JP5203120B2 - 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加圧部材の加熱部材への加圧力(定着圧)を変更可能な定着装置及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、像担持体上に形成された静電潜像を現像装置によって現像してトナー像として顕像化し、このトナー像を用紙上に転写する。そして、トナー像が転写された用紙は、定着装置へと搬送され、該定着装置によって熱と圧力によってトナー像の定着を受けた後に機外に排出され、これによって一連の画像形成動作が完了する。
ところで、上記定着装置には、互いに当接して回転する加熱部材及び加圧部材が備えられており、加圧部材を加熱部材に押圧することによって両者間に所定の定着圧(ニップ圧)を確保するようにしている。
斯かる定着装置において紙詰まり(ジャム)が発生した場合、通常は開閉カバーを開いた後、加圧部材を加熱部材から離間させて加圧解除状態とし、両部材間に挟まれていたジャム紙を取り除く処理がなされるが、このジャム処理の作業性を向上させるために開閉カバーの開閉動作に連動して加圧部材を加圧状態又は加圧解除状態とする方式を採用した定着装置が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平9−034299号公報 特開平9−101696号公報 特開2008−122744号公報
ところで、開閉カバーの開閉動作に連動して加圧部材を加圧状態又は加圧解除状態とする方式を採用した定着装置には、加圧部材を加熱部材に押圧する回動可能な加圧レバーと、該加圧レバーに係合する加圧プレートと、開閉カバーの開閉動作に連動して回動する開閉レバーと、該開閉レバーと前記加圧プレートの間に介装された加圧スプリングを備え、前記開閉カバーの開閉動作に連動して前記開閉レバーを回動させて前記加圧スプリングの加圧力を変化させることによって前記加圧部材を加圧状態又は加圧解除状態とするようにしたものがある。
しかしながら、上記構成を採用する定着装置においては、開閉レバーの変形や加圧プレートの逃げ等に起因して加圧スプリングの付勢力(プリセット荷重)が変化し、最適な定着圧を得ることが不可能となったり、開閉レバーの復帰不良が発生する等の問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、定着圧を最適値に保って高質画像を安定的に得ることができる定着装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、互いに当接して回転する加熱部材及び加圧部材と、前記加圧部材を前記加熱部材に押圧する回動可能な左右一対の加圧レバーと、該加圧レバーに係合する左右一対の加圧プレートと、開閉カバーの開閉動作に連動して回動する左右一対の開閉レバーと、該開閉レバーと前記加圧プレートの間に介装された加圧スプリングと、前記加熱部材と前記加圧部材間の定着ニップに用紙を案内する搬送ガイドを備え、前記開閉カバーの開閉動作に連動して前記開閉カバーを回動させて前記加圧スプリングの加圧力を変化させることによって前記加圧部材を加圧状態又は加圧解除状態とするようにした定着装置において、加圧状態で、左右一対の前記開閉レバーを連結する軸の長手方向中央部を押さえて前記開閉レバーの位置を規制するフック状の押さえリブと、前記加圧プレートに近接配置されて該加圧プレートの位置を規制する規制リブを前記搬送ガイドに設けたことを特徴とする。
請求項記載の画像形成装置は、請求項1記載の定着装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、搬送ガイドに設けられた押さえリブや規制リブ等の位置規制部材によって開閉レバーと加圧プレートの位置が規制され、開閉レバーの変形や加圧プレートの逃げ等の発生が防がれる。このため、開閉レバーと加圧プレート間の距離が変化せず、両者間に介装された加圧スプリングの付勢力(プリセット荷重)が最適値(設計値)に保持され、適正な定着圧が保持されて高質画像が安定的に得られるとともに、開閉レバーの復帰不良等の問題が解消される。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[画像形成装置]
図1は本発明に係る画像形成装置の一形態としてのカラーレーザープリンタの断面図、図2は同カラーレーザープリンタの開閉カバーを開いた状態の斜視図である。
本実施の形態に係るカラーレーザープリンタはタンデム型であって、図1に示すように、その本体100内の中央部には、マゼンタ画像形成ユニット1M、シアン画像形成ユニット1C、イエロー画像形成ユニット1Y及びブラック画像形成ユニット1Kが一定の間隔でタンデムに配置されている。
上記各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kには、像担持体である感光ドラム2a,2b,2c,2dがそれぞれ配置されており、各感光ドラム2a〜2dの周囲には、帯電器3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写ローラ5a,5b,5c,5d及びドラムクリーニング装置6a,6b,6c,6dがそれぞれ配置されている。
ここで、前記感光ドラム2a〜2dは、ドラム状の感光体であって、不図示の駆動モータによって図示矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。又、前記帯電器3a〜3dは、不図示の帯電バイアス電源から印加される帯電バイアスによって感光ドラム2a〜2dの表面を所定の電位に均一に帯電させるものである。
更に、前記現像装置4a〜4dは、マゼンタ(M)トナー、シアン(C)トナー、イエロー(Y)トナー、ブラック(K)トナーをそれぞれ収容しており、各感光ドラム2a〜2d上に形成された各静電潜像に各色のトナーを付着させて各静電潜像を各色のトナー像として可視像化するものである。
又、前記転写ローラ5a〜5dは、各一次転写部にて中間転写ベルト7を介して各感光ドラム2a〜2dに当接可能に配置されている。ここで、中間転写ベルト7は、二次転写対向ローラ8とテンションローラ9との間に張設されて各感光ドラム2a〜2dの上面側に走行可能に配置されており、前記二次転写対向ローラ8は、二次転写部において中間転写ベルト7を介して二次転写ローラ10に当接可能に配置されている。又、テンションローラ9の近傍にはベルトクリーニング装置11が設けられている。
ところで、装置本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの上方には、前記各現像装置4a〜4dにトナーを補給するためのトナーコンテナ12a,12b,12c,12dが一列に並設されている。
又、装置本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの下方にはレーザースキャナユニット(LSU)13が配置され、その下方の本体100の底部には給紙カセット14が着脱可能に設置されている。そして、給紙カセット14には複数枚の不図示の用紙が積層収容されており、この給紙カセット14の近傍には、給紙カセット14から用紙を取り出すピックアップローラ15と、取り出された用紙を分離して搬送パスLへと1枚ずつ送り出すフィードローラ16とリタードローラ17が設けられている。
又、装置本体100の側部を上下方向に延びる前記搬送パスLには、用紙を搬送する搬送ローラ対18と、用紙を一時待機させた後に所定のタイミングで前記二次転写対向ローラ8と二次転写ローラ10との当接部である二次転写部へと供給するレジストローラ対19が設けられている。尚、搬送パスLの横には、用紙の両面に画像を形成する場合に使用される別の搬送パスL’が形成されており、この搬送パスL’には複数の搬送ローラ対20が適当な間隔で設けられている。
ところで、装置本体100内の一側部に縦方向に配置された前記搬送パスLは、装置本体100の上面に設けられた排紙トレイ21まで延びており、その途中には本発明に係る定着装置22と排紙ローラ対23,24が設けられている。尚、図2に示すように、本体100の前面には開閉可能な開閉カバー(フロントカバー)101が設けられており、前記定着装置22等において用紙がジャムしたような場合には、開閉カバー101が図示のように開けられてジャム紙を取り除く等の処理がなされる。
次に、以上の構成を有するカラーレーザープリンタによる画像形成動作を図1に基づいて説明する。
画像形成開始信号が発せられると、各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kにおいて各感光ドラム2a〜2dが図1の矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動され、これらの感光ドラム2a〜2dは、帯電器3a〜3dによって一様に帯電される。又、レーザースキャナユニット13は、各色毎のカラー画像信号によって変調されたレーザー光を出射し、そのレーザー光を各感光ドラム2a〜2dの表面に照射し、各感光ドラム2a〜2d上に各色のカラー画像信号に対応した静電潜像をそれぞれ形成する。
そして、先ず、マゼンタ画像形成ユニット1Mの感光ドラム2a上に形成された静電潜像に、該感光ドラム2aの帯電極性と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aによってマゼンタトナーを付着させ、該静電潜像をマゼンタトナー像として可視像化する。このマゼンタトナー像は、感光ドラム2aと転写ローラ5aとの間の一次転写部(転写ニップ部)において、トナーと逆極性の一次転写バイアスが印加された転写ローラ5aの作用によって、図1の矢印方向に回転駆動されている中間転写ベルト7上に一次転写される。
上述のようにしてマゼンタトナー像が一次転写された中間転写ベルト7は、次のシアン画像形成ユニット1Cへと移動する。そして、シアン画像形成ユニット1Cにおいても、前記と同様にして、感光ドラム2b上に形成されたシアントナー像が一次転写部において中間転写ベルト7上のマゼンタトナー像に重ねて転写される。
以下同様にして、中間転写ベルト7上に重畳転写されたマゼンタ及びシアントナー像の上に、イエロー及びブラック画像形成ユニット1Y,1Kの各感光ドラム2c,2d上にそれぞれ形成されたイエロー及びブラックトナー像が各一次転写部において順次重ね合わせられ、中間転写ベルト7上にはフルカラーのトナー像が形成される。尚、中間転写ベルト7上に転写されないで各感光ドラム2a〜2d上に残留する転写残トナーは、各ドラムクリーニング装置6a〜6dによって除去され、各感光ドラム2a〜2dは次の画像形成に備えられる。
そして、中間転写ベルト7上のフルカラートナー像の先端が二次転写対向ローラ8と二次転写ローラ10間の二次転写部(転写ニップ部)に達するタイミングに合わせて、給紙カセット14からピックアップローラ15とフィードローラ16及びリタードローラ17によって搬送パスLへと送り出された用紙がレジストローラ対19によって二次転写部へと搬送される。そして、二次転写部に搬送された用紙に、トナーと逆極性の二次転写バイアスが印加された二次転写ローラ10によってフルカラーのトナー像が中間転写ベルト7から一括して二次転写される。
而して、フルカラーのトナー像が転写された用紙は、定着装置22へと搬送され、フルカラーのトナー像が加熱及び加圧されて用紙の表面に熱定着され、トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ対23,24によって排紙トレイ21上に排出されて一連の画像形成動作が完了する。尚、用紙上に転写されないで中間転写ベルト7上に残留する転写残トナーは、前記ベルトクリーニング装置11によって除去され、中間転写ベルト7は次の画像形成に備えられる。
[定着装置]
次に、本発明に係る前記定着装置22の詳細を図3〜図9に基づいて説明する。
図3は本発明に係る定着装置の斜視図、図4及び図5は同定着装置の断面図、図6は同定着装置の定着圧軽減機構の構成を示す斜視図、図7は搬送ガイドの斜視図である。
図4及び図5に示すように、定着装置22は、互いに当接して回転する加熱ローラ25と加圧ローラ26をハウジング27内に収容して構成されており、これらの加熱ローラ25と加圧ローラ26は、図4及び図5の紙面垂直方向に沿って平行且つ回転可能に配されている。そして、加圧ローラ26は、後述の加圧機構によって加熱ローラ25に加圧されることによって両ローラ25,26間に所定圧(定着圧)の定着ニップNが形成されている。尚、中空状の加熱ローラ25内には、加熱源である不図示のヒータが収容されている。
又、定着装置22のハウジング27内には、加熱ローラ25と加圧ローラ26間の定着ニップNに用紙を案内するための搬送ガイド28が設けられている。
而して、前述のように、二次転写ローラ10によってフルカラーのトナー像が中間転写ベルト7から一括して二次転写された用紙は、定着装置22へと搬送され、該定着装置22の加熱ローラ25と加圧ローラ26間の定着ニップNに挟持されて搬送される過程で加熱及び加圧されることによってフルカラーのトナー像の定着を受ける。そして、トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ対23,24によって排紙トレイ21へと排出される。
次に、加圧ローラ26を加熱ローラ25に加圧するための加圧機構について説明する。
加圧ローラ26の回転軸29(図6参照)の軸方向両端には、図4〜図6に示すように左右一対の加圧レバー30が回動可能に支持されており、図4及び図5に示すように、各加圧レバー30の一端には爪30aが形成されており、該爪30aは図6に示す左右の側板40に形成された係合孔40aに係合している。従って、各加圧レバー30を爪30aを中心として回動させれば、回転軸29と共に加圧ローラ26も爪30aを中心として回動し、各加圧レバー30を図4〜図6の時計方向に回動させれば、加圧ローラ26が加熱ローラ25に加圧され、両ローラ25,26間に所定圧の定着ニップNが形成される。
又、図4に示すように、各加圧レバー30の他端(先端)には係合溝30bが形成されており、この係合溝30bには側面視L字状に屈曲した左右一対の各加圧プレート31が係合している。即ち、図6に示すように、各加圧プレート31には上下に長い矩形状の係合孔31aが形成されており、この係合孔31aに各加圧レバー30の先端部が通され、該先端部に形成された前記係合溝30bが加圧プレート31の係合孔31aに係合している。
更に、図3〜図6に示すように、左右一対の前記加圧レバー30の近傍には、前記開閉カバー101(図1及び図2参照)の開閉動作に連動して軸32を中心として回動する左右一対の開閉レバー33が本体フレーム側に設けられており、各開閉レバー33の一端にはロッド34の上端が連結されている。左右一対の各ロッド34は前記加圧プレート31と左右の各側板40のブラケット40bを貫通してこれらの下方に延びている。そして、各ロッド34の外周の前記開閉レバー33と前記加圧プレート31の間には加圧スプリング35が介装されている。
ところで、図7に示すように、前記搬送ガイド28の用紙幅方向中央の上端には左右一対のフック状の押さえリブ28aが形成されており、これらの押さえリブ28aは、図3及び図5に示すように、左右一対の前記開閉レバー33を連結する前記軸32に係合して開閉レバー33の位置を規制する位置規制手段を構成している。
又、図7に示すように、搬送ガイド28の内面の左右両端には、左右一対の前記加圧プレート31の背面側に位置する各2つの規制リブ28b,28cが一体に突設されている。これらの規制リブ28b,28cは、左右の各加圧プレート31の背面側に近接配置されることによって各加圧プレート31の位置を規制する位置規制手段を構成している。
更に、搬送ガイド28の外面側には、図3に示すように、用紙幅方向(図3の左右方向)にスライド可能な定着圧切替レバー36が設けられている。この定着圧切替レバー36は、封筒等の厚紙を通紙する場合、その両端部が加圧プレート31と側板40のブラケット40bとの間に挿入されることによって加圧プレート31の下方への移動を規制するものであって、このように加圧プレート31の下方への移動が規制されることによって加圧ローラ26が加熱ローラ25から離れる方向に移動し、この結果、加熱ローラ25と加圧ローラ26間のニップ量が軽減される。
以上のように構成された定着装置22に普通紙が通紙される場合には、開閉カバー101を図1に示すように閉じると、図4に示すように、開閉レバー33が開閉カバー101によって軸32を中心として矢印a方向に回動して図示のようにロッド34を押し下げるため、該開閉レバー33と加圧プレート31間に介装された加圧スプリング35が押し縮められ、その反力(バネ力)が加圧プレート31を介して加圧レバー30に伝達され、該加圧レバー30の先端部が加圧スプリング35の反力によって押し下げられる。このため、加圧レバー30は、爪30aを中心として図4の時計方向に回動して加圧ローラ26を加熱ローラ25に加圧し、これによって加圧ローラ26と加熱ローラ25間には所定圧の定着ニップNが形成され、この定着ニップNを普通紙が通過することによってトナー像が加熱及び加圧されて普通紙上に定着される(通常加圧モード)。
そして、例えば定着装置22にジャムが発生したために開閉カバー101を図2に示すように開けると、該開閉カバー101による開閉レバー33の規制が解除され、加圧スプリング35は自由長まで延びるため、開閉レバー33は軸32を中心として図4の矢印b方向に回動する。このため、今まで加圧スプリング35によって加圧プレート31を押し下げていた反力が0となり、従って、加圧ローラ26の加圧力も0となって定着圧が解除(定着圧解除状態)され、加圧ローラ26と定着ローラ25間の定着ニップNに挟持されていたジャム紙を容易に取り除くことができる。
ところで、開閉カバー101を閉じて画像形成動作を行っている状態で封筒等の厚紙を通紙する場合には、前述のように定着圧切替レバー36をスライドさせ、その両端部を加圧プレート31と側板40のブラケット40bとの間に挿入すれば、加圧プレート31の下方への移動が規制されるため、加圧ローラ26が加熱ローラ25から離れる方向に移動し、この結果、加熱ローラ25と加圧ローラ26間のニップ量が軽減される。
以上において、本発明に係る定着装置22によれば、搬送ガイド28に設けられた押さえリブ28aによって開閉バー33の位置が規制されるとともに、左右の規制リブ28b,28cによって左右の加圧プレート31の位置が規制されるため、開閉レバー33の変形や加圧プレート31の逃げ等の発生が防がれる。このため、開閉レバー33と加圧プレート31巻の距離が変化せず,両者間に介装された加圧スプリング35の付勢力(プリセット荷重)が最適値(設計値)に保持され、適正な定着圧が保持されて高質画像が安定的に得られるとともに、開閉レバー33の復帰不良等の問題が解消される。
尚、以上は特にカラーレーザープリンタとこれに備えられたローラ式の定着装置に対して本発明を適用した形態について説明したが、本発明は、単色のモノクロ画像形成装置とこれに備えられた定着装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。又、定着装置は、ローラ式以外のベルト式のものであっても良い。
本発明に係るカラーレーザープリンタの断面図である。 本発明に係るカラーレーザープリンタの開閉カバーを開いた状態の斜視図である。 本発明に係る定着装置の斜視図である。 本発明に係る定着装置の断面図である。 本発明に係る定着装置の断面図である。 本発明に係る定着装置の定着圧軽減機構の構成を示す斜視図である。 本発明に係る定着装置の搬送ガイドの斜視図である。
符号の説明
1M マゼンタ画像形成ユニット
1C シアン画像形成ユニット
1Y イエロー画像形成ユニット
1K ブラック画像形成ユニット
2a〜2d 感光ドラム
3a〜3d 帯電器
4a〜4d 現像装置
5a〜5d 転写ローラ
6a〜6d ドラムクリーニング装置
7 中間転写ベルト
8 二次転写対向ローラ
9 テンションローラ
10 二次転写ローラ
11 ベルトクリーニング装置
12a〜12d トナーコンテナ
13 レーザースキャナユニット(LSU)
14 給紙カセット
15 ピックアップローラ
16 フィードローラ
17 リタードローラ
18 搬送ローラ対
19 レジストローラ対
20 搬送ローラ対
21 排紙トレイ
22 定着装置
23,24 排紙ローラ対
25 加熱ローラ(加熱部材)
26 加圧ローラ(加圧部材)
27 定着装置のハウジング
28 搬送ガイド
28a 搬送ガイドの押さえリブ(開閉レバーの位置規制手段)
28b,28c 搬送ガイドの規制リブ(加圧プレートの位置規制手段)
29 加圧ローラの回転軸
30 加圧レバー
30a 加圧レバーの爪
30b 加圧レバーの係合溝
31 加圧プレート
31a 加圧プレートの係合孔
32 開閉レバーの軸
33 開閉レバー
34 ロッド
35 加圧スプリング
36 定着圧切替レバー
40 側板
40a 側板の係合孔
40b 側板のブラケット
100 画像形成装置本体
101 開閉カバー(フロントカバー)
L,L’ 搬送パス
N 定着ニップ

Claims (2)

  1. 互いに当接して回転する加熱部材及び加圧部材と、前記加圧部材を前記加熱部材に押圧する回動可能な左右一対の加圧レバーと、該加圧レバーに係合する左右一対の加圧プレートと、開閉カバーの開閉動作に連動して回動する左右一対の開閉レバーと、該開閉レバーと前記加圧プレートの間に介装された加圧スプリングと、前記加熱部材と前記加圧部材間の定着ニップに用紙を案内する搬送ガイドを備え、前記開閉カバーの開閉動作に連動して前記開閉カバーを回動させて前記加圧スプリングの加圧力を変化させることによって前記加圧部材を加圧状態又は加圧解除状態とするようにした定着装置において、
    加圧状態で、左右一対の前記開閉レバーを連結する軸の長手方向中央部を押さえて前記開閉レバーの位置を規制するフック状の押さえリブと、前記加圧プレートに近接配置されて該加圧プレートの位置を規制する規制リブを前記搬送ガイドに設けたことを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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