JP2006205507A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006205507A
JP2006205507A JP2005019724A JP2005019724A JP2006205507A JP 2006205507 A JP2006205507 A JP 2006205507A JP 2005019724 A JP2005019724 A JP 2005019724A JP 2005019724 A JP2005019724 A JP 2005019724A JP 2006205507 A JP2006205507 A JP 2006205507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
color
magenta
cyan
plane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005019724A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Kitani
秀之 木谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005019724A priority Critical patent/JP2006205507A/ja
Publication of JP2006205507A publication Critical patent/JP2006205507A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 ディザパターンに起因する文字や図形の輪郭の凹凸の除去及び機械的な版のずれによる隙間の発生を抑えると同時に、補間処理による濃度や色の変化を最小限に抑える。
【解決手段】 レンダリング後の画像の補間処理の際に淡色インクを用いる。
【選択図】 図1

Description

本発明はレンダリング後の画像に対して色の境界を判定し、色の境界に対して補間を行なう印刷装置に関する。
この種の印刷装置においてはRGB画像をMCYKのプレーン画像に変換する際に色の境界を判定し、色の境界に対して高画質化のための補間処理を行なうのが一般的になりつつある。
例えば、ある色で構成される領域がMCYKのプレーン画像に変換されるとディザのパターンによっては領域の輪郭に細かな凹凸ができてしまう。この凹凸を無くすために、その色に対して使用されるMCYKのプレーン画像の対応領域の輪郭を塗るという処理が知られている。これを縁取り処理と呼ぶ。
また、生成されたMCYK画像は各プレーン毎に用紙に転写されるが、その際の機械的な版ずれによって色の境界に白の隙間が発生することがある。この隙間を無くすために、ある色で構成される領域をMCYKのプレーン画像に変換する際にその領域を1画素程度広げるという処理が知られている。これをトラッピング処理と呼ぶ。
又、別の従来例としては、特許文献1をあげることが出来る。
特開2004-122383号公報
先に述べたように従来の印刷装置においてはRGB画像からMCYK画像を生成する際に色の境界を判定し、色の境界に対して縁取り処理やトラッピング処理を施すことで色の境界の凹凸や隙間を補間していた。
しかしながら、縁取り処理を行なうと領域の輪郭の凹凸は無くなるが、領域の内部と輪郭部とに濃度差が発生するという問題点があった。また、トラッピング処理を行なうと色の境界部の隙間は消えるが、機械的な版ずれの方向によっては版の重なりが発生して合成色が現れてしまうという問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決することを目的としている。
一般的にこの種の印刷装置ではマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色のインクで印刷するのが一般的であるが、近年はこれにライトマゼンタ、ライトシアンを加えた6色のインクで印刷する印刷装置も考案されており、インクジェット方式のプリンタでは既に実用化されている。ライトマゼンタ、ライトシアンとはそれぞれマゼンタ、シアンを淡くしたインクであり、淡い色を表現するのに適している。尚、イエローに関してはそれ自体が淡いため、一般的にライトイエローが用意されることは無い。また、ブラックはマゼンタ、シアン、イエローで合成可能であるため、一般的にライトブラックが用意されることも無い。
本発明はこの6色インク方式の印刷装置において前述の問題点を低減するための手段を提供する。
次に、縁取り処理における領域の内部と輪郭部との濃度差の問題を低減するための手段について説明する。一般に6色インク方式の印刷装置においてRGB画像はM,C,Y,K,Lm,Lcの6プレーンに展開される。(Mはマゼンタ、Cはシアン、Yはイエロー、Bはブラック、Lmはライトマゼンタ、Lcはライトシアンである。)本発明では縁取り処理の弊害である領域の内部と輪郭部との濃度差を抑えるために、縁取り処理の際に用いるM成分はLm成分に、C成分はLc成分に置き換える。更にK成分はLm,Lc,Yに置き換える。この色成分の置き換えにより縁取り処理の本来の目的である輪郭部の凹凸は無くしながらも、輪郭部の濃度上昇は抑えられ、領域内部に近い濃度となる。
次に、トラッピング処理における版の重なりによる合成色の出現を低減するための手段について説明する。本発明ではトラッピング処理弊害である版の重なりのために出現する合成色の濃度を抑えるために、トラッピング処理の際に用いるM成分はLm成分に、C成分はLc成分に置き換える。更にK成分はLm,Lc,Yに置き換える。この色成分の置き換えによりトラッピング処理の本来の目的である白の隙間は無くしながらも、その代わりに発生する合成色の濃度を低く抑えることができる。
以上説明したように本発明によれば、レンダリング後の画像の補間処理の際に淡色インクを用いることで、ディザパターンに起因する文字や図形の輪郭の凹凸の除去及び機械的な版のずれによる隙間の発生を抑えると同時に、補間処理による濃度や色の変化を最小限に抑えることができる。
以下、本発明をLBPに適用し、図面を用いて更に詳細に説明する。
本実施例の構成を説明する前に、本実施例を適用するLBPの構成を図1を参照して説明する。
図1は実施例のLBPの内部構造を示す断面図である。
図において100はLBP本体であり、このLBPはLAN接続されているコンピュータ(図2の201)から供給される用紙サイズ指定命令、文字印字命令、各種図形描画命令、イメージ描画命令及び色指定命令等に従って対応する文字パターンや図形、イメージ等を作成し、記録媒体である記録用紙上に像を形成する。171は操作のためのスイッチ及びプリンタの状態を表示するLED表示器やLCD表示器等が配されている操作パネル、101はLBP100全体の制御及びコンピュータから供給される文字印字命令等を解析するプリンタ制御ユニットである。
尚、本実施例におけるLBPはRGBの色情報をM(マゼンタ)C(シアン)Y(イエロー)K(ブラック)Lm(ライトマゼンタ)Lc(ライトシアン)に変換し、それらを並列で像形成・現像するため、MCYKLmLcそれぞれが像形成・現像機構を持つ。プリンタ制御ユニット101はMCYKLmLcそれぞれの印字イメージを生成し、ビデオ信号に変換してMCYKLmLcそれぞれのレーザ・ドライバに出力する。
M(マゼンタ)のレーザ・ドライバ110は半導体レーザ111を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ111から発射されるレーザ光112をオン・オフ切替する。レーザ光112は回転多面鏡113で左右方向に振られて静電ドラム114上を走査する。これにより、静電ドラム114上には文字や図形のパターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム114周囲の現像ユニット(トナーカートリッジ)115によって現像された後、記録用紙に転写される。
C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)、Lm(ライトマゼンタ)、Lc(ライトシアン)に関してもM(マゼンタ)と同様の像形成・現像機構を持ち、120、121、122、123、124、125はC(シアン)用の像形成・現像機構、130、131、132、133、134、135はY(イエロー)用の像形成・現像機構、140、141、142、143、144、145はK(ブラック)用の像形成・現像機構、150、151、152、153、154、155はLm(ライトマゼンタ)用の像形成・現像機構、160、161、162、163、164、165はLc(ライトシアン)用の像形成・現像機構である。個々の機能はM(マゼンタ)の像形成・現像機構と同じであるので説明は省略する。
記録用紙にはカット・シートを用い、カット・シート記録紙はLBPに装着した給紙トレイ102に収納されバネ103で一定の高さに保たれており、給紙ローラ104及び搬送ローラ105と106とにより装置内に取り込まれ、用紙搬送ベルト107に乗せられてMCYKLmLcの各像形成・現像機構を通過する。
記録用紙に転写されたMCYKLmLcの各トナー(粉末インク)は定着器108で熱と圧力により記録用紙に固定され、記録用紙は搬送ローラ109と170によってLBP本体上部に出力される。
図2は図1に示したLBPの制御ユニット101の概略構成を示すブロック図である。
このLBPの制御ユニットは、LAN216で接続されているコンピュータ201より送られてきた文字、図形、イメージの各描画命令及び色情報等からなるデータを入力し、ページ単位で文書情報等を印刷するようにしている。202はコンピュータ201と各種情報をやりとりする入出力インタフェース部、203は入出力インタフェース部202を介して入力された各種情報を一時記憶する入力バッファである。204は文字パターン発生器で、文字の幅や高さ等の属性や実際の文字パターンのアドレスが格納されているフォント情報部219、文字パターン自身が格納されている文字パターン部220、及びその読みだし制御プログラムから成る。読みだし制御プログラムはROM217に含まれ、文字コードを入力するとそのコードに対応する文字パターンのアドレスを算出するコード・コンバート機能をも有している。
205はRAMで、文字パターン発生器204より出力された文字パターンを記憶するフォント・キャッシュ領域207、コンピュータ201より送られてきた外字フォント及び現在の印字環境等を記憶する記憶領域206を含んでいる。このように、一旦文字パターンに展開したパターン情報をフォント・キャッシュとしてフォント・キャッシュ領域207に記憶しておくことにより、同じ文字を印刷する時に再度同じ文字を復号してパターン展開する必要がなくなるため、文字パターンへの展開が速くなる。
208はプリンタの制御ユニット全体を制御するためのCPUで、ROM217に記憶されたCPU208の制御プログラムにより装置全体の制御を行なっている。209は入力データを元に生成される内部的なデータ群である中間バッファである。1ページ分のデータの受信が完了し、それらがよりシンプルな中間データに変換されて中間バッファに蓄えられた後、レンダラ210によりバンド単位でレンダリングされ、各色8ビットのRGB画像としてバンドバッファ211に出力される。
バンドバッファに出力されたRGB画像はハーフトーニングプロセッサ212により各色1ビットのMCYKLmLc画像に変換され、MCYKLmLcの各プレーンに分離されてスプールメモリ213に格納される。スプールメモリ213に格納されたMCYKLmLc画像はプレーン毎に圧縮されて保持される。1ページ分の全バンドのデータが格納されると、ページ・プリンタの印刷機構部分215が起動される。そしてMCYKLmLc画像がプレーン毎に伸長されて出力インタフェース部214でビデオ信号に変換され、プリンタ印字部215に出力される。
先に図1を用いて説明したように本実施例におけるLBPではMCYKLmLcの像形成・現像を並列で行うため、出力インタフェース部214はM出力インタフェース部、C出力インタフェース部、Y出力インタフェース部、K出力インタフェース部、Lm出力インタフェース部、Lc出力インタフェース部の6個のインタフェース部で構成され、それぞれが独立にスプールメモリ213からプレーン画像を読み出し、ビデオ信号に変換して各プレーンのレーザ・ドライバ110、120、130、140、150、160へ出力する。
218は一般のEEPROM等で構成する不揮発性メモリであり、以後NVRAM(Non Volatile RAM)と称す。NVRAM218には操作パネルブラックで指定されるパネル設定値などが記憶される。
尚、ROM217にはコンピュータ201から入力されるデータの解析、中間データの生成、印刷機構本体部215の制御プログラム、及びRGB色空間からMCYKLmLc色空間への色変換テーブル等も含まれる。
221はハードディスクで任意の情報を記録することができ、電源が切断されても情報が失われることはない。
本実施例ではRGB色空間でバンド単位でレンダリングし、その後のハーフトーニング処理(MCYKLmLc画像の生成)は専用ハードウェアがバンド単位で行なう。ハーフトーニング処理は一般的なRGB→MCYKLmLc変換だけでなく、高画質化のための縁取り処理も行なう。
次に、縁取り処理の目的と効果について説明する。一般にハーフトーンがかかったMCYKLmLc画像はディザパターンの影響で描画オブジェクトの輪郭に凹凸が現れる。縁取り処理はこの凹凸を無くし、シャープな画像を生成する。
縁取り処理は描画オブジェクトの輪郭に対して、MCYKLmLcの各プレーン毎に施される。図3はあるプレーンに描画された矩形に対する縁取り処理の例を示す図である。図において301は縁取り処置を行なわない、即ちRGB→MCYKLmLc変換のみを行なった場合のあるプレーン(例えばMプレーン)の出力結果の例である。これに対して302は縁取り処理を行なった場合の出力結果の例である。縁取り処理はレンダリング後のRGB画像の各画素に対してその周囲画素を参照し、注目画素が描画オブジェクトの輪郭であるか否かを判定することで実現する。
縁取り処理はハーフトーニングプロセッサ212がバンド上の各画素に対してRGB→MCYKLmLc変換してスプールメモリ213に出力する際に同時に行なわれる。次にハーフトーニングプロセッサ212によるRGB→MCYKLmLc変換と縁取り処理の処理手順についてフローチャート図4を用いて説明する。
まずステップS401で先頭画素のRGB値を読み出し、ステップS402でそのRGB値をMCYKLmLcで表現する場合の色成分を抽出する。次にステップS403において周辺画素のRGB値を読み出し、ステップS404において注目画素の周辺画素のRGB値を比較することで注目画素が描画オブジェクトの境界画素であるか否かを判定する。境界画素であると判定された場合にはステップS404に進み、ステップS402で抽出されたMCYKLmLc色成分をYLmLcで置き換える。変換方法は以下のとおりである。
M→Lm
C→Lc
K→Lm,Lc,Y
尚、Lm,Lc,Y成分はそのままである。
次にステップS406に進んで、ステップS405で得られたLmLcY成分をスプールメモリ213の対応するプレーンの注目画素に出力する。この時、MCKプレーンの注目画素には0が出力される。注目画素が描画オブジェクトの境界画素ではないと判定された場合にはステップS408に進み、ステップS402で抽出されたMCYKLmLc色成分に対してディザパターンを適用し、更にステップS409に進んで各成分をスプールメモリ213の対応するプレーンの注目画素に出力する。注目画素に対する処理が終わるとステップS407に進んでバンド内の全ての画素について処理を完了したか否かを判断し、まだ完了していない場合にはステップS401に戻って次の画素に対して同様の処理を行なう。バンド内の全ての画素について処理を完了したら、そのバンドに対するハーフトーニングプロセッサ212の処理は終了する。
最後に本実施例における縁取り処理の結果の一例を図5を参照して説明する。
本実施例では一般にM(マゼンタ)とC(シアン)の混色で表現される青色の矩形を描画する場合を例に説明する。図において501はMプレーンの出力画像を現したものである。縁取り処理によって図形の輪郭部のM成分は除去され、内部のみにM成分が残る。これに対して502にLmプレーンの出力画像を現したものである。縁取り処理によって図形の輪郭部のM成分がLm成分として出力される。これと同様の画像がCプレーンとLcプレーンに出力される(不図示)。そしてMプレーンの画像とLmプレーンの画像は記録用紙に転写される。503は記録用紙に転写されたMプレーンとLmプレーンの画像を表している。最終的にはCプレーンとLcプレーンも転写され、記録用紙に青色の矩形が転写される。転写された矩形の輪郭は凹凸のないシャープな画像となり、且つ輪郭部は淡いトナーで描画されているため図形内部との濃度差は小さい。
(実施例2)
本実施例においてもLBPに対して本発明を適用する。
尚、本実施例におけるLBPの内部構造、及びその制御ユニットの構成は実施例1において図1及び図2を参照して説明したものと同じであるので説明は省略する。
本実施例ではRGB色空間でバンド単位でレンダリングし、その後のハーフトーニング処理(MCYKLmLc画像の生成)は専用ハードウェアがバンド単位で行なう。ハーフトーニング処理は一般的なRGB→MCYKLmLc変換だけでなく、高画質化のためのトラッピング処理も行なう。
次に、トラッピング処理の目的と効果について説明する。一般に、MCYK又はMCYKLmLcの各プレーン毎に記録用紙に印刷する印刷機構においては分版された画像は現像ユニット(トナーカートリッジ)115、125、135、145、155、165によって現像され、記録用紙に転写されるが、その際に発生する版ずれを完全に無くすことは事実上不可能である。この版ずれによって描画オブジェクトの輪郭にトナーの載らない空白が現れる。この空白を埋めるには、RGB→MCYKLmLc変換時に描画オブジェクトの輪郭を1画素程度太らせるという手法が一般的である。これをトラッピング処理と呼び、版ずれによって空白部が現れるのを防ぐ効果がある。しかしながら、輪郭を太らせるため本来は隣接すべき領域が重なってしまい、複数のトナーの合成色が現れてしまう場合がある。
図6はトラッピングの例を示すための図であり、用紙に転写された2つのプレーン(例えばMプレーンとCプレーン)の像の拡大図である。図において601は版ずれが全くない理想的な像であり、602は版ずれにより空白ができている像である。トラッピング処理を行なわないと602のようになるのが一般的である。これに対して603はRGB→MCYKLmLc変換する際にトラッピング処理を施した像であり、版ずれによって発生する空白が補間されているが、重なっているトナーの色とその量によってはその部分が濃く見えてしまう場合がある。
次に、本実施例におけるトラッピング処理の処理手順についてフローチャート図7を用いて説明する。
まずステップS701で先頭画素のRGB値を読み出し、ステップS702でそのRGB値をMCYKLmLcに変換する。この時点でハーフトーンを表現するためのディザパターンが適用され、ステップS703においてMCYKLmLcの値をスプールメモリ213の対応するプレーンの注目画素に出力する。次にステップS704において周辺画素のRGB値を読み出し、ステップS705において注目画素の周辺画素のRGB値を比較することで注目画素が描画オブジェクトの境界画素であるか否かを判定する。境界画素であると判定された場合にはトラッピング処理を行なう。その場合にはステップS706に進み、注目画素とは境界の反対側の色のRGB値をCYKLmLcに変換する。そしてステップS707においてMCK色成分をYLmLcで置き換える。変換方法は以下のとおりである。
M→Lm
C→Lc
K→Lm,Lc,Y
そしてステップS708においてステップS707及びS707で生成されたLmLcY成分をスプールメモリ213の対応するプレーンの注目画素に出力する。尚、ステップS705において注目画素が描画オブジェクトの境界画素ではないと判定された場合にはトラッピング処理は行なわない。注目画素に対する処理が終わるとステップS709に進んでバンド内の全ての画素について処理を完了したか否かを判断し、まだ完了していない場合にはステップS701に戻って次の画素に対して同様の処理を行なう。バンド内の全ての画素について処理を完了したら、そのバンドに対するハーフトーニングプロセッサ212の処理は終了する。
最後に本実施例におけるトラッピング処理の結果の一例を図8を参照して説明する。
図において801はM(マゼンタ)とC(シアン)が隣接する場合の例である。一般にマゼンタとCシアンの境界部にトラッピングによるプレーンの重なりが発生するとその合成色である青の領域が出現するが、本実施例においてはシアンの代わりにライトシアンによって補間されるため青ではなくマゼンタに近い色となり、違和感の少ない印刷結果となる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログラムを供給することによって実施される場合にも適用できることは言うまでもない。この場合、本発明に係るプログラムを格納した記憶媒体が、本発明を構成することになる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或は装置が、予め定められたし方で動作する。
本実施例を適用する印刷装置の構成を説明する断面図である。 図1に示した本体の制御構成を説明するブロック図である。 実施例1において従来の縁取り処理の例を説明するための説明図である。 実施例1において淡色トナーによる縁取り処理を行なう場合の処理手順を説明するためのフローチャートである。 実施例1において淡色トナーによる縁取りの一例を説明するための説明図である。 実施例2において従来のトラッピング処理の例を説明するための説明図である。 実施例2において淡色トナーによるトラッピング処理を行なう場合の処理手順を説明するためのフローチャートである。 実施例2において淡色トナーによるトラッピングの一例を説明するための説明図である。
符号の説明
100 プリンタ本体
101 プリンタ制御ユニット
102 給紙カセット
103 用紙を持ち上げるためのバネ
104 給紙ローラ
105 用紙搬送ローラ
106 用紙搬送ローラ
107 用紙搬送ベルト
108 定着器
109 用紙搬送ローラ
110 レーザ・ドライバ(マゼンタ用)
111 半導体レーザ発射装置(マゼンタ用)
112 レーザ・ビーム(マゼンタ用)
113 回転多面鏡(マゼンタ用)
114 静電ドラム(マゼンタ用)
115 トナーカートリッジ(マゼンタ用)
120 レーザ・ドライバ(シアン用)
121 半導体レーザ発射装置(シアン用)
122 レーザ・ビーム(シアン用)
123 回転多面鏡(シアン用)
124 静電ドラム(シアン用)
125 トナーカートリッジ(シアン用)
130 レーザ・ドライバ(イエロー用)
131 半導体レーザ発射装置(イエロー用)
132 レーザ・ビーム(イエロー用)
133 回転多面鏡(イエロー用)
134 静電ドラム(イエロー用)
135 トナーカートリッジ(イエロー用)
140 レーザ・ドライバ(ブラック用)
141 半導体レーザ発射装置(ブラック用)
142 レーザ・ビーム(ブラック用)
143 回転多面鏡(ブラック用)
144 静電ドラム(ブラック用)
145 トナーカートリッジ(ブラック用)
150 レーザ・ドライバ(ライトマゼンタ用)
151 半導体レーザ発射装置(ライトマゼンタ用)
152 レーザ・ビーム(ライトマゼンタ用)
153 回転多面鏡(ライトマゼンタ用)
154 静電ドラム(ライトマゼンタ用)
155 トナーカートリッジ(ライトマゼンタ用)
160 レーザ・ドライバ(ライトシアン用)
161 半導体レーザ発射装置(ライトシアン用)
162 レーザ・ビーム(ライトシアン用)
163 回転多面鏡(ライトシアン用)
164 静電ドラム(ライトシアン用)
165 トナーカートリッジ(ライトシアン用)
170 用紙搬送ローラ
171 操作パネル
201 コンピュータ
202 入力インタフェース部
203 入力バッファ
204 文字パターン発生器
205 RAM
206 各種登録データ及び印刷環境等が記憶される記憶領域
207 フォントキャッシュ領域
208 CPU
209 印刷データが蓄積される記憶領域
210 レンダラ
211 バンドバッファ
212 ハーフトーニングプロセッサ
213 スプールメモリ
214 印刷機構部への出力インターフェース部
215 印刷機構部
216 LAN
217 ROM
218 NVRAM
219 フォント情報部
220 文字パターン部
221 ハードディスク
301 縁取り処理を行なわない場合の出力画像
302 同一トナーによる縁取り処理を行った場合の出力画像
501 縁取り処理を行った場合の出力画像(Mプレーン)
502 縁取り処理を行った場合の出力画像(Lmプレーン)
503 縁取り処理を行った場合の出力画像(M+Lmプレーン)
601 版ずれのない理想的な出力画像
602 版ずれにより空白が現れた出力画像
603 版ずれによる空白を同一トナーによるトラッピングで補正した出力画像
801 版ずれによる空白を淡色トナーによるトラッピングで補正した出力画像

Claims (3)

  1. ホストコンピュータから印刷データを受信する印刷データ受信手段と、前記印刷データ受信手段により受信される印刷データを解析する印刷データ解析手段と、前記印刷データ解析手段による印刷データの解析に基づき中間データを生成する中間データ生成手段と、前記中間データをレンダリングしてRGB画像を生成するレンダリング手段と、前記RGB画像から印刷用のプレーン画像を生成するプレーン画像生成手段とを有する印刷制御装置であって、前記印刷装置はマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのインクに加え、更にそれらより淡い濃度のインクに対応するプレーンを1つ以上有し、前記プレーン画像生成手段は色の境界を判定して画像の補間を行なう画像補間手段と、前記画像補間には前記淡い濃度のトナーを優先的に用いることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記の画像補間とは同一色で構成される領域の輪郭を縁取る縁取り処理であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記の画像補間とは同一色で構成される領域を広げるトラッピング処理であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
JP2005019724A 2005-01-27 2005-01-27 印刷装置 Withdrawn JP2006205507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005019724A JP2006205507A (ja) 2005-01-27 2005-01-27 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005019724A JP2006205507A (ja) 2005-01-27 2005-01-27 印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006205507A true JP2006205507A (ja) 2006-08-10

Family

ID=36962855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005019724A Withdrawn JP2006205507A (ja) 2005-01-27 2005-01-27 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006205507A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008054064A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法
JP2009171426A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008054064A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法
JP4743878B2 (ja) * 2006-08-24 2011-08-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2009171426A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5717840A (en) Method and apparatus for printing according to a graphic language
JP5020573B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
US9477914B2 (en) Image processing apparatus, method, and medium for converting page image data
US7995238B2 (en) Image processing that can use both process and spot color plates
EP1471723B1 (en) Image processing method for superimposing high-resolution character data on low-resolution image data
JPH111029A (ja) カラープリントシステム,カラープリンタ,及びコンピュータが実行可能なプログラムを格納したコンピュータが読取可能な記録媒体
JP2005354414A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2004230846A (ja) 画像形成装置
JP3902907B2 (ja) 画像処理装置及び方法と画像形成装置
US20120026554A1 (en) Image processing apparatus
US7940420B2 (en) Color image forming apparatus and method and image processing program
US9652185B2 (en) Image processing device, method, and medium for image generation at gluing margin
JP2006295624A (ja) 画像処理装置およびその方法、並びに、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP2008151878A (ja) 画像処理装置およびその方法
US7460274B2 (en) Controlling apparatus for outputting processed image data
US20070070425A1 (en) Object-based sharpening for an image forming device
US20080025557A1 (en) Image forming apparatus, image forming method and record medium
JP2006205507A (ja) 印刷装置
JP3728183B2 (ja) 印刷制御装置および描画制御装置およびデータ処理方法および記憶媒体
JP2004254033A (ja) 画像処理装置およびその方法
US10070014B2 (en) Print data processing method and apparatus reducing ink applied in erosion region among white-plate data
JP6595289B2 (ja) 画像形成装置
JP2006129007A (ja) 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP4636145B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2004174964A (ja) 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080401