JP2006044169A - 印刷装置、及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷に係る様々な状況に応じたフォーマットの属性情報を生成するための技術を提供すること。
【解決手段】 印刷データに含まれているヘッダ情報に応じて属性情報のフォーマットを決定し(S1102〜S1106)、決定したフォーマットに基づいた属性情報に従った画像処理を、印刷データに従ってレンダリングした結果に対して施す(S1111)。
【選択図】 図3
【解決手段】 印刷データに含まれているヘッダ情報に応じて属性情報のフォーマットを決定し(S1102〜S1106)、決定したフォーマットに基づいた属性情報に従った画像処理を、印刷データに従ってレンダリングした結果に対して施す(S1111)。
【選択図】 図3
Description
本発明は印刷技術に関するものである。
近年、コンピュータに接続する出力装置の1つとして、レーザビームプリンタ等の電子写真方式を用いた画像形成装置が広く使われるようになった。これらの画像形成装置は、ホストコンピュータからの命令を画像元データとしてうけ、これを紙面に画像として出力する、または、スキャナ等の画像入力装置から入力される画像を画像元データとしてうけ、これを紙面に画像として出力する機能を備える。
図18は、一般的な画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。以下図18を用いて、ホストコンピュータからの命令を画像元データとしてうけ、これを紙面に画像として出力する場合の処理について説明する。
2201はホストコンピュータで、利用者はこのホストコンピュータ2201を操作してプリンタドライバを実行し、これにより、画像元データを生成する。ここで生成される印刷元データとは、PDL(Page Description Language)と呼ばれるページイメージを作成するためのプリンタ制御言語が一般的である。PDLデータには、文字やグラフィックス、イメージ等のデータが含まれる。
上記生成された画像元データは、ネットワーク等で接続されたプリンタのプリンタコントローラ2202に伝送される。プリンタコントローラ2202は、ホスト命令解釈部2203、画像生成命令生成部2204、画像生成部2205、画像処理部2206、第1記憶装置2207、第2記憶装置2208から構成される。
2209はプリンタコントローラ213と接続されたプリンタエンジンであり、予め定められた画像フォーマットで生成された画像をプリンタコントローラ2202から受信し、受信した画像を紙面に出力する。通常プリンタエンジンに入力される画像フォーマットは、1諧調もしくは2階調もしくは4階調のC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)面順次画像である。
ホストコンピュータ2201から送信された画像元データはホスト命令解釈部2203にて解釈され、画像生成命令生成部2204にて、画像生成部2205が解釈可能な命令が生成される。画像生成命令生成部2204にて生成された命令は、第1記憶装置2207に格納され、画像生成部2205では、上記記憶装置2207に格納された命令を読み出して、第1記憶装置2207にビットマップ画像を生成する。ここで生成されたビットマップ画像は第1記憶装置2208に比べて大容量な第2記憶装置2208に格納される場合もある。これは生成した画像を再利用するためであり、通常ビットマップ画像をJPEG等の画像圧縮処理をしてから格納される。なお第2記憶装置2208には通常、ハードディスクが用いられる。また、ここで第1記憶装置2207に格納されたビットマップ画像は、例えばJPEG符号化等の手法で圧縮され、第1記憶装置2207に格納される場合もある。
第1記憶装置2207に生成されたビットマップ画像は、画像処理部2206にて、色変換やディザ等の画像処理がなされる。ここで、圧縮されたデータが第1記憶装置2207に格納される場合には、この時点で復号化されたのち上記画像処理がなされる。これは画像生成部2205がRGBの画像を生成するのであれば、プリンタエンジン2209に画像を転送する前にプリンタエンジンに転送できる画像フォーマットに変換する必要があるためである。この場合には第1記憶装置2207に格納されたRGB画像をルックアップテーブル等の手法でCMYK画像に変換し、更にディザ処理により低階調の画像に変換する。また画像処理部2206では、より好ましい画像を得るためにスムージング等の処理がなされる場合もある。
このように生成された画像データをプリンタエンジン2209に転送することで紙面に画像を出力する。以上説明した処理によりホストコンピュータからの命令を画像元データとして紙面に画像を出力する処理が完了する。
続いて、スキャナやデジタルカメラ等の画像入力装置から入力される画像を画像元データとして紙面に出力する際の処理を説明する。
2210はスキャナであり、紙やフィルムに印刷された画像を光学的に走査し、その反射光や透過光の強度を測り、A/D変換することで、デジタル画像データをプリンタコントローラ2202に伝送する。また、2220はデジタルカメラであり、フォトダイオードを並べたCCDにより光の強さを電気信号に変えることで、デジタル画像データをプリンタコントローラ2202に伝送する。ここでデジタル画像データは、一般的にRGBビットマップ画像になる。
上記スキャナ2210または、デジタルカメラ2220から伝送された画像データは、第1記憶装置2207に格納される。なお、ここで格納されたデータも第2記憶装置2208に圧縮して格納される場合がある。続いて上述した方法でCMYKの低諧調の画像に変換し、プリンタエンジン2209に転送する事で紙面に画像を出力する。以上でスキャナ等の画像入力装置から入力される画像を画像元データとして紙面に出力する際の処理が終了する。
一方、上述した画像データの生成過程において、紙面に出力される絵をより好ましいものにするために、プリンタコントローラに入力される画像元データに属性情報を付加し、ある処理単位(例えばピクセル単位やオブジェクト単位)で画像処理を切り替える手法が知られている。
例えばプリンタコントローラに伝送されるPDLデータに含まれるデータの種類ごとに、ディザ処理する際に用いられるディザマトリクスを切り替えたり、RGBからCMYKに色変換する際のルックアップテーブルを切り替えたりする場合がある。この場合、画像生成部2205はビットマップ画像のほかに、各ピクセルがどのデータ種類に含まれるかを示す属性信号を生成する。これら属性信号とビットマップ画像は、例えばJPEGやJBIG等の画像信号符号化手法により符号化された後、第1記憶装置2208に格納され、画像処理部2206に転送される。画像処理部2206では、上述した符号化されたビットマップ画像及び属性信号を復号化し、復号化したビットマップ画像を構成する各ピクセルがどのデータ種類に含まれるかを、復号化した属性信号を調査することにより判別し、色変換やディザマトリクスを切り替えて処理を行う。
このように画像生成部2205で属性信号を生成することにより、入力データに含まれるデータ毎に画像処理を切り替えることが可能になる。
一方、スキャナから読込んだ画像に関しても、領域毎に画像処理を切り替えたい場合がある。この場合には、入力されたビットマップ画像に対して、例えばパターンマッチングを施すことによりビットマップ画像に含まれる画像を判定しこの判定結果に基づいて属性信号を生成する。これらの属性信号は上述のPDLの場合と同様に、第1記憶装置2208に格納される。
このように入力されたビットマップ画像から属性信号を生成することにより、ビットマップの領域毎に処理を切り替えることが可能になる。
また、従来の属性情報は、画像元データがどのような装置から送信されてきたのか、またどのような印刷モードで印刷するのかといった様々な状況に対応するために、全ての画像入力装置、全ての出力モードに対応できるようなフォーマットを有していた。
特開2003−101793号公報
しかし、全ての状況に対応する為のフォーマットを有する属性情報のサイズは、その状況数が多くなればそれに応じて大きくなる。従ってこのようなサイズの大きい属性情報をプリンタコントローラ2202内で保持する際、プリンタコントローラ2202内のRAMの容量をかなり使用することになるので、従って、この問題を解消するために、ビットマップの解像度を低解像度化または、属性情報の一部の属性信号の削除を行うので、ビットマップ画質の低下が発生する頻度が高くなるという問題が生じる。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、印刷に係る様々な状況に応じたフォーマットの属性情報を生成するための技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば本発明の印刷装置は以下の構成を備える。
即ち、印刷装置であって、
外部機器から送信された印刷データを受信する受信手段と、
前記印刷データに従って、ラスタイメージをレンダリングするレンダリング手段と、
前記外部機器から得られる情報に応じて属性情報のフォーマットを決定する決定手段と、
前記決定手段が決定したフォーマットに基づいて、前記属性情報を作成する作成手段と、
前記作成手段が作成した属性情報に従った画像処理を、前記レンダリング手段がレンダリングした結果に対して施す画像処理手段と、
前記画像処理手段による画像処理結果を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする。
外部機器から送信された印刷データを受信する受信手段と、
前記印刷データに従って、ラスタイメージをレンダリングするレンダリング手段と、
前記外部機器から得られる情報に応じて属性情報のフォーマットを決定する決定手段と、
前記決定手段が決定したフォーマットに基づいて、前記属性情報を作成する作成手段と、
前記作成手段が作成した属性情報に従った画像処理を、前記レンダリング手段がレンダリングした結果に対して施す画像処理手段と、
前記画像処理手段による画像処理結果を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば本発明の印刷装置の制御方法は以下の構成を備える。
即ち、印刷装置の制御方法であって、
外部機器から送信された印刷データを受信する受信工程と、
前記印刷データに従って、ラスタイメージをレンダリングするレンダリング工程と、
前記外部機器から得られる情報に応じて属性情報のフォーマットを決定する決定工程と、
前記決定工程で決定したフォーマットに基づいて、前記属性情報を作成する作成工程と、
前記作成手工程で作成した属性情報に従った画像処理を、前記レンダリング工程でレンダリングした結果に対して施す画像処理工程と、
前記画像処理工程による画像処理結果を出力する出力工程と
を備えることを特徴とする。
外部機器から送信された印刷データを受信する受信工程と、
前記印刷データに従って、ラスタイメージをレンダリングするレンダリング工程と、
前記外部機器から得られる情報に応じて属性情報のフォーマットを決定する決定工程と、
前記決定工程で決定したフォーマットに基づいて、前記属性情報を作成する作成工程と、
前記作成手工程で作成した属性情報に従った画像処理を、前記レンダリング工程でレンダリングした結果に対して施す画像処理工程と、
前記画像処理工程による画像処理結果を出力する出力工程と
を備えることを特徴とする。
本発明の構成により、印刷に係る様々な状況に応じたフォーマットの属性情報を生成することができる。
以下添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。先ず、本願発明に係る印刷装置の一例であるレーザビームプリンタ(以下、LBP)について説明する。なお、以下の実施形態は印刷装置としてLBPに限定するものではなく、様々な印刷形式の印刷装置に適用可能であるということは以下の各実施形態における説明より、明らかと成るであろう。
図1は、以下の実施形態で用いる印刷装置の一例であるLBPの基本構成を示す図である。同図において100はLBP本体であり、外部に接続されているコンピュータ(図2の301)から供給される文字印字命令、各種図形描画命令、イメージ描画命令及び色指定命令等に従って対応する文字パターンや図形、イメージ等を作成し、記録媒体の一例である記録用紙上に像を形成する。
151は操作のためのスイッチ及びプリンタの状態を表示するLED表示器やLCD表示器等が配されている操作パネル、101はLBP100全体の制御及びコンピュータ(図2の301)から供給される文字印字命令等を解析するプリンタ制御ユニットである。尚、本実施形態におけるLBPはRGBの色情報をM(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(クロ)に変換し、それらを並列で像形成・現像するため、MCYKそれぞれが像形成・現像機構を持つ。
プリンタ制御ユニット101はMCYKそれぞれの印字イメージを生成し、ビデオ信号に変換してMCYKそれぞれのレーザ・ドライバに出力する。M(マゼンタ)のレーザ・ドライバ110は半導体レーザ111を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ111から発射されるレーザ光112をオン・オフ切替する。レーザ光112は回転多面鏡113で左右方向に振られて静電ドラム114上を走査する。これにより、静電ドラム114上には文字や図形のパターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム114周囲の現像ユニット(トナーカートリッジ)115によって現像された後、記録用紙に転写される。C(シアン)、Y(イエロー)、K(クロ)に関してもM(マゼンタ)と同様の像形成・現像機構を持ち、120、121、122、123、124、125はC(シアン)用の像形成・現像機構、130、131、132、133、134、135はY(イエロー)用の像形成・現像機構、140、141、142、143、144、145はK(クロ)用の像形成・現像機構である。個々の機能はM(マゼンタ)の像形成・現像機構と同じであるので説明は省略する。
記録用紙にはカット・シートを用い、カット・シート記録紙はLBPに装着した給紙カセット102に収納され、バネ103で一定の高さに保たれており、給紙ローラ104及び搬送ローラ105と106とにより装置内に取り込まれ、用紙搬送ベルト107に乗せられて上記MCYKの各像形成・現像機構を通過する。記録用紙に転写されたMCYKの各トナー(粉末インク)は定着器108で熱と圧力により記録用紙に固定され、記録用紙は搬送ローラ109と150によってLBP本体上部に出力される。
図2は、以下の実施形態に係る印刷装置を含む印刷システム、及びこの印刷装置の基本構成を示すブロック図である。
同図において301は、アプリケーションなどを用いてイメージを編集し、プリンタドライバを介して印刷データを印刷装置201に送信するコンピュータである。401は、用紙などの記録媒体から情報を読み取り、デジタルデータに変換して印刷装置201に送信するスキャナである。501は、撮像することによりディジタルデータとしての画像データを得、これを自身に挿入されているメモリカードなどの記憶媒体に格納し、印刷装置201に接続することでこの印刷装置201にこの画像データを送信可能なデジタルカメラである。なお、デジタルカメラ501が保持する画像データは一旦コンピュータ(パーソナルコンピュータ、ワークステーション等のコンピュ−タ)301に取り込み、その後このコンピュータ301により印刷装置201に送信するようにしても良い。これはスキャナ401についても同様である。
201は印刷装置本体で、以下説明する各部を有する。202はネットワーク290に接続されているコンピュータ301、スキャナ401などのデバイスとデータ通信を行うためのネットワークI/Fである。印刷装置201はこのネットワークI/F202を介してコンピュータ301から送信された印刷データやスキャナ401から送信された画像データを受信する。218はUSBに従った信号線を介してつながっているデジタルカメラ501とのデータ通信を行うためのUSB I/Fである。印刷装置201はこのUSB I/F218を介してデジタルカメラ501から送信される画像データを受信する。
203は様々な情報を一時格納する為のRAMで、後述するエリアを確保することができる。
204は受信バッファで、ネットワークI/F202を介して受信した印刷データ、画像データ、USB I/F218を介して受信したイメージデータを格納する為のエリアである。205はワークメモリで、CPU211が各種の処理を実行する際に使用するエリアで、例えば入力されたデータを中間コードに変換するときに一時的に使用する為に使用される。206はフレームバッファで、プリンタ内部の中間コードなどを格納する為のエリアである。207はラスタメモリで、中間コードを展開したデータを格納するためのエリアである。
208はROMで、印刷装置201におけるCPU211が各種の処理を行うために実行する以下の各プログラムのコードが格納されている。
214は解析処理部で、受信バッファ204から読み出したデータを解析し、所定の処理に振り分ける処理をCPU211に実行させるためのプログラムである。215は外部機器判定部で、受信データの送信元を判定する処理をCPU211に実行させるためのプログラムである。216は出力情報判定部で、受信データの出力に係る情報(出力情報)を参照し、その参照結果を他のプログラムに通知する処理をCPU211に実行させるためのプログラムである。217は画像処理部で、ラスタメモリ207に格納されたデータ(ラスタデータ)に対する画像処理をCPU211に実行させるためのプログラムである。209は属性情報定義部で、外部機器判定部215及び/又は出力情報判定部216による判定結果に応じて、属性情報(上述の通り画素毎、もしくはオブジェクト毎の属性を示す情報)のフォーマットを決定する(定義する)処理をCPU211に実行させるためのプログラムである。210は展開処理部で、フレームバッファ206に格納された中間コードを展開してラスタメモリ207に格納する処理をCPU211に実行させるためのプログラムである。
また、ROM208にはこのほかにも、印刷装置201の設定データや、印刷装置201の起動プログラムなど、CPU211に印刷装置201全体の制御を行わせるためのプログラムやデータが格納されている。
211はCPUで、ROM208に格納されている各種のプログラムやデータを用いて印刷装置201全体の制御を行うと共に、後述する各処理を実行する。
212はプリンタエンジン213とのデータ通信を行うためのエンジン I/Fである。213はイメージデータに基づいて、周知の電子写真プロセスによって感光ドラム上に潜像を形成し、用紙に転写して定着し印字を行うプリンタエンジンである。
なお、図2に示した構成は以下の全ての実施形態に適用できるような構成であって、それぞれの実施形態で用いる印刷装置の構成は、その実施形態で使用する部分だけを備えるようにすれば良い。
[第1の実施形態]
図3は、上記印刷装置が行う、本実施形態に係る印刷処理のフローチャートである。なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU211に実行させるためのプログラムは上記ROM208に格納されている上記各部に相当するものであり、CPU211がこれらのプログラムを実行することで、上記印刷装置は図3に示したフローチャートに従った処理を行う。
図3は、上記印刷装置が行う、本実施形態に係る印刷処理のフローチャートである。なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU211に実行させるためのプログラムは上記ROM208に格納されている上記各部に相当するものであり、CPU211がこれらのプログラムを実行することで、上記印刷装置は図3に示したフローチャートに従った処理を行う。
なお、印刷装置201に入力される印刷データ、画像データは全て印刷の対象としてのものであるので、以下の説明ではこれらを総称して印刷データと呼称する場合がある。
ネットワーク I/F202を介してコンピュータ301から受信した印刷データ、もしくはネットワーク I/F202を介してスキャナ401から受信した画像データ、もしくはUSB I/F218を介してディジタルカメラ501から受信した画像データを受信バッファ204に格納する(ステップS1101)。以下、この受信バッファ204に格納されたデータを印刷データと呼称する。
この受信した印刷データには、この印刷データがどの装置で得たものであるのかを示す情報が記録されているものとする。従って、同図の場合、コンピュータ301は印刷データを生成する際には、この印刷データに「コンピュータに固有のコード」をヘッダ情報として添付する。同様に、スキャナ401はスキャンによりディジタルデータとしての画像データを得ると、この画像に「スキャナに固有のコード」をヘッダ情報として添付する。同様に、ディジタルカメラ501は撮像により画像を得ると、この画像に「ディジタルカメラに固有のコード」をヘッダ情報として添付する。
このように、それぞれの機器(同図ではコンピュータ、スキャナ、ディジタルカメラ)側では、得た画像に自身の装置の種類を示すコードをヘッダ情報として添付する。
なお、印刷データがどの装置で得たものであるのかを示す情報を得る方法として、このようにヘッダ情報として添付することで得るという方法に限定するものではなく、例えば、印刷装置201側からネットワーク I/F202を介してネットワークプロトコル情報として獲得しても良い。
従ってCPU211は受信バッファ204に格納されている印刷データを1つ読み出し、この印刷データに添付されているヘッダ情報中の上記コードを参照し、この印刷データがスキャナ401から送信されたものであるのかを判別する(ステップS1102)。この判別処理は、外部機器判定部215のプログラムを実行することにより成されるものである。またその際に、印刷装置201のROM208には、様々な機器に固有のコードが格納されており、CPU211はROM208に格納されているこれらのコードを参照し、ヘッダ情報中のコードが何の機器に固有のものであるのかを判別する。
そしてこの判別処理の結果、印刷データがスキャナ401から送信されたものであると判別した場合、即ち、上記コードがスキャナ固有のコードである場合には処理をステップS1103に進め、これから生成する属性情報のフォーマットをスキャナ用に決定する(ステップS1103)。
図4は、スキャナ用のフォーマット例を示す図である。図5は、スキャナ用のフォーマットに従った属性情報を構成する各ビットを属性毎に定義するテーブルを示す図である。
図4に示す如く、スキャナ用のフォーマットでは、イメージ、図形、線、文字、細線、小文字といった属性毎に、細い/小さいか否かを示すビット(Thin/Small)、テキストかグラフィックスかイメージかを示すビット(Text/Graphics/Image)、グレー補償を行うか否かを示すビット(グレイ補償)により構成されている。これらのビットは図5に示す如く、属性、グレー補償を行うか否か(On/OFF)によって決まり、属性、グレー補償を行うか否かの情報は印刷データのヘッダ情報に含められているので、これに基づいて各ビット値が決まる。
一方、ステップS1102における判別処理で、印刷データがスキャナ401から送信されたものではないと判別した場合、即ち、上記コードがスキャナ固有のコードではない場合には処理をステップS1104に進め、この印刷データがディジタルカメラ501から送信されたものであるのかを判別する(ステップS1104)。
そしてこの判別処理の結果、印刷データがディジタルカメラ501から送信されたものであると判別した場合、即ち、上記コードがディジタルカメラ固有のコードである場合には処理をステップS1105に進め、これから生成する属性情報のフォーマットをディジタルカメラ用に決定する(ステップS1105)。
図19は、ディジタルカメラ用のフォーマット例を示す図である。図20は、ディジタルカメラ用のフォーマットに従った属性情報を構成する各ビットを属性毎に定義するテーブルを示す図である。
図19に示す如く、ディジタルカメラ用のフォーマットでは、イメージ、顔イメージ、図形、線、文字といった属性毎に、顔イメージであるか否かを示すビット(face)、テキストかグラフィックスかイメージかを示すビット(Text/Graphics/Image)、CMS処理を行うか否かを示すビット(CMS)により構成されている。これらのビットは図20に示す如く、属性、グレー補償を行うか否かの情報によって決まり、属性、グレー補償を行うか否かの情報は印刷データのヘッダ情報に含められているので、これに基づいて各ビット値が決まる。
一方、ステップS1104における判別処理の結果、印刷データがディジタルカメラ501から送信されたものではないと判別した場合、即ち、上記コードがディジタルカメラ固有のコードではない場合には処理をステップS1106に進め、これから生成する属性情報のフォーマットをその他の機器用に決定する(ステップS1105)。この「その他の機器」は本実施形態ではコンピュータ301である。
図6は、コンピュータ用のフォーマット例を示す図である。図7は、コンピュータ用のフォーマットに従った属性情報を構成する各ビットを属性毎に定義するテーブルを示す図である。
図6に示す如く、コンピュータ用のフォーマットでは、イメージ、図形、線、文字、細線、小文字といった属性毎に、細い/小さいか否かを示すビット(Thin/Small)、テキストかグラフィックスかイメージかを示すビット(Text/Graphics/Image)、CMS処理を行うか否かを示すビット(CMS)により構成されている。これらのビットは図7に示す如く、属性、デバイスCMSの有無(On/OFF)によって決まり、属性、デバイスCMSの有無を示す情報は印刷データのヘッダ情報に含められているので、これに基づいて各ビット値が決まる。なお、上記各機器(コンピュータ301、スキャナ401、ディジタルカメラ501)用のフォーマットに従った属性情報を構成する各ビットを属性毎に定義するテーブルのデータはROM208に格納されており、必要に応じて参照することができる。
以上の処理により、これから生成する属性情報のフォーマットを、印刷データを入力した機器に応じて決定することができる。なお、上記ステップS1103,S1105,S1106の各ステップにおける、属性情報のフォーマット決定処理は、属性情報定義部209のプログラムを実行することにより成されるものである。
次に、解析処理部208のプログラムを実行し、印刷データ中のデータを解析する処理を行い(ステップS1107)、更に展開処理部210のプログラムを実行し、描画オブジェクトを生成し、生成した描画オブジェクトのデータをフレームバッファ206に格納する処理を行う(ステップS1108)。ステップS1107,S1108の一連の処理は、印刷データに含まれる「描画すべき全てのオブジェクト」について行う。ステップS1107〜S1109における処理は描画オブジェクトを生成するための周知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
全てのオブジェクトについて描画オブジェクトデータを生成し、フレームバッファ206に格納すると(ステップS1109)、処理をステップS1110に進め、フレームバッファ206に格納したそれぞれの描画オブジェクトについて、レンダリング処理を行うことでラスタイメージを生成するのであるが、それと共に、それぞれの描画オブジェクトの属性を示す属性情報を上記処理で決定したフォーマットに従って生成し、描画オブジェクトに付加してラスタメモリ207に格納する(ステップS1110)。
そして画像処理部217のプログラムを実行し、ラスタメモリ207に格納されているラスタイメージに対して順次画像処理を行う(ステップS1111)。この画像処理は、例えば、ラスタイメージをルックアップテーブル等の手法でCMYK画像に変換し、更にディザ処理により低階調の画像に変換する。また、より好ましい画像を得るためにスムージング等の処理を行っても良い。
なお、ラスタイメージに対する画像処理を行う際には上述の通り、このラスタイメージに添付された属性情報を参照し、このラスタイメージの属性に応じてディザ処理する際に用いられるディザマトリクスを切り替えたり、RGBからCMYKに色変換する際のルックアップテーブルを切り替えたりする。
そして、ステップS1111における画像処理後のラスタイメージをエンジン I/F212を介してプリンタエンジン213に送出する(ステップS1112)。これによりプリンタエンジン213はエンジン I/F212を介して受けたラスタイメージを記録媒体上に記録する処理を行う。
図17に本実施形態における詳細な制御フローの一例を示す。コンピュータから送信されるPDLデータとスキャナからのイメージデータそれぞれ属性定義を行い、PDLデータについては、データ内で指定されるCMS有無でレンダリング時に属性信号を生成し、CMSの属性信号に従いCMS処理を実行するかどうかを決める。また、スキャナからのイメージデータについては、像域分離処理によりレンダリング時にグレイ補償の像域信号が生成され、グレイ補償の属性信号に従い、グレイ補償するかどうかを決める。
以上の説明により、本実施形態によって、印刷装置に印刷データを送信した機器に応じて、属性情報のフォーマットを変更するので、どのような機器から印刷データを受信しても属性情報を作成することができると共に、属性情報のフォーマットを予め全ての機器に対応できるように構成したことによる「属性情報のサイズの増大」の問題を解消することができる。
また、以上の説明における各機器に応じた属性情報のフォーマットは一例であり、属性情報に含めるべき各情報の種類や、各情報に割り振るビット数等は適宜変更しても良い。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、属性情報のフォーマットを、印刷装置201に印刷データを送信した機器の種類に応じて変更したが、本実施形態では、印刷データの送信側で設定された印刷(出力)のモードに応じて、属性情報のフォーマットを変更する。
第1の実施形態では、属性情報のフォーマットを、印刷装置201に印刷データを送信した機器の種類に応じて変更したが、本実施形態では、印刷データの送信側で設定された印刷(出力)のモードに応じて、属性情報のフォーマットを変更する。
図8は、上記印刷装置が行う、本実施形態に係る印刷処理のフローチャートである。なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU211に実行させるためのプログラムは上記ROM208に格納されている上記各部に相当するものであり、CPU211がこれらのプログラムを実行することで、上記印刷装置は図8に示したフローチャートに従った処理を行う。
ネットワーク I/F202を介してコンピュータ301から受信した印刷データ、もしくはネットワーク I/F202を介してスキャナ401から受信した画像データ、もしくはUSB I/F218を介してディジタルカメラ501から受信した画像データを受信バッファ204に格納する(ステップS1201)。以下、この受信バッファ204に格納されたデータを印刷データと呼称する。
次に、解析処理部208のプログラムを実行し、印刷データ中のデータを解析する処理を行う(ステップS1202)。そして、解析しているデータが出力情報であるか否かをチェックする(ステップS1202)。この出力情報とは、印刷データに従った印刷をどのような出力モードでもって印刷するのかを指定するための情報で、本実施形態ではCADモード、写真画質モードの何れかであるとする。これらのモードの設定は印刷データの送信側で送信の前段で設定するものであり、本実施形態ではディジタルカメラ501、コンピュータ301、スキャナ401の何れかである。その設定は例えばそれぞれの機器においてGUIを表示画面上に表示し、このGUIを用いて設定する。そして設定した出力モードは出力情報として印刷データのヘッダ情報に含められて印刷装置201に送信する。
図9は、印刷データを印刷装置201に送信する機器(本実施形態ではディジタルカメラ501、コンピュータ301、スキャナ401の何れか)において、出力モードを設定するためのGUIの表示例を示す図である。同図に示す如く、機器に備わっている操作部を用いて通常モード、CADモード、写真画質モードの何れかのチェックボタンにカーソルを移動させて指示することで、指示したチェックボタンに対応する出力モードが決定されるので、この機器は決定した出力モードを示す出力情報を生成し、印刷データにヘッダ情報として添付する処理を行う。
図8に戻って、現在解析しているデータが出力情報である場合には処理をステップS1204に進め、この出力情報が示す出力モードがCADモードであるのか否かをチェックする(ステップS1204)。このチェック処理は、出力情報判定部216のプログラムを実行することにより成されるものである。またその際に、印刷装置201のROM208には、様々なモードに固有のコードが格納されており、CPU211はROM208に格納されているこれらのコードを参照し、ヘッダ情報中のモードがどのような出力モードを示す出力情報であるのかをチェックする。
そしてこのチェック処理の結果、CADモードであると判別した場合、即ち、出力情報のコードがCADモード固有のコードである場合には処理をステップS1205に進め、これから生成する属性情報のフォーマットをCADモード用に決定する(ステップS1205)。
図10は、CADモード用のフォーマット例を示す図である。図11は、CADモード用のフォーマットに従った属性情報を構成する各ビットを属性毎に定義するテーブルを示す図である。
図10に示す如く、CADモード用のフォーマットでは、イメージ、図形、線、文字、細線、小文字といった属性毎に、細い/小さいか否かを示すビット(Thin/Small)、テキストかグラフィックスかイメージかを示すビット(Text/Graphics/Image)、CMS処理を行うか否かを示すビット(CMS)により構成されている。これらのビットは図11に示す如く、属性、デバイスCMSの有無(On/OFF)によって決まり、属性、デバイスCMSの有無を示す情報は印刷データのヘッダ情報に含められているので、これに基づいて各ビット値が決まる。
図8に戻って、ステップS1204におけるチェック処理で、CADモードではないと判別した場合、即ち、出力情報のコードがCADモード固有のコードではない場合には処理をステップS1206に進め、この出力情報が示す出力モードが写真画質モードであるのか否かをチェックする(ステップS1206)。そしてこのチェック処理の結果、写真画質モードであると判別した場合、即ち、出力情報のコードが写真画質モード固有のコードである場合には処理をステップS1207に進め、これから生成する属性情報のフォーマットを写真画質モード用に決定する(ステップS1207)。
図12は、写真画質モード用のフォーマット例を示す図である。図13は、写真画質モード用のフォーマットに従った属性情報を構成する各ビットを属性毎に定義するテーブルを示す図である。なお、上記各モード(CADモード、写真画質モード)用のフォーマットに従った属性情報を構成する各ビットを属性毎に定義するテーブルのデータはROM208に格納されており、必要に応じて参照することができる。
図12に示す如く、写真画質モード用のフォーマットでは、losslessイメージ、lossyイメージ、図形、線、文字といった属性毎に、lossless圧縮を行うのかlossy圧縮を行うのかを示すビット(lossless/lossy)、テキストかグラフィックスかイメージかを示すビット(Text/Graphics/Image)、CMS処理を行うか否かを示すビット(CMS)により構成されている。これらのビットは図13に示す如く、属性、デバイスCMSの有無(On/OFF)によって決まり、属性、デバイスCMSの有無を示す情報は印刷データのヘッダ情報に含められているので、これに基づいて各ビット値が決まる。
図8に戻って、ステップS1206におけるチェック処理で、写真画質モードではないと判別した場合、即ち、出力情報のコードが写真画質モード固有のコードではない場合には処理をステップS1208に進め、これから生成する属性情報のフォーマットをその他のモード用に決定する(ステップS1208)。
以上の処理により、出力モードに応じて、属性情報フォーマットを決定することができる。まだ解析対象のデータがある場合には処理をステップS1202に戻す。
そして、解析しているデータが出力情報ではない場合(ステップS1203)、即ち、描画すべきデータである場合には処理をステップS1209に進め、ステップS1202で解析した結果を用いて第1の実施形態と同様にして描画オブジェクトを生成し、フレームバッファ206に格納する(ステップS1209)。
そして、全てのオブジェクトについて描画オブジェクトデータを生成し、フレームバッファ206に格納すると(ステップS1210)、処理をステップS1211に進め、以降、ステップS1211,S1212,S1213の各ステップにおける処理をそれぞれステップS1110、S1111,S1112と同様にして行う。
なお、以上の説明における各機器に応じた属性情報のフォーマットは一例であり、属性情報に含めるべき各情報の種類や、各情報に割り振るビット数等は適宜変更しても良い。 また、本実施形態では出力情報は出力モードを示すものであるとしたが、これに限定するものではなく、出力解像度、出力階調、出力カラーモード、出力用紙等を示すものであっても良い。
[第3の実施形態]
本実施形態では、印刷データの送信元の機器の種類、及び出力モードに応じて属性情報のフォーマットを決定する。即ち、同じ送信元の機器でも、出力モードによっては属性情報のフォーマットは異なる場合があることに対応するものである。
本実施形態では、印刷データの送信元の機器の種類、及び出力モードに応じて属性情報のフォーマットを決定する。即ち、同じ送信元の機器でも、出力モードによっては属性情報のフォーマットは異なる場合があることに対応するものである。
図14は、上記印刷装置が行う、本実施形態に係る印刷処理のフローチャートである。なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU211に実行させるためのプログラムは上記ROM208に格納されている上記各部に相当するものであり、CPU211がこれらのプログラムを実行することで、上記印刷装置は図14に示したフローチャートに従った処理を行う。
なお、ステップS1301〜ステップS1306までの各ステップにおける処理は図3のステップS1101〜ステップS1106までの各ステップにおける処理と同じである。
また、ステップS1307〜ステップS1318までの各ステップにおける処理は図8のステップS1202〜ステップS1213までの各ステップにおける処理と同じである。
即ち、ステップS1301からステップS1306までの処理で、印刷データの送信元の機器の種類に応じた属性情報のフォーマットを決定する。しかし、本実施形態の場合には、同じ送信元の機器に対して、属性情報のフォーマットは複数種存在する。即ち、出力モードに応じて異なる。例えば送信元の機器がスキャナ401であったとしても、出力モードがCADモード、写真画質モードでは属性情報のフォーマットは異なる。
従ってステップS1307からステップS1318までの処理によって、出力モードに応じた属性情報のフォーマットを決定する。これにより、同じスキャナ401が送信元であったとしても、出力モードに応じた属性情報のフォーマットを決定することができる。
図15は、印刷データの送信元がスキャナ401で、出力情報が示す出力モードが写真画質モードであった場合に決定される属性情報のフォーマット例を示す図である。図16は、図15に示したフォーマットに従った属性情報を構成する各ビットを属性毎に定義するテーブルを示す図である。なお、上記各機器(コンピュータ301、スキャナ401、ディジタルカメラ501)における各モード(CADモード、写真画質モード)用のフォーマットに従った属性情報を構成する各ビットを属性毎に定義するテーブルのデータはROM208に格納されており、必要に応じて参照することができる。
図15に示す如く、スキャナ401の写真画質モード用のフォーマットでは、losslessイメージ、lossyイメージ、図形、線、文字といった属性毎に、lossless圧縮を行うのかlossy圧縮を行うのかを示すビット(lossless/lossy)、テキストかグラフィックスかイメージかを示すビット(Text/Graphics/Image)、グレースケールのものであるのか否かを示すビット(Gray)により構成されている。これらのビットは図16に示す如く、属性、グレイ補償の有無(On/OFF)によって決まり、属性、グレイ補償の有無を示す情報は印刷データのヘッダ情報に含められているので、これに基づいて各ビット値が決まる。
なお、以上の説明における各機器に応じた属性情報のフォーマットは一例であり、属性情報に含めるべき各情報の種類や、各情報に割り振るビット数等は適宜変更しても良い。 また、本実施形態では出力情報は出力モードを示すものであるとしたが、これに限定するものではなく、出力解像度、出力階調、出力カラーモード、出力用紙等を示すものであっても良い。
Claims (7)
- 印刷装置であって、
外部機器から送信された印刷データを受信する受信手段と、
前記印刷データに従って、ラスタイメージをレンダリングするレンダリング手段と、
前記外部機器から得られる情報に応じて属性情報のフォーマットを決定する決定手段と、
前記決定手段が決定したフォーマットに基づいて、前記属性情報を作成する作成手段と、
前記作成手段が作成した属性情報に従った画像処理を、前記レンダリング手段がレンダリングした結果に対して施す画像処理手段と、
前記画像処理手段による画像処理結果を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記決定手段は、前記情報を参照し、前記外部装置が何の装置であるのかを特定し、当該特定した装置に応じて前記属性情報のフォーマットを決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記外部装置は、コンピュータ、スキャナ、ディジタルカメラの何れかであることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
- 前記決定手段は、前記情報を参照し、前記出力手段の出力モードが何であるのかを特定し、当該特定した出力モードに応じて前記属性情報のフォーマットを決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の印刷装置。
- 前記出力モードは、CADモード、写真画質モードの何れかであることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
- 前記画像処理手段は、前記作成手段が作成した属性情報に応じて色変換、ディザマトリクスを切り替えて前記レンダリング手段がレンダリングした結果に対して画像処理を行うことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の印刷装置。
- 印刷装置の制御方法であって、
外部機器から送信された印刷データを受信する受信工程と、
前記印刷データに従って、ラスタイメージをレンダリングするレンダリング工程と、
前記外部機器から得られる情報に応じて属性情報のフォーマットを決定する決定工程と、
前記決定工程で決定したフォーマットに基づいて、前記属性情報を作成する作成工程と、
前記作成手工程で作成した属性情報に従った画像処理を、前記レンダリング工程でレンダリングした結果に対して施す画像処理工程と、
前記画像処理工程による画像処理結果を出力する出力工程と
を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
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