JP2000095359A - 自動原稿搬送装置及びその制御方法 - Google Patents

自動原稿搬送装置及びその制御方法

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JP2000095359A
JP2000095359A JP10270209A JP27020998A JP2000095359A JP 2000095359 A JP2000095359 A JP 2000095359A JP 10270209 A JP10270209 A JP 10270209A JP 27020998 A JP27020998 A JP 27020998A JP 2000095359 A JP2000095359 A JP 2000095359A
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Hiroshi Kubo
宏 久保
Hiroshi Fukano
博司 深野
Hitoshi Hattori
仁 服部
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿テーブルに載置された原稿の積載高さに
応じて移動量を設定し、底板異常検知時の装置の破損を
防ぐことが可能な自動原稿搬送装置及びその制御方法を
提供する。 【解決手段】 原稿テーブルに載置された原稿の積載高
さを検知する積載高さセンサ88を設け、その検知情報
を基に底板7の移動量(既定移動量L−積載高さT+余
裕度α)を設定し、その移動量だけ底板昇降モータを駆
動して停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像読
取装置に装着された自動原稿搬送装置及びその制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すように、複写機等の画
像読取装置の本体2に装着された自動原稿搬送装置1に
おいては、使用者が原稿テーブル6(=収容手段)上の
正規位置に原稿5をセットしてから、図示していない底
板昇降モータ(例えば、ステッピングモータにて構成)
を駆動して底板7(=原稿持ち上げ部材)を上昇させ、
原稿5の上面が呼出コロ8に当接した後、本体2からの
給紙開始信号で図示していない給紙モータ(例えば、ス
テッピングモータにて構成)を駆動して呼出コロ8を給
紙方向に回転させ、原稿テーブル6上の原稿5を順次送
出させる。この後、原稿テーブル6上の最終原稿の後端
が第1搬送ローラ11や第2搬送ローラ12等の送出手
段を通過した時点で、前記底板昇降モータを駆動し、底
板7を下降させるようになっている。
【0003】なお、底板7の上昇停止位置(給紙適正位
置)は、原稿テーブル6上に載置された原稿5が1枚の
場合、呼出コロ8に連動するように設けられたフィラ
(図示せず)が、給紙適正位置センサ27で検知される
ことにより決定される。また、底板7の下降停止位置
は、前記フィラが最下降位置センサ25によって検知さ
れることにより決定される。さらに、底板7の移動量
は、前記底板昇降モータの駆動パルス数を利用すること
によって任意に変化させることができる。例えば、底板
7の上昇停止位置から下降停止位置までの距離(最大移
動量)をLとし、余裕度をαとすると、底板7の上昇時
に距離(L+α)だけ上昇させても、給紙適正位置セン
サ27が前記フィラを検知しない場合は、底板7の上昇
異常と判断して底板7を停止させる。あるいは、底板7
の下降時に距離(L+α)だけ下降させても、最下降位
置センサ25が前記フィラを検知しない場合は、底板7
の下降異常と判断して底板7を停止させる。
【0004】但し、底板異常表示を行うのは、3回連続
して底板異常と判断した場合であり、1回目及び2回目
の場合は原稿ジャム表示を行う。また、底板異常表示
は、電源のON/OFFでのみクリアされるが、原稿ジ
ャム表示は、自動原稿搬送装置1のリフトアップ/ダウ
ン、給紙カバー23と排紙カバー24の開閉、等でクリ
アされるようになっている。これは、底板異常を検出し
た場合でも、底板7を数回駆動させることによって正常
に戻る場合もあることによる。なお、この種の装置とし
て関連するものには、例えば特開平9−166831号
公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
底板異常の原因が底板7の昇降機構の故障ではなく給紙
適正位置センサ27あるいは最下降位置センサ25の故
障である場合は、底板7が上昇停止位置にあるにも拘ら
ず底板7の上昇動作を繰り返したり、底板7が下降停止
位置にあるにも拘らず底板7の下降動作を繰り返すこと
で、底板7の昇降機構を含む装置を破損するおそれがあ
る。さらに、原稿の搬送不良が発生して底板7を上昇あ
るいは下降させる場合であって、底板7(原稿テーブル
6)上に多くの原稿が載置されている場合は、底板7の
上昇停止位置あるいは下降停止位置までの移動量は既定
移動量(最大移動量L)よりもかなり短くなるが、この
ような場合に、底板7を(L+α)だけ上昇あるいは下
降させると装置を破損するおそれがある。なお、最大移
動量Lは積載原稿が1枚の場合に対応させて設定してあ
るので、原稿枚数が多くて積載高さが高いほど底板上昇
時の過剰移動によるダメージは大きくなる。
【0006】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、原稿テーブルに載置された原稿の積載高さに応じて
底板の移動量を設定し、底板異常検知時の装置の破損を
防ぐことが可能な自動原稿搬送装置及びその制御方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の自動原稿搬送装置は、複数の
原稿を積み重ねた状態で収容する収容手段と、該収容手
段に収容された原稿の給紙方向側を持ち上げ、所定の上
昇停止位置と下降停止位置との間を上下動する原稿持ち
上げ手段と、該原稿持ち上げ手段を昇降駆動する原稿持
ち上げ駆動手段と、収容手段に積載された原稿の高さを
検知する積載高さ検知手段と、該積載高さ検知手段の検
知情報を基に、原稿持ち上げ手段の移動量を設定し、該
移動量だけ原稿持ち上げ駆動手段を駆動するように制御
する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】前記目的を達成するため、請求項2記載の
発明の自動原稿搬送装置は、複数の原稿を積み重ねた状
態で収容する収容手段と、該収容手段に収容された原稿
の給紙方向側を持ち上げ、所定の上昇停止位置と下降停
止位置との間を上下動する原稿持ち上げ手段と、該原稿
持ち上げ手段を昇降駆動する原稿持ち上げ駆動手段と、
原稿持ち上げ手段が所定の下降停止位置にあることを検
知する下降停止位置検知手段と、収容手段に積載された
原稿の高さを検知する積載高さ検知手段と、原稿持ち上
げ手段が下降停止位置にあって収容手段に原稿が積載さ
れると、積載高さ検知手段の検知情報を基に、上昇停止
位置と下降停止位置との間の距離から原稿の積載高さを
減じた値を用いて原稿持ち上げ手段の移動量を設定し、
該移動量だけ原稿持ち上げ駆動手段を駆動して停止させ
るように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0009】好ましくは、請求項1又は2において、前
記積載高さ検知手段は、原稿の積載高さを段階的に検知
するように構成されたことを特徴とする。また、好まし
くは、請求項1又は2において、前記積載高さ検知手段
は、原稿の積載高さを連続的に検知するように構成され
たことを特徴とする。前記目的を達成するため、請求項
5記載の発明は、複数の原稿を積み重ねた状態で収容す
る収容手段と、該収容手段に収容された原稿の給紙方向
側を持ち上げ、所定の上昇停止位置と下降停止位置との
間を上下動する原稿持ち上げ手段と、該原稿持ち上げ手
段を昇降駆動する原稿持ち上げ駆動手段と、収容手段に
積載された原稿の高さを検知する積載高さ検知手段と、
を備えた自動原稿搬送装置の制御方法であって、原稿積
載時に、収容手段に積載された原稿の高さを検知する積
載高さ検知ステップと、積載高さ検知手段の検知情報を
基にして原稿持ち上げ手段の移動量を設定する移動量設
定ステップと、該移動量だけ原稿持ち上げ駆動手段を駆
動する駆動制御ステップと、を有することを特徴とす
る。
【0010】前記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、複数の原稿を積み重ねた状態で収容する収容手
段と、該収容手段に収容された原稿の給紙方向側を持ち
上げ、所定の上昇停止位置と下降停止位置との間を上下
動する原稿持ち上げ手段と、該原稿持ち上げ手段を昇降
駆動する原稿持ち上げ駆動手段と、該原稿持ち上げ手段
が所定の下降停止位置にあることを検知する下降停止位
置検知手段と、収容手段に積載された原稿の高さを検知
する積載高さ検知手段と、を備えた自動原稿搬送装置の
搬送制御方法であって、原稿積載時に、原稿持ち上げ手
段が下降停止位置にあることを検知する下降停止位置検
知ステップと、原稿積載時に、収容手段に積載された原
稿の高さを検知する積載高さ検知ステップと、積載高さ
検知手段の検知情報を基に、上昇停止位置と下降停止位
置との間の距離から原稿の積載高さを減じた値を用いて
原稿持ち上げ手段の移動量を設定する移動量設定ステッ
プと、該移動量だけ原稿持ち上げ駆動手段を上昇駆動し
て停止させる駆動制御ステップと、を有することを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面により説明する。 《第1の実施の形態》 図1、図3〜図5は、本発明の
第1の実施の形態を示す画像読取装置(複写機)の本体
に装着された自動原稿搬送装置の構成を示し、図3はそ
の底板付近を示し、図4、図5は呼出コロ8付近の詳細
を示す。なお、図6はその複写機の制御部の構成を示
す。自動原稿搬送装置(以下、ADFと記す)1は、複
写機の本体2に装着されている。そのDF1には、分離
ベルト9、分離コロ10からなる給紙/分離機構を含む
給紙部50、搬送ベルト13等からなる搬送部60、及
び排紙ローラ16等からなる排紙部70を備える。
【0012】前記給紙部50には、シート状の原稿5を
積み重ねた状態で収容する原稿テーブル6(=収容手
段)、原稿テーブル6に原稿5がセットされたことを検
知する原稿セットセンサ21、原稿テーブル6にセット
された最上位の原稿に当接し、その原稿を給紙するため
の呼出コロ8、原稿テーブル6にセットされた原稿5の
給紙方向側を持ち上げ、呼出コロ8に最上位の原稿が当
接する給紙位置(底板7の上昇停止位置)と下降停止位
置との間を上下動する底板7(=原稿持ち上げ手段)、
底板7が下降停止位置に到達したことを検知するための
最下降位置センサ25(=下降停止位置検知手段)、等
を有する。なお、底板7は、CPU29(図6に示す)
が、各センサ21,25,27,88からの検知情報を
得て、モータドライバ(Trアレイ)を介し底板昇降モ
ータ33(=底板持ち上げ駆動手段)を駆動制御するこ
とによって、図3に示すように上昇停止位置と下降停止
位置との間を移動し、ホームポジションとして下降停止
位置に停止するようになっている。また、呼出コロ8
は、CPU29が、各センサ21,25,27,88か
らの検知情報を得て、モータドライバ(Trアレイ)を
介し呼出コロ昇降モータ(本実施形態ではステッピング
モータにて構成)38を駆動制御することによって上下
動するようになっている。
【0013】この呼出コロ昇降モータ38の駆動で呼出
コロ8が下降し、給紙適正位置センサ27がOFFの場
合は、底板昇降モータ(本実施形態ではステッピングモ
ータにて構成)33の駆動で底板7が上昇し、その底板
7上(すなわち、原稿テーブル6上)の原稿上面が呼出
コロ8に当接して加圧される。このとき、底板7の上昇
に伴い、原稿上面に当接した呼出コロ8が持ち上げら
れ、その呼出コロ8に連動するように配設された給紙適
正位置フィラ82(=連動部材、図4に示す)を給紙適
正位置センサ27が検知してOFFなると、底板7の上
昇停止位置が決定され、ここで底板昇降モータ33が駆
動停止するようになっている。なお、給紙動作終了後の
下降時には底板7に設けられた底板フィラ84(図4に
示す)を最下降位置センサ25が検知してOFFとなる
ことによって底板昇降モータ33が駆動停止する。
【0014】図4(a)、(b)に示すように、呼出コ
ロブラケット81は呼出コロ8を支持し、図示していな
いギヤ及びタイミングベルトを介して給紙駆動軸90か
ら駆動力を伝達するようになっている。この給紙駆動軸
90にはレバー83が軸支され、このレバー83を構成
する2本のアームのうち一方は上下カム80に当接し、
他方は呼出コロブラケット81の一部に当接しており、
呼出コロ昇降モータ38の駆動による上下カム80の回
転によって呼出ブラケット81が上下に揺動し、これに
伴って呼出コロ8が昇降するようになっている。また、
給紙適正位置フィラ82は呼出コロ8と共に呼出コロブ
ラケット81と連動するようになっている。図4(a)
に示すように、原稿テーブル6に原稿5が載置されてい
ない待機時には、上下カム80はホームポジションにあ
り、給紙適正位置フィラ82は給紙適正位置センサ27
に検知されている。このとき、底板7は底板フィラ84
が最下降位置センサ25に検知された状態で待機してい
る。図4(b)に示すように、原稿5が原稿テーブル7
に載置されると、原稿テーブル6と連動する原稿セット
フィラ87(図5に示す)が原稿セットセンサ21より
外れることによって原稿有りを検知し、呼出コロ昇降モ
ータ38の駆動による上下カム80の回転で呼出コロ8
が下降する。このとき、呼出コロブラケット81と連動
する給紙適正位置フィラ82は給紙適正位置センサ27
から外れて検知されない状態となる。この後、底板昇降
モータ33を駆動し、原稿テーブル6上に載置された原
稿5の積載高さに応じて底板7を上昇させる。
【0015】この原稿5の積載高さを検出する機構は図
5に示す通りである。原稿テーブル6と連動する原稿セ
ットフィラ87にエンコーダ部(例えば、フィラ端部に
所定間隔のスリットを有する円板を形成したもの)89
を設け、そのエンコーダ部89の近傍に積載高さセンサ
88を設けて、制御部(図6に示す)が積載高さセンサ
88の検知情報からエンコーダの変位量を検出するよう
になっている。本実施形態では、積載高さ検知手段はエ
ンコーダ部89、積載高さセンサ88、及び制御部から
構成される。
【0016】また、搬送部60の搬送ベルト13は、ゴ
ムあるいは布製の無端ベルトであって、CPU29の制
御により、搬送モータ(本実施形態ではステッピングモ
ータにて構成)31にて駆動される。さらに、搬送ベル
ト13は、原稿スケール20及びコンタクトガラス19
に接しており、搬送ベルト13とコンタクトガラス19
の間に原稿が入り、その原稿は、コンタクトガラス19
と原稿、及び搬送ベルト13と原稿の摩擦係数の差によ
ってコンタクトガラス19上を搬送される。なお、原稿
スケール20の端部は、コンタクトガラス19上面より
僅かに高くなっていて、原稿端を原稿スケール20の端
部に突き当ててセットすることにより、レジストの合っ
た画像を読み取るように構成されている。
【0017】また、排紙部70において、排紙センサ
(本実施形態では光学式反射形センサにて構成)18
は、搬送ベルト13により搬送されてきた原稿を検知す
るものである。一方、反転センサ(本実施形態では光学
式反射形センサにて構成)34の検知情報は、排紙時あ
るいは反転時における搬送方向変更用の切換え爪の変更
タイミング制御のトリガとして使用される。また、排紙
ローラ16は、CPU29の制御により、排紙モータ
(本実施形態ではステッピングモータにて構成)32に
て駆動される。なお、本実施形態では、各モータ30〜
33,38は各々独立に駆動可能に構成されている。
【0018】さらに、ADF1には、ヒンジ等からなる
本体2側のリフトアップ手段(図示せず)にて、ADF
1がリフトアップされたことを検知するためのリフトア
ップセンサ(光学式反射形センサ)37を有する。一
方、本体2には、図1に示すミラー3及び光源4を含む
画像読取部、図示していない画像形成部、等を備える。
この画像読取部は、ミラー3、光源4、結像レンズ、シ
ェーディング板、光電変換素子(CCDラインセン
サ)、スキャナモータ、等から構成されており、圧板モ
ードあるいは自動給紙モードでコンタクトガラス19上
に載置された原稿5に、光源4からの光を照射し、副走
査方向に順次移動しながら1ライン単位で原稿5からの
反射光をミラー及び結像レンズを介してCCDラインセ
ンサの受光面に結像し、原稿5の画像面を順次画像信号
(画像データ)に変換するようになっている。また、前
記画像形成部は、図示していない走査光学系、ミラー等
の書き込み光学系、感光体、現像装置、転写装置、分離
装置、定着装置、等からなり、画像読取部にて得られた
画像信号に変倍処理等の画像処理を施した後、周知の電
子写真プロセスによって画像形成するようになってい
る。すなわち、前記書き込み系にて書き込み動作が行わ
れ、前記感光体上に静電潜像を形成し、その静電潜像に
トナーを付着させて現像し顕像化する。この画像形成動
作とタイミングを合わせて、原稿サイズに対応する給紙
カセット(図示せず)のコピー用紙を供給し、前記感光
体上のトナー像がそのコピー用紙に転写される。転写後
のコピー用紙は前記感光体から分離され、前記定着装置
にてトナー像が定着された後、排紙される。
【0019】次に、本実施形態の複写機の制御部(=制
御手段)の構成について説明する。図6に示すように、
複写機の本体2に装着されたADF1には、ADF1の
動作を制御するCPU29及びRAM28を有し、その
CPU29は、原稿セットセンサ21、最下降位置セン
サ25、給紙適正位置センサ27、積載高さセンサ88
を含む各センサからの信号、各モータ30〜33,38
からの信号、及び本体2とのシリアル通信手段を介して
送信された給紙開始信号等の制御信号、あるいは給紙カ
バー23や排紙カバー24が開いていることを示すカバ
ーオープン信号、等を入力する。また、CPU29は、
各センサ等からの検知情報を本体2側のCPU41に送
信すると共に、CPU41から送信される制御信号に基
づいて、各モータ30〜33,38の駆動を制御する。
例えば、原稿セットセンサ21が、原稿テーブル6に原
稿5がセットされたことを検知すると、その検知情報
は、CPU29によって前記シリアル通信手段を介し原
稿セット信号としてCPU41へ送信される。あるい
は、リフトアップセンサ37が、ADF1が前記ヒンジ
を支点にリフトアップされた状態にあることを検知する
と、その検知情報は、CPU29によって前記シリアル
通信手段を介しリフトアップ信号としてCPU41へ送
信される。また、CPU29は、本体2の操作部43に
設けられたスタートボタン(図示せず)の押下により、
本体2側から送信された給紙開始信号を受信入力するよ
うになっている。この給紙開始信号は、呼出コロ8を駆
動回転して原稿テーブル6上の原稿5を給紙する動作を
開始させるものである。なお、RAM28には、原稿セ
ットセンサ21、第1給紙センサ14、及び第2給紙セ
ンサ15の原稿検知情報を基にして算出された搬送方向
の原稿サイズ、あるいは幅方向の原稿サイズ等の必要デ
ータが記憶される。
【0020】さらに、CPU29は、光学式反射形セン
サにて構成された積載高さセンサ88からの信号(検知
情報)を基に前記エンコーダの変位量を検出することに
より、原稿テーブル6に載置された原稿5の積載高さT
を求める。この積載高さTを、予め設定された底板7の
既定移動量(載置原稿が1枚の場合の上昇停止位置から
下降停止位置までの距離)Lから減じた値(L−T)を
底板7の最大移動量として算出する。それに余裕度αを
加えた値(L−T+α)を、底板異常検出時の底板7の
移動量としてRAM28に記憶し、底板昇降モータ33
を駆動制御する。
【0021】一方、複写機の本体2には、装置全体を制
御するCPU41及びRAM42を有し、そのCPU4
1は、本体1側の各種センサ44からの信号、入出力部
(図示していない駆動モータ、クラッチ類等の各種負
荷)45からの信号、及び操作部43での設定情報信
号、前記シリアル通信手段を介してADF1から送信さ
れた信号、あるいは原稿ジャムやサービスマンコール等
の情報信号、等を入力する。また、CPU41は、こう
して入力された信号に基づいて、入出力部45の駆動制
御や操作部43のLCD表示器(図示せず)における表
示制御等を行う。また、CPU41は、ADF1に対
し、呼出コロ8を駆動回転させて給紙動作を開始させる
ための給紙開始信号を含む各種制御信号を送信し、CP
U29に指示してADF1の給紙動作を制御するように
なっている。なお、操作部43には、図示していないス
タートボタンやテンキー等の各種ボタンキー、及び前記
LCD表示器等を有し、各動作モード(例えば、原稿テ
ーブル6上に載置された原稿5を読取位置まで自動搬送
する自動搬送モード、あるいはADF1を圧板として使
用する圧板モード等)の設定、あるいは動作開始/停止
指示が使用者の操作で可能なようになっている。また、
前記LCD表示器には、ADF1からの原稿ジャム通知
や底板7の上昇/下降異常通知によって、その旨を表示
するようになっている。
【0022】次に、本実施形態の自動給紙モードにおけ
るADF1の動作について述べる。原稿テーブル6に積
載され、給紙方向側が原稿突き当て部材22に当接する
ようにセットされた原稿5は、底板昇降モータ33の駆
動で底板7が下降停止位置から上昇停止位置へと上昇す
るのに伴って上方へ移動し、呼出コロ8により加圧され
る。この後、前記スタートボタンが押下され、呼出コロ
8が回転することによって、原稿5の最上位から、分離
ベルト9及び分離コロ10で構成された分離機構へ給紙
する。その分離機構で1枚ずつ分離された原稿は、第1
搬送ローラ11、第2搬送ローラ12、及び搬送ベルト
13でコンタクトガラス19へ搬送され、前記露光部の
露光でCCD等の光学素子により画像データが読み取ら
れる。この際、原稿先端が原稿スケール20に位置する
ように停止させる。
【0023】また、本実施形態においては、第1給紙セ
ンサ14及び第2給紙センサ15により検知された原稿
長さの情報は、原稿が画像の読み取りのためにコンタク
トガラス19上に搬送、停止した時点でRAM28に記
憶される。前記原稿長さの算出方法としては、前述のよ
うに給紙モータ30と搬送モータ31はステッピングモ
ータにて構成されているので、例えば、給紙モータ30
の1ステップ当りの原稿送り量に、給紙時に第1給紙セ
ンサ14が原稿有りを検知している間の駆動ステップ数
を乗じることにより原稿毎に求める。求めた原稿長さに
ついては、例えばコンタクトガラス19上の原稿が1枚
であれば、その原稿の長さはRAM28の内の第1記憶
メモリに記憶され、また、コンタクトガラス19上の原
稿が複数枚あれば、さらに2枚目の原稿の長さは第2記
憶メモリに、3枚目の原稿の長さは第3記憶メモリに、
というように各原稿の長さが順次記憶される。このよう
に構成するのは、前述のように給紙モータ30と搬送モ
ータ31は各々独立に駆動可能なので、コンタクトガラ
ス19上の原稿を排紙してから次原稿の給紙を行うか、
コンタクトガラス19上に複数の原稿を並べるのか、ま
た並べた原稿の間隔をどの程度にするのかを任意に変更
できることに対応するためである。こうして、最上位の
原稿5より順次給紙され、最終原稿の給紙が終了する
と、原稿先端部を持ち上げていた底板7が、下降停止位
置まで下降し、最下降位置センサ25が底板7の底板フ
ィラ84を検知すると、その位置で底板7が停止する。
【0024】一方、画像の読み取りが終了し、排紙部7
0に到達した原稿は排紙センサ18にて検知され、排紙
ローラ16の駆動により排紙トレイ17に排出される。
原稿の排出が1枚完了する度に、前記第2記憶メモリの
内容を第1記憶メモリに、第3記憶メモリの内容を第2
記憶メモリに、というように原稿長さをシフトして記憶
する。なお、搬送モータ31はステッピングモータにて
構成されているので、原稿が前記排紙部70に搬送され
ている間に、例えば、搬送モータ31のパルスをカウン
トし、それに搬送モータ31の1ステップ当りの原稿送
り量を乗じることにより、搬送ベルト13での原稿搬送
距離を知ることができる。さらに、排紙部70の排紙セ
ンサ18により、排紙JAM及び排紙減速タイミング検
知が行われる。例えば、排紙JAM検知については、原
稿の先端が排紙センサ18を通過した後の排紙モータ3
2のパルスをカウントし、それに排紙モータ32の1ス
テップ当りの原稿送り量を乗じることにより、センサ通
過後の排紙ローラ16での原稿搬送距離を知り、前記原
稿長さと比較することによって行われる。従って、原稿
長さ及び原稿の搬送距離を搬送速度の変化に影響される
ことなく正確に知り、原稿サイズに応じてJAM検知の
際の搬送距離による判断基準を変更できる。
【0025】次に、図7を参照しながら、本実施形態に
おける底板上昇制御を詳細に説明する。本実施形態にお
いては、ステッピングモータからなる底板昇降モータ3
3の駆動パルス数を変更することにより、底板7の上下
移動量を任意に変化させる。なお、底板7の移動量(距
離)は、底板昇降モータ33のパルスをカウントし、そ
れに1ステップ当りの移動量を乗じることによって求め
られる。なお、前述のように底板7の既定移動量(載置
原稿が1枚の場合の上昇停止位置から下降停止位置まで
の距離)をLとし、原稿5の積載高さをTとし、(L−
T)を底板7の最大移動量とする。また、余裕度をαと
し、(L−T+α)を底板7の移動量とする。
【0026】ステップ701では、制御部は原稿セット
時、積載高さセンサ88の検知情報を基に原稿5の積載
高さTを求め、底板7の既定移動量L、積載高さT、及
び余裕度αから底板7の移動量を算出する。すなわち、
原稿突き当て部材22にその先端が当接するように原稿
テーブル6に複数の原稿5が載置されると、図5に示し
た原稿セットフィラ87が原稿セットセンサ21より外
れてセンサONとなる。このとき、原稿セットフィラ8
7のエンコーダ部89のスリットが変位するので、制御
部のCPU29は積載高さセンサ88からの信号に基づ
き、エンコーダの変位量から原稿5の積載高さTを求め
る。この値を基に、前述のように底板7の移動量(L−
T+α)を算出する。なお、原稿セットセンサ21によ
って原稿セットが検知されると呼出コロ昇降モータ38
が駆動し、図4(b)に示したように上下カム80が回
転して呼出コロ8が下降するので、給紙適正位置フィラ
82が給紙適正位置センサ27から外れる。
【0027】ステップ702では、制御部は、底板7が
移動量(L−T+α)だけ上昇するように底板昇降モー
タ33をその駆動パルス数によって駆動制御する。この
とき、呼出コロ8は前述のように下降しているので、底
板7は、原稿テーブル6に載置された原稿5の上面が呼
出コロ8に当接した状態で上昇する。ステップ703で
は、制御部は、底板昇降モータ33の駆動パルス数に基
づき、底板7が上昇移動量(L−T+α)だけ上昇した
かを判断する。なお、底板昇降モータ33を上昇移動量
(L−T+α)に相当するパルス数だけ駆動しても、給
紙適正位置フィラ82が給紙適正位置センサ27によっ
て検知されなかった場合は、原稿JAMあるいは底板7
の上昇異常が発生したものと判断する。
【0028】ステップ704では、ステップ703にお
いて底板昇降モータ33を移動量(L−T+α)に相当
するパルス数だけ駆動したと判断した場合、底板昇降モ
ータ33を停止する。なお、図7には示さないが、ステ
ップ703のYES判断にも拘らず、3回連続して給紙
適正位置フィラ82が給紙適正位置センサ27によって
検知されなかった場合には、底板7の上昇異常が発生し
たものと判断し、本体2の操作部43にその旨を表示す
る。また、1、2回連続した場合については原稿JAM
が発生した旨を表示する。
【0029】本実施形態では、底板上昇制御について述
べたが、底板異常時の下降制御においても原稿テーブル
6に原稿が残っている場合には、底板7の移動量を(L
−T+α)に設定する。また、他の実施形態として、給
紙適正位置センサ27と最下降位置センサ25の間に中
間位置センサ(図示せず)を設け、その中間位置センサ
の検知情報によって上昇停止位置と下降停止位置との中
間で底板異常が発生したと判断された場合には、制御部
は同様に底板下降時の移動量(L−T+α)を設定して
もよい。
【0030】なお、本実施形態の底板制御を適用するこ
とにより、最過下降位置センサ25を省略した構成とし
て底板下降制御を行うようにしてもよい。この構成にお
いては、給紙適正位置で全ての原稿5の給紙を終了した
場合は底板下降時の移動量Lを設定し、このLだけ底板
昇降モータ33を駆動した後停止させる。また、給紙途
中で原稿JAMが発生した場合は下降停止位置からの上
昇距離、すなわち、原稿セット時の上昇距離(L−T+
α)+給紙動作で原稿5が減少したことによる上昇距離
t(<T)だけ、底板昇降モータ33を駆動した後停止
させる。
【0031】《第2の実施の形態》 図8は、本発明の
第2の実施の形態を示す自動原稿搬送装置の複数の積載
高さセンサを示す図である。なお、本実施形態の自動原
稿搬送装置の全体構成は第1の実施の形態と概ね同様で
あるため、図1、図3、図4、図6、図7を用いて説明
すると共に同様の構成については同一番号を付与して説
明を省略する。
【0032】本実施形態では、前述のエンコーダ部89
及び積載高さセンサ88に替えて、複数(例えば2個)
の光学式反射形センサからなる積載高さセンサ85a,
85bを原稿載置面近傍の異なる高さにそれぞれ配置す
る。この2個の積載高さセンサ85a,85bからの信
号(検知情報)により、CPU29は原稿5の積載高さ
を段階的に検知するようになっている。本実施形態で
は、積載高さ検知手段は積載高さセンサ85a,85b
及び制御部から構成されている。
【0033】従って、前述のステップ701では、制御
部は原稿セット時、積載高さセンサ85aのみがOFF
になった場合は例えば原稿5の積載高さT=T1と設定
し、2個の積載高さセンサ85a,85bが共にOFF
になった場合は例えば原稿5の積載高さT=T2>T1
と設定する。そして、底板7の既定移動量L、積載高さ
T1(あるいはT2)、及び余裕度αから底板7の移動
量(L−T1(あるいはT2)+α)を算出する。
【0034】《第3の実施の形態》 図9は、本発明の
第3の実施の形態を示す自動原稿搬送装置の複数の積載
高さセンサを示す図である。なお、本実施形態の自動原
稿搬送装置の全体構成は第1の実施の形態と概ね同様で
あるため、図1、図3、図4、図6、図7を用いて説明
すると共に同様の構成については同一番号を付与して説
明を省略する。
【0035】本実施形態では、前述のエンコーダ部89
及び積載高さセンサ88に替えて、原稿載置面上方に測
距センサ86を設ける。この測距センサ86は発光素子
(LED)と位置検出素子(PSD)からなり、三角測
量原理を用いて底板7の原稿載置面からの距離に応じた
出力をアナログ的に取得できるようになっている。そこ
で、下降停止位置にある底板7に載置された原稿の高さ
とセンサ出力値との関係を予め求めておき、この関係か
ら原稿5の積載高さを算出することができる。あるいは
この関係を示すテーブルをRAM28に設けてもよい。
この測距センサ86からの信号により、CPU29は原
稿5の積載高さを連続的に検知するようになっている。
本実施形態では、積載高さ検知手段は測距センサ86及
び制御部から構成されている。
【0036】従って、前述のステップ701では、制御
部は原稿セット時、測距センサ86からの信号(検知情
報)を基にして、原稿5の積載高さTを求め、底板7の
既定移動量L、積載高さT、及び余裕度αから底板7の
移動量(L−T+α)を算出する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
積載高さ検知手段(積載高さセンサ、測距センサ等)に
よって原稿テーブル上の原稿の積載高さLを段階的ある
いは連続的に検知し、底板の移動量を設定する際、この
積載高さTを底板(原稿持ち上げ手段)の既定移動量L
から減じるようにしたので、原稿テーブルに載置された
原稿の積載高さに応じて移動量を設定し、異常検知時の
底板の過剰移動による装置の破損を防ぐことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る自動原稿搬送
装置の全体構成図である。
【図2】従来の自動原稿搬送装置の全体構成図である。
【図3】図1の底板付近を示す図である。
【図4】図1の呼出コロ付近の詳細を示す図である。
【図5】図1の原稿セットセンサ付近の詳細を示す図で
ある。
【図6】図1の自動原稿搬送装置の制御部の構成図であ
る。
【図7】図1の自動原稿搬送装置の底板上昇制御を示す
フローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る自動原稿搬送
装置の積載高さセンサ付近を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る自動原稿搬送
装置の測距センサ付近を示す図である。
【符号の説明】
1 自動原稿搬送装置 2 画像読取装置 5 原稿 6 給紙テーブル 7 底板 8 呼出コロ 21 原稿セットセンサ 25 最下降位置センサ 27 給紙適正位置センサ 28,42 RAM 29,41 CPU 33 底板昇降モータ 38 呼出コロ昇降モータ 43 操作部 80 上下カム 81 呼出コロブラケット 82 給紙適正位置フィラ 83 レバー 84 底板フィラ 85a,85b 2個の積載高さセンサ 86 測距センサ 87 原稿セットフィラ 88 積載高さセンサ 89 エンコーダ部 90 給紙駆動軸
フロントページの続き (72)発明者 服部 仁 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H027 DB00 FA22 2H076 BA35 BB10 3F343 FA03 FB02 GA02 GB01 GC01 HB03 HC28 HD17 KB03 KB04 KB06 KB07 LA02 LA16 LC02 MA02 MA13 MA23 MA31 MB02 MB12 MB13 MB19 MC07 MC17 MC28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の原稿を積み重ねた状態で収容する収
    容手段と、 該収容手段に収容された原稿の給紙方向側を持ち上げ、
    所定の上昇停止位置と下降停止位置との間を上下動する
    原稿持ち上げ手段と、 該原稿持ち上げ手段を昇降駆動する原稿持ち上げ駆動手
    段と、 収容手段に積載された原稿の高さを検知する積載高さ検
    知手段と、 該積載高さ検知手段の検知情報を基に、原稿持ち上げ手
    段の移動量を設定し、該移動量だけ原稿持ち上げ駆動手
    段を駆動するように制御する制御手段と、を備えたこと
    を特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】複数の原稿を積み重ねた状態で収容する収
    容手段と、 該収容手段に収容された原稿の給紙方向側を持ち上げ、
    所定の上昇停止位置と下降停止位置との間を上下動する
    原稿持ち上げ手段と、 該原稿持ち上げ手段を昇降駆動する原稿持ち上げ駆動手
    段と、 原稿持ち上げ手段が所定の下降停止位置にあることを検
    知する下降停止位置検知手段と、 収容手段に積載された原稿の高さを検知する積載高さ検
    知手段と、 原稿持ち上げ手段が下降停止位置にあって収容手段に原
    稿が積載されると、積載高さ検知手段の検知情報を基
    に、上昇停止位置と下降停止位置との間の距離から原稿
    の積載高さを減じた値を用いて原稿持ち上げ手段の移動
    量を設定し、該移動量だけ原稿持ち上げ駆動手段を駆動
    して停止させるように制御する制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とする自動原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】前記積載高さ検知手段は、原稿の積載高さ
    を段階的に検知するように構成されたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の自動原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】前記積載高さ検知手段は、原稿の積載高さ
    を連続的に検知するように構成されたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の自動原稿搬送装置。
  5. 【請求項5】複数の原稿を積み重ねた状態で収容する収
    容手段と、該収容手段に収容された原稿の給紙方向側を
    持ち上げ、所定の上昇停止位置と下降停止位置との間を
    上下動する原稿持ち上げ手段と、該原稿持ち上げ手段を
    昇降駆動する原稿持ち上げ駆動手段と、収容手段に積載
    された原稿の高さを検知する積載高さ検知手段と、を備
    えた自動原稿搬送装置の制御方法であって、 原稿積載時に、収容手段に積載された原稿の高さを検知
    する積載高さ検知ステップと、 積載高さ検知手段の検知情報を基にして原稿持ち上げ手
    段の移動量を設定する移動量設定ステップと、 該移動量だけ原稿持ち上げ駆動手段を駆動する駆動制御
    ステップと、を有することを特徴とする自動原稿搬送装
    置の制御方法。
  6. 【請求項6】複数の原稿を積み重ねた状態で収容する収
    容手段と、該収容手段に収容された原稿の給紙方向側を
    持ち上げ、所定の上昇停止位置と下降停止位置との間を
    上下動する原稿持ち上げ手段と、該原稿持ち上げ手段を
    昇降駆動する原稿持ち上げ駆動手段と、該原稿持ち上げ
    手段が所定の下降停止位置にあることを検知する下降停
    止位置検知手段と、収容手段に積載された原稿の高さを
    検知する積載高さ検知手段と、を備えた自動原稿搬送装
    置の搬送制御方法であって、 原稿積載時に、原稿持ち上げ手段が下降停止位置にある
    ことを検知する下降停止位置検知ステップと、 原稿積載時に、収容手段に積載された原稿の高さを検知
    する積載高さ検知ステップと、 積載高さ検知手段の検知情報を基に、上昇停止位置と下
    降停止位置との間の距離から原稿の積載高さを減じた値
    を用いて原稿持ち上げ手段の移動量を設定する移動量設
    定ステップと、 該移動量だけ原稿持ち上げ駆動手段を上昇駆動して停止
    させる駆動制御ステップと、を有することを特徴とする
    自動原稿搬送装置の制御方法。
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