JP3680813B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、読み取った原稿の画像情報を記憶する際のデータの割り当て技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、デジタルカメラ等で撮影されたり、パーソナルコンピュータ(PC)等で作成された画像データを記憶したコンパクトフラッシュ(R)、スマートメディア(R)といった記憶媒体を装着可能なスロットを有し、そのスロットに装着された記憶媒体から読み出した画像データを印刷できるようなプリンタが知られている。さらに、そのようなプリンタと原稿読取を可能とする原稿読取装置とを組み合わせた多機能プリンタと呼ばれるものもある。さらに、ファクシミリ機能を有するものもある。このような装置においては、原稿の画像をスロットに装着されている記憶媒体に対してPCからアクセスできるようにし、その後、多機能プリンタの有する原稿読取装置で原稿を読み取り、デジタルデータとして一旦PCに取り込み、PCから適切なファイル名称を付与して記憶媒体に書き込むという手順が必要であった。
【0003】
しかしながら、PCと接続しない多機能プリンタのみの状態においては、直接書き込めないというのは不便であることから、多機能プリンタで原稿を読み取って、直接記憶媒体に記憶させることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、多機能プリンタにおいては、通常はPCのようなキーボードが付属することはなく、せいぜいテンキーや、機能を指定するためのファンクションキーといった限られたキーしか存在しないため、ファクシミリ機能を有する多機能プリンタでは、多くの場合、テンキーにアルファベットを割り当てて、キーを押す回数で切り換えて入力するようになっており、アルファベット、カタカナ等を使って名称等を入力することはかなり面倒な作業が必要とされる。従って、読み取った画像をスロットに挿入された記憶媒体に直接記憶させる場合には、毎回ユーザがこのような作業を行って名称を入力する必要がないように、日付や連番等の名称が使われると思われる。しかし、ユーザが名称入力を意識しないので、逆に、どんな内容なのかを後から判断する事ができなくなるという問題点がある。つまり、毎回ファイル名称を入力させても、通常はファイル名称を入力しないようにしても、どちらも問題が発生するのである。そこで、本発明では、少ないキーであっても、読み取った原稿を簡単にユーザの指定通りに記憶できる多機能プリンタとして機能する通信装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0006】
本発明の通信装置(1)は、原稿画像を所定の画像データに変換して通信回線を通して伝送可能な通信手段(20)を備える通信装置において、原稿画像に対する処理として、外部記憶媒体装着手段(15)に着脱可能に装着される外部記憶媒体(15a)のフォルダ名を指定して画像データを記憶する記憶処理と、他の通信装置を指定して通信回線を通して画像データを送信する送信処理と、を含む複数の処理のうち、何れか一つの処理を指定可能な指定手段と、原稿画像を読み取り、指定手段により指定された処理に応じた所定の画像データに変換するための原稿読取手段(10)と、指定手段により記憶処理が指定されたときは、当該記憶処理に応じて原稿読取手段により得られる画像データである記憶用画像データを指定手段により指定されたフォルダ名からなるフォルダに記憶し、指定手段により送信処理が指定されたときは、当該送信処理に応じて原稿読取手段により得られる画像データである送信用画像データを通信手段により通信回線を通して他の通信装置へ送信させるための制御手段(30)と、を備えている。
【0007】
この発明によれば、ユーザの指定に基づいて、原稿を画像データに変換するとともに、変換した画像データを所定の場所(フォルダ毎)に記憶することができる。また、この発明によれば、読み取った原稿を容易にユーザの指定通りに処理することができる。
【0008】
また、外部記憶媒体装着手段に装着される外部記憶媒体にフォルダを生成するためのフォルダ生成手段を備えていてもよい。更に、フォルダ生成手段によって生成されるフォルダは、指定手段により指定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが生成されるようにしてもよい。
【0009】
この発明によれば、外部記憶媒体にユーザが指定するフォルダ名からなるフォルダが存在していなくても、ユーザが指定するフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを生成することができる。また、このように画像データをフォルダ毎に記憶することができるので、データの管理が容易であるとともに、読み取られた画像データ(原稿)を整理できる。
【0010】
また、指定手段は、予め短縮ダイヤルの番号に対応づけて指定するフォルダ名を登録するための登録手段と、短縮ダイヤルの指定により前記登録手段に登録されたフォルダ名を特定するための特定手段と、を備えていてもよい。
【0011】
この発明によれば、短縮ダイヤルにより特定のフォルダ名からなるフォルダを指定できるので、記憶場所(フォルダ名)の指定操作が容易になる。
【0012】
また、短縮ダイヤルには、前記フォルダに加え、短縮ダイヤルの番号に対応づけて少なくともFAX番号と、e−mailアドレス番号と、の情報のいずれかが登録されていてもよい。
【0013】
この発明によれば、短縮ダイヤルに処理形式(指定したFAX番号やe−mailアドレス番号への送信処理、及び記憶処理)の異なる情報を登録できる。また、登録により、送信場所や記憶場所の指定操作が容易になる
また、短縮ダイヤルはワンタッチキーを含むようにしてもよい。
【0014】
この発明によれば、ワンタッチキーであれば、一つのボタンを押すことにより、ユーザが指定する処理を指定することができる。
【0015】
また、短縮ダイヤルは複数のキーの組み合わせによるスピードダイヤルを含むようにしてもよい。
【0016】
この発明によれば、スピードダイヤルであれば、少ないボタン操作で、ユーザが指定する処理を指定することができる。
【0017】
また、指定手段は、短縮ダイヤルに登録されている少なくともFAX番号と、e−mailアドレス番号と、フォルダ名と、の情報のいずれであるかを判断するための情報判断手段を備えていてもよい。
【0018】
この発明によれば、ユーザが指定する短縮ダイヤルに対応する処理形式(FAX送信処理であるか、e−mail送信処理であるか、記憶処理であるか)を特定することができる。
【0019】
また、情報判断手段の結果に基づいて指定手段により指定されたフォルダ名からなるフォルダに前記記憶用画像データを記憶するための制御手段を備えていてもよい。
【0020】
この発明によれば、例えば、指定された短縮ダイヤルに登録されている情報がフォルダ名であればそのフォルダ名からなる(外部記憶媒体の)フォルダに画像データを記憶することができる。
【0021】
また、情報判断手段の結果に基づいて通信手段(20)により送信用画像データを送信するための制御手段を備えていてもよい。
【0022】
この発明によれば、例えば、指定された短縮ダイヤルに登録されている情報がFAX番号又はe−mailアドレス番号であれば、通信部によりその番号に画像データを送信することができる。
【0023】
また、原稿読取手段により得られる記憶用画像データを通信装置の内部に記憶するための内部記憶手段(25)と、外部記憶媒体が装着されているか否かを判断するための外部記憶媒体装着判断手段と、外部記憶媒体装着判断手段の判断結果に基づいて、内部記憶手段の指定手段により指定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダに前記記憶用画像データを記憶するための制御手段と、を備えていてもよい。
【0024】
この発明によれば、外部記憶媒体装着判断手段の判断結果により、例えば外部記憶媒体が外部記憶媒体装着部に装着されていない旨の判断がされた場合は、ユーザにより指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなる内部記憶手段のフォルダに画像データを記憶することができる。
【0025】
また、指定手段により指定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが内部記憶手段に存在しない場合において、指定手段により指定されるフォルダ名に従って指定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを内部記憶手段に生成するためのフォルダ生成手段を備えていてもよい。
【0026】
この発明によれば、内部記憶手段にユーザが指定するフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを生成することができる。
【0027】
また、内部記憶手段に記憶用画像データが記憶された後に、外部記憶媒体装着判断手段により外部記憶媒体が装着された旨の判断がされた場合において、内部記憶手段に記憶されている記憶用画像データを外部記憶媒体の前記内部記憶手段に記憶されている記憶用画像データを格納しているフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダに移動するための画像データ移動手段を備えていてもよい。
【0028】
この発明によれば、画像データを、内部記憶手段に記憶されている画像データを格納しているフォルダ名と同一名の外部記憶媒体のフォルダに移動(記憶)することができる。
【0029】
また、外部記憶媒体に内部記憶手段に存在するフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが存在しない場合において、内部記憶手段に記憶されている記憶用画像データを格納しているフォルダをフォルダ単位で外部記憶媒体に移動するためのフォルダ移動手段を備えていてもよい。
【0030】
この発明によれば、内部記憶部に記憶している画像データをフォルダごと(フォルダ単位で)外部記憶媒体に移動できるので、ユーザにより指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを外部記憶媒体に生成するとともにそのフォルダに画像データを記憶することができる。
【0031】
また、外部記憶媒体装着手段が複数存在する場合において、指定手段により指定されるフォルダ名を複数の外部記憶媒体装着手段に装着されている外部記憶媒体から検索するためのフォルダ名検索手段と、フォルダ名検索手段の検索結果に基づいて、指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダに記憶用画像データを記憶するための制御手段と、を備えていてもよい。
【0032】
この発明によれば、ユーザが指定するフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを複数の外部記憶媒体から検索し、検索された(外部記憶媒体の)フォルダに画像データを記憶することができる。
【0033】
また、前記フォルダ名検索手段により複数のフォルダ名が検索された場合において、前記検索されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるすべてのフォルダに記憶用画像データを記憶するための制御手段を備えていてもよい。
【0034】
この発明によれば、検索されたフォルダ(複数の外部記憶媒体)のすべてに画像データを記憶することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明である通信装置に係る実施の形態について詳細に説明する。
【0036】
図1は通信装置の構成図である。最初にこの通信装置の全体構成について説明する。
【0037】
この通信装置1は、原稿画像を所定の画像データに変換して通信回線を通して伝送可能な通信装置であって、ユーザが操作部5により指定した指示にしたがって、原稿を原稿読取部10により原稿データに変換し、その原稿データを所定の外部記憶媒体15aのフォルダに記憶したり、通信部20により他の通信装置にFAX送信又はe−mail送信したりするものである。
【0038】
呼称としての「フォルダ」は、OS(オペレーティングシステム)毎に意味や概念が異なることがあるが、ここではwindows(R)等で使用される様な、ある種類毎に分けられた「ファイルの入れ物」を指す。また、フォルダ内に更にフォルダを入れることにより階層構造にすることができる。よく似た概念として「ディレクトリ」と呼称されるものがあるが、本発明においては同義に扱われるものとする。
【0039】
この通信装置1は、指定手段としての操作部5と、原稿読取手段としての原稿読取部10と、外部記憶媒体装着手段としての外部記憶媒体装着部15と、通信手段としての通信部20と、内部記憶手段としての内部記憶部25と、制御手段としての制御部30と、を備える。
【0040】
操作部5は、原稿をどのように処理するかを決定するためのものである。この操作部5は、Scan To Pccキーと、ファンクションキーと、テンキーと、ワンタッチキーと、スピードダイヤルキーと、表示パネル(LCD)と、スタートキーと、等を備えている。テンキーは、0〜9までの番号からなる押しボタンスイッチであり、主として相手の電話番号等を指定する。また、ワンタッチキーやスピードダイヤルキーはいわゆる短縮ダイヤルである。
【0041】
Scan To Pccとは、ユーザが指定する原稿を予め設定された所定の原稿データに変換するとともに、所定の形式で外部記憶媒体15aに記憶処理する機能であり、Scan To Pccキーは、その処理の一連の制御/制御プログラムを実行するための押しボタンスイッチである。
【0042】
ファンクションキーは、例えば、短縮ダイヤルに情報を登録する等の機能を選択するための押しボタンスイッチである。
【0043】
ワンタッチキーは、例えば1〜9までの番号を備えた押しボタンスイッチを備えている。また、ワンタッチキーには、その1〜9までの各番号に対応づけて電話番号、FAX番号、e−mailアドレス番号、フォルダ名等の情報を登録することができる。また、ワンタッチキーは、該当する番号の押しボタンスイッチを指定するだけで、その該当する番号に対応づけられた情報を選択できる。
【0044】
スピードダイヤルキーは、スピードダイヤルキーを選択することを指定するための指定キーを備え、該当する番号と指定キーとの組み合わせによりキーを指定するものである。また、スピードダイヤルキーには、例えば、10〜99までの各番号に対応づけて電話番号、FAX番号、e−mailアドレス番号、フォルダ名等の情報を登録することができる。また、スピードダイヤルキーは、テンキーにより該当する番号と指定キーとを指定するだけで、該当する番号に対応づけられた情報を選択できる。
【0045】
表示パネルは、テンキーや、ワンタッチキーや、スピードダイヤルキーにより指定された番号等を表示するためのものである。例えば、LCD等により液晶表示される。
【0046】
原稿読取部10は、写真・文書・図形などの二次元画像を読み取り電気信号(所定の画像データ)に変換するためのものである。
【0047】
外部記憶媒体装着部15は、持ち運び可能(着脱可能)な外部記憶媒体15aを挿入し、その外部記憶媒体15aに画像データ等の書き込み、読込みをするためのものである。また、外部記憶媒体15aは画像データ等のデータを記憶するためのものである。具体的には、フロッピー(R)ディスク、コンパクトフラッシュ(R)、スマートメディア(R)、メモリスティック(R)等である。また、この外部記憶媒体15aには、ユーザから指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダに画像データが記憶される。
【0048】
通信部20は、主として有線通信網を介し、他の通信装置と画像データの送受信をおこなうFAX送受信部と、主としてコンピュータネットワークを介し、他の通信装置と画像データの送受信をおこなうe−mail送受信部と、を備える。通信部20において、FAX送受信部であるかe−mail送受信部であるかは、ユーザが指定する番号(短縮ダイヤル等)に対応して予め登録されているFAX番号又はe−mailアドレス番号により特定される。
【0049】
内部記憶部25は、画像データや取引先の番号等を記憶する。取引先の番号とは、ワンタッチキーやスピードダイヤルキー等の短縮ダイヤルに対応づけられた電話番号や、FAX番号や、e−mailアドレス番号である。
【0050】
制御部30は、通信装置1の全体あるいは一部の動作を制御するものである。この制御は、制御プログラムを読み出して実行される。また、制御プログラムは内部記憶部25に記憶されている。また、制御部30は種々の制御プログラムを備え、状況に応じてその制御プログラムを内部記憶部25から読み出して実行する。
【0051】
具体的には、指定手段においてフォルダ名を指定するためのフォルダ名指定プログラムや、フォルダ生成手段としてのフォルダ生成プログラムや、情報判断手段としての情報判断プログラムや、外部記憶媒体装着判断手段としての外部記憶媒体装着判断プログラムや、画像データ移動手段としての画像データ移動プログラムや、フォルダ移動手段としてのフォルダ移動プログラムや、フォルダ名検索手段としてのフォルダ名検索プログラムや、種々の制御手段としての制御プログラムを備えている。
【0052】
フォルダ名指定プログラムは、外部記憶媒体15aのフォルダ名を指定するためのプログラムである。また、このフォルダ名指定プログラムは、予め短縮ダイヤルの番号に対応づけて少なくともフォルダ名、FAX番号、e−mailアドレス番号等のいずれかの情報を登録するための登録手段としての登録プログラムと、短縮ダイヤルの番号を指定することにより前記登録プログラムにより登録された情報(フォルダ名、FAX番号、e−mailアドレス番号等)を特定するための特定手段としての特定プログラムと、を備えている。
【0053】
また、このフォルダ名指定プログラムの実行により指定されたフォルダ名からなるフォルダに画像データを記憶するための制御手段としての制御プログラムを備えている。
【0054】
また、フォルダ生成プログラムは、フォルダ名指定プログラムが実行されて指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを外部記憶媒体15a、又は内部記憶部25に生成するためのプログラムである。
【0055】
また、情報判断プログラムは、短縮ダイヤルに登録されている情報が何であるか(FAX番号、e−mailアドレス番号、フォルダ名、の情報のいずれであるか)を判断するためのプログラムである。また、この情報判断プログラムの実行により判断された結果に基づいて、前記フォルダ名指定プログラムの実行により指定されるフォルダ名からなるフォルダに画像データを記憶するための制御手段としての制御プログラムを備えている。また、この情報判断プログラムの実行により判断された結果に基づいて、通信部により前記画像データを所定のFAX番号又はe−mailアドレス番号に送信するための制御手段としての制御プログラムを備えている。
【0056】
また、外部記憶媒体装着判断プログラムは、外部記憶媒体15aが外部記憶媒体装着部15に装着されているか否かを判断するためのプログラムである。また、この外部記憶媒体装着判断プログラムの実行により判断された結果に基づいて、内部記憶部25の前記フォルダ名指定プログラムの実行により指定されるフォルダ名からなるフォルダに画像データを記憶するための制御手段としての制御プログラムを備えている。
【0057】
また、画像データ移動プログラムは、内部記憶部25に記憶されている画像データを、その画像データが記憶されている内部記憶部25のフォルダ名と同一のフォルダ名からなる(外部記憶媒体15aの)フォルダに移動するためのプログラムである。
【0058】
また、フォルダ移動プログラムは、内部記憶部25に記憶されている画像データを格納しているフォルダをフォルダごと(フォルダ単位で)外部記憶媒体15aに移動するためのプログラムである。
【0059】
また、フォルダ名検索プログラムは、ユーザが指定手段により指定したフォルダ名を複数存在する外部記憶媒体装着部15aに挿入された外部記憶媒体15aから検索するためのプログラムである。また、前記フォルダ名検索プログラムの実行により検索された検索結果に基づいて、指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなる(外部記憶媒体15aの)フォルダに画像データを記憶するための制御手段としての制御プログラムを備えている。また、前記検索結果により複数のフォルダ名が検索された場合において、検索されたフォルダ名からなるすべての(外部記憶媒体15aの)フォルダに画像データを記憶するための制御手段としての制御プログラムを備えている。
【0060】
次に、図2〜図5を参照して、通信装置1における処理の動作について説明する。また、図2〜図5の処理は制御部30の制御により実行されるものである。なお、分かり易いように動作に対応する通信装置の番号を付記するがこれにより実施の形態が限定されるものではない。
【0061】
まず、図2を参照して、ユーザの指示に基づく原稿処理の流れについて説明する。図2は、本発明にかかる通信装置の原稿処理の流れを示すフローチャートである。
【0062】
まず、ステップS101では、原稿を原稿読取部10に載置する。
【0063】
次に、ステップS102では、ユーザがワンタッチキー又はスピードダイヤルキーを選択するか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS103に進み、否定されれば、ステップS141に進む。
【0064】
ステップS103では、ユーザが指定するワンタッチキー又はスピードダイヤルキーに予め登録されている情報がフォルダ名であるか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS104に進み、否定されれば、ステップS131に進む。
【0065】
ステップS104では、Scan To Pccキーを選択するか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS105に進み、否定されれば、ステップS102に戻る。
【0066】
次に、ステップS105では、メディアが存在するか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS106に進み、否定されれば、ステップS121に進む。
【0067】
ステップS106では、外部記憶媒体15aの内部に既にフォルダが有るか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS108に進み、否定されれば、ステップS107に進む。ステップS107では、外部記憶媒体15aの内部にフォルダを作成する。
【0068】
次に、ステップS108では前記フォルダに対応するファイル名を決定する。ファイル名は、特定文字列に連続番号が付加された形式(特定文字+連番)で作成する。
【0069】
次に、ステップS109では原稿を読み取り、ステップS110では外部記憶媒体15aの指定フォルダへ、ステップS108で決定したファイル名で記憶し、処理を終了する。
【0070】
一方、ステップS105において否定された場合は、ステップS121では、内部記憶部25に既にフォルダが有るか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS123に進み、否定されれば、ステップS122に進む。ステップS122では、内部記憶部25にフォルダを作成する。
【0071】
ステップS123では前記フォルダに対応するファイル名を決定する。ファイル名は、特定文字列に連続番号が付加された形式(特定文字+連番)で作成する。
【0072】
次に、ステップS124では原稿を読み取り、ステップS125では内部記憶部25の指定フォルダへ、ステップS123で決定したファイル名で記憶し、処理を終了する。
【0073】
また、ステップS103において否定された場合は、ステップS131では、ワンタッチダイヤル又はスピードダイヤルに対応して予め登録されている番号がFAX番号であるか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS132に進み、否定されれば、ステップS143に進む。
【0074】
次に、ステップS132では原稿を読み取り、ステップS133ではユーザにより指定されたワンタッチダイヤル又はスピードダイヤルに対応して予め登録されているFAX番号にステップS132で読み取った原稿データを送信し、処理を終了する。
【0075】
また、ステップS131において否定された場合は、ステップS143では、原稿を読み取り、ステップS144ではユーザにより指定されたワンタッチダイヤル又はスピードダイヤルに対応して予め登録されているe−mailアドレス番号にステップS143で読み取った原稿データを送信し、処理を終了する。
【0076】
また、ステップS102において否定された場合は、ステップS141ではユーザがテンキー等を用いて入力した情報がFAX番号であるか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS132に進み、否定されれば、ステップS142に進む。ステップS132では、原稿を読み取り、ステップS133ではユーザにより入力されたFAX番号にステップS132で読み取った原稿データを送信し、処理を終了する。
【0077】
また、ステップS141において否定された場合は、ステップS142ではユーザが入力した情報がe−mailアドレス番号であるか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS143に進み、否定されれば、ステップS151に進む。ステップS143では原稿を読み取り、ステップS144ではユーザにより入力されたe−mailアドレス番号にステップS143で読み取った原稿データを送信し、処理を終了する。
【0078】
また、ステップS142において否定された場合は、ステップS151では、ステップS101において原稿読取部10に載置された原稿をコピーするか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS152に進み、否定されれば、ステップS102に戻る。
【0079】
ステップS152では、原稿を読み取り、読み取った原稿データをコピー処理し、処理を終了する。
【0080】
以上に示すように本発明の通信装置1は、読み取った原稿を簡単にユーザの指定通りに処理(外部記憶媒体15aに保存したり、短縮ダイヤルに登録されている情報に基づいてユーザの指示によりFAX送信したり、e−mail送信したり、コピー処理したり)することができる。
【0081】
また、上記に示すように、ステップS104におけるScan To Pccでは、原稿読取部10により読み取られたデータは外部記憶媒体15aに記憶されるが、外部記憶媒体15aが外部記憶媒体装着部15に挿入されていない場合にあっては、ステップS121〜ステップS125の工程で示したように、内部記憶部25に読み取ったデータが記憶される。その場合、本発明の通信装置1は、外部記憶媒体装着部15に外部記憶媒体15aが挿入されると、その旨が制御部30により検知され、内部記憶部25に記憶されたデータを外部記憶媒体15aに移動する処理を行う。
【0082】
本処理について、図3を参照して内部記憶部に記憶されたデータを外部記憶媒体に移動する際の処理について説明する。図3はデータの移動処理の流れを示すフローチャートである。
【0083】
ステップS161では、制御部30は外部記憶媒体15aが外部記憶媒体装着部15に挿入されたか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS162に進み、否定されれば、外部記憶媒体15aが外部記憶媒体装着部15に挿入されるまで待機する。
【0084】
ステップS162では、内部記憶部25にフォルダが有るか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS163に進み、否定されれば、処理を終了する。
【0085】
ステップS163では、外部記憶媒体15aに内部記憶部25に存在するフォルダと同じフォルダ名から構成されるフォルダが存在するか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS165に進み、否定されれば、ステップS164に進む。ステップS164では、外部記憶媒体15aに内部記憶部25に存在するフォルダと同一のフォルダ名から構成されるフォルダを作成する。
【0086】
次に、ステップS165では、内部記憶部25から外部記憶媒体15aにファイルを移動する。
【0087】
次に、ステップS166では、内部記憶部25に存在するファイル全てが移動されたか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS166に進み、否定されれば、ステップS165に戻る。
【0088】
最後に、ステップS167では、内部記憶部25に存在するフォルダを消去し、処理を終了する。
【0089】
以上に示すように、本通信装置1は、読み取った原稿を外部記憶媒体15aに記憶する際に、外部記憶媒体15aが装着されていなくても、一度データを内部記憶部25に記憶し、外部記憶媒体15aが外部記憶媒体装着部15に装着されたら、内部記憶部25から外部記憶媒体15aにデータを移動するようにしているので、たとえ、外部記憶媒体15aを装着し忘れても、外部記憶媒体15aを外部記憶媒体装着部15に装着した際に、外部記憶媒体15aにデータを格納(記憶)することができる。また、データは内部記憶部25に記憶されているフォルダと同一のフォルダ名から構成される外部記憶媒体15aのフォルダに記憶される。
【0090】
また、作成されたフォルダ及び予め作成されているフォルダにパスワード機能をもたせ、フォルダを使用できるユーザを限定できるようにしてもよい。即ち、パスワードにより使用できるフォルダが決定する。また、これにより、自分だけしか使用できないフォルダと、誰でもが使用できるフォルダと、一定の条件を備えているユーザしか使用できないフォルダと、に区分けすることもできる。
【0091】
また、外部記憶媒体15aにフォルダと対応づけられたデータが記録されている場合、フォルダと短縮ダイヤルの番号を対応づけてやり、操作の簡易化を図ってもよい。
【0092】
例えば、外部記憶媒体15aを読み込むことにより、特定のフォルダと、短縮ダイヤル番号との対応付けを示す表示を表示パネルに表示し、短縮ダイヤルへの操作で暫定的に書き換えフォルダが指定できるようにしてもよい。
【0093】
また、外部記憶媒体15aにフォルダに対応づけられたID番号を付しておき、内部記憶部25にID番号とフォルダとの対応関係を示すテーブルを格納しておいてもよい。この場合には、外部記憶媒体装着部15に挿入された外部記憶媒体15aからID番号を読取り、上記テーブルを参照することにより外部記憶媒体15aに記録されたデータと対応づけられたフォルダを特定することができるようにしてもよい。
【0094】
また、ワンタッチキーやスピードダイヤルキーの番号に対応づけてFAX番号、e−mailアドレス番号、フォルダ名等の情報を登録する方法について図4を参照して説明する。図4は、指定するワンタッチキーの番号に対応づけて情報を登録する処理過程を示すフローチャートである。
【0095】
まず、操作部5のファンクションキーにより指定するワンタッチキーの番号の登録をするための情報選択画面を選択する(ステップS201)。この選択により操作部5の表示部には登録に係る案内表示がされる。次に、その案内表示に基づいて、ワンタッチキーの番号を指定するとともに、その番号に対応づける種別(FAX番号、e−mailアドレス番号、ファイル名)を選択、又は入力する(ステップS202)。次に、設定した情報が表示部に表示される。その設定情報に変更がある場合には、テンキー等により編集する(ステップS203)。最後に、表示部に表示される案内表示に基づいて、設定した情報を登録し(ステップS204)、処理を終了する。
【0096】
具体的には、例えば、指定するワンタッチキーの番号「5」にe−mailアドレス番号を登録する場合は、ファンクションキーにより指定するワンタッチキーの番号を登録するための情報選択画面を選択し、表示部に表示される登録案内に従って、ワンタッチキーの番号「5」を指定する。また、指定したワンタッチキーの番号「5」に対応するようにe−mailアドレス番号を入力して登録する。また、この場合、ユーザが指定するワンタッチキーの番号「5」に他の情報(例えば、フォルダ名)を選択する場合には、ユーザが読み取らせた画像データを整理して扱うときに便利な名称、例えば「エイギョウセイセキヒョウ」、「ウリアゲニッポウ」等を入力する。この操作によりワンタッチキーの番号「5」にフォルダ名が登録されるので、ワンタッチキー「5」を指定し、Scan To Pccを実行すると、原稿読取部10により読み取った画像データを外部記憶媒体15aのフォルダ名からなるフォルダに記憶することができる。
【0097】
また、ワンタッチキーを登録せずに、画像データを記憶するためのフォルダのフォルダ名を指定することもできる。図5はフォルダ名を指定する処理過程を示すフローチャートである。
【0098】
まず、操作部5のファンクションキーによりフォルダを指定するためのフォルダ指定画面を選択する(ステップS301)。この選択により操作部5の表示部には登録に係る案内表示がされる。次に、その案内表示に基づいて、フォルダ名を指定(フォルダ名がデフォルトで設定されている場合にはフォルダ名を選択)、又は入力する(ステップS302)。次に、設定したフォルダ名が表示パネルに表示される。その設定情報に変更がある場合には、テンキー等により編集する(ステップS303)。最後に、その案内情報に基づいて、設定したフォルダ名を登録し(ステップS304)、処理を終了する。
【0099】
以上により、フォルダ名を登録後、Scan To Pccを実行すれば、原稿読取部10により読み取った画像データをフォルダ指定画面により指定したフォルダ名からなる外部記憶媒体15aのフォルダに記憶することができる。
【0100】
以上のように構成された通信装置1によれば、原稿画像に対する処理として、外部記憶媒体装着部15に着脱可能に装着される外部記憶媒体15aのフォルダ名を指定して画像データを記憶する記憶処理と、他の通信装置を指定して通信回線を通して画像データを送信する送信処理と、を含む複数の処理のうち、何れか一つの処理を指定可能な指定手段と、原稿画像を読み取り、前記指定手段により指定された処理に応じた所定の画像データに変換するための原稿読取部10と、前記指定手段により前記記憶処理が指定されたときは、当該記憶処理に応じて前記原稿読取部10により得られる前記画像データである記憶用画像データを前記指定手段により指定されたフォルダ名からなるフォルダに記憶し、前記指定手段により前記送信処理が指定されたときは、当該送信処理に応じて前記原稿読取部10により得られる前記画像データである送信用画像データを前記通信手段により前記通信回線を通して他の通信装置へ送信させるための制御部30と、を備えていることにより、ユーザの指定に基づいて、原稿を画像データに変換するとともに、変換した画像データを外部記憶媒体15aの所定の場所(フォルダ毎)に記憶することができる。また、読み取った原稿を容易にユーザの指定通りに処理することができる。
【0101】
また、外部記憶媒体装着部15に装着される外部記憶媒体15aにフォルダを生成するためのフォルダ生成手段を備えるとともに、フォルダ生成手段によって生成されるフォルダが指定手段により指定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが生成されるようにしてもよい。これにより、外部記憶媒体15aにユーザが指定するフォルダ名からなるフォルダが存在していなくても、ユーザが指定するフォルダ名からなるフォルダを生成することができる。
【0102】
また、指定手段は、予め短縮ダイヤルの番号に対応づけてフォルダ名を登録するための登録手段と、短縮ダイヤルの指定により前記登録手段により登録されたフォルダ名を特定するための特定手段と、を備えていることにより、短縮ダイヤルにより特定のフォルダ名からなるフォルダを指定できるので、記憶場所(フォルダ名)の指定操作が容易になる。
【0103】
また、短縮ダイヤルには、前記フォルダに加え、短縮ダイヤルの番号に対応づけて少なくともFAX番号と、e−mailアドレス番号と、の情報のいずれかが登録されることにより、短縮ダイヤルに処理形式の異なる情報を登録できる。
【0104】
また、指定手段は、短縮ダイヤルに登録されている少なくともFAX番号と、e−mailアドレス番号と、フォルダ名と、の情報のいずれであるかを判断するための情報判断手段を備えることにより、ユーザが指定する短縮ダイヤルに対応する処理形式(FAX送信処理であるか、e−mail送信処理であるか、記憶処理であるか)を特定することができる。
【0105】
また、情報判断手段の結果に基づいて指定手段により指定されたフォルダ名からなるフォルダに画像データを記憶するための制御手段を備えることにより、指定された短縮ダイヤルに登録されている情報がフォルダ名であればそのフォルダ名と同一名のフォルダに画像データを記憶することができる。
【0106】
また、情報判断手段の結果に基づいて通信手段により画像データを送信するための制御手段を備えることにより、指定された短縮ダイヤルに登録されている情報がFAX番号又はe−mailアドレス番号であれば、その番号に画像データを送信することができる。
【0107】
また、原稿読取部10により得られる画像データを通信装置1の内部に記憶するための内部記憶部25と、外部記憶媒体15aが装着されているか否かを判断するための外部記憶媒体装着判断手段と、外部記憶媒体装着判断手段の判断結果に基づいて、内部記憶部のフォルダ指定手段により指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダに画像データを記憶するための制御手段と、を備えることにより、外部記憶媒体装着判断手段の判断結果により外部記憶媒体15aが外部記憶媒体装着部15に装着されていない旨の判断がされた場合は、ユーザにより指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが存在する内部記憶部25に画像データを記憶することができる。
【0108】
また、指定手段により指定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが内部記憶部25に存在しない場合において、指定手段により指定されるフォルダ名に従って指定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを内部記憶部25に生成するためのフォルダ生成手段を備えることにより、内部記憶部25にユーザが指定するフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを生成することができる。
【0109】
また、内部記憶部25に画像データが記憶された後に、外部記憶媒体装着判断手段により外部記憶媒体15aが装着された旨の判断がされた場合において、内部記憶部25に記憶された画像データを外部記憶媒体15aの内部記憶部25に記憶されている画像データを格納しているフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダに移動するための画像データ移動手段を備えることにより、画像データを、内部記憶部25に記憶されている画像データを格納しているフォルダ名と同一名の外部記憶媒体15aのフォルダに移動(記憶)することができる。
【0110】
また、外部記憶媒体15aに内部記憶部25に存在するフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが存在しない場合において、内部記憶部25に記憶されている画像データを格納しているフォルダをフォルダ単位で外部記憶媒体15aに移動するための移動手段を備えることにより、内部記憶部25に記憶されている画像データをフォルダごと外部記憶媒体15aに移動できるので、ユーザにより指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを外部記憶媒体15aに生成するとともにそのフォルダに画像データを記憶することができる。
【0111】
また、外部記憶媒体装着部15が複数存在する場合において、指定手段により指定されたフォルダ名を複数の外部記憶媒体装着部15に装着されている外部記憶媒体15aから検索するためのフォルダ名検索手段と、フォルダ名検索手段の検索結果に基づいて、指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダに画像データを記憶するための制御手段と、を備えることにより、ユーザが指定するフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを複数の外部記憶媒体15aから検索し、検索されたフォルダに画像データを記憶することができる。
【0112】
また、フォルダ名検索手段により複数のフォルダ名が検索された場合において、検索されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるすべてのフォルダに画像データを記憶するための制御手段を備えることにより、検索されたフォルダ(複数の外部記憶媒体15aの該当フォルダ)のすべてに画像データを記憶することができる。
【0113】
【発明の効果】
以上に説明したように本発明に係る通信装置によれば、読み取った原稿画像を容易にユーザの指定通りに処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る通信装置の構成図である。
【図2】 本発明にかかる通信装置の原稿処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】 データの移動処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】 指定するワンタッチキーの番号に対応づけて情報を登録する処理過程を示すフローチャートである。
【図5】 フォルダ名を指定する処理過程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信装置
10 原稿読取部
15 外部記憶媒体装着部
15a外部記憶媒体
20 通信部
25 内部記憶部
30 制御部

Claims (16)

  1. 原稿画像を所定の画像データに変換して通信回線を通して伝送可能な通信手段を備える通信装置において、
    前記原稿画像に対する処理として、外部記憶媒体装着手段に着脱可能に装着される外部記憶媒体のフォルダ名を指定して画像データを記憶する記憶処理と、他の通信装置を指定して前記通信回線を通して画像データを送信する送信処理と、を含む複数の処理のうち、何れか一つの処理を指定可能な指定手段と、
    前記原稿画像を読み取り、前記指定手段により指定された処理に応じた所定の画像データに変換するための原稿読取手段と、
    前記指定手段により前記記憶処理が指定されたときは、当該記憶処理に応じて前記原稿読取手段により得られる前記画像データである記憶用画像データを前記指定手段により指定されたフォルダ名からなるフォルダに記憶し、前記指定手段により前記送信処理が指定されたときは、当該送信処理に応じて前記原稿読取手段により得られる画像データである送信用画像データを前記通信手段により前記通信回線を通して他の通信装置へ送信させるための制御手段と、
    を備えていることを特徴とする通信装置。
  2. 前記外部記憶媒体装着手段に装着される外部記憶媒体にフォルダを生成するためのフォルダ生成手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記フォルダ生成手段によって生成されるフォルダは、前記指定手段により指定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが生成されることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記指定手段は、予め短縮ダイヤルの番号に対応づけてフォルダ名を登録するための登録手段と、短縮ダイヤルの指定により前記登録手段に登録されたフォルダ名を特定するための特定手段と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記短縮ダイヤルには、前記フォルダ名に加え、前記短縮ダイヤルの番号に対応づけて少なくともFAX番号と、e−mailアドレス番号と、の情報のいずれかが登録されていることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記短縮ダイヤルはワンタッチキーを含むことを特徴とする請求項4、又は5に記載の通信装置。
  7. 前記短縮ダイヤルは複数のキーの組み合わせによるスピードダイヤルを含むことを特徴とする請求項4、又は5に記載の通信装置。
  8. 前記指定手段は、前記短縮ダイヤルに登録されている少なくともFAX番号と、e−mailアドレス番号と、フォルダ名と、の情報のいずれであるかを判断するための情報判断手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  9. 前記情報判断手段の結果に基づいて前記指定手段により指定されたフォルダ名からなるフォルダに前記記憶用画像データを記憶するための制御手段を備えていることを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 前記情報判断手段の結果に基づいて前記通信手段により前記送信用画像データを送信するための制御手段を備えていることを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  11. 前記原稿読取手段により得られる記憶用画像データを前記通信装置の内部に記憶するための内部記憶手段と、
    前記外部記憶媒体が装着されているか否かを判断するための外部記憶媒体装着判断手段と、
    前記外部記憶媒体装着判断手段の判断結果に基づいて、前記内部記憶手段の前記指定手段により指定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダに前記記憶用画像データを記憶するための制御手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  12. 前記指定手段により指定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが内部記憶手段に存在しない場合において、前記指定手段により指定されるフォルダ名に従って前記指定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを前記内部記憶手段に生成するためのフォルダ生成手段を備えていることを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  13. 前記内部記憶手段に前記記憶用画像データが記憶された後に、前記外部記憶媒体装着判断手段により外部記憶媒体が装着された旨の判断がされた場合において、前記内部記憶手段に記憶されている記憶用画像データを前記外部記憶媒体の前記内部記憶手段に記憶されている画像データを格納しているフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダに移動するための記憶用画像データ移動手段を備えていることを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  14. 前記外部記憶媒体に前記内部記憶手段に存在するフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが存在しない場合において、前記内部記憶手段に記憶されている前記記憶用画像データを格納しているフォルダをフォルダ単位で前記外部記憶媒体に移動するためのフォルダ移動手段を備えていることを特徴とする請求項13に記載の通信装置。
  15. 前記外部記憶媒体装着手段が複数存在する場合において、
    前記指定手段により指定されるフォルダ名を前記複数の外部記憶媒体装着手段に装着されている外部記憶媒体から検索するためのフォルダ名検索手段と、
    前記フォルダ名検索手段の検索結果に基づいて、前記指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダに前記記憶用画像データを記憶するための制御手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  16. 前記フォルダ名検索手段により複数のフォルダ名が検索された場合において、前記検索されたフォルダ名からなるすべてのフォルダに前記記憶用画像データを記憶するための制御手段を備えていることを特徴とする請求項15に記載の通信装置。
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