JP2010199978A - 画像読取装置、画像読取制御方法、及び画像読取制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿の読み取り完了までに要する時間が改善された画像読取装置、画像読取制御方法、及び画像読取制御プログラムを提供すること。
【解決手段】本発明によれば、プレスキャン手段による原稿の読み取りを行う第2の読取手段が、本スキャン手段による原稿の読み取りを行う第1の読取手段より搬送経路を遡る側に設けられており、本スキャン手段による原稿の表面の読み取りを行う前に、プレスキャン手段による原稿の一面の読み取りを実行し、検知手段による原稿サイズの検知を行う。よって、プレスキャン手段による原稿の読み取りの完了後、原稿の副走査方向先端が、本スキャン手段による原稿の読取位置である第1の読取手段による読取位置まで搬送される原稿の移動時間を、検知手段による原稿サイズの検知を行う期間に充てることができるので、その移動時間分だけ、原稿の読み取りの全工程が終了するまでに要する時間を短縮できる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明によれば、プレスキャン手段による原稿の読み取りを行う第2の読取手段が、本スキャン手段による原稿の読み取りを行う第1の読取手段より搬送経路を遡る側に設けられており、本スキャン手段による原稿の表面の読み取りを行う前に、プレスキャン手段による原稿の一面の読み取りを実行し、検知手段による原稿サイズの検知を行う。よって、プレスキャン手段による原稿の読み取りの完了後、原稿の副走査方向先端が、本スキャン手段による原稿の読取位置である第1の読取手段による読取位置まで搬送される原稿の移動時間を、検知手段による原稿サイズの検知を行う期間に充てることができるので、その移動時間分だけ、原稿の読み取りの全工程が終了するまでに要する時間を短縮できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像読取装置、画像読取制御方法、及び画像読取制御プログラムに関するものである。
スキャナやコピー機などの画像読取装置の中には、読取対象原稿のサイズ(原稿サイズ)を自動的に検知するものがある。例えば、特許文献1には、搬送される原稿両面に対して対向配置される一対の画像センサを用い、各種原稿サイズに対して正確な両面原稿検出ができる両面複写装置が記載されている。
ここで、図4及び図5を参照して、自動原稿搬送機構であるオート・ドキュメント・フィーダ(以下、「ADF」と称する)を用いて原稿の読み取りを行う場合に、原稿サイズの検知を含む従来の画像読み取りについて説明する。なお、ADFを用いた原稿Pの読み取りを、以下では「ADF読取」と称する。図4(a)は、ADF104を有するスキャナ100の主な構成を示す模式図である。
図4(a)に示すように、スキャナ100は、フラットベッドスキャナとして機能する原稿載置台102と、その原稿載置台102を覆うカバーであって、給紙トレイ103と排紙トレイ(図示せず)と給紙トレイ103から排紙トレイまで図示されない搬送経路に沿って原稿Pを搬送させるADF104とを有する原稿カバー105と、原稿載置台102の上面に配設された読取ガラス(図示せず)の下方に、読取ガラス越しに写る原稿Pの読取面を読み取り可能な読取ユニット106aとを含んで構成される。なお、読取ユニット106aは、コンタクトイメージセンサ(以下、「CIS」と称する)と光源とから構成されるものであり、主走査方向(紙面垂直方向)に沿って設けられている。
読取ユニット106aは、読取ガラス越しに写る原稿Pの読取面に光源から照射される光の反射光をCISによって受光し、原稿Pの読取面を1ラインずつ読み取る。ADF104を用いて原稿Pの読み取りを行う(以下、「ADF読取」と称する)場合には、読取ユニット106aは、ADF104により搬送される原稿Pを読み取り可能な所定位置に位置され、原稿Pを副走査方向(矢印Y方向)に搬送させながら、読取面を1ラインずつ順次読み取る。
図4(b)は、ADF読取時における原稿サイズ検知の一例を説明するための模式図である。図4(b)に示すように、ADF読取時には、副走査方向(矢印Y方向)に搬送される原稿Pの先端が読取ユニット106aによる読取位置106a1に到達すると、その先端から距離L(例えば、30mm)に亘る範囲の画像データを用いて原稿サイズの検知を行う。この距離Lに亘る範囲では、主走査方向(矢印X方向)の読取範囲を最大の読取範囲Waで読み取る。
この(読取範囲Wa×距離L)の領域の読取画像データから、エッジ抽出画像を作成し、そのエッジ抽出画像から、原稿Pの1辺の寸法(多くの場合は、短手幅)を求め、予め記憶されている原稿サイズに対する寸法(例えば、A4サイズの短手幅であれば210mm)に基づき、原稿サイズが検知される。また、この読取画像データから、原稿Pの主走査方向に対する傾きも検出することができる。
図5は、従来のADF読取による画像読取処理を示すフローチャートである。この処理は、スキャナ100に対し、ADF読取による画像読取を行うよう指示すると起動し、給紙トレイ103に配置された原稿Pの搬送を開始し(S101)、原稿Pの先端が読取位置106a1に到達したか否かを確認し(S102)、原稿Pの先端が読取位置106a1に到達していなければ(S102:No)、S102の処理へ戻る。そして、原稿Pの先端が読取位置106a1に到達すると(S102:Yes)、読取ユニット106aによる1ラインの画像読み取りを読取範囲Wa(図4(b)参照)で実行する(S103)。なお、S103の処理では、要求された読取解像度で原稿Pの読み取りを行う。
S103の処理後、読み取った画像データを、その解像度を落とした上で、図示されないRAM内に設けられた第1ラインバッファ(図示せず)に格納する(S104)。さらに、S103の処理により読み取った画像データを、RAM内に設けられた第2ラインバッファ(図示せず)に格納する(S105)。
S105の処理後、距離L(図4(a)参照)分の読み取りが終了したか否かを確認し(S106)、未だ終了していなければ(S106:No)、S103へ戻り、次の1ラインの読み取りを行う。一方、距離L分の読み取りが終了していれば(S106:Yes)、原稿Pの搬送を停止し(S107)、第1ラインバッファに格納されている画像データを用いて、周知の原稿サイズ検知処理を実行する(S108)。
原稿サイズ検知処理(S108)の実行後、原稿Pの搬送を再開し(S109)、読取ユニット106aによる次の1ラインの画像読み取りを読取範囲Waで実行する(S110)。なお、S110の処理では、要求された読取解像度で原稿Pの読み取りを行う。即ち、S109の処理により原稿Pの搬送が再開されると、S107の処理により搬送が停止される直前に読み取ったラインの続きから、要求された読取解像度で原稿Pの読み取りを行う。
S110の処理後、読み取った画像データを第2ラインバッファに格納し(S111)、原稿Pの読み取りが終了したか否かを確認する(S112)。ここで、原稿Pの読み取りが未だ終了していなければ(S112:No)、S110へ戻り、次の1ラインの読み取りを行う。
一方、原稿Pの読み取りが終了した場合には(S112:Yes)、第2ラインバッファに格納されている画像データを、S108の原稿サイズ検知処理による処理結果に基づいて処理し、処理後の画像データをRAM内の所定領域に格納し(S113)、画像読取処理を終了する。
しかしながら、上述した画像読取処理(図5参照)は、原稿サイズ検知処理(S108)を実行するために、原稿Pの搬送を一旦停止しなければならず、その分、原稿P全体の読み取りに要する時間が遅くなるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、原稿の読み取り完了までに要する時間が改善された画像読取装置、画像読取制御方法、及び画像読取制御プログラムを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の画像読取装置は、原稿を搬送する搬送手段と、その搬送手段により搬送される原稿の表面を主走査方向に読み取る第1の読取手段と、前記第1の読取手段により読み取った前記原稿の表面の画像データを記憶する第1の記憶手段とを備えたものであって、前記第1の読取手段による読取位置から、前記搬送方向を遡る側に所定距離だけ離間した位置にて、該原稿の一面を主走査方向に読み取る第2の読取手段と、その第2の読取手段により読み取った前記原稿の画像データを記憶する第2の記憶手段と、前記搬送手段により搬送される原稿が前記第2の読取手段による読取位置に到達した場合に、該原稿の搬送方向先端から前記搬送方向に、前記第1の読取手段による読取位置と前記第2の読取手段による読取位置との離間距離より短い所定範囲に亘って前記第2読取手段による該原稿の読み取りを実行して、その読み取りにより得られた画像データを前記第2の記憶手段に記憶するプレスキャン手段と、そのプレスキャン手段によって前記第2の記憶手段に記憶された画像データに基づいて、前記原稿に対する原稿サイズの検知を行う検知手段と、前記搬送手段により搬送される原稿が前記第1の読取手段による読取位置に到達した場合に、前記第1読取手段による該原稿の表面の読み取りを要求に従う読取解像度で実行して、その読み取りにより得られた画像データを前記第1の記憶手段に記憶する本スキャン手段と、前記検知手段により検知された原稿サイズに基づき、前記第1の記憶手段に記憶されている画像データを処理する画像処理手段とを備えている。
請求項2記載の画像読取装置は、請求項1記載の画像読取装置において、前記第2の読取手段は、前記原稿の裏面を読み取るものである。
請求項3記載の画像読取装置は、請求項1又は2に記載の画像読取装置において、前記プレスキャン手段による読み取りの終了位置以降に前記原稿を搬送する搬送速度を、両読取位置間の搬送距離と前記要求に従う読取解像度とに基づいて、{(前記離間距離−前記プレスキャン手段による副走査方向の読み取り長さ)/前記検知手段による原稿サイズの検知の開始から終了までの時間}より小さい値に設定すると共に、前記第1の読取手段が該原稿の一面の副走査方向を読み取る速度として継続する搬送速度制御手段を備えている。
請求項4記載の画像読取装置は、請求項3記載の画像読取装置において、前記本スキャン手段により得られた画像データに従う記録を要求された記録画質で記録媒体に施す記録手段と、前記プレスキャン手段による読み取りの終了位置以降に前記原稿を搬送するときの搬送速度を記録画質及び/又は記録媒体の種類に関連付けて記憶する第3の記憶手段と、記録画質の要求値及び/又は記録媒体の種類の要求値を入力する要求値入力手段とを備え、前記搬送速度制御手段は、前記要求値入力手段により入力された要求値に基づき、前記第3の記憶手段に記憶される内容から前記搬送速度を決定し、該搬送速度を制御するものである。
請求項5記載の画像読取制御方法は、原稿を搬送する搬送手段と、その搬送手段により搬送される原稿の表面を主走査方向に読み取る第1の読取手段と、前記第1の読取手段により読み取った前記原稿の表面の画像データを記憶する第1の記憶手段とを有する画像読取装置にて、前記第1の読取手段による前記原稿の表面の読み取りを制御する方法であって、前記画像読取装置は、前記第1の読取手段による読取位置から、前記搬送方向を遡る側に所定距離だけ離間した位置にて、該原稿の一面を主走査方向に読み取る第2の読取手段と、その第2の読取手段により読み取った前記原稿の画像データを記憶する第2の記憶手段とを有しており、前記搬送手段により搬送される原稿が前記第2の読取手段による読取位置に到達した場合に、該原稿の搬送方向先端から前記搬送方向に、前記第1の読取手段による読取位置と前記第2の読取手段による読取位置との離間距離より短い所定範囲に亘って前記第2読取手段による該原稿の読み取りを実行して、その読み取りにより得られた画像データを前記第2の記憶手段に記憶するプレスキャン工程と、そのプレスキャン工程において前記第2の記憶手段に記憶された画像データに基づいて、前記原稿に対する原稿サイズの検知を行う検知工程と、前記搬送手段により搬送される原稿が前記第1の読取手段による読取位置に到達した場合に、前記第1読取手段による該原稿の表面の読み取りを要求に従う読取解像度で実行して、その読み取りにより得られた画像データを前記第1の記憶手段に記憶する本スキャン工程と、前記検知工程により検知された原稿サイズに基づき、前記第1の記憶手段に記憶されている画像データを処理する画像処理工程とを含んで構成される。
請求項6記載の画像読取制御プログラムは、原稿を搬送する搬送手段と、その搬送手段により搬送される原稿の表面を主走査方向に読み取る第1の読取手段と、前記第1の読取手段により読み取った前記原稿の表面の画像データを記憶する第1の記憶手段とを有する画像読取装置を制御するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記画像読取装置は、前記第1の読取手段による読取位置から、前記搬送方向を遡る側に所定距離だけ離間した位置にて、該原稿の一面を主走査方向に読み取る第2の読取手段と、その第2の読取手段により読み取った前記原稿の画像データを記憶する第2の記憶手段とを有しており、前記搬送手段により搬送される原稿が前記第2の読取手段による読取位置に到達した場合に、該原稿の搬送方向先端から前記搬送方向に、前記第1の読取手段による読取位置と前記第2の読取手段による読取位置との離間距離より短い所定範囲に亘って前記第2読取手段による該原稿の読み取りを実行して、その読み取りにより得られた画像データを前記第2の記憶手段に記憶するプレスキャンステップと、そのプレスキャンステップにより前記第2の記憶手段に記憶された画像データに基づいて、前記原稿に対する原稿サイズの検知を行う検知ステップと、前記搬送手段により搬送される原稿が前記第1の読取手段による読取位置に到達した場合に、前記第1読取手段による該原稿の表面の読み取りを要求に従う読取解像度で実行して、その読み取りにより得られた画像データを前記第1の記憶手段に記憶する本スキャンステップと、前記検知ステップにより検知された原稿サイズに基づき、前記第1の記憶手段に記憶されている画像データを処理する画像処理ステップとを、前記コンピュータに実行させるものである。
請求項1記載の画像読取装置によれば、本スキャン手段による原稿の表面の読み取り(即ち、第1の読取手段による原稿の読み取り)を行う前に、プレスキャン手段による原稿の一面の読み取りを実行し、検知手段による原稿サイズの検知を行う。ここで、プレスキャン手段による原稿の読み取りは、第1の読取手段による読取位置から搬送方向を遡る側に所定距離だけ離間した位置にて、第2の読取手段によって行われ、このときの副走査方向の読取範囲が、該第2の読取手段による読取位置と第1の読取手段による読取位置との離間距離より短い所定範囲とされる。
よって、プレスキャン手段による原稿の読み取りの完了後、原稿の副走査方向先端が、本スキャン手段による原稿の読取位置である第1の読取手段による読取位置まで搬送される原稿の移動時間を、検知手段による原稿サイズの検知を行う期間に充てることができるので、その移動時間分だけ、原稿の読み取りの全工程が終了するまでに要する時間を短縮できるという効果がある。
請求項2記載の画像読取装置によれば、請求項1記載の画像読取装置の奏する効果に加え、次の効果を奏する。プレスキャン手段による読み取りに使用する第2の読取手段が、原稿の裏面を読み取るものであるので、原稿の両面を一度に読み取ることができる画像読取装置の裏面読み取り用の読取手段を流用できる。よって、プレスキャン手段による読取専用の読取手段を第2の読取手段として設ける必要がないので、製造コストの上昇を抑制することができるという効果がある。
請求項3記載の画像読取装置によれば、請求項1又は2に記載の画像読取装置の奏する効果に加え、次の効果を奏する。プレスキャン手段による読み取りの終了位置以降における原稿の搬送速度が、搬送速度制御手段により、{(前記離間距離−前記プレスキャン手段による副走査方向の読み取り長さ)/前記検知手段による原稿サイズの検知の開始から終了までの時間}より小さい値とされるので、プレスキャン手段による原稿の読み取りの完了後、原稿の副走査方向先端が、第1の読取手段による読取位置までに到達する前に、検知手段による原稿サイズの検知を完了させることができる。
よって、本スキャン手段による読み取り前に原稿サイズの検知を終了させるために原稿の搬送を停止させなくてもよいので、原稿の読み取りの全工程が終了するまでに要する時間を短縮できる。さらに、原稿の搬送を停止する必要がないので、搬送を停止した場合に必然的に生じる搬送再開時の加速が生じず、かかる搬送再開時の加速によって次の1ラインの読取画像が副走査方向に伸びることが防止され、高画質の画像を得ることができるという効果がある。
また、搬送速度制御手段により、設定された搬送速度が第1の読取手段による原稿の副走査方向の読取速度として継続して使用されるので、本スキャン手段による原稿の読み取りを一定速度で行うことができるので、第1読取手段による読み取り中の加速による画質劣化を防止することができるという効果がある。
請求項4記載の画像読取装置によれば、請求項3記載の画像読取装置の奏する効果に加え、次の効果を奏する。第3の記憶手段には、プレスキャン手段による読み取りの終了位置以降における原稿の搬送速度が、記録画質及び/又は記録媒体の種類に関連付けて記憶されているので、記録画質の要求値及び/又は記録媒体の種類の要求値が入力された場合に、プレスキャン手段による読み取りの終了位置以降における最適な搬送速度を容易に設定することができるという効果がある。
請求項5記載の画像読取制御方法、及び、請求項6記載の画像読取制御プログラムによれば、どちらも、請求項1記載の画像読取装置と同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明における一実施形態の複合機1の主な構成を示す模式図である。複合機1は、プリント機能や、コピー機能や、スキャナ機能など、複数の機能を1台に備えた装置であり、本発明の画像読取装置を構成するものである。
図1(a)に示すように、複合機1は、フラットベッドスキャナとして機能する原稿載置台2と、その原稿載置台2を覆うカバーであって、給紙トレイ3と排紙トレイ(図示せず)と給紙トレイ3から排紙トレイまで図示されない搬送経路に沿って原稿Pを搬送させるADF4とを有する原稿カバー5とを含んで構成される。
また、複合機1は、原稿載置台2の上面に配設された読取ガラス(図示せず)の下方に、主走査方向(紙面垂直方向)に沿って配置される第1読取ユニット6aを第1の読取手段として有している。この第1読取ユニット6aは、CISとLED等の光源とから構成され、読取ガラス越しに写る原稿Pの読取面に光源から照射される光の反射光をCISによって受光し、原稿Pの読取面を1ラインずつ読み取るものである。
第1読取ユニット6aは、副走査方向に往復移動可能であり、原稿載置台2に原稿Pを載置させて読み取りを行う場合には、第1読取ユニット6aを副走査方向(矢印Y方向)に移動させつつ、読取ガラス越しに写る原稿Pの読取面を1ラインずつ読み取る。また、ADF4を用いるADF読取を行う場合には、第1読取ユニット6aを、ADF4により搬送される原稿Pを読み取り可能な所定位置に位置させ、ADF4により原稿Pを搬送させながら、読取ガラス越しに写る原稿Pの読取面を1ラインずつ順次読み取る。
さらに、複合機1は、第1読取ユニット6aと同様に構成される第2読取ユニット6bを、第2の読取手段として有している。第2読取ユニット6bは、図1(a)に示すように、第1読取ユニット6aから図示されない搬送経路を遡る側であって、第1の読取ユニット6aによる原稿Pの読取面とは反対側の面を読み取ることができる位置に固定配置されている。図1(a)に示すように、第1読取ユニット6aによる読取位置6a1から第2読取ユニットによる読取位置6b1まで用紙が搬送される距離(以下、この距離を単に「読取ユニット離間距離」と称する)はMである。
複合機1は、2つの読取ユニット6a,6bが搬送経路に沿って設けられているので、ADF4により原稿Pを搬送させながら、原稿Pの両面を一度に読み取ることができる。なお、本明細書及び特許請求の範囲では、第1読取ユニット6aにより読み取られる原稿Pの読取面を「表面」と称し、第2読取ユニット6bにより読み取られる原稿Pの読取面を「裏面」と称している。
詳細は後述するが、本実施形態の複合機1は、ADF4により原稿Pを搬送させながら、第1読取ユニット6aによって原稿Pの表面のみを読み取る場合に(以下、「ADF片面読取」と称する)、第2読取ユニット6bを利用して、原稿Pの副走査方向の先端から、原稿Pの副走査方向の長さ(本実施形態では、原稿Pの長手幅)より短い距離L(例えば、30mm)に亘る範囲で原稿Pを読み取り、原稿サイズの検知を行う。なお、以下では、副走査方向の先端を単に「先端」と称する。
なお、複合機1は、記録紙への印刷が可能なプリンタ部16(図1(b)参照)や、複合機1への指示を入力可能な操作パネル17(図1(b)参照)などを有しているが、図1(a)では、発明の理解を容易にする目的で、これら一部構成の記載は省略している。
図1(b)は、複合機1の電気的構成を示すブロック図である。図1(b)に示すように、複合機1は、複合機1の全体の動作を制御するCPU11と、そのCPU11により実行される各種の制御プログラムや固定値データを記憶するROM12と、CPU12により実行される各種処理に必要なデータ等を一時的に記憶するRAM13と、読取インターフェイス(読取I/F)15と、第1読取ユニット6aと、第2読取ユニット6bと、ADF4と、プリンタ部16と、操作部とLCD等の表示部とから構成される操作パネル17と、パーソナルコンピュータなどの外部装置との接続を可能とするインターフェイスであるI/F18と有している。
CPU11と、ROM12と、RAM13と、読取I/F15と、ADF4と、プリンタ部16と、操作パネル17と、I/F18とは、バスラインにより相互に接続されており、第1読取ユニット6a及び第2読取ユニット6bは、読取I/F15に接続されている。この複合機1は、操作パネル17上の操作部からの指示入力に基づいて、入力された指示に基づく所定の動作を実行する。また、複合機1は、I/F18を介して接続される外部装置から対応ドライバを介して送信される指示によっても動作する。
ROM12は、後述する画像読取処理(図3参照)を実行する本発明の画像読取プログラムである画像読取プログラム12aと、解像度テーブル12bと、搬送速度テーブル12cとを有している。なお、テーブル12b,12cについては、図2(a)及び図2(b)を参照して後述する。
RAM13は、第1ラインバッファ13aと、第2ラインバッファ13bとを有している。第1ラインバッファ13aは、原稿サイズ検知用の読取画像データを格納するバッファであり、第2ラインバッファ13bは、第1読取ユニット6aによる読み取りにより得られた読取画像データを格納するバッファである。
プリンタ部16は、記録ヘッド(図示せず)と、その記録ヘッドに供給されるインクが充填されたインクカートリッジを装着する装着部(図示せず)などを含んで構成される。また、プリンタ部16は、記録紙を収容する給紙トレイ(図示せず)と、印刷後の記録紙を排出する排紙トレイ(図示せず)とを有している。
次に、図2を参照して、上述した解像度テーブル12b及び搬送速度テーブル12cについて説明する。図2(a)は、解像度テーブル12bの内容を示す模式図であり、図2(b)は、搬送速度テーブルの内容を示す模式図である。
図2(a)に示すように、解像度テーブル12bは、原稿Pの画像をコピー機能によりプリンタ部16により印刷(記録)する場合の印刷画質(画質12b1)と、記録に使用する記録紙の種類(記録紙種類12b2)と、ADF片面読取時における第1読取ユニット6aによる原稿Pの表面の読み取り(以下、「本スキャン」と称する)を行う場合の読取解像度とを対応付けたテーブルである。図2(a)に示す例では、3種類の画質12b1(「Fast」、「Nomal」、「Best」)と、3種類の記録画質(「Plain」、「Inkjet」、「Glossy」)との各々の組み合わせに対し、本スキャン時の読取解像度が対応付けられている。
ユーザが、コピー機能を使用するにあたり、所望の印刷画質と使用する記録紙の種類とを、操作パネル17上の操作部の操作、又は、I/F18を介して接続される外部装置の操作により入力すると、これら2つの入力値及び解像度テーブル12bに基づいて、本スキャン時に使用する読取解像度が決定される。例えば、ユーザが、画質12b1として「Nomal」を入力(要求)し、記録紙種類12b2として「Plain」を入力(要求)した場合には、解像度テーブル12bに基づき、「450dpi」が、本スキャン時に使用する読取解像度として決定される。
図2(b)に示すように、搬送速度テーブル12cは、本スキャン時の読取解像度(解像度12c1)と、主走査方向に最大の読取範囲である主走査最大読取範囲(主走査最大読取範囲12c1)と、原稿Pの搬送速度とを対応付けるテーブルである。図2(b)に示す例では、4種類の解像度12c1(「300dpi」、「450dpi」、「600dpi」、「1200dpi」)と、2種類の主走査最大読取範囲12c1(「A4」、「A3」)との各々の組み合わせに対し、V1からV8までの搬送速度が対応付けられている。
解像度12c1は、ユーザが、スキャナ機能を使用するにあたり、操作パネル17上の操作部の操作、又は、I/F18を介して接続される外部装置の操作により入力(要求)した読取解像度とされる。あるいは、ユーザが、コピー機能を使用する場合には、上述した解像度テーブル12bから得た読取解像度が解像度12c1として適用される。
主走査最大読取範囲12c2は、ユーザが、スキャナ機能又はコピー機能を使用するにあたり、操作パネル17上の操作部の操作、又は、I/F18を介して接続される外部装置の操作により指定された値とされる。なお、ユーザは、原稿Pの実際の大きさ以上の適当なサイズ(例えば、B5サイズであれば「A4」)を主走査最大読取範囲として入力する。
解像度12c1及び主走査最大読取範囲12c2が入力されると、これらの入力値及び搬送速度テーブル12cに基づいて、原稿Pの搬送速度が決定される。例えば、解像度12c1として「600dpi」が入力され、主走査最大読取範囲12c2として「A3」が入力されると、搬送速度テーブル12cに基づき、「V7」が搬送速度といて決定される。
本実施形態では、搬送速度テーブル12cにより決定される搬送速度V1からV8までの各値は、読取ユニット離間距離Mと、ADF片面読取時における第2読取ユニット6bによる検知用画像の読み取り(以下、「プレスキャン」と称する)後に、原稿サイズを検知する処理に要する時間とを考慮し、本スキャンが開始される前(即ち、原稿Pの先端が第1読取ユニット6aによる読取位置6a1に到達する前)までに、原稿サイズ検知処理が終了する搬送速度とされている。
即ち、解像度12c1及び主走査最大読取範囲12c2に基づき搬送速度テーブル12cにより決定される搬送速度は、(読取ユニット離間距離M/第2読取ユニット6bによるプレスキャンの開始から原稿サイズ検知処理の終了までの時間)より小さい値とされている。換言すれば、搬送速度テーブル12cにより決定される搬送速度は、{(読取ユニット離間距離M−距離L)/原稿サイズ検知処理の終了までの時間)}より小さい値である。
同じ主走査読取範囲12c2について比較した場合に、解像度12c1の値が大きい程、原稿サイズ検知処理が完了するまでの時間が長くなるため、遅く搬送する必要がある。よって、搬送速度は、V1>V2>V3>V4であり、V5>V6>V7>V8である。一方、同じ解像度12b1について比較した場合に、主走査最大読取範囲12c2の値が大きい程、原稿サイズ検知処理が完了するまでの時間が長くなるため、遅く搬送する必要がある。よって、搬送速度は、V1>V5であり、V2>V6であり、V3>V7であり、V4>V8である。
このように、本実施形態の複合機1によれば、ADF片面読取時には、解像度12c1(読取解像度)と主走査最大読取範囲12c2とに応じて、本スキャンが開始される前までに原稿サイズ検知処理が終了する搬送速度が決定される。よって、プレスキャン後に原稿Pの搬送を停止することなく、第1読取ユニット6aによる本スキャンを開始することができるので、プレスキャン後に原稿Pの搬送が停止される場合に比べ、原稿Pの本スキャンが終了するまでに要する時間(即ち、原稿Pの搬送開始から本スキャンが終了するまでの全工程に要する時間)を短縮することができる。
なお、搬送速度テーブル12cにより決定される搬送速度は、{(読取ユニット離間距離M−距離L)/原稿サイズ検知処理の終了までの時間)}に近い値である程、原稿サイズ検知処理が終了したタイミングでの原稿Pの先端の位置が、第1読取ユニット6aによる読取位置6a1に近くなり、原稿サイズ検知処理の終了後、早い時期に本スキャンを開始することができるので、好ましい。
次に、図3を参照して、上述した構成を有する本実施形態の複合機1にて実行される画像読取装置について説明する。図3は、複合機1のCPU11により実行される画像読取処理を示すフローチャートである。なお、図3に示す処理は、ROM12に格納される画像読取プログラム12aに基づいて実行される。
画像読取処理は、操作パネル17上の操作部の操作、又は、I/F18を介して接続される外部装置の操作により、コピー指示又はスキャンの指示のいずれかが入力されると起動し、まず、原稿Pの読み取りをADF片面読取で行うか否かを確認する(S11)。ここで、ADF片面読取以外である場合には(S11:No)、設定に応じたコピーやスキャンを行う通常の処理を実行し(S28)、画像読取処理を終了する。
一方で、S11の処理により確認した結果、原稿Pの読み取りをADF片面読取で行う場合には(S11:Yes)、入力された指示がコピーの指示であるかを確認し(S12)、コピーの指示であれば(S12:Yes)、ユーザが要求する印刷画質及び記録紙の種類に基づき、解像度テーブル12bを用いて、本スキャン時の読取解像度を決定し(S13)、S14の処理へ移行する。S12の処理により確認した結果、指示がスキャンの指示であれば(S12:No)、S13の処理をスキップして、S14の処理へ移行する。
S14では、本スキャン時の読取解像度とユーザにより指定された主走査最大読取範囲とに基づき、搬送速度テーブル12cを用いて、原稿Pの搬送速度を決定する(S14)。このとき、本スキャン時の読取解像度は、コピー指示を契機として実行されている画像読取処理であれば、S12の処理により決定された値であり、スキャン指示を契機として実行されている画像読取処理であれば、ユーザが要求する読取解像度である。
次いで、決定された搬送速度で原稿Pの搬送を開始し(S15)、原稿Pの先端が第2読取ユニット6bによる読取位置6b1(以下、単に「裏面読取位置」と称する)に到達したかを確認する(S16)。ここで、原稿Pの先端が裏面読取位置に到達していなければ(S16:No)、S16の処理へ戻る。
一方、原稿Pの先端が裏面読取位置に到達した場合には(S16:Yes)、プレスキャンとして、第2読取ユニット6bによる1ラインの画像読み取りを、ユーザにより指定された主走査最大読取範囲で実行する(S17)。このとき、S12の処理により決定された読取解像度(コピー機能使用時)、又は、ユーザが要求する読取解像度(スキャン機能使用時)で原稿Pの読み取りを行う。そして、読み取った画像データを、その解像度を落とした上で、第1ラインバッファ13aに格納する(S18)。
S18の処理後、原稿Pの副走査方向の長さ(本実施形態では、原稿Pの長手幅)より短い距離L(図1(a)参照)分の読み取りが終了したかを確認し(S19)、距離L分の読み取りが未だ終了していなければ(S19:No)、S17へ戻り、次の1ラインの読み取りと、読み取りにより得られた画像データの第1ラインバッファ13aへの格納とを行う。
一方、距離L分の読み取りが終了した場合には(S19:Yes)、第1ラインバッファ13aに格納されている画像データを用いて、周知の原稿サイズ検知処理を実行する(S20)。この原稿サイズ検知処理では、第1ラインバッファ13aに格納されている画像データから、エッジ抽出画像を作成し、そのエッジ抽出画像から、原稿Pの1辺の寸法(本実施形態では、短手幅)を求め、ROM12の所定領域に記憶されている原稿サイズの寸法に基づき、原稿サイズを検出する。なお、原稿サイズ検知処理により、原稿Pの主走査方向(副操作方向)に対する傾きも検出することができる。
原稿サイズ検知処理(S20)の実行後、原稿サイズ検知処理の処理結果に基づいて、本スキャン時における主走査方向の読取範囲を決定し(S21)、原稿Pの先端が第1読取ユニット6aによる読取位置6a1(以下、単に「表面読取位置」と称する)に到達したかを確認する(S22)。ここで、原稿Pの先端が表面読取位置に到達していなければ(S22:No)、S22の処理へ戻る。
一方、原稿Pの先端が表面読取位置に到達した場合には(S22:Yes)、本スキャンとして、第1読取ユニット6aによる1ラインの画像読み取りを、S21の処理により決定された主走査方向の読取範囲で実行する(S23)。このときの読取解像度もまた、プレスキャン時と同様に、S12の処理により決定された読取解像度(コピー機能使用時)、又は、ユーザが要求する読取解像度(スキャン機能使用時)である。
S23の処理後、読み取った画像データを、第2ラインバッファ13bに格納し(S24)、原稿Pの読み取りが終了したか、即ち、原稿Pの副走査方向の終端が表面読取位置(読取位置6a1)に到達したかを確認する(S25)。このとき、原稿Pの読み取りが未だ終了していなければ(S25:No)、S23へ戻り、次の1ラインの読み取りと、読み取りにより得られた画像データの第2ラインバッファ13bへの格納とを行う。
一方、原稿Pの読み取りが終了した場合には(S25:Yes)、第2ラインバッファ13bに格納されている画像データを、S20の原稿サイズ検知処理による処理結果に基づいて処理し(S26)する。S26の処理では、原稿サイズ検知処理の処理結果に基づき、画像を必要に応じて回転させた後、検知された原稿サイズに応じた主走査方向の切り出しを行う。なお、S26の処理により得られた画像データは、RAM13内の所定領域に格納する。
S26の処理後、コピーであるかスキャンであるかに応じた各処理を実行する(S27)。具体的には、コピー機能使用時であれば、S26の処理により得られた画像データ(処理後にRAM13に格納された画像データ)をユーザにより要求された印刷画質の印刷データに変換した後、プリンタ部16により印刷を行う。一方、スキャン機能使用時であれば、S26の処理によりRAM13に格納された画像データをファイル化して、RAM13、又は、I/F18を介して接続される外部装置に記憶させる。S27の処理後、画像読取処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の複合機1によれば、原稿Pの裏面を読み取る第2読取ユニット6bが、原稿Pの表面を読み取る第1読取ユニット6aより搬送経路を遡る側に設けられており、ADF片面読取時には、第2読取ユニット6bを利用して、原稿サイズの検出を行うためのプレスキャンを行うので、プレスキャンの終了後から、第1読取ユニット6aによる本スキャンが開始されるまでの、原稿Pの搬送時間(移動時間)を原稿サイズ検知処理の実行期間に充てることができるので、その搬送時間分だけ、原稿Pの本スキャンが終了するまでに要する時間を短縮することができる。
特に、本実施形態の複合機1によれば、ユーザによる印刷画質や記録紙の種類や読取解像度の要求に従う読取解像度に応じて、本スキャンが開始される前までに原稿サイズ検知処理が終了する搬送速度が決定されるので、プレスキャン後に原稿Pの搬送を停止することなく、第1読取ユニット6aによる本スキャンを開始することができる。よって、プレスキャン後に原稿Pの搬送が停止される場合に比べ、原稿Pの本スキャンが終了するまでに要する時間を短縮することができる。
また、決定された搬送速度は、原稿サイズ検知処理後に行われる本スキャン時の搬送速度としても継続して用いられる。よって、原稿Pの搬送が搬送開始から最後まで停止されないので、搬送を停止した場合に必然的に生じる搬送再開時の加速が本スキャンの途中で生じず、かかる搬送再開時の加速によって次の1ラインの読取画像が副走査方向に伸びることを防止できるので、画質劣化が防止され、高画質の画像を得ることができる。また、原稿Pを一定速度に搬送させながら、本スキャンを行うができるので、本スキャン中の加速による画質劣化を防止することができる。
さらに、本実施形態の複合機1によれば、ユーザによる印刷画質や記録紙の種類や読取解像度の要求に従う読取解像度に基づいて、搬送速度テーブル12cを用いて搬送速度を決定するので、最適な搬送速度を容易に決定することができる。また、読取画像の印刷を伴うコピー機能使用時には、ユーザによる印刷画質や記録紙の種類の要求に基づいて、解像度テーブル12bを用いて、搬送速度テーブル12cを参照するための読取解像度が決定されるので、最適な印刷画像が得られると共に、原稿Pの本スキャンが終了するまでに要する時間を最適化できる搬送速度を容易に決定することができる。
また、本実施形態の複合機1では、原稿サイズ検知処理の処理結果に基づいて、本スキャン時における主走査方向の読取範囲を決定する。よって、本スキャン時における主走査方向の読取範囲を、プレスキャン時に使用する主走査最大読取範囲以下にすることができる。本スキャン時における主走査方向の読取範囲が小さい程、読取画像データの大きさが小さくなるので、メモリの消費量が小さくなり、CPU11の処理負荷を軽減することができる。
また、本実施形態の複合機1によれば、ADF片面読取時において原稿サイズの検出を行う読取手段として、原稿Pの裏面側を読み取る第2読取ユニット6bを利用するので、原稿サイズ検出用の読取手段を設けることなく、本スキャンの開始前に原稿サイズ検知処理を終了させることができるので、製造コストの上昇を抑制できる。
以上実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、原稿Pの裏面側を読み取る第2読取ユニット6bを利用して、ADF片面読取時における原稿サイズの検出を行う構成としたが、第1読取ユニット6aより搬送経路を遡る側に原稿サイズ検出専用の読取ユニットを設ける構成としてもよい。原稿サイズ検出専用の読取ユニットは、原稿Pの表面を読み取るものであっても、裏面を読み取るものであってもよい。
また、上記実施形態では、解像度テーブル12bを、印刷画質(画質12b1)と、記録紙の種類(記録紙種類12b2)と、本スキャン時の読取解像度とを対応付けたテーブルとして構成したが、印刷画質又は記録紙の種類と、本スキャン時の読取解像度とを対応付けたテーブルとして構成してもよい。即ち、印刷画質と記録紙の種類との両方ではなく、いずれか一方のパラメータに対して、本スキャン時の読取解像度を決定できる構成としてもよい。
また、上記実施形態では、ユーザによる要求に従う読取解像度に応じて、搬送速度テーブル12cを用いて決定された{(読取ユニット離間距離M−距離L)/原稿サイズ検知処理の終了までの時間)}より小さい値である搬送速度を、原稿Pの搬送開始時から使用したが、この搬送速度は、少なくとも、第2読取ユニット6bによるプレスキャンの完了後から適用されていればよい。例えば、第2読取ユニット6bによるプレスキャン時の搬送速度を、搬送速度テーブル12cを用いて決定された決定された搬送速度より速い速度とすることにより、原稿Pの本スキャンが終了するまでに要する時間をより短くすることができる。
また、上記実施形態では、プレスキャンによる読取画像データを格納する第1ラインバッファ13aと、本スキャンによる読取画像データを格納する第2ラインバッファ13bとを設ける構成としたが、これらを共通化し、プレスキャンによる読取画像データを格納した後、本スキャンによる読取画像データを上書きする構成としてもよい。
また、上記実施形態では、プレスキャン時の読取解像度を、本スキャン時の読取解像度とし、第2読取ユニット6bにより読み取った画像データを、その解像度を落とした上で、第1ラインバッファ13aに格納する構成としたが、プレスキャン時に適用される低い解像度で原稿を読み取り、得られた画像データを第1ラインバッファ13aに格納する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、複合機1を本発明の画像読取装置として例示したが、ADFを有し、原稿の裏面を読み取る読取ユニットが、原稿の表面を読み取る読取ユニットより搬送経路を遡る側に設けられているスキャナを本発明の画像読取装置としてもよい。
1 複合機(画像読取装置の一例)
4 ADF(搬送手段の一例)
6a 第1読取ユニット(第1の読取手段の一例)
6b 第2読取ユニット(第2の読取手段の一例)
12a 解像度テーブル(第3の記憶手段の一部の一例)
12b 搬送速度テーブル(第3の記憶手段の一部の一例)
13a 第1ラインバッファ(第2の記憶手段の一例)
13b 第2ラインバッファ(第1の記憶手段の一例)
16 プリンタ部(記録手段の一例)
17 操作パネル(画質入力手段の一例)
18 I/F(画質入力手段の一例)
S14 搬送速度制御手段の一部の一例、搬送速度制御工程の一部の一例、搬送速度制御ステップの一部の一例
S17 プレスキャン手段の一例、プレスキャン工程の一例、プレスキャンステップの一例
S20 検知手段の一例、検知工程の一例、検知ステップの一例
S23 スキャン手段の一例、本スキャン工程の一例、本スキャンステップの一例
S26 画像処理手段の一例、画像処理工程の一例、画像処理ステップの一例
4 ADF(搬送手段の一例)
6a 第1読取ユニット(第1の読取手段の一例)
6b 第2読取ユニット(第2の読取手段の一例)
12a 解像度テーブル(第3の記憶手段の一部の一例)
12b 搬送速度テーブル(第3の記憶手段の一部の一例)
13a 第1ラインバッファ(第2の記憶手段の一例)
13b 第2ラインバッファ(第1の記憶手段の一例)
16 プリンタ部(記録手段の一例)
17 操作パネル(画質入力手段の一例)
18 I/F(画質入力手段の一例)
S14 搬送速度制御手段の一部の一例、搬送速度制御工程の一部の一例、搬送速度制御ステップの一部の一例
S17 プレスキャン手段の一例、プレスキャン工程の一例、プレスキャンステップの一例
S20 検知手段の一例、検知工程の一例、検知ステップの一例
S23 スキャン手段の一例、本スキャン工程の一例、本スキャンステップの一例
S26 画像処理手段の一例、画像処理工程の一例、画像処理ステップの一例
Claims (6)
- 原稿を搬送する搬送手段と、その搬送手段により搬送される原稿の表面を主走査方向に読み取る第1の読取手段と、前記第1の読取手段により読み取った前記原稿の表面の画像データを記憶する第1の記憶手段とを備えた画像読取装置であって、
前記第1の読取手段による読取位置から、前記搬送方向を遡る側に所定距離だけ離間した位置にて、該原稿の一面を主走査方向に読み取る第2の読取手段と、
その第2の読取手段により読み取った前記原稿の画像データを記憶する第2の記憶手段と、
前記搬送手段により搬送される原稿が前記第2の読取手段による読取位置に到達した場合に、該原稿の搬送方向先端から前記搬送方向に、前記第1の読取手段による読取位置と前記第2の読取手段による読取位置との離間距離より短い所定範囲に亘って前記第2読取手段による該原稿の読み取りを実行して、その読み取りにより得られた画像データを前記第2の記憶手段に記憶するプレスキャン手段と、
そのプレスキャン手段によって前記第2の記憶手段に記憶された画像データに基づいて、前記原稿に対する原稿サイズの検知を行う検知手段と、
前記搬送手段により搬送される原稿が前記第1の読取手段による読取位置に到達した場合に、前記第1読取手段による該原稿の表面の読み取りを要求に従う読取解像度で実行して、その読み取りにより得られた画像データを前記第1の記憶手段に記憶する本スキャン手段と、
前記検知手段により検知された原稿サイズに基づき、前記第1の記憶手段に記憶されている画像データを処理する画像処理手段とを備えていることを特徴とする画像読取装置。 - 前記第2の読取手段は、前記原稿の裏面を読み取るものであることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 前記プレスキャン手段による読み取りの終了位置以降に前記原稿を搬送する搬送速度を、両読取位置間の搬送距離と前記要求に従う読取解像度とに基づいて、{(前記離間距離−前記プレスキャン手段による副走査方向の読み取り長さ)/前記検知手段による原稿サイズの検知の開始から終了までの時間}より小さい値に設定すると共に、前記第1の読取手段が該原稿の一面の副走査方向を読み取る速度として継続する搬送速度制御手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
- 前記本スキャン手段により得られた画像データに従う記録を要求された記録画質で記録媒体に施す記録手段と、
前記プレスキャン手段による読み取りの終了位置以降に前記原稿を搬送するときの搬送速度を記録画質及び/又は記録媒体の種類に関連付けて記憶する第3の記憶手段と、
記録画質の要求値及び/又は記録媒体の種類の要求値を入力する要求値入力手段とを備え、
前記搬送速度制御手段は、前記要求値入力手段により入力された要求値に基づき、前記第3の記憶手段に記憶される内容から前記搬送速度を決定し、該搬送速度を制御するものであることを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。 - 原稿を搬送する搬送手段と、その搬送手段により搬送される原稿の表面を主走査方向に読み取る第1の読取手段と、前記第1の読取手段により読み取った前記原稿の表面の画像データを記憶する第1の記憶手段とを有する画像読取装置にて、前記第1の読取手段による前記原稿の表面の読み取りを制御する画像読取制御方法であって、
前記画像読取装置は、
前記第1の読取手段による読取位置から、前記搬送方向を遡る側に所定距離だけ離間した位置にて、該原稿の一面を主走査方向に読み取る第2の読取手段と、
その第2の読取手段により読み取った前記原稿の画像データを記憶する第2の記憶手段とを有しており、
前記搬送手段により搬送される原稿が前記第2の読取手段による読取位置に到達した場合に、該原稿の搬送方向先端から前記搬送方向に、前記第1の読取手段による読取位置と前記第2の読取手段による読取位置との離間距離より短い所定範囲に亘って前記第2読取手段による該原稿の読み取りを実行して、その読み取りにより得られた画像データを前記第2の記憶手段に記憶するプレスキャン工程と、
そのプレスキャン工程において前記第2の記憶手段に記憶された画像データに基づいて、前記原稿に対する原稿サイズの検知を行う検知工程と、
前記搬送手段により搬送される原稿が前記第1の読取手段による読取位置に到達した場合に、前記第1読取手段による該原稿の表面の読み取りを要求に従う読取解像度で実行して、その読み取りにより得られた画像データを前記第1の記憶手段に記憶する本スキャン工程と、
前記検知工程により検知された原稿サイズに基づき、前記第1の記憶手段に記憶されている画像データを処理する画像処理工程とを含んで構成されることを特徴とする画像読取制御方法。 - 原稿を搬送する搬送手段と、その搬送手段により搬送される原稿の表面を主走査方向に読み取る第1の読取手段と、前記第1の読取手段により読み取った前記原稿の表面の画像データを記憶する第1の記憶手段とを有する画像読取装置を制御するコンピュータに実行させるための画像読取プログラムであって、
前記画像読取装置は、
前記第1の読取手段による読取位置から、前記搬送方向を遡る側に所定距離だけ離間した位置にて、該原稿の一面を主走査方向に読み取る第2の読取手段と、
その第2の読取手段により読み取った前記原稿の画像データを記憶する第2の記憶手段とを有しており、
前記搬送手段により搬送される原稿が前記第2の読取手段による読取位置に到達した場合に、該原稿の搬送方向先端から前記搬送方向に、前記第1の読取手段による読取位置と前記第2の読取手段による読取位置との離間距離より短い所定範囲に亘って前記第2読取手段による該原稿の読み取りを実行して、その読み取りにより得られた画像データを前記第2の記憶手段に記憶するプレスキャンステップと、
そのプレスキャンステップにより前記第2の記憶手段に記憶された画像データに基づいて、前記原稿に対する原稿サイズの検知を行う検知ステップと、
前記搬送手段により搬送される原稿が前記第1の読取手段による読取位置に到達した場合に、前記第1読取手段による該原稿の表面の読み取りを要求に従う読取解像度で実行して、その読み取りにより得られた画像データを前記第1の記憶手段に記憶する本スキャンステップと、
前記検知ステップにより検知された原稿サイズに基づき、前記第1の記憶手段に記憶されている画像データを処理する画像処理ステップとを、前記コンピュータに実行させるものであることを特徴とする画像読取プログラム。
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