JP2007074539A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力データに、像域情報を付加したイメージデータと、PDLデータを含む場合、像域情報を付加したイメージもPDLデータの内のイメージと同様の処理を行うため、複写したときの画質より低下するという問題がある。
【解決手段】 第1の像域情報を付加したデータと、PDLデータを受信する手段と、第1の像域情報を付加したデータをレンダリングし、第1の像域情報を付加したイメージデータに展開する第1のレンダリング手段と、PDLデータをレンダリングし、第2の像域情報を付加したイメージデータに展開する第2のレンダリング手段を設け、
第1の像域情報を付加したイメージデータと、第2の像域情報を付加したイメージデータから、第1あるいは第2の像域情報を付加したイメージデータを生成する第3のレンダリング手段と、イメージデータに付加された第1あるいは第2の像域情報に従って画像処理手段から構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は画像形成装置に関するものであり、特に、スキャナ等の画像入力装置によって生成されたイメージデータと、文字、グラフィック、写真等の複数の画像群から画像を形成するPDLデータを合成する画像形成装置に関する。
近年、コンピュータの出力装置として、レーザビームプリンタ等の電子写真方式を用いた画像形成装置が広く使われるようになった。これらの画像形成装置は、ホストコンピュータからの命令を画像元データとして紙面に画像を出力し、または、スキャナ等の画像入力装置から入力される画像を画像元データとして紙面に出力する機能を備える。
図16は一般的な画像生成装置のシステム構成を示すブロック図である。
以下図16を用いて、ホストコンピュータからの命令を画像元データとして紙面に画像を出力する場合の処理について説明する。
2201はホストコンピュータであり、利用者はプリンタドライバを操作することにより、印刷元データを生成する。ここで生成される印刷元データとは、PDL(Page Description Language)と呼ばれるページイメージを作成するためのプリンタ制御言語が一般的である。PDLデータには、文字やグラフィックス、イメージ等のデータが含まれる。
上記生成された画像元データは、ネットワーク等で接続されたプリンタコントローラ2202に伝送される。画像生成装置2202は、ホスト命令解釈部2203、画像生成命令生成部2204、画像生成部2205、画像処理部2205、第1記憶装置2207、第2記憶装置2208から構成される。
2209はプリンタコントローラ213と接続されたプリンタエンジンであり、予め定められた画像フォーマットで生成された画像をプリンタコントローラから受信し、紙面に出力する。通常プリンタエンジンに入力される画像フォーマットは、1諧調もしくは2階調もしくは4階調のC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)面順次画像である。
ホストから伝送された画像元データは、ホスト命令解釈部2203にて解釈され、画像生成命令生成部2204にて、画像生成部2205が解釈可能な命令が生成される。画像生成命令生成部2204にて生成された命令は、第1記憶装置2207に格納され、画像生成部2205では、上記記憶装置2207に格納された命令を読み出して、第1記憶装置2207にビットマップ画像を生成する。ここで生成されたビットマップ画像は第1記憶装置2208に比べて大容量な第2記憶装置に格納される場合もある。これは生成した画像を再利用するためであり、通常ビットマップ画像をJPEG等の画像圧縮処理をしてから格納される。なお第2記憶装置には、通常ハードディスクが用いられる。また、ここで記憶装置2207に生成されたビットマップ画像は、例えばJPEG符号化等の手法で圧縮され、記憶装置2207に格納される場合もある。
第1記憶装置2207に生成されたビットマップ画像は、画像処理部2206にて、色変換やディザ等の画像処理がなされる。ここで、記憶装置2207に圧縮されたデータが格納される場合には、この時点で復号化されたのち上記画像処理がなされる。これは画像生成部2205がRGBの画像を生成するのであれば、プリンタエンジン2209に画像を転送する前にプリンタエンジンに転送できる画像フォーマットに変換する必要があるためである。この場合には第1記憶装置2208に格納されたRGB画像をルックアップテーブル等の手法でCMYK画像に変換し、更にディザ処理により低階調の画像に変換する。また画像処理部2206では、より好ましい画像を得るためにスムージング等の処理がなされる場合もある。
このように生成された画像データをプリンタエンジン2209に転送することで紙面に画像を出力する。以上にてホストコンピュータからの命令を画像元データとして紙面に画像を出力する処理が完了する。
続いて、スキャナ等の画像入力装置から入力される画像を画像元データとして紙面に出力する際の処理を説明する。
2210はスキャナであり、紙やフィルムに印刷された画像を光学的に走査し、その反射光や透過光の強度を測り、アナログ-デジタル変換することで、デジタル画像データをプリンタコントローラ2202に伝送する。また、2220はデジタルカメラであり、フォトダイオードを並べたCCDにより光の強さを電気信号に変えることで、デジタル画像データをプリンタコントローラ2202に伝送する。ここでデジタル画像データは、一般的にRGBビットマップ画像になる。
上記スキャナ2210または、デジタルカメラ2220から伝送された画像データは、第1記憶装置2208に格納される。なお、ここで格納されたデータも第2記憶装置2209に圧縮して格納される場合がある。続いて上述した方法でCMYKの低諧調の画像に変換し、プリンタエンジン2209に転送する事で紙面に画像を出力する。以上でスキャナ等の画像入力装置から入力される画像を画像元データとして紙面に出力する際の処理が終了する。
一方上述した画像データの生成過程において、紙面に出力される絵をより好ましいものにするために、プリンタコントローラに入力される画像元データに像域情報を付加してある処理単位、例えばピクセル単位やオブジェクト単位、で画像処理を切り替える手法が知られている。
例えばプリンタコントローラに伝送されるPDLデータに含まれるデータの種類ごとに、ディザ処理する際に用いられるディザマトリクスを切り替えたり、RGBからCMYKに色変換する際のルックアップテーブルを切り替えたりする場合がある。この場合、図16の画像生成部2205はビットマップ画像のほかに、各ピクセルがどのデータ種類に含まれるかを示す像域信号を生成する。これら像域信号とビットマップ画像は、例えばJPEGやJBIG等の画像信号符号化手法により符号化された後、第1記憶装置に格納され、画像処理部に転送される。画像処理部では、上述した符号化されたビットマップ画像及び像域信号を復号化し、復号化したビットマップ画像に含まれる各ピクセルがどのデータ種類に含まれるかを、復号化した像域信号を調査することにより判別し、色変換やディザマトリクスを切り替えて処理を行う。
このように画像生成部で像域信号を生成することにより、入力データに含まれるデータ毎に画像処理を切り替えることが可能になる。
一方、スキャナから読込んだ画像に関しても、領域毎に画像処理を切り替えたい場合がある。この場合には、入力されたビットマップ画像に対して、例えばパターンマッチングを施すことによりビットマップ画像に含まれる画像を判定することにより、像域信号を生成する。これらの像域信号は上述のPDLの場合と同様に、第1記憶装置に格納される。
このように入力されたビットマップ画像から像域信号を生成することにより、ビットマップの領域毎に処理を切り替えることが可能になる。
一方、像域情報は様々な画像入力装置または出力情報に対応するため像域信号を増やし、それぞれの画像入力装置または出力情報に適した画像処理を行うことで、良好な出力を得るようにしている。
従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開2003−280872号公報
しかしながら、入力されたデータに、像域情報を付加したイメージデータと、PDLデータを含む場合、像域情報を付加したイメージもPDLデータの内のイメージと同様の処理を行うため、スキャナ等の画像入力装置によって生成された像域情報が活かされずに、複写したときの画質より低下するという問題がある。
上記の課題を解決するために本発明の請求項1記載の画像形成装置は、
第1の像域情報を付加したデータと、PDLデータを受信する手段と、第1の像域情報を付加したデータをレンダリングし、第1の像域情報を付加したイメージデータに展開する第1のレンダリング手段と、PDLデータをレンダリングし、第2の像域情報を付加したイメージデータに展開する第2のレンダリング手段を設け、
第1の像域情報を付加したイメージデータと、第2の像域情報を付加したイメージデータから、第1あるいは第2の像域情報を付加したイメージデータを生成する第3のレンダリング手段と、イメージデータに付加された第1あるいは第2の像域情報に従って画像処理を行う像域画像処理手段を有することを特徴し、
前記、第1の像域情報を付加したデータは、スキャナ等の画像入力装置によって生成された像域情報を付加したイメージデータであることを特徴とし、
前記、第1の像域情報は、イメージデータの各ピクセルで異なる情報であり、各像域情報に従って異なった画像処理を行うことを特徴とし、
前記、PDLデータは、イメージ、文字、グラフィックス、ROP(Raster Operation)、透過属性等の複数種類の描画コマンドを有することを特徴とし、
前記、第2のレンダリング手段は、PDLデータの描画コマンドに応じて、描画する領域のイメージに第2の像域情報を付加することを特徴とし、
前記、第3のレンダリング手段は、第1のレンダリング手段により展開された第1の像域情報を付加したイメージデータと、PDLデータから第2のレンダリング手段により展開された第2の像域情報を付加したイメージデータの重ね合わせ手段により、第1あるいは第2の像域情報を付加したイメージデータを生成することを特徴とし、
前記、重ね合わせ手段は、第1の像域情報を付加したイメージデータと第2の像域情報を付加したイメージデータのいずれが上位にあるかによって処理を切り替えることを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために本発明の請求項7記載の画像形成装置は、
第1の像域情報を付加したデータと、PDLデータを受信する手段と、第1の像域情報を付加したデータをレンダリングし、第1の像域情報を付加したイメージデータに展開する第1のレンダリング手段と、第1のレンダリング手段により生成した第1の像域情報を付加したイメージから第1の像域情報を付加した中間コードを生成する第1の中間コード生成手段と、PDLデータを解析する解析手段と、解析したデータに対し第2の像域情報を付加した中間コードを生成する第2の中間コード生成手段を設け、
第1の像域情報を付加した中間コードと、第2の像域情報を付加した中間コードから、第1あるいは第2の像域情報を付加したイメージデータを生成する第2のレンダリング手段と、イメージデータに付加された第1あるいは第2の像域情報に従って画像処理を行う像域画像処理手段を有することを特徴し
前記、第1の像域情報を付加したデータは、スキャナ等の画像入力装置によって生成された像域情報を付加したイメージデータであることを特徴とし、
前記、第1の像域情報は、イメージデータの各ピクセルで異なる情報であり、各像域情報に従って異なった画像処理を行うことを特徴とし、
前記、PDLデータは、イメージ、文字、グラフィックス、ROP(Raster Operation)、透過属性等の複数種類の描画コマンドを有することを特徴とし、
前記、第2の中間コード生成手段は、PDLデータの描画コマンドに応じて、第2の像域情報を付加することを特徴とし、
前記、第2のレンダリング手段は、第1の像域情報を付加した中間コードと、第2の像域情報を付加した中間コードを展開する手段と、展開したイメージデータを重ねあわせる重ね合わせ手段により、第1あるいは第2の像域情報を付加したイメージデータを生成することを特徴とし、
前記、重ね合わせ手段は、第1の像域情報を付加したイメージデータと第2の像域情報を付加したイメージデータのいずれが上位にあるかによって処理を切り替えることを特徴とし、
前記、重ね合わせ手段は、第1の像域情報を付加したイメージデータと第2の像域情報を付加したイメージデータとのROP処理により切り替えることを特徴し、
前記、重ね合わせ手段は、第1の像域情報を付加したイメージデータと第2の像域情報を付加したイメージデータとの透過(α)処理により切り替えることを特徴とし、
前記、重ね合わせ手段は、第1の像域情報を付加したイメージデータと第2の像域情報を付加したイメージデータとのROP処理または透過(α)処理により切り替えることを特徴とする。
また、本発明は、上記の課題を解決するためのものであり、入力されたデータに、像域情報を付加したイメージデータと、PDLデータを含む場合、入力されたイメージデータの像域情報とPDLデータの各描画コマンドに対する像域情報を活かし、良好な出力を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
以上のように、本発明では、入力されたデータに、像域情報を付加したイメージデータと、PDLデータを含む場合、重ね合わせたときの出力イメージの結果に応じて、入力されたイメージデータの像域情報あるいはPDLデータの各描画コマンドに対する像域情報を選択するため、ピクセル毎に最適な画像処理を施すことができ、良好な出力を得ることができる画像形成装置を提供することが可能となる。
図1は画像入出力デバイスである。画像入力デバイスであるスキャナ部1070は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査することで、ラスターイメージデータ1071として電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダ1072のトレイ1073にセットし、装置使用者が操作部1012から読み取り起動指示することにより、コントローラCPUがスキャナ1070に指示を与え(1071)、フィーダ1072は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
画像出力デバイスであるプリンタ部1095は、ラスターイメージデータ1096を用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、コントローラCPUからの指示1096によって開始する。プリンタ部1095には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット1001、1002、1003、1004がある。また、排紙トレイ1011は印字し終わった用紙を受けるものである。
図2は、本発明の実施例を示す印刷システムの構成を説明するブロック図である。301は、アプリケーションなどを用いてイメージを編集し、プリンタドライバを介して印刷データを送信するコンピュータである。401は、用紙などの記録媒体から情報を読み取りデジタルデータに変換するスキャナである。
201は印刷装置である。202はネットワークに繋がるコンピュータ301などのデバイスと情報の入出力を行うためのネットワークI/Fである。ネットワークI/F202を介してコンピュータ301からの印刷データを受信する。217は印刷装置のコントローラにスキャナ401を接続するためのデバイスI/Fである。デバイスI/F217を介してスキャナ401からのイメージデータを受信する。203は様々な情報を一時格納するRAMである。RAM203は、コンピュータ301から送信され、ネットワークI/F202またはデバイスI/F217を介して受信した印刷データまたはイメージデータを格納する受信バッファ204、入力されたデータを中間コードに変換するときに一時的に使用するワークメモリ205、プリンタ内部の中間コードなどを格納するフレームバッファ206、中間コードを展開したデータを格納するラスタメモリ207からなる。
208は、印刷装置201におけるCPU211の制御コードを格納するROMである。ROM208は、受信バッファ204から読み出したデータを解析し、所定の処理に振り分ける解析処理部214と、解析処理部214で解析されたデータから中間コードを生成し、フレームバッファ206に中間コードを格納する中間コード生成部215と、入力された像域情報を付加したイメージを展開したイメージとPDLデータを展開したイメージの合成を行い、ラスタメモリ207に像域情報を付加したラスタデータを格納するイメージ合成部210と、入力された像域情報を付加したイメージの中間コードやフレームバッファ206に格納された中間コードを展開してラスタメモリ207に像域情報を付加したラスタデータを格納する展開処理部216と、ラスタメモリ207に格納された像域情報を付加したラスタデータに対し画像処理を行う画像処理部217からなる。
211は印刷装置201の演算処理や制御を行う中央演算処理装置(CPU)である。212はプリンタエンジン213との信号の入出力を行うエンジンI/Fである。213はイメージデータに基づいて、周知の電子写真プロセスによって感光ドラム上に潜像を形成し、用紙に転写して定着し印字を行うプリンタエンジンである。
以下、図3、図6、図9のフローチャートに従い、実施例を説明する。実施例においては印刷装置の処理を例に挙げ説明する。
図3は本実施例の印刷装置における処理のフローチャートである。図3において、コンピュータ301、スキャナ401の外部機器からネットワークI/F202、デバイスI/F217からのデータを受信し、受信バッファ204に格納する(S1001)と、データ解析を行い(S1002)、データ終了になるまでS1004以降の処理を行う(S1003)。解析したデータが像域情報付きイメージかを判定し(S1004)、像域情報付きイメージの場合は、ラスメモリ211にイメージ展開する(S1005)。一方、像域情報付きイメージの場合は、さらにPDLデータかを判定し(S1006)、PDLデータの場合は、PDL処理を行う(S1007)。PDLデータのでない場合は、その他の処理(S1008)を行う。S1002〜S1008までデータが終了するまで繰り返し処理する。データ終了を検知すると、S1005でイメージ展開したイメージとPDL処理で展開したイメージをイメージ合成し(S1009)、合成したイメージを像域情報に従って画像処理(S1010)し、プリンタエンジン213に出力し、印刷する(S1011)。
図4は図3のフローチャートにおけるS1007のPDL処理のフローチャートである。PDL処理においては、まずデータ解析を行い(S1101)、PDLデータ終了を検知するまでS1103以降の処理を行う(S1102)。解析したデータが、文字描画するためのコマンドであるかを判定し(S1103)、文字描画コマンドの場合は、文字属性フラグ付きの中間コードを生成する(S1104)。文字描画コマンドでない場合は、さらに、グラフィックス描画するためのコマンドであるかを判定し(S1105)、グラフィックス描画コマンドの場合は、グラフィックス属性フラグ付きの中間コードを生成する(S1106)。グラフィックス描画コマンドでない場合は、イメージ属性フラグ付きの中間コードを生成する(S1107)。S1101〜S1107までPDLデータが終了するまで繰り返し処理する。PDLデータ終了を検知すると、S1104,S1106,S1107で生成した属性フラグつきの中間コードをイメージ展開する(S1108)。
図5は図3のフローチャートにおけるS1009のイメージ合成のフローチャートである。出力する領域のピクセルに対し、像域情報付きイメージを展開したイメージがあるかを判定し(S1201)、イメージがある場合は、さらにPDLデータを展開したイメージデータがあるかを判定する(S1202)。イメージデータがある場合は、いずれが上位に描画するかを判定し(S1203)、像域情報付きイメージを展開したイメージを上位に描画する場合は、像域情報付きイメージの像域情報を出力イメージの像域情報に割り当てる(S1204)。PDLデータを展開したイメージを上位に描画する場合は、PDLデータを展開したイメージの像域情報を出力イメージの像域情報に割り当てる(S1205)。S1202でPDLデータを展開したイメージデータがない場合は、像域情報付きイメージの像域情報を出力イメージの像域情報に割り当てる(S1204)。また、S1201で像域情報付きイメージを展開したイメージがない場合は、PDLデータを展開したイメージデータがあるかを判定する(S1206)。イメージデータがある場合は、PDLデータを展開したイメージの像域情報を出力イメージの像域情報に割り当てる(S1205)。一方、イメージデータがない場合は、描画なしの像域情報を出力イメージの像域情報に割り当てる(S1207)。S1201〜S1207まで全ピクセルに対して処理を行う(S1208)。
図10は本実施例における出力例を示した図である。像域情報を付加したイメージデータとPDLデータとこれらのデータを所定のレイアウトにより合成を行うためのレイアウト情報を受信する。像域情報はイメージデータに対する画像処理を切り替えるためのピクセル毎の情報であり、主に文字、グラフィックス、イメージなどに割り当てられる。図においては、像域情報を付加したイメージデータを縮小し、PDLデータの一部に合成した結果である。
図11は、S1005での像域情報付きイメージデータを展開する一例である。像域情報付きイメージデータは、イメージデータと像域情報それぞれ縮小処理され、ラスタメモリに格納される。
図12は、S1007のPDL処理のイメージ展開処理の一例である。PDLデータは、各描画コマンドである、”出力サンプル”、”↓”、背景の中間コードを生成した後、ラスタメモリにイメージ展開するとともに、像域データを生成する。
図13は、S1009のイメージ合成処理の一例である。S1005、S1007でそれぞれ生成されたイメージデータと像域データを図5のフローチャートに従って合成している。PDLデータの上位に像域情報を付加したイメージを合成するため、像域データは、像域情報を付加したイメージが存在するところは、像域情報を付加したイメージの像域情報になっていることを示している。
以上のように、入力された像域情報を含むイメージデータとPDLデータを合成して出力する場合、像域情報を含むイメージデータの像域情報を削除することなく、出力することが可能となり、高品質な画質を維持することが可能となる。
実施例1では、展開したイメージデータの像域データを上下判定の結果から出力の像域データを決めていたが、本実施例においては、ROP(Raster Operation)を用いて、出力の像域データを決める。ROPとは、描画対象となる領域(Destination)と、イメージ等の描画オブジェクト(Source)を合成する際の描画方法を決めるパラメータで、SourceとDestinationの値の全組み合わせの結果を示す。
Source 1100
Destination 1010
Result 1110 → ROP
上記は、Sourceが1とSourceが0かつDestinationが1のときは結果は1で、Source、Destinationがともに0のときは結果は0となることを示している。つまり、SourceとDestinationのOR処理である。ROPについては、さらに、Pattern, Maskを加えた描画方法もある。
図6は本実施例の印刷装置における処理のフローチャートである。図3において、コンピュータ301、スキャナ401の外部機器からネットワークI/F202、デバイスI/F217からのデータを受信し、受信バッファ204に格納する(S1301)と、データ解析を行い(S1302)、データ終了になるまでS1304以降の処理を行う(S1303)。解析したデータが像域情報付きイメージかを判定し(S1304)、像域情報付きイメージの場合は、ラスメモリ211にイメージ展開し(S1305)、展開したイメージの中間コードを生成する(S1306)。一方、像域情報付きイメージの場合は、さらにPDLデータかを判定し(S1307)、PDLデータの場合は、PDL処理を行う(S1308)。PDLデータのでない場合は、その他の処理(S1309)を行う。S1302〜S1309までデータが終了するまで繰り返し処理する。データ終了を検知すると、S1305でイメージ展開したイメージの中間コードとPDL処理で生成した中間コードをレンダリングし(S1310)、合成したイメージを像域情報に従って画像処理(S1311)し、プリンタエンジン213に出力し、印刷する(S1312)。
図7は図6のフローチャートにおけるS1308のPDL処理のフローチャートである。PDL処理においては、まずデータ解析を行い(S1401)、PDLデータ終了を検知するまでS1403以降の処理を行う(S1402)。解析したデータが、文字描画するためのコマンドであるかを判定し(S1403)、文字描画コマンドの場合は、文字属性フラグ付きの中間コードを生成する(S1404)。文字描画コマンドでない場合は、さらに、グラフィックス描画するためのコマンドであるかを判定し(S1405)、グラフィックス描画コマンドの場合は、グラフィックス属性フラグ付きの中間コードを生成する(S1406)。グラフィックス描画コマンドでない場合は、イメージ属性フラグ付きの中間コードを生成する(S1407)。S1401〜S1407までPDLデータが終了するまで繰り返し処理する。PDLデータ終了を検知すると処理を終了する。
図8は図6のフローチャートにおけるS1310のレンダリング処理のフローチャートである。まず、出力する像域データのメモリを全て描画なしのデータに初期化する(S1501)。S1306、S1308で生成した中間コードをイメージ展開し(S1502)、イメージデータのピクセルのROP処理において結果がSourceになるかを判定する(S1503)。ROP処理の結果がSourceになる場合は、出力イメージのピクセルの像域データをSourceの像域データに置き換える(S1504)。全ピクセル処理を終了するまでS1503〜S1506を処理する。全ピクセルの処理を終了すると、全中間コードを処理したかどうかを判定し(S1507)、未処理の中間コードがある場合は、S1502〜S1508の処理を行う。全中間コードを処理した場合は処理を終了する。
以上のように、PDLデータまたはその他のコマンドで指定されたROPに応じて最適な像域情報を選択することが可能となるため、高品位な出力を実現することが可能となる。
図14は、S1310のレンダリング処理の一例である。S1306、S1308でそれぞれ生成された像域情報を付加した中間コードを生成し、像域情報を付加したイメージの中間コード、PDLデータの中間コードの順に描画を行い、PDLデータの中間コードを描画するときには、ROP=ANDで描画していることを示している。PDLデータのイメージの背景部分の像域情報は、像域情報を付加したイメージの像域情報となる。
実施例2では、展開したイメージデータの像域データをROP処理の結果から像域データを決めていたが、本実施例においては、α値(透過度)により、出力の像域データを決める。αとは、描画対象となる領域(Destination)と、イメージ等の描画オブジェクト(Source)を合成する際の描画方法を決めるパラメータで、SourceとDestinationの合成の割合を示している。一般的はα処理は、
Result = α/255*Source + (255−α)/255*Destination
(0≦α≦255)
の計算により求められる。
図9は図6のフローチャートにおけるS1310のレンダリング処理のフローチャートである。まず、出力する像域データのメモリを全て描画なしのデータに初期化する(S1601)。S1306、S1308で生成した中間コードをイメージ展開し(S1602)、イメージデータのピクセルのα値が128以上かどうかを判定する(S1603)。α値が128以上の場合は、出力イメージのピクセルの像域データをSourceの像域データに置き換える(S1604)。全ピクセル処理を終了するまでS1603〜S1606を処理する。全ピクセルの処理を終了すると、全中間コードを処理したかどうかを判定し(S1607)、未処理の中間コードがある場合は、S1602〜S1608の処理を行う。全中間コードを処理した場合は処理を終了する。
以上のように、PDLデータまたはその他のコマンドに付加されたα値に応じて最適な像域情報を選択することが可能となるため、高品位な出力を実現することが可能となる。
図15は、S1310のレンダリング処理の一例である。S1306、S1308でそれぞれ生成された像域情報を付加した中間コードを生成し、像域情報を付加したイメージの中間コード、PDLデータの中間コードの順に描画を行い、PDLデータの中間コードを描画するときには、イメージの文字部分はα=150、背景部分はα=0で描画しているため、PDLデータのイメージの背景部分の像域情報は、像域情報を付加したイメージの像域情報となる。
本発明の一実施例の画像入出力デバイスの構成図である。 実施例による印刷システムの構成を示すブロック図である。 実施例1による画像形成装置における処理のフローチャートである。 実施例1によるS1007のPDL処理のフローチャートである。 実施例1によるS1009のイメージ合成処理のフローチャートである。 実施例2による画像形成装置における処理のフローチャートである。 実施例2によるS1308のPDL処理のフローチャートである。 実施例2によるS1310のレンダリング処理のフローチャートである。 実施例3によるS1310のレンダリング処理のフローチャートである。 実施例1による出力の一例を示す図である。 実施例1によるS1005のイメージ展開の一例を示す図である。 実施例1によるS1007のPDL処理の一例を示す図である。 実施例1によるS1009のイメージ合成処理の一例を示す図である。 実施例2によるS1310のレンダリング処理の一例を示す図である。 実施例3によるS1310のレンダリング処理の一例を示す図である。 従来例による一般的な画像生成装置のシステム構成を示すブロック図。

Claims (17)

  1. 第1の像域情報を付加したデータと、PDLデータを受信する手段と、第1の像域情報を付加したデータをレンダリングし、第1の像域情報を付加したイメージデータに展開する第1のレンダリング手段と、PDLデータをレンダリングし、第2の像域情報を付加したイメージデータに展開する第2のレンダリング手段を設け、
    第1の像域情報を付加したイメージデータと、第2の像域情報を付加したイメージデータから、第1あるいは第2の像域情報を付加したイメージデータを生成する第3のレンダリング手段と、イメージデータに付加された第1あるいは第2の像域情報に従って画像処理を行う像域画像処理手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記、第1の像域情報を付加したデータは、スキャナ等の画像入力装置によって生成された像域情報を付加したイメージデータであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記、第1の像域情報は、イメージデータの各ピクセルで異なる情報であり、各像域情報に従って異なった画像処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記、PDLデータは、イメージ、文字、グラフィックス、ROP(Raster Operation)、透過属性等の複数種類の描画コマンドを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記、第3のレンダリング手段は、第1のレンダリング手段により展開された第1の像域情報を付加したイメージデータと、PDLデータから第2のレンダリング手段により展開された第2の像域情報を付加したイメージデータの重ね合わせ手段により、第1あるいは第2の像域情報を付加したイメージデータを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記、重ね合わせ手段は、第1の像域情報を付加したイメージデータと第2の像域情報を付加したイメージデータのいずれが上位にあるかによって処理を切り替えることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 第1の像域情報を付加したデータと、PDLデータを受信する手段と、第1の像域情報を付加したデータをレンダリングし、第1の像域情報を付加したイメージデータに展開する第1のレンダリング手段と、第1のレンダリング手段により生成した第1の像域情報を付加したイメージから第1の像域情報を付加した中間コードを生成する第1の中間コード生成手段と、PDLデータを解析する解析手段と、解析したデータに対し第2の像域情報を付加した中間コードを生成する第2の中間コード生成手段を設け、
    第1の像域情報を付加した中間コードと、第2の像域情報を付加した中間コードから、第1あるいは第2の像域情報を付加したイメージデータを生成する第2のレンダリング手段と、イメージデータに付加された第1あるいは第2の像域情報に従って画像処理を行う像域画像処理手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記、第1の像域情報を付加したデータは、スキャナ等の画像入力装置によって生成された像域情報を付加したイメージデータであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記、第1の像域情報は、イメージデータの各ピクセルで異なる情報であり、各像域情報に従って異なった画像処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記、PDLデータは、イメージ、文字、グラフィックス、ROP(Raster Operation)、透過属性等の複数種類の描画コマンドを有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  11. 前記、第2の中間コード生成手段は、PDLデータの描画コマンドに応じて、第2の像域情報を付加することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  12. 前記、第2のレンダリング手段は、第1の像域情報を付加した中間コードと、第2の像域情報を付加した中間コードを展開する手段と、展開したイメージデータを重ねあわせる重ね合わせ手段により、第1あるいは第2の像域情報を付加したイメージデータを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  13. 前記、重ね合わせ手段は、第1の像域情報を付加したイメージデータと第2の像域情報を付加したイメージデータのいずれが上位にあるかによって処理を切り替えることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記、重ね合わせ手段は、第1の像域情報を付加したイメージデータと第2の像域情報を付加したイメージデータとのROP処理により切り替えることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  15. 前記、重ね合わせ手段は、第1の像域情報を付加したイメージデータと第2の像域情報を付加したイメージデータとの透過(α)処理により切り替えることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  16. 前記、重ね合わせ手段は、第1の像域情報を付加したイメージデータと第2の像域情報を付加したイメージデータとのROP処理または透過(α)処理により切り替えることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  17. 前記、第2のレンダリング手段は、PDLデータの描画コマンドに応じて、描画する領域のイメージに第2の像域情報を付加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011130052A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Kyocera Mita Corp 画像形成装置および画像形成方法
JP2015027792A (ja) * 2013-07-04 2015-02-12 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成方法、およびプログラム

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