JP2006159729A - 画像処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 SFPのユーザでもMFPの機能を試用できるようにする。
【解決手段】 SFPとMFPの画像処理等のハードウェアプラットフォームを共通化し、SFPでもMFPの機能を使用できるように初期設定しておき、所定の期間もしくは所定のジョブ実行回数後にMFPの機能の一部を使用出来なくし、UI上に警告表示する。所定のライセンスを購入することによりMFPの機能を再び使用できるようになる。
【選択図】 図11
【解決手段】 SFPとMFPの画像処理等のハードウェアプラットフォームを共通化し、SFPでもMFPの機能を使用できるように初期設定しておき、所定の期間もしくは所定のジョブ実行回数後にMFPの機能の一部を使用出来なくし、UI上に警告表示する。所定のライセンスを購入することによりMFPの機能を再び使用できるようになる。
【選択図】 図11
Description
本発明は、コピー、プリント、FAX等の機能を持つMFP(Multi Function peripheral:マルチファンクション周辺機器)等の画像処理装置に関し、特に各機能に対する試用とライセンス及び課金に関するものである。
近年、コピーやネットワークプリント、FAX、e-mail送信等の複数の機能を実現することが可能なMFP(Multi Function peripheral:マルチファンクション周辺機器)が提供されている。これらの装置では、画像処理機能や編集機能等の様々な機能を持っており、複雑な処理を行うことも可能である。
これらの従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開2002−354187号公報
しかしながら、これらの装置は複雑な機能が多いため、ユーザにとっては不要な機能があったり、使い方が分からないため必要な機能かどうか分からない場合が多い。また、装置が多機能になるほど一般的には価格が高くなるため、必要以上のコストがかかるという問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、特定の機能を試してみることが可能でかつ必要に応じて機能を再使用することができる画像処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理システムでは、特定の機能に対して、所定の期間もしくは回数だけ使用することが可能な手段と、必要な機能だけライセンスを取得し課金を行う手段を設けることによって、ユーザにとって最適な機能の選択が可能となるような画像処理システムであることを特徴とする。
以上詳細に説明したように本発明によれば、特定の機能に対して、所定の期間もしくは回数だけ使用することが可能な手段と、必要な機能だけライセンスを取得し課金を行う手段を設けることによって、ユーザにとって最適な機能の選択が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
<画像処理システムの全体構成>
図1は、本発明の第一実施形態に係る画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。
<画像処理システムの全体構成>
図1は、本発明の第一実施形態に係る画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。
この画像処理システムは、複写機等で構成される画像入出力装置100と、この画像入出力装置100とネットワーク400を介して接続されたホストコンピュータ(PC)401,402と、同様にネットワーク400上に接続されたデータベースサーバ410とで構成されている。
この画像入出力装置100は、リーダー部200とスキャナユニット210とプリンタ部300で構成されている。
リーダー部200は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダー部200は、原稿を読み取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成される。
プリンタ部300は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット310と、画像データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット320と、印字された記録紙をソート、ステイプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット330とで構成される。
コントローラ部110は、リーダー部200、プリンタ部300と電気的に接続され、さらにネットワーク400を介して、PC401,402及びデータベースサーバ410と接続されている。
データベースサーバ410では、画像入出力装置100により読み込んだ2値画像及び多値画像をデータベースとして管理する。また、PC401等により属性情報を付加されたファイルもデータベースとして管理する。
コントローラ部110は、リーダー部200を制御して、原稿の画像データを読み込み、プリンタ部300を制御して画像データを記録用紙に出力してコピー機能を提供する。また、リーダー部200から読み取った画像データを、コードデータに変換し、ネットワーク400を介してPC401,402へ送信するスキャナ機能や、PC401又は402からネットワーク400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリンタ機能を提供する。
操作部180は、コントローラ部110に接続され、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力装置100を操作するためのユーザI/Fを提供する。
<リーダー部200及びプリンタ部300のハード構成>
図2は、リーダー部200及びプリンタ部300のハード構成を示す概観図である。
図2は、リーダー部200及びプリンタ部300のハード構成を示す概観図である。
リーダー部の原稿給送ユニット250は原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、そして光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD218によって読み取られる。
222はリーダー画像処理回路部であり、CCD218から出力される画像データに所定の処理を施し、スキャナI/F140を介してコントローラ部110へと出力するところである。
352はプリンタ画像処理回路部であり、プリンタI/F145を介してコントローラ部110から送られる画像データをレーザドライバへと出力するところである。
プリンタ部300のレーザドライバ317はレーザ発光部313、314、315、316を駆動するものであり、プリンタ画像処理部352から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部313〜316を発光させる。このレーザ光はミラー340〜351によって感光ドラム325〜328に照射され、感光ドラム325〜328にはレーザ光に応じた潜像が形成される。321〜324は、それぞれブラック(Bk)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)のトナーによって、潜像を現像するための現像器であり、現像された各色のトナーは、用紙に転写されフルカラーのプリントアウトがなされる。
用紙カセット360、361及び手差しトレイ362のいずれかより、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで給紙された用紙は、レジストローラ333を経て、転写ベルト334上に吸着され、搬送される。そして、感光ドラム325、326、327、328に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は定着部335に搬送され、定着部335の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着される。定着部335を通過した記録紙は排出ローラ336によって排出され、排紙ユニット370は排出された記録紙を束ねて記録紙の仕分けをしたり、仕分けされた記録紙のステイプルを行う。
また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ336のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ336の回転方向を逆転させ、フラッパ337によって再給紙搬送路338へ導く。再給紙搬送路338へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写ベルト334へ給紙される。
<リーダー画像処理部の構成>
図3は、リーダー画像処理部222の詳細な構成を示すブロック図である。
図3は、リーダー画像処理部222の詳細な構成を示すブロック図である。
このリーダー画像処理部222では、プラテンガラス211上の原稿はCCD218に読み取られて電気信号に変換される(CCD218はカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCD毎に並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又はフィルタがCCDと別構成になったものでも構わない)。
そして、その電気信号(アナログ画像データ)は画像処理部222に入力され、クランプ&Amp.&S/H&A/D部401でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像データのダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのデジタル信号に変換される。そして、RGB信号はシェーディング部402で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、コントローラ部110へと出力される。
<コントローラ部の構成>
図4は、コントローラ部110の構成を示すブロック図である。
図4は、コントローラ部110の構成を示すブロック図である。
メインコントローラ111は、主にCPU112と、バスコントローラ113、各種I/Fコントローラ回路とから構成される。CPU112とバスコントローラ113はコントローラ部110全体の動作を制御するものであり、CPU112はROM120からROM・I/F121を経由して読み込んだプログラムに基づいて動作する。
また、PCから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ113は各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
DRAM122は、DRAM・I/F123によってメインコントローラ111と接続されており、CPU112が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
調歩同期シリアル通信コントローラ114はリーダー部200、プリンタ部300の各CPUとシリアルバス172,173を介して制御コマンドを送受信し、操作部180のタッチパネルやキー入力の通信を行う。
ネットワーク・コントローラ125は、I/F127によってメインコントローラ111と接続され、コネクタ126によって外部ネットワークと接続される。シリアルコネクタ124はメインコントローラ111と接続されて、外部機器との通信を行う。シリアルバスとしては一般的にUSBが挙げられる。FAN128はメインコントローラ111に接続され、コントローラ部110を冷却するのに用いる。
温度監視IC142はシリアルバス143によってメインコントローラ111に接続されている。温度監視IC142はFAN128の制御や、リアルタイムクロックモジュール137の温度補正等に用いられる。
汎用高速バス130には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ135とI/O制御部126,HDコントローラ131,コーデック133とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスが挙げられる。
コーデック133は、DRAM122に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する。SRAM134はコーデック133の一時的なワーク領域として使用される。DRAM122との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
HDコントローラ131は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施形態においては、このI/Fを介してハードディスクドライブ132を接続している。ハードディスク132はプログラムを格納したり、画像データを記憶するのに用いている。
I/O制御部126は、データバス144の制御を行い、ポート145や割り込み146の制御を行う。パネルI/F141は、LCDコントローラ140に接続され、操作部180上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F171とから構成される。
操作部180は、液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネル又はハードキーにより入力された信号は前述したパネルI/F171を介してCPU112に伝えられ、液晶表示部は、パネルI/F141から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像処理システムの操作における機能表示や画像データ等を表示する。
リアルタイムクロックモジュール137は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ電池138によってバックアップされている。SRAM139はバックアップ電池138でバックアップされ、ユーザモードや各種設定情報や、ハードディスクドライブ132のファイル管理情報等を蓄積している。
グラフィック・プロセッサ151は、DRAM122に蓄積された画像データに対して、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化、スキャナ画像入力、及びプリンタ画像出力の処理を行う。DRAM152はグラフィック・プロセッサ151の一時的なワーク領域として使用される。グラフィック・プロセッサ151はI/F150を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM122との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
コネクタ160と155は、それぞれリーダー部200とプリンタ部300とに接続され、同調歩同期シリアルI/F(173,172)とビデオI/F(163,162)とから構成される。
スキャナ画像処理部157は、コネクタ160を介してリーダー部200と接続され、また、スキャナバス161によってグラフィック・プロセッサ151と接続されており、リーダー部200から受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有し、さらに、リーダー部200から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス161に出力する機能も有する。
FIFO158はスキャナ画像処理部157と接続され、リーダー部200から送られてくるビデオ信号のライン補正を行うのに用いられる。プリンタ画像処理部153は、コネクタ155を介してプリンタ部300と接続され、また、プリンタバス156によってグラフィック・プロセッサ151と接続されており、グラフィック・プロセッサ151から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部300へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部300から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス162に出力する機能も有する。
DRAM154はプリンタ画像処理部153に接続され、ビデオ信号を一定時間遅延させるのに用いられる。DRAM122上に展開されたラスターイメージデータのプリンタ部300への転送は、バスコントローラ113によって制御され、グラフィック・プロセッサ151、プリンタ画像処理部153、コネクタ155を経由して、プリンタ部300へDMA転送される。
機能管理部185では、オプション機能のうち試用中の機能もしくはライセンスを取得した機能の実行可能な回数を管理する。
ライセンス管理部190では、ユーザが試用期間が終了した各機能のうち、必要に応じてライセンスを取得した機能について課金の管理を行う。定期メンテナンス時にメンテナンス作業者が、コピーカウンタをチェックして課金請求を行うのと同様に、ライセンスの取得状況に応じて課金請求を行う。またネットワークを経由して遠隔地から課金情報のチェックを行っても構わない。
<スキャナ画像処理部の構成>
図5は、スキャナ画像処理部157を担う部分の詳細な構成を示すブロック図である。
図5は、スキャナ画像処理部157を担う部分の詳細な構成を示すブロック図である。
リーダー部200からコネクタ160を介して送られる画像データに対して、つなぎ&MTF補正部601で読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、読取速度によって変化したMTFを補正する。CCD218が3ラインCCDの場合、つなぎ処理は3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正する。FIFO158はライン遅延のバッファとして用いる。
読取位置タイミングが補正されたデジタル信号は入力マスキング部602によって、CCD218の分光特性及びランプ212及びミラー214、215、216の分光特性を補正する。入力マスキング部602の出力はACSカウント部405及びグラフィック・プロセッサ151へと送られる。
<プリンタ画像処理部の構成>
図6は、プリンタ画像処理部153の詳細な構成を示すブロック図である。
図6は、プリンタ画像処理部153の詳細な構成を示すブロック図である。
グラフィック・プロセッサ151から、プリンタバス156を介して送られる画像データは、まずLOG変換部701に入力される。LOG変換部701では、LOG変換でRGB信号からCMY信号に変換する。
次にモアレ除去部702でモアレが除去される。703はUCR&マスキング部で、モアレ除去処理されたCMY信号はUCR処理でCMYK信号が生成され、マスキング処理部でプリンタ部300の出力にあった信号に補正される。UCR&マスキング部703で処理された信号は補正部704で濃度調整された後フィルタ部705でスムージング又はエッジ処理される。
出力切り替え706で、感光ドラム325〜328のドラム間の距離を補正するためにDRAM154にCMYK画像毎に一旦画像を蓄積し、ドラム間の距離を補正した画像をコネクタ155を介してプリンタ部300へと送る。
<グラフィック・プロセッサの構成>
図7は、グラフィック・プロセッサ151の詳細な構成を示すブロック図である。
図7は、グラフィック・プロセッサ151の詳細な構成を示すブロック図である。
グラフィック・プロセッサ151は、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化、スキャナ画像入力、及びプリンタ画像出力の処理をそれぞれ行うモジュールを有する。DRAM152はDRAMコントローラ808を介して各々のモジュールの一時的なワーク領域として使用される。
各々のモジュールが用いるDRAM152のワーク領域が競合しないよう、予め各々のモジュール毎にワーク領域が静的に割り当てを行う。グラフィック・プロセッサ151はI/F150を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM122との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
バスコントローラ113は、グラフィックプロセッサ151の各々のモジュールにモード等を設定する制御、及び各々のモジュールに画像データを転送するためのタイミング制御を行う。
入力インターフェース810は、I/F150から入力された画像データをクロスバースイッチ809に入力する。画像データ形式は2値ラスターイメージデータ、多値ラスターイメージデータ、JPEG等を扱い、JPEG画像の場合は入力インターフェース810にて伸張後にラスターイメージデータに変換してクロスバースイッチ809にデータ出力する。
出力インターフェース811はクロスバースイッチ809から入力された画像データをI/F150に出力する。クロスバースイッチ809から入力される画像データ形式はラスターイメージデータであるが、出力インターフェース811でJPEG圧縮を行ってI/F150にデータ出力することも行う。
<画像回転部の処理>
次に、画像回転部801における処理手順を説明する。
次に、画像回転部801における処理手順を説明する。
I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113に画像回転制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は画像回転部801に対して画像回転に必要な設定(例えば画像サイズや回転方向・角度等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。なお、ここでは回転を行う画像サイズを32画素32ラインとし、また、画像バス2008上に画像データを転送させる際に24byte(RGB各々8bitで1画素分)を単位とする画像転送を行うものとする。
上述のように、32画素32ラインの画像を得るためには、上述の単位データ転送を3232回行う必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転送する必要がある。
不連続アドレッシングにより転送された画像データは、読み出し時に所望の角度に回転されているように、SRAM136に書き込まれる。例えば、90度反時計方向回転であれば、転送される画像データをY方向に書き込んでいく。読み出し時にX方向に読み出すことで、画像が回転される。
32画素32ラインの画像回転(DRAM152への書き込み)が完了した後、画像回転部801はDRAM152から上述した読み出し方法で画像データを読み出し、バスコントローラ113に画像を転送する。
回転処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、連続アドレッシングを以て、DRAM122もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
こうした一連の処理は、CPU112からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返される。
<画像変倍部の処理>
次に、画像変倍部802における処理手順を説明する。
次に、画像変倍部802における処理手順を説明する。
I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113に画像変倍制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は画像変倍部802に対して画像変倍に必要な設定(主走査方向の変倍率、副走査方向の変倍率、変倍後の画像サイズ等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
画像変倍部802は、受け取った画像データを一時DRAM152に格納し、これを入力バッファとして用いて、格納したデータに対して主走査、副走査の変倍率に応じて必要な画素数、ライン数の分の補間処理を行って画像を拡大もしくは縮小することで、変倍処理とする。変倍後のデータは再度DRAM152へ書き戻し、これを出力バッファとして画像変倍部802はDRAM152から画像データを読み出し、バスコントローラ113に転送する。
変倍処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
<色空間変換部の処理>
次に、色空間変換部803における処理手順を説明する。
次に、色空間変換部803における処理手順を説明する。
I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113に色空間変換制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は色空間変換部803及びLUT(ルック・アップ・テーブル)804に対して色空間変換処理に必要な設定(後述のマトリックス演算の係数、LUT804のテーブル値等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
色空間変換部803は、受け取った画像データ1画素毎に対して、所定のマトリックス演算を施す。次にマトリックス演算後のデータに対して、LUT804による変換を行う。これによって、非線形の変換をも行うことができる。当然、スルーのテーブルを設定することにより、実質的にLUT変換を行わないこともできる。
その後、色空間変換部803は色空間変換処理された画像データをバスコントローラ113に転送する。色空間変換処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
<画像二値化部の処理>
次に、画像二値化部805における処理手順を説明する。
次に、画像二値化部805における処理手順を説明する。
I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113に二値化制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は画像二値化部805に対して二値化処理に必要な設定(変換方法に応じた各種パラメータ等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
画像二値化部805は、受け取った画像データに対して二値化処理を施す。本実施形態では、二値化の手法としては、画像データを所定の閾値と比較して単純に二値化するものとする。もちろん、ディザ法、誤差拡散法、誤差拡散法を改良したものなど、いずれの手法によっても構わない。
その後、画像二値化部805は二値化処理された画像データをバスコントローラ113に転送する。
二値化処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
<スキャナ入力部の処理>
次に、スキャナ入力部806における処理手順を説明する。
次に、スキャナ入力部806における処理手順を説明する。
I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113にスキャナ入力制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113はスキャナ入力部806に対して必要な設定(入力処理に応じた各種パラメータ等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。
その後、スキャナ画像処理部157から入力される同期信号に同期して画像データがスキャナ入力部806に入力される。スキャナ入力部806は受け取った画像データを入力バッファとして一旦DRAM152に格納する。その後スキャナ入力部はDRAM152に格納した画像をバスコントローラ113に転送する。スキャナ入力画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
<プリンタ出力部の処理>
次に、プリンタ出力部807における処理手順を説明する。
次に、プリンタ出力部807における処理手順を説明する。
I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113にプリンタ出力制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113はプリンタ出力部807に対して必要な設定(出力処理に応じた各種パラメータ等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM122もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
プリンタ出力部807は受け取った画像データを一旦DRAM152に格納する。その後プリンタ画像処理部153から入力される同期信号に応じてDRAM152に格納した画像をプリンタ画像処理部153に出力する。
<操作部概要>
図8は、操作部180の構成を概観図である。
図8は、操作部180の構成を概観図である。
LCD表示部3001は、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をコントローラCPU112に伝える。スタートキー3002は原稿画像の読取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー3003は稼働中の動作を止める働きをする。IDキー3004は使用者のユーザIDを入力するときに用いる。リセットキー3005は操作部180からの設定を初期化するときに用いる。
<操作画面>
図9は、操作部180に表示する各画面のうち本実施形態に特徴的な画面であるメイン操作画面を示す図である。
図9は、操作部180に表示する各画面のうち本実施形態に特徴的な画面であるメイン操作画面を示す図である。
本発明の装置が提供する機能は、コピー、送信/ファックス、ボックス、拡張、ライセンスの5つの大きなカテゴリーに分かれており、これらは操作画面3010上の上部に表示される5つのメインタブ、つまり、「コピー」タブ3011、「送信/ファックス」タブ3012、「ボックス」タブ3013、「拡張」3014、「ライセンス」3015に対応している。これらのメインタブを押すことにより、各カテゴリーの画面への切り替えが行われる。他カテゴリーへの切り替えが許可されない場合は、メインタブの表示色が変わり、メインタブを押しても反応しない。
コピーは、自機が有するスキャナとプリンタ部300を使用して通常のドキュメント複写を行う機能と、自機が有するスキャナとネットワークで接続されたプリンタ部300を使用してドキュメントの複写を行う機能(リモートコピー)を含む。
送信は、自機が有するスキャナに置かれたドキュメントを、電子メール、リモートプリンタ、ファックス、ファイル転送(FTP)及びデータベースに転送する機能であり、宛先を複数指定することが可能である。
ボックスは、スキャナで読み取った原稿画像を本体に保存したり、保存された画像データをプリント出力することが可能である。
拡張は、その他の機能拡張を使用するためのものである。
ライセンスは、各オプション機能に対してライセンスの発行を要求したり、使用期限の情報を表示することが可能である。
またシステム状況として、コピー機能のうち両面機能は、試用が終了してライセンス停止中であることを表示している。またステイプルの機能はライセンスがあと100回分あることを示している。
ライセンスは、各オプション機能に対してライセンスの発行を要求したり、使用期限の情報を表示することが可能である。
またシステム状況として、コピー機能のうち両面機能は、試用が終了してライセンス停止中であることを表示している。またステイプルの機能はライセンスがあと100回分あることを示している。
図10は、メイン操作画面から、「ライセンス」タブ3015を押した時の、コピーモードにおけるライセンス設定時の操作部画面である。図10では、両面機能はライセンスが切れて停止中であることを示している。また、ステイプルのライセンスは100回、ソートのライセンスは50回、ドキュメントフィーダーのライセンスは30回であることを示している。
さらに各機能の右側には試用回数が終了してライセンスが無効になった機能に関して、ライセンスを再発行するための更新キーがそれぞれ配置されている。なお、ライセンスの更新はライセンスが有効中に追加更新しても構わない
<基本動作のシーケンス>
図11は、本実施例における基本動作の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS5001〜S5008は各ステップを示す。
<基本動作のシーケンス>
図11は、本実施例における基本動作の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS5001〜S5008は各ステップを示す。
まずS5001で試用の初期設定を行う。この初期設定は、オプションとなっていて試用可能にするための機能と各機能の使用回数を予め初期ライセンスとして設定しておく。なお、この設定は通常ユーザではなく出荷時もしくはメンテナンス担当者が設置時のみ行う。
S5002では、各処理設定を行う。このときS5003で、予め設定された各試用可能な機能のライセンス情報と比較してライセンスが無ければステップS5004へ進み、ライセンスがあればステップS5007へ進む。ライセンスが無い場合は、S5002で処理しようとしている機能に応じてライセンスを更新するがどうかを操作部上に表示する。ここでライセンスを更新しなければ設定された処理を行わずに終了する。またライセンスを更新する場合は、ステップS5005でライセンス獲得の処理を行う。ライセンス獲得の処理は、操作部上から更新キーを押し、必要な回数を設定することにより、ライセンスを発行する。このとき機能管理部185では各機能ごとのライセンス数が更新され記憶される。またライセンス管理部190では課金情報を更新し管理する。なお、ライセンスの更新時には必要に応じて管理者用のパスワードを要求するようにしても良い。
次にステップS5006で獲得したライセンス数を加算する。
ステップS5007では、ステップS5002で設定した処理に応じて、画像処理を行う。
さらにステップS5008では実行した処理機能に相当するライセンス数を減算することにより再設定を行う。
<コピー画像出力時のシーケンス>
図12は、本実施例におけるコピー画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS5101〜S5107は各ステップを示す。
図12は、本実施例におけるコピー画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS5101〜S5107は各ステップを示す。
コピー画像を出力する場合、S5101では、操作部180上でユーザーが当該コピー画像出力ジョブのコピー設定を行う。コピー設定内容は、部数、用紙サイズ、片面/両面、拡大/縮小率、ソート出力、ステイプル止めの有無等である。
このときS5102で、S5101で設定された各コピー機能のうち必要かつ試用可能な機能のライセンス情報と比較してライセンスが無ければステップS5103へ進み、ライセンスがあれかもしくはライセンスが必要無ければステップS51006へ進む。例えば、図10で表示されているライセンスがある場合、両面コピーを選択した場合はライセンスが停止されているので、S5103へ進む。またステイプルやソート、ドキュメントフィーダーを使用する場合はライセンスがあるため、S5106へ進む。図10で表示されている以外のコピー機能についてはライセンスが必要ないためそのままS5106へ進む。
必要なライセンスが無い場合は、S5103で処理しようとしている機能に応じてライセンスを更新するがどうかを操作部上に表示する。ここでライセンスを更新しなければ設定された処理を行わずに終了する。またライセンスを更新する場合は、ステップS5105でライセンス獲得の処理を行う。ライセンス獲得の処理は、操作部上から更新キーを押し、必要な回数を設定することにより、ライセンスを発行する。このとき機能管理部185では各機能ごとのライセンス数が更新され記憶される。またライセンス管理部190では課金情報を更新し管理する。
次にステップS5105で獲得したライセンス数を加算する。
S5106では、操作部180上でコピー開始指示を与えると、制御装置110のメインコントローラ111はコネクタを介してリーダー部200を制御し、原稿の画像データの読み込み動作を行う。まず、原稿給送ユニット250は、載置された原稿を1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、その際同時に原稿のサイズを検知する。検知された原稿のサイズに基づいて原稿を露光走査することにより、画像データを読み取るわけである。読み取られた画像データはGraphic Processor151で指定された画像形式で圧縮をしてDRAM122上に記憶される。
S5107では、メインコントローラ111がDRAM122上の画像データを、Graphic Processor151に転送する。
S5108では、Graphic Processor151が、前記コピー設定パラメータに基づいて画像処理を行う。例えば、拡大400%の設定がなされているときには、Graphic Processor151内のモジュールである画像変倍部を用いて主走査方向、副走査方向、双方への変倍処理を行う。画像データの画像処理が完了するとS5105へ進む。
S5109では、Graphic Processor151がメインコントローラ111へ画像処理後の画像データを指定された画像形式で圧縮をおこなって転送する。メインコントローラ111は転送されてきた画像データをDRAM122上に記憶する。
S5110では、メインコントローラ111はDRAM122上に記憶された画像データを指定されたファイル形式でファイル化し、ファイル化された画像データをHDコントローラ131を経由してHDドライブ132に転送することで読み込んだ画像データをHDドライブ132に格納する。
これらの動作はDFユニット250に原稿が存在する限り繰り返し行われる。
S5111では、画像データをプリンタ部300へと転送する。この時、プリントを行う画像データファイルがDRAM122上に存在しない場合はHDドライブ132から画像ファイルを読み込み、DRAM122に格納する。メインコントローラ111はGraphic Processor151,プリンタ画像処理153およびコネクタ155を介して、プリンタ部300を制御しつつ、適切なタイミングでDRAM122上の画像データを、プリンタ部300へと転送する。
S5112では、制御装置110が、プリンタ部300を制御して画像データをプリント出力する。
全ての画像データの転送が完了すると、すなわち当該コピージョブが終了すると、S5113では処理を行った機能に対してライセンス数の減算を行って終了する。
なお、ライセンス数の管理は処理される画像データ1ページ毎でも良いし、機能によっては同じ処理が複数ページに渡って続く場合には、まとめて1つのジョブ毎に管理しても構わない。ページ毎にライセンスを管理する場合、複数ページに渡るプリント時の途中でライセンスが無くなる事によりプリントが止まってしまうことも考えられるが、1つのジョブ毎にライセンスを管理する場合は、1つのジョブが終了するまではライセンスが切れることは無くなる。
(第二実施形態)
前記第1の実施例では、試用のためのライセンス管理を各機能の処理の回数で制御していたが、時間で制御することも可能である。この場合、所定の時間内であれば各機能を何回でも試用することが可能となる。また、第1の実施例では、コピーモードにおける各処理機能についてライセンス管理を行っていたが、コピー以外にもFAX,ネットワーク送信等のシステム機能をライセンス管理することも可能である。
前記第1の実施例では、試用のためのライセンス管理を各機能の処理の回数で制御していたが、時間で制御することも可能である。この場合、所定の時間内であれば各機能を何回でも試用することが可能となる。また、第1の実施例では、コピーモードにおける各処理機能についてライセンス管理を行っていたが、コピー以外にもFAX,ネットワーク送信等のシステム機能をライセンス管理することも可能である。
以下の本実施例を詳細に説明する。
図13は、メイン操作画面から、「送信/ファックス」タブ3012を押した時の、送信/ファックス設定時の操作部画面である。送信/ファックス設定では、スキャナで読み込んだ画像データの送り先を選択したり、作成することが可能である。送り先は、ファックス、電子メール、ネットワークファイル等に設定することが出来る。図13では、ファックスの設定画面にハッチングがかけられており設定することが出来なくなっている。また、システム状況の表示部ではファックス送信のライセンスが無いことを示している。
図14は、メイン操作画面から、「ライセンス」タブ3015を押した時の、ライセンス設定時の操作部画面である。図14では、コピーとプリントは試用期間やライセンスに関係なく使用できることを示している。また、ファックス機能は、試用期間またはライセンスが切れて停止中であることを示している。
さらに、ネットワーク送信はライセンスの残り日数が30日であり、E-mail送信のライセンスの残り日数が10日であることを示している。
ファックス、ネットワーク送信、E-mail送信のライセンスを更新するためのキーがそれぞれ配置されている。
<基本動作のシーケンス>
図15は、本実施例における基本動作の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS5201〜S5208は各ステップを示す。
図15は、本実施例における基本動作の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS5201〜S5208は各ステップを示す。
まずS5201で試用期間の初期設定を行う。この初期設定は、オプションとなっていて試用可能にするための機能と各機能の使用日数を予め初期ライセンスとして設定しておく。なお、この設定は通常ユーザではなく出荷時もしくはメンテナンス担当者が設置時のみ行う。
S5202では、各処理設定を行う。このときS5203で、予め設定された各試用可能な機能のライセンス情報と比較してライセンスが無ければステップS5204へ進み、ライセンスがあればステップS5207へ進む。ライセンスが無い場合は、S5202で処理しようとしている機能に応じてライセンスを更新するがどうかを操作部上に表示する。ここでライセンスを更新しなければ設定された処理を行わずに終了する。またライセンスを更新する場合は、ステップS5205でライセンス獲得の処理を行う。ライセンス獲得の処理は、操作部上から更新キーを押し、必要な回数を設定することにより、ライセンスを発行する。このとき機能管理部185では各機能ごとのライセンス数が更新され記憶される。またライセンス管理部190では課金情報を更新し管理する。なお、ライセンスの更新時には必要に応じて管理者用のパスワードを要求するようにしても良い。
次にステップS5206で獲得したライセンス日数を加算する。
ステップS5207では、ステップS5202で設定した処理に応じて、画像処理を行う。
(第三実施形態)
前記までの実施例では、画像処理システムの操作部上からライセンスの更新や情報の表示を行っていたが、ネットワークに接続されているPC等からのプリント時には、プリンタドライバ上からライセンス等の設定を行うことも可能である。
前記までの実施例では、画像処理システムの操作部上からライセンスの更新や情報の表示を行っていたが、ネットワークに接続されているPC等からのプリント時には、プリンタドライバ上からライセンス等の設定を行うことも可能である。
この場合、接続されているPCまたはユーザ毎にライセンスの更新を許可するかどうかを予め設定しておくことも考えられる。PCまたはユーザ毎の管理情報は画像処理システム内のライセンス管理部にて管理することが可能である。あるいは、ネットワークに接続されたサーバによって管理することも考えられる。また、ライセンスの更新の設定だけでなく、試用期間または回数終了後のライセンス更新後に各機能を利用できるPCまたはユーザを制限することも同様に可能である。
(第四実施形態)
前記までの実施例では、画像処理システムの操作部上またはネットワークに接続されているPCのプリンタドライバからライセンス等の設定を行っていた。しかしながらファックス画像の受信の場合、通常送信者は公衆回線を介した別の離れた場所から送信しているため、受信側の画像処理システムのライセンスの更新をすることが難しい。よってファックス受信の場合は、試用期間または回数終了等でライセンスが無い場合、受信した画像データをHDD等の記憶装置に保存しておき、操作部上からライセンスの更新手続きを完了したときに、保存された画像データを出力することが考えられる。なお、ライセンスの更新は操作部からだけでなく、ネットワークに接続されたPC等からの設定も可能である。
前記までの実施例では、画像処理システムの操作部上またはネットワークに接続されているPCのプリンタドライバからライセンス等の設定を行っていた。しかしながらファックス画像の受信の場合、通常送信者は公衆回線を介した別の離れた場所から送信しているため、受信側の画像処理システムのライセンスの更新をすることが難しい。よってファックス受信の場合は、試用期間または回数終了等でライセンスが無い場合、受信した画像データをHDD等の記憶装置に保存しておき、操作部上からライセンスの更新手続きを完了したときに、保存された画像データを出力することが考えられる。なお、ライセンスの更新は操作部からだけでなく、ネットワークに接続されたPC等からの設定も可能である。
さらに、ファックス等の受信の場合、予め特定のユーザにより自動的にライセンスを更新するように設定しておくことも可能である。この場合、受信したファックデータを記憶手段に保存したままで出力できないという問題が起きなくなる。
このように画像データの受信プリント等機能によっては、必要な分だけライセンス自動的に更新するように設定しておくことにより、ユーザの作業を軽減することが可能となる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
なお、本発明は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
本発明は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体からそのプログラムをパソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
100 画像入出力装置
200 リーダー部
210 スキャナユニット
250 原稿給紙ユニット
300 プリンタ部
401,402 ホストコンピュータ(PC)
410 データベースサーバ
200 リーダー部
210 スキャナユニット
250 原稿給紙ユニット
300 プリンタ部
401,402 ホストコンピュータ(PC)
410 データベースサーバ
Claims (6)
- 少なくとも1つ以上の機能を備えた画像処理システムであり、少なくとも1つ以上の機能毎に所定の制限を設けた機能制限手段と、前記制限手段により機能を制限されたことを示す表示手段と、前記制限された機能を使用するために所定の回復処理を行う機能回復手段とを備えたことを特徴とする画像処理システム。
- 前記機能制限手段は、各機能を使用する回数であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
- 前記機能制限手段は、各機能を使用する期間であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
- 前記機能回復手段は、所定の操作によってライセンスを取得する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
- 前記機能回復手段は、課金管理を行う手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
- 前記機能回復手段は、前記機能に応じて自動的に回復することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004356298A JP2006159729A (ja) | 2004-12-09 | 2004-12-09 | 画像処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004356298A JP2006159729A (ja) | 2004-12-09 | 2004-12-09 | 画像処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006159729A true JP2006159729A (ja) | 2006-06-22 |
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ID=36662250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004356298A Withdrawn JP2006159729A (ja) | 2004-12-09 | 2004-12-09 | 画像処理システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006159729A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009076054A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-04-09 | Anoto Ab | デジタルペンシステムにおける位置コード化された製品の電子的表現 |
JP2009177383A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
2004
- 2004-12-09 JP JP2004356298A patent/JP2006159729A/ja not_active Withdrawn
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