JP3471956B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

Info

Publication number
JP3471956B2
JP3471956B2 JP03842295A JP3842295A JP3471956B2 JP 3471956 B2 JP3471956 B2 JP 3471956B2 JP 03842295 A JP03842295 A JP 03842295A JP 3842295 A JP3842295 A JP 3842295A JP 3471956 B2 JP3471956 B2 JP 3471956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color space
space compression
image
color
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03842295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08237491A (ja
Inventor
聰 谷尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP03842295A priority Critical patent/JP3471956B2/ja
Publication of JPH08237491A publication Critical patent/JPH08237491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3471956B2 publication Critical patent/JP3471956B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力されたカラー画像
データを色処理する画像処理装置及び方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年様々なデジタルカラー複写機が普及
し、そこに各種インターフェース装置を接続し、デジタ
ルカラー複写機以外からのスキャナ等の他の画像入力装
置からの画像データに基づきプリント出力が得られる様
なシステムが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】これらシステムを
構成するデジタルカラー複写機等は、それぞれ機種固有
の色再現範囲、即ち、各機種において入出力することが
できる範囲、を有しており、画像ソースとしてNTSC
やApple13インチ等のモニターの色再現範囲に対
応した画像を複写機でプリントアウトする際には、プリ
ンタで再現出来ない色を含む可能性があるため、プリン
タの色再現範囲に色空間圧縮して出力する必要が有る。
ところが、この色空間圧縮をCPUで演算してソフト的
に行うには、画像サイズが数十メガバイトもある場合に
は非常に時間がかかり、非効率的であった。
【0004】本願第1の発明は上述の点にかんがみてな
されたものでありソフト的に色空間圧縮する第1の色空
間圧縮手段に加え、ハード的に色空間圧縮する第2の色
空間圧縮手段が接続されているか判別し、この判別結果
によりハード的に色空間圧縮色空間圧縮手段が接続され
ていない場合、ソフト的に色空間圧縮を行うことで、効
率的に短時間に色空間圧縮することができるようにする
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために本願発明は以下の構成を有する。
【0006】本願第1の発明は、画像データを入力する
入力手段、前記入力した画像データに対してソフト的に
色空間圧縮する第1の色空間圧縮処理手段と、インター
フェイス部に前記入力した画像データに対してハード的
に色空間圧縮する第2の色空間圧縮処理手段が接続され
ているか判別する判別手段とを有する画像処理装置であ
って、前記判別手段による判別結果前記第2の色空間圧
縮処理手段が接続されていない場合、前記第1の色空間
圧縮処理手段を用いて色空間圧縮処理を行い、前記判別
手段による判別結果前記第2の色空間圧縮処理手段が接
続されている場合、前記第2の色空間圧縮手段を用いて
色空間圧縮をおこなうことを特徴とする。
【0007】また、本願第2の発明は、画像処理装置に
おける画像処理方法であって、画像データを入力する入
力工程と、前記入力した画像データに対してソフト的に
色空間圧縮する第1のモードと、前記入力した画像デー
タに対して色空間圧縮回路を用いてハード的に色空間圧
縮する第2のモードと、前記画像処理装置に前記色空間
圧縮回路が接続されているか判別した結果、前記色空間
圧縮回路が接続されていない場合、前記第1のモードに
より色空間圧縮し、前記画像処理装置に前記色空間圧縮
回路が接続されているか判別した結果、前記色空間圧縮
回路が接続されている場合、前記第2の色空間圧縮モー
ドにより色空間圧縮をすることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下に、添付図面を参照して、本発明の好適
な実施例を詳細に説明する。
【0009】図1に本発明におけるシステム構成の1例
における接続概略構成図を示す。101は本発明の中心
をなすインターフェース装置であり、その内部概略構成
図を示す。102はホストコンピュータであり、インタ
ーフェースケーブル106を介してI/F装置101と
接続される。これは、例えばSCSIなどの汎用インタ
ーフェースであり、ホストコンピュータ102からコン
ピュータグラフィックス画像データをI/F装置101
のフレームメモリ201、202へ転送し、カラー複写
機103、104を用いてプリント出力を得ることがで
きる。また、制御コマンドを送ることでシステム全体を
コントロールすることもできる。デジタルカラー複写機
103、104はインターフェースケーブル107およ
び108によってI/F装置101と接続される。これ
らは、前述したようにI/F装置101内のフレームメ
モリ201、202に格納された画像プリント出力を得
るためのものである。また、カラー複写機103、10
4のスキャナから読み取った画像をI/F装置101内
のフレームメモリ201、202に格納することもでき
る。これらカラー複写機103、104は、ホストコン
ピュータ102と同様に、その操作部からシステム全体
をコントロールすることができる。109、110はフ
ィルムスキャナであり、インターフェースケーブル11
1、112によってI/F装置101に接続される。こ
れらは、カラー複写機103、104と同様に、スキャ
ナから読み取った画像をI/F装置101内のフレーム
メモリ201、202に格納することができる。また、
これらフィルムスキャナ109、110の替わりにHD
TVなどのビデオ画像を取り込む装置、また、その他の
各種画像取り込み装置が接続可能であり、インターフェ
ース装置101内のフレームメモリに、同様に画像を格
納し、プリント出力することができるようになってい
る。以上は、インターフェース装置101を中心とした
システム構成の説明をした。
【0010】以下に、インターフェース装置101内部
構成の説明をする。203は第一のCPUであり外部に
接続されるスキャナ、プリンタ以外のI/Oをコントロ
ールするものである。詳細は後述する。204はCPU
203のCPUバスであり、ホストコンピュータ102
とのインターフェースをするSCSIコントローラ20
5、プログラムメモリ206、I/Oバス208をコン
トロールするバスコトンローラ207などが接続されて
いる。また第二のCPU209のCPUバス210と結
合できるようにバスコントローラ211も接続されてい
る。第二のCPU209については後述する。I/Oバ
ス208にはI/Oコントローラ212が接続されてお
り、ハードディスクドライブ213、フロッピディスク
ドライブ214、キーボードコントローラ215、CR
Tコントローラ216、LCDコントローラ217等の
汎用I/Oをコントロールしている。218は液晶表示
装置で、インターフェース装置101の状態を常に表示
できる様になっている。また、キーボードコントローラ
215には操作部219が接続され、インターフェース
装置101の初期設定の変更、また、独立にサービスモ
ードの設定ができる様になっている。必要であれば外部
にCRTコントローラ216を介してモニタ、さらにキ
ーボードコントローラ215を介してキーボードを接続
できる。さらにI/Oバス208にはAUXスロット2
20、221が用意され、例えばCD−ROMなどのイ
ンターフェースカードが装着でき、CD−ROMに格納
されている各種画像をフレームメモリ201、202に
展開して、プリント出力を得ることもできる。将来、マ
ルチメディア等の対応も可能となっている。
【0011】第二のCPU209は、外部に接続される
スキャナ、プリンタのコントロール、さらに、フレーム
メモリ201、202に格納される画像の画像処理、例
えば、画像回転、画像の色空間圧縮などの処理も行うこ
とができる。メモリ222はプログラムメモリであり、
電源投入時にハードディスクドライブ213から、バス
コントローラ211を介して、制御プログラムがロード
される仕組みになっている。また、メモリ222は、C
PU203との通信にも用いられる。CPUバス210
にはスキャナプリンタインターフェース223、224
の2種が接続され、各種設定を行いながら、スキャナ、
プリンタのコントロールをしている。225は画像専用
のバスであり、画像のスキャン、プリントを行う際に
は、画像はこのバスを流れるようになっている。
【0012】インターフェース装置101は、2種のス
キャナプリンタインターフェースを接続することがで
き、例えば静電写真方式やインクジェット方式等の異な
る方式のスキャナプリンタであっても接続することがで
きる。
【0013】しかも、異なる方式の各機器が同じフレー
ムメモリを共有することができるので、方式の異なる各
機器に対応してフレームメモリを予め設定しておく必要
がなく、効率的にメモリを使用することができる。
【0014】また、これらのインターフェースは、接続
される電子写真(CLC)方式やBJ方式等の複写機の
方式または、スピードに応じて、新たにインターフェー
スボードを含むカードを差し替えることができる様にな
っており、将来への対応も可能となっている。
【0015】したがって、接続する機器に柔軟に対応す
ることができ、システムの拡張性がある。また、本実施
例では、上述したようにスキャナプリンタの他にスキャ
ナ・プリンタインターフェース223、224に2種類
のフィルムスキャナ109、110をスキャナプリンタ
103、104に加えて接続することができる。なお、
本発明に接続できる機器は上述のフィルムスキャナ及び
スキャナプリンタに限らず、例えばインクジェットプリ
ンタ、スキャナ等の他の機器でも構わない。
【0016】図2は、スキャナプリンターフェース22
3、224及びフレームメモリ201、202の構成の
1例を示す図である。なお、本実施例ではスキャナプリ
ンタインターフェース223にはCLCカード、スキャ
ナプリンタインターフェース224にはBJカードを用
いているとする。フレームメモリ201、202は同一
の構成であり、各々赤(R)、緑(G)、青(B)のプ
レーンメモリ311、312及びプレーンメモリ31
1、312を制御するコントローラ301、302を有
する。メモリコントローラ301、302は各々プレー
ンメモリ311、312における画像データの読みだ
し、書き込み及びリフレッシュ等のコントロールを行
う。
【0017】上述の二つのメモリは独立の動作、即ち、
一方がプリント出力中にもう一方は、CPUバス210
からホストコンピュータ102からの画像の転送やポス
トスクリプト画像の展開、または前述したようなCPU
209を用いた画像処理が可能な様になっている。また
二つをつなげて一つのメモリとみなすこともでき、例え
ば、両方がそれぞれA4サイズ分のメモリ容量をもって
いた場合、二つをつなげることでA3サイズの画像を扱
うことができるようになっている。
【0018】スキャナ・プリンタインターフェース22
3、224において同一の回路には同一番号を付けた。
マスキング色処理回路305は、接続されている出力装
置の色再現特性に合わせたマスキング、UCR演算処理
など画像を忠実に再現するための画像編集処理を行う。
FIFO306は、同一のフレームレモリから画像デー
タの読み出し及び書き込みを行う場合、フレームメモリ
への画像データの書き込みタイミングを調整する。セレ
クタ307は、書き込みタイミングを調整する必要があ
るか否かに応じて画像データの経路を切り換える。コン
トローラ303は上述の各回路を制御する。
【0019】本実施例におけるスキャナ・プリンタイン
ターフェース223、224は、色変換回路の構成が異
なる。
【0020】以下、具体的に、色変換回路304a、3
04bについて、図3及び図4を用いて説明する。
【0021】まず、図3を用いて色変換回路304aに
ついて説明する。
【0022】色変換回路304aは、0〜255までの
データを設定できるルックアップテーブル(LUT)3
04−a、304−bと、3×3のマトリクス演算用の
テーブル304−cを有する構成となっている。LUT
304−aは色変換回路304aに入力される画像デー
タの入力デイスに依存している特性を補正するべき乗演
算用テーブルである。マトリクス演算用テーブル304
−cは、LUT304−aによって補正された画像デー
タを出力デバイスに出力すべき色空間で示された画像デ
ータに色空間変換する3×3のマトリクス演算用のテー
ブルである。LUT304−bは、マトリクス演算用テ
ーブル304−cによって色空間変換された画像データ
を出力デバイスの特性に補正すべき乗演算用テーブルで
ある。
【0023】次に、図4を用いて色変換回路304bに
ついて説明する。なお、図4において、図3に示した色
変換回路304aと同様の構成の回路は同一の番号を付
けた。
【0024】色変換回路304bは、色空間変換処理に
加え、色空間圧縮処理がハード回路によってできるよう
に構成されている。
【0025】したがってLUT304−a、304−b
に加え、色空間変換演算用の3×3のマトリクス演算テ
ーブル305−a、305−c及び色空間圧縮演算用の
3×8のマトリクス演算テーブル305−bを有する構
成となっている。
【0026】テーブル305−aは、LUT304−a
によって補正された画像データを色空間圧縮処理すべき
標準色空間で示された画像データに色空間変換する。テ
ーブル305−bは、インターフェースボードに接続さ
れている。出力デバイスで再現できるように、入力され
た画像データを該出力デバイスの色再現範囲内に3×8
のマトリクス演算を用いて色空間圧縮する。テーブル3
05−cは、色空間圧縮処理が施された標準色空間で示
された画像データを出力デバイスに出力すべき色空間で
示された画像データに色空間変換する。
【0027】以下、本実施例のシステムがスキャナ・プ
リンタインターフェース223には、ケーブル107を
介し、静電写真方式(以下CLC方式と称す)のカラー
複写機103、スキャナ・プリンタインターフェース2
24にはケーブル108を介し、インクジェット方式
(以下BJ方式と称す)のカラー複写機104が接続さ
れていると仮定して具体的なシステムの動作について説
明する。
【0028】ホストコンピュータ102から発行された
プリントコマンドに基づき、インターフェース装置10
1内のプレーンメモリ311に記憶されている画像をカ
ラー複写機103を用いて出力する場合の動作について
説明する。
【0029】ホストコンピュータ102から、SCSI
インターフェース205を介し、CPU203がプリン
トコマンドを受け取る。CPU209はコマンドを解釈
し、バスコントローラ211の制御のもとで、メモリ2
22に受け取ったコマンド内容を書き込む。CPU20
9はコマンドの書き込みを認識すると、メモリ222の
内容を読みプリントコマンドを実行する。CPU209
はインターフェース223内のコントローラ303に対
し、カラー複写機103へのプリントコマンド発行の命
令を出し、コントローラ303はケーブル107を介
し、通信によってカラー複写機103へプリントコマン
ドを発行する。ケーブル107、108、111、11
2内部は同じ接続となっており、画像データ24bi
t、同期信号、クロック、通信が双方向で一つのケーブ
ル内で収まっている。プリントコマンドを受け取ったカ
ラー複写機103はプリンタの起動をかけ、同時に画像
同期信号を送り返す。画像同期信号を受け取ったコント
ローラ303は、画像同期信号に従ってビデオバス22
5内のコントロールバスに画像リクエスト信号を乗せ、
メモリコントロール301に画像出力要求を出す。メモ
リコントロール301は画像リクエスト信号に従って、
画像データをビデオバス225にRGB24bitを出
力する。出力された画像データは、インターフェース2
23内の色変換回路304に入力され、プレーンメモリ
311において、所定のRGB色空間の画像データから
カラー複写機103のマゼンタ(M)、シアン(C)、
イエロ(Y)色空間の画像データへの変換を行い、マス
キング色処理回路305へ出力する。マスキングの色処
理回路305ではカラー複写機103のプリンタ特性に
合わせたマスキング、UCR演算処理など、色処理を行
い、C、M、Y、K(黒)データをケーブル107を通
してカラー複写機に転送する。
【0030】なお、本件における色空間とはRGB色空
間やCMY色空間等の色の表現方法のことである。
【0031】ケーブル107では、カラー複写機におけ
る画像の現像に同期させ、画像データ24bitのうち
8bitを用い、M、C、Y、Kの順序で、かつ、面順
次画像データの転送を行う。その結果、計4回、フレー
ムメモリ201からRGBの同じ画像データが読み出さ
れ、同一の処理を行う。
【0032】なお、本発明は面順次に画像データを転送
するものに限らず、例えば点順次等で転送しても構わず
出力装置がサポートしている方法で画像データを転送す
る。
【0033】図5はカラー複写機103がインターフェ
ース223から受け取った画像データから画像を形成す
る様子を示したものである。401はフレームメモリに
格納されている画像データを示し、例えば、図のA−B
の区間のマゼンタの静電潜像を感光ドラム402に形成
する様子を示したものである。403はレーザ光源であ
り転送される画像データに基づいてON、OFFを行
い、404のポリゴンミラーを経由して感光ドラム40
2に静電潜像を形成する。406は感光ドラム402の
回転方向を示す。この時、ビーム検出センサ405によ
って画像端を検出し、これが水平同期信号(以下HSY
NCと称す)となって、画像転送の同期をとっている。
図6にそのタイミングの様子を示す。これらの動作を、
C、M、Y、Kと計4回繰り返し、画像の形成を行って
いる。以上述べたものは、LOG変換回路、マスキング
回路をインターフェース101側に持つ場合であり、も
ちろん、カラー複写機側のLOG変換回路、マスキング
回路を流用しても良い。その場合は、ケーブル107内
部の画像データ線24bitをフルに用い、RGB画像
データとして転送することになる。
【0034】次に、上述の動作とは逆に、カラー複写機
103のカラースキャナを用いて得られた原稿を示す画
像データをフレームメモリ201に記憶する動作につい
て説明する。
【0035】ホストコンピュータ102からSCSIイ
ンターフェース205を介し、CPU203がスキャン
コマンドを受け取り、認識し、実行する。CPU209
はコントローラ303を通してカラー複写機103へ通
信によってスキャンコマンドを発行する。カラー複写機
103は、スキャンコマンドに基づき、原稿を走査し得
られたカラー複写機103の入力特性に基づいたRGB
色空間の画像データをケーブル107内部の画像データ
信号24bitをフルに用いRGB画像データとして転
送する。インターフェース装置101内部では、転送さ
れたRGB画像データをインターフェース223内の色
変換回路304に入力し、画像データを接続デバイスと
登録されるファイルタイプに応じて色空間を変換し、ビ
デオバス225に出力する。同時に、コントローラ30
3は、メモリコントロール301に対し取り組みリクエ
スト信号をコントロールバスに出力し、メモリコントロ
ール301はビデオバス225上の画像を取り込みリク
エスト信号に基づいて画像をプレーンメモリに格納す
る。以上は、フレームメモリ201について説明した
が、フレーム202についても、同様に、例えば、コン
トローラ303がメモリコントローラ302に対して、
コントロールバス上にリクエスト信号を乗せると、同様
にフレームメモリ202が動作を開始する。この時コン
トローラ303、304のバスのコンフリクトを避ける
ために、スキャナプリンタインターフェース223、2
24は同時に動作しないようになっている。
【0036】次にカラー複写機104、BJ方式から画
像プリントを得る場合の説明をする。
【0037】上述と同様に、ホストコンピュータ102
からの命令により、スキャナプリンタインターフェース
224内のコントローラ306からビデオバス225内
のコントロールバスにリクエスト信号を乗せ、メモリコ
ントロール301に画像出力要求を出す。メモリコント
ロール301は画像リクエスト信号に従って、画像デー
タをビデオバス225にRGB24bitを出力する。
出力された画像データは色変換回路307に入力されプ
リンタの特性に合った色変換が行なわれる。色変換回路
307から出力された画像はメモリコントローラ309
で制御しながら1度バッファメモリ308に格納され
る。同時にカラー複写機104にプリントコマンドが発
行される。プリントコマンドを受け取ったカラー複写機
104はプリンタの起動をかけ、同時に画像同期信号を
送り返す。画像同期信号を受け取ったメモリコントロー
ラ306は、画像同期信号に従って、RGB24bit
パラレルデータから、RGB8bit点順次データに変
換され出力される。図7にその様子を示す説明図を示
す。501はフレームメモリに格納されているプリント
データを示し、斜線部502の領域をプリントしている
説明図である。503はロール紙であり、ローラ504
は一定間隔(以下バンドと称す)の印字が終了しだい矢
印C方向に紙を送っている。505はインクジェットの
ヘッドであり、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラック
の4種のヘッドで構成される。スキャナプリンタインタ
ーフェース224からRGB8bit点順次データとし
て送られたデータはカラー複写機104内でLOG変
換、マスキング処理を行ない上記ヘッド505にて、矢
印A方向に印字し、図示はしないが機械的手段によっ
て、矢印B方向に移動することによって印字している。
すなわち、フレームメモリから矢印E方向に1バンド分
のデータをバッファメモリ308に転送した後、同期信
号506(以下VEと称す)に従ってRGB8bit点
順次データに変換されケーブル108内部の画像データ
信号24bitうち8bitを用いカラー複写機104
に転送される。
【0038】以上は、カラー複写機103、104につ
いての画像の入出力の動作を示したが、フィルムスキャ
ナ等も同様の動作を行う。
【0039】図7は本I/F装置とカラー複写機、フィ
ルムスキャナ等のデバイス間の信号構成を示す。画像信
号は前述したように24ビットの信号線により伝送され
る。画像信号は画像データを転送するための制御信号で
あり、画素同期信号、ライン同期信号、ページ同期信号
で構成される。通信制御信号は、動作指示、状態管理を
コマンド/ステータスのシリアル通信で行う信号であ
る。シーケンス制御信号は、各装置のパワー状態を示す
情報を送る信号である。
【0040】図8は本実施例で電源投入後プログラムメ
モリにダウンロードされるCPU2側で動作する制御プ
ログラムのモジュール構成を示す。モジュール701は
リアルタイムOSで、複数のタスクの管理を行う。各タ
スクはイベントドリブンで起動される。モジュール70
2は本制御プログラムの起動時に走るタスクで、各種I
C、フレームメモリの初期設定や本制御プログラム中で
使われるパラメータ変数の初期設定並びにインターフェ
ースボードの識別等を行う。モジュール703、704
はカラー複写機またはフィルムスキャナとのコマンド通
信を司るものである。モジュール703は本I/F装置
がマスター側でカラー複写機側がスレーブ側になる場合
で、本I/F装置からコマンドを発行し、カラー複写機
側がステータスを返信する通信制御タスクである。モジ
ュール704はモジュール703の逆のタイプでカラー
複写機側からコマンドを発行し、本I/F装置がステー
タスを返信する通信制御タスクである。モジュール70
5はCPU1とのコマンド通信及び画像転送制御を司
る。これによりホストコンピュータからSCSIコント
ローラを介して受け取ったコマンドをCPU2側で解析
し、通信制御タスクや画像処理タスクへ処理開始の指示
を送る。モジュール706、707、708はそれぞれ
CLC方式/BJ方式のカラー複写機またはフィルムス
キャナとの画像データの入出力制御を司る画像入出力制
御タスクである。モジュール709は画像の圧縮、伸
長、回転、鏡像、色空間圧縮、色空間変換等の画像処理
を司る。モジュール710はフレームメモリ201、2
02に登録される画像ファイルの管理を司る。
【0041】図7は本I/F装置のソフトウエアシステ
ム構成図である。本図を用いてシステムの動作を説明す
る。まず電源投入後モジュール701のリアルタイムO
Sが起動され、タスク901、902を生成する。タス
ク901はブート部702を司り、各初期設定時に図1
0(1)のConfiguration Table中
のカードコードをセットする。Configurati
on Tableとは、スロット即ち、スキャナ・プリ
ンタインターフェース223、224の各々にセットさ
れているボード及び各スロットに接続されている出力装
置及びフィルムスキャナが接続されているか否かを管理
するものである。
【0042】図示されていないが、スキャナ・プリンタ
インターフェース223、224はインターフェースボ
ードを差し込む構成になっており、各々ボードタイプ識
別用のボードが有り、これにボードタイプ別にIDがハ
ード的にセットされることにより、CPU2によって読
み出しが可能になり、セットされているボードをスロッ
トに対応して自動認識することができる。ボードIDと
は、通信タイプを示すものである。そして、認識に基づ
き図10(2)に示したエンジンカードコードをCon
figuration Tableの対応するスロット
の場所に書き込む。
【0043】更に、インターフェース上のシーケンス制
御信号で送られるカラー複写機、フィルムスキャナのパ
ワーレディーをボード223、224上に有る信号検知
用のポート(図示されていない)で見て、各デバイスが
起動されていたら、図10(1)のConfigura
tion Table中のエンジンカードコードに従っ
て通信制御タスク905、906、907を生成する。
タスク905、907はモジュール703の本I/F装
置がマスター側の通信タイプの、タスク906はモジュ
ール704の本I/F装置がスレーブタイプの通信制御
を行い、カラー複写機、フィルムスキャナ側とコマンド
/ステータスのやり取りをする。この通信で得られた情
報により、デバイスコード、カセット情報等を図10、
図11のデバイス情報テーブルに設定する。
【0044】従って、まず差し込まれているインターフ
ェースボードを判別し、スロットに対応させてカードコ
ードを管理することにより、通信タイプを設定する。次
に設定された通信タイプに基づき、接続されている機器
と通信を行い、図10(3)及び図10(5)に示した
デバイスコードを各スロットに対応させて図10(1)
及び図10(4)に示したConfiguration
Tableの中に設定する。以上の処理により、イン
ターフェース装置101は接続されている各機器をスロ
ットに対応させて自動的に認識することができる。
【0045】また、上述の接続デバイス認識処理を電源
投入時に毎日行うので常に最新のシステム状態を把握す
ることができる。
【0046】タスク802はモジュール705を司りホ
ストコンピュータから受けたコマンドを解析処理する。
プリント/スキャンコマンドを受けると通信制御タスク
905、906、907を介して画像入出力制御タスク
908、909、910を起動する。このときプリント
/スキャンコマンドに伴うパラメータでI/Fカードが
装着されているスロットを選択し、図10のConfi
guration Table中のデバイスコードに従
ってデバイス毎に異なる画像入出力制御を行う。
【0047】これによりどの機器でスキャンするか、も
しくはプリントするかをユーザの用途に応じて切り換え
ることができる。更に、接続されている機器に応じて例
えばCLC方式やFS方式等の異なった制御方式の画像
入出力タスクが動作可能になる。
【0048】ここで、スキャン・プリント時の色処理テ
ーブルの設定について説明する。
【0049】LUT304−a、304−bにおける入
出力特性の補正を各入出力機器の色空間に基づき、予め
LUTを複数用意しておき、入出力機器の組み合わせに
基づき各LUTを設定する。この各テーブルを組み合わ
せ例を図14に示した。
【0050】よって、本実施例によれば、組み合わせる
ことによりシステムに柔軟に対応することができる。
【0051】即ち、保持するLUTを減らすことができ
る。
【0052】更に、入力特性を補正したデータに対して
3×3のマトリクス演算テーブルを用いて色空間変換す
るので、入力特性に依存しない正確な変換処理を行うこ
とができる。
【0053】以上の様に、3つのテーブルの組み合わせ
により、色空間変換を行うことにより図16に示した様
に多様な色空間変換処理に簡単な構成で対応できると共
に、正確に所望の色空間変換処理を行うことができる。
【0054】また、ハード回路で色空間変換処理を行う
ことができるのでリアルタイムに処理することができ
る。
【0055】次に図12を用いて設定手順について説明
する。S10において、図13に示したCREATFI
LEコマンドにより画像タイプ、即ち、フレームメモリ
202に画像データを格納する際の色空間をIMAGE
TYPEとIMAGE TYPE Optional
Codeの組み合わせに基づき指定し、画像ファイル
を作成する。図19にIMAGE TYPEとIMAG
E TYPE Optional Codeとの組み合
わせと画像タイプの対応の一覧を示した。この時、ファ
イル情報として図14テーブルが作成される。これは、
フレームメモリ202に格納された画像データを管理す
るための情報であり、CREATE FILEコマンド
により、ファイル作成時に指定された画像タイプやファ
イルID等の各種情報を含んでいる。
【0056】S20は、自動変換を行うか否かを設定す
る。自動変換とは、プリントコマンドによって指定され
る出力装置がサポートする色空間にインターフェース装
置内の画像データを出力装置に出力する際に自動的に変
換するものである。
【0057】自動変換は、図15に示したNative
Color Space Auto Convers
ion PAGEコマンドで行うか否かを指定する。指
定されない場合は自動的に色空間変換は行われない。
【0058】S30は、プリントコマンドを発行する。
また、プリントする出力装置がスロット0に接続されて
いる出力装置、即ち、上述のシステム例においてはCL
C103を用いない場合は、スロット切り替えコマンド
も同時に発行する。
【0059】S40は、S30で発行されたプリントコ
マンドに基づき画像入出力制御タスク908、909が
起動され、まず接続されるデバイスタイプを図10に示
したConfiguration Table中のデバ
イスコードに基づき認識する。
【0060】S50は、S30においてスロット切り替
えコマンドが発行されているか否かに基づき出力装置の
タイプを判定する。インターフェース装置はデフォルト
としてスロット0が動作するように設定されている。し
かしながら、スロット切り替えコマンドが発行されてい
る場合はスロットを切り替えスロット1を動作すること
によりCLC104に画像データを出力する準備をす
る。
【0061】S60は色変換回路304にS50で判定
された画像データを出力する出力装置と出力すべく画像
データが格納されているファイルに対応する図14に示
したファイル情報に適した色変換回路304内にLUT
304−a、304−bと3×3のマトリクス演算用の
テーブル304−cを図16に示したように各々所定の
テーブルが設定される。S70は、通信制御タスク90
5、906を介して接続デバイスに起動をかけ、画像デ
ータが接続デバイスであるカラー複写機との入出力の
際、色変換回路304を通ってリアルタイムに変換が施
される。
【0062】次に上記のスキャン、プリント時の回路を
利用してフレームメモリ201内の画像データを色変換
する(以降“ぐるり回し”と称する)場合を説明する。
まず、プリント時と同様に画像同期信号が必要である
が、これは内部回路(図示されていない)で発生させ
る。画像同期信号を受け取ったコントローラ303は、
画像同期信号に従ってビデオバス225内のコントロー
ルバスに画像リクエスト信号を乗せ、メモリコントロー
ル301に画像出力要求を、FIFO310に画像入力
要求を出す。FIFO310はRGBそれぞれ独立に2
56kバイトの容量を持つ。メモリコントロール301
は画像リクエスト信号に従って、画像データをビデオバ
ス225にRGB24bitを出力する。さらに出力さ
れた画像データは、インターフェース223内の色変換
回路304に入力され、一度変換された画像データはF
IFO310に蓄えられる。次にFIFO310に蓄え
られた画像データを、再びフレームメモリ201にライ
トする手順を説明する。スキャン時と同様にコントロー
ラ303は、メモリコントロール301に対し取り込み
リクエスト信号を、FIFO310に対しては画像出力
要求をコントロールバスに出力し、メモリコントロール
301はビデオバス225上の画像を取り込みリクエス
ト信号に基づいて画像をプレーンメモリに格納する。F
IFO310は256kバイトの容量しかなく、通常画
像データは数メガ以上なので、この作業を繰り返し数回
に分割してすべてのデータを変換する。
【0063】セレクタ311は色変換回路を通った画像
データをFIFO310を経由してフレームメモリ20
1、202に書き込むかあるいはFIFO310を経由
せずにスルーで書き込むかを選択するものである。外部
接続機器から画像データをフレームメモリに取り込む際
にはこのセレクタをスルーに設定する。
【0064】以下に、色空間圧縮処理について説明す
る。
【0065】まず、インターフェースボード223にお
ける色空間圧縮処理を説明する。
【0066】さらに、インターフェースボード223で
の色空間圧縮処理を説明する。
【0067】色変換回路304aに色変換テーブル図1
7(a)を設定し、上述したぐるり回しを用いてそれぞ
れの登録ファイルを標準色空間で示されているCRGB
タイプに色空間変換する。そして、色空間圧縮処理に関
する情報に基づきCPUが演算し色空間圧縮処理を行
い、さらに色変換回路304に色変換テーブル図17
(b)を設定し、色空間圧縮されたCRGBタイプの画
像ファィルを出力デバイスの色空間に変換し出力する。
即ち、インターフェースボード223の場合は代表点に
関する色空間圧縮処理の結果が格納されているテーブル
と補間演算を用いてCPUがソフト的に演算によって色
空間圧縮処理を行う。
【0068】この手順を図示すると図21(a)にな
る。
【0069】即ち、インターフェースボード223では
一度登録ファイルをCRGBタイプに色空間変換し、C
PUで演算処理しなければならないため、数十メガバイ
トの画像の場合、相当の時間を要する。
【0070】次に、インターフェースボード224にお
ける色空間圧縮処理を説明する。
【0071】インターフェースボード224は、上述し
たように色空間圧縮処理をハードで行うための構成を有
しているので各入出力機器の色空間、即ち、画像タイプ
に基づき各LUTを設定し、画像データに対して色空間
圧縮処理をハードで行う。各テーブルの組み合わせ例を
図18(a)に示した。
【0072】この手順を図21(c)に示した。
【0073】即ち、入力特性を補正したデータに対して
3×3のマトリクス演算テーブル、3×8のマトリクス
演算テーブルを用いて色空間圧縮変換するので、入力特
性に依存しない正確な色空間圧縮変換処理をプリント時
にリアルタイムに行うことができる。
【0074】次に、上記インターフェースボード224
の回路を利用して色空間圧縮処理を施し、インターフェ
ースボード223から画像を出力する場合を説明する。
【0075】まず、色変換回路305に色変換テーブル
図18(b)を設定し、ぐるり回しを利用して登録ファ
イルをCRGBタイプの画像として色空間圧縮する。さ
らに今度は色変換回路304に色変換テーブル図17
(b)を設定し、圧縮されたCRGBタイプの画像ファ
イルを出力デバイスの色空間に変換し出力する。
【0076】この手順を図示すると図21(b)にな
る。
【0077】即ち、インターフェースボード224の色
空間圧縮回路を利用することによりCPUで演算処理す
る必要がなくなり、色空間圧縮回路を有しないインター
フェースボード223の場合にも大幅に処理速度が向上
される。
【0078】つぎに、色空間圧縮回路を有しないインタ
ーフェースボード223で色空間圧縮してプリントする
場合に、上記の2つの色空間圧縮処理方法すなわちCP
Uで演算処理する方法即ち、ソフト的な処理と色空間圧
縮回路を利用する方法即ち、ハード的な処理のどちらか
を選択する手順について説明する。
【0079】基本的には色空間圧縮回路を利用する方法
を優先して選択する。
【0080】手順を示すフローチャート図20のs1で
プリントするエンジンに接続されるインターフェースボ
ードのカード種別を認識する。これはテーブル図10の
エンジンカード情報から得られる。次にs2でそのイン
ターフェースボードが色空間圧縮回路を有しているBJ
カードか有していないCLCカードかを判別する。BJ
カードであればインターフェースボード上の色空間圧縮
回路で圧縮処理しプリントアウトする(s2)。また、
CLCカードであればs4でもう一方のスロットに装着
されるインターフェースボードがBJカードかを判別す
る。BJカードであればそのインターフェースボード上
の色空間圧縮回路を利用して圧縮処理し(s5)、圧縮
された画像をCLCカードからプリントアウトする(s
7)。また、もう一方のスロットにBJカードが装着さ
れていないのならCPUで演算処理をして利用して圧縮
を施し(s6)、圧縮された画像をプリントアウトする
(s7)。
【0081】以上の様に本実施例によれば、自動的に処
理速度の最適な色空間圧縮処理を行うことができる。
【0082】即ち、上述の従来例において、デジタルカ
ラー複写機を制御する基盤上に色空間圧縮を施す回路が
実装されているが、2台の複写機を制御するためにシス
テム内に2枚の該制御基盤を持ち、片方の該制御基盤に
しか色空間圧縮を施す回路が実装されていない場合、該
色空間圧縮回路を実装していない方の基板から色空間圧
縮処理をプリントアウトする場合、CPUで演算して色
空間圧縮処理をしなければならないという問題を解決す
ることができる。
【0083】つまり、該色空間圧縮回路を実装していな
い基板であっても、システム内に実装されている基板存
在すれば、自動的に実装されている該色空間圧縮回路を
使って、CPUで演算することなく、色空間圧縮処理を
行うことができる。
【0084】なお。ソフト的とは、プログラムに基づ
き、CPU等のコンピュータが演算することにより処理
するもののことである。一方、ハード的とは、色空間圧
縮回路等の回路を用いて演算を行い、処理するもののこ
とである。
【0085】また、上述の実施例ではBJカードが色空
間圧縮回路を有し、CLCカードが色空間圧縮回路を有
していないと仮定したが、本願発明において、インター
フェースボードは、上述の例に限られない。
【0086】また、上述の実施例では標準の色空間とし
て、CRGB色空間を用いたが、本願発明はこれに限ら
れず、例えば、L*** 色空間、XYZ色空間等の
他の色空間でも構わない。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本願第1の発明によ
れば、ソフト的に色空間圧縮する第1の色空間圧縮処理
手段と、インターフェイス部に前記入力した画像データ
に対してハード的に色空間圧縮する第2の色空間圧縮処
理手段が接続されているか判別する判別手段とを有する
画像処理装置であって、前記判別手段による判別結果前
記第2の色空間圧縮処理手段が接続されていない場合、
前記第1の色空間圧縮処理手段を用いて色空間圧縮処理
を行い、前記判別手段による判別結果前記第2の色空間
圧縮処理手段が接続されている場合、前記第2の色空間
圧縮手段を用いて色空間圧縮をおこなうことで、効率的
に短時間で色空間圧縮処理することができる。
【0088】第2の発明によれば、前記入力した画像デ
ータに対してソフト的に色空間圧縮する第1のモード
と、前記入力した画像データに対して色空間圧縮回路を
用いてハード的に色空間圧縮する第2のモードと、前記
画像処理装置に前記色空間圧縮回路が接続されているか
判別した結果、前記色空間圧縮回路が接続されていない
場合、前記第1のモードにより色空間圧縮し、前記画像
処理装置に前記色空間圧縮回路が接続されているか判別
した結果、前記色空間圧縮回路が接続されている場合、
前記第2の色空間圧縮モードにより色空間圧縮をするこ
とで効率的に短時間で色空間圧縮処理することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカラー画像処理システムの
構成を示すブロック図。
【図2】図1の101に示す装置の内部構成の一部を詳
細に示した図。
【図3】色変換回路304aの構成の1例を示した図。
【図4】色変換回路304bの構成の1例を示した図。
【図5】カラー複写機における画像形成の1例を示す
図。
【図6】図5に示すカラー複写機へカラー画像データを
出力する際の信号形態を示すタイミングチャート。
【図7】本実施例のI/F装置と、カラー複写機、フィ
ルムスキャナ間の信号構成の例を示す図。
【図8】実施例8のCPU209の制御プログラムのモ
ジュール構成の例を示す図。
【図9】本実施例のソフトウエア構成図。
【図10】カラー複写機・フィルムスキャナのデバイス
情報の格納形式及びその内容を示す図。
【図11】用紙カセットに関する情報の格納形式を示す
図。
【図12】本実施例の色変換処理の1例のフローを示す
図。
【図13】ファイル作成用のコマンドCREATE F
ILEコマンドのフォーマットとパラメータの説明を示
す図。
【図14】登録されているファイル情報を示す図。
【図15】色変換の自動変換指定コマンドNative
Color Spase Auto Convers
ion PAGEコマンドフォーマットを示す図。
【図16】カラー複写機のデバイスタイプとファイルタ
イプと色変換テーブルの関係を示す図。
【図17】色空間圧縮処理する際のスキャナプリンタイ
ンターフェース223における各テーブルの組み合わせ
の1例を示す図。
【図18】色空間圧縮処理する際のスキャナプリンタイ
ンターフェース224おける各テーブルの組み合わせの
1例を示す図。
【図19】ファイルタイプのコードを示す図。
【図20】色空間圧縮処理方法設定手順の1例を示すフ
ローチャート。
【図21】各色空間圧縮処理方法における手順の1例を
示す図。
【符号の説明】
101 インターフェース装置 102 ホストコンピュータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する入力手段、 前記入力した画像データに対してソフト的に色空間圧縮
    する第1の色空間圧縮処理手段と、インターフェイス部に、 前記入力した画像データに対し
    てハード的に色空間圧縮する第2の色空間圧縮処理手段
    が接続されているか判別する判別手段とを有する画像処
    理装置であって、前記判別手段による判別結果前記第2の色空間圧縮処理
    手段が接続されていない場合、前記第1の色空間圧縮処
    理手段を用いて色空間圧縮処理を行い、前記判別手段に
    よる判別結果前記第2の色空間圧縮処理手段が接続され
    ている場合、前記第2の色空間圧縮手段を用いて色空間
    圧縮をおこなう ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像処理装置における画像処理方法であ
    って、 画像データを入力する入力工程と、 前記入力した画像データに対してソフト的に色空間圧縮
    する第1のモードと、 前記入力した画像データに対して色空間圧縮回路を用い
    ハード的に色空間圧縮する第2のモードと、前記画像処理装置に前記色空間圧縮回路が接続されてい
    るか判別した結果、前記色空間圧縮回路が接続されてい
    ない場合、前記第1のモードにより色空間圧縮し、前記
    画像処理装置に前記色空間圧縮回路が接続されているか
    判別した結果、前記色空間圧縮回路が接続されている場
    合、前記第2の色空間圧縮モードにより色空間圧縮をす
    ことを特徴とする画像処理装置における画像処理方
    法。
JP03842295A 1995-02-27 1995-02-27 画像処理装置及び方法 Expired - Fee Related JP3471956B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03842295A JP3471956B2 (ja) 1995-02-27 1995-02-27 画像処理装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03842295A JP3471956B2 (ja) 1995-02-27 1995-02-27 画像処理装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08237491A JPH08237491A (ja) 1996-09-13
JP3471956B2 true JP3471956B2 (ja) 2003-12-02

Family

ID=12524887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03842295A Expired - Fee Related JP3471956B2 (ja) 1995-02-27 1995-02-27 画像処理装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3471956B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007081716A (ja) 2005-09-13 2007-03-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像処理ユニット、画像処理方法及び画像処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08237491A (ja) 1996-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5726778A (en) Image processing apparatus with color-space conversion
JPH1083263A (ja) 画像形成装置及び画像処理方法
JP2002369012A (ja) 画像処理装置及びその方法、及び画像処理システム
US6226095B1 (en) Image processing apparatus, method, and system
JP3471956B2 (ja) 画像処理装置及び方法
EP0673156B1 (en) Color image processing
JP4124078B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPH0888779A (ja) 画像処理装置
JPH0888780A (ja) 画像処理装置
JP3544021B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JPH10190927A (ja) 情報処理システムと情報処理方法
JP3347641B2 (ja) インターフェース装置、情報処理システム、及びインターフェース装置の制御方法
JP2003259140A (ja) 画像処理システム、画像処理装置、及びそれらの処理方法、プログラム、並びに記録媒体
US6731403B1 (en) Color image process system, color image apparatus, color image processing method
JP3005463B2 (ja) 印刷システム
JPH0846754A (ja) 画像処理装置
JP3599415B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2911478B2 (ja) 画像処理装置
JPH07254946A (ja) 画像処理装置
JPH09130570A (ja) 画像形成装置
JP2502410B2 (ja) 画像形成装置
JPH11234533A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2006121438A (ja) 複合機
JP2000216931A (ja) 画像処理装置及びその方法並びにコンピュ―タ読み取り可能な情報記録媒体
JPH11331530A (ja) 周辺装置及び周辺装置における記憶制御方法並びに記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030826

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070912

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130912

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees