JP2010072939A - 電源管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補助電源における蓄電量に拘らず、多機能端末装置における処理のスループットの向上および利便性の向上に寄与することのできる技術の提供。
【解決手段】オプション装置を装着可能な本体装置における装置全体としての消費電力に関する情報を取得し、本体装置に対する電力供給を補助する補助電源に蓄電されている電力量を検知し、取得される情報に基づいて求められる本体装置における装置全体としての消費電力が該本体装置に電力供給する商用電源からの供給電力を上回ると判定され、且つ検知される電力量が所定残量を下回ると判定される場合に、本体装置単体で実行される所定の処理に割り当てる電力を低減させることにより、本体装置および該本体装置に装着されているオプション装置に、商用電源のみから電力供給させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、オプション装置を装着可能な本体装置に対する電力供給技術に関するものである。
近年、1台でコピー、プリント、スキャナ、FAXなどの種々の機能を実現することのできる多機能周辺端末装置(MFP:Multi Function Peripheral)が提供されている。また、このような多機能周辺端末装置の利便性向上のために、出力紙へのステイプル処理を施すフィニッシャや複数枚の原稿を自動搬送しつつスキャンする自動原稿読取装置などの様々なオプション装置が提供されている。
上記オプション装置を付加されていない多機能周辺端末装置は、商用電源からのみ電力供給を受け、上記種々の機能を実現するのが通常である。一方、多機能周辺端末装置に上記オプション装置が付加されている場合、当該オプション装置を含む多機能周辺端末装置全体としての消費電力が、商用電源からの供給電力量を超えてしまう場合がある。
商用電源から多機能周辺端末装置に供給することのできる総電力は限られているため、オプション装置の使用により多機能周辺端末装置全体としての消費電力が、商用電源からの供給電力量を超えるような場合には、定着用電力などの他の機能に使用される電力を低下させる対策をとる技術も知られるが、上記対策は多機能周辺端末装置における処理機能(例えば、単位時間当たりのコピー枚数)の低下を招くという問題がある。
このようなオプション装置に起因する電力不足の問題を解消するため、キャパシタに電力を蓄積させる補助電源装置を用いる構成が知られる(例えば、特許文献1を参照。)。当該従来技術では、補助電源装置に予め充電しておき、オプション装置の使用等によって多機能周辺端末装置全体としての消費電力が商用電源からの供給電力を超えるような場合に、充電しておいた電力を補助的に供給している。
特開平19−025255号公報
しかしながら、上記従来技術では、補助電源装置から補助的に供給される電力が不足すると、電力補助に必要な電力が補助電源装置に蓄電されるまで、多機能周辺端末装置におけるコピー機能等の実行を休止させなければならない。よって、例えば数枚のコピーを行うような場合でも、補助電源装置に蓄電されている電力の残量が少なくなると、ユーザは補助電源装置に必要なだけの電力が充電されるまで待たなければならず、利便性や処理効率の点で好ましいとは言えなかった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、補助電源における蓄電量に拘らず、多機能端末装置における処理のスループットの向上および利便性の向上に寄与することのできる技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様に係る電源管理装置は、オプション装置を装着可能な本体装置における装置全体としての消費電力に関する情報を取得する情報取得部と、前記本体装置に対する電力供給を補助する補助電源に蓄電されている電力量を検知する残量検知部と、前記情報取得部にて取得される情報に基づいて求められる前記本体装置における装置全体としての消費電力が該本体装置に電力供給する商用電源からの供給電力を上回ると判定され、且つ前記残量検知部により検知される電力量が所定残量を下回ると判定される場合に、前記本体装置単体で実行される所定の処理に割り当てる電力を低減させることにより、前記本体装置および該本体装置に装着されているオプション装置に、前記商用電源のみから電力供給させる電源制御部と、を備えてなることを特徴とするものである。
また、本発明の一態様に係る電源管理装置は、オプション装置を装着可能な本体装置における装置全体としての消費電力に関する情報を取得する情報取得部と、前記本体装置に対する電力供給を補助する補助電源に蓄電されている電力量を検知する残量検知部と、前記情報取得部にて取得される情報に基づいて求められる前記本体装置における装置全体としての消費電力が該本体装置に電力供給する商用電源からの供給電力を上回ると判定され、且つ前記残量検知部により検知される電力量が所定残量を下回ると判定される場合に、該本体装置に装着されているオプション装置に供給する電力を低減させることにより、前記本体装置単体で実行される所定の処理のための電力を前記商用電源のみから供給させる電源制御部と、を備えてなることを特徴とするものである。
また、本発明の一態様に係る電源管理装置は、オプション装置を装着可能な本体装置における装置全体としての消費電力に関する情報を取得する情報取得部と、前記本体装置に対する電力供給を補助する補助電源に蓄電されている電力量を検知する残量検知部と、ユーザの操作入力に基づいて、前記本体装置単体で実行される所定の処理に割り当てる電力を低減させることにより、前記本体装置および該本体装置に装着されているオプション装置に、前記商用電源のみから電力供給させる第1のモードと、該本体装置に装着されているオプション装置に供給する電力を低減させることにより、前記本体装置単体で実行される所定の処理のための電力を前記商用電源のみから供給させる第2のモードの内のいずれかを設定するモード設定部と、前記情報取得部にて取得される情報に基づいて求められる前記本体装置における装置全体としての消費電力が該本体装置に電力供給する商用電源からの供給電力を上回ると判定され、且つ前記残量検知部により検知される電力量が所定残量を下回ると判定される場合に、前記モード設定部により設定されたモードでの電力供給を行わせる電源制御部と、を備えてなることを特徴とするものである。
また、本発明の一態様に係る電源管理方法は、オプション装置を装着可能な本体装置における装置全体としての消費電力に関する情報を取得し、前記本体装置に対する電力供給を補助する補助電源に蓄電されている電力量を検知し、前記取得される情報に基づいて求められる前記本体装置における装置全体としての消費電力が該本体装置に電力供給する商用電源からの供給電力を上回ると判定され、且つ前記検知される電力量が所定残量を下回ると判定される場合に、前記本体装置単体で実行される所定の処理に割り当てる電力を低減させることにより、前記本体装置および該本体装置に装着されているオプション装置に、前記商用電源のみから電力供給させることを特徴とするものである。
また、本発明の一態様に係る電源管理方法は、オプション装置を装着可能な本体装置における装置全体としての消費電力に関する情報を取得し、前記本体装置に対する電力供給を補助する補助電源に蓄電されている電力量を検知し、前記取得される情報に基づいて求められる前記本体装置における装置全体としての消費電力が該本体装置に電力供給する商用電源からの供給電力を上回ると判定され、且つ前記検知される電力量が所定残量を下回ると判定される場合に、該本体装置に装着されているオプション装置に供給する電力を低減させることにより、前記本体装置単体で実行される所定の処理のための電力を前記商用電源のみから供給させることを特徴とするものである。
また、本発明の一態様に係る電源管理方法は、オプション装置を装着可能な本体装置における装置全体としての消費電力に関する情報を取得し、前記本体装置に対する電力供給を補助する補助電源に蓄電されている電力量を検知し、ユーザの操作入力に基づいて、前記本体装置単体で実行される所定の処理に割り当てる電力を低減させることにより、前記本体装置および該本体装置に装着されているオプション装置に、前記商用電源のみから電力供給させる第1のモードと、該本体装置に装着されているオプション装置に供給する電力を低減させることにより、前記本体装置単体で実行される所定の処理のための電力を前記商用電源のみから供給させる第2のモードの内のいずれかを設定し、前記取得される情報に基づいて求められる前記本体装置における装置全体としての消費電力が該本体装置に電力供給する商用電源からの供給電力を上回ると判定され、且つ前記検知される電力量が所定残量を下回ると判定される場合に、前記設定されたモードでの電力供給を行わせることを特徴とするものである。
以上に詳述したように本発明によれば、補助電源における蓄電量に拘らず、多機能端末装置における処理のスループットの向上および利便性の向上に寄与することのできる技術を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態による電源管理装置を備える多機能周辺端末装置900について説明するための縦断面図である。
本実施の形態による多機能周辺端末装置900は、多機能周辺端末装置としての標準的な機能(画像形成機能や原稿読取機能)を有する本体装置Mと、本体装置Mの機能の拡張や本体装置Mへの機能の追加を実現するオプション装置7とから構成される。オプション装置7は、本体装置Mに対して着脱可能となっており、必要に応じて本体装置Mに装着される。具体的に、オプション装置7としては、例えば、ADF3(自動原稿搬送装置)、フィニッシャ4(後処理装置)、不図示の外付けディスプレイ等が挙げられる。
本実施の形態による多機能周辺端末装置900における動作について簡単に説明する。まず、画像読取部1にて、ADF3にて自動的に読み取り位置まで搬送される複数枚の原稿G’もしくは原稿台1bに載置された原稿Gの画像を読み取る。原稿台1bに載置された原稿Gの画像を読み取る場合、走査光学系1aをx方向に走査させることにより、原稿Gからの反射光をCCD1cに導き、画像の読み取りを行なう。
画像形成部2は、画像読取部1にて原稿から読み取った画像データに基づいて、もしくはPC等の外部機器から取得される画像データに基づいて、感光体ドラム21上に形成される現像剤像をシートPに転写し、当該シート上に転写された現像剤像を定着器22により加熱定着させる。
図2は、本実施の形態による電源管理装置を備える多機能周辺端末装置900について説明するための機能ブロック図である。
本実施の形態における本体装置Mは、電源部101と、電源制御部102と、モード設定部103と、定着器22と、補助電源Qと、CPU801と、MEMORY802と、操作入力部803とを備えてなる構成となっている。
また、補助電源Qは、蓄電部201と、充電部202と、放電部203と、バイパス回路204と、蓄電部201に蓄電されている電力の残量を検知する残量検知部205と、商用電源からの電力供給を補助電源Qの充電部202およびバイパス回路204の内のいずれかに切り替えるスイッチ206と、残量検知部205からの信号を認識し、スイッチ206を制御する制御部207とを備えている。
CPU801は、多機能周辺端末装置900における各種処理を行う役割を有しており、またMEMORY802に格納されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する役割も有している。MEMORY802は、例えばHDD、ROM、RAM等から構成されており、多機能周辺端末装置900において利用される種々の情報やプログラムを格納する役割を有している。操作入力部803は、例えば、キーボードやマウス等から構成されており、ユーザの操作入力を受け付けるインターフェースとしての役割を有している。もちろん、操作入力部803を、例えばタッチパネルディスプレイ等から構成することもでき、この場合、操作入力部803は表示部としての役割も兼ねることになる。
また、本実施の形態における電源管理装置は、例えば、電源制御部102(情報取得部、充電制御部)と、モード設定部103と、残量検知部205と、制御部207(充電制御部)と、CPU801と、MEMORY802と、操作入力部803とから構成される。
ここでは、電源制御部102と制御部207とが協働することにより、充電制御部としての機能を実現している。
電源制御部102(情報取得部)は、オプション装置7を装着可能な本体装置Mにおける装置全体としての(本体装置Mにオプション装置7が装着されていない場合には本体装置M単体での、本体装置Mにオプション装置7が装着されている場合には本体装置Mおよびオプション装置7での全体としての)消費電力に関する情報を取得する。
具体的に、本実施の形態における電源制御部102(情報取得部に相当)は、本体装置Mにおける装置全体としての消費電力の判定を行なうための情報として、例えば電力計により計測される実際の消費電力の電力値を取得する。この他、電源制御部102(情報取得部に相当)は、本体装置Mにて実行される予定のジョブのスケジュール内容などを取得することもできる。このように、本体装置Mにて実行される予定のジョブのスケジュール内容に関する情報を取得する場合、電源制御部102は、実行予定の各ジョブ等から見積もることのできる演算量、ヒータによる加熱量、アクチュエータの駆動に要する電力量等に基づいて本体装置Mにおける装置全体としての現在または将来の消費電力の状態を推測する。これにより、ジョブの実行スケジュールに合わせた無駄のない(時間遅れの少ない)電源制御が可能となる。
残量検知部205は、例えば蓄電量検出器から構成されるものであり、本体装置Mに対する電力供給を補助する補助電源Qに蓄電されている電力量を検知する。具体的に、残量検知部205は、例えば蓄電部201の電圧を測定することにより、補助電源Qに蓄電されている電力量を検知する。
なお、残量検知部205による補助電源Qにおける蓄電量の検知は、本実施の形態では、蓄電量検出器によって実測する構成を例に挙げているが、これに限られるものではなく、例えば、満充電状態からの印字枚数やシート処理量等に基づいて、充電された電力の消耗度を推測し、その推測値を補助電源Qにおける蓄電量として取り扱うことも可能である。
モード設定部103は、操作入力部803へのユーザの操作入力に基づいて、本体装置M単体で実行される所定の処理(例えば、定着器22における加熱定着処理、シート搬送用モータの駆動、冷却ファンの駆動など)に割り当てる電力を低減させることにより、本体装置Mおよび本体装置Mに装着されているオプション装置7に、商用電源のみから電力供給させる「第1のモード」と、本体装置Mに装着されているオプション装置7に供給する電力を低減させることにより、本体装置M単体で実行される所定の処理のための電力を商用電源のみから供給させる「第2のモード」の内のいずれかを設定する。
なお、ここでの「電力を低減させる」には、供給電力の一部を削減する(削減後もある程度の供給電力は維持させる)場合だけでなく、供給電力を完全にゼロにする場合も含むものとする。
「第1のモード」では、所定の処理に割り当てる供給電力を低減させ、電源制御部102によりスイッチ206を充電部202からバイパス回路側204へと切り替え、上記供給電力の低減により得られる余電力をバイパス回路204を介してオプション装置7に供給させる。本実施の形態における「第2のモード」では、スイッチ206のバイパス回路204側への切り替えを行なうことなく、オプション装置7への電力供給を完全に停止させ、定着器22等への供給電力を適正なレベルに維持する。
本実施の形態では、モード設定部103にて設定されるモードに関する情報は、例えばMEMORY802に格納されるものとする。
電源制御部102は、電源制御部102(情報取得部)にて取得される情報に基づいて求められる本体装置Mにおける装置全体としての消費電力が本体装置Mに電力供給する商用電源からの供給電力を上回る(例えば、オプション装置を使用する場合など)と判定され、且つ残量検知部205により検知される電力量が所定残量を下回ると判定される場合に、モード設定部103により設定されたモードでの電力供給を行わせる。
電源制御部102および制御部207(充電制御部)は、電源制御部102(情報取得部)にて取得される情報に基づいて求められる本体装置Mにおける装置全体としての消費電力が商用電源からの供給電力以下であると判定される場合に、商用電源から補助電源Qへの充電を行わせる。
このように、本体装置M単体、もしくはオプション装置7が装着されている状態での本体装置Mが、低消費電力状態(少なくとも、商用電源からの電力供給に余力がある状態)にある場合に、余電力による補助電源Qへの充電を行うことにより、補助電源Qへの充電処理が本体装置Mもしくはオプション装置7における処理に影響を及ぼすことを回避することができる。これにより、例えば、オプション装置7が動作していない状態であり、且つ本体装置Mが低消費電力状態である場合に、商用電源からの電力供給を受けて補助電源Qの蓄電部201に充電を行い、コピー処理などが開始されると蓄積された電力を放電部203により電圧変換してオプション装置7に供給するといったことが可能となる。
図3は、多機能周辺端末装置900における電力配分について説明するための図である。同図に示すように、補助電源Qによって多機能周辺端末装置900への電力供給を補助することで、商用電源から供給される電力を節約することができ、余電力を確保することができる。当該余電力を、例えば加熱定着処理に割り当てることにより、定着温度等を低下させる必要がなくなり、結果として単位時間当たりのコピー枚数を増加させることができるといった効果を奏する。
なお、多機能周辺端末装置900にて、連続して多数枚のシートへの画像形成処理やコピー処理等を実行すると、蓄電部201に蓄電されている電力が不足することが考えられる。このような場合に、残量検知部205にて電力不足が検知されると、商用電源からオプション装置7へ電力供給するか、オプション装置7への供給電力を低減させ若しくはゼロにしてコピー動作を実行するか、をユーザ自身が操作入力部803にて選択できるようにしてもよい。
図4は、本実施の形態による多機能周辺端末装置900におけるコピー処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
多機能周辺端末装置900にてコピー処理を行なう場合、まずコピー処理に関する初期設定を行なう(S101)。
続いて、本体装置Mに何らかのオプション装置7が接続されているか否かを判断する(S102)。
本体装置Mにオプション装置7が何も接続されていない場合(S102,No)は、コピー処理に移行する(S108)。
一方、本体装置Mにオプション装置7が接続されており(S102,Yes)は、補助電源Qからの電力供給を必要とする場合には、残量検知部205にて補助電源Qにおける蓄電量を確認する(S103)。
蓄電部201に所定の蓄電量だけ電力が蓄電されている(所定値の電圧値が検知される)場合(S103,Yes)には、補助電源Qにより電力供給の補助を行い(S104)、オプション装置7を使用してコピー処理を実行させる(S108)。
蓄電部201に所定の蓄電量だけ電力が蓄電されていない(所定値の電圧値が検知されない)場合(S103,No)、オプション装置7を使用するか否かを操作入力部803にてユーザに選択させる(S105)。
ここでのオプション装置7の使用の有無については、ユーザが毎回選択することもできるが、上述のようにモード設定部103にてオプション装置7の使用の有無を予め設定しておき、所望の動作に自動的に移行させることもできる。
蓄電部201に所定の蓄電量だけ電力が蓄電されていない状態でオプション装置7を使用する場合(S105,Yes)、商用電源から定着器22に割り当てる供給電力を低下させて、当該低下させた分の電力をオプション装置7への供給電力に割り当ててコピー処理に移行する(S106)。
蓄電部201に所定の蓄電量だけ電力が蓄電されていない状態でオプション装置7を使用しない場合(S105,No)、オプション装置を使用せずに定着電力を低下させることなく、コピー処理を実行する(S107)。
続いて、実行すべきコピージョブがあるかどうかの確認を行ない(S109)、実行すべきコピージョブがある場合には(S109,Yes)、再度S102に戻り、実行すべきコピージョブがない場合(S109,No)、補助電源Qにて充電処理を行わせる(S110)。
上述の電源管理装置での処理における各ステップは、MEMORY802に格納されている電源管理プログラムをCPU801に実行させることにより実現されるものである。
なお、上述の実施の形態では、本体装置Mにおける装置全体としての消費電力が商用電源からの供給電力以下であると判定される場合に、第1のモード若しくは第2のモードでの電力供給を行なう場合を例に挙げたが、これに限られるものではない。例えば、本体装置Mにおける装置全体としての消費電力が、商用電源からの供給電力と、残量検知部205にて検知される電力との総和を上回る場合に、第1のモード若しくは第2のモードでの電力供給を行なわせるようにしてもよい。
本実施の形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と共働してその機能を実現させるものであってもよい。
以上、本実施の形態によれば、補助電源を用いてオプション装置を使用する場合に、補助電源の電力が不足した場合でも、バイパス回路を通してMFP本体からオプション装置に電力供給することで、多機能周辺端末装置を待機状態に移行させることなく所望の処理を続行させることができる。
本発明を特定の態様により詳細に説明したが、本発明の精神および範囲を逸脱しないかぎり、様々な変更および改質がなされ得ることは、当業者には自明であろう。
本発明の実施の形態による電源管理装置を備える多機能周辺端末装置900について説明するための縦断面図である。 本実施の形態による電源管理装置を備える多機能周辺端末装置900について説明するための機能ブロック図である。 多機能周辺端末装置900における電力配分について説明するための図である。 本実施の形態による多機能周辺端末装置900におけるコピー処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
符号の説明
900 多機能周辺端末装置、M 本体装置、3 ADF、4 フィニッシャ、101 電源部、102 電源制御部、103 モード設定部、22 定着器、Q 補助電源、801 CPU、802 MEMORY、803 操作入力部、201 蓄電部、202 充電部、203 放電部、204 バイパス回路、205 残量検知部、206 スイッチ、207 制御部。

Claims (12)

  1. オプション装置を装着可能な本体装置における装置全体としての消費電力に関する情報を取得する情報取得部と、
    前記本体装置に対する電力供給を補助する補助電源に蓄電されている電力量を検知する残量検知部と、
    前記情報取得部にて取得される情報に基づいて求められる前記本体装置における装置全体としての消費電力が該本体装置に電力供給する商用電源からの供給電力を上回ると判定され、且つ前記残量検知部により検知される電力量が所定残量を下回ると判定される場合に、前記本体装置単体で実行される所定の処理に割り当てる電力を低減させることにより、前記本体装置および該本体装置に装着されているオプション装置に、前記商用電源のみから電力供給させる電源制御部と、
    を備えてなる電源管理装置。
  2. 請求項1に記載の電源管理装置において、
    前記情報取得部にて取得される情報に基づいて求められる前記本体装置における装置全体としての消費電力が前記商用電源からの供給電力以下であると判定される場合に、前記商用電源から補助電源への充電を行わせる充電制御部と、
    をさらに備えてなる電源管理装置。
  3. 請求項1に記載の電源管理装置において、
    前記本体装置は、画像処理装置または多機能周辺端末装置であり、
    前記オプション装置は、自動原稿搬送装置、後処理装置および外付けディスプレイの内の少なくともいずれかである電源管理装置。
  4. 請求項1に記載の電源管理装置において、
    前記本体装置は、現像剤像をシートに加熱定着させるプロセスを実行可能な画像形成装置であり、
    前記本体装置単体で実行される所定の処理は、前記加熱定着処理である電源管理装置。
  5. オプション装置を装着可能な本体装置における装置全体としての消費電力に関する情報を取得する情報取得部と、
    前記本体装置に対する電力供給を補助する補助電源に蓄電されている電力量を検知する残量検知部と、
    前記情報取得部にて取得される情報に基づいて求められる前記本体装置における装置全体としての消費電力が該本体装置に電力供給する商用電源からの供給電力を上回ると判定され、且つ前記残量検知部により検知される電力量が所定残量を下回ると判定される場合に、該本体装置に装着されているオプション装置に供給する電力を低減させることにより、前記本体装置単体で実行される所定の処理のための電力を前記商用電源のみから供給させる電源制御部と、
    を備えてなる電源管理装置。
  6. 請求項5に記載の電源管理装置において、
    前記情報取得部にて取得される情報に基づいて求められる前記本体装置における装置全体としての消費電力が前記商用電源からの供給電力以下であると判定される場合に、前記商用電源から補助電源への充電を行わせる充電制御部と、
    をさらに備えてなる電源管理装置。
  7. 請求項5に記載の電源管理装置において、
    前記本体装置は、画像処理装置または多機能周辺端末装置であり、
    前記オプション装置は、自動原稿搬送装置、後処理装置および外付けディスプレイの内の少なくともいずれかである電源管理装置。
  8. 請求項5に記載の電源管理装置において、
    前記本体装置は、現像剤像をシートに加熱定着させるプロセスを実行可能な画像形成装置であり、
    前記本体装置単体で実行される所定の処理は、前記加熱定着処理である電源管理装置。
  9. オプション装置を装着可能な本体装置における装置全体としての消費電力に関する情報を取得する情報取得部と、
    前記本体装置に対する電力供給を補助する補助電源に蓄電されている電力量を検知する残量検知部と、
    ユーザの操作入力に基づいて、前記本体装置単体で実行される所定の処理に割り当てる電力を低減させることにより、前記本体装置および該本体装置に装着されているオプション装置に、前記商用電源のみから電力供給させる第1のモードと、該本体装置に装着されているオプション装置に供給する電力を低減させることにより、前記本体装置単体で実行される所定の処理のための電力を前記商用電源のみから供給させる第2のモードの内のいずれかを設定するモード設定部と、
    前記情報取得部にて取得される情報に基づいて求められる前記本体装置における装置全体としての消費電力が該本体装置に電力供給する商用電源からの供給電力を上回ると判定され、且つ前記残量検知部により検知される電力量が所定残量を下回ると判定される場合に、前記モード設定部により設定されたモードでの電力供給を行わせる電源制御部と、
    を備えてなる電源管理装置。
  10. 請求項9に記載の電源管理装置において、
    前記情報取得部にて取得される情報に基づいて求められる前記本体装置における装置全体としての消費電力が前記商用電源からの供給電力以下であると判定される場合に、前記商用電源から補助電源への充電を行わせる充電制御部と、
    をさらに備えてなる電源管理装置。
  11. 請求項9に記載の電源管理装置において、
    前記本体装置は、画像処理装置または多機能周辺端末装置であり、
    前記オプション装置は、自動原稿搬送装置、後処理装置および外付けディスプレイの内の少なくともいずれかである電源管理装置。
  12. 請求項9に記載の電源管理装置において、
    前記本体装置は、現像剤像をシートに加熱定着させるプロセスを実行可能な画像形成装置であり、
    前記本体装置単体で実行される所定の処理は、前記加熱定着処理である電源管理装置。
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