JP2003319104A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2003319104A
JP2003319104A JP2002123961A JP2002123961A JP2003319104A JP 2003319104 A JP2003319104 A JP 2003319104A JP 2002123961 A JP2002123961 A JP 2002123961A JP 2002123961 A JP2002123961 A JP 2002123961A JP 2003319104 A JP2003319104 A JP 2003319104A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、少ないキーであっても、読み取っ
た原稿を簡単にユーザの指定通りに記憶できる多機能プ
リンタを提供する。 【解決手段】 本発明の通信装置1は、原稿画像を読み
取り所定の画像データに変換するための原稿読取手段1
0と、画像データを記憶するための外部記憶媒体15a
を着脱可能に装着するための外部記憶媒体装着手段15
と、外部記憶媒体装着手段15に装着された外部記憶媒
体15aのフォルダ名を指定するためのフォルダ名指定
手段と、前記フォルダ名指定手段により指定されたフォ
ルダ名からなるフォルダに前記画像データを記憶するた
めの制御手段30と、を備えている。また、外部記憶媒
体装着手段15に装着される外部記憶媒体15aにフォ
ルダを生成するためのフォルダ生成手段を備えていても
よい。また、フォルダ生成手段によって生成されるフォ
ルダは、フォルダ名指定手段により指定されるフォルダ
名と同一のフォルダ名からなるフォルダが生成されても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取った原稿の
画像情報を記憶する際のデータの割り当て技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、デジタルカメラ等で撮影され
たり、パーソナルコンピュータ(PC)等で作成された
画像データを記憶したコンパクトフラッシュ(R)、ス
マートメディア(R)といった記憶媒体を装着可能なス
ロットを有し、そのスロットに装着された記憶媒体から
読み出した画像データを印刷できるようなプリンタが知
られている。さらに、そのようなプリンタと原稿読取を
可能とする原稿読取装置とを組み合わせた多機能プリン
タと呼ばれるものもある。さらに、ファクシミリ機能を
有するものもある。このような装置においては、原稿の
画像をスロットに装着されている記憶媒体に対してPC
からアクセスできるようにし、その後、多機能プリンタ
の有する原稿読取装置で原稿を読み取り、デジタルデー
タとして一旦PCに取り込み、PCから適切なファイル
名称を付与して記憶媒体に書き込むという手順が必要で
あった。
【0003】しかしながら、PCと接続しない多機能プ
リンタのみの状態においては、直接書き込めないという
のは不便であることから、多機能プリンタで原稿を読み
取って、直接記憶媒体に記憶させることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、多機能プリ
ンタにおいては、通常はPCのようなキーボードが付属
することはなく、せいぜいテンキーや、機能を指定する
ためのファンクションキーといった限られたキーしか存
在しないため、ファクシミリ機能を有する多機能プリン
タでは、多くの場合、テンキーにアルファベットを割り
当てて、キーを押す回数で切り換えて入力するようにな
っており、アルファベット、カタカナ等を使って名称等
を入力することはかなり面倒な作業が必要とされる。従
って、読み取った画像をスロットに挿入された記憶媒体
に直接記憶させる場合には、毎回ユーザがこのような作
業を行って名称を入力する必要がないように、日付や連
番等の名称が使われると思われる。しかし、ユーザが名
称入力を意識しないので、逆に、どんな内容なのかを後
から判断する事ができなくなるという問題点がある。つ
まり、毎回ファイル名称を入力させても、通常はファイ
ル名称を入力しないようにしても、どちらも問題が発生
するのである。そこで、本発明では、少ないキーであっ
ても、読み取った原稿を簡単にユーザの指定通りに記憶
できる多機能プリンタとして機能する通信装置を提供す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0006】本発明の通信装置(1)は、原稿画像を所
定の画像データに変換して通信回線を通して伝送可能な
通信装置において、原稿画像を読み取り所定の画像デー
タに変換するための原稿読取手段(10)と、画像デー
タを記憶するための外部記憶媒体(15a)を着脱可能
に装着するための外部記憶媒体装着手段(15)と、外
部記憶媒体装着手段に装着された外部記憶媒体に存在す
るフォルダ名を指定するためのフォルダ名指定手段と、
フォルダ名指定手段により指定されたフォルダ名からな
るフォルダに前記画像データを記憶するための制御手段
(30)と、を備えている。
【0007】この発明によれば、ユーザの指定に基づい
て、原稿を画像データに変換するとともに、変換した画
像データを所定の場所(フォルダ毎)に記憶することが
できる。
【0008】また、外部記憶媒体装着手段に装着される
外部記憶媒体にフォルダを生成するためのフォルダ生成
手段を備えていてもよい。更に、フォルダ生成手段によ
って生成されるフォルダは、フォルダ名指定手段により
指定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォ
ルダが生成されるようにしてもよい。
【0009】この発明によれば、外部記憶媒体にユーザ
が指定するフォルダ名からなるフォルダが存在していな
くても、ユーザが指定するフォルダ名と同一のフォルダ
名からなるフォルダを生成することができる。また、こ
のように画像データをフォルダ毎に記憶することができ
るので、データの管理が容易であるとともに、読み取ら
れた画像データ(原稿)を整理できる。
【0010】また、フォルダ名指定手段は、予め短縮ダ
イヤルの番号に対応づけて指定するフォルダ名を登録す
るための登録手段と、短縮ダイヤルの指定により前記登
録手段に登録されたフォルダ名を特定するための特定手
段と、を備えていてもよい。
【0011】この発明によれば、短縮ダイヤルにより特
定のフォルダ名からなるフォルダを指定できるので、記
憶場所(フォルダ名)の指定操作が容易になる。
【0012】また、短縮ダイヤルには、前記フォルダに
加え、短縮ダイヤルの番号に対応づけて少なくともFA
X番号と、e−mailアドレス番号と、の情報のいず
れかが登録されていてもよい。
【0013】この発明によれば、短縮ダイヤルに処理形
式(指定したFAX番号やe−mailアドレス番号へ
の送信処理、及び記憶処理)の異なる情報を登録でき
る。また、登録により、送信場所や記憶場所の指定操作
が容易になるまた、短縮ダイヤルはワンタッチキーを含
むようにしてもよい。
【0014】この発明によれば、ワンタッチキーであれ
ば、一つのボタンを押すことにより、ユーザが指定する
処理を指定することができる。
【0015】また、短縮ダイヤルは複数のキーの組み合
わせによるスピードダイヤルを含むようにしてもよい。
【0016】この発明によれば、スピードダイヤルであ
れば、少ないボタン操作で、ユーザが指定する処理を指
定することができる。
【0017】また、短縮ダイヤルに登録されている少な
くともFAX番号と、e−mailアドレス番号と、フ
ォルダ名と、の情報のいずれであるかを判断するための
情報判断手段を備えていてもよい。
【0018】この発明によれば、ユーザが指定する短縮
ダイヤルに対応する処理形式(FAX送信処理である
か、e−mail送信処理であるか、記憶処理である
か)を特定することができる。
【0019】また、情報判断手段の結果に基づいてフォ
ルダ名指定手段により指定されたフォルダ名からなるフ
ォルダに前記画像データを記憶するための制御手段を備
えていてもよい。
【0020】この発明によれば、例えば、指定された短
縮ダイヤルに登録されている情報がフォルダ名であれば
そのフォルダ名からなる(外部記憶媒体の)フォルダに
画像データを記憶することができる。
【0021】また、情報判断手段の結果に基づいて通信
手段(20)により画像データを送信するための制御手
段を備えていてもよい。
【0022】この発明によれば、例えば、指定された短
縮ダイヤルに登録されている情報がFAX番号又はe−
mailアドレス番号であれば、通信部によりその番号
に画像データを送信することができる。
【0023】また、原稿読取手段により得られる画像デ
ータを通信装置の内部に記憶するための内部記憶手段
(25)と、外部記憶媒体が装着されているか否かを判
断するための外部記憶媒体装着判断手段と、外部記憶媒
体装着判断手段の判断結果に基づいて、内部記憶手段の
フォルダ名指定手段により指定されるフォルダ名と同一
のフォルダ名からなるフォルダに前記画像データを記憶
するための制御手段と、を備えていてもよい。
【0024】この発明によれば、外部記憶媒体装着判断
手段の判断結果により、例えば外部記憶媒体が外部記憶
媒体装着部に装着されていない旨の判断がされた場合
は、ユーザにより指定されたフォルダ名と同一のフォル
ダ名からなる内部記憶手段のフォルダに画像データを記
憶することができる。
【0025】また、フォルダ名指定手段により指定され
るフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが内
部記憶手段に存在しない場合において、フォルダ名指定
手段により指定されるフォルダ名に従って指定されるフ
ォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを内部記
憶手段に生成するためのフォルダ生成手段を備えていて
もよい。
【0026】この発明によれば、内部記憶手段にユーザ
が指定するフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォ
ルダを生成することができる。
【0027】また、内部記憶手段に画像データが記憶さ
れた後に、外部記憶媒体装着判断手段により外部記憶媒
体が装着された旨の判断がされた場合において、内部記
憶手段に記憶されている画像データを外部記憶媒体の前
記内部記憶手段に記憶されている画像データを格納して
いるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダに
移動するための画像データ移動手段を備えていてもよ
い。
【0028】この発明によれば、画像データを、内部記
憶手段に記憶されている画像データを格納しているフォ
ルダ名と同一名の外部記憶媒体のフォルダに移動(記
憶)することができる。
【0029】また、外部記憶媒体に内部記憶手段に存在
するフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが
存在しない場合において、内部記憶手段に記憶されてい
る画像データを格納しているフォルダをフォルダ単位で
外部記憶媒体に移動するためのフォルダ移動手段を備え
ていてもよい。
【0030】この発明によれば、内部記憶部に記憶して
いる画像データをフォルダごと(フォルダ単位で)外部
記憶媒体に移動できるので、ユーザにより指定されたフ
ォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを外部記
憶媒体に生成するとともにそのフォルダに画像データを
記憶することができる。
【0031】また、外部記憶媒体装着手段が複数存在す
る場合において、フォルダ名指定手段により指定される
フォルダ名を複数の外部記憶媒体装着手段に装着されて
いる外部記憶媒体から検索するためのフォルダ名検索手
段と、フォルダ名検索手段の検索結果に基づいて、指定
されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダ
に画像データを記憶するための制御手段と、を備えてい
てもよい。
【0032】この発明によれば、ユーザが指定するフォ
ルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを複数の外
部記憶媒体から検索し、検索された(外部記憶媒体の)
フォルダに画像データを記憶することができる。
【0033】また、前記フォルダ名検索手段により複数
のフォルダ名が検索された場合において、前記検索され
たフォルダ名と同一のフォルダ名からなるすべてのフォ
ルダに画像データを記憶するための制御手段を備えてい
てもよい。
【0034】この発明によれば、検索されたフォルダ
(複数の外部記憶媒体)のすべてに画像データを記憶す
ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明である通信装置に係
る実施の形態について詳細に説明する。
【0036】図1は通信装置の構成図である。最初にこ
の通信装置の全体構成について説明する。
【0037】この通信装置1は、原稿画像を所定の画像
データに変換して通信回線を通して伝送可能な通信装置
であって、ユーザが操作部5により指定した指示にした
がって、原稿を原稿読取部10により原稿データに変換
し、その原稿データを所定の外部記憶媒体15aのフォ
ルダに記憶したり、通信部20により他の通信装置にF
AX送信又はe−mail送信したりするものである。
【0038】呼称としての「フォルダ」は、OS(オペ
レーティングシステム)毎に意味や概念が異なることが
あるが、ここではwindows(R)等で使用される
様な、ある種類毎に分けられた「ファイルの入れ物」を
指す。また、フォルダ内に更にフォルダを入れることに
より階層構造にすることができる。よく似た概念として
「ディレクトリ」と呼称されるものがあるが、本発明に
おいては同義に扱われるものとする。
【0039】この通信装置1は、操作部5と、原稿読取
手段としての原稿読取部10と、外部記憶媒体装着手段
としての外部記憶媒体装着部15と、通信手段としての
通信部20と、内部記憶手段としての内部記憶部25
と、制御手段としての制御部30と、を備える。
【0040】操作部5は、原稿をどのように処理するか
を決定するためのものである。この操作部5は、Sca
n To Pccキーと、ファンクションキーと、テンキ
ーと、ワンタッチキーと、スピードダイヤルキーと、表
示パネル(LCD)と、スタートキーと、等を備えてい
る。テンキーは、0〜9までの番号からなる押しボタン
スイッチであり、主として相手の電話番号等を指定す
る。また、ワンタッチキーやスピードダイヤルキーはい
わゆる短縮ダイヤルである。
【0041】Scan To Pccとは、ユーザが指定
する原稿を予め設定された所定の原稿データに変換する
とともに、所定の形式で外部記憶媒体15aに記憶処理
する機能であり、Scan To Pccキーは、その処
理の一連の制御/制御プログラムを実行するための押し
ボタンスイッチである。
【0042】ファンクションキーは、例えば、短縮ダイ
ヤルに情報を登録する等の機能を選択するための押しボ
タンスイッチである。
【0043】ワンタッチキーは、例えば1〜9までの番
号を備えた押しボタンスイッチを備えている。また、ワ
ンタッチキーには、その1〜9までの各番号に対応づけ
て電話番号、FAX番号、e−mailアドレス番号、
フォルダ名等の情報を登録することができる。また、ワ
ンタッチキーは、該当する番号の押しボタンスイッチを
指定するだけで、その該当する番号に対応づけられた情
報を選択できる。
【0044】スピードダイヤルキーは、スピードダイヤ
ルキーを選択することを指定するための指定キーを備
え、該当する番号と指定キーとの組み合わせによりキー
を指定するものである。また、スピードダイヤルキーに
は、例えば、10〜99までの各番号に対応づけて電話
番号、FAX番号、e−mailアドレス番号、フォル
ダ名等の情報を登録することができる。また、スピード
ダイヤルキーは、テンキーにより該当する番号と指定キ
ーとを指定するだけで、該当する番号に対応づけられた
情報を選択できる。
【0045】表示パネルは、テンキーや、ワンタッチキ
ーや、スピードダイヤルキーにより指定された番号等を
表示するためのものである。例えば、LCD等により液
晶表示される。
【0046】原稿読取部10は、写真・文書・図形など
の二次元画像を読み取り電気信号(所定の画像データ)
に変換するためのものである。
【0047】外部記憶媒体装着部15は、持ち運び可能
(着脱可能)な外部記憶媒体15aを挿入し、その外部
記憶媒体15aに画像データ等の書き込み、読込みをす
るためのものである。また、外部記憶媒体15aは画像
データ等のデータを記憶するためのものである。具体的
には、フロッピー(R)ディスク、コンパクトフラッシ
ュ(R)、スマートメディア(R)、メモリスティック
(R)等である。また、この外部記憶媒体15aには、
ユーザから指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名か
らなるフォルダに画像データが記憶される。
【0048】通信部20は、主として有線通信網を介
し、他の通信装置と画像データの送受信をおこなうFA
X送受信部と、主としてコンピュータネットワークを介
し、他の通信装置と画像データの送受信をおこなうe−
mail送受信部と、を備える。通信部20において、
FAX送受信部であるかe−mail送受信部であるか
は、ユーザが指定する番号(短縮ダイヤル等)に対応し
て予め登録されているFAX番号又はe−mailアド
レス番号により特定される。
【0049】内部記憶部25は、画像データや取引先の
番号等を記憶する。取引先の番号とは、ワンタッチキー
やスピードダイヤルキー等の短縮ダイヤルに対応づけら
れた電話番号や、FAX番号や、e−mailアドレス
番号である。
【0050】制御部30は、通信装置1の全体あるいは
一部の動作を制御するものである。この制御は、制御プ
ログラムを読み出して実行される。また、制御プログラ
ムは内部記憶部25に記憶されている。また、制御部3
0は種々の制御プログラムを備え、状況に応じてその制
御プログラムを内部記憶部25から読み出して実行す
る。
【0051】具体的には、フォルダ名指定手段としての
フォルダ名指定プログラムや、フォルダ生成手段として
のフォルダ生成プログラムや、登録情報判断手段として
の登録情報判断プログラムや、外部記憶媒体装着判断手
段としての外部記憶媒体装着判断プログラムや、画像デ
ータ移動手段としての画像データ移動プログラムや、フ
ォルダ移動手段としてのフォルダ移動プログラムや、フ
ォルダ名検索手段としてのフォルダ名検索プログラム
や、種々の制御手段としての制御プログラムを備えてい
る。
【0052】フォルダ名指定プログラムは、外部記憶媒
体15aのフォルダ名を指定するためのプログラムであ
る。また、このフォルダ名指定プログラムは、予め短縮
ダイヤルの番号に対応づけて少なくともフォルダ名、F
AX番号、e−mailアドレス番号等のいずれかの情
報を登録するための登録手段としての登録プログラム
と、短縮ダイヤルの番号を指定することにより前記登録
プログラムにより登録された情報(フォルダ名、FAX
番号、e−mailアドレス番号等)を特定するための
特定手段としての特定プログラムと、を備えている。
【0053】また、このフォルダ名指定プログラムの実
行により指定されたフォルダ名からなるフォルダに画像
データを記憶するための制御手段としての制御プログラ
ムを備えている。
【0054】また、フォルダ生成プログラムは、フォル
ダ名指定プログラムが実行されて指定されたフォルダ名
と同一のフォルダ名からなるフォルダを外部記憶媒体1
5a、又は内部記憶部25に生成するためのプログラム
である。
【0055】また、登録情報判断プログラムは、短縮ダ
イヤルに登録されている情報が何であるか(FAX番
号、e−mailアドレス番号、フォルダ名、の情報の
いずれであるか)を判断するためのプログラムである。
また、この登録情報判断プログラムの実行により判断さ
れた結果に基づいて、前記フォルダ名指定プログラムの
実行により指定されるフォルダ名からなるフォルダに画
像データを記憶するための制御手段としての制御プログ
ラムを備えている。また、この登録情報判断プログラム
の実行により判断された結果に基づいて、通信部により
前記画像データを所定のFAX番号又はe−mailア
ドレス番号に送信するための制御手段としての制御プロ
グラムを備えている。
【0056】また、外部記憶媒体装着判断プログラム
は、外部記憶媒体15aが外部記憶媒体装着部15に装
着されているか否かを判断するためのプログラムであ
る。また、この外部記憶媒体装着判断プログラムの実行
により判断された結果に基づいて、内部記憶部25の前
記フォルダ名指定プログラムの実行により指定されるフ
ォルダ名からなるフォルダに画像データを記憶するため
の制御手段としての制御プログラムを備えている。
【0057】また、画像データ移動プログラムは、内部
記憶部25に記憶されている画像データを、その画像デ
ータが記憶されている内部記憶部25のフォルダ名と同
一のフォルダ名からなる(外部記憶媒体15aの)フォ
ルダに移動するためのプログラムである。
【0058】また、フォルダ移動プログラムは、内部記
憶部25に記憶されている画像データを格納しているフ
ォルダをフォルダごと(フォルダ単位で)外部記憶媒体
15aに移動するためのプログラムである。
【0059】また、フォルダ名検索プログラムは、ユー
ザがフォルダ名指定手段により指定したフォルダ名を複
数存在する外部記憶媒体装着部15aに挿入された外部
記憶媒体15aから検索するためのプログラムである。
また、前記フォルダ名検索プログラムの実行により検索
された検索結果に基づいて、指定されたフォルダ名と同
一のフォルダ名からなる(外部記憶媒体15aの)フォ
ルダに画像データを記憶するための制御手段としての制
御プログラムを備えている。また、前記検索結果により
複数のフォルダ名が検索された場合において、検索され
たフォルダ名からなるすべての(外部記憶媒体15a
の)フォルダに画像データを記憶するための制御手段と
しての制御プログラムを備えている。
【0060】次に、図2〜図5を参照して、通信装置1
における処理の動作について説明する。また、図2〜図
5の処理は制御部30の制御により実行されるものであ
る。なお、分かり易いように動作に対応する通信装置の
番号を付記するがこれにより実施の形態が限定されるも
のではない。
【0061】まず、図2を参照して、ユーザの指示に基
づく原稿処理の流れについて説明する。図2は、本発明
にかかる通信装置の原稿処理の流れを示すフローチャー
トである。
【0062】まず、ステップS101では、原稿を原稿
読取部10に載置する。
【0063】次に、ステップS102では、ユーザがワ
ンタッチキー又はスピードダイヤルキーを選択するか否
かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS1
03に進み、否定されれば、ステップS141に進む。
【0064】ステップS103では、ユーザが指定する
ワンタッチキー又はスピードダイヤルキーに予め登録さ
れている情報がフォルダ名であるか否かを判断する。こ
の判断が肯定されれば、ステップS104に進み、否定
されれば、ステップS131に進む。
【0065】ステップS104では、Scan To P
ccキーを選択するか否かを判断する。この判断が肯定
されれば、ステップS105に進み、否定されれば、ス
テップS102に戻る。
【0066】次に、ステップS105では、メディアが
存在するか否かを判断する。この判断が肯定されれば、
ステップS106に進み、否定されれば、ステップS1
21に進む。
【0067】ステップS106では、外部記憶媒体15
aの内部に既にフォルダが有るか否かを判断する。この
判断が肯定されれば、ステップS108に進み、否定さ
れれば、ステップS107に進む。ステップS107で
は、外部記憶媒体15aの内部にフォルダを作成する。
【0068】次に、ステップS108では前記フォルダ
に対応するファイル名を決定する。ファイル名は、特定
文字列に連続番号が付加された形式(特定文字+連番)
で作成する。
【0069】次に、ステップS109では原稿を読み取
り、ステップS110では外部記憶媒体15aの指定フ
ォルダへ、ステップS108で決定したファイル名で記
憶し、処理を終了する。
【0070】一方、ステップS105において否定され
た場合は、ステップS121では、内部記憶部25に既
にフォルダが有るか否かを判断する。この判断が肯定さ
れれば、ステップS123に進み、否定されれば、ステ
ップS122に進む。ステップS122では、内部記憶
部25にフォルダを作成する。
【0071】ステップS123では前記フォルダに対応
するファイル名を決定する。ファイル名は、特定文字列
に連続番号が付加された形式(特定文字+連番)で作成
する。
【0072】次に、ステップS124では原稿を読み取
り、ステップS125では内部記憶部25の指定フォル
ダへ、ステップS123で決定したファイル名で記憶
し、処理を終了する。
【0073】また、ステップS103において否定され
た場合は、ステップS131では、ワンタッチダイヤル
又はスピードダイヤルに対応して予め登録されている番
号がFAX番号であるか否かを判断する。この判断が肯
定されれば、ステップS132に進み、否定されれば、
ステップS143に進む。
【0074】次に、ステップS132では原稿を読み取
り、ステップS133ではユーザにより指定されたワン
タッチダイヤル又はスピードダイヤルに対応して予め登
録されているFAX番号にステップS132で読み取っ
た原稿データを送信し、処理を終了する。
【0075】また、ステップS131において否定され
た場合は、ステップS143では、原稿を読み取り、ス
テップS144ではユーザにより指定されたワンタッチ
ダイヤル又はスピードダイヤルに対応して予め登録され
ているe−mailアドレス番号にステップS143で
読み取った原稿データを送信し、処理を終了する。
【0076】また、ステップS102において否定され
た場合は、ステップS141ではユーザがテンキー等を
用いて入力した情報がFAX番号であるか否かを判断す
る。この判断が肯定されれば、ステップS132に進
み、否定されれば、ステップS142に進む。ステップ
S132では、原稿を読み取り、ステップS133では
ユーザにより入力されたFAX番号にステップS132
で読み取った原稿データを送信し、処理を終了する。
【0077】また、ステップS141において否定され
た場合は、ステップS142ではユーザが入力した情報
がe−mailアドレス番号であるか否かを判断する。
この判断が肯定されれば、ステップS143に進み、否
定されれば、ステップS151に進む。ステップS14
3では原稿を読み取り、ステップS144ではユーザに
より入力されたe−mailアドレス番号にステップS
143で読み取った原稿データを送信し、処理を終了す
る。
【0078】また、ステップS142において否定され
た場合は、ステップS151では、ステップS101に
おいて原稿読取部10に載置された原稿をコピーするか
否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップS
152に進み、否定されれば、ステップS102に戻
る。
【0079】ステップS152では、原稿を読み取り、
読み取った原稿データをコピー処理し、処理を終了す
る。
【0080】以上に示すように本発明の通信装置1は、
読み取った原稿を簡単にユーザの指定通りに処理(外部
記憶媒体15aに保存したり、短縮ダイヤルに登録され
ている情報に基づいてユーザの指示によりFAX送信し
たり、e−mail送信したり、コピー処理したり)す
ることができる。
【0081】また、上記に示すように、ステップS10
4におけるScan To Pccでは、原稿読取部10
により読み取られたデータは外部記憶媒体15aに記憶
されるが、外部記憶媒体15aが外部記憶媒体装着部1
5に挿入されていない場合にあっては、ステップS12
1〜ステップS125の工程で示したように、内部記憶
部25に読み取ったデータが記憶される。その場合、本
発明の通信装置1は、外部記憶媒体装着部15に外部記
憶媒体15aが挿入されると、その旨が制御部30によ
り検知され、内部記憶部25に記憶されたデータを外部
記憶媒体15aに移動する処理を行う。
【0082】本処理について、図3を参照して内部記憶
部に記憶されたデータを外部記憶媒体に移動する際の処
理について説明する。図3はデータの移動処理の流れを
示すフローチャートである。
【0083】ステップS161では、制御部30は外部
記憶媒体15aが外部記憶媒体装着部15に挿入された
か否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップ
S162に進み、否定されれば、外部記憶媒体15aが
外部記憶媒体装着部15に挿入されるまで待機する。
【0084】ステップS162では、内部記憶部25に
フォルダが有るか否かを判断する。この判断が肯定され
れば、ステップS163に進み、否定されれば、処理を
終了する。
【0085】ステップS163では、外部記憶媒体15
aに内部記憶部25に存在するフォルダと同じフォルダ
名から構成されるフォルダが存在するか否かを判断す
る。この判断が肯定されれば、ステップS165に進
み、否定されれば、ステップS164に進む。ステップ
S164では、外部記憶媒体15aに内部記憶部25に
存在するフォルダと同一のフォルダ名から構成されるフ
ォルダを作成する。
【0086】次に、ステップS165では、内部記憶部
25から外部記憶媒体15aにファイルを移動する。
【0087】次に、ステップS166では、内部記憶部
25に存在するファイル全てが移動されたか否かを判断
する。この判断が肯定されれば、ステップS166に進
み、否定されれば、ステップS165に戻る。
【0088】最後に、ステップS167では、内部記憶
部25に存在するフォルダを消去し、処理を終了する。
【0089】以上に示すように、本通信装置1は、読み
取った原稿を外部記憶媒体15aに記憶する際に、外部
記憶媒体15aが装着されていなくても、一度データを
内部記憶部25に記憶し、外部記憶媒体15aが外部記
憶媒体装着部15に装着されたら、内部記憶部25から
外部記憶媒体15aにデータを移動するようにしている
ので、たとえ、外部記憶媒体15aを装着し忘れても、
外部記憶媒体15aを外部記憶媒体装着部15に装着し
た際に、外部記憶媒体15aにデータを格納(記憶)す
ることができる。また、データは内部記憶部25に記憶
されているフォルダと同一のフォルダ名から構成される
外部記憶媒体15aのフォルダに記憶される。
【0090】また、作成されたフォルダ及び予め作成さ
れているフォルダにパスワード機能をもたせ、フォルダ
を使用できるユーザを限定できるようにしてもよい。即
ち、パスワードにより使用できるフォルダが決定する。
また、これにより、自分だけしか使用できないフォルダ
と、誰でもが使用できるフォルダと、一定の条件を備え
ているユーザしか使用できないフォルダと、に区分けす
ることもできる。
【0091】また、外部記憶媒体15aにフォルダと対
応づけられたデータが記録されている場合、フォルダと
短縮ダイヤルの番号を対応づけてやり、操作の簡易化を
図ってもよい。
【0092】例えば、外部記憶媒体15aを読み込むこ
とにより、特定のフォルダと、短縮ダイヤル番号との対
応付けを示す表示を表示パネルに表示し、短縮ダイヤル
への操作で暫定的に書き換えフォルダが指定できるよう
にしてもよい。
【0093】また、外部記憶媒体15aにフォルダに対
応づけられたID番号を付しておき、内部記憶部25に
ID番号とフォルダとの対応関係を示すテーブルを格納
しておいてもよい。この場合には、外部記憶媒体装着部
15に挿入された外部記憶媒体15aからID番号を読
取り、上記テーブルを参照することにより外部記憶媒体
15aに記録されたデータと対応づけられたフォルダを
特定することができるようにしてもよい。
【0094】また、ワンタッチキーやスピードダイヤル
キーの番号に対応づけてFAX番号、e−mailアド
レス番号、フォルダ名等の情報を登録する方法について
図4を参照して説明する。図4は、指定するワンタッチ
キーの番号に対応づけて情報を登録する処理過程を示す
フローチャートである。
【0095】まず、操作部5のファンクションキーによ
り指定するワンタッチキーの番号の登録をするための情
報選択画面を選択する(ステップS201)。この選択
により操作部5の表示部には登録に係る案内表示がされ
る。次に、その案内表示に基づいて、ワンタッチキーの
番号を指定するとともに、その番号に対応づける種別
(FAX番号、e−mailアドレス番号、ファイル
名)を選択、又は入力する(ステップS202)。次
に、設定した情報が表示部に表示される。その設定情報
に変更がある場合には、テンキー等により編集する(ス
テップS203)。最後に、表示部に表示される案内表
示に基づいて、設定した情報を登録し(ステップS20
4)、処理を終了する。
【0096】具体的には、例えば、指定するワンタッチ
キーの番号「5」にe−mailアドレス番号を登録す
る場合は、ファンクションキーにより指定するワンタッ
チキーの番号を登録するための情報選択画面を選択し、
表示部に表示される登録案内に従って、ワンタッチキー
の番号「5」を指定する。また、指定したワンタッチキ
ーの番号「5」に対応するようにe−mailアドレス
番号を入力して登録する。また、この場合、ユーザが指
定するワンタッチキーの番号「5」に他の情報(例え
ば、フォルダ名)を選択する場合には、ユーザが読み取
らせた画像データを整理して扱うときに便利な名称、例
えば「エイギョウセイセキヒョウ」、「ウリアゲニッポ
ウ」等を入力する。この操作によりワンタッチキーの番
号「5」にフォルダ名が登録されるので、ワンタッチキ
ー「5」を指定し、Scan ToPccを実行する
と、原稿読取部10により読み取った画像データを外部
記憶媒体15aのフォルダ名からなるフォルダに記憶す
ることができる。
【0097】また、ワンタッチキーを登録せずに、画像
データを記憶するためのフォルダのフォルダ名を指定す
ることもできる。図5はフォルダ名を指定する処理過程
を示すフローチャートである。
【0098】まず、操作部5のファンクションキーによ
りフォルダを指定するためのフォルダ指定画面を選択す
る(ステップS301)。この選択により操作部5の表
示部には登録に係る案内表示がされる。次に、その案内
表示に基づいて、フォルダ名を指定(フォルダ名がデフ
ォルトで設定されている場合にはフォルダ名を選択)、
又は入力する(ステップS302)。次に、設定したフ
ォルダ名が表示パネルに表示される。その設定情報に変
更がある場合には、テンキー等により編集する(ステッ
プS303)。最後に、その案内情報に基づいて、設定
したフォルダ名を登録し(ステップS304)、処理を
終了する。
【0099】以上により、フォルダ名を登録後、Sca
n To Pccを実行すれば、原稿読取部10により読
み取った画像データをフォルダ指定画面により指定した
フォルダ名からなる外部記憶媒体15aのフォルダに記
憶することができる。
【0100】以上のように構成された通信装置1によれ
ば、原稿画像を読み取り所定の画像データに変換するた
めの原稿読取部10と、前記画像データを記憶するため
の外部記憶媒体15aを着脱可能に装着するための外部
記憶媒体装着部15と、前記外部記憶媒体装着部15に
装着された外部記憶媒体15aのフォルダ名を指定する
ためのフォルダ名指定手段と、フォルダ名指定手段によ
り指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフ
ォルダが存在する外部記憶媒体15aに画像データを記
憶するための制御手段と、を備えていることにより、ユ
ーザの指定に基づいて、原稿を画像データに変換すると
ともに、変換した画像データを外部記憶媒体15aの所
定の場所(フォルダ毎)に記憶することができる。
【0101】また、外部記憶媒体装着部15に装着され
る外部記憶媒体15aにフォルダを生成するためのフォ
ルダ生成手段を備えるとともに、フォルダ生成手段によ
って生成されるフォルダがフォルダ名指定手段により指
定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォル
ダが生成されるようにしてもよい。これにより、外部記
憶媒体15aにユーザが指定するフォルダ名からなるフ
ォルダが存在していなくても、ユーザが指定するフォル
ダ名からなるフォルダを生成することができる。
【0102】また、フォルダ名指定手段は、予め短縮ダ
イヤルの番号に対応づけてフォルダ名を登録するための
登録手段と、短縮ダイヤルの指定により前記登録手段に
より登録されたフォルダ名を特定するための特定手段
と、を備えていることにより、短縮ダイヤルにより特定
のフォルダ名からなるフォルダを指定できるので、記憶
場所(フォルダ名)の指定操作が容易になる。
【0103】また、短縮ダイヤルには、前記フォルダに
加え、短縮ダイヤルの番号に対応づけて少なくともFA
X番号と、e−mailアドレス番号と、の情報のいず
れかが登録されることにより、短縮ダイヤルに処理形式
の異なる情報を登録できる。
【0104】また、短縮ダイヤルに登録されている少な
くともFAX番号と、e−mailアドレス番号と、フ
ォルダ名と、の情報のいずれであるかを判断するための
情報判断手段を備えることにより、ユーザが指定する短
縮ダイヤルに対応する処理形式(FAX送信処理である
か、e−mail送信処理であるか、記憶処理である
か)を特定することができる。
【0105】また、情報判断手段の結果に基づいてフォ
ルダ名指定手段により指定されたフォルダ名からなるフ
ォルダに画像データを記憶するための制御手段を備える
ことにより、指定された短縮ダイヤルに登録されている
情報がフォルダ名であればそのフォルダ名と同一名のフ
ォルダに画像データを記憶することができる。
【0106】また、情報判断手段の結果に基づいて通信
手段により画像データを送信するための制御手段を備え
ることにより、指定された短縮ダイヤルに登録されてい
る情報がFAX番号又はe−mailアドレス番号であ
れば、その番号に画像データを送信することができる。
【0107】また、原稿読取部10により得られる画像
データを通信装置1の内部に記憶するための内部記憶部
25と、外部記憶媒体15aが装着されているか否かを
判断するための外部記憶媒体装着判断手段と、外部記憶
媒体装着判断手段の判断結果に基づいて、内部記憶部の
フォルダ指定手段により指定されたフォルダ名と同一の
フォルダ名からなるフォルダに画像データを記憶するた
めの制御手段と、を備えることにより、外部記憶媒体装
着判断手段の判断結果により外部記憶媒体15aが外部
記憶媒体装着部15に装着されていない旨の判断がされ
た場合は、ユーザにより指定されたフォルダ名と同一の
フォルダ名からなるフォルダが存在する内部記憶部25
に画像データを記憶することができる。
【0108】また、フォルダ名指定手段により指定され
るフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが内
部記憶部25に存在しない場合において、フォルダ名指
定手段により指定されるフォルダ名に従って指定される
フォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを内部
記憶部25に生成するためのフォルダ生成手段を備える
ことにより、内部記憶部25にユーザが指定するフォル
ダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダを生成するこ
とができる。
【0109】また、内部記憶部25に画像データが記憶
された後に、外部記憶媒体装着判断手段により外部記憶
媒体15aが装着された旨の判断がされた場合におい
て、内部記憶部25に記憶された画像データを外部記憶
媒体15aの内部記憶部25に記憶されている画像デー
タを格納しているフォルダ名と同一のフォルダ名からな
るフォルダに移動するための画像データ移動手段を備え
ることにより、画像データを、内部記憶部25に記憶さ
れている画像データを格納しているフォルダ名と同一名
の外部記憶媒体15aのフォルダに移動(記憶)するこ
とができる。
【0110】また、外部記憶媒体15aに内部記憶部2
5に存在するフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフ
ォルダが存在しない場合において、内部記憶部25に記
憶されている画像データを格納しているフォルダをフォ
ルダ単位で外部記憶媒体15aに移動するための移動手
段を備えることにより、内部記憶部25に記憶されてい
る画像データをフォルダごと外部記憶媒体15aに移動
できるので、ユーザにより指定されたフォルダ名と同一
のフォルダ名からなるフォルダを外部記憶媒体15aに
生成するとともにそのフォルダに画像データを記憶する
ことができる。
【0111】また、外部記憶媒体装着部15が複数存在
する場合において、フォルダ名指定手段により指定され
たフォルダ名を複数の外部記憶媒体装着部15に装着さ
れている外部記憶媒体15aから検索するためのフォル
ダ名検索手段と、フォルダ名検索手段の検索結果に基づ
いて、指定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からな
るフォルダに画像データを記憶するための制御手段と、
を備えることにより、ユーザが指定するフォルダ名と同
一のフォルダ名からなるフォルダを複数の外部記憶媒体
15aから検索し、検索されたフォルダに画像データを
記憶することができる。
【0112】また、フォルダ名検索手段により複数のフ
ォルダ名が検索された場合において、検索されたフォル
ダ名と同一のフォルダ名からなるすべてのフォルダに画
像データを記憶するための制御手段を備えることによ
り、検索されたフォルダ(複数の外部記憶媒体15aの
該当フォルダ)のすべてに画像データを記憶することが
できる。
【0113】
【発明の効果】以上に説明したように本発明に係る通信
装置によれば、読み取った原稿画像を容易にユーザが指
定する処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置の構成図である。
【図2】本発明にかかる通信装置の原稿処理の流れを示
すフローチャートである。
【図3】データの移動処理の流れを示すフローチャート
である。
【図4】指定するワンタッチキーの番号に対応づけて情
報を登録する処理過程を示すフローチャートである。
【図5】フォルダ名を指定する処理過程を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 通信装置 10 原稿読取部 15 外部記憶媒体装着部 15a外部記憶媒体 20 通信部 25 内部記憶部 30 制御部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を所定の画像データに変換して
    通信回線を通して伝送可能な通信装置において、 前記原稿画像を読み取り所定の画像データに変換するた
    めの原稿読取手段と、 前記画像データを記憶するための外部記憶媒体を着脱可
    能に装着するための外部記憶媒体装着手段と、 前記外部記憶媒体装着手段に装着された外部記憶媒体の
    フォルダ名を指定するためのフォルダ名指定手段と、 前記フォルダ名指定手段により指定されたフォルダ名か
    らなるフォルダに前記画像データを記憶するための制御
    手段と、 を備えていることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記外部記憶媒体装着手段に装着される
    外部記憶媒体にフォルダを生成するためのフォルダ生成
    手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の通
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記フォルダ生成手段によって生成され
    るフォルダは、前記フォルダ名指定手段により指定され
    るフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが生
    成されることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記フォルダ名指定手段は、予め短縮ダ
    イヤルの番号に対応づけてフォルダ名を登録するための
    登録手段と、短縮ダイヤルの指定により前記登録手段に
    登録されたフォルダ名を特定するための特定手段と、を
    備えていることを特徴とする請求項1に記載の通信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記短縮ダイヤルには、前記フォルダ名
    に加え、前記短縮ダイヤルの番号に対応づけて少なくと
    もFAX番号と、e−mailアドレス番号と、の情報
    のいずれかが登録されていることを特徴とする請求項4
    に記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 前記短縮ダイヤルはワンタッチキーを含
    むことを特徴とする請求項4、又は5に記載の通信装
    置。
  7. 【請求項7】 前記短縮ダイヤルは複数のキーの組み合
    わせによるスピードダイヤルを含むことを特徴とする請
    求項4、又は5に記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 前記短縮ダイヤルに登録されている少な
    くともFAX番号と、e−mailアドレス番号と、フ
    ォルダ名と、の情報のいずれであるかを判断するための
    登録情報判断手段を備えていることを特徴とする請求項
    5に記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 前記情報判断手段の結果に基づいて前記
    フォルダ名指定手段により指定されたフォルダ名からな
    るフォルダに前記画像データを記憶するための制御手段
    を備えていることを特徴とする請求項8に記載の通信装
    置。
  10. 【請求項10】 前記情報判断手段の結果に基づいて通
    信手段により前記画像データを送信するための制御手段
    を備えていることを特徴とする請求項8に記載の通信装
    置。
  11. 【請求項11】 前記原稿読取手段により得られる画像
    データを前記通信装置の内部に記憶するための内部記憶
    手段と、 前記外部記憶媒体が装着されているか否かを判断するた
    めの外部記憶媒体装着判断手段と、 前記外部記憶媒体装着判断手段の判断結果に基づいて、
    前記内部記憶手段の前記フォルダ名指定手段により指定
    されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダ
    に前記画像データを記憶するための制御手段と、 を備えていることを特徴とする請求項1に記載の通信装
    置。
  12. 【請求項12】 前記フォルダ名指定手段により指定さ
    れるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォルダが
    内部記憶手段に存在しない場合において、前記フォルダ
    名指定手段により指定されるフォルダ名に従って前記指
    定されるフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォル
    ダを前記内部記憶手段に生成するためのフォルダ生成手
    段を備えていることを特徴とする請求項11に記載の通
    信装置。
  13. 【請求項13】 前記内部記憶手段に前記画像データが
    記憶された後に、前記外部記憶媒体装着判断手段により
    外部記憶媒体が装着された旨の判断がされた場合におい
    て、前記内部記憶手段に記憶されている画像データを前
    記外部記憶媒体の前記内部記憶手段に記憶されている画
    像データを格納しているフォルダ名と同一のフォルダ名
    からなるフォルダに移動するための画像データ移動手段
    を備えていることを特徴とする請求項11に記載の通信
    装置。
  14. 【請求項14】 前記外部記憶媒体に前記内部記憶手段
    に存在するフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォ
    ルダが存在しない場合において、前記内部記憶手段に記
    憶されている前記画像データを格納しているフォルダを
    フォルダ単位で前記外部記憶媒体に移動するためのフォ
    ルダ移動手段を備えていることを特徴とする請求項13
    に記載の通信装置。
  15. 【請求項15】 前記外部記憶媒体装着手段が複数存在
    する場合において、 前記フォルダ名指定手段により指定されるフォルダ名を
    前記複数の外部記憶媒体装着手段に装着されている外部
    記憶媒体から検索するためのフォルダ名検索手段と、 前記フォルダ名検索手段の検索結果に基づいて、前記指
    定されたフォルダ名と同一のフォルダ名からなるフォル
    ダに前記画像データを記憶するための制御手段と、 を備えていることを特徴とする請求項1に記載の通信装
    置。
  16. 【請求項16】 前記フォルダ名検索手段により複数の
    フォルダ名が検索された場合において、前記検索された
    フォルダ名からなるすべてのフォルダに前記画像データ
    を記憶するための制御手段を備えていることを特徴とす
    る請求項15に記載の通信装置。
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