JP2001042747A - 印刷制御装置および印刷システムおよび印刷装置の制御方法 - Google Patents

印刷制御装置および印刷システムおよび印刷装置の制御方法

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JP2001042747A
JP2001042747A JP11216428A JP21642899A JP2001042747A JP 2001042747 A JP2001042747 A JP 2001042747A JP 11216428 A JP11216428 A JP 11216428A JP 21642899 A JP21642899 A JP 21642899A JP 2001042747 A JP2001042747 A JP 2001042747A
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Atsushi Yoshitomi
厚 吉富
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザによる原稿と記録紙の仕分け作業負担
を大幅に削減できるとともに、トナーやインクにより読
み取り原稿が汚れてしまうことを確実に防止すること。 【解決手段】 共通の搬送路120により搬送される、
読み取りユニット115で画像を読み取った原稿と画像
を印刷した記録紙とを、ホストコンピュータ3000の
CPU1がフェイスアップ排紙口,フェイスダウン排紙
口に分けて排紙させる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読取手段で画像を
読み取る原稿と印刷手段で画像を印刷する記録媒体とを
搬送する共通の搬送手段を有する印刷装置を制御する印
刷制御装置および印刷システムおよび印刷装置の制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機等の印刷装置において、A
DF(自動原稿読み取り装置,Auto Docume
nt Feeder)が取りつけられ、読み取る原稿を
ADFに給紙し、該給紙した原稿の画像を読み取りセン
サで自動的に読み取らせる装置が提案されている。さら
に、ソータ等の手段を備え、複数の排紙口に読み取った
原稿画像を複写した記録紙を部数毎に仕分けて排紙する
装置も提案されている。
【0003】更に、従来のFAX等の装置では、読取っ
た原稿と印刷した記録紙を同一の排紙口に排紙して積載
する装置も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印刷装置において、ADFやソータ等の装置は、機
構も複雑であり、コストもかかることから、比較的高価
な製品にしか適用されておらず、ADFの機能とソータ
の機能とを備える安価な装置を提供するには非常に困難
を伴うという問題点があった。
【0005】また、読み取り原稿と印刷した記録紙とを
同一の排紙口に排紙した場合には、読み取り原稿と印刷
した記録紙とを読み取りおよび印刷が終了した後に、ユ
ーザが分別する必要があり、ユーザに大きな作業負担が
かかってしまう問題点があるだけでなく、インクジェッ
ト等の印刷技術で記録紙に印刷した場合には、記録紙上
の乾いていないインクで読み取り原稿を汚してしまうと
いう問題点があった。
【0006】さらに、印刷した記録紙を読み取り原稿と
別の排紙口に排紙したとしても、読み取りセンサと排紙
方法の組み合わせによっては、排紙口に正しいページ順
序で積載されないという問題点もあった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、読取手段で画像を読
み取る原稿と印刷手段で画像を印刷する記録媒体とを搬
送する共通の搬送手段を有する印刷装置を制御する印刷
制御装置が、読取手段で画像を読み取った原稿と印刷手
段で画像を形成した記録媒体とを分けて排紙させること
により、画像を読み取る原稿と画像が印刷された記録紙
とを仕分けて排紙させることができ、ユーザの原稿と記
録媒体との分別作業負担を大幅に削減できるとともに、
トナーやインクにより原稿が汚れてしまうことを確実に
防止できる印刷制御装置および印刷システムおよび印刷
装置の制御方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、読取手段(図1に示す読み取りユニット115)で
画像を読み取る原稿と印刷手段(図2に示す印刷部2
0)で画像を印刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送
手段(図1に示す搬送路120)を有する印刷装置(図
1に示すLBP本体100)を制御する印刷制御装置
(図1に示すホストコンピュータ3000)であって、
前記読取手段で原稿画像を読み取らせる読取制御手段
(図2に示す外部記憶装置11に格納される読み取りプ
ログラムを実行するCPU1)と、前記読取手段での原
稿画像の読み取りが終了したかどうかを判定する判定手
段(図2に示す外部記憶装置11に格納される制御プロ
グラムを実行するCPU1)と、前記搬送手段による前
記原稿と前記記録媒体との搬送先を異なる排紙手段に切
り換える切換制御手段(図2に示す外部記憶装置11に
格納される制御プログラムを実行するCPU1)と、前
記読取手段で読み取った原稿画像を印刷ジョブとして処
理する処理手段(図2に示す外部記憶装置11に格納さ
れる印刷プログラムを実行するCPU1)と、前記印刷
ジョブを実行して前記印刷手段により記録媒体上に画像
を印刷させる印刷制御手段(図1に示す外部記憶装置1
1に格納される印刷プログラムを実行するCPU1)と
を有するものである。
【0009】本発明に係る第2の発明は、前記処理手段
は、前記印刷ジョブの印刷順序を前記読取手段で読み取
らせた原稿のページ順の逆順にするものである。
【0010】本発明に係る第3の発明は、前記読取手段
で読み取らせた原稿画像を認識する認識手段(図2に示
す外部記憶装置11に格納される制御プログラムを実行
するCPU1)を有し、前記判定手段は、前記認識手段
で原稿画像が所定の画像であると認識した場合に、原稿
画像の読み取りが終了したと判定するものである。
【0011】本発明に係る第4の発明は、前記所定の画
像は、無地である。
【0012】本発明に係る第5の発明は、前記所定の画
像は、白紙である。
【0013】本発明に係る第6の発明は、前記所定の画
像は、特定のマークである。
【0014】本発明に係る第7の発明は、前記所定の画
像は、特定の文字である。
【0015】本発明に係る第8の発明は、前記読取手段
に読み取らせる原稿の枚数を設定する設定手段(図2に
示すキーボート9)を有し、前記判定手段は、前記読取
手段により読み取らせた原稿の枚数が前記設定手段によ
り設定された原稿の枚数となった場合に、原稿画像の読
み取りが終了したと判定するものである。
【0016】本発明に係る第9の発明は、原稿画像の読
み取り終了をユーザに通知する通知手段(図2に示すC
RT10または図1に示す操作パネル114)と、ユー
ザによる原稿画像読み取り終了確認を入力する入力手段
(図2に示すキーボート9)とを有し、前記切換制御手
段は、前記入力手段で原稿画像読み取り終了確認が入力
された後に、排紙手段を切り換えるものである。
【0017】本発明に係る第10の発明は、読取手段
(図1に示す読み取りユニット115)で画像を読み取
る原稿と印刷手段(図2に示す印刷部20)で画像を印
刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送手段(図1に示
す搬送路120)を有する印刷装置(図1に示すLBP
本体100)を制御する印刷制御装置(図1に示すホス
トコンピュータ3000)であって、前記読取手段で画
像を読み取った原稿と前記印刷手段で画像を印刷した記
録媒体とを分けて排紙させる排紙制御手段(図2に示す
外部記憶装置11に格納される制御プログラムを実行す
るCPU1)を有するものである。
【0018】本発明に係る第11の発明は、前記排紙制
御手段は、前記読取手段で画像を読み取った原稿と前記
印刷手段で画像を印刷した記録媒体とを異なる排紙手段
に排紙させるものである。
【0019】本発明に係る第12の発明は、読取手段
(図1に示す読み取りユニット115)で画像を読み取
る原稿と印刷手段(図2に示す印刷部20)で画像を印
刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送手段(図1に示
す搬送路120)を有する印刷装置(図1に示すLBP
本体100)と前記印刷装置を制御する印刷制御装置
(図1に示すホストコンピュータ3000)とを有する
印刷システムであって、前記読取手段で原稿画像を読み
取らせる読取制御手段(図2に示す外部記憶装置11に
格納される読み取りプログラムを実行するCPU1)
と、前記読取手段での原稿画像の読み取りが終了したか
どうかを判定する判定手段(図2に示す外部記憶装置1
1に格納される制御プログラムを実行するCPU1)
と、前記搬送手段による前記原稿と前記記録媒体との搬
送先を異なる排紙手段に切り換える切換制御手段(図2
に示す外部記憶装置11に格納される制御プログラムを
実行するCPU1)と、前記読取手段で読み取った原稿
画像を印刷ジョブとして処理する処理手段(図2に示す
外部記憶装置11に格納される印刷プログラムを実行す
るCPU1)と、前記印刷ジョブを実行して前記印刷手
段により記録媒体上に画像を印刷させる印刷制御手段
(図1に示す外部記憶装置11に格納される印刷プログ
ラムを実行するCPU1)とを有するものである。
【0020】本発明に係る第13の発明は、読取手段
(図1に示す読み取りユニット115)で画像を読み取
る原稿と印刷手段(図2に示す印刷部20)で画像を印
刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送手段(図1に示
す搬送路120)を有する印刷装置(図1に示すLBP
本体100)と前記印刷装置を制御する印刷制御装置
(図1に示すホストコンピュータ3000)とを有する
印刷システムであって、前記読取手段で画像を読み取っ
た原稿と前記印刷手段で画像を印刷した記録媒体とを分
けて排紙させる排紙制御手段(図2に示す外部記憶装置
11に格納される制御プログラムを実行するCPU1)
を有するものである。
【0021】本発明に係る第14の発明は、読取手段
(図1に示す読み取りユニット115)で画像を読み取
る原稿と印刷手段(図2に示す印刷部20)で画像を印
刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送手段(図1に示
す搬送路120)を有する印刷装置(図1に示すLBP
本体100)の制御方法であって、前記読取手段で原稿
画像を読み取らせる読取工程(図3に示すフローチャー
トのステップ(2))と、前記読取手段での原稿画像の
読み取りが終了したかどうかを判定する判定工程(図3
に示すフローチャートのステップ(4))と、前記搬送
手段による前記原稿と前記記録媒体との搬送先を異なる
排紙手段に切り換える切換工程(図3に示すフローチャ
ートのステップ(5))と、前記読取手段で読み取った
原稿画像を印刷ジョブとして処理する処理工程(図3に
示すフローチャートのステップ(6))と、前記印刷ジ
ョブを実行して前記印刷手段により記録媒体上に画像を
印刷させる印刷工程(図3に示すフローチャートのステ
ップ(6))とを有するものである。
【0022】本発明に係る第15の発明は、読取手段
(図1に示す読み取りユニット115)で画像を読み取
る原稿と印刷手段(図2に示す印刷部20)で画像を印
刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送手段(図1に示
す搬送路120)を有する印刷装置(図1に示すLBP
本体100)の制御方法であって、前記読取手段で画像
を読み取った原稿と前記印刷手段で画像を形成した記録
媒体とを分けて排紙させる排紙工程(図3に示すフロー
チャートのステップ(2)〜(6))を有するものであ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図面を参
照しながら、本実施形態を示す印刷制御装置で制御可能
な印刷装置の一例であるスキャナ付レーザビームプリン
タの構成および動作について説明する。
【0024】図1は、本実施形態を示す印刷制御装置が
制御する印刷装置の構成を説明する断面図である。
【0025】図1において、100はレーザビームプリ
ンタ(LBP)本体であり、接続されているホストコン
ピュータ3000によって展開され供給される印刷デー
タを記録紙等の記録媒体に像を形成するものである。な
お、LBP本体100はプリント機能のほかにスキャナ
機能を備えている。
【0026】104は前記LBP本体100の全体を制
御する制御ユニットであり、ホストコンピュータ300
0から受け取った印刷データをビデオ信号に変換してレ
ーザドライバ110に出力すると共に、読み取りユニッ
ト115で読取ったイメージデータをホストコンピュー
タ3000に転送する処理等を行う。
【0027】ここで、LBP本体100の原稿の読み取
り処理における動作について説明する。
【0028】まず、読み取り原稿はユーザにより給紙口
101に装填され、給紙ローラ102および搬送ローラ
103により、装置内に取り込まれる。それから、搬送
ローラ103により搬送される読み取り原稿は読み取り
ユニット115によりイメージが読み取られ、イメージ
が読み取られた原稿は搬送ローラ106によって搬送さ
れ、排紙口切り替え装置107によってフェースダウン
排紙口109またはフェースアップ排紙口108のどち
らかに排紙される。
【0029】該読み取られた原稿のイメージデータ(画
像データ)は、制御ユニット104を介して、ホストコ
ンピュータ3000に転送され印刷ジョブとして処理さ
れる。ホストコンピュータ3000上で読み取り及び印
刷の処理を行うプログラムを実行するCPU1が原稿画
像の読み取り終了を検出すると、通常のアプリケーショ
ンからの印刷と同様にホストコンピュータ3000から
LBP本体100に対して印刷が開始される。
【0030】次に、LBP本体100の印刷処理におけ
る動作について説明する。
【0031】まず、制御ユニット104からのビデオ信
号の出力を受けたレーザドライバ110は、ビデオ信号
に応じて半導体レーザ111から発射されるレーザ光1
13のオン,オフ切り替えをする。レーザ光113は回
転多面鏡112の回転に応じて左右にふられ、静電ドラ
ム117上に印刷パターンの静電潜像を形成する。
【0032】この静電潜像へトナーカートリッジ116
からトナーを供給し印刷現像を形成した後、記録紙に転
写が行われる。転写されたトナーは定着器105によっ
て定着される。記録紙にはカットシート記録紙が用いら
れる。このカットシート記録紙はLBP本体100の給
紙口101に装填され、給紙ローラ102および搬送ロ
ーラ103によりLBP本体100内の搬送路120に
取り込まれて、静電ドラム117に供給される。
【0033】搬送ローラ106により定着器105から
搬送された記録紙は、読み取り原稿と同様に、排紙口切
り替え装置107によってフェースダウン排紙口109
またはフェースアップ排紙口108のどちらかに排紙さ
れる。
【0034】このように、LBP本体100では、給紙
口101に装填された読み取り原稿または記録紙は給紙
ローラ102により給紙され、搬送ローラ103により
搬送路120を搬送され、イメージの読み取りまたは印
刷が行われ、搬送ローラ106により排紙口切り換え装
置107により切り換えられたいずれかの排紙口に排出
される。つまり、読み取り原稿と記録紙との搬送路は一
部あるいは全部が重複している。なお、114はLED
等を備えた操作パネルである。
【0035】図2は、図1に示したLBP本体100お
よびホストコンピュータ3000の制御構成を説明する
ブロック図である。なお、図1と同一のものには同一の
符号を付してある。以下、構成および動作について説明
する。
【0036】図2において、ホストコンピュータ300
0は、CPU1を備え、外部記憶装置11に格納された
各種プログラムがRAM2にロードされ、CPU1が実
行することにより、各種データ処理,各種制御処理等を
行う。こうした各種プログラムには、LBP本体100
等における読み取り処理や印刷処理を制御するデバイス
ドライバや、文書処理プログラム等に基づいて図形,イ
メージ,文字,表(表計算等を含む)等が混在した文書
処理を実行するアプリケーションプログラムなどが挙げ
られる。
【0037】CPU1は、こうしたプログラムを実行す
ると共に、システムバス4に接続される各デバイスの統
括的な制御を行う。また、CPU1はCRT10上の不
図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づい
て登録された種々のウィンドウを開き、種々のデータ処
理を実行する。
【0038】RAM2は、CPU1の主メモリ,ワーク
エリア等として機能する。5はキーボードコントローラ
(KBC)で、キーボード(KB)9や不図示のポイン
ティングデバイスからのキー入力を制御する。6はCR
Tコントローラ(CRTC)であり、CRTディスプレ
イ10の表示を制御する。
【0039】7はディスクコントローラ(DKC)であ
り、ブートプログラム,種々のアプリケーション,フォ
ントデータ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶す
るハードディスク(HDD),フロッピーディスク(F
D)やCD−ROM等の外部記憶装置11とのアクセス
を制御する。8はパラレル入出力コントローラ(PIO
C)で、所定の双方向パラレルインタフェース12を介
してプリンタ100に接続されて、プリンタ100との
双方向通信制御処理を実行する。
【0040】読み取りユニット115は、原稿からイメ
ージの読み取りを行い、量子化等の処理を行ってデジタ
ルイメージデータを作成する。このデジタルイメージデ
ータは、I/F部16から双方向パラレルインタフェー
ス12を介してホストコンピュータ3000に送られ
る。
【0041】ホストコンピユータ3000に送られたイ
メージデータは、パラレル入出力コントローラ8からC
PU1により実行される読み取り処理プログラムによっ
て読み出され、外部記憶装置11にデータファイルとし
て格納される。
【0042】格納されたデータファイルは、CPU1に
より実行される印刷処理プログラムによって印刷ジョブ
として処理される。ここで、必要な場合はページ数の逆
順変換や複数部数変換処理や、コレーション(部数別印
刷)処理などが行われる。
【0043】CPU1により実行される読み取り処理プ
ログラムでLBP本体100での原稿読み取り処理の終
了が検知されると、読み取り処理プログラムから印刷処
理プログラムへと該検知結果が通知され、印刷が開始さ
れる。
【0044】この場合、読み取りとは逆にパラレル入出
力コントローラ8から双方向パラレルインタフェース1
2を介し、I/F部16へと印刷データが送られる。I
/F部16で受信した印刷データはCPU13,制御部
14の制御処理にしたがって順次RAM19へ送り込ま
れる。CPU13では、ROM15に記憶された制御プ
ログラムによって、システムバス22に接続された各デ
バイス及びプリンタ全体の制御を行っている。
【0045】RAM19は、CPU13のワークエリア
や読み取りデータのバッファ、および印字データのラス
タライズ領域等に用いられる。14は制御部で、RAM
19,ROM15の制御,システムバス22の調停,デ
ータの圧縮伸長等の制御を行う。17は印刷部I/F部
である。RAM19に格納されていた圧縮データの伸
長、画像処理等を制御部14で行い、順次印刷部I/F
部17,18を介して印刷データとして印刷部20へ出
力する。なお、印刷部20は、図1に示した各部101
〜117等から構成される。
【0046】以下、図3〜図8を参照して、本実施形態
を示す印刷装置の制御手順の一例について説明する。
【0047】図3は、本実施形態を示す印刷制御装置に
おける第1のデータ処理手順の一例を説明するフローチ
ャートであり、実際に読み取り及び印刷が行われた場合
の制御手順を示している。なお、(1)〜(8)は、各
ステップを示す。
【0048】また、図4〜図8は、図1に示したLBP
本体100における読み取り原稿および記録紙の搬送状
態を説明する図である。なお、本実施形態では、一例と
して3ページの原稿を読取る場合について説明する。
【0049】まず、図4に示すように同一の給紙口10
1に原稿3ページおよび複数の記録紙がセットされてい
るものとする。ここでホストコンピュータ3000にお
いて読み取りプログラムを実行するCPU1からLBP
本体100に読み取り処理の開始が指示されると、排紙
口をフェースダウン排紙口109に切り替えるコマンド
がホストコンピュータ3000からLBP本体100に
対して送信され(1)、原稿の読み取り処理が開始さ
れ、読み取りユニット115により搬送される原稿のイ
メージを読取る(2)。
【0050】つぎに、ステップ(3)では、ステップ
(2)で読み取ったデジタルイメージデータをCPU1
3,制御部14によりLBP本体100からホストコン
ピュータ3000に転送し、CPU1,制御部21は、
転送されてきたデジタルイメージデータを外部記憶装置
11にファイルとして記憶する。
【0051】つぎに、ステップ(4)では、原稿の読み
取りが終了したかどうかを判定し、読み取りが終了して
いないと判定した場合は、ステップ(2)に戻り、読み
取りが終了したと判断した場合は、ステップ(5)に進
む。なお、本実施形態の場合原稿が3ページあるので、
ステップ(4)で原稿終了と判断されるまではこれらの
処理がくりかえされる。また、本実施形態においては4
ページ目の白紙(無地の記録紙でもよい)の記録紙が読
み取られた際に、ホストコンピュータ3000の読み取
りプログラムを実行するCPU1はLBP本体100か
ら転送されるデジタルイメージデータが白紙を示すもの
であると検知して原稿の終了と判断し、ステップ(5)
に進む。
【0052】ここまでは、排紙口切替え装置107がフ
ェースダウン排紙口109へ排紙するように切り換えら
れているために、全ての原稿はフェースダウン排紙口1
09に排紙される。この様子を図5に示す。
【0053】つぎに、ステップ(5)では、ホストコン
ピュータ3000から排紙口切替え装置107に対し排
紙口をフェースアップ排紙口108に切り替えるコマン
ドがLBP本体100に送信され、このコマンドをLB
P本体100が受信すると、CPU13,制御部14
は、フェースアップ排紙口108へ排紙するように図6
に示すように排紙口切替え装置107の向きを変更す
る。
【0054】続いて、ステップ(6)では、ホストコン
ピュータ3000上の印刷プログラムを実行するCPU
1は、LBP本体100で読取って外部記憶装置11に
記録しておいた原稿のイメージデータを印刷ジョブへと
変換する。この際にページ順が正しくなるように逆順で
ページを生成する。本実施形態でいえば、1、2、3ペ
ージの順で読取っていたイメージデータを、3、2、1
ページの順で印刷するようにデータ変換を実行する。
【0055】続いて、ステップ(7)で、印刷処理を実
行する。この印刷処理においては、ホストコンピュータ
3000からLBP本体100に対して印刷ジョブが送
信される。
【0056】それから、印刷処理が終了すると、ステッ
プ(8)に進み、後処理として排紙口をフェースダウン
排紙口109に切り替えるコマンドがホストコンピュー
タ3000からLBP本体100に送信され、処理を終
了する。
【0057】図7は、図3に示したフローチャートのス
テップ(7)の印刷処理で最初に印刷された3ページ目
がフェースアップ排紙口108に排紙された様子を示
す。図8はその後2ページ目、1ページ目が同様に出力
された様子を示している。
【0058】なお、図3のフローチャートに示した制御
処理を、ホストコンピュータ3000側で実行するよう
に構成してもよいし、制御ユニット104が実行するよ
うに構成してもよいし、ホストコンピュータ3000お
よび制御ユニット104で分業するように構成してもよ
い。
【0059】このように、本実施形態では、原稿と記録
紙とを異なる排紙口に排出させることができるととも
に、原稿および記録紙ともにページ順が揃えられて排紙
口に積載させることができ、ユーザの原稿および記録紙
の仕分け負担を大幅に削減できる。
【0060】〔第2実施形態〕第1実施形態において
は、CPU1が転送されるデジタルイメージデータによ
り読み取りユニット115で白紙を読取ったことを検知
することにより、原稿の読み取りが終了したことを判断
していたが、原稿の最後に特定の印刷マークや文字を印
刷したページを区切リページとしてセットし、読み取り
ユニット115で読取った原稿のデジタルイメージデー
タをホストコンピュータ3000に転送し、印刷プログ
ラムを実行するCPU1は、該転送されてくるデジタル
イメージデータを解析し、特定の印字マークや文字が印
刷されているかどうかを検知することにより原稿の読み
取り終了を判断するように構成してもよい。
【0061】〔第3実施形態〕第1及び第2実施形態に
おいては、読み取り原稿の終了を白紙や特定のページを
読取ったことで判断していたが、あらかじめ読み取り原
稿が何ページあるかをユーザが例えばホストコンピュー
タ3000で指定し、図3に示したフローチャートのス
テップ(4)で、読み取り枚数が指定されたページ数に
なったかどうかを判定し、読み取り枚数が指定ページ数
になっていないと判断した場合は、ステップ(2)に戻
り、指定ページ数になったと判断した場合は、ステップ
(5)に進むように構成することにより、無駄な用紙の
読み取りを実行しないようにすることができる。
【0062】これは、ホストコンピュータ3000の読
み取りプログラムを実行するCPUによってCRT10
に表示されるダイアログボックス等で指定してもよい
し、プリンタ側に操作パネル114がある場合はそこか
ら指定できるように構成してもよい。
【0063】なお、上記のように構成した場合、ユーザ
により指定されるページ数が間違っている場合が考えら
れるので、誤ったページ数が指定されたときに間違って
記録紙ではなく、原稿に印刷を行わないように構成した
ほうがよい。
【0064】そのために、読み取りプログラムにおい
て、CPU1がCRT10に読み取り終了の確認ダイア
ログを表示し、ユーザが全ての原稿の読み取りが終了し
たことを確認した上で次の印刷処理に進むようにすれ
ば、原稿に誤って印刷してしまうということを起きにく
くさせることができる。
【0065】〔第4実施形態〕第1実施形態において
は、レーザビームプリンタを一例に挙げたが、これは他
の印刷技術、例えばインクジェットプリンタ,熱転写プ
リンタ等を用いて印刷を行うように構成してもよい。
【0066】このように上記各実施形態によれば、AD
F等の特別な装置を用いることなく読み取り原稿および
記録紙を搬送するため、比較的安価な装置を供給するこ
とが可能となる。また、読み取り原稿と印刷した記録紙
を別々の排紙口に排紙することで、読み取り原稿と記録
紙との分別を容易に行うことができる。さらに、読み取
り原稿と印刷した記録紙が別々に排出されるため、読み
取り原稿がトナーやインクなどで汚れることを防ぐこと
ができる。
【0067】さらに、印刷する記録紙のページ順を逆順
にすることで、正しいページ順での印刷結果を得ること
ができる。
【0068】なお、上記各実施形態では、LBP本体1
00はフェースアップ排紙口108,フェースダウン排
紙口109を備える場合を一例として説明しているが、
フェースダウン排紙口を2つ以上備えていてもよい。そ
の場合、印刷ジョブの印刷順序は、読み取りユニット1
15で読取ったページ順序と同一順序となり、印刷され
た記録紙は原稿が排紙されていないフェースダウン排紙
口に排紙される。さらに、フェースアップ排紙口が2つ
以上備えられていても良い。その場合は、印刷ジョブの
印刷順序は読み取りユニット115で読取ったページ順
序の逆順となり、印刷された記録紙は原稿が排紙されて
いないフェースアップ排紙口に排紙される。
【0069】また、上記各実施形態では、LBP本体1
00に給紙口が1つ備えられている場合を説明したが、
複数の給紙口を備えるよう構成してもよい。その場合、
読取る原稿は所定の給紙口に装填し、記録紙は所定の給
紙口以外の給紙口に装填し、ホストコンピュータ300
0は、制御プログラムを実行するCPU1でLBP本体
100を制御することにより、所定の給紙口から原稿を
給紙させ、読み取りユニット115により原稿の画像を
順次読取らせ、フェースダウン排紙口109に排紙させ
る。このとき、図示しないセンサにより所定の給紙口に
原稿が検知されない場合,所定の給紙口からの原稿の給
紙を指示しても図示しない他のセンサにより原稿が搬送
路120に給紙されないと検知された場合等に、CPU
1は原稿の読み取りが終了したと判断する。それから、
CPU1は所定の給紙口以外の給紙口から記録紙を印刷
部20に給紙させ、印刷部20に読取った原稿画像を読
取った順序とは逆順で記録紙に印刷させ、フェースアッ
プ排紙口108に排紙させる。また、LBP本体100
にフェースダウン排紙口が複数備えられている場合は、
CPU1は所定の給紙口以外の給紙口から記録紙を印刷
部20に給紙させ、印刷部20に読取った原稿画像を読
取った順序で記録紙に印刷させ、原稿が排紙されていな
いフェースダウン排紙口に排紙させる。
【0070】さらに、上記各実施形態では、読取ユニッ
ト115が搬送路120の上部に備えられている場合を
説明しているが、読取ユニット115が搬送路120の
下部に備えられていてもよい。その場合、原稿の画像を
読み取る面を逆側に向けてセットし、最後のページから
1ページ目と順に読み取り、フェースダウン排紙口10
9に排紙される。原稿の読み取りが終了すると、印刷ジ
ョブの印刷順序は、読取ユニット115での読み取り順
序と同一順序となり、画像が印刷された記録紙はフェー
スアップ排紙口108にページ順が揃えられて排紙され
る。
【0071】また、上記各実施形態を組合せて実施する
ように構成してもよい。
【0072】さらに、上記各実施形態では、印刷装置を
一例に挙げて説明しているが、種々の印刷装置、例えば
電子写真装置,デジタル複写機,モノクロ複写機,カラ
ーレーザ複写機,レーザビームプリンタ,カラーレーザ
プリンタ,インクジェットプリンタ,熱転写プリンタ,
ファクシミリ装置,コピー機能および/またはプリント
機能および/またはファクシミリ機能等を備える複合複
写機,画像入出力装置等、および種々の印刷装置を制御
する制御装置,情報処理装置,データ処理装置,コンピ
ュータ,サーバ等に対し本発明および/または上記各実
施形態で示した技術を適用するように構成してもよい。
【0073】以下、図9に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷装置または印刷制御装置または印刷シ
ステムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成に
ついて説明する。
【0074】図9は、本発明に係る印刷制御装置で読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0075】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0076】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0077】本実施形態における図3に示す機能が外部
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その
場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶
媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶
媒体から、プログラムを含む情報群が出力装置に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。
【0078】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0079】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0080】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0081】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0082】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、読取手段で画像を読み取る原稿と印刷
手段で画像を印刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送
手段を有する印刷装置を制御する印刷制御装置であっ
て、前記読取手段で原稿画像を読み取らせる読取制御手
段と、前記読取手段での原稿画像の読み取りが終了した
かどうかを判定する判定手段と、前記搬送手段による前
記原稿と前記記録媒体との搬送先を異なる排紙手段に切
り換える切換制御手段と、前記読取手段で読み取った原
稿画像を印刷ジョブとして処理する処理手段と、前記印
刷ジョブを実行して前記印刷手段により記録媒体上に画
像を印刷させる印刷制御手段とを有するので、コピージ
ョブを実行する場合に読み取った原稿と印刷された記録
紙とを異なる排紙トレイに仕分け排紙させることがで
き、ユーザの仕分け作業負担を大幅に削減できるととも
に、記録紙に付着するトナーやインク等の現像材により
原稿を汚してしまうことを確実に防止できる。
【0084】第2の発明によれば、前記処理手段は、前
記印刷ジョブの印刷順序を前記読取手段で読み取らせた
原稿のページ順とは逆順にするので、印刷された記録紙
を排紙トレイの積載順にあわせて出力して、ページ順が
そろった出力結果を得ることができる。
【0085】第3の発明によれば、前記読取手段で読み
取らせた原稿画像を認識する認識手段を有し、前記判定
手段は、前記認識手段で原稿画像が所定の画像であると
認識した場合に、原稿画像の読み取りが終了したと判定
するので、同一の給紙口から原稿と記録紙とを搬送させ
ても、原稿の読み取り終了を自動判別できる。
【0086】第4の発明によれば、前記所定の画像は、
無地であるので、無地の記録紙に印刷する際に、同一の
給紙口から原稿と記録紙とを搬送させても原稿の読み取
り終了を自動判定できる。
【0087】第5の発明によれば、前記所定の画像は、
白紙であるので、白紙の記録紙に印刷する際に、同一の
給紙口から原稿と記録紙とを搬送させても原稿の読み取
り終了を自動判定できる。
【0088】第6の発明によれば、前記所定の画像は、
特定のマークであるので、読み取る原稿に特定のマーク
が印された区切りページをセットすることにより、同一
の給紙口から原稿と記録紙とを搬送させても原稿の読み
取り終了を自動判定できる。
【0089】第7の発明によれば、前記所定の画像は、
特定の文字であるので、読み取る原稿に特定の文字が記
された区切りページをセットすることにより、同一の給
紙口から原稿と記録紙とを搬送させても原稿の読み取り
終了を自動判定できる。
【0090】第8の発明によれば、前記読取手段に読み
取らせる原稿の枚数を設定する設定手段を有し、前記判
定手段は、前記読取手段により読み取らせた原稿の枚数
が前記設定手段により設定された原稿の枚数となった場
合に、原稿画像の読み取りが終了したと判定するので、
ユーザからの原稿枚数設定入力を可能にすることによ
り、より確実に原稿読み取り終了を判定できる。
【0091】第9の発明によれば、原稿画像の読み取り
終了をユーザに通知する通知手段と、ユーザによる原稿
画像読み取り終了確認を入力する入力手段とを有し、前
記切換制御手段は、前記入力手段で原稿画像読み取り終
了確認が入力された後に、排紙手段を切り換えるので、
誤って原稿に画像を印刷してしまうというミスを確実に
防止できる。
【0092】第10の発明によれば、読取手段で画像を
読み取る原稿と印刷手段で画像を印刷する記録媒体とを
搬送する共通の搬送手段を有する印刷装置を制御する印
刷制御装置であって、前記読取手段で画像を読み取った
原稿と前記印刷手段で画像を印刷した記録媒体とを分け
て排紙させる排紙制御手段を有するので、読み取り原稿
と印刷した記録紙とを仕分けて排紙でき、ユーザの仕分
け作業負担を大幅に削減できる。
【0093】第11の発明によれば、前記排紙制御手段
は、前記読取手段で画像を読み取った原稿と前記印刷手
段で画像を印刷した記録媒体とを異なる排紙手段に排紙
させるので、読み取り原稿と印刷した記録紙とを異なる
排紙トレイに仕分けて排紙でき、ユーザの仕分け作業負
担を大幅に削減できるとともに、記録紙に付着するトナ
ーやインク等の現像材により原稿を汚してしまうことを
確実に防止できる。
【0094】第12の発明によれば、読取手段で画像を
読み取る原稿と印刷手段で画像を印刷する記録媒体とを
搬送する共通の搬送手段を有する印刷装置と前記印刷装
置を制御する印刷制御装置とを有する印刷システムであ
って、前記読取手段で原稿画像を読み取らせる読取制御
手段と、前記読取手段での原稿画像の読み取りが終了し
たかどうかを判定する判定手段と、前記搬送手段による
前記原稿と前記記録媒体との搬送先を異なる排紙手段に
切り換える切換制御手段と、前記読取手段で読み取った
原稿画像を印刷ジョブとして処理する処理手段と、前記
印刷ジョブを実行して前記印刷手段により記録媒体上に
画像を印刷させる印刷制御手段とを有するので、コピー
ジョブを実行する場合に読み取った原稿と印刷された記
録紙とを異なる排紙トレイに仕分け排紙させることがで
き、ユーザの仕分け作業負担を大幅に削減できるととも
に、記録紙に付着するトナーやインク等の現像材により
原稿を汚してしまうことを確実に防止できる。
【0095】第13の発明によれば、読取手段で画像を
読み取る原稿と印刷手段で画像を印刷する記録媒体とを
搬送する共通の搬送手段を有する印刷装置と前記印刷装
置を制御する印刷制御装置とを有する印刷システムであ
って、前記読取手段で画像を読み取った原稿と前記印刷
手段で画像を印刷した記録媒体とを分けて排紙させる排
紙制御手段を有するので、読み取り原稿と印刷した記録
紙とを仕分けて排紙でき、ユーザの仕分け作業負担を大
幅に削減できる。
【0096】第14の発明によれば、読取手段で画像を
読み取る原稿と印刷手段で画像を印刷する記録媒体とを
搬送する共通の搬送手段を有する印刷装置の制御方法で
あって、前記読取手段で原稿画像を読み取らせる読取工
程と、前記読取手段での原稿画像の読み取りが終了した
かどうかを判定する判定工程と、前記搬送手段による前
記原稿と前記記録媒体との搬送先を異なる排紙手段に切
り換える切換工程と、前記読取手段で読み取った原稿画
像を印刷ジョブとして処理する処理工程と、前記印刷ジ
ョブを実行して前記印刷手段により記録媒体上に画像を
印刷させる印刷工程とを有するので、コピージョブを実
行する場合に読み取った原稿と印刷された記録紙とを異
なる排紙トレイに仕分け排紙させることができ、ユーザ
の仕分け作業負担を大幅に削減できるとともに、記録紙
に付着するトナーやインク等の現像材により原稿を汚し
てしまうことを確実に防止できる。
【0097】第15の発明によれば、読取手段で画像を
読み取る原稿と印刷手段で画像を印刷する記録媒体とを
搬送する共通の搬送手段を有する印刷装置の制御方法で
あって、前記読取手段で画像を読み取った原稿と前記印
刷手段で画像を形成した記録媒体とを分けて排紙させる
排紙工程を有するので、読み取り原稿と印刷した記録紙
とを仕分けて排紙でき、ユーザの仕分け作業負担を大幅
に削減できる。
【0098】したがって、画像を読み取る原稿と画像が
印刷された記録紙とを仕分けて排紙させることができ、
ユーザの原稿と記録媒体との分別作業負担を大幅に削減
できるとともに、トナーやインクにより原稿が汚れてし
まうことを確実に防止できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を示す印刷制御装置が制御する印刷
装置の構成を説明する断面図である。
【図2】図1に示したLBP本体およびホストコンピュ
ータの制御構成を説明するブロック図である。
【図3】本実施形態を示す印刷制御装置における第1の
データ処理手順の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図4】図1に示したLBP本体における読み取り原稿
および記録紙の搬送状態を説明する図である。
【図5】図1に示したLBP本体における読み取り原稿
および記録紙の搬送状態を説明する図である。
【図6】図1に示したLBP本体における読み取り原稿
および記録紙の搬送状態を説明する図である。
【図7】図1に示したLBP本体における読み取り原稿
および記録紙の搬送状態を説明する図である。
【図8】図1に示したLBP本体における読み取り原稿
および記録紙の搬送状態を説明する図である。
【図9】本発明に係る印刷制御装置で読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 5 キーボードコントローラ 6 CRTコントローラ 7 ディスクコントローラ 8 パラレル入出力コントローラ 9 キーボード 10 CRT 11 外部記憶装置 12 双方向パラレルインタフェース 13 CPU 14 制御部 15 ROM 16 I/F部 17 印刷部I/F部 18 印刷部I/F部 19 RAM 20 印刷部 21 制御部 22 システムバス 100 LBP本体 3000 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H04N 1/00 108L 5C072 1/04 107 1/04 107B Fターム(参考) 2H027 DA33 DB01 DB08 DE07 DE10 ED06 ED11 ED13 ED16 ED19 EE02 EE08 FA01 FA20 FA27 FB03 FB05 FD00 FD08 GA15 GA26 GA30 GA34 GA47 GB05 ZA10 2H072 CB01 2H076 AA02 AA58 AB02 AB12 BA15 BA20 BB07 BB10 3F053 EC02 EC06 ED15 LA05 LA07 LA11 LB02 LB03 5C062 AA05 AB17 AB22 AB32 AB35 AC15 AC21 AC60 AC65 AC66 AC71 AF07 AF15 AF16 BA02 5C072 AA05 BA01 HA02 HA13 NA08 RA04 SA01 SA03 XA01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取手段で画像を読み取る原稿と印刷手
    段で画像を印刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送手
    段を有する印刷装置を制御する印刷制御装置であって、 前記読取手段で原稿画像を読み取らせる読取制御手段
    と、 前記読取手段での原稿画像の読み取りが終了したかどう
    かを判定する判定手段と、 前記搬送手段による前記原稿と前記記録媒体との搬送先
    を異なる排紙手段に切り換える切換制御手段と、 前記読取手段で読み取った原稿画像を印刷ジョブとして
    処理する処理手段と、 前記印刷ジョブを実行して前記印刷手段により記録媒体
    上に画像を印刷させる印刷制御手段と、を有することを
    特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、前記印刷ジョブの印刷
    順序を前記読取手段で読み取らせた原稿のページ順の逆
    順にすることを特徴とする請求項1記載の印刷制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記読取手段で読み取らせた原稿画像を
    認識する認識手段を有し、 前記判定手段は、前記認識手段で原稿画像が所定の画像
    であると認識した場合に、原稿画像の読み取りが終了し
    たと判定することを特徴とする請求項1記載の印刷制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の画像は、無地であることを特
    徴とする請求項3記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の画像は、白紙であることを特
    徴とする請求項3記載の印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の画像は、特定のマークである
    ことを特徴とする請求項3記載の印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の画像は、特定の文字であるこ
    とを特徴とする請求項3記載の印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 前記読取手段に読み取らせる原稿の枚数
    を設定する設定手段を有し、 前記判定手段は、前記読取手段により読み取らせた原稿
    の枚数が前記設定手段により設定された原稿の枚数とな
    った場合に、原稿画像の読み取りが終了したと判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 原稿画像の読み取り終了をユーザに通知
    する通知手段と、 ユーザによる原稿画像読み取り終了確認を入力する入力
    手段とを有し、 前記切換制御手段は、前記入力手段で原稿画像読み取り
    終了確認が入力された後に、排紙手段を切り換えること
    を特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 読取手段で画像を読み取る原稿と印刷
    手段で画像を印刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送
    手段を有する印刷装置を制御する印刷制御装置であっ
    て、 前記読取手段で画像を読み取った原稿と前記印刷手段で
    画像を印刷した記録媒体とを分けて排紙させる排紙制御
    手段を有することを特徴とする印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 前記排紙制御手段は、前記読取手段で
    画像を読み取った原稿と前記印刷手段で画像を印刷した
    記録媒体とを異なる排紙手段に排紙させることを特徴と
    する請求項10記載の印刷制御装置。
  12. 【請求項12】 読取手段で画像を読み取る原稿と印刷
    手段で画像を印刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送
    手段を有する印刷装置と前記印刷装置を制御する印刷制
    御装置とを有する印刷システムであって、 前記読取手段で原稿画像を読み取らせる読取制御手段
    と、 前記読取手段での原稿画像の読み取りが終了したかどう
    かを判定する判定手段と、 前記搬送手段による前記原稿と前記記録媒体との搬送先
    を異なる排紙手段に切り換える切換制御手段と、 前記読取手段で読み取った原稿画像を印刷ジョブとして
    処理する処理手段と、 前記印刷ジョブを実行して前記印刷手段により記録媒体
    上に画像を印刷させる印刷制御手段と、を有することを
    特徴とする印刷システム。
  13. 【請求項13】 読取手段で画像を読み取る原稿と印刷
    手段で画像を印刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送
    手段を有する印刷装置と前記印刷装置を制御する印刷制
    御装置とを有する印刷システムであって、 前記読取手段で画像を読み取った原稿と前記印刷手段で
    画像を印刷した記録媒体とを分けて排紙させる排紙制御
    手段を有することを特徴とする印刷システム。
  14. 【請求項14】 読取手段で画像を読み取る原稿と印刷
    手段で画像を印刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送
    手段を有する印刷装置の制御方法であって、 前記読取手段で原稿画像を読み取らせる読取工程と、 前記読取手段での原稿画像の読み取りが終了したかどう
    かを判定する判定工程と、 前記搬送手段による前記原稿と前記記録媒体との搬送先
    を異なる排紙手段に切り換える切換工程と、 前記読取手段で読み取った原稿画像を印刷ジョブとして
    処理する処理工程と、 前記印刷ジョブを実行して前記印刷手段により記録媒体
    上に画像を印刷させる印刷工程と、を有することを特徴
    とする印刷装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 読取手段で画像を読み取る原稿と印刷
    手段で画像を印刷する記録媒体とを搬送する共通の搬送
    手段を有する印刷装置の制御方法であって、 前記読取手段で画像を読み取った原稿と前記印刷手段で
    画像を形成した記録媒体とを分けて排紙させる排紙工程
    を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007190875A (ja) * 2006-01-23 2007-08-02 Dainippon Printing Co Ltd 画像出力装置、プログラム、及び、記録媒体
JP2015044328A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 株式会社沖データ 画像形成装置

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