JP3494590B2 - 送受信システムおよび送信装置 - Google Patents

送受信システムおよび送信装置

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JP3494590B2
JP3494590B2 JP17185999A JP17185999A JP3494590B2 JP 3494590 B2 JP3494590 B2 JP 3494590B2 JP 17185999 A JP17185999 A JP 17185999A JP 17185999 A JP17185999 A JP 17185999A JP 3494590 B2 JP3494590 B2 JP 3494590B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99944Object-oriented database structure
    • Y10S707/99945Object-oriented database structure processing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は送受信システムに関
し、特に、送信装置側に登録されたデータを、少なくと
も1以上の受信装置に対して送信する送受信システム、
送受信システムを構成する送信装置、および、コンピュ
ータを送信装置として機能させるプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、製品のライフサイクルの短縮
と、ユーザのニーズの多様化にともなって多品種の製品
が大量に製造される傾向にある。
【0003】また、CAD(Computer Aided Design)
やCAE(Computer Aided Engineering)等の普及によ
り、コンピュータによって作成された設計図等のデータ
が企業内に大量に蓄積されるに至っている。
【0004】そこで、これらのデータを効率的に管理す
るとともに、必要なデータを迅速に検索することを目的
としてPDM(Product Data Management)システムが
提案されている。
【0005】このようなPDMシステムでは、設計から
生産までに生成される情報を一元的に管理することによ
り、トラブルの発生を防止するとともに、情報の再利用
により設計の生産性を向上させることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
PDMシステムにおいて、設計図や文書等のデータを所
定の部門や別会社に配送する場合には、これらのデータ
に付加された配布先情報を参照し、ワークフロー等を応
用して送信する方法が一般的であった。
【0007】しかしながら、このような方法では、デー
タの配送を人間が管理することになるので、配送し忘れ
や誤送等により、データが確実に配送されない場合があ
るという問題点があった。
【0008】また、このようなシステムでは、データの
改竄や盗難を防止するために、システムが外部のネット
ワークと接続されるポイントにファイアウオールが設置
されていることが通例である。しかしながら、ファイア
ウオールはデータの転送速度を低下させるため、システ
ム全体のレスポンスが低くなる場合があるという問題点
もあった。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、図面等のデータの配送を確実に行うことが
可能な送信装置を提供することを目的とする。また、本
発明は、ファイアウオールを設置した場合でも、システ
ム全体のレスポンスの低下を防ぐことが可能な情報送受
信システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示す、送信装置1側に登録された
データを、少なくとも1以上の受信装置3に対して送信
する送受信システムにおいて、前記送信装置1は、送信
対象となるデータの属性を特定する属性特定手段1d
と、前記属性特定手段1dによって特定された属性に応
じた送信先を決定する送信先決定手段1cと、前記送信
先決定手段1cによって決定された送信先に対して前記
データを送信する送信手段1hと、を有し、前記受信装
置3は、前記送信手段1hによって送信された前記デー
タを受信する受信手段3aと、前記受信手段3aによっ
て受信された前記データを再生する再生手段3bと、を
有する、ことを特徴とする送受信システムが提供され
る。
【0011】ここで、送信装置1において、属性特定手
段1dは、送信対象となるデータの属性を特定する。送
信先決定手段1cは、属性特定手段1dによって特定さ
れた属性に応じた送信先を決定する。送信手段1hは、
送信先決定手段1cによって決定された送信先に対して
データを送信する。また、受信装置3において、受信手
段3aは、送信手段1hによって送信されたデータを受
信する。再生手段3bは、受信手段3aによって受信さ
れたデータを再生する。
【0012】また、図1に示す、内部または外部の記憶
装置1a,1bに登録されたデータを、少なくとも1以
上の受信装置3に対して送信する送信装置1において、
送信対象となるデータの属性を特定する属性特定手段1
dと、前記属性特定手段1dによって特定された属性に
応じた送信先を決定する送信先決定手段1cと、前記送
信先決定手段1cによって決定された送信先に対して前
記データを送信する送信手段1hとを有することを特徴
とする送信装置が提供される。
【0013】ここで、属性特定手段1dは、送信対象と
なるデータの属性を特定する。送信先決定手段1cは、
属性特定手段1dによって特定された属性に応じた送信
先を決定する。送信手段1hは、送信先決定手段1cに
よって決定された送信先に対してデータを送信する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明に係る送受信シス
テムの動作原理を説明する原理図である。この図におい
て、送信装置1は、ネットワーク2を介して受信装置3
に接続されている。なお、この例では、簡略化のために
受信装置を1つしか設けていないが、実際には複数の受
信装置が接続されている。
【0015】送信装置1は、バルクデータDB(Data B
ase)1a、メタデータDB1b、送信先決定手段1
c、属性特定手段1d、日時指定手段1e、フォーマッ
ト特定手段1f、フォーマット変換手段1g、送信手段
1h、および、概要情報送信手段1iによって構成され
ている。
【0016】ここで、バルクデータDB1aは、図面や
文書等のデータであるバルクデータを格納する。メタデ
ータDB1bは、バルクデータDB1aに登録されてい
る各バルクデータの属性等を示す情報を格納する。
【0017】送信先決定手段1cは、所定のバルクデー
タの送信が要求された場合には、属性特定手段1dによ
って特定された属性に応じて、そのバルクデータの送信
先を決定する。
【0018】属性特定手段1dは、メタデータDB1b
を参照して、送信しようとするバルクデータの属性を特
定する。日時指定手段1eは、データを送信する日時を
指定する。
【0019】フォーマット特定手段1fは、送信先の受
信装置が利用可能なデータのフォーマットを特定し、フ
ォーマット変換手段1gに通知する。フォーマット変換
手段1gは、送信先決定手段1cによって送信先が決定
されたバルクデータを、フォーマット特定手段1fによ
って特定されたフォーマットに必要に応じて変換する。
【0020】送信手段1hは、フォーマット変換手段1
gによってフォーマットが必要に応じて変換されたデー
タを一時的に格納し、受信装置3から送信要求があった
場合であって、要求を行ったユーザの認証が成立した場
合には、格納しているデータを送信する。
【0021】概要情報送信手段1iは、メタデータDB
1bに格納されているメタデータから、バルクデータの
概要を説明する概要情報を生成し、バルクデータの送信
に先立って受信装置3に対して送信する。
【0022】ネットワーク2は、送信装置1と受信装置
3とを相互に接続し、これらの間で情報の授受を可能と
する。受信装置3は、受信手段3a、再生手段3b、お
よび、認証手段3cによって構成されている。
【0023】受信手段3aは、送信装置1から送信され
てきたデータを受信する。再生手段3bは、受信手段3
aによって受信されたデータを再生し、図示せぬ表示装
置等に表示させる。
【0024】認証手段3cは、ユーザが正当な権限を有
するか否かの認証処理を行い、正当なユーザである場合
には、その旨を送信装置1に対して通知する。次に、以
上の原理図の動作について説明する。
【0025】いま、バルクデータDB1aに対して、例
えば、設計図等の図面データが登録されたとする。する
と、送信装置1は、登録日時やシリアルナンバー等のデ
ータを生成してメタデータDB1bに対して登録する。
また、送信装置1は、ユーザに対してその図面データに
関する種々の属性情報を入力するように要請し、入力さ
れたデータをメタデータDB1bに対して登録する。
【0026】次に、登録したデータを送信する操作をユ
ーザが行ったとすると、以下の処理が実行される。な
お、日時指定手段1eによって送信日時が指定されてい
る場合には、以下の処理は該当する日時に実行される。
【0027】属性特定手段1dは、メタデータDB1b
から対応するメタデータを取得し、送信しようとするデ
ータの属性を特定する。送信先決定手段1cは、属性特
定手段1dによって特定された属性情報を参照してデー
タの送信先を決定する。
【0028】例えば、送信しようとする図面データが回
路の設計図である場合には、送信先として組立ラインを
有する工場と、部品を調達する資材部とが送信先に選ば
れることになる。このように自動的に送信先を決定する
方法としては、図面データの属性情報と、送信先との対
応関係を示すテーブルを準備しておき、そのテーブルに
応じて送信先を決定するようにすればよい。
【0029】フォーマット特定手段1fは、属性特定手
段1dを介してメタデータDB1bを参照し、送信先の
受信装置が利用可能なデータフォーマットを特定し、フ
ォーマット変換手段1gに通知する。
【0030】フォーマット変換手段1gは、送信先決定
手段1cによって送信先が決定されたデータのフォーマ
ットを、フォーマット特定手段1fからの通知に応じて
適宜変換する。
【0031】概要情報送信手段1iは、送信先決定手段
1cによってデータの送信先が決定された場合には、対
応するメタデータをメタデータDB1bから読み出して
記憶し、該当する受信装置3がネットワーク2を介して
送信装置1にログインした場合には、対応する概要情報
を送信する。
【0032】いま、受信装置3側のユーザが送信装置1
が有するデータを送信する旨の要求を行った場合には、
パスワードやユーザ名等を入力する画面が図示せぬ表示
装置に表示される。この画面において、パスワードやユ
ーザ名を入力すると、認証手段3cが正当な権限を有す
るユーザであるか否かを判定する。そして、正当な権限
を有するユーザであることが判明した場合には、その旨
が送信装置1に対して通知される。なお、図1の例で
は、受信装置3から送信装置1への経路は示していない
が、実際にはこれらは双方向に情報を伝送することが可
能とされている。
【0033】認証が成立した旨が通知されると、送信装
置1の概要情報送信手段1iは、記憶している概要情報
を受信装置3に対して送信する。受信装置3では、送信
装置1から送信された概要情報を受信手段3aによって
受信し、再生手段3bによって再生する。その結果、図
示せぬ表示装置に対して受信された概要情報が表示さ
れ、送信装置1が送信しようとしている情報の概要を参
照することができる。
【0034】概要情報を参照して、ダウンロードすべき
バルクデータを決定した場合には、その旨が送信装置1
に対して通知される。送信装置1の送信手段1hは、該
当するバルクデータをバルクデータDB1aから検索
し、ネットワーク2を介して要求を行った受信装置3に
対して送信する。
【0035】その結果、受信装置3では、受信手段3a
によってデータが受信され、再生手段3bによってもと
のバルクデータ再生されることになる。バルクデータ
の受信が無事に終了した場合には、受信装置3から送信
装置1に向けて受信終了を示す所定のデータが送信され
るので、送信装置1はデータが無事に受信されたことを
知ることができる。
【0036】以上に示すように、本発明に係る送受信シ
ステムによれば、図面等のデータをデータベースに登録
して配布する指示を行うと、その図面データの送信先が
自動的に決定されるので、図面データを過誤無くしかも
確実に送信することが可能となる。
【0037】また、最初に概要情報を送信した後で、デ
ータの本体であるバルクデータを送信するようにしたの
で、ネットワーク2が混雑していないときを見計らっ
て、データ量が大きなバルクデータをダウンロードする
ことが可能となる。
【0038】更に、フォーマット変換手段1gにより、
受信装置側の環境に合わせてデータのフォーマットを変
換するようにしたので、受信装置側のユーザの負担を軽
減することが可能となる。
【0039】なお、図1に示す原理図においては、バル
クデータDB1aおよびメタデータDB1bを、送信装
置1に内蔵する構成としたが、これらのデータベースを
外部に接続する構成としてもよい。
【0040】次に、図2を参照して、本発明の実施の形
態について説明する。図2は、本発明の実施の形態の構
成例を示すブロック図である。この図に示すように、本
発明に係る送受信システムは、PDM基本装置20、配
布サーバ30、ネットワーク40、および、受信装置5
0によって構成されている。
【0041】PDM基本装置20は、PDM基本部20
aおよびDB20bによって構成されており、入力装置
21から入力されたデータをDB20bに登録するとと
もに、登録されたデータを送信する操作がなされた場合
には、該当するデータをDB20bから読み出して配布
サーバ30に供給する。
【0042】配布サーバ30は、I/F(Interface)
30a、制御部30b、DB30c、および、I/F3
0dによって構成されている。I/F30aは、PDM
基本装置20と配布サーバ30との間でデータの授受が
可能となるように、データの形式を相互に変換する。
【0043】制御部30bは、配布サーバ30の各部を
制御するとともに、図示せぬ記憶装置等に格納されてい
るプログラムに応じて各種処理を実行する。DB30c
は、PDM基本装置20から供給されたデータを配信先
毎に分けて格納し、受信装置50から送信依頼があった
場合には、該当するデータを読み出して供給する。ま
た、DB30cは、データを配布先に対して送信するた
めに必要な種々のデータやテーブル等を格納している。
【0044】I/F30dは、ネットワーク40を介し
て受信装置50との間でデータの授受が可能となるよう
に、データの形式を変換する。ネットワーク40は、配
布サーバ30と受信装置50とを相互に接続し、これら
の間で情報の授受を可能とする。
【0045】受信装置50は、I/F50a、制御部5
0b、DB50c、および、I/F50dによって構成
されている。I/F50aは、ネットワーク40を介し
て配布サーバ30との間でデータの授受が可能となるよ
うに、データの形式を変換する。
【0046】制御部50bは、受信装置50の各部を制
御するとともに、図示せぬ記憶装置等に格納されている
プログラムに応じて各種処理を実行する。DB50c
は、配布サーバ30から送信されてきたデータを格納す
る。
【0047】I/F50dは、制御部50bから供給さ
れたデータを映像信号に変換して表示装置51に供給す
るとともに、入力装置52から供給されたデータの表現
形式を適宜変換して入力する。
【0048】なお、入力装置21,52は、例えば、キ
ーボードやマウス等の入力デバイス、または、LAN
(Local Area Network)等を介して他の情報端末装置か
らデータを入力するLANカード等によって構成されて
いる。
【0049】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。以下では、データの配布先を決定するための配
布表を編集する場合の処理について説明した後、データ
の送信処理について説明する。
【0050】先ず、配布表を編集(または作成)する場
合の処理について説明する。図2に示す、入力装置21
が操作され、配布表の表示が指示された場合には、PD
M基本部20aは、配布サーバ30のDB30cに格納
されている配布表を取得し、表示装置22に対して所定
の表示形式で表示させる。
【0051】図3は、このとき、表示装置22に対して
表示される画面の表示例である。この表示例では、「配
一覧」と題されたウィンドウ60が表示されてい
る。ウィンドウの左上端には、配布(出図)の種類を指
定するためのテキストボックス60aと、テキストボッ
クス60aの表示内容を選択する場合に操作するボタン
60bが表示されている。この例では、出図種類として
は「正式出図」が選択されている。
【0052】その下の領域60cには、配布表が表示さ
れており、配布表名と、作成者、作成日、最終更新日の
対応関係が示されている。なお、この領域の右端には、
表示内容を上下方向にスクロールさせるためのスライダ
60eおよびボタン60f,60gが表示されている。
【0053】その下の領域60dには、配布表の所定の
項目に対する連絡先が表示されている。この表示例で
は、配布表の第1番目の表示項目である「カメラ・プリ
ンタ」に関連する連絡先が表示されている。
【0054】更にその下には、作成ボタン60k、修正
ボタン60l、複写ボタン60m、削除ボタン60n、
および、キャンセルボタン60oが表示されている。作
成ボタン60kは、配布表において所定の項目(配布編
集表を有しない項目)が選択されている場合に操作され
ると、図4に示す配布編集表の新規画面が表示される。
なお、配布編集表を既に有している項目が選択された場
合には、この作成ボタン60kは表示されない(グレイ
アウトされる)。
【0055】修正ボタン60lは、配布表において所定
の項目(配布編集表を既に有する項目)が選択されてい
る場合に操作されると、図4に示す設定済みの配布編集
表が表示される。なお、配布編集表を有していない項目
が選択された場合には、この修正ボタン60lは表示さ
れない(グレイアウトされる)。
【0056】複写ボタン60mは、配布表において選択
されている項目の配布編集表と同一内容の配布編集表を
作成する場合に操作される。即ち、配布表を有する項目
が選択された後にこのボタンが操作され、複写先の項目
(配布編集表を有しない項目)が選択された場合には、
配布編集表が複写されることになる。
【0057】削除ボタン60nは、配布表において所定
の項目が選択されている場合に操作されると、その項目
に対応した配布編集表が削除されることになる。キャン
セルボタン60oは、入力内容をキャンセルする場合に
操作される。
【0058】このような表示画面において、作成ボタン
60kまたは修正ボタン60lが操作された場合に実行
される処理の一例を図5を参照して説明する。図5に示
すフローチャートが開始されると、以下の処理が実行さ
れる。 [S1]PDM基本部20aは、入力装置21からの情
報を参照して、作成ボタン60kが操作されたか否かを
判定し、操作された場合にはステップS4に進み、それ
以外の場合にはステップS2に進む。 [S2]PDM基本部20aは、入力装置21からの情
報を参照して、修正ボタン60lが操作されたか否かを
判定し、操作された場合にはステップS3に進み、それ
以外の場合には処理を終了する。 [S3]PDM基本部20aは、該当する情報、即ち、
図3に示す配布表60cにおいて選択されている項目に
対応する配布編集表を表示するための情報を、配布サー
バ30から取得する。 [S4]PDM基本部20aは、図4に示すような配布
表を表示装置22に対して表示させる。なお、作成ボタ
ン60kが操作された場合には、新規な配布編集表が表
示され、修正ボタン60lが操作された場合には、設定
済みの配布編集表が表示される。
【0059】図4に示す表示例では、「配布編集表」と
題されたウィンドウ70に、図3の場合と同様の出図種
類が選択されたテキストボックス70aとボタン70b
とが表示されている。
【0060】また、その下の表示領域70には、図面
の種類と、送付先とを対応付ける表が表示されている。
この表示例では、例えば、単品図は、生産企画課に4
枚、第4設計室に1枚、金型企画課に5枚送付するよう
に設定されている。
【0061】印刷ボタン70dは、表示内容を印刷する
場合に操作される。OKボタン70eは、入力内容にて
設定を行う場合に操作される。キャンセルボタン70f
は、入力内容をキャンセルする場合に操作される。 [S5]PDM基本部20aは、領域70cに表示され
ている表から所定の図面種が指定された場合には、ステ
ップS6に進み、それ以外の場合にはステップS7に進
む。
【0062】例えば、図4に示す画面において、「単品
図」が指定された場合には、ステップS6に進むことに
なる。 [S6]PDM基本部20aは、表示装置22に対して
図6に示すウィンドウ80を表示させ、配布条件の設定
を受ける。
【0063】図6に示す例では、「配布先設定」と題さ
れたウィンドウ80が表示されており、ウィンドウ80
の最上部には、配布表名を示すテキストボックス80a
が表示されている。この例では、配布表として「カメ
ラ・プリンタ」が表示されている。
【0064】その下のテキストボックス80bには配布
条件名が表示され、この例では「単品図」が表示されて
いる。その下の2行にわたって表示されているテキスト
ボックス80c,80e,80f,80h,80j,8
0l,80mには、配布条件が設定される。即ち、テキ
ストボックス80cには、配布の条件を判断するための
対象が入力され、この例では、「規格名」が入力されて
いる。なお、ボタン80dを操作することにより表示さ
れるプルダウンメニューのリストから、これ以外の項目
(例えば、「属性名」等)を選択することも可能であ
る。
【0065】その右隣のテキストボックス80eには、
所定のキーワードが入力される。更に右隣には、キーワ
ードの包含の態様が入力される。この図の例では、「を
含む」が選択されているので、規格名の一部にキーワー
ドが含まれている場合には条件を満足すると判定され
る。なお、このテキストボックス80fの内容は、ボタ
ン80gを操作することにより表示されるプルダウンメ
ニューから選択することができる。
【0066】その下の左端に表示されているテキストボ
ックス80hには、各条件の間を結ぶ論理が入力され
る。この例では、「かつ」が入力されているので、入力
された2つの条件に同時に該当する場合に条件を満足す
ると判定される。なお、このテキストボックス80hの
内容は、ボタン80iを操作することにより表示される
プルダウンメニューから選択することができる。
【0067】その右隣のテキストボックス80jには、
配布の条件を判断するための対象が入力され、この例で
は、「拠点」が入力されている。なお、ボタン80kを
操作することにより、他の項目を選択することも可能で
ある。
【0068】テキストボックス80lには、所定のキー
ワードが入力される。更に右隣のテキストボックス80
mには、キーワードの包含の態様が入力される。この図
の例では、「である」が選択されているので、拠点がキ
ーワードと一致する場合には条件を満足すると判定され
る。なお、このテキストボックス80mの内容は、ボタ
ン80nを操作することにより表示されるプルダウンメ
ニューから選択することができる。
【0069】その下の追加ボタン80oは、新たな条件
を追加する場合に操作される。削除ボタン80pは、条
件を削除する場合に操作される。更にその下のテキスト
ボックス80qには、コメント等が入力される。
【0070】最下端には、入力内容にて設定を行う場合
に操作されるOKボタン80rと、入力内容をキャンセ
ルする場合に操作されるキャンセルボタン80sとが表
示されている。 [S7]PDM基本部20aは、領域70cに表示され
ている表から所定の配布先が指定された場合には、ステ
ップS8に進み、それ以外の場合にはステップS9に進
。 [S8]PDM基本部20aは、表示装置22に対して
図7に示すウィンドウ90を表示させ、配布先の設定を
受ける。
【0071】図7に示す表示例では、「配布先設定」と
題されたウィンドウ90が表示されている。ウィンドウ
90の最上部には、テキストボックス90aが表示され
ており、配布先名を略称で入力する。また、その下のテ
キストボックス90bには、配布先名を正式名称で入力
する。この例では、テキストボックス90aには、「第
4設計室」が、また、テキストボックス90bには「東
京第4設計室」が入力されている。
【0072】その下のテキストボックス90cには、担
当者名が入力され、その下のテキストボックス90dに
は、担当者のメールアドレスが入力される。この例で
は、担当者名として「佐藤」が、また、メールアドレス
として「sato@xxx.yyy」が入力されてい
る。
【0073】登録ボタン90eは、入力された内容で登
録を行う場合に操作される。また、キャンセルボタン9
0fは、入力した内容をキャンセルする場合に操作され
る。 [S9]PDM基本部20aは、領域70cに表示され
ている表から所定の配布枚数(表中の数字)が指定され
た場合にはステップS10に進み、それ以外の場合には
ステップS11に進む。 [S10]PDM基本部20aは、配布枚数を設定する
配布枚数設定処理を実行する。
【0074】即ち、入力装置21によって所定の数字が
指定された後、同じく入力装置21によって所定の数値
が入力された場合には、表中の数字を変更する処理を行
う。 [S11]PDM基本部20aは、図4に示すOKボタ
ン70eが操作されたか否かを判定し、操作された場合
にはステップS12に進み、それ以外の場合にはステッ
プS5に戻って同様の処理を繰り返す。 [S12]PDM基本部20aは、以上の処理によって
入力された情報を、配布サーバ30に供給してDB30
cに登録させる。
【0075】以上の処理によれば、図面の属性と、送信
先とを対応付ける配布表を作成または変更し、配布サー
バ30のDB30cに登録することが可能となる。次
に、新たに作成したデータをPDM基本装置20に登録
する処理について説明した後、登録されたデータを以上
のようにして作成された配布表を用いて送信する場合の
処理について説明する。
【0076】いま、新たな図面データが作成されて、入
力装置21を介してPDM基本装置20に供給されたと
すると、PDM基本部20aは、このデータをDB20
bの所定の領域に対してバルクデータとして登録すると
ともに、データの属性を示すメタデータ(例えば、シリ
アルナンバー、作成者等のデータ)を生成し、バルクデ
ータと対応付けてDB20bに格納する。
【0077】また、PDM基本装置20は、その他の属
性情報の入力を受けるために、図8に示すウィンドウ1
00を表示装置22に表示させる。この表示例では、
「メタデータ入力」と題されたウィンドウ100が表示
されている。最上部のテキストボックス100a,10
0bには、シリアルナンバーと作成日とが表示されてい
る。なお、これらのデータはPDM基本装置20が自動
的に生成するデータであり、この表示例では、シリアル
No.「1999836」と、作成日「06/01」と
が表示されている。
【0078】その下に表示されているテキストボックス
100c,100dには、作成者名と拠点名とが入力さ
れ、この例では「田中」と「東京第4設計部」とがそれ
ぞれ入力されている。
【0079】更にその下に表示されているテキストボッ
クス100e,100fには、製品種と機種名とが入力
され、この例では「カメラ・プリンタ」と「LX11」
とがそれぞれ入力されている。
【0080】その下に表示されているテキストボックス
100g,100hには、規格名とアプリ種別とが入力
されており、この例では「K50011D」と「DX
F」とがそれぞれ入力されている。なお、規格名は機種
名と拠点名とから自動的に生成されたデータであり、ま
た、アプリ種別はこのデータが生成されたアプリケーシ
ョンプログラムの種別を示すデータである。
【0081】OKボタン100iは、入力された内容で
登録を行う場合に操作されるボタンである。また、キャ
ンセルボタン100jは、入力された内容をキャンセル
する場合に操作されるボタンである。
【0082】このような画面において、所定の項目が入
力された後、OKボタン100iが操作されると、PD
M基本部20aは、入力された内容を取得してDB20
bにメタデータとして格納する。
【0083】登録が終了した後、ユーザが入力装置21
を操作して登録済みのデータを配布する指示を行うと、
図9に示すフローチャートが実行される。このフローチ
ャートが開始されると、以下の処理が実行される。 [S20]PDM基本部20aは、配布が指示されたか
否かを判定し、指示された場合にはステップS21に進
み、それ以外の場合には処理を終了する。 [S21]PDM基本部20aは、図11に示すような
配布設定画面を表示装置22に表示させる。
【0084】この表示例では、「配布設定」と題された
ウィンドウ110が表示されている。ウィンドウ110
の最上部の領域110aには、送信しようとするデータ
に関する属性情報が表示されている。ここで、シリアル
No.は、DB20bに対して登録がなされた場合に付
与される通し番号である。依頼日は、データの送信を依
頼した日付であり、依頼者は送信を依頼した者の名前で
ある。また、「検図者/日1」および「検図者/日2」
は、図面を検査した者の名前と日付である。承認者と承
認日は、承認を行った者の名前とその日付である。更
に、保管者と保管日は、保管を行った者の名前とその日
付である。
【0085】その下の領域110bには、送信しようと
するデータの対象機種が一覧表形式で示されている。ス
ライダ110fおよびボタン110g,110hは、表
示内容を上下にスクロールする場合に操作される。
【0086】その下の領域110cには、送信しようと
するデータの対象品目が一覧表形式で示されている。ス
ライダ110iおよびボタン110j,110kは、表
示内容を上下にスクロールする場合に操作される。
【0087】更にその下の領域110dには、送信の対
象となるファイルのファイル名が一覧表形式で表示され
ている。ファイル名の左隣には、チェックボックスが表
示されており、このチェックボックスをクリックするこ
とによりそのファイルが送信ファイルとして選択され
る。スライダ110lおよびボタン110m,110n
は、表示内容を上下にスクロールする場合に操作され
る。
【0088】その下の領域110eには、送信しようと
するデータの内容やコメントが記述されたファイルに関
する情報が表示されている。この例では、表題が「作業
指示変更」とされており、シリアルナンバーである通知
No.は「CL98001」とされている。また、その
左隣に表示されているチェックボックスをチェックする
とこのファイルも一緒に送信されることになる。ボタン
110oは、現在表示されている以外の情報を表示させ
る場合に操作される。
【0089】最下行の左端に表示されている「前へ」ボ
タン110pは、前のページに移動する場合に操作され
る。「次へ」ボタン110qは、次のページへ移動する
場合に操作される。
【0090】配布表編集ボタン110rは、後述する配
布表を表示させ、設定内容を変更する場合に操作され
る。日時指定ボタン110sは、データを送信する日時
を指定する場合に操作される。
【0091】配布ボタン110tは、データを配布(送
信)する場合に操作される。キャンセルボタン110u
は、入力された内容をキャンセルする場合に操作され
る。 [S22]PDM基本部20aは、所定のファイルが指
定されたか否かを判定し、指定された場合にはステップ
S23に進み、それ以外の場合にはステップS2 4に進
【0092】即ち、図11において所定のチェックボッ
クスが指定された場合にはステップS23に進み、それ
以外の場合には処理を終了する。 [S23]PDM基本部20aは、該当するチェックボ
ックスに対してチェックマークを表示させる。 [S24]PDM基本部20aは、配布表編集ボタン1
10rが操作されたか否かを判定し、操作された場合に
はステップS25に進み、それ以外の場合にはステップ
S26に進む。 [S25]PDM基本部20aは、図12に示すような
配布編集表を表示装置22に対して表示させ、配布フォ
ーマットの設定を受ける。
【0093】図12に示す表示例では、「配布編集表」
と題されたウィンドウ120が表示されている。ウィン
ドウ120の最上部には、テキストボックス120aが
表示されており、出図の種類が選択される。この例で
は、「正式出図」が選択されているが、ボタン120b
を操作することにより表示されるプルダウンメニューか
ら他の項目を選択することも可能である。
【0094】領域120cに表示されている表は、各送
信先と、その送信先において利用可能なデータのフォー
マットの対応関係を示している。例えば、「生産企画
課」は、第1行目のみに「○」が記されていることか
ら、「STEP AP203 CC2」のみに対応して
いることが分かる。
【0095】最下部に表示されている印刷ボタン120
dは、設定内容を印刷する場合に操作される。OKボタ
ン120eは入力内容で登録を行う場合に操作される。
キャンセルボタン120fは、入力内容をキャンセルす
る場合に操作される。
【0096】このようなウィンドウ120において、設
定内容が変更された後、OKボタン120eが操作され
ると、変更された内容が配布サーバ30に通知され、D
B30cに登録されることになる。 [S26]PDM基本部20aは、図11に示す日時指
定ボタン110sが操作されたか否かを判定し、操作さ
れた場合にはステップS27に進み、それ以外の場合に
はステップS28に進む。 [S27]PDM基本部20aは、図13に示すような
画面を表示装置22に表示させ、日時の入力を受ける。
【0097】図13に示す表示例では、「送信日時指
定」と題されたウィンドウ130が表示されており、送
信日時が入力されるテキストボックス130aがウィン
ドウ内に表示されている。
【0098】OKボタン130bは、入力された内容で
設定する場合に操作される。キャンセルボタン130c
は、入力された内容をキャンセルする場合に操作され
る。 [S28]PDM基本部20aは、図11に示す配布ボ
タン110tが操作されたか否かを判定し、操作された
場合にはステップS29に進み、それ以外の場合にはス
テップS30に進む。 [S29]PDM基本部20aは、該当するデータを配
布サーバ30に転送する処理を実行する。
【0099】なお、この処理の詳細は、図10を参照し
て後述する。 [S30]PDM基本部20aは、図11に示すウィン
ドウ110の右上端に表示されている「×」ボタンが操
作されるか、または、キャンセルボタン110uが操作
された場合には処理を終了し、それ以外の場合にはステ
ップS22に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返
す。
【0100】次に、図10を参照して、図9に示すステ
ップS29の「転送処理」の詳細について説明する。こ
のフローチャートが開始されると、以下の処理が実行さ
れることになる。 [S40]PDM基本部20aは、図11に示す表示画
面において、送信日時が指定されたか否かを判定し、指
定されている場合にはステップS41に進み、それ以外
の場合にはステップS43に進む。 [S41]PDM基本部20aは、送信対象となるデー
タのファイル名と、送信日時とを対応付けて送信テーブ
ルに登録する。 [S42]PDM基本部20aは、送信テーブルの登録
内容と、現在の日時とを比較することにより、指定され
た送信日時になったか否かを判定し、送信日時になった
場合にはステップS43に進み、それ以外の場合にはス
テップS42に戻って同様の処理を繰り返す。 [S43]PDM基本部20aは、該当するバルクデー
タとメタデータとをDB20bから読み出し、配布サー
バ30に対して送信する。そして、元の処理に復帰す
る。
【0101】次に、図14に示すフローチャートを参照
して、PDM基本装置20からデータの送信があった場
合に、配布サーバ30において実行される処理の一例に
ついて説明する。このフローチャートが開始されると、
以下の処理が実行される。 [S50]制御部30bは、I/F30aを介してPD
M基本装置20から送信されたデータを受信する。 [S51]制御部30bは、受信したデータからメタデ
ータを取得する。 [S52]制御部30bは、取得したメタデータと、D
B30cに登録されている図4および図6において設定
された情報とを参照することにより、データの送信先を
決定する。
【0102】例えば、受信したデータが単品図である場
合には、図6に示す画面において設定された条件と比較
され、この条件に合致する場合には、図4に示す画面に
おいて設定されているように、送信先として「生産企画
課」、「第4設計室」、および、「金型企画課」が選択
されることになる。 [S53]制御部30bは、送信先毎にデータのフォー
マットを適宜変換する。
【0103】即ち、制御部30bは、図12に示す画面
において設定された内容を参照し、送信先の受信装置が
利用可能なフォーマットにデータを変換する。例えば、
生産企画課は「STEP AP203 CC2」に対応
しているので、受信したデータがこれ以外である場合に
は、フォーマットを変換する。[S54]制御部30b
は、送信先毎にバルクデータとメタデータをDB30C
に登録する。
【0104】例えば、いまの例では、「生産企画課」、
「第4設計室」、および、「金型企画課」のそれぞれに
対するDB30cの領域にバルクデータとメタデータが
登録されることになる。 [S5]制御部30bは、送信先毎にフォーマットの
種類とフォーマットを変換する際に必要なパラメータを
DB30cに記録する。
【0105】なお、これらのデータを記録するのは、パ
ラメータの不一致等により受信装置がバルクデータを再
生できない場合に、記録されたこれらの情報を参照して
パラメータを適宜変更するためである。
【0106】記録するパラメータとしては、例えば、幾
何情報のトレランス値、曲線の表現方法(例えば、近似
曲線の種類とその次数等)等がある。 [S56]制御部30bは、配布すべきデータが存在す
る旨を示す電子メールを各送信先毎に作成して送信す
る。
【0107】例えば、いまの例では、「生産企画課」、
「第4設計室」、および、「金型企画課」のそれぞれに
対する電子メールが作成されて送信されることになる。
次に、受信装置50からの要求により、配布サーバ30
に記録されているデータをダウンロードする場合の処理
の概要を簡単に説明した後、フローチャートを参照して
詳細な説明を行う。
【0108】いま、受信装置50の入力装置52が操作
され、ログインを行う旨の指示があったとすると、制御
部50bは、表示装置51に対して図15に示すログイ
ン画面を表示させる。
【0109】この表示例では、「ログイン」と題された
ウィンドウ140が表示されており、ユーザ名とパスワ
ードを入力するテキストボックス140aと140bと
が表示されている。また、ウィンドウ140の最下部に
は、入力したデータにて配布サーバ30と接続を行う場
合に操作されるOKボタン140cと、入力したデータ
をキャンセルする場合に操作されるキャンセルボタン1
40dとが表示されている。
【0110】このような画面において、ユーザ名とパス
ワードが入力され、OKボタン140cが操作される
と、配布サーバ30との間で接続が確立され、これらの
間で通信が可能となる。
【0111】配布サーバ30は、受信装置50からログ
インがあった場合には、先ず、ユーザの認証処理を行っ
てユーザが正当な権限を有するか否かを判定し、認証が
成立した場合には着信件数を受信装置50に対して通知
する。
【0112】その結果、受信装置50の表示装置51に
は、図16に示す画面が表示されることになる。この表
示例では、「着信件数」と題されたウィンドウ150が
表示されており、ウィンドウ150の中央部には、着信
件数を示すテキストボックス150aが表示されてい
る。また、ウィンドウ150の最下部には、配布サーバ
30からデータ(メタデータ)を受信する場合に操作さ
れる受信ボタン150bと受信を行わない場合に操作さ
れるキャンセルボタン150cとが表示されている。
【0113】このような画面において、受信ボタン15
0bが操作されると、配布サーバ30に対して受信依頼
が通知されることになる。受信依頼を受け取った配布サ
ーバ30は、該当するメタデータをDB30cから取得
し、受信装置50に対して送信する。
【0114】メタデータを受け取った受信装置50は、
メタデータをDB50cの所定の領域に格納するととも
に図17に示す画面を表示装置51に表示させる。この
表示例では、「配布物一覧」と題されたウィンドウ16
0が表示されており、その最上部の領域160aには、
受信の対象となるデータに関する属性情報が表示されて
いる。ここで、シリアルNo.は、DB20bに対して
登録がなされた場合に付与される通し番号である。依頼
日は、データの送信を依頼した日付であり、依頼者は送
信を依頼した者の名前である。また、「検図者/日1」
および「検図者/日2」は、図面を検査した者の名前と
日付である。承認者と承認日は、承認を行った者の名前
とその日付である。
【0115】その下の領域160bには、受信の対象と
なるデータの対象機種が一覧表形式で示されている。ス
ライダ160fおよびボタン160g,160hは、表
示内容を上下にスクロールする場合に操作される。
【0116】その下の領域160cには、受信の対象と
なるデータの対象品目が一覧表形式で示されている。ス
ライダ160iおよびボタン160j,160kは、表
示内容を上下にスクロールする場合に操作される。
【0117】更にその下の領域160dには、受信の対
象となるファイルのファイル名が一覧表形式で示されて
いる。スライダ160lおよびボタン160m,160
nは、表示内容を上下にスクロールする場合に操作され
る。
【0118】その下の領域160eには、受信の対象と
なるデータの内容やコメントが記述されたファイルに関
する情報が表示されている。最下行の左端に表示されて
いる取り込みボタン160pは、表示されているデータ
を受信する場合に操作される。
【0119】受領ボタン160qは、受信完了後に、ユ
ーザが受領を確認した場合に操作される。出力ボタン1
60rは、受信した内容をプリンタに対して出力する場
合に操作される。
【0120】キャンセルボタン160sは、データの受
信を行わない場合に操作される。このような画面におい
て、受信対象となるデータを確認した後、取り込みボタ
ン160pが操作されると、配布サーバ30に対して受
領依頼が送信される。
【0121】受領依頼を受信した配布サーバ30は、D
B30cから該当するバルクデータを取得し、受信装置
50に対して送信する。受信装置50は、送信されたバ
ルクデータを受信してDB50cの所定の領域に格納す
る。
【0122】受信したバルクデータが正しく受信できた
ことを確認した後、ユーザが受領ボタン160qを操作
すると、受領通知が配布サーバ30に向けて送信される
ことになる。
【0123】受領通知を受信した配布サーバ30では、
この通知をPDM基本装置20に対して転送し、送信を
要求したユーザに対して通知する。以上の処理により、
配布サーバ30のDB30cに登録されているデータ
を、該当する受信装置に対して送信することが可能とな
る。
【0124】次に、以上の処理を可能とするフローチャ
ートの一例について説明する。図18は、配布サーバ3
0において実行される処理の一例を説明するフローチャ
ートである。このフローチャートが開始されると、以下
の処理が実行されることになる。 [S70]制御部30bは、所定の受信装置からログイ
ンが発生したか否かを判定し、ログインが発生した場合
にはステップS71に進み、それ以外の場合には処理を
終了する。 [S71]制御部30bは、受信装置から送信されてき
たパスワードとユーザ名を参照して認証処理を行う。
【0125】即ち、図15に示すウィンドウ140にお
いて入力されたパスワードとユーザ名とを参照して、該
当するデータがDB30cに登録されているか否かによ
り認証を行う。 [S72]制御部30bは、認証が成立したか否かを判
定し、認証が成立してユーザが正当な権限を有している
ことが判明した場合にはステップS73に進み、それ以
外の場合には処理を終了する。 [S73]制御部30bは、ユーザ名を参照して該当す
るメタデータをDB30cから検索する。 [S74]制御部30bは、着信件数を取得し、ログイ
ンを行った受信装置に対して送信する。
【0126】その結果、ログインを行った受信装置の表
示装置には、図16に示すウィンドウ150が表示され
ることになる。 [S75]制御部30bは、受信装置から受信依頼が通
知されたか否かを判定し、通知された場合にはステップ
S76に進み、それ以外の場合にはステップS75に戻
って同様の処理を繰り返す。
【0127】即ち、図16に示すウィンドウ150にお
いて、受信ボタン150bが操作された場合にはステッ
プS76に進む。なお、このフローチャートには示して
いないが、キャンセルボタン150cが操作された場合
には処理を終了する。 [S76]制御部30bは、DB30cから該当するメ
タデータを取得し、ログインを行った受信装置に対して
送信する。
【0128】その結果、受信装置の表示装置には、図1
7に示すウィンドウ160が表示されることになる。 [S77]制御部30bは、受信装置から受領依頼が通
知されたか否かを判定し、依頼が通知された場合にはス
テップS78に進み、それ以外の場合にはステップS7
7に戻って同様の処理を繰り返す。
【0129】即ち、図17に示すウィンドウ160にお
いて、取り込みボタン160pが操作された場合には、
ステップS78に進む。なお、このフローチャートには
示していないが、キャンセルボタン160sが操作され
た場合には処理を終了する。 [S78]制御部30bは、該当するバルクデータをD
B30cから取得し、要求を行った受信装置に対して送
信する。 [S79]制御部30bは、受信装置から受領通知があ
ったか否かを判定し、受領通知があった場合にはステッ
プS80に進み、それ以外の場合にはステップS79に
戻って同様の処理を繰り返す。
【0130】即ち、図17に示すウィンドウ160にお
いて、受領ボタン160qが操作された場合にはステッ
プS80に進む。なお、このこのフローチャートには示
していないが、キャンセルボタン160sが操作された
場合には処理を終了する。 [S80]制御部30bは、受領通知をPDM基本装置
20に対して転送する。
【0131】次に、図19を参照して、受信装置50に
おいて実行される処理の一例について説明する。このフ
ローチャートが開始されると、以下の処理が実行される
ことになる。 [S90]制御部50bは、ログイン画面を表示装置5
1に対して表示させる。
【0132】即ち、制御部50bは、図15に示すよう
なログイン画面を表示装置51に対して表示させる。 [S91]制御部50bは、ログイン画面において入力
されたパスワードとユーザ名とを配布サーバ30に対し
て送信し、その結果として認証が成立した場合にはステ
ップS92に進み、それ以外の場合には処理を終了す
る。 [S92]制御部50bは、図18に示すステップS7
4の処理によって通知された着信件数を表示する。
【0133】即ち、制御部50bは、図16に示すよう
な着信件数画面を表示装置51に対して表示させる。 [S93]制御部50bは、図16に示すような着信件
数画面において、受信ボタン150bが操作されたか否
かを判定し、受信ボタン150bが操作された場合には
ステップS94に進み、それ以外の場合にはステップS
93に戻って同様の処理を繰り返す。
【0134】なお、このフローチャートには示していな
いが、キャンセルボタン150cが操作された場合には
処理を終了する。 [S94]制御部50bは、図18に示すステップS7
6の処理によって送信されたメタデータを受信する。
【0135】なお、受信したデータは、DB50cの所
定の領域に格納される。 [S95]制御部50bは、配布物一覧画面を表示す
る。即ち、制御部50bは、図17に示すような配布物
一覧画面を表示装置51に対して表示させる。 [S96]制御部50bは、図17に示す配布物一覧画
面において、取り込みボタン160pが操作されたか否
かを判定し、操作された場合にはステップS97に進
み、それ以外の場合にはステップS100に進む。 [S97]制御部50bは、図18に示すステップS7
8の処理によって送信されたバルクデータを受信する。
【0136】なお、受信したデータは、DB50cの所
定の領域に格納される。 [S98]制御部50bは、図17に示す受領ボタン1
60qが操作されたか否かを判定し、操作された場合に
はステップS99に進み、それ以外の場合にはステップ
S98に戻って同様の処理を繰り返す。
【0137】なお、フローチャートには示していない
が、キャンセルボタン160sが操作された場合には処
理を終了する。 [S99]制御部50bは、バルクデータを無事に受信
したことを示す受領通知を配布サーバ30に対して送信
する。 [S100]制御部50bは、キャンセルボタン160
sまたはウィンドウ160の右上に表示されている
「×」ボタンが操作されたか否かを判定し、これらの何
れかが操作された場合には処理を終了し、それ以外の場
合にはステップS96に戻って同様の処理を繰り返す。
【0138】以上の処理によれば、配布サーバ30のD
B30cに格納されているメタデータとバルクデータ
を、該当する受信装置に対して確実に配信することが可
能となる。
【0139】以上に示したように、本発明の実施の形態
によれば、PDM基本装置20に対して図面等のデータ
(バルクデータ)と、このバルクデータの属性を示すメ
タデータとを登録した後、配信を行う操作を行った場合
には、配布サーバに対してこれらのデータが供給され、
そこで配布表に応じて配布先が自動的に決定されるの
で、誤配信や配信し忘れを防止することが可能となる。
【0140】また、配布サーバ30は、受信装置50が
受信可能なデータのフォーマットを記憶しており、PD
M基本装置20から供給されたデータのフォーマットを
必要に応じて自動的に変換するので、送信する側のユー
ザの負担を軽減することが可能となる。
【0141】また、受信装置50に対してデータを送信
する場合には、先ず、容量の少ないメタデータを送信し
て内容を確認した後、実体データであるバルクデータを
送信するようにしたので、ネットワーク40のトラフィ
ックが混雑していないときを見計らってバルクデータを
受信することが可能となる。
【0142】更に、送信の日時を指定し、その送信日時
になった場合には、PDM基本装置20のDB20bか
ら対応するデータを取得して配布サーバ30に対して送
信することが可能となるので、図面の完成前に送信の予
約を行い、完成当日に図面等のデータを配布することが
可能となる。
【0143】次に、図20に示す実施の形態を参照し
て、本発明の第2の実施の形態について説明する。な
お、この図において、図2に示す実施例と対応する部分
には同一の符号を付してあるのでその説明は省略する。
【0144】この実施の形態では、図2の場合と比較し
てファイアウオール200が新たに追加されており、ま
た、配布サーバ30の処理が一部異なっている。それ以
外は、図2に示す場合と同様である。
【0145】ファイアウオール200は、外部の不正な
ユーザの入を防止するために、特定のデータやプロト
コルだけを通す機能を有するワークステーション等によ
って構成されている。
【0146】配布サーバ30は、データをイメージデー
タまたはプロッタデータに変換した後に、受信装置50
に対してデータを送信する。次に、以上の実施の形態の
動作について説明する。以下では、先ず、PDM基本装
置20からファイアウオール200を介して配布サーバ
30にデータが転送される動作について説明した後、配
布サーバ30における処理について説明する。
【0147】PDM基本装置20に対してバルクデータ
とメタデータとが登録され、配布の指示があった場合に
は、バルクデータとメタデータはファイアウオール20
0を介して配布サーバ30に供給される。
【0148】このとき、これらのデータを複数の受信装
置に対して送信する場合においても、配布サーバ30に
対して供給するデータは、それぞれ1つずつとする。フ
ァイアウオール200を通過したバルクデータとメタデ
ータは、配布サーバ30において、配布表に基づいて配
布先が決定される。
【0149】次に、制御部30bは、バルクデータをイ
メージデータ(ビットマップデータ)もしくはプロッタ
データに変換し、生成されたイメージデータやプロッタ
データの一部に対して作成日時や作成者の氏名などの配
布情報を重畳する。そして、先に特定した送信先毎に分
類してDB30cに格納する。
【0150】図21は、DB30cに格納されているバ
ルクデータの一例を示す図である。この例では、ビット
マップに展開された回路図210の最下部に配布日時と
配布者名からなる配布情報210aが重畳されている。
【0151】受信装置50からログインが発生した場合
には認証処理を行った後、該当するメタデータを送信
し、続いて、バルクデータを送信する。以上の処理によ
れば、データを複数の受信装置に対して送信する場合に
は、1つのデータとしてファイアウオールを通過させた
後、配布サーバにおいて受信装置毎に複写して複数のデ
ータを生成するようにしたので、データ転送のボトルネ
ックとなるファイアウオールを最小限の状態で通過させ
ることが可能となり、システム全体の転送速度が低下す
ることを防止できる。
【0152】また、ビットマップまたはプロッタデータ
に変換した後に、受信装置に対して送信するようにした
ので、受信装置側においてバルクデータが勝手に変更さ
れることを防止することができる。
【0153】更に、配布情報をビットマップデータまた
はプロッタデータに重畳して送信するようにしたので、
例えば、メタデータが失われた場合においても、バルク
データの出自を知ることが可能となる。
【0154】続いて、以上の動作を実現するための処理
について図22を参照して説明する。このフローチャー
トが開始されると、以下の処理が実行される。 [S110]制御部30bは、I/F30aを介してP
DM基本装置20から送信され、ファイアウオール20
0を通過したデータを受信する。 [S111]制御部30bは、受信したデータからメタ
データを取得する。 [S112]制御部30bは、取得したメタデータと、
図4および図6において設定された内容とを参照するこ
とにより、データの送信先を決定する。 [S113]制御部30bは、バルクデータを取得す
る。 [S114]制御部30bは、取得したバルクデータを
イメージデータまたはプロッタデータに変換する。 [S115]制御部30bは、イメージデータまたはプ
ロッタデータに変換されたデータに対して、配布日時や
配布者の名前を示す配布情報を付加する。 [S116]制御部30bは、配布情報が付加されたイ
メージデータ(またはプロッタデータ)とメタデータを
送信先毎に分類してDB30cに登録する。 [S117]制御部30bは、配布されるデータが存在
する旨を示す電子メールを各送信先毎に作成して送信す
る。
【0155】なお、以上の実施の形態においては、バル
クデータとメタデータとを分けて送信するようにした
が、これらを同時に送信するようにしてもよいことは言
うまでもない。
【0156】また、受信装置側で受信依頼を行った場合
にのみデータをダウンロードするようにしたが、自動的
にダウンロードした後に、ユーザに通知するようにして
もよい。
【0157】最後に、上記の処理機能は、コンピュータ
によって実現することができる。その場合、PDM基本
装置、配布サーバ、および、受信装置が有すべき機能の
処理内容は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に
記録されたプログラムに記述されており、このプログラ
ムをコンピュータで実行することにより、上記処理がコ
ンピュータで実現される。コンピュータで読み取り可能
な記録媒体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等が
ある。市場へ流通させる場合には、CD−ROM(Compa
ct Disk Read Only Memory)やフロッピーディスク等の
可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、
ネットワークを介して接続されたコンピュータの記憶装
置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコンピュ
ータに転送することもできる。コンピュータで実行する
際には、コンピュータ内のハードディスク装置等にプロ
グラムを格納しておき、メインメモリにロードして実行
する。
【0158】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、メタデ
ータを特定する属性特定手段と、データとデータの配布
先と配布枚数を対応づけた配布編集表と、設定された配
布条件とを参照して、前記属性特定手段によって特定さ
れたメタデータに応じた送信先を決定するようにしたの
で、必要な送信先に自動的にデータの配布ができる。
【0159】また、内部または外部の記憶装置に登録さ
れたデータを、少なくとも1以上の受信装置に対して送
信する送信装置において、送信対象となるデータの属性
を特定する属性特定手段と、属性特定手段によって特定
された属性に応じた送信先を決定する送信先決定手段
と、送信先決定手段によって決定された送信先に対して
データを送信する送信手段とを有するようにしたので、
作成されたデータを過誤無くしかも確実に相手に対して
送信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】配布表一覧画面の表示例である。
【図4】配布編集表画面の表示例である。
【図5】図3に示す配布表一覧画面の作成ボタンまたは
修正ボタンが操作された場合に実行される処理の一例を
説明するフローチャートである。
【図6】配布条件設定画面の表示例である。
【図7】配布先設定画面の表示例である。
【図8】メタデータ入力画面の表示例である。
【図9】図2に示すPDM基本装置に対してデータを登
録した後に、同データを配信するように指示した場合に
実行される処理の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図10】図9に示す転送処理の詳細を説明するフロー
チャートである。
【図11】配布設定画面の表示例である。
【図12】配布編集表の表示例である。
【図13】送信日時指定画面の表示例である。
【図14】PDM基本装置からデータの送信があった場
合に、配布サーバにおいて実行される処理の一例につい
て説明するフローチャートである。
【図15】ログイン画面の表示例である。
【図16】着信件数画面の表示例である。
【図17】配布物一覧画面の表示例である。
【図18】配布サーバにおいて実行される処理の一例を
説明するフローチャートである。
【図19】受信装置において実行される処理の一例説明
するフローチャートである。
【図20】本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図
である。
【図21】イメージデータに変換された回路図の一例で
ある。
【図22】図20に示す実施の形態において実行される
処理の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 送信装置 1a バルクデータDB 1b メタデータDB 1c 送信先決定手段 1d 属性特定手段 1e 日時指定手段 1f フォーマット特定手段 1g フォーマット変換手段 1h 送信手段 1i 概要情報送信手段 2 ネットワーク 3 受信装置 3a 受信手段 3b 再生手段 3c 認証手段 20 PDM基本装置 20a PDM基本部 20b DB 21 入力装置 22 表示装置 30 配布サーバ 30a I/F 30b 制御部 30c DB 30d I/F 40 ネットワーク 50 受信装置 50a I/F 50b 制御部 50c DB 50d I/F 51 表示装置 52 入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−308379(JP,A) 特開 平11−143051(JP,A) 特開 平9−8840(JP,A) 特開 平8−314863(JP,A) 特開 昭58−130650(JP,A) 特開 平7−200208(JP,A) 特開 平10−301903(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/02

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置側に登録されたデータを、少な
    くとも1以上の受信装置に対して送信する送受信システ
    ムにおいて、 前記送信装置は、 送信対象となるデータの属性を示すメタデータを特定す
    る属性特定手段と、データとデータの配布先と配布枚数を対応づけた配布編
    集表と、設定された配布条件とを参照して、 前記属性特
    定手段によって特定された前記メタデータに応じた送信
    先を決定する送信先決定手段と、 前記送信先決定手段によって決定された送信先に対して
    前記データを送信する送信手段と、を有し、 前記受信装置は、 前記送信手段によって送信された前記データを受信する
    受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記データを再生する
    再生手段と、を有する、 ことを特徴とする送受信システム。
  2. 【請求項2】 前記送信装置は、対象となる受信装置が
    再生可能なデータのフォーマットを特定するフォーマッ
    ト特定手段と、 前記フォーマット特定手段によって特定されたフォーマ
    ットへの変換を行うフォーマット変換手段と、 を更に有することを特徴とする請求項1記載の送受信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記送信装置は、前記フォーマット変換
    手段がフォーマットを変換する際に必要なパラメータを
    格納するパラメータ格納手段を更に有することを特徴と
    する請求項1記載の送受信システム。
  4. 【請求項4】 前記送信装置は、送信しようとするデー
    タの概要を示す概要情報を送信する概要情報送信手段を
    更に有し、 前記受信装置において前記概要情報を参照して所定のデ
    ータの受信が依頼された場合には、前記送信手段は該当
    するデータを送信することを特徴とする請求項1記載の
    送受信システム。
  5. 【請求項5】 前記受信装置は、正当な権限を有するユ
    ーザであるか否かの認証を行う認証手段を更に有し、 前記送信手段は、前記認証手段によって前記正当な権限
    を有するユーザであることが確認された場合には、前記
    データを送信することを特徴とする請求項1記載の送受
    信システム。
  6. 【請求項6】 前記送信装置は、前記データを送信する
    日時を指定する日時指定手段を更に有し、 前記日時指定手段によって指定された日時になった場合
    には、前記送信手段は該当する情報を取得して送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の送受信システム。
  7. 【請求項7】 前記送信装置は、前記データをイメージ
    データまたはプロッタデータに変換するデータ変換手段
    を更に有し、 前記送信手段は、前記データ変換手段によって変換され
    たデータを送信することを特徴とする請求項1記載の送
    受信システム。
  8. 【請求項8】 前記データ変換手段によって前記イメー
    ジデータまたは前記プロッタデータに変換されたデータ
    に対して、その配布に係る情報である配布情報を付加す
    る配布情報付加手段を更に有することを特徴とする請求
    項7記載の送受信システム。
  9. 【請求項9】 前記送信装置と前記受信装置との間に設
    置されたファイアウオールと、 前記ファイアウオールと前記受信装置との間に設置され
    た配信サーバと、を更に有し、 前記送信手段によって送信されたデータが複数の受信装
    置に対して配信される場合には、前記ファイアウオール
    を通過した後、前記配信サーバにおいて該当数分だけデ
    ータが複製され、送信されることを特徴とする請求項1
    記載の送受信システム。
  10. 【請求項10】 内部または外部の記憶装置に登録され
    たデータを、少なくとも1以上の受信装置に対して送信
    する送信装置において、 送信対象となるデータの属性を示すメタデータを特定す
    る属性特定手段と、データとデータの配布先と配布枚数を対応づけた配布編
    集表と、設定された配布条件とを参照して、 前記属性特
    定手段によって特定された前記メタデータに応じた送信
    先を決定する送信先決定手段と、 前記送信先決定手段によって決定された送信先に対して
    前記データを送信する送信手段と、 を有することを特徴とする送信装置。
  11. 【請求項11】 送信装置側に登録されたデータを、少
    なくとも1以上の受信装置に対して送信する処理をコン
    ピュータに機能させるプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体において、 コンピュータを、 送信対象となるデータの属性を示すメタデータを特定す
    る属性特定手段、データとデータの配布先と配布枚数を対応づけた配布編
    集表と、設定された配布条件とを参照して、 前記属性特
    定手段によって特定された前記メタデータに応じた送信
    先を決定する送信先決定手段、 前記送信先決定手段によって決定された送信先に対して
    前記データを送信する送信手段、 として機能させることを特徴とするプログラムが記録さ
    れたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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