JP2002236566A - ページ印刷システム及び印刷データ生成装置 - Google Patents

ページ印刷システム及び印刷データ生成装置

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JP2002236566A
JP2002236566A JP2001031391A JP2001031391A JP2002236566A JP 2002236566 A JP2002236566 A JP 2002236566A JP 2001031391 A JP2001031391 A JP 2001031391A JP 2001031391 A JP2001031391 A JP 2001031391A JP 2002236566 A JP2002236566 A JP 2002236566A
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JP2001031391A
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English (en)
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Tetsuya Suzuki
哲也 鈴木
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搭載メモリ量の少ないページプリンタを用い
て、安定したページ印刷を速やかに行う。 【解決手段】 ユーザーが印刷実行を指示すると(S
1)、中間コードからRGBXデータを経てCMYKXデータが
生成され、圧縮される(S2〜S5)。CMYKデータのサ
イズとプリンタのメモリサイズとを比較し、ページ印刷
が正常に行われるか否かを判定する(S7〜S9)。メ
モリ不足の場合は、ユーザーに通知し、ユーザーの承諾
を得てから、CMYKXデータを再圧縮する(S12〜S1
5)。印刷設定情報を記録する各色の属性プレーンXは
可逆圧縮し、各色のプレーンCMYKについては、各ド
ットの下位4ビットを切り捨てることで非可逆圧縮す
る。これにより、データサイズを低減して正常な印刷を
行わせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、レーザペ
ージプリンタのようなページ単位で印刷を行う印刷装置
を用いたページ印刷システム及び印刷データ生成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】カラーレーザプリンタのようなページ印
刷システムでは、文書作成用ソフトウエアやイメージ編
集用ソフトウエア等のアプリケーションプログラムから
渡されたデータに基づいて、プリンタドライバがRGB
表色系の印刷データを生成し、次に、このRGB表色系
印刷データを、印刷の三原色であるCMY表色系(実際
には、黒(K)を含む場合が多いため、以下、CMYK
表色系と称する)に色変換する。ページプリンタは、C
MYK各色のイメージを感光体上にそれぞれ形成し、給
紙された印刷用紙に各色のイメージを重ねて転写させる
ことにより、所定の印刷を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】行単位(ラスタ単位)
で印刷可能なシリアル印刷システムとは異なり、ページ
印刷システムでは、いったんプリントエンジンにデータ
を入力して印刷を開始させた後は、プリントエンジンを
途中で止めることはできない。一定速度で搬送される印
刷用紙上に、各色のイメージを一気に転写させないと色
ずれや印刷抜け等を生じて印刷品質が著しく低下するた
めである。
【0004】従来のように、比較的多量のメモリを搭載
し、データ処理能力の優れたいわゆるインテリジェント
型ページプリンタとホストコンピュータとで、印刷に要
するデータ処理を分担している場合は、無理なくページ
全体のCMYK各色のイメージデータをそれぞれ生成さ
せた後で、印刷を開始させることができるため、印刷上
の不具合を生じない。しかし、この場合は、印刷コマン
ドの解釈や色変換処理等のプリンタ側に要求される処理
が多い分、プリンタのコストが増大する。
【0005】ところで、近年は、パーソナルコンピュー
タやワークステーション等のホストコンピュータのデー
タ処理能力が著しく向上する一方、ページプリンタに対
しては低コスト化の要求が高まっている。そこで、ホス
トコンピュータ側のコンピュータ資源を有効利用し、プ
リンタ側での処理を少なくすることによって、低コスト
化を図ることができる。
【0006】しかし、印刷に要するデータ処理の多くを
ホストコンピュータに依存し、プリンタ側のコンピュー
タ資源を少なくすると、ページの途中で印刷が中断する
おそれを生じる。即ち、ホストコンピュータ側で、CM
YK表色系のイメージデータまで生成すると、プリンタ
側での処理負担は少なくなるものの、その分だけデータ
サイズが増大する。これに対し、プリンタ側の搭載メモ
リ量(受信バッファサイズ)は、低コスト化の要請上限
られるため、ホストコンピュータから送信するデータの
サイズがプリンタ側の搭載メモリ量を大きく上まわるよ
うな場合は、印刷開始後に、プリントエンジンへのデー
タ転送が間に合わなくなり、印刷が失敗するおそれがあ
る。
【0007】一方、ページ印刷の開始に必要な全データ
がプリンタの受信バッファに蓄積されるのを待ってか
ら、プリントエンジンへのデータ供給を開始させる場合
は、ページの途中で印刷が中断される可能性を少なくす
ることができる。しかし、この場合は、データ受信待ち
の時間だけ印刷開始のタイミングが遅れるため、印刷待
ち時間が増大し、印刷速度が低下する。また、印刷デー
タのサイズが受信バッファのサイズよりも大きく、印刷
開始に必要な所定バンド数分の各色データを受信できな
い場合は、待たされた挙げ句に印刷不能となり、ユーザ
ーの不満が増大し、使い勝手が悪い。
【0008】本発明は、上記のような課題に鑑みなされ
たものであり、その目的は、プリンタ側の搭載メモリ量
が少ない場合でも、より速やかに印刷を行えるようにし
たページ印刷システム及び印刷データ生成装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係るページ印刷システムは、ホストコンピュー
タが生成した印刷データのサイズとプリンタ側で利用可
能なメモリサイズとに基づいて、ページ印刷の中断可能
性を判定する判定手段と、判定手段によりページ印刷が
中断する可能性があると判定された場合は、印刷データ
のサイズを低減させるデータサイズ低減手段とを備えて
いる。
【0010】印刷データとしては、RGB表色系データ
でも良いし、CMYK表色系に色変換を行った後のデー
タでもよい。但し、データサイズが大きくなるCMYK
表色系データである場合に、本発明は特に有効である。
また、ホストコンピュータで処理されたデータに殆ど手
を加えることなく印刷処理に回すいわゆるノンインテリ
ジェント型プリンタである場合に、本発明は特に有効で
ある。
【0011】例えば、ホストコンピュータが生成する印
刷データのサイズがプリンタ側で利用可能なメモリサイ
ズよりも大きく、印刷開始に必要な全データの受信を待
たずにプリントエンジンへのデータ供給を開始すると、
ページの印刷が途中で失敗する可能性がある場合、判定
手段は、ページ印刷が中断する可能性ありと判定し、デ
ータサイズ低減手段は、印刷データのサイズを低減させ
る。そして、低減された印刷データがプリンタに送信さ
れる。これにより、印刷データをプリンタに送信する前
に、印刷中断の可能性を判断してこれを回避することが
できる。
【0012】しかし、印刷データのサイズを低減させる
と、その低減方法や低減量あるいはデータの性質(テキ
ストか画像)等によっても相違するが、ユーザーが当初
予定していた印刷品質よりも低下する可能性がある。そ
こで、判定手段による判定結果をユーザーに通知し、デ
ータサイズ低減手段による印刷データのサイズ低減に関
してユーザーの承諾を求める通知手段を更に備えるのが
好ましい。
【0013】さらに、通知手段は、データサイズ低減手
段により印刷データのサイズを低減した場合の予測印刷
結果に関する情報と印刷データのサイズを低減しない場
合の予測印刷結果に関する情報とを、ユーザーに提供可
能である。
【0014】印刷データのサイズを低減した場合の効果
をユーザーに知らせることにより、ユーザーは、より的
確な判断を下すことができる。ここで、「予測印刷結果
に関する情報」とは、印刷品質の予測情報である。通知
手段は、例えば、データサイズ低減前とデータサイズ低
減後の双方の印刷プレビュー画面(又は印刷プレビュー
画面のサムネイル画像)を並べて表示することができ
る。印刷プレビュー画面に限らず、通知手段は、印刷品
質を示す他の情報を表示することもできる。例えば、通
知手段により、濃度変化(グラデーション)の滑らかさ
の度合を示すバーを表示したり、「A」等の文字の印刷
具合を表示したりすることで、ユーザーは、データサイ
ズ低減による印刷品質の低下を許容できるか否かについ
て、判断することができる。
【0015】データサイズ低減手段は、印刷データを非
可逆圧縮することにより、該印刷データのサイズを低減
させることができる。非可逆圧縮の場合は、可逆圧縮よ
りもデータサイズを少なくして圧縮することができる。
但し、元のデータの一部が失われるため、その分だけ印
刷品質が低下する可能性がある。
【0016】あるいは、データサイズ低減手段は、印刷
データの解像度を低下させることにより、該印刷データ
のサイズを低減させることもできる。
【0017】ところで、カラー印刷可能なページ印刷シ
ステムでは、各色のプレーン及び印刷設定情報を記録し
た各属性プレーンを印刷データが有する場合がある。こ
の場合、データサイズ低減手段は、各色のプレーンのう
ち少なくとも一つ以上を非可逆圧縮し、各属性プレーン
を可逆圧縮することにより、印刷データのサイズを低減
させることができる。なお、一部の色プレーンのみ非可
逆圧縮する場合、残りの色プレーンは可逆圧縮される。
【0018】好適な実施形態では、各属性プレーンを各
色のプレーンの後でそれぞれ送信させる送信制御手段を
更に備える。
【0019】即ち、例えば、C,M,Y,K各色のプレ
ーンにそれぞれ対応する属性プレーンXc,Xm,X
y,Xkを印刷データが有する場合は、Y→Xy→M→
Xm→C→Xc→K→Xkのように、各色のプレーンの
後でそれぞれの属性プレーンを送信させることができ
る。色プレーンの送信順序は、プリントエンジンでの印
刷順序等に基づいて定めることができる。例えば、最初
に印刷すべき色がYプレーンであるなら、Yプレーン及
び属性プレーンが最初に送信される。各色のプレーンの
後に該色プレーンに対応する属性プレーンを送信するこ
とにより、受信が完了した色プレーンから印刷準備(イ
メージ生成)を直ちに開始して、該プレーン及び属性プ
レーンのデータを破棄することができる。また、印刷デ
ータ生成装置側にとっても、送信が完了した色プレーン
及び属性プレーンのデータを保持する必要がなく、メモ
リ資源を有効に利用することができる。
【0020】好適な実施形態では、モード選択手段を設
け、通常モードとサイズ低減モードとのいずれかを予め
選択する。通常モードとは、データサイズ低減手段によ
り印刷データのサイズを低減させないモードであり、サ
イズ低減モードとは、データサイズ低減手段により印刷
データのサイズを低減させるサイズモードである。サイ
ズ低減モードが選択された場合は、判定手段による判定
を行うことなく、印刷データのサイズ低減を行わせる。
【0021】予めサイズ低減モードが選択された場合に
は、判定手段による判定を行う必要がないため、より速
やかに印刷を行うことができる。
【0022】一方、印刷データがテキスト主体の場合
は、圧縮モードを変えて再圧縮することにより、印刷品
質をあまり低下させることなくデータサイズを低減する
ことができる。印刷データがイメージ主体の場合は、印
刷解像度を下げて可逆圧縮することにより、印刷品質を
あまり低下させずにデータサイズを小さくすることがで
きる。
【0023】本発明は、印刷データ生成装置又は印刷デ
ータ生成プログラムを記録した記録媒体として把握する
こともできる。このプログラムは、例えば、CD-ROM、DV
D-ROM、光磁気ディスク、ハードディスク、メモリ等の
各種記録媒体に記録可能であるほか、通信回線を介して
コンピュータにインストールすることもできる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0025】1.第1の実施の形態 図1は、本実施の形態に係るページ印刷システムの全体
の機能構成を概略的に示すブロック図である。
【0026】「印刷データ生成装置」としてのホストコ
ンピュータ1は、例えば、パーソナルコンピュータ、ワ
ークステーション等として実現される。但し、これに限
らず、携帯情報端末や携帯電話、デジタルカメラ、スキ
ャナ装置等であっても、印刷用のページリソースを生成
可能な装置は、ホストコンピュータ1として利用可能で
ある。
【0027】例えば、文書作成用ソフトウエア、作図ソ
フトウエア、イメージ編集ソフトウエア等のアプリケー
ションプログラム11は、ホストコンピュータ1のコン
ピュータ資源(CPUやメモリ等)を利用して実行され
る。ユーザーは、アプリケーションプログラム11を利
用して印刷すべきドキュメントを作成し、アプリケーシ
ョンプログラム11上で印刷実行を指示する。
【0028】プリンタドライバは、それぞれ後述するよ
うに、中間コード生成部12,RGBX生成部13,CMYKX
生成部14,圧縮部15,転送モード制御部19,モー
ド設定部20等を備えて構成されている。
【0029】アプリケーションプログラム11から印刷
すべきドキュメントのデータが渡されると、中間コード
生成部12は、フォントデータ等を参照しながら中間コ
ードで記述された印刷データを生成する。RGBX生成部1
3は、中間コードに基づいて、RGB表色系に即したイ
メージデータ(RGBXデータ)を生成する。また、このRG
BXデータには、例えば、スクリーン設定等を行うための
印刷設定用の属性を示す情報(X)が含まれている。属
性データXは、各色プレーン毎にそれぞれ生成される。
【0030】CMYKX生成部14は、RGBXデータをCMY
K表色系に色変換し、最終的な印刷データであるCMYKX
データを生成する。ここで、RGBXデータ及びCMYKXデー
タは、それぞれ複数のバンドデータ(例えば、A4サイ
ズの場合で50個程度)から構成され、各プレーンの各
バンドデータは8ビット程度の階調を有する。即ち、1
枚のページリソースは、CMYKXの5枚のプレーンからな
り、各プレーンは5つのバンドに区切られ、バンドを構
成する各ドットは、それぞれ8ビットのデータ深さを有
する。但し、各属性プレーンは、スクリーン設定に使用
するため、8ビット中1ビットのみを使用している。
【0031】圧縮部15は、CMYKXデータを所定の圧縮
モードで圧縮し、「蓄積手段」としてのスプーラ16に
記憶させるものである。通常の転送モードの場合、圧縮
部15は、CMYKXの全プレーンを可逆圧縮する。サイズ
低減モードの場合、圧縮部15は、CMYKXデータのう
ち、各Xプレーンを可逆圧縮し、CMYKの各色プレー
ンを非可逆圧縮する。より具体的には、CMYKの各色
プレーンについては、例えば、各ドットの8ビットデー
タのうち下位の4ビットを切り捨ててから圧縮すること
により、データサイズを低減する。
【0032】送信制御部17は、スプーラ16に蓄積さ
れたCMYKXデータを読み出し、通信I/F18を介して
ページプリンタ30に転送させる。送信制御部17は、
後述のように、Y→Xy→M→Xm→C→Xc→K→X
kの所定の順序でデータを転送する。なお、ここで、送
信制御部17は、大略、プリンタドライバの一部を構成
するものとして把握することも可能であるが、スプーラ
16の下流側(印刷データの転送方向下流側)に配置さ
れている点に留意すべきである。これにより、スプーラ
16の上流側では、データ送信順序を考慮せずにCMYKX
データを生成することができる。
【0033】「判定手段」を実現する転送モード制御部
19は、スプーラ16に蓄積されたページリソース(CM
YKXデータ)のサイズと、プリンタ情報取得部21によ
り取得されたページプリンタ30側のメモリサイズとを
比較し、通常の転送モード(通常モードとも呼ぶ)又は
サイズ低減モードのいずれを採用するか判定する。「モ
ード選択手段」としてのモード設定部20は、図6と共
に後述するように、ユーザーによって選択された転送モ
ードを転送モード設定部19に設定するためのものであ
る。
【0034】「サイズ低減手段」は、圧縮モード切替部
22又は解像度切替部23により実現されている。圧縮
モード切替部22は、例えば、各ドットの8ビットデー
タのうち下位の4ビットを切り捨ててCMYKXデータを非
可逆に圧縮させることにより、CMYKXデータのサイズを
低減させる。解像度切替部23は、例えば、600dpi
の印刷解像度で生成されたCMYKXデータを、300dpi程
度の印刷解像度で作り直すことにより、データサイズを
低減させる。なお、解像度変換を行う場合、印刷品質の
大幅な劣化を防止すべく、bi-cubic等の補間処理を加え
てもよい。
【0035】ページプリンタ30は、通信I/F31,
メモリ32,解凍部33及びプリントエンジン34を備
えている。通信I/F31は、シリアル伝送又はパラレ
ル伝送によってCMYKXデータを受信する。受信されたCMY
KXデータは、RAM等のメモリ32に格納される。格納
されたCMYKXデータは、DMA転送により解凍部33に
転送されて解凍され、プリントエンジン34に供給され
る。プリントエンジン34は、例えば、CMYK各色の
潜像を感光体上にそれぞれ形成し、これら各色の像を転
写媒体に転写して印刷用紙に印刷する。
【0036】次に、図2,図3を参照して本実施の形態
の作用を説明する。図中、以下、ステップを「S」と略
記する。
【0037】まず、ユーザーが印刷実行を指示したか否
かが監視されている(S1)。印刷実行が指示される
と、アプリケーションプログラム11から引き渡された
ドキュメントデータに基づいて中間コードが生成される
(S2)。次に、この中間コードをRGB表色系のイメ
ージデータとして展開すると共に、印刷設定用の属性情
報(X)を生成することにより、RGBXデータを得る(S
3)。このRGBXデータは、CMYK表色系に色変換され、CM
YKXデータとなる(S4)。生成されたCMYKXデータは、
解凍時に元のデータを忠実に再現する可逆圧縮によって
圧縮され(S5)、スプールされる(S6)。このと
き、圧縮されたCMYKXデータのデータ量がカウントされ
る。
【0038】次に、スプールされたCMYKXデータのサイ
ズ(データ量)とページプリンタ30に搭載され、受信
バッファとして利用可能なメモリ32の空き容量とを取
得し(S7)、CMYKXデータを転送してもページの印刷
が途中で中断しないか否かの判定を行う(S8、S
9)。即ち、ホストコンピュータ1から送信されたCMYK
Xデータは、ページプリンタ30のメモリ32に蓄積さ
れるが、メモリ32のアドレスを指定してデータをプリ
ントエンジン34にDMA転送した場合、この転送を途
中で停止させることはできない。従って、DMA転送及
びホストコンピュータ−プリンタ間のデータ転送速度等
にもよるが、CMYKXデータのサイズがメモリサイズより
も大きく、1ページ分の全てのイメージを速やかに送信
できないような場合は、アンダーエラーが発生し、読出
しに失敗した部分が空白印刷となって、ページの印刷が
途中で失敗するおそれがある。そこで、CMYKXデータの
サイズとメモリサイズとに基づいて、ページの印刷が正
常に行われるか否かを判定する。なお、これらデータサ
イズ及びメモリサイズ以外に、上述したデータ転送速度
を更に考慮して判定してもよい。
【0039】ページ印刷を正常に行えると判定された場
合は(S9:YES)、可逆圧縮されたCMYKXデータをページ
プリンタ30に送信する(S10)。ここで、データ送
信順序は、Y→Xy→M→Xm→C→Xc→K→Xkで
ある。この順序でデータを送信することにより、少なく
とも3つの利点が生じる。第1に、ページプリンタ30
では、スクリーン設定に必要なXプレーンを受信した
後、先行して受信した色プレーンのイメージを速やかに
形成することができる。従って、受信した色プレーンの
イメージ形成を速やかに行えるため、印刷速度が向上す
る。第2の利点は、受信を完了した色プレーンのイメー
ジを速やかに生成できるため、イメージ生成後は該色プ
レーンのデータを破棄してメモリを解放できる点であ
る。このため、プリンタ側のメモリ効率を向上できる。
第3の利点は、ホストコンピュータ1側のメモリ資源も
有効利用できる点である。各色プレーンの直後に該色プ
レーンの印刷設定情報を記録した属性プレーンを送信す
ることにより、送信が完了した色プレーンのデータを保
持しておく必要が無くなり、後続する他の処理にメモリ
資源を当てることができるためである。
【0040】ページプリンタ30からの印刷終了報告に
基づいて、1ページ分の印刷終了が検出された場合は、
ドキュメントの全ページについて印刷が終了したか否か
を判定し(S11)、未印刷ページがある場合はS2に
戻って、上述した印刷用ページリソースの生成処理を繰
り返す。
【0041】一方、前記S9において「NO」と判定さ
れたときは、このままCMYKXデータをページプリンタ3
0に送信すると、ページの途中で印刷が失敗するおそれ
のある場合である。この場合は、データサイズの低減を
行うが、本実施の形態では、自動的にデータサイズを低
減させるのではなく、ユーザーの承諾を求めている点に
注意すべきである(S12,S13)。即ち、ページ印
刷が失敗する可能性について、ユーザーに通知し(S1
2)、ユーザーからの承諾を待ってデータサイズの低減
処理を実行する(S13)。ユーザーへの通知及びユー
ザーからの承諾は、例えば、ホストコンピュータ1が有
するディスプレイ装置や音声出力装置、キーボードスイ
ッチ、音声入力装置等の各種マンマシンインターフェー
スを介して行うことができる。ユーザーの承諾を求める
のは、データサイズ低減による印刷品質の低下をユーザ
ーが許容できない場合があり得るからである。即ち、例
えば、印刷品質よりも全体のレイアウトや内容等を速や
かに確認するための試し刷りや印刷品質よりも内容優先
のドキュメントであるなら、ユーザーは、データサイズ
低減による印刷を承諾するであろう。しかし、顧客提出
書類等のような印刷品質も要求されるドキュメントの場
合は、データサイズ低減による印刷品質の低下をユーザ
ーが望まないであろう。
【0042】ユーザーからの承諾を得た場合は(S13:YE
S)、再び中間コードからRGBXデータを生成し、RGBXデ
ータからCMYKXデータを生成する(S14)。そして、
このCMYKXデータをサイズ低減用の圧縮モードで再び圧
縮させる(S15)。なお、場合によっては、データサ
イズ判定時の圧縮CMYKXデータを解凍して再圧縮するよ
うにしてもよい。
【0043】サイズ低減用の圧縮モードでは、図3
(a)にも示すように、各属性プレーンXを可逆圧縮す
ると共に、各色プレーンCMYKの下位4ビットを落と
して非可逆圧縮する。これにより、CMYKXデータのサイ
ズが低減される。図3中では、可逆圧縮するプレーンに
斜線を施している。
【0044】なお、図3(b)に示すように、全ての色
プレーンについて非可逆圧縮を行うのではなく、幾つか
の色プレーンについてのみ非可逆圧縮してもよい。非可
逆圧縮するプレーンの数及び切り捨てるビット数等に応
じて、データのサイズ低減量が定まる。例えば、濃淡の
変化に敏感で色合いの変化に比較的鈍いという人間の視
覚特性を考慮するならば、Xプレーンの他にYプレーン
及びKプレーン(あるいはYプレーンのみ)を可逆圧縮
して画像の濃淡情報を正確に再現し、Cプレーン及びM
プレーンを非可逆圧縮してデータサイズの低減を図るこ
とができる。また、例えば、印刷すべきドキュメントが
テキスト主体であって、黒色印刷の範囲が多い場合は、
Xプレーン及びKプレーンを可逆圧縮し、他の色プレー
ンC,M,Yを非可逆圧縮することもできる。さらに、
例えば、非可逆圧縮の圧縮率を変化させることもでき
る。即ち、CMYKの各プレーンを非可逆圧縮する場
合、視覚への影響が大きいYプレーンについては下位の
2ビットを切り捨て、他の色プレーンM,Y,Kについ
ては下位4ビットを切り捨てる方法も採用し得る。
【0045】いずれのプレーンをどの程度圧縮するかに
ついては、予め初期値を設定しておくことができるほ
か、印刷すべきドキュメントの内容(どの色を多用する
か、テキスト主体かイメージ主体か等)やユーザーから
の指示によって、可変に設定することができる。
【0046】このように構成される本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。
【0047】第1に、ページ印刷が途中で中断される可
能性がある場合は、印刷データ(圧縮CMYKXデータ)を
送信する前に、該データのサイズを低減させるため、印
刷ミスを事前に回避することができる。従って、印刷開
始後に印刷が中断することがなく使い勝手が向上し、さ
らに、印刷用紙やトナー等の印刷資源の無駄を省くこと
ができる。従って、搭載メモリ量の少ない低コストのペ
ージプリンタであっても、安定したページ印刷を行うこ
とができる。
【0048】第2に、データサイズを低減する前にユー
ザーに通知し、ユーザーの承諾を得てから印刷データの
サイズを低減するため、ユーザーの意に沿わない印刷物
が印刷されるのを防止できる。
【0049】第3に、印刷設定に関する属性プレーンを
可逆圧縮し、少なくとも一つ以上の色プレーンを非可逆
圧縮するため、スクリーン設定等に影響を与えることな
く、データサイズを低減することができる。
【0050】第4に、各色のプレーンを送信した直後に
該各色プレーンに関する属性プレーンを送信させるた
め、プリンタ側では、受信した色プレーンのイメージを
速やかに生成することができ、メモリ資源を有効に利用
できる。また、ホストコンピュータ側でも、送信済みの
色プレーンデータを直ちに破棄することができ、メモリ
領域を解放してメモリ資源を有効利用できる。
【0051】2.第2の実施の形態 次に、図4に基づいて、本発明の第2の実施の形態を説
明する。なお、以下の各実施の形態では上述した構成要
素と同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略
するものとする。本実施の形態の特徴は、非可逆圧縮し
てもデータサイズが大きい場合、印刷解像度を低下させ
て更なる低減を行う点にある。
【0052】即ち、図4は、本実施の形態によるホスト
コンピュータ側での印刷データ生成処理を示すフローチ
ャートであって、各属性プレーンを可逆圧縮し、各色の
プレーンを非可逆圧縮した後で(S15)、再度ページ
印刷が正常に行われるか否かを判定する(S21)。十
分データサイズが低減されて印刷可能な場合は、S10
に移り、所定の順序でデータが送信される。一方、各色
プレーンを非可逆圧縮してもデータサイズが大きく、ペ
ージ印刷が途中で中断される可能性がある場合は(S21:
NO)、印刷解像度を低下させて再度データを生成させる
(S22)。
【0053】なお、印刷解像度を低下させた場合、解像
度低下のみでデータサイズが小さくなった場合は(S9:Y
ES)、可逆圧縮されて送信され、解像度低下のみで不十
分な場合は(S9:NO)、さらに各色の色プレーンが非可
逆圧縮される。
【0054】3.第3の実施の形態 次に、図5は、第3の実施の形態に係る印刷データ生成
処理を示すフローチャートである。本実施の形態の特徴
は、データサイズを低減しない場合(通常モード)とデ
ータサイズを低減する場合(サイズ低減モード)とを比
較し易いようにユーザーに通知し、いずれかのモードを
予め選択させる点にある。
【0055】ユーザーが印刷実行を指示すると(S31:YE
S)、転送モードを選択するための支援画面がディスプ
レイ装置に表示される(S32)。ユーザーは、この支
援画面を参考にして転送モードを選択する(S33)。
【0056】支援画面としては、図6に示すように種々
のものを採用可能である。例えば、図6(a)に示すよ
うに、単に通常モードとサイズ低減モードとを選択する
だけの画面であってもよい。印刷に習熟したユーザーで
あれば、この支援画面(より正確には、選択画面)だけ
でも十分であろう。また、図6(b)に示すように、各
モードを選択するボタンの近傍に、濃淡変化の細やかさ
を簡略的に示すバーを表示させることもできる。これに
加えて、図6(c)に示すように、テキストがどのよう
に表示されるかを図示してもよい。より概念化して表現
するなら、イメージ印刷の予測品質に関するイメージ品
質予測情報と、テキスト印刷の予測品質に関するテキス
ト品質予測情報とを視覚化してユーザーに提供可能であ
る。
【0057】さらに、例えば、図6(d)に示すよう
に、印刷品質を数値化して表現することも可能である。
テキスト印刷の品質レベルとイメージ印刷の品質レベル
とを数値化すると共に棒グラフで表現することができ
る。また、図6(e)に示すように、両モードでの印刷
プレビュー画面を対比させることもできる。例えば、一
画面中で容易に対比できるように、各印刷プレビュー画
面を縮小表示し、ユーザーの拡大指示により各印刷プレ
ビュー画面の詳細を確認できるようにすることもでき
る。
【0058】図5に戻る。ユーザーが転送モードを選択
した場合は、いずれの転送モードが選択されたか判別し
(S34)、選択されたモードでの圧縮及び転送がそれ
ぞれ行われる。
【0059】通常モードが選択された場合は、中間コー
ドからRGBXデータを経てCMYKXデータを生成し(S35
〜S37)、このCMYKXデータを可逆圧縮してスプール
し(S38,S39)、所定の順序で転送させる(S4
0)。なお、通常モードを選択された場合でも、印刷可
能性を判断するのが好ましい。図5中では便宜上省略し
ているが、通常モード選択時でも、CMYKXデータのサイ
ズとプリンタメモリのサイズとを比較して印刷が正常に
行われるか否かを判定する。即ち、図5中のS35〜S
40は、図2中のS2〜S10等と置換可能である。
【0060】一方、ユーザーによってサイズ低減モード
が選択された場合は、中間コードからRGBXデータを経て
CMYKXデータを生成し(S42〜S44)、上述した圧
縮方法でデータサイズを低減させ(S45)、スプール
させる(S46)。サイズ低減モードが選択された場合
も、図4中のS21に示すように、印刷可能性を再度判
断するステップをS45とS46の間に追加することが
できる。
【0061】なお、図6(b)〜(e)に示す画面は、
ページ印刷が中断するおそれのあることをユーザーに通
知する際に(図2及び図4中のS12)、提供すること
ができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るページ
印刷システム及び印刷データ生成装置によれば、印刷デ
ータを送信する前にページ印刷が正常に行われるか否か
を判定して、必要な場合はデータサイズを低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に用いられるページ印刷システム
の全体構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】印刷データ生成処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】各プレーンの圧縮方法及び送信順序を示す説明
図であり、(a)は各色のXプレーンのみを可逆圧縮す
る場合、(b)はXプレーンに加えて他の色プレーン
(Y、K)も可逆圧縮する場合をそれぞれ示す。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る印刷データ生
成処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る印刷データ生
成処理を示すフローチャートである。
【図6】転送モードをユーザーが選択する場合の画面を
示し、(a)はモードを選択するだけの画面、(b)は
イメージ印刷時の濃淡変化の様子を合わせて表示する画
面、(c)は文字の印刷具合も同時に表示する画面、
(d)は印刷品質の予測結果を数値化して表示する画
面、(e)は印刷プレビュー画面を対比させて表示する
画面、をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 11 アプリケーションプログラム 12 中間コード生成部 13 RGBX生成部 14 CMYKX生成部 15 圧縮部 16 スプーラ 17 送信制御部 18 通信インターフェース 19 転送モード制御部 20 モード設定部 21 プリンタ情報取得部 22 圧縮モード切替部 23 解像度切替部 30 ページプリンタ 31 通信インターフェース 32 メモリ 33 解凍部 34 プリントエンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 2C087 AA15 AB01 AB05 AC08 BA01 BA03 BA06 BA08 BB10 BC04 BC05 BD24 BD40 CA05 CB20 2C187 AC07 AE01 CD17 5B021 CC05 DD03 LG07 5C076 AA22 BA02 BA06 5C079 HB01 HB03 HB12 LA27 LA31 LA37 MA02 NA10 PA03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページ単位の印刷データを生成する印刷
    データ生成装置と、該印刷データ生成装置からの印刷デ
    ータを受信してページ単位で印刷を行うプリンタとを備
    えたページ印刷システムにおいて、 前記ホストコンピュータが生成した印刷データのサイズ
    と前記プリンタ側で利用可能なメモリサイズとに基づい
    て、ページ印刷の中断可能性を判定する判定手段と、 前記判定手段によりページ印刷が中断する可能性がある
    と判定された場合は、前記印刷データのサイズを低減さ
    せるデータサイズ低減手段と、を備えたことを特徴とす
    るページ印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記判定手段による判定結果をユーザー
    に通知し、前記データサイズ低減手段による前記印刷デ
    ータのサイズ低減に関してユーザーの承諾を求める通知
    手段を更に備えた請求項1に記載のページ印刷システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、前記データサイズ低減
    手段により前記印刷データのサイズを低減した場合の予
    測印刷結果に関する情報と前記印刷データのサイズを低
    減しない場合の予測印刷結果に関する情報とを、ユーザ
    ーに提供可能である請求項2に記載のページ印刷システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記データサイズ低減手段は、前記印刷
    データを非可逆圧縮することにより、該印刷データのサ
    イズを低減させるものである請求項1〜請求項3のいず
    れかに記載のページ印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記データサイズ低減手段は、前記印刷
    データの解像度を低下させることにより、該印刷データ
    のサイズを低減させるものである請求項1〜請求項3の
    いずれかに記載のページ印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記印刷データがカラー印刷データであ
    って、各色のプレーン及び印刷設定情報を記録した各属
    性プレーンを有する場合は、前記データサイズ低減手段
    は、前記各色のプレーンのうち少なくとも一つ以上の色
    プレーンを非可逆圧縮し、前記各属性プレーンを可逆圧
    縮することにより、前記印刷データのサイズを低減させ
    るものである請求項1〜請求項3のいずれかに記載のペ
    ージ印刷システム。
  7. 【請求項7】 前記各属性プレーンを前記各色のプレー
    ンの後でそれぞれ送信させる送信制御手段を更に備えた
    請求項6に記載のページ印刷システム。
  8. 【請求項8】 前記データサイズ低減手段により前記印
    刷データのサイズを低減させない通常モードと、前記デ
    ータサイズ低減手段により前記印刷データのサイズを低
    減させるサイズ低減モードとのいずれか一方を排他的に
    選択させるモード選択手段を更に設け、該モード選択手
    段により前記サイズ低減モードが選択された場合には、
    前記判定手段による判定を行うことなく、前記データサ
    イズ低減手段による前記印刷データのサイズ低減を行わ
    せる請求項1〜請求項7のいずれかに記載のページ印刷
    システム。
  9. 【請求項9】 プリンタに送信するための印刷データを
    生成する印刷データ生成装置において、 入力されたデータに基づいて、前記プリンタで印刷可能
    な印刷データを生成する印刷データ生成手段と、 前記生成された印刷データを所定の圧縮モードで圧縮す
    る圧縮手段と、 前記圧縮された印刷データを蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段から前記圧縮された印刷データを読み出し
    て、所定の順序で前記プリンタに送信させる送信制御手
    段と、 前記プリンタ側で利用可能なメモリサイズを取得するた
    めのプリンタ情報取得手段と、 前記蓄積された印刷データのサイズと前記プリンタ側の
    メモリサイズとに基づいて、ページ印刷の中断可能性を
    判定する判定手段と、 前記判定手段によりページ印刷が中断する可能性がある
    と判定された場合は、 前記所定の圧縮モードよりも高い圧縮率を有する他の圧
    縮モードで前記圧縮手段により再び前記印刷データを圧
    縮させることにより、前記印刷データのサイズを低減さ
    せるデータサイズ低減手段と、を備えたことを特徴とす
    る印刷データ生成装置。
  10. 【請求項10】 前記判定手段による判定結果をユーザ
    ーに通知し、前記データサイズ低減手段による前記印刷
    データのサイズ低減に関してユーザーの承諾を求める通
    知手段を更に備えた請求項9に記載の印刷データ生成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記所定の圧縮モードとは可逆圧縮で
    あり、前記他の圧縮モードとは非可逆圧縮である請求項
    9又は請求項10のいずれかに記載の印刷データ生成装
    置。
  12. 【請求項12】 前記印刷データ生成手段は、各色のプ
    レーン及び印刷設定情報を記録した各属性プレーンを備
    えてなる印刷データを生成するものであり、 前記データサイズ低減手段は、前記各色のプレーンを非
    可逆圧縮し、前記各属性プレーンを可逆圧縮させること
    により、前記印刷データのサイズを低減させるものであ
    る請求項9又は請求項10のいずれかに記載の印刷デー
    タ生成装置。
  13. 【請求項13】 プリンタに送信するための印刷データ
    をコンピュータによって生成させるためのコンピュータ
    プログラムを記録した記録媒体において、 入力されたデータに基づいて、前記プリンタで印刷可能
    な印刷データを生成させる機能と、 前記生成された印刷データを所定の圧縮モードで圧縮さ
    せる機能と、 前記圧縮された印刷データのサイズと前記プリンタ側で
    利用可能なメモリサイズとに基づいて、ページ印刷の中
    断可能性を判定させる機能と、 ページ印刷が中断する可能性があると判定された場合
    は、前記所定の圧縮モードよりも高い圧縮率を有する他
    の圧縮モードで再び前記印刷データを圧縮させることに
    より、前記印刷データのサイズを低減させる機能とを、
    コンピュータ上に実現させるためのコンピュータプログ
    ラムを前記コンピュータが読取り及び理解可能な形態で
    記録したことを特徴とする記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7835027B2 (en) 2006-06-14 2010-11-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Reducing the resolution of a rendered image for printing
US7853077B2 (en) 2005-12-26 2010-12-14 Fujifilm Corporation Data compression apparatus and data compression program storage medium
US8134573B2 (en) 2009-02-23 2012-03-13 Sharp Laboratories Of America, Inc. Encoding CMYK data for display using indexed RGB
US8339663B2 (en) 2009-02-23 2012-12-25 Sharp Laboratories Of America, Inc. Encoding of non-indexed data for printing using indexed RGB

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