定着装置
23 排紙ローラ対
24 垂直搬送カバー
24A 垂直搬送カバーの外カバー
24B 垂直搬送カバーの内カバー
24a 内カバーの搬送フレーム
24b 搬送フレームの突起
25,26 軸
27 二次転写ローラの回転軸
28 レジストローラの回転軸
29 軸受
29a 軸受の鍔
29b 軸受のバネ受け
30 抜け止め部材
30A 抜け止め部材の保持部
30B 抜け止め部材のフック部
30a 抜け止め部材のスリット溝
30b 抜け止め部材の外れ防止用溝
31 押圧バネ
100 画像形成装置本体
101 本体フレーム
102 カセット装着部
103 本体フレームの側板
104 係合部
105 案内部
L,L’ 搬送パス

Claims (2)

  1. ジャム処理時に開閉される垂直搬送カバーにレジストローラ対の一方を軸受及びこれを保持する抜け止め部材によって回転可能に保持するとともに、前記軸受を装置本体に形成された案内部に案内することによって前記レジストローラを装置本体に対して位置決めするようにした画像形成装置において、
    前記軸受の外周に半月状の鍔を形成し、該鍔を前記抜け止め部材に形成されたスリット溝に係合させることによって前記レジストローラの軸方向の位置決めを行うとともに、前記軸受の鍔と前記抜け止め部材を通紙領域内に配置し、該鍔が通紙リブを兼ねるよう構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記抜け止め部材にフック部を形成し、該フック部を搬送フレームに係止して抜け止め部材を固定するとともに、前記フック部に、前記搬送フレームに形成された突起が係合するための外れ防止用の溝を形成したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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