JPH10123879A - 出力装置および出力装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

出力装置および出力装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH10123879A
JPH10123879A JP8275850A JP27585096A JPH10123879A JP H10123879 A JPH10123879 A JP H10123879A JP 8275850 A JP8275850 A JP 8275850A JP 27585096 A JP27585096 A JP 27585096A JP H10123879 A JPH10123879 A JP H10123879A
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JP8275850A
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Mitsuyoshi Hatanaka
満良 畑中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排紙される透明シート同士を容易に分離し、
かつ透明シート同士で画像欠損または画像汚損となる事
態を確実に回避することである。 【解決手段】 指定された透明シートを給紙可能な給紙
部からの給紙が選択されたら、該選択された給紙部から
の透明シートに対する印刷部6による画像形成終了毎
に、CPU1が他の給紙部から給紙する普通紙に印刷部
6による画像形成を行うことなく白紙で順次排紙させる
構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成部に対し
て種別の異なる記録媒体を給紙可能な複数の給紙部を備
える出力装置および出力装置のデータ処理方法およびコ
ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の出力装置、例えば複写機
またはレーザビームプリンタ(LBP)等の印刷装置に
おいては、紙製の媒体に連続して印刷を行い、排紙スカ
ッタに溜める機能を有しいる。また、他の記録媒体、例
えば手差しされるあるいは給紙カセット等からOHP用
の透明フィルムシート(透明シート)への印刷も可能に
構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、OHP
等に使用されるOHPフィルムシートに印刷を行うと、
排紙スカッタ上で各OHPシート同士が吸着してしま
い、無理に剥がしたりすると、OHPシート上に定着さ
れたトナーがはぎ取られた側の印刷は劣化し、トナーが
付着したOHPシートの方は付着ゴミとなって品位が劣
化してしまう。
【0004】また、オイルを用いた感光ドラムの場合に
は、OHPシートにオイルが残留し、これが複数枚重な
ると、OHPシートが汚れてしまう等の問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第9の発明
の目的は、選択された給紙部からの前記透明シートに対
する前記画像形成部による画像形成終了毎に、前記他の
給紙部から給紙する前記普通紙に前記画像形成部による
画像形成を行うことなく白紙で順次排紙させることによ
り、透明シートを連続給紙して画像を形成する際に、画
像形成された透明シートと白紙の普通紙とが、あるいは
画像形成された透明シートと普通紙とが交互に排紙され
ることとなり、排紙される透明シート同士を容易に分離
し、かつ透明シート同士で画像欠損または画像汚損とな
る事態を確実に回避することができる出力装置および出
力装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し
可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、画像形成部に対して記録媒体を給紙するための給紙
部を複数備える出力装置であって、いずれか1つの給紙
部から透明シートの給紙を、他の給紙部からは普通紙の
給紙を指定する指定手段と、前記透明シートを給紙可能
な給紙部からの給紙を選択する選択手段と、前記選択手
段により選択された給紙部からの前記透明シートに対す
る前記画像形成部による画像形成終了毎に、前記他の給
紙部から給紙する前記普通紙に前記画像形成部による画
像形成を行うことなく白紙で順次排紙させる給送制御手
段とを有するものである。
【0007】本発明に係る第2の発明は、画像形成部に
対して記録媒体を給紙するための給紙部を複数備える出
力装置であって、いずれか1つの給紙部から透明シート
の給紙を、他の給紙部からは普通紙の給紙を指定する指
定手段と、前記透明シートを給紙可能な給紙部からの給
紙を選択する選択手段と、前記選択手段により選択され
た給紙部からの前記透明シートに対する前記画像形成部
による画像形成終了毎に、前記他の給紙部から給紙する
前記普通紙に前記画像形成部により前記透明シートに形
成される画像と同一の画像を形成させて順次排紙させる
給送制御手段とを有するものである。
【0008】本発明に係る第3の発明は、画像形成部に
対して記録媒体を給紙するための給紙部を複数備える出
力装置であって、いずれかの給紙部から給送される記録
媒体に対する光透過状態を検知する検知手段と、前記検
知手段の検知結果に基づいて給紙される記録媒体の種別
が透明シートかそれとも普通紙であるかどうかを判定す
る判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記
透明シートに対する前記画像形成部による画像形成終了
毎に、前記透明シートを給紙した以外のいずれか1つの
給紙部より前記普通紙を給紙させ、前記画像形成部によ
る画像形成を行うことなく白紙で順次排紙させる給送制
御手段とを有するものである。
【0009】本発明に係る第4の発明は、画像形成部に
対して記録媒体を給紙するための給紙部を複数備える出
力装置であって、いずれかの給紙部から給送される記録
媒体に対する光透過状態を検知する検知手段と、前記検
知手段の検知結果に基づいて給紙される記録媒体の種別
が透明シートかそれとも普通紙であるかどうかを判定す
る判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記
透明シートに対する前記画像形成部による画像形成終了
毎に、前記透明シートを給紙した以外のいずれか1つの
給紙部より前記普通紙を給紙させ、前記画像形成部によ
り前記透明シートに形成される画像と同一の画像を形成
させて順次排紙させる給送制御手段とを有するものであ
る。
【0010】本発明に係る第5の発明は、前記給送制御
手段は、いずれかの給紙部から給紙される透明シートの
出力枚数が1以上である場合に、各透明シートへの画像
形成終了毎に、いずれかの給紙部から普通紙を順次給送
させるものである。
【0011】本発明に係る第6の発明は、画像形成部に
対して記録媒体を給紙するための給紙部を複数備える出
力装置のデータ処理方法であって、いずれかの給紙部か
ら給送される記録媒体に対する光透過状態を検知する検
知工程と、該検知結果に基づいて給紙される記録媒体の
種別が透明シートかそれとも普通紙であるかどうかを判
定する判定工程と、該判定結果に基づいて前記透明シー
トに対する前記画像形成部による画像形成終了毎に、前
記透明シートを給紙した以外のいずれか1つの給紙部よ
り前記普通紙を給紙させ、前記画像形成部による画像形
成を行うことなく白紙で順次排紙させる給送工程とを有
するものである。
【0012】本発明に係る第7の発明は、画像形成部に
対して記録媒体を給紙するための給紙部を複数備える出
力装置を制御するコンピュータが読み出し可能なプログ
ラムを格納した記憶媒体であって、いずれかの給紙部か
ら給送される記録媒体に対する光透過状態を検知する検
知工程と、該検知結果に基づいて給紙される記録媒体の
種別が透明シートかそれとも普通紙であるかどうかを判
定する判定工程と、該判定結果に基づいて前記透明シー
トに対する前記画像形成部による画像形成終了毎に、前
記透明シートを給紙した以外のいずれか1つの給紙部よ
り前記普通紙を給紙させ、前記画像形成部による画像形
成を行うことなく白紙で順次排紙させる給送工程とを含
む、コンピュータが読むことができるプログラムを記憶
媒体に格納したものである。
【0013】本発明に係る第8の発明は、画像形成部に
対して記録媒体を給紙するための給紙部を複数備える出
力装置のデータ処理方法であって、いずれかの給紙部か
ら給送される記録媒体に対する光透過状態を検知する検
知工程と、該検知結果に基づいて給紙される記録媒体の
種別が透明シートかそれとも普通紙であるかどうかを判
定する判定工程と、該判定結果に基づいて前記透明シー
トに対する前記画像形成部による画像形成終了毎に、前
記透明シートを給紙した以外のいずれか1つの給紙部よ
り前記普通紙を給紙させ、前記画像形成部により前記透
明シートに形成される画像と同一の画像を形成させて順
次排紙させる給送工程とを有するものである。
【0014】本発明に係る第9の発明は、画像形成部に
対して記録媒体を給紙するための給紙部を複数備える出
力装置を制御するコンピュータが読み出し可能なプログ
ラムを格納した記憶媒体であって、いずれかの給紙部か
ら給送される記録媒体に対する光透過状態を検知する検
知工程と、該検知結果に基づいて給紙される記録媒体の
種別が透明シートかそれとも普通紙であるかどうかを判
定する判定工程と、該判定結果に基づいて前記透明シー
トに対する前記画像形成部による画像形成終了毎に、前
記透明シートを給紙した以外のいずれか1つの給紙部よ
り前記普通紙を給紙させ、前記画像形成部により前記透
明シートに形成される画像と同一の画像を形成させて順
次排紙させる給送工程とを含む、コンピュータが読むこ
とができるプログラムを記憶媒体に格納したものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕本実施形態の構成を説明する前に、本
実施形態を適用するに好適な出力装置の構成について図
1,図2を参照しながら説明する。
【0016】図1は、本発明に係る出力装置を適用可能
なプリンタの構成を説明する概略断面図である。なお、
本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であ
っても、複数の機器からなるシステムであっても、LA
N等のネットワークを介して処理が行われるシステムで
あっても本発明を適用できることは言うまでもない。
【0017】なお、本実施形態を適用する出力装置は、
レーザビーム出力装置に限られるものではなく、他のプ
リント方式の出力装置でもよいことは言うまでもない。
【0018】図において、1500はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるい
はマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を形成する。
【0019】1501は操作部(操作パネル)で、操作
のためのスイッチおよびLED表示器等が配されてい
る。1000は出力装置制御ユニットで、LBP本体1
500全体の制御およびホストコンピュータから供給さ
れる文字情報等を解析する。この出力装置制御ユニット
1000は、主に文字情報を対応する文字パターンのビ
デオ信号に変換してレーザドライバ1502に出力す
る。レーザドライバ1502は半導体レーザ1503を
駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応
じて半導体レーザ1503から発射されるレーザ光15
04をオン・オフ切り換えする。レーザ光1504は回
転多面鏡1505で左右方向に振らされて静電ドラム1
506上を走査露光する。
【0020】これにより、静電ドラム1506上には文
字パターンの静電潜像が形成されることになる。この潜
像は、静電ドラム1506周囲に配設された現像ユニッ
ト1507により現像された後、記録紙に転写され、定
着ユニット15,16により記録紙に定着される。この
記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙は
LBP1500に装着した用紙カセット1508に収納
され、給紙ローラ1509および搬送ローラ1510と
搬送ローラ1511とにより、装置内に取り込まれて、
静電ドラム1506に供給される。
【0021】1512はLED素子で、センサ部13
(後述する図2に示す)のうちの発光部として機能し、
該LED発光素子1512の配設位置と対向する側には
受光部として機能するフォトセンサ1513が配設さ
れ、透過光を検出している。
【0022】また、この用紙の出口には紙センサ151
4が装備されており、これによって用紙の紙詰まりの有
無を検知する。1515は手差し給紙口で、用紙を手挿
入可能に構成されている。また、LBP本体1500に
は不図示のカードスロットを少なくとも1個以上備え、
内蔵フォントに加えてオプションフォントカード,言語
系の異なるICカード10(図2に示す)を接続できる
ように構成されている。
【0023】更に、LBP本体1500には、ハードデ
ィスクを備え、フォントデータを格納したり、前述した
フォントカード,言語系の異なる制御カード(エミュレ
ーションカード)等のICカード10の内容をダウンロ
ードすることも出来る。このように構成された出力装置
制御システムにおいて、出力装置の操作部1501、も
しくは不図示のホストコンピュータのキーボード等から
与えられた指示によって、外部メモリ(ICカード等)
10の内容をCPU1(図2に示す)が読み出し、前記
読み出した内容をディスクコントローラ(DKC)7
(図2に示す)を通じてハードディスク(HDD)8
(図2に示す)に保存したり、逆にハードディスク8の
内容を外部メモリ10に保存可能に構成されている。前
記メモリカードは、その記憶デバイスとしてフラッシュ
メモリやEEPROM、バッテリバックアップされたS
RAM等を用いることにより、不揮発で、かつ電気的に
書き換え可能に構成されている。
【0024】図2は、本発明の第1実施形態を示す出力
装置の制御構成を説明するブロック図であり、図1と同
一のものには同一の符号を付してある。
【0025】図2において、1はCPUで、ROM2の
プログラム用ROM(プログラムROM)に記憶された
制御プログラム等あるいは外部メモリ(ICカード等)
10に記憶された制御プログラム等に基づいてシステム
バス4に接続される各種のデバイスとアクセスを統括的
に制御し、印刷部インタフェース5を介して接続される
印刷部(出力装置エンジン)6に出力情報としての画像
信号を出力する。
【0026】なお、ROM2のフォント用ROM(フォ
ントROM)には上記出力情報を生成する際に使用する
フォントデータ等を記憶し、ROM2のデータ用ROM
(データROM)にはハードディスク等の外部記憶装置
が無い出力装置の場合には、ホストコンピュータ上で利
用される情報等を記憶している。CPU1は入出力部1
1を介してホストコンピュータとの通信処理が可能とな
っており、出力装置内の情報等を不図示のホストコンピ
ュータに通知可能に構成されている。
【0027】3はRAMで、CPU1の主メモリ,ワー
クエリアそしてイメージバッファ等として機能し、図示
しない増設ポートに接続されるオプションRAMにより
メモリ容量を拡張することができるように構成されてい
る。なお、RAM3は、出力情報展開領域,環境データ
格納領域,NVRAM等に用いられる。前述したハード
ディスク(HDD)8は、ディスクコントローラ(DK
C)7によるアクセスを制御され、またICカード等の
外部メモリ10は、メモリコントローラ(MC)9によ
りアクセスを制御される。
【0028】外部メモリ10は、オプションとして接続
され、フォントデータ,エミュレーションプログラム,
フォームデータ等を記憶する。また、操作パネル150
1には、操作のためのスイッチおよびLED表示器等が
配されている。また、13はセンサ部で、発光側のLE
D1512と受光側のフォトセンサ1513とからな
り、これは給紙されてきた用紙がOHPシートなのかそ
の他の通常の印刷用紙なのかを、透過光の有無によって
検知する機能を持つ。また、前述した外部メモリは1個
に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加
えてオプションフォントカード,言語系の異なる出力装
置制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリ
を複数接続できるように構成されていてもよい。さら
に、図示しないNVRAMを有し、操作パネル1501
からの出力装置モード設定情報を記憶するようにしても
よい。また、14は拡張フィーダで、オプションとして
LBP本体1500に装着され、印刷部インタフェース
5を介してCPU1から出力される信号に同期してLB
P内部に記録紙を給送する。
【0029】なお、CPU1は、ROM2のプログラム
用ROMに記憶された文書処理プログラム等に基づいて
図形,イメージ,文字,表(表計算等を含む)等が混在
した文書処理を実行するとともに、システムバス4に接
続される各デバイスをCPU1が総括的に制御する。
【0030】以下、図3を参照して本発明の好適な実施
形態について、OHPシートを手差し給紙口から挿入す
る場合を例にとり以下に説明する。
【0031】図3は、本発明を適用可能な出力装置の構
成を説明する概略図であり、図1に示した出力装置に対
して、オプションとしてのオプションカセット304を
LBP本体1500に装着した場合に対応し、説明を簡
単にするための簡略化して示してある。なお、図1と同
一のものには同一の符号を付してある。
【0032】まず、操作部1501または入出力部11
を介して不図示のホストコンピュータから印刷指示を受
けると、ROM2のプログラムROM内に格納されてい
る処理プログラムに応じて、まず、センサ部13が駆動
されLED素子1512そして、フォトセンサ1513
の電源がONされ、続いて給紙動作に入る。これによっ
て、用紙303がフォトセンサ1513を通過しなが
ら、感光ドラム1506に向かって用紙が送り込まれて
いく。
【0033】この際、LED素子1512の発光光がフ
ォトセンサ1513に到達しない場合、すなわち用紙が
通常の印刷用紙である場合には、印刷データの文字ある
いはイメージ等はROM2のプログラムの処理に応じ
て、それぞれ打点,塗りつぶしあるいは特殊な画像処理
等を行いながら、ビットマップに展開して印刷部インタ
フェース5を通して印刷部6内の露光ユニット302に
転送される。
【0034】図3に示す例では、印刷部インタフェース
5よりシステムバス4側のデバイスを総称してビデオコ
ントローラ301として示されている。このようにして
通常の印刷が行われる。
【0035】次に、OHPシートの場合について説明す
る。
【0036】この場合も同様にセンサ部13で透過光の
有無が検知される。フォトセンサ1513が透過光をキ
ャッチし、この用紙がOHPシートと判断された場合
は、OHPシートに対して行われる上記と同様の印刷処
理に加えて、通常の印刷用紙が、他の給紙部から自動的
に給紙される。そして、給紙された用紙に対しては、一
切の印刷処理が行われず、ただ単に白紙で排紙のみが実
行される。このようにして、OHPシートに続いて通常
の印刷用紙が選択されたOHPシートに重なって白紙の
状態で出力される。
【0037】なお、本実施形態では、センサ部13を設
けて自動的に用紙の種別を判別する場合について説明し
たが、操作パネル1501あるいは入出力部11を介し
て不図示のホストからの指示によって給紙部を任意に選
択し、その選択された第1の給紙部にOHPシートをあ
らかじめ装填し、他の第2の給紙部には通常の印刷用紙
を装填することによって、第1給紙部からの印刷の実行
を選択させれば、第1給紙部からのOHPシートへの印
刷終了後には、第2給紙部の通常の印刷用紙への印刷を
連続的に行わせるように給紙を制御する構成としてもよ
い。
【0038】また、本実施形態では、一方の給紙部を手
差口とする場合について説明したが、一方を給紙カセッ
ト1508とし、他方を拡張の給紙カセット(オプショ
ンカセット)304として、給紙カセット1508にO
HPシートを装填しておき、給紙カセット304に普通
紙を装填しておき、給紙カセット1508からOHPシ
ートの給紙が選択された場合に、続いて給紙カセット3
04から普通紙を画像形成することなく、本体搬送路上
を通紙させて排紙させるように制御しても同様の効果が
期待できる。
【0039】以下、図4に示すフローチャートを参照し
て本発明に係る出力装置の画像処理方法について説明す
る。
【0040】図4は、本発明に係る出力装置の第1の画
像処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(14)は各ステップを示し、各手順はROM
2のプログラムROMに記憶されており、該手順をCP
U1が読み出して実行するものとする。
【0041】先ず、入出力部11を介してホストから受
信した印刷ジョブは複数枚印刷かどうかを判定し
(1)、NOならば他の処理に移行し、YESならば印
刷ジョブを解析して所定の画像処理を施してRAM3の
ワーク上にビットマップ展開処理する(2)。
【0042】次いで、センサ部13の読み取りをオンす
るとともに、選択された給紙部から記録媒体の給紙を開
始する(3)。次いで、センサ部13が透過光を検知し
たかどうか、すなわち、給紙された記録媒体が、例えば
OHP用の透明フィルムシートであるかどうかを判定し
(4)、OHP用の透明フィルムシートであると判定さ
れた場合には、RAM3上に確保されるOHPフラグを
オン状態にし(6)、ステップ(5)へ戻る。
【0043】一方、ステップ(4)でOHP用の透明フ
ィルムシートでないと判定された場合には、RAM3に
展開されたビットマップデータを図3に示した露光ユニ
ット302に送出して(5)、感光ドラム1506上に
静電潜像を形成した後、現像ユニット1507で該静電
潜像を現像した後、給紙された記録媒体に転写し、該転
写後、定着ユニット1516で記録媒体に転写されたト
ナー像を定着して排紙する(7),(8)。
【0044】次いで、OHPフラグがオン状態かどうか
を判定し(9)、NOならば(給紙された記録媒体が普
通紙の場合)、処理を終了する。
【0045】一方、ステップ(9)でOHPフラグがオ
ン状態であると判定された場合には、排紙された記録媒
体の給紙先とは異なる別の給紙部から、例えば図3に示
す手差し給紙口からOHPフィルムシートが給紙された
場合には、装着されているカセット1508またはオプ
ションカセット304に収納された記録媒体(普通紙)
の給紙を指示し(10)、図示しないセンサで装着され
ているカセット1508またはオプションカセット30
4が紙無しあるいは給紙可能な用紙サイズがOHPシー
トよりも小さいかどうかを判定し(11)、NOなら
ば、すなわち、OHPシートより小さくない用紙有りの
場合には、上記OHPフラグをオフ状態とするととも
に、カセット1508またはオプションカセット304
のいずれかから給紙された普通紙に対して画像形成プロ
セスを実行することなく、すなわち、白紙状態で本体内
の給送路上を通紙させて排紙させ(14)、処理を終了
する。
【0046】一方、ステップ(11)で紙無しあるいは
給紙可能な用紙サイズがOHPシートよりも小さいと判
定された場合には、紙無し状態あるいはOHPシートと
同サイズの用紙への交換を操作パネル1501に表示す
る等の紙無し処理を実行し(12)、ユーザによりカセ
ット1508またはオプションカセット304のいずれ
かに対して普通紙が装填されるのを待機し(13)、図
示しないセンサが紙有り、すなわち、紙装填を検知した
ら、ステップ(14)へ進む。
【0047】これにより、いずれかの給紙部より給紙さ
れた記録媒体の種別が透明シート(例えばOHP用の透
明フィルムシート)であると判定した場合には、当該透
明シートに対する画像形成終了毎に、次の透明シート給
紙前に、普通紙を強制白紙排紙して、各透明シート間に
強制介入して各透明シート同士が吸着されてしまう事態
を確実に回避することができる。なお、当該普通紙の強
制白紙排紙処理は、給紙される透明シートの部数が
「1」枚以上の場合であるから、給紙される透明シート
の部数が「1」枚の場合には、当該普通紙の強制白紙排
紙処理が実行されることもなく、紙無駄も発生すること
はない。
【0048】以下、本実施形態と第6,第7の発明の各
工程との対応及びその作用について図4等を参照して説
明する。
【0049】第6の発明は、画像形成部(印刷部6)に
対して記録媒体を給紙するための給紙部(カセット15
08,オプションカセット304,手差し給紙口151
5)を複数備える出力装置(プリンタ1500)のデー
タ処理方法であって、いずれかの給紙部から給送される
記録媒体に対する光透過状態を検知する検知工程(図4
のステップ(3))と、該検知結果に基づいて給紙され
る記録媒体の種別が透明シートかそれとも普通紙である
かどうかを判定する判定工程(図4のステップ(4))
と、該判定結果に基づいて前記透明シートに対する前記
画像形成部による画像形成終了毎に、前記透明シートを
給紙した以外のいずれか1つの給紙部より前記普通紙を
給紙させ、前記画像形成部による画像形成を行うことな
く白紙で順次排紙させる給送工程(図4のステップ
(5)〜(14))とをCPU1がROM2のプログラ
ムROMに記憶された制御プログラムを実行することに
より、給紙された記録媒体の種別を自動判定しながら、
透明シートと白紙の普通紙とを交互に排紙させて、透明
シート同士の吸着を阻止できるため、従来のような各透
明シート同士の吸着分離に伴う画像欠損および画像付着
を防止することができる。
【0050】第7の発明は、画像形成部(印刷部6)に
対して記録媒体を給紙するための給紙部(カセット15
08,オプションカセット304,手差し給紙口151
5)を複数備える出力装置(プリンタ1500)を制御
するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
た記憶媒体であって、いずれかの給紙部から給送される
記録媒体に対する光透過状態を検知する検知工程(図4
のステップ(3))と、該検知結果に基づいて給紙され
る記録媒体の種別が透明シートかそれとも普通紙である
かどうかを判定する判定工程(図4のステップ(4))
と、該判定結果に基づいて前記透明シートに対する前記
画像形成部による画像形成終了毎に、前記透明シートを
給紙した以外のいずれか1つの給紙部より前記普通紙を
給紙させ、前記画像形成部による画像形成を行うことな
く白紙で順次排紙させる給送工程(図4のステップ
(5)〜(14))とを含む、コンピュータが読むこと
ができるプログラムを記憶媒体に格納したものである。
すなわち、ROM2または図示しないメモリ資源(フロ
ッピーディスク等)に図4に示す工程に対応するプログ
ラムコードを記憶させ、該プログラムコードを記憶した
記憶媒体からCPU1が読み出して実行する形態も本発
明の実施形態に含まれるものである。
【0051】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
OHP用の透明シートに対して画像形成が実行された場
合には、OHP用の透明シートに対する画像形成後、画
像形成を伴わずに他の給紙部から給紙した普通紙を白紙
で通紙する場合について説明したが、OHP用の透明シ
ートに対する画像形成後、画像形成を伴わずに他の給紙
部から給紙した普通紙に対してRAM3上に展開された
OHP用の透明シートに対するビットマップ情報と同一
のビットマップ情報を画像形成するように構成してもよ
い。以下、その実施形態について説明する。
【0052】なお、ハード構成については図1,図2等
と同様であるので説明は省略する。また、OHPシート
を手差し給紙口から挿入する場合を例にとり以下に説明
する。
【0053】まず、操作パネル1501または不図示の
ホストコンピュータから印刷指示を受けると、ROM2
内のプログラムROM内に格納されている処理プログラ
ムに応じて、まず、センサ部13が駆動されLED素子
1512,フォトセンサ1513の電源がONされ、続
いて給紙動作に入る。これによって、用紙303がフォ
トセンサ1513を通過しながら、感光ドラム1506
に向かって用紙が送り込まれていく。この際、LED素
子1512の光がフォトセンサ1513に到達しない場
合、すなわち用紙が通常の印刷用紙である場合には、印
刷データの文字あるいはイメージ等はROM2のプログ
ラムの処理に応じて、それぞれ打点,塗りつぶしあるい
は特殊な画像処理等を行いながら、ビットマップに展開
して印刷部インタフェース5を通して印刷部6内の露光
ユニット302に転送される。
【0054】次に、OHPシートの場合について説明す
る。
【0055】この場合も同様にセンサ部13で透過光の
有無が検知される。フォトセンサ1513が透過光をキ
ャッチし、この用紙がOHPシートと判断された場合
は、OHPシートに対して行われる上記と同様の印刷処
理に加えて、通常の印刷用紙が、他の給紙部から自動的
に給紙される。そして、給紙された用紙に対しては、O
HPシートに印刷された同じ内容でRAM3上にビット
マップ展開されたデータが印刷部インタフェース5を通
して印刷部6内の露光ユニット302に転送され、露光
ユニット302が感光ドラム1506上に静電潜像を形
成された後、現像ユニット1507で現像されたトナー
像が他の給紙部から自動的に給紙され搬送される用紙
(普通紙)に転写定着が行われて印刷が行われるのであ
る。
【0056】このようにして、OHPシートに続いて通
常の印刷用紙が選択されOHPシートに重なって出力さ
れる。
【0057】なお、本実施形態では、センサ部13を設
けて自動的に記録媒体の種別を判別する場合について説
明したが、操作パネル1501あるいは不図示のホスト
からの指示によって給紙部を任意に選択し、その選択さ
れた第1の給紙部にOHPシートを装填しておき、他の
第2の給紙部には通常の印刷用紙を装填しておくことに
よって、第1給紙部からの印刷の実行を選択させれば、
第1給紙部からのOHPシートへの印刷終了後には、第
2給紙部の通常の印刷用紙への印刷を連続的に行なわせ
るように制御しても同様の効果が期待できる。
【0058】また、本実施形態では、一方の給紙部を手
差口とする場合について説明したが、一方を給紙カセッ
ト1508とし、他方を拡張の給紙カセット304とし
て、給紙カセット1508にOHPシートを装填してお
き、給紙カセット304に普通紙を装填しておき、給紙
カセット1508からOHPシートの給紙が選択された
場合に、続いて給紙カセット304から普通紙にOHP
シートと同様の画像情報を画像形成して排紙させるよう
に制御しても同様の効果が期待できる。
【0059】以下、図5に示すフローチャートを参照し
て本発明に係る出力装置の画像処理方法について説明す
る。
【0060】図5は、本発明に係る出力装置の第2の画
像処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(17)は各ステップを示し、各手順はROM
2のプログラムROMに記憶されており、該手順をCP
U1が読み出して実行するものとする。
【0061】先ず、入出力部11を介してホストから受
信した印刷ジョブは複数枚印刷かどうかを判定し
(1)、NOならば他の処理に移行し、YESならば印
刷ジョブを解析して所定の画像処理を施してRAM3の
ワーク上にビットマップ展開処理する(2)。
【0062】次いで、センサ部13の読み取りをオンす
るとともに、選択された給紙部から記録媒体の給紙を開
始する(3)。次いで、センサ部13が透過光を検知し
たかどうか、すなわち、給紙された記録媒体が、例えば
OHP用の透明フィルムシートであるかどうかを判定し
(4)、OHP用の透明フィルムシートであると判定さ
れた場合には、RAM3上に確保されるOHPフラグを
オン状態にし(6)、ステップ(5)へ戻る。
【0063】一方、ステップ(4)でOHP用の透明フ
ィルムシートでないと判定された場合には、RAM3に
展開されたビットマップデータを図3に示した露光ユニ
ット302に送出して(5)、感光ドラム1506上に
静電潜像を形成した後、現像ユニット1507で該静電
潜像を現像した後、給紙された記録媒体に転写し、該転
写後、定着ユニット1516で記録媒体に転写されたト
ナー像を定着して排紙する(7),(8)。
【0064】次いで、OHPフラグがオン状態かどうか
を判定し(9)、NOならば(給紙された記録媒体が普
通紙の場合)、処理を終了する。
【0065】一方、ステップ(9)でOHPフラグがオ
ン状態であると判定された場合には、排紙された記録媒
体の給紙先とは異なる別の給紙部から、例えば図3に示
す手差し給紙口からOHPフィルムシートが給紙された
場合には、装着されているカセット1508またはオプ
ションカセット304に収納された記録媒体(普通紙)
の給紙を指示し(10)、図示しないセンサで装着され
ているカセット1508またはオプションカセット30
4が紙無しかあるいは給紙可能な用紙サイズがOHPシ
ートよりも小さいかどうかを判定し(11)、NOなら
ば、すなわち、OHPシートより小さくない用紙有りの
場合には、普通紙に対して画像形成プロセスを実行すべ
く、カセット1508またはオプションカセット304
のいずれかから普通紙を給紙し(14)、RAM3に展
開されたOHPシートに印刷されたビットマップデータ
と同一のビットマップデータを図3に示した露光ユニッ
ト302に送出して(15)、感光ドラム1506上に
静電潜像を形成した後、現像ユニット1507で該静電
潜像を現像した後、給紙された記録媒体に転写し、該転
写後、定着ユニット1516で記録媒体に転写されたト
ナー像を定着して排紙して(16),(17)、処理を
終了する。
【0066】一方、ステップ(11)で紙無しあるいは
給紙可能な用紙サイズがOHPシートよりも小さいと判
定された場合には、紙無し状態またはOHPシート同サ
イズの用紙への交換を操作パネル1501に表示する等
の紙無し処理を実行し(12)、ユーザによりカセット
1508またはオプションカセット304のいずれかに
対して普通紙が装填されるのを待機し(13)、図示し
ないセンサが紙有り、すなわち、紙装填を検知したら、
ステップ(14)へ進む。
【0067】これにより、いずれかの給紙部より給紙さ
れた記録媒体の種別が透明シート(例えばOHP用の透
明フィルムシート)であると判定した場合には、当該透
明シートに対する画像形成終了毎に、次の透明シート給
紙前に、普通紙を強制白紙排紙して、各透明シート間に
強制介入して各透明シート同士が吸着されてしまう事態
を確実に回避することができる。なお、当該普通紙の強
制白紙排紙処理は、給紙される透明シートの部数が
「1」枚以上の場合であるから、給紙される透明シート
の部数が「1」枚の場合には、当該普通紙の強制白紙排
紙処理が実行されることもなく、紙無駄も発生すること
はない。
【0068】以下、本実施形態と第8,第9の発明の各
工程との対応及びその作用について図5等を参照して説
明する。
【0069】第8の発明は、画像形成部(印刷部6)に
対して記録媒体を給紙するための給紙部(カセット15
08,オプションカセット304,手差し給紙口151
5)を複数備える出力装置(プリンタ1500)のデー
タ処理方法であって、いずれかの給紙部から給送される
記録媒体に対する光透過状態を検知する検知工程(図5
のステップ(3))と、該検知結果に基づいて給紙され
る記録媒体の種別が透明シートかそれとも普通紙である
かどうかを判定する判定工程(図5のステップ(4))
と、該判定結果に基づいて前記透明シートに対する前記
画像形成部による画像形成終了毎に、前記透明シートを
給紙した以外のいずれか1つの給紙部より前記普通紙を
給紙させ、前記画像形成部により前記透明シートに形成
される画像と同一の画像を形成させて順次排紙させる給
送工程(図5のステップ(5)〜(17))とをCPU
1がROM2のプログラムROMに記憶された制御プロ
グラムを実行することにより、給紙された記録媒体の種
別を自動判定しながら、透明シートと透明シートに形成
された画像と同一画像が形成された普通紙とを交互に排
紙させて、透明シート同士の吸着を阻止できるため、従
来のような各透明シート同士の吸着分離に伴う画像欠損
および画像付着を防止することができる。
【0070】第9の発明は、画像形成部(印刷部6)に
対して記録媒体を給紙するための給紙部(カセット15
08,オプションカセット304,手差し給紙口151
5)を複数備える出力装置(プリンタ1500)を制御
するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
た記憶媒体であって、いずれかの給紙部から給送される
記録媒体に対する光透過状態を検知する検知工程(図5
のステップ(3))と、該検知結果に基づいて給紙され
る記録媒体の種別が透明シートかそれとも普通紙である
かどうかを判定する判定工程(図5のステップ(4))
と、該判定結果に基づいて前記透明シートに対する前記
画像形成部による画像形成終了毎に、前記透明シートを
給紙した以外のいずれか1つの給紙部より前記普通紙を
給紙させ、前記画像形成部により前記透明シートに形成
される画像と同一の画像を形成させて順次排紙させる給
送工程(図5のステップ(5)〜(17))とを含む、
コンピュータが読むことができるプログラムを記憶媒体
に格納したものである。すなわち、ROM2または図示
しないメモリ資源(フロッピーディスク等)に図5に示
す工程に対応するプログラムコードを記憶させ、該プロ
グラムコードを記憶した記憶媒体からCPU1が読み出
して実行する形態も本発明の実施形態に含まれるもので
ある。
【0071】以下、第1,第2実施形態と第1〜第5の
発明の各手段との対応及びその作用について図1等を参
照して説明する。
【0072】第1の発明は、画像形成部(印刷部6)に
対して記録媒体を給紙するための給紙部(カセット15
08,オプションカセット304,手差し給紙口151
5)を複数備える出力装置(プリンタ1500)であっ
て、いずれか1つの給紙部から透明シートの給紙を、他
の給紙部からは普通紙の給紙を指定する指定手段(ホス
トコンピュータまたは操作パネル1501からユーザが
指定する)と、前記透明シートを給紙可能な給紙部から
の給紙を選択する選択手段(ホストコンピュータまたは
操作パネル1501からユーザが選択指示する)と、前
記選択手段により選択された給紙部からの前記透明シー
トに対する前記画像形成部による画像形成終了毎に、前
記他の給紙部から給紙する前記普通紙に前記画像形成部
による画像形成を行うことなく白紙で順次排紙させる給
送制御手段(CPU1がROM2のプログラムROMに
記憶された制御プログラムを実行して制御する)とを有
し、指定された前記透明シートを給紙可能な給紙部から
の給紙が選択されたら、該選択された給紙部からの前記
透明シートに対する印刷部6による画像形成終了毎に、
CPU1が前記他の給紙部から給紙する前記普通紙に前
記画像形成部による画像形成を行うことなく白紙で順次
排紙させるので、記録媒体の種別を検知することなく、
単に透明シートを給紙可能な給紙部を選択するという簡
単な操作で、透明シートと白紙の普通紙とを交互に排紙
させて、透明シート同士の吸着を阻止できるため、従来
のような各透明シート同士の吸着分離に伴う画像欠損お
よび画像付着を防止することができる。
【0073】第2の発明は、画像形成部(印刷部6)に
対して記録媒体を給紙するための給紙部(カセット15
08,オプションカセット304,手差し給紙口151
5)を複数備える出力装置(プリンタ1500)であっ
て、いずれか1つの給紙部から透明シートの給紙を、他
の給紙部からは普通紙の給紙を指定する指定手段(ホス
トコンピュータまたは操作パネル1501からユーザが
指定する)と、前記透明シートを給紙可能な給紙部から
の給紙を選択する選択手段(ホストコンピュータまたは
操作パネル1501からユーザが選択指示する)と、前
記選択手段により選択された給紙部からの前記透明シー
トに対する前記画像形成部による画像形成終了毎に、前
記他の給紙部から給紙する前記普通紙に前記画像形成部
により前記透明シートに形成される画像と同一の画像を
形成させて順次排紙させる給送制御手段(CPU1がR
OM2のプログラムROMに記憶された制御プログラム
を実行して制御する)とを有し、指定された前記透明シ
ートを給紙可能な給紙部からの給紙が選択されたら、該
選択された給紙部からの前記透明シートに対する印刷部
6による画像形成終了毎に、CPU1が前記他の給紙部
から給紙する前記普通紙に前記画像形成部により前記透
明シートに形成される画像と同一の画像を形成させて順
次排紙させるので、記録媒体の種別を検知することな
く、単に透明シートを給紙可能な給紙部を選択するとい
う簡単な操作で、透明シートと透明シートに形成された
画像と同一画像が形成された普通紙とを交互に排紙させ
て、透明シート同士の吸着を阻止できるため、従来のよ
うな各透明シート同士の吸着分離に伴う画像欠損および
画像付着を防止することができる。
【0074】第3の発明は、画像形成部(印刷部6)に
対して記録媒体を給紙するための給紙部(カセット15
08,オプションカセット304,手差し給紙口151
5)を複数備える出力装置(プリンタ1500)であっ
て、いずれかの給紙部から給送される記録媒体に対する
光透過状態を検知する検知手段(センサ部13)と、前
記検知手段の検知結果に基づいて給紙される記録媒体の
種別が透明シートかそれとも普通紙であるかどうかを判
定する判定手段(CPU1がセンサ部3の出力により判
定処理する)と、前記判定手段の判定結果に基づいて前
記透明シートに対する前記画像形成部による画像形成終
了毎に、前記透明シートを給紙した以外のいずれか1つ
の給紙部より前記普通紙を給紙させ、前記画像形成部に
よる画像形成を行うことなく白紙で順次排紙させる給送
制御手段(CPU1がROM2のプログラムROMに記
憶された制御プログラムを実行して制御する)とを有
し、いずれかの給紙部から給送される記録媒体に対する
光透過状態を検知するセンサ部13の検知結果に基づい
てCPU1が給紙される記録媒体の種別が透明シートか
それとも普通紙であるかどうかを判定し、該判定結果に
基づいてCPU1が前記透明シートに対する印刷部6に
よる画像形成終了毎に、前記透明シートを給紙した以外
のいずれか1つの給紙部より前記普通紙を給紙させ、前
記画像形成部による画像形成を行うことなく白紙で順次
排紙させるので、給紙された記録媒体の種別を自動判定
しながら、透明シートと白紙の普通紙とを交互に排紙さ
せて、透明シート同士の吸着を阻止できるため、従来の
ような各透明シート同士の吸着分離に伴う画像欠損およ
び画像付着を防止することができる。
【0075】第4の発明は、画像形成部(印刷部6)に
対して記録媒体を給紙するための給紙部(カセット15
08,オプションカセット304,手差し給紙口151
5)を複数備える出力装置(プリンタ1500)であっ
て、いずれかの給紙部から給送される記録媒体に対する
光透過状態を検知する検知手段(センサ部13)と、前
記検知手段の検知結果に基づいて給紙される記録媒体の
種別が透明シートかそれとも普通紙であるかどうかを判
定する判定手段(CPU1がセンサ部13の出力により
判定処理する)と、前記判定手段の判定結果に基づいて
前記透明シートに対する前記画像形成部による画像形成
終了毎に、前記透明シートを給紙した以外のいずれか1
つの給紙部より前記普通紙を給紙させ、前記画像形成部
により前記透明シートに形成される画像と同一の画像を
形成させて順次排紙させる給送制御手段(CPU1がR
OM2のプログラムROMに記憶された制御プログラム
を実行して制御する)とを有し、いずれかの給紙部から
給送される記録媒体に対する光透過状態を検知するセン
サ部13の検知結果に基づいてCPU1が給紙される記
録媒体の種別が透明シートかそれとも普通紙であるかど
うかを判定し、該判定結果に基づいてCPU1が前記透
明シートに対する印刷部6による画像形成終了毎に、前
記透明シートを給紙した以外のいずれか1つの給紙部よ
り前記普通紙を給紙させ、前記画像形成部により前記透
明シートに形成される画像と同一の画像を形成させて順
次排紙させるので、給紙された記録媒体の種別を自動判
定しながら、透明シートと透明シートに形成された画像
と同一画像が形成された普通紙とを交互に排紙させて、
透明シート同士の吸着を阻止できるため、従来のような
各透明シート同士の吸着分離に伴う画像欠損および画像
付着を防止することができる。
【0076】第5の発明は、第1〜第4の発明におい
て、前記給送制御手段は、いずれかの給紙部から給紙さ
れる透明シートの出力枚数が1以上である場合に、各透
明シートへの画像形成終了毎に、いずれかの給紙部から
普通紙を順次給送させるので、画像形成する際の出力枚
数が1枚を越えなければ、透明シートに対する画像形成
のみを行うので、紙無駄なく画像を形成することができ
る。
【0077】以下、図6に示すメモリマップを参照して
本発明に係る出力装置で読み出し可能なデータ処理プロ
グラムの構成について説明する。
【0078】図6は、本発明に係る出力装置で読み出し
可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体の
メモリマップを説明する図である。
【0079】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0080】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0081】本実施形態における図4,図5に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0082】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0083】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0084】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0085】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0086】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、指定手段により指定された前記透明シ
ートを給紙可能な給紙部からの給紙が選択手段により選
択されたら、該選択された給紙部からの前記透明シート
に対する前記画像形成部による画像形成終了毎に、給送
制御手段が前記他の給紙部から給紙する前記普通紙に前
記画像形成部による画像形成を行うことなく白紙で順次
排紙させるので、記録媒体の種別を検知することなく、
単に透明シートを給紙可能な給紙部を選択するという簡
単な操作で、透明シートと白紙の普通紙とを交互に排紙
させて、透明シート同士の吸着を阻止できるため、従来
のような各透明シート同士の吸着分離に伴う画像欠損お
よび画像付着を防止することができる。
【0088】第2の発明によれば、指定手段により指定
された前記透明シートを給紙可能な給紙部からの給紙が
選択手段により選択されたら、該選択された給紙部から
の前記透明シートに対する前記画像形成部による画像形
成終了毎に、給送制御手段が前記他の給紙部から給紙す
る前記普通紙に前記画像形成部により前記透明シートに
形成される画像と同一の画像を形成させて順次排紙させ
るので、記録媒体の種別を検知することなく、単に透明
シートを給紙可能な給紙部を選択するという簡単な操作
で、透明シートと透明シートに形成された画像と同一画
像が形成された普通紙とを交互に排紙させて、透明シー
ト同士の吸着を阻止できるため、従来のような各透明シ
ート同士の吸着分離に伴う画像欠損および画像付着を防
止することができる。
【0089】第3の発明によれば、いずれかの給紙部か
ら給送される記録媒体に対する光透過状態を検知する検
知手段の検知結果に基づいて判定手段が給紙される記録
媒体の種別が透明シートかそれとも普通紙であるかどう
かを判定し、該判定結果に基づいて給送制御手段が前記
透明シートに対する前記画像形成部による画像形成終了
毎に、前記透明シートを給紙した以外のいずれか1つの
給紙部より前記普通紙を給紙させ、前記画像形成部によ
る画像形成を行うことなく白紙で順次排紙させるので、
給紙された記録媒体の種別を自動判定しながら、透明シ
ートと白紙の普通紙とを交互に排紙させて、透明シート
同士の吸着を阻止できるため、従来のような各透明シー
ト同士の吸着分離に伴う画像欠損および画像付着を防止
することができる。
【0090】第4の発明によれば、いずれかの給紙部か
ら給送される記録媒体に対する光透過状態を検知する検
知手段の検知結果に基づいて判定手段が給紙される記録
媒体の種別が透明シートかそれとも普通紙であるかどう
かを判定し、該判定結果に基づいて給送制御手段が前記
透明シートに対する前記画像形成部による画像形成終了
毎に、前記透明シートを給紙した以外のいずれか1つの
給紙部より前記普通紙を給紙させ、前記画像形成部によ
り前記透明シートに形成される画像と同一の画像を形成
させて順次排紙させるので、給紙された記録媒体の種別
を自動判定しながら、透明シートと透明シートに形成さ
れた画像と同一画像が形成された普通紙とを交互に排紙
させて、透明シート同士の吸着を阻止できるため、従来
のような各透明シート同士の吸着分離に伴う画像欠損お
よび画像付着を防止することができる。
【0091】第5の発明によれば、前記給送制御手段
は、いずれかの給紙部から給紙される透明シートの出力
枚数が1以上である場合に、各透明シートへの画像形成
終了毎に、いずれかの給紙部から普通紙を順次給送させ
るので、画像形成する際の出力枚数が1枚を越えなけれ
ば、透明シートに対する画像形成のみを行うので、紙無
駄なく画像を形成することができる。
【0092】第6,第7の発明によれば、いずれかの給
紙部から給送される記録媒体に対する光透過状態を検知
し、該検知結果に基づいて給紙される記録媒体の種別が
透明シートかそれとも普通紙であるかどうかを判定し、
該判定結果に基づいて前記透明シートに対する前記画像
形成部による画像形成終了毎に、前記透明シートを給紙
した以外のいずれか1つの給紙部より前記普通紙を給紙
させ、前記画像形成部による画像形成を行うことなく白
紙で順次排紙させるので、給紙された記録媒体の種別を
自動判定しながら、透明シートと白紙の普通紙とを交互
に排紙させて、透明シート同士の吸着を阻止できるた
め、従来のような各透明シート同士の吸着分離に伴う画
像欠損および画像付着を防止することができる。
【0093】第8,第9の発明によれば、いずれかの給
紙部から給送される記録媒体に対する光透過状態を検知
し、該検知結果に基づいて給紙される記録媒体の種別が
透明シートかそれとも普通紙であるかどうかを判定し、
該判定結果に基づいて前記透明シートに対する前記画像
形成部による画像形成終了毎に、前記透明シートを給紙
した以外のいずれか1つの給紙部より前記普通紙を給紙
させ、前記画像形成部により前記透明シートに形成され
る画像と同一の画像を形成させて順次排紙させるので、
給紙された記録媒体の種別を自動判定しながら、透明シ
ートと透明シートに形成された画像と同一画像が形成さ
れた普通紙とを交互に排紙させて、透明シート同士の吸
着を阻止できるため、従来のような各透明シート同士の
吸着分離に伴う画像欠損および画像付着を防止すること
ができる。
【0094】従って、透明シートを連続給紙して画像を
形成する際に、画像形成された透明シートと白紙の普通
紙とが、あるいは画像形成された透明シートと普通紙と
が交互に排紙されることとなり、排紙される透明シート
同士を容易に分離し、かつ透明シート同士で画像欠損ま
たは画像汚損となる事態を確実に回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る出力装置を適用可能なプリンタの
構成を説明する概略断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す出力装置の制御構
成を説明するブロック図である。
【図3】本発明を適用可能な出力装置の構成を説明する
概略図である。
【図4】本発明に係る出力装置の第1の画像処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る出力装置の第2の画像処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る出力装置で読み出し可能な各種デ
ータ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップ
を説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 システムバス 5 印刷部インタフェース 6 印刷部 14 拡張フィーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/00 510 G03G 15/00 510 H04N 1/00 108 H04N 1/00 108L

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部に対して記録媒体を給紙する
    ための給紙部を複数備える出力装置であって、 いずれか1つの給紙部から透明シートの給紙を、他の給
    紙部からは普通紙の給紙を指定する指定手段と、 前記透明シートを給紙可能な給紙部からの給紙を選択す
    る選択手段と、 前記選択手段により選択された給紙部からの前記透明シ
    ートに対する前記画像形成部による画像形成終了毎に、
    前記他の給紙部から給紙する前記普通紙に前記画像形成
    部による画像形成を行うことなく白紙で順次排紙させる
    給送制御手段と、を有することを特徴とする出力装置。
  2. 【請求項2】 画像形成部に対して記録媒体を給紙する
    ための給紙部を複数備える出力装置であって、 いずれか1つの給紙部から透明シートの給紙を、他の給
    紙部からは普通紙の給紙を指定する指定手段と、 前記透明シートを給紙可能な給紙部からの給紙を選択す
    る選択手段と、 前記選択手段により選択された給紙部からの前記透明シ
    ートに対する前記画像形成部による画像形成終了毎に、
    前記他の給紙部から給紙する前記普通紙に前記画像形成
    部により前記透明シートに形成される画像と同一の画像
    を形成させて順次排紙させる給送制御手段と、を有する
    ことを特徴とする出力装置。
  3. 【請求項3】 画像形成部に対して記録媒体を給紙する
    ための給紙部を複数備える出力装置であって、 いずれかの給紙部から給送される記録媒体に対する光透
    過状態を検知する検知手段と、 前記検知手段の検知結果に基づいて給紙される記録媒体
    の種別が透明シートかそれとも普通紙であるかどうかを
    判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて前記透明シートに対
    する前記画像形成部による画像形成終了毎に、前記透明
    シートを給紙した以外のいずれか1つの給紙部より前記
    普通紙を給紙させ、前記画像形成部による画像形成を行
    うことなく白紙で順次排紙させる給送制御手段と、を有
    することを特徴とする出力装置。
  4. 【請求項4】 画像形成部に対して記録媒体を給紙する
    ための給紙部を複数備える出力装置であって、 いずれかの給紙部から給送される記録媒体に対する光透
    過状態を検知する検知手段と、 前記検知手段の検知結果に基づいて給紙される記録媒体
    の種別が透明シートかそれとも普通紙であるかどうかを
    判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて前記透明シートに対
    する前記画像形成部による画像形成終了毎に、前記透明
    シートを給紙した以外のいずれか1つの給紙部より前記
    普通紙を給紙させ、前記画像形成部により前記透明シー
    トに形成される画像と同一の画像を形成させて順次排紙
    させる給送制御手段と、を有することを特徴とする出力
    装置。
  5. 【請求項5】 前記給送制御手段は、いずれかの給紙部
    から給紙される透明シートの出力枚数が1以上である場
    合に、各透明シートへの画像形成終了毎に、いずれかの
    給紙部から普通紙を順次給送させることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の出力装置。
  6. 【請求項6】 画像形成部に対して記録媒体を給紙する
    ための給紙部を複数備える出力装置のデータ処理方法で
    あって、 いずれかの給紙部から給送される記録媒体に対する光透
    過状態を検知する検知工程と、 該検知結果に基づいて給紙される記録媒体の種別が透明
    シートかそれとも普通紙であるかどうかを判定する判定
    工程と、 該判定結果に基づいて前記透明シートに対する前記画像
    形成部による画像形成終了毎に、前記透明シートを給紙
    した以外のいずれか1つの給紙部より前記普通紙を給紙
    させ、前記画像形成部による画像形成を行うことなく白
    紙で順次排紙させる給送工程と、を有することを特徴と
    する出力装置のデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 画像形成部に対して記録媒体を給紙する
    ための給紙部を複数備える出力装置を制御するコンピュ
    ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体で
    あって、 いずれかの給紙部から給送される記録媒体に対する光透
    過状態を検知する検知工程と、 該検知結果に基づいて給紙される記録媒体の種別が透明
    シートかそれとも普通紙であるかどうかを判定する判定
    工程と、 該判定結果に基づいて前記透明シートに対する前記画像
    形成部による画像形成終了毎に、前記透明シートを給紙
    した以外のいずれか1つの給紙部より前記普通紙を給紙
    させ、前記画像形成部による画像形成を行うことなく白
    紙で順次排紙させる給送工程と、を含む、コンピュータ
    が読むことができるプログラムを格納したことを特徴と
    する記憶媒体。
  8. 【請求項8】 画像形成部に対して記録媒体を給紙する
    ための給紙部を複数備える出力装置のデータ処理方法で
    あって、 いずれかの給紙部から給送される記録媒体に対する光透
    過状態を検知する検知工程と、 該検知結果に基づいて給紙される記録媒体の種別が透明
    シートかそれとも普通紙であるかどうかを判定する判定
    工程と、 該判定結果に基づいて前記透明シートに対する前記画像
    形成部による画像形成終了毎に、前記透明シートを給紙
    した以外のいずれか1つの給紙部より前記普通紙を給紙
    させ、前記画像形成部により前記透明シートに形成され
    る画像と同一の画像を形成させて順次排紙させる給送工
    程と、を有することを特徴とする出力装置のデータ処理
    方法。
  9. 【請求項9】 画像形成部に対して記録媒体を給紙する
    ための給紙部を複数備える出力装置を制御するコンピュ
    ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体で
    あって、 いずれかの給紙部から給送される記録媒体に対する光透
    過状態を検知する検知工程と、 該検知結果に基づいて給紙される記録媒体の種別が透明
    シートかそれとも普通紙であるかどうかを判定する判定
    工程と、 該判定結果に基づいて前記透明シートに対する前記画像
    形成部による画像形成終了毎に、前記透明シートを給紙
    した以外のいずれか1つの給紙部より前記普通紙を給紙
    させ、前記画像形成部により前記透明シートに形成され
    る画像と同一の画像を形成させて順次排紙させる給送工
    程と、を含む、コンピュータが読むことができるプログ
    ラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
JP8275850A 1996-10-18 1996-10-18 出力装置および出力装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 Pending JPH10123879A (ja)

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