JP2003237196A - 印刷装置および印刷装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents
印刷装置および印刷装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 調整動作の実行タイミングの自由度を高めて
実行時間を短縮しながら、不揮発性メモリの必要容量を
抑えてコストを低減することを両立させること。 【解決手段】 予め電源投入時等の所定のタイミング
で、CPUによる解析処理402,展開圧縮処理403
により、制御データ格納部409に格納される調整用P
DLデータを調整用圧縮データに変換してRAM内の調
整用圧縮データ格納領域411aに格納しておき、調整
動作の実行前に、CPUによる伸張処理により、調整用
圧縮データ格納領域411aに格納される調整用圧縮デ
ータをイメージデータに変換し、CPUが変換されたイ
メージデータを用いて調整動作を実行する構成を特徴と
する。
実行時間を短縮しながら、不揮発性メモリの必要容量を
抑えてコストを低減することを両立させること。 【解決手段】 予め電源投入時等の所定のタイミング
で、CPUによる解析処理402,展開圧縮処理403
により、制御データ格納部409に格納される調整用P
DLデータを調整用圧縮データに変換してRAM内の調
整用圧縮データ格納領域411aに格納しておき、調整
動作の実行前に、CPUによる伸張処理により、調整用
圧縮データ格納領域411aに格納される調整用圧縮デ
ータをイメージデータに変換し、CPUが変換されたイ
メージデータを用いて調整動作を実行する構成を特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部機器からジョ
ブ単位の印刷データを受信してページ単位の画像データ
に変換してページ単位で画像形成を行う通常印刷モード
と調整動作を行う調整モードとを有する印刷装置および
印刷装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体に
関するものである。
ブ単位の印刷データを受信してページ単位の画像データ
に変換してページ単位で画像形成を行う通常印刷モード
と調整動作を行う調整モードとを有する印刷装置および
印刷装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザビームプリンタを中心とす
るページプリンタ等の印刷装置が急速に普及して、カラ
ープリンタ等の印刷装置も急速に普及し一般的になって
きた。一般にカラープリンタは、モノクロプリンタ以上
に表現力が高いため、色味、画質についてのニーズが高
い傾向にある。しかし、カラープリンタは、そのニーズ
に相反して印刷プロセス的には画質安定が難しい面を持
っている。
るページプリンタ等の印刷装置が急速に普及して、カラ
ープリンタ等の印刷装置も急速に普及し一般的になって
きた。一般にカラープリンタは、モノクロプリンタ以上
に表現力が高いため、色味、画質についてのニーズが高
い傾向にある。しかし、カラープリンタは、そのニーズ
に相反して印刷プロセス的には画質安定が難しい面を持
っている。
【0003】例えば、カラーレーザプリンタは、4色ト
ナーの重ねによるカラー表現なので、機構的に4色の印
字位置ずれがモノクロプリンタには無い課題となる。ま
た、1色毎の濃度再現性が全体の色味に大きく影響す
る。
ナーの重ねによるカラー表現なので、機構的に4色の印
字位置ずれがモノクロプリンタには無い課題となる。ま
た、1色毎の濃度再現性が全体の色味に大きく影響す
る。
【0004】従来から、カラーレーザプリンタ特有のこ
うした問題を解決するための方法として、濃度,色ずれ
のフィードバック調整が提案され実現されている。
うした問題を解決するための方法として、濃度,色ずれ
のフィードバック調整が提案され実現されている。
【0005】以下、図13を用いて濃度,色ずれのフィ
ードバック調整について具体的に説明する。
ードバック調整について具体的に説明する。
【0006】図13は、この種の印刷装置(カラーレー
ザプリンタ)における濃度に関するフィードバック調整
を説明する図である。
ザプリンタ)における濃度に関するフィードバック調整
を説明する図である。
【0007】図において、1は調整トリガ発生部(トリ
ガ検知部)で、外部環境の変化検出、部品の消耗、消耗
品の交換等を検知すると、コントローラ部2に対して濃
度調整の要求を行う。コントローラ部2は、前記要求を
受けると、調整用の画像データを生成し、プロセス制御
部3を介して転写体5に画像を形成する。図13にある
画像の例では、濃度レベルを変えた矩形塗り画像7を並
べている。
ガ検知部)で、外部環境の変化検出、部品の消耗、消耗
品の交換等を検知すると、コントローラ部2に対して濃
度調整の要求を行う。コントローラ部2は、前記要求を
受けると、調整用の画像データを生成し、プロセス制御
部3を介して転写体5に画像を形成する。図13にある
画像の例では、濃度レベルを変えた矩形塗り画像7を並
べている。
【0008】この画像濃度をセンサ6で検出し、センス
処理部4に取り込み、コントローラ部2とプロセス制御
部3に測定値として送信する。画像生成時に意図した濃
度とセンサ6によってセンスされた濃度との誤差を補正
することによって、次回印刷からの認識濃度と印刷濃度
の誤差を解消する。
処理部4に取り込み、コントローラ部2とプロセス制御
部3に測定値として送信する。画像生成時に意図した濃
度とセンサ6によってセンスされた濃度との誤差を補正
することによって、次回印刷からの認識濃度と印刷濃度
の誤差を解消する。
【0009】このように、色ずれのフィードバック調整
は、例えば前記のように転写体5に画像を形成しセンス
(検出)することによって、色同士の相対位置情報を認
識し、次回印刷からその相対位置ずれを考慮した位置に
印刷を行うことによって、誤差を解消するものである。
は、例えば前記のように転写体5に画像を形成しセンス
(検出)することによって、色同士の相対位置情報を認
識し、次回印刷からその相対位置ずれを考慮した位置に
印刷を行うことによって、誤差を解消するものである。
【0010】ここで説明した、濃度、色ずれのフィード
バック調整は一例であって、印刷装置には純粋に印刷を
行う印字動作以外にも画質改善のために画像を印刷して
その画像をセンスする動作モード,状態が存在し、本発
明の目的はこれらの実行タイミングに関するものである
ので、これらをまとめてこれ以降は調整動作と表現す
る。
バック調整は一例であって、印刷装置には純粋に印刷を
行う印字動作以外にも画質改善のために画像を印刷して
その画像をセンスする動作モード,状態が存在し、本発
明の目的はこれらの実行タイミングに関するものである
ので、これらをまとめてこれ以降は調整動作と表現す
る。
【0011】前記の調整用画像を印刷するためには、コ
ントローラ部2において画像を形成するための調整用画
像データが必要であり、一般にはコントローラ部2の不
図示の不揮発性メモリ(ROMを含む)に予め保持され
ている。
ントローラ部2において画像を形成するための調整用画
像データが必要であり、一般にはコントローラ部2の不
図示の不揮発性メモリ(ROMを含む)に予め保持され
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
印刷装置においては、調整動作の実行に関して下記のよ
うな背反する以下のような問題点があった。
印刷装置においては、調整動作の実行に関して下記のよ
うな背反する以下のような問題点があった。
【0013】すなわち、画質を向上させるためには、ト
リガ発生時になるべく即時に実施することが望ましく、
そのためには調整用画像データの保存形式が、データフ
ローにおいてなるべく画像形成に近い方が望ましいが、
そのようなデータ形式を選択した場合には、不揮発性メ
モリ(ROMを含む)のコストが高くなってしまうとい
う問題点と、逆に、調整用画像データの保存形式を、な
るべくデータ容量の小さいようなデータ形式を選択して
不揮発性メモリ(ROMを含む)のコストを安くした場
合には、トリガ発生時から調整動作を実施するまでに時
間がかかってしまうという問題点である。
リガ発生時になるべく即時に実施することが望ましく、
そのためには調整用画像データの保存形式が、データフ
ローにおいてなるべく画像形成に近い方が望ましいが、
そのようなデータ形式を選択した場合には、不揮発性メ
モリ(ROMを含む)のコストが高くなってしまうとい
う問題点と、逆に、調整用画像データの保存形式を、な
るべくデータ容量の小さいようなデータ形式を選択して
不揮発性メモリ(ROMを含む)のコストを安くした場
合には、トリガ発生時から調整動作を実施するまでに時
間がかかってしまうという問題点である。
【0014】以下、図14,図15を用いて具体的に説
明する。
明する。
【0015】図14,図15は、図13に示した一般的
なコントローラ部2のデータフローの一例を示す図であ
り、従来の課題を説明するためのものである。
なコントローラ部2のデータフローの一例を示す図であ
り、従来の課題を説明するためのものである。
【0016】図14の例は、入力データであるページ記
述言語で記述されたデータ(PDLデータ)を解析、デ
ータ変換して圧縮データを生成し、圧縮データを伸張し
て画像形成を行う例に対応する。
述言語で記述されたデータ(PDLデータ)を解析、デ
ータ変換して圧縮データを生成し、圧縮データを伸張し
て画像形成を行う例に対応する。
【0017】図15の例は、PDLデータを解析し、デ
ータ変換して中間データ(描画オブジェクト単位の圧縮
形式)を生成し、中間データを展開して画像形成を行う
例に対応する。
ータ変換して中間データ(描画オブジェクト単位の圧縮
形式)を生成し、中間データを展開して画像形成を行う
例に対応する。
【0018】従って、前記の調整用画像データの形式と
しては、「PDLデータ」で保持して、調整動作実行時
にイメージデータ化して画像を形成する図14の例1−
1と図15の例2−1。「中間データ」で保持して、調
整動作実行時にイメージデータ化して画像を形成する図
15の例2−2。「圧縮データ」で保持して、調整動作
実行時にイメージデータ化して画像を形成する図14の
例1−2。「イメージデータ」で保持して、調整動作実
行時にそのまま画像を形成する図14の例1−3、図1
5の例2−3がありえる。
しては、「PDLデータ」で保持して、調整動作実行時
にイメージデータ化して画像を形成する図14の例1−
1と図15の例2−1。「中間データ」で保持して、調
整動作実行時にイメージデータ化して画像を形成する図
15の例2−2。「圧縮データ」で保持して、調整動作
実行時にイメージデータ化して画像を形成する図14の
例1−2。「イメージデータ」で保持して、調整動作実
行時にそのまま画像を形成する図14の例1−3、図1
5の例2−3がありえる。
【0019】一般的に、データサイズとしては、
〔PDL〕<〔中間データ 又は 圧縮データ〕<
〔イメージデータ〕 の傾向があり、調整動作実行時に画像を生成する時間
は、 〔PDL〕>〔中間データ 又は 圧縮データ〕>
〔イメージデータ〕 の傾向がある。
〔イメージデータ〕 の傾向があり、調整動作実行時に画像を生成する時間
は、 〔PDL〕>〔中間データ 又は 圧縮データ〕>
〔イメージデータ〕 の傾向がある。
【0020】また、通常印刷との実行優先制御もの順
で複雑になる傾向であり、実行タイミングの自由度も
の順で低くなる傾向にある。
で複雑になる傾向であり、実行タイミングの自由度も
の順で低くなる傾向にある。
【0021】以上の理由から、従来この種の印刷装置に
おいては、調整動作実行タイミングや時間を犠牲にし
て、データ量の少ないPDLデータを不揮発性メモリ
(ROMを含む)に保存するか、あるいは不揮発性メモ
リ(ROM)のコストを犠牲にして中間データまたは圧
縮データを不揮発性メモリ(ROMを含む)に保存して
いた。
おいては、調整動作実行タイミングや時間を犠牲にし
て、データ量の少ないPDLデータを不揮発性メモリ
(ROMを含む)に保存するか、あるいは不揮発性メモ
リ(ROM)のコストを犠牲にして中間データまたは圧
縮データを不揮発性メモリ(ROMを含む)に保存して
いた。
【0022】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、調整用画像パターン
を比較的コンパクトなデータ形式(例えばPDLデータ
形式)のデータで不揮発性メモリに保持し、調整動作を
行うより前に、予め前記データを画像形成に近いデータ
形式(例えば圧縮イメージ形式)に変換し格納しておく
ことにより、調整動作の実行タイミングの自由度を高め
て実行時間を短縮しながら、不揮発性メモリの必要容量
を抑えてコストを低減することを両立させることができ
る、また、調整用画像をデータフローの下流から発生さ
せるため、上流行程は通常画像生成処理を平行動作させ
ることも可能となる、さらに、PDL形式で調整用画像
パターンを保持することで、調整用画像パターンの変更
を容易にすることができる、また、実行タイミングに対
する要求の高い調整用データは、調整動作を行うより前
に前記データを画像形成に近い圧縮イメージ形式に変換
格納し、それ以外の調整動作は、調整動作実行時にPD
Lデータ形式からデータ変換を行い、実行タイミングの
自由度を得ると共に、調整用圧縮データのデータ量を少
なくすることができる印刷装置および印刷装置の制御方
法およびプログラムおよび記憶媒体を提供することであ
る。
なされたもので、本発明の目的は、調整用画像パターン
を比較的コンパクトなデータ形式(例えばPDLデータ
形式)のデータで不揮発性メモリに保持し、調整動作を
行うより前に、予め前記データを画像形成に近いデータ
形式(例えば圧縮イメージ形式)に変換し格納しておく
ことにより、調整動作の実行タイミングの自由度を高め
て実行時間を短縮しながら、不揮発性メモリの必要容量
を抑えてコストを低減することを両立させることができ
る、また、調整用画像をデータフローの下流から発生さ
せるため、上流行程は通常画像生成処理を平行動作させ
ることも可能となる、さらに、PDL形式で調整用画像
パターンを保持することで、調整用画像パターンの変更
を容易にすることができる、また、実行タイミングに対
する要求の高い調整用データは、調整動作を行うより前
に前記データを画像形成に近い圧縮イメージ形式に変換
格納し、それ以外の調整動作は、調整動作実行時にPD
Lデータ形式からデータ変換を行い、実行タイミングの
自由度を得ると共に、調整用圧縮データのデータ量を少
なくすることができる印刷装置および印刷装置の制御方
法およびプログラムおよび記憶媒体を提供することであ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、外部機器からジョブ単位の印刷データを受信してペ
ージ単位の画像データに変換してページ単位で画像形成
を行う通常印刷モードと、調整動作を行う調整モードと
を有する印刷装置において、前記調整動作を行うための
調整用画像データを第1の形式で格納する第1の調整画
像データ格納手段(図5に示す制御データ格納部40
9,図3に示すEEPROM310)と、前記調整動作
を行うための調整用画像データを前記第1の形式よりイ
メージデータ形式に近い第2の形式で格納する第2の調
整画像データ格納手段(図5に示す圧縮データ格納部4
11内の調整用圧縮データ格納領域411a,図3に示
すROM303)と、前記第1の調整用画像データ格納
手段に前記第1の形式で格納された調整用画像データを
前記第2の形式に変換して前記第2の調整用画像データ
格納手段に格納する第1の変換処理を行う第1の変換手
段(図5に示す解析処理402,展開圧縮処理403,
図3に示すCPU309)と、 前記調整動作の実行前
に、前記第2の調整用画像データ格納手段に前記第2の
形式で格納された調整用画像データを、イメージデータ
形式の調整用画像データに変換する第2の変換処理を行
う第2の変換手段(図5に示す伸張処理404,図3に
示すCPU309)と、前記第2の変換手段によりイメ
ージデータ形式に変換された調整用画像データを用いて
調整動作を実行する調整動作実行手段(図5に示す印刷
処理406,エンジンI/F部306,図1に示すエン
ジン部105,図3に示すCPU309)と、前記第1
の変換手段による第1の変換処理、前記第2の変換手段
による第2の変換処理、および前記調整動作実行手段に
よる調整動作の実行を制御する制御手段(図5に示すジ
ョブ制御処理401,ページ制御処理405,図3に示
すCPU309)とを有することを特徴とする。
は、外部機器からジョブ単位の印刷データを受信してペ
ージ単位の画像データに変換してページ単位で画像形成
を行う通常印刷モードと、調整動作を行う調整モードと
を有する印刷装置において、前記調整動作を行うための
調整用画像データを第1の形式で格納する第1の調整画
像データ格納手段(図5に示す制御データ格納部40
9,図3に示すEEPROM310)と、前記調整動作
を行うための調整用画像データを前記第1の形式よりイ
メージデータ形式に近い第2の形式で格納する第2の調
整画像データ格納手段(図5に示す圧縮データ格納部4
11内の調整用圧縮データ格納領域411a,図3に示
すROM303)と、前記第1の調整用画像データ格納
手段に前記第1の形式で格納された調整用画像データを
前記第2の形式に変換して前記第2の調整用画像データ
格納手段に格納する第1の変換処理を行う第1の変換手
段(図5に示す解析処理402,展開圧縮処理403,
図3に示すCPU309)と、 前記調整動作の実行前
に、前記第2の調整用画像データ格納手段に前記第2の
形式で格納された調整用画像データを、イメージデータ
形式の調整用画像データに変換する第2の変換処理を行
う第2の変換手段(図5に示す伸張処理404,図3に
示すCPU309)と、前記第2の変換手段によりイメ
ージデータ形式に変換された調整用画像データを用いて
調整動作を実行する調整動作実行手段(図5に示す印刷
処理406,エンジンI/F部306,図1に示すエン
ジン部105,図3に示すCPU309)と、前記第1
の変換手段による第1の変換処理、前記第2の変換手段
による第2の変換処理、および前記調整動作実行手段に
よる調整動作の実行を制御する制御手段(図5に示すジ
ョブ制御処理401,ページ制御処理405,図3に示
すCPU309)とを有することを特徴とする。
【0024】本発明に係る第2の発明は、前記制御手段
(図5に示すジョブ制御処理401,ページ制御処理4
05,図3に示すCPU309)は、予め所定のタイミ
ング(電源投入時)で、前記第1の変換手段に第1の変
換処理を実行させておくとともに、前記調整動作実行手
段による調整動作実行前に、前記第2の変換手段による
変換処理を実行させることを特徴とする。
(図5に示すジョブ制御処理401,ページ制御処理4
05,図3に示すCPU309)は、予め所定のタイミ
ング(電源投入時)で、前記第1の変換手段に第1の変
換処理を実行させておくとともに、前記調整動作実行手
段による調整動作実行前に、前記第2の変換手段による
変換処理を実行させることを特徴とする。
【0025】本発明に係る第3の発明は、前記調整動作
は、複数の調整動作(色ずれ調整(補正)動作,濃度調
整(印刷濃度のガンマ(γ)調整)動作)であり、前記
調整用画像データは、前記複数の調整動作にそれぞれ対
応する複数の調整用画像データであることを特徴とす
る。
は、複数の調整動作(色ずれ調整(補正)動作,濃度調
整(印刷濃度のガンマ(γ)調整)動作)であり、前記
調整用画像データは、前記複数の調整動作にそれぞれ対
応する複数の調整用画像データであることを特徴とす
る。
【0026】本発明に係る第4の発明は、前記制御手段
(図5に示すジョブ制御処理401,ページ制御処理4
05,図3に示すCPU309)は、前記複数の調整用
画像データのうち所定の調整動作(色ずれ調整(補正)
動作)に対応する調整用画像データに対しては、予め所
定のタイミング(電源投入時)で前記第1の変換手段に
よる第1の変換処理を実行させておくとともに、前記所
定の調整動作(色ずれ調整(補正)動作)の実行前に、
前記第2の変換手段による第2の変換処理を実行させ、
前記所定の調整動作以外の調整動作(濃度調整(印刷濃
度のガンマ(γ)調整)動作)に対応する調整用画像デ
ータに対しては、前記所定の調整動作以外の調整動作の
実行前に、前記第1の変換手段により第1の変換処理と
前記第2の変換手段による第2の変換処理とを実行させ
ることを特徴とする。
(図5に示すジョブ制御処理401,ページ制御処理4
05,図3に示すCPU309)は、前記複数の調整用
画像データのうち所定の調整動作(色ずれ調整(補正)
動作)に対応する調整用画像データに対しては、予め所
定のタイミング(電源投入時)で前記第1の変換手段に
よる第1の変換処理を実行させておくとともに、前記所
定の調整動作(色ずれ調整(補正)動作)の実行前に、
前記第2の変換手段による第2の変換処理を実行させ、
前記所定の調整動作以外の調整動作(濃度調整(印刷濃
度のガンマ(γ)調整)動作)に対応する調整用画像デ
ータに対しては、前記所定の調整動作以外の調整動作の
実行前に、前記第1の変換手段により第1の変換処理と
前記第2の変換手段による第2の変換処理とを実行させ
ることを特徴とする。
【0027】本発明に係る第5の発明は、前記所定のタ
イミングは、電源投入時であることを特徴とする。
イミングは、電源投入時であることを特徴とする。
【0028】本発明に係る第6の発明は、前記第1の調
整用画像データ格納手段は、不揮発性のメモリ手段(図
3に示すROM303)であることを特徴とする。
整用画像データ格納手段は、不揮発性のメモリ手段(図
3に示すROM303)であることを特徴とする。
【0029】本発明に係る第7の発明は、前記第1の形
式は、ページ記述言語のデータ形式であり、前記第2の
形式は、イメージ圧縮データ形式であることを特徴とす
る。
式は、ページ記述言語のデータ形式であり、前記第2の
形式は、イメージ圧縮データ形式であることを特徴とす
る。
【0030】本発明に係る第8の発明は、前記第1の形
式は、ページ記述言語のデータ形式であり、前記第2の
形式は、オブジェクト単位の圧縮データ形式であること
を特徴とする。
式は、ページ記述言語のデータ形式であり、前記第2の
形式は、オブジェクト単位の圧縮データ形式であること
を特徴とする。
【0031】本発明に係る第9の発明は、前記調整動作
は、印刷濃度のガンマ調整動作を含むことを特徴とす
る。
は、印刷濃度のガンマ調整動作を含むことを特徴とす
る。
【0032】本発明に係る第10の発明は、前記調整動
作は、色ズレの補正動作を含むことを特徴とする。
作は、色ズレの補正動作を含むことを特徴とする。
【0033】本発明に係る第11の発明は、前記所定の
調整動作は、色ズレの補正動作を含むことを特徴とす
る。
調整動作は、色ズレの補正動作を含むことを特徴とす
る。
【0034】本発明に係る第12の発明は、前記印刷装
置は周知の電子写真方式によって画像を形成するエンジ
ンを含むことを特徴とする。
置は周知の電子写真方式によって画像を形成するエンジ
ンを含むことを特徴とする。
【0035】本発明に係る第13の発明は、外部機器か
らジョブ単位の印刷データを受信してページ単位の画像
データに変換してページ単位で画像形成を行う通常印刷
モードと、調整動作を行う調整モードとを有する印刷装
置の制御方法において、予め所定のタイミングで、第1
の調整用画像データ格納メモリに第1の形式で格納され
る調整用画像データを前記第1の形式よりイメージデー
タ形式に近い第2の形式に変換して第2の調整用画像デ
ータ格納メモリに格納する第1の変換工程(図9のステ
ップS12,S13)と、前記調整動作の実行前に、前
記第2の調整用画像データ格納メモリに格納される第2
の形式の調整用画像データをイメージ形式の調整用画像
データに変換する第2の変換工程(図10のステップS
30)と、前記第2の変換工程により変換されるイメー
ジデータ形式の調整用画像データを用いて調整動作を実
行する調整動作実行工程(図10のステップS30)と
を有することを特徴とする。
らジョブ単位の印刷データを受信してページ単位の画像
データに変換してページ単位で画像形成を行う通常印刷
モードと、調整動作を行う調整モードとを有する印刷装
置の制御方法において、予め所定のタイミングで、第1
の調整用画像データ格納メモリに第1の形式で格納され
る調整用画像データを前記第1の形式よりイメージデー
タ形式に近い第2の形式に変換して第2の調整用画像デ
ータ格納メモリに格納する第1の変換工程(図9のステ
ップS12,S13)と、前記調整動作の実行前に、前
記第2の調整用画像データ格納メモリに格納される第2
の形式の調整用画像データをイメージ形式の調整用画像
データに変換する第2の変換工程(図10のステップS
30)と、前記第2の変換工程により変換されるイメー
ジデータ形式の調整用画像データを用いて調整動作を実
行する調整動作実行工程(図10のステップS30)と
を有することを特徴とする。
【0036】本発明に係る第14の発明は、外部機器か
らジョブ単位の印刷データを受信してページ単位の画像
データに変換してページ単位で画像形成を行う通常印刷
モードと、複数の調整動作に対応する複数の調整モード
を有する印刷装置の制御方法において、予め所定のタイ
ミングで、第1の調整用画像データ格納メモリに第1の
形式で格納される複数の調整用画像データのうち所定の
調整動作に対応する調整用画像データを前記第1の形式
よりイメージデータ形式に近い第2の形式に変換して第
2の調整用画像データ格納メモリに格納する第1の変換
工程(図9のステップS12,S13)と、前記所定の
調整動作の実行前に、前記第2の調整用画像データ格納
メモリに格納される前記所定の調整動作に対応する第2
の形式の調整用画像データをイメージ形式の調整用画像
データに変換する第2の変換工程(図10のステップS
30)と、前記第2の変換工程によりイメージデータ形
式に変換される前記所定の調整動作に対応する調整用画
像データを用いて前記所定の調整動作を実行する第1の
調整動作実行工程(図10のステップS30)と、前記
所定の調整動作以外の調整動作の実行前に、前記第1の
調整用画像データ格納メモリに第1の形式で格納される
前記所定の調整動作以外の調整動作に対応する調整用画
像データを前記第2の形式に変換して第2の調整用画像
データ格納メモリに格納する第3の変換工程(図11の
C43〜C44に実行される解析処理,C45〜C46
に実行される展開圧縮処理)と、前記第2の調整用画像
データ格納メモリに格納される前記所定の調整動作以外
の調整動作に対応する第2の形式の調整用画像データを
イメージ形式の調整用画像データに変換する第4の変換
工程(図11のC48〜C50に実行される伸張処理)
と、前記第4の変換工程によりイメージデータ形式に変
換される前記所定の調整動作以外の調整動作に対応する
調整用画像データを用いて前記所定の調整動作を実行す
る第2の調整動作実行工程(図11のC49〜C55に
実行される制御処理)とを有することを特徴とする。
らジョブ単位の印刷データを受信してページ単位の画像
データに変換してページ単位で画像形成を行う通常印刷
モードと、複数の調整動作に対応する複数の調整モード
を有する印刷装置の制御方法において、予め所定のタイ
ミングで、第1の調整用画像データ格納メモリに第1の
形式で格納される複数の調整用画像データのうち所定の
調整動作に対応する調整用画像データを前記第1の形式
よりイメージデータ形式に近い第2の形式に変換して第
2の調整用画像データ格納メモリに格納する第1の変換
工程(図9のステップS12,S13)と、前記所定の
調整動作の実行前に、前記第2の調整用画像データ格納
メモリに格納される前記所定の調整動作に対応する第2
の形式の調整用画像データをイメージ形式の調整用画像
データに変換する第2の変換工程(図10のステップS
30)と、前記第2の変換工程によりイメージデータ形
式に変換される前記所定の調整動作に対応する調整用画
像データを用いて前記所定の調整動作を実行する第1の
調整動作実行工程(図10のステップS30)と、前記
所定の調整動作以外の調整動作の実行前に、前記第1の
調整用画像データ格納メモリに第1の形式で格納される
前記所定の調整動作以外の調整動作に対応する調整用画
像データを前記第2の形式に変換して第2の調整用画像
データ格納メモリに格納する第3の変換工程(図11の
C43〜C44に実行される解析処理,C45〜C46
に実行される展開圧縮処理)と、前記第2の調整用画像
データ格納メモリに格納される前記所定の調整動作以外
の調整動作に対応する第2の形式の調整用画像データを
イメージ形式の調整用画像データに変換する第4の変換
工程(図11のC48〜C50に実行される伸張処理)
と、前記第4の変換工程によりイメージデータ形式に変
換される前記所定の調整動作以外の調整動作に対応する
調整用画像データを用いて前記所定の調整動作を実行す
る第2の調整動作実行工程(図11のC49〜C55に
実行される制御処理)とを有することを特徴とする。
【0037】本発明に係る第15の発明は、前記所定の
タイミングは、電源投入時であることを特徴とする。
タイミングは、電源投入時であることを特徴とする。
【0038】本発明に係る第16の発明は、前記第1の
調整用画像データ格納メモリは、不揮発性のメモリ(図
3に示すROM303)であることを特徴とする。
調整用画像データ格納メモリは、不揮発性のメモリ(図
3に示すROM303)であることを特徴とする。
【0039】本発明に係る第17の発明は、前記第1の
形式は、ページ記述言語のデータ形式であり、前記第2
の形式は、イメージ圧縮データ形式であることを特徴と
する。
形式は、ページ記述言語のデータ形式であり、前記第2
の形式は、イメージ圧縮データ形式であることを特徴と
する。
【0040】本発明に係る第18の発明は、前記第1の
形式は、ページ記述言語のデータ形式であり、前記第2
の形式は、オブジェクト単位の圧縮データ形式であるこ
とを特徴とする。
形式は、ページ記述言語のデータ形式であり、前記第2
の形式は、オブジェクト単位の圧縮データ形式であるこ
とを特徴とする。
【0041】本発明に係る第19の発明は、前記調整動
作は、印刷濃度のガンマ調整動作を含むことを特徴とす
る。
作は、印刷濃度のガンマ調整動作を含むことを特徴とす
る。
【0042】本発明に係る第20の発明は、前記調整動
作は、色ズレの補正動作を含むことを特徴とする。
作は、色ズレの補正動作を含むことを特徴とする。
【0043】本発明に係る第21の発明は、前記所定の
調整動作は、色ズレの補正動作を含むことを特徴とす
る。
調整動作は、色ズレの補正動作を含むことを特徴とす
る。
【0044】本発明に係る第22の発明は、前記印刷装
置は、周知の電子写真方式によって画像を形成するエン
ジンを含むことを特徴とする。
置は、周知の電子写真方式によって画像を形成するエン
ジンを含むことを特徴とする。
【0045】本発明に係る第23の発明は、請求項13
〜22のいずれかに記載された印刷装置の制御方法を実
行するプログラムであることを特徴とする。
〜22のいずれかに記載された印刷装置の制御方法を実
行するプログラムであることを特徴とする。
【0046】本発明に係る第24の発明は、請求項13
〜22のいずれかに記載された印刷装置の制御方法を実
行するプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り
可能に記憶させたことを特徴とする。
〜22のいずれかに記載された印刷装置の制御方法を実
行するプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り
可能に記憶させたことを特徴とする。
【0047】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、本発明に
おける第1実施形態について説明する。
おける第1実施形態について説明する。
【0048】図1は、本発明の第1実施形態を示す印刷
装置を適用可能なプリンタを含むプリントシステムの構
成を示すブロック図である。
装置を適用可能なプリンタを含むプリントシステムの構
成を示すブロック図である。
【0049】図において、101はホストコンピュータ
等の外部機器、102は本実施形態を示す印刷装置を適
用したレーザビームプリンタ(以降「プリンタ」と称す
る)である。
等の外部機器、102は本実施形態を示す印刷装置を適
用したレーザビームプリンタ(以降「プリンタ」と称す
る)である。
【0050】105はエンジン部で、イメージデータ
(2値または多値データ)に基づいて、周知の電子写真
プロセスによって感光ドラム上に潜像を形成し、用紙に
転写して定着し印字を行う。103はコントローラ部
で、エンジン部105に接続され、ホストコンピュータ
等の外部機器101から送られるコードデータ(ESC
コード,各種PDL等)を受け、このコードデータに基
づいてドットデータからなるページ情報を生成し、エン
ジン部105に対して所定のインタフェース手段によっ
てイメージデータを送信する。
(2値または多値データ)に基づいて、周知の電子写真
プロセスによって感光ドラム上に潜像を形成し、用紙に
転写して定着し印字を行う。103はコントローラ部
で、エンジン部105に接続され、ホストコンピュータ
等の外部機器101から送られるコードデータ(ESC
コード,各種PDL等)を受け、このコードデータに基
づいてドットデータからなるページ情報を生成し、エン
ジン部105に対して所定のインタフェース手段によっ
てイメージデータを送信する。
【0051】104はパネル部(操作部)で、ユーザ
(操作者)とのインタフェースを行うものであり、ユー
ザは、パネル部104を操作することによって、プリン
タ102に所定の動作を指示することができる。
(操作者)とのインタフェースを行うものであり、ユー
ザは、パネル部104を操作することによって、プリン
タ102に所定の動作を指示することができる。
【0052】図2は、図1に示したプリンタ102の機
構構成を示す摸式図である。
構構成を示す摸式図である。
【0053】図において、201はプリンタ匡体、20
2は操作パネルであり、この操作パネル202は、操作
のためのスイッチ及びLED表示器、LCD表示器が配
されており、図1に示したパネル部104の物理的側面
である。
2は操作パネルであり、この操作パネル202は、操作
のためのスイッチ及びLED表示器、LCD表示器が配
されており、図1に示したパネル部104の物理的側面
である。
【0054】203は制御ボード収納部で、プリンタ1
02の印字プロセス制御を実行するエンジン部105及
びプリンタ全体の制御とホストコンピュータからのデー
タを解析しイメージデータに変換するコントローラ部1
03が収納される。
02の印字プロセス制御を実行するエンジン部105及
びプリンタ全体の制御とホストコンピュータからのデー
タを解析しイメージデータに変換するコントローラ部1
03が収納される。
【0055】210は用紙を保持する用紙カセットで、
不図示の仕切り板によって電気的に用紙サイズを検知す
る機構を有する。211はカセット給紙クラッチで、用
紙カセット210上に載置された用紙の最上位の用紙一
枚のみを分離し、不図示の駆動手段によって分離した用
紙を給紙ローラ212まで搬送させるカムであり、給紙
の度に間欠的に回転し、1回転に対応して1枚の用紙を
給紙する。
不図示の仕切り板によって電気的に用紙サイズを検知す
る機構を有する。211はカセット給紙クラッチで、用
紙カセット210上に載置された用紙の最上位の用紙一
枚のみを分離し、不図示の駆動手段によって分離した用
紙を給紙ローラ212まで搬送させるカムであり、給紙
の度に間欠的に回転し、1回転に対応して1枚の用紙を
給紙する。
【0056】214はレジストシャッタで、用紙を押圧
して給紙を停止させる。給紙ローラ212は、用紙の先
端部をレジストシャッタ214まで搬送する。
して給紙を停止させる。給紙ローラ212は、用紙の先
端部をレジストシャッタ214まで搬送する。
【0057】219は手差し用トレイで、215は手差
し給紙クラッチである。この手差し給紙クラッチ215
は用紙の先端をレジストシャッタ214まで搬送する。
し給紙クラッチである。この手差し給紙クラッチ215
は用紙の先端をレジストシャッタ214まで搬送する。
【0058】以上のような構成によって、用紙カセット
210及び手差し用トレイ219から選択的に用紙を給
紙することが可能となる。エンジン部105は、コント
ローラ部103と所定の通信プロトコルによって通信を
行ない、コントローラ部103からの指示によって、カ
セット210または手指し用トレイ219のなかから給
紙手段を決定し、印字開始指示によって上記のとおり給
紙を開始し用紙をレジストシャッタ214まで搬送す
る。
210及び手差し用トレイ219から選択的に用紙を給
紙することが可能となる。エンジン部105は、コント
ローラ部103と所定の通信プロトコルによって通信を
行ない、コントローラ部103からの指示によって、カ
セット210または手指し用トレイ219のなかから給
紙手段を決定し、印字開始指示によって上記のとおり給
紙を開始し用紙をレジストシャッタ214まで搬送す
る。
【0059】204はM色カートリッジで、M(マゼン
タ)色感光ドラム205及び不図示のトナー保持部を含
む現像ユニット(現像器)206を有する。207はM
色用レーザユニット(レーザ部)で、不図示のレーザド
ライバ,回転多面鏡,反射ミラー,ビームディテクタを
含むものである。
タ)色感光ドラム205及び不図示のトナー保持部を含
む現像ユニット(現像器)206を有する。207はM
色用レーザユニット(レーザ部)で、不図示のレーザド
ライバ,回転多面鏡,反射ミラー,ビームディテクタを
含むものである。
【0060】260はC色カートリッジで、C(シア
ン)色感光ドラム261及び不図示のトナー保持部を含
む現像ユニット(現像器)262を有する。263はC
色用レーザユニット(レーザ部)で、不図示のレーザド
ライバ,回転多面鏡,反射ミラー,ビームディテクタを
含むものである。
ン)色感光ドラム261及び不図示のトナー保持部を含
む現像ユニット(現像器)262を有する。263はC
色用レーザユニット(レーザ部)で、不図示のレーザド
ライバ,回転多面鏡,反射ミラー,ビームディテクタを
含むものである。
【0061】264はY色カートリッジで、Y(イエロ
ー)色感光ドラム265及び不図示のトナー保持部を含
む現像ユニット(現像器)266を有する。267はY
色用レーザユニット(レーザ部)で、不図示のレーザド
ライバ,回転多面鏡,反射ミラー,ビームディテクタを
含むものである。
ー)色感光ドラム265及び不図示のトナー保持部を含
む現像ユニット(現像器)266を有する。267はY
色用レーザユニット(レーザ部)で、不図示のレーザド
ライバ,回転多面鏡,反射ミラー,ビームディテクタを
含むものである。
【0062】268はK色カートリッジで、K(ブラッ
ク)色感光ドラム269及び不図示のトナー保持部を含
む現像ユニット(現像器)270を有する。271はK
色用レーザユニット(レーザ部)で、不図示のレーザド
ライバ,回転多面鏡,反射ミラー,ビームディテクタを
含むものである。
ク)色感光ドラム269及び不図示のトナー保持部を含
む現像ユニット(現像器)270を有する。271はK
色用レーザユニット(レーザ部)で、不図示のレーザド
ライバ,回転多面鏡,反射ミラー,ビームディテクタを
含むものである。
【0063】215は、用紙の搬送と画像転写を補助す
るための搬送ベルトである。レジストシャッタ214ま
で用紙が搬送されると、コントローラ部103から送ら
れたイメージデータに応じてM色レーザユニット207
内のレーザドライバによってオンオフ駆動される不図示
の半導体レーザから発射されるM色用レーザビームは、
回転多面鏡により主走査方向に走査され反射ミラーを介
してM色感光ドラム205上に導かれ結像し、主走査方
向に走査して主走査ライン上にM色潜像を形成する。な
お、C色,Y色,K色も同様にそれぞれC色潜像,Y色
潜像,K色潜像を形成する。
るための搬送ベルトである。レジストシャッタ214ま
で用紙が搬送されると、コントローラ部103から送ら
れたイメージデータに応じてM色レーザユニット207
内のレーザドライバによってオンオフ駆動される不図示
の半導体レーザから発射されるM色用レーザビームは、
回転多面鏡により主走査方向に走査され反射ミラーを介
してM色感光ドラム205上に導かれ結像し、主走査方
向に走査して主走査ライン上にM色潜像を形成する。な
お、C色,Y色,K色も同様にそれぞれC色潜像,Y色
潜像,K色潜像を形成する。
【0064】また、上記M色レーザビームの発射に同期
してレジストシャッタ214を上方に駆動し、用紙の搬
送をM色レーザビームの副走査に同期させる。M(マゼ
ンタ)色感光ドラム205の端に配置されたビームディ
テクタは、M色用レーザビームの走査開始時に、M色用
レーザビームを検出することによって主走査の画像書き
だしタイミングを決定するためのM色同期信号を形成
し、部1コントローラ部103に送る。
してレジストシャッタ214を上方に駆動し、用紙の搬
送をM色レーザビームの副走査に同期させる。M(マゼ
ンタ)色感光ドラム205の端に配置されたビームディ
テクタは、M色用レーザビームの走査開始時に、M色用
レーザビームを検出することによって主走査の画像書き
だしタイミングを決定するためのM色同期信号を形成
し、部1コントローラ部103に送る。
【0065】C色,Y色,K色も同様にそれぞれC色同
期信号,Y色同期信号,K色同期信号を形成するが、そ
のタイミングは副走査速度(用紙搬送速度)にあわせて
それぞれ遅延され用紙に対しての転写位置が調整され
る。
期信号,Y色同期信号,K色同期信号を形成するが、そ
のタイミングは副走査速度(用紙搬送速度)にあわせて
それぞれ遅延され用紙に対しての転写位置が調整され
る。
【0066】その後用紙は、搬送ベルト215によって
搬送され、M色感光ドラム205,C色感光ドラム26
1,Y色感光ドラム265,K色感光ドラム269は不
図示のモータによって回転駆動され、M色現像ユニット
206,C色現像ユニット262,Y色現像ユニット2
66,K色現像ユニット270によってトナー像として
顕像化された後、用紙上に転写される。トナー像が転写
された用紙はその後、定着ローラ216によりトナー像
が加熱定着され、排紙ローラ217によりプリンタ匡体
の排紙トレイに排紙される。
搬送され、M色感光ドラム205,C色感光ドラム26
1,Y色感光ドラム265,K色感光ドラム269は不
図示のモータによって回転駆動され、M色現像ユニット
206,C色現像ユニット262,Y色現像ユニット2
66,K色現像ユニット270によってトナー像として
顕像化された後、用紙上に転写される。トナー像が転写
された用紙はその後、定着ローラ216によりトナー像
が加熱定着され、排紙ローラ217によりプリンタ匡体
の排紙トレイに排紙される。
【0067】本実施形態の調整動作の制御方法は従来例
と同様であり、280は調整用画像をセンスするための
センサで、図13に示したセンサ6に相当するものであ
り、図1に示したエンジン部105は、図13に示した
トリガ検知部1,プロセス制御部3,センス処理部4を
含んだ構成となっている。
と同様であり、280は調整用画像をセンスするための
センサで、図13に示したセンサ6に相当するものであ
り、図1に示したエンジン部105は、図13に示した
トリガ検知部1,プロセス制御部3,センス処理部4を
含んだ構成となっている。
【0068】本実施形態において図13に示した転写体
5に相当するのは、搬送ベルト215である。物理用紙
を搬送しない場合は、搬送ベルト215のベルト上にト
ナー像(例えば、図13に示した濃度レベルを変えた矩
形塗り画像7等)を形成し、センサ280で濃度,位置
をセンスする。
5に相当するのは、搬送ベルト215である。物理用紙
を搬送しない場合は、搬送ベルト215のベルト上にト
ナー像(例えば、図13に示した濃度レベルを変えた矩
形塗り画像7等)を形成し、センサ280で濃度,位置
をセンスする。
【0069】図3は、図1に示したプリンタ部1コント
ローラ部103の構成を示すブロック図であり、図1と
同一のものには同一の符号を付してある。
ローラ部103の構成を示すブロック図であり、図1と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0070】図において、301はパネルインタフェー
ス部で、パネル部104とのデータ通信によって、操作
者からの諸設定、指示をパネル部104から受けとるも
のである。
ス部で、パネル部104とのデータ通信によって、操作
者からの諸設定、指示をパネル部104から受けとるも
のである。
【0071】302はホストインタフェース(ホストI
/F)部で、ホストコンピュータ等の外部機器101と
の信号の入出力部であり、印刷データを送受するための
データ用ポート、制御情報を専用に送受するための制御
用ポートを論理通信の階層で実現する。
/F)部で、ホストコンピュータ等の外部機器101と
の信号の入出力部であり、印刷データを送受するための
データ用ポート、制御情報を専用に送受するための制御
用ポートを論理通信の階層で実現する。
【0072】306はエンジンインタフェース部で、エ
ンジン部105との信号の入出力部であり、不図示の出
力バッファレジスタからデータ信号送出を行うとともに
エンジン部105との通信制御を行う。
ンジン部105との信号の入出力部であり、不図示の出
力バッファレジスタからデータ信号送出を行うとともに
エンジン部105との通信制御を行う。
【0073】305は画像データ発生部で、外部機器1
01より送られる制御コードデータに基づいて実際の印
字のためのビットマップデータを発生する。304は画
像メモリで、画像データを格納する。303はROM
で、CPU309の制御コードを格納するROMであ
り、307は、CPUの使用する一時記憶用RAMであ
る。CPU309は、ROM303又はその他の記憶媒
体に格納されたプログラムに基づいて部1コントローラ
部103全体の制御を司る。
01より送られる制御コードデータに基づいて実際の印
字のためのビットマップデータを発生する。304は画
像メモリで、画像データを格納する。303はROM
で、CPU309の制御コードを格納するROMであ
り、307は、CPUの使用する一時記憶用RAMであ
る。CPU309は、ROM303又はその他の記憶媒
体に格納されたプログラムに基づいて部1コントローラ
部103全体の制御を司る。
【0074】310は、不揮発性のメモリ手段であるE
EPROMである。308はDMA制御部で、CPU3
09からの指示により画像メモリ304内のビットマッ
プデータをエンジンインタフェース部306に転送す
る。
EPROMである。308はDMA制御部で、CPU3
09からの指示により画像メモリ304内のビットマッ
プデータをエンジンインタフェース部306に転送す
る。
【0075】311は、アドレスバス及びデータバスを
持つシステムバスである。パネルインタフェース部30
1、ホストインタフェース部302、画像データ発生部
305、ROM303、画像メモリ304、エンジンイ
ンタフェース部306、RAM307、DMA制御部3
08、CPU309、及びEEPROM310は、各々
システムバス311に接続され、システムバス311上
にある全ての機能部にアクセス可能である。
持つシステムバスである。パネルインタフェース部30
1、ホストインタフェース部302、画像データ発生部
305、ROM303、画像メモリ304、エンジンイ
ンタフェース部306、RAM307、DMA制御部3
08、CPU309、及びEEPROM310は、各々
システムバス311に接続され、システムバス311上
にある全ての機能部にアクセス可能である。
【0076】312は、汎用外部バスコントローラで、
313は汎用外部バスである。本実施形態では、汎用外
部バス313としてIDE準拠バスを用いるが、SCS
II等の他の方式であっても本実施形態の効果に変わり
は無い。
313は汎用外部バスである。本実施形態では、汎用外
部バス313としてIDE準拠バスを用いるが、SCS
II等の他の方式であっても本実施形態の効果に変わり
は無い。
【0077】314はハードディスクユニット(HDユ
ニット)で、汎用外部バス313によってシステムバス
311に接続され、システムバス311に接続された各
ユニットからアクセスを可能にしている。CPU309
は、論理的にはファイルシステムとしてHDユニット3
14にアクセスを行う。
ニット)で、汎用外部バス313によってシステムバス
311に接続され、システムバス311に接続された各
ユニットからアクセスを可能にしている。CPU309
は、論理的にはファイルシステムとしてHDユニット3
14にアクセスを行う。
【0078】CPU309を制御する制御コードは、不
図示のシステムクロックによってタスクと称されるロー
ドモジュール単位に時分割制御するOSと、機能単位に
動作する複数のロードモジュール(タスク)によって構
成されるものとする。
図示のシステムクロックによってタスクと称されるロー
ドモジュール単位に時分割制御するOSと、機能単位に
動作する複数のロードモジュール(タスク)によって構
成されるものとする。
【0079】図4は、本発明の印刷装置に係る第1実施
形態の特徴であるデータフローを説明するための模式図
である。
形態の特徴であるデータフローを説明するための模式図
である。
【0080】図において、フロー1は、本実施形態の通
常印字時のデータフローを示す図である。
常印字時のデータフローを示す図である。
【0081】本実施形態では、部1コントローラ部10
3において、PDLデータを解析処理することによって
前述の中間データを生成し、中間データを展開処理する
ことによってイメージデータ(またはビットマップデー
タ)に変換し、さらに圧縮処理することによって圧縮デ
ータに変換する。そして前記圧縮データを伸張しながら
エンジン部105にデータを転送することによって、エ
ンジン部105では、イメージデータ(またはビットマ
ップデータ)を受け取ることができる。
3において、PDLデータを解析処理することによって
前述の中間データを生成し、中間データを展開処理する
ことによってイメージデータ(またはビットマップデー
タ)に変換し、さらに圧縮処理することによって圧縮デ
ータに変換する。そして前記圧縮データを伸張しながら
エンジン部105にデータを転送することによって、エ
ンジン部105では、イメージデータ(またはビットマ
ップデータ)を受け取ることができる。
【0082】また、フロー2は、本実施形態の調整用画
像データを印字する際のデータフローを示す図である。
像データを印字する際のデータフローを示す図である。
【0083】本実施形態では、調整用画像データをPD
Lデータ形式によって、ROM303の所定領域に格納
している。この格納データを「調整用PDLデータ」と
称する。そして、電源投入時の起動処理として、前記調
整用PDLデータを解析処理、展開処理、圧縮処理する
ことによって、イメージ圧縮データ形式に変換してRA
M307上の所定領域に格納する。この格納データを
「調整用圧縮データ」と称する。この所定領域は予め調
整用圧縮データを格納するための領域として確保された
領域である。
Lデータ形式によって、ROM303の所定領域に格納
している。この格納データを「調整用PDLデータ」と
称する。そして、電源投入時の起動処理として、前記調
整用PDLデータを解析処理、展開処理、圧縮処理する
ことによって、イメージ圧縮データ形式に変換してRA
M307上の所定領域に格納する。この格納データを
「調整用圧縮データ」と称する。この所定領域は予め調
整用圧縮データを格納するための領域として確保された
領域である。
【0084】そして、調整実行時に、前記の調整用圧縮
データを伸張しながらエンジン部105にデータを転送
することによって、エンジン部105では、イメージデ
ータ(またはビットマップデータ)を受取って、調整動
作を行うことができる。
データを伸張しながらエンジン部105にデータを転送
することによって、エンジン部105では、イメージデ
ータ(またはビットマップデータ)を受取って、調整動
作を行うことができる。
【0085】即ち、調整実行は、通常印字動作が圧縮デ
ータから伸張しながら印刷出力する期間以外でも可能と
なる。また、調整実行時であっても、通常印字処理は、
PDLから圧縮データの生成までは行うことが可能とな
る。
ータから伸張しながら印刷出力する期間以外でも可能と
なる。また、調整実行時であっても、通常印字処理は、
PDLから圧縮データの生成までは行うことが可能とな
る。
【0086】以上のように、本実施形態では、調整用画
像データの不揮発性メモリへの格納形式をPDLにする
ことによって不揮発性メモリのコストを低減しながら、
調整実行時の処理パスを短くして、調整実行時間の短縮
と実行タイミングの自由度を上げることができる。
像データの不揮発性メモリへの格納形式をPDLにする
ことによって不揮発性メモリのコストを低減しながら、
調整実行時の処理パスを短くして、調整実行時間の短縮
と実行タイミングの自由度を上げることができる。
【0087】また、調整用PDLデータを格納するのは
不揮発性メモリであれば、Flash ROMやハード
ディスク等であってもよく、本実施形態の効果は変わら
ない。
不揮発性メモリであれば、Flash ROMやハード
ディスク等であってもよく、本実施形態の効果は変わら
ない。
【0088】図5は、本発明の印刷装置の第1実施形態
における制御フローを示す模式図であり、図1,図3と
同一のものには同一の符号を付してある。
における制御フローを示す模式図であり、図1,図3と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0089】図において、ジョブ制御処理401,解析
処理402,展開圧縮処理403,伸張処理404,ペ
ージ制御処理405,印刷処理406,エンジン状態管
理407は、CPU309を実体とする機能処理単位で
ある。機能処理単位には任意個のタスクが含まれる場合
もある。
処理402,展開圧縮処理403,伸張処理404,ペ
ージ制御処理405,印刷処理406,エンジン状態管
理407は、CPU309を実体とする機能処理単位で
ある。機能処理単位には任意個のタスクが含まれる場合
もある。
【0090】408は印字データ格納部で、外部装置か
ら転送された印刷データを格納するためのものであり、
実体はHDユニット314またはRAM307に存在す
る。
ら転送された印刷データを格納するためのものであり、
実体はHDユニット314またはRAM307に存在す
る。
【0091】409は調整用PDLデータ格納部(制御
データ格納部)で、調整用PDLデータを格納するもの
であり、実体はROM303に存在する。なお、調整用
PDLデータ格納部(制御データ格納部)409を、図
3に示したEEPROM310,HDユニット314に
より構成して、外部機器等から調整用画像データを更新
可能に構成してもよい。
データ格納部)で、調整用PDLデータを格納するもの
であり、実体はROM303に存在する。なお、調整用
PDLデータ格納部(制御データ格納部)409を、図
3に示したEEPROM310,HDユニット314に
より構成して、外部機器等から調整用画像データを更新
可能に構成してもよい。
【0092】また、410は中間データ格納部、411
は圧縮データ格納部であり、各々実体はRAM307の
所定領域に存在する。なお、圧縮データ格納部411の
所定の領域411aは、前記調整用圧縮データを格納す
るために予め予約された「調整用圧縮データ格納領域」
となっている。
は圧縮データ格納部であり、各々実体はRAM307の
所定領域に存在する。なお、圧縮データ格納部411の
所定の領域411aは、前記調整用圧縮データを格納す
るために予め予約された「調整用圧縮データ格納領域」
となっている。
【0093】412はジョブキューで、ジョブ単位に印
字動作の属性データ(各種制御情報、コピー枚数、給紙
選択等)を格納した不図示のジョブ情報テーブルを格納
するFIFO形式の記憶領域であり、実体はRAM30
7に構成される。413は、ページキューで、ページ単
位に印字動作の属性データ(各種制御情報、コピー枚
数、給紙選択等)を格納した不図示のページ情報テーブ
ルを格納するFIFO形式の記憶領域であり、実体はR
AM307に構成される。
字動作の属性データ(各種制御情報、コピー枚数、給紙
選択等)を格納した不図示のジョブ情報テーブルを格納
するFIFO形式の記憶領域であり、実体はRAM30
7に構成される。413は、ページキューで、ページ単
位に印字動作の属性データ(各種制御情報、コピー枚
数、給紙選択等)を格納した不図示のページ情報テーブ
ルを格納するFIFO形式の記憶領域であり、実体はR
AM307に構成される。
【0094】操作者のパネル操作による諸々のモード設
定は、パネル部104からの制御データとして、パネル
インタフェース部301に一旦格納される。不図示のモ
ード制御タスクは、適当な間隔によってパネルインタフ
ェース部301を巡回監視し、データが存在するとEE
PROM310に格納する。EEPROM310に格納
することによって、プリンタの電源を一旦OFFした後
でも、ユーザの所望のモードによってプリンタを動作さ
せることが可能となる。
定は、パネル部104からの制御データとして、パネル
インタフェース部301に一旦格納される。不図示のモ
ード制御タスクは、適当な間隔によってパネルインタフ
ェース部301を巡回監視し、データが存在するとEE
PROM310に格納する。EEPROM310に格納
することによって、プリンタの電源を一旦OFFした後
でも、ユーザの所望のモードによってプリンタを動作さ
せることが可能となる。
【0095】なお、調整用PDLデータ格納部409の
実体は、HDユニット314に構成されてもよく、本実
施形態の効果に変わりは無い。
実体は、HDユニット314に構成されてもよく、本実
施形態の効果に変わりは無い。
【0096】また、中間データ格納部410、圧縮デー
タ格納部411の実体が、HDユニット314に構成さ
れても本実施形態の効果に変わりは無い。
タ格納部411の実体が、HDユニット314に構成さ
れても本実施形態の効果に変わりは無い。
【0097】なお、本実施形態は、ジョブの種別として
「通常印刷ジョブ」,「調整用圧縮データ生成ジョ
ブ」,「調整動作ジョブ」があり、「通常印刷ジョブ」
は外部機器等からの入力印刷データを画像形成して印刷
するモードであり、「調整用圧縮データ生成ジョブ」は
調整用PDLデータを調整用圧縮データに変換するため
のジョブモードである。
「通常印刷ジョブ」,「調整用圧縮データ生成ジョ
ブ」,「調整動作ジョブ」があり、「通常印刷ジョブ」
は外部機器等からの入力印刷データを画像形成して印刷
するモードであり、「調整用圧縮データ生成ジョブ」は
調整用PDLデータを調整用圧縮データに変換するため
のジョブモードである。
【0098】以下、図6,図7を参照して、「通常印刷
ジョブ」,「調整用圧縮データ生成ジョブ」の各々に関
しての制御フローを説明する。
ジョブ」,「調整用圧縮データ生成ジョブ」の各々に関
しての制御フローを説明する。
【0099】まず、図6を参照して、「通常印刷ジョ
ブ」の制御シーケンスについて説明する。
ブ」の制御シーケンスについて説明する。
【0100】図6は、本発明の印刷装置に係る第1実施
形態における「通常印刷ジョブ」の制御シーケンスを示
す模式図であり、図5と同一のものには同一の符号を付
してある。
形態における「通常印刷ジョブ」の制御シーケンスを示
す模式図であり、図5と同一のものには同一の符号を付
してある。
【0101】まず、外部機器101から入力される印刷
データ(制御コード、PDL等)は、ホストインタフェ
ース部302に所定のブロック単位に格納される。
データ(制御コード、PDL等)は、ホストインタフェ
ース部302に所定のブロック単位に格納される。
【0102】周期的にホストインタフェース部302の
データ受信を監視(C1)しているジョブ制御処理40
1は、ジョブの開始を認識すると、通常印刷ジョブ準備
(C2)を行う。詳細には、RAM307に構成された
不図示のジョブ情報格納領域307−1に新規にジョブ
情報テーブルを獲得して、ジョブキュー412に登録す
る。そして、EEPROM310に格納された制御デー
タを、前記ジョブ情報テーブルにコピーして、前記ブロ
ック単位にデータを解析し、画像形成情報(PDLの図
形描画命令、文字コード等)を印字データ格納部408
に送り、ジョブ単位の属性情報をジョブ情報テーブルに
格納する。このジョブ情報テーブルには、下記のジョブ
種別情報として「通常印刷ジョブ」または「調整用画像
生成ジョブ」が含まれている。このジョブ情報テーブル
に、「通常印刷ジョブ」の種別情報を設定する。以上の
処理が図6の通常印刷ジョブ準備(C2)である。
データ受信を監視(C1)しているジョブ制御処理40
1は、ジョブの開始を認識すると、通常印刷ジョブ準備
(C2)を行う。詳細には、RAM307に構成された
不図示のジョブ情報格納領域307−1に新規にジョブ
情報テーブルを獲得して、ジョブキュー412に登録す
る。そして、EEPROM310に格納された制御デー
タを、前記ジョブ情報テーブルにコピーして、前記ブロ
ック単位にデータを解析し、画像形成情報(PDLの図
形描画命令、文字コード等)を印字データ格納部408
に送り、ジョブ単位の属性情報をジョブ情報テーブルに
格納する。このジョブ情報テーブルには、下記のジョブ
種別情報として「通常印刷ジョブ」または「調整用画像
生成ジョブ」が含まれている。このジョブ情報テーブル
に、「通常印刷ジョブ」の種別情報を設定する。以上の
処理が図6の通常印刷ジョブ準備(C2)である。
【0103】さらに、ジョブ制御処理401は、解析処
理402に対して印字データ格納部408の印刷データ
を解析するように開始指示(C3)する。
理402に対して印字データ格納部408の印刷データ
を解析するように開始指示(C3)する。
【0104】解析処理402は、開始指示(C3)を受
けると、前記ブロック単位にデータを解析し、画像形成
情報(PDLの図形描画命令、文字コード等)に関して
は画像データ発生部305(図4には不図示)を用い
て、あるいはCPU309自信で中間データ化を実行し
て、中間データ格納部410に格納する。また、ページ
単位の属性情報(コピー枚数、給紙選択等)をRAM3
07の所定領域に一時格納する。1ページの解析処理が
完了すると、ページ制御処理405に対して、1ページ
完了の通知(生成通知(C4))を行ない、同時に前記
のページ単位の属性情報を引き渡す。
けると、前記ブロック単位にデータを解析し、画像形成
情報(PDLの図形描画命令、文字コード等)に関して
は画像データ発生部305(図4には不図示)を用い
て、あるいはCPU309自信で中間データ化を実行し
て、中間データ格納部410に格納する。また、ページ
単位の属性情報(コピー枚数、給紙選択等)をRAM3
07の所定領域に一時格納する。1ページの解析処理が
完了すると、ページ制御処理405に対して、1ページ
完了の通知(生成通知(C4))を行ない、同時に前記
のページ単位の属性情報を引き渡す。
【0105】ページ制御処理405は、1ページ完了の
通知(生成通知(C4))を受けると、RAM307に
構成された不図示のページ情報格納領域307−1に新
規にページ情報テーブルを獲得して、ページキュー41
3に登録する。そして解析処理402から引き渡された
ページ単位の属性情報を前記ページ情報テーブルに格納
する。
通知(生成通知(C4))を受けると、RAM307に
構成された不図示のページ情報格納領域307−1に新
規にページ情報テーブルを獲得して、ページキュー41
3に登録する。そして解析処理402から引き渡された
ページ単位の属性情報を前記ページ情報テーブルに格納
する。
【0106】さらに、ページ制御処理405は、中間デ
ータ化されたページの順番に、展開圧縮処理403に対
して圧縮処理の開始を指示(開始指示(C5))する。
ータ化されたページの順番に、展開圧縮処理403に対
して圧縮処理の開始を指示(開始指示(C5))する。
【0107】展開圧縮処理403は、開始指示(C5)
を受けると、中間データ格納部410の指定されたペー
ジのデータを展開してイメージデータに変換し、さらに
圧縮処理して圧縮データ格納部411に格納する。前記
イメージデータはRAM307の所定領域に一時的に格
納され、圧縮処理終了とともに開放される。そして、展
開圧縮処理403は、圧縮データ格納部に対して1ペー
ジ分のデータを格納すると、ページ制御処理405に対
して処理の終了を通知する(終了通知(C6))。
を受けると、中間データ格納部410の指定されたペー
ジのデータを展開してイメージデータに変換し、さらに
圧縮処理して圧縮データ格納部411に格納する。前記
イメージデータはRAM307の所定領域に一時的に格
納され、圧縮処理終了とともに開放される。そして、展
開圧縮処理403は、圧縮データ格納部に対して1ペー
ジ分のデータを格納すると、ページ制御処理405に対
して処理の終了を通知する(終了通知(C6))。
【0108】次に、ページ制御処理405は、終了通知
(C6)を受けると、圧縮データ格納部411に格納さ
れたページの順番に印刷処理406にページを指定して
印刷の開始を指示する(開始指示(C7))。
(C6)を受けると、圧縮データ格納部411に格納さ
れたページの順番に印刷処理406にページを指定して
印刷の開始を指示する(開始指示(C7))。
【0109】印刷処理406は、開始指示(C7)を受
けると、伸張処理404に対してページを指定して処理
の開始を指示し(開始指示(C8))、同時にエンジン
I/F部306に対しても処理の開始を指示する(開始
指示(C9))。
けると、伸張処理404に対してページを指定して処理
の開始を指示し(開始指示(C8))、同時にエンジン
I/F部306に対しても処理の開始を指示する(開始
指示(C9))。
【0110】画像の転送が終了すると、まず、伸張処理
404から印刷処理406に対して終了通知(C10)
が送られ、エンジンI/F部306からも転送終了通知
(C11)が送られる。
404から印刷処理406に対して終了通知(C10)
が送られ、エンジンI/F部306からも転送終了通知
(C11)が送られる。
【0111】印刷処理406は、終了通知(C10)と
転送終了通知(C11)を受けると、ページ制御処理4
05に対して終了通知(C12)を送る。さらに、画像
形成処理が終了して印刷が終了するとエンジンI/F部
306から排紙通知(C13)がエンジン状態管理40
7に通知される。
転送終了通知(C11)を受けると、ページ制御処理4
05に対して終了通知(C12)を送る。さらに、画像
形成処理が終了して印刷が終了するとエンジンI/F部
306から排紙通知(C13)がエンジン状態管理40
7に通知される。
【0112】エンジン状態管理407は、排紙通知(C
13)を受けると、ページ制御処理405に対して排紙
通知(C14)を送る。
13)を受けると、ページ制御処理405に対して排紙
通知(C14)を送る。
【0113】ページ制御処理405は、排紙通知(C1
4)を受けると当該ページを圧縮データ格納部411か
ら削除する。
4)を受けると当該ページを圧縮データ格納部411か
ら削除する。
【0114】この生成通知(C4)〜排紙通知(C1
4)のシーケンスは、ページ単位に行われ、ジョブ中の
全ページの処理が終了すると、ページ制御処理405よ
りジョブ制御処理401に対して終了通知(C15)が
送られる。ジョブ制御処理401は、終了通知(C1
5)を受けて当該ジョブに関する属性情報等の削除を行
う。
4)のシーケンスは、ページ単位に行われ、ジョブ中の
全ページの処理が終了すると、ページ制御処理405よ
りジョブ制御処理401に対して終了通知(C15)が
送られる。ジョブ制御処理401は、終了通知(C1
5)を受けて当該ジョブに関する属性情報等の削除を行
う。
【0115】次に、図7を参照して、「調整用圧縮デー
タ生成ジョブ」の制御シーケンスについて説明する。
タ生成ジョブ」の制御シーケンスについて説明する。
【0116】図7は、本発明の印刷装置に係る第1実施
形態における「調整用圧縮データ生成ジョブ」の制御シ
ーケンスを示す模式図であり、図5と同一のものには同
一の符号を付してある。
形態における「調整用圧縮データ生成ジョブ」の制御シ
ーケンスを示す模式図であり、図5と同一のものには同
一の符号を付してある。
【0117】まず、電源投入時もしくはハードリセット
が行われると、ジョブ制御処理401に対してOSレベ
ルから起動許可通知が送られる(起動(C21))。ジ
ョブ制御処理401は、起動(C21)を受けると、調
整用圧縮データ生成ジョブ準備(C22)を行う。詳細
には、RAM307に構成された不図示のジョブ情報格
納領域307−1に新規にジョブ情報テーブルを獲得し
て、ジョブキュー412に登録する。このジョブ情報テ
ーブルに、「調整用画像生成ジョブ」の種別情報を設定
する。以上の処理が調整用圧縮データ生成ジョブ準備
(C22)である。
が行われると、ジョブ制御処理401に対してOSレベ
ルから起動許可通知が送られる(起動(C21))。ジ
ョブ制御処理401は、起動(C21)を受けると、調
整用圧縮データ生成ジョブ準備(C22)を行う。詳細
には、RAM307に構成された不図示のジョブ情報格
納領域307−1に新規にジョブ情報テーブルを獲得し
て、ジョブキュー412に登録する。このジョブ情報テ
ーブルに、「調整用画像生成ジョブ」の種別情報を設定
する。以上の処理が調整用圧縮データ生成ジョブ準備
(C22)である。
【0118】さらに、ジョブ制御処理401は、解析処
理402に対して印字データ格納部408の印刷データ
を解析するように開始指示(C23)を行う。解析処理
402は、開始指示(C23)を受けると、前記データ
を処理すると中間データ格納部410に格納し、ページ
制御処理405に生成通知(C24)を送る。
理402に対して印字データ格納部408の印刷データ
を解析するように開始指示(C23)を行う。解析処理
402は、開始指示(C23)を受けると、前記データ
を処理すると中間データ格納部410に格納し、ページ
制御処理405に生成通知(C24)を送る。
【0119】ページ制御処理405は、生成通知(C2
4)を受けると中間データ格納部410に格納されたデ
ータを指定して、展開圧縮処理403に対して開始指示
(C25)を出す。展開圧縮処理403は、開始指示
(C25)を受けると、圧縮データ格納部411の所定
の予約領域(調整用圧縮データ格納領域411a)に圧
縮データを格納してページ制御処理405に終了通知
(C26)を行う。
4)を受けると中間データ格納部410に格納されたデ
ータを指定して、展開圧縮処理403に対して開始指示
(C25)を出す。展開圧縮処理403は、開始指示
(C25)を受けると、圧縮データ格納部411の所定
の予約領域(調整用圧縮データ格納領域411a)に圧
縮データを格納してページ制御処理405に終了通知
(C26)を行う。
【0120】ページ制御処理405は、終了通知(C2
6)を受けると、前記ページが属するジョブの種別情報
に「制御用圧縮データ生成ジョブ」があると、その時点
で当該ページの処理を終了する。生成通知(C24)〜
終了通知(C26)までは調整用圧縮データの種別毎に
繰り返され、全種別が終了すると、ページ制御処理40
5から終了通知(C27)がジョブ制御処理401に送
られる。この調整用圧縮データの種別とは、例えば「Y
色ずれ調整用圧縮データ」、「M色ずれ調整用圧縮デー
タ」等である。
6)を受けると、前記ページが属するジョブの種別情報
に「制御用圧縮データ生成ジョブ」があると、その時点
で当該ページの処理を終了する。生成通知(C24)〜
終了通知(C26)までは調整用圧縮データの種別毎に
繰り返され、全種別が終了すると、ページ制御処理40
5から終了通知(C27)がジョブ制御処理401に送
られる。この調整用圧縮データの種別とは、例えば「Y
色ずれ調整用圧縮データ」、「M色ずれ調整用圧縮デー
タ」等である。
【0121】最後に、図8を参照して、「調整動作」の
制御シーケンスについて説明する。
制御シーケンスについて説明する。
【0122】図8は、本発明の印刷装置に係る第1実施
形態における「調整動作」の制御シーケンスを示す模式
図であり、図5と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
形態における「調整動作」の制御シーケンスを示す模式
図であり、図5と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0123】まず、エンジン部105からの制御要求
は、ビデオI/Fを介してエンジンI/F部306に伝
えられる。エンジンI/F部306は制御要求を受ける
とエンジン状態管理407に制御要求(C31)を送
る。エンジン状態管理407は、制御要求(C31)を
受けると、ページ制御処理405に制御要求(C32)
を通知する。
は、ビデオI/Fを介してエンジンI/F部306に伝
えられる。エンジンI/F部306は制御要求を受ける
とエンジン状態管理407に制御要求(C31)を送
る。エンジン状態管理407は、制御要求(C31)を
受けると、ページ制御処理405に制御要求(C32)
を通知する。
【0124】ページ制御処理405は、制御要求(C3
2)受けると、印刷処理の終了待ち(C33)を行う。
詳細には、新規の開始指示(C7(図6))を一時停止
して、既に印刷処理406に開始通知(C7(図6))
を行っているページの排紙通知(C14(図6))を待
つ。以上の処理が印刷処理の終了待ち(C33)であ
る。
2)受けると、印刷処理の終了待ち(C33)を行う。
詳細には、新規の開始指示(C7(図6))を一時停止
して、既に印刷処理406に開始通知(C7(図6))
を行っているページの排紙通知(C14(図6))を待
つ。以上の処理が印刷処理の終了待ち(C33)であ
る。
【0125】次に、ページ制御処理405は、印刷処理
の終了待ち(C33)を完了すると、印刷処理406に
対して制御開始指示(C34)を送る。印刷処理406
は、制御開始指示(C34)を受けると、伸張処理40
4に対してページを指定して処理の開始指示(C35)
を行い、同時にエンジンI/F部306に対して制御開
始指示(C36)を行う。
の終了待ち(C33)を完了すると、印刷処理406に
対して制御開始指示(C34)を送る。印刷処理406
は、制御開始指示(C34)を受けると、伸張処理40
4に対してページを指定して処理の開始指示(C35)
を行い、同時にエンジンI/F部306に対して制御開
始指示(C36)を行う。
【0126】そして、画像の転送が終了すると、まず伸
張処理404から印刷処理406に対して終了通知(C
37)が送られ、エンジンI/F部306からも印刷処
理406にデータ転送終了通知(C38)が送られる。
張処理404から印刷処理406に対して終了通知(C
37)が送られ、エンジンI/F部306からも印刷処
理406にデータ転送終了通知(C38)が送られる。
【0127】印刷処理406は、終了通知(C37)と
データ転送終了通知(C38)を受けると、ページ制御
処理405に対して終了通知(C39)を送る。さら
に、調整制御処理が終了してフィードバック値が確定す
ると、エンジンI/F部306から制御結果(C40)
がエンジン状態管理407に通知される。
データ転送終了通知(C38)を受けると、ページ制御
処理405に対して終了通知(C39)を送る。さら
に、調整制御処理が終了してフィードバック値が確定す
ると、エンジンI/F部306から制御結果(C40)
がエンジン状態管理407に通知される。
【0128】エンジン状態管理407は、制御結果(C
40)を受けると、制御結果を所定テーブル(例えば、
図3に示すEEPROM310内に設けられるテーブル
で、各色の画像形成時に参照される各色毎の色ずれ調整
データ等が格納されている)に反映して(C41)、ペ
ージ制御処理405に対して制御終了(C42)を通知
する。
40)を受けると、制御結果を所定テーブル(例えば、
図3に示すEEPROM310内に設けられるテーブル
で、各色の画像形成時に参照される各色毎の色ずれ調整
データ等が格納されている)に反映して(C41)、ペ
ージ制御処理405に対して制御終了(C42)を通知
する。
【0129】ページ制御処理405は、制御終了(C4
2)の通知を受けると当該ページを圧縮データ格納部4
11にそのまま保持して調整動作を終了する。そして、
ページ制御処理405は、印刷処理伸張処理の終了待ち
(C33)において、一時停止していた、新規の開始指
示(C7(図6))を再開する。
2)の通知を受けると当該ページを圧縮データ格納部4
11にそのまま保持して調整動作を終了する。そして、
ページ制御処理405は、印刷処理伸張処理の終了待ち
(C33)において、一時停止していた、新規の開始指
示(C7(図6))を再開する。
【0130】以下、図9,図10のフローチャートを参
照して、図6〜図8に示したジョブ制御処理401,ペ
ージ制御処理405の処理手順について説明する。
照して、図6〜図8に示したジョブ制御処理401,ペ
ージ制御処理405の処理手順について説明する。
【0131】図9は、本発明の印刷装置における第1の
制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図3
に示したCPU309によりROM303又はその他の
記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行される
ジョブ制御処理401に対応する。また、S11〜S1
8は各ステップを示す。さらに、図6〜図8と同一のも
のには同一の符号を付してある。
制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図3
に示したCPU309によりROM303又はその他の
記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行される
ジョブ制御処理401に対応する。また、S11〜S1
8は各ステップを示す。さらに、図6〜図8と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0132】ジョブ制御処理401は、起動許可通知C
21を受けるまで待機し(S11)、起動許可通知C2
1を受けると、調整用圧縮データ生成ジョブ準備C22
を行い、解析処理402に対して開始指示C23を送る
(S12)。
21を受けるまで待機し(S11)、起動許可通知C2
1を受けると、調整用圧縮データ生成ジョブ準備C22
を行い、解析処理402に対して開始指示C23を送る
(S12)。
【0133】そして、ページ制御処理405からの終了
通知C27を受けるまで待機し(S14)、ページ制御
処理405からの終了通知C27を受けると、続いてホ
ストI/F302にデータの有無を照会し、データが無
い場合はデータ有りとなるまで待機し(S15)、デー
タが有る場合は、通常印刷ジョブ準備C2を行い(S1
6)、解析処理402に対して開始指示C3を送る(S
17)。
通知C27を受けるまで待機し(S14)、ページ制御
処理405からの終了通知C27を受けると、続いてホ
ストI/F302にデータの有無を照会し、データが無
い場合はデータ有りとなるまで待機し(S15)、デー
タが有る場合は、通常印刷ジョブ準備C2を行い(S1
6)、解析処理402に対して開始指示C3を送る(S
17)。
【0134】そして、ページ制御処理405からの終了
通知C15を受けるまで待機し(S18)、ページ制御
処理405からの終了通知C15を受けると、ステップ
S15に戻る。
通知C15を受けるまで待機し(S18)、ページ制御
処理405からの終了通知C15を受けると、ステップ
S15に戻る。
【0135】図10は、本発明の印刷装置における第1
の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図
3に示したCPU309によりROM303又はその他
の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行され
るページ制御処理405に対応する。また、S21〜S
30は各ステップを示す。さらに、図6〜図8と同一の
ものには同一の符号を付してある。
の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図
3に示したCPU309によりROM303又はその他
の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行され
るページ制御処理405に対応する。また、S21〜S
30は各ステップを示す。さらに、図6〜図8と同一の
ものには同一の符号を付してある。
【0136】ページ制御処理405は、外部からの通知
を受けるまで待機し(S21)、外部からの通知を受け
ると、その通知が生成通知であるか否かを判定し(S2
2)、生成通知である場合は、さらに、その生成通知が
通常ページの生成通知であるか否かを判定し(S2
3)、通常ページの生成通知である場合は、展開圧縮処
理403に開始指示C5を出して展開圧縮処理403か
らの終了通知C6を待つ(S24)。
を受けるまで待機し(S21)、外部からの通知を受け
ると、その通知が生成通知であるか否かを判定し(S2
2)、生成通知である場合は、さらに、その生成通知が
通常ページの生成通知であるか否かを判定し(S2
3)、通常ページの生成通知である場合は、展開圧縮処
理403に開始指示C5を出して展開圧縮処理403か
らの終了通知C6を待つ(S24)。
【0137】展開圧縮処理403からの終了通知C6が
来ると、印刷処理406に対して開始指示C7を出し
て、印刷処理406からの排紙終了C14を待つ(S2
5)。そして、印刷処理406からの排紙終了C14が
来ると圧縮データを圧縮データ格納部411から削除し
て、ステップS21の処理に戻る。
来ると、印刷処理406に対して開始指示C7を出し
て、印刷処理406からの排紙終了C14を待つ(S2
5)。そして、印刷処理406からの排紙終了C14が
来ると圧縮データを圧縮データ格納部411から削除し
て、ステップS21の処理に戻る。
【0138】一方、ステップS23で、生成通知が通常
ページの生成通知ではなかったと判定された場合は、調
整用圧縮データ生成ページであるので、展開圧縮処理4
03に開始指示C25を出して、展開圧縮処理403か
らの終了通知C26を待つ(S27)。そして、展開圧
縮処理403からの終了通知C26が来ると、ステップ
S21の処理に戻る。
ページの生成通知ではなかったと判定された場合は、調
整用圧縮データ生成ページであるので、展開圧縮処理4
03に開始指示C25を出して、展開圧縮処理403か
らの終了通知C26を待つ(S27)。そして、展開圧
縮処理403からの終了通知C26が来ると、ステップ
S21の処理に戻る。
【0139】一方、ステップS22で、外部からの通知
が生成通知ではないと判定された場合は、外部からの通
知が制御要求であるか否かを判定し(S28)、制御要
求である場合は、印刷処理の終了待ちC33を行い(S
29)、終了後に制御開始指示C34を印刷処理406
に送って制御処理(調整用画像データの伸張処理、及び
伸張された調整用画像データを用いた調整動作)を行う
(S30)。制御処理が終了すると、ステップS21の
処理に戻る。
が生成通知ではないと判定された場合は、外部からの通
知が制御要求であるか否かを判定し(S28)、制御要
求である場合は、印刷処理の終了待ちC33を行い(S
29)、終了後に制御開始指示C34を印刷処理406
に送って制御処理(調整用画像データの伸張処理、及び
伸張された調整用画像データを用いた調整動作)を行う
(S30)。制御処理が終了すると、ステップS21の
処理に戻る。
【0140】以上説明したように、構成して制御を行う
ことによって、調整用画像パターンを比較的コンパクト
なPDLデータ形式で不揮発性メモリに保持し、調整動
作を行うより予め(前)に、前記データを画像形成に近
い圧縮イメージ形式に変換して格納し、調整動作の実行
タイミングの自由度を高めて実行時間を短縮しながら、
不揮発性メモリの必要容量を抑えてコストを低減するこ
とを両立させることができる。
ことによって、調整用画像パターンを比較的コンパクト
なPDLデータ形式で不揮発性メモリに保持し、調整動
作を行うより予め(前)に、前記データを画像形成に近
い圧縮イメージ形式に変換して格納し、調整動作の実行
タイミングの自由度を高めて実行時間を短縮しながら、
不揮発性メモリの必要容量を抑えてコストを低減するこ
とを両立させることができる。
【0141】また、調整用画像をデータフローの下流か
ら発生させるため、上流行程は通常画像生成処理を平行
動作させることも可能となる。
ら発生させるため、上流行程は通常画像生成処理を平行
動作させることも可能となる。
【0142】さらに、PDL形式で調整用画像パターン
を保持することで、調整用画像パターンの変更を容易に
する。
を保持することで、調整用画像パターンの変更を容易に
する。
【0143】なお、図8では、エンジンI/F部306
からの制御要求(C31)により、調整動作を実行する
構成について説明したが、ユーザによるパネルI/F部
からの制御実行要求に応じて、図8に示した調整動作を
実行するように構成してもよい。
からの制御要求(C31)により、調整動作を実行する
構成について説明したが、ユーザによるパネルI/F部
からの制御実行要求に応じて、図8に示した調整動作を
実行するように構成してもよい。
【0144】〔第2実施形態〕以下、本発明の第2実施
形態について説明する。
形態について説明する。
【0145】第2実施形態において特に説明のない項目
は、名称、図番とも上記第1実施形態と同一である。
は、名称、図番とも上記第1実施形態と同一である。
【0146】なお、上記第1実施形態では、ジョブの種
別として「通常印刷ジョブ」,「調整用圧縮データ生成
ジョブ」を有する場合について説明したが、本実施形態
では、上記第1実施形態で説明済みの「通常印刷ジョ
ブ」,「調整用圧縮データ生成ジョブ」に加えて「調整
実行ジョブ」を有する。この「調整実行ジョブ」は、調
整用PDLデータを調整用圧縮データに変換して、実際
に調整実行を行うジョブモードである。
別として「通常印刷ジョブ」,「調整用圧縮データ生成
ジョブ」を有する場合について説明したが、本実施形態
では、上記第1実施形態で説明済みの「通常印刷ジョ
ブ」,「調整用圧縮データ生成ジョブ」に加えて「調整
実行ジョブ」を有する。この「調整実行ジョブ」は、調
整用PDLデータを調整用圧縮データに変換して、実際
に調整実行を行うジョブモードである。
【0147】本実施形態では、濃度調整(印刷濃度のガ
ンマ(γ)調整)動作をこの調整実行ジョブを用いて行
い、色ずれ調整(補正)動作を上記第1実施形態と同様
の方法で行うことによって、実行タイミングに対する要
求の高い色ずれ調整の実行タイミングの自由度を得ると
共に、実行タイミングに対する要求が低い濃度調整を
「調整実行ジョブ」で実行することによって、調整用圧
縮データのデータ量を少なくすることができる。
ンマ(γ)調整)動作をこの調整実行ジョブを用いて行
い、色ずれ調整(補正)動作を上記第1実施形態と同様
の方法で行うことによって、実行タイミングに対する要
求の高い色ずれ調整の実行タイミングの自由度を得ると
共に、実行タイミングに対する要求が低い濃度調整を
「調整実行ジョブ」で実行することによって、調整用圧
縮データのデータ量を少なくすることができる。
【0148】以下、図11の制御フローを参照して、本
発明の印刷装置に係る第2実施形態における「調整実行
ジョブ」の制御シーケンスについて説明する。
発明の印刷装置に係る第2実施形態における「調整実行
ジョブ」の制御シーケンスについて説明する。
【0149】図11は、本発明の印刷装置に係る第2実
施形態における「調整実行ジョブ」の制御シーケンスを
示す模式図であり、図5と同一のものには同一の符号を
付してある。
施形態における「調整実行ジョブ」の制御シーケンスを
示す模式図であり、図5と同一のものには同一の符号を
付してある。
【0150】まず、ユーザがパネル部104から濃度調
整を行うことを指示すると、パネルI/F部301を介
して、ジョブ制御処理401に対してジョブ生成開始指
示(制御実行(C41))が送られる。
整を行うことを指示すると、パネルI/F部301を介
して、ジョブ制御処理401に対してジョブ生成開始指
示(制御実行(C41))が送られる。
【0151】ジョブ制御処理401は、制御実行(C4
1)を受けると、調整実行ジョブ準備(C42)を行
う。詳細には、RAM307に構成された不図示のジョ
ブ情報格納領域307−1に新規にジョブ情報テーブル
を獲得して、ジョブキュー412に登録する。このジョ
ブ情報テーブルに、「調整実行ジョブ」の種別情報を設
定する。以上の処理が図11の調整実行ジョブ準備(C
42)である。
1)を受けると、調整実行ジョブ準備(C42)を行
う。詳細には、RAM307に構成された不図示のジョ
ブ情報格納領域307−1に新規にジョブ情報テーブル
を獲得して、ジョブキュー412に登録する。このジョ
ブ情報テーブルに、「調整実行ジョブ」の種別情報を設
定する。以上の処理が図11の調整実行ジョブ準備(C
42)である。
【0152】さらに、ジョブ制御処理401は、解析処
理402に対して印字データ格納部408の印刷データ
を解析するように開始指示(C43)する。
理402に対して印字データ格納部408の印刷データ
を解析するように開始指示(C43)する。
【0153】解析処理402は、開始指示(C43)を
受けて、前記印刷データを解析処理すると中間データ格
納部410に格納し、ページ制御処理405に生成通知
(C44)を送る。
受けて、前記印刷データを解析処理すると中間データ格
納部410に格納し、ページ制御処理405に生成通知
(C44)を送る。
【0154】ページ制御処理405は、解析処理402
からの生成通知(C44)を受けると、中間データ格納
部410に格納されたデータを指定して、展開圧縮処理
403に対して開始指示(C45)を出す。
からの生成通知(C44)を受けると、中間データ格納
部410に格納されたデータを指定して、展開圧縮処理
403に対して開始指示(C45)を出す。
【0155】展開圧縮処理403は、ページ制御処理4
05からの開始指示(C45)を受けると、圧縮データ
格納部411の所定の予約領域に圧縮データを格納して
ページ制御処理405に終了通知(C46)する。
05からの開始指示(C45)を受けると、圧縮データ
格納部411の所定の予約領域に圧縮データを格納して
ページ制御処理405に終了通知(C46)する。
【0156】ページ制御処理405は、展開圧縮処理4
03から終了通知(C46)を受けた後、前記ページが
属するジョブの種別情報に「制御実行ジョブ」がある
と、印刷処理406に対して制御開始指示(C47)を
送る。
03から終了通知(C46)を受けた後、前記ページが
属するジョブの種別情報に「制御実行ジョブ」がある
と、印刷処理406に対して制御開始指示(C47)を
送る。
【0157】印刷処理406は、制御開始指示(C4
7)を受けると、伸張処理404に対してページを指定
して処理の開始指示(C48)を行い、同時にエンジン
I/F部306に対して制御開始指示(C49)を行
う。
7)を受けると、伸張処理404に対してページを指定
して処理の開始指示(C48)を行い、同時にエンジン
I/F部306に対して制御開始指示(C49)を行
う。
【0158】画像の転送が終了すると、まず伸張処理4
04から印刷処理406に対して終了通知(C50)が
送られ、エンジンI/F部306からも印刷処理406
にデータ転送終了通知(C51)が送られる。
04から印刷処理406に対して終了通知(C50)が
送られ、エンジンI/F部306からも印刷処理406
にデータ転送終了通知(C51)が送られる。
【0159】印刷処理406は、終了通知(C50)と
データ転送終了通知(C51)を受けると、ページ制御
処理405に対して終了通知(C52)を送る。
データ転送終了通知(C51)を受けると、ページ制御
処理405に対して終了通知(C52)を送る。
【0160】さらに、エンジンI/F部306は、調整
制御処理が終了してフィードバック値が確定すると、エ
ンジンI/F部306から制御結果(C53)がエンジ
ン状態管理407に通知される。
制御処理が終了してフィードバック値が確定すると、エ
ンジンI/F部306から制御結果(C53)がエンジ
ン状態管理407に通知される。
【0161】エンジン状態管理407は、制御結果(C
53)を受けると、制御結果を所定テーブル(例えば、
図3に示すEEPROM310内に設けられるテーブル
で、各色の画像形成時に参照される各色毎の濃度調整デ
ータ等が格納されている)に反映して(C54)、ペー
ジ制御処理405に対して制御終了(C55)を送る。
53)を受けると、制御結果を所定テーブル(例えば、
図3に示すEEPROM310内に設けられるテーブル
で、各色の画像形成時に参照される各色毎の濃度調整デ
ータ等が格納されている)に反映して(C54)、ペー
ジ制御処理405に対して制御終了(C55)を送る。
【0162】ページ制御処理405は、エンジン状態管
理407から制御終了(C55)を受けると、当該ペー
ジを圧縮データ格納部411から削除し、ジョブ制御処
理401に終了通知を送信する(C56)。
理407から制御終了(C55)を受けると、当該ペー
ジを圧縮データ格納部411から削除し、ジョブ制御処
理401に終了通知を送信する(C56)。
【0163】以上説明したように構成して、制御を行う
ことによって、調整用画像パターンを比較的コンパクト
なPDLデータ形式で不揮発性メモリに保持し、実行タ
イミングに対する要求の高い調整動作に対する調整用デ
ータ(色ずれ調整データ等)は、調整動作を行うより予
め(前)に前記データを画像形成に近い圧縮イメージ形
式に変換格納し、それ以外の調整動作に対する調整用デ
ータ(濃度調整データ等)は、調整動作実行時にPDL
データ形式からデータ変換を行い、実行タイミングの自
由度を得ると共に、調整用圧縮データのデータ量を少な
くすることができる。
ことによって、調整用画像パターンを比較的コンパクト
なPDLデータ形式で不揮発性メモリに保持し、実行タ
イミングに対する要求の高い調整動作に対する調整用デ
ータ(色ずれ調整データ等)は、調整動作を行うより予
め(前)に前記データを画像形成に近い圧縮イメージ形
式に変換格納し、それ以外の調整動作に対する調整用デ
ータ(濃度調整データ等)は、調整動作実行時にPDL
データ形式からデータ変換を行い、実行タイミングの自
由度を得ると共に、調整用圧縮データのデータ量を少な
くすることができる。
【0164】〔その他の実施形態〕上記第1,第2実施
形態では、エンジンI/F部306又はパネルI/F部
301からの制御実行指示に応じて、圧縮データ格納部
411内の調整用圧縮データ格納領域411aに格納さ
れている調整用圧縮データ又は調整用PDLデータ格納
部(制御データ格納部)409に格納されている調整用
PDLデータに基づいて、調整動作を行う場合について
説明したが、外部機器101からホストI/F部302
を介して印字データ格納部408に対して制御用PDL
データを送り、ジョブ制御処理401に対して制御実行
を指示するように構成してもよい。これによって、外部
装置を含めたフィードバック調整制御を容易に実現する
ことができる。
形態では、エンジンI/F部306又はパネルI/F部
301からの制御実行指示に応じて、圧縮データ格納部
411内の調整用圧縮データ格納領域411aに格納さ
れている調整用圧縮データ又は調整用PDLデータ格納
部(制御データ格納部)409に格納されている調整用
PDLデータに基づいて、調整動作を行う場合について
説明したが、外部機器101からホストI/F部302
を介して印字データ格納部408に対して制御用PDL
データを送り、ジョブ制御処理401に対して制御実行
を指示するように構成してもよい。これによって、外部
装置を含めたフィードバック調整制御を容易に実現する
ことができる。
【0165】なお、上記各実施形態では、本発明の印刷
装置を、ホストI/F部302を介して外部機器から入
力される印刷データを印刷処理する印刷装置、即ち本発
明に好適であるレーザビームプリンタに対して適用して
いるが、画質や色味の維持向上のために、調整動作を行
う必要がある印刷装置であれば、本発明の印刷装置は、
例えばインクジェットプリンタ、ファクシミリ、複写
機、あるいはこれらの複合機、即ち、原稿読取部やファ
クシミリ部を設け、原稿読取部から読み込んだ原稿画像
データや、HDユニット314に格納された画像データ
や、公衆回線を介して入力されたファクシミリ受信デー
タ等を印刷処理可能な印刷装置に対しても適用可能であ
る。
装置を、ホストI/F部302を介して外部機器から入
力される印刷データを印刷処理する印刷装置、即ち本発
明に好適であるレーザビームプリンタに対して適用して
いるが、画質や色味の維持向上のために、調整動作を行
う必要がある印刷装置であれば、本発明の印刷装置は、
例えばインクジェットプリンタ、ファクシミリ、複写
機、あるいはこれらの複合機、即ち、原稿読取部やファ
クシミリ部を設け、原稿読取部から読み込んだ原稿画像
データや、HDユニット314に格納された画像データ
や、公衆回線を介して入力されたファクシミリ受信デー
タ等を印刷処理可能な印刷装置に対しても適用可能であ
る。
【0166】また、調整動作の実行要求は、外部装置1
01からホストI/F部302介して行うことも可能で
あるし、パネル部104から行うことも可能である。
01からホストI/F部302介して行うことも可能で
あるし、パネル部104から行うことも可能である。
【0167】また、上記各実施形態では、制御データ格
納部409にPDLデータ形式で格納される調整用画像
データを、予めイメージ圧縮データ形式に変換して圧縮
データ格納部411内の調整用圧縮データ格納領域41
1aに格納しておき、調整動作実行時に、さらにイメー
ジ圧縮データをイメージデータに伸張して調整動作を実
行する構成について説明したが、制御データ格納部40
9に予め中間データ(描画オブジェクト単位の圧縮デー
タ形式のデータ)を格納しておき、該格納される中間デ
ータを、起動時等の調整動作実行前に、予めイメージ圧
縮データ形式に変換して圧縮データ格納部411内の調
整用圧縮データ格納領域411aに格納しておき、調整
動作実行時に、さらにイメージ圧縮データをイメージデ
ータに伸張して調整動作を実行するように構成してもよ
い。
納部409にPDLデータ形式で格納される調整用画像
データを、予めイメージ圧縮データ形式に変換して圧縮
データ格納部411内の調整用圧縮データ格納領域41
1aに格納しておき、調整動作実行時に、さらにイメー
ジ圧縮データをイメージデータに伸張して調整動作を実
行する構成について説明したが、制御データ格納部40
9に予め中間データ(描画オブジェクト単位の圧縮デー
タ形式のデータ)を格納しておき、該格納される中間デ
ータを、起動時等の調整動作実行前に、予めイメージ圧
縮データ形式に変換して圧縮データ格納部411内の調
整用圧縮データ格納領域411aに格納しておき、調整
動作実行時に、さらにイメージ圧縮データをイメージデ
ータに伸張して調整動作を実行するように構成してもよ
い。
【0168】さらに、制御データ格納部409にPDL
データ形式で格納される調整用画像データを、予め中間
データ(描画オブジェクト単位の圧縮データ形式のデー
タ)に変換して中間データ格納部410内の所定領域に
格納しておき、調整動作実行時に、さらに予め中間デー
タ(描画オブジェクト単位の圧縮データ形式の調整用画
像データ)をイメージデータに展開して調整動作を実行
するように構成してもよい。
データ形式で格納される調整用画像データを、予め中間
データ(描画オブジェクト単位の圧縮データ形式のデー
タ)に変換して中間データ格納部410内の所定領域に
格納しておき、調整動作実行時に、さらに予め中間デー
タ(描画オブジェクト単位の圧縮データ形式の調整用画
像データ)をイメージデータに展開して調整動作を実行
するように構成してもよい。
【0169】以上説明したように、本発明に係る印刷装
置によれば、調整用画像パターンを比較的コンパクトな
データ形式(例えばPDLデータ形式)で不揮発性メモ
リに保持し、調整動作を行うより予め(前)に、前記デ
ータを画像形成に近いデータ形式(例えば圧縮イメージ
形式)に変換し格納しておくことによって、調整動作の
実行タイミングの自由度を高めて実行時間を短縮しなが
ら、不揮発性メモリの必要容量を抑えてコストを低減す
ることを両立させることができる。
置によれば、調整用画像パターンを比較的コンパクトな
データ形式(例えばPDLデータ形式)で不揮発性メモ
リに保持し、調整動作を行うより予め(前)に、前記デ
ータを画像形成に近いデータ形式(例えば圧縮イメージ
形式)に変換し格納しておくことによって、調整動作の
実行タイミングの自由度を高めて実行時間を短縮しなが
ら、不揮発性メモリの必要容量を抑えてコストを低減す
ることを両立させることができる。
【0170】また、調整用画像をデータフローの下流か
ら発生させるため、上流行程は通常画像生成処理を平行
動作させることも可能となる。
ら発生させるため、上流行程は通常画像生成処理を平行
動作させることも可能となる。
【0171】さらに、PDL形式で調整用画像パターン
を保持することで、調整用画像パターンの変更を容易に
する。
を保持することで、調整用画像パターンの変更を容易に
する。
【0172】また、実行タイミングに対する要求の高い
調整用データは、調整動作を行うより予め(前)に前記
データを画像形成に近い圧縮イメージ形式に変換格納
し、それ以外の調整動作は、調整動作実行時にPDLデ
ータ形式からデータ変換を行い、実行タイミングの自由
度を得ると共に、調整用圧縮データのデータ量を少なく
することができる。
調整用データは、調整動作を行うより予め(前)に前記
データを画像形成に近い圧縮イメージ形式に変換格納
し、それ以外の調整動作は、調整動作実行時にPDLデ
ータ形式からデータ変換を行い、実行タイミングの自由
度を得ると共に、調整用圧縮データのデータ量を少なく
することができる。
【0173】さらに、上記各実施形態を組み合わせた構
成も本発明に含まれるものである。
成も本発明に含まれるものである。
【0174】以上のように、調整用画像パターンを比較
的コンパクトなデータ形式(例えばPDLデータ形式)
で不揮発性メモリに保持し、調整動作を行うより予め
(前)に、前記データを画像形式に近いデータ形式(例
えば圧縮イメージ形式)に変換し格納することにより、
調整動作の実行タイミングの自由度を高めて実行時間を
短縮しながら、不揮発性メモリの必要容量を抑えてコス
トを低減することを両立させることができる。
的コンパクトなデータ形式(例えばPDLデータ形式)
で不揮発性メモリに保持し、調整動作を行うより予め
(前)に、前記データを画像形式に近いデータ形式(例
えば圧縮イメージ形式)に変換し格納することにより、
調整動作の実行タイミングの自由度を高めて実行時間を
短縮しながら、不揮発性メモリの必要容量を抑えてコス
トを低減することを両立させることができる。
【0175】以下、図12に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る印刷装置で読み出し可能なデータ処理プ
ログラムの構成について説明する。
て本発明に係る印刷装置で読み出し可能なデータ処理プ
ログラムの構成について説明する。
【0176】図12は、本発明に係る印刷装置で読み出
し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体
のメモリマップを説明する模式図である。
し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体
のメモリマップを説明する模式図である。
【0177】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0178】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0179】本実施形態における図9,図10に示す機
能が外部からインストールされるプログラムによって、
ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
能が外部からインストールされるプログラムによって、
ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0180】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0181】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0182】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0183】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0184】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0185】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0186】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0187】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め所定のタイミングで、第1の調整用画像データ格納
メモリに第1の形式で格納される調整用画像データを前
記第1の形式よりイメージデータ形式に近い第2の形式
に変換して第2の調整用画像データ格納メモリに格納し
ておき、調整動作の実行前に、前記第2の調整用画像デ
ータ格納メモリに格納される第2の形式の調整用画像デ
ータをイメージ形式の調整用画像データに変換し、該変
換されるイメージデータ形式の調整用画像データを用い
て調整動作を実行するので、調整動作の実行タイミング
の自由度を高めて実行時間を短縮しながら、不揮発性メ
モリの必要容量を抑えてコストを低減することを両立さ
せることができる。また、調整用画像データをデータフ
ローの下流から発生させるため、上流行程は通常画像生
成処理を平行動作させることも可能となる。さらに、P
DL形式で調整用画像パターンを保持することで、調整
用画像パターンの変更を容易にすることができる。
予め所定のタイミングで、第1の調整用画像データ格納
メモリに第1の形式で格納される調整用画像データを前
記第1の形式よりイメージデータ形式に近い第2の形式
に変換して第2の調整用画像データ格納メモリに格納し
ておき、調整動作の実行前に、前記第2の調整用画像デ
ータ格納メモリに格納される第2の形式の調整用画像デ
ータをイメージ形式の調整用画像データに変換し、該変
換されるイメージデータ形式の調整用画像データを用い
て調整動作を実行するので、調整動作の実行タイミング
の自由度を高めて実行時間を短縮しながら、不揮発性メ
モリの必要容量を抑えてコストを低減することを両立さ
せることができる。また、調整用画像データをデータフ
ローの下流から発生させるため、上流行程は通常画像生
成処理を平行動作させることも可能となる。さらに、P
DL形式で調整用画像パターンを保持することで、調整
用画像パターンの変更を容易にすることができる。
【0188】また、所定の調整動作に対しては、予め所
定のタイミングで、第1の調整用画像データ格納メモリ
に第1の形式で格納される所定の調整動作に対応する調
整用画像データを前記第1の形式よりイメージデータ形
式に近い第2の形式に変換して第2の調整用画像データ
格納メモリに格納しておき、所定の調整動作の実行前
に、前記第2の調整用画像データ格納メモリに格納され
る前記所定の調整動作に対応する第2の形式の調整用画
像データをイメージ形式の調整用画像データに変換し、
該イメージデータ形式に変換される前記所定の調整動作
に対応する調整用画像データを用いて前記所定の調整動
作を実行し、また、所定の調整動作以外の調整動作に対
しては、前記所定の調整動作以外の調整動作の実行前
に、前記第1の調整用画像データ格納メモリに第1の形
式で格納される前記所定の調整動作以外の調整動作に対
応する調整用画像データを前記第2の形式に変換して第
2の調整用画像データ格納メモリに格納し、前記第3の
調整用画像データ格納メモリに格納される前記所定の調
整動作以外の調整動作に対応する第2の形式の調整用画
像データをイメージ形式の調整用画像データに変換し、
該イメージデータ形式に変換される前記所定の調整動作
以外の調整動作に対応する調整用画像データを用いて前
記所定の調整動作を実行するので、実行タイミングに対
する要求の高い調整用データは、調整動作を行うより前
に前記データを画像形成に近い圧縮イメージ形式に変換
格納し、それ以外の調整動作は、調整動作実行時にPD
Lデータ形式からデータ変換を行い、実行タイミングの
自由度を得ると共に、調整用圧縮データのデータ量を少
なくすることができる。
定のタイミングで、第1の調整用画像データ格納メモリ
に第1の形式で格納される所定の調整動作に対応する調
整用画像データを前記第1の形式よりイメージデータ形
式に近い第2の形式に変換して第2の調整用画像データ
格納メモリに格納しておき、所定の調整動作の実行前
に、前記第2の調整用画像データ格納メモリに格納され
る前記所定の調整動作に対応する第2の形式の調整用画
像データをイメージ形式の調整用画像データに変換し、
該イメージデータ形式に変換される前記所定の調整動作
に対応する調整用画像データを用いて前記所定の調整動
作を実行し、また、所定の調整動作以外の調整動作に対
しては、前記所定の調整動作以外の調整動作の実行前
に、前記第1の調整用画像データ格納メモリに第1の形
式で格納される前記所定の調整動作以外の調整動作に対
応する調整用画像データを前記第2の形式に変換して第
2の調整用画像データ格納メモリに格納し、前記第3の
調整用画像データ格納メモリに格納される前記所定の調
整動作以外の調整動作に対応する第2の形式の調整用画
像データをイメージ形式の調整用画像データに変換し、
該イメージデータ形式に変換される前記所定の調整動作
以外の調整動作に対応する調整用画像データを用いて前
記所定の調整動作を実行するので、実行タイミングに対
する要求の高い調整用データは、調整動作を行うより前
に前記データを画像形成に近い圧縮イメージ形式に変換
格納し、それ以外の調整動作は、調整動作実行時にPD
Lデータ形式からデータ変換を行い、実行タイミングの
自由度を得ると共に、調整用圧縮データのデータ量を少
なくすることができる。
【0189】従って、調整動作の実行タイミングの自由
度を高めて実行時間を短縮しながら、不揮発性メモリの
必要容量を抑えてコストを低減することを両立させるこ
とができる等の効果を奏する。
度を高めて実行時間を短縮しながら、不揮発性メモリの
必要容量を抑えてコストを低減することを両立させるこ
とができる等の効果を奏する。
【図1】本発明の第1実施形態を示す印刷装置を適用可
能なプリンタを含むプリントシステムの構成を示すブロ
ック図である。
能なプリンタを含むプリントシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示したプリンタの機構構成を示す摸式図
である。
である。
【図3】図1に示したプリンタコントローラ部の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】本発明の印刷装置に係る第1実施形態の特徴で
あるデータフローを説明するための模式図である。
あるデータフローを説明するための模式図である。
【図5】本発明の印刷装置の第1実施形態における制御
フローを示す模式図である。
フローを示す模式図である。
【図6】本発明の印刷装置に係る第1実施形態における
「通常印刷ジョブ」の制御シーケンスを示す模式図であ
る。
「通常印刷ジョブ」の制御シーケンスを示す模式図であ
る。
【図7】本発明の印刷装置に係る第1実施形態における
「調整用圧縮データ生成ジョブ」の制御シーケンスを示
す模式図である。
「調整用圧縮データ生成ジョブ」の制御シーケンスを示
す模式図である。
【図8】本発明の印刷装置に係る第1実施形態における
「調整動作」の制御シーケンスを示す模式図である。
「調整動作」の制御シーケンスを示す模式図である。
【図9】本発明の印刷装置における第1の制御処理手順
の一例を示すフローチャートである。
の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の印刷装置における第1の制御処理手
順の一例を示すフローチャートである。
順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の印刷装置に係る第2実施形態におけ
る「調整実行ジョブ」の制御シーケンスを示す模式図で
ある。
る「調整実行ジョブ」の制御シーケンスを示す模式図で
ある。
【図12】本発明に係る印刷装置で読み出し可能な各種
データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマッ
プを説明する模式図である。
データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマッ
プを説明する模式図である。
【図13】この種の印刷装置(カラーレーザプリンタ)
における濃度に関するフィードバック調整を説明する図
である。
における濃度に関するフィードバック調整を説明する図
である。
【図14】図13に示した一般的なコントローラ部のデ
ータフローの一例を示す図である。
ータフローの一例を示す図である。
【図15】図13に示した一般的なコントローラ部のデ
ータフローの一例を示す図である。
ータフローの一例を示す図である。
101 外部機器
102 レーザビームプリンタ
103 コントローラ部
104 パネル部
105 エンジン部
303 ROM
307 RAM
309 CPU
310 EEPROM
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04N 1/29 H04N 1/29 G
Fターム(参考) 2C061 AQ06 AR01 HH03 HH08 HJ06
KK18 KK19 KK25 KK35
2C087 AA15 AC08 BC05 BC07 BD13
BD36 BD40 BD53 DA02
5B021 CC05 DD20 NN23
5C074 AA10 BB02 BB03 BB17 DD01
DD16 DD24 DD28 FF15
Claims (24)
- 【請求項1】 外部機器からジョブ単位の印刷データを
受信してページ単位の画像データに変換してページ単位
で画像形成を行う通常印刷モードと、調整動作を行う調
整モードとを有する印刷装置において、 前記調整動作を行うための調整用画像データを第1の形
式で格納する第1の調整画像データ格納手段と、 前記調整動作を行うための調整用画像データを前記第1
の形式よりイメージデータ形式に近い第2の形式で格納
する第2の調整画像データ格納手段と、 前記第1の調整用画像データ格納手段に前記第1の形式
で格納された調整用画像データを前記第2の形式に変換
して前記第2の調整用画像データ格納手段調整用画像デ
ータ格納手段に格納する第1の変換処理を行う第1の変
換手段と、 前記調整動作の実行前に、前記第2の調整用画像データ
格納手段に前記第2の形式で格納された調整用画像デー
タを、イメージデータ形式の調整用画像データに変換す
る第2の変換処理を行う第2の変換手段と、 前記第2の変換手段によりイメージデータ形式に変換さ
れた調整用画像データを用いて調整動作を実行する調整
動作実行手段と、 前記第1の変換手段による第1の変換処理、前記第2の
変換手段による第2の変換処理、および前記調整動作実
行手段による調整動作の実行を制御する制御手段と、を
有することを特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、予め所定のタイミング
で、前記第1の変換手段に第1の変換処理を実行させて
おくとともに、前記調整動作実行手段による調整動作実
行前に、前記第2の変換手段による変換処理を実行させ
ることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。 - 【請求項3】 前記調整動作は、複数の調整動作であ
り、 前記調整用画像データは、前記複数の調整動作にそれぞ
れ対応する複数の調整用画像データであることを特徴と
する請求項1記載の印刷装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記複数の調整用画像
データのうち所定の調整動作に対応する調整用画像デー
タに対しては、予め所定のタイミングで前記第1の変換
手段による第1の変換処理を実行させておくとともに、
前記所定の調整動作の実行前に、前記第2の変換手段に
よる第2の変換処理を実行させ、前記所定の調整動作以
外の調整動作に対応する調整用画像データに対しては、
前記所定の調整動作以外の調整動作の実行前に、前記第
1の変換手段により第1の変換処理と前記第2の変換手
段による第2の変換処理とを実行させることを特徴とす
る請求項3記載の印刷装置。 - 【請求項5】 前記所定のタイミングは、電源投入時で
あることを特徴とする請求項2又は4記載の印刷装置。 - 【請求項6】 前記第1の調整用画像データ格納手段
は、不揮発性のメモリ手段であることを特徴とする請求
項1〜5のいずれかに記載の印刷装置。 - 【請求項7】 前記第1の形式は、ページ記述言語のデ
ータ形式であり、前記第2の形式は、イメージ圧縮デー
タ形式であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
に記載の印刷装置。 - 【請求項8】 前記第1の形式は、ページ記述言語のデ
ータ形式であり、前記第2の形式は、オブジェクト単位
の圧縮データ形式であることを特徴とする請求項1〜6
のいずれかに記載の印刷装置。 - 【請求項9】 前記調整動作は、印刷濃度のガンマ調整
動作を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに
記載の印刷装置。 - 【請求項10】 前記調整動作は、色ズレの補正動作を
含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の
印刷装置。 - 【請求項11】 前記所定の調整動作は、色ズレの補正
動作を含むことを特徴とする請求項4記載の印刷装置。 - 【請求項12】 前記印刷装置は、周知の電子写真方式
によって画像を形成するエンジンを含むことを特徴とす
る請求項1〜11のいずれかに記載の印刷装置。 - 【請求項13】 外部機器からジョブ単位の印刷データ
を受信してページ単位の画像データに変換してページ単
位で画像形成を行う通常印刷モードと、調整動作を行う
調整モードとを有する印刷装置の制御方法において、 予め所定のタイミングで、第1の調整用画像データ格納
メモリに第1の形式で格納される調整用画像データを前
記第1の形式よりイメージデータ形式に近い第2の形式
に変換して第2の調整用画像データ格納メモリ調整用画
像データ格納メモリに格納する第1の変換工程と、 前記調整動作の実行前に、前記第2の調整用画像データ
格納メモリに格納される第2の形式の調整用画像データ
をイメージ形式の調整用画像データに変換する第2の変
換工程と、 前記第2の変換工程により変換されるイメージデータ形
式の調整用画像データを用いて調整動作を実行する調整
動作実行工程と、を有することを特徴とする印刷装置の
制御方法。 - 【請求項14】 外部機器からジョブ単位の印刷データ
を受信してページ単位の画像データに変換してページ単
位で画像形成を行う通常印刷モードと、複数の調整動作
に対応する複数の調整モードを有する印刷装置の制御方
法において、 予め所定のタイミングで、第1の調整用画像データ格納
メモリに第1の形式で格納される複数の調整用画像デー
タのうち所定の調整動作に対応する調整用画像データを
前記第1の形式よりイメージデータ形式に近い第2の形
式に変換して第2の調整用画像データ格納メモリに格納
する第1の変換工程と、 前記所定の調整動作の実行前に、前記第2の調整用画像
データ格納メモリに格納される前記所定の調整動作に対
応する第2の形式の調整用画像データをイメージ形式の
調整用画像データに変換する第2の変換工程と、 前記第2の変換工程によりイメージデータ形式に変換さ
れる前記所定の調整動作に対応する調整用画像データを
用いて前記所定の調整動作を実行する第1の調整動作実
行工程と、 前記所定の調整動作以外の調整動作の実行前に、前記第
1の調整用画像データ格納メモリに第1の形式で格納さ
れる前記所定の調整動作以外の調整動作に対応する調整
用画像データを前記第2の形式に変換して第2の調整用
画像データ格納メモリに格納する第3の変換工程と、 前記第2の調整用画像データ格納メモリに格納される前
記所定の調整動作以外の調整動作に対応する第2の形式
の調整用画像データをイメージ形式の調整用画像データ
に変換する第4の変換工程と、 前記第4の変換工程によりイメージデータ形式に変換さ
れる前記所定の調整動作以外の調整動作に対応する調整
用画像データを用いて前記所定の調整動作を実行する第
2の調整動作実行工程と、を有することを特徴とする印
刷装置の制御方法。 - 【請求項15】 前記所定のタイミングは、電源投入時
であることを特徴とする請求項13又は14記載の印刷
装置の制御方法。 - 【請求項16】 前記第1の調整用画像データ格納メモ
リは、不揮発性のメモリであることを特徴とする請求項
13〜15のいずれかに記載の印刷装置の制御方法。 - 【請求項17】 前記第1の形式は、ページ記述言語の
データ形式であり、前記第2の形式は、イメージ圧縮デ
ータ形式であることを特徴とする請求項13〜16のい
ずれかに記載の印刷装置の制御方法。 - 【請求項18】 前記第1の形式は、ページ記述言語の
データ形式であり、前記第2の形式は、オブジェクト単
位の圧縮データ形式であることを特徴とする請求項13
〜16のいずれかに記載の印刷装置の制御方法。 - 【請求項19】 前記調整動作は、印刷濃度のガンマ調
整動作を含むことを特徴とする請求項13〜18のいず
れかに記載の印刷装置の制御方法。 - 【請求項20】 前記調整動作は、色ズレの補正動作を
含むことを特徴とする請求項13〜18のいずれかに記
載の印刷装置の制御方法。 - 【請求項21】 前記所定の調整動作は、色ズレの補正
動作を含むことを特徴とする請求項14記載の印刷装置
の制御方法。 - 【請求項22】 前記印刷装置は、周知の電子写真方式
によって画像を形成するエンジンを含むことを特徴とす
る請求項13〜21のいずれかに記載の印刷装置の制御
方法。 - 【請求項23】 請求項13〜22のいずれかに記載さ
れた印刷装置の制御方法を実行するプログラム。 - 【請求項24】 請求項13〜22のいずれかに記載さ
れた印刷装置の制御方法を実行するプログラムをコンピ
ュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002042425A JP2003237196A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 印刷装置および印刷装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002042425A JP2003237196A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 印刷装置および印刷装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003237196A true JP2003237196A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27782512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002042425A Pending JP2003237196A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 印刷装置および印刷装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003237196A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007067492A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JP2010085535A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Casio Electronics Co Ltd | 印刷装置 |
-
2002
- 2002-02-20 JP JP2002042425A patent/JP2003237196A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007067492A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JP4685552B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2011-05-18 | シャープ株式会社 | 画像処理装置 |
JP2010085535A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Casio Electronics Co Ltd | 印刷装置 |
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