JP3829895B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置に係り、特に、画像を構成する各画像要素の属性を示す属性情報(タグデータ)を各画素ごとに生成し、各画像データとタグデータとを対応付けて出力装置へ供給する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、DTP (Desk Top Publishing)のハードウェア/ソフトウェアの進歩に伴って各種の入力デバイス(スキャナやビデオスチルカメラなど)やドキュメントエディタなどが登場し、様々な空間解像度あるいは階調解像度を有する画像要素をーつのドキュメント(1ページ)の中に取り込むことが可能になった。この結果、より複雑で高度な、そして様々な空間解像度あるいは階調解像度を有する画像要素を組み合わせたドキュメントが作成されるようになった。
【0003】
ここで、画像要素とは、似かよった性質を有するデータで分類される画像ブロックをいい、例えば、文字/線画領域、図形領域および自然画像領域に分類することができる。そして、複雑かつ高度で、様々な空間解像度あるいは階調解像度を有するドキュメントも、PDLを用いれば簡単に表現することができ、単純なファイルとして生成することも可能になる。
【0004】
PDLファイル生成時において、そのドキュメント中に含まれる様々な空間解像度あるいは階調解像度は、入出力装置に依存しない固有の論理的座標空間にて記述される。一方、画像処理装置においては、これらのPDLを解釈して、自身の画像処理装置が有する画像用メモリの空間解像度あるいは階調解像度に合わせて展開処理を行う。通常、ここで展開処理を行う際の空間解像度あるいは階調解像度とは、プリンタ等の目的とする画像形成装置の空間解像度あるいは階調解像度と同じである。
【0005】
しかし、かかる従来の画像処理装置では、PDLの解釈処理を行って展開処理を行なう際、基本的には、その画像処理装置または画像形成装置が有する固有の空間解像度および階調解像度でしか展開することができない。その画像処理装置に固有の空間解像度および階調解像度で展開された画像データは、全て単一の空間解像度および階調解像度として、プリンタをはじめとする目的の画像形成装置に供給され、画像形成装置側にて各種画像処理が行なわれるか、または何も行なわれないで画像形成が行なわれる。
【0006】
上記したように、ドキュメントを構成する画像要素は、文字/線画領域、図形領域、および自然画像領域に分類することができるが、それぞれの画像要素に必要とされる空間解像度および階調解像度は異なる。例えば、文字/線画領域では高空間解像度が必要とされるが、ほとんどの場合において各画素が二値表現されるため、低階調解像度でよい。また、図形領域では連続して同一の値が現れる確率が高いために低空間解像度で表現することが可能であり、その空間解像度は画像処理装置あるいはプリンタをはじめとする画像形成装置の空間解像度よりも非常に低く、またほとんどの場合において二値で表現可能であるために低階調解像度で良い。一方、自然画のような中間調画像に対しては高階調解像度が必要であるが、高空間解像度は必要なく、また高解像度はオーバーサンプリングとなりかえって画質を劣化させてしまうので、中空間解像度であることが好ましい。
【0007】
本来、このように、それぞれで要求の異なる空間解像度および階調解像度を有する画像要素に対して、本当の意味での高画質な画像形成を行なうためには、画像処理装置から画像形成段階まで各画像要素の属性が保存された状態で、プリンタをはじめとする目的の画像形成装置に対してデータが送られ、それぞれの特性にあった形式により、それぞれの画像形成装置に依存した画像形成が行なわれるべきである。
【0008】
このような要求に対して、例えば特開平8−123939号公報では、人力されたファイル(PDLファイル)を解釈して展開する際に、画像要素の種類(文字/線画領域、図形領域、自然画領域)に対応した属性情報を生成し、後段の画像形成処理装置では、この属性情報にしたがって画像処理を行なうことで画質の改善を図っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、属性情報に基づいて各画像要素に固有の画像処理を行おうとする場合、各画像要素に対して適切な属性情報が選択され、この属性情報に基づいて画像処理が施されれば所望の画質改善効果が得られるものの、不適切な属性情報が選択されてしまい、これに基づいて画像処理が施されてしまうと、かえって画質が損なわれてしまうことになる。したがって、属性情報にしたがって各画像要素ごとに異なる画像処理を施す画像処理装置では、各画像要素ごとに適切な属性情報が選択されているか否かを確認する必要がある。
【0010】
しかしながら、これまでは印刷された画像を参照し、画質が実際に改善されているか否かに基づいて主観的に判断する以外に確認方法がなく、客観的に判断することができないために正確な確認が難しいという問題があった。
【0011】
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決し、各画像要素ごとに選択される属性情報を視覚的に表現することで、画像要素ごとに適切な属性情報が選択されているか否かを客観的に判断できるようにした画像処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明は、既知のフォーマットで記述された入力ファイルを解釈して画像データに展開する展開手段と、前記画像データに含まれる画像要素の属性を示すタグデータを画素単位で生成する属性情報生成手段と、前記画像データおよびタグデータのいずれか一方を印刷データとして選択的に出力する出力データ選択手段と、前記印刷データをタグデータと対応付けて出力するデータ出力手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】
上記した構成によれば、各画像要素ごとに選択される属性情報のみを印刷して可視化することができるので、印刷結果を参照することにより、各画像要素ごとに適切な属性情報が選択されているか否かを客観的に判断できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。本実施形態の画像処理装置は、ホストコンピュータ等の外部装置から入力されたファイルを画像データおよびタグデータに展開する画像データ処理装置1と、この画像データ処理装置1から提供される画像データおよびタグデータに基づいてプリントを実行する画像形成処理装置3とに大別される。以下では、初めに画像データ処理装置1について説明し、次いで画像形成処理装置3について説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態に係る画像データ処理装置1の構成を示すブロック図である。データ通信部12は、既知のPDLで記述されたドキュメントファイル(以下、単に「PDLファイル」と表現する)を受信する。このPDLファイルは、ホストコンピュータ11により作成されたものである。画像展開部13は画像展開処理を行ない、PDLファイルを解釈して各画像要素のオブジェクトリストを作成する。なお、画像展開部13は、フォント展開を行なう場合にはフォントメモリ14に記憶されたデータを参照してフォント展開処理を行なう。
【0016】
ここで、オブジェクトリストとは、この画像データ処理装置1が有する画像座標空間上のどの位置にそれぞれのオブジェクト(画像要素)が存在するか、またどのような構成の画像要素なのか、またどのような属性を有する画像要素なのか、さらにはどのようなカラー(色)を持つオブジェクトなのかを示す構造体の構成になっている。
【0017】
画像座標空間上の位置は、例えば(x1min ,y1min )、(x2max ,y2max )のように対角の座標で表現することができ、構成についてはキャラクタ、矩形図形、円、線、その他の画像要素として表すことができる。また、属性については、文字、線画、自然画、図形要素などに区別することができ、カラーについては、画像展開部13が内部的に持っているカラーパレットに指示することで、それらの表現が可能になる。
【0018】
画像データ変換部15は、画像展開部13によってオブジェクトリストに掲載された画像データをバイトマップデータに展開すると共に、このバイトマップデータの各画素ごとに、当該画素が表現する画像要素の属性を示すタグデータを生成する。本実施形態におけるタグデータとは、図6に示したように、画像要素を2ビットで次の3種類に分類するものである。すなわち、画像要素は、自然画像領域、図形領域および文字/線画領域に分類され、それぞれにタグデータ“11”、“10”、“01”(二進表記)が割り当てられている。なお、本実施形態ではタグデータ“00”をダミーデータとしている。
【0019】
画像記憶部17は、画像メモリ領域18とタグメモリ領域19とに大別される。圧縮部26は、前記画像データ変換部15によって展開されたバイトマップデータを符号化圧縮し、このバイトマップデータがブラックに対応していれば画像メモリ領域18(K)へ、イエローに対応していれば画像メモリ領域18(Y)へ、マゼンタに対応していれば画像メモリ領域18(M)へ、シアンに対応していれば画像メモリ領域18(C)へ、それぞれ蓄積する。
【0020】
本実施形態における画像データは、各画素が8ビット、解像度が400dpi、かつ大きさがA3サイズ(4メガピクセル)を想定している。このため、各画像メモリ18の合計容量は128メガバイトとなる。伸長部28は、各画像メモリ18に格納されたバイトマップデータを伸長する。
【0021】
出力データ選択部27は、後に図4、5を参照して詳述するように、前記タグメモリ領域19から読み出されたタグデータおよび前記各画像メモリ18から読み出されて伸長部28で伸長された画像データを入力し、別途に指示された動作モードに応じて、その一方を印刷対象の画像データ(印刷データ)として選択的に画像インターフェイス20へ出力する。画像インターフェイス20は、後述する画像形成処理装置3との間で画像データおよびタグデータの授受を行なう。
【0022】
図2は、画像形成処理装置3の構成を示したブロック図である。画像インターフェイス31は、図1に示した画像データ処理装置1とのデータの授受を行なうと共に、タグデータの解釈およびデータのセレクトを行なう。γ補正部32、カラースペース変換部33、フィルタ処理部34、UCR/黒生成部35、階調生成部36、およびスクリーン処理部37の各画像処理部は、それぞれのタグデータの指示により、それぞれ異なる画処理を行なう画像処理機能と、その処理を行なうためのLUT(ルック・アップ・テーブル)を有する。レーザ駆動回路38は、データにしたがって画像形成を行なう。なお、画像形成方式は電子写真方式、インクジェット方式、熱転写方式、その他の各方式であっても良く、この場合にはレーザ駆動回路38が適宜変更される。
【0023】
制御部39は、この画像形成処理装置3における同期制御、システム制御、UI制御、画像処理制御、通信制御等の各種制御を行なうとともに、どのようなタグデータのときにどのような画像処理を行なうかなどの指示も、ソフトウェア的に動作開始前に指示する。
【0024】
なお、この画像形成処理装置3は、画像入力装置40を有するコピー形式のものであっても良い。この場合に原稿は、CCD41a〜41cによりR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3色で読み込まれ、これらの読取信号は、A/D変換部42a〜42cによりデジタル信号に変換され、次にシェーディング補正部43により画素毎の感度バラツキの補正と照明ムラの補正とが行なわれて、最終的に出力信号線44a〜44cを介して、R.G.Bのカラースペースを有するデータとして画像インターフェイス31に供給される。そしてこの場合、画像インターフェイス31は、画像データ処理装置1からの画像データではなく、画像入力装置40からのデータを選択して、画像形成処理が行なわれる。
【0025】
図3は、本実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。まず、画像データ処理装置1の動作について説明する。
【0026】
画像データ処理装置1では、ステップS1において、ホストコンピュータ11により作成されたPDLファイルがデータ通信部12により受信され、画像展開部13により解釈される。ステップS2では、この画像展開部13の解釈により、オブジェクトリストが1ページの各ライン毎に生成される。オブジェクトリストとなった画像データは画像データ変換部15に転送され、ステップS3において仮想的にラスタライズ(展開)され、ステップS4において、1ページの全てのスキャンラインに対してK,Y,MおよびCの各色毎にラスタライズされたバイトマップとして変換され、ステップS5において圧縮部26で符号化圧縮された後、次のステップS6においてK,Y,MおよびCの各画像メモリ領域18のそれぞれに一時的に蓄積される。
【0027】
一方、上記処理を行なうと同時に画像データ変換部15は、ステップ9においてタグデータを生成する。すなわち、画像データ変換部15に渡されるオブジェクトリストにより、それぞれの画像要素の持つ特性と、その画像要素の存在する位置とを解釈し、前記図6に示したタグデータファンクションテーブルに基づいて2ビット構成のタグデータを生成する。このタグデータは、ステップS10においてタグメモリ領域19に蓄積される。
【0028】
このようにして、バイトマップデータの圧縮・蓄積処理ならびにタグデータの生成・蓄積処理が完了すると、所定のタイミングで、画像インターフェイス20と画像形成処理装置3との間で通信が行なわれ、画像出力同期信号が通信/同期信号線23を介して供給される。そして、ステップS7において圧縮データが伸長部28で伸長され、ステップS11においてタグデータがタグメモリ領域19から読み出されると、ステップS8では、指示された動作モードに応じて、前記出力データ選択部27が画像データおよびタグデータのいずれかを印刷データとして前記画像インターフェイス20へ選択的に出力する。
【0029】
図4は、前記出力データ選択部27の第1実施形態の構成を示したブロック図であり、データ出力切替手段271は、入力された2ビットのタグデータを、データ変換手段272または前記画像インターフェイス20へ選択的に出力すると共に、タグデータをデータ変換手段272へ出力する場合には、タグデータ“00”を画像インターフェイス20へ出力する。このタグデータ“00”は、画像形成処理装置3の動作に影響を及ぼさないダミーデータとして機能する。
【0030】
データ変換手段272は、タグデータをその内容に応じた表示形態で表現する疑似画像データに変換するためのデータ変換テーブル272aを具備し、データ出力切替手段271から入力される2ビットのタグデータに基づいて8ビットの疑似画像データを生成して出力する。
【0031】
図7は、前記データ変換テーブル272aの一例を示した図であり、2ビットのタグデータ“01”、“10”、“11”は、それぞれ8ビットの異なる疑似画像データに変換される。データ入力切替手段273は、タグデータに基づいて生成された疑似画像データまたは正規の画像データを前記画像インターフェイス20へ出力する。
【0032】
このような構成において、当該ステップS8では、指示されている動作モードが参照され、通常の印刷モードが指示されていれば、前記データ入力切替手段273からは、前記伸長部28で伸長された画像データが印刷データとして出力され、データ出力切替手段271からは、前記タグメモリ領域19から読み出されたタグデータが当該印刷データの属性情報として出力される。
【0033】
これに対して、適切なタグデータが生成されているか否かを判定するエディットモードが指示されていれば、データ入力切替手段273からは、前記データ変換手段272で生成された疑似画像データが出力され、データ出力切替手段271からは、タグデータ“00”がダミーデータとして出力される。
【0034】
このように、本実施形態の出力データ選択部27は、指示された動作モードに応じて、画像データおよびタグデータのいずれか一方を印刷データとして選択的に出力する。
【0035】
続くステップS13では、印刷データ(画像データまたは疑似画像データ)およびタグデータが、それぞれ画像インターフェイス20により印刷データ出力信号線21およびタグデータ出力線22を介して通信相手先の画像形成処理装置3に、同一座標データ毎に同期して送信される。
【0036】
一方、画像形成処理装置3では、画像入力装置40によるデータを用いない場合、画像インターフェイス31は、画像データ処理装置1からの画像データを選択し、同時に供給されたタグデータと共に後段の各画像処理部に供給する。これにより、ステップS14ではタグデータに基づいて画像要素ごとの画像処理が行なわれる。タグデータは、図6に示したように、自然画領域、図形領域、文字/線画領域およびその他の領城に分類されるので、現時点において供給され画像データがいずれの画像要素であるかを、その時点で供給されるタグデータにより判別することができる。
【0037】
これにより、スクリーン処理部37は、画像データに対応する画像要素が、同時に供給されたタグデータにより文字/線画領域に分類される場合には400線にて出力され、その他の領域に分類される場合には200線にて出力されるように処理する。
【0038】
同様に、γ補正部32は、タグデータに応じてγ補正の係数を切り替え、カラースペース変換部33は、タグデータに応じてカラースペース変換処理時のLUTを切り替え、フィルタ処理部34は、タグデータに応じてフィルタ処理時のフィルタ係数を切り替え、UCR/黒生成部35は、タグデータに応じてUCR/黒生成時の係数を切り替え、階調制御部36は、タグデータに応じて階調制御時の階調制御LUTを切り替える。
【0039】
すなわち、各画像処理部32〜37では、供給された画像データに対して、タグデータで示される画像要素に最適な処理が行なわれ、ステップS15では、これらの処理結果が、レーザー駆動回路38に送られて画像形成が実行される。
【0040】
図9は、エディットモードでの印刷結果50の一例を示した図であり、文字“ABC”が印刷されるべき文字/線画領域51aと、図形“○△□”が印刷されるべき図形領域51bと、山脈の自然画が印刷されるべき自然画領域51cとは、各画素の階調が異なるように印刷される。
【0041】
このように、本実施形態によれば、エディットモードで得られる印刷結果の各画素が、当該画素位置に対応したタグデータの内容に応答した階調を有し、タグデータの内容が可視化されるので、印刷結果を参照すれば、画像要素ごとに適切な属性情報が選択されているか否かを客観的に判断できる。
【0042】
図5は、前記出力データ切換部27の第2実施形態のブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0043】
上記した第1実施形態では、タグデータの内容を階調表現するものとして説明したが、本実施形態では、タグデータの内容を色彩で表現するようにしている。本実施形態では、前記データ変換手段274がプレーン番号を入力し、タグデータおよびプレーン番号に基づいて固有の疑似画像データを生成する。
【0044】
図8は、前記データ変換手段274が有するデータ変換テーブル274aの一例を示した図であり、タグデータが、その値とプレーン番号とに基づいて固有の疑似画像データに変換される。
【0045】
本実施形態によれば、エディットモードで得られる印刷結果の各画素が、当該画素位置に対応したタグデータの内容に応答した色彩を有し、タグデータの内容が可視化されるので、印刷結果を参照すれば、画像要素ごとに適切な属性情報が選択されているか否かを客観的に判断できる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、タグデータをその内容に応じた表示形態、すなわちタグデータごとに階調や色彩の異なる画像として印刷することができるので、印刷結果を参照すれば、画像要素ごとに適切なタグデータが選択されているか否かを客観的に判断できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像データ処理装置のブロック図である。
【図2】画像形成処理装置のブロック図である。
【図3】本実施形態の動作を示したフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施形態の主要部のブロック図である。
【図5】本発明の第2実施形態の主要部のブロック図である。
【図6】タグデータファンクションテーブルの構成例を示した図である。
【図7】第1実施形態におけるデータ変換テーブルの一例を示した図である。
【図8】第2実施形態におけるデータ変換テーブルの一例を示した図である。
【図9】エディットモードで得られる印刷結果の一例を示した図である。
【符号の説明】
12…データ通信部、13…画像展開部、14…フォントメモリ、15…画像データ変換部、17…画像記憶部、18…画像メモリ領域、19…タグメモリ領域、26…圧縮部、27…出力データ選択部27

Claims (6)

  1. 既知のフォーマットで記述された入力ファイルを解釈して画像データに展開する展開手段と、
    前記画像データに含まれる画像要素の属性を示すタグデータを画素単位で生成する属性情報生成手段と、
    前記タグデータを、その内容に応じた表示形態を示す疑似画像データに変換するデータ変換手段と、
    別途に指示された動作モードに応じて、前記画像データおよび疑似画像データのいずれか一方を印刷データとして選択的に出力する出力データ選択手段と、
    前記印刷データをタグデータと対応付けて出力するデータ出力手段と、
    前記印刷データを印刷する画像形成処理手段とを含み、
    前記画像形成処理手段は、前記印刷データが画像データのときに、タグデータに基づいて予め画像要素ごとに画像処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記データ変換手段は、前記各タグデータの相違が階調の相違として表現される疑似画像データに変換することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記データ変換手段は、前記各タグデータの相違が色彩の相違として表現される疑似画像データに変換することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記データ出力手段は、前記出力データ選択手段により疑似画像データが選択されると、所定の固定データをタグデータとして出力することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記入力されるファイルは、異なる複数種類の空間解像度および階調解像度を有することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記入力されるファイルは、ページ記述言語で記述されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の画像処理装置。
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