JP3478680B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP3478680B2
JP3478680B2 JP26437396A JP26437396A JP3478680B2 JP 3478680 B2 JP3478680 B2 JP 3478680B2 JP 26437396 A JP26437396 A JP 26437396A JP 26437396 A JP26437396 A JP 26437396A JP 3478680 B2 JP3478680 B2 JP 3478680B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページ記述言語
(PDL)で記述されたPDL画像情報(以下、PDL
データという)を受け取り、画像を形成する画像処理装
置及び画像処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ホストコンピュータからのPDL
データをネットワークを介して受信し、そのPDLデー
タを画像処理装置内でプリントデータに変換し(以下、
画像展開という)、そのプリントデータを高画質なカラ
ー複写機に送って、紙、またはOHP等などにプリント
するシステムが既に提案されている。
【0003】また、それらシステムとしては、見かけ
上、ひとつの画像処理装置で、カラー複写機2台分の制
御を行わせるシステムも既に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のシステム
では、前記画像処理装置は、ひとつのPDL展開タスク
を走らせてカラー複写機2台分の画像展開を行わせてい
るため、一方のカラー複写機でプリントするための画像
展開を行っている最中に他方のカラー複写機に対するプ
リントジョブを送った場合、そのプリントジョブを送っ
たユーザは、先の画像展開が終了してプリントが完了す
るまで待たなければならなかった。特に、重いプリント
ジョブなどは画像展開に時間がかかり、待つには耐え難
いものがあった。
【0005】また、カラー複写機側でエンジンエラーな
どのエラーが発生し、何らかの対策(例えば、紙づまり
が発生したので、詰まった紙を取り除くとか)をしない
限り、これ以上のプリント動作を続行することができな
くなってしまった場合などは、実際にプリントできない
という理由から、それ以降のプリントジョブの受け付け
の拒否するとか、あるいは、搭載画像メモリの制限上、
予め決められたフレームバッファの頁数分の画像展開だ
けをして、それ以上の画像展開を停止してしまうといっ
た制御を行っている画像処理装置もあった。このような
システムでは、エラーの発生していない方のカラー複写
機へのプリント要求を発行しても、前述したように、ひ
とつのPDL展開タスクしか無いため、出力しようとし
ているカラー複写機はプリント可能であるにも関らずプ
リント要求が受け付けられず、エラーを生じている複写
機のエラーが解除され、なおかつ、エラーの元となった
プリントジョブの処理が完了する迄待つしかなかった。
このように、本来利用し得る資源を利用しておらず、決
してプロダクティビティの高い製品と言えるものでは無
かった。
【0006】本発明は上述のような事情に鑑みてなされ
たものであり、それぞれの複写機に対応したPDL展開
タスクを同時に走らせて並列処理(カラー複写機の数だ
けPDL展開タスクが存在する)すると共に、ある一方
の複写機のエンジンエラーが発生した場合には、他方に
複写機に対応するPDL展開タスクに、エラーの生じた
複写機のためのタスクが使用するはずの資源を割り当て
て資源の利用を効率良く行う画像処理装置及び画像処理
システムを提供することを目的とする。また、エラーを
生じた複写機のプリンタデータを記憶しておき、エラー
解除後のリカバリー動作を可能とする画像処理装置及び
画像処理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたものであり、以下の構
成を備える。すなわち、画像データを印刷出力する少な
くとも2台の出力装置に接続された画像処理装置であっ
て、前記出力装置各々に対してそれぞれ記憶領域が割り
当てられた、ページ記述言語で記載されたデータを画像
データに展開する記憶手段と、前記出力装置各々のエラ
ー状態を検知する検知手段と、前記検知手段により前記
出力装置のうちいずれかにエラー状態が検知された場
合、前記ページ記述言語で記載されたデータを展開する
前に、エラー状態が検知された出力装置に対して割り当
てられた前記記憶領域の容量を小さくし、エラー状態が
検知されていない出力装置に対して割り当てられた前記
記憶領域の容量を大きくする容量制御手段とを備える。
【0008】 更に好ましくは、前記ページ記述言語を
展開する前に、前記記憶手段に既に展開されたデータが
存在するかどうか判断する手段を更に有し、該手段によ
ってデータが存在しないと判断された場合に、前記容量
制御手段が前記記憶領域の容量を変更する
【0009】 更に好ましくは、前記検知手段の検知の
結果、前記出力装置各々がエラー状態では無い場合、前
記容量制御手段は、前記記憶領域の割り当て量が予め設
定された値から変更されていたら、予め設定された値に
戻す。
【0010】 更に好ましくは、前記記憶領域の予め設
定された割り当て量は、前記各出力装置の印刷解像度、
色数、用紙サイズによって決められる。
【0011】 更に好ましくは、前記記憶領域の予め設
定された割り当て量は、ユーザにより所望の値に設定さ
れる。
【0012】 更に好ましくは、ホストコンピュータか
ら送信されるページ記述言語で記載されたデータを受信
する受信手段を更に有し、前記受信手段は、前記検知手
段により前記出力装置のうちいずれかにエラー状態が検
知された場合、エラー状態ではない出力装置に対する、
ページ記述言語で記載されたデータのみを受信する。
【0013】 更に好ましくは、前記容量制御手段は、
エラー状態が検知された出力装置に対して割り当てられ
た前記記憶領域の容量を、エラー状態が検知されていな
い出力装置が全て利用可能となるように変更する。 更に
好ましくは、前記記憶手段は、前記検知手段によりエラ
ー状態と検知された出力装置で印刷出力するためのデー
タを展開して保持し、該出力装置のエラー状態が解除さ
れた際に、該展開データを当該出力装置に送出する。
【0014】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]以下に、好ましい実施の形態に基
づき、本発明を詳細に説明する。
【0015】以下の実施の形態では本発明の適用例とし
てカラー複写機+画像処理装置のシステムの例が示され
ているが、これに限るものではなく、他の種々の装置に
適用できることはもちろんである。
【0016】図1は本発明にかかる一実施の形態の画像
処理・形成システムのシステム構成図である。
【0017】本実施の形態のシステムは、図1に示すよ
うに、原稿画像を読み取るカラー画像読み取り部と、カ
ラー/グレースケールのカラー画像を印刷出力するカラ
ー画像プリント部とからなるカラー複写機120,12
1と、カラー複写機120,121及びネットワークに
接続されている画像処理装置110と、ネットワークに
接続された複数のホストコンピュータ101〜103に
より構成される。
【0018】この構成において、カラー複写機120,
121のそれぞれは、原稿読み取り画像データとして出
力するスキャナ部と、入力された画像データを印刷出力
するプリンタ部とから成り、それぞれ単独で使用しえ
る。すなわち、カラー複写機120,121は、本来の
複写機としての用途の他に、スキャナ部で読んだ画像デ
ータを画像処理装置110に送り付けることもできる
し、画像処理装置110から送られてくる画像データを
印刷出力することもできる。
【0019】先ず、カラー複写機から順に詳細に説明す
ることにする。 [装置概観]図2に、カラー複写機120,121の装
置概観図を示す。図2において、イメージスキャナ部2
01は、400dpi(dots/inch)の解像度で原稿を読
み取り、ディジタル信号処理を行う部分である。また、
プリンタ部202は、イメージスキャナ部201によっ
て読み取られた原稿画像に対応した画像を400dpi
の解像度で用紙にフルカラーでプリント出力する部分で
ある。
【0020】イメージスキャナ201において、鏡面圧
板200は、原稿台ガラス(以下プラテン)203上の
原稿204を押さえる。プラテン203上の原稿204
はランプ205で照射され、その反射光はミラー20
6,207,208に導かれ、レンズ209によって、
3ラインセンサ(以下CCD)210上に像を結び、フ
ルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)成分として信号処理部211に送られる。なお、
ランプ205とミラー206は速度vで、ミラー20
7,208は速度(1/2)vでラインセンサ210の
電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に
動くことによって、原稿全面を走査(副走査)する。
【0021】信号処理部211においては、読み取られ
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各成分に
分解し、プリンタ部202に送る。また、イメージスキ
ャナ201における一回の原稿走査につき、M,C,
Y,Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に送ら
れ、計4回の原稿走査によって、一回のプリントアウト
が完成する。
【0022】イメージスキャナ部201より送られてく
るM,C,Y,Bkの各画像信号は、レーザドライバ2
12に送られる。レーザドライバ212は、送られてき
た画像信号に応じ、半導体レーザ213を変調駆動す
る。レーザ光は、ポリゴンミラー214、f−θレンズ
215、ミラー216を介し、感光ドラム217上を走
査する。
【0023】回転現像器218は、マゼンタ現像部21
9,シアン現像部220,イエロー現像部221,ブラ
ック現像部222より構成され、4つの現像部が交互に
感光ドラム217に接し、感光ドラム217上に形成さ
れた静電現像をトナーで現像する。
【0024】転写ドラム223には、用紙カセット22
4または225より供給される用紙が巻き付けられ、感
光ドラム217上に現像された像を用紙に転写する。
【0025】このようにして、M,C,Y,Bkの4色
が順次転写された後に、用紙は定着ユニット226を通
過して、トナーが定着された後に排紙される。
【0026】この構成において、イメージスキャナ部2
01とプリンタ部202とは別々に使用し得る。信号処
理部211には外部の装置との接続するインターフェー
ス機能が備えられており、イメージスキャナ部201に
より読み取った画像信号を外部に出力したり、外部から
入力される画像信号をプリンタ部202により印刷出力
させることが可能となっている。 [ホストコンピュータ]図4はネットワーク上のホスト
コンピュータ101〜103の構造を示す。
【0027】ホストコンピュータはネットワーク上のプ
ロトコルを制御するためのネットワークコントローラ4
09と、ROM406またはハードディスク410に記
憶されたプログラムに従ってホストコンピュータ全体の
制御を司るCPU401と、画像データの一時登録、各
種データを記憶するためのハードディスク410とそれ
を制御するハードディスクコントローラ408と、メイ
ンメモリとオペレータからの指示入力手段としてマウス
411及びキーボード413と、それらを制御するため
のキーボードマウス・コントローラ405と、レイアウ
ト・編集メニュー表示等を行うためのカラーディスプレ
イ412と、表示データを記憶するディスプレイメモリ
403と、表示の制御を行うディスプレイコントローラ
404、及びディスプレイメモリ上での画像レイアウト
・編集を行う画像編集コントローラ402から構成され
る。
【0028】ホストコンピュータは、ネットワークを介
して、あるいはマウスやキーボードからオペレータが操
作することによって、PDLで記述されたデータを作成
し、それをハードディスク410に格納しておく。 [画像処理装置] [カラー複写機への出力]図3は、画像処理装置110
の内部ブロック図である。
【0029】同図において、CPU3011は、ROM
3012に記憶されたプログラムに基づいて、画像処理
装置全体の制御を司る。同時に、このCPU3011
は、PDLデータの画像展開処理を並列的に行わなけれ
ばいけないので、本実施の形態では、処理速度の早いR
ISC(Reduced Instruciton Set Computer)−CPUを
用いる。
【0030】PDLデータの画像展開の際には、まずホ
ストコンピュータとのインターフェースであるパラレル
インターフェースやLANインターフェースを制御する
ホストインターフェース3015により、ホストコンピ
ュータからのPDLデータを受信する。この時、PDL
データは、ホストコンピュータよりパラレル、またはL
ANインターフェースのいずれかで送られてくるが、ケ
ーブルは双方とも接続しておくことができる。そして、
ホストコンピュータ101〜103からの要求があった
際に、自動的に各インターフェースを切り替える。
【0031】このように受信したPDLデータは、CP
Uバスを介して、一旦、DRAM3013の一部領域
(PDLバッファ)に記憶される。そして、CPU30
11が、ROM3012や内蔵HDD3020、もしく
は外部HDDに記憶されているフォントデータを用い
て、受信したPDLデータからラスタ画像データ(レッ
ド,グリーン,ブルー)に展開する。そして、アドレス
発生回路3022により、各フレームメモリへの書き込
みアドレス3023を発生して、そのラスタ画像データ
をDRAM3013(フレームメモリ1または2)に記
憶する。
【0032】尚、本実施の形態では、画像処理装置11
0に接続された2台の複写機120,121それぞれで
印刷される画像データを作成するために、ふたつのPD
L展開タスクが並列的に動作するようなソフトウエア構
造になっている。このため、各々のタスクに対して、画
像データを展開するフレームメモリ、複写機とデータを
交換する際のバッファとなるFIFO、複写機と接続す
るための外部I/Fが独立に設定されているので、従来
のように、ある一方のカラー複写機がエンジンエラー状
態になった場合に、他方のカラー複写機へのプリント要
求に対しても、その影響を受けることは無くなる。
【0033】以降の本図の説明においては、前述したよ
うにPDL展開タスク+フレームメモリ1(または2)
+FIFO1(または2)+外部I/F1(または2)
がセットになって、各々のタスク毎にそれぞれが独立し
て動作する(ただし、カラー複写機エンジンエラー発生
時は除く)ので、片方の系についてのみ説明する。な
お、詳細な動作に関しては、図5〜図7で説明する。
【0034】上述した図2のカラー複写機120,12
1は、複数の出力色成分シアン、マゼンタ、イエロー、
ブラックについて面順次に画像形成を行うカラー電子写
真複写機であるため、DRAM3013に記憶されたラ
スタ画像データは、カラー複写機からの同期信号(外部
インターフェースを介して受信)に基づいて、同期のと
れた画像データとして読み出せるように、一旦、FIF
O3014に記憶される。そして、FIFO3014よ
り色変換処理3016に送り、色変換処理を施す。つま
り、レッド、グリーン、ブルーのラスタ画像データから
カラー複写機でプリントできるシアン、マゼンタ、イエ
ロー、ブラックのラスタ画像データに変換する。その
後、そのラスタ画像データは外部I/F部3029を介
してカラー複写機に送出される。ラスタ画像データを受
信したカラー複写機側では、そのラスタ画像データに基
づいて画像形成を行う。
【0035】図5は、画像処理装置110における制御
手順を示すフローチャートである。この手順は、CPU
011によりROM3012に格納されたプログラムを
実行することで実現される。
【0036】先ず、ステップS501で、当該画像処理
装置に接続されている2台のカラー複写機(以降、カラ
ー複写機1または2という)の状態をセンスする。そし
て、ステップS502でカラー複写機1または2でエン
ジンエラーが発生しているか否かをチェックする。この
時、どちらか一方のカラー複写機でエンジンエラーが発
生している場合、及び2台ともエンジンエラーが発生し
ている場合の動作に関しては、後述の図6、図7で説明
する。
【0037】前記ステップS502で、カラー複写機1
及び2のいずれにおいてもエンジンエラーが発生してい
ない場合は、ステップS503でカラー複写機1または
2に対するPDLデータの受信が有るか否か、即ち、各
々のカラー複写機に対応するPDL展開タスクへの展開
要求が有るか否かをチェックする。そして、もし有れ
ば、ステップS504でカラー複写機1、2に対するP
DLデータをそれぞれ受信する。
【0038】次に、ステップS505で既にメモリ上に
展開画像データがあるかをチェックし、もし有れば、そ
の画像データが複写機1と複写機2のどちらで出力すべ
きデータかに応じてステップS507またはステップS
510へ遷移し、それ以降の後続の処理を実行する。ま
た、その時にメモリ上に展開画像がなければ、ステップ
S506で、それ以前の処理で各々のPDL展開タスク
に対するメモリ割り当て量が予め設定された値(デフォ
ルト値)から変更されていたら、デフォルトメモリ割り
当て量に戻す。
【0039】また、このデフォルトメモリ割り当て量と
は、そのPDL展開タスクに対応するカラー複写機の印
刷可能解像度、印刷モード(フルカラー/白黒)、及び
サポートしている用紙サイズ等によって予め決められて
もよいし、オペレータに適当設定されて決められてもよ
い。
【0040】前記でメモリ割り当て量が変更されるケー
スとは、例えば256MBのメモリを搭載した画像処理
装置において、各々のカラー複写機に対応するPDL展
開タスクが、128MB(メガバイト)ずつを使って、
並列的に画像展開処理を行っていると仮定した場合、あ
る一方のカラー複写機がエンジンエラーにより実際にプ
リントできないケースが生じた時には、プリント可能な
複写機に対応するPDL展開タスクが、搭載メモリの全
て、即ち、256MBを使えるようにすることにより、
そのタスクの画像展開を最優先させるケースである(後
述)。
【0041】前記ステップS504で、カラー複写機1
に対するPDLデータを受信した場合、前記ステップS
505,ステップS506の処理を実行後、ステップS
507,ステップS508で、PDLデータの展開を行
う。そして、ステップS509で、その展開データをカ
ラー複写機1へ送出する。その後、ステップS501へ
遷移し、前記で説明した処理を繰り返す。
【0042】前記ステップS504で、カラー複写機2
に対してPDLデータの受信があった場合、ステップS
505〜ステップS512の処理を実行する。詳細な説
明に関しては、前記で説明したカラー複写機1に対する
処理と同じなので省略する。
【0043】また、前記ステップS504で、カラー複
写機1または2に対するPDLデータの受信が無い場合
は、ステップS501に遷移する。
【0044】次に、図6について説明する。本図の概要
は、図5のステップS502において、カラー複写機1
または2のどちらか一方にエンジンエラーが発生してい
る場合における、それ処理である。以下、詳細に説明す
る。
【0045】先ず、ステップS601でカラー複写機に
対するPDLデータの受信があるかをチェックする。も
しあれば、ステップS602でエンジンエラーが発生し
ていない複写機に対するPDLデータのみ受信する。こ
の時、エンジンエラーが発生している複写機に対するP
DLデータの受信は行わないようにする。
【0046】次に、ステップS603で既にメモリ上に
展開データが有るか否かをチェックする。もし有れば、
ステップS605へ遷移し、それ以降の処理を実行す
る。また、なければ、ステップS604でエンジンエラ
ーが発生していない、つまり、プリント可能な複写機に
対応するPDL展開タスクが、搭載メモリの全てを使え
るようにデフォルトメモリ割り当て量を変更する。そし
て、ステップS605,ステップS606で、割り当て
られた量のメモリを使用してPDLデータの展開を行
い、ステップS607でその展開データをカラー複写機
へ送出する。その後、図5のステップS501へ遷移す
る。
【0047】また、前記ステップS601において、カ
ラー複写機に対するPDLデータの受信が無い場合に
は、図5のステップS501へ遷移する。
【0048】次に、図7について説明する。図7は、図
5のステップS502において、カラー複写機1,2
が、ともにエンジンエラーを発生している場合における
処理である。以下、詳細に説明する。
【0049】先ず、ステップS701で、カラー複写機
1または2に対するPDLデータの受信が有るか否かを
チェックする。そして、もし有ればステップS702で
カラー複写機1または2に対するPDLデータをそれぞ
れ受信する。
【0050】次に、ステップS703で既にメモリ上に
展開画像データがあるかをチェックし、もし有れば、そ
の画像データを印刷すべき複写機に応じてステップS7
05、またはステップS709へ遷移し、それ以降の後
続の処理を実行する。また、その時にメモリ上に展開画
像がなければ、ステップS704で、それ以前の処理で
各々のPDL展開タスクに対するメモリ割り当て量が予
め設定された値(デフォルト値)から変更されていた
ら、デフォルトメモリ割り当て量に戻す。
【0051】前記ステップS702でカラー複写機1に
対するPDLデータを受信した場合、前記ステップS7
03,ステップS704の処理を実行後、ステップS7
05,ステップS706でPDLデータの展開を行う。
そして、ステップS707でカラー複写機1のエンジン
エラーが解除される迄待つ。その後、エンジンエラーが
解除されたら、ステップS708でその展開データをカ
ラー複写機1へ送出し、ステップS501へ遷移する。
【0052】前記ステップS702でカラー複写機2に
対してPDLデータの受信が有った場合、ステップS7
03〜ステップS712の処理を実行する。詳細な説明
に関しては、前記で説明したカラー複写機1に対する処
理と同じなので省略する。
【0053】また、ステップS701でカラー複写機1
または2に対するPDLデータの受信が無い場合はステ
ップS501に遷移する。
【0054】以上のようにして、画像処理装置110に
おいてはPDLデータから画像データが生成される。
【0055】なお、本システムは、生成された画像デー
タを圧縮して記憶することも可能であり、その場合に
は、記憶された画像データは、読み出された後に伸長処
理が施される図8は、カラー複写機120,121によ
る制御手順のフローチャートである。本実施の形態で
は、2台のカラー複写機を用いるが、カラー複写機自体
の処理は同じなので、一台のカラー複写機の処理のみ説
明する。
【0056】先ず、ステップS801でエンジンエラー
が発生しているか否かをチェックする。そして、もし発
生していれば、ステップS802で画像処理装置に対し
てエラー内容を通知する。また、エラーが発生していな
い場合は、後続の処理へ移る。次に、ステップS803
で、複写機自身のスキャナ部201から原稿を読み込ん
でプリンタ部202から複写出力するローカルコピー要
求があるかをチェックする。もし有れば、ステップS8
04で複写機操作部にビジー表示し、操作部からのキー
入力を禁止する。そして、ステップS805,ステップ
S806でローカルコピーを実行し、ローカルコピー終
了後、前記ステップS801へ遷移し、それ以降の処理
を繰り返す。
【0057】また、前記803でローカルコピー要求が
無い場合、ステップS807で画像処理装置から展開デ
ータが送られてきたかどうかをチェックし、もし、送ら
れてきたら、ステップS808で複写機操作部にビジー
表示し、操作部からのキー入力を禁止する。そして、ス
テップS809,ステップS810で、その展開データ
により、リモートプリントを行う。また、ステップS8
07で画像処理装置から展開データが送られてこなかっ
た場合、ステップS801以降の処理を繰り返す。 [カラー複写機からの入力]前述したように、カラー複
写機のイメージスキャナ部201から読み込んだ画像デ
ータは、信号処理部211から画像処理装置110に対
して出力することができる。その場合、カラー複写機の
スキャナ部からの読み込んだ画像データは、レッド、グ
リーン、ブルー各色ごとに多値のビットマップデータと
して画像処理装置に送られ、画像処理装置からの同期信
号(不図示)に基づいて、同期のとれた画像データを読
み出せるように、一旦、FIFO3014(または30
18)に記憶する。そして、その同期信号に基づいてフ
レームメモリ3013に記憶される。その後、フレーム
メモリ3013に記憶された画像データにアドレス発生
回路3022により読み出しアドレス3023を発生し
て、間引き等の加工処理が施され、ホストインターフェ
ース3015を介してホストコンピュータ102に送ら
れる。
【0058】以上のような本実施の形態のシステムによ
れば、2つの複写機により印刷出力させるための画像デ
ータの展開は、それぞれ独立したPDL展開タスクによ
り行われるため、一方の複写機に生じた異常が他方に影
響を及ぼすことを防止し、正常な複写機による印刷出力
は他方の状態にかかわらず遂行することを保証してい
る。
【0059】更に、一方のPDL展開タスク側のカラー
複写機が何らかのエンジンエラーによりプリントできな
い場合、他方の、エンジンエラーを発生していないカラ
ー複写機に対応するPDL展開タスクは、画像処理装置
の搭載メモリ全部を使うことができる。即ち、通常の時
よりもメモリを多く使えるので、正常な複写機を用いた
印刷処理のパフォーマンス向上が期待できる。 [第2の実施の形態]第2の実施の形態は、第1の実施
の形態と同じ構成のシステムである。第1の実施の形態
と異なる点は、図6として示された、画像処理装置によ
る、いずれか一方の複写機にエンジンエラーが生じてい
る場合の制御手順である。
【0060】すなわち、一方のPDL展開タスク側のカ
ラー複写機が何らかのエンジンエラーによりプリントで
きない場合、他方の、エンジンエラーを発生していない
PDL展開タスクが使用できるメモリ量を、通常時より
増やす(第1の実施の形態のように、全部のメモリを使
えるようにする訳ではない)ことを特徴とする。
【0061】こうすることにより、一方のカラー複写機
にエンジンエラーが発生している時でも、通常時よりも
使用できるメモリ量が少ないため若干パフォーマンスは
落ちるものの、エラーを起こしたカラー複写機に対応す
るPDL展開タスクにより画像展開をすることができる
ので、エンジンエラー解除後、その展開データを使って
直にプリントできる。
【0062】一方、エンジンエラーが発生していないカ
ラー複写機に対応するPDL展開タスクは、通常時より
多くのメモリを使って画像展開ができるので、このタス
ク側は、パフォーマンスの向上が期待できる。
【0063】システム及び個々の装置は第1の実施の形
態と同様であり、第1の実施の形態で説明した制御手順
と異なるのは、図6に相当する部分だけである。すなわ
ち、図5のステップS502によりいずれかのカラー複
写機にエンジンエラーが発生していると判定された場合
に、本実施の形態では図9のフローチャートに分岐す
る。以下に、本実施の形態の特徴を表している図9につ
いて詳細に説明する。
【0064】図9は、図5のステップS502で、カラ
ー複写機1または2から本画像処理装置に対して、エン
ジンエラー有が通知された場合における処理を示す制御
フロー図である。
【0065】先ず、ステップS901でカラー複写機に
対するPDLデータの受信が有るか否かをチェックす
る。そして、もし有ればステップS902でエンジンエ
ラー、またはノーエンジンエラー状態のカラー複写機に
対するPDLデータをそれぞれ受信する。
【0066】次に、ステップS903で既にメモリ上に
展開画像データが有るかをチェックし、もし有ればステ
ップS905、またはステップS908へ遷移し、それ
以降の処理を実行する。また、無ければデフォルトメモ
リ割り当て量を変更する。つまり、エンジンエラーが発
生していない複写機に対応するPDL展開タスクが使用
できるメモリ量を増やし、同時にエンジンエラーが発生
している複写機に対応するPDL展開タスクが使用でき
るメモリ量を減らす。
【0067】なお、このとき増減されるメモリ割り当て
量は、そのPDL展開タスクに対応するカラー複写機の
印刷可能解像度、印刷モード(フルカラー/白黒)、及
びサポートしている用紙サイズ等によって予め決められ
てもよいし、オペレータに適当設定されて決められても
よい。
【0068】前記ステップS902でエンジンエラーが
発生していない複写機側に対するPDLデータを受信し
た場合、前記ステップS903,ステップS904の処
理を実行後、ステップS905,ステップS906で通
常時より多くのメモリを使って画像を展開する。その
後、ステップS907でその展開データをカラー複写機
へ送出し、図5のステップS501へ遷移する。
【0069】また、前記ステップS902で、エンジン
エラーが発生している複写機に対するPDLデータを受
信した場合、ステップS904でメモリ割り当てが減ら
されるために、前述のエンジンエラーが発生していない
複写機に対するデータの処理とは違って、ステップS9
08,ステップS909で通常時より少ないメモリを使
って画像展開をする。その後、ステップS910でエン
ジンエラーが解除されるまで待って、エラー解除後、ス
テップS911でその展開データをカラー複写機へ送出
し、図5のステップS501へ遷移する。
【0070】また、本実施の形態のカラー複写機の制御
フロー図(図8)は、前記実施の形態1と同じため省略
する。
【0071】こうすることで、一方のカラー複写機にエ
ンジンエラーが発生している時でも、通常時よりも使用
できるメモリ量が少ないため若干パフォーマンスは落ち
るものの、エラーを起こしたカラー複写機に対応するP
DL展開タスクにより画像展開をすることができるの
で、エンジンエラー解除後、その展開データを使って直
にプリントできる。 [第3の実施の形態]第3の実施の形態は、第1、第2
の実施の形態と同様のシステムにおいて、一方のPDL
展開タスク側のカラー複写機が何らかのエンジンエラー
によりプリントできない場合、第2の実施の形態のよう
に予め割り当てられたメモリ容量を変更することはせず
に、エンジンエラーが発生しているPDL展開タスク側
でも、可能な限り画像展開を行い、その展開データをメ
モリ及びHDD(メモリ記憶容量をオーバーした場合)
に記憶することを特徴とする。その場合、エンジンエラ
ーが発生していないPDL展開タスク側でも、通常通り
割り当てられたメモリを使って並行して画像展開を行
う。
【0072】第1の実施の形態で説明した図7に加え
て、図10,図11(本図が本実施の形態の特徴を表し
ている図である)が、本実施の形態の画像処理装置の制
御フロー図である。図7は第1の実施の形態で説明した
ので、本実施の形態においては省略する。
【0073】以下に、本実施の形態の特徴を表している
図10,図11について説明する。
【0074】図10は、第1,第2の実施形態における
図5に代わる処理であり、ステップS1001における
条件分岐の分岐先“1”(図6または図9)を“3”
(図11)に変えたものである。従って、詳細な説明は
省略する。
【0075】図11は、図10のステップS1001
で、カラー複写機1または2から本画像処理装置に対し
てエンジンエラー有りが通知され、いずれか一方にエラ
ーがあるとステップS1002で判断された場合におけ
る処理を示す制御フロー図である。
【0076】先ず、ステップS1101で、カラー複写
機に対するPDLデータの受信が有るか否かをチェック
する。そして、もし有れば、ステップS1102でエン
ジンエラー、またはノーエラー状態のカラー複写機に対
するPDLデータをそれぞれ受信する。
【0077】そして、前記ステップS1102で、エン
ジンエラーが発生していない複写機に対するPDLデー
タを受信した場合、ステップS1103,ステップS1
104で画像展開をする。その後、ステップS1105
でその展開データをカラー複写機へ送出し、ステップS
1001へ遷移する。
【0078】前記ステップS1102で、エンジンエラ
ーが発生している複写機に対するPDLデータを受信し
た場合、ステップS1106〜ステップS1108で、
画像展開をする。この時、搭載メモリだけでは展開画像
を記憶するために、記憶容量が足りない場合、搭載HD
Dも使う。
【0079】次に、ステップS1109でエンジンエラ
ーが解除されたかチェックし、解除されていたら、ステ
ップS1110でメモリ及びHDDに記憶された展開画
像をカラー複写機へ送出する。また、ステップS110
9でエンジンエラーが解除されていなかったら、ステッ
プS1111で更なるPDLデータの受信が有るかをチ
ェックし、もし有ればステップS1102へ遷移し、前
記で説明したそれ以降の処理を行う。この場合、エンジ
ンエラーが解除される迄画像展開を行い、その展開画像
データをメモリ、及びHDDに記憶する。このように、
プリントデータを用意しておくことにより、エラー解除
後、直に、且つ連続的にプリントできる。
【0080】また、前記ステップS1111で、更なる
PDLデータの受信が無ければ、ステップS1109へ
遷移し、それ以降の処理を実行する。
【0081】また、本実施の形態のカラー複写機の制御
フロー図(図8)は、前記実施の形態1と同じため省略
する。
【0082】以上のように処理することで、本実施形態
のシステムにおいては、画像を出力する複写機にエラー
が生じたかどうかに関わりなく、正常に動作している場
合と同様にPDLデータから画像データを展開すること
ができ、複写機がエラーから復帰したなら直ちに印刷出
力させることができる。
【0083】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0084】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成される。
【0085】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0086】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0087】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0088】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0089】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図12のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。
【0090】すなわち、少なくとも、前記出力装置各々
のエラー状態を検知する検知工程のコードと、前記検知
工程により前記出力装置のうちのいずれかにエラー状態
が検知された場合、エラー状態が検知された出力装置に
対して割り当てられた記憶領域の容量を小さくし、エラ
ー状態が検知されていない出力装置に対して割り当てら
れた記憶領域の容量を大きくする容量制御工程のコード
と、前記出力装置各々に対する画像データを、それぞれ
の装置に対して割り当てられた前記記憶領域を用いて、
各出力装置ごとに独立して生成し、格納する画像生成工
程のコードの各モジュールのプログラムコードを記憶媒
体に格納すればよい。
【0091】あるいは、前記出力装置各々のエラー状態
を検知する検知工程のコードと、前記出力装置各々に対
する画像データを、それぞれの装置に対して割り当てら
れた前記記憶領域を用いて、各出力装置ごとに独立して
生成する画像生成工程のコードと、前記検知工程により
前記出力装置のうちのいずれかにエラー状態が検知され
た場合、エラー状態が検知された出力装置に対して生成
された画像データを全て格納し、エラー状態が検知され
ていない出力装置に対して生成された画像データを、当
該出力装置に出力する出力工程のコードの各モジュール
のプログラムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0092】
【発明の効果】異常説明したように、本発明の画像処理
装置と方法及び画像処理システムは、システム内のそれ
ぞれの複写機に対応したPDL展開タスクを同時に走ら
せて並列処理(カラー複写機の数だけPDL展開タスク
が存在する)すると共に、ある一方の複写機のエンジン
エラーが発生した場合には、他方に複写機に対応するP
DL展開タスクに、エラーの生じた複写機のためのタス
クが使用するはずの資源を割り当てて資源の利用を効率
良く行う画像処理装置及び画像処理システムを提供する
ことを目的とする。また、エラーを生じた複写機のプリ
ンタデータを記憶しておき、エラー解除後のリカバリー
動作を可能とする。
【0093】
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理、形成システム構成図である。
【図2】カラー複写機の内部ブロック図である。
【図3】本発明に係る画像処理装置の内部ブロック図で
ある。
【図4】ホストコンピュータの内部ブロック図である。
【図5】第1,第2の実施の形態の画像処理装置の制御
を説明するフロー図である。
【図6】第1の実施の形態の画像処理装置の制御を説明
するフロー図である。
【図7】第1,第3の実施の形態の画像処理装置の制御
を説明するフロー図である。
【図8】第1〜第3の実施の形態のカラー複写機の制御
を説明するフロー図である。
【図9】第2の実施の形態の画像処理装置の制御を説明
するフロー図である。
【図10】第3の実施の形態の画像処理装置の制御を説
明するフロー図である。
【図11】第3の実施の形態の画像処理装置の制御を説
明するフロー図である。
【図12】本発明に係る制御手順を実現するプログラム
のメモリマップの図である。
【符号の説明】
101〜103 ホストコンピュータ 110 画像処理装置 120,121 カラー複写機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 B41J 29/46

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを印刷出力する少なくとも2
    台の出力装置に接続された画像処理装置であって、 前記出力装置各々に対してそれぞれ記憶領域が割り当て
    られた、ページ記述言語で記載されたデータを画像デー
    タに展開する記憶手段と、 前記出力装置各々のエラー状態を検知する検知手段と、 前記検知手段により前記出力装置のうちいずれかにエラ
    ー状態が検知された場合、前記ページ記述言語で記載さ
    れたデータを展開する前に、エラー状態が検知された出
    力装置に対して割り当てられた前記記憶領域の容量を小
    さくし、エラー状態が検知されていない出力装置に対し
    て割り当てられた前記記憶領域の容量を大きくする容量
    制御手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ページ記述言語を展開する前に、前
    記記憶手段に既に展開されたデータが存在するかどうか
    判断する手段を更に有し、該手段によってデータが存在
    しないと判断された場合に、前記容量制御手段が前記記
    憶領域の容量を変更することを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段の検知の結果、前記出力装
    置各々がエラー状態では無い場合、前記容量制御手段
    は、前記記憶領域の割り当て量が予め設定された値から
    変更されていたら、予め設定された値に戻すことを特徴
    とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶領域の予め設定された割り当て
    は、前記各出力装置の印刷解像度、色数、用紙サイズ
    によって決められることを特徴とする請求項に記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶領域の予め設定された割り当て
    は、ユーザにより所望の値に設定されることを特徴と
    する請求項に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 ホストコンピュータから送信されるペー
    ジ記述言語で記載されたデータを受信する受信手段を更
    に有し、 前記受信手段は、前記検知手段により前記出力装置のう
    ちいずれかにエラー状態が検知された場合、エラー状態
    ではない出力装置に対する、ページ記述言語で記載され
    たデータのみを受信することを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれか1項 に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記容量制御手段は、エラー状態が検知
    された出力装置に対して割り当てられた前記記憶領域の
    容量を、エラー状態が検知されていない出力装置が全て
    利用可能となるように変更することを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、前記検知手段によりエ
    ラー状態と検知された出力装置で印刷出力するためのデ
    ータを展開して保持し、該出力装置のエラー状態が解除
    された際に、該展開データを当該出力装置に送出するこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    画像処理装置。
  9. 【請求項9】 画像データを印刷出力する少なくとも2
    台の出力装置に接続され、前記出力装置各々に対してそ
    れぞれ記憶領域が割り当てられた、ページ記述言語で記
    載されたデータを画像データに展開するための記憶手段
    を有する画像処理装置における画像処理方法であって、 前記出力装置各々のエラー状態を検知する検知工程と、 前記検知工程により前記出力装置のうちのいずれかにエ
    ラー状態が検知された場合、前記ページ記述言語で記載
    されたデータを展開する前に、エラー状態が検知された
    出力装置に対して割り当てられた記憶領域の容量を小さ
    くし、エラー状態が検知されていない出力装置に対して
    割り当てられた記憶領域の容量を大きくする容量制御工
    とを備えることを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記ページ記述言語を展開する前に、
    前記記憶手段に既に展開されたデータが存在するかどう
    か判断する工程を更に有し、該手段によってデータが存
    在しないと判断された場合に、前記容量制御工程により
    前記記憶領域の容量を変更することを特徴とする請求項
    9に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記検知工程による検知の結果、前記
    出力装置各々がエラー状態では無い場合、前記容量制御
    工程では、前記記憶領域の割り当て量が予め設定された
    値から変更されていたら、予め設定された値に戻すこと
    を特徴とする請求項9または10に記載の画像処理方
    法。
  12. 【請求項12】 前記記憶容量の予め設定された割り当
    て量は、前記各出力装置の印刷解像度、色数、用紙サイ
    ズによって決められることを特徴とする請求項11に記
    載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記記憶領域の予め設定された割り当
    て量は、ユーザにより所望の値に設定されることを特徴
    とする請求項11に記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 ホストコンピュータから送信されるペ
    ージ記述言語で記載されたデータを受信する受信工程を
    更に有し、前記受信工程は、前記検知工程により前記出
    力装置のうちいずれかにエラー状態が検知された場合、
    エラー状態ではない出力装置に対する、ページ記述言語
    で記載されたデータのみを受信することを特徴とする請
    求項9乃至13のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記容量制御工程は、エラー状態が検
    知された出力装置に対して割り当てられた前記記憶領域
    の容量を、エラー状態が検知されていない出力装置が全
    て利用可能となるように変更することを特徴とする請求
    項9乃至14のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記記憶手段には、前記検知工程によ
    りエラー状態と検知された出力装置で印刷出力するため
    のデータを展開して保持し、該出力装置のエラー状態が
    解除された際に、該展開データを当該出力装置に送出す
    ることを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項
    記載の画像処理方法。
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