JP2006174241A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 写真や網点等の多いコピー画像のハーフトーン画像データ変換後に、可逆圧縮を行うと、圧縮率が低下する場合がある。また、ハーフトーン画像データメモリをプリンタ遅延メモリとして使用した場合のメモリ容量の削減。
【解決手段】 読取手段によって読み取られた画像データを印刷する場合には、画像格納手段に、ハーフトーン画像データを格納させながら、印刷手段に同期させて色成分毎に画像格納手段から画像データを読み出して印刷させ、一方、受信手段によって受信した画像データを印刷する場合には、画像格納手段に、ハーフトーン画像圧縮手段によって圧縮されたハーフトーン画像をページ単位で格納し、印刷手段に同期させて色成分毎に画像格納手段から画像データを読み出して印刷させる。
【選択図】 図3
【解決手段】 読取手段によって読み取られた画像データを印刷する場合には、画像格納手段に、ハーフトーン画像データを格納させながら、印刷手段に同期させて色成分毎に画像格納手段から画像データを読み出して印刷させ、一方、受信手段によって受信した画像データを印刷する場合には、画像格納手段に、ハーフトーン画像圧縮手段によって圧縮されたハーフトーン画像をページ単位で格納し、印刷手段に同期させて色成分毎に画像格納手段から画像データを読み出して印刷させる。
【選択図】 図3
Description
本発明は画像形成装置及びその制御方法に関するものである。
従来、PDLで使用するレンダリングがプリンタに同期してラスター画像データを出力することが出来ない場合には、ラスター画像を圧縮してページスプールし、1ページスプールが終了した時点で印刷することを行っている。また、コピー画像も同様にスキャナから読み込んだ画像データを画像圧縮し、印刷することを行っている。画像圧縮を行うことでページスプールするメモリ領域を低減させてコストを低下させることが可能となっている(特許文献1参照)。
特開平5−205015号公報
しかしながら、上記従来例においては次のような課題があった。
PDL画像を非可逆な多値画像圧縮を行うとエッジ部などで画質劣化が目立つことがある。画質劣化を低減させる為には圧縮後の画像サイズを大きくすれば良いが、画像サイズを大きくすると使用するメモリ量が増大し、コストアップになってしまう。また、多値画像圧縮を行うとタンデムエンジンを用いた場合にはドラム間遅延メモリが必要となり、メモリ分のコストが必要となる問題がある。
ハーフトーン後にJBIG等の可逆圧縮を行うとPDL画像では圧縮率が向上するが、写真や網点等の多いコピー画像では圧縮率が低下し、逆に必要とされるメモリ量が増大する問題がある。そのために、ドラム間の距離が長くないタンデムのプリンタの場合には、ハーフトーン後のページメモリの方がドラム間遅延メモリよりも大きくなることがある。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、PDL画像を印刷する場合にはメモリをハーフトーン画像のページスプールして使用し、コピー画像を印刷する場合にはメモリをドラム間遅延メモリとして使用することで使用するメモリ容量を削減することのできる画像形成装置及びその制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、
原稿から画像データを読み取る読取手段と、
該読取手段によって読み取られた画像データを圧縮する画像圧縮手段と、
該画像圧縮手段によって圧縮された画像データを伸張してラスター画像に変換する伸張手段と、
プリントデータを受信する受信手段と、
該プリントデータをラスター画像に展開するレンダリング手段と、
前記ラスター画像データをハーフトーン画像データに変換するハーフトーン画像処理手段と、
該ハーフトーン画像データを圧縮するハーフトーン画像圧縮手段と、
該ハーフトーン画像圧縮手段によって圧縮されたハーフトーン画像を伸張するハーフトーン画像伸張手段と、
画像データを格納する画像格納手段と、
画像データを印刷する印刷手段と、
該印刷手段を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記読取手段によって読み取られた画像データを印刷する場合には、前記画像格納手段に、前記ハーフトーン画像データを格納させながら、前記印刷手段に同期させて色成分毎に前記画像格納手段から画像データを読み出して印刷させ、
一方、
前記受信手段によって受信した画像データを印刷する場合には、前記画像格納手段に、前記ハーフトーン画像圧縮手段によって圧縮されたハーフトーン画像をページ単位で格納し、前記印刷手段に同期させて色成分毎に前記画像格納手段から画像データを読み出して印刷させることを特徴とする。
原稿から画像データを読み取る読取手段と、
該読取手段によって読み取られた画像データを圧縮する画像圧縮手段と、
該画像圧縮手段によって圧縮された画像データを伸張してラスター画像に変換する伸張手段と、
プリントデータを受信する受信手段と、
該プリントデータをラスター画像に展開するレンダリング手段と、
前記ラスター画像データをハーフトーン画像データに変換するハーフトーン画像処理手段と、
該ハーフトーン画像データを圧縮するハーフトーン画像圧縮手段と、
該ハーフトーン画像圧縮手段によって圧縮されたハーフトーン画像を伸張するハーフトーン画像伸張手段と、
画像データを格納する画像格納手段と、
画像データを印刷する印刷手段と、
該印刷手段を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記読取手段によって読み取られた画像データを印刷する場合には、前記画像格納手段に、前記ハーフトーン画像データを格納させながら、前記印刷手段に同期させて色成分毎に前記画像格納手段から画像データを読み出して印刷させ、
一方、
前記受信手段によって受信した画像データを印刷する場合には、前記画像格納手段に、前記ハーフトーン画像圧縮手段によって圧縮されたハーフトーン画像をページ単位で格納し、前記印刷手段に同期させて色成分毎に前記画像格納手段から画像データを読み出して印刷させることを特徴とする。
本発明によれば、PDL画像を印刷する場合にはメモリをハーフトーン画像のページスプールして使用し、コピー画像を印刷する場合にはメモリをドラム間遅延メモリとして使用することで使用するメモリ容量を削減することができ、コストを低く抑えることを可能とする画像形成装置及びその制御方法を提供することができる。
〔第1実施形態〕
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<システムの構成>
図1は本実施の形態にかかるシステムの構成図である。リーダー部(画像入力装置)200は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダー部200は、原稿を読取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成される。
図1は本実施の形態にかかるシステムの構成図である。リーダー部(画像入力装置)200は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダー部200は、原稿を読取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成される。
プリンタ部(画像出力装置)300は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット360と、画像データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット310と、印字された記録紙をソート、ステイプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット370とで構成される。
制御装置110は、リーダー部200、プリンタ部300と電気的に接続され、さらにネットワーク400を介して、ホストコンピュータ401,402と接続されている。
制御装置110は、リーダー部200を制御して、原稿の画像データを読込み、プリンタ部300を制御して画像データを記録用紙に出力してコピー機能を提供する。また、リーダー部200から読取った画像データを、コードデータに変換し、ネットワーク400を介してホストコンピュータへ送信するスキャナ機能、ホストコンピュータからネットワーク400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリンタ機能を提供する。
操作部180は、制御装置110に接続され、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力システムを操作するためのユーザI/Fを提供する。
図2はリーダー部200及びプリンタ部300の外観図である。リーダー部の原稿給送ユニット250は原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、そして光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD218によって読み取られる。
222はリーダーコントローラ部であり、CCD218から出力される画像データに所定の処理を施し、スキャナI/F416(図4)を介して制御装置110へと出力するところである。
352はプリンタ画像処理回路部であり、プリンタI/F(不図示)を介して制御装置110から送られる画像信号をレーザードライバへと出力するところである。
プリンタ部300のレーザドライバ317はレーザ発光部313、314、315、316を駆動するものであり、プリンタ画像処理部352から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部313、314、315、316を発光させる。このレーザ光はミラー340、341、342、343、344、345、346、347、348、349、350、351によって感光ドラム325、326、327、328に照射され、感光ドラム325、326、327、328にはレーザ光に応じた潜像が形成される。321、322、323、324は、それぞれブラック(Bk)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)のトナーによって、潜像を現像するための現像器であり、現像された各色のトナーは、用紙に転写されフルカラーのプリントアウトがなされる。
用紙カセット360、361及び手差しトレイ362のいずれかより、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで給紙された用紙は、レジストローラ333を経て、転写ベルト334上に吸着され、搬送される。そして、感光ドラム325、326、327、328に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は定着部335に搬送され、定着部335の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着される。定着部335を通過した記録紙は排出ローラ336によって排出され、排紙ユニット370は排出された記録紙を束ねて記録紙の仕分けをしたり、仕分けされた記録紙のステイプルを行う。
また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ336のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ336の回転方向を逆転させ、フラッパ337によって再給紙搬送路338へ導く。再給紙搬送路338へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写ベルト334へ給紙される。
<リーダーコントローラ部>
図4はリーダーコントローラ部222の詳細な構成を示すブロック図である。
図4はリーダーコントローラ部222の詳細な構成を示すブロック図である。
CPU402はリーダコントローラ部222を制御し、起動プログラムはROM422に格納され、またメモリ421に格納されたプログラムに基づいて動作する。高速シリアルバス制御部403はコントローラ部110と接続され、通信コマンドや画像データの転送を行う。高速シリアルバスとしては一般的にはUSBが挙げられる。バスコントローラ部404は、汎用外部バス423と内部ローカルバス412を接続する。
内部ローカルバス411,412はリーダコントローラ部の各モジュールとメモリコントローラ部410を接続し、データ転送を行う。
このリーダーコントローラ部222では、プラテンガラス211上の原稿はCCD218に読み取られて電気信号に変換される(CCD218はカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない)。スキャナI/F部に入力された電気信号(アナログ画像信号)は、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのディジタル信号に変換される。RGB8ビットのデジタル信号はスキャナI/F部416を介してスキャナ画像処理部415に入力され、所定の画像処理を施した後にローカルバス411,メモリコントローラ部410を介してメモリ421に蓄積される。スキャナ画像処理部415からは画像データと画像データの特徴を示す像域フラグが出力される。像域フラグは、文字/非文字を示すフラグと有彩色/無彩色を示すフラグが挙げられる。
メモリ421に蓄積された画像データは、多値画像圧縮・伸張部414を用いて圧縮データに変換される。圧縮方式として一般的にはJPEG圧縮があげられ、コントローラ部110へスキャン画像を転送するのに用いられる。
コントローラ部110へ2値画像データを転送する際には、読み込んだ多値データを2値化部417で2値化し、2値画像圧縮・伸張部413で2値画像圧縮を行う。2値画像圧縮方式として一般的にはJBIGやMH、MR、MMRなどがあげられる。
スキャナ画像処理から出力された像域フラグデータは、CPU402で可逆圧縮を施し、画像データと共にコントローラ部110へ転送される。像域フラグの圧縮は、Packbit等を用いる。
<リーダー画像処理部>
図6はスキャナ画像処理部415の詳細な構成を示すブロック図である。
図6はスキャナ画像処理部415の詳細な構成を示すブロック図である。
ライン間補正部601は読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、読取速度によって変化したRGBの位相を補正する。CCD218が3ラインCCDの場合、ライン間補正は3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正する。
シェーディング部602ではシェーディング補正及び黒補正が施される。
読取位置タイミングが補正されたデジタル信号はγ補正部でRGBの画像信号に対して各々1次元の非線形変換を行う。
色空間マッチング部604では、入力されるRGB信号を3次元LUTを用いて色補正する。
MTF補正部605では、入力信号RGBの各色のMTFの違いを各コンポーネントごとに注目データの前後のデータを用いて補正を行う。
空間フィルタ部606では、入力画像のシャープネスを調整する為に、行列演算を行う。RGB→Labの色空間変換を行った後、輝度成分に対して7×7の演算が実行される。
線形補間部607では、50〜200%までの変倍を行う。
色空間変換部608では、動作モードに応じてRGBからYUVへの色空間変換を行う。
トリミング部609では、枠消し処理と、トリミング・マスキング処理を行う。枠消し処理は、原稿枠消し、パンチ穴消し、ブック枠消し等で用いる。
無彩色判定部612では、入力された画像信号が有彩色を含むかどうかを判定する。
黒文字判定部611では、画像信号のエッジ方向などから入力画像の文字/非文字領域、有彩色/無彩色を各々1画素毎に判断し、判断結果となる像域フラグを作成してメモリ421へ転送する。
<制御装置>
制御装置110の機能を、図3と図5に示すブロック図をもとに説明する。
制御装置110の機能を、図3と図5に示すブロック図をもとに説明する。
図5はメインコントローラ111の詳細なブロック図を示す。
CPU501は制御装置110全体の動作を制御するものであり、CPU501はメモリ121に格納されたプログラムに基づいて動作する。また、ホストコンピュータから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、コードデータの解釈は主にCPU502で行われ、ラスターイメージデータの展開はレンダリング部508で処理される。レンダリング部ではCPU502で作成されたコードデータに基づいてラスターイメージデータを作成し、メモリ121や、バス制御部510に展開後のラスターデータを転送する。レンダリング部で作成されるイメージデータの色空間はRGB,CMYKが挙げられる。
高速制御部511はプリンタ画像処理部151から入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
シリアル通信制御部507はプリンタ部300のCPUとシリアルバスを介して制御コマンドを送受信して通信を行う。
シリアルバス制御部506ではホストコンピュータとの通信、各種デバイスとの通信がコネクタ122を介して行われる。シリアルバスとしては一般的にUSBがあげられ、ホストコンピュータからPDLデータを受信するI/Fとして用いられる。
コネクタ123に接続されたシリアルバスはリーダコントローラ部222と接続され、リーダとの通信や、画像データの転送に用いられる。
バス制御部510にはカスタムバス125を介してブートROM124とプリンタ画像処理部151が接続される。ブートROM124はCPU501が起動するプログラムが格納されており、また場合によってはPDL用のフォントデータが格納される。また、メインコントローラ111からバス制御部510を介してレンダリング部508で展開されたラスターイメージデータをプリンタ画像処理部151へ転送を行う。
カスタムバス125は、ブートROM124をアクセスする時には汎用バスモードで低速に動作し、プリンタ画像処理部151へラスターイメージデータを転送する時にはカスタムバスモードで高速に動作する。
汎用高速バス制御部509には汎用高速バス130が接続され、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ135とI/O制御部136,HDコントローラ131が接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスがあげられる。
画像圧縮部504,画像伸張部505では多値画像の圧縮・伸張を行い、同時に色空間変換を行う機能を有する。画像圧縮・伸張・色空間変換は、リーダー部200から読み込んだ画像データをLAN147やコネクタ122を介してホストコンピュータに転送する際に標準色空間へ色空間変換する等で用いられる。
メモリコントローラ部503はメモリ121へのアクセスの制御を行う。
バスブリッジ512は、メインコントローラ111内の各モジュール間のバスを接続している。
HDコントローラ131は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施例においては、このI/Fを介してハードディスクドライブ132を接続している。ハードディスク132はプログラムを格納したり、画像データを記憶するのに用いている。
I/O制御コントローラ136は、データバス191の制御を行い、ポートや割り込みの制御を行う。また、I/O制御コントローラ136にはCPU137が搭載され、ポート制御138の制御やネットワークコントローラ140、操作部180との通信、モデム146との通信等を制御する。
ネットワークコントローラ140は外部ネットワーク147と接続される。ネットワークとしては一般的にイーサネット(登録商標)があげられ、ホストコンピュータからのPDLデータ受信や、スキャナー画像の送信、リモート管理等に用いられる。
モデム146は公衆回線149に接続され、FAXの通信を行う。
メモリ139はCPU137のワーク用メモリ、操作部180に表示する画像データのワーク用メモリ等に用いられる。
メモリ139はCPU137のワーク用メモリ、操作部180に表示する画像データのワーク用メモリ等に用いられる。
操作部I/F145は操作部180の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/Fとから構成される。
操作部180は液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は前述した操作部I/F147を介してCPU137に伝えられ、液晶表示部は操作部I/F147から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
ファン148はI/O制御コントローラ136に接続され、コントローラ部110を冷却するのに用いる。
SRAM141はバックアック用電池144でバックアップされており、ユーザーモードや各種設定情報や、ハードディスクドライブ132のファイル管理情報等を蓄積している。
リアルタイムクロックモジュール143は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ電池144によってバックアップされている。
プリンタ画像処理部151、カスタムバス125と高速バス150でメインコントローラ111と接続されている。高速バス150は片方向通信でリング状に接続されている。
プリンタ画像処理部151は、コネクタ181を介してプリンタ部300と接続され、メインコントローラ111から入力された画像データに所定の画像処理を施して、メインコントローラ111もしくはプリンタ部300へ出力する機能を有する。メモリ152はプリンタ画像処理151のワーク領域および遅延バッファとして使用される。
<プリンタ画像処理部の説明>
プリンタ画像処理151を担う部分についての詳細な説明を行う。図7はプリンタ画像処理151の詳細な構成を示すブロック図を示す。
プリンタ画像処理151を担う部分についての詳細な説明を行う。図7はプリンタ画像処理151の詳細な構成を示すブロック図を示す。
メインコントローラ111から、カスタムバス125を介して送られる画像信号は、まずデータ入力部701に入力される。データ入力部701では、ラスターイメージデータ入力とメモリ152へのアクセスの切り替えを行い、ラスターイメージデータが入力された場合には色空間圧縮部704へ入力されたラスターイメージデータを転送する。
色空間圧縮部704では、入力されたイメージデータをプリンタ色再現色内圧縮し、彩度調整、色位相調整、下地調整、黒領域調整を行う。また、入力色空間がYUVの場合には色空間圧縮部704でRGB色空間に変換を行う。
下地除去・白黒変換部705では、RGBのイメージデータに対して非線形演算を行い画像の下地を除去する機能と、スキャナー画像処理部415の無彩色判定部612で無彩色と判定された場合にイメージデータをRGBからモノクロに変換するカラー/白黒変換機能を有する。
LOG変換部706では、1次元のLook−Up Tableを用いて非線形変換を行い、イメージデータをRGB信号からCMY信号に変換する。
CMYK変換部707では、3次元のLook−Up Tableを用いてCMY信号をCMYK信号に変換する。
なお、メインコントローラ111から入力されたイメージデータの色空間がCMYKの場合には、色空間圧縮部704からCMYK変換部707までは入力されたデータをそのまま出力する。
γ補正部708では、入力されたCMYK信号を各々独立に1次元Look−Up Tableを用いて濃度調整する。
ハーフトン部709では入力された多値のイメージデータを4/2/1bit階調にする。
SST部710では、イメージデータのエッジ部をパターマッチングで検出して変換を行い、ジャギーを軽減して滑らかにする。
ビデオカウント部717では、CMYK変換部707から出力されたCMYK信号にγ補正を行い、補正後の信号値を加算する。加算結果はプリンタ部300でトナー消費量を推測するのに用いられる。
画像圧縮部711はSST部から出力された画像データの可逆圧縮を行う。可逆圧縮方式として、一般的にはJBIG圧縮が用いられる。
画像圧縮部711からは圧縮データをバスコントローラ712に出力すると同時に、メモリアクセスキュー部716,メモリコントローラ部を介してメモリ152に非圧縮の画像データを格納する。メモリ152に格納される非圧縮の画像データは、画像圧縮部711において圧縮率が1を超えた場合に圧縮データを非圧縮データに置き換える際に用いられる。
バスコントローラ712は、画像圧縮部711から入力された圧縮・非圧縮の画像データをメインコントローラに転送を行う。また、メモリ152にメインコントローラから入力された画像データの格納、プリンタ画像処理部151内の各モジュールのレジスタアクセスを行う役割を果たす。
画像伸張部714は、メモリ152に格納された圧縮データの伸張を行い、再びメモリ152に伸張後の画像データを格納する。
プリンタコントローラ部715は、メモリ152に格納された画像データをコネクタ181を介してプリンタ部300に転送する。プリンタコントローラ部715では1ライン分の画像データを蓄積するメモリを有しており、反転出力を行う機能を有する。また、枠消しやマスキングの機能を有している。
γ補正部708,ハーフトーン部709,SST部710,ビデオカウント部717,画像圧縮部711,画像伸張部714,プリンタコントローラ部715は各々CMYK信号を独立に処理する為に4系統の回路を有している。
メモリコントローラ部713はメモリ152へのアクセスの制御を行い、メモリアクセスキュー部716はデータ入力部701,画像圧縮部711,バスコントローラ部712,画像伸張部714,プリンタコントローラ部715からメモリ152へのアクセスの切り替えを行う。
<操作部>
操作部180の構成を図8に示す。LCD表示部(801)は、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をコントローラCPUに伝える。スタートキー(802)は原稿画像の読取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー(803)は稼働中の動作を止める働きをする。IDキー(804)は使用者のユーザーIDを入力するときに用いる。リセットキー(805)は操作部からの設定を初期化するときに用いる。
操作部180の構成を図8に示す。LCD表示部(801)は、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をコントローラCPUに伝える。スタートキー(802)は原稿画像の読取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー(803)は稼働中の動作を止める働きをする。IDキー(804)は使用者のユーザーIDを入力するときに用いる。リセットキー(805)は操作部からの設定を初期化するときに用いる。
<操作画面>
本発明の装置が提供する機能は、Copy/Send/Retrieve/Tasks/Management/Configurationの6つの大きなカテゴリーに分かれており、これらは操作画面(900)上の上部に表示される6つのメインタブ(COPY/SEND/RETREIVE/TASKS/MGMT/CONFIG)(901〜906)に対応している。これらのメインタブを押すことにより、各カテゴリーの画面への切り替えが行われる。他カテゴリーへの切り換えが許可されない場合は、メインタブの表示色が変わり、メインタブを押しても反応しない。
本発明の装置が提供する機能は、Copy/Send/Retrieve/Tasks/Management/Configurationの6つの大きなカテゴリーに分かれており、これらは操作画面(900)上の上部に表示される6つのメインタブ(COPY/SEND/RETREIVE/TASKS/MGMT/CONFIG)(901〜906)に対応している。これらのメインタブを押すことにより、各カテゴリーの画面への切り替えが行われる。他カテゴリーへの切り換えが許可されない場合は、メインタブの表示色が変わり、メインタブを押しても反応しない。
Copyは自機が有するスキャナとプリンタを使用して通常のドキュメント複写を行う機能と、自機が有するスキャナとネットワークで接続されたプリンタを使用してドキュメントの複写を行う機能(リモートコピー)を含む。Sendは自機が有するスキャナに置かれたドキュメントを、電子メール、リモートプリンタ、ファックス、ファイル転送(FTP)およびデータベースに転送する機能であり、宛先を複数指定することが可能である。Retrieveは外部にあるドキュメントを取得し、自機が有するプリンタで印刷する機能である。ドキュメントの取得手段としてWWW、電子メール、ファイル転送およびファックスの使用が可能である。Tasksはファックスやインターネットプリントなどの外部から送られるドキュメントを自動処理し、定期的にRetrieveを行うためのタスクの生成、管理を行う。Managementはジョブ・アドレス帳・ブックマーク・ドキュメント・アカウント情報などの管理を行う。Configurationでは自機に関しての設定(ネットワーク、時計など)を行う。
<PDL画像出力時のシーケンス>
図11は、第1実施形態におけるPDL画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS1101〜S1111は各ステップを示す。
図11は、第1実施形態におけるPDL画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS1101〜S1111は各ステップを示す。
PDL画像を出力する場合、S1101では、PC401上でユーザーが当該PDL画像出力ジョブのプリント設定を行う。プリント設定内容は、部数、用紙サイズ、片面/両面、ページ出力順序、ソート出力、ステイプル止めの有無等である。
S1102では、PC401上で印刷指示を与え、それと共にPC401上にインストールされているドライバソフトウェアが、印刷対象となるPC401上のコードデータをいわゆるPDLデータに変換して、S1101で設定したプリント設定パラメータ情報とともに、本画像入出力装置の制御装置110に、ネットワーク400を介してPDLデータを転送する。制御装置110はPDLデータを受信する。
S1103では、PDLデータをプリント設定パラメータに基づいて、画像データに展開(ラスタライズ)する。S1104で展開されたラスター画像データをプリンタ画像処理部151に点順次で入力する。
S1105では、ラスター画像データをプリンタ画像処理部151で画像処理を行い、ハーフトーン処理を施す。
S1106では、ハーフトーン後の画像データを画像圧縮部711で画像圧縮し、S1107でメモリ152へデータを転送する。メモリ152に出力する画像データはCMYK面順次として出力される。
S1108では、画像圧縮の圧縮率を計算し、圧縮後のデータサイズが非圧縮サイズの1/4以下になっているか確認し、圧縮率が1/4以下の場合にはS1109では、メモリ152に蓄積された画像データを伸張しながらメモリ121に転送し、間引き処理を施して再度S1103から画像処理を施す。S1109の間引き処理の手順は、圧縮データを一端伸張し、ハーフトーン後の600dpi,4bitの画像データを150dpi,8bitに各色成分毎にデータ解像度変換を行いデータの情報量を減少させる。150dpi,8bitの間引きした画像データはプリンタの印字解像度に合わせる為にレンダリング部508で再び600dpi,8bitに解像度変換し、プリンタ画像処理部151に転送される。
1ページのレンダリング処理が終了すると、画像データはS1110でメモリ152に入力された圧縮画像データを伸張して伸張後の画像データをメモリ152に戻す。
S1111では、メモリ152に蓄積された画像データを、プリンタ300からの制御信号に同期させてプリンタコントローラ部715から画像データをプリント出力する。プリンタ300から入力されるCMYK各々の制御信号は感光ドラム325、326、327、328の位置に合わせてずれて入力され、このドラム間の色成分毎のずれ量をメモリ121のデータ出力タイミングで吸収する。
画像データの転送が完了すると、すなわち当該PDLジョブが終了すると、プリント出力を終了する。
<コピー画像出力時のシーケンス>
図10は、第1実施形態におけるコピー画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS1001〜S1006は各ステップを示す。
図10は、第1実施形態におけるコピー画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS1001〜S1006は各ステップを示す。
コピー画像を出力する場合、S1001では、操作部180上でユーザーが当該コピー画像出力ジョブのコピー設定を行う。コピー設定内容は、部数、用紙サイズ、片面/両面、拡大/縮小率、ソート出力、ステイプル止めの有無等である。
S1002では、操作部180上でコピー開始指示を与えると、制御装置110のメインコントローラ111はコネクタ122を介してリーダー部200を制御し、原稿の画像データの読み込み動作を行う。まず、原稿給送ユニット250は、載置された原稿を1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、その際同時に原稿のサイズを検知する。検知された原稿のサイズに基づいて原稿を露光走査することにより、画像データを読み取るわけである。変倍処理を行う場合は、等倍(100%)でCCDから画像データを読み取り、拡大/縮小の設定に応じてスキャナ画像処理部415の線形補間部607にて変倍処理を行う。読み取られた画像データは一旦リーダ部のメモリ421に画像データと像域フラグとして格納し、各々多値画像圧縮伸張部414及びCPU402にて圧縮処理を施してメモリ421に格納する。
S1003では、メモリ421上のデータを制御装置110のメモリ121に転送する。制御装置110に転送するデータは圧縮画像データと、圧縮像域フラグが挙げられる。
S1004では、メモリ121上の圧縮画像データを画像伸張部505でラスター画像に伸張し、CPU501で伸張した像域フラグデータと共にプリンタ画像処理部151にバス制御部510を介して転送する。
S1005でプリンタ画像処理部151に入力されたラスター画像データを像域フラグデータを参照しながら画像処理を施してハーフトーン画像を作成する。ハーフトーン画像は画像圧縮部711を介してメモリ152に格納する。このとき画像圧縮部711では、画像圧縮は行わない。
S1006では、メモリ152に蓄積された画像データを、プリンタ300からの制御信号に同期させてプリンタコントローラ部715から画像データをプリント出力する。プリンタ300から入力されるCMYK各々の制御信号は感光ドラム325、326、327、328の位置に合わせてずれて入力され、このドラム間の色成分毎のずれ量をメモリ152で吸収する。
画像データの転送が完了すると、すなわち当該コピージョブが終了すると、プリント出力を終了する。
〔第2実施形態〕
第1実施形態では、プリンタ画像処理部151に接続されているプリンタローカルメモリ152とメインメモリであるメモリ121のみを使用して、PDL画像出力及びコピー画像出力を行ったが、第2実施形態では、HDドライブ132を使用して、PDL画像出力及びコピー画像出力を行う例について説明する。
第1実施形態では、プリンタ画像処理部151に接続されているプリンタローカルメモリ152とメインメモリであるメモリ121のみを使用して、PDL画像出力及びコピー画像出力を行ったが、第2実施形態では、HDドライブ132を使用して、PDL画像出力及びコピー画像出力を行う例について説明する。
<PDL画像出力時のシーケンス>
図12は、本実施例におけるPDL画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS1201〜S1213は各ステップを示す。
図12は、本実施例におけるPDL画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS1201〜S1213は各ステップを示す。
S1201からS1206までは、図11のS1101からS1106までと同一のため説明は省略する。
S1206で圧縮されたデータは、S1207でメモリ121へデータを転送する。メモリ121に出力する画像データはバスコントローラ712でDMA制御され、CMYK面順次として出力される。
S1208では、画像圧縮の圧縮率を計算し、圧縮後のデータサイズが非圧縮サイズの1/4以下になっているか確認し、圧縮率が1/4以下の場合にはS1209で間引き処理を施して再度S1203から画像処理を施す。S1209の間引き処理の手順は、図11のS1109と同一のため説明は省略する。
1ページのレンダリング処理が終了すると、S1210でメモリ121上のハーフトーン圧縮された画像データをハードディスク132に蓄積する。電子ソートを行う場合にはハードディスク132に蓄積された画像データをメモリ121に読み出す。
S1211で画像データはメモリ121からメモリ152へ転送される。データ転送は高速バス制御部511でDMA制御され、各色成分毎にプリンタ画像処理151のリクエスト信号に従って転送される。
S1212では、メモリ152に入力された圧縮画像データを伸張して伸張後の画像データをメモリ152に戻す。
S1213では、メモリ152に蓄積された画像データを、プリンタ300からの制御信号に同期させてプリンタコントローラ部715から画像データをプリント出力する。プリンタ300から入力されるCMYK各々の制御信号は感光ドラム325、326、327、328の位置に合わせてずれて入力され、このドラム間の色成分毎のずれ量をメモリ121のデータ出力タイミングで吸収する。
画像データの転送が完了すると、すなわち当該PDLジョブが終了すると、プリント出力を終了する。
<コピー画像出力時のシーケンス>
図13は、本実施例におけるコピー画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS1301〜S1309は各ステップを示す。
図13は、本実施例におけるコピー画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS1301〜S1309は各ステップを示す。
S1301からS1203までは、図10のS1001からS1003までと同一のため説明は省略する。
S1304でメモリ121上の圧縮画像データと圧縮像域フラグをハードディスク132に蓄積する。電子ソートを行う場合にはハードディスク132に蓄積された画像データをメモリ121に読み出して使用する。
S1305では、メモリ121上の圧縮画像データを画像伸張部505でラスター画像に伸張し、CPU501で伸張した像域フラグデータと共にプリンタ画像処理部151にバス制御部510を介して転送する。
S1306でプリンタ画像処理部151に入力されたラスター画像データを像域フラグデータを参照しながら画像処理を施してハーフトーン画像を作成する。S1307では、ハーフトーン後の画像データを画像圧縮部711を介して、メモリ121へ転送する。メモリ121に出力する画像データはバスコントローラ712でDMA制御され、CMYK面順次として出力され、非圧縮でデータ転送される。
S1308では、画像データをメモリ121からメモリ152へ転送する。データ転送は高速バス制御部511でDMA制御され、各色成分毎にプリンタ画像処理151のリクエスト信号に従ってCMYK毎に転送される。プリンタ画像処理部151に転送するCMYK各々の画像データは感光ドラム325、326、327、328の位置に合わせてずれて出力され、このドラム間の色成分毎のずれ量をメモリ152のデータ出力タイミングで吸収する。
S1309では、メモリ152に蓄積された画像データを、プリンタ300からの制御信号に同期させてプリンタコントローラ部715から画像データをプリント出力する。
画像データの転送が完了すると、すなわち当該コピージョブが終了すると、プリント出力を終了する。
〔他の実施形態〕
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
Claims (5)
- 原稿から画像データを読み取る読取手段と、
該読取手段によって読み取られた画像データを圧縮する画像圧縮手段と、
該画像圧縮手段によって圧縮された画像データを伸張してラスター画像に変換する伸張手段と、
プリントデータを受信する受信手段と、
該プリントデータをラスター画像に展開するレンダリング手段と、
前記ラスター画像データをハーフトーン画像データに変換するハーフトーン画像処理手段と、
該ハーフトーン画像データを圧縮するハーフトーン画像圧縮手段と、
該ハーフトーン画像圧縮手段によって圧縮されたハーフトーン画像を伸張するハーフトーン画像伸張手段と、
画像データを格納する画像格納手段と、
画像データを印刷する印刷手段と、
該印刷手段を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記読取手段によって読み取られた画像データを印刷する場合には、前記画像格納手段に、前記ハーフトーン画像データを格納させながら、前記印刷手段に同期させて色成分毎に前記画像格納手段から画像データを読み出して印刷させ、
一方、
前記受信手段によって受信した画像データを印刷する場合には、前記画像格納手段に、前記ハーフトーン画像圧縮手段によって圧縮されたハーフトーン画像をページ単位で格納し、前記印刷手段に同期させて色成分毎に前記画像格納手段から画像データを読み出して印刷させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、前記画像格納手段を複数有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置の制御方法であって、
原稿から画像データを読み取る読取工程と、
該読取工程によって読み取られた画像データを圧縮する画像圧縮工程と、
該画像圧縮工程によって圧縮された画像データを伸張してラスター画像に変換する伸張工程と、
プリントデータを受信する受信工程と、
該プリントデータをラスター画像に展開するレンダリング工程と、
前記ラスター画像データをハーフトーン画像データに変換するハーフトーン画像処理工程と、
該ハーフトーン画像データを圧縮するハーフトーン画像圧縮工程と、
該ハーフトーン画像圧縮工程によって圧縮されたハーフトーン画像を伸張するハーフトーン画像伸張工程と、
画像データを格納する画像格納工程と、
画像データを印刷する印刷工程と、
該印刷工程を制御する制御工程と、を有し、
前記制御工程は、
前記読取工程によって読み取られた画像データを印刷する場合には、前記画像格納工程に、前記ハーフトーン画像データを格納させながら、前記印刷工程に同期させて色成分毎に前記画像格納工程から画像データを読み出して印刷させ、
一方、
前記受信工程によって受信した画像データを印刷する場合には、前記画像格納工程に、前記ハーフトーン画像圧縮工程によって圧縮されたハーフトーン画像をページ単位で格納し、前記印刷工程に同期させて色成分毎に前記画像格納工程から画像データを読み出して印刷させる工程を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 画像形成装置の制御プログラムであって、
原稿から画像データを読み取る読取工程と、
該読取工程によって読み取られた画像データを圧縮する画像圧縮工程と、
該画像圧縮工程によって圧縮された画像データを伸張してラスター画像に変換する伸張工程と、
プリントデータを受信する受信工程と、
該プリントデータをラスター画像に展開するレンダリング工程と、
前記ラスター画像データをハーフトーン画像データに変換するハーフトーン画像処理工程と、
該ハーフトーン画像データを圧縮するハーフトーン画像圧縮工程と、
該ハーフトーン画像圧縮工程によって圧縮されたハーフトーン画像を伸張するハーフトーン画像伸張工程と、
画像データを格納する画像格納工程と、
画像データを印刷する印刷工程と、
該印刷工程を制御する制御工程と、を有し、
前記制御工程は、
前記読取工程によって読み取られた画像データを印刷する場合には、前記画像格納工程に、前記ハーフトーン画像データを格納させながら、前記印刷工程に同期させて色成分毎に前記画像格納工程から画像データを読み出して印刷させ、
一方、
前記受信工程によって受信した画像データを印刷する場合には、前記画像格納工程に、前記ハーフトーン画像圧縮工程によって圧縮されたハーフトーン画像をページ単位で格納し、前記印刷工程に同期させて色成分毎に前記画像格納工程から画像データを読み出して印刷させる工程と、
を前記画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成装置の制御プログラム。 - 請求項4に記載の制御プログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004366016A JP2006174241A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 画像形成装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004366016A JP2006174241A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 画像形成装置及びその制御方法 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004366016A Withdrawn JP2006174241A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 画像形成装置及びその制御方法 |
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2004
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