JPH07306933A - 通信機能を持つ画像データのファイリングシステム - Google Patents

通信機能を持つ画像データのファイリングシステム

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JPH07306933A
JPH07306933A JP6137535A JP13753594A JPH07306933A JP H07306933 A JPH07306933 A JP H07306933A JP 6137535 A JP6137535 A JP 6137535A JP 13753594 A JP13753594 A JP 13753594A JP H07306933 A JPH07306933 A JP H07306933A
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JP
Japan
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image data
screen
photo
displayed
album
Prior art date
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Pending
Application number
JP6137535A
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English (en)
Inventor
Shinji Kage
眞司 影
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SHISUTEGUREITAAZU KK
Original Assignee
SHISUTEGUREITAAZU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作が容易で、特別な専門知識や熟練がなくて
も日常的な写真整理の感覚で容易に扱える通信機能を持
つ画像データのファイリングシステムの提供。 【構成】外部メモリ2に画像データを記録するデジタル
電子スチルカメラ1と、画像読取装置3と表示装置4a
と記憶装置4bと圧縮画像データを作る圧縮/伸長器4
cと制御・処理装置4dを有する画像データ処理手段4
と、通信手段5とからなり、表示装置4aに、外部メモ
リ2の画像データに対応する縮小画像データをネガフィ
ルムのコマ状の枠取りがなされたネガ画面として一覧表
示し、記憶装置に保存された画像データに対応する縮小
画像データをフォト画面として一覧表示し、フォト画
面、ネガ画面を選択して複写や移動や削除を行い、画像
データをファイリングする。そして、通信時には縮小画
像データで送信先画面を一覧表示し、これを選択するこ
とによって所望の画像データ及び縮小画像データを送信
元画面表示用の縮小画像データと共に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信機能を持つ画像デー
タのファイリングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アナログの映像信号をデジタル画
像データに変換して、スタティックRAMなどの半導体
メモリからなるメモリカードや磁気ディスクに記録する
いわゆるデジタル電子スチルカメラが提案され、従来の
スキャナ(CCR)やビデオカメラなどのイメージセン
サ(CCD)を用いる場合のような煩雑な読み取り作
業、解像度や画質調整についての専門知識がなくても、
被写体の映像をあたかも写真を撮るような手軽さで記録
できるようになった。しかし、画像データを記録した後
のデジタル画像データのコンピュータ上の取扱いが、専
門知識のない者や未熟な者にとっては非常に理解し難し
く、せっかくのデジタル電子スチルカメラの簡便性を生
かし切れなかった。
【0003】その原因としては、既存の画像データ処理
システムや画像データベースは、画像の精緻再現や多彩
な加工、画像データの迅速な抽出や管理の達成にその主
眼が置かれ、この目的達成のためには、画像データの取
込み、複写、削除、データの階層構造の構築、通信操作
に関するある程度の基礎知識や操作概念を覚えるのは当
然であるという固定観念があったことによる。このため
コンピュータ操作そのものの単純化や自動化を目指した
ものは多く提示されてはいるが、専門知識のない者にと
って概念そのものが理解しにくいことには変わりはなか
った。専門知識のない者にも容易に扱えるようにするた
めには、コンピュータの操作概念を、写真を撮り、一度
に数枚から10枚程度の写真を見比べ、写真アルバムに
整理し、気に入ったものを誰かに送るというような日常
的行為と視覚的感覚的に一致させることが望ましいが、
例えば、既存のシステムの中には、複数の縮小画面にて
インデックス表示するようなものがあるものの、その目
的は所望の精緻画像への到達が主な目的であり、画面を
積極的に写真であると認識させ、一般の人々の写真に関
連する日常的感覚に近づけようとするものではなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
背景の下で、あたかも写真を撮るようにデジタル画像デ
ータを記録するというデジタル電子スチルカメラの特性
に着眼し、写真として認識できるような比較的小さな画
面を一覧表示したうえで、その表示方法や操作方法に最
大限の工夫を加えることにより、コンピュータを用いた
データファイリングや通信の専門知識や未熟な者でも容
易に扱うことのできる、通信機能を持つ画像データのフ
ァイリングシステムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、日常的な写真の取扱いと視覚的感覚的に一
致するよう縮小画像データを用いて比較的小さい画面を
常に一覧表示させながら縮小画像データが現在どのよう
な記録状態にあるかを直観させるようにしている。
【0006】具体的には、映像信号をデジタル化された
画像データとして外部メモリに記録するデジタル電子ス
チルカメラと、該外部メモリに記録された画像データを
読み取る画像読取手段と、画像データを画面表示する表
示装置及び画像データを保存する記憶装置及び画像デー
タを圧縮して縮小画像データを作る圧縮/伸長器とを有
する画像データ処理手段と、画像データの送受信を行う
通信手段とからなる通信機能を持つ画像データのファイ
リングシステムであって、前記外部メモリに記録された
複数の画像データにそれぞれ対応する縮小画像データを
ネガフイルムのコマ状の枠取りがされたネガ画面として
前記表示装置に一覧表示し、前記記憶装置の画像データ
の保存領域をアルバムとして表示し、該保存領域に保存
された複数の画像データにそれぞれ対応する縮小画像デ
ータをアルバムに貼られたフォト画面として前記表示手
段に一覧表示し、ネガ画面またはフォト画面を選択して
これに対応する画像データを前記記録装置に対して複写
・削除することによって、画像データの分類・整理・表
示を行うようにしたものである。
【0007】そして、記憶装置の画像データの保存領域
は階層構造をなし、フォト画面として一覧表示された画
像データより下位階層の保存領域を写真アルバムの図案
として前記フォト画面と共に一覧表示し、該図案を選択
することにより前記下位階層の保存領域にある画像デー
タのフォト画面とさらに下位階層の保存領域を示す写真
アルバムの図案とを一覧表示するようにしたものであ
る。
【0008】さらに、通信操作についてもその取扱いを
簡便なものとするために本発明は、記憶装置内には、送
信先文字データとこれに対応する縮小画像データが保存
されたアドレス帳保存領域が設けられ、このアドレス帳
保存領域内の縮小画像データをアドレス帳の中の送信先
画面として表示装置に一覧表示し、ネガ画面又はフォト
画面を選択し送信先画面を選択することによってこのネ
ガ画面又はフォト画面用の縮小画像データとこれに対応
する画像データとを送信するようにしてなるものであ
り、また、ネガ画面又はフォト画面用の縮小画像データ
とこれに対応する画像データとの送信時に、あらかじめ
保存された送信元を示す送信元画面用の縮小画像データ
をも共に送信するようにしている。
【0009】そしてさらに、フォト画面を指定して行う
アルバム間での画像データの複写操作は、移動操作より
煩雑度の高いものとしている。すなわち、日常的な写真
の取扱と視覚的感覚的に一致させるという本発明の目的
を具体化すべく、アルバム内での「写真移動」は単なる
写真の差し込み位置や貼る位置を変えることと認識させ
て写真移動は操作を容易に、一方、「写真複写」はアル
バム内のある写真を取り出して其れを焼増しし、焼きま
したものを改めてアルバムに入れるということを認識さ
せて、「写真移動」よりも煩雑な操作を要するものとし
た。また、フォト画面の画像データと共に予め保存され
る文字データに基づき、画像データの検索を行い、抽出
された画像データに対応するフォト画面を一覧表示させ
て検索結果を示すようにした。
【0010】
【作用】このようにすることによって、外部メモリがネ
ガフィルム(又はフィルム筒)、その中の画像データは
ネガ、一度記憶装置に取り込まれた画像データは焼付け
後の写真、これら写真を貼ったものが写真アルバムとい
うように、使用者がカメラで写真をとり、ネガを現像・
焼付けし、写真アルバムに写真を貼りつけ、必要に応じ
て複数の写真アルバムに分けたり、また他の写真アルバ
ムに貼り替えたりしながら分類・整理をし、眺めて楽し
むといった写真に関連する日常の取扱いと視覚的感覚的
に全く一致するのでデータファイリングにおける戸惑い
や操作上の疑問を殆ど生じさせることがなくなる。
【0011】そして、これまでのコンピュータを用いた
通信操作の専門的な操作(例えば、モデムの起動や送信
用データの作成など)を全く意識せずに、頭に思い浮か
べた特定の人物(又は場所)の住所や電話番号を調べる
ためにアドレス帳を開き、気に入った写真を送るという
日常的感覚と全く一致した操作を実現している。また、
送信元の画面が共に送信されるので、受信時には誰(ど
こ)から送られてきたのか視覚的に確認することができ
る。
【0012】さらに、画像データの移動操作は、あるア
ルバム内のフォト画面を選択した後他のアルバムを指定
することによって行い、複写操作を行う場合には、移動
操作より煩雑な操作、例えば移動操作+機能キーの押圧
で行うようにしている。これは、実際の写真を写真アル
バムから他の写真アルバムに移す場合には、単純に一方
から他方に張り替えるだけでよいが、実際の写真をコピ
ーして同じものを2枚作る場合には再度焼付けに出さな
ければならないという日常的感覚に一致させるためであ
る。これまでのコンピュータ操作においては、データの
移動操作と複写操作は、その指示を命ずるためのキーや
機能ボタンの位置は異なるものの、操作法の煩雑さ若し
くは簡単さは通常同じであり、利用者はキーや機能ボタ
ンのそれぞれの位置を覚える必要があった。本発明で
は、移動操作と複写操作の煩雑度を変えることによって
日常的感覚との一致を図るようにしているので、容易に
それぞれの操作を覚えることができる。また、画像デー
タに付随して保存されている文字データを基に検索を行
う場合でも、検索結果を縮小画像データの一覧表示によ
り示すので、所望の写真を色々な写真アルバムから取出
し、取り出した写真を纏めて一目で見渡すという日常的
感覚と一致させられる。
【0013】
【実施例】第1実施例 (図1〜図8) 図1に本発明に係る一実施例の構成例を示す。本発明の
通信機能を持つ画像データのファイリングシステムは、
デジタル電子スチルカメラ1と、外部メモリ2と、画像
読取装置3と、表示装置4a、記憶装置4b、圧縮/伸
長器4c及び制御・処理装置4dを有する画像データ処
理手段4と、データの送受信を行う通信手段5とから構
成されている。
【0014】デジタル電子スチルカメラ1は、CCDに
よりアナログ映像信号として変換された被写体の映像を
デジタル化された画像データに変換するものである。こ
のデジタル電子スチルカメラ1で生成される画像データ
は、1画像当たり48KBの非常にコンパクトな容量に
圧縮された形式となっている(なお、以下この容量の画
像データを「圧縮標準画像データ」と称する)。外部メ
モリ2は、デジタル電子スチルカメラ1にて得られた画
像データを記録するもので、この例ではデジタル電子ス
チルカメラ1に着脱自在に取り付けられた、書換え可能
なカード式の不揮発性メモリである。画像読取装置3
は、外部メモリ2に記録された画像データを読み取って
画像データ処理手段4に出力するものである。
【0015】画像データ処理手段4は、この例ではモニ
タ、ハードディスク、圧縮/伸長器などの周辺機器、本
体からなるパーソナルコンピュータを用いている。そし
て、通信手段5は、インターフェースコンバータ、回線
端末装置(DSU)などを備えたデジタル信号を送受信
するための公知の通信手段である。
【0016】外部メモリ2に記録された圧縮標準画像デ
ータは、画像読取装置3を介して画像データ処理手段4
に取り込まれ、圧縮/伸長器4cによって伸長され、後
述するネガ画面又はフォト画面の詳細表示用、若しくは
フル拡大表示用の標準画像データ(1画像約1MB)と
なる。さらに、この標準画像データは、圧縮/伸長器4
cによって縦横1/8、容量1/64に圧縮され、ネガ
画面又はフォト画面若しくは後述する送信先画面又は送
信元画面の表示用の縮小画像データ(1画像約1.5K
B)となる。この標準画像データ及び対応する縮小画像
データは、対応を示す識別子が付けられこれら画像に付
随させる文字データと共に記憶装置4bに設けられた後
述するアルバム保存領域又は受信アルバム保存領域に保
存される。さらに、送信先画面又は送信元画面の表示用
の縮小画像データは、この画像に付随させる送信先文字
データと共に記憶装置4bに設けられた後述するアドレ
ス帳保存領域に保存される。なお、通信手段5を介して
データの通信を行う時は送受信時間の節約のために標準
画像データの状態では送受信を行わず、圧縮標準画像デ
ータ、縮小画像データの状態で送受信するようになって
いる。
【0017】図2〜4は本実施例の画像データ処理手段
4における操作フローの概略を示す図である。このシス
テムを起動すると、先ず表示装置4aに画像データの保
存領域の設定を促すダイアログが表示される。このダイ
アログでは、既に記憶装置4b内に設定されている画像
データの保存領域をアルバム保存領域としてそのアルバ
ム名を一覧表示し、アルバム名を選択するとアルバムウ
ィンドウが開き、その保存領域内の圧縮標準画像データ
に対応する縮小画像データを用いて後述するフォト画面
が表示されるようになっている。また、記憶装置4b内
にアルバム保存領域が設定されていない場合には、アル
バム名の入力を促してアルバム保存領域を設定するよう
になっている。このように画像データの保存領域をアル
バムとして扱い、表示するようにしているので、写真ア
ルバムを開くという日常の感覚と一致して操作を行うこ
とができる。
【0018】なお、ここで表示装置4aの画面上段に
『アルバム』、『メモリーカード(なお、メモリーカー
ドとは外部メモリ2を意味する)』、『アドレス帳』、
『アドレス帳作成』の表示がなされ、これらを指定する
ことにより、メニュー選択をすることができる。メニュ
ー選択すると、上記のアルバムウィンドウとは別途にア
ルバムウィンドウ、メモリーカードウィンドウ又はアド
レス帳ウィンドウが表示され、それぞれのメニューに対
する操作に移ることができるが、これについては後述す
る。
【0019】図5にアルバムウィンドウの一例を示す。
アルバムウィンドウの上側枠内にはアルバム名が表示さ
れ、アルバムウィンドウ内には『アルバム作成』、『名
称変更』、『削除』の機能ボタン、その下に上下2段に
分かれて10個の矩形が表示され、この矩形内に縮小画
像データの画面(以下、「フォト画面」とする)が一覧
表示される。すなわちこのシステムの利用者は、アルバ
ム名を選択しウィンドウを開くとフォト画面が一覧表示
されるので、アルバムを開いて写真を見るという日常的
な作業と視覚的感覚的に一致した操作に従って画像デー
タを閲覧することができるようになっている。
【0020】また、同図の矩形の枠線だけが示された部
分は、この保存領域に画像データが10個以下しかない
ことを表している。さらに、また、矩形内の写真アルバ
ムを模した図案(以下、アルバムマークと称する)は、
記憶装置4b内の階層構造における下位階層に存在する
画像データの保存領域を示し、矩形内にさらに小さく分
類されたアルバムがあることを視覚的に表している。
【0021】次に、アルバムウィンドウが開かれた状態
での操作を説明する。機能ボタンのうち『新規アルバ
ム』を選択するとアルバム名の入力を促すアルバム名入
力ダイアログが表示され、アルバム名を入力することに
より現在の保存領域よりも下位階層のアルバム保存領域
を設けることができるようになっている。なお、ここで
新規に設けられたアルバム保存領域は前述のアルバムマ
ークで示される。すなわち、システムの利用者は、記憶
装置4bにおける階層構造の構築を意識せずに分類・整
理を実行できるようになっている。
【0022】アルバムウィンドウ内に表示されているフ
ォト画面またはアルバムマークを所定のマウス操作によ
り選択するとそのフォト画面またはアルバムマークが赤
枠で囲まれ、次に『名称変更』、『削除』の機能ボタン
を選択するとそれぞれの機能を実行するためのダイアロ
グが表示され、ダイアログの表示に従って所定の操作を
すると、赤枠で囲まれたフォト画面またはアルバムマー
クに対して名称変更または削除が実行されるようになっ
ている。
【0023】そして、アルバムウィンドウ内に表示され
ているフォト画面またはアルバムマークを、他の所定の
マウス操作により選択するとフォト画面の詳細表示また
はアルバムウィンドウの表示を行うことができる。フォ
ト画面を選択した場合は、フォト画面の縦横4倍の大き
さの画像および文字データ表示領域および『拡大』、
『終了』の機能ボタンを持つフォト詳細ダイアログが表
示される。文字データ表示領域には文字データを入力す
ることができ、この文字データはフォト画面の画像デー
タと共に記憶装置4bに記憶され、このフォト画面のフ
ォト詳細ダイアログを表示したときには常に表示される
ようになっている。また、『拡大』機能ボタンを選択す
ると、このフォト詳細ダイアログの画像をさらに縦横2
倍、すなわちフォト画面の縦横4倍のサイズ(前述した
標準画像データが表示装置4aの画面にフル表示され
る。)で画像だけを表示し、拡大された画像に所定のマ
ウス操作を行うとフォト詳細ダイアログに戻るようにな
っている。『終了』を選択した場合にはフォト詳細ダイ
アログが閉じられ、元のアルバムウィンドウの表示に戻
る。このように通常は比較的小さなフォト画面で一覧表
示し、必要時のみに標準詳細画像として見ることができ
るようになっているため、一度に沢山の画像を見比べる
ことができ、分類・整理などを効率よく行うことができ
る。
【0024】また、アルバムマークを選択してアルバム
ウィンドウを表示させた場合は、下位階層のアルバム保
存領域にある画像データのフォト画面とさらに下位階層
に位置するアルバムマークが表示される。すなわち、シ
ステムの利用者はアルバムウィンドウ内のアルバムマー
クをマウス操作で選択して開くだけで、階層構造を意識
せずに下位階層への移行を行うことができる。なお、新
たに開かれたアルバムウィンドウ内での機能およびその
操作は先のアルバムウィンドウと同じであるため説明を
省略する。
【0025】さらに、他のアルバムウィンドウを複数表
示させた状態で、フォト画面またはアルバムマークを選
択し、次に、他のアルバムウィンドウの空いた矩形を選
択するとフォト画面またはアルバムマークを他のアルバ
ムの矩形内に移動させることができる。この例では、こ
の選択をマウスのドラッグ(マウスのクリックボタンを
押したままマウスを移動させること)とドロップ(押さ
れていたマウスのクリックボタンを離すこと)により行
うようにしている。すなわち、一つまたは複数の画像デ
ータを異なる保存領域間で簡単に移動することができ、
使用者は画像データをあたかも写真アルバムに写真を貼
り替える感覚で分類・整理することができるようになっ
ている。
【0026】図3を参照してメニュー選択をした場合に
ついて説明する。メニュー選択で『アルバム』を指定す
るとアルバムメニューが示され、ここで『開く』を選択
すると新たに別なアルバムウィンドウが開かれ、『閉じ
る』を選択すると一番最後に開かれたアルバムウィンド
ウが閉じられるようになっている。ここで新たに開かれ
たアルバムウィンドウ内での機能およびその操作も先の
アルバムウィンドウと同じであるため説明を省略する。
そして『終了』を選択した場合には、システム終了とな
る。
【0027】また、『メモリーカード』を指定するとメ
モリーカードメニューが示され、ここで『開く』を選択
すると図6に示すメモリーカードウィンドウが開かれ、
『閉じる』を選択するとメモリーカードウィンドウが閉
じられる。メモリーカードウィンドウ内には『削除』の
機能ボタン、その下に上下2段に分かれて10個のネガ
フイルムのこま送り用の穴を模した枠取りがなされた矩
形が表示され、この矩形内には画像読取装置3で読み取
られた外部メモリ2内の画像データに対応する縮小画像
データの画面(以下、ネガ画面とする)が一覧表示され
る。このように、外部メモリ2に記録され記憶装置4b
に保存される前の画像データをネガ画面として示してい
るため、システムの利用者はアルバムに貼られる前の状
態、すなわち記憶装置4bに保存される前であるという
ことを視覚的感覚的に認識することができるようになっ
ている。なお、外部メモリ2内の画像データが10枚以
下の場合には、枠取りのみが表示される。
【0028】メモリーカードウィンドウが開かれた状態
でのネガ画面に対する消去は、アルバムウィンドウにお
けるフォト画面に対するものと同様である。また、マウ
ス操作によって各矩形を選択し、ネガ詳細ダイアログの
表示、拡大、終了などを行う操作もフォト画面に対する
操作と同様である。ただし、ネガ詳細ダイアログ表示時
はフォト詳細ダイアログ表示時とは異なり、文字データ
は表示されない。
【0029】さらに、メモリーカードウィンドウ内に表
示されているネガ画面を選択し、次に他のアルバムウィ
ンドウの矩形を選択すると、自動的にネガフィルムのコ
マ状の枠取りのないフォト画面として他のアルバムの矩
形内に複写されるようになっている。すなわち、利用者
は、あたかもネガを焼き付け写真とした後、アルバムに
貼付して分類・整理するという感覚で画像データのファ
イリングを行うことができる。
【0030】次に、図4を参照してアドレス帳メニュー
又はアドレス帳作成メニューを選択した場合について説
明する。先ず、アドレス帳メニューを選択すると、『ア
ドレス帳を開く』、『アドレス帳を閉じる』、『受信』
の3つの項目を持つダイアログが表示される。ここでア
ドレス帳を開くを選択すると、図7に示すアドレス帳ウ
ィンドウが開かれる。アドレス帳ウィンドウの上側枠内
にはアドレス帳という文字が表示され、『名前変更』、
『削除』の機能ボタン、その下に上下2段に分かれて1
0個の矩形が表示され、この矩形内に記憶装置4bに設
けられたアドレス帳保存領域内の縮小画像データの画面
(以下、「送信先画面」とする)が一覧表示される。さ
らに、各矩形の下には各縮小画像データに付随して保存
された送信先の名前が示されている。
【0031】そして、アルバムウィンドウの中から送信
したいフォト画面、又はメモリーカードウィンドウの中
から送信したいネガ画面を選択し、続いてアドレス帳ウ
ィンドウ内の送信先画面を選択(例えばマウスのドラッ
ク・ドロップ操作により)すると図8に示す送信先確認
表示画面となり、ここには、送信対象となる画像データ
のフォト画面又はネガ画面及び送信先画面及びメッセー
ジ入力欄が表示される。ここで『送信』を選択すると画
像データ処理手段4は、通信手段5及び回線(図示せ
ず)を介して、選択されたフォト画面又はネガ画面の縮
小画像データ及びその標準画像データ、さらに、後述す
る送信元画面を送信する。すなわち使用者は、送信先の
人物などを思い浮かべアドレス帳を開き、送信したい写
真を選び、送信先の人物に持っていくという日常的な行
為と視覚的感覚的に一致した操作に従って通信を行うこ
とができるようになっている。
【0032】なお、フォト画面又はネガ画面を選択せず
に送信先画面のみを所定のマウス操作(例えばマウスの
シングルクリック)で選択した場合には、選択された送
信先画面が赤枠で囲まれ、次に『名前変更』、『削除』
の機能ボタンを選択すると、各機能が実行される。さら
に、やはりフォト画面又はネガ画面を選択せずに送信先
画面のみを所定のマウス操作(例えばマウスのダブルク
リック)で選択した場合には、送信先名詳細表示画面が
表示され、縮小画像データと共にアドレス帳保存領域に
保存された送信先文字データが示される。
【0033】また、本システムは、受信を常に監視する
常駐タイプのプログラムを有しているので画像データの
受信を電話の受信音で知らせることができるようになっ
ており、この受信音が鳴ったときにアドレス帳メニュー
から受信を選択すると送信元画面及び送信されてきたフ
ォト画面又はネガ画面と共にメッセージが表示される。
そして、その画面を見て必要と判断した時には、『受信
する』を選択すれば送信されてきた標準画像データが記
憶装置4b内にあらかじめ設けた受信専用の画像データ
保存領域(以下、「受信アルバム保存領域」とする)に
保存される。このように標準画像データを保存する前に
送信元画面及びフォト画面又はネガ画面を確認できるの
で無駄な画像データを保存してしまうことがなくなる。
なお、受信アルバム保存領域は前述したアルバム保存領
域と実質上同じもので、設定する保存領域の階層位置に
応じて、アルバムウィンドウを開けたときにその中の矩
形内にアルバムマークで示されるようになっている。
【0034】次に、アドレス帳作成メニューについて説
明する。ここでは、記憶装置4b内に送信先データ及び
送信先画面を示す縮小画像データの保存領域を新規に設
けたり変更する操作を行う。先ず、アドレス帳作成メニ
ューを選択すると、『アドレス帳を作成する』、『アド
レス帳を閉じる』、『送信元設定』、『受信アルバム保
存領域設定』、『アドレス帳保存領域設定』の5つの項
目を持つダイアログが表示される。ここでアドレス帳作
成を選択すると、前述したアドレス帳ウィンドウと同一
のウィンドウが開かれる。そして、アルバムウィンドウ
の中から所望のフォト画面、又はメモリーウィンドウの
中からネガ画面を選択し、続いてアドレス帳ウィンドウ
内の送信先画面を選択((例えばマウスのドラック・ド
ロップ操作により)すると送信先名詳細登録画面とな
り、送信先画面の登録、変更及び前述の送信先詳細表示
時や送信先確認表示時に示される送信先データ(文字)
の登録、変更を行うことができる。
【0035】なお、フォト画面又はネガ画面を選択せず
に送信先画面のみを所定のマウス操作(例えばマウスの
シングルクリック)で選択した場合には、前述のアドレ
ス帳ウィンドウでの場合と同様に『名前変更』、『削
除』の機能を実行できる。さらに、やはりフォト画面又
はネガ画面を選択せずに送信先画面のみを所定のマウス
操作(例えばマウスのダブルクリック)で選択した場合
には、送信先名詳細登録画面が表示され、送信先データ
のみ登録、変更することができる。
【0036】次に、送信元設定を選択した場合には、送
信元設定画面が表示され、フォト画面又はネガ画面の中
から送信元(自画像など)を選択し、送信元の名称や電
話番号などと共に登録することができる。ここで登録さ
れた送信元画面の縮小画像データは、画像データを送信
する度に共に相手側に送信され、受信した相手は視覚的
に誰(どこ)から送られてきたか認識することができ
る。また、アルバム保存領域設定、アドレス帳保存領域
設定を選択すると、記憶装置4b内の各保存領域をどの
ような位置に設定するか、新規に作成するかなどを設定
することができる。そして、新規に作成すると選択した
場合には、その新規に設定された受信アルバムウィンド
ウ又はアドレス帳ウィンドウが自動的に開き、前述した
各ウィンドウ内での各機能を実行することができる。
【0037】なお、この実施例では、アルバムウィンド
ウ、メモリーカードウィンドウ、アドレス帳ウィンドウ
内に表示される矩形内のフォト画面、ネガ画面、送信先
画面は10枚に限らず、それ以上であってもよく、一画
面内に収まらない場合には、例えば『前頁』、『次頁』
のような機能ボタンを設定して、表示切替えを行うよう
にしてもよい。
【0038】第2実施例(図9〜図11) 次に、本発明の第2実施例を説明する。なお、第2実施
例の構成は、図1に示す第1実施例の構成と同一で、画
像データの生成やシステム内での変換若しくは圧縮/伸
長なども同様に行われる。第2実施例は、図9〜図11
中の太い実線で囲んだ各操作、各種機能を追加し、やや
上級者向けとしたものである。なお、図9〜図11中の
細い実線で囲んだ各操作については、第1実施例におけ
る図2、図3に相当するため、その説明を省略する
【0039】第1実施例では、写真アルバムを開くとい
う日常の感覚と一致させる目的で、システムを起動する
と、直ちにアルバム名を入力させアルバムウインドウが
開けられるようにしたが、第2実施例では、先ず、メニ
ュー選択を促すようになっている。具体的には、表示装
置4aの画面上段に『アルバム』、『メモリーカー
ド』、『編集』、『設定』、『アドレス帳』、『アドレ
ス帳作成』の表示がなされ、これらを選択することによ
り、各メニューに入ることができる。
【0040】アルバムメニューを選択すると、『開
く』、『閉じる』、『検索』、『印刷』、『システム終
了』が表示される。『開く』を選択すると、図5に示す
第1実施例のものに加え、『縮小画像データの生成』、
『印刷』、『テレビ出力』の各機能ボタンを持ったアル
バムウインドウが表示される。本システムは、デジタル
スチルカメラ1とメモリーカード2と画像読取装置3を
通じて画像データを取り込む際に、利用者に画像データ
の圧縮/伸長に関する煩雑さを意識させないように、自
動的にネガ画面、フォト画面、送信先画面、送信元画面
の表示用の縮小画像データ(1画像約1.5KB)への
圧縮を行うようにしている。『縮小画像データの生成』
の機能ボタンを選択すると、本システム以外の周辺機器
を用いて取り込まれた画像データについても圧縮/伸長
器4cでフォト画面表示用の縮小画像データに圧縮する
ことができる。これにより、フォト画面として表示され
ていなかった本システム外部から入力された画像データ
についても一覧表示が可能となる。『印刷』の機能ボタ
ンを選択すると、このアルバムウインドウ内のフォト画
面を印刷することができる。なお、これについてはさら
に詳しく後述する。一覧表示されているフォト画面のう
ちいずれかを選択して『テレビ出力』の機能ボタンを選
択すると、この画像データがテレビ受像機に表示可能な
ビデオ信号に変換され、外部に接続されたテレビ画面に
表示されるようになっている。
【0041】さらに、アルバムウィンドウ内のフォト画
面をマウスのダブルクリックによってフォト詳細ダイア
ログを表示させた時、文字データ表示領域にフォト画面
の画像データに付随する文字データを入力することがで
きるようになっているが、文字データ表示領域に所定の
マウス操作(ダブルクリック)をすると、後述するキー
ワードダイアログが表示されるので、ここからキーワー
ドを選択して文字データとして入力することができるよ
うになっている。さらに、フォト詳細ダイアログには
『印刷』の機能ボタンが追加されており、これを選択す
ると、ここで表示されているフォト画面の詳細表示画像
の印刷が実行できるようになっている。上記同様に印刷
については後述する。また、フォト画面の詳細表示画像
に所定のマウス操作(ダブルクリック)を行うと、制御
・処理装置4d内部に設けられた一時保存領域に画像デ
ータが一時保存できるようになっている。
【0042】さらに、第1実施例では、アルバムからア
ルバムへ写真を張り替えるという日常的感覚に一致させ
る目的で、アルバムウインドウから他のアルバムウィン
ドウへはマウスのドラッグ&ドロップ操作により移動の
み可能とし、敢えて複写はできないようにした。第2実
施例では、移動に加え複写も可能なものとしており、そ
の際の操作は、マウスのドラッグ&ドロップ操作時に別
途の所定キーを同時に押すようにしている。このよう
に、複写操作を移動操作よりもワンステップ複雑なもの
にしたのは、写真を張り替えるのは簡単であるが、写真
を複写するためには別途に焼増しをする必要があるとい
う日常的感覚と一致させるためである。すなわち、機能
が増えることに伴い増大する利用者の混乱を極力減らせ
るようになっている。
【0043】アルバムメニューから『検索』を選択する
と、検索条件設定を促す検索ダイアログが表示される。
検索データを入力する領域に、文字データを直接入力す
るか、マウスのダブルクリック操作によってキーワード
ダイアログを表示させて前述のようにキーワードを選択
して文字データを入力し、検索範囲(ハードディスクか
CD−ROMか光磁気ディスクかフロッピーディスク
か、画像データ形式は何かなど)を決めて検索実行ボタ
ンを選択すると、検索された画像データのフォト画面で
一覧表示された『検索結果ウインドウ』表示される。検
索結果ウインドウ内では、上述したアルバムウインドウ
内における『新規アルバム作成』を除いた他は全く同様
の機能操作が可能である。すなわち、フォト画面の名称
のような文字データの羅列で検索結果を表示せずに、フ
ォト画面の一覧表示で検索結果を示すようにしているの
で、画像データの取扱いが視覚的に行えるようになって
いる。
【0044】アルバムメニューから『印刷』を選択する
と、印刷条件設定を促す印刷ダイアログが表示される。
ここで必要に応じて、プリンタ・用紙サイズ設定や、印
刷を行う元の画像データを、圧縮標準画像データから行
うか、縮小画像データから行うかを決定し、さらに印刷
画像を縦横に画像データの名称と共にタイル状に配列す
るか、印刷画像を縦一列とし、各印刷画像の横に画像デ
ータの全ての付随文字データを対応させてライン状に配
列するかを決定する。そして、印刷する対象となるウイ
ンドウを選択した後、印刷実行させると、ウインドウ内
のフォト画面又はネガ画面が自動的に配列された状態で
印刷されるようになっている。また、フォト詳細ダイア
ログ又はネガ詳細ダイアログを選択して印刷実行したと
きには、そのフォト画面又はネガ画面の詳細印刷が行わ
れる。すなわち、画像データの印刷に際しても必要最低
限の操作によって行えるようにしており、利用者の混乱
を極力抑えている。
【0045】メモリーカードメニューを選択すると、
『開く』、『閉じる』、『カード一括登録』が示され
る。『開く』を選択した場合にメモリーカードウインド
ウが開くが、これについてはアルバムウインドウとほぼ
同様なので説明を省略する。『カード一括登録』を選択
すると、メモリーカード内の全てのネガ画面に対応する
画像データを、選択したアルバムウインドウ内に順次複
写し、自動的に連番をつけるようになっている。あたか
も写真を取って現像した後、全てを一枚ずつ焼付けると
いう感覚で、ネガ画面をフォト画面にすることができ
る。
【0046】編集メニューでは、制御・処理装置4d内
に設けられた一時保存領域に画像データや文字データを
コピー(複写)、カット(移動)し、所望の位置にペー
スト(挿入)したり、一時保存された画像データをクリ
ア(消去)でき、画像や文字の編集に用いられる。設定
メニューでは、検索にも使用される画像データに付随し
た文字データの項目名を変更したり、上述した『メモリ
ーカード一括登録』を実行する際、連番の前に付与され
る共通の名称を設定したり、検索データ又は画像データ
に付随した文字データを入力する際に利用されるキーワ
ードを記憶装置4b内のキーワード保存領域に予め設定
しておいたり、システムの起動時に自動的に所望のアル
バムウインドウが開くように設定することができるよう
になっている。アドレス帳メニュー及びアドレス帳作成
メニューについては、第1実施例と同一であるので説明
を省略する。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、デジタル
電子スチルカメラの特性を生かして、あたかも、使用者
がカメラで写真をとり、ネガを現像・焼付けし、写真ア
ルバムに写真を貼りつけ、必要に応じて複数の写真アル
バムに分けたり、また他の写真アルバムに貼り替えたり
しながら分類・整理をし、眺めて楽しむといった写真に
関連する日常の取扱いと視覚的感覚的に全く一致するよ
うに操作するようになっているので、特別な専門知識の
ない者や未熟な者でも容易に画像データをファイリング
できる。そして、頭に思い浮かべた特定の人物(又は場
所)の住所や電話番号を調べ、気に入った写真を選択し
て送るという写真を送る際の日常的感覚と全く一致した
操作を実現していので、やはり、特別な専門知識のない
者や未熟な者でも容易に画像データの通信操作を行うこ
とができるうえ、受信時にも送信元の画面が表示される
ので誰(どこ)から送られてきたのか視覚的に知ること
ができる。さらに、画像データファイリングに要求され
るさまざまな処理機能も日常的感覚と一致するように付
加しているので、多種の機能を有しているにも拘らず、
利用者に混乱を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1実施例のシステム構成図で
ある。
【図2】第1実施例の画像処理部における操作フローの
概略を示す図である。
【図3】第1実施例の画像処理部における操作フローの
概略を示す図である。
【図4】第1実施例の画像処理部における操作フローの
概略を示す図である。
【図5】第1実施例のアルバムウィンドウを示す図であ
る。
【図6】第1実施例のメモリーカードウィンドウを示す
図である。
【図7】第1実施例のアドレス帳ウィンドウを示す図で
ある。
【図8】第1実施例の送信先確認表示画面を示す図であ
る。
【図9】第2実施例の画像処理部における操作フローの
概略を示す図である。
【図10】第2実施例の画像処理部における操作フロー
の概略を示す図である。
【図11】第2実施例の画像処理部における操作フロー
の概略を示す図である。
【符号の説明】
1 デジタル電子スチルカメラ 2 外部メモリ 3 画像読取装置 4 画像データ処理手段 4a 表示装置 4b 記憶装置 4c 圧縮/伸長器 4d 制御・処理装置 5 通信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/78 B 5/765 5/781 7734−5C H04N 5/781 510 F

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号をデジタル化された画像データ
    として外部メモリに記録するデジタル電子スチルカメラ
    と、該外部メモリに記録された画像データを読み取る画
    像読取手段と、画像データを画面表示する表示装置及び
    画像データを保存する記憶装置及び画像データを圧縮し
    て縮小画像データを作る圧縮/伸長器とを有する画像デ
    ータ処理手段と、画像データの送受信を行う通信手段と
    からなる通信機能を持つ画像データのファイリングシス
    テムであって、 前記外部メモリに記録された複数の画像データにそれぞ
    れ対応する縮小画像データをネガフイルムのコマ状の枠
    取りがされたネガ画面として前記表示装置に一覧表示
    し、前記記憶装置の画像データの保存領域をアルバムと
    して表示し、該保存領域に保存された複数の画像データ
    にそれぞれ対応する縮小画像データをアルバムに貼られ
    たフォト画面として前記表示手段に一覧表示し、ネガ画
    面またはフォト画面を選択してこれに対応する画像デー
    タを前記記録装置に対して複写・削除することによっ
    て、画像データの分類・整理・表示を行うことを特徴と
    する通信機能を持つ画像データのファイリングシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 記憶装置の画像データの保存領域は階層
    構造をなし、フォト画面として一覧表示された画像デー
    タより下位階層の保存領域を写真アルバムの図案として
    前記フォト画面と共に一覧表示し、該図案を選択するこ
    とにより前記下位階層の保存領域にある画像データのフ
    ォト画面とさらに下位階層の保存領域を示す写真アルバ
    ムの図案とを一覧表示する請求項1記載の通信機能を持
    つ画像データのファイリングシステム。
  3. 【請求項3】 記憶装置内には、送信先文字データとこ
    れに対応する縮小画像データが保存されたアドレス帳保
    存領域が設けられ、このアドレス帳保存領域内の縮小画
    像データをアドレス帳の中の送信先画面として表示装置
    に一覧表示し、ネガ画面又はフォト画面を選択し送信先
    画面を選択することによってこのネガ画面又はフォト画
    面用の縮小画像データとこれに対応する画像データとを
    送信するようにしてなる請求項1又は請求項2記載の通
    信機能を持つ画像データのファイリングシステム。
  4. 【請求項4】 ネガ画面又はフォト画面用の縮小画像デ
    ータとこれに対応する画像データとの送信時に、あらか
    じめ保存された送信元を示す送信元画面用の縮小画像デ
    ータをも共に送信する請求項3記載の通信機能を持つ画
    像データのファイリングシステム。
  5. 【請求項5】 フォト画面を選択して行うアルバム間で
    の画像データの複写操作は、移動操作より煩雑な操作と
    したものである請求項1〜4のいずれか一項に記載の通
    信機能を持つ画像データのファイリングシステム。
  6. 【請求項6】 フォト画面の画像データと共に予め保存
    される文字データに基づき、画像データの検索を行い、
    抽出された画像データに対応するフォト画面を一覧表示
    して検索結果を示す請求項1〜5のいずれか一項に記載
    の通信機能を持つ画像データのファイリングシステム。
JP6137535A 1994-03-17 1994-06-20 通信機能を持つ画像データのファイリングシステム Pending JPH07306933A (ja)

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