JP2006325260A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006325260A
JP2006325260A JP2006220405A JP2006220405A JP2006325260A JP 2006325260 A JP2006325260 A JP 2006325260A JP 2006220405 A JP2006220405 A JP 2006220405A JP 2006220405 A JP2006220405 A JP 2006220405A JP 2006325260 A JP2006325260 A JP 2006325260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
image data
function
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006220405A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Hirono
龍夫 広野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2006220405A priority Critical patent/JP2006325260A/ja
Publication of JP2006325260A publication Critical patent/JP2006325260A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

【課題】本発明は画像形成装置に画像読取装置を増設拡張して安価にかつ高速に複写機能を実現する画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成システム1は、入力画像データに基づいて用紙に画像を記録出力する画像形成装置10に、原稿の画像を読み取って画像データを出力する画像読取装置20を増設拡張し、画像読取装置20で読み取った原稿の画像データを画像形成装置10に送って画像形成装置10で画像を用紙に記録出力する複写機能を実現するに際して、画像読取装置20が、画像データを蓄積する画像データ蓄積機能を有し、読み取った原稿の画像データを当該画像データ蓄積機能で一旦蓄積した後、画像形成装置10に送る。したがって、安価に画像形成装置10に画像読取装置20を増設して複写機能等の機能を拡張した画像形成システム1を処理速度が速く、利用性の良好なものとすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成システムに関し、詳細には、画像形成装置に画像読取装置を増設拡張して安価にかつ高速に複写機能を実現する画像形成システムに関する。
従来、プリンタ等の画像形成装置とスキャナ等の画像読取装置は、それぞれ単独で使用されており、また、これらの画像形成装置と画像読取装置を1体とした複写装置が使用されている。
ところが、画像形成装置と画像読取装置の一方だけでは、利用用途の拡大等から不便となり、近時、例えば、画像形成装置として、後から他の装置、例えば、画像読取装置を追加することのできるものが出現している。
そして、この場合、画像読取装置と画像形成装置の同期が取られていないため、処理に要する時間が長くなり、その操作も煩雑なものとなる。
ところが、複写装置は、画像の読み取りと画像の形成を同期して行うため、処理は高速であり、操作も容易であるが、画像形成装置や画像読取装置として独立して使用することができない。
そこで、従来、画像読取装置により読み取った原稿の画像データを該画像読取装置とは別の筐体に収容された画像形成装置に転送することにより原稿の複写を行う画像形成方法において、前記原稿の複写に際して、前記画像読取装置の読取制御部が前記画像形成装置の画像形成制御部に代わって前記画像形成装置の少なくとも画像形成動作を制御する画像形成方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−270167号公報
また、今日、LAN(Local Area Network)等の発達に伴って、比較的価格の安いスキャナやプリンタをローカルなネットワークに接続し、ホストコンピュータや他のコントローラなどによりそれらのスキャナやプリンタを制御して、原稿を複写するシステムが普及しつつある。
このようなシステムにおいては、LANにコンピュータ、画像読取装置及び画像形成装置を接続して、安価に従来の複写装置に代わる複写システムを構築することができる。
ところが、複写装置と異なり、大量の原稿を取り扱う場合には、画像読取装置における原稿読取及び原稿差替え作業時間と手間がかかり、利用性が悪いという問題があるとともに、複写処理が実行されている期間は画像形成装置が解放されず、コンピュータによる印刷を行うことができず、システム全体の利用性が悪いという問題があった。
そこで、従来、複数の画像読取装置、および、画像形成装置がネットワークされた画像処理システムであって、ジョブに使用する画像読取装置を認識し、その画像読取装置に読取処理を実行させ、前記画像形成装置に印刷処理を実行させる制御手段と、前記画像読取装置から受信される画像データを格納する格納手段とを備え、前記制御手段は、前記格納手段から読出した画像データを前記画像形成装置へ送り、その画像データに基づく印刷処理を前記画像形成装置に実行させる画像処理システムが提案されている(特許文献2参照)。
特開平11−219270号公報
すなわち、この画像処理システムは、ネットワークに接続された画像読取装置で読み取った画像データを制御手段の制御下で格納手段に一旦蓄積した後、画像形成装置に転送して、画像形成装置で画像形成している。
また、従来、通信媒体を介して接続された複数の画像読取装置、画像形成装置等の各装置の性能を比較して、各装置に性能の優れている方を選択する画像処理装置が提案されている(特許文献3参照)。
特開2000−134390号公報
すなわち、画像処理装置に接続されている画像読取装置、画像形成装置等の複数の装置が共通の機能を有する場合においてその機能の性能比較を行って、機能の最適化を適宜自動的に図るものである。
しかしながら、このような従来の技術にあっては、画像形成機能に画像読取機能を安価にかつ利用性良好な状態で付加する上で、改良の必要があった。
すなわち、特許文献2記載の従来技術にあっては、ネットワークに接続された画像読取装置で読み取った画像データを制御手段の制御下で格納手段に一旦蓄積した後、画像形成装置に転送して、画像形成装置で画像形成しているため、ネットワーク接続が基本となっているとともに、処理速度が遅く、改良の必要があった。
また、特許文献3記載の従来技術にあっては、画像処理装置に接続されている画像読取装置、画像形成装置等の複数の装置が共通の機能を有する場合にその機能の最適化を適宜自動的に図っているため、複数の画像読取装置や画像形成装置の性能を比較する必要があり、処理速度が遅くなるとともに、コストが高くつくという問題があった。
そして、画像形成装置を基本として、画像読取装置を拡張しようとする場合、画像形成装置の任意の増設可能な記憶装置、例えば、ハードディスクを増設して使用する場合、増設に伴って、その記憶装置に予め割り当てられている画像形成装置以外のアプリケーション(コピー、ファクシミリ、スキャナ)機能領域を割り当てる必要があり、資産の移植による費用がかかる。また、画像形成装置に専用の記憶装置を設置すると、また、コストの増加につながるという問題がある。
そこで、請求項1記載の発明は、入力される画像データに基づいて用紙に当該画像を記録出力する画像形成装置に、原稿の画像を読み取って当該原稿の画像データを出力する画像読取装置を増設拡張し、当該画像読取装置で読み取った原稿の画像データを画像形成装置に送って当該画像形成装置で当該原稿の画像を用紙に記録出力する複写機能を実現するに際して、画像読取装置が、画像データを蓄積する画像データ蓄積機能を有し、読み取った原稿の画像データを当該画像データ蓄積機能で一旦蓄積した後、画像形成装置に送ることにより、画像形成装置に共通機能として画像データ記憶装置を有している場合にも、画像読取装置で読み取った画像データを一意に画像読取装置の画像データ蓄積機能で蓄積し、従来のように性能比較を行ったり、選択手段を設けることなく、また、原稿読取装置及び画像形成装置以外に画像データ記憶装置を設置したり、画像形成装置の資産の移植作業を行うことなく、安価に画像形成装置に画像読取装置を増設して複写機能等の機能を拡張した処理速度が速く、利用性の良好な画像形成システムを提供することを目的としている。
請求項2記載の発明は、画像データ蓄積機能を、少なくとも、電源がオフの場合にも画像データを保存する大容量のメモリ機能を有するものとすることにより、複写時の原稿画像データを蓄積して、複写頻度の多いファイルの蓄積及びメモリリテンション機能による転写紙ジャム時のリカバリ、電子ソート等を実現し、ジャムリカバリー及びメモリリテンション機能等の単一の複写機としての機能を持たせて、処理速度が速く、より一層利用性の良好な画像形成システムを提供することを目的としている。
請求項3記載の発明は、画像データ蓄積機能を、少なくとも、画像データを一次保存する機能を有するものとすることにより、画像データの蓄積処理と画像処理を同時に行い、単一複写機としての生産性を持たせて、処理速度が速く、より一層利用性の良好な画像形成システムを提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の画像形成システムは、入力される画像データに基づいて用紙に当該画像を記録出力する画像形成装置に、原稿の画像を読み取って当該原稿の画像データを出力する画像読取装置を増設拡張し、当該画像読取装置で読み取った原稿の画像データを前記画像形成装置に送って当該画像形成装置で当該原稿の画像を用紙に記録出力する複写機能を実現する画像形成システムであって、前記画像読取装置が、画像データを蓄積する画像データ蓄積機能を有し、前記読み取った原稿の画像データを当該画像データ蓄積機能で一旦蓄積した後、前記画像形成装置に送ることにより、上記目的を達成している。
上記構成によれば、入力される画像データに基づいて用紙に当該画像を記録出力する画像形成装置に、原稿の画像を読み取って当該原稿の画像データを出力する画像読取装置を増設拡張し、当該画像読取装置で読み取った原稿の画像データを画像形成装置に送って当該画像形成装置で当該原稿の画像を用紙に記録出力する複写機能を実現するに際して、画像読取装置が、画像データを蓄積する画像データ蓄積機能を有し、読み取った原稿の画像データを当該画像データ蓄積機能で一旦蓄積した後、画像形成装置に送るので、画像形成装置に共通機能として画像データ記憶装置を有している場合にも、画像読取装置で読み取った画像データを一意に画像読取装置の画像データ蓄積機能で蓄積することができ、従来のように性能比較を行ったり、選択手段を設けることなく、また、原稿読取装置及び画像形成装置以外に画像データ記憶装置を設置したり、画像形成装置の資産の移植作業を行うことなく、安価に画像形成装置に画像読取装置を増設して複写機能等の機能を拡張した画像形成システムを処理速度が速く、利用性の良好なものとすることができる。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記画像形成システムは、前記画像データ蓄積機能として、少なくとも、電源がオフの場合にも前記画像データを保存する大容量のメモリ機能を有するものであってもよい。
上記構成によれば、画像データ蓄積機能を、少なくとも、電源がオフの場合にも画像データを保存する大容量のメモリ機能を有するものとしているので、複写時の原稿画像データを蓄積して、複写頻度の多いファイルの蓄積及びメモリリテンション機能による転写紙ジャム時のリカバリ、電子ソート等を実現することができ、ジャムリカバリー及びメモリリテンション機能等の単一の複写機としての機能を持たせて、画像形成システムを処理速度が速く、より一層利用性の良好なものとすることができる。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記画像形成システムは、前記画像データ蓄積機能として、少なくとも、前記画像データを一次保存する機能を有するものであってもよい。
上記構成によれば、画像データ蓄積機能を、少なくとも、画像データを一次保存する機能を有するものとしているので、画像データの蓄積処理と画像処理を同時に行うことができ、単一複写機としての生産性を持たせて、画像形成システムを処理速度が速く、より一層利用性の良好なものとすることができる。
請求項1記載の発明の画像形成システムによれば、入力される画像データに基づいて用紙に当該画像を記録出力する画像形成装置に、原稿の画像を読み取って当該原稿の画像データを出力する画像読取装置を増設拡張し、当該画像読取装置で読み取った原稿の画像データを画像形成装置に送って当該画像形成装置で当該原稿の画像を用紙に記録出力する複写機能を実現するに際して、画像読取装置が、画像データを蓄積する画像データ蓄積機能を有し、読み取った原稿の画像データを当該画像データ蓄積機能で一旦蓄積した後、画像形成装置に送るので、画像形成装置に共通機能として画像データ記憶装置を有している場合にも、画像読取装置で読み取った画像データを一意に画像読取装置の画像データ蓄積機能で蓄積することができ、従来のように性能比較を行ったり、選択手段を設けることなく、また、原稿読取装置及び画像形成装置以外に画像データ記憶装置を設置したり、画像形成装置の資産の移植作業を行うことなく、安価に画像形成装置に画像読取装置を増設して複写機能等の機能を拡張した画像形成システムを処理速度が速く、利用性の良好なものとすることができる。
請求項2記載の発明の画像形成システムによれば、画像データ蓄積機能を、少なくとも、電源がオフの場合にも画像データを保存する大容量のメモリ機能を有するものとしているので、複写時の原稿画像データを蓄積して、複写頻度の多いファイルの蓄積及びメモリリテンション機能による転写紙ジャム時のリカバリ、電子ソート等を実現することができ、ジャムリカバリー及びメモリリテンション機能等の単一の複写機としての機能を持たせて、画像形成システムを処理速度が速く、より一層利用性の良好なものとすることができる。
請求項3記載の発明の画像形成システムによれば、画像データ蓄積機能を、少なくとも、画像データを一次保存する機能を有するものとしているので、画像データの蓄積処理と画像処理を同時に行うことができ、単一複写機としての生産性を持たせて、画像形成システムを処理速度が速く、より一層利用性の良好なものとすることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図5は、本発明の画像形成システムの一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の画像形成システムの一実施の形態を適用した画像形成システム1のシステムブロック構成図である。
図1において、画像形成システム1は、画像形成装置10に画像読取装置20が増設拡張されて、構築されている。
画像形成装置10は、CTL11、プリンタ用OP(オペレーションパネル)12、VGA13及びPCU14等を備えており、画像読取装置20は、スキャナ用OP(オペレーションパネル)21、IPU22及びSCU23等を備えている。なお、図1において、二重矢印は、画像データの流れを示している。
CTL11は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、NV−RAM(NonVolatile RAM)、PIO(Parallel Input Output)、SIO(Serial InputOutput)、AD(Analogu Degital 変換器)、DA(Degital Analogu 変換器)等で構成され、画像形成装置10の制御を行う。CTL11は、その各構成素子及び外部のプリンタ用OP12が、A/D(アドレスデータ)バス2で接続され、CPUから適宜必要なアドレスデータのセット及び取り込みを行う。
CTL11は、CPUが、RAMをワークメモリとして利用して、ROM内に格納されている制御用プログラムに基づいて、各部を制御し、画像形成装置10としての動作制御及び拡張された画像読取装置20の制御を行う。CTL11のNV−RAMは、機器固有の調整値等を電源OFF/ON後も保持する不揮発メモリであり、CTL11のPIOは、モータ等の負荷部品へのON/OFF出力及びセンサー等の検知部品からのセット/リセット入力用のポートである。
IICは、複数のモジュール間のステータス及びコマンドを入出力し、CTL11と各モジュールを直接接続するSIOであってもよい。CTL11のADは、図示しない定着ヒータや感光体上の顕像濃度等のアナログ入力をデジタル化し、CTL11のDAは、図示しない感光体上の画像濃度を制御する高圧電源の出力値等をデジタル値からアナログ値に変換する。CTL11は、上記構成部品から、画像形成装置10の状態を取得して、画像読取装置20のIPU22に通知する。
そして、プリンタ用OP12は、複数のハードキー/LED及び2行×16桁のLCDを有し、画像形成装置10専用の操作部であって、キー入力及びLED、LCDの点灯表示が、A/Dバス上のデータでCTL11によって制御される。
VGA13は、GAVD(Gate Array Video Device )を含み、PCU14からの書込用KCMYデータをその作像システムにあった書込用のγ変換等を行なって、書込用のKCMYデータを作成する。なお、図示しないLD(半導体レーザ)は、書込データを入力として、電流制御でレーザ出力がコントロールされるため、入力画像データと作像結果が一致する。
PCU14は、NIC(Network Interface Card)によりネットワークに接続されており、CPU、ROM、RAM、HDD(ハードディスク)、HDDコントロールユニット、NICコントロールユニット等を備えている。RAMは、CPU制御用ワークメモリ及び画像データのフレームメモリを兼ねており、フレームメモリは、IPU22、NIC、HDDから転送される画像データの保持及び画像データのHDD、NIC、VGAへの転送前の保持を行う。
PCU14は、画像データの入出力、ステータス及びコマンドデータのCTL11及びIPU22への中継、プリンタ用画像データのファイル化と一時蓄積及びIPU22からの画像データの受信を行う。
そして、画像読取装置20では、SCU23が、IPU22内のCPUによってSIOを通して制御され、スキャナ(CCD)で読み取ったRGBデータの量子化(スキャンγ変換等)及び変倍機能を行なって、当該原稿画像データRGBを、画像制御用ステータス信号(FGATE、LGATE、CLOCK)と伴にIPU22に転送する。なお、FGATEは、画像データ有効領域用の画像制御信号、LAGTEは、主走査有効領域用の画像制御信号、CLOCKは、画素有効領域(画像周波数:主走査有効画像領域、解像度、スキャナモータ等倍時の速度で一意に決定)用の画像制御信号である。
IPU22は、SCU23から転送されてきたRGBの画像データを書込用のKCMYの画像データへの色変換等行って、PCU14に転送する。ただし、アプリケーションによっては、例えば、スキャナ機能では、色変換することなく、RGBの画像データをPCU14へ転送する。
また、IPU22は、画像形成装置10に増設拡張されると、画像読取装置20の制御を行うとともに、画像形成システム1全体を制御する。
さらに、IPU22は、図示しない原稿照明用ランプの制御(点/消灯、ランプ光量)、原稿照明ランプの駆動用スキャナモータの制御(スタート/ストップ、正/逆転、加/減速)及びセンサー等の検知部品をCTL11と同様の構成(CPU、ROM、RAM、NV−RAM、PIO、SIO(IIC))で制御する。
そして、後述するように、スキャナ用OP21で設定された各アプリケーションのモードデータはIPU22に通知され、IPU22は、当該モードデータに応じて、画像読取装置20の制御及びCTL11への画像形成動作コマンドの通知を行う。
そして、画像形成システム1は、画像形成装置10と画像読取装置20が、図1の破線部分で電気的及び物理的に分割可能であり、画像形成装置10のCTL11は、IICを通じて画像読取装置20のIPU22の接続を認識することができるため、IPU22は、OP12、21の選択、有効/無効化及びプリンタ以外のアプリケーション、例えば、複写、ファクシミリ、スキャナ等の動作を行うことができる。
スキャナ用OP21は、図2に示すように、LCDタッチパネル31、LCDタッチパネル31より右側に設けられたテンキー32、スタートキー33、クリア/ストップキー34、特殊キー35、プログラムキー36、リセットキー37、予熱キー38、割り込みキー39、LCDタッチパネル31よりも左側に設けられた初期設定キー40、カラー調整キー41、カラーモード選択キー群42及びアプリケーションキー群43等を備えている。
LCDタッチパネル31は、操作モード表示領域と操作モード設定のための入力を兼ね備え、例えば、サイズ640×480のドットサイズを有している。
テンキー32は、コピー(複写機能)の複写部数等を設定するキーであり、スタートキー33は、コピーの実行キーである。クリア/ストップキー34は、実行中のコピーの中断または設定値をクリアするキーであり、特殊キー35は、・/*及び#キーで、設定の確定キー等として使用される。プログラムキー36は、予め指定した使用頻度の高い設定モード等を設定及び設定したモードを呼び出すためのキーであり、リセットキー37は、現在の設定モードをデフォルト設定モードに復帰させるキーである。割り込みキー39は、実行中の動作を一旦中断して、中断中に他のモードの動作を可能としたり、再度割り込みキー39のON(オン)によって中断中の設定モードに復帰させるためのキーである。
また、初期設定キー40は、ユーザ毎に異なるデフォルトモードを指定等するキーであり、カラー調整キー41は、コピーカラー部分のしあがり等を予め設定するキーである。カラーモード選択キー群42は、原稿色に一致したコピーを実行するACS、原稿黒部を含めKCMYのトナー色でコピーを実行するフルカラー、原稿をK(ブラック)のトナー単色を含め図示しない別途設定する単色でコピーを実行する白黒及び単色、原稿黒部分とその他の色部分等をそれぞれ別途設定する単色でコピーを実行する2色コピーキー等のキーを有している。また、アプリケーションキー群43は、表示画面を指定したアプリケーションに切り換えるキー群である。
上記スキャナ用OP21は、LCDタッチパネル31の表示データのメモリ及びコントロールを行うVGA/V−RAMを有し、画像読取装置20が画像形成装置10に増設された機能拡張時には、画像形成システム1の操作部となる。また、スキャナ用OP21は、キー入力データ及び出力表示用データがIICによってIPU22によって制御され、キー入力に対応するLCDタッチパネル31の操作画面表示、機器状態表示、それぞれの画面表示及び機器状態でのハードキー入力の有効/無効、ソフトキー入力が可能となる。
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態の画像形成システム1は、画像形成装置10に画像データ蓄積機能として、図3に示す一次メモリ24とハードディスク(HDD)26を有する画像読取装置20を増設拡張して、コピー機能を可能としている。
すなわち、画像形成システム1は、画像形成装置10に画像読取装置20が、図1の破線部分で電気的、物理的に増設され、コピー機能が機能拡張されている。
そして、画像読取装置20のIPU22は、各種画像処理を行うが、画像読取装置20が画像形成装置10に増設拡張されると、画像読取装置20の制御を行うとともに、画像形成システム1全体を制御し、図3に示すように、一次メモリ24、圧縮/伸張器25及びハードディスク(以下、HDDという。)26等を備えており、一次メモリ24は、IPU22内のCPUの制御ワークメモリであるRAMが兼ねるフレームメモリである。
IPU22は、SCU23から転送される画像データを、処理Aによって主走査変倍処理して、アプリケーション(複写)設定された倍率モードに画像データを一致させ、一次メモリ24に蓄積する。さらに、IPU22は、一次メモリ24に蓄積した画像データを、処理Bでの処理によって、文字モードでのエッジ強調、写真モードでのモアレ防止等のフィルタ処理、スキャナγ変換処理、色補正画像データのRGB→KCMY変換)処理、クリエイト(斜体、ミラー等)処理を行って、PCU14に転送する。
そして、IPU22は、一次メモリ24に蓄積した画像データ及び複写設定モードデータを、圧縮/伸張器25で圧縮処理した後、HDD26にファイルとして一次蓄積する。IPU22は、HDD26にファイルを蓄積すると、IPU22内のNV−RAMに、ファイル/ユーザ名称を含む複写設定モードデータ及びページ数、ページ毎のカラーモードを保持し、こららのデータは、CTL11からIPU22へIICを通して通知される。
IPU22は、印刷モードにおいて、スキャナ用OP21のLCDタッチパネル31の操作画面にHDD26に蓄積しているファイルを表示させ、この表示されるファイルが選択されて印刷指示されると、HDD26内のファイルを圧縮/伸張器25で伸張処理した後、一次メモリ24に再度蓄積して、その後の画像形成に供される。なお、IPU22は、HDD26に一次蓄積した画像データについては、複写が正常に終了した後は、上書き等を行い、再利用することができなくなる。
そして、画像形成システム1は、上述のように、画像読取装置20が画像形成装置10に増設拡張されると、画像読取装置20のスキャナ用OP21のLCDタッチパネル31には、図2に示したように、コピー機能モードの表示を行い、このLCDタッチパネル31の表示内の原稿読取キーがON(オン)されると、図4に示すように、文章情報の表示画面に切り換える。
IPU22は、LCDタッチパネル31に文章情報項目を表示し、文章情報項目に、文書名、ユーザ名、解除及びOK項目を表示する。文章情報項目は、上述のように、IPU22がHDD26に読み取った画像データをファイルとして蓄積する際に、当該ファイルに付与する文書名、ユーザ名を図示しないキャラクタソフトキーで登録するのに使用される。
なお、図4では、読取モードとして、転写紙サイズA4に原稿を変倍し、カラーモードとして、フルカラーでの読み取りがモード設定されている。このモード設定は、スキャナ用OP21のカラーモード選択キー群42のフルカラーハードキー及びLCDタッチパネル31の反転表示された「A4Y」、「用紙指定変倍」のタッチキーをON(オン)することで設定することができる。
画像形成システム1は、この状態で、スタートキー33がオンされると、通常のコピー動作と同様に、画像読取装置20が、原稿の読み取りを行い、読み取った原稿の画像データを、上述のように、IPU22のHDD26に一時ファイル蓄積する。
なお、このとき、LCDタッチパネル31の文書情報項目の解除キー及びOKタッチキーが操作されると、上記文書名項目で登録された名称で読み取った文書のHDD26へのファイル蓄積決定をリセットし、また、セットする。
そして、IPU22は、HDD26に蓄積した文章を更新したときには、その更新結果を、IPU22内のNV−RAMに新規文書追加、文書削除、ユーザ名、文章名、カラーモードを含む設定モードを追加して修正する。また、カラーモードACSの場合には、IPU22は、ページ毎の作像モード(白黒又はフルカラー)を付加する。
上述のように、HDD26にファイルを蓄積している状態で、スキャナ用OP21のアプリケーションキー群43のドキュメントボックスキーがオンされると、図5に示すように、LCDタッチパネル31の表示画面を、印刷モードに切り換えて、HDD26に格納されている印刷文章選択画面を表示する。
ユーザは、このLCDタッチパネル31の印刷文書選択画面で、文章名が直接選択指定することができ、文書指定が行われた後、スタートキー33がオンされると、画像形成システム1は、印刷処理をスタートさせ、CTL11からIPU22へ印刷選択文書を通知し、IPU22が、HDD26内に蓄積されたファイルを、上述のように、HDD26から一次メモリ24に転送して、印刷処理に供する。
このように、本実施の形態の画像形成システム1は、入力される画像データに基づいて用紙に当該画像を記録出力する画像形成装置10に、原稿の画像を読み取って当該原稿の画像データを出力する画像読取装置20を増設拡張し、画像読取装置20で読み取った原稿の画像データを画像形成装置10に送って画像形成装置10で原稿の画像を用紙に記録出力する複写機能を実現するに際して、画像読取装置20のIPU22が、画像データを蓄積する画像データ蓄積機能として、一次メモリ24とHDD26を有し、読み取った原稿の画像データを当該画像データ蓄積機能で一旦蓄積した後、画像形成装置10に送っている。
したがって、画像形成装置10に共通機能として画像データ記憶装置を有している場合にも、画像読取装置20で読み取った画像データを一意に画像読取装置20の画像データ蓄積機能で蓄積することができ、従来のように性能比較を行ったり、選択手段を設けることなく、また、原稿読取装置20及び画像形成装置10以外に画像データ記憶装置を設置したり、画像形成装置10の資産の移植作業を行うことなく、安価に画像形成装置10に画像読取装置20を増設して複写機能等の機能を拡張した画像形成システム1を処理速度が速く、利用性の良好なものとすることができる。
また、本実施の形態の画像形成システム1は、画像データ蓄積機能を、少なくとも、電源がオフの場合にも画像データを保存する大容量のメモリ機能であるHDD26を有するものとしている。
したがって、複写時の原稿画像データを蓄積して、複写頻度の多いファイルの蓄積及びメモリリテンション機能による転写紙ジャム時のリカバリ、電子ソート等を実現することができ、ジャムリカバリー及びメモリリテンション機能等の単一の複写機としての機能を持たせて、画像形成システム1を処理速度が速く、より一層利用性の良好なものとすることができる。
さらに、本実施の形態の画像形成システム1は、画像データ蓄積機能を、少なくとも、画像データを一次保存する一次メモリ24を有するものとしている。
したがって、画像データの蓄積処理と画像処理を同時に行うことができ、単一複写機としての生産性を持たせて、画像形成システム1を処理速度が速く、より一層利用性の良好なものとすることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
以上説明してきたように、この発明による画像形成システムによれば、画像形成装置に共通機能として画像データ記憶装置を有している場合にも、画像読取装置で読み取った画像データを一意に画像読取装置の画像データ蓄積機能で蓄積することができ、従来のように性能比較を行ったり、選択手段を設けることなく、また、原稿読取装置及び画像形成装置以外に画像データ記憶装置を設置したり、画像形成装置の資産の移植作業を行うことなく、安価に画像形成装置に画像読取装置を増設して複写機能等の機能を拡張した画像形成システムを処理速度が速く、利用性の良好なものとすることができる。
本発明の画像形成システムの一実施の形態を適用した画像形成システムの要部ブロック構成図。 図1のスキャナ用OPの要部平面図。 図1のIPUの要部ブロック構成図。 図2のLCDタッチパネルのコピー機能モード時の表示画面の一例を示す図。 図2のLCDタッチパネルの印刷モード時の表示画面の一例を示す図。
符号の説明
1 画像形成システム
10 画像形成装置
11 CTL
12 プリンタ用OP(オペレーションパネル)
13 VGA
14 PCU
20 画像読取装置
21 スキャナ用OP(オペレーションパネル)
22 IPU
23 SCU
24 一次メモリ
25 圧縮/伸張器
26 ハードディスク(HDD)
31 LCDタッチパネル
31 LCDタッチパネル
32 テンキー
33 スタートキー
34 クリア/ストップキー
35 特殊キー
36 プログラムキー
37 リセットキー
38 予熱キー
39 割り込みキー
40 初期設定キー
41 カラー調整キー
42 カラーモード選択キー群
43 アプリケーションキー群

Claims (3)

  1. 入力される画像データに基づいて用紙に当該画像を記録出力する画像形成装置に、原稿の画像を読み取って当該原稿の画像データを出力する画像読取装置を増設拡張し、当該画像読取装置で読み取った原稿の画像データを前記画像形成装置に送って当該画像形成装置で当該原稿の画像を用紙に記録出力する複写機能を実現する画像形成システムであって、前記画像読取装置が、画像データを蓄積する画像データ蓄積機能を有し、前記読み取った原稿の画像データを当該画像データ蓄積機能で一旦蓄積した後、前記画像形成装置に送ることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成システムは、前記画像データ蓄積機能として、少なくとも、電源がオフの場合にも前記画像データを保存する大容量のメモリ機能を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記画像形成システムは、前記画像データ蓄積機能として、少なくとも、前記画像データを一次保存する機能を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成システム。
JP2006220405A 2006-08-11 2006-08-11 画像形成システム Pending JP2006325260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006220405A JP2006325260A (ja) 2006-08-11 2006-08-11 画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006220405A JP2006325260A (ja) 2006-08-11 2006-08-11 画像形成システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002141653A Division JP2003333244A (ja) 2002-05-16 2002-05-16 画像形成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006325260A true JP2006325260A (ja) 2006-11-30

Family

ID=37544514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006220405A Pending JP2006325260A (ja) 2006-08-11 2006-08-11 画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006325260A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8243348B2 (en) 2008-09-11 2012-08-14 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus and method and computer program product for controlling the same
US8289549B2 (en) 2008-02-22 2012-10-16 Ricoh Company, Ltd. Controller unit, method of controlling image processing, and recording medium
US8305638B2 (en) 2008-06-18 2012-11-06 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus having plural detachable image processing units for image processing tasks

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8289549B2 (en) 2008-02-22 2012-10-16 Ricoh Company, Ltd. Controller unit, method of controlling image processing, and recording medium
US8305638B2 (en) 2008-06-18 2012-11-06 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus having plural detachable image processing units for image processing tasks
US8243348B2 (en) 2008-09-11 2012-08-14 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus and method and computer program product for controlling the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4137093B2 (ja) データ処理システム及びデータ処理装置
JP5438358B2 (ja) データ処理装置及びその制御方法
JP4849536B2 (ja) 画像処理システム、制御方法、及びプログラム
JP2007324956A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2007140181A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2007116457A (ja) 画像形成装置
JP2006325260A (ja) 画像形成システム
JP4675861B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御用コンピュータのプログラム、及び印刷装置の制御方法
JP6703797B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2007025882A (ja) 省電力モードからの高速復帰手段
JP4202678B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
JP2011259180A (ja) 画像形成装置及び当該画像形成装置を制御する制御方法
JP2001218025A (ja) 画像形成装置
JP2008268326A (ja) 画像形成装置および電源制御方法
JP2004153568A (ja) 画像形成装置
JP2003333244A (ja) 画像形成システム
JP2003333292A (ja) 画像形成システム
US11606468B2 (en) Image forming apparatus, image forming method for printing images in an order different from an order of reading images
JP5312218B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2011103635A (ja) 画像形成システム
JP5563265B2 (ja) 印刷装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP3544021B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP2007025881A (ja) 省電力モードからの高速復帰手段
JP2003023537A (ja) 画像処理装置
JP3599415B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060901

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071029

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071204