JP4906488B2 - 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、紙指紋情報を取り扱うことができる画像形成装置、並びに画像形成装置の制御方法、制御プログラム、および制御プログラムを格納した記憶媒体に関する。
従来、ステイプル処理やパンチ処理などのフィニッシング設定、解像度、変倍率、余白量、綴じ代量、および表紙・合紙(あいし)・裏表紙設定など、印刷処理に関する様々な設定を行うことができる画像形成装置が知られている。
一例を挙げると、印刷処理に関するこれらの設定情報を印刷媒体(例えば、葉書等)にバーコード等で印字しておき、該印字されている設定情報を読み取り、印刷処理を行うことで印刷処理にかかる手間を軽減する装置が提案されている(特許文献1参照)。
さらに、これらの設定を印刷ページごとに設定可能にすることで、より自由度の高い印刷設定が可能になることが知られている。例えば、10ページの原稿を印刷する際に、2ページ目と4ページ目の間に色紙を合紙(仕切り紙)として挿入させる設定や、3ページ目から5ページ目はカラー印刷させ、残りのページは白黒印刷させるなどの設定が可能となる。
これらの設定は画像形成装置本体に設けられた操作パネルからキー操作することにより行うことができ、これによってユーザは所望の印刷設定を自由に行うことができる。
特開2004−338180号公報
一般的な画像形成装置(例えば、デジタル複写機)は、合紙の挿入位置、給紙用紙、およびカラー/白黒印字の指定などの様々な印刷設定を、複写機本体に設けられた操作パネルからキー操作することによって設定可能とする構成をとっている。
しかしながら、かかる操作に不慣れなユーザにとって、所望のページを指定する印刷設定の操作には、多くの手間と時間がかかるという問題があった。
例えば、様々な印刷設定をページ単位で、または複数ページの範囲で指定可能とする場合、操作パネルからの設定方法として、ユーザに、印刷設定対象のページ番号で設定させる方法が利用されている。
しかしながら、この場合、ユーザは印刷対象の原稿の印字内容を参照しながら印刷設定を指定するページを選択することができず、ユーザは原稿の内容を予め把握するなどし、印刷設定を行うページ番号を覚えておく必要があった。
また、他の例として、一旦、画像形成装置内の記憶部に印刷対象の原稿を画像データとして格納し、格納した画像データを操作パネルに表示させ、表示された画像データの内容をページ単位で確認し、印刷設定を行うページを指定する方法も利用されている。
この方法によれば、ユーザはページ毎の印字内容を参照しながら、印刷設定を指定するページを選択することは可能であった。
しかしながら、画像形成装置の比較的小さい操作パネルを介して、画面スクロールや次ページ表示のための表示画面切り替えを行い、設定処理を行っていたため、同様の作業を、紙原稿を使って行うことに比べ、一覧性やアクセス性の面で劣っていた。このため、ユーザは設定変更操作にストレスを感じてしまい、印刷設定に多くの手間と時間がかかるという問題があった。
さらに、上述の先行技術においては印刷設定情報が記録されている印刷媒体から印刷設定情報を取得する構成になっているが、予め印刷設定情報を記録しておかなければならない不便さがあった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、印刷処理に関する設定情報の操作性向上を可能とする画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、複数ページの原稿上の繊維情報を読み取る第1の読み取り手段と、前記第1の読み取り手段により読み取った繊維情報に対応する画像情報とページ順とを関連付けた関連情報を格納する関連情報記憶手段と、印刷設定する印刷設定手段と、前記複数ページの原稿のうち前記印刷設定がされる原稿の繊維情報を読み取る第2の読み取り手段と、印刷指示に従って前記複数ページの原稿から繊維情報を読み取る第3の読み取り手段と、前記関連情報記憶手段に格納された前記関連情報を用いて、前記第2の読み取り手段で読み取った繊維情報と前記第3の読み取り手段で読み取った繊維情報とを比較し、一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の結果を用いて、前記印刷設定されたページを特定し、前記関連情報を使用することによって前記特定されたページの画像情報を特定し、前記印刷設定手段によって設定された印刷設定を前記特定された画像情報に施して、画像形成処理を行う画像形成手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ページ指定が必要な印刷設定をする際に、紙指紋を利用して印刷設定を行うことができるようになり、それにより容易に印刷設定を行うことができる画像形成装置を提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の効果をもたらすことが可能な、本発明の実施形態のうち、最良の形態について説明する。
なお、「紙指紋」とは、画像記録媒体(例えば、紙)の繊維情報、つまり、紙の表面の凹凸などの紙繊維のランダムパターンをいう。
<画像形成システムの構成の説明(図1)>
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像形成システムの構成を示すブロック図である。
該画像形成システムではホストコンピュータ40、並びに3台の画像形成装置10、20、および30がLAN50に接続されているが、本発明における画像形成システムにおいては、これらの接続数に限定されることはない。また、本実施形態では接続方法としてLANを介した形態で説明するが、これに限定されることもない。例えば、WANなどの任意のネットワーク、USBなどのシリアル伝送方式、セントロニクス、およびSCSIなどのパラレル伝送方式なども適用可能である。
ホストコンピュータ(以下、PCと称する)40は、パーソナルコンピュータの機能を有し、CPUやプログラム格納用のROM、RAMなどのメモリを備える。そのため、PC40は、LAN50(または、WANなど)を介してFTPやSMBプロトコルを用いてファイルを送受信し、または電子メールを送受信することができる。また、PC40から画像形成装置10、20、および30に対して、プリンタドライバを介した印字命令を行うことも上述したCPUやプログラムの機能を利用することによって可能である。さらに、PC40は、後述する合紙などの印刷設定をその画面上で行い、LANなどのネットワークを介して画像形成装置10、20、および30に対して、該印刷設定を送信し、該印刷設定に応じた画像形成処理を画像形成装置に行わせることも可能である。
図1に示すように、画像形成装置10、および20は、構成が同一の装置である。一方、画像形成装置30は、プリント機能のみの画像形成装置であり、画像形成装置10、および20が有するスキャナ部を有していない。
以下、説明の便宜を図るために、画像形成装置10、および20のうち画像形成装置10を中心にその構成を詳細に説明する。
画像形成装置10は、装置全体の制御を司る制御部(Controller Unit)11、印刷設定などのユーザインターフェースである操作部12、画像入力デバイスであるスキャナ部13、および画像出力デバイスであるプリンタ部14から構成される。制御部11により、操作部12、スキャナ部13、およびプリンタ部14は統合して制御されるが、制御部11の詳細な構成については図3の説明において詳述する。
<画像形成装置10の外観説明(図2)>
図1に示した、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置10の外観を図2に示す。該画像形成装置10は、制御部11(図示せず)、操作部12、スキャナ部13、およびプリンタ部14を備える。また、スキャナ部13は、原稿フィーダ201、およびトレイ202を備える。さらに、プリンタ部14は、異なる用紙サイズ、または異なる用紙向きを選択可能とする複数の用紙カセット203、204、および205、並びに印字後の用紙が排出される排紙トレイ206を備える。なお、本発明の実施例として説明する合紙は、上記用紙カセットのいずれかに装填され、合紙を行う場合には該用紙カセットから送出され、後述するように印刷時に出力される。
スキャナ部13は、スキャンする領域を分担する複数のCCDを有するが、各CCDの感度がそれぞれ異なる場合、たとえ原稿上の各画素の濃度が同じであったとしても、各画素がそれぞれ違う濃度であると認識されてしまう。この問題に対処するため、スキャナ部13では、最初にスキャナ部13が有する白板(一様に白い板)を露光走査し、露光走査して得られた反射光の量を電気信号に変換して制御部11に出力する。
後述するように、制御部11内には、スキャナ画像処理部312があり(図3参照)、スキャナ画像処理部312内には、シェーディング補正部500が存在する(図5参照)。
シェーディング補正部500は、上記各CCDから得られた電気信号を元に、各CCDの感度の違いを認識し、認識された感度の違いを利用して、原稿上の画像をスキャンして得られた電気信号の値を補正する。
さらに、シェーディング補正部500は、後述する制御部11内のCPU301(図3参照)からゲイン調整の情報を受信すると、当該情報に応じたゲイン調整も行う。ゲイン調整は、原稿を露光走査して得られた電気信号の値を、どのように0〜255の輝度信号値に割り付けるかを調整するために用いられる。このゲイン調整により、原稿を露光走査して得られた電気信号の値を高い輝度信号値に変換したり、低い輝度信号値に変換したりすることもできる。
続いて、この原稿上の画像をスキャンする構成について説明する。
まず、原稿が、原稿フィーダ201のトレイ202にセットされる。制御部11は、操作部12を介して、読み取り開始の操作指示を受信すると、スキャナ部13に対して原稿読み取り指示を送信する。
スキャナ部13は、該指示を受信すると原稿フィーダ201のトレイ202から原稿を1枚ずつフィードして、原稿の読み取り動作を行う。
スキャナ部13は、原稿上の画像を露光走査して得られた反射光をCCDに入力することで画像の情報を電気信号に変換する。
さらに、スキャナ部13は、電気信号をR、G、Bの各色からなる輝度信号に変換し、当該輝度信号を画像データとして制御部11に対して出力する。
なお、上記原稿の読み取り方法は原稿フィーダ201による自動送り方式ではなく、原稿を画像形成装置10のガラス面(図示せず)上に載置し、露光部を移動させることによって原稿の走査を行う方法であってもよい。
プリンタ部14は、制御部11から受信した画像データを用紙上に形成する機能を有する画像形成デバイスである。
なお、本実施形態における画像形成方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式となっているが、本発明の実施形態がこれに限定されることはない。例えば、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に印字するインクジェット方式なども適用可能である。
<制御部11の詳細説明(図3)>
図3は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置10の制御部11の構成をより詳細に説明するためのブロック図である。制御部11は、操作部12、スキャナ部13、およびプリンタ部14と電気的に接続されており、一方ではLAN50やWAN331を介してPC40などの外部装置と接続されている。かかる構成により、画像データ、およびデバイス情報の入出力が可能となっている。以下、制御部11の各部について説明する。
CPU301は、ROM303に格納された制御プログラムに基づいて接続中の各種デバイス(例えば、スキャナ部13など)とのアクセスを統括的に制御すると共に、制御部11の内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。
RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。このRAM302は、記憶した内容を電源OFF後も保持しておくSRAM、および電源OFF後には記憶した内容が消去されてしまうDRAMを備える。
ROM303は、上述したように、装置のブートプログラムなどを格納する。
HDD304は、ハードディスクドライブであり、システムソフトウェアや画像データを格納することができる。
操作部I/F305は、システムバス310と操作部12を接続するためのインターフェース部である。操作部I/F305は、操作部12に表示するための画像データをシステムバス310から受信し、操作部12に送信する一方、操作部12から受信した情報をシステムバス310へと送信する。
Network I/F306は、LAN50、およびシステムバス310に接続し、情報の送受信を行う。
Modem307は、WAN331、およびシステムバス310に接続し、情報の送受信を行う。
なお、Network I/F306およびModem307は、それぞれLAN50およびWAN331を介して、例えばPC40などの外部のコンピュータと接続され、該PC40などから印刷設定を受信したりすることも可能である。
2値画像回転部308は、送信前の画像データの方向を変換する。
2値多値画像圧縮・伸張部309は、送信前の画像データの解像度を所定の解像度や送信先の能力に応じた解像度に変換する。なお、圧縮、および伸張にあたってはJBIG、MMR、MR、MHなどの方式を用いる。
画像バス330は、画像データをやり取りするための伝送路であり、PCIバス、またはIEEE1394で構成されている。
スキャナ画像処理部312は、スキャナ部13からスキャナI/F311を介して受信した画像データに対して、補正、加工、および編集を行う。また、スキャナ画像処理部312は、受信した画像データがカラー原稿か、または白黒原稿かの判定や、文字原稿か、または写真原稿かなどの判定も行うことができる。さらに、スキャナ画像処理部312は、その判定結果を画像データに付随させる処理も行う。ここで、かかる付随情報を「属性データ」と呼ぶ。なお、スキャナ画像処理部312で行われる処理の詳細については、図5の説明にて詳述する。
圧縮部313は、スキャナ画像処理部312から画像データを受信し、該画像データを32画素×32画素のブロック単位に分割する。この32画素×32画素の画像データは、タイル画像データと呼ばれる。図4は、該タイル画像データを概念的に表す図である。原稿(すなわち、スキャナ部13から読み取る前の紙媒体)において、該タイル画像データに対応する領域をタイル画像と呼ぶ。
なお、タイル画像データには、その32画素×32画素のブロックにおける平均輝度情報やタイル画像の原稿上の座標位置がヘッダ情報として付加されている。さらに、圧縮部313は、複数のタイル画像データからなる画像データを圧縮する。
伸張部316は、複数のタイル画像データからなる画像データを伸張した後にラスタ展開してプリンタ画像処理部315に送信する。
プリンタ画像処理部315は、伸張部316から画像データを受信し、該画像データに付随する属性データを参照し、該画像データに対して画像処理を行う。画像処理後の画像データは、プリンタI/F314を介してプリンタ部14に出力される。このプリンタ画像処理部315で行われる処理の詳細については図6の説明にて詳述する。
画像変換部317は、画像データに対して所定の変換処理を行う。画像変換部317は、以下に示すような処理部を有する。
伸張部318は、受信した画像データを伸張し、圧縮部319は、受信した画像データを圧縮し、そして、回転部320は、受信した画像データを回転する。
変倍部321は、受信した画像データに対して解像度変換処理(例えば、600dpiから200dpiへの変換処理)を行う。
色空間変換部322は、受信した画像データの色空間を変換し、並びにマトリクス、またはテーブルを用いて公知技術である下地飛ばし処理、LOG変換処理(RGB→CMY)、および出力色補正処理(CMY→CMYK)を行うことができる。
2値多値変換部323は、受信した2階調の画像データを256階調の画像データに変換する。
一方、多値2値変換部324は、受信した256階調の画像データを誤差拡散処理などの手法により2階調の画像データに変換する。
移動部325は、受信した画像データに対して余白部分を付加したり、余白部分を削除したりする処理を行う。
間引き部326は、受信した画像データの画素を間引くことで解像度変換を行い、例えば、解像度が元の画像データの1/2、1/4、1/8などの画像データを生成する。
合成部327は、受信した2つの画像データを合成し、1枚の画像データを生成する。なお、2つの画像データを合成する際には、周知の方法を活用することができる。すなわち、合成対象の画素同士が持つ輝度値の平均値を合成輝度値とする方法、輝度レベルで明るい方の画素の輝度値を合成後の画素の輝度値とする方法、または暗い方を合成後の画素とする方法を適用することが可能である。さらに、合成対象の画素同士の論理和演算、論理積演算、排他的論理和演算などで合成後の輝度値を決定する方法なども適用可能である。
RIP328は、PC40などから送信されたPDLコードデータを元に生成された中間データを受信し、ビットマップデータ(多値)を生成する。
紙指紋情報管理部340は、スキャナ画像処理部312の処理によって得られた紙指紋情報と画像データとを関連付けて管理する。紙指紋情報管理部340で行われる処理の詳細については図12の説明にて述べる。
<スキャナ画像処理部312の詳細説明(図5)>
図3におけるスキャナ画像処理部312の内部構成の詳細を図5に示す。
スキャナ画像処理部312は、RGB各8bitの輝度信号からなる画像データを受信する機能を有する。
シェーディング補正部500は、該輝度信号に対してシェーディング補正を行う。シェーディング補正とは、上述したように、CCDの感度のばらつきによって原稿の明るさが誤認識されることを防止するための処理を指す。さらに、シェーディング補正部500は、上述したように、CPU301からの指示によりゲイン調整を行うこともできる。
その後、マスキング処理部501は、シェーディング補正部500から受信した、シェーディング補正を行った輝度信号をCCDのフィルタ色に依存しない標準的な輝度信号に変換する。
フィルタ処理部502は、マスキング処理部501から受信した画像データの空間周波数を任意に補正する。フィルタ処理部502は、該画像データに対して、例えば7×7のマトリクスを用いた演算処理を行う。
一方、複写機や複合機では、コピーモードとして文字モード、写真モード、または文字/写真モードを選択することができる。これらのうち文字モードが選択された場合、フィルタ処理部502は、文字用のフィルタを該画像データ全体にかける。また、写真モードが選択された場合、フィルタ処理部502は、写真用のフィルタを該画像データ全体にかける。さらに、フィルタ処理部502は、文字/写真モードが選択された場合、後述の文字写真判定信号(属性データの一部)に応じて画素ごとに適応可能なフィルタを切り替える。すなわち、フィルタ処理部502は、画素ごとに写真用のフィルタをかけるか、または文字用のフィルタをかけるかを決定する。
なお、写真用のフィルタには高周波成分のみ平滑化が行われるような係数が設定されており、画像のざらつきを目立たなくすることができる。一方、文字用のフィルタには強めのエッジ強調を行うような係数が設定されており、文字のシャープさを出すこともできる。
ヒストグラム生成部503は、フィルタ処理部502から受信した画像データを構成する各画素の輝度データをサンプリングする。より詳細に説明すると、ヒストグラム生成部503は、主走査方向、および副走査方向にそれぞれ指定した開始点から終了点で囲まれた矩形領域内の輝度データを、主走査方向、および副走査方向に一定のピッチでサンプリングする。そして、ヒストグラム生成部503は、該サンプリング結果を元にヒストグラムデータを生成する。生成されたヒストグラムデータは、下地飛ばし処理を行う際に下地レベルを推測するために用いられる。
入力側ガンマ補正部504は、テーブル等を利用して非線形特性を持つ輝度データに変換する。
カラーモノクロ判定部505は、マスキング処理部501から受信した画像データを構成する各画素が有彩色であるか無彩色であるかを判定し、その判定結果をカラーモノクロ判定信号(属性データの一部)として画像データに付随させる。
文字写真判定部506は、マスキング処理部501から受信した画像データを構成する各画素が文字を構成する画素なのか、網点を構成する画素なのか、網点中の文字を構成する画素なのか、ベタ画像を構成する画素なのかを判定する。文字写真判定部506は、この判定を行う場合に、各画素の画素値と各画素の周辺画素の画素値とに基づいて判定を行う。なお、上記のどれにもあてはまらない画素は、白領域を構成している画素である。その判定処理の後、文字写真判定部506は、その判定結果を文字写真判定信号(属性データの一部)として画像データに付随させる。
紙指紋情報取得部507は、シェーディング補正部500からマスキング処理部501に入力されたRGBの画像データのうち、所定の領域(少なくとも一箇所以上の領域)の画像データをマスキング処理部501から取得する。以下、紙指紋情報取得部507が行う紙指紋情報取得処理の詳細を図8にて詳述する。
<紙指紋情報取得部507の詳細説明(図8)>
図8は、図5の紙指紋情報取得部507が行う紙指紋情報取得処理を示すフローチャートである。なお、紙指紋情報取得部507については、上述したように制御部11のCPU301によって制御される。
ステップ801では、紙指紋情報取得部507は、上記取得した画像データをグレイスケール画像データに変換する。
ステップ802では、紙指紋情報取得部507は、該グレイスケール画像データをもとに、印刷や手書きの文字といった誤判定の要因となりうるものを取り除いて照合を行うためのマスクデータを作成する。ここで、マスクデータは、「0」または「1」の2値データを示す。
紙指紋情報取得部507は、該グレイスケール画像データにおいて、輝度信号値が第1の閾値以上(つまり、明るい)である画素については、マスクデータの値を「1」に設定する。一方、紙指紋情報取得部507は、輝度信号値が第1の閾値未満(つまり、暗い)である画素については、マスクデータの値を「0」に設定する。
紙指紋情報取得部507は、以上の処理を、グレイスケール画像データに含まれる各画素に対して行う。
ステップ803では、紙指紋情報取得部507は、該グレイスケール画像データ、および該マスクデータの2つのデータを紙指紋情報として取得し、上記所定領域の紙指紋情報を、データバス(図示せず)を介してRAM302に送信し、保存する。
<プリンタ画像処理部315の詳細説明(図6)>
次に、図3におけるプリンタ画像処理部315における処理の流れを、図6を参照して説明する。
下地飛ばし処理部601は、スキャナ画像処理部312で生成されたヒストグラムを用いて画像データの下地色を飛ばす(除去する)処理を行う。
モノクロ生成部602は、カラーデータをモノクロデータに変換する。
Log変換部603は、輝度、および濃度の変換処理を行う。例えば、Log変換部603は、RGB入力された画像データを、CMYの画像データに変換する。
出力色補正部604は、出力色補正を行う。例えば、CMY入力された画像データを、テーブルやマトリックスを用いてCMYKの画像データに変換する。
出力側ガンマ補正部605は、この出力側ガンマ補正部605に入力される信号値と、複写出力後の反射濃度値とが比例するように補正を行う。
中間調補正部606は、出力するプリンタ部14の階調数に合わせて中間調処理を行う。例えば、受信した高階調の画像データに対し2値化や32値化などの処理を行う。
なお、スキャナ画像処理部312やプリンタ画像処理部315における各処理部では、受信した画像データに各処理を施さずに出力させることも可能である。このように、ある処理部において処理を施さずにデータを通過させることを、「処理部をスルーさせる」と呼ぶ。
<紙指紋情報照合処理(図9)>
次に、図9を参照して、紙指紋情報照合処理について説明する。図9は、紙指紋情報照合処理を示すフローチャートである。本フローチャートの各ステップは、CPU301により統括的に制御される。
CPU301は、紙指紋情報取得部507からRAM302に送信された紙指紋情報を読み出し、該読み出された紙指紋情報と他の紙指紋情報とを照合する制御を行うことができる。なお、他の紙指紋情報とは、紙指紋情報管理部340が管理している紙指紋情報、またはサーバなどの他の記憶媒体に格納されている紙指紋情報を意味し、後述する被照合用紙指紋情報を意味する。
ステップ901では、CPU301は、紙指紋情報管理部340が管理している紙指紋情報、またはサーバに格納されている紙指紋情報(被照合用紙指紋情報)をRAM302から読み出す。
ステップ902では、CPU301は、紙指紋情報取得部507から送信された紙指紋情報(照合用紙指紋情報)と、ステップ901において読み出された紙指紋情報を照合するために、式(1)を用いて2つの紙指紋情報のマッチング度合いを算出する。
この算出処理は、被照合用紙指紋情報と、照合用紙指紋情報(紙指紋情報取得部507からRAM302に送信された紙指紋情報)とを比較照合するためのものである。しかし、照合用・被照合用紙指紋の元文書がスキャンされた位置が全く同一とは限らないため、すなわち、スキャン時の微妙な位置の違いを考慮し、一方の紙指紋情報は、他方の紙指紋情報をずらしたものであるとまず仮定する。そして、一方の紙指紋情報をずらしながら他方の紙指紋情報を取り出して、照合用紙指紋と被照合用紙指紋との間で、式(1)に示した関数を使用し、照合処理を行う。なお、式(1)は、照合誤差を表している。
Figure 0004906488
ここで、f(x,y)は、ステップ901で読み出された紙指紋情報(被照合用紙指紋)中のグレイスケール画像データを表す。一方、f(x,y)は、ステップ902で紙指紋情報取得部507から送信された紙指紋情報(照合用紙指紋)中のグレイスケール画像データを表す。
なお、式(1)の(x,y)は、照合用および被照合用紙指紋情報中の基準となる座標を表し、分母のn×mは、照合する範囲が、横n画素、縦m画素の領域であることを表す。この分母は、その分子が画素数に比例する演算結果となるので、誤差Eを画素数に無関係な形に正規化するため設ける。
式(1)の分子は、被照合用紙指紋情報中のグレイスケール画像データと、照合用紙指紋情報中のグレイスケール画像データとの差の2乗値を全ての照合対象の画素について合計した結果の値になる。つまり、f(x,y)とf(x,y)とが近似していれば近似しているほど、この照合誤差Eは、小さな値を取る。
以下、式(1)を用いて、照合用・被照合用紙指紋のマッチング度合いを求める処理についてさらに詳述する。
まず、照合対象画像の全ての画素(x,y)について実行し、照合誤差Eが求められる。
次に、照合用紙指紋情報中のグレイスケール画像データと、被照合用画像データを1画素ずらして取り出したグレイスケール画像データとについて式(1)の演算を行い、誤差Eを求める。この1画素ずらして誤差Eを求める処理、すなわち、被照合用画像をグレイスケール画像データから切り出す位置を1画素ずらして誤差Eを求める処理は、所定のずらし量に達するまで実行される。通常、このずらし量は、取り出した画像データそのものを上下左右に所定画素分ずらす範囲として決められる。最終的に複数の照合誤差Eが算出されるが、算出された複数の照合誤差Eのうちから最小の照合誤差Eを求める。
次に、その最小の照合誤差Eに対して以下の処理を行い、評価する。
この評価は、二つの紙指紋情報がどれだけ似ているかを示す値(この値をマッチング度合いと称する)を求めることにより、実行する。これは、例えば、その最小の照合誤差Eを与えた位置関係に対して上下左右に一画素ずれた位置関係での誤差値(周辺誤差値と呼ぶことにする)と最小誤差値との関係から求められる。
まず、各周辺誤差値と最小誤差値のそれぞれの平均値を算出し、この算出した平均値から各周辺誤差値および最小誤差値の各誤差値を引いて新たな集合を求める。この新たな集合の標準偏差で、新たな集合中の各値を除算し、商の集合を作成する。この商の集合中の最大値をマッチング度合いとする。この場合、この商の集合中の最大値は、最小の誤差値Eに由来する値である。この最大値が大きい場合、周辺誤差値を含む誤差値の集合の中で、最小誤差値Eが小さい度合いが突出して高いことを示すことになる。
ステップ903では、CPU301は、ステップ902において計算された2つの紙指紋情報のマッチング度合いと所定の閾値との比較を行い、被照合用紙指紋と照合用紙指紋とが「一致」または「不一致」であるかを決定する。すなわち、閾値以上を「一致」とし、閾値未満を「不一致」とする。なお、この閾値による比較を行う理由は、被照合用紙指紋情報中のグレイスケール画像と、照合用紙指紋情報中のグレイスケール画像とが、同じ紙から取得されたと仮定すると、最小誤差値は、周辺誤差値から突出した小さい値を示すはずである、との判断による。
<操作画面の説明(図7)>
次に、本実施形態における操作パネルのコピー標準画面を、図7を参照して説明する。なお、本実施形態の画像形成装置10は、電源投入時に該コピー標準画面をデフォルト表示として起動する構成である。
符号701は、メッセージラインであり、コピージョブの状態をメッセージで表示する。
符号702は、倍率表示であり、設定された倍率やコピーモードによって自動的に決められる倍率をパーセントで表示する。
符号703は、用紙サイズ表示であり、選択された出力用紙を表示し、自動用紙選択が設定されている場合にはオート用紙というメッセージを表示する。
符号704は、置数表示であり、何枚コピーするかを示す。
符号705は、縮小キーであり、縮小コピーを行いたい場合に使用する。
符号706は、等倍キーであり、縮小や拡大の設定を等倍の設定に戻したいときに使用する。
符号707は、拡大キーであり、拡大コピーを行いたい場合に使用する。
符号708は、ズームキーであり、細かい単位で倍率を設定して縮小コピーや拡大コピーを行いたい場合に使用する。
符号709は、用紙選択キーであり、出力用紙を指定する場合に使用する。
符号710は、ソータキーであり、ソートやステイプルのモードを設定する場合に使用する。
符号711は、両面キーであり、両面コピーのモードを設定する場合に使用する。
符号712は、濃度表示で、現在の濃度が分かるようになっており、左側の表示部分は濃度が薄く、右側の表示部分は濃度が濃いことを示す。また、濃度表示712は、うすくキー713、こくキー715と連動して表示が変化する。
符号713は、うすくキーであり、濃度を薄くしたい場合に使用する。
符号714は、自動キーであり、自動的に濃度を決定するモードを使用する場合に使用する。
符号715は、こくキーであり、濃度を濃くしたい場合に使用する。
符号716は、文字キーであり、文字原稿をコピーするのに適した濃度に自動的に設定する「文字モード」を設定する場合に使用する。
符号717は、文字/写真キーであり、写真が混在した原稿をコピーするのに適した濃度に自動的に設定する「文字/写真モード」を設定する場合に使用する。
符号718は、応用モードキーであり、コピー標準画面で設定できない様々なコピーモードを設定する場合に使用する。この応用モードキー718を押下して設定する例は、図10、図15、および図17において述べる。
符号719は、プリント状況キーであり、現在行われているプリント状況を見たい場合に使用する。プリント状況キー719は、コピー標準画面だけではなく、常にこの位置に現れており、いつでもこのキーを押すことによりプリント状況を見ることができる。
紙指紋情報登録タブ720は、被照合用の紙指紋情報登録処理を選択するためのタブである。紙指紋情報登録処理については、図16の説明において述べる。
スタートキー(図示せず)が押下されると、図7における各種キーで設定された印刷設定に基づき画像形成装置10において印刷処理が実行される。
<紙指紋情報登録タブ720が押下された際の動作(図16)>
続いて、図7に示す紙指紋情報登録タブ720が押下された際に、実行される紙指紋情報登録処理について図16を参照して説明する。
ステップ1601では、CPU301は、スキャナ部13で読み取られた原稿に関する画像データをスキャナI/F311を介してスキャナ画像処理部312に送信するように制御する。
ステップ1602では、スキャナ画像処理部312は、一般的なゲイン調整値をシェーディング補正部500にて設定した上で、該画像データに対して図5において上述した処理を行い、新たな画像データと共に属性データを生成する。また、スキャナ画像処理部312は、この属性データを画像データに付随させる処理も行う。さらに、スキャナ画像処理部312は、上記一般的なゲイン調整値よりも小さいゲイン調整値を、シェーディング補正部500にて設定する。そして、スキャナ画像処理部312は、該画像データに対して上記小さいゲイン調整値を適用することで得られた各輝度信号値を紙指紋情報取得部507に対して出力する。その後、紙指紋情報取得部507は、出力データに基づいて図8にて説明した処理を行って紙指紋情報を取得し、スキャナ画像処理部312は、該取得された紙指紋情報を、データバス(図示せず)を用いてRAM302に送信する。
ステップ1603では、圧縮部313は、スキャナ画像処理部312で生成された新たな画像データを32画素×32画素のブロック単位に分割し、複数のタイル画像データを生成する。さらに、圧縮部313は、該複数のタイル画像データからなる画像データを圧縮する。
ステップ1604では、CPU301は、圧縮部313で圧縮された画像データをRAM302に送信して、格納されるように制御する。なお、該画像データは必要に応じて画像変換部317に送信され、画像処理が施された上で再びRAM302に送信され、格納される。
ステップ1605では、ステップ1602で取得した紙指紋情報と、その紙指紋情報に対応するステップ1603で生成した画像データを、紙指紋情報管理部340により関連付けて管理し、紙指紋管理情報としてRAM302に格納する。
<紙指紋情報管理部340の説明(図12)>
次に、紙指紋情報管理部340が行う紙指紋情報管理の登録処理を、図12のフローチャートを参照して説明する。
ステップ1201では、紙指紋情報管理部340は、図16のステップ1604においてRAM302上格納された画像データを、格納された順に割り当てられているページ番号情報と共にRAM302上で管理している関連テーブルへ書き込む。この関連テーブルは、関連情報である「ページ番号−画像情報(画像データ)−紙指紋情報」から成るが、詳細は図13の説明において詳述する。
この場合、紙指紋情報管理部340は、関連テーブルに書き込む情報として、機器内で一意に管理可能なIDを画像データに割り振り、それを画像データIDとして関連テーブルに書き込む。
次に、ステップ1202において、紙指紋情報管理部340は、紙指紋情報取得部507からRAM302に送信された紙指紋情報を読み出し、機器内で一意に管理可能なIDを紙指紋情報に割り振り、それを紙指紋情報IDとして関連テーブルに書き込む。
ステップ1203において、紙指紋情報管理部340は、ステップ1201、およびステップ1202で書き込んだ関連テーブルをRAM302に保持する。
<関連テーブル1301の説明(図13)>
次に、上記関連テーブルの一例を、図13を参照して説明する。
図9で説明した紙指紋情報照合処理により、CPU301は、読み込んだ原稿の紙指紋情報(照合用紙指紋情報)と、紙指紋情報管理部340がRAM302上で管理している紙指紋情報(被照合用紙指紋情報)を比較する処理を行う。該比較処理の結果、「一致」と判定された場合、CPU301は、RAM302上で保持している、ページ番号−画像データID−紙指紋データIDの関連付け情報を格納する関連テーブル1301から情報を読み出す。その後、CPU301は、一致した紙指紋情報から、関連付いている画像データ1303、およびページ番号1304を特定する。
このことを、図13を例に説明する。紙指紋情報1302−1が「一致」と判定された場合、CPU301は、関連テーブル1301の紙指紋データIDが「1」(紙指紋情報1302−1に対応するID)の列に対応する画像データIDから画像データ1303−1を導き出す。さらに、CPU301は、関連テーブル1301の紙指紋データIDが「1」の列に対応しているページ番号「1」を導き出すことが可能となる。
なお、本説明では関連テーブル1301、紙指紋情報1302、画像データ1303、およびページ番号1304をRAM302上で保持する構成で説明したが、一旦、HDD304へ格納した後でRAM302へ読み出す構成としても構わない。
<印刷設定(合紙設定)の詳細説明(図10)>
次に、印刷実行時に合紙(あいし)を挿入して印刷する場合の合紙設定画面を、図10を参照して説明する。
図10は、図7の操作パネルのコピー標準画面から応用モードキー718を押下した後、印刷設定を選択する画面(図示せず)にて合紙設定キーを押下した場合に表示される画面である。なお、合紙設定とは、画像形成装置により出力される出力紙の間に用紙カセットのいずれか(例えば、用紙カセット203)に格納されたシート材(例えば、色紙など)を挿入する機能である。以下、合紙を行う場合の各種設定について説明する。
符号1001は、合紙として挿入するシート材を給紙する用紙カセットを選択するキーであり、このキーを押下すると用紙カセット選択画面(図示せず)を表示して任意の用紙カセットを選択可能となる。
符号1002は、合紙として使用する用紙の印字指定を行うキー群である。このキーを使用することにより、合紙に印刷(片面または両面印刷)したり、または印刷しなかったりという設定をすることができる。
符号1003は、キャンセルキーであり、図10の画面で合紙設定を行わない場合に使用し、図7のコピー標準画面に戻る際に使用する。
符号1004は、合紙を挿入する原稿の位置を特定するために紙原稿から紙指紋情報を取得するためのキーである。すなわち、キー1004を押下すると原稿を読み込み、該読み込んだ原稿の紙指紋情報に関して、各種の設定をすることが可能となる。この紙指紋情報読み取り処理については、図16で説明した紙指紋情報タブ720が押下された際の非照合用紙指紋情報の登録動作と同様である。
また、本実施形態は、上述した合紙設定の機能が実現されるだけでなく、その他の印刷設定を行う場合に実現される場合も含まれる。
<紙指紋情報読み取りキー1004押下の際の動作(図11)>
次に、図10に示す紙指紋情報読み取りキー1004がユーザにより押下され、紙指紋情報が登録された後にスタートキー(図示せず)が押下された際に実行される処理について、図11を参照して説明する。
ステップ1101では、CPU301は、スキャナ部13で読み取られた原稿に関する画像データをスキャナI/F311を介してスキャナ画像処理部312に送信するように制御する。
ステップ1102では、スキャナ画像処理部312は、この画像データに対して図5において上述した処理を行う。スキャナ画像処理部312内の紙指紋情報取得部507は、紙指紋情報を取得する(紙指紋情報を取得するために、シェーディング補正部500のゲイン調整を行うなどの構成は上述した通りである)。そして、スキャナ画像処理部312は、該取得された紙指紋情報を、データバス(図示せず)を介してRAM302に送信する。
ステップ1103では、CPU301は、<紙指紋情報照合処理(図9)>で説明したように、紙指紋情報照合処理を行う。
ステップ1104では、CPU301は、ステップ1103で得られた結果(一致/不一致)、一致する場合には、紙指紋情報管理部340により、一致した紙指紋情報に関連付けられている、RAM302に格納されている画像データを特定する。
この画像データの特定処理については、図13で説明した通りである。さらに、このステップでは、CPU301は、特定した画像データに施す印刷属性データ(例えば、該画像データの出力前に合紙を挿入、など)を画像データに付随させる。なお、該印刷属性データは、図10に示す操作パネルから入力され、上述のように合紙設定以外にも各種印刷設定を施すことが可能である。
ステップ1105では、CPU301は、RAM302に格納されている画像データを伸張部316に送信するように制御する。また、このステップ1105で、伸張部316は、この画像データを伸張する。さらに、伸張部316は、伸張後の複数のタイル画像データからなる画像データをラスタ展開し、ラスタ展開後の画像データをプリンタ画像処理部315に送信する。
ステップ1106では、プリンタ画像処理部315は、画像データに付随する属性データに応じて、図6で示したように、画像データ編集処理を行う。また、ステップ1106では、プリンタ画像処理部315は、ステップ1104で生成された印刷属性データに応じた印刷制御を行う。
そして、このステップ1106において、図6に示した中間調補正部606が、出力するプリンタ部14の階調数に合わせて画像データに対して中間調処理を行う。プリンタ画像処理部315は、プリンタI/F314を介して中間調処理後の画像データをプリンタ部14に送信する。
最後に、ステップ1107では、プリンタ部14が、ステップ1104で付属された印刷属性データを利用して印刷処理を行い、画像データを出力用紙上に画像形成する。
<合紙設定時の全体処理の概要図(図14)>
次に、図10で示した合紙設定を行った場合の処理全体の概要図を、図14を参照して説明する。
まず、印刷を行うための紙原稿1400を画像形成装置1401のスキャナ部13におき、図10で示した紙指紋情報読み取りキー1004を押下し紙指紋情報の登録を実行する。図16で説明した処理により、CPU301は、紙指紋情報1402、および画像データ1403を対応するページ番号とともに画像形成装置1401のRAM302に格納する。
図12で説明した処理により、紙指紋情報管理部340は、紙指紋情報1402、画像データ1403、および対応するページ番号を関連付けた関連テーブル1301を、画像形成装置1401のRAM302に格納する。
図11で説明した処理により、合紙を設定する紙原稿の全ページがスキャナ部13におかれ、紙指紋情報の読み取り処理が実行される。すると、CPU301は、紙指紋管理部340が管理するRAM302上の紙指紋データ1402と読み込んだ紙原稿の紙指紋を比較する。該比較処理は、図9の処理において説明した通りである。
また、図14は、合紙を紙原稿1400に挿入する例を示しているが、ここでは、紙原稿1400−2および1400−4の前に合紙を挿入する設定が図10の操作パネルにてなされているものとして説明する。
図14は、上記比較処理の結果、紙原稿1400−2から紙指紋1402−2を特定し、紙原稿1400−4から紙指紋1402−4を特定したことを示す。
図13で説明した処理により、紙指紋管理部340が管理するRAM302上の関連テーブル1301から紙指紋に対応する画像データが特定される。図14を例に該特定処理を説明すると、紙指紋1402−2から画像データ1403−2が特定され、紙指紋1402−4から画像データ1403−4が特定される。
次に、図11のステップ1104で説明した処理のように、プリンタ部14は、画像データを出力用紙上に画像形成するとともに、特定された画像データに付随させた印刷属性データに応じた印刷設定を施し印刷物1404を出力する。図14の例では、特定された画像データの位置に合紙(1404−1/1404−2)を挿入し2部の印刷物を生成する。なお、本実施例では、特定された画像データの出力前に合紙を挿入する実施形態について説明したが、特定された画像データの出力後に合紙を挿入する実施形態とすることも可能である。
<その他印刷設定の詳細説明(図15、17)>
図10で説明した合紙設定とは異なる他の印刷設定に対して、本発明の構成を適応した場合の操作画面について、図15および図17を用いて説明する。
図15は、とじしろの印刷設定を行う操作画面を示す。
図15は、図7に示した操作パネルのコピー標準画面において応用モードキー718を押下し、印刷設定を選択する画面(図示せず)にて、とじしろ設定キーを押下した場合に表示される画面である。なお、とじしろ設定とは、出力用紙の上下左右の指定方向に、指定した距離だけ画像を移動させ、綴じるための余白を生成する機能である。
符号1501は、綴じる方向を指定するキー群であり、図15の例では「左とじ」が指定されている状態を示す。
符号1502は、とじしろ幅を設定するキー群であり、両面印字が設定されている場合(図7に示した両面キー711が押下された場合)は、オモテ面とウラ面で個別の値を設定可能である。
符号1503は、設定取消キーであり、図15の画面でとじしろ設定を行わない場合に使用し、図7のコピー標準画面に戻る際に使用する。
紙指紋情報読み取りキー1504は、紙原稿をスキャナ部13から読み込み、紙指紋情報を取得するために使用するキーである。紙指紋情報読み取りキー1504は、符号1501および1502で設定した印刷設定を施す原稿を紙指紋読み取りの対象として指定する際に使用する。なお、紙指紋情報読み取りキー1504が押下され、紙指紋情報が登録された後に、スタートキー(図示せず)が押下された際の動作は図11で説明した処理と同様である。
一方、図17は、縮小レイアウトの印刷設定を行う操作画面を示す。
図17は、図7に示した操作パネルのコピー標準画面において応用モードキー718を押下し、印刷設定を選択する画面(図示せず)にて、縮小レイアウト設定キーを押下した場合に表示される画面である。
縮小レイアウトとはN枚の原稿を1枚の用紙に収まるようにレイアウトコピーする機能である。
符号1701は、2in1、4in1、8in1のレイアウトを指定するキー群である。この例では、2in1が指定されているので、2枚の原稿が1枚の用紙に収まるようにレイアウトされてコピーされる。
符号1702は、詳細設定キーであり、押下した場合は別画面(図示せず)へ移行し、レイアウト順の設定を行うことができる。
符号1703は、両面設定キーであり、両面コピーを行いたい場合に使用する。
符号1704は、設定取消キーであり、図17の画面で縮小レイアウト設定を行わない場合に使用し、図7のコピー標準画面に戻る際に使用する。
紙指紋情報読み取りキー1705は、紙原稿をスキャナ部13から読み込み、紙指紋情報を取得するために使用するキーである。紙指紋情報読み取りキー1705は、符号1701、1702、1703で設定した印刷設定を施す原稿を紙指紋読み取りの対象として指定する際に使用する。なお、紙指紋情報読み取りキー1705が押下され、紙指紋情報が登録された後に、スタートキー(図示せず)が押下された際の動作は図11で説明した処理と同様である。
本実施例では、上記実施形態におけるスキャナ部13とは別のスキャナ部(図示せず)を持つ場合について説明する。
該別のスキャナ部は、画像形成装置10の用紙カセット(例えば、用紙カセット203)から給紙する紙の紙指紋情報を取得することが可能な場所に物理的には構成されるものとする。
また、該別のスキャナ部は、図1記載のスキャナ部13と同様に、画像形成装置10全体の動作制御を司る制御部(Controller Unit)11に接続される構成とする。
次に、該別のスキャナ部が、紙指紋情報を取得し、紙指紋情報管理部340が、該取得した紙指紋情報を登録する際のフローを、図18を用いて説明する。
ステップ1801において、CPU301は、RAM302、またはHDD304上に格納された画像データを取り出し、プリンタ画像処理部315へ送信する。プリンタ画像処理部315は、プリンタI/F314を介してプリンタ部14において該画像データの印刷処理を実行する。
ステップ1802では、該別のスキャナ部は、印刷実行時に用紙カセット203から給紙された出力用紙の読み取り処理を行う。
ステップ1803において、スキャナ画像処理部312は、通常読み取り時のゲイン調整値よりも小さいゲイン調整値を、シェーディング補正部500にて設定して、スキャナ画像処理を行い用紙の読み取り処理を行う。
ステップ1804では、紙指紋情報取得部507は、ステップ1803で読み取った画像データから紙指紋情報を取得する。
ステップ1805では、CPU301は、ステップ1801において該取り出された画像データ順に割り当てられているページ番号情報を、RAM302上で管理している「ページ番号−画像データ−紙指紋情報 関連テーブル」へ書き込む。
ステップ1806では、CPU301は、RAM302、またはHDD304に保持している画像データに対して割り当てられているID情報を取得し、ステップ1805で書き込んだ関連テーブル1301へ、関連する画像データIDとして書き込む。
ステップ1807では、ステップ1804で取得した紙指紋情報に対して機器内で一意に管理可能なIDを割り振り、ステップ1805、1806でも書き込んだ関連テーブル1301へ、関連する紙指紋情報IDとして書き込む。
紙指紋情報管理部340は、上記ステップにて登録された関連テーブル1301を管理する。従って、紙指紋情報が特定されると、紙指紋情報管理部340は、該紙指紋情報に関連する画像データ、およびページ番号を特定する。
なお、上記以外の紙指紋情報の照合処理や、印刷設定の設定方法、処理内容は上述した、本発明を実施するための最良の形態と同様である。
実施例1により、印刷対象の紙原稿が存在せず、印刷対象物が画像データとして画像形成装置10のRAM302、またはHDD304に予め保持されている場合においても、紙原稿の紙指紋を利用し印刷設定を容易に変更することが出来る。
上述の実施例では、画像形成装置が備えるユーザインターフェースである操作部12により印刷設定を行う実施形態について説明したが、この印刷設定をPC40などからLAN50やWAN331を介して行うことも可能である。すなわち、画像形成装置10にあらかじめ読み込ませておいた紙指紋情報を利用して、各種印刷処理を行うことも本発明においては可能である。
さらに本発明は、複数の機器(例えばコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用することも、1つの機器からなる装置(複合機、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用することも可能である。
また、本発明の目的は、上述の実施例で示したフローチャートの手順を実現するプログラムを記憶した記憶媒体から、システムまたは装置のコンピュータ(または、CPUやMPU)が、そのプログラムを読み出し、実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになる。そのため、このプログラム、およびプログラムを格納した記憶媒体も本発明の一つを構成する。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現される。加えて、そのプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる場合も可能である。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される。
本発明の一実施形態にかかる画像形成システムの全体構成を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の入出力デバイス外観図である。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の制御部の構成をより詳細に説明するためのブロック図である 本発明の一実施形態にかかるタイル画像データを概念的に示す図である。 本発明の一実施形態にかかるスキャナ画像処理部のブロック図である。 本発明の一実施形態にかかるプリンタ画像処理部のブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる操作部のコピー標準画面の説明図である。 本発明の一実施形態にかかる紙指紋情報取得処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる紙指紋情報照合処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる操作部の印刷設定の一例を説明する図である。 本発明の一実施形態にかかる紙指紋情報読み取りキー押下の際の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態にかかる紙指紋情報管理部の登録処理内容のフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる関連テーブルの内容の概念図である。 本発明の一実施形態にかかる合紙設定時の全体処理の概要図である。 本発明の一実施形態にかかる操作部の印刷設定の一例を説明する図である。 本発明の一実施形態にかかる紙指紋情報登録処理の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態にかかる操作部の印刷設定の一例を説明する図である。 本発明の他の実施形態にかかる給紙用紙に対する紙指紋情報取得のフローチャートである。
符号の説明
10、20、30 画像形成装置
11、21、31 制御部(Controller Unit)
12、22、32 操作部
13、23 スキャナ部
14、24、33 プリンタ部
40 ホストコンピュータ(PC)
50 LAN
201 原稿フィーダ
202 トレイ
203、204、205 用紙カセット
206 排紙トレイ
301 CPU(中央処理装置)
302 RAM
303 ROM
304 HDD(ハードディスクドライブ)
305 操作部I/F(インターフェース)
306 Network I/F(ネットワークインターフェース)
307 Modem(モデム)
308 2値画像回転部
309 2値多値画像圧縮・伸張部
310 システムバス
311 スキャナI/F(インターフェース)
312 スキャナ画像処理部
313、319、329 圧縮部
314 プリンタI/F(インターフェース)
315 プリンタ画像処理部
316、318 伸張部
317 画像変換部
320 回転部
321 変倍部
322 色空間変換部
323 2値多値変換部
324 多値2値変換部
325 移動部
326 間引き部
327 合成部
328 RIP
330 画像バス
331 WAN
340 紙指紋情報管理部
500 シェーディング補正部
501 マスキング処理部
502 フィルタ処理部
503 ヒストグラム生成部
504 入力側ガンマ補正部
505 カラーモノクロ判定部
506 文字写真判定部
507 紙指紋情報取得部
601 下地飛ばし処理部
602 モノクロ生成部
603 Log変換部
604 出力色補正部
605 出力側ガンマ補正部
606 中間調補正部
701 メッセージライン
702 倍率表示
703 用紙サイズ表示
704 置数表示
705 縮小キー
706 等倍キー
707 拡大キー
708 ズームキー
709 用紙選択キー
710 ソータキー
711 両面キー
712 濃度表示
713 うすくキー
714 自動キー
715 こくキー
716 文字キー
717 文字/写真キー
718 応用モードキー
719 プリント状況キー
720 紙指紋情報登録タブ
1001 給紙段選択キー
1002 印字指定キー
1003 キャンセルキー
1004 紙指紋情報読み取りキー
1301 関連テーブル
1302 紙指紋情報
1303 画像データ
1304 ページ番号
1400 紙原稿
1401 画像形成装置
1402 紙指紋
1403 画像データ
1404 印刷物
1501 綴じ方向指定キー
1502 とじしろ幅設定キー
1503 設定取消キー
1504 紙指紋情報読み取りキー
1701 レイアウト指定キー
1702 詳細設定キー
1703 両面設定キー
1704 設定取消キー
1705 紙指紋情報読み取りキー

Claims (3)

  1. 複数ページの原稿上の繊維情報を読み取る第1の読み取り手段と、
    前記第1の読み取り手段により読み取った繊維情報に対応する画像情報とページ順とを関連付けた関連情報を格納する関連情報記憶手段と、
    印刷設定する印刷設定手段と、
    前記複数ページの原稿のうち前記印刷設定がされる原稿の繊維情報を読み取る第2の読み取り手段と、
    印刷指示に従って前記複数ページの原稿から繊維情報を読み取る第3の読み取り手段と、
    前記関連情報記憶手段に格納された前記関連情報を用いて、前記第2の読み取り手段で読み取った繊維情報と前記第3の読み取り手段で読み取った繊維情報とを比較し、一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の結果を用いて、前記印刷設定されたページを特定し、前記関連情報を使用することによって前記特定されたページの画像情報を特定し、前記印刷設定手段によって設定された印刷設定を前記特定された画像情報に施して、画像形成処理を行う画像形成手段と
    を備えること特徴とする画像形成装置。
  2. 複数ページの原稿上の繊維情報を読み取る第1の読み取りステップと、
    前記第1の読み取りステップにより読み取った繊維情報に対応する画像情報とページ順とを関連付けた関連情報を格納する関連情報記憶ステップと、
    印刷設定する印刷設定ステップと、
    前記複数ページの原稿のうち前記印刷設定がされる原稿の繊維情報を読み取る第2の読み取りステップと、
    印刷指示に従って前記複数ページの原稿から繊維情報を読み取る第3の読み取りステップと、
    前記関連情報記憶ステップにおいて格納された前記関連情報を用いて、前記第2の読み取りステップで読み取った繊維情報と前記第3の読み取りステップで読み取った繊維情報とを比較し、一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの結果を用いて、前記印刷設定されたページを特定し、前記関連情報を使用することによって前記特定されたページの画像情報を特定し、前記印刷設定ステップによって設定された印刷設定を前記特定された画像情報に施して、画像形成処理を行う画像形成ステップと
    を備えること特徴とする画像形成方法。
  3. 請求項2に記載の画像形成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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