JP3544021B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、メモリを有する画像処理装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年様々なデジタルカラー複写機が普及しており、このデジタルカラー複写機に対して各種インターフェース装置を接続し、ホストコンピュータからのコンピュータグラフィクス(CG)画像などのデータを出力プリントさせるようなシステムが開発されている。
【0003】
従来、これらのシステムにおいては1台の画像処理装置に対して、デジタルカラー複写機等の記録媒体上に画像を形成する画像出力装置は、1台だけの接続であった。
【0004】
前記画像処理装置では、接続されている画像出力装置は1台だけなので、ホストコンピュータからの画像データを格納するためのフレームメモリを持っているが、画像データの出力の際は、出力する画像データ容量に対しフレームメモリの容量が充分に大きければ、メモリを二つの領域に分割し、第1のメモリ領域を用いたデジタルカラー複写機への出力プリント動作中に、第2のメモリ領域をホストコンピュータからの画像データの入力に用いることによって、画像データの入力処理及び出力処理を並行に行い処理の効率化を図るという提案がある。
【0005】
これをダブルバッファ転送と呼んでおり、高速の画像データの転送が可能である。
【0006】
しかしながら、出力方式の違うデジタルカラー複写機が2台接続する場合、例えば静電写真方式のカラー複写機とインクジェット方式のカラー複写機が接続されていたような場合、静電写真方式では1枚の画像データは1回のフレームメモリへの登録で行うのに対して、インクジェット方式では1枚の画像データを複数回に分けて、小さいサイズのフレームメモリで出力プリントを行う方式をとっており、それぞれのフレームメモリの利用法が異なる。
【0007】
静電写真方式のカラー複写機では、出力プリントの大きさが最大A3サイズの場合が多いが、インクジェット方式のカラー複写機では、A1サイズまで出力プリントが可能な製品もある。これらのカラー複写機を、2台接続した画像処理装置では、A3サイズのフレームメモリを持つがA1サイズまでのフレームメモリを持つことはコストの観点から言って不利である。図16に示すように、A3サイズにおけるRGBフルカラー信号は96MBの容量が必要となる。一方、A1サイズは、A3の4倍384MBもの容量が必要となる。とろこがインクジェット方式の印字では、一回のフレームメモリへの画像データの登録は図16の斜線部分だけ行い、その処理を繰り返し行うことによってA1サイズ1枚分の画像データの出力プリントを行う。
【0008】
ここで、画像処理装置が、A3サイズのフレームメモリ容量を有していて、これに静電写真方式のデジタルカラー複写機とインクジェット方式のデジタルカラー複写機が接続されていたと仮定する。このとき静電写真方式のデジタルカラー複写機からA4サイズの画像データだけを出力プリントしたければ、フレームメモリを二つの領域に分割し、上記説明の如く、ダブルバッファ転送を行い、高速の画像データの転送が可能である。しかし、画像処理装置に静電写真方式のデジタルカラー複写機と同時にインクジェット方式のデジタルカラー複写機が接続されていた場合、A4サイズの2枚分で第1のメモリ領域と第2のメモリ領域がダブルバッファ転送中のため、インクジェット方式の出力プリントを行おうとするとフレームメモリが上書きされてしまい、正常な画像プリントが出来なくなるという問題があった。
【0009】
加えて、静電写真方式の出力プリント時間は、きわめて短い時間で終了してしまうのに対し、インクジェット方式の出力プリント時間は非常に長く、フレームメモリを長時間占有してしまうという問題があった。
【0010】
本願発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、複数の出力装置が接続されている画像処理装置において、互いに他方の処理を干渉することなく画像データの出力処理を効率的に行うことを目的とする。
【0011】
また、複数の格納手段を使用環境に応じて適切に用いることにより、格納手段を効率的に使用することを目的とする。
【0012】
また、記憶領域を使用環境に応じて適切に制御することにより、記憶領域を効率的に使用することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】
本発明は上述の目的を達成するための一手段として以下の構成を備える。
【0014】
本願第1の発明は、複数の画像出力装置を接続可能な画像処理装置であって、画像データを入力する入力手段と、前記入力した画像データを格納する複数の格納手段と、前記複数の格納手段の使用方法に関するモードを外部装置からのコマンドに従って設定する設定手段と、を有し、前記モードには、前記複数の格納手段への書込み処理と読出処理が並行して行われる第1モードと、接続される第1、第2の画像出力装置の夫々に対応して前記複数の格納手段のいずれかが使用される第2モードとが含まれることを特徴とする。
【0015】
本願第2の発明は、複数の出力装置が接続可能な画像処理装置であって、画像データを入力する入力手段と、前記入力した画像データを格納する第1及び第2の格納手段と、前記第1の格納手段を用いて出力装置への画像データ出力動作中に、前記第2の格納手段を前記入力画像データの入力に用いる第1のモードと、前記第1及び第2の格納手段の各々を接続されている前記複数の出力装置の各々に対応させて用いる第2のモードとの一方を設定する設定手段と、有することを特徴とする。
【0016】
本願第3の発明は、複数の出力装置を接続可能な画像処理装置であって、画像データを入力する入力手段と、前記入力した画像データを格納する格納手段と、前記格納手段の記憶領域を制御する制御手段と、前記制御手段により前記格納手段の記憶領域が複数に分割された場合、分割された複数の記憶領域に対して画像データの入出力処理を並行に行う第1のモードと、分割された複数の記憶領域の各々を前記複数の出力手段の各々に対応させて用いる第2のモードとの一方を設定する設定手段と、を有することを特徴とする。
【0017】
【実施例】
以下に、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
【0018】
(第1の実施例)
図1に本発明におけるシステム構成の1例における接続概略構成図を示す。101は本発明の中心をなすインターフェース装置であり、その内部概略構成図を示す。102はホストコンピュータであり、インターフェースケーブル106を介してI/F装置101と接続される。これは、例えばSCSIなどの汎用インターフェースであり、ホストコンピュータ102からコンピュータグラフィクス画像データをI/F装置101のフレームメモリ201、202へ転送し、カラー複写機103、104を用いてプリント出力を得ることができる。また、制御コマンドを送ることでシステム全体をコントロールすることもできる。デジタルカラー複写機103、104は、インターフェースケーブル107及び108によってI/F装置101と接続される。これらは、前述したようにI/F装置101内のフレームメモリ201、202に格納された画像のプリント出力を得るためのものである。また、カラー複写機103、104のスキャナから読み取った画像をI/F装置101内のフレームメモリ201、202に格納することもできる。これらカラー複写機103、104は、ホストコンピュータ102と同様に、その操作部からシステム全体をコントロールすることができる。109、110はフィルムスキャナであり、インターフェースケーブル111、112によってI/F装置101に接続される。これらは、カラー複写機103、104と同様に、スキャナから読み取った画像をI/F装置101内のフレームメモリ201、202に格納することができる。また、これらフィルムスキャナ109、110の替わりにHDTVなどのビデオが像を取り込む装置、また、その他の各種画像取り込み装置が接続可能であり、インターフェース装置101内のフレームメモリに、同様に画像を格納し、プリント出力することができるようになっている。以上は、インターフェース装置101を中心としたシステム構成の説明をした。
【0019】
以下に、インターフェース装置101内部構成の説明をする。203は第1のCPUであり外部に接続されるスキャナ、プリンタ以外のI/Oをコントロールするものである。詳細は後述する。204はCPU203のCPUバスであり、ホストコンピュータ102とのインターフェースをするSCSIコントローラ205、プログラムメモリ206、I/Oバス208をコントロールするバスコントローラ207などが接続されている。また第2のCPU209のCPUバス210と結合できるようにバスコントローラ211も接続されている。第2のCPU209については後述する。I/Oバス208にはI/Oコントローラ212が接続されており、ハードディスクドライブ213、フロッピディスクドライブ214、キーボードコントローラ215、CRTコントローラ216、LCDコントローラ217等の汎用I/Oをコントロールしている。218は液晶表示装置で、インターフェース装置101の状態を常に表示できる様になっている。また、キーボードコントローラ215には操作部219が接続され、インターフェース装置101の初期設定の変更、また、独立にサービスモードの設定ができる様になっている。必要であれば外部にCRTコントローラ216を介しモニタ、さらにキーボードコントローラ215を介してキーボードを接続できる。さらにI/Oバス208にはAUXスロット220、221が用意され、例えばCD−ROMなどのインターフェースカードが装着でき、CD−ROMに格納されている各種画像をフレームメモリ201、202に展開して、プリント出力を得ることもできる。将来、マルチメディア等の対応も可能となっている。
【0020】
第二のCPU209は、外部に接続されるスキャナ、プリンタのコントロール、さらに、フレームメモリ201、202に格納される画像の画像処理、例えば、画像回転、画像の圧縮などの処理も行うことができる。メモリ222はプログラムメモリであり、電源投入時にハードディスクドライブ213から、バスコントローラ211を介して、制御プログラムがロードされる仕組みになっている。また、メモリ222は、CPU203との通信にも用いられる。CPUバス210にはスキャナプリンタインターフェース223、224の2種が接続され、各種設定を行いながら、スキャナ、プリンタのコントロールをしている。225は画像専用のバスであり、画像のスキャン、プリントを行う際には、画像はこのバスを流れるようになっている。
【0021】
インターフェース装置101は、2種のスキャナプリンタインターフェースを接続することができ、例えば静電写真方式やインクジェット方式等の異な特性を有する異なる出力方式のスキャナプリンタであっても接続することができる。
【0022】
以下に、具体例として、電子写真方式とインクジェット方式について簡単に説明する。
【0023】
静電写真方式では1枚の画像データは1回のフレームメモリへの登録で行うのに対して、インクジェット方式では1枚の画像データを複数回に分けて、小さいサイズのフレームメモリで出力プリントを行う方式をとっており、それぞれのフレームメモリの利用法が異なる。
【0024】
即ち、インクジェット方式の印字では、一回のフレームメモリへの画像データの登録は図16の斜線部分だけを行い、その処理を繰り返し行うことによってA1サイズ1枚分の画像データの出力プリントを行う。
【0025】
したがって、静電写真方式のカラー複写機では、出力プリントの大きさが最大A3サイズの場合が多いが、インクジェット方式のカラー複写機では、A1サイズまで出力プリントが可能な製品もある。
【0026】
しかしながら、インクジェット方式は、プリント時間が非常に時間が掛かるのに対して、電子写真方式は、短い時間でプリントすることができる。
【0027】
上述のインターフェースは更に、接続される複写機の方式または、スピードに応じて、新たにインターフェースボードを差し替えることができる様になっており、将来への対応も可能となっている。
【0028】
したがって、接続する機器に柔軟に対応することができ、システムの拡張性がある。
【0029】
また、本実施例では、上述したようにスキャナプリンタの他にスキャナ・プリンタインターフェース223、224に2種類のフィルムスキャナ109、110をスキャナプリンタ103、104に加えて接続することができる。なお、本発明に接続できる機器は上述のフィルムスキャナ及びスキャナプリンタに限らず、例えばインクジェットプリンタ、スキャナ等の他の機器でも構わない。
【0030】
図2(a)は、スキャナプリンターフェース223、224及びフレームメモリ201、202の構成の1例を示す図である。
【0031】
フレームメモリ201、202は同一の構成であり、各々赤(R)、緑(G)、青(B)のプレーンメモリ311、312及びプレーンメモリ311、312を制御するコントローラ301、302を有する。
【0032】
メモリコントローラ301、302は各々プレーンメモリ311、312における画像データの読みだし、書き込み及びリフレッシュ等のコントロールを行う。
【0033】
フレームメモリ201、202は、例えばホストコンピュータやデジタルカラー複写機のスキャナー等から画像データを格納する。画像データの出力の際は、出力する画像の画像データ容量に対して、フレームメモリの容量が充分に大きい場合は、フレームメモリ201、202を夫々並行に動作させるダブルバッファ転送を行う。
【0034】
即ち、一方がプリント出力中にもう一方は、CPUバス210からホストコンピュータ102からの画像の転送やポストスクリプト画像の展開、または前述したようなCPU209を用いた画像処理が可能な様になっている。
【0035】
したがって、画像データの出力処理及び他の処理、即ち、画像データの入力処理等を同時に行うことができ処理の効率化を図ることができる。
【0036】
しかしながら、ダブルバッファ転送の場合は、フレームメモリ201、202の両方を必要とする。
【0037】
ここで、画像処理装置に静電写真方式のデジタルカラー複写機とインクジェット方式のカラー複写機が接続されていると仮定する。この場合、予めフレームメモリの1つにインクジェット方式のカラー複写機用のファイルされた画像データが格納されていることがある。この際に上述のダブルバッファ転送を用いてA4サイズの画像データをデジタルカラー複写機に出力すると、高速に転送することはできるが、フレームメモリを2つ用いるために、予め格納されているインクジェット方式のカラー複写機用の画像データが上書きされてしまう。したがって、インクジェット方式の出力プリントを行おうとしても、画像データが上書きされてしまっているので、正常なプリントを行うことができなくなる。
【0038】
また、静電写真方式の出力プリント時間は、きわめて短い時間で終了してしまうのに対し、インクジェット方式の出力プリント時間は非常に長いので、インクジェット方式の出力プリントを行う場合は、フレームメモリを長い時間占有してしまう。
【0039】
したがって、本実施例では、CPU2の制御の下でフレームメモリ201、202を接続されている2台のデジタルカラー複写機の夫々が占有するようにすることにより、互いに他方の処理を干渉することがないようにする。
【0040】
また、CPU2の制御の下で二つのフレームメモリ201、202をつなげて一つのメモリとみなすこともでき、例えば、両方がそれぞれA4サイズ分のメモリ容量をもっていた場合、二つをつなげることでA3サイズの画像を扱うことができるようになっている。
【0041】
以上のように、本実施例では、CPU2の制御の下で、ダブルバッファ転送を行う第1のモード、フレームメモリ201、202の夫々を接続されている機器に対応させて用いる第2のモード及び、フレームメモリ201、202を仮想的に1つのメモリとみなす第3のモードの中から適宜、最適なモードで処理を行う。
【0042】
CPU2は、各モードの制御を図11に示したクリエイトファイル内のメモリフレーム指定等の画像格納時に設定されるコマンドによって制御する。
【0043】
したがって、ユーザが用途に応じて各モードを任意に設定することができる。
【0044】
更に、異なる方式の各機器が同じフレームメモリを共有することができるので、方式の異なる各機器に対応してフレームメモリを予め設定しておく必要がなく、効率的にメモリを使用することができる。
【0045】
スキャナ・プリンタインターフェース223、224は同一の構成であり、各々において同一の回路には同一番号を付けた。色変換回路304は入力された画像データの色空間を所望の色空間の画像データに変換する。マスキング色処理回路305は、接続されている出力装置の色再現特性に合わせたマスキング、UCR演算処理など画像を忠実に再現するための画像編集処理を行う。FIFO306は、同一のフレームメモリから画像データの読み出し及び書き込みを行う場合、フレームメモリへの画像データの書き込みタイミングを調整する。セレクタ307は、書き込みタイミングを調整する必要があるか否かに応じて画像データの経路を切り換える。コントローラ303は上述の各回路を制御する。色変換回路304のブロック図を図2(b)に示す。
【0046】
色変換回路304は0〜255までのデータを設定できるルックアップテーブル(LUT)304−a、304−bを2つと、3×3のマトリクス演算用のテーブル304−cを1つ有する構成となっている。LUT304−aは色変換回路304に入力される画像データの入力デバイスに依存している特性を補正する、べき乗演算用のテーブルである。マトリクス演算用テーブル304−cは、LUT304−aによって補正されたデータを出力装置の色空間上の画像データに変換する3×3のマトリクス演算用のテーブルである。LUT304−bは、マトリクス演算用テーブル304−cによって色空間変換された画像データを出力装置の特性に補正するべき乗演算用テーブルである。この各テーブルを組み合わせ例を図14に示した。
【0047】
即ち、本実施例ではLUT304−a、304−bにおける入出力特性の補正を各入出力機器の色空間、即ち、画像タイプに基づき予めLUTを複数用意しておき、色空間変換処理に応じて各LUTを設定するので、保持するLUTが少しで済む。
【0048】
さらに、入力特性を補正したデータに対して3×3のマトリクス演算テーブルを用いて色空間変換するので、入力特性に依存しない正確な変換処理を行うことができる。
【0049】
ここで、スキャナ・プリンタインターフェース223には、ケーブル107を介し、静電写真方式(以下CLC方式と称す)のカラー複写機103、スキャナ・プリンタインターフェース224にはケーブル108を介し、CLC方式のカラー複写機104が接続されているシステムを仮定する。
【0050】
ホストコンピュータ102から発行されたプリントコマンドに基づき、インターフェース装置101内のプレーンメモリ311に記憶されている画像をカラー複写機103を用いて出力する場合の動作について説明する。
【0051】
ホストコンピュータ102から、SCSIインターフェース205を介し、CPU203がプリントコマンドを受け取る。CPU209はコマンドを解釈し、バスコントローラ211の制御のもとで、メモリ222に受け取ったコマンド内容を書き込む。CPU209はコマンドの書き込みを認識するとメモリ222の内容を読みプリントコマンドを実行する。CPU209はインターフェース223内のコントローラ303に対し、カラー複写機103へのプリントコマンド発行の命令を出し、コントローラ303はケーブル107を介し、通信によってカラー複写機103へプリントコマンドを発行する。ケーブル107、108、111、112内部は同じ接続となっており、画像データ24bit、同期信号、クロック、通信が双方向で一つのケーブル内で収まっている。プリントコマンドを受け取ったカラー複写機103はプリンタの起動をかけ、同時に画像同期信号を送り返す。画像同期信号を受け取ったコントローラ303は、画像同期信号に従ってビデオバス225内のコントローラバスに画像リクエスト信号を乗せ、メモリコントロール301に画像出力要求を出す。メモリコントロール301は画像リクエスト信号に従って、画像データをビデオバス225にRGB24bitを出力する。出力された画像データは、インターフェース223内の色変換回路304に入力され、プレーンメモリ311において、所定のRGB色空間の画像データからカラー複写機103のマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ(Y)色空間の画像データへの変換を行い、マスキング色処理回路305へ出力する。マスキングの色処理回路305ではカラー複写機103の色再現特性に合わせたマスキング。UCR演算処理など、画像を忠実に再現するための画像編集処理を行い、C、M、Y、K(黒)データをケーブル107を通してカラー複写機に転送する。
【0052】
なお、色空間とはRGB信号やCMY信号等の信号形式及び各機器に特有の所定の基準値に基づき表現されるものである。
【0053】
ケーブル107では、カラー複写機における画像の現像に同期させ、画像データ24bitのうち8bitを用い、M、C、Y、Kの順序で、かつ、面順次で画像データの転送を行う。その結果、計4回、フレームメモリ201からRGBの同じ画像データが読み出され、同一の処理を行う。
【0054】
なお、本発明は面順次に画像データを転送するものに限らず、例えば点順次等で転送しても構わず出力装置がサポートしている方法で画像データを転送する。
【0055】
図3はカラー複写機103がインターフェース223から受け取った画像データから画像を形成する様子を示したものである。401はフレームメモリに格納されている画像データを示し、例えば、図のA−Bの区間のマゼンタの静電潜像を感光ドラム402に形成する様子を示したものである。403はレーザ光源であり転送される画像データに基づいてON、OFFを行い、404のポリゴンミラーを経由して感光ドラム402に静電潜像を形成する。406は感光ドラム402の回転方向を示す。この時、ビーム検出センサ405によって画像端を検出し、これが水平同期信号(以下HSYNCと称す)となって、画像転送の同期をとっている。図4にそのタイミングの様子を示す。これらの動作を、C、M、Y、Kと計4回繰り返し、画像の形成を行っている。以上述べたものは、LOG変換回路、マスキング回路をインターフェース101側に持つ場合であり、もちろん、カラー複写機のLOG変換回路、マスキング回路を流用しても良い。その場合は、ケーブル107内部の画像データ線24bitをフルに用い、RGB画像データとして転送することになる。
【0056】
次に、上述の動作とは逆に、カラー複写機103のカラースキャナを用いて得られた原稿を示す画像データをフレームメモリ201に記憶する動作について説明する。
【0057】
ホストコンピュータ102からSCSIインターフェース205を介し、CPU203がスキャンコマンドを受け取り、認識し、実行する。CPU209は、コントローラ303を通してカラー複写機103へ通信によってスキャンコマンドを発行する。カラー複写機103は、スキャンコマンドに基づき、原稿を走査し得られたカラー複写機103の入力特性に基づいたRGB色空間の画像データをケーブル107内部の画像データ信号24bitをフルに用いRGB画像データとして転送する。インターフェース装置101内部では、転送されたRGB画像データをインターフェース223内の色変換回路304に入力し、画像データを接続デバイスと登録されるファイルタイプに応じて色空間を変換し、ビデオバス225に出力する。同時に、コントローラ303は、メモリコントロール301に対し取り込みリクエスト信号をコントロールバスに出力し、メモリコントロール301はビデオバス225上の画像を取り込みリクエスト信号に基づいて画像をプレーンメモリに格納する。以上は、フレームメモリ201について説明したが、フレーム202についても、同様に、例えばコントローラ303がメモリコントローラ302に対して、コントロールバス上にリクエスト信号を乗せると、同様にフレームメモリ202が動作を開始する。この時コントローラ303、304のバスのコンフリクトを避けるために、スキャナプリンタインターフェース223、224は同時に動作しないようになっている。
【0058】
以上は、カラー複写機103についての画像の入出力の動作を示したが、カラー複写機104、フィルムスキャナ等も同様の動作を行う。
【0059】
図5は本I/F装置とカラー複写機、フィルムスキャナ等のデバイス間の信号構成を示す。画像信号は前述したように24ビットの信号線により伝送される。画像信号は画像データを転送するための制御信号であり、画素同期信号、ライン同期信号、ページ同期信号で構成される。通信制御信号は、動作指示、状態管理をコマンド/ステータスのシリアル通信で行う信号である。シーケンス制御信号は、各装置のパワー状態を示す情報を送る信号である。
【0060】
図6は本実施例で電源投入後プログラムメモリにダウンロードされるCPU2側で動作する制御プログラムのモジュール構成を示す。モジュール701はリアルタイムOSで、複数のタスクの管理を行う。各タスクはイベントドリブンで起動される。モジュール702は本制御プログラムの起動時に走るタスクで、各種IC、フレームメモリの初期設定や本制御プログラム中で使われるパラメータ変数の初期設定並びにインターフェースボードの識別等を行う。モジュール703、704はカラー複写機またはフィルムスキャナとのコマンド通信を司るものである。モジュール703は本I/F装置がマスター側でカラー複写機側がスレーブ側になる場合で、本I/F装置からコマンドを発行し、カラー複写機側がステータスを返信する通信制御タスクである。モジュール704はモジュール703の逆のタイプでカラー複写機側からコマンドを発行し、本I/F装置がステータスを返信する通信制御タスクである。モジュール705はCPU1とのコマンド通信及び画像転送制御を司る。これによりホストコンピュータからSCSIコントローラを介して受け取ったコマンドCPU2側で解析し、通信制御タスクや画像処理タスクへ処理開始の指示を送る。モジュール706、707、708はそれぞれCLC方式/BJ方式のカラー複写機またはフィルムスキャナとの画像データの入出力制御を司る画像入出力制御タスクである。モジュール709は画像の圧縮、伸長、回転、鏡像、色空間圧縮、色空間変換等の画像処理を司る。モジュール710はフレームメモリ201、202に登録される画像ファイルの管理を司る。
【0061】
図7は本I/F装置のソフトウエアシステム構成図である。本図を用いてシステムの動作を説明する。まず電源投入後モジュール701のリアルタイムOSが起動され、タスク901、902を生成する。タスク901はブート部702を司り、各初期設定時に図8(1)のConfiguration Table中のカードコードをセットする。
【0062】
Configuration Tableとは、スロット即ち、スキャナ・プリンタインターフェース223、224の各々にセットされているボード及び各スロットに接続されている出力装置及びフィルムスキャナが接続されているか否かを管理するものである。
【0063】
図示されていないが、スキャナ・プリンタインターフェース223、224はインターフェースボードを差し込む構成になっており、各々ボードタイプ識別用のボードが有り、これにボードタイプ別にIDがハード的にセットされることにより、CPU2によって読み出しが可能になり、セットされているボードをスロットに対応して自動認識することができる。ボードIDとは、通信タイプを示すものである。そして、認識に基づき図8(2)に示したエンジンカードコードをConfiguration Tableの対応するスロットの場所に書き込む。
【0064】
更に、インターフェース上のシーケンス制御信号で送られるカラー複写機、フィルムスキャナのパワーレディーをボード223、224上に有る信号検知用のボード(図示されていない)で見て、各デバイスが起動されていたら、図8(1)のConfiguration Table中のエンジンカードコードに従って通信制御タスク905、906、907を生成する。タスク905、907はモジュール703の本I/F装置がマスター側の通信タイプの、タスク906はモジュール704の本I/F装置がスレーブタイプの通信制御を行い、カラー複写機、フィルムスキャナ側とコマンド/ステータスのやり取りする。この通信で得られた情報により、デバイスコード、カセット情報を図8、図9のデバイス情報テーブルに設定する。
【0065】
従って、まず差し込まれているインターフェースボードを判別し、スロットに対応させてカードコードを管理することにより、通信タイプを設定する。次に設定された通信タイプに基づき、接続されている機器と通信を行い、図8(3)及び図8(5)に示したデバイスコードを各スロットに対応させて図8(1)及び図8(4)に示したConfiguration Tableの中に設定する。以上の処理により、インターフェース装置101は接続されている各機器をスロットに対応させて自動的に認識することができる。
【0066】
また、上述の接続デバイス認識処理を電源投入時に毎日行うので常に最新のシステム状態を把握することができる。
【0067】
タスク802はモジュール705を司りホストコンピュータから受けたコマンドを解析処理する。プリント/スキャンコマンドを受けると通信制御タスク905、906、907を介して画像入出力制御タスク908、909、910を起動する。このときプリント/スキャンコマンドに伴うパラメータでI/Fカードが装着されているスロットを選択し、図8のConfiguration Table中のデバイスコードに従ってデバイス毎に異なる画像入出力制御を行う。
【0068】
これによりどの機器でスキャンするか、もしくはプリントするかをユーザの用途に応じて切り換えることができる。更に、接続されている機器に応じて例えばCLC方式やFS方式等の異なった制御方式の画像入出力タスクが動作可能になる。
【0069】
次に図10を用いて設定手順について説明する。S10において、図11のCREAT FILEコマンドにより画像タイプ、即ち、フレームメモリ202に画像データを格納する際の色空間をIMAGE TYPEとIMEGE TYPE Optional Codeの組み合わせに基づき指定し、画像ファイルを作成する。図15にIMAGE TYPEとIMAGE TYPE Optional Codeとの組み合わせと画像タイプの対応の一覧を示した。
【0070】
この時、ファイル情報として図12のテーブルが作成される。これは、フレームメモリ202に格納された画像データを管理するための情報であり、CREATE FILEコマンドにより、ファイル作成時に指定された画像タイプやファイルID等の各種情報を含んでいる。
【0071】
S20は、自動変換を行うか否かを設定する。自動変換とは、プリントコマンドによって指定される出力装置がサポートする色空間にインターフェース装置内の画像データを出力装置に出力する際に自動的に変換するものである。
【0072】
自動変換は、図13に示したNative Color Space Auto Conversion PAGEコマンドで行うか否か指定する。指定がなければ自動的に色空間変換は行われない。
【0073】
S30は、プリントコマンドを発行する。また、プリントする出力装置がスロット0に接続されている出力装置、即ち、上述のシステム例においてはCLC103を用いない場合は、スロット切り替えコマンドも同時に発行する。
【0074】
S40は、S30で発行されたプリントコマンドに基づき画像入出力制御タスク908、909が起動され、まず接続されるデバイスタイプを図8のConfiguration Table中のデバイスコードに基づき認識する。
【0075】
S50は、S30においてスロット切り替えコマンドが発行されているか否かに基づき出力装置のタイプを判定する。インターフェース装置はデフォルトとしてスロット0が動作するように設定されている。しかしながら、スロット切り替えコマンドが発行されている場合はスロットを切り替えスロット1を動作することによりCLC104に画像データを出力する準備をする。
【0076】
S60は色変換回路304にS50で判定された画像データを出力する出力装置と出力すべく画像データが格納されているファイルに対応する図12に示したファイル情報に適した色変換回路304内のLUT304−a、304−bと3×3のマトリクス演算用のテーブル304−cを図14に示したように各々所定のテーブルが設定される。
【0077】
S70は、通信制御タスク905、906を介して接続デバイスに起動をかけ、画像データが接続デバイスであるカラー複写機との入出力の際、色変換回路304を通ってリアルタイムに変換が施される。
【0078】
以上の様に本実施例によれば、自動的な最適な色空間変換処理を行うことができる。
【0079】
(第2の実施例)
第1の実施例では、予め複数のフレームメモリ201、202を有していたが、本発明はこれに限らず、第2の実施例に示すように、フレームメモリをCPUが処理に応じて分割するようにしても構わない。
【0080】
以下、本願第2の実施例を図17を用いて説明する。
【0081】
なお、図17において第1の実施例と同一の回路には同一の符号を付け、説明を省略する。
【0082】
本願第2の実施例では、フレームメモリを例えばA3サイズ分有し、処理内容に応じてCPU3 171がフレームメモリ内の記憶領域を分割し、設定されたモードに基づき制御する。
【0083】
第1のモードは、画像データを並行に入出力処理するダブルバッファ転送処理を行う。CPU3 171は、A3サイズのフレームメモリをA4サイズのメモリ2つに分割し、制御する。第1のモードを用いることにより、他の処理を行うことはできないが、本処理を高速に処理することができる。
【0084】
第2のモードは、分割された各記憶領域内を干渉することなく処理するために、指定記憶領域を本処理に占有するように制御する。第2のモードを用いることにより、高速に処理することはできないが、他の記憶領域内のデータを保持することができる。
【0085】
第3のモードは分割せずに制御する。第3のモードを用いることにより、高速に処理することはできないが、多量の画像データを扱うことができるので、本実施例ではA3まで対応することができる。
【0086】
上述の第1モード及び第2モードの選択は、画像処理装置に接続されている出力装置が1台か複数台かに基づき、CPU3 171が自動的に設定する。
【0087】
なお、接続されている出力装置は、第1実施例と同様に通信により認識することができる。
【0088】
また、第3のモードの選択は、入力された画像データ量に基づき、CPU3 171が自動的に設定する。
【0089】
第2の実施例によれば、CPU3 171が各モード設定を自動的に適切なモードを設定することができる。
【0090】
なお、各モード設定を第1実施例と同様にコマンドに基づきCPU3 171が設定するようにしても構わない。
【0091】
なお、スキャナインターフェースに接続される出力機器は、熱エネルギーによる膜沸騰を起こして液滴を吐出するタイプのヘッドを有する出力機器でも構わない。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように、複数の出力機器が接続可能な画像処理装置において、画像データの格納手段を使用環境に応じて効率的に使用することができ、画像データの出力処理を効率的に行うことができる。
【0093】
また、本願第2の発明によれば、複数の格納手段を使用環境に応じて適切に用いることにより、格納手段を有効に使用することができる。
【0094】
また、本願第3の発明によれば、記憶領域を効率的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカラー画像処理システムの構成を示すブロック図。
【図2】(a)は図1の101に示す装置の内部構成の一部を詳細に示した図。(b)は色変換回路の構成の1例を示した図。
【図3】カラー複写機の第1の例を示す図。
【図4】図3に示すカラー複写機へカラー画像データを出力する際の信号形態を示すタイミングチャート。
【図5】本実施例のI/F装置と、カラー複写機、フィルムスキャナ間の信号構成の例を示す図。
【図6】実施例のCPU208の制御プログラムのモジュール構成の例を示す図。
【図7】本実施例のソフトウエア構成図。
【図8】カラー複写機・フィルムスキャナのデバイス情報の格納形式及びその内容を示す図。
【図9】用紙カセットに関する情報の格納形式を示す図。
【図10】本実施例の色変換処理の1例のフローを示す図。
【図11】ファイル作成用のコマンドCREATE FILEコマンドのフォーマットとパラメータの説明を示す図。
【図12】登録されているファイル情報を示す図。
【図13】色変換の自動変換指定コマンドNative Color Spase Aute Conversion PAGEコマンドフォーマットを示す図。
【図14】カラー複写機のデバイスタイプとファイルタイプと色変換テーブルの関係を示す図。
【図15】ファイルタイプのコードを示す図。
【図16】画像データのサイズに対する必要なフレームメモリのサイズ、及びインクジェット方式のデジタルカラー複写機の印字方式を示した図。
【図17】本願第2の実施例におけるカラー画像処理システムの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
101 インターフェース装置
201 フレームメモリ
303 色変換回路
304 マスキング色処理回路
Claims (11)
- 複数の画像出力装置を接続可能な画像処理装置であって、
画像データを入力する入力手段と、
前記入力した画像データを格納する複数の格納手段と、
前記複数の格納手段の使用方法に関するモードを外部装置からのコマンドに従って設定する設定手段と、
を有し、前記モードには、前記複数の格納手段への書込み処理と読出処理が並行して行われる第1モードと、接続される第1、第2の画像出力装置の夫々に対応して前記複数の格納手段のいずれかが使用される第2モードとが含まれることを特徴とする画像処理装置。 - 前記第1のモードでは、前記複数の格納手段の画像を1つの画像出力装置へ出力することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記外部装置は前記画像処理装置に接続されるホストコンピュータであることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 複数の出力装置が接続可能な画像処理装置であって、
画像データを入力する入力手段と、
前記入力した画像データを格納する第1及び第2の格納手段と、
前記第1の格納手段を用いて出力装置への画像データ出力動作中に、前記第2の格納手段を前記入力画像データの入力に用いる第1のモードと、前記第1及び第2の格納手段の各々を接続されている前記複数の出力装置の各々に対応させて用いる第2のモードとの一方を設定する設定手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記設定手段は、前記画像処理装置に1つの出力装置が接続されている場合は前記第1のモードを設定し、複数の出力装置が接続されている場合は前記第2のモードを設定することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
- 複数の出力装置を接続可能な画像処理装置であって、
画像データを入力する入力手段と、
前記入力した画像データを格納する格納手段と、
前記格納手段の記憶領域を制御する制御手段と、
前記制御手段により前記格納手段の記憶領域が複数に分割された場合、分割された複数の記憶領域に対して画像データの入出力処理を並行に行う第1のモードと、分割された複数の記憶領域の各々を前記複数の出力手段の各々に対応させて用いる第2のモードとの一方を設定する設定手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 複数の出力装置を接続可能な画像処理装置であって、
画像データを入力する入力手段と、
前記入力した画像データを格納する格納手段と、
前記格納手段の記憶領域を制御する制御手段と、
前記制御手段により前記格納手段の記憶領域が複数に分割された場合、分割された複数の記憶領域に対して画像データの入出力処理を並行に行う第1のモードと、分割された複数の記憶領域の各々を前記複数の出力手段の各々に対応させて用いる第2のモードと、前記制御手段により前記格納手段の記憶領域が分割されない場合、前記格納手段を一つの記憶領域として用いる第3のモードとの何れかを設定する設定手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 画像データを格納する複数の格納手段を有し、複数の画像出力装置を接続可能な画像処理装置における画像処理方法であって,
画像データを入力する入力工程と、
前記入力した画像データを前記格納手段へ格納する格納工程と、
前記複数の格納手段の使用方法に関するモードを外部装置からのコマンドに従って設定する設定工程と、
を有し、前記モードには、前記複数の格納手段への書込み処理と読出処理が並行して行われる第1モードと、接続される第1、第2の画像出力装置の夫々に対応して前記複数の格納手段のいずれかが使用される第2モードとが含まれることを特徴とする画像処理方法。 - 画像データを格納する第1、第2の格納手段を有し、複数の出力装置が接続可能な画像処理装置のための画像処理方法であって、
画像データを入力する入力工程と、
前記入力した画像データを第1及び第2の格納手段へ格納する格納工程と、
前記第1の格納手段を用いて出力装置への画像データ出力動作中に、前記第2の格納手段を前記入力画像データの入力に用いる第1のモードと、前記第1及び第2の格納手段の各々を接続されている前記複数の出力装置の各々に対応させて用いる第2のモードとの一方を設定する設定工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 画像データを格納する格納手段を有し、複数の出力装置を接続可能な画像処理装置のための画像処理方法であって、
画像データを入力する入力工程と、
前記入力した画像データを前記格納手段へ格納する格納工程と、
前記格納手段の記憶領域を制御する制御工程と、
前記制御工程により前記格納手段の記憶領域が複数に分割された場合、分割された複数の記憶領域に対して画像データの入出力処理を並行に行う第1のモードと、分割された複数の記憶領域の各々を前記複数の出力手段の各々に対応させて用いる第2のモードとの一方を設定する設定工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 複数の出力装置を接続可能な画像処理装置であって、
画像データを入力する入力工程と、
前記入力した画像データを格納する格納工程と、
前記格納手段の記憶領域を制御する制御工程と、
前記制御工程により前記格納手段の記憶領域が複数に分割された場合、分割された複数の記憶領域に対して画像データの入出力処理を並行に行う第1のモードと、分割された複数の記憶領域の各々を前記複数の出力手段の各々に対応させて用いる第2のモードと、前記制御工程により前記格納手段の記憶領域が分割されない場合、前記格納手段を一つの記憶領域として用いる第3のモードとの何れかを設定する設定工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。
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