JP2004240538A - 点検記録管理装置 - Google Patents
点検記録管理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004240538A JP2004240538A JP2003026824A JP2003026824A JP2004240538A JP 2004240538 A JP2004240538 A JP 2004240538A JP 2003026824 A JP2003026824 A JP 2003026824A JP 2003026824 A JP2003026824 A JP 2003026824A JP 2004240538 A JP2004240538 A JP 2004240538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection
- report
- image
- failure
- management device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
【課題】レポートに誤った写真が貼り付けられる可能性をなくす。
【解決手段】本発明の点検記録管理装置1は、端末から送信されたレポート作成許可によりレポート作成モードに移行して故障レポートを生成し、故障履歴DB16に格納するとともに、Webサーバ部11を介して端末に画像入力画面を表示させ、レポート作成モード中に端末からWebサーバ部11を介して受信した画像を画像DB17に格納するとともに、故障履歴DB16に格納された対応する故障レポートに画像の格納先アドレスを付加する故障レポート作成部15を有する。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明の点検記録管理装置1は、端末から送信されたレポート作成許可によりレポート作成モードに移行して故障レポートを生成し、故障履歴DB16に格納するとともに、Webサーバ部11を介して端末に画像入力画面を表示させ、レポート作成モード中に端末からWebサーバ部11を介して受信した画像を画像DB17に格納するとともに、故障履歴DB16に格納された対応する故障レポートに画像の格納先アドレスを付加する故障レポート作成部15を有する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラント設備などの巡回点検記録を管理する点検記録管理装置に関し、特に点検箇所の情報入力に携帯端末を用いる点検記録管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラントなどでは作業員が現場を巡回して設備の保全や管理データを収集する巡回点検を行っている。一般的な巡回点検では、点検時に不良箇所が発見されると、作業員はその場で不良箇所の状況を文字記録するとともに不良箇所の写真撮影を行い、巡回点検終了後に文字記録に基づいて作成した紙の故障レポート文書に、先に撮影した不良箇所の写真を貼り付けた後に提出し、また保存管理している。このように、故障レポートに写真を貼り付けるのは、文章表現だけでは不良箇所等の状態を正確に記録することが難しいためである。なお、上述した従来技術は、出願人が出願時点で知る限りにおいて文献公知ではない。また、出願人は出願時までに本発明に関連する先行技術文献を発見することはできなかった。よって、先行技術文献情報を開示していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の点検終了後に紙で故障レポートを作成し、写真を貼り付ける方法では、貼り付ける写真が他の点検箇所の写真と混同され、誤った写真が貼り付けられる可能性があった。また、故障レポートを紙のまま保管した場合、操業改善や予防保全を目的とした解析を行うことが困難であるため、コンピュータによりこれらの解析を簡単に行うことが可能な電子化された故障レポートの作成が可能な点検記録管理装置が求められていた。
本発明は、誤った写真が貼り付けられることのない、電子化された故障レポートを作成し保管できる点検記録管理装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の点検記録管理装置は、携帯端末と無線通信手段を介して接続され、携帯端末から送信された点検箇所の点検データおよび点検箇所にかかる画像データを受信し記録するとともに、これらの記録されたデータを管理する点検記録管理装置であって、携帯端末より受信したデータから所定の事象発生を検知する手段と、所定の事象を検知するとレポート作成モードに移行し、事象とかかわる点検データに関するデータとレポート作成モード中に受信した画像データとを関連づけて管理する管理手段とを有することによって特徴づけられる。
【0005】
この点検記録管理装置の一構成例は、レポート作成モードにおいて関連づけたデータをレポートとして記録するレポート記録手段と、接続された端末の表示装置にレポート記録手段に記録されたレポートを表示させ、端末から当該レポートを編集させるレポート編集手段とをさらに有する。
また、点検記録管理装置の別の構成例は、携帯端末に点検箇所の点検項目にかかる情報と点検データ入力手段とを提供する点検支援手段を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に図を用いて発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明にかかる点検記録管理装置を用いた巡回点検支援システムの一構成例を示す概念図であり、本発明の実施の形態を示す。同図において、この巡回点検支援システムは、点検記録管理装置1、携帯端末2、端末装置3、無線LAN親局4およびネットワーク5を有し、点検記録管理装置1、端末装置3および無線LAN親局4がネットワーク5に接続され、携帯端末2が無線LANで無線LAN親局4に接続されている。
【0007】
この場合、点検記録管理装置1はWebサーバ機能を有し、巡回点検を行う作業者を支援する様々な機能をWebページを介して提供する。携帯端末2と端末装置3は、それぞれ点検記録管理装置1のWebページを閲覧可能なWebブラウザを有する。また、携帯端末2は撮像機構を備えており、撮影した静止画、動画等の画像を所定フォーマットのデジタルデータファイル化して記録しておくことが可能である。ネットワーク5は、ローカルエリアネットワーク(LAN)で構成されている。携帯端末2は無線通信機能を備え、無線LAN親局4と接続されることにより、点検記録管理装置1との間で各種データの送受信を行うことができる。
【0008】
点検記録管理装置1は、ネットワーク接続機能を有するコンピュータであるサーバ本体1a、ハードディスクなどの不揮発性記憶媒体からなる記憶装置1b、キーボード1cおよびディスプレイ1dから構成されるハードウエアと、コンピュータを点検記録管理装置1として機能させるコンピュータプログラムとが協働することにより実現される。この場合、サーバ本体1aには、CD−ROMドライブが設けられており、CD−ROMからコンピュータを点検記録管理装置1として機能させるコンピュータプログラムが読み出されてサーバ本体1aのメモリ(図示せず)にインストールされる。このプログラムがサーバ本体1aのCPU(図示せず)により実行されることにより点検記録管理装置1としての機能が実現される。なお、上記コンピュータプログラムの記録媒体はCD−ROMに限られるものではなく、当該コンピュータプログラムを格納可能な記録容量を持つ周知のコンピュータプログラム記録媒体を用いることができる。また、上記コンピュータプログラムの供給形態は、CD−ROMなどの可搬型記録媒体に限られるものではなく、サーバ本体1aに内蔵された記録媒体にあらかじめ格納しておき、サーバ本体1aと一体で供給するようにしてもよい。
【0009】
図2は、プログラムによって実現される点検記録管理装置1の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、点検記録管理装置1は、Webサーバ部11、データ収集部12、異常検出部13、巡回履歴データベース(以下、データベースをDBと略す)14、故障レポート作成部15、故障履歴DB16、画像DB17および故障レポート編集部18を有する。
【0010】
巡回履歴DB14、故障履歴DB16および画像DB17は、記憶装置1bに構築されている。ここで、巡回履歴DB14は、巡回点検により取得した各点検箇所の点検データを格納するデータベースである。また、故障履歴DB16は、故障レポート作成部15により作成された故障レポートを格納するデータベースであり、画像DB17は、故障レポートに関連づけられた画像データを格納するデータベースである。故障履歴DB16と画像DB17は、合わせてレポート記録手段として機能する。
【0011】
図3は、故障履歴DB16に格納される故障レポートのデータ構成例を示す説明図である。図3に示すように、この故障履歴DB16は、PointNo、装置名、ポイント名、故障発生日時、報告者ID、報告者名、故障レポートテキストおよび画像リンクアドレスの各データが関連づけられて格納されている。ここで、PointNoは、巡回点検箇所を識別する識別番号であり、装置名は当該点検箇所が所属する装置の装置名称、ポイント名は当該巡回点検箇所の名称である。
【0012】
故障発生日時は、異常検出部13により異常が検出された日時である。報告者IDと報告者名は、点検データを入力した作業者の識別コードと氏名である。故障レポートテキストは、故障内容を記述したテキストデータである。画像リンクアドレスは、故障レポートに貼り付ける写真などの画像データの格納先(リンク)を示すデータである。この実施の形態では、故障履歴DB16の画像リンクアドレスに画像DB17に格納された画像データのリンクアドレスを3つまで登録することが可能である。
【0013】
Webサーバ部11は、インターネットプロトコル(IP)に基づく通信機能を有し、点検記録管理装置1の機能を提供するWebページを携帯端末2や端末装置3のWebブラウザに表示させることによって点検支援手段として機能する。また、後述するデータ収集部12、故障レポート作成部15および故障レポート編集部18などと連携し、これらと携帯端末2や端末装置3のWebブラウザに表示されたWebページとの間でコマンドやデータの送受信を行う。これにより、Webページの表示を変更させたり、データ収集部12、故障レポート作成部15および故障レポート編集部18などに処理を実行させたりする。
【0014】
この場合、Webサーバ部11は、点検箇所の点検項目の表示とその点検結果の入力とを行うWebページ(以後、点検データ入力ページと記す)、故障レポートの作成確認を行うWebページ(以後、レポート作成確認ページと記す)、故障レポートに画像を貼り付けるWebページ(以後、画像入力ページと記す)および作成済み故障レポートの編集作業を行うWebページ(以後、レポート編集ページと記す)などを有しており、携帯端末2や端末装置3から要求されたWebページを要求元に送信し、要求元のWebブラウザに表示させる。
【0015】
データ収集部12はWebサーバ部11と連携し、点検データ入力ページに含まれる点検項目にかかるデータを故障履歴DB16から読み出し、Webサーバ部11を介して点検データ入力ページに表示させる。また、データ収集部12は、作業者が携帯端末2を操作して点検データ入力ページに入力した点検データがWebサーバ部11を介して入力されると、入力された点検データを所定のフォーマットで巡回履歴DB14に記録するとともに、異常検出のために異常検出部13に転送する。その際、データ収集部12は点検データとともに、PointNo、装置名、ポイント名、報告者IDおよび報告者名を転送する。
【0016】
ここで、PointNo、装置名およびポイント名は、作業者が携帯端末2を操作して指定した点検箇所の点検データ入力ページに含まれるデータである。報告者IDは、後述する認証時に作業者が携帯端末2を操作して入力したデータであり、報告者名はWebサーバ部11が認証時に報告者IDをキーに図示しないユーザ情報DBを検索して読み出したものである。PointNo、装置名、ポイント名、報告者IDおよび報告者名は、点検データとともにWebサーバ部11から通知される。
【0017】
異常検出部13は、データ収集部12から転送された点検データが正常値か否かを判定し、正常値でないときは故障レポート作成部15に異常が発生した旨を通知する。その際、異常検出部13は異常検出時の時刻から故障発生日時データを生成するとともに、検出した異常に対応する故障レポートテキストを生成し、これらの生成したデータをPointNo、装置名、ポイント名、報告者IDおよび報告者名とともに故障レポート作成部15へ通知する。
【0018】
故障レポート作成部15は、事象発生検知手段およびレポート作成手段として機能し、所定の事象発生が検知されると、レポート作成モードに移行し、事象とかかわる点検データに関するデータと、レポート作成モード中に受信した画像データと関連づける。ここで、点検データに関するデータとは、異常検出部13より通知されるPointNo、装置名、ポイント名、報告者ID、報告者名、故障発生日時および故障レポートテキストである。
【0019】
本実施の形態において、故障レポート作成部15は、異常検出部13から異常内容が通知されると、まず、Webサーバ部11に指示し、携帯端末2のWebブラウザにレポート作成確認ページを表示させ、作業者に故障レポート作成の可否入力を促す。作業者がレポート作成確認ページ上で故障レポートの作成許可を選択すると、レポート作成コマンドがWebサーバ部11を介して故障レポート作成部15に通知される。故障レポート作成部15は、レポート作成コマンドが通知されると、レポート作成モードに移行する。
【0020】
故障レポート作成部15は、レポート作成モードに移行すると、異常検出部13から通知されたデータに基づく故障レポートを生成し、故障履歴DB16に格納する。すなわち、故障レポート作成部15は、レポート作成コマンドをレポート作成モードへ移行するための事象発生として用いる。また、生成する故障レポートは、図3に示したように、PointNo、装置名、ポイント名、故障発生日時、報告者ID、報告者名、故障レポートテキストからなる。
【0021】
さらに、故障レポート作成部15は、Webサーバ部11に指示し、携帯端末2のWebブラウザに画像入力ページを表示させる。また、故障レポート作成部15は、レポート作成モード中に、Webサーバ部11を介して画像データファイルが入力されると、入力された画像データファイルを画像DB17に格納するとともに、故障履歴DB16を検索し、対応する故障レポートに画像DB17の格納先アドレスを画像リンクアドレスとして付加する。
【0022】
また、故障レポート作成部15は、Webサーバ部11を介して携帯端末2から画像入力終了が通知されると、レポート作成モードを終了する。この場合、画像入力終了通知は、作業者が携帯端末2を操作して画像データ入力画面を閉じることにより行われる。このようにして、携帯端末2から送信され画像DB17に格納された画像データが故障履歴DB16に格納された故障レポートと関連づけられる。
【0023】
故障レポート編集部18は、レポート編集手段として機能し、レポート編集ページと連携し、故障レポートを故障履歴DB16から読み出すとともに、この故障レポートの画像リンクアドレスを参照して画像DB17から故障レポートに関連づけられた画像データファイルを読み出し、Webサーバ部11を介して点検データ入力ページに故障レポートと画像を表示させる。また、故障レポート編集部18は、Webサーバ部11を介してレポート編集ページから入力された故障レポートテキストで故障履歴DB16の対応するPointNoに関連づけられた故障レポートテキストの記録領域を書き換える。
【0024】
また、故障レポート編集部18は、Webサーバ部11を介してレポート編集ページから更新用の画像データファイルが入力されると、この画像データファイルを画像DB17に格納し、この画像データファイルの格納先アドレスを故障履歴DB16の対応するPointNoに関連づけられた画像リンクアドレスの記録領域に上書きする。故障レポート編集部18は、Webサーバ部11を介してレポート編集ページから画像データ削除要求コマンドが入力されると、故障履歴DB16の対応するPointNoに関連づけられた画像リンクアドレスを削除する。
【0025】
[故障レポートの生成]
次に、図4を参照して故障レポートの作成動作を説明する。図4は、本発明の実施の形態にかかる巡回点検支援システムの故障レポート作成動作を示すシーケンス図である。この巡回点検支援システムでは、作業者が携帯端末2を持って巡回点検を行う。作業者は、巡回開始に先立って携帯端末2を操作して点検記録管理装置1のWebページにアクセスし、作業者IDとパスワードを入力して認証を受けているものとする。
【0026】
まず、作業者が携帯端末2を操作して巡回すべき点検箇所の点検データ入力ページを選択すると、携帯端末2から点検記録管理装置1へ点検データ入力ページ要求が送信される。点検記録管理装置1は、点検データ入力ページ要求を受信すると、要求されたWebページを読み出し、携帯端末2に表示させる。点検データ入力ページの一例を図5に示す。図5は、PointNoが「544」であった場合、すなわち点検項目が「排出効率」であった場合の点検データ入力ページを示している。
【0027】
この点検データ入力ページには、点検記録管理装置1から巡回履歴DB14に基づいて、「ボイラ配管」の「排出効率」の「管理上限値」,「管理下限値」,「前回値」,「今回値」,「コメント」などが表示される。この場合、「ボイラ配管」の「排出効率」の点検は始めてなので、「前回値」の欄には「データなし」と表示され、「今回値」の欄は空欄となっている。また、あらかじめ設定されたコメントを選択する「コメント」の選択欄は未選択となっている。なお、「ガイダンス」欄には、「今回値」に異常データ(例えば数字以外のデータなど)が入力されたときに異常内容などのあらかじめ定義されたメッセージを表示する。また、「点検マニュアル」欄には、あらかじめ登録された点検マニュアルが表示されるが、ここでは未登録のため、「マニュアルはありません」と表示されている。
【0028】
以下、作業者の点検データ入力操作は、図5に示すような点検データ入力ページに基づいて行うものとする。この場合、データ入力欄や選択ボタンの指定は、携帯端末2に備えられたポインティングデバイスにより、画面上のカーソルを指定対象に移動させて行うものとする。作業者が携帯端末2に表示された点検データ入力ページを見ながら、点検箇所で携帯端末2を操作して点検データを入力すると、点検データが点検記録管理装置1に送信される。この場合、作業者は、「今回値」の欄に測定したデータを入力し、入力すべきコメントがあれば「コメント」の選択欄で選択した後、「設定」欄を選択することにより点検データを入力する。
【0029】
点検記録管理装置1は、点検データを受信すると巡回履歴DB14に記録するとともに、点検データの異常検出処理を行い、異常が検出されると携帯端末2にレポート作成確認ページを表示させる。レポート作成確認ページの一例を図6に示す。このレポート作成確認ページには、故障レポート作成の確認を求める「故障レポートを作成しますか?」というメッセージと、故障レポート作成を許可する「作成」ボタン61と、故障レポート作成を不許可とする「キャンセル」ボタン62とが表示される。
【0030】
作業者が携帯端末2に表示されたレポート作成確認ページを見ながら、点検箇所で携帯端末2を操作して「作成」ボタン61を選択すると、レポート作成コマンドが点検記録管理装置1に送信される。点検記録管理装置1は、当該コマンドを受信すると、レポート作成モードに移行し、故障レポートを自動生成して故障履歴DB16に格納するとともに、生成した故障レポートに貼り付ける画像(写真)を入力する画像入力ページを携帯端末2に表示させる。画像入力ページの一例を図7に示す。以下、作業者の画像入力操作は、図7に示すような画像入力ページに基づいて行うものとする。
【0031】
この画像入力ページには、PointNoと、画像貼付の確認を求める「故障レポートに画像を貼り付けますか?」というメッセージと、自動生成された故障レポートテキストと、画像データファイルのファイル名を表示するファイル表示部71と、ファイル表示部71に画像データファイルのファイル名を表示させる「参照」ボタン72と、ファイル表示部71に表示されたファイル名の画像データファイルを点検記録管理装置1に送信する「貼付」ボタン73と、画像入力ページを閉じる「戻る」ボタン74とが表示される。この場合、貼付可能な画像の数が最大3個であるため、ファイル表示部71、「参照」ボタン72および「貼付」ボタン73は、それぞれ3つ表示される。
【0032】
次に、作業者が携帯端末2の撮像機構を操作して、異常が検出された点検箇所を撮影した後、画像入力ページの「参照」ボタン72を選択して撮影した画像データファイルのファイル名をファイル表示部71に表示させる。さらに、作業者が携帯端末2を操作して、ファイル表示部71に表示されたファイル名を選択すると画像入力ページの画像表示部75に選択された画像のサムネイル画像が表示される。次に、作業者が表示された画像を確認の上、画像入力ページの「貼付」ボタン73を選択すると、選択されたファイル名の画像データファイルが携帯端末2から点検記録管理装置1に送信される。
【0033】
点検記録管理装置1は、画像データファイルを受信すると対応する故障レポートに画像を貼り付ける処理を行う。この場合、点検記録管理装置1は、受信した画像データファイルを画像DB17に格納するとともに、故障履歴DB16を検索し、対応する故障レポートの画像リンクアドレス記録領域に画像データファイルの格納先アドレスを書き込む。画像入力終了後、作業者が画像入力ページの「戻る」ボタン74を選択すると、携帯端末2から点検記録管理装置1へ画像入力終了が通知され、点検記録管理装置1はレポート作成モードを終了する。これにより、点検記録管理装置1に画像が貼り付けられた故障レポートが記録される。
【0034】
[故障レポートの編集]
次に、図8を参照して故障レポートの編集動作を説明する。図8は、本発明の実施の形態にかかる巡回点検支援システムの故障レポート編集動作を示すシーケンス図である。作業者は、編集操作に先立って端末装置3を操作して点検記録管理装置1のWebページにアクセスし、作業者IDとパスワードを入力して認証を受けているものとする。
【0035】
まず、作業者が端末装置3を操作して編集したい故障レポートを指定してレポート編集ページを選択すると、端末装置3から点検記録管理装置1へレポート編集ページ要求が送信される。点検記録管理装置1は、レポート編集ページ要求を受信すると、レポート編集ページを端末装置3に表示させる。レポート編集ページの一例を図9に示す。以下、作業者の故障レポート編集操作は、図9に示すようなレポート編集ページに基づいて行うものとする。
【0036】
このレポート編集ページには、編集対象のレポートを示すメッセージ(「巡回ポイント排出効率の故障レポート編集」)と、故障発生日時と、故障レポートテキストと、故障レポートテキストを点検記録管理装置1に送信する「更新」ボタン91と、画像データファイルのファイル名を表示するファイル表示部92と、ファイル表示部92に画像データファイルのファイル名を表示させる「参照」ボタン93と、ファイル表示部92に表示されたファイル名の画像データファイルを点検記録管理装置1に送信する「更新」ボタン94と、故障レポートに貼り付けられた画像を削除する「削除」ボタン95と、レポート編集ページを閉じる「戻る」ボタン96と、故障レポートに貼り付けられた画像のサムネイル画像97とが表示される。この場合、貼付可能な画像の数が最大3個であるため、ファイル表示部92、「参照」ボタン93、「更新」ボタン94および「削除」ボタン95は、それぞれ3つ表示される。
【0037】
このように表示された端末装置3において、作業者が端末装置3を操作して故障レポートテキストの追加や変更を行い、「更新」ボタン94を選択すると、表示されている故障レポートテキストが端末装置3から点検記録管理装置1に送信される。点検記録管理装置1は、故障レポートテキストを受信すると故障レポート編集部18が編集対象の故障レポートを更新する。また、このレポート編集ページから画像の削除や変更を行うことも可能である。画像の削除を行う場合は、このレポート編集ページから削除したい画像の「削除」ボタン95を選択する。これにより、画像データ削除要求コマンドが端末装置3から点検記録管理装置1に送信されて点検記録管理装置1の故障レポート編集部18で実行され、削除要求された画像が故障レポートから削除される。
【0038】
画像の変更を行う場合は、作業者がレポート編集ページの変更したい画像の「参照」ボタン93を選択して画像データファイルのファイル名をファイル表示部92に表示させる。この場合、ファイル表示部92には、端末装置3に格納されている画像データファイルや端末装置3から読み出し可能な外部機器に格納されている画像データファイルが表示される。さらに、作業者が端末装置3を操作して、ファイル表示部92に表示されたファイル名を選択するとレポート編集ページに選択された画像のサムネイル画像97が表示される。次に、作業者が表示された画像を確認の上、レポート編集ページの「更新」ボタン94を選択すると、選択されたファイル名の画像データファイルが端末装置3から点検記録管理装置1に送信される。点検記録管理装置1は、画像データファイルを受信すると故障レポート編集部18が編集対象の故障レポートの画像を受信した画像に更新する。編集を終了するときは、「戻る」ボタン96を選択する。
【0039】
このように、この実施の形態によれば、作業者が点検箇所に居ながらにして、故障レポートの作成と撮影した故障箇所画像の貼付を行うことができるので、故障レポートに貼り付ける画像を混同することがない。さらに、紙の故障レポートでは不可能な動画像を貼り付けることもできるので、従来にない動画による故障解析が可能となり、故障解析の質の向上も図れる。また、故障レポートが点検記録管理装置1に電子化されて記録されるので、コンピュータにより操業改善や予防保全を目的とした解析を簡単に行うことが可能である。さらに、点検記録管理装置1に記録された故障レポートを端末装置3から編集することができるので、携帯端末2のように入力手段に制限があり、自由な文章の入力が困難な入力装置を用いた場合であっても、故障レポートの記載内容を充実させることが可能である。
【0040】
この実施の形態では、撮像機構を備えた携帯端末2を用いたが、これに限られるものではない。例えば、撮像機構に代えて外部のデジタルカメラやデジタルビデオカメラで撮影した静止画や動画等の画像を所定フォーマットの画像データファイルとして取り込むインタフェースを備えた携帯端末2を用いるようにしてもよい。また、無線LAN親局4は、必要に応じて複数を配置するようにしてもよい。また、携帯端末2は、無線LANに代えて構内PHSで点検記録管理装置1と接続するようにしてもよい。
【0041】
また、この実施の形態では、異常検出後にレポート作成確認ページを表示させて、故障レポート作成の確認を求めるようにしたが、異常検出を所定の事象発生とみなして、レポート作成モードに移行し、作業者の確認を求めることなく故障レポートを自動生成し、画像入力ページを表示させるようにしてもよい。この場合は、異常検出部13が事象発生検知手段として作用する。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の点検記録管理装置は、所定の事象発生を検知してレポート作成モードに移行してレポートを生成し、レポート作成モード中に受信した画像データと関連づけるので、作成されたレポートと画像との対応関係が担保される。このため、レポートに誤った画像(写真)が貼り付けられる可能性をなくすことができる。また、点検データにかかるレポートと画像とが電子化されて記録されるので、コンピュータにより操業改善や予防保全を目的とした解析を簡単に行うことが可能となる。
【0043】
また、通信接続された端末の表示装置にレポートを表示させ、端末から当該レポートを編集させるレポート編集手段を有するので、携帯端末のように入力手段に制限があり、自由な文章の入力が困難な入力装置を用いた場合であっても、レポートの記載内容を充実させることが可能である。
また、携帯端末に点検箇所の点検項目にかかる情報と点検データ入力手段とを提供する点検支援手段を有するので、作業者が不慣れな場合でも容易に点検項目を判別し、点検データの入力を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる点検記録管理装置を用いた巡回点検支援システムの一構成例を示す概念図である。
【図2】点検記録管理装置の機能構成を示すブロック図である。
【図3】故障履歴DBに格納される故障レポートのデータ構成例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる巡回点検支援システムの故障レポート作成動作を示すシーケンス図である。
【図5】点検データ入力ページの一例を示す説明図である。
【図6】レポート作成確認ページの一例を示す説明図である。
【図7】画像入力ページの一例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態にかかる巡回点検支援システムの故障レポート編集動作を示すシーケンス図である。
【図9】レポート編集ページの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…点検記録管理装置、1a…サーバ本体、1b…記憶装置、1c…キーボード、1d…ディスプレイ、2…携帯端末、3…端末装置、4…無線LAN親局、5…ネットワーク、11…Webサーバ部、12…データ収集部、13…異常検出部、14…巡回履歴DB、15…故障レポート作成部、16…故障履歴DB、17…画像DB、18…故障レポート編集部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラント設備などの巡回点検記録を管理する点検記録管理装置に関し、特に点検箇所の情報入力に携帯端末を用いる点検記録管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラントなどでは作業員が現場を巡回して設備の保全や管理データを収集する巡回点検を行っている。一般的な巡回点検では、点検時に不良箇所が発見されると、作業員はその場で不良箇所の状況を文字記録するとともに不良箇所の写真撮影を行い、巡回点検終了後に文字記録に基づいて作成した紙の故障レポート文書に、先に撮影した不良箇所の写真を貼り付けた後に提出し、また保存管理している。このように、故障レポートに写真を貼り付けるのは、文章表現だけでは不良箇所等の状態を正確に記録することが難しいためである。なお、上述した従来技術は、出願人が出願時点で知る限りにおいて文献公知ではない。また、出願人は出願時までに本発明に関連する先行技術文献を発見することはできなかった。よって、先行技術文献情報を開示していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の点検終了後に紙で故障レポートを作成し、写真を貼り付ける方法では、貼り付ける写真が他の点検箇所の写真と混同され、誤った写真が貼り付けられる可能性があった。また、故障レポートを紙のまま保管した場合、操業改善や予防保全を目的とした解析を行うことが困難であるため、コンピュータによりこれらの解析を簡単に行うことが可能な電子化された故障レポートの作成が可能な点検記録管理装置が求められていた。
本発明は、誤った写真が貼り付けられることのない、電子化された故障レポートを作成し保管できる点検記録管理装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の点検記録管理装置は、携帯端末と無線通信手段を介して接続され、携帯端末から送信された点検箇所の点検データおよび点検箇所にかかる画像データを受信し記録するとともに、これらの記録されたデータを管理する点検記録管理装置であって、携帯端末より受信したデータから所定の事象発生を検知する手段と、所定の事象を検知するとレポート作成モードに移行し、事象とかかわる点検データに関するデータとレポート作成モード中に受信した画像データとを関連づけて管理する管理手段とを有することによって特徴づけられる。
【0005】
この点検記録管理装置の一構成例は、レポート作成モードにおいて関連づけたデータをレポートとして記録するレポート記録手段と、接続された端末の表示装置にレポート記録手段に記録されたレポートを表示させ、端末から当該レポートを編集させるレポート編集手段とをさらに有する。
また、点検記録管理装置の別の構成例は、携帯端末に点検箇所の点検項目にかかる情報と点検データ入力手段とを提供する点検支援手段を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に図を用いて発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明にかかる点検記録管理装置を用いた巡回点検支援システムの一構成例を示す概念図であり、本発明の実施の形態を示す。同図において、この巡回点検支援システムは、点検記録管理装置1、携帯端末2、端末装置3、無線LAN親局4およびネットワーク5を有し、点検記録管理装置1、端末装置3および無線LAN親局4がネットワーク5に接続され、携帯端末2が無線LANで無線LAN親局4に接続されている。
【0007】
この場合、点検記録管理装置1はWebサーバ機能を有し、巡回点検を行う作業者を支援する様々な機能をWebページを介して提供する。携帯端末2と端末装置3は、それぞれ点検記録管理装置1のWebページを閲覧可能なWebブラウザを有する。また、携帯端末2は撮像機構を備えており、撮影した静止画、動画等の画像を所定フォーマットのデジタルデータファイル化して記録しておくことが可能である。ネットワーク5は、ローカルエリアネットワーク(LAN)で構成されている。携帯端末2は無線通信機能を備え、無線LAN親局4と接続されることにより、点検記録管理装置1との間で各種データの送受信を行うことができる。
【0008】
点検記録管理装置1は、ネットワーク接続機能を有するコンピュータであるサーバ本体1a、ハードディスクなどの不揮発性記憶媒体からなる記憶装置1b、キーボード1cおよびディスプレイ1dから構成されるハードウエアと、コンピュータを点検記録管理装置1として機能させるコンピュータプログラムとが協働することにより実現される。この場合、サーバ本体1aには、CD−ROMドライブが設けられており、CD−ROMからコンピュータを点検記録管理装置1として機能させるコンピュータプログラムが読み出されてサーバ本体1aのメモリ(図示せず)にインストールされる。このプログラムがサーバ本体1aのCPU(図示せず)により実行されることにより点検記録管理装置1としての機能が実現される。なお、上記コンピュータプログラムの記録媒体はCD−ROMに限られるものではなく、当該コンピュータプログラムを格納可能な記録容量を持つ周知のコンピュータプログラム記録媒体を用いることができる。また、上記コンピュータプログラムの供給形態は、CD−ROMなどの可搬型記録媒体に限られるものではなく、サーバ本体1aに内蔵された記録媒体にあらかじめ格納しておき、サーバ本体1aと一体で供給するようにしてもよい。
【0009】
図2は、プログラムによって実現される点検記録管理装置1の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、点検記録管理装置1は、Webサーバ部11、データ収集部12、異常検出部13、巡回履歴データベース(以下、データベースをDBと略す)14、故障レポート作成部15、故障履歴DB16、画像DB17および故障レポート編集部18を有する。
【0010】
巡回履歴DB14、故障履歴DB16および画像DB17は、記憶装置1bに構築されている。ここで、巡回履歴DB14は、巡回点検により取得した各点検箇所の点検データを格納するデータベースである。また、故障履歴DB16は、故障レポート作成部15により作成された故障レポートを格納するデータベースであり、画像DB17は、故障レポートに関連づけられた画像データを格納するデータベースである。故障履歴DB16と画像DB17は、合わせてレポート記録手段として機能する。
【0011】
図3は、故障履歴DB16に格納される故障レポートのデータ構成例を示す説明図である。図3に示すように、この故障履歴DB16は、PointNo、装置名、ポイント名、故障発生日時、報告者ID、報告者名、故障レポートテキストおよび画像リンクアドレスの各データが関連づけられて格納されている。ここで、PointNoは、巡回点検箇所を識別する識別番号であり、装置名は当該点検箇所が所属する装置の装置名称、ポイント名は当該巡回点検箇所の名称である。
【0012】
故障発生日時は、異常検出部13により異常が検出された日時である。報告者IDと報告者名は、点検データを入力した作業者の識別コードと氏名である。故障レポートテキストは、故障内容を記述したテキストデータである。画像リンクアドレスは、故障レポートに貼り付ける写真などの画像データの格納先(リンク)を示すデータである。この実施の形態では、故障履歴DB16の画像リンクアドレスに画像DB17に格納された画像データのリンクアドレスを3つまで登録することが可能である。
【0013】
Webサーバ部11は、インターネットプロトコル(IP)に基づく通信機能を有し、点検記録管理装置1の機能を提供するWebページを携帯端末2や端末装置3のWebブラウザに表示させることによって点検支援手段として機能する。また、後述するデータ収集部12、故障レポート作成部15および故障レポート編集部18などと連携し、これらと携帯端末2や端末装置3のWebブラウザに表示されたWebページとの間でコマンドやデータの送受信を行う。これにより、Webページの表示を変更させたり、データ収集部12、故障レポート作成部15および故障レポート編集部18などに処理を実行させたりする。
【0014】
この場合、Webサーバ部11は、点検箇所の点検項目の表示とその点検結果の入力とを行うWebページ(以後、点検データ入力ページと記す)、故障レポートの作成確認を行うWebページ(以後、レポート作成確認ページと記す)、故障レポートに画像を貼り付けるWebページ(以後、画像入力ページと記す)および作成済み故障レポートの編集作業を行うWebページ(以後、レポート編集ページと記す)などを有しており、携帯端末2や端末装置3から要求されたWebページを要求元に送信し、要求元のWebブラウザに表示させる。
【0015】
データ収集部12はWebサーバ部11と連携し、点検データ入力ページに含まれる点検項目にかかるデータを故障履歴DB16から読み出し、Webサーバ部11を介して点検データ入力ページに表示させる。また、データ収集部12は、作業者が携帯端末2を操作して点検データ入力ページに入力した点検データがWebサーバ部11を介して入力されると、入力された点検データを所定のフォーマットで巡回履歴DB14に記録するとともに、異常検出のために異常検出部13に転送する。その際、データ収集部12は点検データとともに、PointNo、装置名、ポイント名、報告者IDおよび報告者名を転送する。
【0016】
ここで、PointNo、装置名およびポイント名は、作業者が携帯端末2を操作して指定した点検箇所の点検データ入力ページに含まれるデータである。報告者IDは、後述する認証時に作業者が携帯端末2を操作して入力したデータであり、報告者名はWebサーバ部11が認証時に報告者IDをキーに図示しないユーザ情報DBを検索して読み出したものである。PointNo、装置名、ポイント名、報告者IDおよび報告者名は、点検データとともにWebサーバ部11から通知される。
【0017】
異常検出部13は、データ収集部12から転送された点検データが正常値か否かを判定し、正常値でないときは故障レポート作成部15に異常が発生した旨を通知する。その際、異常検出部13は異常検出時の時刻から故障発生日時データを生成するとともに、検出した異常に対応する故障レポートテキストを生成し、これらの生成したデータをPointNo、装置名、ポイント名、報告者IDおよび報告者名とともに故障レポート作成部15へ通知する。
【0018】
故障レポート作成部15は、事象発生検知手段およびレポート作成手段として機能し、所定の事象発生が検知されると、レポート作成モードに移行し、事象とかかわる点検データに関するデータと、レポート作成モード中に受信した画像データと関連づける。ここで、点検データに関するデータとは、異常検出部13より通知されるPointNo、装置名、ポイント名、報告者ID、報告者名、故障発生日時および故障レポートテキストである。
【0019】
本実施の形態において、故障レポート作成部15は、異常検出部13から異常内容が通知されると、まず、Webサーバ部11に指示し、携帯端末2のWebブラウザにレポート作成確認ページを表示させ、作業者に故障レポート作成の可否入力を促す。作業者がレポート作成確認ページ上で故障レポートの作成許可を選択すると、レポート作成コマンドがWebサーバ部11を介して故障レポート作成部15に通知される。故障レポート作成部15は、レポート作成コマンドが通知されると、レポート作成モードに移行する。
【0020】
故障レポート作成部15は、レポート作成モードに移行すると、異常検出部13から通知されたデータに基づく故障レポートを生成し、故障履歴DB16に格納する。すなわち、故障レポート作成部15は、レポート作成コマンドをレポート作成モードへ移行するための事象発生として用いる。また、生成する故障レポートは、図3に示したように、PointNo、装置名、ポイント名、故障発生日時、報告者ID、報告者名、故障レポートテキストからなる。
【0021】
さらに、故障レポート作成部15は、Webサーバ部11に指示し、携帯端末2のWebブラウザに画像入力ページを表示させる。また、故障レポート作成部15は、レポート作成モード中に、Webサーバ部11を介して画像データファイルが入力されると、入力された画像データファイルを画像DB17に格納するとともに、故障履歴DB16を検索し、対応する故障レポートに画像DB17の格納先アドレスを画像リンクアドレスとして付加する。
【0022】
また、故障レポート作成部15は、Webサーバ部11を介して携帯端末2から画像入力終了が通知されると、レポート作成モードを終了する。この場合、画像入力終了通知は、作業者が携帯端末2を操作して画像データ入力画面を閉じることにより行われる。このようにして、携帯端末2から送信され画像DB17に格納された画像データが故障履歴DB16に格納された故障レポートと関連づけられる。
【0023】
故障レポート編集部18は、レポート編集手段として機能し、レポート編集ページと連携し、故障レポートを故障履歴DB16から読み出すとともに、この故障レポートの画像リンクアドレスを参照して画像DB17から故障レポートに関連づけられた画像データファイルを読み出し、Webサーバ部11を介して点検データ入力ページに故障レポートと画像を表示させる。また、故障レポート編集部18は、Webサーバ部11を介してレポート編集ページから入力された故障レポートテキストで故障履歴DB16の対応するPointNoに関連づけられた故障レポートテキストの記録領域を書き換える。
【0024】
また、故障レポート編集部18は、Webサーバ部11を介してレポート編集ページから更新用の画像データファイルが入力されると、この画像データファイルを画像DB17に格納し、この画像データファイルの格納先アドレスを故障履歴DB16の対応するPointNoに関連づけられた画像リンクアドレスの記録領域に上書きする。故障レポート編集部18は、Webサーバ部11を介してレポート編集ページから画像データ削除要求コマンドが入力されると、故障履歴DB16の対応するPointNoに関連づけられた画像リンクアドレスを削除する。
【0025】
[故障レポートの生成]
次に、図4を参照して故障レポートの作成動作を説明する。図4は、本発明の実施の形態にかかる巡回点検支援システムの故障レポート作成動作を示すシーケンス図である。この巡回点検支援システムでは、作業者が携帯端末2を持って巡回点検を行う。作業者は、巡回開始に先立って携帯端末2を操作して点検記録管理装置1のWebページにアクセスし、作業者IDとパスワードを入力して認証を受けているものとする。
【0026】
まず、作業者が携帯端末2を操作して巡回すべき点検箇所の点検データ入力ページを選択すると、携帯端末2から点検記録管理装置1へ点検データ入力ページ要求が送信される。点検記録管理装置1は、点検データ入力ページ要求を受信すると、要求されたWebページを読み出し、携帯端末2に表示させる。点検データ入力ページの一例を図5に示す。図5は、PointNoが「544」であった場合、すなわち点検項目が「排出効率」であった場合の点検データ入力ページを示している。
【0027】
この点検データ入力ページには、点検記録管理装置1から巡回履歴DB14に基づいて、「ボイラ配管」の「排出効率」の「管理上限値」,「管理下限値」,「前回値」,「今回値」,「コメント」などが表示される。この場合、「ボイラ配管」の「排出効率」の点検は始めてなので、「前回値」の欄には「データなし」と表示され、「今回値」の欄は空欄となっている。また、あらかじめ設定されたコメントを選択する「コメント」の選択欄は未選択となっている。なお、「ガイダンス」欄には、「今回値」に異常データ(例えば数字以外のデータなど)が入力されたときに異常内容などのあらかじめ定義されたメッセージを表示する。また、「点検マニュアル」欄には、あらかじめ登録された点検マニュアルが表示されるが、ここでは未登録のため、「マニュアルはありません」と表示されている。
【0028】
以下、作業者の点検データ入力操作は、図5に示すような点検データ入力ページに基づいて行うものとする。この場合、データ入力欄や選択ボタンの指定は、携帯端末2に備えられたポインティングデバイスにより、画面上のカーソルを指定対象に移動させて行うものとする。作業者が携帯端末2に表示された点検データ入力ページを見ながら、点検箇所で携帯端末2を操作して点検データを入力すると、点検データが点検記録管理装置1に送信される。この場合、作業者は、「今回値」の欄に測定したデータを入力し、入力すべきコメントがあれば「コメント」の選択欄で選択した後、「設定」欄を選択することにより点検データを入力する。
【0029】
点検記録管理装置1は、点検データを受信すると巡回履歴DB14に記録するとともに、点検データの異常検出処理を行い、異常が検出されると携帯端末2にレポート作成確認ページを表示させる。レポート作成確認ページの一例を図6に示す。このレポート作成確認ページには、故障レポート作成の確認を求める「故障レポートを作成しますか?」というメッセージと、故障レポート作成を許可する「作成」ボタン61と、故障レポート作成を不許可とする「キャンセル」ボタン62とが表示される。
【0030】
作業者が携帯端末2に表示されたレポート作成確認ページを見ながら、点検箇所で携帯端末2を操作して「作成」ボタン61を選択すると、レポート作成コマンドが点検記録管理装置1に送信される。点検記録管理装置1は、当該コマンドを受信すると、レポート作成モードに移行し、故障レポートを自動生成して故障履歴DB16に格納するとともに、生成した故障レポートに貼り付ける画像(写真)を入力する画像入力ページを携帯端末2に表示させる。画像入力ページの一例を図7に示す。以下、作業者の画像入力操作は、図7に示すような画像入力ページに基づいて行うものとする。
【0031】
この画像入力ページには、PointNoと、画像貼付の確認を求める「故障レポートに画像を貼り付けますか?」というメッセージと、自動生成された故障レポートテキストと、画像データファイルのファイル名を表示するファイル表示部71と、ファイル表示部71に画像データファイルのファイル名を表示させる「参照」ボタン72と、ファイル表示部71に表示されたファイル名の画像データファイルを点検記録管理装置1に送信する「貼付」ボタン73と、画像入力ページを閉じる「戻る」ボタン74とが表示される。この場合、貼付可能な画像の数が最大3個であるため、ファイル表示部71、「参照」ボタン72および「貼付」ボタン73は、それぞれ3つ表示される。
【0032】
次に、作業者が携帯端末2の撮像機構を操作して、異常が検出された点検箇所を撮影した後、画像入力ページの「参照」ボタン72を選択して撮影した画像データファイルのファイル名をファイル表示部71に表示させる。さらに、作業者が携帯端末2を操作して、ファイル表示部71に表示されたファイル名を選択すると画像入力ページの画像表示部75に選択された画像のサムネイル画像が表示される。次に、作業者が表示された画像を確認の上、画像入力ページの「貼付」ボタン73を選択すると、選択されたファイル名の画像データファイルが携帯端末2から点検記録管理装置1に送信される。
【0033】
点検記録管理装置1は、画像データファイルを受信すると対応する故障レポートに画像を貼り付ける処理を行う。この場合、点検記録管理装置1は、受信した画像データファイルを画像DB17に格納するとともに、故障履歴DB16を検索し、対応する故障レポートの画像リンクアドレス記録領域に画像データファイルの格納先アドレスを書き込む。画像入力終了後、作業者が画像入力ページの「戻る」ボタン74を選択すると、携帯端末2から点検記録管理装置1へ画像入力終了が通知され、点検記録管理装置1はレポート作成モードを終了する。これにより、点検記録管理装置1に画像が貼り付けられた故障レポートが記録される。
【0034】
[故障レポートの編集]
次に、図8を参照して故障レポートの編集動作を説明する。図8は、本発明の実施の形態にかかる巡回点検支援システムの故障レポート編集動作を示すシーケンス図である。作業者は、編集操作に先立って端末装置3を操作して点検記録管理装置1のWebページにアクセスし、作業者IDとパスワードを入力して認証を受けているものとする。
【0035】
まず、作業者が端末装置3を操作して編集したい故障レポートを指定してレポート編集ページを選択すると、端末装置3から点検記録管理装置1へレポート編集ページ要求が送信される。点検記録管理装置1は、レポート編集ページ要求を受信すると、レポート編集ページを端末装置3に表示させる。レポート編集ページの一例を図9に示す。以下、作業者の故障レポート編集操作は、図9に示すようなレポート編集ページに基づいて行うものとする。
【0036】
このレポート編集ページには、編集対象のレポートを示すメッセージ(「巡回ポイント排出効率の故障レポート編集」)と、故障発生日時と、故障レポートテキストと、故障レポートテキストを点検記録管理装置1に送信する「更新」ボタン91と、画像データファイルのファイル名を表示するファイル表示部92と、ファイル表示部92に画像データファイルのファイル名を表示させる「参照」ボタン93と、ファイル表示部92に表示されたファイル名の画像データファイルを点検記録管理装置1に送信する「更新」ボタン94と、故障レポートに貼り付けられた画像を削除する「削除」ボタン95と、レポート編集ページを閉じる「戻る」ボタン96と、故障レポートに貼り付けられた画像のサムネイル画像97とが表示される。この場合、貼付可能な画像の数が最大3個であるため、ファイル表示部92、「参照」ボタン93、「更新」ボタン94および「削除」ボタン95は、それぞれ3つ表示される。
【0037】
このように表示された端末装置3において、作業者が端末装置3を操作して故障レポートテキストの追加や変更を行い、「更新」ボタン94を選択すると、表示されている故障レポートテキストが端末装置3から点検記録管理装置1に送信される。点検記録管理装置1は、故障レポートテキストを受信すると故障レポート編集部18が編集対象の故障レポートを更新する。また、このレポート編集ページから画像の削除や変更を行うことも可能である。画像の削除を行う場合は、このレポート編集ページから削除したい画像の「削除」ボタン95を選択する。これにより、画像データ削除要求コマンドが端末装置3から点検記録管理装置1に送信されて点検記録管理装置1の故障レポート編集部18で実行され、削除要求された画像が故障レポートから削除される。
【0038】
画像の変更を行う場合は、作業者がレポート編集ページの変更したい画像の「参照」ボタン93を選択して画像データファイルのファイル名をファイル表示部92に表示させる。この場合、ファイル表示部92には、端末装置3に格納されている画像データファイルや端末装置3から読み出し可能な外部機器に格納されている画像データファイルが表示される。さらに、作業者が端末装置3を操作して、ファイル表示部92に表示されたファイル名を選択するとレポート編集ページに選択された画像のサムネイル画像97が表示される。次に、作業者が表示された画像を確認の上、レポート編集ページの「更新」ボタン94を選択すると、選択されたファイル名の画像データファイルが端末装置3から点検記録管理装置1に送信される。点検記録管理装置1は、画像データファイルを受信すると故障レポート編集部18が編集対象の故障レポートの画像を受信した画像に更新する。編集を終了するときは、「戻る」ボタン96を選択する。
【0039】
このように、この実施の形態によれば、作業者が点検箇所に居ながらにして、故障レポートの作成と撮影した故障箇所画像の貼付を行うことができるので、故障レポートに貼り付ける画像を混同することがない。さらに、紙の故障レポートでは不可能な動画像を貼り付けることもできるので、従来にない動画による故障解析が可能となり、故障解析の質の向上も図れる。また、故障レポートが点検記録管理装置1に電子化されて記録されるので、コンピュータにより操業改善や予防保全を目的とした解析を簡単に行うことが可能である。さらに、点検記録管理装置1に記録された故障レポートを端末装置3から編集することができるので、携帯端末2のように入力手段に制限があり、自由な文章の入力が困難な入力装置を用いた場合であっても、故障レポートの記載内容を充実させることが可能である。
【0040】
この実施の形態では、撮像機構を備えた携帯端末2を用いたが、これに限られるものではない。例えば、撮像機構に代えて外部のデジタルカメラやデジタルビデオカメラで撮影した静止画や動画等の画像を所定フォーマットの画像データファイルとして取り込むインタフェースを備えた携帯端末2を用いるようにしてもよい。また、無線LAN親局4は、必要に応じて複数を配置するようにしてもよい。また、携帯端末2は、無線LANに代えて構内PHSで点検記録管理装置1と接続するようにしてもよい。
【0041】
また、この実施の形態では、異常検出後にレポート作成確認ページを表示させて、故障レポート作成の確認を求めるようにしたが、異常検出を所定の事象発生とみなして、レポート作成モードに移行し、作業者の確認を求めることなく故障レポートを自動生成し、画像入力ページを表示させるようにしてもよい。この場合は、異常検出部13が事象発生検知手段として作用する。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の点検記録管理装置は、所定の事象発生を検知してレポート作成モードに移行してレポートを生成し、レポート作成モード中に受信した画像データと関連づけるので、作成されたレポートと画像との対応関係が担保される。このため、レポートに誤った画像(写真)が貼り付けられる可能性をなくすことができる。また、点検データにかかるレポートと画像とが電子化されて記録されるので、コンピュータにより操業改善や予防保全を目的とした解析を簡単に行うことが可能となる。
【0043】
また、通信接続された端末の表示装置にレポートを表示させ、端末から当該レポートを編集させるレポート編集手段を有するので、携帯端末のように入力手段に制限があり、自由な文章の入力が困難な入力装置を用いた場合であっても、レポートの記載内容を充実させることが可能である。
また、携帯端末に点検箇所の点検項目にかかる情報と点検データ入力手段とを提供する点検支援手段を有するので、作業者が不慣れな場合でも容易に点検項目を判別し、点検データの入力を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる点検記録管理装置を用いた巡回点検支援システムの一構成例を示す概念図である。
【図2】点検記録管理装置の機能構成を示すブロック図である。
【図3】故障履歴DBに格納される故障レポートのデータ構成例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる巡回点検支援システムの故障レポート作成動作を示すシーケンス図である。
【図5】点検データ入力ページの一例を示す説明図である。
【図6】レポート作成確認ページの一例を示す説明図である。
【図7】画像入力ページの一例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態にかかる巡回点検支援システムの故障レポート編集動作を示すシーケンス図である。
【図9】レポート編集ページの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…点検記録管理装置、1a…サーバ本体、1b…記憶装置、1c…キーボード、1d…ディスプレイ、2…携帯端末、3…端末装置、4…無線LAN親局、5…ネットワーク、11…Webサーバ部、12…データ収集部、13…異常検出部、14…巡回履歴DB、15…故障レポート作成部、16…故障履歴DB、17…画像DB、18…故障レポート編集部。
Claims (3)
- 携帯端末と無線通信手段を介して接続され、前記携帯端末から送信された点検箇所の点検データおよび前記点検箇所にかかる画像データを受信し記録するとともに、これらの記録されたデータを管理する点検記録管理装置であって、
前記携帯端末より受信したデータから所定の事象発生を検知する手段と、
前記所定の事象を検知するとレポート作成モードに移行し、前記事象とかかわる前記点検データに関するデータと前記レポート作成モード中に受信した前記画像データとを関連づけて管理する管理手段と
を有することを特徴とする点検記録管理装置。 - 請求項1記載の点検記録管理装置において、
前記レポート作成モードにおいて関連づけたデータをレポートとして記録するレポート記録手段と、
通信接続された端末の表示装置に前記レポート記録手段に記録された前記レポートを表示させ、前記端末から当該レポートを編集させるレポート編集手段と
をさらに有することを特徴とする点検記録管理装置。 - 請求項1または2記載の点検記録管理装置において、
前記携帯端末に点検箇所の点検項目にかかる情報と点検データ入力手段とを提供する点検支援手段を有する
ことを特徴とする点検記録管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003026824A JP2004240538A (ja) | 2003-02-04 | 2003-02-04 | 点検記録管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003026824A JP2004240538A (ja) | 2003-02-04 | 2003-02-04 | 点検記録管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004240538A true JP2004240538A (ja) | 2004-08-26 |
Family
ID=32954714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003026824A Pending JP2004240538A (ja) | 2003-02-04 | 2003-02-04 | 点検記録管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004240538A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012163870A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Ricoh Co Ltd | 電子機器及び情報表示方法 |
JP2013140441A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 携帯機器、点検支援プログラムおよび点検支援システム |
WO2014208167A1 (ja) * | 2013-06-26 | 2014-12-31 | セコム株式会社 | 作業支援システム、携帯端末及び作業支援方法 |
JP2019185368A (ja) * | 2018-04-10 | 2019-10-24 | 俊 平山 | 写真画像データを記録情報として積極的に利用する高圧ガス設備管理システム及びコンピュータプログラム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10275013A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Meidensha Corp | 保守支援システム |
JPH11134369A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-05-21 | Fujitsu Ltd | 設備点検装置 |
JP2002041502A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-08 | Olympus Optical Co Ltd | ドキュメント作成システム及びドキュメント作成方法 |
JP2002189513A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-07-05 | Toyota Motor Corp | 設備管理方法及び安否確認方法及び設備管理サーバ |
-
2003
- 2003-02-04 JP JP2003026824A patent/JP2004240538A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10275013A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Meidensha Corp | 保守支援システム |
JPH11134369A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-05-21 | Fujitsu Ltd | 設備点検装置 |
JP2002041502A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-08 | Olympus Optical Co Ltd | ドキュメント作成システム及びドキュメント作成方法 |
JP2002189513A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-07-05 | Toyota Motor Corp | 設備管理方法及び安否確認方法及び設備管理サーバ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012163870A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Ricoh Co Ltd | 電子機器及び情報表示方法 |
JP2013140441A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 携帯機器、点検支援プログラムおよび点検支援システム |
WO2014208167A1 (ja) * | 2013-06-26 | 2014-12-31 | セコム株式会社 | 作業支援システム、携帯端末及び作業支援方法 |
JP2019185368A (ja) * | 2018-04-10 | 2019-10-24 | 俊 平山 | 写真画像データを記録情報として積極的に利用する高圧ガス設備管理システム及びコンピュータプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7433916B2 (en) | Server apparatus and control method therefor | |
US6775023B1 (en) | Center server, information processing apparatus and method, and print system | |
US20130111353A1 (en) | Medical coordination system | |
JP2010157267A (ja) | 損害保険処理のためのデータを収集するためのプログラム、方法及び装置 | |
JPH09218815A (ja) | ネットワーク通信機能を持つ情報機器及び同機器における情報アクセス方法 | |
JP2017135561A (ja) | 受信した画像データを扱う画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム | |
JP2004240538A (ja) | 点検記録管理装置 | |
JP5855069B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム | |
JP2010049360A (ja) | 発注管理装置、発注管理方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP4288896B2 (ja) | 画像記録装置、画像記録方法、プログラム及び記憶媒体 | |
JP4363192B2 (ja) | 電子文書編集支援装置及び電子文書編集支援プログラム | |
JP4805983B2 (ja) | 保守サービス支援システムの端末セキュリティシステム | |
JP2005173724A (ja) | 文書管理システム、ファイルサーバ、文書管理プログラム、文書管理方法 | |
JP4217440B2 (ja) | ホームページ作成サーバ及びそのホームページ作成方法並びにプログラム | |
JP4401725B2 (ja) | 文書管理装置及びその制御方法、プログラム | |
JP2002041625A (ja) | メンテナンス情報管理システム | |
JP2007034849A (ja) | プリントファイル転送システム。 | |
JP5145838B2 (ja) | 組織異動情報管理システム、組織異動情報管理方法及び組織異動情報管理プログラム | |
JP4895362B2 (ja) | サーバ装置、その制御方法、及びプログラム | |
JP2006040157A (ja) | 修理票管理システム及び方法 | |
JP2007265344A (ja) | 文書管理システム、文書管理方法および文書管理プログラム | |
JP4590172B2 (ja) | 開発支援システム及び開発支援プログラム | |
JP2003345746A (ja) | 送信情報管理装置、送信情報管理方法、送信情報管理プログラム及び同プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
AU729967B2 (en) | Edited image printing system and method | |
JP2023112475A (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080624 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081021 |