JP2006121438A - 複合機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用できるハードディスクの転送速度の許容範囲を広げることができる複合機を提供する。
【解決手段】 MFP104は、IP部202及びPDL部205から送信された画像データを受信すると共に、MFP104の使い方に応じて、受信した画像データの一時保存及び経路の決定を行うコア部206を備え、コア部206は、各種動作に応じてバスに切換えるクロスバースイッチ部601を備え、クロスバースイッチ部601は、クロスバースイッチ705と、リムーバブルハードディスク713,714,715と、これらに夫々接続されたRAIDコントローラ710と、第1メモリ707と、第2メモリ708と、プリンタ信号出力部709とを備える。リムーバブルハードディスク713の転送速度が所定値以下であるときは、新たにRAIDコントローラ710にリムーバブルハードディスク714を追加して接続する必要があることをディスプレイ部210に表示し、ストライピング動作の設定を行う。
【選択図】 図9

Description

本発明は、複合機に関し、特に、ハードディスクを搭載した複合機に関する。
従来の複合機は、ハードディスクを搭載し、ハードディスクを介して複写動作及び印刷動作、並びに印刷ジョブのデータの処理を行っている(例えば、特許文献1参照)。この複合機を使用する場合は、使用者の意図に関わらず印刷ジョブの終了時に処理した画像データがハードディスクに残留することがあり、また、ハードディスクに画像データを保存する機能を有している複合機を使用する場合は、当然、画像データがハードディスクに残留するので、この複合機は、セキュリティを確保するために、ハードディスクを着脱することができ、ハードディスクを取り外して保管することができる。
また、一方、複数のハードディスクを1台のハードディスクとして管理する、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)という技術が普及しつつある。RAIDには、RAID0からRAID5までも6つのレベルがあり、特に、RAID0というレベルはストライピングと呼ばれ、複数のハードディスクにデータを振り分けて、書き込みを同時並行に行なうことによりデータの書き込み速度を高速に行なうことができる。
特開平11−313182号公報
しかしながら、ハードディスクの着脱が可能な複合機は、転送速度の異なるハードディスクの載せ換えは予め想定されておらず、もって限定された性能のハードディスクしか使用できない。また、複数のハードディスクを搭載した複合機は、利便性の向上及びセキュリティの向上が期待できるが、所定の転送速度を有しないハードディスクが装着されると、所定時間内に所定のジョブを実行できなくなると共に、所定時間内に複数のジョブを同時に実行できなくなり、もって所定の転送速度を有すハードディスクしか使用できない。
本発明の目的は、使用できるハードディスクの転送速度の許容範囲を広げることができる複合機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の複合機は、複数のハードディスクを接続する接続手段と、前記複数のハードディスクを用いて画像処理を行う画像処理手段とを備える複合機において、記憶すべき画像データを複数のブロックに分け、前記接続された複数のハードディスクに振り分けて記憶するストライピング手段と、前記接続された複数のハードディスクの1つの転送速度を測定する第1の測定手段とを備え、前記ストライピング手段は、前記測定された転送速度が所定値より低いときは、前記接続された複数のハードディスクをストライピングすることを特徴とする。
請求項2記載の複合機は、請求項1記載の複合機において、前記測定された転送速度が所定値より低いときは、前記接続手段に前記複数のハードディスクの他のものを接続することを要求する要求手段を備えることを特徴とする。
請求項3記載の複合機は、請求項2記載の複合機において、操作情報を表示する操作表示部を備えると共に、ネットワークを介して外部装置と接続され、前記要求手段は、前記操作表示部又は前記接続された外部装置を介して前記接続手段に前記複数のハードディスクの他のものを接続することを要求することを特徴とする。
請求項4記載の複合機は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の複合機において、前記所定値は、前記複合機が実行する複数の動作を、夫々単独で実行するときと同じ速度で実行することができる前記複数のハードディスクの転送速度の下限値であることを特徴とする。
請求項5記載の複合機は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の複合機において、前記接続された複数のハードディスクの各所定の領域には夫々前記接続された複数のハードディスクの各転送速度情報が記憶されており、前記測定手段は、前記各転送速度情報に基づき前記接続された複数のハードディスクの各転送速度を測定することを特徴とする。
請求項6記載の複合機は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の複合機において、前記ストライピングされる複数のハードディスクのストライピング転送速度を測定する第2の測定手段を備えることを特徴とする。
請求項7記載の複合機は、請求項6記載の複合機において、前記第2の測定手段は、所定のデータの書込み及び読出しによって、前記ストライピング転送速度を測定することを特徴とする。
請求項8記載の複合機は、請求項6又は7記載の複合機において、前記接続された複数のハードディスクの各型名及びそれらの組み合わせを検出する型名検出手段と、前記測定されたストライピング転送速度と前記検出された複数のハードディスクの型名の組み合わせとを対応させて記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする。
請求項9記載の複合機は、請求項8記載の複合機において、前記検出された複数のハードディスクの型名の組み合わせが、前記記憶された複数のハードディスクの型名の組み合わせと一致するときは、前記測定手段は前記記憶された複数のハードディスクの型名の組み合わせに対応する前記記憶されたストライピング転送速度に基づき前記接続された複数のハードディスクのストライピング転送速度を測定することを特徴とする。
請求項1記載の複合機によれば、測定された転送速度が所定値より低いときは、接続された複数のハードディスクをストライピングするので、転送速度の遅いハードディスクを使用することができ、もって使用できるハードディスクの転送速度の許容範囲を広げることができる。
請求項2記載の複合機によれば、測定された転送速度が所定値より低いときは、複数のハードディスクの他のものを接続することを要求するので、転送速度の遅いハードディスクを確実に使用することができる。
請求項3記載の複合機によれば、操作表示部又は接続された外部装置を介して複数のハードディスクの他のものを接続することを要求するので、他のハードディスクを接続することを確実に要求することができる。
請求項4記載の複合機によれば、所定値は、複合機が実行する複数の動作を、夫々単独で実行するときと同じ速度で実行することができる複数のハードディスクの転送速度の下限値であるので、転送速度の遅いハードディスクをより確実に使用することができる。
請求項5記載の複合機によれば、接続された複数のハードディスクの各所定領域には夫々接続された複数のハードディスクの各転送速度情報が記憶されており、各転送速度情報に基づき接続された複数のハードディスクの各転送速度を測定するので、転送速度を測定する頻度を最小限に抑えることができる。
請求項6記載の複合機によれば、ストライピングされる複数のハードディスクのストライピング転送速度を測定するので、ストライピングされる複数のハードディスク全体の転送速度を測定することができる。
請求項7記載の複合機によれば、所定のデータの書込み及び読出しによって、ストライピング転送速度を測定するので、ストライピング転送速度を確実に測定することができる。
請求項8記載の複合機によれば、接続された複数のハードディスクの各型名及びそれらの組み合わせを検出し、測定されたストライピング転送速度と検出された複数のハードディスクの型名の組み合わせとを対応させて記憶するので、ストライピング転送速度を測定する頻度を抑えることができる。
請求項9記載の複合機によれば、検出された複数のハードディスクの各型名の組み合わせが、記憶された複数のハードディスクの各型名の組み合わせと一致するときは、記憶された複数のハードディスクの各型名の組み合わせに対応する記憶されたストライピング転送速度に基づき接続された複数のハードディスクのストライピング転送速度を測定するので、ストライピング転送速度を測定する頻度を確実に抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る複合機を備える複合機システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、複合機システム100は、複合機としてのマルチファンクション周辺機器(Multi Function Peripheral:以下「MFP」という)104と、サーバ102と、コンピュータ103a及び103bと、プリンタ105と、不図示の他のMFP、スキャナ、プリンタ、及びFAX等の機器とを備え、これらは夫々LAN101を介して接続されている。
MFP104は、フルカラーでスキャン及びプリント等が可能なカラーMFPであり、LAN101を介してサーバ102及びコンピュータ103と情報交換できる通信手段を備え、MFP104の情報及び状態を、サーバ102及びコンピュータ103に逐次通知し、サーバ102及びコンピュータ103の各々は、通知された情報に基づいて動作するユーティリティソフトウェアを備え、MFP104を管理する。
コンピュータ103は、各種文書及び図形の作成及び編集等の所謂DTP(Desk Top Publishing:デスクトップパブリッシング)を実行するアプリケーションソフトウェアを備え、作成及び編集された文書及び図形を、文字コードから成る文章、図形コードから成る図形、及びラスタ画像データから成る写真等から構成され、Adobe社のPostScript(登録商標)言語に代表されるPDL(Page Description Language:ページ記述言語)で記述されたPDLデータに変換し、変換されたPDLデータをLAN101を介してMFP104に送信して、上記文書及び図形を印刷させる。
図2は、図1のMFP104の構成を概略的に示すブロック図である。
図2のMFP104は、原稿の画像読取りを行い、RGB画像信号を出力するスキャナ部201と、スキャナ部201に接続され、出力されたRGB画像信号を画像処理して原稿画像データを出力するIP部202と、ファクシミリ等の電話回線を介して画像の送受信を行うFAX部203と、LAN101に対するインタフェース、外部からの情報の受信、及び外部への情報の送信の役割を果たすNIC(Network Interface Card:ネットワークインターフェイスカード)部204と、コンピュータ103から送信されたPDLデータをラスタイメージデータに展開するPDL部205と、IP部202、FAX部203、及びPDL部205から送信された画像データを受信すると共に、MFP104の使い方に応じて、受信した画像データの一時保存及び経路の決定を行うコア部206とを備え、IP部202、FAX部203、及びPDL部205は、夫々コア部206に接続されている。
MFP104は、さらに、受信した画像データの内容を表示し、後述するプリンタ部208で印刷する前に印刷内容又は印刷内容のサムネイル画像をプレビューするディスプレイ部210と、MFP104の出力に基づいて後述するプリンタ部208に入力する信号を生成するPWM部207と、PWM部207から入力された信号に基づいて画像データの内容を印刷するプリンタ部208と、プリンタ部208によって印刷されたシートの仕分け処理及びシートの仕上げ処理を行うフィニッシャ部209とを備え、ディスプレイ部210、PWM部207、及びフィニッシャ部209は、夫々コア部206に接続されている。
図3は、図2におけるスキャナ部201の構成の概略を示すブロック図である。
図3において、スキャナ部201は、読取られるべき原稿302が置かれる原稿台ガラス301と、原稿302に照射する照明ランプ303及び原稿302からの反射光を反射するミラー304から成り、原稿台ガラス301の下方において副走査方向に速度vで原稿302を走査する第1ミラーユニット310と、ミラー304から反射された反射光を反射するミラー305,306から成り、原稿台ガラス301の下方において副走査方向に速度v/2で原稿302を走査する第2ミラーユニット311と、ミラー306で反射された光を後述するCCD308上に結像するレンズ307と、第1ミラーユニット310及び第2ミラーユニット311を駆動するモータ309とを備える。
スキャナ部201は、また、RGB3ラインのカラーセンサであり、レンズ307によって結像された画像をRGB画像信号に変換してIP部202に送信するCCD308を備える。
図4は、図2におけるIP部202の構成を概略的に示すブロック図である。
図4において、IP部202は、スキャナ201のCCD308から入力されたRGB画像信号を、各色信号毎に8bitのデジタル画像信号RO,GO,BOに変換するA/Dコンバータ401と、A/Dコンバータ401から入力されたデジタル画像信号RO,GO,BOに、各色信号毎に基準白色板の読取り信号を用いて公知のシェーディング補正を行うシェーディング補正部402と、シェーディング補正されたデジタル画像信号RO,GO,BOを、CCD308が備える各色毎のラインセンサが夫々所定の距離を隔てて配置されていることによって生じる副走査方向の空間的ズレを補正するラインディレイ調整回路を有するライン補間部403とを備える。
IP部202は、また、CCD308のRGBフィルタ(不図示)の分光特性によって決定される読取色空間をNTSCの標準色空間に変換する回路であり、CCD308の感度特性及び照明ランプ303のスペクトル特性等の諸特性に基づくMFP104固有の定数を用いた3×3のマトリックス演算によってライン補間部403から入力されたデジタル画像信号RO,GO,BOを標準的なRGB画像信号に変換する入力マスキング部404と、ルックアップテーブル(LUT)RAM(不図示)によって構成され入力マスキング部404から入力されたRGB画像信号を濃度信号C1,M1,Y1に変換するLOG変換部405と、濃度信号C1,M1,Y1を、画像形成装置のトナー色であるC,M,Y,K,LC,LM(LCはライトシアンすなわち淡色シアン、LMはライトマゼンタすなわち淡色マゼンタ)信号に補正して出力する出力マスキング/UCR回路406と、出力マスキング/UCR回路406から入力されたC,M,Y,K,LC,LM信号をトナーの色味諸特性及びユーザによる濃度調整値を考慮したルックアップテーブルによって画像出力のための信号に変換するガンマ変換部407と、変換されたC,M,Y,K,LC,LM信号をエッジ強調又はスムージングして、原稿画像データとしてコア部206に送出する空間フィルタ408と、出力マスキング/UCR回路406から入力されたC,M,Y,K,LC,LM信号が入力される画像カウンタ回路409とを備える。
図5は、図2におけるNIC部204及びPDL部205の構成を概略的に示すブロック図である。
図5において、NIC部204は、10Base−T/100Base−TX等のEthernet(登録商標)ケーブルを介して接続されたLAN101から入力された信号の電圧を変換するトランス501と、不図示の第1バッファメモリ及び第2のバッファメモリを備え、第1バッファメモリにおいて、トランス501から入力された信号に含まれるデータが必要なものであるか否かを判別した後、当該データを第2バッファメモリに格納してPDL部205に送出するLANコントローラ502とを備える。
PDL部205は、CPU503と、CPU503に夫々接続されたメモリ(HDD)504及びメモリ(DRAM)505とを備える。
CPU503は、コンピュータ103上で動作するアプリケーションソフトウェアによって作成されたPDLデータをメモリ(HDD)504に格納すると共に、格納されたPDLデータを必要に応じてラスタ化画像処理(RIP:Raster Image Processing)によりラスタイメージデータに展開し、展開されたラスタイメージデータを高速アクセス可能なメモリ(DRAM)505等に、C,M,Y,K又はC,M,Y,K,LC,LMの色成分毎及びジョブ毎にページ単位で格納し、格納されたラスタイメージデータをプリンタ部208の状況に応じてコア部206に送出する。
図6は、図2におけるコア部206の構成を概略的に示すブロック図である。
図6において、コア部206は、複写、ネットワークスキャン、ネットワークプリンタ、ファクシミリ送受信、及びディスプレイ表示等の各種動作に応じてバスに切換えるクロスバースイッチ部601を備える。
クロスバースイッチ部601は、複写動作時は、スキャナ部201と、コア部206と、プリンタ部208とを、ネットワークスキャン動作時は、スキャナ部201と、コア部206と、NIC部204とを、ネットワークプリンタ動作時は、NIC部204と、コア部206と、プリンタ部208とを、ファクシミリ送信動作時は、スキャナ部201と、コア部206と、FAX部203とを、ファクシミリ受信動作時は、FAX部203と、コア部206と、プリンタ部208とを、ディスプレイ表示動作時は、スキャナ部201、FAX部203、又はNIC部204と、コア部206と、ディスプレイ部210とを接続するようにバスを切換える。
コア部206は、IP部202、FAX部203、及びPDL部205からクロスバースイッチ部601を介して入力された画像データをJPEG、JBIG及びZIP等の一般的な圧縮方式で圧縮する圧縮部602と、圧縮された画像データをジョブ毎に管理し、ファイル名、作成者、作成日時、及びファイルサイズ等の付加データと共に格納するメモリ603と、メモリ603に格納された画像データを伸張すると共にディスプレイ部210及びPWM部207を介してプリンタ部208に送出する伸張部604とを備える。
コア部206は、ジョブの番号とパスワードとをまとめてメモリ603に格納することによって、特定のユーザにのみデータの一時保存及びプリントアウトを許可するパーソナルボックス機能をサポートすることができる。このとき、コア部206は、格納されている画像データのプリントアウトが指示されたとき、パスワードによる認証を行った後にメモリ603から画像データを読み出し、読み出した画像データを伸張部604によって伸張し、ラスタイメージデータに戻してからプリンタ部208で印刷させる。
図7は、図6におけるクロスバースイッチ部601の構成を概略的に示すブロック図である。
図7において、クロスバースイッチ部601は、クロスバースイッチ705と、リムーバブルハードディスク713,714,715と、リムーバブルハードディスク713,714,715に夫々接続されたRAIDコントローラ710と、第1メモリ707と、第2メモリ708と、プリンタ信号出力回路709とを備え、RAIDコントローラ710と、第1メモリ707と、第2メモリ708と、プリンタ信号出力回路709と、NIC部204に接続されたPDL部205と、IP部202に接続されたスキャナ信号入力回路702は、夫々クロスバースイッチ705に接続されている。
クロスバースイッチ部601は、スキャナ信号入力回路702を介してIP部202から原稿画像データを受信し、PDL回路205からラスタイメージデータを受信し、プリンタ信号出力回路709に出力信号を送出する。
図8は、図7におけるクロスバースイッチ部601において実行される複写機能及びネットワークプリンタ機能の処理のタイミングチャートである。
クロスバースイッチ部601は、RAIDコントローラ710に接続されたリムーバブルハードディスクがいくつであっても、RAIDコントローラ710及びリムーバブルハードディスク713,714,715を1台のリムーバブルハードディスク712として認識する。
図8において、スキャナ信号入力回路702は、IP部202からの原稿画像データがタイミング801の期間入力され、クロスバースイッチ部601は、スキャナ信号入力回路702から入力された原稿画像データに基づき、原稿画像データを第1メモリ707にタイミング802の期間書込み、第1メモリ707に格納された原稿画像データをタイミング803の期間読み出すと共にリムーバブルハードディスク712に読み出した原稿画像データをタイミング804の期間書込み、リムーバブルハードディスク712に格納された原稿画像データをタイミング805の期間で読み出すと共に読み出した原稿画像データをプリンタ信号出力回路709にタイミング806の期間送出する。
また、PDL回路205は、クロスバースイッチ部601にIP部202を介してスキャナ部201から原稿画像データが入力されると共にNIC部204からPDLデータが入力されるときは、タイミング807の期間入力されるPDLデータをラスタライズし、クロスバースイッチ部601は、ラスタライズされたPDLデータ、すなわちラスタイメージデータを第2メモリ708にタイミング808の期間書込みする。
次に、クロスバースイッチ部601は、第2メモリ708に格納されたラスタイメージデータをタイミング809の期間読み出すと共にリムーバブルハードディスク712に読み出したラスタイメージデータをタイミング810の期間書込み、リムーバブルハードディスク712に格納されたラスタイメージデータをタイミング811の期間読み出すと共に読み出したラスタイメージデータをプリンタ信号出力回路709にタイミング812の期間送出する。
図8のタイミングチャートによれば、クロスバースイッチ部601にIP部202を介してスキャナ部201から原稿画像データの入力されると共にNIC部204からPDLデータが入力されるとき、すなわち、MFP104が複写機能及びネットワークプリンタ機能を同時に実行するときは、処理時間であるタイミング801からタイミング812までの時間は、リムーバブルハードディスク712へのデータのライト時間及びリード時間の影響を受けているので、高速にデータの入出力を行うことができるリムーバブルハードディスク712を使用することによって印刷所要時間を短縮することができる。
本実施の形態では、複写機能及びネットワークプリンタ機能の同時処理を行ったが、複写機能による1枚の印刷、ネットワークプリンタ機能による1枚の印刷、及びこれらの機能による複数枚印刷を行うときも同様にリムーバブルハードディスク712の処理時間に応じて印刷時間が変わる。
図9は、図7のクロスバースイッチ部601によって実行されるリムーバブルハードディスク制御処理の手順を示すフローチャートである。
図9において、不図示のシステム管理装置は、MFP104の電源が投入されると(ステップS901でYES)、RAIDコントローラ710に接続されたリムーバブルハードディスク713,714,715が、最後にMFP104の電源が遮断されたときに接続されていたリムーバブルハードディスクと異なるか否か、すなわち、最後にMFP104の電源が遮断されてから電源が投入される間にリムーバブルハードディスク713,714,715が交換されているか否かを判別し(ステップS902)、交換されていないときは、直ちに本処理を終了し、交換されているときは、クロスバースイッチ部601は、まず、リムーバブルハードディスク713のみがRAIDコントローラ710に接続されているものと見なし、所定のデータをリムーバブルハードディスク713に転送し、その時間に基づいてリムーバブルハードディスク713のライト速度及びリード速度を求めてリムーバブルハードディスク713の転送速度を測定する(ステップS903)(第1の測定手段)。ステップS903の処理において、クロスバースイッチ部601は、転送速度が測定済みであることを示す信号及び転送速度情報をリムーバブルハードディスク713の所定領域に書込み、再度リムーバブルハードディスク713の転送速度を測定するときは、この領域に書き込まれた転送速度情報に基づいて転送速度を測定する。これにより、クロスバースイッチ部601は、リムーバブルハードディスク713,714,715が、一度転送速度の測定を行ったものであるが否かを判別することができ、もって転送速度を測定する頻度を最小限に抑えることができる。
次いで、クロスバースイッチ部601は、リムーバブルハードディスク713の転送速度(データ入出力速度)が後述する所定値以上であるか否かを判別し(ステップS904)、転送速度が所定値以上であるときは、コピー動作、スキャンした画像データのネットワークへの送信動作、スキャンした画像のリムーバブルハードディスクへの保存動作、及びLAN101を介してコンピュータ103から受信したPDLデータの印刷動作等の通常動作を行い(ステップS908)、本処理を終了する。
ステップS908において、所定値は、クロスバースイッチ部601が複数の動作、例えばコピー動作とPDLデータの印刷動作、及びスキャンした画像のネットワークへの送信動作とPDLデータの印刷動作を、各々の動作を単独に実行したときと同じ速度で且つ同時に実行することができるリムーバブルハードディスク713の転送速度の下限値である。この処理で扱う画像データは、いずれもリムーバブルハードディスク713を経由するので、クロスバースイッチ部601は、複数の動作を同時に実行するときは、リムーバブルハードディスク713を時分割で使用する。
ステップS904の判別の結果、転送速度が所定値未満であるときは、複数の動作を同時に実行するときに処理速度が遅くなることがあり、複数の動作を、各々の動作を単独に実行したときと同じ速度で且つ同時に実行することはできないので、RAIDコントローラ710に新たにリムーバブルハードディスク714を追加して接続する必要があることを不図示のディスプレイ部210に表示し、又はコンピュータ103に通知し(ステップS905)(要求手段)、リムーバブルハードディスク714が接続されたことを確認すると(ステップS906でYES)、1つのデータを複数のドライブに書き込むストライピング動作の設定を行うと共にストライピング動作を開始し(ステップS907)(ストライピング手段)、ステップS903以降の処理を実行し、リムーバブルハードディスク713,714によってストライピングした状態における転送速度(ストライピング転送速度)の測定を行う(第2の測定手段)。このとき、クロスバースイッチ部601は、リムーバブルハードディスク713,714の型名を検出すると共に、ストライピングした状態における転送速度とリムーバブルハードディスク713,714の型名の組み合わせとを対応させて記憶してもよい。これにより、ストライピングした状態における転送速度を測定する頻度を最小限に抑えることができる。
図9の処理によれば、リムーバブルハードディスク713の転送速度が所定値以下であるときは(ステップS904でNO)、新たにRAIDコントローラ710にリムーバブルハードディスク714を追加して接続する必要があることをディスプレイ部210に表示し(ステップS905)、ストライピング動作の設定を行う(ステップS907)ので、使用できるリムーバブルハードディスク713,714,715の転送速度の許容範囲を広げることができる。
本発明の実施の形態に係る複合機を備える複合機システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1のMFPの構成を概略的に示すブロック図である。 図2におけるスキャナ部の構成の概略を示すブロック図である。 図2におけるIP部の構成を概略的に示すブロック図である。 図2におけるNIC部及びPDL部の構成を概略的に示すブロック図である。 図2におけるコア部の構成を概略的に示すブロック図である。 図6におけるクロスバースイッチ部の構成を概略的に示すブロック図である。 図7におけるクロスバースイッチ部において実行される複写機能及びネットワークプリンタ機能の処理のタイミングチャートである。 図7のコア部によって実行されるリムーバブルハードディスク制御処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
104 MFP
201 スキャナ部
202 IP部
203 FAX部
204 NIC部
205 PDL部
206 コア部
601 クロスバースイッチ部
705 クロスバースイッチ
710 RAIDコントローラ
713,714,715 リムーバブルハードディスク

Claims (9)

  1. 複数のハードディスクを接続する接続手段と、前記複数のハードディスクを用いて画像処理を行う画像処理手段とを備える複合機において、記憶すべき画像データを複数のブロックに分け、前記接続された複数のハードディスクに振り分けて記憶するストライピング手段と、前記接続された複数のハードディスクの1つの転送速度を測定する第1の測定手段とを備え、前記ストライピング手段は、前記測定された転送速度が所定値より低いときは、前記接続された複数のハードディスクをストライピングすることを特徴とする複合機。
  2. 前記測定された転送速度が所定値より低いときは、前記接続手段に前記複数のハードディスクの他のものを接続することを要求する要求手段を備えることを特徴とする請求項1記載の複合機。
  3. 操作情報を表示する操作表示部を備えると共に、ネットワークを介して外部装置と接続され、前記要求手段は、前記操作表示部又は前記接続された外部装置を介して前記接続手段に前記複数のハードディスクの他のものを接続することを要求することを特徴とする請求項2記載の複合機。
  4. 前記所定値は、前記複合機が実行する複数の動作を、夫々単独で実行するときと同じ速度で実行することができる前記複数のハードディスクの転送速度の下限値であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の複合機。
  5. 前記接続された複数のハードディスクの各所定の領域には夫々前記接続された複数のハードディスクの各転送速度情報が記憶されており、前記測定手段は、前記各転送速度情報に基づき前記接続された複数のハードディスクの各転送速度を測定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の複合機。
  6. 前記ストライピングされる複数のハードディスクのストライピング転送速度を測定する第2の測定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の複合機。
  7. 前記第2の測定手段は、所定のデータの書込み及び読出しによって、前記ストライピング転送速度を測定することを特徴とする請求項6記載の複合機。
  8. 前記接続された複数のハードディスクの各型名及びそれらの組み合わせを検出する型名検出手段と、前記測定されたストライピング転送速度と前記検出された複数のハードディスクの型名の組み合わせとを対応させて記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする請求項6又は7記載の複合機。
  9. 前記検出された複数のハードディスクの型名の組み合わせが、前記記憶された複数のハードディスクの型名の組み合わせと一致するときは、前記測定手段は前記記憶された複数のハードディスクの型名の組み合わせに対応する前記記憶されたストライピング転送速度に基づき前記接続された複数のハードディスクのストライピング転送速度を測定することを特徴とする請求項8記載の複合機。
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