JP2008103918A - 画像形成装置及び画像形成方法ならびに画像形成方法を実行するプログラム - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法ならびに画像形成方法を実行するプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 PDL処理において、ビットマップ画像をLossy圧縮した際の画質低下を防ぐ。
【解決手段】 複数のオブジェクトで構成される画像データを入力する入力手段と、前記オブジェクトをビットマップ画像データに展開する展開手段と、展開されたビットマップ画像データと、オブジェクトの属性に基づいて属性情報を生成する生成手段と、前記生成手段で生成された属性情報に基づいて所定の画像処理を行う画像処理手段と、前記展開されたビットマップ画像を非可逆圧縮を行う圧縮手段を有する画像処理方法おいて、前記属性情報は、特定の色を示す属性が少なくとも一つ定義され、前記圧縮手段にて非可逆圧縮を行う前に、前記ビットマップ画像から前記属性情報で定義される色を持つ画素の画素値を置換し、前記属性情報の前記置換された画素に対応する属性信号に前記特定の色を示す属性を付加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホストコンピュータからの描画コマンドを受け取って印刷処理を行う画像処理装置に関するものであり、特に描画コマンドに従って生成されたビットマップ画像の各ピクセルに対して属性情報を付加し、印刷画質の向上を可能とする画像処理装置に関するものである。
近年、コンピュータの出力装置として、レーザビームプリンタ等の電子写真方式を用いた画像処理装置が広く使われるようになった。これらの画像処理装置は、ホストコンピュータからの描画コマンドを変換し画像データとして印刷処理を行う機能を備えている。
図2の2Aは一般的な画像処理装置のシステム構成を示すブロック図である。
図2の2Aを用いて、ホストコンピュータからの描画コマンドを変換し画像データとして紙面に印刷する場合の処理について説明する。
図2の2Aの201aはホストコンピュータ200a上で動作するアプリケーションであり、これらアプリケーションを用いることで、ページレイアウト文書やワードプロセッサ文書、グラフィック文書などを作成する。これらのアプリケーションで作成されたデジタル文書データはプリンタドライバ202aに送信され、デジタル文書に基づいた描画コマンドが生成される。ここで生成される描画コマンドとしては、PDL(Page Description Language)と呼ばれるページ画像データを作成するためのプリンタ記述言語が一般的である。描画コマンドには、通常、文字やグラフィックス、イメージ等のデータの描画命令が含まれている。
上記生成された描画コマンドは、ネットワーク等で接続された画像処理装置203aに伝送される。画像処理装置203aは、PDL解析部204a、ディスプレイリスト生成部205a、ラスタライズ処理部206a、データ記憶部207a、画像処理部208aから構成される。
ホストコンピュータから伝送された描画コマンドは、まずPDL解析部204aにて解析処理が行われる。解析されたデータを元にディスプレイリスト生成部205aにて、ラスタライズ処理部106で処理可能なディスプレイリスト112が生成される。ディスプレイリスト生成部105にて生成されたディスプレイリスト112は、ラスタライズ処理部206aにてラスタライズ処理が行われ、データ記憶部207aにビットマップ画像210aを生成する。
データ記憶部に生成されたビットマップ画像210aは、画像処理部208aにて、色変換処理や疑似中間調処理等の画像処理がなされ、画像出力部209aに出力可能な画像フォーマットに変換される。
ここで画像出力部209aへの入力が、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色の記録剤に対応する画像データであり、ラスタライズ処理部206aにおいて生成されるビットマップ画像210aがRGB色空間画像データである場合、画像処理部208aにおいて、データ記録部207aに格納されたRGB色空間画像データをルックアップテーブル(LUT)等を用いてCMYK色空間画像データに変換する変換処理が行われる。また通常、画像出力部209aは2、4、16階調等、低階調のみ出力可能であることが多い。従って、少ない階調数しか出力できない画像出力部においても安定した中間調表現を可能とすることが可能なよう画像処理部208aで疑似中間調処理を行う。
また画像処理部209aでは、より好ましい画像を得るためにエッジ部等にスムージング等の処理がなされる場合もある。
図中209aは画像出力部であり、予め定められた画像フォーマットで生成された画像データを受信し出力処理を行うことで、ホストコンピュータからの描画コマンドを画像データとして紙面に印刷することができる。
一方上述した画像データの生成過程において、印刷画質をより好ましいものにするために、描画コマンドに従って生成されたビットマップ画像の各画素に対して属性情報を付加し印刷画質の向上を図られることがある。(例えば特許文献1を参照)
すなわち、ラスタライズ処理部209aにおいてビットマップ画像210aが生成される際に、同時に各画素がどのような画像特性に属するのかを示す属性情報を生成する。
ここで属性情報とは、それぞれの画像特性に応じて種類を分けたものである。例えば、文字データもしくはその画像特性を持ったデータからなるテキスト属性、ビットマップデータもしくはその画像特性を持ったデータからなるイメージ属性、ドローデータもしくはその画像特性を持ったデータからなるグラフィック属性といった属性情報があげられる。
これらビットマップ画像の各画素に対し属性情報を付加することで、それぞれの属性の画像特性に適した画像処理が画像処理部208aで可能となる。
例としてイメージ属性とテキスト属性に対し、RGB色空間画像データからCMYK色空間画像データへの色変換処理を行う際、利用するルックアップテーブルを切り替えが可能になる。また、属性ごとに異なったマトリクスを用いたスクリーン処理を施すことで、イメージ属性である自然画像に対しては階調性を優先する低線数スクリーンを、テキスト属性である文字、グラフィック属性であるラインには解像度を優先する高線数スクリーンを適用することができる。
このようにラスタライズ処理部で描画オブジェクトをもとに属性情報を生成することにより、描画コマンドに含まれるデータ毎に画像処理を切り替えることが可能になる。
図3を用いてビットマップ画像と属性情報の形成についてさらに詳細な内容を示す。3Aは求められる画像形成結果で。RGB=(255,0,0)でグラフィック属性である矩形301aの上にRGB=(0,0,0)で文字属性である文字「A」302aが形成された結果である。
この描画結果の一部303aをさらに拡大したものが3Bおよび3Dである。3Bはビットマップ画像であり、RGBで1画素が24ビット幅をもつ画素列301bで構成される。3Dは属性情報であり、3Cに示すように、ここでは2ビット(ビット数は扱う属性数に応じて任意に変化)の各組み合わせに、属性を割り当てたテーブルを用意する。属性情報には各属性に該当するビットの組み合わせを記述する。よって属性情報は1画素が2ビット幅を持つ画素列303dで構成される。ビットマップ画像(3B)においてRGB=(255,0,0)である画素に対応する。属性情報(3D)の画素はグラフィック属性を示す「3」301dがラスタライズ処理部206aによって書き込まれ、ビットマップ画像(3B)においてRGB=(0,0,0)である画素は、属性情報(3D)においては文字属性を示す「2」302dがラスタライズ処理部206aによって書き込まれる。
特開2000-259819号公報
画像形成装置では、データサイズを少なくするために画像圧縮処理が行なわれる。特に、扱われる画像が高画質、高解像度である場合には、上記RGB画素をもった大きなデータサイズのビットマップ画像にLossy圧縮が用いられる。しかしLossy圧縮では、高圧縮時にモスキートノイズ等の画質劣化が発生することが知られている。
本発明では、ビットマップ画像をLossy圧縮した場合においても、ノイズの発生を抑え、画質劣化の少ない画像を形成する画像形成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成方法は、複数のオブジェクトで構成される画像データを入力する入力手段と、前記オブジェクトをビットマップ画像データに展開する展開手段と、展開されたビットマップ画像データと、オブジェクトの属性に基づいて属性情報を生成する生成手段と、前記生成手段で生成された属性情報に基づいて所定の画像処理を行う画像処理手段と、前記展開されたビットマップ画像を非可逆圧縮を行う圧縮手段を有する画像処理方法おいて、前記属性情報は、特定の色を示す属性が少なくとも一つ定義され、前記圧縮手段にて非可逆圧縮を行う前に、前記ビットマップ画像から前記属性情報で定義される色を持つ画素の画素値を置換し、前記属性情報の前記置換された画素に対応する属性信号に前記特定の色を示す属性を付加することを特徴とする。
また、前記属性情報で定義する特定の色がPureBlackであることを特徴とする。
また、前記ビットマップ画像で置換する画素の置換後の画素値は0であることを特徴とする。
また、前記ビットマップ画像で置換する画素の置換後の画素値は、前記置換する画素の周辺の画素を参照することで決定されることを特徴とする。
また、前記置換する画素の周辺の画素とは、前記置換する画素を取り囲む8画素であることを特徴とする。
また、前記置換する画素の周辺の画素とは、前記圧縮手段で圧縮する最小の単位に含まれる画素のうち、置換する画素を除く画素であることを特徴とする。
また、前記置換する画素の周辺の画素とは、前記の周辺画素のうち、前記置換する画素の置換前の画素値と同じ画素を除いたものとすることを特徴とする。
また、周辺の画素として参照するものが無い場合、置換後の画素値を0とすることを特徴とする。
また、記ビットマップ画像の置換及び属性信号の置換は、前記圧縮手段にてN回以上圧縮する際に行われ、Nは2以上であることを特徴とする。
また、前記ビットマップ画像の置換及び属性信号の置換は、前記圧縮手段で圧縮するパラメータに従って置換を行うあるいは行わないかを切り替えることを特徴とする。
また、前記ビットマップ画像の置換及び属性信号の置換は、前記展開手段もしくは前記圧縮手段にて色空間変換が行われる場合に置換が行われることを特徴とする。
属性情報を付加し、属性情報に基づいて画像処理を切り替えて印刷画質の向上を可能とする画像処理装置において、形成したビットマップ画像をLossy圧縮で圧縮処理した場合においても画像劣化を極力防ぐことが出来る。本画像処理方法を印刷装置に適用した場合であれば良好な画質の印刷結果を得ることが出来る。
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を説明する。
なお、本発明の実施の形態として以下にレーザビームプリンタの適用する場合を説明するが、本発明はこれに限られるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲で、任意のインクジェットプリンタやMFP(MultiFunctionPrinter)等、他の方式の画像形成装置にも適用可能である。
本実施例の構成を説明する前に、本実施例を適用するに好適なレーザービームプリンタ(以下「LBP」と記述)の構成について図1を参照しながら説明する。以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、実施例のLBPの内部構造を示す断面図である。図において、100はLBP本体であり、外部に接続されているコンピュータ(図2の301)から供給される文字印字命令、各種図形描画命令、イメージ描画命令及び色指定命令等に従って対応する文字パターンや図形、イメージ等を作成し、記録媒体である記録用紙上に像を形成する。
151は操作のためのスイッチ及びプリンタの状態を表示するLED表示器やLCD表示器等が配されている操作パネル、101はLBP100全体の制御及びホスト・コンピュータから供給される文字印字命令等を解析するプリンタ制御ユニットである。尚、本実施例におけるLBPはRGBの色情報をM(マゼンタ)C(シアン)Y(イエロー)K(クロ)に変換し、それらを並列で像形成・現像するため、MCYKそれぞれが像形成・現像機構を持つ。
プリンタ制御ユニット101はMCYKそれぞれの印字イメージを生成し、ビデオ信号に変換してMCYKそれぞれのレーザ・ドライバに出力する。M(マゼンタ)のレーザ・ドライバ110は半導体レーザ111を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ111から発射されるレーザ光112をオン・オフ切替する。レーザ光112は回転多面鏡113で左右方向に振られて静電ドラム114上を走査する。これにより、静電ドラム114上には文字や図形のパターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム114周囲の現像ユニット(トナーカートリッジ)115によって現像された後、記録用紙に転写される。C(シアン)、Y(イエロー)、K(クロ)に関してもM(マゼンタ)と同様の像形成・現像機構を持ち、120、121、122、123、124、125はC(シアン)用の像形成・現像機構、130、131、132、133、134、135はY(イエロー)用の像形成・現像機構、140、141、142、143、144、145はK(クロ)用の像形成・現像機構である。個々の機能はM(マゼンタ)の像形成・現像機構と同じであるので説明は省略する。
記録用紙にはカット・シートを用い、カット・シート記録紙はLBPに装着した給紙カセット102に収納されバネ103で一定の高さに保たれており、給紙ローラ104及び搬送ローラ105と106とにより装置内に取り込まれ、用紙搬送ベルト107に乗せられてMCYKの各像形成・現像機構を通過する。記録用紙に転写されたMCYKの各トナー(粉末インク)は定着器108で熱と圧力により記録用紙に固定され、記録用紙は搬送ローラ109と150によってLBP本体上部に出力される。
続いて、図2の2Bを用いて、図2の2Aで示すシステム構成を可能にするLBPを制御するコントローラのハードウェア構成について説明する。
LBP202bのコントローラ211bはホストコンピュータ201bからネットワーク212bを介してPDLデータを受け取るネットワークI/F203bを備える。ROM204bには受信されたPDLデータを処理するための解析処理プログラム、ディスプレイリスト処理プログラム、ラスタライズプログラムが格納されている。また画像処理H/W206、画像出力H/W207b、メモリ操作H/W209b、圧縮・伸長H/W210bを制御するためのH/W制御プログラムもROM204bに含まれる。上記プログラムはCPU208bによって実行される。
RAM205bには受信されたPDLデータを格納される受信バッファ、ROM204bの各プログラムが動作するために必要なメモリと、ディスプレイリスト処理部205aが生成したディスプレイリスト212aを格納するワークメモリ領域、ラスタライズ処理部206aが生成するビットマップ画像および属性情報を一時保存し、画像処理部208aへの入力されるラスタメモリと、データ記憶部207aとして利用される圧縮データを格納するスプールメモリとが存在する。
画像処理H/W206bは画像処理部208aの処理をハードウェアで実現したハードウェアアクセラレータである。画像出力H/W207bは画像出力部209aの処理をハードウェアを用いて実現したハードウェアアクセラレータ、メモリ操作H/Wはメモリ間のコピーやメモリ領域に一定値を書き込んで初期化を行なう機能を備えたハードウェアアクセラレータ、圧縮・伸長H/W210bはメモリ間のコピー時にデータの圧縮・伸長処理を行うハードウェアアクセラレータで、システムによっては複数の圧縮方式、例えばJPEGに代表されるLossy圧縮方式とJBIGなどのLossless圧縮方式を持つことが可能である。
上記の各ハードウェアアクセラレータはCPU208bおよび自回路以外のハードウェアアクセラレータは並列に動作可能であり、図2の2Aに示す各処理部を並列に動作させることにより高速に画像形成処理が可能になり、印刷速度の向上が期待できる。また、ハードウェアアクセラレータはメモリからデータを読み込み、メモリへとデータを書き込むほかに、メモリを介さずにハードウェアアクセラレータ間で直接データをやり取りすることが可能である。例えば図2の2Aの画像処理部208aと画像出力部209aの間にデータが生成されていないが、その処理は画像処理H/W206bで画像処理されたデータがメモリを介さずに画像出力H/W207bに直接入力され、画像出力部210bに出力されることを実現する。
また本実施例ではRGBは1画素24ビット(各要素8ビット×3)でかつ輝度(加色混合)で表現する。さらにCMYKについては1画素32ビット(各要素8ビット×4)の濃度(減色混合)で表現する。但し、上記数値に制限されるものではなく、例えばRGBの各要素が16ビットで1画素が48ビットであっても本発明が適応可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施形態について図を用いて説明する。
RAM205bに格納されたPDLデータは、前記解析処理プログラムと前記ディスプレイリスト処理プログラムに入力され、ディスプレイリストに変換され、RAM205bに格納されるが、このときRAM205bが枯渇する場合がある。この場合、既にRAM205bに格納されているディスプレイリストを前記ラスタライズ処理部に転送し、ビットマップを形成し、形成されたビットマップを圧縮し、また格納されているディスプレイリストを削除することで、RAM205bの空きを増やし、前記変換処理を続行する手法がよく知られている。本実施例では、ディスプレイリストを生成している途中で、RAM205bが枯渇した場合について本発明を適用する。
上述したように、RAM205bでメモリが枯渇すると、前記ラスタライズ処理部206aはRAM205bで既に格納されているディスプレイリストを読み込み、ビットマップを形成すると同時に属性情報も形成する。
図3の3Aは前記ラスタライズ処理部206aで生成されたビットマップの一例を示す図であり、矩形301a及び文字302aから形成される。図3の3Bは、図3の3Aの303aを拡大した図であり、図3の3Dは、図3の3Bのそれぞれの画素に対応する属性情報を図示している。本実施例において属性情報は、図3の3Cに示すように定義される。なお、図3の3Cの”pureblack”を属性とするピクセルは、色値がRGB=(0,0,0)であることを示す。
続いて、形成されたビットマップの各ピクセルを走査し、RGB=(0,0,0)となる画素を判定する。RGB=(0,0,0)となる画素において、ビットマップ画像においては、その色値を例えば、対象画素の周辺画素のうち、pureblackではない画素の画素値の平均値で置き換える。上記置換はピクセル単位で行う。また、属性情報においては、その値をpureblackに置換する。
図4の4Bと図4の4Dは、それぞれ図3の3Bと図3の3Dの各画素に対して、上述の置換を行った結果を表す図である。
上述のように、ビットマップの各画素でRGB=(0,0,0)のピクセルを置換した画像に対してJPEGに代表されるLossy圧縮を施す。属性情報については、例えばJBIGに代表されるLossless圧縮を施す。
上述の処理によってRAM205bの空きを増やしたのち、前記解析処理プログラムと前記ディスプレイリスト処理プログラムを作動させることで、続くPDLデータの解析とディスプレイリスト作成処理を続行する。再度RAM205bが枯渇した場合には上述の処理を繰り返すことになる。ここで、既に上述の処理によってビットマップ画像を圧縮していた場合には、該圧縮されたビットマップ画像及び属性情報を展開し、該展開されたビットマップ画像と属性情報に対してラスタライズを終えていない描画オブジェクトを上書きする。
受信したPDLデータの解析とディスプレイリストの作成が完了すると、ラスタライズ処理部206aは、上述した処理と同様に、圧縮したビットマップ及び属性情報を展開し、該展開されたビットマップ画像と属性情報に対してラスタライズを終えていない描画オブジェクトを上書きする。
続いて上述のように作成されたビットマップ及び属性情報は、図5に示す画像処理部に伝送される。画像処理部501はビットマップ画像と属性情報を受信し、RGB色空間からCMYK色空間への色空間変換、及びディザ処理が行われる。色空間変換では、属性毎に用意されるLUT(ルックアップテーブル)を参照する。同様に、ディザ処理でも、属性毎に用意されたディザテーブルを参照する。ここで、pureblack属性を持つピクセルの場合、色空間変換では、510に示すように、入力する色に関わらず、CMYK=(0,0,0,255)を出力する。このように処理されたデータは画像出力部へ伝送され、上述した像形成・現像機構を用いて紙面上に印刷を行う。
なお、本例においては、pureblackをもつビットマップでの色値は、対象画素の周辺画素のうち、pureblackではない画素の画素値の平均値で置換したが、固定値、例えば白に相当する色値にしても本発明は適用できる。ただしこの場合、周辺の画素値が濃い色であり、JPEGの圧縮率を高い場合には、周辺画素にノイズが載ることになる。
また、置換する画素を計算する際に、参照とする画素を、圧縮する最小の単位にしてもよい。例えばJPEGの場合、ビットマップを8×8ピクセル単位で処理を行う場合があるが、対象画素を含むこのような領域内で、pureblackを色値としてもつ画素を除く画素値の平均値で置き換えてもよい。なお、上記領域に含まれる画素の画素値が全てpureblackである場合には、置換を行わなくても画質劣化は発生しないため、ビットマップの置換は特に行う必要は無い。
また、本実施例においては、属性情報を、JBIGに代表されるLossless圧縮方式にて圧縮を行ったが、これは他のLossless圧縮方式でよいことは言うまでも無く、また、圧縮を行わずにメモリ上に保持しておく場合においても本発明が適用できることは言うまでもない。
実施例1で説明したように、本発明では圧縮前にビットマップ画像の全てのピクセルに対して特定の色、例えばpureblack、を色値として持つピクセルを検索する必要がある。しかしながら、高解像度の画像の場合、上述の検索には時間がかかる。
一方、一般にLossy圧縮においては以下の場合において画質低下が顕著である。
(1)複数回の圧縮を繰り返したとき
(2)圧縮率を上げたとき
(3)Ycc変換などの処理後に圧縮したとき
従って、上述の特定の色の検索及び置換処理を行う条件を判定することで、無駄な検索及び置換処理を省略することができる。
図6は、上述の条件によって、検索・置換を行うか否かを判定する場合のフローチャートの一例である。
圧縮を行う場合、S601で上述の検索・置換を行うか否かを判定する。この判定は、例えば上述した画質劣化が顕著な場合の要因で判断すれば、
(1)複数回目の圧縮であるか否か。複数回目の圧縮の場合、検索・置換を行う。
(2)圧縮率を規定するパラメータが予め指定した閾値以下か否か。予め指定した閾値以下である場合には検索・置換を行う。
(3)直前に、例えばRGB色空間からYUV色空間に変換されたか否か。色空間変換がなされた場合、検索・置換を行う。
とすればよい。S601の結果、検索・置換を行うと判断された場合には、実施例1で説明したように、ビットマップの検索を行い、ビットマップの画素値の置換、及び属性情報の置換を行い(S602)、ビットマップをLossy圧縮し、属性情報をLossless圧縮する(S603)。S601の結果、検索・置換を行わないと判断された場合には、検索や置換を行わずに入力されたビットマップと属性情報をそれぞれ圧縮する。
LBPの内部構造を示す断面図 一般的な画像処理装置のシステム構成を示すブロック図およびハードウェア構成図 置換前のビットマップと属性情報 置換後のビットマップと属性情報 本発明の一実施例におけるデータを処理する画像処理部のブロック図 本発明の一実施例におけるフローチャート
符号の説明
100 プリンタ本体
101 プリンタ制御ユニット
102 給紙カセット
103 用紙を持ち上げるためのバネ
104 給紙ローラ
105 用紙搬送ローラ
106 用紙搬送ローラ
107 用紙搬送ベルト
108 定着器
109 用紙搬送ローラ
110 レーザ・ドライバ(マゼンタ用)
111 半導体レーザ発射装置(マゼンタ用)
113 回転多面鏡(マゼンタ用)
114 静電ドラム(マゼンタ用)
115 トナーカートリッジ(マゼンタ用)
120 レーザ・ドライバ(シアン用)
121 半導体レーザ発射装置(シアン用)
122 レーザ・ビーム(シアン用)
123 回転多面鏡(シアン用)
124 静電ドラム(シアン用)
125 トナーカートリッジ(シアン用)
130 レーザ・ドライバ(イエロー用)
131 半導体レーザ発射装置(イエロー用)
132 レーザ・ビーム(イエロー用)
133 回転多面鏡(イエロー用)
134 静電ドラム(イエロー用)
135 トナーカートリッジ(イエロー用)
140 レーザ・ドライバ(クロ用)
141 半導体レーザ発射装置(クロ用)
142 レーザ・ビーム(クロ用)
143 回転多面鏡(クロ用)
144 静電ドラム(クロ用)
145 トナーカートリッジ(クロ用)
150 用紙搬送ローラ
151 操作パネル

Claims (9)

  1. 複数のオブジェクトで構成される画像データを入力する入力手段と、前記オブジェクトをビットマップ画像データに展開する展開手段と、展開されたビットマップ画像データと、オブジェクトの属性に基づいて属性情報を生成する生成手段と、前記生成手段で生成された属性情報に基づいて画像処理を行う画像処理手段と、前記展開されたビットマップ画像を非可逆圧縮を行う圧縮手段を有する画像処理方法おいて、前記属性情報は、特定の色を示す属性が少なくとも一つ定義され、前記圧縮手段にて非可逆圧縮を行う前に、前記ビットマップ画像から前記属性情報で定義される色を持つ画素の画素値を置換し、前記属性情報の前記置換された画素に対応する属性信号に前記特定の色を示す属性を付加することを特徴とする画像形成方法。
  2. 前記属性情報で定義する特定の色がPureBlackであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  3. 前記ビットマップ画像で置換する画素の置換後の画素値は0であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  4. 前記ビットマップ画像で置換する画素の置換後の画素値は、前記置換する画素の周辺の画素を参照することで決定されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  5. 前記置換する画素の周辺の画素とは、前記置換する画素を取り囲む画素であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
  6. 前記置換する画素の周辺の画素とは、前記圧縮手段で圧縮する最小の単位に含まれる画素のうち、置換する画素を除く画素であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
  7. 前記ビットマップ画像の置換及び属性信号の置換は、前記圧縮手段にてN回以上圧縮する際に行われ、Nは2以上であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記ビットマップ画像の置換及び属性信号の置換は、前記圧縮手段で圧縮するパラメータに従って置換を行う、あるいは行わないかを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成手段。
  9. 前記ビットマップ画像の置換及び属性信号の置換は、前記展開手段もしくは前記圧縮手段にて色空間変換が行われた場合に行われることを特徴とする請求項1に記載の画像形成手段。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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