JP2001002279A - 画像出力装置及びその制御方法 - Google Patents

画像出力装置及びその制御方法

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JP2001002279A
JP2001002279A JP11173341A JP17334199A JP2001002279A JP 2001002279 A JP2001002279 A JP 2001002279A JP 11173341 A JP11173341 A JP 11173341A JP 17334199 A JP17334199 A JP 17334199A JP 2001002279 A JP2001002279 A JP 2001002279A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷材の種類に応じて画像情報の解像度と画
像形成手段の解像度及び搬送速度とを変更する場合に、
プレフィードを行わないように制御することにより、低
コストで定着不良、転写不良等の品質低下や画像伸縮に
よる不良を防止できる画像出力装置及びその制御方法を
提供する。 【解決手段】 情報処理装置から入力した画像情報に基
づき、ビットマット展開処理部103でビットマップに
展開し、用紙サイズ検出部110で特定の大きさ(ハガ
キ)の用紙サイズが検出された場合、解像度制御部10
6及び紙搬送速度制御部107に通知し、エンジン解像
度及び搬送速度を変更し、プレフィード制御部113で
プレフィードを行わないように制御し、エンジン出力制
御部104で解像度変換されたビットマップをエンジン
105に出力し、印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュ−
タ等に接続されるプリンタ等の画像出力装置及びその制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像出力装置、例えば良く知られ
たレーザビームプリンタ等のプリンタは標準インターフ
ェースケーブルを用いてホストコンピュータと繋げられ
ており、ホストコンピュータからPDL(Page Descriptio
n language)で記述された画像信号がプリンタのコント
ローラに入力されると、この画像信号を解釈し、ビット
マップデータの2値信号に変換してプリンタエンジンに
出力し、プリンタエンジンによってハードコピーが得ら
れるように構成されている。
【0003】近年では、使用される用紙の種類は多様化
しており、ハガキや封筒はもちろんのこと、様々な種類
の用紙を使用したいとの要求も高くなっている。更に、
装置の高速化、低価格化といった傾向にあることは言う
までもない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、例えば薄紙では転写不良が発生し、また厚紙
では定着不良が発生するといった問題があった。更に、
幅の狭い用紙では、通紙部分と非通紙部分とで定着器の
温度差が生じてしまい、結果として、定着不良や定着器
故障の原因となっていた。特に、高速なプリンタになる
ほど、その傾向が強かった。
【0005】そこで、この問題の回避策として、薄紙、
厚紙や幅の狭い用紙を使用する場合は、ユーザーがパネ
ルメニューにおいて定着温度の設定を変更できるような
方法が取られている。
【0006】しかしながら、上述の定着温度を変更する
だけでは、メニューの定着温度設定の変更を戻し忘れた
場合には同様な問題が発生し、様々な用紙に対処するこ
とは不可能であった。仮に、定着温度の変更で対応でき
たとしても非常に高価になると予想される。つまり、様
々な種類の用紙に対して、品質、特に定着性能を満足す
るために、用紙の種類(材質、形状、大きさ、厚さ、重
さなど)に応じてエンジン解像度と搬送速度の両方、又
は搬送速度のみを変更する必要があった。
【0007】一方、印刷速度、特にファーストプリント
(1頁の印刷開始から印刷終了までの時間)を速くする
ために、あらかじめ印刷の直前まで用紙を搬送しておく
(以下、プレフィード)プリンタが実用化されている。
しかしながら、プレフィードを行ってしまうと、タイミ
ング的にエンジン解像度や搬送速度を変更することが不
可能となるため、その結果として、画像が伸縮する等の
問題が発生していた。つまり、エンジン解像度や搬送速
度を変更する場合は、プレフィードを行わないようにす
る必要があった。
【0008】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであり、印刷材の種類に応じて画像情報の解
像度と画像形成手段の解像度及び搬送速度とを変更する
場合に、プレフィードを行わないように制御することに
より、低コストで定着不良、転写不良等の品質低下や画
像伸縮による不良を防止できる画像出力装置及びその制
御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、情報処理装置から入力した画像情報に基
づき印刷材に画像を印刷する際に、あらかじめ画像形成
手段まで印刷材を搬送させるプレフィードを行う画像出
力装置であって、前記印刷材の種類を検出する検出手段
と、前記検出手段での検出結果に応じて、前記画像形成
手段の搬送速度を変更する変更手段と、前記変更手段に
より変更を行う場合、前記プレフィードを行わないよう
に制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】また、上記目的を達成するために、本発明
は、情報処理装置から入力した画像情報に基づき印刷材
に画像を印刷する際に、あらかじめ画像形成手段まで印
刷材を搬送させるプレフィードを行う画像出力装置の制
御方法であって、前記印刷材の種類を検出する検出工程
と、前記検出工程での検出結果に応じて、前記画像形成
手段の搬送速度を変更する変更工程と、前記変更工程で
変更を行う場合、前記プレフィードを行わないように制
御する制御工程とを有することを特徴とする。
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0011】まず、本実施形態における装置構成を説明
する前に、本実施形態を適用するに好適なレーザビーム
プリンタの構成について説明する。尚、適用するプリン
タは、レーザビームプリンタに限らず、インクジェット
プリンタや他のプリント方式のプリンタでも良いことは
言うまでもない。
【0012】図1は、本実施形態における出力装置の構
造を示す断面図であり、出力装置としてレーザビームプ
リンタ(LBP)を例に説明する。同図において、10
00はLBP本体であり、外部に接続された不図示のホ
ストコンピュータから供給される印刷情報(文字コード
等)やフォーム情報或いはマクロ命令等を入力し記憶す
ると共に、それらの情報に従って対応する文字パターン
やフォームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙
等に画像を形成する。1012は操作パネルであり、操
作のための各種スイッチとLCDやLED等の表示器で
構成されている。1001はプリンタ制御ユニット(コ
ントローラ)であり、LBP本体1000全体を制御す
ると共に、不図示のホストコンピュータから供給される
文字情報等を解析する。
【0013】このプリンタ制御ユニット1001は、主
に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換
し、レーザドライバ1002に出力する。レーザドライ
バ1002は半導体レ−ザ1003を駆動するための回
路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ
1003から発射されるレーザ光1004をオン又はオ
フに切り換える。発射されたレーザ光1004は、回転
多面鏡1005で左右方向に振らされて静電ドラム10
06上を走査露光する。これにより、静電ドラム100
6上には文字パターンの静電潜像が形成される。
【0014】この潜像は、静電ドラム1006の周囲に
配設された現像ユニット1007により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙はカットシートが用い
られ、カットシート記録紙はLBP1000に装着した
用紙カセット1008に収納され、給紙ローラ1009
及び搬送ローラ1010と搬送ローラ1011とによ
り、装置内に取り込まれて静電ドラム1006に供給さ
れる。また、LBP本体1000には、不図示のカード
スロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加
えてオプションフォントカード,言語系の異なる制御カ
ード(エミュレーションカード)を接続できるように構
成されている。
【0015】図2は、本実施形態におけるプリンタ制御
システムの構成を示すブロック図である。ここでは、図
1に示すレーザビームプリンタを例に説明するが、本発
明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であって
も、複数の機器からなるシステムであっても、LAN等
のネットワークを介して処理が行われるシステムであっ
ても本発明を適用できることは言うまでもない。
【0016】図において、3000はホストコンピュー
タであり、ROM3のプログラム用ROMに記憶された
文書処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文
字,表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行
するCPU1を備え、システムバス4に接続される各デ
バイスをCPU1が総括的に制御する。また、ROM3
のプログラム用ROMにはCPU1の制御プログラム等
を記憶し、ROM3のフォント用ROMには上述の文書
処理の際に使用するフォントデ−タ等を記憶し、ROM
3のデ−タ用ROMには上述の文書処理等を行う際に使
用する各種デ−タ(例えば、定型パターン、テストプリ
ント用フォームなど)を記憶する。
【0017】2はRAMであり、CPU1の主メモリ,
ワークエリア等として機能する。5はキーボードコント
ローラ(KBC)であり、キーボード9や不図示のポイ
ンティングデバイスからのキー入力を制御する。6はC
RTコントローラ(CRTC)であり、CRTディスプ
レイ(CRT)10への表示を制御する。7はメモリコ
ントローラ(MC)であり、ブートプログラム,種々の
アプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,
編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)、フ
ロッピー(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ
11とのアクセスを制御する。8はプリンタコントロー
ラ(PRTC)であり、所定の双方向性インタフェース
(インタフェース)21を介してプリンタ1000に接
続され、プリンタ1000との通信制御処理を実行す
る。
【0018】尚、CPU1は、例えばRAM2上に設定
された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開
(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWY
SIWYGを可能としている。また、CPU1は、CR
T10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマ
ンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種
々のデータ処理を実行する。
【0019】一方、プリンタ1000において、12は
プリンタCPUであり、ROM13のプログラム用RO
Mに記憶された制御プログラム等或いは外部メモリ14
に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス
15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的
に制御し、印刷部インタフェース16を介して接続され
る印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報としての
画像信号を出力する。また、このROM13のプログラ
ムROMには、CPU12の制御プログラム等を記憶す
る。ROM13のフォント用ROMには上述の出力情報
を生成する際に使用するフォントデ−タ等を記憶し、R
OM13のデ−タ用ROMにはハードディスク等の外部
メモリ14が無いプリンタの場合には、ホストコンピュ
−タ3000上で利用される情報等を記憶している。
【0020】また、CPU12は入力部18を介してホ
ストコンピュータ3000と通信が可能となっており、
プリンタ1000内の情報等をホストコンピュータ30
00に通知可能に構成されている。
【0021】19はCPU12の主メモリ、ワークエリ
ア等として機能するRAMであり、不図示の増設ポート
に接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張
することができるように構成されている。尚、RAM1
9は出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRA
M等に用いられる。上述したハードディスク(HD)、
ICカ−ド等の外部メモリ14は、メモリコントローラ
(MC)20によってアクセスが制御される。また、外
部メモリ14は、オプションとして接続され、フォント
デ−タ、エミュレ−ションプログラム、フォ−ムデ−タ
等を記憶する。1012は操作パネルであり、操作のた
めの各種スイッチとLCDやLED等の表示器で構成さ
れている。
【0022】尚、上述した外部メモリ14は1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。更に、不図示
のNVRAMを有し、操作パネル1012からのプリン
タモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0023】[プレフィードの説明]次に、印刷速度、
特にファーストプリント(1頁の印刷開始から印刷終了
までの時間)を速くするために、コントローラからエン
ジンに対して印刷開始信号を送出する以前に用紙を用紙
カセットや手差しトレイから搬送させ、印刷する直前で
一時停止させておく「プレフィード」について説明す
る。
【0024】プレフィードの動作中は、回転多面鏡(図
1に示す1005)、給紙ローラ(図1に示す100
9)及び搬送ローラ(図1に示す1010、1011)
が駆動しているので、解像度及び紙搬送速度の切り替え
を行わないように制御している。そこで、回転多面鏡、
給紙ローラ及び搬送ローラが駆動する以前に、解像度の
設定及び紙搬送速度の設定を行う必要がある。
【0025】よって、詳細は後述する設定可能な動作モ
ード(解像度と搬送速度の組み合わせ)を示す図15に
おいて、例えば1ページ目が動作モード1で、2ページ
目が動作モード4の場合には、解像度及び搬送速度が変
更されるので、2ページ目はプレフィードを行わないよ
うに制御する。
【0026】以下、図3及び図4を用いて本実施形態に
よるプレフィード制御について説明する。尚、本実施形
態では、デフォルト(初期設定)でプレフィードを行わ
ないように制御するものとする。
【0027】図3は本実施形態によるプレフィード制御
の構成を示す図である。また、図4は、本実施形態によ
るプレフィード制御手順を示すフローチャートである。
【0028】まず、不図示のホストコンピュータからデ
ータが入力されると、一旦不図示の受信バッファに蓄え
た後、コマンド解析処理部101において、コマンドの
解析及び編集を行い中間データを作成する(ステップS
101及びS102)。作成された中間データは、ペー
ジバッファ102に格納される(ステップS103)。
そして、ビットマップ展開処理部103にてページバッ
ファ102に格納された中間データが読み出され、ビッ
トマップに展開される(ステップS104)。次に、解
像度制御部106及び紙搬送速度制御部107において
エンジン解像度及び紙搬送速度を変更するか、即ち前ペ
ージのエンジン解像度及び紙搬送速度と同じでないか否
かを判断する(ステップS105)、ここで、エンジン
解像度及び紙搬送速度を変更する場合には、エンジン出
力制御部104において、展開されたビットマップの解
像度を変換し、紙搬送速度制御部107で紙搬送速度を
変更し、不図示のエンジン同期信号に合わせて、解像度
変換されたビットマップをエンジン105に出力し、印
刷が行われる(ステップS106)。
【0029】一方、ステップS105において、前ペー
ジの解像度及び紙搬送速度と同じでエンジン解像度及び
紙搬送速度を変更しない場合は、プレフィード制御部1
13によってプレフィードを行い(ステップS10
7)、不図示のエンジン同期信号に合わせて、展開され
たビットマップをエンジン105に出力し、印刷が行わ
れる(ステップS108)。
【0030】尚、図4では、エンジン解像度と紙搬送速
度の両方を変更するように構成しているが、これに限ら
ず、紙搬送速度のみを変更するように構成しても良い。
【0031】ここで、エンジン解像度と紙搬送速度を変
更する際の具体的な条件(例えば、用紙タイプや用紙サ
イズなど)について説明する。
【0032】尚、以下の説明では、エンジン解像度のデ
フォルト(初期値)を600dpiとし、1200dpiに変換して
印刷を終了した後、デフォルトの600dpiに戻るように制
御し、また紙搬送速度のデフォルトを高速モード(22
枚/分)とし、低速モード(11枚/分)に変更して印
刷を終了した後、デフォルトの高速モード(22枚/
分)に戻るように制御するものとする。
【0033】[第1の実施形態]第1の実施形態では、
用紙タイプとして「普通紙」が指定され、且つ、用紙サ
イズとして「ハガキ」が指定された場合に、エンジンの
紙搬送速度を低速モード(11枚/分)にし、且つ、プ
リンタエンジンのデータ処理解像度を600dpiから1200dp
iに変換するようにしたものである。
【0034】以下、図5乃至図8を用いて第1の実施形
態による構成及び動作について説明する。
【0035】図5は、第1の実施形態によるプリンタの
構成を示すブロック図である。また、図6は、第1の実
施形態による制御手順を示すフローチャートである。
【0036】まず、不図示のホストコンピュータからデ
ータが入力されると、一旦不図示の受信バッファに蓄え
た後、コマンド解析処理部101において、コマンドの
解析及び編集を行い中間データを作成する(ステップS
201及びS202)。作成された中間データは、ペー
ジバッファ102に格納される(ステップS203)。
そして、ビットマップ展開処理部103にてページバッ
ファ102に格納された中間データが読み出され、ビッ
トマップに展開される(ステップS204)。次に、用
紙タイプ検出部109にて用紙タイプに普通紙が設定さ
れているか否かを判断し(ステップS205)、更に用
紙サイズ検出部110にて用紙サイズにハガキが指定さ
れているか否かを判断し(ステップS206)、用紙タ
イプに普通紙が指定され、且つ、用紙サイズにハガキが
指定されている場合は、解像度制御部106に通知し、
エンジン解像度を1200dpiに設定する(ステップS20
7)。そして、紙搬送速度制御部107に通知し、エン
ジン紙搬送速度を低速モード(11枚/分)に設定する
(ステップS208)。次に、展開されたビットマップ
をエンジン出力制御部104において600dpiから1200dp
iに解像度変換し、不図示のエンジン同期信号に合わせ
て、エンジン105に出力し、低速モードで印刷が行わ
れる(ステップS209)。
【0037】一方、ステップS205において、普通紙
が指定されていない場合やステップS206においてハ
ガキが指定されていない場合は、プレフィード制御部1
13によってプレフィードを行い(ステップS21
0)、エンジン出力制御部104にて不図示のエンジン
同期信号に合わせて、展開されたビットマップをエンジ
ン105に出力し、600dpiの高速モードで印刷が行われ
る(ステップS211)。尚、第1の実施形態では、用
紙サイズが「往復ハガキ」又は「封筒」の場合も同様の
処理を行う。
【0038】[解像度変換処理の説明]ここで、第1の
実施形態によるエンジン出力制御部104での解像度変
換処理について説明する。
【0039】図7は、ビットマップ展開処理部103に
てビットマップに展開されたデータの一例を示す図であ
る。また、図8は、エンジン出力制御部104にて600d
piのビットマップを1200dpiに解像度変換した後のデー
タの一例を示す図である。
【0040】ビットマップ展開処理部103では、図7
に示すように、3ドット×3ドットのビットマップに展
開する。ここで、1つのドットは1/600インチの大きさ
で、70は黒ドットを表し、71は白ドットを表してい
る。ここで、エンジン出力制御部104にて600dpiから
1200dpiに解像度を変換する場合、600dpiの1ドットは1
200dpiでは4ドットに変換される。例えば、黒ドット7
0は図8に示す80、81、82及び83の4つの黒ド
ットに変換される。
【0041】尚、図8に示す1つのドットは、1/1200イ
ンチの大きさである。よって、図7に示す3ドット×3
ドットのビットマップは、図8に示す6ドット×6ドッ
トのビットマップに変換されることになる。
【0042】[用紙タイプの説明]上述した用紙タイプ
は、用紙の材質及び厚さを表し、「薄紙」、「普通
紙」、「厚紙」、「厚紙H」等の設定項目が存在する。
また、厚さとしては「薄紙」、「普通紙」、「厚紙」、
「厚紙H」の順番に厚くなる。
【0043】尚、ホストコンピュータやプリンタ上の操
作パネル等で指定された用紙タイプに応じて定着温度制
御や転写制御等を行うように構成されている。また、ホ
ストコンピュータやプリンタ上の操作パネル等で指定さ
れた用紙タイプと各給紙口(手差しトレイやペーパーカ
セットなど)にあらかじめ設定されている用紙タイプと
が一致しているかチェックし、一致している場合にのみ
給紙動作を行い、また一致していない場合には給紙動作
を行わず、用紙交換要求を促すように構成しても良い。
【0044】[用紙サイズの説明]上述した用紙サイズ
は、用紙の大きさを表し、「A3」、「A4」、「B
4」、「ハガキ」、「往復ハガキ」、「封筒」、「ユー
ザー定義用紙」等の設定項目が存在する。
【0045】尚、ホストコンピュータやプリンタ上の操
作パネル等で指定された用紙サイズと各給紙口(手差し
トレイやペーパーカセットなど)にあらかじめ設定され
ている用紙サイズとが一致しているかチェックし、一致
している場合にのみ給紙動作を行い、また一致していな
い場合には給紙動作を行わず、用紙交換要求を促すよう
に構成しても良い。
【0046】また、第1の実施形態では、用紙タイプが
「普通紙」の場合を例に説明したが、本発明はこれに限
るものではなく、「薄紙」又は「普通紙」と同等の定着
性能を持つ用紙タイプの場合には、「普通紙」と同様に
処理できることは言うまでもない。
【0047】以上説明した第1の実施形態によれば、用
紙サイズにハガキ、往復ハガキ又は封筒が指定された場
合、エンジン解像度と紙搬送速度を変更し、プレフィー
ドを行わないように制御することで、定着不良や転写不
良等の品質低下や画像の伸縮による不良を防止できると
いう効果がある。
【0048】[第2の実施形態]次に、図面を参照しな
がら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。
【0049】第2の実施形態では、用紙タイプとして
「厚紙」が指定され、且つ、B4より狭い幅の用紙が指
定された場合に、プリンタエンジンの紙搬送速度を低速
モード(11枚/分)にし、且つ、プリンタエンジンの
データ処理解像度を600dpiから1200dpiに変換するよう
にしたものである。
【0050】以下、図9乃至図12を用いて第2の実施
形態による構成及び動作について説明する。
【0051】図9は、第2の実施形態によるプリンタの
構成を示すブロック図である。尚、図5に示す第1の実
施形態と同一の機能を有するブロックには同一の符号を
付している。また、図10は、第2の実施形態による制
御手順を示すフローチャートである。
【0052】まず、不図示のホストコンピュータからデ
ータが入力されると、一旦不図示の受信バッファに蓄え
た後、コマンド解析処理部101において、コマンドの
解析及び編集を行い中間データを作成する(ステップS
301及びS302)。作成された中間データは、ペー
ジバッファ102に格納される(ステップS303)。
そして、ビットマップ展開処理部103にてページバッ
ファ102に格納された中間データが読み出され、ビッ
トマップに展開される(ステップS304)。次に、用
紙タイプ検出部109にて用紙タイプに厚紙が設定され
ているか否かを判断し(ステップS305)、更に用紙
幅検出部108にて給紙口にセットされている用紙がB
4サイズの幅(給紙方向に対して垂直方向)より狭い幅
の用紙か否かを判断し(ステップS306)、用紙タイ
プに厚紙が指定され、且つ、B4サイズの幅より狭い幅
の用紙の場合は、解像度制御部106に通知し、エンジ
ン解像度を1200dpiに設定する(ステップS307)。
そして、紙搬送速度制御部107に通知し、エンジン紙
搬送速度を低速モード(11枚/分)に設定する(ステ
ップS308)。次に、展開されたビットマップをエン
ジン出力制御部104において600dpiから1200dpiに解
像度変換し、不図示のエンジン同期信号に合わせて、エ
ンジン105に出力し、低速モードで印刷が行われる
(ステップS309)。
【0053】一方、ステップS305において、厚紙が
指定されていない場合やステップS306においてB4
より狭い幅の用紙が指定されていない場合は、プレフィ
ード制御部113によってプレフィードを行い(ステッ
プS310)、エンジン出力制御部104にて不図示の
エンジン同期信号に合わせて、展開されたビットマップ
をエンジン105に出力し、600dpiの高速モードで印刷
が行われる(ステップS311)。
【0054】[用紙幅の判定の説明]図11は、不揮発
性メモリ(NVRAM)に格納されている給紙口の用紙
サイズの一例を示す図である。図11に示す例では、A
4サイズであり、1100は幅サイズ(210.0mm)、1
101は高さサイズ(297.0mm)を示している。
【0055】また、図12は、読み出し専用メモリ(R
OM)に格納されているB4用紙の幅サイズを示す図で
ある。同図において、1200はB4用紙の幅サイズ(2
57.0mm)を示している。
【0056】上述の用紙幅検出部108において、給紙
口の用紙幅サイズ1100とB4用紙の幅サイズ120
0とを比較し、給紙口の用紙幅サイズ1100がB4用
紙の幅サイズ1200より小さいと判定されるように構
成されている。
【0057】尚、第2の実施形態では、B4の幅より狭
い用紙サイズか否かを判断してエンジン解像度及び紙搬
送速度の変換を行っているが、本発明はこれに限るもの
ではなく、A4やハガキ等の幅より狭い用紙サイズか否
かを判断するように構成しても良い。
【0058】以上説明した第2の実施形態によれば、B
4サイズより狭い幅の用紙が指定された場合は、エンジ
ン解像度と紙搬送速度を変更し、プレフィードを行わな
いように制御することで、定着不良や転写不良等の品質
低下や画像の伸縮による不良を防止できるという効果が
ある。
【0059】[第3の実施形態]次に、図面を参照しな
がら本発明に係る第3の実施形態を詳細に説明する。
【0060】第3の実施形態では、用紙タイプとして
「厚紙H」が指定された場合に、プリンタエンジンの紙
搬送速度を低速モード(11枚/分)にし、且つ、プリ
ンタエンジンのデータ処理解像度を600dpiから1200dpi
に変換するようにしたものである。
【0061】以下、図13及び図14を用いて第3の実
施形態による構成及び動作について説明する。
【0062】図13は、第3の実施形態によるプリンタ
の構成を示すブロック図である。尚、図5に示す第1の
実施形態と同一の機能を有するブロックには同一の符号
を付している。また、図14は第3の実施形態による制
御手順を示すフローチャートである。
【0063】まず、不図示のホストコンピュータからデ
ータが入力されると、一旦不図示の受信バッファに蓄え
た後、コマンド解析処理部101において、コマンドの
解析及び編集を行い中間データを作成する(ステップS
401及びS402)。作成された中間データは、ペー
ジバッファ102に格納される(ステップS403)。
そして、ビットマップ展開処理部103にてページバッ
ファ102に格納された中間データが読み出され、ビッ
トマップに展開される(ステップS404)。次に、用
紙タイプ検出部109にて用紙タイプが「厚紙H」に設
定されているか否かを判断し(ステップS405)、
「厚紙H」に設定されている場合は、解像度制御部10
6に通知し、エンジン解像度を1200dpiに設定する(ス
テップS406)。そして、紙搬送速度制御部107に
通知し、エンジン紙搬送速度を低速モード(11枚/
分)に設定する(ステップS407)。次に、展開され
たビットマップをエンジン出力制御部104において60
0dpiから1200dpiに解像度変換し、不図示のエンジン同
期信号に合わせて、エンジン105に出力し、低速モー
ドで印刷が行われる(ステップS408)。
【0064】一方、ステップS405において、「厚紙
H」が設定されてない場合は、プレフィード制御部11
3によってプレフィードを行い(ステップS409)、
エンジン出力制御部104にて不図示のエンジン同期信
号に合わせて、展開されたビットマップをエンジン10
5に出力し、600dpiの高速モードで印刷が行われる(ス
テップS410)。
【0065】尚、上述の用紙サイズとして「ハガキ」、
「往復ハガキ」又は「封筒」以外が指定されていても、
用紙タイプに「厚紙H」が指定されている場合は、エン
ジン解像度を1200dpiに設定し、且つ、エンジン紙搬送
速度を低速モードに設定するように構成されている。
【0066】また、B4サイズより狭い幅の用紙以外の
場合でも、用紙タイプに「厚紙H」が指定されている場
合は、エンジン解像度を1200dpiに設定し、且つ、エン
ジン紙搬送速度を低速モードに設定するように構成され
ている。
【0067】以上説明した第3の実施形態によれば、用
紙タイプに厚紙Hが指定された場合、エンジン解像度と
紙搬送速度を変更し、プレフィードを行わないように制
御することで、定着不良や転写不良等の品質低下や画像
の伸縮による不良を防止できるという効果がある。
【0068】[解像度変換及び搬送速度変換の補足説
明]上述の第1乃至第3の実施形態においては、600dpi
から1200dpiに解像度変換し、且つ、低速モードに搬送
速度変換を行っているが、本発明はこれに限らず、様々
な解像度と搬送速度の組み合わせが可能である。
【0069】図15は、設定可能な動作モード(解像度
と搬送速度の組み合わせ)を示す図である。図示するよ
うに、動作モード1では、解像度が300dpiで搬送速度が
高速モードなので、解像度及び搬送速度共に変換され、
変換後は動作モード4になる。また、動作モード3で
は、解像度が1200dpiで搬送速度が高速モードなので、
搬送速度のみ変換され、変換後は動作モード4になる。
【0070】また、解像度変換を行わずに搬送速度変換
のみを行う場合、動作モード1では動作モード5に、動
作モード2では動作モード6に、そして、動作モード3
では動作モード4にそれぞれ変換される。
【0071】前述した第1乃至第3の実施形態では、紙
搬送速度として、高速モードと低速モードの2モードを
例に説明したが、これに限るものではなく、3モード以
上の複数モードを設けても良く、用紙サイズ、用紙幅、
又は用紙タイプを更に細分化して複数モードの何れかに
切り替えるようにすることも可能である。
【0072】また、第1乃至第3の実施形態では、紙搬
送速度を高速又は低速の2つの固定速度として説明した
が、可変速度として構成しても良く、用紙サイズ、用紙
幅、又は用紙タイプにより、最適な紙搬送速度にするこ
とも可能である。
【0073】更に、第1乃至第3の実施形態では、エン
ジン解像度と搬送速度の両方を変更するように構成した
が、これに限るものではなく、搬送速度のみを変更する
ことも可能である。
【0074】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0075】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0076】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0077】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0078】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0079】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷材の種類に応じて画像情報の解像度と画像形成手段
の解像度及び搬送速度とを変更する場合に、プレフィー
ドを行わないように制御することにより、低コストで定
着不良、転写不良等の品質低下や画像伸縮による不良を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における出力装置の構造を示す断面
図である。
【図2】本実施形態におけるプリンタ制御システムの構
成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態によるプレフィード制御の構成を示
す図である。
【図4】本実施形態によるプレフィード制御手順を示す
フローチャートである。
【図5】第1の実施形態によるプリンタの構成を示すブ
ロック図である。
【図6】第1の実施形態による制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】ビットマップ展開処理部にてビットマップに展
開されたデータの一例を示す図である。
【図8】エンジン出力制御部にて600dpiのビットマップ
を1200dpiに解像度変換した後のデータの一例を示す図
である。
【図9】第2の実施形態によるプリンタの構成を示すブ
ロック図である。
【図10】第2の実施形態による制御手順を示すフロー
チャートである。
【図11】不揮発性メモリ(NVRAM)に格納されて
いる給紙口の用紙サイズの一例を示す図である。
【図12】読み出し専用メモリ(ROM)に格納されて
いるB4用紙の幅サイズを示す図である。
【図13】第3の実施形態によるプリンタの構成を示す
ブロック図である。
【図14】第3の実施形態による制御手順を示すフロー
チャートである。
【図15】設定可能な動作モード(解像度と搬送速度の
組み合わせ)を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 12 CPU 13 ROM 19 RAM 101 コマンド解析処理部 102 ページバッファ 103 ビットマップ展開処理部 104 エンジン出力制御部 105 エンジン 106 解像度制御部 107 紙搬送速度制御部 108 用紙幅検出部 109 用紙タイプ検出部 110 用紙サイズ検出部 111,112 AND回路 113 プレフィード制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 370 G03G 21/00 370 Fターム(参考) 2C058 AB17 AD01 AE02 AE11 AF04 AF53 GA07 GB17 GC09 HD08 2H027 DC02 DC10 DC19 DE07 EA12 EC02 EC06 EC19 ED16 ED17 EE03 EE05 EE06 EF04 EF12 FA15 FD08 ZA07 2H072 AA23 AB09 CA01 3F048 AA01 AB01 BA07 BB03 BB05 EA15 EB22 EB29 3F049 AA10 DA12 EA10 EA27 LA01 LB03

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置から入力した画像情報に基
    づき印刷材に画像を印刷する際に、あらかじめ画像形成
    手段まで印刷材を搬送させるプレフィードを行う画像出
    力装置であって、 前記印刷材の種類を検出する検出手段と、 前記検出手段での検出結果に応じて、前記画像形成手段
    の搬送速度を変更する変更手段と、 前記変更手段により変更を行う場合、前記プレフィード
    を行わないように制御する制御手段とを有することを特
    徴とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】 前記変更手段は、前記印刷材が特定の大
    きさの印刷材の場合、変更を行うことを特徴とする請求
    項1に記載の画像出力装置。
  3. 【請求項3】 前記特定の大きさの印刷材は、ハガキ、
    往復ハガキ又は封筒であることを特徴とする請求項1に
    記載の画像出力装置。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は、前記印刷材が所定幅よ
    り小さい場合、変更を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の画像出力装置。
  5. 【請求項5】 前記変更手段は、前記印刷材が特定の材
    質の印刷材の場合、変更を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の画像出力装置。
  6. 【請求項6】 前記変更手段は、前記印刷材が特定の厚
    さの印刷材の場合、変更を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の画像出力装置。
  7. 【請求項7】 前記変更手段は、更に前記画像形成手段
    の解像度を変更することを特徴とする請求項1乃至6の
    何れか1項に記載の画像出力装置。
  8. 【請求項8】 情報処理装置から入力した画像情報に基
    づき印刷材に画像を印刷する際に、あらかじめ画像形成
    手段まで印刷材を搬送させるプレフィードを行う画像出
    力装置の制御方法であって、 前記印刷材の種類を検出する検出工程と、 前記検出工程での検出結果に応じて、前記画像形成手段
    の搬送速度を変更する変更工程と、 前記変更工程で変更を行う場合、前記プレフィードを行
    わないように制御する制御工程とを有することを特徴と
    する画像出力装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記変更工程は、更に前記画像形成手段
    の解像度を変更することを特徴とする請求項8に記載の
    画像出力装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 情報処理装置から入力した画像情報に
    基づき印刷材に画像を印刷する際に、あらかじめ画像形
    成手段まで印刷材を搬送させるプレフィードを行う、画
    像出力装置の制御方法のプログラムコードが格納された
    コンピュータ可読記憶媒体であって、 前記印刷材の種類を検出する検出工程のコードと、 検出結果に応じて、前記画像形成手段の搬送速度を変更
    する変更工程のコードと、 変更を行う場合、前記プレフィードを行わないように制
    御する制御工程のコードとを有することを特徴とする記
    憶媒体。
  11. 【請求項11】 情報処理装置から入力された画像情報
    を解釈し、ビットマップデータに変換し、ビデオ信号に
    変換する画像情報展開処理部(以下、コントローラ)
    と、該ビデオ信号に同期して、被印刷材を搬送し、且つ
    印刷材を使用して印刷し、且つ排出する画像形成部(以
    下、エンジン)と、 印刷する以前の該非印刷材を格納する非印刷材格納部を
    有し、該コントローラから該エンジンに対して印刷開始
    信号を送出する以前に該非印刷材を該非印刷材格納部か
    ら該被印刷材に印刷する前段まで搬送する手段(以下、
    プレフィード)とを有する画像出力装置であって、 該エンジンにおける複数の解像度(以下、エンジン解像
    度)を有し、該複数のエンジン解像度のうちから1つを
    選択する手段と、該エンジンにおける複数の搬送速度を
    有し、該複数の搬送速度のうちから1つを選択する手段
    と、該被印刷材の種類(材質、形状、大きさ、厚さ、重
    さなど)に応じて該エンジン解像度と、該搬送速度とを
    変更する手段と、該エンジン解像度と、該搬送速度とを
    変更する場合は、該プレフィードを行わないようにした
    ことを特徴とする画像出力装置。
  12. 【請求項12】 被印刷材の大きさ(以下、用紙サイ
    ズ)を複数の中から1つを指定する手段を具備し、該用
    紙サイズが特定の用紙サイズの場合のみ、前記エンジン
    解像度と、前記搬送速度とを変更するようにしたことを
    特徴とする請求項11に記載の画像出力装置。
  13. 【請求項13】 前記特定の用紙サイズは、ハガキまた
    は往復ハガキまたは封筒であることを特徴とする請求項
    11に記載の画像出力装置。
  14. 【請求項14】 被印刷材の幅(搬送方向に対して垂直
    な方向。以下、用紙幅)を検出する手段を具備し、該用
    紙幅が特定の用紙幅より小さい場合のみ、前記エンジン
    解像度と、前記搬送速度とを変更するようにしたことを
    特徴とする請求項11に記載の画像出力装置。
  15. 【請求項15】 被印刷材の材質及び厚さ(以下、用紙
    タイプ)を複数の中から1つを指定する手段を具備し、
    該用紙タイプが特定の用紙タイプの場合のみ、前記エン
    ジン解像度と、前記搬送速度とを変更するようにしたこ
    とを特徴とする請求項11に記載の画像出力装置。
  16. 【請求項16】 前記特定の用紙タイプは、厚さが厚い
    被印刷材であることを特徴とする請求項11に記載の画
    像出力装置。
  17. 【請求項17】 情報処理装置から入力された画像情報
    を解釈し、ビットマップデータに変換し、ビデオ信号に
    変換する画像情報展開処理部(以下、コントローラ)
    と、該ビデオ信号に同期して、被印刷材を搬送し、且つ
    印刷材を使用して印刷し、且つ排出する画像形成部(以
    下、エンジン)と、 印刷する以前の該非印刷材を格納する非印刷材格納部を
    有し、該コントローラから該エンジンに対して印刷開始
    信号を送出する以前に該非印刷材を該非印刷材格納部か
    ら該被印刷材に印刷する前段まで搬送する手段(以下、
    プレフィード)とを有する画像出力装置であって、 該エンジンにおける複数の搬送速度を有し、該複数の搬
    送速度のうちから1つを選択する手段と、該被印刷材の
    種類(材質、形状、大きさ、厚さ、重さなど)に応じ
    て、該搬送速度を変更する手段と、該搬送速度を変更す
    る場合は、該プレフィードを行わないようにしたことを
    特徴とする画像出力装置。
  18. 【請求項18】 被印刷材の大きさ(以下、用紙サイ
    ズ)を複数の中から1つを指定する手段を具備し、該用
    紙サイズが特定の用紙サイズの場合のみ、前記搬送速度
    を変更するようにしたことを特徴とする請求項17に記
    載の画像出力装置。
  19. 【請求項19】 前記特定の用紙サイズは、ハガキまた
    は往復ハガキまたは封筒であることを特徴とする請求項
    17に記載の画像出力装置。
  20. 【請求項20】 被印刷材の幅(搬送方向に対して垂直
    な方向。以下、用紙幅)を検出する手段を具備し、該用
    紙幅が特定の用紙幅より小さい場合のみ、前記搬送速度
    を変更するようにしたことを特徴とする請求項17に記
    載の画像出力装置。
  21. 【請求項21】 被印刷材の材質及び厚さ(以下、用紙
    タイプ)を複数の中から1つを指定する手段を具備し、
    該用紙タイプが特定の用紙タイプの場合のみ、前記搬送
    速度を変更するようにしたことを特徴とする請求項17
    に記載の画像出力装置。
  22. 【請求項22】 前記特定の用紙タイプは、厚さが厚い
    被印刷材であることを特徴とする請求項17に記載の画
    像出力装置。
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