JP2006116758A - 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザ指定される領域に記憶された画像情報を出力する場合に、選択する文書のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とからユーザに選択する文書の画像出力に要するコストや時間を相対的に認知させることである。
【解決手段】ホストコンピュータ401,402等から受信するPDLデータから制御装置110が展開する文書情報をユーザ指定されるHDドライブ160に確保されるユーザ領域に記憶し、該文書情報を出力する場合に、各ページの文書属性を制御装置110が生成して、該生成される文書属性に従い文書中のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とを含む文書選択画面を操作部150に表示する構成を特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】ホストコンピュータ401,402等から受信するPDLデータから制御装置110が展開する文書情報をユーザ指定されるHDドライブ160に確保されるユーザ領域に記憶し、該文書情報を出力する場合に、各ページの文書属性を制御装置110が生成して、該生成される文書属性に従い文書中のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とを含む文書選択画面を操作部150に表示する構成を特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像情報を記憶する記憶手段を有する画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである。
従来、スキャナから読み取った画像データや、ホストコンピュータからネットワークを介して送られたPDLデータをビットマップに展開した画像データを圧縮または非圧縮データとしてハードディスクなどの記憶装置に一旦記憶し、そのメモリから任意の原稿の画像データを繰り返し読み出してプリントアウトする機能を備えたデジタル複写機が知られている。
また、画像処理装置に対してハードディスクなどの記憶装置を装備することにより、機密書類など他人に見られたくない書類のコピーやプリントアウトを行うために、画像データを一旦メモリ上のユーザ個人の領域に記憶させ、複写機の操作パネルからユーザパスワードを入力後、プリントアウトする文書を選択し、選択した画像を指定部数出力するパーソナルボックス機能が実現されている。
特開平10−187379号公報
しかしながら、従来のパーソナルボックス機能においては、出力する文書を選択する操作パネル上の選択画面には、文書中のカラーと白黒のページ数が表示されないいため、実際に出力してみるまで、出力に要する時間や、出力に要するコストなどを予め見積もることが困難であるという問題があった。
特に、カラープリンタにおいては、カラーページと白黒ページとで、プリントに要する時間やコストが異なることがあるため、文書出力に要する時間やコストを予め見積もることが望まれている。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の第1の目的は、ホストコンピュータから受信するPDLデータから展開される文書情報をユーザ指定される記憶手段のユーザ領域に記憶し、該文書情報を出力する場合に、各ページの文書属性を生成して、該生成される文書属性に従い文書中のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とを含む文書選択画面を表示部に表示することにより、ユーザ指定される領域に記憶された画像情報を出力する場合に、選択する文書のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とからユーザに選択する文書の画像出力に要するコストや時間を相対的に認知させることができる利便性に優れた画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
第2の目的は、スキャナ手段から読み取られる文書情報をユーザ指定される記憶手段のユーザ領域に記憶し、該文書情報を出力する場合に、スキャナ手段から読み取る原稿画像の色情報を判別して、記憶手段に登録する文書の各ページの文書属性を生成して、該生成される文書属性に従い文書中のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とを含む文書選択画面を表示部に表示することにより、ユーザ指定される領域に記憶された画像情報を出力する場合に、選択する文書のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とからユーザに選択する文書の画像出力に要するコストや時間を相対的に認知させることができる利便性に優れた画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
複数ページのPDLデータからなる文書をホストコンピュータから受信して記憶する記憶手段を備える画像処理装置であって、前記PDLデータから展開される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成手段と、前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
カラーページと白黒ページが混在する文書を読取り可能なスキャナ手段を有する画像処理装置であって、前記スキャナ手段により読み取られる複数ページからなる画像データを記憶する記憶手段と、前記スキャナ手段により読み取られる複数ページの色情報を判別する判別手段と、前記判別手段により判別される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成手段と、前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の画像処理方法は以下に示す構成を備える。
複数ページのPDLデータからなる文書をホストコンピュータから受信して記憶する記憶手段を備える画像処理装置における画像処理方法であって、前記PDLデータから展開される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成ステップと、前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御ステップとを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の画像処理方法は以下に示す構成を備える。
スキャナ手段により読み取られるカラーページと白黒ページが混在する文書の画像データを記憶する記憶手段を有する画像処理装置における画像処理方法であって、前記スキャナ手段により読み取られる複数ページの色情報を判別する判別ステップと、前記判別ステップにより判別される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成ステップと、前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、ホストコンピュータから受信するPDLデータから展開される文書情報をユーザ指定される記憶手段のユーザ領域に記憶し、該文書情報を出力する場合に、選択する文書のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とからユーザに選択する文書の画像出力に要するコストや時間を相対的に認知させることができる利便性に優れた画像処理環境を自在に構築できる。
また、スキャナ手段から読み取られる文書情報をユーザ指定される記憶手段のユーザ領域に記憶し、該文書情報を出力する場合に、選択する文書のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とからユーザに選択する文書の画像出力に要するコストや時間を相対的に認知させることができる利便性に優れた画像処理環境を自在に構築できる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像形成装置を適用可能な画像処理システムの構成を説明するブロック図である。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像形成装置を適用可能な画像処理システムの構成を説明するブロック図である。
図1において、画像入出力システム100は、特有の機能、ここでは、オリジナル電子文書を検索する機能を実現する画像入出力システムであり、画像入出力システム101は、その機能をもたない、通常の画像形成装置である。全体構成に関する部分については、どちらも相違がないため、説明は合わせて行う。
リーダ部200は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダ部200は、原稿を読取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成される。
プリンタ部300は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット360と、画像データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット310と、印字された記録紙をソート、ステイプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット370とで構成される。
制御装置110は、リーダ部200、プリンタ部300と電気的に接続され、さらにLAN400に接続されている。制御装置110は、リーダ部200を制御して、原稿の画像データを読込み、プリンタ部300を制御して画像データを記録用紙に出力してコピー機能を提供する。また、リーダ部200から読取った画像データを、コードデータに変換し、LAN400を介してホストコンピュータ401,402へ送信するスキャナ機能、ホストコンピュータからLAN400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリンタ機能を提供する。
操作部150は、制御装置110に接続され、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力システム100を操作するためのユーザI/Fを提供する。
図2は、図1に示したリーダ部200及びプリンタ部300の構成を説明する概略断面図である。
図2において、リーダ部の原稿給紙ユニット250は原稿202を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、そして光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214,215,216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD218によって読み取られる。
222はリーダ画像処理部であり、CCD218から出力される画像データに所定の処理を施し、図3に示すスキャナI/F140を介して制御装置110へと出力するところである。
352はプリンタ画像処理部であり、図3に示すプリンタI/F145を介して制御装置110から送られる画像信号をレーザドライバへと出力するところである。
プリンタ部300のレーザドライバ317はレーザ発光部313,314,315,316を駆動するものであり、プリンタ画像処理部352から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部313,314,315,316から発光させる。このレーザ光はミラー340,341,342,343,344,345,346,347,348,349,350,351によって感光ドラム325,326,327,328に照射され、感光ドラム325,326,327,328にはレーザ光に応じた潜像が形成される。321,322,323,324は、それぞれブラック(Bk)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)のトナーによって、潜像を現像するための現像器であり、現像された各色のトナーは、用紙に転写されフルカラーのプリントアウトがなされる。
用紙カセット360,361及び手差しトレイ362のいずれかより、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで給紙された用紙は、レジストローラ333を経て、転写ベルト334上に吸着され、搬送される。そして、感光ドラム325,326,327,328に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は定着部335に搬送され、定着部335の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着される。定着部335を通過した記録紙は排出ローラ336によって排出され、排紙ユニット370は排出された記録紙を束ねて記録紙の仕分けをしたり、仕分けされた記録紙のステイプルを行う。
また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ336のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ336の回転方向を逆転させ、フラッパ337によって再給紙搬送路338へ導く。再給紙搬送路338へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写ベルト334へ給紙される。
<制御装置の説明>
図3は、図1に示した制御装置110の機能構成を説明するブロック図である。
図3は、図1に示した制御装置110の機能構成を説明するブロック図である。
図2において、メインコントローラ111は、主にCPU112と、バスコントローラ113、各種I/Fコントローラ回路とから構成される。
CPU112とバスコントローラ113は制御装置110全体の動作を制御するものであり、CPU112はROM114からROM I/F115を経由して読込んだプログラムに基づいて動作する。
また、ホストコンピュータから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスタイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウエアによって処理される。バスコントローラ113は各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
DRAM116は、DRAM I/F117によってメインコントローラ111と接続されており、CPU112が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
Codec118は、DRAM116に蓄積されたラスタイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスタイメージデータに伸長する。SRAM119はCodec118の一時的なワーク領域として使用される。Codec118はI/F120を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM116との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
Graphic Processor(Graphic)135は、画像回転、変倍の処理を行うが、画像入出力システム100においては、バーコード情報、透かし情報の抽出・解析や生成・埋め込み等の処理が行われる。このとき、各種の処理では、ROM114に格納されたプログラムをメインコントローラ111を介して解釈し、画像入出力システム101で処理できるフォーマットに変換処理を行う。このとき、画像形成装置101においては、このバーコード情報、透かし情報の抽出・解析や生成・埋め込み、また、ファイル変換等の処理は持たない。
外部通信I/F Controller121はI/F123によってメインコントローラ111と接続され、コネクタ122によって外部ネットワークと接続される。
汎用高速バス125には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ124とI/O制御部126とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスがあげられる。
I/O制御部126には、リーダ部200、プリンタ部300の各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ127が2チャンネル装備されており、I/Oバス128によって外部I/F回路140,145に接続されている。
パネルI/F132は、LCDコントローラ131に接続され、操作部150上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F130とから構成される。
操作部150は、液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は前述したパネルI/F132を介してCPU112に伝えられ、液晶表示部はパネルI/F520から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
リアルタイムクロックモジュール133は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ電池134によってバックアップされている。
E−IDEコネクタ161は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施形態においては、このI/Fを介してハードディスクドライブ160を接続し、ハードディスクドライブ160へ画像データを記憶させたり、ハードディスクドライブ160から画像データを読み込む動作を行う。
コネクタ142と147は、それぞれリーダ部200とプリンタ部300とに接続され、同調歩同期シリアルI/F(143,148)とビデオI/F(144,149)とから構成される。
スキャナI/F140は、コネクタ142を介してリーダ部200と接続され、また、スキャナバス141によってメインコントローラ111と接続されており、リーダ部200から受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有し、さらに、リーダ部200から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス141に出力する機能も有する。
スキャナバス141からDRAM116へのデータ転送は、バスコントローラ113によって制御される。
プリンタI/F145は、コネクタ147を介してプリンタ部300と接続され、また、プリンタバス146によってメインコントローラ111と接続されており、メインコントローラ111から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部300へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部300から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス146に出力する機能も有する。
DRAM116上に展開されたラスタイメージデータのプリンタ部への転送は、バスコントローラ113によって制御され、プリンタバス146、ビデオI/F149を経由して、プリンタ部300へDMA転送される。
また、本発明に関わる、オリジナル電子文書の検索シーケンスは、ROM114に記載されたプログラムに基づいて動作する。
画像入出力システム101より受け取った原稿のうち、バーコード、または電子透かしの部分を、後述するGraphic Processor135にて解析し、アドレス情報を取得する。そして、そのアドレス情報に従って、後述するハードディスクドライブ160に保存されたオリジナル電子文書を取得、という形になる。
<リーダ画像処理部の説明>
図4は、図3に示したリーダ画像処理部222の詳細な構成を示すブロック図である。
図4は、図3に示したリーダ画像処理部222の詳細な構成を示すブロック図である。
図4において、リーダ画像処理部222では、プラテンガラス211上の原稿はCCD218に読み取られて電気信号に変換される(CCD218はカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない)。そして、その電気信号(アナログ画像信号)はリーダ画像処理部222に入力され、クランプ&Amp.&S/H&A/D部401でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのデジタル信号に変換される。そして、RGB信号はシェーディング部402で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、制御装置110へと出力される。
<スキャナI/Fの画像処理部の説明>
スキャナI/F140の画像処理を担う部分についての詳細な説明を行う。
スキャナI/F140の画像処理を担う部分についての詳細な説明を行う。
図5は、図3に示したスキャナI/F140の画像処理を担う部分の詳細な構成を示すブロック図である。
図5において、リーダ部200から、コネクタ142を介して送られる画像信号に対して、つなぎ&MTF補正部601で、CCD218が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度によって読取のMTFが変るため、その変化を補正する。読取位置タイミングが補正されたデジタル信号は入力マスキング部602によって、CCD218の分光特性及びランプ212及びミラー214,215,216の分光特性を補正する。入力マスキング部602の出力はACSカウント部405及びメインコントローラ111へと送られる。
<ACSカウント部の説明>
図6は、図5に示したACS(オートカラーセレクト)カウント部603の構成を説明するブロック図である。
図6は、図5に示したACS(オートカラーセレクト)カウント部603の構成を説明するブロック図である。
なお、オートカラーセレクト(以下ACS)は、原稿がカラーなのか白黒なのかを判断する。つまり画素ごとの彩度を求めてある閾値以上の画素がどれだけ存在するかでカラー判定を行うものである。
しかし、白黒原稿であっても、MTF等の影響により、ミクロ的に見るとエッジ周辺に色画素が多数存在し、単純に画素単位でACS判定を行うのは難しい。このACS手法はさまざまな方法が提供されているが、本実施形態では、ACSの方法にはこだわらない為、ごく一般的な手法で説明を行う。
上記のように、白黒画像でもミクロ的に見ると色画素が多数存在するわけであるから、その画素が本当に色画素であるかどうかは、注目画素に対して周辺の色画素の情報で判定する必要がある。
図6において、501はフィルタであり、注目画素に対して周辺画素を参照する為にFIFOの構造をとる。502はメインコントローラ111からセットされた507〜510のレジスタに設定された値と、リーダ部200から送られたビデオ制御信号512を元に、ACSをかける領域信号505を作成する回路である。
503の色判定部は、ACSをかける領域信号505に基づき、注目画素に対してフィルタ501内のメモリ内の周辺画素を参照し、注目画素が色画素か白黒画素かを決定する。504はカウンタで、色判定部503が出力した色判定信号の個数を数える。
メインコントローラ111は、読み込み範囲に対してACSをかける領域を決定し、レジスタ507〜510に設定する(本実施形態では、原稿に対して独立で範囲を決める構成をとる)。
また、メインコントローラ111はACSをかける領域内での色判定信号の個数を計数するカウンタの値を、所定の閾値と比較し、当該原稿がカラーなのか白黒なのかを判断する。
レジスタ507〜510には、主走査方向、副走査方向それぞれについて、色判定部503が判定を開始する位置、判定を終了する位置を、リーダ部200から送られたビデオ制御信号512に基づいて設定しておく。本実施形態では、実際の原稿の大きさよりもそれぞれ10mm程度小さめに設定している。
なお、上記に示したACS判定方式以外にも、様々なACS判定方式が存在するが、本発明は、上記方式に限定されるものではない。
<プリンタI/Fの画像処理部の説明>
図7は、図3に示したプリンタI/F145の画像処理部の構成を説明するブロック図である。
図7は、図3に示したプリンタI/F145の画像処理部の構成を説明するブロック図である。
図7において、メインコントローラ111から、プリンタバス146を介して送られる画像信号は、まずLOG変換部701に入力される。LOG変換部701では、LOG変換でRGB信号からCMY信号に変換する。次にモアレ除去部702でモアレが除去される。703はUCR&マスキング部で、モアレ除去処理されたCMY信号はUCR処理でCMYK信号が生成され、マスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正される。UCR&マスキング部703で処理された信号はγ補正部704で濃度調整された後フィルタ部705でスムージング又はエッジ処理される。これらの処理を経て、コネクタ147を介してプリンタ部300へと画像が送られる。
<Graphic Processorの説明>
図8は、図3に示したGraphic Processor135の詳細な構成を示すブロック図である。
図8は、図3に示したGraphic Processor135の詳細な構成を示すブロック図である。
図8において、Graphic Processor135は、画像回転部801、画像変倍部802、色空間変換部803、画像二値化部805の各部でそれぞれの処理を行うモジュールを有する。SRAM136はGraphic Processor135の各々のモジュールの一時的なワーク領域として使用される。各々のモジュールが用いるSRAM136のワーク領域が競合しないよう、あらかじめ各々のモジュールごとにワーク領域が静的に割り当てられているものとする。Graphic Processor135はI/F137を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM116との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
バスコントローラ113は、GraphicProcessor135の各々のモジュールにモード等を設定する制御及び、各々のモジュールに画像データを転送するためのタイミング制御を行う。
<画像回転部の説明>
以下に画像回転部801における処理手順を示す。
以下に画像回転部801における処理手順を示す。
図9,図10は、図8に示した画像回転部801による画像処理例を説明する模式図である。
図9において、I/F137を介して、CPU112からバスコントローラ113に画像回転制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は画像回転部801に対して画像回転に必要な設定(たとえば画像サイズや回転方向・角度等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM116もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。尚、ここでは回転を行う画像サイズを32画素×32ラインとし、又、画像バス上に画像データを転送させる際に24byte(RGB各々8bitで1画素分)を単位とする画像転送を行うものとする。
上述のように、32画素×32ラインの画像を得るためには、上述の単位データ転送を32×32回行う必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転送する必要がある(図9参照)。
不連続アドレッシングにより転送された画像データは、読み出し時に所望の角度に回転されているように、SRAM136に書き込まれる。
例えば、90度反時計方向回転であれば、転送される画像データを、図10のようにY方向に書き込んでいく。読み出し時にX方向に読み出すことで、画像が回転される。
32画素×32ラインの画像回転(SRAM136への書き込み)が完了した後、画像回転部801はSRAM136から上述した読み出し方法で画像データを読み出し、バスコントローラ113に画像を転送する。
回転処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、連続アドレッシングを以て、DRAM116もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
こうした一連の処理は、CPU112からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返される。
<画像変倍部の説明>
以下に画像変倍部802における処理手順を示す。
以下に画像変倍部802における処理手順を示す。
I/F137を介して、CPU112からバスコントローラ113に画像変倍制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は画像変倍部802に対して画像変倍に必要な設定(主走査方向の変倍率、副走査方向の変倍率、変倍後の画像サイズ等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM116もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
画像変倍部802は、受け取った画像データを一時SRAM136に格納し、これを入力バッファとして用いて、格納したデータに対して主走査、副走査の変倍率に応じて必要な画素数、ライン数の分の補間処理を行って画像を拡大もしくは縮小することで、変倍処理とする。変倍後のデータは再度SRAM136へ書き戻し、これを出力バッファとして画像変倍部802はSRAM136から画像データを読み出し、バスコントローラ113に転送する。
変倍処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM116もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
<画像二値化部の説明>
以下に画像二値化部805における処理手順を示す。
以下に画像二値化部805における処理手順を示す。
I/F137を介して、CPU112からバスコントローラ113に二値化制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は画像二値化部805に対して二値化処理に必要な設定(変換方法に応じた各種パラメータ等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM116もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
画像二値化部805は、受け取った画像データに対して二値化処理を施す。本実施形態では、二値化の手法としては、画像データを所定の閾値と比較して単純に二値化するものとする。もちろん、ディザ法、誤差拡散法、誤差拡散法を改良したものなど、いずれの手法によってもかまわない。
その後、画像二値化部805は二値化処理された画像データをバスコントローラ113に転送する。
二値化処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM116もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
<PDL画像出力時のシーケンス>
図11は、本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、PDL画像出力の手順に対応する。なお、S1001〜S1008は各ステップを示し、各ステップは、図3に示したCPU112がROM114、ハードディスクドライブ160に記憶される制御プログラムをDRAM116にロードして実行することでPDL画像出力処理が実現される。
図11は、本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、PDL画像出力の手順に対応する。なお、S1001〜S1008は各ステップを示し、各ステップは、図3に示したCPU112がROM114、ハードディスクドライブ160に記憶される制御プログラムをDRAM116にロードして実行することでPDL画像出力処理が実現される。
図1に示したPC401,402等より受信するPDL画像データを出力する場合、ステップS1001では、PC401上でユーザが当該PDL画像出力ジョブのプリント設定を図示しないプリンタドライバの設定画面を介して行う。例えばプリント設定内容は、部数、用紙サイズ、片面/両面、ページ出力順序、ソート出力、ステイプル止めの有無等である。
次に、ステップS1002で、PC401上で印刷指示を与え、それと共にPC401上にインストールされているドライバソフトウェアが、印刷対象となるPC401上のコードデータ(例えばOSがWindows(登録商標)であれば、GDIコマンド)をいわゆるPDLデータに変換して、ステップS1001で設定したプリント設定パラメータとともに、本画像入出力システムの制御装置110に、ネットワーク400を介してPDLデータを転送する。
次に、ステップS1003では、制御装置110のメインコントローラ111のCPU112が、図3に示したコネクタ122およびNetworkController121を介して転送されたPDLデータを前記プリント設定パラメータに基づいて、画像データに展開(ラスタライズ)する。なお、画像データの展開は、DRAM116上に行われる。
そして、画像データの展開が完了するとステップS1004へ進み、メインコントローラ111がDRAM116上に展開された画像データを、Graphic Processor135に転送する。
次に、ステップS1005では、Graphic Processor135が、PDL画像データで設定されているプリント設定パラメータとは独立に、画像処理を行う。
例えば、前記プリント設定パラメータで指定された用紙サイズがA4であるにもかかわらず、プリンタ部300の給紙ユニット360にはA4R用紙しかないような場合には、Graphic Processor135で画像を、例えば90度回転することによって、出力用紙に合わせた画像出力を行うことができる。このようにして、画像データの画像処理が完了すると、ステップS1006へ進む。
そして、ステップS1006では、Graphic Processor135がメインコントローラ111へ画像処理後の画像データを転送する。メインコントローラ111は転送されてきた画像データをDRAM116上に記憶する。
そして、ステップS1007では、メインコントローラ111はプリンタI/F145およびコネクタ147を介して、プリンタ部300を制御しつつ、適切なタイミングでDRAM116上の画像データを、プリンタ部300へと転送する。
次に、ステップS1008では、制御装置110が、プリンタ部300を制御して画像データをプリント出力する。画像データの転送が完了すると、すなわち当該PDLジョブが終了すると、プリント出力を終了する。
<パーソナルボックス機能の説明>
図12は、図3に示したハードディスクドライブ160の論理的な記憶領域を説明する概念図である。なお、本実施形態においては使用用途に応じてハードディスクの記憶領域をテンポラリ領域2001とボックス領域2002に論理的に分ける。
図12は、図3に示したハードディスクドライブ160の論理的な記憶領域を説明する概念図である。なお、本実施形態においては使用用途に応じてハードディスクの記憶領域をテンポラリ領域2001とボックス領域2002に論理的に分ける。
図12において、テンポラリ領域2001は、画像データの出力順序を変えたり、複数部出力においても一回のスキャンで出力ができるようにするために、PDLの展開データやスキャナからの画像データを一時的に記憶する記憶領域である。ボックス領域2002はボックス機能を使用するための記憶領域であり登録された数の小さな記憶領域(ボックス領域)2003〜2007に分割されている。
本実施形態において、ボックス操作は3つの機能に分かれている。ボックス登録は、パソコンなどのPC401、402やスキャナユニット210からボックス領域を指定して画像を転送を行う。
ボックスプリントは、ボックス内のデータを指定してプリント出力を行う。ボックス送信は、ボックス内のデータを指定してFAX送信、インターネットFAX送信、E−mail添付送信、リモートコピーへの送信を行う。
ボックス領域2003〜2007は、各ユーザや会社などの部署毎に割り当てられ、各ボックスにはボックス名とパスワードを付けることができる。ユーザはボックス名を指定することで各ボックスにアクセスすることができ、パスワードを入力しないと実際にボックスの中を見たり、出力や送信することはできない。
<パーソナルボックスへのPDL画像の登録処理フローの説明>
図13は、本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、PDL画像の登録処理手順に対応する。なお、S2101〜S2105は各ステップを示し、各ステップは、図3に示したCPU112がROM114、ハードディスクドライブ160に記憶される制御プログラムをDRAM116にロードして実行することでPDL画像の登録処理が実現される。
図13は、本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、PDL画像の登録処理手順に対応する。なお、S2101〜S2105は各ステップを示し、各ステップは、図3に示したCPU112がROM114、ハードディスクドライブ160に記憶される制御プログラムをDRAM116にロードして実行することでPDL画像の登録処理が実現される。
PDL画像を登録する場合、ステップS2101では、PC401上でユーザがプリンタドライバの設定画面を介してプリント設定を行う。プリント設定内容は、例えば部数、用紙サイズ、拡大縮小率、片面/両面、ページ出力順序、ソート出力、ステイプル止めの有無等である。
そして、ステップS2102では、PC401上でボックス番号を設定することで、ハードディスクドライブ160のボックス領域2002内の領域が指定される。例えば、ボックス番号が「1」と指定されると、ボックス領域2002内のパーソナルボックス領域(ボックス領域)2003が指定されることなる。
そして、ステップS2103では、PC401上のプリンタドライバを介して印刷指示を与え、それと共にPC401上にインストールされているドライバソフトウェアが印刷対象となるコードデータをいわゆるPDLデータに変換して、ステップS2101で設定したプリント設定パラメータとともに、本画像入出力装置の制御装置110にPDLデータを転送する。
次に、ステップS2104では、転送されたPDLデータを画像データに展開(ラスタライズ)する。画像データの展開が完了すると、ステップS2105へ進む。
そして、ステップS2105では、展開された画像データがハードディスクドライブ160のボックス領域2002に順次記録され、例えばボックス番号が「1」のときは、ボックス領域2003内に記憶される。また、ステップS2101で設定したプリント設定パラメータもボックス領域2003に記録される。ボックス番号が「2」,「3」のときはそれぞれボックス領域2004、ボックス領域2005に記憶される。
<パーソナルボックスにおけるページ属性と文書属性の説明>
パーソナルボックスにおけるページ属性と文書属性のデータ管理方式について説明する。
パーソナルボックスにおけるページ属性と文書属性のデータ管理方式について説明する。
図14は、図1に示したPC401,402等から受信するPDLデータのデータ構造を説明する図である。本実施形態では、1ページ分のPDLデータを展開して得られる画像をページと呼び、例えばワードプロセッサで作成される複数ページのファイルを印刷するような場合のNページ分のPDLデータを展開した結果得られるNページ分の画像データの集まりを文書と呼ぶ。
図14において、本実施形態におけるPDLデータは、複数(N)のページの画像データから構成される場合に、展開される各ページの画像データは、ページ属性を備え、かつ、文書属性を備える構成となる。
なお、本実施形態では、各ページ属性は、ページが属する文書の識別子である文書番号と、その画像が文書中の何ページの画像であるかを示すページ番号、またカラー画像であるか白黒画像であるかを示す色属性、読み取った原稿のサイズを示すサイズ属性、さらにサムネイル画像のファイル名などが含まれる例である。
また、画像データ及び文書属性、ページ属性はハードディスクドライブ160に保存される。
文書属性には、文書の識別子となる文書番号、文書名、文書内のページの総数を表す総ページ数、文書中のカラーページの総数を表すカラーページ数、文書中の白黒ページ数を表す白黒ページ数が含まれる。
<パーソナルボックス内文書の選択画面の説明>
次に、パーソナルボックス内文書を選択する操作画面について説明する。
次に、パーソナルボックス内文書を選択する操作画面について説明する。
図15は、図1に示した操作部150の表示部に表示されるパーソナルボックス文書選択画面の一例を示す図である。
なお、本画面は、PC401等からネットワークを介して受信するPDLデータから展開される文書情報をユーザ指定されるHDドライブ160のユーザ領域(ボックス領域(図12参照)に記憶し、該文書情報をプリンタ部300から出力する場合に、各ページの文書属性をCPU112が生成して、該生成される文書属性に従い文書中のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とを含む文書選択画面を操作部150に表示する画面に対応する。
これにより、ユーザ指定される領域に記憶された画像情報を出力する場合に、選択する文書のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とからユーザに選択する文書の画像出力に要するコストや時間を相対的に認知させることができる。
図15において、パーソナルボックス文書選択画面2301では、パーソナルボックスに登録された文書の一覧を表示し、表示された一覧の中からユーザが文書を選択し、選択した文書のプリント指示や、選択した文書内の各ページのサムネイル画像表示を指示することができる。登録文書の一覧では、文書名、文書の総ページ数、文書中の白黒ページ数、カラーページ数が表示される。画面に一度に表示しきれない数の文書が保存されている場合にはスライドバー2303で一覧をスクロール表示することが出来る。
ここで、文書中の総ページ数および、白黒、カラーの各ページ数をユーザが確認することができるため、文書をプリントする際の時間や、コストについて予め見積もることが可能となる。文書名「文書1」の文書2302は、総ページ数が「20」ページ、その内訳は、白黒ページが「11」ページ、カラーページが「9」ページであることを表している。ここでは、文書2302が選択されているため、反転表示されている。
ここで、「プリントする」ボタン2305をユーザが操作部150上で押下指示すると、現在選択されている文書2302のプリント条件を設定する画面に遷移する。
また、「サムネイル表示する」ボタン2304をユーザが操作部150上で押下指示すると、現在選択されている文書2302の各ページのサムネイル表示画面へと画面が遷移する。
上記実施形態によれば、本出力文書選択時に、選択した文書中のカラーページと白黒ページの内訳をそれぞれ色別で当該ページ数を表示することができるため、画像入出力システム100の利用者は、ボックスに登録された文書の出力を行う前に、出力に要する時間やコストを予め見積もることができる為、装置の使い勝手が向上する。なお、図示しないコストテーブルを記憶して、色別の単価と用紙単価と、色別の処理時間(標準的なページの処理時間から算定される)とから、実際のコスト金額および処理時間を操作部150の画面上に表示するように制御してもよい。
また、上記実施形態では、各色別のコストと、処理時間とを表示する場合について説明したが、あらかじめユーザが操作部150より予算を数値入力して、その数値入力内で設定された条件で画像データを出力可能か否かをCPU112が判別して、可能である場合には、プリント処理をそのまま実行し、可能でないと判別した場合には、カラーページを白黒ページで出力したり、1ページの複数の画像を縮小して印刷する等のバリエーションを操作部150に表示して、ユーザ選択される予算等に合致する画像処理を実行できるように制御してもよい。
また、プリンタエンジンの構成がインクジェット等のエンジンである場合に、表示される処理時間等に対して、ユーザから画像出力に対する処理速度に対する優先順位を設定して、処理速度を早く、すなわち、画像出力結果を得るまでに要する処理時間を短縮したい場合には、画像プロセスを変更して鮮明なカラー画像と簡便なカラー画像出力とを切り替えるように制御してもよい。
〔第2実施形態〕
上記実施形態では、ホストコンピュータから受信するPDLデータを展開する際に、パーソナルボックスへ展開されたイメージデータを登録する場合に、文書属性を生成してHDドライブ160に登録する処理を説明したが、図1に示したスキャナユニット210から読み取る白黒、カラー原稿が混在する複数ページの原稿をパーソナルボックスに登録する場合に、各ページの色情報を判別して同様の文書属性を生成し、該生成した文書属性から文書選択リストを表示して出力する文書を選択可能に構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
上記実施形態では、ホストコンピュータから受信するPDLデータを展開する際に、パーソナルボックスへ展開されたイメージデータを登録する場合に、文書属性を生成してHDドライブ160に登録する処理を説明したが、図1に示したスキャナユニット210から読み取る白黒、カラー原稿が混在する複数ページの原稿をパーソナルボックスに登録する場合に、各ページの色情報を判別して同様の文書属性を生成し、該生成した文書属性から文書選択リストを表示して出力する文書を選択可能に構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
なお、第1実施形態と同様に、操作部150に表示する選択画面は、スキャナユニット210で読み取られるイメージデータからなる文書情報をユーザ指定されるHDドライブ160のユーザ領域(ボックス領域(図12参照)に記憶し、該文書情報をプリンタ部300から出力する場合に、各ページの文書属性をCPU112が生成して、該生成される文書属性に従い文書中のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とを含む文書選択画面を操作部150に表示する。
<パーソナルボックスへのスキャン画像の登録処理フローの説明>
図16は、本発明に係る画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、スキャンされる原稿画像のボックス登録処理手順に対応する。なお、S2201〜S2204は各ステップを示し、各ステップは、図3に示したCPU112がROM114、ハードディスクドライブ160に記憶される制御プログラムをDRAM116にロードして実行することでスキャンされる原稿画像のボックス登録処理が実現される。
図16は、本発明に係る画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、スキャンされる原稿画像のボックス登録処理手順に対応する。なお、S2201〜S2204は各ステップを示し、各ステップは、図3に示したCPU112がROM114、ハードディスクドライブ160に記憶される制御プログラムをDRAM116にロードして実行することでスキャンされる原稿画像のボックス登録処理が実現される。
図1に示したスキャナユニット210よりスキャンされるスキャン画像を登録する場合は、ステップS2201でユーザが操作部150を用いてスキャン設定を行う。
本実施形態においては、スキャン設定内容は、原稿をカラーで読み取るのか、モノクロ画像として読み取る等を指定する色モード、解像度、レイアウト、格納データ形式などである。
そして、ステップS2202では、操作部150上でボックス番号を指定することでハードディスクドライブ160のボックス領域2002内の領域が指定される。
例えばボックス番号として「1」が指定されると、ボックス領域2002内のボックス領域2003が指定されることになる。
次に、ステップS2203では、操作部150でスキャン開始指示を与え、ステップS2101で設定したスキャン設定と共に、本画像処理装置の制御装置110にスキャン画像データを転送する。そして、転送が終了すると、ステップS2104へ進み、スキャン画像データがハードディスクドライブ160のボックス領域2002に順次記録され、例えばボックス番号が「1」のときには、領域2003内に記憶される。
なお、ステップS2201で設定される登録先のボックス番号が、「2」,「3」のときには、図12に示したボックス領域2004,2005にそれぞれ記憶される。
〔第3実施形態〕
上記第2実施形態では、スキャン設定内容は、色モード、解像度、レイアウト、格納データ形式を指定する場合について説明したが、操作部150に表示する読取り設定画面において、読み取り色モード選択手段を設けて、色モードに「自動カラー選択」を選択可能に構成してもよい。
上記第2実施形態では、スキャン設定内容は、色モード、解像度、レイアウト、格納データ形式を指定する場合について説明したが、操作部150に表示する読取り設定画面において、読み取り色モード選択手段を設けて、色モードに「自動カラー選択」を選択可能に構成してもよい。
そして、コントローラ部110のCPU112は、操作部150上でユーザにより「自動カラー選択」モードを選択されたことを検出した場合には、図6に示した色判定部503により読み取られる原稿画像が白黒(モノクロ)画像であるのか、それともカラー画像であるのかを自動判定し、その判定結果に基づき、CPU112がページ属性中の色属性の値として、すなわち図13に示したのと同様のデータ構造を備える読取り画像データのページ属性として、「カラー」または「白黒」が設定されることとなる。それ以外は、第1実施形態と同様である。
〔第4実施形態〕
以下、図17に示すメモリマップを参照して本発明に係る印刷装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
以下、図17に示すメモリマップを参照して本発明に係る印刷装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図17は、本発明に係る印刷装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図11,図13,図16に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜16について説明する。
〔実施態様1〕
複数ページのPDLデータからなる文書をホストコンピュータから受信して記憶する記憶手段を備える画像処理装置であって、前記PDLデータから展開される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成手段(例えば図3に示すCPU112がDRAM116上にイメージ展開処理する際に、CPU112が各ページの色情報に従い文書属性を生成して、HDドライブ160に記憶する)と、前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御手段(図3に示すLCDコントローラ131は、CPU112の制御により、HDドライブ160に記憶された文書属性に従いHDドライブ160に記憶された文書の選択画面を例えば図14に示す態様で操作部150上に表示する)とを有することを特徴とする画像処理装置。
複数ページのPDLデータからなる文書をホストコンピュータから受信して記憶する記憶手段を備える画像処理装置であって、前記PDLデータから展開される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成手段(例えば図3に示すCPU112がDRAM116上にイメージ展開処理する際に、CPU112が各ページの色情報に従い文書属性を生成して、HDドライブ160に記憶する)と、前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御手段(図3に示すLCDコントローラ131は、CPU112の制御により、HDドライブ160に記憶された文書属性に従いHDドライブ160に記憶された文書の選択画面を例えば図14に示す態様で操作部150上に表示する)とを有することを特徴とする画像処理装置。
これにより、ユーザ指定される領域に記憶された画像情報を出力する場合に、選択する文書のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とからユーザに選択する文書の画像出力に要するコストや時間を相対的に認知させることができる。
〔実施態様2〕
前記記憶手段は、ユーザ指定される登録域に前記PDLデータから展開生成される画像情報を記憶可能とすることを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
前記記憶手段は、ユーザ指定される登録域に前記PDLデータから展開生成される画像情報を記憶可能とすることを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
これにより、パーソナルボックスとして機能する各登録域に記憶させた文書を出力する際に、各ユーザに出力しようとしている文書のカラー出力ページと白黒出力ページとの割合を表示でき、ユーザが大凡の出力時間やコストを認知させることができる。
〔実施態様3〕
カラーページと白黒ページが混在する文書を読取り可能なスキャナ手段(図1に示すスキャナユニット210)を有する画像処理装置であって、前記スキャナ手段により読み取られる複数ページからなるの画像データを記憶する記憶手段(図1に示すHDドライブ160)と、前記スキャナ手段により読み取られる複数ページの色情報を判別する判別手段(例えば図5に示すACSカウント部603の色判定部)と、前記判別手段により判別される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成手段(図1に示す制御装置110)と、前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御手段(図3に示すLCDコントローラ131は、CPU112の制御により、HDドライブ160に記憶された文書属性に従いHDドライブ160に記憶された文書の選択画面を例えば図14に示す態様で操作部150上に表示する)とを有することを特徴とする画像処理装置。
カラーページと白黒ページが混在する文書を読取り可能なスキャナ手段(図1に示すスキャナユニット210)を有する画像処理装置であって、前記スキャナ手段により読み取られる複数ページからなるの画像データを記憶する記憶手段(図1に示すHDドライブ160)と、前記スキャナ手段により読み取られる複数ページの色情報を判別する判別手段(例えば図5に示すACSカウント部603の色判定部)と、前記判別手段により判別される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成手段(図1に示す制御装置110)と、前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御手段(図3に示すLCDコントローラ131は、CPU112の制御により、HDドライブ160に記憶された文書属性に従いHDドライブ160に記憶された文書の選択画面を例えば図14に示す態様で操作部150上に表示する)とを有することを特徴とする画像処理装置。
これにより、ユーザ指定される領域に記憶された画像情報を出力する場合に、選択する文書のカラー出力ページ数と白黒出力ページ数とからユーザに選択する文書の画像出力に要するコストや時間を相対的に認知させることができる。
〔実施態様4〕
前記記憶手段は、ユーザ指定される登録域にスキャナ手段で読み取られる前記画像データを記憶可能とすることを特徴とする実施態様3記載の画像処理装置。
前記記憶手段は、ユーザ指定される登録域にスキャナ手段で読み取られる前記画像データを記憶可能とすることを特徴とする実施態様3記載の画像処理装置。
これにより、パーソナルボックスとして機能する各登録域に記憶させた文書を出力する際に、各ユーザに出力しようとしている文書のカラー出力ページと白黒出力ページとの割合を表示でき、ユーザが大凡の出力時間やコストを認知させることができる。
〔実施態様5〕
前記文書属性は、前記文書を識別する文書名、文書の総ページ数、文書中のカラーページ数、白黒ページ数を含むことを特徴とする実施態様1または3記載の画像処理装置。
前記文書属性は、前記文書を識別する文書名、文書の総ページ数、文書中のカラーページ数、白黒ページ数を含むことを特徴とする実施態様1または3記載の画像処理装置。
これにより、ユーザは出力する文書を選択する際に、文書名を確認しつつ、文書の総ページ数、文書中のカラーページ数、白黒ページ数を確実に認知できる。
〔実施態様6〕
前記表示制御手段は、前記文書属性の一部または、全部を前記表示部に表示することを特徴とする実施態様1または3記載の画像処理装置。
前記表示制御手段は、前記文書属性の一部または、全部を前記表示部に表示することを特徴とする実施態様1または3記載の画像処理装置。
これにより、表示部の構成や、ユーザの確認した情報を自在にカスタマイズして表示できる。
〔実施態様7〕
前記表示部に表示される文書選択リストから選択される文書を前記記憶手段から読み出して出力する画像出力手段を有することを特徴とする実施態様1または3記載の画像処理装置。
前記表示部に表示される文書選択リストから選択される文書を前記記憶手段から読み出して出力する画像出力手段を有することを特徴とする実施態様1または3記載の画像処理装置。
これにより、文書属性を確認する画面上で、文書の出力指示を行うことができ利便性が向上する。
〔実施態様8〕
複数ページのPDLデータからなる文書をホストコンピュータから受信して記憶する記憶手段を備える画像処理装置における画像処理方法であって、前記PDLデータから展開される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成ステップ(図12に示すステップS2104)と、前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御ステップ(図示しない)とを有することを特徴とする画像処理方法。
複数ページのPDLデータからなる文書をホストコンピュータから受信して記憶する記憶手段を備える画像処理装置における画像処理方法であって、前記PDLデータから展開される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成ステップ(図12に示すステップS2104)と、前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御ステップ(図示しない)とを有することを特徴とする画像処理方法。
これにより、実施態様1と同等の効果が期待できる。
〔実施態様9〕
前記記憶手段は、ユーザ指定される登録域に前記PDLデータから展開生成される画像情報を記憶可能とすることを特徴とする実施態様8記載の画像処理方法。
前記記憶手段は、ユーザ指定される登録域に前記PDLデータから展開生成される画像情報を記憶可能とすることを特徴とする実施態様8記載の画像処理方法。
これにより、実施態様2と同等の効果が期待できる。
〔実施態様10〕
スキャナ手段により読み取られるカラーページと白黒ページが混在する文書の画像データを記憶する記憶手段を有する画像処理装置における画像処理方法であって、前記スキャナ手段により読み取られる複数ページの色情報を判別する判別ステップ(図15に示すステップS2203)と、前記判別ステップにより判別される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成ステップ(図15に示すステップS2203)と、前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御ステップ(図示しない)とを有することを特徴とする画像処理方法。
スキャナ手段により読み取られるカラーページと白黒ページが混在する文書の画像データを記憶する記憶手段を有する画像処理装置における画像処理方法であって、前記スキャナ手段により読み取られる複数ページの色情報を判別する判別ステップ(図15に示すステップS2203)と、前記判別ステップにより判別される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成ステップ(図15に示すステップS2203)と、前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御ステップ(図示しない)とを有することを特徴とする画像処理方法。
これにより、実施態様3と同等の効果が期待できる。
〔実施態様11〕
前記記憶手段は、ユーザ指定される登録域にスキャナ手段から読み取られる前記画像データを記憶可能とすることを特徴とする実施態様10記載の画像処理方法。
前記記憶手段は、ユーザ指定される登録域にスキャナ手段から読み取られる前記画像データを記憶可能とすることを特徴とする実施態様10記載の画像処理方法。
これにより、実施態様4と同等の効果が期待できる。
〔実施態様12〕
前記文書属性は、前記文書を識別する文書名、文書の総ページ数、文書中のカラーページ数、白黒ページ数を含むことを特徴とする実施態様8または10記載の画像処理方法。
前記文書属性は、前記文書を識別する文書名、文書の総ページ数、文書中のカラーページ数、白黒ページ数を含むことを特徴とする実施態様8または10記載の画像処理方法。
これにより、実施態様5と同等の効果が期待できる。
〔実施態様13〕
前記表示制御ステップは、前記文書属性の一部または、全部を前記表示部に表示することを特徴とする実施態様8または10記載の画像処理方法。
前記表示制御ステップは、前記文書属性の一部または、全部を前記表示部に表示することを特徴とする実施態様8または10記載の画像処理方法。
これにより、実施態様6と同等の効果が期待できる。
〔実施態様14〕
前記表示部に表示される文書選択リストから選択される文書を前記記憶手段から読み出して出力する画像出力ステップを有することを特徴とする実施態様8または10記載の画像処理方法。
前記表示部に表示される文書選択リストから選択される文書を前記記憶手段から読み出して出力する画像出力ステップを有することを特徴とする実施態様8または10記載の画像処理方法。
これにより、実施態様7と同等の効果が期待できる。
〔実施態様15〕
実施態様8〜14のいずれかに記載の画像処理方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
実施態様8〜14のいずれかに記載の画像処理方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
これにより、実施態様8〜14と同等の効果が期待できる。
〔実施態様16〕
実施態様8〜14のいずれかに記載の画像処理方法を実行させることを特徴とするプログラム。
実施態様8〜14のいずれかに記載の画像処理方法を実行させることを特徴とするプログラム。
これにより、実施態様8〜14と同等の効果が期待できる。
100,101 画像入出力システム
110 コントローラ部
150 操作部
210 スキャナユニット
300 プリンタ装置
110 コントローラ部
150 操作部
210 スキャナユニット
300 プリンタ装置
Claims (16)
- 複数ページのPDLデータからなる文書をホストコンピュータから受信して記憶する記憶手段を備える画像処理装置であって、
前記PDLデータから展開される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記記憶手段は、ユーザ指定される登録域に前記PDLデータから展開生成される画像情報を記憶可能とすることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- カラーページと白黒ページが混在する文書を読取り可能なスキャナ手段を有する画像処理装置であって、
前記スキャナ手段により読み取られる複数ページからなるの画像データを記憶する記憶手段と、
前記スキャナ手段により読み取られる複数ページの色情報を判別する判別手段と、
前記判別手段により判別される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記記憶手段は、ユーザ指定される登録域にスキャナ手段で読み取られる前記画像データを記憶可能とすることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
- 前記文書属性は、前記文書を識別する文書名、文書の総ページ数、文書中のカラーページ数、白黒ページ数を含むことを特徴とする請求項1または3記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記文書属性の一部または、全部を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1または3記載の画像処理装置。
- 前記表示部に表示される文書選択リストから選択される文書を前記記憶手段から読み出して出力する画像出力手段を有することを特徴とする請求項1または3記載の画像処理装置。
- 複数ページのPDLデータからなる文書をホストコンピュータから受信して記憶する記憶手段を備える画像処理装置における画像処理方法であって、
前記PDLデータから展開される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成ステップと、
前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御ステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記記憶手段は、ユーザ指定される登録域に前記PDLデータから展開生成される画像情報を記憶可能とすることを特徴とする請求項8記載の画像処理方法。
- スキャナ手段により読み取られるカラーページと白黒ページが混在する文書の画像データを記憶する記憶手段を有する画像処理装置における画像処理方法であって、
前記スキャナ手段により読み取られる複数ページの色情報を判別する判別ステップと、
前記判別ステップにより判別される各ページの色情報に従い前記文書の色別ページ数を含む文書属性を生成して前記記憶手段に記憶させる生成ステップと、
前記記憶手段に記憶されている前記文書属性に基づいて、前記記憶手段に記憶された各文書の色別ページ数を伴う文書選択リストを表示部に表示する表示制御ステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記記憶手段は、ユーザ指定される登録域にスキャナ手段で読み取られる前記画像データを記憶可能とすることを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。
- 前記文書属性は、前記文書を識別する文書名、文書の総ページ数、文書中のカラーページ数、白黒ページ数を含むことを特徴とする請求項8または10記載の画像処理方法。
- 前記表示制御ステップは、前記文書属性の一部または、全部を前記表示部に表示することを特徴とする請求項8または10記載の画像処理方法。
- 前記表示部に表示される文書選択リストから選択される文書を前記記憶手段から読み出して出力する画像出力ステップを有することを特徴とする請求項8または10記載の画像処理方法。
- 請求項8〜14のいずれかに記載の画像処理方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
- 請求項8〜14のいずれかに記載の画像処理方法を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004305231A JP2006116758A (ja) | 2004-10-20 | 2004-10-20 | 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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ID=36535107
Family Applications (1)
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JP2004305231A Pending JP2006116758A (ja) | 2004-10-20 | 2004-10-20 | 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010122958A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Canon Inc | 印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラム |
JP2014165589A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Canon Inc | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
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2004
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US8531721B2 (en) | 2008-11-20 | 2013-09-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for printing a plurality of jobs without being interrupted by printing from another job |
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