JP3490294B2 - メッセージ・マルチキャスト方法及びコンピュータ - Google Patents

メッセージ・マルチキャスト方法及びコンピュータ

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JP3490294B2
JP3490294B2 JP17680198A JP17680198A JP3490294B2 JP 3490294 B2 JP3490294 B2 JP 3490294B2 JP 17680198 A JP17680198 A JP 17680198A JP 17680198 A JP17680198 A JP 17680198A JP 3490294 B2 JP3490294 B2 JP 3490294B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エージェント技術
に関し、より詳しくは、エージェント・サーバにおける
メッセージ送信制御に関する。
【0002】
【従来の技術】WWW(World Wide Web)上でのオンラ
イン・ショッピングは、旅行、書籍、CD(Compact Di
ck)及び求人情報等幾つかの分野において成功例が報告
されており、今後益々発展すると考えられている。この
オンライン・ショッピングの形態も、従来までのHTM
L(Hyper Text Markup Language)ファイル、又はDB
(DataBase)とCGI(Common Gateway Interface)の
ように単に商品を陳列するだけの形態から、複数のサイ
トを一括検索する形態又は利用者の嗜好を学習して適切
な商品を捜し出す形態等に移行しつつある。
【0003】このような新たな形態に適しているのがエ
ージェント技術である。例えば、利用者ごとに情報検索
エージェントを、出店する会社ごとに情報提供エージェ
ントを生成し、これらのエージェントが対話を行うこと
により、情報検索及び商品売買を行うことができる。こ
れらのエージェントは移動エージェントであってもよい
が、少なくとも一時的には1つのサイト(エージェント
・サーバ)上で一緒に活動する。
【0004】このようにエージェント間でメッセージの
やり取りを行い、エージェント間の対話を成立させるた
めには、当該エージェント間で対話規則が合っていない
といけない。そこで、エージェント間の対話規則を規定
したタイプ・データベースをエージェント・サーバに設
け(例えば、IBM TDB Vol.40 No.12,pp29 Dec.
1997 参照のこと)、当該対話規則に従ってメッセージ
を出力するエージェントを生成すれば、そのエージェン
ト・サーバにおいては、同じくその対話規則に従う他の
エージェントとの対話を行うことができる。
【0005】エージェント間の対話を標準化しようとす
る試みもなされており、KQML(Knowledge Query Ma
nipulation Language)並びにACL(Agent Communica
tionLanguage)がある。いずれにおいても、エージェン
トが使用できるメッセージ集合を予め規定しているが、
提供されるメソッドの種類と、定式化の方法に違いが見
られる。KQMLでは、「質問」「答え」のようなプリ
ミティブなメッセージに加え、仲介者に相手先のエージ
ェントを探してもらうためのファシリテイタ(facilita
tor)メッセージと呼ばれる一連のメッセージ群が用意
されている。これに対しACLではプリミティブなメッ
セージのみが用意されているが、メッセージ間の制約を
定式化する方法はより厳格であり、エージェントの心理
的な状態を表現するオペレータを利用した定式化が試み
られている。
【0006】このKQMLでのファシリテイタ・メッセ
ージについて少し論じると、ファシリテイタという特別
なエージェントに対して、メッセージを配信して欲しい
エージェントが予め自分を登録しておき、別のエージェ
ントからのメッセージをこのファシリテイタが仲介す
る。このファシリテイタは、登録されているエージェン
ト全てにメッセージを送信するので、その時の状態に合
わせて送信先を変更するような機能を有していない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、上で述
べたファシリテイタでは、ユーザのその時々の好みを反
映したメッセージ送信機能は提供されていない。また、
複数のエージェントを明示的に指定してメッセージを送
信するという方法もあるが、これはユーザには面倒であ
り、多数のメッセージを指定した場合にはシステムが過
負荷状態になってしまうという欠点がある。よって、コ
ンピュータの能力に合わせて送信されるメッセージの数
を制限できた方がよい。さらに、エージェントが動作す
るマーケットのポリシーを反映する方法も必要である。
例えば、店舗エージェントの出店にそのオーナーが通常
より多くの料金を払っているような場合には、その店舗
には特典として必ずメッセージを送信する、というサー
ビスを提供するような場合も考えられる。これらの機能
を従来技術は提供していない。
【0008】よって、本願発明の目的は、ユーザ指定の
送信先エージェントについての「好み」を反映したメッ
セージ送信機能を提供することである。
【0009】さらに、エージェントが動作するマーケッ
トのポリシーを反映したメッセージ送信機能を提供する
ことも目的である。
【0010】さらに、メッセージの送信数を制御するこ
とにより、システムの負荷を制御できるようにすること
も目的である。
【0011】さらに、ユーザビリティの高いエージェン
ト技術を提供すること、及びマーケット主催者によるサ
ービスの多様化を図ることができるようにする技術を提
供することも目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記目的を達
成するため、エージェントへメッセージをマルチキャス
トする際に、メッセージ・モニタが、ユーザ指定の優先
送信先情報及びメッセージを受信するステップと、ユー
ザ指定の優先送信先情報を参照して、どのエージェント
にメッセージを送信するか決定する送信先決定ステップ
と、送信先に決定されたエージェントにメッセージを送
信するステップと、を実行する。このユーザ指定の優先
送信先情報がユーザの「好み」を表す情報であり、例え
ばエージェント名と優先度(又は重み)で表される。
【0013】また、送信先決定ステップが、送信先とな
り得るエージェントの優先度を規定するメッセージング
・ポリシー・データを参照するステップを含むようにす
ることも考えられる。これにより、マーケットの主催者
のポリシーをメッセージ送信に反映できるようになる。
なお、ユーザ指定の優先送信先情報でなくメッセージン
グ・ポリシー・データを参照して、メッセージ送信先を
決定するように変形することも可能である。
【0014】さらに実施例では、送信先決定ステップに
おいて、メッセージング・ポリシー・データに規定され
たエージェントの優先度と、ユーザ指定の優先送信先情
報に含まれる、エージェント名と優先度の対とを用い
て、最も優先度の高いエージェントから送信先に決定す
る。
【0015】このメッセージング・ポリシー・データ
は、メッセージのタイプごとに規定されており、さらに
タイプごとに送信可能なエージェント数を規定するよう
にしてもよい。店舗エージェントにより必要とするメッ
セージのタイプは異なっている場合もあるからである。
また、送信可能なエージェント数は、システムの負荷を
考慮して決定される。
【0016】送信先に決定されなかったエージェントの
情報及びメッセージを、送信先となり得るエージェント
を代表する汎用エージェントに送信するステップをさら
に含むようにしてもよい。これにより、優先度が低くて
メッセージが送信されなかったエージェントからの情報
も汎用エージェントから取得可能になり、システムの負
荷を低減しつつ、システム全体に存在するエージェント
からの情報を取得できるようになる。
【0017】なお、汎用エージェントは、予め登録し
た、送信先となり得るエージェントからの情報を参照し
て、メッセージ送信元への応答メッセージを作成する。
【0018】以上本願発明を処理のフローとして表現し
てきたが、以上の処理を実施するコンピュータ及びコン
ピュータ・プログラム又は専用の回路又は装置を実施す
ることも可能である。なお、コンピュータ・プログラム
により実施する場合には、CD−ROMやフロッピー・
ディスクのような記憶媒体にコンピュータ・プログラム
を格納する場合がある。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に必要な機能ブロックを表
した図を図1に示す。エージェント・サーバ1はネット
ワーク3に接続されている。ネットワーク3には図示し
ない、他のコンピュータが接続されており、その中に
は、本発明におけるマーケット・プレースにやってくる
顧客エージェント9のオーナーのコンピュータも含まれ
ている。なお、マーケット・プレースの店舗エージェン
ト7のオーナーのコンピュータもネットワーク3に接続
されている場合もある。エージェント・サーバ1には図
示しない、エージェントの実行環境が用意されており、
店舗エージェント7、顧客エージェント9、汎用エージ
ェント11が活動している。メッセージ・モニタ5は、
エージェント間のメッセージ送信を制御するものであっ
て、本発明の中心部分である。このメッセージ・モニタ
5は、対話規則13及びメッセージング・ポリシー15
を参照する。対話規則13は、エージェント・サーバ1
において用いることができるメッセージの形式を記述し
たものであり、この規則に従って作成されたエージェン
トはこのマーケットにおいて他のエージェントとメッセ
ージによる対話を行うことができる。なお、本発明には
直接関連しないが、エージェントからのメッセージが対
話規則13に従っているかどうか等を検査する場合もあ
る。なお、図1では顧客エージェント9及び店舗エージ
ェント7は1つずつ描いているが、これは説明を簡単に
するためであって、通常はそれぞれ複数存在する。ま
た、汎用エージェント11も複数設けることは可能であ
る。
【0020】図1に示したエージェント・サーバ1内の
構成要素がどのような動作を実施するかを図2に示す。
まず、顧客エージェント9が、優先送信先情報付検索要
求メッセージをメッセージ・モニタ5に送信する(ステ
ップ101)。優先送信先情報とは、ユーザの「好み」
に対応する情報であって、どのエージェントに優先的に
メッセージを送信して欲しいかを表す情報である。検索
要求は、本実施例では旅行情報、例えばパック旅行の情
報や航空券の情報についての検索要求である。優先送信
先情報付検索要求メッセージを受信したメッセージ・モ
ニタ5は、送信先エージェントを決定する(ステップ1
03)。この際、顧客エージェント9から受信した優先
送信先情報及びメッセージング・ポリシー15のデータ
を参照する。この処理については後に詳しく説明する。
そして、送信先に決定された店舗エージェント7に検索
要求メッセージを送信する(ステップ105)。その店
舗エージェント7は、検索処理を実施し、商品情報提供
メッセージをメッセージ・モニタ5に送信する(ステッ
プ107)。この商品情報提供メッセージは、そのまま
顧客エージェント9に送信される(ステップ109)。
【0021】マーケットの運営方針を表すメッセージン
グ・ポリシー15及びユーザ指定の優先送信先情報のみ
を参照してメッセージ送信先を決定していると、メッセ
ージが送られない店舗エージェントが出てくる。しか
し、そのような店舗エージェントであっても、実際には
ユーザにとって有用な情報を保持している可能性もあ
る。よって、メッセージが送られない店舗エージェント
の代理として汎用エージェント11が応答する。そのた
め、店舗エージェント7の商品情報の少なくとも一部に
ついては汎用エージェント11に登録される。メッセー
ジ・モニタ5において送信先エージェントに指定されな
かった店舗エージェントのリスト(汎用エージェント1
1にとっての対象店舗のリスト)付の検索要求メッセー
ジが、メッセージ・モニタ5から汎用エージェント11
に送信される(ステップ113)。汎用エージェント1
1では保持している情報について検索処理を実施し、商
品情報提供メッセージを作成してメッセージ・モニタ5
に送信する(ステップ113)。メッセージ・モニタ5
は、汎用エージェント11からの商品情報提供メッセー
ジを顧客エージェント9に転送する(ステップ11
5)。
【0022】では、次に、各構成要素の構成及び処理を
詳しく説明する。
【0023】本実施例では顧客エージェント9は移動エ
ージェントであって、オブジェクト指向技術に基づき作
成されている。よって、オブジェクトのデータ90の部
分と手続き91(プログラム)の部分の2つに大きく分
けられる(図3)。ユーザ・インタフェース92は、デ
ータの一部である。データ90には、検索情報、商品リ
スト(検索結果を保持している場合)、優先送信先情報
を含む。優先送信先情報には、店舗IDとその店舗ID
に対応する重み(優先度)を含む。この優先送信先情報
は1つでも複数でもよい。手続きには、入力画面表示手
続き、出力画面表示手続き、検索要求メッセージ発行手
続き、商品情報受取手続き等を含む。この外、商品を選
択する手続きや優先送信先情報更新手続き等を含めても
よい。
【0024】入力画面表示手続きは、例えば図4に示す
ようなユーザインタフェースの検索条件入力画面を出力
する。この画面はユーザのコンピュータにおいて表示さ
れるものである。本実施例では旅行情報の検索を例とし
て示しているので、カテゴリ(CATEGORY)は、航空券な
のかパック旅行なのかといった情報である。また、行き
先(Destination)は、ホノルルやバンコクといった地
名である。上限金額(MAX PRICE)は、航空券などの金
額の上限を示す。プリファレンス(Preference)は、優
先送信先情報であって、店舗エージェントのIDとその
店舗エージェントの優先度の対で入力される。サーチ
(Search)ボタンを押すと、顧客エージェント9
はエージェント・サーバ1に送信される。
【0025】一方、出力画面表示手続きは、図5に示す
ようなユーザインタフェースの検索結果出力画面を出力
する。商品情報受取手続きにおいて受信された商品情報
提供メッセージをまとめて、ユーザのコンピュータにお
いて表示する。図5では、店舗エージェントAgent-1は
HNL行き(ホノルルの略記号)を航空会社JLで値段
100800円と、店舗エージェントAgent-2は、HN
L行きを航空会社UAで値段98000円と返してき
た。各行に設けられた詳細ボタンを押すと、更に詳しい
情報が表示される。
【0026】検索要求メッセージ発行手続きでは、図6
に示すような優先送信先情報付検索要求メッセージを作
成し、メッセージ・モニタ5に送信する。図6(a)
は、一般的な優先送信先情報付検索要求メッセージの形
式を示している。Message部分は、メッセージの名称
(タイプ)、そのメッセージにおける引数及びその値を
含む。一方、Preference部分は、店舗IDと重み情報を
対にして保持する。例えば図6(b)のような優先送信
先情報付検索要求メッセージが生成される。図6(b)
の場合、メッセージ名はRequestTravelGoodsで、旅行商
品の検索要求であり、Requirementsには検索条件が示さ
れている。なお、検索結果は20件までが収集される。
一方、Preference部分はAgent-1が重み20、Agent-2が
主に10であることを示している。
【0027】検索情報受取手続きについては、メッセー
ジ・モニタ7から送信されてくるメッセージを受信して
記憶するものであるから、これ以上説明しない。なお、
検索結果が指定された最大数より多い場合には、指定数
以上の分は破棄するようにしてもよい。
【0028】図7に店舗エージェント7の詳細を示す。
店舗エージェント7も顧客エージェント9と同様に本実
施例では移動エージェントで、オブジェクト指向技術に
基づき作成されている。よって、店舗エージェント7は
データ70と手続き(プログラム)71に大きく分けら
れる。ユーザインタフェース72はデータ部分70の一
部である。データ部分70には商品リストであるデータ
ベースが含まれる。また、手続き71には、メッセージ
・モニタへの登録手続き、検索条件の受取手続き、商品
データ検索手続き、商品情報送信手続き、共通DB登録
画面表示手続き、共通DB登録実行手続き等が含まれ
る。ユーザインタフェース72には共通DB登録画面が
含まれており、共通DB登録画面表示手続きにより用い
られる。なお、共通DBとは、汎用エージェント11に
よって保持されるデータを示す。
【0029】メッセージ・モニタへの登録手続きは、店
舗エージェント7がエージェント・サーバ1に到着した
時点で、どのようなメッセージを自分に転送してもらう
かを登録するための手続きである。この詳細を図8に示
す。Agent-1をエージェントIDとして保持する店舗エ
ージェント9は、この登録をする際には、サブスクライ
ブ要求を出力する(ステップ121)。このサブスクラ
イブ要求には、転送されるべきメッセージ名(MessageT
ype)が含まれる。また、さらにそのメッセージの中で
ターゲット(Target)を指定することも可能である。図
8の例では、メッセージ名はRequestTravelGoods(旅行
情報要求メッセージ)で、その中のターゲットはAirTic
ket(航空券)である。メッセージ・モニタ7は、自己
のテーブルに受信した要求の内容を登録する(ステップ
123)。より一般的には、店舗エージェント9は、途
中で登録内容を変更できるので、テーブル内容を更新す
る。
【0030】検索条件の受け取り手続き、商品データ検
索手続き、及び商品情報送信手続きは従来と変わらない
ので、これ以上説明しない。
【0031】共通DB登録画面表示手続きは、共通DB
登録画面を表示するものであって、店舗エージェント9
のオーナーに自己の商品リストの少なくとも一部を登録
する、ということを示すものである。共通DB登録実行
手続きは、図9に模式的に示すように、各店舗エージェ
ント9が有する商品情報データベースの情報を、その店
舗エージェント9が送信先に選ばれなかった時のため
に、汎用エージェント11の共通データベースにコピー
するものである。共通DB登録実行手続きは、このよう
に商品リストの少なくとも一部をコピーするように、汎
用エージェント11に依頼する処理を実施する。
【0032】ここで、共通DBへコピーされる商品デー
タベースについて少し説明しておく。図10に店舗エー
ジェント9の商品リストのDBスキーマの例を示す。図
10(a)は一般的な表現で、各列(Column)ごとにそ
のタイプが記述される。この中にCommonという列
が規定されており、この値は真又は偽をとる。このCo
mmonという列は、これが真である行のデータを共通
データベースにコピーすることを表すものである。この
Commonという列の真又は偽の設定は、予め店舗エ
ージェント9を作成する際に決定する。図10(b)
は、航空券(AirTicket)の例であって、出発地(Depar
ture)、行き先1乃至3(Destination)、航空会社(A
irline)、値段(Price)、チケット・タイプ(TicketT
ype)、クラス(Class)、及びCommonが定義され
ている。
【0033】次にメッセージング・ポリシー15につい
て図11を用いて説明する。メッセージング・ポリシー
15は、エージェント・サーバ1内のマーケットの運営
方針を示したものである。運営方針には、ある店舗エー
ジェントには必ず顧客エージェントからのメッセージを
転送する、ある店舗エージェントには一定の重み付けを
してその重み付けに従ってメッセージを転送する、等の
方針を含む。この重み付けで示される店舗エージェント
の優先度は、マーケット主催者に払う出店料に基づくも
のであっても、また店舗エージェントが提供するサービ
ス内容に基づくものであってもよい。また、エージェン
ト・サーバ1のシステム全体の処理負荷を勘案して、1
つの顧客エージェントからの1つのメッセージに対して
送信されるメッセージ数を規定してもよい。図11
(a)には、メッセージング・ポリシー15の一般的な
表現例を示している。MessageTypeで対象とするメッセ
ージ・タイプを、MaxNumberでメッセージを配信するエ
ージェントの最大数を、Mandatoryでメッセージを必ず
配信するエージェントを、Priorityで残りのエージェン
トに関してメッセージを配信する際の重み付けを規定す
る。Priorityは、エージェントIDと重みの組により表
現される。図11(b)は、本実施例における一例であ
って、RequestAirTicketを対象にしており、最大3個の
店舗エージェントに送信され、必ずメッセージの送信さ
れるエージェントはagent-3及びagent-4である。重み付
けは、Agent-1,Agent-2,Agent-5にそれぞれ10、3
0、50となっている。
【0034】対話規則13の例を図12に示す。対話規
則13は、エージェント・サーバ1のマーケット・プレ
ースにおける、いわゆる言語を決定するものである。す
なわち、エージェント間でメッセージの形式が合わなけ
れば対話が成立しないので、このメッセージの形式を規
定しておくものである。形式にはメッセージが発せられ
るべき順番も含む。メッセージ・モニタ5はこの対話規
則13を参照して、不正なメッセージが発行されていな
いか、不正な順番で発行されていないか判断するように
することも可能である。もし、不正なメッセージを検出
した場合には、当該メッセージを破棄する場合もある。
図12において、MessageTypesは、どの形式のメッセー
ジがどのメッセージからどの順番で発せられるべきか示
している。[A,B]は、AからBに発せられることを
示している。ここでは、Categoryで、AirTicketのデー
タ形式を示している。Enum<string>{}は、{}の中のスト
リングから選択するという意味である。対話規則13は
本発明とは直接関係ないので、これ以上の説明は省略す
る。
【0035】次にメッセージ・モニタ5について図13
を用いて説明する。メッセージ・モニタ5は、エージェ
ントと同じようにデータ51及び手続き(プログラム)
52を有している。データ部分51は、図8を用いて説
明したサブスクライブのテーブル、対話プロトコル13
への参照、メッセージング・ポリシー15への参照を有
する。手続き52は、本発明以外の通常メッセージの受
け取り手続き、送信先エージェントの決定手続き、メッ
セージの転送手続き、汎用エージェントへのメッセージ
送信手続き等を含む。通常メッセージの受け取り手続き
は通常と同じであるからここでは説明を省略する。
【0036】優先送信先情報付メッセージの受け取り手
続きは、先に図6を参照して説明した優先送信先情報付
メッセージを受信する処理を実施する。この優先送信先
情報付メッセージを受信した場合には、送信先エージェ
ントの決定手続きに優先送信先情報付メッセージを渡
す。
【0037】メッセージ転送手続きは、通常メッセージ
であればそのまま宛先エージェントに送信し、店舗エー
ジェントからの応答メッセージであれば宛先顧客エージ
ェントに送信する。汎用エージェントからの応答メッセ
ージも宛先顧客エージェントに送信する。
【0038】送信先エージェント決定手続きを図14を
参照して説明する。本実施例では、メッセージング・ポ
リシー15とメッセージに付加されている優先送信先情
報を参照して、メッセージ名についての項目を見つけ出
す。その中で、必ず送信しなければならないことを示す
Mandatoryと指定されたエージェントを送信先リストに
入れる(ステップ131)。このMandatoryの指定は、
上の例ではメッセージング・ポリシー15に規定されて
いたが、優先送信先情報が規定してもよい。そして、こ
のMandatory指定されているエージェントの数nを、メ
ッセージング・ポリシー15に規定している送信先最大
数MaxNumberから引いて、その値をMaxNumberに入れる
(ステップ133)。そして、このMaxNumberと優先送
信先情報内のエージェント数を比較する(ステップ13
5)。もし、MaxNumberより優先送信先情報内のエージ
ェント数が大きい場合には、優先送信先情報内で指定さ
れたエージェント全てにメッセージを送ることができな
いので、優先送信先情報の中から、MaxNumberの数だけ
エージェントを選択し、送信先リストに加える(ステッ
プ143)。この時、選択は優先送信先情報内に規定さ
れたエージェントの重み付け(優先度)に従って行われ
る。メッセージング・ポリシー15を参照することも可
能である。すなわち、重み付けの値が大きいものから順
番にMaxNumber個分選択される。また、選択はランダム
に行うが、その際の確率は重み付けの値から計算する、
というような設計を行うことも可能である。このように
すると、優先度が低くてもメッセージが送信される場合
があり、また同じ優先送信先情報が付加されたメッセー
ジでも以前とは送信先が異なる場合をも生じ得る。例え
ば、agent-1が重み10と、agent-2が重み30と、agen
t-5が重み50と規定されている場合、agent-1は1/9
の確率、agent-2は1/3の確率、agent-5は5/9の確
率となる。
【0039】一方、MaxNumberが優先送信先情報内のエ
ージェント数より大きい場合には、優先送信先情報中の
エージェント(m個)を送信先リストに加える(ステッ
プ137)。そして、MaxNumberからmを引き、その値
をMaxNumberに入れる。もし、引き算の後のMaxNumberの
値が0であれば処理を終了する(ステップ139)。一
方、MaxNumberが0より大きい場合には、メッセージン
グ・ポリシー内のPriorityの欄に含まれるエージェント
を、重み(優先度:Priority)順でMaxNumber個選択
し、送信先リストに加える(ステップ141)。このス
テップ141はステップ143のように、選択はランダ
ムに行うが、その際の確率は重み付けの値から計算する
ように変形することもできる。このようにして、優先送
信先情報及びメッセージング・ポリシー15に従って、
送信先リストにエージェントを入れていき、この送信先
リスト中のエージェントにメッセージを送信する。
【0040】このフローはMandatoryに指定されたエー
ジェントが優先送信先情報内にも指定されている場合を
想定していないが、このような場合には、ステップ13
3の後に、重複を確認するステップを含め、もし重複が
ある場合にはステップ135における優先送信先情報内
のエージェントの個数を重複分だけ減らせばよい。
【0041】図15に具体例を示す。優先送信先情報付
メッセージの例(a)では、Agent-5が重み20と、Age
nt-4が重み10と規定されている。一方、優先送信先情
報付メッセージのメッセージ名はRequestTravelGoodsで
あり、そのカテゴリ(Category)は航空券(AirTicke
t)であるから、メッセージング・ポリシー15のメッ
セージ・タイプ(MessageType)がRequestAirTicketの
欄を参照する(b)。この(b)には、最大送信エージ
ェント数(MaxNumber)が3で、必ず送信するエージェ
ントとしてagent-3及びagent-4が指定されている。ま
た、Priorityの欄にも、agent-1が重み10と、agent-2
が重み30と、agent-5が重み50と規定されている。
【0042】まず、必ずメッセージを送信しなければな
らないエージェントはagent-3及びagent-4であるから、
これらが送信先リストにまず加えられる。そうすると、
MaxNumber=3-2=1となり、優先送信先情報内のエージェ
ント数より少なくなってしまうので、agent-5及びagent
-4のうち重み付けの値が大きいエージェントを送信先リ
ストに加える。ところが、優先送信先情報内に含まれる
agent-4は既に送信先リストに存在するので、agent-5が
自動的に送信先リストに加えられ、(c)のような送信
先リストが完成する。
【0043】汎用エージェントへのメッセージ送信手続
きでは、上述の送信先リスト作成後に、図16に示すよ
うなメッセージを送信する。図16(a)は一般的な形
式を示す。Message部分は、顧客エージェントが出力し
たメッセージと同じである。また、List部分は、送信先
リストに加えられなかったエージェントのリストであ
る。例えば図16(b)に示すように、図15の例では
5つあるエージェントのうちagent-3、agent-4、及びag
ent-5が送信先リストに加えられたので、agent-1及びag
ent-2がこの汎用エージェントに送信される情報のList
部分に加えられる。
【0044】次に汎用エージェント11の構成を図17
に示す。汎用エージェント11もデータ93及び手続き
(プログラム)94を有する。データには、商品リスト
(共通DB)及びメッセージ・モニタ5から送られてき
た場合には店舗リストが含まれる。手続きには、検索条
件の受け取り手続き、商品データ検索手続き、商品情報
の送信手続き、及び商品リストの登録手続き等が含まれ
る。
【0045】商品リスト(共通DB)のDBスキーマの
例を図18に示す。図18(a)は一般的な形式を示し
ており、各列(column)ごとにタイプが指定されてい
る。この共通DBには、agent-id列が規定されており、
各行がどのエージェントからの商品情報であるかを示
す。図18(b)は、航空券(AirTicket)の例であ
る。
【0046】汎用エージェント11は、店舗エージェン
トからその店舗エージェントが保持する商品情報の少な
くとも一部の登録依頼を受付ける。この登録依頼に応答
して、商品リストの登録手続きが行われる(図19)。
店舗エージェントからの登録依頼(agent-id付)を受信
すると(ステップ151)、共通DBからagent-id列
が、入力されたagent-idと一致したレコードを最初に削
除する(ステップ153)。そして、店舗エージェント
のDBから、Common列が真であるレコードを抽出する
(ステップ155)。そして、抽出したレコードを商品
リスト(共通DB)に追加する(ステップ157)。初
めての登録の場合には、ステップ153の削除は意味が
ないので、省略することが可能である。
【0047】汎用エージェント11の検索条件の受け取
り手続き、商品データ検索手続き、及び検索結果である
商品情報の送信手続きは、従来技術と変わらないので説
明は省略する。但し、商品データ検索手続きでは、メッ
セージに含まれる検索条件とメッセージ・モニタ5から
のエージェントのリスト(List)に含まれるagent-idも
検索条件に含まれる。
【0048】以上のように、本実施例ではユーザ指定の
優先送信先情報及びマーケットの運営方針を反映したメ
ッセージング・ポリシー15を参照することにより、メ
ッセージ送信先エージェントを絞り込むことができる。
さらに、送信先に指定されなかった場合でも、その少な
くとも一部については汎用エージェントが代行するの
で、情報検索の漏れは最小限度に抑えられる。
【0049】但し、上で述べた実施例は一例に過ぎず様
々な変形が可能である。例えば、店舗エージェント7及
び顧客エージェント9はネットワーク3に接続されたコ
ンピュータとエージェント・サーバ1を往復するような
構成を説明したが、例えば顧客エージェントはエージェ
ント・サーバ1において生成され、顧客コンピュータで
実行されるWebブラウザとの通信のため、例えばHT
TPゲートウエーを顧客エージェントと顧客コンピュー
タの間に設けることも可能である。これについては、I
BM TDB Vol.40 No.08 pp127-129, 1997年8月参
照のこと。また、対話規則13の説明において少し説明
したが、活動中のエージェントが対話規則13に従って
メッセージを送信しているかどうかを確認する機構を追
加で設けることも可能である。さらに、エージェント・
サーバ1は1つである必要はなく、複数ネットワーク上
に設けて、エージェントはエージェント・サーバを渡り
歩くようにすることも可能である。マーケットはエージ
ェント・サーバ1に複数あってもよい。
【0050】また、マーケット・プレースが複数存在し
ている場合には、マーケット・プレースを宣伝する広告
エージェントが自分のマーケット・プレースに顧客エー
ジェントが来るように宣伝する場合もある。この際にも
メッセージ・モニタ5は、メッセージ・タイプを参照し
て、顧客エージェントと広告エージェントの間をとりも
つ。さらに、図14の送信先リスト作成処理は一例であ
って、Mandatoryのエージェントを選択した後は、優先
送信先情報のエージェントの重み付け及びメッセージン
グ・ポリシー15内の優先度(Priority)に挙げられた
エージェントの重み付けを勘案して順序付け、それによ
りMaxNumber番目までのエージェントを選択することも
可能である。
【0051】
【効果】ユーザ指定の送信先エージェントについての
「好み」を反映したメッセージ送信機能を提供すること
ができた。
【0052】さらに、エージェントが動作するマーケッ
トのポリシーを反映したメッセージ送信機能を提供する
こともできた。
【0053】さらに、メッセージの送信数を制御するこ
とにより、システムの負荷を制御できるようにすること
もできた。
【0054】さらに、ユーザビリティの高いエージェン
ト技術を提供すること、及びマーケット主催者によるサ
ービスの多様化を図ることができるようにする技術を提
供することもできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】図1に示した機能ブロック図の動作を説明する
ための図である。
【図3】顧客エージェント9を説明するための図であ
る。
【図4】顧客エージェント9の検索条件入力画面の一例
を示す図である。
【図5】顧客エージェント9の検索結果出力画面の一例
を示す図である。
【図6】優先送信先情報付メッセージの一例を示す図で
ある。
【図7】店舗エージェント7を説明するための図であ
る。
【図8】店舗エージェント7のメッセージ・モニタ5へ
のサブスクライブ登録処理を説明するための図である。
【図9】店舗エージェント7の商品DBの汎用エージェ
ント11の共通DBへのコピーを模式的に示した図であ
る。
【図10】店舗エージェント7の商品DBのDBスキー
マの例である。
【図11】メッセージング・ポリシー15の一例を示す
図である。
【図12】対話規則13の一例を示す図である。
【図13】メッセージ・モニタ5を説明するための図で
ある。
【図14】メッセージ送信先リスト作成の処理フローを
示す図である。
【図15】メッセージ送信先リスト作成を説明するため
の一例を示す図である。
【図16】汎用エージェント11へのメッセージを説明
するための図である。
【図17】汎用エージェント11を説明するための図で
ある。
【図18】汎用エージェント11の商品リスト(共通d
b)のDBスキーマの一例を示す図である。
【図19】店舗エージェント7からの商品リスト登録依
頼処理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 エージェント・サーバ 3 ネットワーク 5 メッセージ・モニタ 7 店舗エージェント 9 顧客エージェント 11 汎用エージェント 13 対話規則 15 メッセージング・ポリシー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 本 学 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研 究所内 (56)参考文献 特開 平9−114907(JP,A) 国際公開98/002824(WO,A1) 木原英人 岡田ロベルト 李殷碩 白 鳥則郎,マルチエージェントに基づく情 報検索システム,情報処理学会研究報告 96−DPS−76,1996年 5月16日, Vol.96 No.40,p.25−30 田辺雅則 箱守聰 井上潮,異種分散 環境におけるエージェントを用いた情報 検索方式,アドバンスト・データベース システム・シンポジウム ’95 論文 集,社団法人情報処理学会,1995年12月 5日,Vol.95 No.9,p. 215−222 北郷達郎,解説エージェント技術 イ ンターネット高度利用のカギ「行動する オブジェクト」,日経バイト,1998年 2月22日,第175号,p.224−229 西田豊明,NCセミナー エージェン ト オブジェクトの次に来る基盤技術, 日経コンピューター 11月27号,1995年 11月27日,第379号,p.126−132 美馬義亮 D.B.Lange 小坂 一也 山本学 A.Yariv 大島満 津田和幸,移動エージェントフレーム ワーク Agletsについて,第38回 プログラミングシンポジウム報告集, 1997年 1月 8日,p.117−124 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 G06F 17/30 G06F 9/44

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エージェントへメッセージをマルチキャス
    トする方法であって、 ユーザ指定の優先送信先情報及びメッセージを受信する
    ステップと、 前記ユーザ指定の優先送信先情報を参照して、どのエー
    ジェントに前記メッセージを送信するか決定する送信先
    決定ステップと、 送信先に決定されたエージェントに前記メッセージを送
    信するステップと、 送信先に決定されなかったエージェントの情報及び前記
    メッセージを、送信先となり得るエージェントを代表す
    る汎用エージェントに送信するステップを含むメッセー
    ジ・マルチキャスト方法。
  2. 【請求項2】前記送信先決定ステップが、 送信先となり得るエージェントの優先度を規定するメッ
    セージング・ポリシー・データを参照するステップを含
    む請求項1記載のメッセージ・マルチキャスト方法。
  3. 【請求項3】前記メッセージング・ポリシー・データ
    が、メッセージのタイプごとに規定されていることを特
    徴とする請求項2記載のメッセージ・マルチキャスト方
    法。
  4. 【請求項4】前記メッセージング・ポリシー・データ
    が、メッセージのタイプごとに送信可能なエージェント
    数を規定していることを特徴とする請求項2記載のメッ
    セージ・マルチキャスト方法。
  5. 【請求項5】前記送信先決定ステップが、 前記メッセージング・ポリシー・データに規定されたエ
    ージェントの優先度と、前記ユーザ指定の優先送信先情
    報に含まれる、エージェント名と優先度の対とを用い
    て、最も優先度の高いエージェントから送信先に決定す
    るステップをさらに含む請求項2記載のメッセージ・マ
    ルチキャスト方法。
  6. 【請求項6】前記汎用エージェントは、予め登録した、
    前記送信先となり得るエージェントからの情報を参照し
    て、メッセージ送信元への応答メッセージを作成する請
    求項1記載のメッセージ・マルチキャスト方法。
  7. 【請求項7】エージェントの実行環境と、 前記エージェントの実行環境において活動中のあるエー
    ジェントから、ユーザ指定の優先送信先情報及びメッセ
    ージを受信し、当該ユーザ指定の優先送信先情報を参照
    して、どのエージェントに前記メッセージを送信するか
    決定し、送信先に決定されたエージェントに前記メッセ
    ージを送信するメッセージ・モニタを有し、 前記メッセージ・モニタが、送信先に決定されなかった
    エージェントの情報及び前記メッセージを、送信先とな
    り得るエージェントを代表する汎用エージェントに送信
    することを特徴とする、コンピュータ。
  8. 【請求項8】送信先となり得るエージェントの優先度を
    規定するメッセージング・ポリシー・データを格納した
    記憶装置をさらに有する、請求項7記載のコンピュー
    タ。
  9. 【請求項9】前記メッセージ・モニタが、前記メッセー
    ジング・ポリシー・データに規定されたエージェントの
    優先度と、前記ユーザ指定の優先送信先情報に含まれ
    る、エージェント名と優先度の対とを用いて、最も優先
    度の高いエージェントから送信先に決定する、請求項8
    記載のコンピュータ。
  10. 【請求項10】エージェントへメッセージをマルチキャ
    ストさせるプログラムを格納したコンピュータ可読記憶
    媒体であって、 前記プログラムは、コンピュータに、 ユーザ指定の優先送信先情報及びメッセージを受信する
    ステップと、 前記ユーザ指定の優先送信先情報を参照して、どのエー
    ジェントに前記メッセージを送信するか決定する送信先
    決定ステップと、 送信先に決定されたエージェントに前記メッセージを送
    信するステップと、 送信先に決定されなかったエージェントの情報及び前記
    メッセージを、送信先となり得るエージェントを代表す
    る汎用エージェントに送信するステップを実行させる、
    記憶媒体。
  11. 【請求項11】前記送信先決定ステップが、 送信先となり得るエージェントの優先度を規定するメッ
    セージング・ポリシー・データを参照するステップを含
    む請求項10記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】エージェントへメッセージをマルチキャ
    ストする方法であって、 メッセージを受信するステップと、 送信先となり得るエージェントの優先度を規定するメッ
    セージング・ポリシー・データを参照して、どのエージ
    ェントに前記メッセージを送信するか決定する送信先決
    定ステップと、 送信先に決定されたエージェントに前記メッセージを送
    信するステップと、 送信先に決定されなかったエージェントの情報及び前記
    メッセージを、送信先となり得るエージェントを代表す
    る汎用エージェントに送信するステップを含むメッセー
    ジ・マルチキャスト方法。
  13. 【請求項13】エージェントへメッセージをマルチキャ
    ストさせるプログラムを格納したコンピュータ可読記憶
    媒体であって、 前記プログラムは、コンピュータに、 メッセージを受信するステップと、 送信先となり得るエージェントの優先度を規定するメッ
    セージング・ポリシー・データを参照して、どのエージ
    ェントに前記メッセージを送信するか決定する送信先決
    定ステップと、 送信先に決定されたエージェントに前記メッセージを送
    信するステップと、 送信先に決定されなかったエージェントの情報及び前記
    メッセージを、送信先となり得るエージェントを代表す
    る汎用エージェントに送信するステップを実行させる、
    記憶媒体。
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