JP4288896B2 - 画像記録装置、画像記録方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

画像記録装置、画像記録方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像ファイルを記録するための記録装置を備える画像記録装置、画像記録方法、プログラム及び記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像データを効率良く管理するため、画像データに関する種々の情報(例えば、撮影日時、ユーザ情報、識別情報、特徴量情報、分類情報、形式情報、検索キー情報等)を画像データに対応付けて、画像ファイルとして記録装置に記録する画像記録装置が利用されている。このような画像記録装置に備える記録装置は、画像データのみを格納する画像データベースと、画像データに関する種々の情報を記録するテキストデータベースを有しており、画像データと、画像データに関する各情報はそれぞれ画像データの識別情報等により対応付けがなされている。すなわち、画像データと、画像データに関する種々の情報は、互いに関連付けられた画像ファイルとして取り扱いが行われるものの、記録装置においては別個のファイルとして認識され、管理されている。
【0003】
そこで、このような画像記録装置に記録されている画像ファイルを他の記録装置に移動又はコピーして画像ファイルのシェアを行う場合、ユーザは、シェアしたい画像データを選択し、画像データのシェア先を指定して、移動又はコピーの指示を入力することにより、他の記録装置に画像データを記録させる。また、ユーザは、この画像データに関する情報を選択して、画像データと共に他の記録装置に移動又はコピーさせる指示を入力することにより、画像データと、画像データに関する情報を同時に他の記録装置に記録させて、画像ファイルのシェアを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の画像記録装置にあっては、種々の情報が対応付けられる画像データを画像ファイルとしてシェアする場合、シェアしたい画像データを選択すると共に、画像データに関する情報をそれぞれ選択して移動又はコピーの指示を入力する必要があり、ユーザの手間がかかるという問題があった。また、一度に複数の記録装置に画像ファイルをシェアする場合、それぞれのシェア先に対応してシェアしたい画像データ及び画像データに関する情報を選択することは、手間及び時間がかかり、操作性が悪いという問題があった。さらに、画像データに複数の情報が対応付けられている場合、ユーザの選択ミスにより必要な情報が欠落する恐れがあり、複数の記録装置においてシェアされる画像ファイルの整合性が取れないという問題があった。
【0005】
ここで、特開平11−234608号公報には、デジタルカメラ等の画像撮影装置から他の記録装置に画像データを転送する際に、画像データの検索に利用するためのキー情報を自動的に、画像データと共に転送する技術が開示されている。しかしながら、画像データと共に転送される情報は、キー情報に限られているため、汎用性に乏しいという問題があった。また、画像データに対応付けられる複数の情報を同時に転送する技術は、開示されていなかった。
【0006】
さらに、画像データを他の記録装置に移動又はコピーさせることにより、画像データに関する情報の内容に変更が生じる場合がある。例えば、画像データに関する情報として対応付けられるユーザ情報は、画像データを所有するユーザの個人情報を含んでいるが、他の記録装置に移動又はコピーすることにより、画像データのユーザが変更される場合があり、画像データに関する情報の整合性が取れなくなるという問題があった。
【0007】
本発明の課題は、画像記録装置に記録される画像ファイルを複数の記録装置でシェアする際に、容易に所望する画像ファイルを他の記録装置にシェアすると共に、複数の記録装置において整合性の取れた画像データをシェア可能な画像記録装置、画像記録方法、プログラム及び記憶媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
画像データ及び画像データに関する情報を対応付けて記録する第1の記録手段と、
前記第1の記録手段に記録された画像データを選択して、第2の記録手段に記録させる指示を入力するための入力手段と、
前記入力手段により、前記第1の記録手段に記録されている画像データを前記第2の記録手段に記録させる指示が入力された場合に、当該画像データに対応付けられている画像データに関する情報を前記画像データとともに前記第2の記録手段に記録させる記録制御手段と、
前記第1の記録手段に記録されている画像データと、前記第2の記録手段に記録させる画像データとを、識別可能に表示する表示手段と、
前記画像データに関する情報のうち、前記第2の記録手段に記録されることにより内容が変更されるユーザ情報を抽出する抽出手段と、
前記入力手段より変更される内容を入力させ、当該入力された内容に基づいて、前記抽出手段により抽出されたユーザ情報を編集する編集手段と、
を備えることを特徴としている。
【0009】
したがって、第1の記録手段から第2の記録手段に画像データを記録させる指示を入力するだけで、画像データに対応付けて記録されている画像データに関する情報が、第2の記録手段に記録されるため、煩雑な操作を必要とせずに、画像データ及び画像データに関する情報を第2の記録手段に記録させることができる。また、第1の記録手段と、第2の記録手段に記録される画像データ及び画像データに関する情報の整合性を容易にとることができる。また、ユーザは、第1の記録手段に記録されている画像データと、第2の記録手段に記録させる画像データとを、目視にて容易に認識することができる。これにより、ユーザによる人為的ミスを防いで、作業効率を向上させることができる。また、第1の記録手段から第2の記録手段に記録させることにより、情報の内容が変更される場合であっても、変更される内容をユーザに入力させ、入力された内容に基づいて、情報の編集を行うので、画像データに関する情報の信頼性を向上させることができると共に、情報の管理を容易に行うことができる。また、第2の記録手段に記録されることにより、ユーザ情報が変更される場合、ユーザ名を入力させて、正確なユーザ情報を記録することができる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像記録装置において、
前記記録制御手段は、前記入力手段により入力された記録の指示が移動の指示であった場合、前記選択された画像データ及び画像データに関する情報を第1の記録手段から消去することを特徴としている。
【0011】
したがって、入力された記録の指示が移動の指示であった場合、第1の記録手段に記録されている画像データ及び画像データに関する情報は,自動的に消去されるため、不要なデータを残すことなく記録手段の記録容量を有効に利用することができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像記録装置において、
前記記録制御手段は、前記入力手段により入力された記録の指示がコピーの指示であった場合、前記選択された画像データ及び画像データに関する情報を第1の記録手段から消去させないことを特徴としている。
【0013】
したがって、入力された記録の指示がコピーの指示であった場合、第1の記録手段に記録されている画像データ及び画像データに関する情報は消去されないため、重要なデータを第1の記録手段と、第2の記録手段とに記録させておくことができる。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の画像記録装置において、
前記入力手段は、ドラッグ&ドロップ操作により、第2の記録手段に画像データを記録させる指示を入力することを特徴としている。
【0015】
したがって、容易な入力操作により、入力指示を行うことができ、操作性を向上させることができる。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の画像記録装置において、
前記画像データに関する情報は、撮影日時情報、ユーザ情報、識別情報、特徴量情報、分類情報、形式情報、検索キー情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴としている。
【0017】
したがって、画像データに関する種々の情報を画像データとともに、第2の記録手段に記録させることができ、複数の画像データに関する情報が画像データに対応付けられている場合でも、情報の欠落を防いで、正確な情報を記録するができる。
【0024】
請求項記載の発明は、請求項1からのいずれかに記載の画像記録装置において、
前記第2の記録手段に画像データを記録させる際に、当該第2の記録手段の記録残量と、前記第2の記録手段に記録させるデータ総量とを認識して、当該記録残量がデータ総量以下であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により、前記第2の記録手段の記録残量が前記データ総量以下であると判別された場合に、警告を出力する警告出力手段をさらに備えることを特徴としている。
【0025】
したがって、第2の記録手段の記録容量が、データ総量以下である場合、警告を出力して、ユーザに報知することができる。これにより、速やかにトラブルに対処して、作業効率を向上させることができる。
【0026】
請求項記載の発明は、請求項1記載の画像記録装置において、
前記第1の記録手段に記録される複数の画像データを対応付けて画像グループを生成する画像グループ生成手段を備え、
前記入力手段は、第1の記録手段に記録される画像データを前記画像グループ単位で選択して、第2の記録手段に記録する指示を入力させ、
前記画像グループ生成手段は、前記入力手段により、第1の記録手段に記録されている画像データを前記画像グループ単位で第2の記録手段に記録させる指示が入力された場合に、当該画像グループに関する情報を生成し、
前記記録制御手段は、前記指示された画像グループに含まれる画像データとともに、前記画像グループに関する情報を第2の記録手段に記録させることを特徴としている。
【0027】
したがって、第1の記録手段に記録される画像データをグループ化して、生成した画像グループ単位で、第2の記録手段に画像データを記録させることができる。すなわち、煩雑な操作を必要とせずに、所望の画像データをまとめて第2の記録手段に記録させることができるため、利便性が良い。
【0028】
請求項記載の発明は、請求項記載の画像記録装置において、
前記画像グループに関する情報は、第1の記録手段に関する情報と、第3の記録手段に関する情報と、前記画像グループに含まれる画像データのアドレス情報とを含み、
前記第2の記録手段は、画像記録装置に着脱可能な記録メディアにより構成され、前記画像グループに含まれる画像データと、前記画像グループに関する情報とを前記第3の記録手段に転送することを特徴としている。
【0029】
請求項記載の発明は、請求項記載の画像記録装置において、
前記第3の記録手段と、
前記第2の記録手段から、前記画像グループに含まれる画像データと、前記画像グループに関する情報とを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した画像グループに関する情報に基づいて、前記画像グループに含まれる画像データを前記第3の記録手段に記録させる第2の記録制御手段と、を備えることを特徴としている。
【0030】
したがって、例えば、記録メディアを介して、第1の記録手段に記録される画像データを、第3の記録手段に記録させることができ、画像データを広い範囲にて利用することができる。また、画像データを画像グループに関する情報に基づいて第3の記録手段に記録することにより、第1の記録手段に記録されている画像グループと同様のデータ構成により、画像データを記録することができ、複数の記録手段において、画像データの整合性を容易にとることができる。
【0031】
請求項10記載の発明は、請求項記載の画像記録装置において、
前記画像グループに関する情報は、第1の記録手段に関する情報と、第2の記録手段に関する情報と、前記画像グループに含まれる画像データのアドレス情報とを含み、
ネットワークを介して接続される前記第2の記録手段に、前記画像グループに含まれる画像データと、前記画像グループに関する情報とを送信する送信手段を備えることを特徴としている。
【0032】
請求項11記載の発明は、請求項10記載の画像記録装置において、
前記第2の記録手段と、
前記送信手段から送信される画像グループに含まれる画像データと、前記画像グループに関する情報とを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記画像グループに関する情報に基づいて、前記画像グループに含まれる画像データを前記第2の記録手段に記録する第2の記録手段と、を備えることを特徴としている。
【0033】
したがって、ネットワークを介して接続される第2の記録手段に、第1の記録手段に記録される画像データを記録させることができ、画像データをさらに広い範囲にて利用することができ、利便性が向上する。また、画像データを画像グループに関する情報に基づいて第2の記録手段に記録することにより、第1の記録手段に記録されている画像グループと同様のデータ構成により、画像データを記録することができ、複数の記録手段において、画像データの整合性を容易にとることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
ここで、本発明に係る画像記録装置と、本実施の形態の画像記録装置1とにおける各構成要素の対応関係を明示する。すなわち、本発明の第1の記録手段は、本実施の形態の記憶部17に対応し、本発明の第2の記録手段又は第3の記録手段は、本実施の形態の記録装置27又は記録媒体3に対応している。また、本発明の入力手段は、本実施の形態の入力部13に対応し、本発明の表示手段は、本実施の形態の表示部12に対応している。また、本発明の記録制御手段、抽出手段、編集手段、警告出力手段、画像グループ生成手段は、本実施の形態のCPU11に対応し、本発明の第2の記録手段は、本実施の形態のCPU21に対応している。さらに、本発明の取得手段は、本実施の形態のI/F部26に対応し、本発明の送信手段又は受信手段は、本実施の形態の通信部14又は通信部24に対応している。
【0035】
[第1の実施の形態]
まず、本発明を適用した第1の実施の形態における構成を説明する。
図1は、本第1の実施の形態における画像記録システム100のシステム構成を示す概念図である。図1に示すように、画像記録システム100は、画像記録装置1、記録装置を備える外部機器2、記録媒体3等を備えて構成されており、画像記録装置1と、外部機器2は、ネットワークNを介して接続されている。なお、図1において、画像記録システム100は、1台の画像記録装置1、3台の外部機器2、3つの記録媒体3を備える場合を例として示したが、これらの数は特に限定されない。
【0036】
画像記録装置1は、画像データと、画像データに関する情報とを対応付けて画像ファイルとして格納する記録装置を備えており、ユーザの指示に応じて、ネットワークNを介して接続される外部機器2と画像ファイルをシェアしたり、画像記録装置1に直接着脱可能に装着される記録媒体3と画像ファイルのシェアを行う。
【0037】
外部機器2は、パーソナルコンピュータ、サーバ、データベース等により構成され、画像ファイルを格納するための記録装置を備えている。外部機器2は、ネットワークNを介して画像記録装置1から転送される画像データ及び画像データに関する情報が対応付けられた画像ファイルをこの記録装置に格納する。なお、外部機器2は、他の画像記録装置1により構成されていても良い。
【0038】
記録媒体3は、例えば、画像記録装置1に着脱可能に接続されるFD(Floppy(登録商標)Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、CD−R(CD-Recordable)、半導体メモリ等の記録メディア、或いは、記憶部17と別体にて構成され、画像記録装置1に固定的に備えられる外部記録装置等により構成され、画像記録装置1から転送される画像データ及び画像データに関する情報が対応付けられた画像ファイルを記録する。なお、記録媒体3は、後述する画像記録装置1の記憶部17の記録領域が分割されたパーティションにより構成されていても良い。
【0039】
ネットワークNは、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの様々な改選形態を適用することが可能である。ネットワークNには、例えば、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信回線網と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダ等が含まれる。
【0040】
続いて、図1に示す画像記録装置1の構成を説明する。
図2は、画像記録装置1の要部構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像記録装置1は、CPU11、表示部12、入力部13、通信部14、RAM15、I/F部16、記憶部17等を備えて構成され、各部はバス18により接続されている。
【0041】
CPU(Central Processing Unit)11は、記憶部17に格納されている各種プログラムの中から指定されたプログラムを、RAM15内の図示しないワークエリアに展開し、入力部13、及び通信部14から入力されるデータに応じて、プログラムに従った各種処理を実行し、処理結果をRAM15内のワークメモリに格納する。また、処理結果を表示するための表示情報を生成して表示部12へ出力する。
【0042】
具体的に、CPU11は、後述する画像ファイルシェア処理(図4参照)を実行する。ここで、画像ファイルとは、画像データと画像データに関する情報が対応付けられたファイルであり、画像データに関する情報は、例えば、撮影日時情報、ユーザ情報、識別情報、特徴量情報、分類情報、形式情報、検索キー情報等を含む情報である。撮影日時情報は、画像データが撮影された撮影年月日や時間を含む情報であり、ユーザ情報は、画像データを所有するユーザに関する個人情報を含む情報である。識別情報は、画像データの名称を含む情報であり、特徴量情報は、例えば、画像データの色情報、解像度、画像処理情報等を含む情報である。分類情報は、例えば、風景画や人物画等のカテゴリを含む情報であり、形式情報は、画像データの縦横形式等を含み画像データを閲覧する際に利用される情報である。さらに、検索キー情報は、画像データを検索する際のキーワードを含む情報である。
【0043】
上述した画像ファイル記録処理を実行するに際して、CPU11は、画像ファイルをシェアする指示が入力されると、画像BD17aに記録されている画像データのサムネールをシェア元フォルダに一覧表示させる。また、CPU11は、予め登録してあるシェア先を一覧表示させてシェア先を選択させるか、入力部13を介して新規にシェア先を入力させる。ここで、シェア先とは、新たに画像ファイルを記録させる記録先を示し、例えば、シェア先が外部装置2である場合、外部記録装置2のIPアドレス、ドメイン名、URL、E−mailアドレス等であり、シェア先が記録媒体3である場合、ドライブ名、ディレクトリ名等である。
【0044】
さらに、CPU11は、画像DB17aに記録されている画像データを一覧表示させたウィンドウとは異なるウィンドウにシェア用フォルダを表示させる。そして、サムネールを表示させたシェア元フォルダの画像データの中からシェアしたい画像データを選択させ、例えば、マウス等によりドラッグ&ドロップ操作にて、シェアしたい画像データをシェア用フォルダに移動させる。ここで、CPU11は、例えば、通常のドラッグ&ドロップ操作が行われた場合、画像データのコピー指示が入力されたと判断し、キーボードの所定のキーが押下されつつドラッグ&ドロップ操作が行われた場合、CPU11は、画像データの移動指示が入力されたと判断する。
【0045】
続いて、CPU11は、画像データがシェア用フォルダに移動されると、画像DB17aから選択された画像データを取得してRAM15に格納する。また、CPU11は、記憶部17から後述する画像ファイル管理テーブル171を取得して、選択された画像データに対応付けられて記録されている画像データに関する情報を取得する。詳細には、CPU11は、画像ファイル管理テーブル171に記録されている画像データに関する情報の参照先を取得して、テキストDB17bの所定の参照先から画像データに対応付けられた画像データに関する情報を取得して、RAM15に格納する。
【0046】
さらに、CPU11は、RAM15に格納した画像データに関する情報のうち、画像データのシェアに伴って、情報の内容に更新が必要な情報を抽出する。例えば、画像データのシェア先が外部機器2である場合、画像データに対応付けられているユーザ情報の内容に更新が必要となる。そこで、CPU11は、ユーザ情報の更新を行うか否かのメッセージを表示部12に表示させて、必要に応じてユーにユーザ情報を入力させる。そして、ユーザ情報の入力があった場合、CPU11は、入力された内容に応じてRAM15に格納されたユーザ情報の編集を行う。
【0047】
そして、CPU11は、RAM15に格納させた画像データ及び編集された内容を含む画像データに関する情報をシェア先に記録させる。ここで、シェア先がネットワークを介して接続された外部機器2であり、画像記録装置1から外部機器2への接続が常時許可されている場合、CPU11は、ネットワークNを介して画像データ及び画像データに関する情報を画像ファイルとして外部機器2へ転送して、外部機器2の備える記録装置に画像ファイルを記録させる。また、外部機器2が常時ネットワークNに接続されていない場合、CPU11は、画像データ及び画像データに関する情報を添付した電子メールを作成する。
【0048】
さらに、シェア先が記録媒体3であり、FD、CD−R等の記録メディアである場合、CPU11は、I/F部16を介して指定されたドライブに画像データ及び画像データに関する情報を転送して、記録媒体3に画像ファイルの記録を行う。或いは、シェア先が記録媒体3であり、画像記録装置1の備える他の記録装置又はパーティションである場合、CPU11は、指定されたディレクトリに画像ファイルの記録を行う。
【0049】
そして、CPU11は、シェア先に画像ファイルの記録を行った後、シェアした画像ファイルへの指示が移動の指示であるか、コピーの指示であるかを判断し、画像ファイルに移動の指示が入力されていた場合、シェア元である画像DB17aに記録されている画像データと、テキストDB17bに記録されている画像データに関する情報を削除する。
【0050】
さらに、CPU11は、シェアを行う画像データの選択が全て終了したか否かを判別する。ここで、画像データの選択を終了する指示が入力された場合、CPU11は、シェア用フォルダに格納させた画像データを全て消去すると共に、RAM15に格納した画像データ及び画像データに関する情報を全てクリアする。なお、シェア先がネットワークNに常時接続されていない外部機器2である場合、画像データの選択を終了する指示が入力されると、CPU11は、生成した電子メールを所定のE−mailアドレスに送信した後に、シェア用フォルダ及びRAM15に格納した各データを消去する。
【0051】
表示部12は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等によってなる表示画面を備え、CPU11から入力される表示信号の指示に従って入力部13、通信部14を介して送受信される表示データを画面上に表示する。
【0052】
入力部13は、文字キー、数字キー、及び各種機能キーを備えたキーボードを含み、このキーボードで押下されたキーに対応する押下信号をCPU11に出力する。また、入力部13は、必要に応じてマウス、タッチパネル等のポインティングデバイスや、その他の入力装置を備えるものとしてもよい。
【0053】
通信部14は、LAN、WAN等のネットワークに接続された伝送媒体に接続可能なインターフェイスである。通信部14は、モデム又はターミナルアダプタ等によって構成され、電話回線、ISDN回線、無線通信回線、専用線、CATV回線等の通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御を行う。
【0054】
RAM(Random Access Memory)15は、CPU11によって実行される各種プログラムやこれら各種プログラムによって処理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
【0055】
I/F部16は、データ入出力用のポート(図示せず)を備え、このポートにFD、CD−R、半導体メモリ等の記録メディアを接続してデータの転送速度の調整等を行い、画像記録装置1と、記録メディアとの間で画像ファイルのやりとりを仲介する。
【0056】
記憶部17は、プログラムやデータ等が予め記録されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記録媒体は、記憶部17に固定的に設けられるもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記録媒体には、システムプログラム、当該システムに対応する各種処理プログラム、及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記録する。また、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0057】
また、記憶部17は、画像データを記録する画像データベース(以下、「DB」と記す)17aと、画像データに関する情報を記録するテキストDB17bとを備えている。また、画像DB17aは、画像データと、画像データに関する情報を画像ファイルとして対応付けるための画像ファイル管理テーブル171を格納している。
【0058】
図3を参照して、画像ファイル管理テーブル171について説明する。図3に示すように、画像ファイル管理テーブル171には、画像DB17aにおける画像データの参照先に対応して、例えば、この画像データに関する情報である撮影日時情報の参照先、ユーザ情報等のテキストDB17bにおける参照先等がそれぞれ記録されている。したがって、画像DB17aに記録される画像データがシェア対象として選択された場合、選択された画像データに対応付けられている画像データに関する情報が、画像ファイル管理テーブル171に基づいて読み出され、読み出された画像データに関する情報は、画像データと対応付けられ、画像ファイルとしてシェア先に転送される。
【0059】
次に、本第1の実施の形態における動作を説明する。
なお、動作説明の前提として、以下のフローチャートに記述されている各処理を実現するためのプログラムは、画像記録装置1のCPU11が読み取り可能なプログラムコードの形態でROMに格納されており、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。なお、以下ではシェア先がネットワークNに常時接続されている外部機器2である場合を例として説明を行う。
【0060】
図4は、CPU11により実行される画像ファイルシェア処理を示すフローチャートである。図4に示すように、入力部13を介してユーザから画像ファイルをシェアする指示が入力されると(ステップS1)、CPU11は、画像DB17aに記録されている画像データのサムネールを読み出して、シェア元フォルダに画像データのサムネールを一覧表示させる(ステップS2)。
【0061】
次いで、CPU11は、画像ファイルのシェア先一覧を表示して、画像ファイルのシェア先を指定させ(ステップS3)、シェア用フォルダを表示させる(ステップS4)。次いで、CPU11は、シェア元フォルダに表示されている画像データのサムネールの中からシェアしたい画像ファイルを選択して、シェア用フォルダにドラッグ&ドロップさせることにより、コピー又は移動の指示を入力させる(ステップS5)。この際、ユーザは、通常のドラッグ&ドロップ操作又はキーボードの所定のキーを押下してドラッグ&ドロップ操作を行うことにより、コピー又は移動の指示を区別して入力することができる。
【0062】
続いて、CPU11は、選択された画像データを画像DB17aから取得して、RAM15に格納すると共に、記憶部17から画像ファイル管理テーブル171を取得して、選択された画像データに対応づけられる画像データに関する情報をテキストDB17bから取得して、RAM15に格納する(ステップS6)。そして、CPU11は、シェア先の記憶容量を取得すると共に、取得した画像データ、及び画像データに関する情報のデータ容量を算出して、シェア先の記憶容量が足りているか否かを判別する(ステップS7)。ここで、シェア先の記憶容量が足りない場合(ステップS7;NO)、CPU11は、警告情報を表示部12に表示させて(ステップS16)、本画像ファイルシェア処理を終了する。
【0063】
一方、シェア先の記憶容量が足りている場合(ステップS7;YES)、CPU11は、ユーザ情報に変更があるか否かを判別する(ステップS8)。ここで、CPU11は、ユーザ情報に変更がある場合(ステップS8;YES)、例えば、シェア先が画像記録装置1に固定的に接続されている記録媒体3でない場合、ユーザ情報の入力を促すメッセージを表示して、ユーザ情報の入力を行わせ、入力された内容に基づいて、ユーザ情報の編集を行う(ステップS9)。
【0064】
そして、CPU11は、シェア先の外部機器2に画像データ及び画像データに関する情報を転送して記録装置に記録させ(ステップS10)、シェア用フォルダに画像データのサムネールを表示させる(ステップS11)。続いて、CPU11は、画像ファイルをシェアする指示が、移動の指示であったか、コピーの指示であったかを判別し(ステップS12)、指示が移動であった場合(ステップS12;YES)、シェア元の画像データ及び画像データに関する情報を、画像DB17a及びテキストDB17bから削除して、シェア元フォルダ内の対応する画像データのサムネールを非表示する(ステップS13)。
【0065】
そして、CPU11は、画像ファイルのシェアを終了する指示が入力されたか否かを判別し(ステップS14)、画像ファイルのシェアを終了させる場合(ステップS14;YES)、RAM15に格納した画像データ及び画像データに関する情報を消去すると共に、表示部12に表示させたシェア用フォルダを消去して(ステップS15)、本画像ファイルシェア処理を終了する。また、画像ファイルのシェアを終了させない場合(ステップS14)、CPU11は、ステップS5に戻って、他の画像データの選択を行わせ、ステップS5〜S14の処理を繰り返して実行する(ステップS14)。
【0066】
次に図5を参照して、上述した画像ファイルシェア処理において表示部12に表示される画面の具体例を説明する。図5の上段は、画像DB17aに格納される画像データのサムネールが一覧表示されるシェア元フォルダを示す図である。また、図5の下段は、シェア先に記録される画像データのサムネールを表示させるシェア用フォルダを示す図である。このシェア元フォルダ及びシェア用フォルダは同一画面内に別ウィンドウとして表示されており、シェア元フォルダに表示されているサムネールをドラッグ&ドロップ操作して、シェア用フォルダに移行させることにより、シェア指示を入力する構成となっている。
【0067】
以上のように、本第1の実施の形態によれば、画像DB17aに格納される画像データと、テキストDB17bに格納される画像データに関する情報とを、画像ファイル管理テーブル171により対応付けて管理することにより、画像ファイルをシェアする指示が入力された場合に、画像DB17aから選択された画像データを取得すると共に、画像ファイル管理テーブル171を参照して、テキストDB17bから画像データに関する情報を取得して、画像データと、画像データに関する情報とを対応付けて、画像ファイルとして他の記録装置に記録させ、画像ファイルのシェアを行う。
【0068】
これにより、他の記録装置とシェアしたい画像データを選択して、シェア指示を入力するだけで、画像データ及び当該画像データに関する情報を対応付けた画像ファイルを他の記録装置とシェアすることができる。したがって、画像記録装置1において画像ファイルとして取り扱われるデータを他の記録装置とシェアする際に、各データをそれぞれユーザの操作により選択して、シェアする指示を入力する必要がなく、データの欠落を防ぐと共に、容易に整合性の取れた画像ファイルを他の記録装置とシェアすることができる。
【0069】
また、画像ファイルをシェアするにあたり、画像データに関する情報に変更が生じる場合、ユーザに変更される情報の内容を入力させることにより、入力された内容に基づいて、画像データに関する情報の編集を行う。これにより、画像ファイルに含まれる画像データに関する情報を正確な内容に編集して記録させることができる。
【0070】
また、画像ファイルのシェア指示を入力する際に、ドラッグ&ドロップ操作により簡単に指示を入力することができるため、操作性が良く作業効率を向上させることができる。また、画像ファイルをシェアする際に、移動又はコピーの指示を区別して入力することにより、記憶部17に記録される画像ファイルを保存又は消去することができるため、必要に応じて、画像ファイルを保存する場合は、重要な画像ファイルを保護することができ、画像ファイルを消去する場合は、記憶部17の記録容量を有効に利用することができる。
【0071】
なお、上述した本第1の実施の形態における記述は、本発明に係る好適な画像記録装置1の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、本第1の実施の形態においては、画像記録装置1と、単独の外部機器2又は記録媒体3と画像ファイルをシェアする場合を例として説明を行ったが、シェア先の数は複数あってもよく、この場合、画像記録装置1は、シェア先の数に対応した個数分のシェア用フォルダを作成する。また、複数のシェア先にそれぞれ異なるデータをシェアする場合、シェア先毎に対応するシェア用フォルダを作成し、シェアする画像ファイルを格納する。
【0072】
さらに、他の記録装置が記録媒体3である場合、シェア用フォルダを作成せずに、直接記録媒体3の記憶領域に画像ファイルを記録させる構成であっても良い。また、本第1の実施の形態において、コピーの指示は通常のドラッグ&ドロップ操作により入力し、移動の指示はキーボードの所定のキーを押下しながらドラッグ&ドロップ操作を行うことにより入力する構成としたが、コピー又は移動の指示はこれに限らず、例えば、画像ファイルをシェアする指示を入力する前後で、コピーであるか移動であるかの指示を入力する構成であっても良い。
【0073】
或いは、画像データに関する情報は、上述した例に限らず種々の情報が対応付けられる構成であってよい。また、画像データのシェアに伴って、情報の内容に更新が必要な情報はユーザ情報に限らず、その他各情報を変更された内容に応じて編集する構成であって良い。
【0074】
[第2の実施の形態]
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
本第2の実施の形態における画像記録システム200は、第1の実施の形態に示した画像記録システム100と同様の構成によってなるため、同一の構成部分については同一の符号を付し、その構成については図示及び説明を省略する。以下では、本第2の実施の形態に特徴的な構成、及び処理について説明を行う。また、本第2の実施の形態においては画像データ及び画像ファイルに関する情報が対応付けられた画像ファイルをシェア対象として以下説明するが、画像データ及び画像データに関する情報の対応付けは、上述した第1の実施の形態と同様の処理により行われるため、本第2の実施の形態においては、説明を省略する。
【0075】
すなわち、本第2の実施の形態の画像記録システム200においては、画像記録装置1により、本第1の実施の形態で示した画像データ及び画像データに関する情報が対応付けられた画像ファイルがグループ化され、グループ化された画像ファイルが記録媒体3に記録され、外部機器2において記録媒体3からグループ化された画像ファイルが取得され、外部機器2の記録装置に記録されることにより、画像記録装置1と、外部機器2との間でグループ化された画像ファイルのシェアを行う。したがって、本第2の実施の形態に特徴的な構成として、外部機器2は、不図示のCPU21、表示部22、入力部23、通信部24、RAM25、I/F部26、記録装置27等を備えるパーソナルコンピュータにより構成され、記録媒体3は、画像記録装置1及び外部機器2に着脱自在に装着される記録メディアにより構成される場合を例として説明を行う。なお、外部機器2は、画像記録装置1により構成されていても良い。
【0076】
具体的に、本第2の実施の形態に特徴的な処理として、画像記録装置1のCPU11は、後述する画像グループシェア処理(図9参照)を実行する。この画像グループシェア処理を実行するに際して、CPU11は、画像ファイルをグループ化する指示が入力されると、グループ化する画像ファイルを選択させると共に、グループの名称となるアルバム名及びグループ化アイコンを設定させる。そして、CPU11は、選択された画像ファイルにアルバム名及びグループ化アイコンを対応付けて、画像ファイルのグループ化を行う。
【0077】
また、CPU11は、グループシェア指示が入力されると、表示部12にグループアイコンを表示させてシェアする画像グループのグループアイコンを選択させる。また、CPU11は、選択された画像グループのシェア先を指定させる。そして、CPU11は、シェア元及びシェア先に関する情報と、選択された画像ファイルのアドレス情報に基づいて、グループシェアデータファイル172を作成する。
【0078】
ここで、図6を参照してグループシェアデータファイル172のデータ構成例を説明する。図6に示すように、グループシェアデータファイル172は、シェア元及びシェア先に関する情報、グループ化された画像ファイルに関する情報を記録している。まず、シェア元に関する情報として、シェア元氏名及びシェア元住所が記録されている。シェア元氏名には、例えば、画像グループを所有するユーザ名、画像グループの名称であるアルバム名等を含み、シェア元住所には、例えば、画像グループを所有するユーザの住所、E−mailアドレス、FTPサーバのアドレス等を含んでいる。
【0079】
また、シェア先に関する情報として、シェア先氏名及びシェア先住所が記録され、シェア先氏名には、シェア元氏名と同様に、シェア先のユーザ名、アルバム名等が含まれ、シェア先住所には、シェア先の住所、E−mailアドレス、FTPサーバのアドレス等が含まれている。さらに、グループ化された画像ファイルに関する情報として、グループ化された画像ファイルのアドレス情報が絶対パスにより記録されている。この絶対パスは、例えば、図6に示すように「/DCIM/100KCIMG/XXXX0001.JPG」といった文字列が記録されており、この画像ファイルは、DCIMフォルダ内の100KCIMGフォルダにXXXX0001というファイル名を持つJPEG形式の画像ファイルが記録されていることを示している。
【0080】
さらに、CPU11は、グループシェアデータファイル172が作成されると、記録メディアの挿入を促すメッセージを表示部12に表示させ、記録メディアが挿入されると、記録メディアにグループ化された画像ファイル及びグループシェアデータファイル172を記録する。
【0081】
また、画像記録装置1と、グループ化された画像ファイルをシェアする外部機器2のCPU21は、後述するグループシェア記録処理(図10参照)を実行する。このグループシェア記録処理を実行するに際して、CPU21は、I/F部26を介して、記録メディアが装着された場合、記録メディアに記録されているグループシェアデータファイル172を取得して、画像グループの名称であるアルバム名を取得する。さらに、CPU21は、取得したアルバム名を含むフォルダ名を作成して、所定の階層に新規フォルダを作成する。
【0082】
例えば、アルバム名がFriendAである場合、CPU21は、フォルダの作成年月日(2002年5月6日8時30分24秒)と組み合わせて、「FriendA20020506083024」といったフォルダ名を作成する。なお、このフォルダ名の作成方法は一例であり、その他種々の方法によりフォルダ名を作成可能であり、例えば、フォルダの作成年月日のみや、アルバム名と所定の文字を組み合わせる形態であっても良い。
【0083】
また、CPU21は、記録メディアから画像ファイルを読み出して、グループシェアデータファイル172に基づいて、作成されたフォルダに画像ファイルを記録する。さらに、CPU21は、グループシェアデータファイル172に記録される画像ファイルのアドレス情報を、シェア先のアドレス情報に更新して編集し、グループシェアデータファイル173を作成する。
【0084】
ここで、図7を参照して、グループシェアデータファイル173のデータ構成例を説明する。グループシェアデータファイル173は、上述したグループシェアデータファイル172の画像ファイルに関する情報が編集されたものである。図7に示すように、画像ファイルに関する情報として、画像ファイルのアドレス情報が絶対パスにより記録されており、例えば、「DCIM/FriendA20020506083024/XXXX0001.JPG」といった文字列が記録されている。これは、DCIMフォルダ内のFriendA20020506083024フォルダにXXXX0001というファイル名を持つJPEG形式の画像ファイルが記録されていることを示している。
【0085】
すなわち、シェア元からシェア先に画像ファイルがシェアされることにより、画像ファイルが記録される記録装置が変更されるため、画像ファイルの記録されるアドレス情報も変更される。これに伴い、CPU21は、グループシェアデータファイル172に記録される情報の編集を行い、グループシェアデータファイル173を作成する。そして、CPU21は、作成したグループシェアデータファイル173を、画像ファイルが記録されるフォルダに記録する。
【0086】
次に、図9を参照して、グループシェア記録処理により、記録装置27に記録される画像ファイルのデータ構成例を説明する。図9に示すように、DCIMフォルダの直下にある100KCIMG、101KCIMGフォルダは、予め記録装置27に格納されているフォルダであり、このフォルダと同一階層に、新規フォルダとして、FriendA20020506083024フォルダが作成されている。そして、このFriendA20020506083024の直下には、記録メディアから読み出されたXXXX0001、XXX0002、…のファイル名を持つ画像ファイルが格納されている。
【0087】
次に、本第2の実施の形態における動作を説明する。
図9は、画像記録装置1のCPU11により実行される画像グループシェア処理を示すフローチャートである。図9に示すように、CPU11は、ユーザにより入力部13を介して、画像ファイルのグループ化を行う指示が入力されると(ステップS11;YES)、画像DB17aに記録されている画像のサムネールを表示部12に一覧表示させる(ステップS22)。次いで、表示された画像のサムネールの中から、グループ化する画像ファイルを選択させ(ステップS23)、画像グループの名称となるアルバム名と、グループ化アイコンを設定させる(ステップS24)。そして、CPU11は、選択された画像ファイルと、アルバム名、グループ化アイコンを対応付けて、画像ファイルのグループ化を行う(ステップS25)。
【0088】
次いで、CPU11は、ユーザにより入力部13を介して、グループシェア指示が入力されたか否かを判別し、グループシェア指示が入力された場合(ステップS26;YES)、画像DB17aに記録されている画像グループに対応するグループアイコンを表示部12に一覧表示させる(ステップS27)。次いで、シェアする画像グループのアイコンを選択させると共に(ステップS28)、シェア先リストを一覧表示してシェア先を選択させるか、入力部13を介して新規に入力させることにより、シェア先を指定させる(ステップS29)。
【0089】
そして、CPU11は、シェア元、シェア先、及びグループ化された画像ファイルに関する情報を生成して、グループシェアデータファイル172を作成する(ステップS30)。さらに、CPU11は、記録メディアが挿入されると(ステップ31)、この記録メディアにグループ化された画像ファイル及びグループシェアデータファイル172を記録して(ステップS32)、本画像グループシェア処理を終了する。
【0090】
続いて、図10を参照して、外部機器2のCPU21により実行されるグループシェア記録処理について説明する。図10に示すように、外部機器2に上記各データを記録した記録メディアが挿入されると(ステップS41;YES)、CPU21は、記録メディアに記録されているグループシェアデータファイル172を読み出して、画像グループの名称であるアルバム名を取得する。次いで、このアルバム名を含むフォルダ名を持つ新規フォルダを所定の階層に作成する(ステップS42)。
【0091】
そして、CPU21は、記録メディアに記録されている画像ファイルを読み出して、グループシェアデータファイル172に基づいて、作成した新規フォルダに画像ファイルを記録する(ステップS43)。さらに、CPU21は、グループシェアデータファイル172のアドレス情報を、新たに記録されたアドレス情報に更新して、グループシェアデータファイル173を作成する。そして、CPU21は、作成したグループシェアデータファイル173を、画像ファイルが記録されているフォルダに記録して(ステップS44)、本画像グループシェア記録処理を終了する。
【0092】
以上フローチャートを参照して、画像記録装置1により行われる画像グループシェア処理の説明を行ったが、図11に示す実際の表示画面例を参照して、画像グループシェア処理の工程を説明する。
【0093】
まず、画像グループシェア処理の初期画面として、図11(a)に示すように、表示画面には、複数のアイコンが表示される。ここで、グループ化の指示を入力する場合、ユーザは、「アルバム」アイコンを押下する。次いで、「アルバム」アイコンが押下されると、図11(b)に示すように、画像DB17aに記録されている画像のサムネールが一覧表示される。この表示画面において、ユーザは、所望の画像のサムネールを選択して、画面左上に設置される「分類」アイコンを押下することにより、選択されたサムネールに対応する画像ファイルが画像グループとして認識される。
【0094】
続いて、「分類」アイコンが押下されると、図11(c)に示す表示画面が表示される。ユーザは、この画面において、画像グループに対応するグループ化アイコンを選択して、グループ化アイコンの設定を行う。なお、不図示ではあるが、この画面において、ユーザは、画像グループの名称となるアルバム名を入力し、設定されたグループ化アイコン、アルバム名が対応付けられて、画像ファイルのグループ化が行われる。
【0095】
続いて、グループシェアの指示が入力されると、図11(d)に示すように、画像グループのグループアイコンが一覧表示される。ユーザは、この画面において、所望の画像グループに対応するアイコンを選択すると共に、「シェア先リスト」アイコンを押下して、シェア先を一覧表示させ(不図示)、シェア先を指定する。そして、「シェア」アイコンを押下することにより、グループシェアデータファイル172が作成され、グループ化された画像ファイルと、グループシェアデータファイル172とが、記録メディアに記録される。
【0096】
以上のように本第2の実施の形態によれば、画像記録装置1の記憶部17に記録されている画像ファイルをグループ化し、グループ化された画像ファイルを外部機器2とシェアする場合、シェア元、シェア先、及びグループ化された画像ファイルに関する情報を記録するグループシェアデータファイル172を作成して、シェアする画像ファイルとともに記録媒体3に記録する。そして、シェア先である外部機器2において、記録媒体3からグループ化された画像ファイル及びグループシェアデータファイル172を読み出して、グループシェアデータファイルに基づいたデータ構成により、グループ化された画像ファイルを記録装置27に記録させる。そして、記録装置27に記録された画像ファイルのアドレス情報を更新して、グループシェアデータファイル173を作成し、画像ファイルと共に記録装置27に記録する。
【0097】
したがって、画像記録装置1において、グループ化された画像ファイルを他の記録装置とシェアする際に、シェア用データを作成する必要がなく、直接記録媒体3に画像ファイルの記録を行うことができるため、メモリ容量を節約することができる。
【0098】
また、画像録装置1に記憶部17に記録されているデータ構成を示すグループシェアデータファイル172を作成して、画像ファイルと共に記録することにより、シェア先において、シェア元のデータ構成を再現して、画像ファイルの記録を行うことができるため、シェア元とシェア先で、データの整合性を容易にとることができる。
【0099】
さらに、シェア先において画像ファイルが記録された後、グループシェアデータファイル172のアドレス情報を新たに記録されたアドレスに編集して、グループシェアデータファイル173を記録するため、例えば、外部機器2に記録された後に画像ファイルが編集され、データ構成が変更された場合でも、グループシェアデータファイル173に基づいて、シェア元のデータ構成に編集しなおすことができるため、シェア元とのデータの整合性を容易にとることができる。
【0100】
なお、上述した本第2の実施の形態における記述は、本発明に係る好適な画像記録装置1の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、本第2の実施の形態においては、記録媒体3を介して、画像記録装置1と、外部機器2との間でグループ化された画像ファイルのシェアを行う構成としたが、ネットワークNを介して、グループ化された画像ファイル及びグループシェアデータファイル172が転送される構成であってもよい。
【0101】
この場合、例えば、グループシェア指示が入力された際に、ネットワークNを介して画像ファイルのシェアを行うか否かの確認が行われ、ネットワークNを介して、画像ファイルのシェアを行う場合、外部機器2のE−mailアドレスが設定される。そして、E−mail添付用の画像ファイル及びグループシェアデータファイル172が作成されて、E−mailに添付され、外部機器2に送信される。なお、画像記録装置1において作成されたE−mail添付用のデータは、E−mail転送後、グループシェアデータファイル172を除いて消去される。なお、グループシェアデータファイル172は、記録装置27に記録される。一方、E−mailを受信した外部機器2は、新規フォルダを作成し、グループシェアデータファイル172に基づいて、画像ファイルを所定のデータ構成により新規フォルダに記録する。
【0102】
これにより、記録媒体3を介さずに、ネットワークNを介して容易かつ迅速に画像記録装置1と、外部機器2との間で画像ファイルのシェアを行うことができる。また、転送後、グループシェアデータファイル172を残して、他のデータを消去することにより、不必要なデータが蓄積されることを防いで、画像記録装置1のリソースを有効に利用することができる。
【0103】
また、本第2の実施の形態においては、画像ファイルをグループ化した後、画像グループとしてグループシェアを行う構成として説明を行ったが、予めグループ化された画像ファイルを画像グループとしてグループシェアする構成であっても良い。
【0104】
その他、本実施の形態における画像記録装置1の構成部分の細部構成、及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
【0105】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、第1の記録手段から第2の記録手段に画像データを記録させる指示を入力するだけで、画像データに対応付けて記録されている画像データに関する情報が、第2の記録手段に記録されるため、煩雑な操作を必要とせずに、画像データ及び画像データに関する情報を第2の記録手段に記録させることができる。また、第1の記録手段と、第2の記録手段に記録される画像データ及び画像データに関する情報の整合性を容易にとることができる。また、ユーザは、第1の記録手段に記録されている画像データと、第2の記録手段に記録させる画像データとを、目視にて容易に認識することができる。これにより、ユーザによる人為的ミスを防いで、作業効率を向上させることができる。また、第1の記録手段から第2の記録手段に記録させることにより、情報の内容が変更される場合であっても、変更される内容をユーザに入力させ、入力された内容に基づいて、情報の編集を行うので、画像データに関する情報の信頼性を向上させることができると共に、情報の管理を容易に行うことができる。また、第2の記録手段に記録されることにより、ユーザ情報が変更される場合、ユーザ名を入力させて、正確なユーザ情報を記録することができる。
【0106】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、入力された記録の指示が移動の指示であった場合、第1の記録手段に記録されている画像データ及び画像データに関する情報は,自動で消去されるため、不要なデータを残すことなく記録手段の記録容量を有効に利用することができる。
【0107】
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、入力された記録の指示がコピーの指示であった場合、第1の記録手段に記録されている画像データ及び画像データに関する情報は消去されないため、重要なデータは、第1の記録手段と、第2の記録手段とに記録させておくことができる。
【0108】
請求項4記載の発明によれば、請求項1から3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、容易な入力操作により、入力指示を行うことができ、操作性を向上させることができる。
【0109】
請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、画像データに関する種々の情報を画像データとともに、第2の記録手段に記録させることができ、複数の画像データに関する情報が画像データに対応付けられている場合でも、情報の欠落を防いで、正確な情報を記録するができる。
【0113】
請求項記載の発明によれば、請求項1からのいずれかに記載の発明の効果に加えて、第2の記録手段の記録容量が、データ総量より少ない場合、警告を出力して、ユーザに報知することができる。これにより、速やかにトラブルに対処して、作業効率を向上させることができる。
【0114】
請求項記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、第1の記録手段に記録される画像データをグループ化して、生成した画像グループ単位で、第2の記録手段に画像データを記録させることができる。すなわち、煩雑な操作を必要とせずに、所望の画像データをまとめて第2の記録手段に記録させることができるため、利便性が良い。
【0115】
請求項または記載の発明によれば、請求項記載の発明の効果に加えて、例えば、記録メディアを介して、第1の記録手段に記録される画像データを、第3の記録手段に記録させることができ、画像データを広い範囲にて利用することができる。また、画像データを画像グループに関する情報に基づいて第3の記録手段に記録することにより、第1の記録手段に記録されている画像グループと同様のデータ構成により、画像データを記録することができ、複数の記録手段において、画像データの整合性を容易にとることができる。
【0116】
請求項10または11記載の発明によれば、請求項記載の発明の効果に加えて、ネットワークを介して接続される第2の記録手段に、第1の記録手段に記録される画像データを記録させることができ、画像データをさらに広い範囲にて利用することができ、利便性が向上する。また、画像データを画像グループに関する情報に基づいて第2の記録手段に記録することにより、第1の記録手段に記録されている画像グループと同様のデータ構成により、画像データを記録することができ、複数の記録手段において、画像データの整合性を容易にとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態における画像記録システム100のシステム構成を示す概念図である。
【図2】図1に示す画像記録装置1の要部構成を示すブロック図である。
【図3】図2の記憶部17に記録される画像ファイル管理テーブル171のデータ構成例を示す図である。
【図4】図2のCPU11により実行される画像ファイルシェア処理を示すフローチャートである。
【図5】画像ファイルシェア処理において表示部12に表示される表示画面例を示す図である。
【図6】グループシェアデータファイル172のデータ構成例を示す図である。
【図7】グループシェアデータファイル173のデータ構成例を示す図である。
【図8】記録装置27に記録される画像ファイルのデータ構成例を示す図である。
【図9】画像記録装置1のCPU11により実行される画像グループシェア処理を示すフローチャートである。
【図10】外部機器2のCPU21により実行されるグループシェア記録処理を示すフローチャートである。
【図11】図9の画像グループシェア処理において表示部12に表示される表示画面例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像記録装置
11 CPU
12 表示部
13 入力部
14 通信部
15 RAM
16 I/F部
17 記憶部
2 外部機器
3 記憶媒体
N ネットワーク

Claims (22)

  1. 画像データ及び画像データに関する情報を対応付けて記録する第1の記録手段と、
    前記第1の記録手段に記録された画像データを選択して、第2の記録手段に記録させる指示を入力するための入力手段と、
    前記入力手段により、前記第1の記録手段に記録されている画像データを前記第2の記録手段に記録させる指示が入力された場合に、当該画像データに対応付けられている画像データに関する情報を前記画像データとともに前記第2の記録手段に記録させる記録制御手段と、
    前記第1の記録手段に記録されている画像データと、前記第2の記録手段に記録させる画像データとを、識別可能に表示する表示手段と、
    前記画像データに関する情報のうち、前記第2の記録手段に記録されることにより内容が変更されるユーザ情報を抽出する抽出手段と、
    前記入力手段より変更される内容を入力させ、当該入力された内容に基づいて、前記抽出手段により抽出されたユーザ情報を編集する編集手段と、
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記記録制御手段は、前記入力手段により入力された記録の指示が移動の指示であった場合、前記選択された画像データ及び画像データに関する情報を第1の記録手段から消去することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記記録制御手段は、前記入力手段により入力された記録の指示がコピーの指示であった場合、前記選択された画像データ及び画像データに関する情報を第1の記録手段から消去させないことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  4. 前記入力手段は、ドラッグ&ドロップ操作により、第2の記録手段に画像データを記録させる指示を入力することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像記録装置。
  5. 前記画像データに関する情報は、撮影日時情報、ユーザ情報、識別情報、特徴量情報、分類情報、形式情報、検索キー情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  6. 前記第2の記録手段に画像データを記録させる際に、当該第2の記録手段の記録残量と、前記第2の記録手段に記録させるデータ総量とを認識して、当該記録残量が前記データ総量以下であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により、前記第2の記録手段の記録残量が前記データ総量以下であると判別された場合に、警告を出力する警告出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像記録装置。
  7. 前記第1の記録手段に記録される複数の画像データを対応付けて画像グループを生成する画像グループ生成手段を備え、
    前記入力手段は、第1の記録手段に記録される画像データを前記画像グループ単位で選択して、第2の記録手段に記録する指示を入力させ、
    前記画像グループ生成手段は、前記入力手段により、第1の記録手段に記録されている画像データを前記画像グループ単位で第2の記録手段に記録させる指示が入力された場合に、当該画像グループに関する情報を生成し、
    前記記録制御手段は、前記指示された画像グループに含まれる画像データとともに、前記画像グループに関する情報を第2の記録手段に記録させることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  8. 前記画像グループに関する情報は、第1の記録手段に関する情報と、第3の記録手段に関する情報と、前記画像グループに含まれる画像データのアドレス情報とを含み、
    前記第2の記録手段は、画像記録装置に着脱可能な記録メディアにより構成され、前記画像グループに含まれる画像データと、前記画像グループに関する情報とを前記第3の記録手段に転送することを特徴とする請求項記載の画像記録装置。
  9. 前記第3の記録手段と、
    前記第2の記録手段から、前記画像グループに含まれる画像データと、前記画像グループに関する情報とを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した画像グループに関する情報に基づいて、前記画像グループに含まれる画像データを前記第3の記録手段に記録させる第2の記録制御手段と、を備えることを特徴とする請求項記載の画像記録装置。
  10. 前記画像グループに関する情報は、第1の記録手段に関する情報と、第2の記録手段に関する情報と、前記画像グループに含まれる画像データのアドレス情報とを含み、
    ネットワークを介して接続される前記第2の記録手段に、前記画像グループに含まれる画像データと、前記画像グループに関する情報とを送信する送信手段を備えることを特徴とする請求項記載の画像記録装置。
  11. 前記第2の記録手段と、
    前記送信手段から送信される画像グループに含まれる画像データと、前記画像グループに関する情報とを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記画像グループに関する情報に基づいて、前記画像グループに含まれる画像データを前記第2の記録手段に記録する第2の記録手段と、を備えることを特徴とする請求項10記載の画像記録装置。
  12. 画像データ及び画像データに関する情報を対応付けて第1の記録手段に記録する工程と、
    前記第1の記録手段に記録された画像データを選択して、第2の記録手段に記録させる指示を入力する工程と、
    前記第1の記録手段に記録されている画像データを前記第2の記録手段に記録させる指示が入力された場合に、当該画像データに対応付けられている画像データに関する情報を前記画像データとともに前記第2の記録手段に記録させる工程と、
    前記第1の記録手段に記録されている画像データと、前記第2の記録手段に記録させる画像データとを、識別可能に表示する工程と、
    前記画像データに関する情報のうち、前記第2の記録手段に記録されることにより内容が変更されるユーザ情報を抽出する工程と、
    前記変更される内容を入力させ、当該入力された内容に基づいて、前記抽出されたユーザ情報を編集する工程と、
    を含むことを特徴とする画像記録方法。
  13. 前記入力された記録の指示が移動の指示であった場合、前記選択された画像データ及び画像データに関する情報を第1の記録手段から消去する工程を含むことを特徴とする請求項12記載の画像記録方法。
  14. 前記入力された記録の指示がコピーの指示であった場合、前記選択された画像データ及び画像データに関する情報を第1の記録手段から消去させない工程を含むことを特徴とする請求項12記載の画像記録方法。
  15. ドラッグ&ドロップ操作により、第2の記録手段に画像データを記録させる指示を入力する工程を含むことを特徴とする請求項12から14のいずれかに記載の画像記録方法。
  16. 前記画像データに関する情報は、撮影日時情報、ユーザ情報、識別情報、特徴量情報、分類情報、形式情報、検索キー情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項12記載の画像記録方法。
  17. 前記第2の記録手段に画像データを記録させる際に、当該第2の記録手段の記録残量と、前記第2の記録手段に記録させるデータ総量とを認識して、当該記録残量が前記データ総量以下であるか否かを判別する工程と、
    前記第2の記録手段の記録残量が前記データ総量以下であると判別された場合に、警告を出力する工程と、を含むことを特徴とする請求項12から16のいずれかに記載の画像記録方法。
  18. 前記第1の記録手段に記録される複数の画像データを対応付けて画像グループを生成する工程と、
    前記第1の記録手段に記録される画像データを前記画像グループ単位で選択して、前記第2の記録手段に記録する指示を入力させる工程と、
    前記第1の記録手段に記録されている画像データを前記画像グループ単位で第2の記録手段に記録させる指示が入力された場合に、当該画像グループに関する情報を生成する工程と、
    前記指示された画像グループに含まれる画像データとともに、前記画像グループに関する情報を第2の記録手段に記録させる工程と、を含むことを特徴とする請求項12記載の画像記録方法。
  19. 前記画像グループに関する情報は、第1の記録手段に関する情報と、第3の記録手段に関する情報と、前記画像グループに含まれる画像データのアドレス情報とを含み、
    前記第2の記録手段は、画像記録装置に着脱可能な記録メディアにより構成され、前記画像グループに含まれる画像データと、前記画像グループに関する情報とを第3の記録手段に転送する工程を含むことを特徴とする請求項18記載の画像記録方法。
  20. 前記第2の記録手段から、前記画像グループに含まれる画像データと、前記画像グループに関する情報とを取得する工程と、
    前記取得した画像グループに関する情報に基づいて、前記画像グループに含まれる画像データを前記第3の記録手段に記録させる工程と、を含むことを特徴とする請求項19記載の画像記録方法。
  21. 前記画像グループに関する情報は、第1の記録手段に関する情報と、第2の記録手段に関する情報と、前記画像グループに含まれる画像データのアドレス情報とを含み、
    ネットワークを介して接続される前記第2の記録手段に、前記画像グループに含まれる画像データと、前記画像グループに関する情報とを送信する工程を含むことを特徴とする請求項18記載の画像記録方法。
  22. 前記送信された画像グループに含まれる画像データと、前記画像グループに関する情報とを受信する工程と、
    前記受信した前記画像グループに関する情報に基づいて、前記画像グループに含まれる画像データを前記第2の記録手段に記録する工程と、を含むことを特徴とする請求項21記載の画像記録方法。
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