JP2007025255A - 画像形成装置 - Google Patents

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博之 辻
Katsuhiko Yanagawa
勝彦 柳川
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昌宏 石山
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尚美 寺田
Shigehisa Nomura
賀久 野村
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    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

【課題】 オプション機能を追加しても、追加電源や予め大容量の電源を用意しておかなくてもよく、電源定格上限でもオプション機能を追加することが可能な画像形成装置を実現する。
【解決手段】 オプション機能を動作させるときは、補助電源を使用し、補助電源の電源容量が少なくなったら充電するとともにオプション機能を使ったジョブを一時中断する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、コピー、プリント、FAX等の機能を持つMFP(Multi Function peripheral:マルチファンクション周辺機器)等の画像形成装置に関するものである。
近年、コピーやネットワークプリント、FAX、e-mail送信等の複数の機能を実現することが可能なMFP(Multi Function peripheral:マルチファンクション周辺機器)が提供されている。これらの装置では、画像処理機能や編集機能等の様々な機能を持っており、複雑な処理を同時に行うことも可能である。また、単一機能を持つプリンタ(SFP:Single Function peripheral)にオプションボード、オプション装置等を追加することにより、後からMFPとしての機能を追加することも可能である。
一方、これらの装置で画像形成を行う手法として、電子写真方式が広く採用されている。電子写真方式の画像形成装置では、紙などの記録媒体上にトナー像を形成し、熱と圧力で定着を行い、特に高速機においてはヒートローラを用いた方式が多く採用されている。ヒートローラを用いた画像形成装置では、ハロゲンヒータ等の発熱部材による加熱時間が数分から十数分かかるため、立ち上げ時間を短縮するために補助電源を用いる手法が採用されている。
又、従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開平10−124195号公報
しかしながら、オプションの機能を追加する場合、必要とする電源の容量が増えるため、予めオプションの電源容量を考慮して、容量の大きな本体電源を作っておく必要がある。このため、オプション機能を使用しない場合にコストアップになってしまうことがある。
また、本体電源の容量を必要最小限の標準機能分だけ確保した場合は、オプション機能を追加する場合に、別途オプション電源も追加する必要がある。
さらに、例えば日本国内の一般的な商用電源の定格は、100V15Aの1500Wが上限であり、オプション機能を追加して1500Wを超える場合は、電源電圧を200Vに対応させることも可能であるが、特別な工事を施す必要があり一般的な解決方法とはいえない。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置では特定のオプション機能を使用する場合は、補助電源を利用することにより、オプション電源を追加することなく、かつ定格電源を越えない範囲でオプション機能を使用することが可能となるような画像形成装置を提供することを特徴とする。特に、ヒートローラの加熱時間を短縮するために補助電源を用いている画像形成装置においては、補助電源を必要としないときのみオプション電源として使用することによりコストアップすることなく、オプション機能を使用することを可能とする。
以上詳細に説明したように本発明によれば、特定のオプション機能を使用する場合は、補助電源を利用することにより、オプション電源を追加することなく、かつ定格電源を越えない範囲でオプション機能を使用することが可能となる。特に、ヒートローラの加熱時間を短縮するために補助電源を用いている画像形成装置においては、補助電源を必要としないときのみオプション電源として使用することによりコストアップすることなく、オプション機能を使用することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第一実施形態]
<画像形成装置の全体構成>
図1は、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。
この画像形成装置は、複写機等で構成される画像入出力装置100と、この画像入出力装置100とネットワーク400を介して接続されたホストコンピュータ(PC)401,402と、同様にネットワーク400上に接続されたデータベースサーバ410とで構成されている。
この画像入出力装置100は、リーダー部200とスキャナユニット210とプリンタ部300で構成されている。
リーダー部200は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダー部200は、原稿を読み取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成される。
プリンタ部300は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット310と、画像データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット320と、印字された記録紙をソート、ステイプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット330とで構成される。
コントローラ部110は、リーダー部200、プリンタ部300と電気的に接続され、さらにネットワーク400を介して、PC401,402及びデータベースサーバ410と接続されている。
データベースサーバ410では、画像入出力装置100により読み込んだ2値画像及び多値画像をデータベースとして管理する。また、PC401等により属性情報を付加されたファイルもデータベースとして管理する。
コントローラ部110は、リーダー部200を制御して、原稿の画像データを読み込み、プリンタ部300を制御して画像データを記録用紙に出力してコピー機能を提供する。また、リーダー部200から読み取った画像データを、コードデータに変換し、ネットワーク400を介してPC401,402へ送信するスキャナ機能や、PC401又は402からネットワーク400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリンタ機能を提供する。
操作部180は、コントローラ部110に接続され、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力装置100を操作するためのユーザI/Fを提供する。
<リーダー部200及びプリンタ部300のハード構成>
図2は、リーダー部200及びプリンタ部300のハード構成を示す概観図である。
リーダー部の原稿給送ユニット250は原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、そして光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD218によって読み取られる。
222はリーダー画像処理回路部であり、CCD218から出力される画像データに所定の処理を施し、スキャナI/F140を介してコントローラ部110へと出力するところである。
352はプリンタ画像処理回路部であり、プリンタI/F145を介してコントローラ部110から送られる画像データをレーザドライバへと出力するところである。
プリンタ部300のレーザドライバ317はレーザ発光部313、314、315、316を駆動するものであり、プリンタ画像処理部352から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部313〜316を発光させる。このレーザ光はミラー340〜351によって感光ドラム325〜328に照射され、感光ドラム325〜328にはレーザ光に応じた潜像が形成される。321〜324は、それぞれブラック(Bk)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)のトナーによって、潜像を現像するための現像器であり、現像された各色のトナーは、用紙に転写されフルカラーのプリントアウトがなされる。
用紙カセット360、361及び手差しトレイ362のいずれかより、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで給紙された用紙は、レジストローラ333を経て、転写ベルト334上に吸着され、搬送される。そして、感光ドラム325、326、327、328に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は定着部335に搬送され、定着部335の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着される。定着部335を通過した記録紙は排出ローラ336によって排出される、オプションのフィニッシャ370は排出された記録紙を束ねて記録紙の仕分けをしたり、仕分けされた記録紙のステイプルを行う。
また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ336のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ336の回転方向を逆転させ、フラッパ337によって再給紙搬送路338へ導く。再給紙搬送路338へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写ベルト334へ給紙される。
<リーダー画像処理部の構成>
図3は、リーダー画像処理部222の詳細な構成を示すブロック図である。
このリーダー画像処理部222では、プラテンガラス211上の原稿はCCD218に読み取られて電気信号に変換される(CCD218はカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCD毎に並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又はフィルタがCCDと別構成になったものでも構わない)。
そして、その電気信号(アナログ画像データ)は画像処理部222に入力され、クランプ&Amp.&S/H&A/D部401でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像データのダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのデジタル信号に変換される。そして、RGB信号はシェーディング部402で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、コントローラ部110へと出力される。
<コントローラ部の構成>
図4は、コントローラ部110の構成を示すブロック図である。
メインコントローラ111は、主にCPU112と、バスコントローラ113、各種I/Fコントローラ回路とから構成される。CPU112とバスコントローラ113はコントローラ部110全体の動作を制御するものであり、CPU112はROM120からROM・I/F121を経由して読み込んだプログラムに基づいて動作する。
また、PCから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ113は各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
DRAM122は、DRAM・I/F123によってメインコントローラ111と接続されており、CPU112が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
調歩同期シリアル通信コントローラ114はリーダー部200、プリンタ部300の各CPUとシリアルバス172,173を介して制御コマンドを送受信し、操作部180のタッチパネルやキー入力の通信を行う。
ネットワーク・コントローラ125は、I/F127によってメインコントローラ111と接続され、コネクタ126によって外部ネットワークと接続される。シリアルコネクタ124はメインコントローラ111と接続されて、外部機器との通信を行う。シリアルバスとしては一般的にUSBが挙げられる。FAN128はメインコントローラ111に接続され、コントローラ部110を冷却するのに用いる。
温度監視IC142はシリアルバス143によってメインコントローラ111に接続されている。温度監視IC142はFAN128の制御や、リアルタイムクロックモジュール137の温度補正等に用いられる。
汎用高速バス130には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ135とI/O制御部126,HDコントローラ131,コーデック133とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスが挙げられる。
コーデック133は、DRAM122に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する。SRAM134はコーデック133の一時的なワーク領域として使用される。DRAM122との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
HDコントローラ131は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施形態においては、このI/Fを介してハードディスクドライブ132を接続している。ハードディスク132はプログラムを格納したり、画像データを記憶するのに用いている。
I/O制御部126は、データバス144の制御を行い、ポート145や割り込み146の制御を行う。パネルI/F141は、LCDコントローラ140に接続され、操作部180上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F171とから構成される。
操作部180は、液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネル又はハードキーにより入力された信号は前述したパネルI/F171を介してCPU112に伝えられ、液晶表示部は、パネルI/F141から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
リアルタイムクロックモジュール137は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ電池138によってバックアップされている。SRAM139はバックアップ電池138でバックアップされ、ユーザモードや各種設定情報や、ハードディスクドライブ132のファイル管理情報等を蓄積している。
グラフィック・プロセッサ151は、DRAM122に蓄積された画像データに対して、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化、スキャナ画像入力、及びプリンタ画像出力の処理を行う。DRAM152はグラフィック・プロセッサ151の一時的なワーク領域として使用される。グラフィック・プロセッサ151はI/F150を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM122との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
コネクタ160と155は、それぞれリーダー部200とプリンタ部300とに接続され、同調歩同期シリアルI/F(173,172)とビデオI/F(163,162)とから構成される。
スキャナ画像処理部157は、コネクタ160を介してリーダー部200と接続され、また、スキャナバス161によってグラフィック・プロセッサ151と接続されており、リーダー部200から受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有し、さらに、リーダー部200から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス161に出力する機能も有する。
FIFO158はスキャナ画像処理部157と接続され、リーダー部200から送られてくるビデオ信号のライン補正を行うのに用いられる。プリンタ画像処理部153は、コネクタ155を介してプリンタ部300と接続され、また、プリンタバス156によってグラフィック・プロセッサ151と接続されており、グラフィック・プロセッサ151から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部300へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部300から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス162に出力する機能も有する。
DRAM154はプリンタ画像処理部153に接続され、ビデオ信号を一定時間遅延させるのに用いられる。DRAM122上に展開されたラスターイメージデータのプリンタ部300への転送は、バスコントローラ113によって制御され、グラフィック・プロセッサ151、プリンタ画像処理部153、コネクタ155を経由して、プリンタ部300へDMA転送される。
<スキャナ画像処理部の構成>
図5は、スキャナ画像処理部157を担う部分の詳細な構成を示すブロック図である。
リーダー部200からコネクタ160を介して送られる画像データに対して、つなぎ&MTF補正部601で読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、読取速度によって変化したMTFを補正する。CCD218が3ラインCCDの場合、つなぎ処理は3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正する。FIFO158はライン遅延のバッファとして用いる。
読取位置タイミングが補正されたデジタル信号は入力マスキング部602によって、CCD218の分光特性及びランプ212及びミラー214、215、216の分光特性を補正する。入力マスキング部602の出力はACSカウント部405及びグラフィック・プロセッサ151へと送られる。
<プリンタ画像処理部の構成>
図6は、プリンタ画像処理部153の詳細な構成を示すブロック図である。
グラフィック・プロセッサ151から、プリンタバス156を介して送られる画像データは、まずLOG変換部701に入力される。LOG変換部701では、LOG変換でRGB信号からCMY信号に変換する。
次にモアレ除去部702でモアレが除去される。703はUCR&マスキング部で、モアレ除去処理されたCMY信号はUCR処理でCMYK信号が生成され、マスキング処理部でプリンタ部300の出力にあった信号に補正される。UCR&マスキング部703で処理された信号は補正部704で濃度調整された後フィルタ部705でスムージング又はエッジ処理される。
出力切り替え706で、感光ドラム325〜328のドラム間の距離を補正するためにDRAM154にCMYK画像毎に一旦画像を蓄積し、ドラム間の距離を補正した画像をコネクタ155を介してプリンタ部300へと送る。
<グラフィック・プロセッサの構成>
図7は、グラフィック・プロセッサ151の詳細な構成を示すブロック図である。
グラフィック・プロセッサ151は、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化、スキャナ画像入力、及びプリンタ画像出力の処理をそれぞれ行うモジュールを有する。DRAM152はDRAMコントローラ808を介して各々のモジュールの一時的なワーク領域として使用される。
各々のモジュールが用いるDRAM152のワーク領域が競合しないよう、予め各々のモジュール毎にワーク領域が静的に割り当てを行う。グラフィック・プロセッサ151はI/F150を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM122との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
バスコントローラ113は、グラフィックプロセッサ151の各々のモジュールにモード等を設定する制御、及び各々のモジュールに画像データを転送するためのタイミング制御を行う。
入力インターフェース810は、I/F150から入力された画像データをクロスバースイッチ809に入力する。画像データ形式は2値ラスターイメージデータ、多値ラスターイメージデータ、JPEG等を扱い、JPEG画像の場合は入力インターフェース810にて伸張後にラスターイメージデータに変換してクロスバースイッチ809にデータ出力する。
出力インターフェース811はクロスバースイッチ809から入力された画像データをI/F150に出力する。クロスバースイッチ809から入力される画像データ形式はラスターイメージデータであるが、出力インターフェース811でJPEG圧縮を行ってI/F150にデータ出力することも行う。
<画像回転部の処理>
次に、画像回転部801における処理手順を説明する。
I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113に画像回転制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は画像回転部801に対して画像回転に必要な設定(例えば画像サイズや回転方向・角度等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。なお、ここでは回転を行う画像サイズを32画素32ラインとし、また、画像バス2008上に画像データを転送させる際に24byte(RGB各々8bitで1画素分)を単位とする画像転送を行うものとする。
上述のように、32画素32ラインの画像を得るためには、上述の単位データ転送を3232回行う必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転送する必要がある。
不連続アドレッシングにより転送された画像データは、読み出し時に所望の角度に回転されているように、SRAM136に書き込まれる。例えば、90度反時計方向回転であれば、転送される画像データをY方向に書き込んでいく。読み出し時にX方向に読み出すことで、画像が回転される。
32画素32ラインの画像回転(DRAM152への書き込み)が完了した後、画像回転部801はDRAM152から上述した読み出し方法で画像データを読み出し、バスコントローラ113に画像を転送する。
回転処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、連続アドレッシングを以て、DRAM122もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
こうした一連の処理は、CPU112からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返される。
<画像変倍部の処理>
次に、画像変倍部802における処理手順を説明する。
I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113に画像変倍制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は画像変倍部802に対して画像変倍に必要な設定(主走査方向の変倍率、副走査方向の変倍率、変倍後の画像サイズ等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
画像変倍部802は、受け取った画像データを一時DRAM152に格納し、これを入力バッファとして用いて、格納したデータに対して主走査、副走査の変倍率に応じて必要な画素数、ライン数の分の補間処理を行って画像を拡大もしくは縮小することで、変倍処理とする。変倍後のデータは再度DRAM152へ書き戻し、これを出力バッファとして画像変倍部802はDRAM152から画像データを読み出し、バスコントローラ113に転送する。
変倍処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
<色空間変換部の処理>
次に、色空間変換部803における処理手順を説明する。
I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113に色空間変換制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は色空間変換部803及びLUT(ルック・アップ・テーブル)804に対して色空間変換処理に必要な設定(後述のマトリックス演算の係数、LUT804のテーブル値等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
色空間変換部803は、受け取った画像データ1画素毎に対して、所定のマトリックス演算を施す。次にマトリックス演算後のデータに対して、LUT804による変換を行う。これによって、非線形の変換をも行うことができる。当然、スルーのテーブルを設定することにより、実質的にLUT変換を行わないこともできる。
その後、色空間変換部803は色空間変換処理された画像データをバスコントローラ113に転送する。色空間変換処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
<画像二値化部の処理>
次に、画像二値化部805における処理手順を説明する。
I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113に二値化制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は画像二値化部805に対して二値化処理に必要な設定(変換方法に応じた各種パラメータ等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
画像二値化部805は、受け取った画像データに対して二値化処理を施す。本実施形態では、二値化の手法としては、画像データを所定の閾値と比較して単純に二値化するものとする。もちろん、ディザ法、誤差拡散法、誤差拡散法を改良したものなど、いずれの手法によっても構わない。
その後、画像二値化部805は二値化処理された画像データをバスコントローラ113に転送する。
二値化処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
<スキャナ入力部の処理>
次に、スキャナ入力部806における処理手順を説明する。
I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113にスキャナ入力制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113はスキャナ入力部806に対して必要な設定(入力処理に応じた各種パラメータ等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。
その後、スキャナ画像処理部157から入力される同期信号に同期して画像データがスキャナ入力部806に入力される。スキャナ入力部806は受け取った画像データを入力バッファとして一旦DRAM152に格納する。その後スキャナ入力部はDRAM152に格納した画像をバスコントローラ113に転送する。スキャナ入力画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
<プリンタ出力部の処理>
次に、プリンタ出力部807における処理手順を説明する。
I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113にプリンタ出力制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113はプリンタ出力部807に対して必要な設定(出力処理に応じた各種パラメータ等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
プリンタ出力部807は受け取った画像データを一旦DRAM152に格納する。その後プリンタ画像処理部153から入力される同期信号に応じてDRAM152に格納した画像をプリンタ画像処理部153に出力する。
<操作部概要>
図8は、操作部180の構成を概観図である。
LCD表示部3001は、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をコントローラCPU112に伝える。スタートキー3002は原稿画像の読取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー3003は稼働中の動作を止める働きをする。IDキー3004は使用者のユーザIDを入力するときに用いる。リセットキー3005は操作部180からの設定を初期化するときに用いる。
<操作画面>
図9は、操作部180に表示する各画面のうち本実施形態に特徴的な画面であるメイン操作画面を示す図である。
本発明の装置が提供する機能は、コピー、送信/ファックス、ボックス、拡張の4つの大きなカテゴリーに分かれており、これらは操作画面3010上の上部に表示される4つのメインタブ、つまり、「コピー」タブ3111、「送信/ファックス」タブ3012、「ボックス」タブ3013、「拡張」3014に対応している。これらのメインタブを押すことにより、各カテゴリーの画面への切り替えが行われる。他カテゴリーへの切り替えが許可されない場合は、メインタブの表示色が変わり、メインタブを押しても反応しない。
コピーは、自機が有するスキャナとプリンタ部300を使用して通常のドキュメント複写を行う機能と、自機が有するスキャナとネットワークで接続されたプリンタ部300を使用してドキュメントの複写を行う機能(リモートコピー)を含む。
送信は、自機が有するスキャナに置かれたドキュメントを、電子メール、リモートプリンタ、ファックス、ファイル転送(FTP)及びデータベースに転送する機能であり、宛先を複数指定することが可能である。
ボックスは、スキャナで読み取った原稿画像を本体に保存したり、保存された画像データをプリント出力することが可能である。
3010はシステム状況を表示する画面であり、例えば補助電源を充電しているときに表示する。
<ヒータ制御と補助電源>
図10は、定着部335内部のヒータ制御と補助電源の動作を示す図である。
第1ヒータ381は、AC電源380から制御手段386を介して接続されている。また、充電器383がAC電源380に接続されている。蓄電ユニット384はスイッチ387により、充電器383と第2ヒータ382およびオプション機器385に接続されている。ここでスイッチ387がS1端子側に切り替えられると蓄電ユニット384は充電器383に接続され、スイッチ387がS3に切り替えられると蓄電ユニット384は第2ヒータに接続される。さらにスイッチ387がS2端子側に切り替えられると蓄電ユニット384はオプション機器385に接続される。スイッチ387の切り替えはCPU388により制御される。蓄電ユニットは、本字実施例では電気二重層コンデンサを用いている。温度センサ389は、定着部335内部の定着ローラ付近の温度を測定してCPU388に送信する。CPU388は、温度センサ389からの検知信号に基づいて定着部385内の温度が設定温度に維持されるように、制御手段386により第1ヒータ381への通電を制御するとともに、スイッチ387により第2ヒータ382への通電を制御する。
待機時(スリープ状態)や通常使用時は、スイッチ387がS1端子側へ切り替えられ、充電器383がAC電源380からの交流電源を直流電源に変換して蓄電ユニット384に印加することにより、蓄電ユニット384を充電する。また待機時から通常使用時に復帰する時は、定着部385内の温度を迅速に設定温度に復帰させるために一時的に大量の電力が必要となる。このとき、スイッチ387がS3端子側に切り替えられ、蓄電ユニット384から第2ヒータ382に放電されて、第2ヒータ382が発熱する。また、通常使用時で、オプション機器385を使用する場合は、スイッチ387がS2端子側に切り替えられ、蓄電ユニット384からオプション機器385へ電力を供給する。
このように必要に応じて、蓄電ユニット384の電力は、第2ヒータ382またはオプション機器385に供給され、不要な時はAC電源380により充電される。
<コピー画像出力時の基本シーケンス>
図11は、本実施例におけるコピー画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS101〜S109は各ステップを示す。
コピー画像を出力する場合、S101では、操作部180上でユーザーが当該コピー画像出力ジョブのコピー設定を行う。コピー設定内容は、部数、用紙サイズ、片面/両面、拡大/縮小率、ソート出力、ステイプル止めの有無等である。
このときS102において定着部335内部の温度センサ389により温度を測定し、所定の値以下の場合は、S103において蓄電ユニット384から第2ヒータ382に放電されて、第2ヒータ382が発熱する。定着部335内部の温度が所定の値なったら、S104にて蓄電ユニット384から第2ヒータ382にへの放電を止めて、蓄電ユニット384の充電を行う。
次にS105においてS101で行ったコピー設定のうち、補助電源を必要とするオプション装置を使った機能が含まれているかどうか判断する。本実施例ではフィニッシャ370が該当するため、ステープル等が設定されているかどうか判定する。
補助電源を必要とするオプション装置を使った機能が含まれていない場合は、S106で所定のコピー処理を行う。詳細は後述する。一方、S105で補助電源を必要とするオプション装置を使った機能が含まれている場合は、S106で補助電源である蓄電ユニット384に充電された電源容量を確認する。電源容量の確認方法としては、例えば蓄電ユニットの384の電圧を測定することにより間接的に充電された電源容量を確認することが出来る。ここで蓄電ユニット384が所定の値まで充電されている場合は、S106にてオプション機能を用いた処理を行う。
また一方で、蓄電ユニット384が所定の値まで充電されていない場合は、オプション機能が使用できないため、S106で操作部180上に補助電源の充電が完了するまで処理を保留することを表示し、未処理の保留ジョブとしてS109に進む。
S109で保留している保留ジョブがある場合、または次のコピー処理が設定されている場合(次ジョブ)はS102で前述の処理を同様に行う。つまり保留ジョブは、補助電源が充電されてから処理されることになる。
上記実施例では、オプション機能を使用する場合に補助電源が充電中の時は、コピー出力を一度保留していたが、以下のようにオプション機能の設定を禁止にする方法も可能である。オプション機能の設定を操作部180で行う際に設定を禁止し、表示画面上に「補助電源の充電中のためオプション機能は、しばらくお待ち下さい」等の表示を行う。そして補助電源が充電を完了後は、オプション設定を受け付けるようにしてもよい。
<コピー画像出力時の詳細シーケンス>
図12は、図11のコピー画像出力の手順を示すフローチャートのうちS106のコピー処理フローの詳細を表すフローチャートである。なお、図中のS201〜S208は各ステップを示す。
S201では、操作部180上でコピー開始指示を与えると、S202で制御装置110のメインコントローラ111はコネクタを介してリーダー部200を制御し、原稿の画像データの読み込み動作を行う。まず、原稿給送ユニット250は、載置された原稿を1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、その際同時に原稿のサイズを検知する。検知された原稿のサイズに基づいて原稿を露光走査することにより、画像データを読み取るわけである。読み取られた画像データはGraphic Processor151で指定された画像形式で圧縮をしてDRAM122上に記憶される。
S203では、メインコントローラ111がDRAM122上の画像データを、Graphic Processor151に転送する。
S204では、Graphic Processor151が、前記コピー設定パラメータに基づいて画像処理を行う。例えば、拡大400%の設定がなされているときには、Graphic Processor151内のモジュールである画像変倍部を用いて主走査方向、副走査方向、双方への変倍処理を行う。画像データの画像処理が完了するとS205へ進む。
S205では、Graphic Processor151がメインコントローラ111へ画像処理後の画像データを指定された画像形式で圧縮をおこなって転送する。メインコントローラ111は転送されてきた画像データをDRAM122上に記憶する。
S206では、メインコントローラ111はDRAM122上に記憶された画像データを指定されたファイル形式でファイル化し、ファイル化された画像データをHDコントローラ131を経由してHDドライブ132に転送することで読み込んだ画像データをHDドライブ132に格納する。
これらの動作はDFユニット250に原稿が存在する限り繰り返し行われる。
S207では、画像データをプリンタ部300へと転送する。この時、プリントを行う画像データファイルがDRAM122上に存在しない場合はHDドライブ132から画像ファイルを読み込み、DRAM122に格納する。メインコントローラ111はGraphic Processor151,プリンタ画像処理153およびコネクタ155を介して、プリンタ部300を制御しつつ、適切なタイミングでDRAM122上の画像データを、プリンタ部300へと転送する。
S208では、制御装置110が、プリンタ部300を制御して画像データをプリント出力する。
[第二実施形態]
前記第1の実施例では、コピー画像出力の処理について説明したが、本実施例ではPDLプリント画像出力について説明する。
<PDL画像出力時のシーケンス>
図13は、本実施例におけるPDL画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS301〜S316は各ステップを示す。
PDL画像を出力する場合、S301では、PC401上でユーザーが当該PDL画像出力ジョブのプリント設定を行う。プリント設定内容は、部数、用紙サイズ、片面/両面、ページ出力順序、ソート出力、ステイプル止めの有無等である。
S302では、PC401上で印刷指示を与え、それと共にPC401上にインストールされているドライバソフトウェアが、印刷対象となるPC401上のコードデータをいわゆるPDLデータに変換して、S301で設定したプリント設定パラメータとともに、本画像入出力装置の制御装置110に、ネットワーク400を介してPDLデータを転送する。
このときS303において定着部335内部の温度センサ389により温度を測定し、所定の値以下の場合は、S304において蓄電ユニット384から第2ヒータ382に放電されて、第2ヒータ382が発熱する。定着部335内部の温度が所定の値なったら、S305にて蓄電ユニット384から第2ヒータ382にへの放電を止めて、蓄電ユニット384の充電を行う。
S306では、制御装置110のメインコントローラ111のCPU112が、コネクタ126およびNetworkController125を介して転送されたPDLデータを前記プリント設定パラメータに基づいて、画像データに展開(ラスタライズ)する。画像データの展開は、DRAM122上に行われる。
S307では、メインコントローラ111がDRAM122上に展開された画像データを、Graphic Processor151に転送する。
S308では、Graphic Processor151において必要な画像処理を行った後、S309へ進む。S309にてメインコントローラ111へ画像処理後の画像データをし、メインコントローラ111は転送されてきた画像データをDRAM122上に記憶する。
次にS310において、補助電源である蓄電ユニット384に充電された電源容量を確認する。
ここで蓄電ユニット384が所定の値まで充電されている場合は、S311にて保留しているプリントジョブが残っているかどうか確認する。保留ジョブが残っていない場合、はS312のプリント処理を行う。S311にて保留ジョブが残っている場合は、現在処理中のジョブを一時中断して、保留中のジョブを優先してS312にてプリント処理を行う。
一方、S310で蓄電ユニット384が所定の値まで充電されていない場合は、S314にて処理中のジョブに補助電源を必要とするオプション装置を使った機能が含まれているかどうか確認し、オプション機能が無い場合にはS312でプリント処理を行い、オプション機能が含まれている場合は、S315で未処理の保留ジョブとしてプリント処理は行わなず、S316へ進む。
S312のプリント処理では、メインコントローラ111はGraphic Processor151、プリンタ画像処理153およびコネクタ155を介して、プリンタ部300を制御しつつ、適切なタイミングでDRAM122上の画像データを、プリンタ部300へと転送する。さらに、制御装置110が、プリンタ部300を制御して画像データをプリント出力する。画像データの転送が完了すると、すなわち当該PDLジョブが終了すると、S316へ進む。
S316で保留している保留ジョブがある場合、または次のプリントジョブがある場合はS301で前述の処理を同様に行う。このように保留ジョブは、補助電源が充電されるまでは、他のジョブが割り込む形となり、補助電源が充電された時に処理されることになる。
[第三実施形態]
前記実施例では、特定のオプション機能を使用する場合に、補助電源を用いていたが、複数の処理を同時に行う場合に、補助電源を用いることも可能である。
例えば本実施例の画像形成装置において、コピー、プリント、FAX、ネットワーク送信・ネットワーク受信等の複数の機能を行うことが可能であるが、複数の処理を同時に行う場合に定格電力である1500Wを超えてしまうような場合に、補助電源を使用することが考えられる。このとき、補助電源が放電されて、十分な電力を供給できない場合は、一時的に複数の同時処理を止めて、いづれか1つの処理を行う。さらに、補助電源が充電されれば、再び補助電源を用いた複数の処理を同時に行うことにより、定格電力1500W以内で同時動作を行うことが可能となる。
[その他の実施形態]
なお、本発明は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
本発明は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体からそのプログラムをパソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。 リーダー部200及びプリンタ部300のハード構成を示す概観図である。 リーダー画像処理部222の詳細な構成を示すブロック図である。 コントローラ部110の構成を示すブロック図である。 スキャナ画像処理部157を担う部分の詳細な構成を示すブロック図である。 プリンタ画像処理部153の詳細な構成を示すブロック図である。 グラフィック・プロセッサ151の詳細な構成を示すブロック図である。 操作部180の構成を概観図である。 基本操作画面を示す図である。 定着部335内部のヒータ制御と補助電源の動作を示す図である。 コピー動作のシーケンスを示すフローチャートである。 コピー動作の基本シーケンスを示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるプリントのシーケンスを示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像入出力装置
200 リーダー部
210 スキャナユニット
250 原稿給紙ユニット
300 プリンタ部
401,402 ホストコンピュータ(PC)
410 データベースサーバ

Claims (6)

  1. 特定の機能を使用する場合のみ補助電源を使用する画像形成装置において、補助電源からの電力が不足した場合は、補助電源の必要な電力が供給されるまで特定の機能を使用しないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補助電源の必要な電力が供給されるまでの間は、特定の機能を使用しない画像形成を優先して行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補助電源はコンデンサであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記補助電源は、前記画像形成装置の記録媒体上に画像を定着させる定着手段に含まれる加熱手段に用いることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記補助電源は、前記加熱手段に用いていないときのみ、前記特定の機能を使用することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記特定の機能は複数の機能を同時に処理することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010072939A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Toshiba Corp 電源管理装置
JP2013041533A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Toshiba Tec Corp 電子機器および電子機器の駆動方法

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