JP2002023992A - 画像形成装置、印刷制御方法並びに印刷制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、印刷制御方法並びに印刷制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2002023992A
JP2002023992A JP2000209422A JP2000209422A JP2002023992A JP 2002023992 A JP2002023992 A JP 2002023992A JP 2000209422 A JP2000209422 A JP 2000209422A JP 2000209422 A JP2000209422 A JP 2000209422A JP 2002023992 A JP2002023992 A JP 2002023992A
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Hiroyuki Yamada
博之 山田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面ユニットの収納枚数に関係無く、ホスト
から一度のデータ転送で所望枚数の両面印刷が可能な画
像形成装置を提供すること。 【解決手段】 両面ユニットを使って記録用紙の両面に
印刷を行う画像形成装置であって、片面印刷か両面印刷
かの印刷モードを判定する印刷モードを判定する印刷モ
ード判定部303aと、指定されたコピー枚数を判定す
るコピー枚数判定部303bと、印刷モード判定で両面
印刷モードが設定されていると判定され、かつ、コピー
枚数判定により判定されたコピー枚数が、両面ユニット
の収納枚数を超えると判定されたときに、印刷ジョブを
分け、所定枚数ずつに印刷ジョブを分ける印刷ジョブ分
割部303cと、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面ユニットを使
って記録用紙の両面に画像形成を可能な画像形成装置、
印刷制御方法並びに印刷制御プログラムを記録した記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置について、レーザビ
ームプリンタを例にとり説明する。
【0003】従来のレーザビームプリンタは、ホストコ
ンピュータからページ記述言語の形式で供給される、ジ
ョブ番号、片面/両面印刷の指定を行う印刷モード、コ
ピー枚数等の制御コマンド、及び文字コードや図形デー
タ等の描画コマンドで形成される印刷データを受信する
と、コントローラ部において、印刷データ内を解析し、
まず、制御コマンドと描画コマンドに切り分ける。切り
分けられた制御コマンドからジョブ単位のジョブ情報ヘ
ッダーを生成する。
【0004】ここで、ジョブとは、ジョブ番号、片面/
両面印刷を指定した印刷モード、コピー枚数等の制御コ
マンドが有効な範囲の印刷を指す。
【0005】一方、描画コマンドは更に、フォント、図
形等の各オブジェクトの描画情報に切り分けらた後、各
描画情報およびジョブ情報ヘッダーから、画像形成装置
の内部コードである中間言語に変換されるとともにジョ
ブ、ページ、中間言語の相関を示すリンクリストを生成
する。
【0006】中間言語及びリンクリストの作成が終了す
ると、中間言語及びリンクリストから実際に用紙に出力
するための印刷イメージであるドットイメージデータが
生成され、生成されたドットイメージデータはエンジン
部に送られるとともに、次のページについての中間言語
及びリンクリストの作成が平行して行われる。
【0007】エンジン部では、ドットイメージデータの
内容に従ってレーザビームプリンタであれば、電子写真
プロセスを用いて記録用紙への出力を行なう。
【0008】ここで、印刷モードとして両面印刷が指定
されていた場合、一旦、記録用紙の片面に印刷した後、
当該記録用紙の他面にもう一度印刷しなければならない
ので、片面印刷済の記録用紙をレーザビームプリンタ本
体の内部の両面ユニットに収納し、その両面ユニットか
ら記録用紙を取り出して、他面にコピーするようにして
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようなプリンタでは、両面ユニットに収納できる枚数
に制限を有するので、両面印刷の場合、両面印刷可能な
印刷枚数がこれによって決定されるという問題が発生す
る。
【0010】例えば、両面ユニットに収納できる枚数が
10枚で、ホストからの印刷データを25部両面印刷し
たい場合、両面ユニットに10枚の記録用紙しか収納で
きないので、一度に両面印刷できないことになる。
【0011】この場合、従来では、ホスト側のドライバ
内でコピー枚数の指定を両面ユニットに収納できる枚数
の設定にし、同一印刷データをホストから複数回転送す
ることで、印刷を行っていた。
【0012】すなわち、1回目及び2回目のデータ転送
で、コピー枚数10枚のコマンド+各ページの印刷デー
タを、3回目のデータ転送で、コピー枚数5枚のコマン
ド+各ページの印刷データを転送していた。従って、一
度のデータ転送で所望の出力を得ることができなかっ
た。
【0013】本発明は、両面ユニットの収納枚数による
制限をなくし、ホストから一度のデータ転送で所望する
枚数の両面印刷が得られる画像形成装置、印刷制御方法
並びに印刷制御プログラムを記録した記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、両面ユニットを使って記録用紙の両面に印
刷を行う画像形成装置であって、ホストより受け取った
データから印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成手段
と、片面印刷か両面印刷かを判定する印刷モード判定手
段と、指定された印刷枚数と両面ユニットの収容枚数と
を比較する枚数比較手段と、印刷モード判定手段で両面
印刷モードであると判定され、枚数比較手段で指定印刷
枚数が収容枚数を越えていると判定された場合、指定印
刷枚数と収容枚数との比較結果に基づいて印刷ジョブを
複数個に分割する印刷ジョブ分割手段と、を有する構成
とした。
【0015】これにより、両面ユニットの収納枚数によ
る制限をなくし、ホストから一度のデータ転送で所望の
枚数の両面印刷が可能な画像形成装置が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】本願の請求項1に記載の発明は、
両面ユニットを使って記録用紙の両面に印刷を行う画像
形成装置であって、ホストより受け取ったデータから印
刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成手段と、片面印刷か
両面印刷かを判定する印刷モード判定手段と、指定され
た印刷枚数と両面ユニットの収容枚数とを比較する枚数
比較手段と、印刷モード判定手段で両面印刷モードであ
ると判定され、枚数比較手段で指定印刷枚数が収容枚数
を越えていると判定された場合、指定印刷枚数と収容枚
数との比較結果に基づいて印刷ジョブを複数個に分割す
る印刷ジョブ分割手段と、を有する構成としたことによ
り、両面印刷ユニットの収容枚数に関係無く、ホストか
らは一度のデータ転送で所望の枚数の両面印刷が可能と
なる。
【0017】以下、本発明の一実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。
【0018】(実施の形態)まず、図1、図2を参照し
ながら、本発明を適用するに好適な画像形成装置の構成
について説明する。
【0019】なお、本実施の形態では、プリンタエンジ
ンが、カラーレーザビームプリンタの場合を示すが、カ
ラーレーザビームプリンタに限られるものではなく、他
のプリント方式、更にはモノクロのプリンタ装置であっ
ても良いことはいうまでもない。
【0020】また、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の機器であっても、LAN等の通信ネットワー
クを介して処理が行なわれるシステムであっても良い。
【0021】図1は、本発明の一実施の形態における画
像形成システムの構成ブロック図である。
【0022】図1において、101は外部機器であるホ
ストコンピュータで、所定の通信媒体を介して画像形成
装置102と双方向通信可能に構成されている。なお、
画像形成装置本体102は、前記ホストコンピュータ1
01からページ記述言語の形式で供給される、片面/両
面印刷、コピー枚数等の制御コマンド及び、文字コード
や図形データ等の描画コマンドで形成される印刷データ
を受け取り、それらの情報に従って対応する文字パター
ンや図形パターンなどを作成し、用紙上に像を形成する
よう構成されている。
【0023】103はコントローラ部であって、画像形
成装置102全体の制御を行うとともに、ホストコンピ
ュータ101から供給される印刷データを解析して、中
間言語を作成する。その後、中間言語に基づきドットデ
ータからなるドットイメージデータを生成する。
【0024】また、コントローラ部103は、プリンタ
エンジン部105と通信可能に接続されおり、プリンタ
エンジン部105に対して順次生成したドットイメージ
データをビデオ信号として送信する。
【0025】104は操作のためのスイッチおよびLE
D表示器などが配されている操作パネルであって、オペ
レータ(使用者)は、操作パネル104を操作すること
によって、画像形成装置102の状態を通知したり、ホ
ストコンピュータ101とのインターフェースの詳細指
定等、印刷環境の設定を行なうことができるように構成
されている。
【0026】図2は、本発明の一実施の形態における画
像形成装置の内部構成図であり、図1に示した画像形成
装置102の断面イメージを示している。主にプリンタ
エンジン部105の詳細を説明している。なお、図1と
同一のものには同一の符号を付してある。以下、構成お
よび両面印刷の動作について説明する。
【0027】図2において、201はイメージングユニ
ットで、感光体202及び帯電装置203で構成されて
いる。イメージングユニット201では、矢印方向に回
転する感光体202の外周面が帯電装置203で帯電さ
れる。
【0028】コントローラ部103からビデオ信号とし
て送信された、ドットイメージデータに対応したレーザ
光が帯電された感光体202に露光装置204により露
光されて静電潜像が形成される。
【0029】静電潜像は第1現像器205でイエローの
トナー像として現像化され、矢印方向に回転する転写ベ
ルト209上に保持される。同様にして、感光体202
上にはそれぞれ第2、第3現像器206,207でマゼ
ンタ、シアンのトナー像として現像化され、転写ベルト
209上でイエローのトナー像の上に重ねられてフルカ
ラートナー像が作成される。
【0030】一方、記録用紙は給紙装置210から給紙
ローラ211の回転により給紙され、タイミングローラ
212でトナー像とタイミングをとって転写領域213
に搬送され、ここでフルカラートナー像が転写される。
【0031】次に、記録用紙はカラー両面印刷用定着装
置214に搬送され、ここでトナー像が溶融定着されて
排出部215に排出される。なお、ブラックの画像を形
成する時はブラックのトナーを収容した第4現像器20
8が使用される。
【0032】また、両面印刷では、両面ユニット部21
6により記録用紙の表と裏を反転し、切替え部材217
により第2の搬送経路を搬送ローラ218によって通過
し、タイミングローラ212へ戻される。以降同様の経
過で両面印刷が実施される。
【0033】このようにして、画像形成装置102は、
記録用紙上に両面印刷を行なう。
【0034】図3は本発明の一実施の形態における画像
形成装置の構成ブロック図であり、画像形成装置102
のコントローラ部103の構成を詳細に示している。
【0035】図3において、コントローラ部103は、
所定のインタフェース308を介して外部のホストコン
ピュータ10lと接続されており、ホストコンピュータ
10lから送られる印刷データに従って所定の印刷処理
を実行するように構成されている。
【0036】301はCPUであり、読み出し専用メモ
リであるROM302に記憶された制御プログラム部3
03に基づいて、システムバス306に接続された各種
デバイスのアクセスを統括的に制御し印刷を行う。
【0037】なお、ROM302には、制御プログラム
部303以外に、文字描画に用いるドットフォントやス
ケーラブルフォントから成るフォントデータ部304も
備えている。
【0038】なお、制御プログラム部303は、印刷モ
ードを判定する印刷モード判定部303a、コピー枚数
を判定するコピー枚数判定部303b、必要に応じて印
刷ジョブを分割する印刷ジョブ分割部303c、ホスト
コンピュータからの印刷データおよび印刷環境変数から
画像形成装置の内部コードである中間言語を生成する中
間言語生成部303d、1ページを短冊状に分割したバ
ンド単位にリンクリストに登録してある中間言語を解釈
して、ドットイメージデータを生成するドットイメージ
生成部303eを有している。
【0039】309は、プリンタエンジンインタフェー
ス部で、バンドメモリ305cに展開されたドットイメ
ージデータの各ビットのON/OFFに対応したビデオ
信号をプリンタエンジン部105へ同期をとりながら出
力する。
【0040】この場合、バンドメモリ305cを複数
(本実施の形態では2つ)用意し、ドットイメージデー
タの生成と印刷部への出力を並行して同時に行なうよう
に構成されている。
【0041】以下、制御プログラム部303に含まれる
印刷モード判定部303a、コピー枚数判定部303
b、印刷ジョブ分割部303c、中間言語生成部303
d、ドットイメージ生成部303eの構成について詳述
する。
【0042】中間言語生成部303dは、受信バッファ
307内の印刷データを解釈し、描画の描画要求に対応
した、ビットマップ、直線、曲線、フォント等の各種タ
イプの中間言語を生成し、中間言語格納部305aに書
きこむ。
【0043】ドットイメージ生成部303eは、中間言
語生成部303dにより生成される中間言語を解釈し上
位プログラムにより指定されたバンドメモリ305cに
描画する。
【0044】印刷モード判定部303a、コピー枚数判
定部303bは、受信バッファ307内の制御コマンド
を解釈し、印刷モード判定部303aは両面印刷なの
か、片面印刷なのかの、コピー枚数判定部303bは要
求コピー枚数の判定を行い、判定結果をジョブ情報ヘッ
ダー部(後述)に格納する。
【0045】印刷ジョブ分割部303cは、ジョブ情報
ヘッダーの内容と、印刷環境変数格納部305e内の両
面ユニットの格納可能用紙枚数を比較し、必要に応じて
1ジョブを複数ジョブに分割する。
【0046】また、RAM305は、CPU301の主
メモリ、ワークメモリ等として機能するほか、中間言語
を格納する中間言語格納部305a、リンクリストを格
納するリンクリスト格納部305b、2バンド分のドッ
トイメージを格納するためのバンドメモリ305c、制
御プログラム部303によって一時的に使用されるワー
クメモリ305d、印刷環境変数格納部305e等に用
いられる。
【0047】ここで、印刷環境変数格納部305eには
機器固有の情報として、両面ユニットの有無、両面ユニ
ットが装着されていた場合、両面ユニット内の用紙の格
納枚数、各給紙口に装着されている用紙のサイズ等の情
報が格納される。
【0048】なお、RAM305は、図示しない増設ポ
ートに接続されるオプションRAMによリメモリ容量を
拡張できるように構成されている。
【0049】また、画像形成装置本体102は図示しな
い電源部から電力の供給を受けているのはいうまでもな
い。
【0050】さらに、本発明を構成する各手段はROM
302に格納されたプログラムとして供給されると説明
したが、これに限らず、フロッピー(登録商標)デイス
クやハードデイスク等のコンピュータ読み取り可能な記
録媒体によって供給され、実行前にRAM等ヘロードさ
れた後、実行されるよう構成されていても構わない。
【0051】図4は、本発明の一実施の形態における描
画処理の説明図であり、図3に示したRAM305上で
の描画処理を説明するものである。
【0052】図4(a)は、図3に示したリンクリスト
格納部305b内の1ジョブ分のリンクリストにおける
リンク形式を示しており、図4(b)は1つの描画コー
ドの構成を示す。
【0053】なお、1ジョブの印刷データを受信した際
に、以下に示す1ジョブ分のリンクリストが生成され
る。
【0054】図4(a)において、401はジョブの種
々の情報を格納するジョブ情報ヘッダ部で、ジョブ単位
の情報として、片面/両面印刷のいずれかをを指定した
印刷モード、コピー枚数、出力解像度、ページ記述言語
の言語フォーマット、ジョブのページ数、デフォルトの
給紙口、排紙口、印字方向等の情報等で構成されてい
る。
【0055】ジョブ情報ヘッダ部401の後には、ペー
ジテーブル402が続く。ページテーブル402はジョ
ブ内のページ数分作成され、各ページのページ情報ヘッ
ダ部の先頭アドレスが格納されている。
【0056】403は、各ページの種々の情報を格納す
るページ情報ヘッダ部であって、該当ページの用紙サイ
ズ、バンドラスタ数、該ページの描画済み/露光中/排
紙中などのページの状態を示す情報等から構成されてい
る。
【0057】ページ情報ヘッダ部403の後には、バン
ドテーブル404が続く。バンドテーブル404は、ペ
ージサイズおよび解像度、および1バンドの高さから決
定される数だけ用意される。すなわち、用紙サイズ=A
4横送り、解像度=600dpi、バンド高さ=600
ドットの場合、有効印刷領域を200×287mmとす
ると、ページ高さは4725ドットとなり、バンドテー
ブルは、4725/600=8(切り上げ)用意され
る。
【0058】405は描画コードで、図4(b)に示す
ように、中間言語を描画するための情報として、以下の
情報を含んでいる。
【0059】すなわち、バンド内の印刷位置(バンド左
上端からのx座標、y座標)406、バンドとの描画論
理407、中間言語の先頭アドレス408、中間言語が
途中から描画される場合に中間言語を読み飛ばすオフセ
ット量(描画オブジェクトの左上端からのx座標、y座
標)409、次に続くリストの先頭アドレス(リンク最
後の場合はNULLをセットする)410等が含まれる
(各情報のサイズは、最大用紙を表現可能なだけのビッ
ト数があればよい)。
【0060】また、411は、ビットマップ、直線、曲
線、フォント等の各種タイプの中間言語である。
【0061】バンドテーブル404の各々のテーブルに
は、図4(b)に示すように、各バンド内に印刷される
描画オブジェクトの各々に対応した描画コード405の
先頭アドレス(図中M1〜6で示す)がセットされる。
【0062】これらのリンクリストは図3に示したRA
M305内のリンクリスト格納部305bに確保され
る。
【0063】また、図4(a)に示したように、各バン
ドテーブルには、該バンドに属する描画コードのみがリ
ンクされるようになる。
【0064】なお、バンドテーブルは、各描画オブジェ
クトがどのバンドに存在しているかを示したものであ
り、1つの描画オブジェクトが複数のバンドにまたがっ
ていれば、1つの描画コードが複数のバンドテーブルに
登録されている(図4(a)のM1)。
【0065】なお、アドレス指定がメモリ上の絶対番地
を指しているのか、相対的な番地なのかについては、例
えば相対的アドレス部の場合はRAM305の先頭アド
レスからのオフセットで認識するように構成しておけば
良い。
【0066】したがって、図3では、便宜上、中間言語
格納部305aとリンクリスト格納部305bは別領域
として説明したが、メモリアドレスは混在していても構
わない。
【0067】図5は、本発明の一実施の形態における中
間言語構成の説明図であり、中間言語411の構成を示
している。
【0068】図5(a)において、501は中間言語の
ヘッダー部であり、その詳細は図5(b)に示すように
ビットマップ、直線、曲線、フォント等いずれの形式の
中間言語なのかを示す中間言語タイプ503、中間言語
の容量を示すサイズ504(バイト数)、この中間言語
をドットイメージとして描画した場合の幅505、高さ
506(それぞれピクセル数、ラスタ数)等が格納され
ている。
【0069】502は、中間言語のデータ部で中間言語
タイプ503の値により構成が異なる。
【0070】また、個々の中間言語はそれぞれ、図3に
示したRAM305内の中間言語格納部305(a)に
確保される。
【0071】このような構成において、1ジョブ分のリ
ンクリスト及び中間言語を生成しておけば各バンドに属
する描画オブジェクトが簡単に識別可能となるため、バ
ンディング方式によって各バンド毎に中間言語からドッ
トイメージを生成する処理を高速に行なえる。
【0072】すなわち、1ジョブ分のリンクリスト及び
中間言語を作成する。中間言語の作成が終了すると、ジ
ョブ情報ヘッダー部から片面/両面印刷を指定した印刷
モード、ページ数、コピー枚数等の取得を行い、場合に
よりジョブ分割処理(フローチャートを用いて後述)を
行って、ページテーブル402のページ1のページ情報
ヘッダ403を読み出し、ヘッダ内の用紙サイズ、解像
度情報、ページ内のバンド数等、描画に必要な情報を取
得する。
【0073】その後、バンドテーブル404のバンド1
にリンクされている描画コード405を順次読み出し、
続いて、各リスト内に設定されている中間言語先頭アド
レスから中間言語を読み出す。
【0074】さらに、中間言語のヘッダ情報部より中間
言語のタイプを判別した後、リスト内の印刷位置情報/
描画論理等に従って、中間言語タイプに応じたドットイ
メージの生成をバンドメモリ305cの1つに行なう。
【0075】バンドメモリ305cの1つに描画された
ドットイメージはプリンタエンジンインターフェース部
309を介してプリンタエンジン105に転送されると
ともに、バンド2にリンクされている中間言語から、も
う一方のバンドメモリ305cにドットイメージを生成
する。
【0076】バンド1のドットイメージ転送が完了した
時点で、バンド2のドットイメージをプリンタエンジン
に転送するとともに、バンド1のドットイメージを生成
したバンドメモリ305cに、バンド3にリンクされて
いる中間言語のドットイメージの生成を行う。前記描画
コード読み出し以降の処理を最終バンドnまで繰り返
す。
【0077】さらに、ページテーブル402の最終ペー
ジ、ページnまで前記ページ情報ヘッダー読み出し以降
の処理処理を繰り返す。このようにして、1ジョブの印
刷を高速に行う。
【0078】以下、本実施の形態の特徴的な構成につい
て説明する。
【0079】上記した画像形成装置では、両面ユニット
216を使って記録用紙の両面に印刷を行う場合、片面
印刷か両面印刷かの印刷モードを判定する印刷モードを
判定する印刷モード判定部303aと、指定されたコピ
ー枚数を判定するコピー枚数判定部303bと、印刷モ
ード判定部303aで両面印刷モードが設定されている
と判定され、かつ、コピー枚数判定部303bにより判
定されたコピー枚数が、両面ユニット216の収納枚数
を超えると判定されたときに、所定枚数ずつに区切って
印刷を行う印刷ジョブ分割部303cとを備えることを
で、両面ユニットの収納枚数を越える部数が指定された
場合であっても、ホストコンピュータ101から一度の
データ転送で両面印刷が可能にる。
【0080】続いて、図3に示した画像形成装置におけ
る、両面印刷の印刷手順の一例を、図6、図7の動作フ
ローチャートを参照しながら説明する。
【0081】図6、図7に示す手順は制御プログラム部
303によって実行される。また、両面ユニット216
の収納枚数は10であることを前提としている。
【0082】図6は、本発明の一実施の形態における画
像形成装置の動作フローチャートであり、両面印刷動作
の示している。
【0083】図6示すように、ホストコンピュータ10
1から印刷データを受け取ると、前述した説明に基づ
き、リンクリストを生成する(S−601)。
【0084】リンクリストの生成が終了すると、印刷モ
ード判定部303aはジョブヘッダー部401内の印字
モードを参照し、片面印刷か両面印刷かの判断を行う
(S−602)。
【0085】片面印刷の場合は、通常の片面印刷動作が
行われる(S−603)。
【0086】S−602で両面印刷と判定されると、コ
ピー枚数判定部303bはジョブヘッダー内の印刷デー
タとして指定されたコピー枚数と、印刷環境変数格納部
305e内の両面ユニット格納可能枚数の比較を行う
(S−604)。
【0087】格納可能枚数が、指定されているコピー枚
数と、等しいかもしくは少なかった場合は、そのまま両
面印刷動作が行われる(S−605)。
【0088】格納可能枚数が、指定されているコピー枚
数より多かった場合は、印刷ジョブ分割部303cにお
いて、1ジョブを複数ジョブに分割する(S−60
6)。
【0089】その後、分割された各リンクリストについ
て両面印刷動作が行われる(S−605)。
【0090】次に、印刷ジョブ分割部303cにおける
ジョブの分割の詳細を図7に沿って説明する。
【0091】図7は本発明の一実施の形態における画像
形成装置の動作フローチャートであり、印刷ジョブの分
割動作を示している。
【0092】図7に示すように、印刷ジョブ分割部30
3cでは、印刷データとして指定されたコピー枚数と、
印刷環境変数格納部305e内の両面ユニット格納可能
枚数からジョブを幾つに分割するかを決定する(S−7
01)。
【0093】分割ジョブ数はホストコンピュータ101
から指定されたコピー枚数を両面ユニット格納可能枚数
で割った値で、あまりが生じた場合は切り上げられる。
つまり、指定されたコピー枚数が25枚だった場合、本
実施の形態では25/10=3(切り上げ)となり、3
ジョブに分割されることになる。
【0094】分割ジョブ数が決定されると、ジョブ情報
ヘッダー部401およびページテーブル402をジョブ
分割数分、リンクリスト格納部305bにコピーする
(S−702)。
【0095】ここで、ジョブヘッダー部401およびペ
ージテーブル402のみをコピーすることで、容量的に
リンクリストの大半を占める描画コード405、中間言
語411のむだなコピーをなくし、リンクリスト格納部
305bへの容量的なストレスが低減できる。
【0096】コピーが完了すると、ジョブ情報ヘッダ内
のコピー枚数の値が変更される(S−703)。
【0097】各ジョブ情報ヘッダ内のコピー枚数の値
は、(ジョブ分割数―1)ジョブについては、両面ユニ
ット格納枚数かセットされ、残りの1ジョブについて
は、指定されたコピー枚数を両面ユニット格納可能枚数
で割ったのあまりの値がセットされる。
【0098】つまり、本実施の形態の場合、分割ジョブ
数が3なので3−1=2となり、2ジョブにつて、コピ
ー枚数の値は、両面ユニット217の収納枚数は10が
セットされ、残りの1ジョブについては25を10で割
ったあまりの5がセットされる。
【0099】図8は、本発明の一実施の形態における各
種データ処理プログラムを格納する記録媒体のメモリマ
ップの説明図である。
【0100】なお、特に図示しないが、記録媒体に記録
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報、作成者情報等も記録され、且つ、プログラム読み
出し側のOS(オペレーティング・システム)等に依存
する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等
も記録される場合もある。
【0101】各種プログラムに従属するデータはディレ
クトリに管理されている。また、各種プログラムをコン
ピュータにインストールするためのプログラムや、イン
ストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍
するプログラム等が記憶される場合もある。
【0102】本実施の形態では、前述した図6、図7に
示す機能は、コントローラ部103のROM302に格
納されたプログラムをCPU301が実行することによ
って実現されることを示したが、同様の機能を実現する
ソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体
を、画像形成装置に供給し、画像形成装置のCPU等の
プロセッサが記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読み出して実行するという形態であっても良い。
【0103】この場合、コンピュータ読み取り可能な記
録媒体、あるいは通信ネットワークを介した外部の記録
媒体から、プログラムを含む情報群が画像形成装置に供
給されることになる。
【0104】記録媒体から読み出されたプログラムコー
ド自体が本発明に特徴的な機能を実現することになり、
そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構
成することになる。
【0105】プログラムコードを供給するためのコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フロ
ッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮
発性のメモリカード、ROM、EEPROM等が挙げら
れる。
【0106】また、記録媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、画像形成装置に挿入された機能拡張ボード
や画像形成装置に接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した本実施の形態の機能を実現する
という構成を取ることも可能である。
【0107】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、両面ユニ
ットを使って記録用紙の両面に印刷を行う画像形成装置
であって、ホストより受け取ったデータから印刷ジョブ
を生成する印刷ジョブ生成手段と、片面印刷か両面印刷
かを判定する印刷モード判定手段と、指定された印刷枚
数と両面ユニットの収容枚数とを比較する枚数比較手段
と、印刷モード判定手段で両面印刷モードであると判定
され、枚数比較手段で指定印刷枚数が収容枚数を越えて
いると判定された場合、指定印刷枚数と収容枚数との比
較結果に基づいて印刷ジョブを複数個に分割する印刷ジ
ョブ分割手段と、を有する構成としたことにより、両面
印刷ユニットの収容枚数に関係無く、ホストからは一度
のデータ転送で所望の枚数の両面印刷が可能となり、実
行印刷時間や操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像形成システ
ムの構成ブロック図
【図2】本発明の一実施の形態における画像形成装置の
内部構成図
【図3】本発明の一実施の形態における画像形成装置の
構成ブロック図
【図4】本発明の一実施の形態における描画処理の説明
【図5】本発明の一実施の形態における中間言語構成の
説明図
【図6】本発明の一実施の形態における画像形成装置の
動作フローチャート
【図7】本発明の一実施の形態における画像形成装置の
動作フローチャート
【図8】本発明の一実施の形態における各種データ処理
プログラムを格納する記録媒体のメモリマップの説明図
【符号の説明】
301 CPU 302 ROM 303 制御プログラム部 303a 印刷モード判定部 303b コピー枚数判定部 303c 印刷ジョブ分割部 303d 中間言語生成部 303e ドットイメージ生成部 304 フォントデータ部 305 RAM 305a 中間言語格納部 305b リンクリスト格納部 305c バンドメモリ 305d ワークメモリ 305e 印刷環境変数格納部 309 プリンタエンジンインターフェース部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両面ユニットを使って記録用紙の両面に印
    刷を行う画像形成装置であって、 ホストより受け取ったデータから印刷ジョブを生成し、
    指定された印刷枚数と両面ユニットの収容枚数との比較
    結果から、指定印刷枚数が収容枚数を越えている場合、
    当該比較結果に基づいて印刷ジョブを複数個に分割す
    る、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】両面ユニットを使って記録用紙の両面に印
    刷を行う画像形成装置であって、 ホストより受け取ったデータから印刷ジョブを生成する
    印刷ジョブ生成手段と、 片面印刷か両面印刷かを判定する印刷モード判定手段
    と、 指定された印刷枚数と両面ユニットの収容枚数とを比較
    する枚数比較手段と、 前記印刷モード判定手段で両面印刷モードであると判定
    され、前記枚数比較手段で指定印刷枚数が収容枚数を越
    えていると判定された場合、指定印刷枚数と収容枚数と
    の比較結果に基づいて印刷ジョブを複数個に分割する印
    刷ジョブ分割手段と、を有することを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】両面ユニットを使って記録用紙の両面に印
    刷を行う印刷制御方法であって、 ホストより受け取ったデータから印刷ジョブを生成し、 片面印刷か両面印刷かを判定し、 指定された印刷枚数と両面ユニットの収容枚数とを比較
    し、 指定印刷枚数が収容枚数を越えている場合、当該比較結
    果に基づいて印刷ジョブを複数個に分割する、ように制
    御することを特徴とする印刷制御方法。
  4. 【請求項4】両面ユニットを使って記録用紙の両面に印
    刷を行う印刷制御プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 ホストより受け取ったデータから印刷ジョブを生成し、 片面印刷か両面印刷かを判定し、 指定された印刷枚数と両面ユニットの収容枚数とを比較
    し、 指定印刷枚数が収容枚数を越えている場合、当該比較結
    果に基づいて印刷ジョブを複数個に分割する、ように制
    御することを特徴とする印刷制御プログラムを記録した
    記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008213399A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 印刷装置及び印刷処理方法

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JP2008213399A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 印刷装置及び印刷処理方法

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