JP2000238955A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JP2000238955A
JP2000238955A JP11042901A JP4290199A JP2000238955A JP 2000238955 A JP2000238955 A JP 2000238955A JP 11042901 A JP11042901 A JP 11042901A JP 4290199 A JP4290199 A JP 4290199A JP 2000238955 A JP2000238955 A JP 2000238955A
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JP
Japan
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lever
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JP11042901A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kakiuchi
勉 垣内
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿サイズに応じて排紙トレイのガイドの高
さを変更でき、省スペース(小型化)に好適で、大サイ
ズ及び小サイズ原稿のスタック性を保証することが可能
な自動原稿搬送装置を提供する。 【解決手段】 両面排紙トレイ60に高さを変更可能な
可動凸部81aを有するガイド部材81を設け、ユーザ
の原稿サイズに応じたレバー操作に従い、可動凸部81
aの高さを変更可能とする。また、排紙時には先端突き
当て部60b及び後端突き当て部60aに大サイズ原稿
の先端及び小サイズ原稿の後端がそれぞれ突き当たるよ
うに構成する。なお、操作レバー(図示せず)の移動位
置には排紙原稿の当該サイズを表示し、ユーザが原稿サ
イズを容易に認識できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置における自動原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機本体に装着された上送り方
式の自動原稿搬送装置においては、給紙テーブルに画像
面を上向きにして原稿が積載されると、原稿セットセン
サにより原稿セットが検知され、給紙準備動作で給紙テ
ーブルの底板が上昇し、原稿上面が呼び出しコロに当接
し加圧される。前記原稿の画像面が呼び出しコロに当接
した状態で、ユーザが装置本体のスタートボタンを押下
するとコピー動作が開始され、給紙原稿は1枚ずつ読取
位置へ分離搬送されて動作モード(片面/両面モード)
に従って画像面を読み取られた後、装置に装着された片
面モード用の排紙トレイあるいは給紙テーブル下方に設
けられた両面モード用の排紙トレイへ排紙される。
【0003】この給紙テーブル下方に設けられた両面モ
ード用の排紙トレイ上には、排紙された原稿のスタック
性を向上させるため、図8に示すように排紙方向に沿っ
て山状ガイド板72が設けられていた。排紙原稿は、こ
の山状ガイド板72の排紙方向上流から下流向かって高
くなるように形成された斜面72aに接触するが、その
原稿が小サイズであって山状ガイド板の凸部高さh1が
低い場合(あるいは凸部の斜面が緩やかな場合)、図9
(a)に示すように排紙速度によっては先に排紙された
原稿s1を次に排紙された原稿s2が乗り越えてしま
い、原稿回収時に頁順が乱れるおそれがある。また、そ
の原稿が大サイズ(あるいはカールした原稿)であって
山状ガイド板72の凸部高さh2が高い場合(あるいは
凸部の斜面が急か場合)、図9(b)に示すようにその
原稿s3が給紙テーブル74に衝突して原稿が破損した
り排紙JAMが発生するおそれがある。
【0004】そこで、特開平5−97313号公報に記
載されている装置は、その山状ガイド板を水平(前後方
向)にスライド可能とし、原稿の長さや腰の強さによっ
て山状ガイド位置を調節するように構成されている。す
なわち、山状ガイド板の高さあるいは傾斜を変更せずに
前後方向に移動させている。
【0005】また、特開平7−179259号公報に記
載されている装置は、両面排紙トレイのベーストレイ部
に貫通孔を設け、その貫通孔にリブ状(山状)突起を係
止し、そのリブ状突起の脚部が貫通孔から垂下するよう
に構成する一方、ベーストレイ部の下方に排紙方向へ摺
動自在でその一部にスロープが形成されたスライドトレ
イ部を設け、そのスライドトレイ部とリブ状突起の脚部
を当接して、そのスライドトレイ部をスライドさせるこ
とにより、リブ状突起の高さ及び傾斜を変更可能に構成
されている。このように構成することにより、大サイズ
原稿の排紙時に搬送抵抗を増大させて原稿が両面排紙ト
レイから飛び出すことを防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平5−973
13号公報に記載された技術では、山状ガイド板の高さ
あるいは傾斜を変更せずに前後方向にスライドさせる方
式なので、特に小サイズの原稿を排紙する際に回収原稿
の頁順が乱れたり、排紙トレイの突き当て部73に原稿
が突き当たらずスタック性が不良となるおそれがあると
ともに、装置を小型化することが難しい。
【0007】また、特開平7−179259号公報に記
載された技術では、リブ状突起の高さ及び傾斜を変更す
ることができるがスライドトレイ部をスライドさせる方
式なので、大きなスペースを必要として装置を小型化す
ることが難しいとともに、部品点数も多くコスト高とな
ってしまう。すなわち、小型化が求められている自動原
稿搬送装置の排紙部においては、スタック性を向上させ
るために排紙部自体に大きな角度(傾斜)を持たせるこ
とは好ましくない。なお、特開平7−179259号公
報に記載された技術では、小サイズの原稿を排紙する際
のスタック性については配慮がなされていない。
【0008】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、原稿サイズに応じて排紙トレイのガイドの高さを変
更でき、省スペース(小型化)に好適で大サイズ及び小
サイズ原稿のスタック性を保証することが可能な自動原
稿搬送装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿を読取位置まで搬送し、読み取り後の原稿を排紙収
容手段に排紙する自動原稿搬送装置であって、前記排紙
収容手段には、排紙可能な最大サイズの原稿の先端が突
き当たる先端突き当て部材と、高さを変更可能な凸部材
と、を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1において
前記凸部材の高さを変更するための操作レバーを備え、
該操作レバーの移動位置に当該排紙原稿のサイズを表示
したことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、原稿を読取位置ま
で搬送し、読み取り後の原稿を排紙する自動原稿搬送装
置であって、複数の原稿を積み重ねた状態で収容する原
稿収容手段と、該原稿収容手段の下方に配置され、読み
取り後の排紙原稿を収容する排紙収容手段と、該排紙収
容手段で、排紙可能な最小サイズの原稿の後端が突き当
たる後端突き当て部材と、該排紙収容手段で、排紙面上
に突出した凸部材と、該凸部材の高さを変更するための
高さ変更手段と、を備え、凸部材の高さを当該排紙原稿
のサイズに応じて変更することを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3において
前記高さ変更手段を操作するための操作レバーを備え、
該操作レバーの移動位置に当該排紙原稿のサイズを表示
し、当該排紙原稿のサイズに応じて凸部材の高さを任意
に変更可能としたことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4において
前記操作レバーの移動位置を検知する操作レバー検知手
段と、前記高さ変更手段を駆動する高さ変更駆動手段
と、を備え、操作レバー検知手段の検知情報に基いて高
さ変更駆動手段を駆動することにより、凸部材の高さを
任意に変更可能としたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面により説明する。図1〜図5は、本発明の実施の一形
態を示す複写機の本体に装着された自動原稿搬送装置の
構成を示し、図6はその複写機の制御部の構成を示す。
【0015】自動原稿搬送装置(以下、ADFと記す)
1は、画像形成装置(複写機)の本体2に装着されてい
る。そのADF1には、分離ベルト9、分離コロ10か
らなる給紙/分離機構を含む給紙部70、搬送ベルト1
3等からなる搬送部80、及び排紙ローラ16等からな
る排紙部90を備える。また、ADF1には、本体2の
操作部43のスタートボタン(図示せず)の押下によ
り、本体2側から送信されたコピースタート信号(図6
に示す給紙開始信号)を受信入力する入力手段(CPU
29等)を有する。この給紙開始信号は、底板7を所定
位置(原稿上面に当接する位置)まで上昇させ、呼び出
しコロ8を駆動回転して給紙テーブル(=原稿収容手
段)6上の原稿sを給紙する動作を開始させるものであ
る。また、CPU29の制御により、呼び出しコロ8、
分離ベルト9、分離コロ10、プルアウトローラ11、
及び搬送ローラ12は、給紙モータ(本実施形態ではス
テッピングモータにて構成)30にて駆動される。
【0016】前記給紙部70には、シート状の原稿sを
積み重ねた状態で収容する給紙テーブル6、給紙テーブ
ル6に原稿がセットされたことを検知する原稿セットセ
ンサ21、給紙テーブル6に収容された最上位の原稿に
当接し、その原稿を給紙するための呼び出しコロ8、給
紙テーブル6に収容された原稿sの給紙方向側を持ち上
げ、呼び出しコロ8に最上位の原稿が当接する位置まで
上昇する底板7等を有する。
【0017】この底板7は、CPU29が原稿セットセ
ンサ21、給紙位置センサ50等からの検知情報を得
て、モータドライバ(Trアレイ)を介し底板上下用モ
ータ(本実施形態ではステッピングモータにて構成)3
3を駆動制御することによって、上昇下降するものであ
る。すなわち、底板上下用モータ33の駆動によって底
板7は回転支点7aを中心にa,b方向に上下動可能に
構成されている。
【0018】また、呼び出しコロ8は図示しない呼び出
しコロブラケットに保持され、この呼び出しコロブラケ
ットには、図示しない給紙駆動軸を中心として回転自在
なレバー(2本のアームから構成される)の一方のアー
ム端が当接している。さらに、前記レバーの他方のアー
ム端は呼び出しコロ上下用モータ35の駆動軸に設けら
れた図示しないカムに当接している。そして、呼び出し
コロ上下用モータ35の駆動によって前記カムが回転す
ることにより、呼び出しコロ8がc,d方向に上下動す
るように構成されている。
【0019】このような構成により、呼び出しコロ8は
原稿未セット時には前記レバーによりc方向に持ち上げ
られている。原稿セットセンサ21が原稿セットを検知
すると、呼び出しコロ上下用モータ35の駆動による前
記カムの回転で前記レバーの付勢が解除され、呼び出し
コロ8は自重によってd方向に下降する。そして、底板
7が底板上下用モータ33の駆動によってa方向に上昇
すると、前述のように下降した呼び出しコロ8は、底板
7上の原稿上面に当接してc方向に押し上げられ、給紙
位置センサ50がこの呼び出しコロ8を検知することに
よって給紙適正位置(底板7の上昇位置)を決定するよ
うに構成されている。
【0020】また、給紙ベルト9は給紙モータ30によ
り給紙方向に駆動され、分離コロ10は給紙モータ30
により給紙と逆方向に回転駆動され、最上位の原稿に対
してその下の原稿を分離して最上位の原稿のみを給紙す
る分離動作を行うように構成されている。この分離コロ
10は、図示しないトルクリミッタを介して分離コロ軸
に支持されており、そのトルクリミッタのトルクよりも
大きい外力が分離コロ10に与えられると給紙方向に回
転し、そのトルクよりも小さい外力が与えられても給紙
方向に回転しないように構成されている。
【0021】なお、給紙ベルト9が掛け渡されているフ
ィードコロのフィード軸にはワンウェイクラッチ付フィ
ードギヤが設けられ、そのフィード軸がフィードコロ及
びワンウェイクラッチ付フィードギヤを軸支するように
構成されている。このワンウェイクラッチ付フィードギ
ヤには呼び出しコロ8のコロ軸がギヤを介して連結され
ているので、給紙モータ30が給紙方向に駆動する場合
は給紙ベルト9が給紙方向に回転すると共に、呼び出し
コロ8も給紙方向に従動する。一方、給紙モータ30が
給紙方向と逆方向に駆動する場合はワンウェイクラッチ
の作動によって、給紙ベルト9への駆動力伝達は行われ
ず、呼び出しコロ8への駆動力伝達も行われないので、
呼び出しコロ8は従動しない。
【0022】また、プルアウトローラ11は給紙モータ
30により駆動され、原稿分離後に給紙ベルト9により
搬送されてきた原稿を搬送ローラ12まで搬送する。
【0023】また、プルアウトセンサ51は光学式反射
形センサであって、プルアウトローラ11により搬送さ
れた原稿を検知すると共に、原稿先後端を検知すること
によりモータパルスから原稿の搬送方向の長さを検知す
るためにも用いられる。このプルアウトセンサ51が原
稿先端を検知したところで原稿の分離動作は終了し、搬
送ローラ12を経由して原稿をコンタクトガラス19上
へ搬送する。この時、給紙モータ30は分離動作時の正
転から逆転に駆動方向が変更される。これにより、前述
のように呼び出しコロ8と給紙ベルト9への駆動は伝達
されなくなり、分離動作時と同様にプルアウトローラ1
1と搬送ローラ12は原稿を搬送する方向に回転駆動さ
れ、分離コロ10は原稿の搬送と反対方向に回転駆動さ
れる。なお、プルアウトローラ11と搬送ローラ12に
よって原稿が搬送されるときに、呼び出しコロ8が原稿
束の最上面を加圧するので、下の原稿が連れ回られて分
離部に搬送されることを防止できる。
【0024】また、原稿幅センサ62は奥行き方向に3
個並べで設置された光学式反射形センサであって、原稿
の幅を検知するために用いられる。
【0025】また、レジストセンサ15は搬送ローラ1
2により搬送された原稿を検知する光学式反射形センサ
であって、コンタクトガラス19上に原稿を停止させる
ためのタイミングセンサとして用いられると共に、JA
M検知用及び原稿長さ検知用を兼ねている。
【0026】また、前記搬送部80の搬送ベルト駆動ロ
ーラ52にはゴムや布製の無端ベルト(搬送ベルト)1
3が掛け渡されており、搬送モータ(本実施形態ではス
テッピングモータにて構成)31で搬送ベルト駆動ロー
ラ52を駆動することによって搬送ベルト13が回転駆
動されるように構成されている。
【0027】この搬送ベルト13は、原稿スケール20
及びコンタクトガラス19に接しており、搬送ベルト1
3とコンタクトガラス19の間に原稿が入り、その原稿
は、コンタクトガラス19と原稿、及び搬送ベルト13
と原稿の摩擦係数の差によってコンタクトガラス19上
を搬送される。なお、原稿スケール20の端部は、コン
タクトガラス19上面より僅かに高くなっていて、原稿
端を原稿スケール20の端部に突き当ててセットするこ
とにより、スキューを補正してレジストの合った画像を
読み取るように構成されている。
【0028】また、前記排紙部90において、排紙セン
サ(本実施形態では光学式反射形センサにて構成)54
は、搬送ベルト13により搬送されてきた原稿を検知す
るものである。一方、反転センサ(本実施形態では光学
式反射形センサにて構成)26の検知情報は、排紙時あ
るいは反転時における搬送方向変更用の切換え爪の変更
タイミング制御のトリガとして使用される。
【0029】また、排紙ローラ16、片面排紙ローラ5
5、両面排紙ローラ59はCPU29の制御で、排紙モ
ータ(本実施形態ではステッピングモータにて構成)3
2によって駆動される。例えば、片面原稿を排紙する場
合は排紙切換爪56が反転ソレノイドにより、e方向に
原稿が搬送される方向に切り換えられる。こうすること
により、原稿は排紙ローラ16、片面排紙ローラ55に
より搬送され片面排紙トレイ17に排出される。また、
両面原稿を反転させてコンタクトガラス19上へ搬送す
る場合には、排紙切換爪56をf方向に原稿が搬送され
るように切り換え、排紙反転切換爪58は図示しない反
転ソレノイドによりh方向に原稿が搬送されるように切
り換わる。その状態で、原稿は排紙ローラ16により搬
送され、原稿面が反転されてコンタクトガラス19上へ
送られる。ここで反転された原稿を片面排紙トレイ17
へ排出すると原稿束の頁順が逆になって不便なので、反
転原稿の排出は両面排紙トレイ60上へ行われる。この
時、排紙切換爪56はf方向へ、排紙反転切換爪58は
g方向へ、原稿を搬送可能に切り換わり、その原稿は両
面排紙ローラ59によって両面排紙トレイ60上に排紙
される。
【0030】また、反転センサ26は光学式反射形セン
サであって、原稿反転時及び両面排紙時の排紙切換爪5
6の変更タイミング制御のトリガとして、また両面排紙
時の排紙反転切換爪58の変更タイミング制御のトリガ
として使用される。
【0031】また、片面排紙トレイ17は装置本体2に
着脱自在に設けられて、装置本体2に装着されたかをト
レイセンサ64により検知するように構成されている。
【0032】また、両面排紙トレイ(=排紙収容手段)
60上には図2に示すようにガイド部材81の可動凸部
81aが複数突出しており、この可動凸部(=凸部材)
81aの高さを、両面排紙トレイ60上のレバー(=操
作レバー)85を矢印方向に操作することによってユー
ザが任意に変更するように構成されている。このレバー
85を操作する際の移動位置には、その移動位置に対応
した原稿サイズ(A5(小サイズ)、A3(大サイズ)
等)を示す表示がなされている。なお、大サイズ原稿と
小サイズ原稿の境目は可動凸部81aの頂点と両面排紙
ローラ59下方の後端突き当て部(=後端突き当て部
材)60aとの間の距離によるものとする。さらに、複
数のガイド部材81は図3(a)に示すように軸82に
支持されおり、この軸82は本体側に回動自在にされて
いる。また、レバー85は図3(b)に示すようにレバ
ー軸84の端部に取り付けられており、このレバー軸8
4はその奥側(レバー85取り付け位置と反対側)に設
けられた回転軸83に支持されている。また、レバー軸
84は複数のガイド部材81の底面に接触している。
【0033】また、回転軸83は両面排紙トレイ60の
下面で支持されている。例えば、図4(a)に示すよう
に回転軸83が両面排紙トレイ60に設けた軸受け孔を
貫通し、両面排紙トレイ60によって回転軸83を回転
可能に支持されるように構成する。あるいは、図4
(b)に示すように両面排紙トレイ60の下面に取り付
けられたボス部86aの先端のEリング溝86bを、レ
バー軸84に設けた切り込み溝に挿入・嵌合し、両面排
紙トレイ60によって回転軸83を回転可能に支持す
る。従って、レバー85は回転軸83を中心にして左右
(矢印方向)に移動可能である。なお、本実施形態では
軸82、回転軸83(あるいはボス部86a、Eリング
溝86b)、レバー軸84、等が高さ変更手段を構成す
る。
【0034】このような構成により、レバー軸84が左
右に移動するとレバー軸84は複数のガイド部材81底
部の斜面に接触しながら水平に回転する。一方、ガイド
部材81は軸82を中心として垂直に回転可能なので、
その斜面でレバー軸84により上昇あるいは下降する。
このガイド部材81の上昇下降動作に伴い、両面排紙ト
レイ60上に突出する可動凸部81aの頂点の高さが増
減する。この可動凸部81aの頂点の高さは、図5
(a)に示すようにA3サイズ(最大サイズ)を示す位
置に合わせてレバー85を移動操作した場合に最も低く
なり(h1)、図5(b)に示すようにA5サイズ(最
小サイズ)を示す位置にレバー85を移動操作した場合
には最も高くなるように(h2)、予め設定されてい
る。図5(b)に対応する両面排紙トレイ60のレバー
85の図中左端の移動位置には最小サイズ表示をし(図
2のA5表示)、図5(a)に対応する両面排紙トレイ
60のレバー85の図中右端の移動位置には最大サイズ
表示する(図2のA3表示)。
【0035】さらに、ADF1には、ヒンジ等からなる
本体2側のリフトアップ手段(図示せず)にて、ADF
1がリフトアップされたことを検知するためのリフトア
ップセンサ(光学式反射形センサ)27を有する。な
お、本実施形態では、各モータ30〜33,35は各々
独立に駆動可能に構成されている。
【0036】一方、本体2には、画像読取部(スキャ
ナ)61、図示しない画像形成部、等を備える。このス
キャナ61はスキャナユニット内に位置し、ミラー、光
源、結像レンズ、シェーディング板、光電変換素子(C
CDラインセンサ)、スキャナモータ、等から構成され
ている。そして、スキャナ61は圧板モードあるいは自
動給紙モードでコンタクトガラス19上に載置された原
稿sに、コンタクトガラス19下方の光源から光を照射
し、スキャナモータにより駆動されて副走査方向に順次
移動しながら1ライン単位で原稿sからの反射光をミラ
ー及び結像レンズを介してCCDラインセンサの受光面
に結像し、原稿sの画像面を順次画像信号(画像デー
タ)に変換する。
【0037】また、前記画像形成部は、図示していない
走査光学系、ミラー等の書き込み光学系、感光体、現像
装置、転写装置、分離装置、定着装置、等からなり、画
像読取部にて得られた画像信号に変倍処理等の画像処理
を施した後、周知の電子写真プロセスによって画像形成
するようになっている。すなわち、前記書き込み系にて
書き込み動作が行われ、感光体上に静電潜像を形成し、
その静電潜像にトナーを付着させて現像し顕像化する。
この画像形成動作とタイミングを合わせて、原稿サイズ
に対応する給紙カセットのコピー用紙を供給し、感光体
上のトナー像がそのコピー用紙に転写される。転写後の
コピー用紙は感光体から分離され、定着装置にてトナー
像が定着された後、排紙される。
【0038】次に、本実施形態の複写機の制御部の構成
について説明する。図6に示すように、複写機の本体2
に装着されたADF1には、ADF1の動作を制御する
CPU29を有し、そのCPU29は、各センサ15,
21,26,27,50,51,54,62等からの検
知信号、各モータ30〜33,35からの状態信号、及
び本体2との通信手段(シリアル通信線)を介して送信
された制御信号(給紙開始信号等)、あるいはカバー2
4,25が開いていることを示すカバーオープン信号、
等を入力する。
【0039】また、CPU29は、各センサ15,21
等からの信号が示す情報を本体2側のCPU41に送信
すると共に、CPU41から送信される制御信号に基づ
いて、各モータ30〜33,35の駆動を制御する。例
えば、原稿セットセンサ21が、給紙テーブル6及び底
板7に原稿sがセットされたことを検知すると、その検
知情報は、CPU29によって前記通信手段を介し原稿
セット信号としてCPU41へ送信される。あるいは、
リフトアップセンサ27が、ADF1が前記ヒンジを支
点にリフトアップされた状態にあることを検知すると、
その検知情報は、CPU29によって前記通信手段を介
しリフトアップ信号としてCPU41へ送信される。な
お、RAM28には、本体2の操作部43から入力・設
定された動作モードを記憶し、その動作モードが変更さ
れる度に記憶内容を更新する。また、RAM28には、
プルアウトセンサ51及びレジストセンサ15の原稿検
知情報を基にして算出された搬送方向の原稿サイズ、あ
るいは幅方向の原稿サイズ等が記憶される。
【0040】一方、複写機の本体2には、装置全体を制
御するCPU41を有し、そのCPU41は、本体2側
の各種センサ44からの検知情報信号、入出力部(図示
していない駆動モータ、クラッチ類等の各種負荷)45
からの状態信号、及び操作部43からの各種信号、前記
通信手段を介してADF1から送信された信号、あるい
は原稿JAMやサービスマンコール等の情報信号、等を
受信する。また、CPU41は、こうして受信・入力さ
れた信号が示す情報に基づいて、入出力部45の駆動制
御や操作部43における表示制御等を行うと共に、AD
F1に対し、複写動作モードを示す信号、あるいは呼び
出しコロ8を駆動回転させて給紙動作を開始させるため
の給紙開始信号を含む各種制御信号を送信し、CPU2
9に指示してADF1の給紙動作を制御する。
【0041】なお、操作部43には、図示していないス
タートボタンやテンキー等の各種ボタンキー、及びLC
D表示器等を有し、各動作モードの設定や動作開始/停
止指示がユーザの操作で可能なように構成されている。
さらに、CPU41では原稿セット検知後に前記スター
トボタンが押下された場合は、その押下情報をRAM4
2の所定領域に記憶し、その押下情報によってADF1
へ給紙開始信号を送信する。こうすることにより、AD
F1で、自動的に呼び出しコロ8を駆動回転させて給紙
動作を開始する。
【0042】次に、本実施形態の自動給紙モードにおけ
るADF1の動作について述べる。ユーザによって給紙
テーブル6に積載され、給紙方向の先端部が原稿突き当
て部材22に当接するようにセットされた原稿sは、底
板上下用モータ33が駆動されて底板7が上昇するのに
伴って上方へ移動し、呼び出しコロ上下用モータ35の
駆動によって下降した呼び出しコロ8に当接して加圧さ
れる。この原稿セット時に、ユーザはレバー85を操作
し、原稿サイズ表示によって原稿sのサイズに合った移
動位置にレバー85をセットする。このレバーセットに
よって給紙テーブル6上の可動凸部81aの高さが変更
設定される。
【0043】この後、前記スタートボタンが押下され、
呼び出しコロ8が給紙方向に回転することによって、原
稿sの最上位から、分離ベルト9及び分離コロ10で構
成された分離機構へ給紙する。その分離機構で1枚ずつ
分離された原稿は、プルアウトローラ11、搬送ローラ
12、及び搬送ベルト13でコンタクトガラス19へ搬
送され、前記露光部の露光でCCD等の光学素子により
画像データが読み取られる。この際、原稿先端が原稿ス
ケール20に突き当たる位置で停止させる。
【0044】また、本実施形態においては、プルアウト
センサ51及びレジストセンサ15により検知された原
稿長さの情報は、原稿が画像の読み取りのためにコンタ
クトガラス19上に搬送、停止した時点でRAM28に
記憶される。前記原稿長さの算出方法としては、前述の
ように給紙モータ30及び搬送モータ31はステッピン
グモータにて構成されているので、例えば、給紙モータ
30の1ステップ当りの原稿送り量に、給紙時にプルア
ウトセンサ51が原稿有りを検知している間の駆動ステ
ップ数を乗じることにより原稿毎に求める。求めた原稿
長さについては、例えばコンタクトガラス19上の原稿
が1枚であれば、その原稿の長さはRAM28の内の第
1記憶メモリに記憶され、また、コンタクトガラス19
上の原稿が複数枚あれば、さらに2枚目の原稿の長さは
第2記憶メモリに、3枚目の原稿の長さは第3記憶メモ
リに、というように各原稿の長さが順次記憶される。
【0045】このように構成するのは、前述のように給
紙モータ30と搬送モータ31は各々独立に駆動可能な
ので、コンタクトガラス19上の原稿を排紙してから次
原稿の給紙を行うか、コンタクトガラス19上に複数の
原稿を並べるのか、また並べた原稿の間隔をどの程度に
するのかを任意に変更できることに対応するためであ
る。こうして、最上位の原稿より順次給紙され、最終原
稿の給紙が終了すると、原稿先端部を持ち上げていた底
板7が下降する。
【0046】一方、画像の読み取りが終了し、前記排紙
部90の入口に到達した原稿は、片面モードの場合、排
紙センサ54にて検知され、排紙ローラ16の駆動によ
り片面排紙トレイ17に排出される。この場合、排紙切
換爪56はe方向に原稿が搬送されるように切り換わ
り、原稿は排紙ローラ16、片面排紙ローラ55によっ
て搬送され片面排紙トレイ17に排紙される。こうして
原稿の排出が1枚完了する度に、前記第2記憶メモリの
内容を第1記憶メモリに、第3記憶メモリの内容を第2
記憶メモリに、というように原稿長さをシフトして記憶
する。なお、搬送モータ31はステッピングモータにて
構成されているので、原稿が排紙部90に搬送されてい
る間に、例えば、搬送モータ31のパルスをカウント
し、それに搬送モータ31の1ステップ当りの原稿送り
量を乗じることにより、搬送ベルト13での原稿搬送距
離を知ることができる。
【0047】さらに、排紙部90の排紙センサ54によ
って排紙JAM及び排紙減速タイミング検知が行われ
る。例えば、排紙JAM検知については、原稿の先端が
排紙センサ54を通過した後の排紙モータ32のパルス
をカウントし、それに排紙モータ32の1ステップ当り
の原稿送り量を乗じることにより、センサ通過後の排紙
ローラ16での原稿搬送距離を知り、前記原稿長さと比
較することによって行われる。従って、原稿長さ及び原
稿の搬送距離を搬送速度の変化等に影響されることなく
正確に知り、原稿サイズに応じてJAM検知の際の搬送
距離による判断基準を変更できる。
【0048】なお、両面モードの場合には、前述のよう
に片面読み取り後の両面原稿を反転させて排紙ローラ1
6によりコンタクトガラス19上の読取位置へ搬送す
る。こうして原稿が反転されて再びコンタクトガラス1
9上の読取位置へ送られ、スキャナ61により原稿裏面
が読み取られる。ここで両面読み取り後の反転原稿を片
面排紙トレイ17へ排出すると原稿束の頁順が逆になっ
て不便なので、前述のように反転原稿の排紙は両面排紙
ローラ59によって両面排紙トレイ60上へ行われる。
【0049】この両面排紙トレイ60上では、ユーザの
レバー操作により原稿サイズに応じてガイド部材81の
可動凸部81aが突出しているので、図7(a)のよう
に大サイズ原稿s4は最も低くh3の高さに設定された
可動凸部81aを容易に乗り越え、給紙テーブル6下面
に衝突することなく、原稿先端を先端突き当て部60b
(=先端突き当て部材)に突き当ててスタックされる。
また、図7(b)に示すように小サイズ原稿s5は最も
高くh4の高さに設定された可動凸部81aの斜面によ
って後端突き当て部60a側に戻され、原稿後端を後端
突き当て部60aに突き当ててスタックされる。
【0050】本実施形態では、ユーザの操作忘れで可動
凸部81aが小サイズ用に高く設定されているにもかか
わらず、大サイズ原稿が両面排紙トレイ60に排紙され
た場合は、排紙JAM等のおそれがあるので、可動凸部
81aが小サイズ用に高く設定されている旨を操作部4
3のLCD表示器等に警告・表示するようにしてもよ
い。例えば、制御部のCPU29及びRAM28によっ
て原稿幅センサ62の検知情報等に基くセット原稿のサ
イズを記憶しておき、この原稿サイズと対応する可動凸
部81aの高さとユーザのレバー操作による設定内容
(可動凸部81aの高さ情報)とが一致するかを判断
し、その結果不一致であれば所定のエラーメッセージを
表示する。
【0051】本実施形態によれば、レバー85の移動位
置に当該原稿サイズを表示することによって、ユーザは
両面排紙トレイ60上の可動凸部81aの高さと原稿サ
イズの対応関係を容易に認識でき、レバー操作の際の使
い勝手がよい。また、レバー操作によってガイド部材8
1を上昇下降させる構成が簡単であり、従来の技術のス
ライド方式に比べて省スペース及び部品点数の削減によ
る小型化が可能である。
【0052】さらに、本実施形態ではユーザのレバー操
作でガイド部材81を回転させることによって排紙トレ
イ60上の可動凸部81aの高さを調節しているが、可
動凸部81aの移動を自動的に行うように構成してもよ
い。例えば、周知のキープソレノイド(=高さ変更駆動
手段)をレバー軸84に連結し、そのキープソレノイド
のON/OFFによって可動凸部81aの高さを2段階
に切り換え可能に構成する。さらに、レバー85に凸部
を設けるとともにその凸部を小サイズ側と大サイズ側で
検知するための凸部センサ(例えば、光学式反射形セン
サにて構成)を設け、その凸部センサ(=操作レバー検
知手段)の検知情報に基いてキープソレノイドを駆動
し、可動凸部81aの高さを切り換えるように構成す
る。あるいは前記キープソレノイドに替えて、回転軸8
3を回転させるためにステッピングモータ等からなる駆
動モータ(=高さ変更駆動手段)を設ける。さらに、レ
バー85に前記凸部を設けるとともにその凸部を検知す
るための凸部センサ(例えば、光学式反射形センサにて
構成)を各種原稿サイズに対応する位置に複数設け、そ
の凸部センサ(=操作レバー検知手段)の検知情報に基
いて駆動モータを駆動し、回転軸83を回転させること
によって可動凸部81aの高さを各種原稿サイズに対応
させて切り換えるように構成する。
【0053】このように構成することによって、ユーザ
は容易にレバー操作を行うことができ、そのレバー操作
に従って可動凸部81aの高さを小サイズ原稿の場合は
高く、大サイズ原稿の場合には低くというように自動的
に設定することができる。
【0054】また、本実施形態ではユーザのレバー操作
でガイド部材81を回転させることによって排紙トレイ
60上の可動凸部81aの高さを調節しているが、ユー
ザのレバー操作によらず自動的に調節するように構成し
てもよい。例えば、予め制御部のRAM28に原稿サイ
ズと可動凸部81aの高さを対応づけて記憶しておき、
CPU29は原稿幅センサ62等の原稿サイズ検知手段
からの検知情報に基いて現在の可動凸部81aの高さが
適正か否かを判断する。その結果、現在の可動凸部81
aの高さが不適正である場合は、ガイド部材81の高さ
調節機構(図示せず)を駆動して可動凸部81aを適正
な高さに移動させるように制御する。この高さ調節機構
は、前述のキープソレノイド等で可動凸部81aの高さ
を段階的に切り換えることが可能なように構成し、前記
原稿サイズ検知手段からの検知情報に基いて駆動する。
【0055】このように構成することによって、ユーザ
のレバー操作を介さず、可動凸部81aの高さを小サイ
ズ原稿の場合は高く、大サイズ原稿の場合には低く、等
自動的に設定することができ、操作忘れ等による事故を
回避できる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、排紙収容
手段(=両面排紙トレイ)に高さを変更可能な凸部材
(=ガイド部材及び可動凸部)を設けることによって、
狭いスペースで原稿サイズに応じて排紙トレイ(両面排
紙トレイ)のガイドの高さを変更し、大サイズ及び小サ
イズ原稿のスタック性を保証することが可能である。な
お、排紙収容手段に排紙可能な最大サイズの原稿の先端
が突き当たる先端突き当て部材(=先端突き当て部)を
設けることによって、大サイズの排紙原稿がトレイ外に
飛び出すことを防止できる。
【0057】請求項2記載の発明によれば、前記凸部材
の高さを変更するための操作レバー(=レバー)を備
え、その操作レバーの移動位置に当該排紙原稿のサイズ
を表示したので、前述の効果に加え、ユーザは排紙原稿
のサイズを認識して凸部材の高さを容易に変更すること
ができる。
【0058】請求項3記載の発明によれば、原稿収容手
段(=給紙テーブル)の下方に排紙収容手段が配置され
た場合でも、高さ変更手段(=レバー軸、回転軸、等)
によって排紙収容手段の排紙面上に突出した凸部材の高
さを変更できるので、狭いスペースで原稿サイズに応じ
て排紙トレイのガイドの高さを変更し、大サイズ及び小
サイズ原稿のスタック性を保証することが可能である。
なお、排紙収容手段に排紙可能な最小サイズの原稿の後
端が突き当たる後端突き当て部材(=後端突き当て部)
を設けることによって、特に小サイズの排紙原稿のスタ
ック性が保証される。
【0059】請求項4記載の発明によれば、前記凸部材
の高さを変更するための操作レバーを備え、その操作レ
バーの移動位置に当該排紙原稿のサイズを表示したの
で、前述の効果に加え、ユーザは排紙原稿のサイズを認
識して操作レバーを容易に操作し、高さ変更手段はその
レバー操作に従って凸部材の高さを変更することができ
る。
【0060】請求項5記載の発明によれば、前記操作レ
バーの移動位置を検知する操作レバー検知手段(=凸部
センサ)の検知情報に基き、高さ変更駆動手段(=キー
プソレノイドあるいは駆動モータ)を駆動することによ
って、高さ変更手段により排紙収容手段の排紙面上に突
出した凸部材の高さを変更できるので、前述の効果に加
え、ユーザのレバー操作に従って凸部材の高さを自動的
に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す複写機本体に装着
された自動原稿搬送装置の構成図である。
【図2】図1の自動原稿搬送装置における両面排紙トレ
イのガイド部材及びレバーを示す斜視図である。
【図3】図1のガイド部材及びレバーの詳細な構成を示
す図である。
【図4】図1の回転軸を支持する構成を示す図である。
【図5】図1の両面排紙トレイ上の可動凸部の高さの変
化を示す図である。
【図6】本発明の実施の一形態を示す複写機の制御部の
構成を示す図である。
【図7】図1の両面排紙トレイ上の可動凸部の高さとそ
の作用を示す図である。
【図8】従来の自動原稿搬送装置における排紙トレイの
ガイド部材を示す斜視図である。
【図9】従来の自動原稿搬送装置における排紙テーブル
のガイド部材の高さとその作用を示す図である。
【符号の説明】
1 自動原稿搬送装置 2 画像形成装置 6 給紙テーブル 28,42 RAM 29,41 CPU 43 操作部 59 両面排紙ローラ 60 両面排紙トレイ 60a 後端突き当て部 60b 先端突き当て部 81 ガイド部材 81a 可動凸部 82 ガイド部材の軸 83 回転軸 84,84a,84b レバー軸 85 レバー s,s1〜s5 原稿

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読取位置まで搬送し、読み取り後の
    原稿を排紙収容手段に排紙する自動原稿搬送装置であっ
    て、 前記排紙収容手段には、排紙可能な最大サイズの原稿の
    先端が突き当たる先端突き当て部材と、高さを変更可能
    な凸部材と、を備えたことを特徴とする自動原稿搬送装
    置。
  2. 【請求項2】前記凸部材の高さを変更するための操作レ
    バーを備え、該操作レバーの移動位置に当該排紙原稿の
    サイズを表示したことを特徴とする請求項1記載の自動
    原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】原稿を読取位置まで搬送し、読み取り後の
    原稿を排紙する自動原稿搬送装置であって、 複数の原稿を積み重ねた状態で収容する原稿収容手段
    と、 該原稿収容手段の下方に配置され、読み取り後の排紙原
    稿を収容する排紙収容手段と、 該排紙収容手段で、排紙可能な最小サイズの原稿の後端
    が突き当たる後端突き当て部材と、 該排紙収容手段で、排紙面上に突出した凸部材と、 該凸部材の高さを変更するための高さ変更手段と、 を備え、凸部材の高さを当該排紙原稿のサイズに応じて
    変更することを特徴とする自動原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】前記高さ変更手段を操作するための操作レ
    バーを備え、 該操作レバーの移動位置に当該排紙原稿のサイズを表示
    し、当該排紙原稿のサイズに応じて凸部材の高さを任意
    に変更可能としたことを特徴とする請求項3記載の自動
    原稿搬送装置。
  5. 【請求項5】前記操作レバーの移動位置を検知する操作
    レバー検知手段と、 前記高さ変更手段を駆動する高さ変更駆動手段と、 を備え、操作レバー検知手段の検知情報に基いて高さ変
    更駆動手段を駆動することにより、凸部材の高さを任意
    に変更可能としたことを特徴とする請求項4記載の自動
    原稿搬送装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP7471793B2 (ja) 2019-10-07 2024-04-22 キヤノン株式会社 画像形成装置

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