JP4208345B2 - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば中間転写体にトナー等により現像された画像を形成し、それを印刷媒体に転写して画像を形成する画像形成装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、レーザビームプリンタを中心とするページプリンタが急速に発展してきた。更に最近では、カラー画像出力が可能であるページプリンタも多数提案され、製品化されている。カラーレーザビームプリンタは、4色のトナー(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)各色を電子写真プロセスによって重ね合わせることによってフルカラー画像を形成するが、そのプロセスは種々提案されている。
【0003】
その中で、図17に示す中間転写方式では、感光ドラムの潜像をトナー像に形成し、そのトナー像をいったん中間転写体に転写し、中間転写体に4色のトナー像を重ね合わせた後に、用紙に4色分のトナー像を一度に転写して定着させ、画像形成を行なう。中間転写体と感光ドラムとの位置関係が固定されているため、中間転写方式は、用紙に1色ずつ転写する方式に比べて色ずれを防止しやすいという長所を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら図18に示すように、中間転写方式の画像形成方法においては、対応する最大用紙サイズ大の中間転写体が必要であり、1ページ単位で画像形成を行なう場合は、形成される画像がどのようなサイズであっても単位時間あたりの印刷枚数は一定であった。すなわち、最大用紙サイズよりも小さいサイズであっても印刷速度を上げることはできなかった。
【0005】
本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、中間転写体に複数ページを形成できる場合には、中間転写体上に複数ページ分の画像を形成することよって、時間あたりの印刷枚数を増加させ、生産性を向上させた画像形成装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
更に、本発明に関わる画像形成装置は、エンジンアイドリング状態から初めに印字すべきページデータの印字(以降「ファーストプリント」と称する)の際に、所定時間内に複数ページ形成できた場合には、複数ページ分の画像を中間転写体に形成してそれを印刷媒体に転写することで、印刷処理の効率化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は次のような構成からなる。すなわち、
トナー像が転写される中間転写体を備えた画像形成装置であって、
前記中間転写体に1ページ分のトナー像を形成する第1の画像形成モードと、前記中間転写体に複数ページ分のトナー像を形成する第2の画像形成モードのいずれかを選択するモード選択手段と、
前記モード選択手段により選択された画像形成モードで複数ページの画像を形成する前記画像形成手段とを備え、
前記モード選択手段は、1ページの画像形成の開始を遅延させ、所定の遅延時間内に次のページの展開が終了した場合に、前記第2の画像形成モードを選択し、該所定の時間内に次のページの展開が終了しない場合に、前記第1の画像形成モードを選択する。
【0014】
以上の構成によれば、中間転写方式の印字スループットを最大限に引き出すことが可能となり、色ずれ防止効果と共に印字品位とスピードの両立したカラーレーザビームプリンタを提供することができる。
【0015】
更に前記外部機器からの指示により複数ページ形成モードによる印刷を効率良く行い、複数ページトータルの印字時間の短縮を実現できる。また外部機器上で動作する制御ソフトウェアの処理によって、使用者に意識させることなく、すなわち、単ページデータの印刷であっても複数ページ単位(ジョブやドキュメント)の印刷であっても、常に最大限の印字スループットを提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1に本実施形態のカラーレーザプリンタを含んだシステムの構成を示す。
【0017】
<プリンタシステムの構成>
図1において、101はホストコンピュータ等の外部機器、102は本実施例を適用したカラーレーザビームプリンタである。
【0018】
カラーレーザビームプリンタ102は、Y,M,C,Bk各色のドットデータ毎に実際に感光ドラムに潜像を形成することによって、用紙にY,M,C,Bkの4色を重ね合わせ、熱定着させることによって印字を行なうエンジン部103、エンジン部103に接続され、外部機器101から送られるコードデータ、画像データ(RGB、YMCK)を受け、このデータに基づいてY,M,C,Bk各色のドットデータからなるページ情報を生成し、エンジン部103に対して順時ドットデータを送信するコントローラ部104からなる。またオペレータ(使用者)は、パネル部105を操作することによって、カラーレーザビームプリンタ102に所定の動作を指定することができる。
【0019】
コントローラ部104とエンジン部103は、所定のビデオインターフェイスによって接続されており、情報の交換は8ビット単位のコマンド/ステータスのシリアル通信によって行なう。
【0020】
図2は本実施例のカラーレーザビームプリンタのエンジン部103の断面の概略図である。
【0021】
同図において、201は記録媒体である用紙、202は用紙201を保持する用紙カセットである。203はカセット給紙クラッチであり、用紙カセット202上に載置された用紙201の最上位の用紙1枚のみを分離し、不図示の駆動手段によって分離した用紙の先端部を給紙ローラ204の位置まで搬送させる。カセット給紙クラッチ203は給紙の度に間欠的に回転し、1回転に対応して1枚の用紙を給紙する。給紙ローラ204は、用紙が給紙クラッチ203によって搬送されてくると、用紙201を軽く挿圧しながら回転し、用紙201を搬送する。222は用紙台、221は手差し給紙クラッチであり、用紙カセット202からの給紙だけでなく、給紙台222から1枚ずつ手差し給紙することを可能にする。
【0022】
209は感光ドラム、208は感光ドラムを含むドラムカートリッジ、210はBk:ブラックトナー現像器、211はY:イエロートナー現像器、212はM:マゼンタトナー現像器、213はC:シアントナー現像器、214はYMC現像器支持部である。現像器支持部214は回転して所望の色トナーの現像器を感光ドラム209に現像できる位置に搬送する。216は不図示のレーザドライバを含むスキャナユニットであり、レーザドライバは、プリンタコントローラ104から送出されるドットデータに応じて不図示の半導体レーザをON/OFFしながら感光ドラム209上に結像し、主走査方向に走査して主走査ライン上に潜像を形成する。205は中間転写ドラムである。中間転写ドラム205は印字中に所定の速度で回転し、感光ドラム209上に形成されたトナー像が転写される。
【0023】
感光ドラム209の潜像は、形成と並行して現像器210、211、212、213の内の所定の色トナーの現像器によってトナー像として顕像化され、更に並行して回転する中間転写ドラム205に転写され、中間転写ドラム205上には1ページ大のトナー像が形成される。モノカラー(単色)モードの場合は、中間転写ドラムに一色分の1ページトナー像(以降プレーンと称する)が形成される。フルカラーモードでは、中間転写ドラムに現像器210、211、212、213の4プレーンが重ねられて形成される。
【0024】
224は2次転写ローラであり、用紙201が中間転写ドラム205と2次転写ローラ214の間に入った状態で加電荷され、中間転写ドラム205上のトナー像を間に入った用紙201上に転写(2次転写)させる。
【0025】
215は用紙201上のトナー像を加熱して定着させるための定着ヒータ、216、216’は定着ローラである。用紙201は2次転写を受けるとさらに搬送され、定着ローラ218、218’によってトナー像が加熱定着され、搬送ローラ217、218、219をへて排紙トレイ220に排紙される。
【0026】
本実施例のカラーレーザビームプリンタ102では、潜像形成、転写のプロセスをイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順番に行なう。
【0027】
イエロートナー現像器210、マゼンタトナー現像器211、シアントナー現像器212、及びブラックトナー現像器213は各々カセット形式の筐体になっており、本体から着脱が可能である。そのため以降、210をYカートリッジ、211をMカートリッジ、212をCカートリッジ、213をKカートリッジと称する。
【0028】
221は、反転再給紙ユニットであり、222、223、224は搬送ローラである。エンジン部103は、定着終了した用紙201の搬送先として、排紙トレイ220と反転再給紙ユニット221を選択することが可能である。この指定はコントローラ部104から前記のシリアル通信によって指定される。用紙201は、反転再給紙ユニットに入ると、搬送ローラ222の方向へ一旦搬送される。エンジン部103は、不図示のセンサが用紙後端を検知すると、搬送ローラ222の回転を逆転させ、搬送ローラ223、224へと用紙201を搬送させる。給紙口として、両面再給紙ユニットを指定すると、搬送ローラ204へ用紙面が反転された状態で再給紙されるため、上記の印字プロセスを経て両面印字が可能となる。
【0029】
上記のように、本実施例のエンジン部103は、中間転写ドラム205に1ページ分のトナー像を形成することによってフルカラー印字、モノカラー印字を実現する。従って中間転写ドラム205の外周長は、印字可能な最大用紙サイズの長辺以上の長さがある。このため用紙の搬送間隔を詰めて印字スループットを向上するため、最大用紙長の2分の1以下の用紙長の用紙では、中間転写ドラム205に2ページ分のトナー像を形成し、2枚の用紙を連続給紙することによって2ページ分を連続印字するモードを持っている。以降、上述の2ページ分の連続印字を2ページ形成モードと称し、通常の印字を1ページ形成モード(または通常印字モード)と称する。本実施例では、最大用紙サイズはA4サイズ横送りの2倍以上の大きさを持ち、A4横送り時は上記2ページ分の連続印字が可能である。
【0030】
<画像形成のタイミング>
図3、図4は本実施例のカラーレーザビームプリンタのプリンタエンジン部103とコントローラ部104との印字プロトコルをインターフェイス信号のタイミングチャートによって示した図である。
【0031】
同図において、PRNTはコントローラ部104が印字開始を要求する信号、TOPはエンジン部103がコントローラ部104に対して画像データ(ビデオ信号)を要求するタイミング信号、VDOは画像データであり、不図示のクロック信号に同期してコントローラ部104から1ページ分送出される。エンジン部103は、PRNT信号のTRUEを検出すると印字動作を開始し、コントローラ部104に対してTOP信号を所定期間TRUEにする。コントローラ部104はTOP信号のTRUEを検出するとそれに同期してVDO信号を1ページ分送出する。エンジン部103はVDO信号に従って画像形成を行なう。
【0032】
図3は、モノカラーモードのタイミングチャートを示している。
【0033】
エンジン部103は、1ページ形成モードでは、コントローラ部104のPRNT信号に対して、1回のTOP信号を発行する。2ページ形成モードでは、コントローラ部104のPRNT信号に対して、2回のTOP信号を発行する。コントローラ部104は、2ページ分の印字準備が整った後に、PRNT信号をTRUEにし、エンジン部103からの初めのTOP信号に同期して、1ページ目の画像データを、次のTOP信号に同期して2ページ目の画像データを送出する。
【0034】
図4は、フルカラーモードのタイミングチャートを示している。
【0035】
エンジン部103は、1ページ形成モードでは、コントローラ部104のPRNT信号に対して、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色分のTOP信号を発行する。2ページ形成モードでは、コントローラ部104のPRNT信号に対して、Y1(イエローの1ページ目)、Y2(イエローの2ページ目)、M1,M2,C1,C2,K1,K2の合計8回のTOP信号を発行する。コントローラ部104は、2ページ分の印字準備が整った後に、PRNT信号をTRUEにし、エンジン部103からの初めのTOP信号に同期して、1ページ目のイエロー画像データを、次のTOP信号に同期して2ページ目のイエロー画像データ、同様にして1ページ目のマゼンタ、2ページ目のマゼンタ、1ページ目のシアン、2ページ目のシアン、1ページ目のブラック、2ページ目のブラックを送出する。
【0036】
1ページ形成モードと2ページ形成モードの変更は、コントローラ部104からエンジン部103に前記シリアル通信指示が送られる。
【0037】
図5は、2ページ形成モードがスループットに対して有効であることを示す図である。同図において、T1は2ページ形成モードの画像形成間隔であり、T2は1ページモードの画像形成間隔である。1ページ形成モードにおいては、A4横送りにおいても最大用紙サイズにおいても、TOP信号の発行間隔はサイズに関係なく同一のT2となる。従って最大スループットを毎分の印刷枚数で表現すると、最大サイズにおいても最小サイズにおいても同じになる。一方2ページ形成モードを用いると、図のようにTOP信号の発行間隔がT1となり毎分の印字枚数は倍になる。
【0038】
本実施例のエンジン部103は、前ページのTOP信号からPRNT信号のTRUEを所定の時間以内に検出しないと、レーザ走査と定着ユニットの昇温電圧を下げアイドリング状態に移行する。アイドリング状態から初めの1ページ目の印字開始は不図示のレーザ走査のためのスキャナモータの回転安定と定着ユニットの昇温完了まで印字開始できないため、コントローラ部104は、可能な限り前記PRNT信号を所定時間以内にTRUEにすることによってスループットを維持する制御を行なう。
【0039】
図6は2ページ形成モードと1ページ形成モードの連続印字におけるタイミングチャートを示す。図において、T3は、1ページ形成モードにおいて、あるページのTOP信号がTRUEになってからPRNT信号がTRUEになったことを検出するまでの、スループット維持が可能な時間を表している。すなわち、直前のTOP信号からT3以内にPRNT信号をTRUEにしなければアイドリング状態に移行してしまう。
【0040】
またT4は、2ページ形成モードにおいて、あるページのTOP信号がTRUEになってからPRNT信号がTRUEになったことを検出するまでの、スループット維持が可能な時間を表している。すなわち、2ページ形成モードでは、直前のTOP信号からT4以内にPRNT信号をTRUEにしなければアイドリング状態に移行してしまう。図に示すとおり、2ページ形成モードは、1ページ形成モードに比較してTOP信号の発行間隔が短くなるため、T4の時間はT3に比較して短くなる。すなわち、T4<T3なる関係が成立する。
【0041】
図7は、2ページの印字を行うに要する時間を、1ページ形成モードと2ページ形成モードで比較したタイミングチャートである。図において、T1及びT2は、図5と同じく2ページ形成モード及び1ページ形成モードそれぞれにおけるTOP信号の周期である。2ページの印字に要する時間は、初めのTOP信号発生時間を基準として2ページ形成モードではT5、1ページ形成モードではT6であり、T5とT6の差はT7で表される。すなわちT6=T5+T7である。また、1ページ形成モードにおけるTOP信号の周期T2で、2ページ形成モードにおいては2ページの画像が形成されるため、T5=T2となる。
【0042】
同一サイズのページを複数転写ドラム上に形成する場合は、中間転写ドラムの外周は、1ページの搬送方向の長さの少なくとも2倍以上必要であるため、T1<=T2/2の関係にある。2ページ形成モードにおけるTOP信号の周期を1ページ形成モードにおけるTOP信号の周期のちょうど2分の1にした場合は、T1=T2/2である。
【0043】
これと同じ画像を1ページモードで形成する場合、第2ページ目の形成は、その画像形成が開始されてから中間転写ドラムが半回転した時点で完了する。したがって、T7=T5/2=T2/2=T1となる。例えば2ページ形成モードで、A4サイズを毎分16枚の印刷する能力を持つエンジンであれば、T7=T1=60/16=3.75秒となる。
【0044】
図7に示すように、T6=T5+T7となることから、2ページの画像を印刷するとすると、2ページ形成モードにおける印字開始時刻が1ページ形成モードの印字開始時刻に対して時間T7遅れても、印刷が完了する時刻は同じ時刻となる。すなわち、2ページ形成モードにおいて、T1=T2/2の場合には、印字開始時刻が1ページ形成モードの印字開始時刻に対してT7=T1遅れても、印刷が完了する時刻は同じ時刻となる。
【0045】
1ページのデータを印字する場合は、そのページの画像データの生成してから1ページ形成モードによって印字を開始する時間が早いほどトータル印刷時間を短くすることができる。一方、2ページのデータを印字する場合は、PRNT信号発生後、画像形成の完了までの時間が、2ページ形成モードの方が1ページ形成モードよりも時間T7短い。したがって、最初のページ生成からT7以下の時間内に次ページの生成が完了すれば、その後に2ページ形成モードで印字を行うことによって、1ページ形成モードで2ページを印字する時間よりトータル印刷時間を短くすることが可能となる。2ページ形成モードを用いる場合には、複数ページの印刷は2ページ印刷の繰返しとなるから、複数ページ一般についても同様である。このように1ページのデータと複数ページのデータではトータル印刷時間を最短にするための印字開始タイミングが異なる。
【0046】
このため、本実施例の外部装置上で動作する印刷制御プログラムは、印字データ生成をジョブ単位に行い、ジョブ単位に総ページ数や各ページの印字データサイズを検出した後に、各ページの後続ページが存在し、その印字データサイズが所定サイズ以下である場合、すなわちプリンタにおいて時間T7以内で画像データを生成可能なデータサイズである場合に、そのページに2ページ形成モードの指示を付与する。このためには、外部装置に予めプリンタの画像データ生成能力(例えば単位時間あたりの処理データ量)を知らせておくか、あるいは、前述した所定のデータサイズそのものを知らせておけばよい。
【0047】
更に本実施例のコントローラ部104は、外部装置からページ単位で指定されるモードの指示に応じて1ページ形成モードと2ページ形成モードを切り替えて印字を行う。なお。この指示はジョブ単位で行うようにすることもできる。この場合には、ジョブ内の全てのページについて、上述した条件、すなわち、2ページ形成モードにおいて、第2ページ目として形成される画像データを生成するための所要時間が、所定時間(本例ではT7)以内であれば、そのプリントジョブは2ページ形成モードで処理するように指示される。
【0048】
以上のように制御することによって、本実施例の印刷システムは、使用者に意識させることなく、単ページデータの印刷であっても複数ページ単位(ジョブやドキュメント)の印刷であっても、常に最大限の印字スループットを提供することができる。
【0049】
<プリンタコントローラの構成>
図8に、本実施例のコントローラ部104のブロック図を示す。
【0050】
同図において、301はパネル部105とのデータ通信によって、操作者からの諸設定、指示をパネル部105から受けとるパネルインターフェイス部である。302は、ホストコンピュータ等の外部機器101との信号の入出力部であるホストインターフェイス部、306はプリンタエンジン部103との信号の入出力部であるエンジンインターフェイス部であり、不図示の出力バッファレジスタからデータ信号送出を行なうとともにプリンタエンジン105との通信制御を行なう。303は外部機器101より送られる制御コードデータに基づいて実際の印字のためのビットマップデータを発生する画像データ発生部であり、305は画像データを格納する画像メモリ、309はプリンタコントローラ部103全体の制御を司るCPU、304はCPU309の制御コードを格納するROMであり、307はCPUの使用する一時記憶用RAMである。310は不揮発性のメモリ手段であるEEPROMである。308はDMA制御部であり、CPU309からの指示により画像メモリ内のビットマップデータを、エンジンインターフェイス部306に転送する。311はアドレスバス及びデータバスを持つシステムバスである。パネルインターフェイス部301、ホストインターフェイス部302、画像データ発生部303、ROM304、画像メモリ305、エンジンインターフェイス部306、RAM307、DMA制御部308、CPU309及びEEPROM310は、各々システムバス311に接続され、システムバス311上にある全ての機能部にアクセス可能である。
【0051】
CPU309を制御する制御コードは、不図示のシステムクロックによってタスクと称されるロードモジュール単位に時分割制御するOSと、機能単位に動作する複数のロードモジュール(タスク)によって構成されるものとする。
【0052】
<プリンタにおける画像形成手順>
図9は、本実施例に関わるデータフローを示す図である。図中の解析展開タスク、ページ操作タスク、エンジン監視タスクは、上記の通りCPU304を実体とするタスクであり、論理的に並行動作するものとする。
【0053】
図10は、図9中のページテーブルの構造を示す。ページテーブル1001は、CPU304において、各ページを論理的に認識するためのテーブルであり、実体は前記RAM307の不図示の制御情報格納領域に連続領域として存在し不図示のページ管理機能部によって獲得、解放を管理される。図10中の「ページ番号」は、ページをユニークに識別するためのIDである。「ラスタポインタ」は、前記画像メモリ305中の1ページ分の領域の先頭ポインタであり、CPU304は電源投入の初期化時に、前記画像メモリ305中の不図示の該当領域をページ毎に分割してここにリンクする。「状態フラグ」は、ページの状態を示すフラグを格納する領域であり、図10のように「解放フラグ」「展開終了フラグ」「印字開始フラグ」「排紙終了フラグ」を含む。また「ページ形成モード」は、「1ページ形成モード」「2ページ形成モード」のいずれかの値をとる。なお、「2ページ形成ウエイト時間」は本実施例では用いられない。
【0054】
以下に、図9のデータフローを説明する。
【0055】
外部機器101から入力される印字データ(制御コード、PDL等)は、ホストインターフェイス部302に所定のブロック単位に格納される。解析展開タスク901は、ホストI/F部302にデータを検出すると、ページテーブルを獲得する。そして1ブロック単位にデータを解析し、画像形成情報(PDLの図形描画命令、文字コード等)に関しては画像データ発生部303(図4には不図示)を用いて、あるいはCPU304自身でイメージ展開を行ない、ページテーブルの「ラスタポインタ」で示される領域に格納する。
【0056】
またプリンタに対しての制御情報(コピー枚数、給紙選択等)に関してはページテーブルに格納する。この制御情報の一つとして、「ページ形成モード」があり、外部機器101はPDLのコマンドとして「ページ形成モード」を指定する。
【0057】
1ページ分のデータを解析展開終了した後に、展開終了フラグをTRUEにして、FIFO構造のページキューにつける。
【0058】
ページ操作タスク902は、前記ページキュー中の全てのページの状態フラグを同時監視し、状態に応じて搬送手順を変更して印字を実現する。
【0059】
ページ操作タスク902からエンジンI/F部306に送られ、画像形成が開始されたページはその印字開始フラグがセットされる。プリンタエンジン部103によって印字が完了され印刷紙が排出されたページは、その排紙終了フラグがセットされる。
【0060】
ページ操作タスク902は、ページ形成モードが2ページ形成モードであるページについては、後続のページの生成が完了するまで待機した後に印字を開始させる。
【0061】
排紙終了フラグがTRUEとなったページテーブルはページキューから取り出され、前記ページ管理機能部に戻される。エンジン監視タスク903は、エンジンI/F部306を介してプリンタエンジン部103と所定の周期で通信を行ない、ページの状態が変化する要因が発生すると、そのページの状態フラグを更新する。
【0062】
図11は、本実施例を特徴づけるページ操作タスク902の制御フローチャートである。
【0063】
ページ操作タスク902は、電源投入時に起動されると(ステップS1)、ページキューを所定の周期で監視する。ページキューに「展開終了フラグ=ON」「印字開始フラグ=OFF」状態、すなわち、画像データの生成は完了しているが、まだ印刷は開始されていない状態のページNの有無を判定する(ステップS2)。その存在を検知すると、次ページであるページN+1の存在と展開終了フラグを判断する(ステップS3)。ページN+1が存在するとページNとN+1とを組にして、2ページ形成モードで印刷手順を実行し(ステップS4)、ステップS2に戻る。ステップS4においては、図3や図4で説明したような2ページ形成モードで印刷が実行される。
【0064】
一方、ステップS3においてページN+1が展開終了していない場合、ページNのページ形成モードが「2ページ形成モード」であるか判定し(ステップS5)そうであれば、ステップS3に戻る。
【0065】
ステップS5においてページNのページ形成モードが「1ページ形成モード」であると判定されれば、ページNを、1ページ形成モードで印刷させ(ステップS6)、ステップS2に戻る。
【0066】
図12は印字実行ルーチンの制御フローチャートである。
【0067】
印字実行ルーチンは、ページ形成モードをエンジン部103に通知し(ステップS12)、PRNT信号をTRUEにし(ステップS13)、TOP信号がTRUEになるまでウェイトする(ステップS14)。TOP信号のTRUEを検知すると、DMA制御部308とエンジンインターフェイス部306を起動して、画像転送を開始させる(ステップS15)。更にその時点での時刻を前記の最終印字開始時刻として格納し(ステップS16)終了する。エンジン部は、感光ドラムに形成されたトナー像が中間転写ドラムに転写され、さらにそれが搬送されてくる用紙上の正しい位置に転写されるように、適当なタイミングでTOP信号を発生する。このために、例えば、中間転写ドラムが所定の回転位相に達したことを光学的あるいは機械的なセンサにより検出してTOP信号を発生し、それに合わせて給紙・搬送を開始する。所定の回転位相として、1ページ形成モードであれば中間転写ドラムの回転360度ごとに一カ所、2ページ形成モードであれば中間転写ドラムの回転180度ごとに一カ所設けておけばよい。
【0068】
以上のようにプリンタが動作することで、外部のホスト等から2ページ形成モードが指示されれば、その指示に従って2ページ形成モードで印刷を実行する。
【0069】
<外部装置における制御手順>
図13は、本実施例の外部機器101の制御システムの構成を説明するブロック図である。
【0070】
図13において、110は外部機器101に内蔵されたシステム制御部で、120はディスプレイ部、121は操作部、122はハードディスク等のストレージユニットである。
【0071】
119はシステムバスであり、アドレスバスとデータバスを含みシステム制御部110の各部を結んでいる。以下にシステムバス119に接続されたデバイスを説明する。
【0072】
111はDMA制御部(DMAC)であり、内部バスに接続された機器間のデータブロック転送を制御する。112はROMであり、CPU113の制御コード等を記憶するプログラム領域と、文字フォントデータを記憶するフォント領域などに論理的に区分けされて使用される。113はCPUであり、システムバスに接続された各デバイスを統括的に制御する。114はRAMであり、CPU113の主記憶メモリ、あるいはワークエリアとしてシステムバス120に接続されたデバイスに活用される。115は操作制御部(KEYC)であり、所定のインターフェイスを介して操作部121からの指示を受ける。116はプリンタ通信制御部(PRNC)であり、所定のプロトコルによってカラーレーザビームプリンタ102とデータの送受を行う。117はデバイス制御部(DEVC)であり、本実施例では所定のバスインターフェイスによってストレージユニット122とのデータ送受を行う。118はディスプレイ制御部(PNLC)であり、所定のインターフェイスを介してディスプレイ部120の表示制御を行う。
【0073】
なおCPU113は、例えばROM112に記憶されたフォントデータに基づいて、RAM115上に設定された表示情報領域へのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、PNLC118を介してディスプレイ部120においてWYSIWYGを可能としている。
【0074】
即ちCPU113は、予め登録された種々のウィンドウ、ボタンの表示、非表示も制御することが可能である。
【0075】
またCPU113は、操作部121のキー等からの指示をKEYC115を介してコマンドやデータとして受けとることが可能である。
【0076】
これらの機能を用いて、CPU113は状況に応じてディスプレイ部120の表示を変化させ、操作者からの指示を受けて諸々の処理を実行することができる。
【0077】
またCPU113を制御する制御コードは、不図示のシステムクロックによってタスクまたはプロセスと称されるロードモジュール単位に時分割制御するOSと、機能単位に動作する複数のロードモジュール(タスク)によって構成されるものとする。本実施例では、タスク構成による制御を例に説明するが、本発明の機能を実行することができれば、CPUの制御手法は他の方法でも本発明が適用される。
【0078】
本実施例の外部機器の構成は一例であり、印刷データの総ページ数とデータ量を認識することが可能である装置たとえば一般的なパソコン等の計算機において、本発明を適用することができる。
【0079】
図14は、外部機器101で動作する本実施例に関わる制御ソフトウェアの動作を説明するためのデータフロー図である。前記のとおり、各ソフトウェアはオペレーションシステム上においてプロセスとして動作する。
【0080】
図14において、アプリケーションソフトはワードプロセッサ、表計算、図形描画プログラム等を一般化して表したものである。ページ記述データ1は、外部機器101において印刷データの表現形式として流通するページ記述言語を示す。ページ記述データ2は、コントローラ部104において印刷データの表現形式として流通するページ記述言語を示し、前記レイアウト情報を包合したデータ形式であるものとする。レイアウトデータは、コピー部数等の印刷付加情報を示す。パネルウィンドウは、ディスプレイ部120にグラフィックで表示され操作部121のマウス、キーボード等で操作を行うことができる論理的なパネルを表している。スプール領域は前記オペレーションシステムによって提供されるファイルシステム内に構成される領域であって、物理的にはRAM114またはストレージユニット122に記憶される。
【0081】
制御ソフトはデータ変換部と印刷制御部141で構成される。データ変換部は、アプリケーションソフトからのページ記述データ1、レイアウト情報を受取り、更にパネルウィンドウからレイアウトデータを受取り、ジョブ単位、ページ単位にデータ必要に応じて変換しながらスプール領域に格納する。印刷制御部141は、スプール領域を巡回監視し、ジョブ、ページを確認すると、本図では不図示のPRNC116を介して印刷データを印刷装置102に送出する。
【0082】
図15は、スプール領域に格納されるジョブ管理テーブル(ジョブテーブル)とページ管理テーブル(ページテーブル)を簡略化して説明する図である。(A)はページ単位にページ形成モードを指定する際のテーブルを、(B)はジョブ単位にページ形成モードを指定する際のテーブルを示す。
【0083】
図15(A)において、ジョブ管理テーブル151aには、テーブルのサイズを示す「データサイズ」、ジョブに属する「総ページ数」、ジョブに属する先頭ページのページ管理テーブル152aへのポインタ「先頭ページテーブル」が格納されている。
【0084】
ページ管理テーブル152aには、ページの印字データのサイズを示す「データサイズ」、次ページのページ管理テーブルへのポインタ「次ページテーブル」、1ページ形成モードまたは2ページ形成モードが指示される「形成モード」が格納されている。
【0085】
一方、図15(B)では、形成モードは、ページ管理テーブル152bではなく、ジョブ管理テーブル151bに含まれている。
【0086】
図16は、本実施例を特徴づける印刷制御部141の制御フローチャートである。
【0087】
印刷制御部141は、スプール内にページNがあるか判定し(ステップS31)、ページNが確認されると次ページN+1が存在するかを判定する(ステップS32)。それが存在する場合はページN+1のデータサイズが所定サイズ(TSIZE)以下であるか判定し(ステップS33)、以下であればページNとページN+1との2ページ形成モードを指定して印刷装置へデータを送出し(ステップS35)、ステップS31に戻る。
【0088】
一方、ステップS32で次ページN+1が存在しないと判定された場合、またはステップS33でページN+1のデータサイズがTSIZE以上であると判定された場合は、ページNに1ページ形成モードを指定して印刷装置へデータを送出し(ステップS35)、ステップS31に戻る。
【0089】
ステップS33におけるTSIZEの値は、サイズがTSIZEの印刷データをプリンタで展開するために要する時間が、図7でいうところの時間T7になるように決められる。これにより、2ページ形成モードで印刷を行うのは、1ページ印刷モードで印刷する場合よりも、早く印刷が完了する場合に限られる。
【0090】
このように制御することによって、外部装置によって2ページ形成モードで印刷できるか否か、またできる場合には1ページ形成モードと2ページ形成モードのどちらの方が早く画像形成を完了できるか判定し、判定結果に応じて画像形成モードを印刷装置に対して指示する。印刷装置では、その指示に応じた画像形成モードで印刷を実行する。このため、印刷出力をより早く完了させることができる。これにより、トナー像を用紙へ転写する前に複数ページのトナー像を形成する電子写真方式の印刷装置のスループットを最大限に引き出すことが可能となる。
【0091】
更に使用者に意識させることなく、単ページデータの印刷であっても複数ページ単位(ジョブやドキュメント)の印刷であっても、常に最大限の印字スループットを提供することができる。
【0092】
なお、本発明は、印刷データの総ページ数のみ、またはデータ量のみに応じてページ形成モードを変更する場合も含まれる。
【0093】
また、印刷装置内のハードディスク等のストレージ、またはメモリにジョブ単位に印刷データを格納可能し、さらに総印刷枚数が判断可能であれば、印刷装置スタンドアローンにおいても本発明と同等の機能を実現することができる。
【0094】
本発明にかかるプリンタの構成は、トナー像を用紙へ転写する前に複数ページのトナー像を形成する電子写真方式の印刷装置において有効である。従って、モノカラーのレーザビームプリンタにおいても、上記方式の画像形成装置であれば有効である。
【0095】
[第2の実施形態]
第2の実施形態として、エンジンアイドリング状態から初めに印字すべきページデータの印字(以降「ファーストプリント」と称する)の前に、その後続ページの生成を所定時間ウェイト(以降「2ページ形成ウェイト」と称する)するプリンタを説明する。こプリンタは、その構成は第1の実施形態の装置と同様であるものの、コントローラ部による制御手順が第1の実施形態とは異なる。本実施形態におけるプリンタのコントローラ部は、ファーストプリントの際には、2ページ形成ウエイトを実行することで、2ページ形成モードで印刷を実行して、2ページトータルの印字時間の短縮を実現する。
【0096】
本実施形態におけるデータフローは第1実施形態と同じく図9に示したとおりであるが、ページテーブルのエントリとして、「2ページ形成ウエイト時間」が含まれる点、及び「ページ形成モード」内容が異なる点において第1の実施形態と異なっている。すなわち、本実施形態では、図10における「2ページ形成ウエイト時間」に、外部装置あるいはプリンタの操作パネルから設定されたウエイト時間が、解析展開タスク901によって設定される。なお、「2ページ形成ウェイト時間」には、秒単位の指定時間が格納される。「2ページ形成ウェイト時間」は、例えば外部機器101からのPDLコマンドとして指定され、設定される。
【0097】
また「ページ形成モード」としては、「1ページ形成モード」「2ページ形成モードの1ページ目」「2ページ形成モードの2ページ目」がある。
【0098】
本実施形態における図9の流れは次のようなものとなる。
【0099】
外部機器101から入力される印字データ(制御コード、PDL等)は、ホストインターフェイス部302に所定のブロック単位に格納される。解析展開タスク901は、ホストI/F部302にデータを検出すると、ページテーブルを獲得する。そして1ブロック単位にデータを解析し、画像形成情報(PDLの図形描画命令、文字コード等)に関しては画像データ発生部303(図4には不図示)を用いて、あるいはCPU304自身でイメージ展開を行ない、ページテーブルの「ラスタポインタ」で示される領域に格納する。
【0100】
またプリンタに対しての制御情報(コピー枚数、給紙選択等)に関してはページテーブルに格納する。この制御情報の一つとして、「2ページ形成ウエイト時間」があり、外部機器101はPDLのコマンドとして「2ページ形成ウエイト時間」を指定する。
【0101】
1ページ分のデータを解析展開終了した後に、展開終了フラグをTRUEにして、FIFO構造のページキューにつける。
【0102】
ページ操作タスク902は、前記ページキュー中の全てのページの状態フラグを同時監視し、状態に応じて搬送手順を変更して印字を実現する。この際、ページ操作タスクは、前記ページキューに唯一のページの存在を確認すると、後続のページ形成を前記「2ページ形成ウェイト時間」だけウェイトする。
【0103】
ページ操作タスク902からエンジンI/F部306に送られ、画像形成が開始されたページはその印字開始フラグがセットされる。プリンタエンジン部103によって印字が完了され印刷紙が排出されたページは、その排紙終了フラグがセットされる。
【0104】
排紙終了フラグがTRUEとなったページテーブルはページキューから取り出され、前記ページ管理機能部に戻される。エンジン監視タスク903は、エンジンI/F部306を介してプリンタエンジン部103と所定の周期で通信を行ない、ページの状態が変化する要因が発生すると、そのページの状態フラグを更新する。
【0105】
図19は、本実施例を特徴づけるページ操作タスク902の制御フローチャートである。
【0106】
ページ操作タスク902は、電源投入時に起動されると(ステップS1)、ページキューを所定の周期で監視する。ページキューに「展開終了フラグ=ON」「印字開始フラグ=OFF」状態、すなわち、画像データの生成は完了しているが、まだ印刷は開始されていない状態のページNの有無を判定する(ステップS2)。その存在を検知すると、次ページであるページN+1の存在と展開終了フラグを判断する(ステップS3)。ページN+1が存在するとページNとN+1とを組にして、2ページ形成モードで印刷手順を実行し(ステップS4)、ステップS2に戻る。ステップS4においては、図3や図4で説明したような2ページ形成モードで印刷が実行される。
【0107】
一方、ステップS3においてページN+1が展開終了していない場合、ページキューにページN以外のページが存在するか否かを判定する(ステップS7)。存在しない場合にはファーストプリントであるものと判定し、存在する場合にはファーストプリントではないと判定する。ステップS7においてページNはファーストプリントでないと判定された場合は、ページNを1ページ形成モードで印刷すべく印字ルーチンを実行し(ステップS6)、ステップS2に戻る。このループによってエンジン部103の連続印字状態を維持する。
【0108】
ページキューにページN以外のページが存在しない場合には、ページNはエンジン部103にとってファーストプリントであると判断される。この場合、ページテーブル中の「2ページ形成ウェイト時間指定」を参照して、指定されたウェイト時間が経過しているか判定し(ステップS8)、経過していればページNを1ページ形成モードで印刷するように印字ルーチンを実行し(ステップS6)、ステップS2に戻る。指定されたウェイト時間が経過していなければ、ステップS3に戻る。
【0109】
このようにして、ファーストプリント時に指定されたウエイト時間内でページN+1の展開が完了すれば2ページ形成モードで印刷し、これ以外の条件では1ページ形成モードで印刷を行う。
【0110】
図20は、図19のステップS6のウェイト時間経過処理の制御フローチャートである。図において、WFLG、NOWT、WAITT,UPTはRAM307の所定の領域に記憶された値である。
【0111】
WFLGは次ページ(第N+1ページ)のウェイト状態にあるか否かを示すフラグであり、ONであればウェイト中であることを示す。NOWTは現在時刻、WAITTはページテーブルにセットされた「2ページ形成ウェイト時間指定」、UPTはウェイトのタイムアップ時刻を示している。
【0112】
図20において、NOWTにタイマ等から現在の時刻を読み込む(ステップS20)。次にWFLGをテストし(ステップS21)、OFFであれば、所定時間の経過を測定するための初期設定を行う。そのためには、まず読み込まれた現在時刻NOWTに指定されたウエイト時間WAITTを加算してタイムアップ時刻UPTにセットする(ステップS22)。更にフラグWFLGをONにセットし(ステップS23)、“NO”を戻り値として終了する(ステップS24)。
【0113】
一方、ステップS21においてフラグWFLGがONであれば、ウエイト時間の経過の測定は既に開始されているため、現在時刻NOWTをタイムアップ時刻UPTと比較する(ステップS25)。現在時刻がタイムアップ時刻を経過していなければ、“NO”を戻り値として終了する(ステップS24)。NOWTがUPTを経過していれば、ウエイト時間が満了したと判断し、“YES”を戻り値として終了する(ステップS26)。
【0114】
なお、印字実行ルーチンは第1の実施形態と同じく図12に示したとおりであるので、説明は省略する。
【0115】
このようにプリンタ構成し、制御することによって、トナー像を用紙へ転写する前に複数ページのトナー像を形成する電子写真方式の印刷装置のスループットを最大限に引き出すことが可能となる。
【0116】
更に単ページデータの印刷であっても複数ページ単位(ジョブやドキュメント)の印刷であっても、ユーザの運用に応じて最大限の印字スループットを提供することができる。
【0117】
さらに2ページ形成ウェイトの時間を操作者から設定可能にすることによって、2ページの印刷に要する平均的な時間を最短にするように、操作者によってウエイト時間を決定できる。
【0118】
以上のように制御することによって、本実施例のカラーレーザプリンタ102は、単ページデータの印刷時間と複数ページ単位(ジョブと称する)の印刷時間のバランスを操作者の要望に応じて設定可能となる。
【0119】
なお、本実施形態では「2ページ形成ウェイト時間指定」の記憶場所はどこでもよい。すなわち「2ページ形成ウェイト時間指定」をRAM307に、例えばプリンタの操作パネル等からの指定に応じて記憶させ、図20のステップS22においてその領域を参照するように構成することによって、プリンタの状態あるいは設定値として「2ページ形成ウェイト時間指定」を指定することが可能となる。
【0120】
また複数ページを一つのジョブ(あるいはドキュメント)として扱う場合には、ジョブテーブルに「2ページ形成ウェイト時間指定」を記憶させ、図11のS22において前記領域を参照するように構成することによって、ジョブ単位、あるいはドキュメント単位の設定値として「2ページ形成ウェイト時間指定」を指定することが可能となる。
【0121】
また、「2ページ形成ウェイト時間指定」の指定方法もどのようなものであっても良い。すなわちここではジョブ制御言語による指定として説明したが、パネル部105による指定であっても、前記「2ページ形成ウェイト時間指定」に相当する領域に格納することによって、ページ操作タスクは同等の動作を行うことができる。
【0122】
[第3の実施形態]
第2の実施形態では、ファーストプリントであれば、2ページ分の画像データの生成の完了を、指定されたウエイト時間だけ必ず待ってしまう。しかしながら2ページ目のデータがない場合には、この待ちは単に印刷出力を遅らせるだけであって無意味である。そこで、第3の実施形態のプリンタは、ファーストプリントであっても無条件に2ページ分の画像生成を待たず、後続するページのデータがある場合に限って2ページ分の画像生成を待つ。
【0123】
図21は本実施形態における画像形成時のデータフローを示す図である。第1の実施形態及び第2の実施形態におけるデータフローを示す図9と比較すると、ページ操作タスク902が、ホストインターフェース部302及び解析展開タスク901に対して、データの有無を紹介する点で異なっている。そのほかの点においては、第1及び第2の実施形態と同様である。
【0124】
すなわち、ページ操作タスク901は、ページキューに唯一のページの存在を確認すると、すなわちファーストプリントであると判断すると、ホストインターフェイス部302に対して、外部機器101からの印字データが受け付けられているか照会する。また、解析展開タスク901に対して、後続のページの画像データを形成中であるか照会する。いずれかの場合に、後続のページ形成を、ページテーブル中で指定された「2ページ形成ウェイト時間」だけウェイトする。
【0125】
図22は、本実施例を特徴づけるページ操作タスク902の制御フローチャートである。
【0126】
ページ操作タスク902は、電源投入時に起動されると(ステップS1)、ページキューを所定の周期で監視する。ページキューに「展開終了フラグ=ON」「印字開始フラグ=OFF」状態、すなわち、画像データの生成は完了しているが、まだ印刷は開始されていない状態のページNの有無を判定する(ステップS2)。その存在を検知すると、次ページであるページN+1の存在と展開終了フラグを判断する(ステップS3)。ページN+1が存在するとページNとN+1とを組にして、2ページ形成モードで印刷手順を実行し(ステップS4)、ステップS2に戻る。ステップS4においては、図3や図4で説明したような2ページ形成モードで印刷が実行される。
【0127】
一方、ステップS3においてページN+1が展開終了していない場合、ページキューにページN以外のページが存在するか否かを判定する(ステップS7)。存在しない場合にはファーストプリントであるものと判定し、存在する場合にはファーストプリントではないと判定する。ステップS7においてページNはファーストプリントでないと判定された場合は、ページNを1ページ形成モードで印刷すべく印字ルーチンを実行し(ステップS6)、ステップS2に戻る。このループによってエンジン部103の連続印字状態を維持する。
【0128】
ページキューにページN以外のページが存在しない場合には、ページNはエンジン部103にとってファーストプリントであると判断される。この場合、ホストインターフェイス部301に外部機器101からの印字データが受け付けられているか、または解析展開タスク901により後続するページの形成中であるかが判断される(ステップS9)。いずれかであれば、ページテーブル中の「2ページ形成ウェイト時間指定」を参照して、指定されたウェイト時間が経過しているか判定し(ステップS8)、経過していればページNを1ページ形成モードで印刷するように印字ルーチンを実行し(ステップS6)、ステップS2に戻る。指定されたウェイト時間が経過していなければ、ステップS3に戻る。
【0129】
このようにして、ファーストプリント時に指定されたウエイト時間内でページN+1の展開が完了すれば2ページ形成モードで印刷し、これ以外の条件では1ページ形成モードで印刷を行う。
【0130】
このように構成し、制御することによって、ファーストプリント時に、1ページ分のデータしか用意されていないにも関わらず、2ページ分の画像データの生成を待つことによる画像形成の遅滞という、第2実施形態における欠点を改善することができる。
【0131】
このため、トナー像を用紙へ転写する前に複数ページのトナー像を形成する電子写真方式の印刷装置のスループットを最大限に引き出すことが可能となる。
【0132】
更に単ページデータの印刷であっても複数ページ単位(ジョブやドキュメント)の印刷であっても、ユーザの運用に応じて最大限の印字スループットを提供することができる。
【0133】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0134】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するための、図11及び図12、あるいは図19及び図20及び図12、あるいは図22及び図20及び図12、あるいは図16のプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0135】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0136】
【発明の効果】
以上の構成によれば、複数ページを中間転写体に転写して画像を形成する際に、最大の印刷効率を引き出すことが可能となる。このため、中間転写方式の印字品位と印刷効率とを両立することができる。
【0137】
更に、エンジンアイドリング状態から初めに印字すべきページデータ、すなわちファーストプリントの際に、所定時間内に複数ページ形成できた場合には、複数ページ分の画像を中間転写体に形成してそれを印刷媒体に転写することで、印刷処理の効率化を図ることができる。
【0138】
さらに、複数ページのデータが用意されていない場合には、所定時間内に複数ページ形成できるまで待たずに、画像を印刷を行う。これにより、無駄な待ち時間をなくし、より高効率の印刷を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるプリンタを含むシステム全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明が適用されるプリンタエンジンの構成を示す図である。
【図3】本発明が適用されるプリンタのエンジンとコントローラとのインターフェイスを説明するための図である。
【図4】本発明が適用されるプリンタのエンジンとコントローラとのインターフェイスを説明するための図である。
【図5】本発明が適用されるプリンタのエンジンとコントローラとのインターフェイスを説明するための図である。
【図6】本発明が適用されるプリンタのエンジンとコントローラとのインターフェイスを説明するための図である。
【図7】本発明が適用されるプリンタのエンジンとコントローラとのインターフェイスを説明するための図である。
【図8】本発明が適用されるプリンタのコントローラの電気的構成を示すブロック図である。
【図9】実施例におけるデータフロー、制御フローを説明するための図である。
【図10】実施例におけるメモリの論理的なマップ構成を説明するための図である。
【図11】第1の実施例におけるCPU309の動作を説明するための図である。
【図12】第1〜第3の実施例におけるCPU309の動作を説明するための図である。
【図13】実施例における外部機器の電気的な構成を示すブロック図である。
【図14】第1及び第2の実施例におけるデータフロー、制御フローを説明するための図である。
【図15】実施例におけるメモリの論理的なマップ構成を説明するための図である。
【図16】実施例におけるCPU113の動作を説明するための図である。
【図17】従来例を説明するための図である。
【図18】従来例の課題を説明するための図である。
【図19】第2の実施例におけるCPU309の動作を説明するための図である。
【図20】第2,第3の実施例におけるCPU309の動作を説明するための図である。
【図21】第3の実施例におけるデータフロー、制御フローを説明するための図である。
【図22】第3の実施例におけるCPU309の動作を説明するための図である。

Claims (14)

  1. トナー像が転写される中間転写体を備えた画像形成装置であって、
    前記中間転写体に1ページ分のトナー像を形成する第1の画像形成モードと、前記中間転写体に複数ページ分のトナー像を形成する第2の画像形成モードのいずれかを選択するモード選択手段と、
    前記モード選択手段により選択された画像形成モードで複数ページの画像を形成する前記画像形成手段とを備え、
    前記モード選択手段は、1ページの画像形成の開始を遅延させ、所定の遅延時間内に次のページの展開が終了した場合に、前記第2の画像形成モードを選択し、該所定の遅延時間内に次のページの展開が終了しない場合に、前記第1の画像形成モードを選択することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記モード選択手段は、印刷ジョブのファーストページの処理を開始する場合に、前記遅延時間を用いて前記第2の画像形成モードが可能であるかを判断することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記モード選択手段は、ページ単位または印刷ジョブ単位で画像形成モードを選択することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記モード選択手段は、第Nページの画像データが用意され、かつ、第Nページ以外の画像データが用意されていない場合に、前記第Nページの画像データが用意されてから前記所定の遅延時間内に第N+1ページの画像データを用意できた場合に第2の画像形成モードを選択し、前記制御手段は、前記画像形成領域への画像形成を、それぞれ第Nページと第N+1ページの2ページずつ行うよう前記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記モード選択手段は、第Nページの画像データが展開された後、前記第Nページ以外の画像データなければ前記所定の遅延時間の経過を待たずに第1の画像形成モードを選択することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成手段は、前記画像形成領域である中間転写体に複数の要素色の画像を重ね合わせたカラー画像を形成することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記所定の遅延時間とは、前記第2の画像形成モードにおける印刷開始時刻が当該所定の遅延時間遅れても、前記第1の画像形成モードにおける印刷完了時間が同じとなるような時間であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. トナー像が転写される中間転写体を備えた画像形成装置の制御方法であって、
    前記中間転写体に1ページ分のトナー像を形成する第1の画像形成モードと、前記中間転写体に複数ページ分のトナー像を形成する第2の画像形成モードのいずれかを選択するモード選択工程と、
    前記モード選択工程により選択された画像形成モードで複数ページの画像を形成するよう前記画像形成手段を制御する制御工程とを備え、
    前記モード選択工程では、1ページの画像形成の開始遅延させ、所定の遅延時間内に次のページの展開が終了した場合に、前記第2の画像形成モードを選択し、該所定の遅延時間内に次のページの展開が終了しない場合に、前記第1の画像形成モードを選択することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 前記モード選択工程は、印刷ジョブのファーストページの処理を開始する場合に、前記遅延時間を用いて前記第2の画像形成モードが可能であるかを判断することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置の制御方法。
  10. 前記モード選択工程は、ページ単位または印刷ジョブ単位で画像形成モードを選択することを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 前記モード選択工程は、第Nページの画像データが用意され、かつ、第Nページ以外の画像データが用意されていない場合に、前記第Nページの画像データが用意されてから前記所定の遅延時間内に第N+1ページの画像データを用意できた場合に第2の画像形成モードを選択し、前記制御工程は、前記中間転写体への画像形成及び印刷媒体への転写を、それぞれ第Nページと第N+1ページの2ページずつ行うよう前記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置の制御方法。
  12. 前記モード選択工程は、第Nページの画像データが展開された後、前記第Nページ以外の画像データなければ前記所定の遅延時間の経過を待たずに第1の画像形成モードを選択することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置の制御方法。
  13. 前記画像形成手段は、前記画像形成領域である中間転写体に複数の要素色の画像を重ね合わせたカラー画像を形成することを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。
  14. 前記所定の遅延時間とは、前記第2の画像形成モードにおける印刷開始時刻が当該所定の遅延時間遅れても、前記第1の画像形成モードにおける印刷完了時間が同じとなるような時間であることを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。
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