JP2003076906A - コミュニティ・サービス提供方法、コミュニティ・サービス提供装置、プログラム格納媒体およびプログラム - Google Patents
コミュニティ・サービス提供方法、コミュニティ・サービス提供装置、プログラム格納媒体およびプログラムInfo
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- JP2003076906A JP2003076906A JP2001264625A JP2001264625A JP2003076906A JP 2003076906 A JP2003076906 A JP 2003076906A JP 2001264625 A JP2001264625 A JP 2001264625A JP 2001264625 A JP2001264625 A JP 2001264625A JP 2003076906 A JP2003076906 A JP 2003076906A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より付加価値の高いコミュニティ系のサービ
スを提供する。 【解決手段】 ユーザAが共有仮想空間上でユーザBと
会うことができなかった場合に、ユーザAは、ユーザB
が飼育している仮想ペット(エージェント)に対してユ
ーザBへの伝言を依頼する。伝言を依頼された仮想ペッ
トは、飼い主であるユーザBと出会ったときにユーザA
から依頼された伝言を伝える。
スを提供する。 【解決手段】 ユーザAが共有仮想空間上でユーザBと
会うことができなかった場合に、ユーザAは、ユーザB
が飼育している仮想ペット(エージェント)に対してユ
ーザBへの伝言を依頼する。伝言を依頼された仮想ペッ
トは、飼い主であるユーザBと出会ったときにユーザA
から依頼された伝言を伝える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コミュニティ・サ
ービス提供方法、コミュニティ・サービス提供装置、プ
ログラム格納媒体およびプログラムに係り、特にインタ
ーネットのようなコンピュータ・ネットワーク上で提供
されるコミュニティ系サービスの付加価値を高める技術
に関する。
ービス提供方法、コミュニティ・サービス提供装置、プ
ログラム格納媒体およびプログラムに係り、特にインタ
ーネットのようなコンピュータ・ネットワーク上で提供
されるコミュニティ系サービスの付加価値を高める技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネット上においては、例
えば、チャット(chat)などのようにネットワーク・コ
ンピューティング技術を利用したサービスが公開されて
いる。チャットとは、あるユーザにより入力された文字
(発言)が参加者全員のモニタ画面上に提示されること
によって、参加者同士でリアルタイムに会話を行うこと
(on-line-talk)ができるシステムをいう。したがっ
て、チャット・システムは、ネットワーク上に仮想的に
形成された「コミュニティ」であるともいえる。そし
て、このコミュニティは、複数のユーザがログインして
擬似的な社会活動、すなわちコミュニケーションを行う
ことによって成立し、かつ維持される。
えば、チャット(chat)などのようにネットワーク・コ
ンピューティング技術を利用したサービスが公開されて
いる。チャットとは、あるユーザにより入力された文字
(発言)が参加者全員のモニタ画面上に提示されること
によって、参加者同士でリアルタイムに会話を行うこと
(on-line-talk)ができるシステムをいう。したがっ
て、チャット・システムは、ネットワーク上に仮想的に
形成された「コミュニティ」であるともいえる。そし
て、このコミュニティは、複数のユーザがログインして
擬似的な社会活動、すなわちコミュニケーションを行う
ことによって成立し、かつ維持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、チャット・
システムのようなコミュニティ系のサービスの場合に
は、チャットに参加するユーザの数が少なくなってしま
うとサービスの運用上、深刻な問題となる。何故なら
ば、コミュニティは複数のユーザがログイン(参加)し
て擬似的な社会活動(コミュニケーション)を行うこと
で成立し、かつ維持されるものだからである。したがっ
て、コミュニティ空間上で他のユーザが見あたらない
(話し相手がいない)とサービスの対象であるコミュニ
ティそのものが形成されないこととなる。
システムのようなコミュニティ系のサービスの場合に
は、チャットに参加するユーザの数が少なくなってしま
うとサービスの運用上、深刻な問題となる。何故なら
ば、コミュニティは複数のユーザがログイン(参加)し
て擬似的な社会活動(コミュニケーション)を行うこと
で成立し、かつ維持されるものだからである。したがっ
て、コミュニティ空間上で他のユーザが見あたらない
(話し相手がいない)とサービスの対象であるコミュニ
ティそのものが形成されないこととなる。
【0004】言い換えれば、多数の参加者によって形成
されるコミュニティ系のサービスの場合には、参加者の
数がサービスの存在意義や存亡論に関わる極めて重大な
問題となる。したがって、多数のユーザを確保すること
ができるようなコミュニティ系のサービスを提案する必
要がある。
されるコミュニティ系のサービスの場合には、参加者の
数がサービスの存在意義や存亡論に関わる極めて重大な
問題となる。したがって、多数のユーザを確保すること
ができるようなコミュニティ系のサービスを提案する必
要がある。
【0005】そこで、本発明は、インターネットのよう
なコンピュータ・ネットワーク上においてコミュニティ
系のサービスを提供する際に、ユーザに対してより付加
価値の高いサービスを提供することができるコミュニテ
ィ・サービス提供方法、コミュニティ・サービス提供装
置、記録媒体およびプログラムを提供することを目的と
する。
なコンピュータ・ネットワーク上においてコミュニティ
系のサービスを提供する際に、ユーザに対してより付加
価値の高いサービスを提供することができるコミュニテ
ィ・サービス提供方法、コミュニティ・サービス提供装
置、記録媒体およびプログラムを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、サーバがネットワークを介して複数のユ
ーザ端末と通信を行い、各ユーザ端末から受信した情報
を反映した共有仮想空間を表す共有データを生成して前
記各ユーザ端末に提供する共有データ提供ステップと、
前記サーバが、前記共有仮想空間内を自律的に移動する
とともに前記各ユーザ端末に一意に割り当てられた複数
の移動体の位置情報を記憶する位置情報記憶ステップ
と、ある移動体に対応するユーザ端末以外の他ユーザ端
末において当該移動体が選択されたときに、前記サーバ
が、当該移動体に対応するユーザ端末のユーザに対する
伝言を入力するように促すための入力画面を前記他ユー
ザ端末に表示させる入力画面表示ステップと、前記サー
バが、前記他ユーザ端末により入力された伝言を、前記
他ユーザ端末を特定する情報および当該移動体に対応す
るユーザ端末を特定する情報と対応づけて記憶する伝言
記憶ステップとを備えることを特徴とする。
に、本発明は、サーバがネットワークを介して複数のユ
ーザ端末と通信を行い、各ユーザ端末から受信した情報
を反映した共有仮想空間を表す共有データを生成して前
記各ユーザ端末に提供する共有データ提供ステップと、
前記サーバが、前記共有仮想空間内を自律的に移動する
とともに前記各ユーザ端末に一意に割り当てられた複数
の移動体の位置情報を記憶する位置情報記憶ステップ
と、ある移動体に対応するユーザ端末以外の他ユーザ端
末において当該移動体が選択されたときに、前記サーバ
が、当該移動体に対応するユーザ端末のユーザに対する
伝言を入力するように促すための入力画面を前記他ユー
ザ端末に表示させる入力画面表示ステップと、前記サー
バが、前記他ユーザ端末により入力された伝言を、前記
他ユーザ端末を特定する情報および当該移動体に対応す
るユーザ端末を特定する情報と対応づけて記憶する伝言
記憶ステップとを備えることを特徴とする。
【0007】この発明によれば、サーバが、共有仮想空
間内で自律的に移動可能な移動体(仮想ペット)に対応
するユーザへの伝言を入力するための入力画面を、他の
ユーザのユーザ端末に表示させることができる。さら
に、入力画面を表示させたユーザ端末から入力された伝
言を、当該伝言を入力したユーザを特定する情報および
移動体に対応するユーザを特定する情報と対応づけて記
憶させることが可能となる。したがって、共有仮想空間
内にログインしていないユーザに対する伝言をサーバ上
に登録することができ、ユーザ間でより円滑なコミュニ
ケーションを楽しむことができるようになる。
間内で自律的に移動可能な移動体(仮想ペット)に対応
するユーザへの伝言を入力するための入力画面を、他の
ユーザのユーザ端末に表示させることができる。さら
に、入力画面を表示させたユーザ端末から入力された伝
言を、当該伝言を入力したユーザを特定する情報および
移動体に対応するユーザを特定する情報と対応づけて記
憶させることが可能となる。したがって、共有仮想空間
内にログインしていないユーザに対する伝言をサーバ上
に登録することができ、ユーザ間でより円滑なコミュニ
ケーションを楽しむことができるようになる。
【0008】また、本発明は、サーバがネットワークを
介して複数のユーザ端末と通信を行い、各ユーザ端末か
ら受信した情報を反映した共有仮想空間を表す共有デー
タを生成して前記各ユーザ端末に提供する共有データ提
供ステップと、前記サーバが、前記各ユーザ端末に対応
付けられた移動体の位置情報を記憶する位置情報記憶ス
テップと、伝言を依頼する第1のユーザ端末において当
該第1のユーザ端末および伝言の受け取り先である第2
のユーザ端末に対応しない移動体が選択されたとき、前
記サーバが、伝言を入力するとともに前記第2のユーザ
端末を特定する情報を入力するように促すための入力画
面を前記第1のユーザ端末に表示させる入力画面表示ス
テップと、前記サーバが、前記第1のユーザ端末により
入力された伝言を、前記第1のユーザ端末を特定する情
報、前記第1のユーザ端末において選択された移動体に
対応する第3のユーザ端末を特定する情報および前記第
2のユーザ端末を特定する情報と対応づけて記憶する伝
言記憶ステップとを備えることを特徴とする。
介して複数のユーザ端末と通信を行い、各ユーザ端末か
ら受信した情報を反映した共有仮想空間を表す共有デー
タを生成して前記各ユーザ端末に提供する共有データ提
供ステップと、前記サーバが、前記各ユーザ端末に対応
付けられた移動体の位置情報を記憶する位置情報記憶ス
テップと、伝言を依頼する第1のユーザ端末において当
該第1のユーザ端末および伝言の受け取り先である第2
のユーザ端末に対応しない移動体が選択されたとき、前
記サーバが、伝言を入力するとともに前記第2のユーザ
端末を特定する情報を入力するように促すための入力画
面を前記第1のユーザ端末に表示させる入力画面表示ス
テップと、前記サーバが、前記第1のユーザ端末により
入力された伝言を、前記第1のユーザ端末を特定する情
報、前記第1のユーザ端末において選択された移動体に
対応する第3のユーザ端末を特定する情報および前記第
2のユーザ端末を特定する情報と対応づけて記憶する伝
言記憶ステップとを備えることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、サーバが、共有仮想空
間内で移動可能な移動体(アバタおよび仮想ペット)を
選択した第1のユーザのユーザ端末に第2のユーザへの
伝言を入力するための入力画面を表示させることができ
る。さらに、入力画面を表示させたユーザ端末から入力
された伝言を、第1のユーザを特定する情報、選択され
た移動体に対応する第3のユーザを特定する情報および
第2のユーザを特定する情報と対応づけて記憶させるこ
とが可能となる。したがって、共有仮想空間内にログイ
ンしていないユーザに対する伝言をサーバ上に登録する
ことができ、ユーザ間でより円滑なコミュニケーション
を楽しむことができるようになる。
間内で移動可能な移動体(アバタおよび仮想ペット)を
選択した第1のユーザのユーザ端末に第2のユーザへの
伝言を入力するための入力画面を表示させることができ
る。さらに、入力画面を表示させたユーザ端末から入力
された伝言を、第1のユーザを特定する情報、選択され
た移動体に対応する第3のユーザを特定する情報および
第2のユーザを特定する情報と対応づけて記憶させるこ
とが可能となる。したがって、共有仮想空間内にログイ
ンしていないユーザに対する伝言をサーバ上に登録する
ことができ、ユーザ間でより円滑なコミュニケーション
を楽しむことができるようになる。
【0010】また、本発明は、サーバがネットワークを
介して複数のユーザ端末と通信を行い、各ユーザ端末か
ら受信した情報を反映した共有仮想空間を表す共有デー
タを生成して前記各ユーザ端末に提供する共有データ提
供ステップと、前記サーバが、前記各ユーザ端末に一意
に割り当てられるとともに前記各ユーザ端末からの指示
に基づいて前記共有仮想空間内を移動する複数の第1の
移動体の位置を示す第1の位置情報を記憶する第1の位
置情報記憶ステップと、前記サーバが、前記各ユーザ端
末に一意に割り当てられるとともに前記共有仮想空間内
を自律的に移動する複数の第2の移動体の位置を示す第
2の位置情報を記憶する第2の位置情報記憶ステップ
と、前記サーバが、前記第1の位置情報と前記第2の位
置情報に基づいて、前記第2の移動体の位置を基準とし
て予め定められた範囲内に前記第1の移動体が存在する
か否かを判定する存在判定ステップと、前記サーバが、
前記予め定められた範囲内に存在すると判定した前記第
1の移動体に対応するユーザ端末を特定する情報と前記
第2の移動体に対応するユーザ端末を特定する情報とが
一致するか否かを判断する一致判定ステップと、前記サ
ーバが、前記一致判定ステップにおいて両ユーザ端末を
特定する情報が一致すると判断した場合に、予め記憶さ
れている伝言情報から前記第1の移動体に対応する伝言
情報を抽出する伝言情報抽出ステップと、前記サーバ
が、前記第1の移動体に対応するユーザ端末に提供する
情報に対して前記抽出した伝言情報を追加する伝言情報
提供ステップとを備えることを特徴とする。
介して複数のユーザ端末と通信を行い、各ユーザ端末か
ら受信した情報を反映した共有仮想空間を表す共有デー
タを生成して前記各ユーザ端末に提供する共有データ提
供ステップと、前記サーバが、前記各ユーザ端末に一意
に割り当てられるとともに前記各ユーザ端末からの指示
に基づいて前記共有仮想空間内を移動する複数の第1の
移動体の位置を示す第1の位置情報を記憶する第1の位
置情報記憶ステップと、前記サーバが、前記各ユーザ端
末に一意に割り当てられるとともに前記共有仮想空間内
を自律的に移動する複数の第2の移動体の位置を示す第
2の位置情報を記憶する第2の位置情報記憶ステップ
と、前記サーバが、前記第1の位置情報と前記第2の位
置情報に基づいて、前記第2の移動体の位置を基準とし
て予め定められた範囲内に前記第1の移動体が存在する
か否かを判定する存在判定ステップと、前記サーバが、
前記予め定められた範囲内に存在すると判定した前記第
1の移動体に対応するユーザ端末を特定する情報と前記
第2の移動体に対応するユーザ端末を特定する情報とが
一致するか否かを判断する一致判定ステップと、前記サ
ーバが、前記一致判定ステップにおいて両ユーザ端末を
特定する情報が一致すると判断した場合に、予め記憶さ
れている伝言情報から前記第1の移動体に対応する伝言
情報を抽出する伝言情報抽出ステップと、前記サーバ
が、前記第1の移動体に対応するユーザ端末に提供する
情報に対して前記抽出した伝言情報を追加する伝言情報
提供ステップとを備えることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、サーバが、他のユーザ
から伝言を依頼された第2の移動体(仮想ペット)と、
第1の移動体(アバタ)との位置情報に基づいて、伝言
対象の第1の移動体(アバタ)を特定することができ
る。さらに、特定された第1の移動体(アバタ)に対し
て、他のユーザから依頼された伝言を伝えることができ
る。したがって、共有仮想空間内で他のユーザから依頼
された伝言を伝言対象のユーザに伝えることができ、ユ
ーザ間でより円滑なコミュニケーションを楽しむことが
できるようになる。
から伝言を依頼された第2の移動体(仮想ペット)と、
第1の移動体(アバタ)との位置情報に基づいて、伝言
対象の第1の移動体(アバタ)を特定することができ
る。さらに、特定された第1の移動体(アバタ)に対し
て、他のユーザから依頼された伝言を伝えることができ
る。したがって、共有仮想空間内で他のユーザから依頼
された伝言を伝言対象のユーザに伝えることができ、ユ
ーザ間でより円滑なコミュニケーションを楽しむことが
できるようになる。
【0012】また、本発明は、サーバがネットワークを
介して複数のユーザ端末と通信を行い、各ユーザ端末か
ら受信した情報を反映した共有仮想空間を表す共有デー
タを生成して前記各ユーザ端末に提供する共有データ提
供ステップと、前記サーバが、前記各ユーザ端末に対応
付けられた移動体の位置情報を記憶する位置情報記憶ス
テップと、前記サーバが、前記位置情報に基づいて、前
記移動体の位置を基準として予め定められた範囲内に他
の移動体が存在するか否かを判定する存在判定ステップ
と、前記サーバが、前記予め定められた範囲内に存在す
ると判定した前記他の移動体に対応するユーザ端末を特
定する情報と前記位置の基準とされた移動体に対応する
ユーザ端末を特定する情報との組に基づいて、予め記憶
されている伝言情報から前記組に対応する伝言情報を抽
出する伝言情報抽出ステップと、前記サーバが、前記他
の移動体に対応するユーザ端末に提供する情報に対して
前記抽出した伝言情報を追加する伝言情報提供ステップ
とを備えることを特徴とする。
介して複数のユーザ端末と通信を行い、各ユーザ端末か
ら受信した情報を反映した共有仮想空間を表す共有デー
タを生成して前記各ユーザ端末に提供する共有データ提
供ステップと、前記サーバが、前記各ユーザ端末に対応
付けられた移動体の位置情報を記憶する位置情報記憶ス
テップと、前記サーバが、前記位置情報に基づいて、前
記移動体の位置を基準として予め定められた範囲内に他
の移動体が存在するか否かを判定する存在判定ステップ
と、前記サーバが、前記予め定められた範囲内に存在す
ると判定した前記他の移動体に対応するユーザ端末を特
定する情報と前記位置の基準とされた移動体に対応する
ユーザ端末を特定する情報との組に基づいて、予め記憶
されている伝言情報から前記組に対応する伝言情報を抽
出する伝言情報抽出ステップと、前記サーバが、前記他
の移動体に対応するユーザ端末に提供する情報に対して
前記抽出した伝言情報を追加する伝言情報提供ステップ
とを備えることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、サーバが、他のユーザ
から伝言を依頼された移動体(アバタおよび仮想ペッ
ト)と、他の移動体(アバタ)との位置情報に基づい
て、伝言対象の他の移動体(アバタ)を特定することが
できる。さらに、特定された他の移動体(アバタ)に対
して、他のユーザから依頼された伝言を伝えることがで
きる。したがって、共有仮想空間内で他のユーザから依
頼された伝言を伝言対象のユーザに伝えることができ、
ユーザ間でより円滑なコミュニケーションを楽しむこと
ができるようになる。
から伝言を依頼された移動体(アバタおよび仮想ペッ
ト)と、他の移動体(アバタ)との位置情報に基づい
て、伝言対象の他の移動体(アバタ)を特定することが
できる。さらに、特定された他の移動体(アバタ)に対
して、他のユーザから依頼された伝言を伝えることがで
きる。したがって、共有仮想空間内で他のユーザから依
頼された伝言を伝言対象のユーザに伝えることができ、
ユーザ間でより円滑なコミュニケーションを楽しむこと
ができるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を詳解する。まず、本実施形態においては、
本発明に係るコミュニティ・サービス(コミュニティ系
のサービス)を実現するために適したコミュニティ・シ
ステムについて説明することとし、次に、コミュニティ
・サービスについて説明することとする。本発明に係る
コミュニティ・サービスでは、コミュニティを形成する
のに必要なユーザ数を取り込むために、他のユーザが飼
育しているペットに当該他のユーザへの伝言を頼むこと
ができるサービスを提供している。
の実施形態を詳解する。まず、本実施形態においては、
本発明に係るコミュニティ・サービス(コミュニティ系
のサービス)を実現するために適したコミュニティ・シ
ステムについて説明することとし、次に、コミュニティ
・サービスについて説明することとする。本発明に係る
コミュニティ・サービスでは、コミュニティを形成する
のに必要なユーザ数を取り込むために、他のユーザが飼
育しているペットに当該他のユーザへの伝言を頼むこと
ができるサービスを提供している。
【0015】[1.コミュニティ・システムの構成]
[1−1.システム構成]図1は、本発明を実現するた
めに適した共有仮想空間(Community Place)を提供す
ることができるコミュニティ・システムを含んだネット
ワーク・コンピューティング・システム1の構成を模式的
に示したものである。ここで、共有仮想空間とは、ネッ
トワーク上のサーバ装置に形成された仮想空間であっ
て、複数のユーザが同時にログイン可能な仮想空間をい
う。
めに適した共有仮想空間(Community Place)を提供す
ることができるコミュニティ・システムを含んだネット
ワーク・コンピューティング・システム1の構成を模式的
に示したものである。ここで、共有仮想空間とは、ネッ
トワーク上のサーバ装置に形成された仮想空間であっ
て、複数のユーザが同時にログイン可能な仮想空間をい
う。
【0016】図1に示すように、ネットワーク・コンピ
ューティング・システム1は、インターネット10、L
AN(Local Area Network)20A,20B、および公
衆電話網30などを備えている。なお、ネットワーク・
コンピューティング・システム1には、携帯電話サービ
ス・プロバイダ、PHS(Personal Handyphone Syste
m)サービス・プロバイダ、ポケットベル(登録商標)
(ページャ)・サービス・プロバイダなどの無線通信サー
ビスを提供する多数のキャリアによって多数の無線電話
網が備えられていてもよい。また、LAN20A,20
Bは、単一のネットワーク・セグメントであっても、あ
るいは複数のセグメントがルータにより接続された構成
であってもよい。
ューティング・システム1は、インターネット10、L
AN(Local Area Network)20A,20B、および公
衆電話網30などを備えている。なお、ネットワーク・
コンピューティング・システム1には、携帯電話サービ
ス・プロバイダ、PHS(Personal Handyphone Syste
m)サービス・プロバイダ、ポケットベル(登録商標)
(ページャ)・サービス・プロバイダなどの無線通信サー
ビスを提供する多数のキャリアによって多数の無線電話
網が備えられていてもよい。また、LAN20A,20
Bは、単一のネットワーク・セグメントであっても、あ
るいは複数のセグメントがルータにより接続された構成
であってもよい。
【0017】インターネット10と、LAN20A,2
0Bとは、ルータ21A,21Bを介して相互に接続さ
れている。また、インターネット10やLAN20A,
20B上のサーバは、例えばTCP/IP(Transmissi
on Control Protocol/Internet Protocol)などの所定
の通信プロトコルにしたがって相互にアクセスが可能で
ある。また、インターネット10と、公衆電話網30と
は、ゲートウェイ・システム40によって相互に接続さ
れている。公衆電話網30としては、例えばISDN
(Integrated Service Digital Network)やPSTN
(Public SwitchedTelephone Network)がある。また、
公衆電話網30は、多数の交換局及び端局(図示しな
い)を備え、公衆電話網30の末端には一般の家庭内に
設置される電話機が接続されている。
0Bとは、ルータ21A,21Bを介して相互に接続さ
れている。また、インターネット10やLAN20A,
20B上のサーバは、例えばTCP/IP(Transmissi
on Control Protocol/Internet Protocol)などの所定
の通信プロトコルにしたがって相互にアクセスが可能で
ある。また、インターネット10と、公衆電話網30と
は、ゲートウェイ・システム40によって相互に接続さ
れている。公衆電話網30としては、例えばISDN
(Integrated Service Digital Network)やPSTN
(Public SwitchedTelephone Network)がある。また、
公衆電話網30は、多数の交換局及び端局(図示しな
い)を備え、公衆電話網30の末端には一般の家庭内に
設置される電話機が接続されている。
【0018】図1に示すネットワーク・コンピューティ
ング・システム1では、LAN20Aを運営するインタ
ーネット・サービス・プロバイダ(ISP)が、本実施形
態に係るチャットによるコミュニティ・システムを提供
している。ここで、コミュニティ・システムとは、ユー
ザ間でインターネット10を介してリアルタイムにコミ
ュニケーションが行えるサービスを提供するシステムを
いう。本実施形態に係るコミュニティ・システムは、3
次元グラフィックスを用いて描画された3次元共有仮想
空間上に対して複数のログイン・ユーザが自分の分身で
ある「アバタ」(avatar:インド神話に登場する「神の
化身」という意味。)を送り込み、リアルタイムにコミ
ュニケーションを行い得る環境を提供するシステムであ
る。
ング・システム1では、LAN20Aを運営するインタ
ーネット・サービス・プロバイダ(ISP)が、本実施形
態に係るチャットによるコミュニティ・システムを提供
している。ここで、コミュニティ・システムとは、ユー
ザ間でインターネット10を介してリアルタイムにコミ
ュニケーションが行えるサービスを提供するシステムを
いう。本実施形態に係るコミュニティ・システムは、3
次元グラフィックスを用いて描画された3次元共有仮想
空間上に対して複数のログイン・ユーザが自分の分身で
ある「アバタ」(avatar:インド神話に登場する「神の
化身」という意味。)を送り込み、リアルタイムにコミ
ュニケーションを行い得る環境を提供するシステムであ
る。
【0019】コミュニティ・システムは、共有仮想空間
を管理するCPサーバ22と、共有アプリケーションの
動作を制御するアプリケーション・オブジェクトサーバ
(以下、AOサーバと記載する。)23と、HTML
(Hyper Text Markup Language)コンテンツなどのHT
TP(Hyper Text Transfer Protocol)資源オブジェク
トを提供するWWWサーバ25Aと、コミュニティ・シ
ステムにおける課金情報の管理を行う課金サーバ27
と、3次元共有仮想空間にログインして共有仮想空間を
表示するユーザPC100とを備える。
を管理するCPサーバ22と、共有アプリケーションの
動作を制御するアプリケーション・オブジェクトサーバ
(以下、AOサーバと記載する。)23と、HTML
(Hyper Text Markup Language)コンテンツなどのHT
TP(Hyper Text Transfer Protocol)資源オブジェク
トを提供するWWWサーバ25Aと、コミュニティ・シ
ステムにおける課金情報の管理を行う課金サーバ27
と、3次元共有仮想空間にログインして共有仮想空間を
表示するユーザPC100とを備える。
【0020】WWWサーバ25Aは、HTMLコンテン
ツの他に、3次元共有仮想空間を記述したVRML(Vi
rtual Reality Modeling Language)コンテンツを提供
する。このVRMLコンテンツには、共有仮想空間の記
述と、共有仮想空間にログインしている各ユーザ間で共
有されるオブジェクトやこのオブジェクトの動作を表現
する共有アプリケーションの記述とが含まれている。こ
れらVRMLコンテンツに含まれるデータは、画像デー
タであるとともに、共有仮想空間上で各ログイン・ユー
ザにより共有される「共有データ」である。ここで、ネ
ットワーク上の3次元共有仮想空間は、例えば、VRM
L97(下記文献[1]参照)で記述することができる。
さらに、Javaを用いて動作を記述することができ
る。また、WWWサーバ25Aは、複数のCPサーバ2
2のアドレス(URL:Uniform Resource Locator)を
格納している。 文献[1]:http://www.vrml.org/Specifications/vrml97
ツの他に、3次元共有仮想空間を記述したVRML(Vi
rtual Reality Modeling Language)コンテンツを提供
する。このVRMLコンテンツには、共有仮想空間の記
述と、共有仮想空間にログインしている各ユーザ間で共
有されるオブジェクトやこのオブジェクトの動作を表現
する共有アプリケーションの記述とが含まれている。こ
れらVRMLコンテンツに含まれるデータは、画像デー
タであるとともに、共有仮想空間上で各ログイン・ユー
ザにより共有される「共有データ」である。ここで、ネ
ットワーク上の3次元共有仮想空間は、例えば、VRM
L97(下記文献[1]参照)で記述することができる。
さらに、Javaを用いて動作を記述することができ
る。また、WWWサーバ25Aは、複数のCPサーバ2
2のアドレス(URL:Uniform Resource Locator)を
格納している。 文献[1]:http://www.vrml.org/Specifications/vrml97
【0021】ユーザPC100は、WWWサーバ25A
が提供するHTMLコンテンツをブラウズするHTML
ブラウザと、VRMLコンテンツを扱うことができるV
RMLブラウザの双方を備えている。本実施形態で使用
されるVRMLブラウザは、特に、共有仮想空間(Comm
unity Place)を表示しナビゲーションすることから、
以降、「CPブラウザ」と呼ぶことにする。また、HT
MLブラウザとCPブラウザは、例えば米Micros
oft社のオペレーティング・システム"Window
s95/98/NT/2000(登録商標)"などによ
って提供される同一のプラットフォーム上で動作するこ
とができる。
が提供するHTMLコンテンツをブラウズするHTML
ブラウザと、VRMLコンテンツを扱うことができるV
RMLブラウザの双方を備えている。本実施形態で使用
されるVRMLブラウザは、特に、共有仮想空間(Comm
unity Place)を表示しナビゲーションすることから、
以降、「CPブラウザ」と呼ぶことにする。また、HT
MLブラウザとCPブラウザは、例えば米Micros
oft社のオペレーティング・システム"Window
s95/98/NT/2000(登録商標)"などによ
って提供される同一のプラットフォーム上で動作するこ
とができる。
【0022】AOサーバ23には、AO(Application
Object)が格納されており、このAOは、共有アプリケ
ーションを管理している。AOの開発環境は、主にJa
va言語やC++言語などである。AOは、CPサーバ
22へのアクセスや、AOが管理する共有物体(共有ア
プリケーション)を制御するAPI(Application Prog
uamming Interface)を提供する。ここで、共有物体と
は、各ユーザPC100のCPブラウザ上に出現する
(すなわち共有される)オブジェクトのことをいい、具
体的にはユーザの分身であるアバタやアバタが飼育する
仮想ペット、あるいはアバタが所有する部屋やアバタが
取得し保管するアイテムや機能などのオブジェクトが含
まれる。
Object)が格納されており、このAOは、共有アプリケ
ーションを管理している。AOの開発環境は、主にJa
va言語やC++言語などである。AOは、CPサーバ
22へのアクセスや、AOが管理する共有物体(共有ア
プリケーション)を制御するAPI(Application Prog
uamming Interface)を提供する。ここで、共有物体と
は、各ユーザPC100のCPブラウザ上に出現する
(すなわち共有される)オブジェクトのことをいい、具
体的にはユーザの分身であるアバタやアバタが飼育する
仮想ペット、あるいはアバタが所有する部屋やアバタが
取得し保管するアイテムや機能などのオブジェクトが含
まれる。
【0023】また、本実施形態では、アバタのように各
ユーザPC100からの指示に基づいて共有仮想空間内
を移動するオブジェクトや仮想ペットのように共有仮想
空間内を自律的に移動するオブジェクトのことを「移動
体(エージェント)」という。なお、AOサーバ23
は、独立したサーバ装置であってもよいし、CPサーバ
22に含めてもよい。
ユーザPC100からの指示に基づいて共有仮想空間内
を移動するオブジェクトや仮想ペットのように共有仮想
空間内を自律的に移動するオブジェクトのことを「移動
体(エージェント)」という。なお、AOサーバ23
は、独立したサーバ装置であってもよいし、CPサーバ
22に含めてもよい。
【0024】また、AOサーバ23は、情報データベー
ス28を備えている。情報データベース28には、ユー
ザ情報テーブルとエージェント管理テーブルと伝言情報
テーブルとが格納されている。図8にユーザ情報テーブ
ルの構成例を示す。ユーザ情報テーブルは、ユーザの分
身であるアバタなどに関するユーザ情報を記憶する。ユ
ーザ情報テーブルは、キーフィールドであるユーザID
8aごとに生成され、その他のフィールドとしてアバタ
名8bと、ペット名8cと、メールアドレス8dと、仮
想PHS番号8eとペット情報8fとを有している。ユ
ーザ情報テーブルは、これら各フィールドを対応付けて
記憶している。
ス28を備えている。情報データベース28には、ユー
ザ情報テーブルとエージェント管理テーブルと伝言情報
テーブルとが格納されている。図8にユーザ情報テーブ
ルの構成例を示す。ユーザ情報テーブルは、ユーザの分
身であるアバタなどに関するユーザ情報を記憶する。ユ
ーザ情報テーブルは、キーフィールドであるユーザID
8aごとに生成され、その他のフィールドとしてアバタ
名8bと、ペット名8cと、メールアドレス8dと、仮
想PHS番号8eとペット情報8fとを有している。ユ
ーザ情報テーブルは、これら各フィールドを対応付けて
記憶している。
【0025】ユーザ情報テーブルのユーザID8aは、
ユーザを一意に特定する情報である。アバタ名8bは、
ユーザにより任意に登録されたアバタの名称を示す情報
であり、ペット名8cは、アバタが飼育している仮想ペ
ットの名称を示す情報である。メールアドレス8dは、
現実世界においてユーザが取得しているメールアドレス
を示す情報であり、仮想PHS番号8eは、共有仮想空
間内で使用する仮想PHSを一意に特定する情報であ
る。ここで、仮想PHSとは、ユーザと他のユーザとの
間でお互いの仮想PHSを仮想PHS番号に基づいて擬
似的に接続することで互いにチャット形式で会話をする
ことが可能になる機能をいう。また、ペット情報8f
は、ペットの名前・模様・体重・年齢・気分・持ち物・満腹度
などを示す情報である。
ユーザを一意に特定する情報である。アバタ名8bは、
ユーザにより任意に登録されたアバタの名称を示す情報
であり、ペット名8cは、アバタが飼育している仮想ペ
ットの名称を示す情報である。メールアドレス8dは、
現実世界においてユーザが取得しているメールアドレス
を示す情報であり、仮想PHS番号8eは、共有仮想空
間内で使用する仮想PHSを一意に特定する情報であ
る。ここで、仮想PHSとは、ユーザと他のユーザとの
間でお互いの仮想PHSを仮想PHS番号に基づいて擬
似的に接続することで互いにチャット形式で会話をする
ことが可能になる機能をいう。また、ペット情報8f
は、ペットの名前・模様・体重・年齢・気分・持ち物・満腹度
などを示す情報である。
【0026】図9にエージェント管理テーブルの構成例
を示す。エージェント管理テーブルは、エージェント
(アバタやペット)を管理するための情報を記憶する。
エージェント管理テーブルは、キーフィールドであるエ
ージェントID9aごとに生成され、その他のフィール
ドとして位置情報9bと、視点情報9cとを有してい
る。エージェント管理テーブルは、これら各フィールド
を対応付けて記憶している。
を示す。エージェント管理テーブルは、エージェント
(アバタやペット)を管理するための情報を記憶する。
エージェント管理テーブルは、キーフィールドであるエ
ージェントID9aごとに生成され、その他のフィール
ドとして位置情報9bと、視点情報9cとを有してい
る。エージェント管理テーブルは、これら各フィールド
を対応付けて記憶している。
【0027】エージェント管理テーブルのエージェント
ID9aは、エージェントを一意に特定する情報であ
り、“ユーザID+エージェント区分”により表され
る。エージェント区分とは、例えば、エージェントがア
バタである場合には“1”となり、エージェントがペッ
トである場合には“2”となる。位置情報9bは、共有
仮想空間上で動き回るエージェントの現在位置を示す三
次元座標情報であり、視点情報9cは、エージェントの
現在の視点位置を示す三次元座標情報である。ここで、
エージェントの位置情報および視点情報は、ユーザPC
100から入力されるエージェントの動作方向を指示す
るための信号をCPサーバ22経由で受信したAOサー
バ23により随時更新される。
ID9aは、エージェントを一意に特定する情報であ
り、“ユーザID+エージェント区分”により表され
る。エージェント区分とは、例えば、エージェントがア
バタである場合には“1”となり、エージェントがペッ
トである場合には“2”となる。位置情報9bは、共有
仮想空間上で動き回るエージェントの現在位置を示す三
次元座標情報であり、視点情報9cは、エージェントの
現在の視点位置を示す三次元座標情報である。ここで、
エージェントの位置情報および視点情報は、ユーザPC
100から入力されるエージェントの動作方向を指示す
るための信号をCPサーバ22経由で受信したAOサー
バ23により随時更新される。
【0028】図7に伝言情報テーブルの構成例を示す。
伝言情報テーブルは伝言情報を記憶する。伝言情報と
は、ユーザの分身であるアバタが共有仮想空間上で他の
アバタの仮想ペットに依頼した他のアバタへの伝言に関
する情報である。伝言情報テーブルは、フィールドとし
てCPサーバID7aと、伝言対象者ID7bと、伝言
依頼者ID7cと、伝言内容7dと、伝言日時7eとを
有している。伝言情報テーブルは、これら各フィールド
を対応付けて記憶している。
伝言情報テーブルは伝言情報を記憶する。伝言情報と
は、ユーザの分身であるアバタが共有仮想空間上で他の
アバタの仮想ペットに依頼した他のアバタへの伝言に関
する情報である。伝言情報テーブルは、フィールドとし
てCPサーバID7aと、伝言対象者ID7bと、伝言
依頼者ID7cと、伝言内容7dと、伝言日時7eとを
有している。伝言情報テーブルは、これら各フィールド
を対応付けて記憶している。
【0029】CPサーバID7aは、伝言を依頼したと
きにログインしていたCPサーバを一意に特定する情報
である。伝言対象者ID7bは、伝言の対象となるユー
ザを一意に特定する情報であり、伝言依頼者ID7c
は、伝言を依頼したユーザを一意に特定する情報であ
る。伝言内容7dは伝言の内容を示す情報であり、伝言
日時7eは伝言が依頼されたときの日時を示す情報であ
る。
きにログインしていたCPサーバを一意に特定する情報
である。伝言対象者ID7bは、伝言の対象となるユー
ザを一意に特定する情報であり、伝言依頼者ID7c
は、伝言を依頼したユーザを一意に特定する情報であ
る。伝言内容7dは伝言の内容を示す情報であり、伝言
日時7eは伝言が依頼されたときの日時を示す情報であ
る。
【0030】図7の7zを参照して伝言情報テーブルに
格納される伝言情報の内容を具体的に説明する。7z
は、ユーザID(伝言依頼者ID6c)が“BBB”で
あるユーザが、ユーザID(伝言対象者ID6c)が
“AAA”であるユーザの仮想ペットに対して、“この
前の写真ができました”という伝言を“2001/8/16 14:3
0”に依頼したことを示している。また、その伝言は、
CPサーバID6aが“001”であるCPサーバに対
応する共有仮想空間内において依頼されたものであるこ
とを示している。
格納される伝言情報の内容を具体的に説明する。7z
は、ユーザID(伝言依頼者ID6c)が“BBB”で
あるユーザが、ユーザID(伝言対象者ID6c)が
“AAA”であるユーザの仮想ペットに対して、“この
前の写真ができました”という伝言を“2001/8/16 14:3
0”に依頼したことを示している。また、その伝言は、
CPサーバID6aが“001”であるCPサーバに対
応する共有仮想空間内において依頼されたものであるこ
とを示している。
【0031】課金サーバ27には、ユーザが所有してい
る部屋やアイテムに関する情報、およびユーザが仮想空
間内に飾り付けた画像に関する情報を記憶するととも
に、ユーザから徴収する使用料金に関する情報を記憶す
る課金データベース24が備えられている。ここで、ア
イテムとは、例えば、3次元共有仮想空間上で、アバタ
や仮想ペットが保有するお金、餌などの持ち物や画像を
飾り付けるための手段などである。アイテムは、共有仮
想空間上において、店舗内の棚に陳列されたり、道端に
落ちていたりする。各ログイン・ユーザは、アバタや仮
想ペットにアイテムを購入させたり拾わせたりすること
で、自らの意思でアイテムを入手することができる。
る部屋やアイテムに関する情報、およびユーザが仮想空
間内に飾り付けた画像に関する情報を記憶するととも
に、ユーザから徴収する使用料金に関する情報を記憶す
る課金データベース24が備えられている。ここで、ア
イテムとは、例えば、3次元共有仮想空間上で、アバタ
や仮想ペットが保有するお金、餌などの持ち物や画像を
飾り付けるための手段などである。アイテムは、共有仮
想空間上において、店舗内の棚に陳列されたり、道端に
落ちていたりする。各ログイン・ユーザは、アバタや仮
想ペットにアイテムを購入させたり拾わせたりすること
で、自らの意思でアイテムを入手することができる。
【0032】[1−2.ハードウェア構成]次に、図2
を参照して、コミュニティ・システムにおける各種サー
バまたはユーザPCとして用いられているコンピュータ
・システム500のハードウェア構成例を説明する。コ
ンピュータ・システム500のメイン・コントローラで
あるプロセッサ511は、例えば、単一のLSI(Larg
e Scale Integration)チップで構成されたCPU(Cen
tral Processing Unit)である。そして、このCPU
は、オペレーティング・システム(OS)の制御下で、
各種のアプリケーションを実行するようになっている。
OSは、より好ましくはGUI(Graphical User Inter
ferface)環境を提供する方がよい。このようなOSと
しては、例えば、UNIX(登録商標)、または、米M
icrosoft社のWindows98/NT/20
00(登録商標)がある。
を参照して、コミュニティ・システムにおける各種サー
バまたはユーザPCとして用いられているコンピュータ
・システム500のハードウェア構成例を説明する。コ
ンピュータ・システム500のメイン・コントローラで
あるプロセッサ511は、例えば、単一のLSI(Larg
e Scale Integration)チップで構成されたCPU(Cen
tral Processing Unit)である。そして、このCPU
は、オペレーティング・システム(OS)の制御下で、
各種のアプリケーションを実行するようになっている。
OSは、より好ましくはGUI(Graphical User Inter
ferface)環境を提供する方がよい。このようなOSと
しては、例えば、UNIX(登録商標)、または、米M
icrosoft社のWindows98/NT/20
00(登録商標)がある。
【0033】図2に示すように、プロセッサ511は、
バス517によって他の機器類(後述)と相互に接続さ
れている。バス517上の各機器にはそれぞれ固有のメ
モリ・アドレスまたはI/Oアドレスが付与されてい
る。したがって、プロセッサ511はこれらのアドレス
によって各機器へのアクセスが可能となっている。バス
517の一例としてはPCI(Peripheral Component I
nterconnect)バスがある。メモリ512は、プロセッ
サ511において実行されるプログラム・コードを格納
したり、実行中の作業データを一時的に保管するために
使用される記憶装置である。図2に示すメモリ512
は、不揮発性及び揮発性メモリ双方を含むものである。
バス517によって他の機器類(後述)と相互に接続さ
れている。バス517上の各機器にはそれぞれ固有のメ
モリ・アドレスまたはI/Oアドレスが付与されてい
る。したがって、プロセッサ511はこれらのアドレス
によって各機器へのアクセスが可能となっている。バス
517の一例としてはPCI(Peripheral Component I
nterconnect)バスがある。メモリ512は、プロセッ
サ511において実行されるプログラム・コードを格納
したり、実行中の作業データを一時的に保管するために
使用される記憶装置である。図2に示すメモリ512
は、不揮発性及び揮発性メモリ双方を含むものである。
【0034】ネットワーク・インターフェース515
は、Ethernet(登録商標)などの所定の通信プ
ロトコルにしたがって、コンピュータ・システム500
をLAN(Local Area Network)などのネットワークに
接続する。ネットワーク・インターフェース515は、
一般に、LANアダプタ・カードの形態で提供され、コ
ンピュータ・システム500のマザーボード(図示しな
い)上のPCIバス・スロットに装着して用いられる。
ただし、ネットワーク・インターフェースではなく、モ
デム(図示しない)経由で外部ネットワークに接続する
こともできる。外部機器インターフェース516は、ハ
ード・ディスク・ドライブ(HDD)524やメディア・
ドライブ525などの外部装置をコンピュータ・システ
ム500に接続するための装置である。外部機器インタ
ーフェース516は、例えば、IDE(Integrated Dri
ve Electronics)やSCSI(Small Computer System
Interface)などのインターフェース規格に準拠してい
る。
は、Ethernet(登録商標)などの所定の通信プ
ロトコルにしたがって、コンピュータ・システム500
をLAN(Local Area Network)などのネットワークに
接続する。ネットワーク・インターフェース515は、
一般に、LANアダプタ・カードの形態で提供され、コ
ンピュータ・システム500のマザーボード(図示しな
い)上のPCIバス・スロットに装着して用いられる。
ただし、ネットワーク・インターフェースではなく、モ
デム(図示しない)経由で外部ネットワークに接続する
こともできる。外部機器インターフェース516は、ハ
ード・ディスク・ドライブ(HDD)524やメディア・
ドライブ525などの外部装置をコンピュータ・システ
ム500に接続するための装置である。外部機器インタ
ーフェース516は、例えば、IDE(Integrated Dri
ve Electronics)やSCSI(Small Computer System
Interface)などのインターフェース規格に準拠してい
る。
【0035】HDD524は、記憶媒体としての磁気デ
ィスクを搭載した外部記憶装置であり、記憶容量やデー
タ転送速度などの点で他の外部記憶装置よりも優れてい
る。HDD524には、プロセッサ511が実行すべき
オペレーティング・システムのプログラムや、アプリケ
ーション・プログラム、デバイス・ドライバなどが不揮発
的に格納されている。ここで、AOサーバ23のHDD
524には、上述したユーザ情報テーブル・エージェン
ト管理テーブル・伝言情報テーブルを含む情報データベ
ース28が格納されている。
ィスクを搭載した外部記憶装置であり、記憶容量やデー
タ転送速度などの点で他の外部記憶装置よりも優れてい
る。HDD524には、プロセッサ511が実行すべき
オペレーティング・システムのプログラムや、アプリケ
ーション・プログラム、デバイス・ドライバなどが不揮発
的に格納されている。ここで、AOサーバ23のHDD
524には、上述したユーザ情報テーブル・エージェン
ト管理テーブル・伝言情報テーブルを含む情報データベ
ース28が格納されている。
【0036】メディア・ドライブ525は、CD(Compa
ct Disc)、MO(Magneto-Opticaldisc)、DVD(Di
gital Versatile Disc)などの可搬型メディアを装填し
て、可搬型メディアのデータ記録面にアクセスするため
の装置である。可搬型メディアは、主として、ソフトウ
ェア・プログラムやデータ・ファイルなどをコンピュータ
可読形式のデータとしてバックアップすることや、これ
らをシステム間で移動(販売・流通・配布を含む)する目
的で使用されている。
ct Disc)、MO(Magneto-Opticaldisc)、DVD(Di
gital Versatile Disc)などの可搬型メディアを装填し
て、可搬型メディアのデータ記録面にアクセスするため
の装置である。可搬型メディアは、主として、ソフトウ
ェア・プログラムやデータ・ファイルなどをコンピュータ
可読形式のデータとしてバックアップすることや、これ
らをシステム間で移動(販売・流通・配布を含む)する目
的で使用されている。
【0037】ディスプレイ・コントローラ513は、プ
ロセッサ511が発行する描画命令を実際に処理するた
めの専用コントローラである。そして、ディスプレイ・
コントローラ513は、例えばSVGA(Super Video
Graphic Array)またはXGA(eXtended Graphic Arra
y)相当のビットマップ描画機能をサポートするもので
ある。ディスプレイ・コントローラ513によって生成
された描画データ(ビットマップデータ)は、例えばフ
レーム・バッファ(図示しない)に一旦書き込まれた
後、ディスプレイ521に画面出力される。ディスプレ
イ521としては、例えば、CRT(Cathode Ray Tub
e)ディスプレイや、液晶表示ディスプレイ(Liquid Cr
ystal Display)などがある。入力機器インターフェー
ス514は、キーボード522やマウス523などの入
力機器をコンピュータ・システム500に接続するため
の装置である。入力機器インターフェース514は、キ
ーボード522によるキー入力またはマウス523を介
した座標指示入力に応答して、プロセッサ511に対し
て割り込みを発生する。
ロセッサ511が発行する描画命令を実際に処理するた
めの専用コントローラである。そして、ディスプレイ・
コントローラ513は、例えばSVGA(Super Video
Graphic Array)またはXGA(eXtended Graphic Arra
y)相当のビットマップ描画機能をサポートするもので
ある。ディスプレイ・コントローラ513によって生成
された描画データ(ビットマップデータ)は、例えばフ
レーム・バッファ(図示しない)に一旦書き込まれた
後、ディスプレイ521に画面出力される。ディスプレ
イ521としては、例えば、CRT(Cathode Ray Tub
e)ディスプレイや、液晶表示ディスプレイ(Liquid Cr
ystal Display)などがある。入力機器インターフェー
ス514は、キーボード522やマウス523などの入
力機器をコンピュータ・システム500に接続するため
の装置である。入力機器インターフェース514は、キ
ーボード522によるキー入力またはマウス523を介
した座標指示入力に応答して、プロセッサ511に対し
て割り込みを発生する。
【0038】なお、図1における各種サーバには、上述
したディスプレイ・コントローラ513、ディスプレイ
521、入力機器インターフェース514、キーボード
522、マウス523を必ずしも備える必要はない。
したディスプレイ・コントローラ513、ディスプレイ
521、入力機器インターフェース514、キーボード
522、マウス523を必ずしも備える必要はない。
【0039】[2.コミュニティ・システムの動作]図
3は、本実施形態に係るコミュニティ・システムにログ
インしたユーザのユーザPC100A,B上で、共有仮
想空間を表示するための動作を模式的に示している。上
述したように、各ユーザAおよびBのユーザPC100
AおよびB上では、HTMLブラウザとともに、VRM
Lコンテンツを解釈することが可能なCPブラウザが稼
動している。なお、HTMLブラウザとしては、例え
ば、米Netscape Communications社の"Netscape Navigat
or"や、米Microsoft社の"Internet Explorer"
がある。
3は、本実施形態に係るコミュニティ・システムにログ
インしたユーザのユーザPC100A,B上で、共有仮
想空間を表示するための動作を模式的に示している。上
述したように、各ユーザAおよびBのユーザPC100
AおよびB上では、HTMLブラウザとともに、VRM
Lコンテンツを解釈することが可能なCPブラウザが稼
動している。なお、HTMLブラウザとしては、例え
ば、米Netscape Communications社の"Netscape Navigat
or"や、米Microsoft社の"Internet Explorer"
がある。
【0040】ユーザPC100Aは、例えば、ダイヤル
アップIP接続などの所定の手続を経て最寄のアクセス
・ポイント(AP)へ接続することによりインターネッ
ト10に接続する。さらに、ユーザPC100Aは、H
TMLブラウザによりHTTPプロトコルにしたがって
WWWサーバ25Aにアクセスする。そして、ユーザP
C100Aは、WWWサーバ25Aから共有仮想空間を
選択するためのメニュー画面を記述するVRMLコンテ
ンツを受信すると、これをCPブラウザに出力する。
アップIP接続などの所定の手続を経て最寄のアクセス
・ポイント(AP)へ接続することによりインターネッ
ト10に接続する。さらに、ユーザPC100Aは、H
TMLブラウザによりHTTPプロトコルにしたがって
WWWサーバ25Aにアクセスする。そして、ユーザP
C100Aは、WWWサーバ25Aから共有仮想空間を
選択するためのメニュー画面を記述するVRMLコンテ
ンツを受信すると、これをCPブラウザに出力する。
【0041】ユーザPC100AのCPブラウザは、取
得したVRMLコンテンツを解析してディスプレイに共
有仮想空間を選択するためのメニュー画面を表示させ
る。また、CPブラウザは、取得したVRMLコンテン
ツにおいて指定されているアドレスに対応するCPサー
バ22に接続(すなわちログイン)する。
得したVRMLコンテンツを解析してディスプレイに共
有仮想空間を選択するためのメニュー画面を表示させ
る。また、CPブラウザは、取得したVRMLコンテン
ツにおいて指定されているアドレスに対応するCPサー
バ22に接続(すなわちログイン)する。
【0042】CPサーバ22への接続、すなわちログイ
ンに成功すると、それ以後に行われるユーザPC100
AのCPブラウザとCPサーバ22間の通信は所定のサ
ーバ/クライアント間プロトコル(以下、VSCP(Vir
tual Society Server ClientProtocol)と記載する。;
下記文献[2]参照)を用いて行われる。このVSCPに
は、ユーザがユーザPC100AのCPブラウザを通し
て行った変更(例えば、アバタによるアイテムの取得や
廃棄など)をCPサーバ22に通知する機能や、この通
知された情報をCPサーバ22からさらに他のユーザP
C100BのCPブラウザに通知する機能が含まれてい
る。
ンに成功すると、それ以後に行われるユーザPC100
AのCPブラウザとCPサーバ22間の通信は所定のサ
ーバ/クライアント間プロトコル(以下、VSCP(Vir
tual Society Server ClientProtocol)と記載する。;
下記文献[2]参照)を用いて行われる。このVSCPに
は、ユーザがユーザPC100AのCPブラウザを通し
て行った変更(例えば、アバタによるアイテムの取得や
廃棄など)をCPサーバ22に通知する機能や、この通
知された情報をCPサーバ22からさらに他のユーザP
C100BのCPブラウザに通知する機能が含まれてい
る。
【0043】一方、ユーザPC100BもユーザPC1
00Aと同様にしてWWWサーバ25Aにアクセスし、
VRMLコンテンツを取得すると、ユーザPC100B
のCPブラウザがVRMLコンテンツを解析してディス
プレイに共有仮想空間を表示する。このように、WWW
サーバ25Aから同一のVRMLコンテンツを取得した
ユーザPC100AおよびBの各CPブラウザは、同一
のCPサーバ22に接続することになる。したがって、
ユーザPC100AおよびBは、VRMLコンテンツに
記述されているVRMLシーンすなわち3次元共有仮想
空間を共有することとなる。 文献[2]:Honda, Y, Matsuda, K., Rekimoto, J and Le
a, R. "Virtual society". Proc. of VRML'95, San Die
go. USA. ACM press, pp. 109-116, 1995.
00Aと同様にしてWWWサーバ25Aにアクセスし、
VRMLコンテンツを取得すると、ユーザPC100B
のCPブラウザがVRMLコンテンツを解析してディス
プレイに共有仮想空間を表示する。このように、WWW
サーバ25Aから同一のVRMLコンテンツを取得した
ユーザPC100AおよびBの各CPブラウザは、同一
のCPサーバ22に接続することになる。したがって、
ユーザPC100AおよびBは、VRMLコンテンツに
記述されているVRMLシーンすなわち3次元共有仮想
空間を共有することとなる。 文献[2]:Honda, Y, Matsuda, K., Rekimoto, J and Le
a, R. "Virtual society". Proc. of VRML'95, San Die
go. USA. ACM press, pp. 109-116, 1995.
【0044】CPサーバ22(共有仮想空間)にログイ
ンしたユーザは、共有仮想空間上ではユーザ自身の分身
としてのアバタとして表現される。所定のアバタが、仮
想空間を移動すると、その動作は、CPサーバ22(共
有仮想空間)にログインしている他のユーザが操作する
CPブラウザ上にも反映される。このようなアバタの動
きの情報は、VSCPによりユーザPC100のCPブ
ラウザからCPサーバ22に送られる。CPサーバ22
は、この情報を、自分に接続している他のユーザPC1
00のCPブラウザに送る。この情報を受け取った他の
ユーザPC100のCPブラウザは、情報の送信元であ
るユーザPC100のCPブラウザで行われた変更を反
映するように対応するアバタを更新する。
ンしたユーザは、共有仮想空間上ではユーザ自身の分身
としてのアバタとして表現される。所定のアバタが、仮
想空間を移動すると、その動作は、CPサーバ22(共
有仮想空間)にログインしている他のユーザが操作する
CPブラウザ上にも反映される。このようなアバタの動
きの情報は、VSCPによりユーザPC100のCPブ
ラウザからCPサーバ22に送られる。CPサーバ22
は、この情報を、自分に接続している他のユーザPC1
00のCPブラウザに送る。この情報を受け取った他の
ユーザPC100のCPブラウザは、情報の送信元であ
るユーザPC100のCPブラウザで行われた変更を反
映するように対応するアバタを更新する。
【0045】CPサーバ22は、各ユーザPC100の
CPブラウザが認識する必要がある情報(すなわちCP
ブラウザに送信すべき情報)の配信を、オーラ・アルゴ
リズム(下記文献[3]参照)を用いて制限することがで
きる。オーラとは、アバタの周辺の領域、すなわちユー
ザが興味を持つと想定される領域のことを意味し、オー
ラの外側にある事物は興味を持たないとみなして情報を
送らないことができる。オーラ・アルゴリズムを適用す
ることで、配信すべき情報量を制限することができるた
め、各ログイン・ユーザへのネットワーク・トラフィック
が規定の通信容量を越えないように配慮することが可能
となる。 文献[3]:Beford, S., and Fahlen, L., "A spacial mo
del of interaction in large virtual environments",
Proc. Of G. DeMichelis et al (Eds.) ThirdEuropean
Conference on Computer Supported Cooperative Wor
k, Kluwer Academic Publishers, pp. 109-124, 1993.
CPブラウザが認識する必要がある情報(すなわちCP
ブラウザに送信すべき情報)の配信を、オーラ・アルゴ
リズム(下記文献[3]参照)を用いて制限することがで
きる。オーラとは、アバタの周辺の領域、すなわちユー
ザが興味を持つと想定される領域のことを意味し、オー
ラの外側にある事物は興味を持たないとみなして情報を
送らないことができる。オーラ・アルゴリズムを適用す
ることで、配信すべき情報量を制限することができるた
め、各ログイン・ユーザへのネットワーク・トラフィック
が規定の通信容量を越えないように配慮することが可能
となる。 文献[3]:Beford, S., and Fahlen, L., "A spacial mo
del of interaction in large virtual environments",
Proc. Of G. DeMichelis et al (Eds.) ThirdEuropean
Conference on Computer Supported Cooperative Wor
k, Kluwer Academic Publishers, pp. 109-124, 1993.
【0046】図5は、AOによる管理の下、ユーザPC
100のディスプレイに表示される基本操作画面を例示
するものである。図5に示すように、基本操作画面は、
例えば、各ユーザの分身であるアバタなどの目を通して
見える風景を表示するための風景表示領域51と、アバ
タや仮想ペットに関する情報を表示するためのツール領
域52と、コミュニケーションツール領域54と、コミ
ュニケーションツール領域54に設定されたボタンに対
応したダイアログを表示するコミュニケーション表示領
域53とに大別されている。
100のディスプレイに表示される基本操作画面を例示
するものである。図5に示すように、基本操作画面は、
例えば、各ユーザの分身であるアバタなどの目を通して
見える風景を表示するための風景表示領域51と、アバ
タや仮想ペットに関する情報を表示するためのツール領
域52と、コミュニケーションツール領域54と、コミ
ュニケーションツール領域54に設定されたボタンに対
応したダイアログを表示するコミュニケーション表示領
域53とに大別されている。
【0047】ツール領域52には、風景表示領域51に
表示される風景をアバタから見た風景と仮想ペットから
見た風景とに切り替える視点切り替えボタン521と、
仮想ペットに関する情報(名前や模様など)を表示させ
るペットボタン522と、アバタに関する情報(アバタ
の持ち物など)を表示させるパーソナルボタン523と
が設定されている。
表示される風景をアバタから見た風景と仮想ペットから
見た風景とに切り替える視点切り替えボタン521と、
仮想ペットに関する情報(名前や模様など)を表示させ
るペットボタン522と、アバタに関する情報(アバタ
の持ち物など)を表示させるパーソナルボタン523と
が設定されている。
【0048】また、図5に示すツール領域52には、例
示としてパーソナルボタン523が押下された際に表示
されるパーソナル情報画面が表示されている。パーソナ
ル情報画面には、アバタの持ち物に関する情報を表示す
る持ち物表示領域524と、持ち物表示領域524に表
示された持ち物の取り扱い方を指示するための複数のボ
タンを表示するボタン表示領域525とが設定されてい
る。ここで、ボタン表示領域525に表示されるボタン
としては、例えば、選択した持ち物を投げるボタン、選
択した持ち物を置くボタン、選択した持ち物を見せるボ
タン、選択した持ち物を手渡すボタン、選択した持ち物
を使うボタン、および、選択した持ち物を身に付けるボ
タンがある。
示としてパーソナルボタン523が押下された際に表示
されるパーソナル情報画面が表示されている。パーソナ
ル情報画面には、アバタの持ち物に関する情報を表示す
る持ち物表示領域524と、持ち物表示領域524に表
示された持ち物の取り扱い方を指示するための複数のボ
タンを表示するボタン表示領域525とが設定されてい
る。ここで、ボタン表示領域525に表示されるボタン
としては、例えば、選択した持ち物を投げるボタン、選
択した持ち物を置くボタン、選択した持ち物を見せるボ
タン、選択した持ち物を手渡すボタン、選択した持ち物
を使うボタン、および、選択した持ち物を身に付けるボ
タンがある。
【0049】また、ペットボタン522が押下された際
に表示されるペット情報画面を図6に示す。このペット
情報画面は、ペットボタン522を押下した場合に表示
されるが、風景表示領域51に表示されている他のアバ
タの仮想ペットをマウスポインタでクリックした場合に
も表示される。他のアバタの仮想ペットをクリックした
場合に表示される画面には、当該他のアバタが飼育して
いる仮想ペットに関する情報が示される。ペット情報画
面には、ペットの名前・模様・体重・年齢・気分・持ち物・満
腹度などの情報が表示される。また、ペット情報画面に
は伝言ボタン526が設定されている。伝言ボタン52
6を押下すると伝言入力画面(図示しない)が表示さ
れ、伝言入力画面に入力された内容が伝言情報テーブル
の伝言内容7dに格納される。
に表示されるペット情報画面を図6に示す。このペット
情報画面は、ペットボタン522を押下した場合に表示
されるが、風景表示領域51に表示されている他のアバ
タの仮想ペットをマウスポインタでクリックした場合に
も表示される。他のアバタの仮想ペットをクリックした
場合に表示される画面には、当該他のアバタが飼育して
いる仮想ペットに関する情報が示される。ペット情報画
面には、ペットの名前・模様・体重・年齢・気分・持ち物・満
腹度などの情報が表示される。また、ペット情報画面に
は伝言ボタン526が設定されている。伝言ボタン52
6を押下すると伝言入力画面(図示しない)が表示さ
れ、伝言入力画面に入力された内容が伝言情報テーブル
の伝言内容7dに格納される。
【0050】また、コミュニケーションツール領域54
には、コミュニケーション表示領域53に対して、チャ
ットを行うためのチャットダイアログを表示させるチャ
ットボタン541と、他のアバタと手紙(メール)のや
りとりを行うための手紙ダイアログを表示させる手紙ボ
タン542と、特定の相手を呼び出してチャット形式で
会話を行うためのPHSボタン543と、現在の自分の
所在地を地図上に表示させる地図ボタン544とが設定
されている。
には、コミュニケーション表示領域53に対して、チャ
ットを行うためのチャットダイアログを表示させるチャ
ットボタン541と、他のアバタと手紙(メール)のや
りとりを行うための手紙ダイアログを表示させる手紙ボ
タン542と、特定の相手を呼び出してチャット形式で
会話を行うためのPHSボタン543と、現在の自分の
所在地を地図上に表示させる地図ボタン544とが設定
されている。
【0051】また、図5に示すコミュニケーション表示
領域53には、例示としてチャットダイアログが表示さ
れている。チャットダイアログには、他のアバタや仮想
ペットとの会話を表示するための会話表示領域531
と、他のアバタや仮想ペットに対する会話文を入力する
ための会話入力領域532と、他のアバタや仮想ペット
に対して出会ったときに交わす挨拶に対応する挨拶ボタ
ン533aなどのボタン群を表示するアクションボタン
領域533とが設定されている。また、参加者人数表示
領域534には、現在チャットに参加している人数が表
示され、参加者表示ボタン535は、参加者一覧画面を
ポップアップさせるためのボタンである。参加者一覧画
面には、現在チャットに参加しているアバタの名前が一
覧表示される。また、参加者一覧画面上に表示された名
前のうちいずれかの名前を選択(クリック)すると、そ
の選択された名前に対応するアバタの正面に移動するこ
とができる。
領域53には、例示としてチャットダイアログが表示さ
れている。チャットダイアログには、他のアバタや仮想
ペットとの会話を表示するための会話表示領域531
と、他のアバタや仮想ペットに対する会話文を入力する
ための会話入力領域532と、他のアバタや仮想ペット
に対して出会ったときに交わす挨拶に対応する挨拶ボタ
ン533aなどのボタン群を表示するアクションボタン
領域533とが設定されている。また、参加者人数表示
領域534には、現在チャットに参加している人数が表
示され、参加者表示ボタン535は、参加者一覧画面を
ポップアップさせるためのボタンである。参加者一覧画
面には、現在チャットに参加しているアバタの名前が一
覧表示される。また、参加者一覧画面上に表示された名
前のうちいずれかの名前を選択(クリック)すると、そ
の選択された名前に対応するアバタの正面に移動するこ
とができる。
【0052】図4は、本実施形態に係るAOの動作メカ
ニズムを例示したものである。図4に示す例において
は、上述した風景表示領域51に表示される共有仮想空
間にログインしたある1人のユーザが、自分の分身であ
るアバタの仮想ペット(移動体)をクリックし、このク
リック操作に応答して仮想ペットが鳴くという動作が各
ログイン・ユーザ間で共有されることを示したものであ
る。
ニズムを例示したものである。図4に示す例において
は、上述した風景表示領域51に表示される共有仮想空
間にログインしたある1人のユーザが、自分の分身であ
るアバタの仮想ペット(移動体)をクリックし、このク
リック操作に応答して仮想ペットが鳴くという動作が各
ログイン・ユーザ間で共有されることを示したものであ
る。
【0053】まず、あるユーザが共有仮想空間にログイ
ンした場合に、AOサーバ23は、AOサーバ23が管
理する共有物体の中からログイン時に入力されたユーザ
IDに対応するアバタ(移動体)を選択する。そして、
AOサーバ23は、選択したアバタを共有仮想空間に追
加するように要求するメッセージをCPサーバ22に対
して送信する(ステップS1)。
ンした場合に、AOサーバ23は、AOサーバ23が管
理する共有物体の中からログイン時に入力されたユーザ
IDに対応するアバタ(移動体)を選択する。そして、
AOサーバ23は、選択したアバタを共有仮想空間に追
加するように要求するメッセージをCPサーバ22に対
して送信する(ステップS1)。
【0054】CPサーバ22は、CPサーバ22に接続
している全てのユーザPC100に対して、AOサーバ
23から受信したメッセージを転送する(ステップS
2)。この結果、ユーザPC100のディスプレイに表
示されている風景表示領域51には、新たにログインし
たユーザの分身であるアバタが出現する。なお、各ログ
イン・ユーザのCPブラウザに転送される共有物体の情
報は、ユーザの分身であるアバタまたは仮想ペットのオ
ーラ(前述)の範囲内に限定してもよい。
している全てのユーザPC100に対して、AOサーバ
23から受信したメッセージを転送する(ステップS
2)。この結果、ユーザPC100のディスプレイに表
示されている風景表示領域51には、新たにログインし
たユーザの分身であるアバタが出現する。なお、各ログ
イン・ユーザのCPブラウザに転送される共有物体の情
報は、ユーザの分身であるアバタまたは仮想ペットのオ
ーラ(前述)の範囲内に限定してもよい。
【0055】また、例えば、ユーザCにより操作されて
いるユーザPC100のCPブラウザ上で仮想ペット
(移動体)がクリックされると(ステップS3)、これ
に対応するスクリプト(プログラム)がCPブラウザ上
で起動する(ステップS4)。ユーザPC100は、ス
クリプトしたがってVSCPに基づいたメッセージを生
成し、この生成したメッセージをCPサーバ22に対し
て送信する(ステップS5)。ここで、このメッセージ
には仮想ペットがクリックされたことを示す信号が含ま
れている。
いるユーザPC100のCPブラウザ上で仮想ペット
(移動体)がクリックされると(ステップS3)、これ
に対応するスクリプト(プログラム)がCPブラウザ上
で起動する(ステップS4)。ユーザPC100は、ス
クリプトしたがってVSCPに基づいたメッセージを生
成し、この生成したメッセージをCPサーバ22に対し
て送信する(ステップS5)。ここで、このメッセージ
には仮想ペットがクリックされたことを示す信号が含ま
れている。
【0056】CPサーバ22は、ユーザPC100から
受信したメッセージをAOサーバ23に送信する(ステ
ップS6)。AOサーバ23は、受信したメッセージに
対応する処理手順(プログラム)を決定しCPサーバ2
2経由でこのCPサーバ22に接続している他の全ての
ユーザPC100に対して処理手順を含むメッセージを
送信する(ステップS7)。メッセージを受信した各ユ
ーザPC100は、メッセージに含まれる処理手順にし
たがいクリック操作に応答して仮想ペットが鳴くという
処理を実行する(ステップS8)。
受信したメッセージをAOサーバ23に送信する(ステ
ップS6)。AOサーバ23は、受信したメッセージに
対応する処理手順(プログラム)を決定しCPサーバ2
2経由でこのCPサーバ22に接続している他の全ての
ユーザPC100に対して処理手順を含むメッセージを
送信する(ステップS7)。メッセージを受信した各ユ
ーザPC100は、メッセージに含まれる処理手順にし
たがいクリック操作に応答して仮想ペットが鳴くという
処理を実行する(ステップS8)。
【0057】また、図4には示していないが、アバタや
その仮想ペットがアイテムや機能(共有物体)を取得し
たり廃棄したりする場合も同様の処理により実現され
る。すなわち、あるログイン・ユーザがユーザPC10
0のCPブラウザ上でアイテムの取得または廃棄という
動作を行うと、これに対応するスクリプトがCPブラウ
ザ上で起動される。そして、ユーザPC100は、この
スクリプトにしたがってVSCPに基づいたメッセージ
を生成してCPサーバ22に送信する。メッセージを受
信したCPサーバ22は、このメッセージをAOサーバ
23に送信する。AOサーバ23は、受信したメッセー
ジに対応する処理手順を決定しCPサーバ22経由でこ
のCPサーバ22に接続されている他の全てのユーザP
C100に対して処理手順を含むメッセージを送信す
る。この結果、各ユーザPC100では、受信したメッ
セージに含まれる処理手順にしたがってアイテムの取得
または廃棄に対応する処理が行われる。
その仮想ペットがアイテムや機能(共有物体)を取得し
たり廃棄したりする場合も同様の処理により実現され
る。すなわち、あるログイン・ユーザがユーザPC10
0のCPブラウザ上でアイテムの取得または廃棄という
動作を行うと、これに対応するスクリプトがCPブラウ
ザ上で起動される。そして、ユーザPC100は、この
スクリプトにしたがってVSCPに基づいたメッセージ
を生成してCPサーバ22に送信する。メッセージを受
信したCPサーバ22は、このメッセージをAOサーバ
23に送信する。AOサーバ23は、受信したメッセー
ジに対応する処理手順を決定しCPサーバ22経由でこ
のCPサーバ22に接続されている他の全てのユーザP
C100に対して処理手順を含むメッセージを送信す
る。この結果、各ユーザPC100では、受信したメッ
セージに含まれる処理手順にしたがってアイテムの取得
または廃棄に対応する処理が行われる。
【0058】[3.コミュニティ・サービスの内容]本
実施形態に係るコミュニティ・システムでは、コミュニ
ティを形成するのに必要なユーザ数を取り込むために、
他のユーザが飼育しているペットに当該他のユーザへの
伝言を頼むことができるサービスを提供している。ま
ず、図19を参照してコミュニティ・システムにおいて
伝言が依頼されて登録されるまでの動作について説明す
る。本動作例では、ユーザAがユーザBの仮想ペットB
に対してユーザBへの伝言を依頼する場合について説明
する。
実施形態に係るコミュニティ・システムでは、コミュニ
ティを形成するのに必要なユーザ数を取り込むために、
他のユーザが飼育しているペットに当該他のユーザへの
伝言を頼むことができるサービスを提供している。ま
ず、図19を参照してコミュニティ・システムにおいて
伝言が依頼されて登録されるまでの動作について説明す
る。本動作例では、ユーザAがユーザBの仮想ペットB
に対してユーザBへの伝言を依頼する場合について説明
する。
【0059】まず、ユーザPC100Aの画面上にある
コミュニティ・システムのアイコンをダブルクリックす
ると、CPブラウザが起動し、ユーザPC100Aの画
面上には共有仮想空間を選択するためのメニュー画面が
表示される。次に、ユーザAにより所望の共有仮想空間
が選択されると、ユーザPC100Aの画面上には、図
5に示すような基本操作画面が表示される。
コミュニティ・システムのアイコンをダブルクリックす
ると、CPブラウザが起動し、ユーザPC100Aの画
面上には共有仮想空間を選択するためのメニュー画面が
表示される。次に、ユーザAにより所望の共有仮想空間
が選択されると、ユーザPC100Aの画面上には、図
5に示すような基本操作画面が表示される。
【0060】ユーザPC100Aの画面上の風景表示領
域51にユーザBの仮想ペットBが表示され、この仮想
ペットBがクリック(選択)されると(ステップS2
1)、ユーザPC100Aのプロセッサは、クリックさ
れた仮想ペットBに対応するユーザBのユーザIDとペ
ット情報要求信号とを含むメッセージをCPサーバ22
に対して送信する(ステップS22)。ここで、ペット
情報要求信号とは、図6のペット情報画面に表示させる
ペット情報を要求する信号である。
域51にユーザBの仮想ペットBが表示され、この仮想
ペットBがクリック(選択)されると(ステップS2
1)、ユーザPC100Aのプロセッサは、クリックさ
れた仮想ペットBに対応するユーザBのユーザIDとペ
ット情報要求信号とを含むメッセージをCPサーバ22
に対して送信する(ステップS22)。ここで、ペット
情報要求信号とは、図6のペット情報画面に表示させる
ペット情報を要求する信号である。
【0061】CPサーバ22は、ユーザPC100Aか
ら受信したメッセージをAOサーバ23に送信する(ス
テップS23)。AOサーバ23のプロセッサは、受信
したユーザBのユーザIDに基づいてユーザ情報テーブ
ルに格納されているペット情報8fを抽出し(ステップ
S24)、このペット情報を含むメッセージをCPサー
バ22経由で(ステップS25)ユーザPC100Aに
対して送信する(ステップS26)。
ら受信したメッセージをAOサーバ23に送信する(ス
テップS23)。AOサーバ23のプロセッサは、受信
したユーザBのユーザIDに基づいてユーザ情報テーブ
ルに格納されているペット情報8fを抽出し(ステップ
S24)、このペット情報を含むメッセージをCPサー
バ22経由で(ステップS25)ユーザPC100Aに
対して送信する(ステップS26)。
【0062】ユーザPC100Aのプロセッサは、受信
したペット情報に基づいて仮想ペットBに関するペット
情報画面を生成し、このペット情報画面を基本操作画面
のツール領域52に表示させる(ステップS27)。次
に、ペット情報画面に設けられている伝言ボタン526
がユーザAにより押下されると(ステップS28)、ユ
ーザPC100Aのプロセッサは、画面上に伝言入力画
面を表示させる(ステップS29)。
したペット情報に基づいて仮想ペットBに関するペット
情報画面を生成し、このペット情報画面を基本操作画面
のツール領域52に表示させる(ステップS27)。次
に、ペット情報画面に設けられている伝言ボタン526
がユーザAにより押下されると(ステップS28)、ユ
ーザPC100Aのプロセッサは、画面上に伝言入力画
面を表示させる(ステップS29)。
【0063】その後、伝言入力画面に伝言の内容が入力
され、確定ボタンが押下されると(ステップS30)、
ユーザPC100Aのプロセッサは、仮想ペットBに対
応するユーザBのユーザIDとユーザAのユーザIDと
伝言の内容を示す情報と伝言登録要求信号とを含むメッ
セージをCPサーバ22に対して送信する(ステップS
31)。ここで、伝言登録要求信号とは、伝言情報を伝
言情報テーブルに登録するように要求する信号である。
され、確定ボタンが押下されると(ステップS30)、
ユーザPC100Aのプロセッサは、仮想ペットBに対
応するユーザBのユーザIDとユーザAのユーザIDと
伝言の内容を示す情報と伝言登録要求信号とを含むメッ
セージをCPサーバ22に対して送信する(ステップS
31)。ここで、伝言登録要求信号とは、伝言情報を伝
言情報テーブルに登録するように要求する信号である。
【0064】CPサーバ22は、ユーザPC100Aか
ら受信したメッセージをAOサーバ23に送信する(ス
テップS32)。AOサーバ23のプロセッサは、受信
したユーザBのユーザIDとユーザAのユーザIDと伝
言の内容を示す情報とに基づいて伝言情報テーブルに格
納する伝言情報を生成して、この伝言情報を伝言情報テ
ーブルに登録する(ステップS33)。
ら受信したメッセージをAOサーバ23に送信する(ス
テップS32)。AOサーバ23のプロセッサは、受信
したユーザBのユーザIDとユーザAのユーザIDと伝
言の内容を示す情報とに基づいて伝言情報テーブルに格
納する伝言情報を生成して、この伝言情報を伝言情報テ
ーブルに登録する(ステップS33)。
【0065】ここで、伝言情報テーブルのCPサーバI
D7aにはAOサーバ23にメッセージを送信してきた
CPサーバ22の識別コードが格納され、伝言対象者I
D7bには仮想ペットBに対応するユーザBのユーザI
Dが格納され、伝言依頼者ID7cにはユーザAのユー
ザIDが格納される。また、伝言情報テーブルの伝言内
容7dには伝言の内容を示す情報が格納され、伝言日時
7eには伝言情報生成時におけるAOサーバ23のコン
ピュータ日付が格納される。
D7aにはAOサーバ23にメッセージを送信してきた
CPサーバ22の識別コードが格納され、伝言対象者I
D7bには仮想ペットBに対応するユーザBのユーザI
Dが格納され、伝言依頼者ID7cにはユーザAのユー
ザIDが格納される。また、伝言情報テーブルの伝言内
容7dには伝言の内容を示す情報が格納され、伝言日時
7eには伝言情報生成時におけるAOサーバ23のコン
ピュータ日付が格納される。
【0066】このように、アバタが飼育している仮想ペ
ットに伝言を依頼することにより、相手のアバタが共有
仮想空間内に存在していない(ユーザがログインしてい
ない)場合であっても、アバタが飼育している仮想ペッ
トを通じてコミュニケーションを図ることが可能とな
る。
ットに伝言を依頼することにより、相手のアバタが共有
仮想空間内に存在していない(ユーザがログインしてい
ない)場合であっても、アバタが飼育している仮想ペッ
トを通じてコミュニケーションを図ることが可能とな
る。
【0067】次に、図20を参照してコミュニティ・シ
ステムにおいて登録された伝言がアバタに報告される際
の動作について説明する。本動作例では、ユーザBの仮
想ペットBがユーザAから依頼された伝言をユーザBに
報告する場合について説明する。
ステムにおいて登録された伝言がアバタに報告される際
の動作について説明する。本動作例では、ユーザBの仮
想ペットBがユーザAから依頼された伝言をユーザBに
報告する場合について説明する。
【0068】まず、AOサーバ23のプロセッサは、伝
言するように依頼されたユーザBの仮想ペットBの視点
情報9cをエージェント管理テーブル上で随時管理して
いる。また、AOサーバ23のプロセッサは、仮想ペッ
トBの位置情報9bで示される位置を中心とした所定の
半径Rの球面体をアバタ識別可能範囲として設定し、管
理している。そして、AOサーバ23のプロセッサは、
このアバタ識別可能範囲内にアバタが侵入してきたと判
定した場合に、このアバタのエージェントID9aを取
得する(ステップS41)。AOサーバ23のプロセッ
サは、このエージェントID9aに対応するアバタが仮
想ペットBの飼い主であるアバタBであると判断した場
合に(ステップS42;YES)、アバタBに対応する
ユーザBが現在ログインしているCPサーバのCPサー
バIDとアバタBのエージェントIDとに基づいて伝言
情報テーブルを検索する(ステップS43)。
言するように依頼されたユーザBの仮想ペットBの視点
情報9cをエージェント管理テーブル上で随時管理して
いる。また、AOサーバ23のプロセッサは、仮想ペッ
トBの位置情報9bで示される位置を中心とした所定の
半径Rの球面体をアバタ識別可能範囲として設定し、管
理している。そして、AOサーバ23のプロセッサは、
このアバタ識別可能範囲内にアバタが侵入してきたと判
定した場合に、このアバタのエージェントID9aを取
得する(ステップS41)。AOサーバ23のプロセッ
サは、このエージェントID9aに対応するアバタが仮
想ペットBの飼い主であるアバタBであると判断した場
合に(ステップS42;YES)、アバタBに対応する
ユーザBが現在ログインしているCPサーバのCPサー
バIDとアバタBのエージェントIDとに基づいて伝言
情報テーブルを検索する(ステップS43)。
【0069】ステップS43の検索において伝言情報が
抽出された場合に(ステップS44;YES)、AOサ
ーバ23のプロセッサは、この検索により抽出された伝
言情報の伝言依頼者ID(ユーザID)に基づいてユー
ザ情報テーブルを検索し、アバタ名8b(例えば、アバ
タA)を抽出する(ステップS45)。そして、AOサ
ーバ23のプロセッサは、抽出したアバタ名に基づい
て、例えば「アバタBさん、アバタAさんから伝言を預
かっています。伝言を聞きますか?(Y/N)」という
伝言を聞くか否かの判断を促す会話文を生成し(ステッ
プS46)、この会話文に対応する会話情報を含むメッ
セージをCPサーバ22経由で(ステップS47)ユー
ザPC100Bに対して送信する(ステップS48)。
抽出された場合に(ステップS44;YES)、AOサ
ーバ23のプロセッサは、この検索により抽出された伝
言情報の伝言依頼者ID(ユーザID)に基づいてユー
ザ情報テーブルを検索し、アバタ名8b(例えば、アバ
タA)を抽出する(ステップS45)。そして、AOサ
ーバ23のプロセッサは、抽出したアバタ名に基づい
て、例えば「アバタBさん、アバタAさんから伝言を預
かっています。伝言を聞きますか?(Y/N)」という
伝言を聞くか否かの判断を促す会話文を生成し(ステッ
プS46)、この会話文に対応する会話情報を含むメッ
セージをCPサーバ22経由で(ステップS47)ユー
ザPC100Bに対して送信する(ステップS48)。
【0070】ユーザPC100Bのプロセッサは、受信
した会話情報に基づいて画面上の風景表示領域51内に
「アバタBさん、アバタAさんから伝言を預かっていま
す。伝言を聞きますか?(Y/N)」という会話文を表
示させる(ステップS49)。その後、キーボード上の
“Y”キーがユーザBにより押下されると(ステップS
50)、ユーザPC100Aのプロセッサは伝言要求信
号を含むメッセージをCPサーバ22に対して送信する
(ステップS51)。ここで、伝言要求信号とは、伝言
内容をユーザPC100Bに対して送信するように要求
する信号である。
した会話情報に基づいて画面上の風景表示領域51内に
「アバタBさん、アバタAさんから伝言を預かっていま
す。伝言を聞きますか?(Y/N)」という会話文を表
示させる(ステップS49)。その後、キーボード上の
“Y”キーがユーザBにより押下されると(ステップS
50)、ユーザPC100Aのプロセッサは伝言要求信
号を含むメッセージをCPサーバ22に対して送信する
(ステップS51)。ここで、伝言要求信号とは、伝言
内容をユーザPC100Bに対して送信するように要求
する信号である。
【0071】CPサーバ22は、ユーザPC100Bか
ら受信したメッセージをAOサーバ23に送信する(ス
テップS52)。伝言要求信号を受信したAOサーバ2
3のプロセッサは、ステップS43の検索により抽出さ
れた伝言情報の伝言内容7dに基づいて、例えば「ユー
ザAさんは、“この前の写真ができました。”と言って
いました。」という伝言内容を伝える会話文を生成する
(ステップS53)。AOサーバ23のプロセッサは、
生成した会話文に対応する会話情報を含むメッセージを
CPサーバ22経由で(ステップS54)ユーザPC1
00Bに対して送信する(ステップS55)。
ら受信したメッセージをAOサーバ23に送信する(ス
テップS52)。伝言要求信号を受信したAOサーバ2
3のプロセッサは、ステップS43の検索により抽出さ
れた伝言情報の伝言内容7dに基づいて、例えば「ユー
ザAさんは、“この前の写真ができました。”と言って
いました。」という伝言内容を伝える会話文を生成する
(ステップS53)。AOサーバ23のプロセッサは、
生成した会話文に対応する会話情報を含むメッセージを
CPサーバ22経由で(ステップS54)ユーザPC1
00Bに対して送信する(ステップS55)。
【0072】ユーザPC100Bのプロセッサは、受信
した会話情報に基づいて画面上の風景表示領域51内に
「ユーザAさんは、“この前の写真ができました。”と
言っていました。」という会話文を表示させる(ステッ
プS56)。AOサーバ23のプロセッサは、伝言内容
を伝える会話文を送信した後に、今回送信した伝言内容
を含む伝言情報を伝言情報テーブルから削除する(ステ
ップS57)。
した会話情報に基づいて画面上の風景表示領域51内に
「ユーザAさんは、“この前の写真ができました。”と
言っていました。」という会話文を表示させる(ステッ
プS56)。AOサーバ23のプロセッサは、伝言内容
を伝える会話文を送信した後に、今回送信した伝言内容
を含む伝言情報を伝言情報テーブルから削除する(ステ
ップS57)。
【0073】なお、ステップS49において表示された
伝言を聞くか否かの判断を促す会話文の返答としてキー
ボード上の“N”キーがユーザBにより押下された場合
には、予め定められた所定の期間が経過するまでは、再
度、伝言を聞くか否かの判断を促す会話文を表示しない
ようにする。これにより、アバタBが仮想ペットBのア
バタ識別可能範囲に繰り返し侵入した場合でも、そのた
びに伝言を聞くか否かの判断を促す会話文が表示される
ことを防ぐことができる。また、上述した所定の期間
は、ユーザにより任意に設定できることとしてもよい。
伝言を聞くか否かの判断を促す会話文の返答としてキー
ボード上の“N”キーがユーザBにより押下された場合
には、予め定められた所定の期間が経過するまでは、再
度、伝言を聞くか否かの判断を促す会話文を表示しない
ようにする。これにより、アバタBが仮想ペットBのア
バタ識別可能範囲に繰り返し侵入した場合でも、そのた
びに伝言を聞くか否かの判断を促す会話文が表示される
ことを防ぐことができる。また、上述した所定の期間
は、ユーザにより任意に設定できることとしてもよい。
【0074】このように、ユーザ(アバタ)が共有仮想
空間内で他のユーザ(アバタ)と出会うことができない
場合でも、他のユーザの仮想ペット(移動体)を介して
情報を伝達することができるため、このような機能がな
いコミュニティ・システムに比べ、よりスムーズにコミ
ュニケーションを図ることができる。したがって、各ユ
ーザは、他のユーザが所有する空間に遊びに行くことの
楽しみや、他のユーザと単に会話をすることの楽しみに
加え、他のユーザとの円滑なコミュニケーションを楽し
むことができるようになる。
空間内で他のユーザ(アバタ)と出会うことができない
場合でも、他のユーザの仮想ペット(移動体)を介して
情報を伝達することができるため、このような機能がな
いコミュニティ・システムに比べ、よりスムーズにコミ
ュニケーションを図ることができる。したがって、各ユ
ーザは、他のユーザが所有する空間に遊びに行くことの
楽しみや、他のユーザと単に会話をすることの楽しみに
加え、他のユーザとの円滑なコミュニケーションを楽し
むことができるようになる。
【0075】[4.コミュニティ・サービスに対する課
金]また、本実施形態におけるコミュニティ・システム
では、コミュニティを形成するのに必要なユーザ数を取
り込むために、ログイン自体には課金せずに、コミュニ
ティへの参加を無料で開放している。そして、コミュニ
ティ・サービスの中でユーザに対して特権を与えた場合
に限り、その代償として課金するようにしている。ここ
で、「ユーザに対して与えられる特権」とは、例えば、
共有仮想空間にユーザが所望する画像を飾りつけること
ができるような権利である。そして、この共有仮想空間
に飾り付ける画像のサイズ等によって課金する料金に差
を設けることとする。なお、画像には、静止画像(文書
画像含む)はもとより、動画像も含まれる。
金]また、本実施形態におけるコミュニティ・システム
では、コミュニティを形成するのに必要なユーザ数を取
り込むために、ログイン自体には課金せずに、コミュニ
ティへの参加を無料で開放している。そして、コミュニ
ティ・サービスの中でユーザに対して特権を与えた場合
に限り、その代償として課金するようにしている。ここ
で、「ユーザに対して与えられる特権」とは、例えば、
共有仮想空間にユーザが所望する画像を飾りつけること
ができるような権利である。そして、この共有仮想空間
に飾り付ける画像のサイズ等によって課金する料金に差
を設けることとする。なお、画像には、静止画像(文書
画像含む)はもとより、動画像も含まれる。
【0076】次に、画像のサイズにより異なった使用料
金の設定について、図10を参照して具体的に説明す
る。図10は、サイズの異なる画像を示したものであ
り、画像のサイズが大きいものほど使用料金が高くなる
ように設定されている。具体的に説明すると、例えば、
大きい方の画像10aは1週間で200円、小さい方の
画像10bは1週間で100円の使用料金が徴収され
る。これにより、共有仮想空間上に飾り付けられた画像
のサイズにより課金する使用料金を設定することができ
る。
金の設定について、図10を参照して具体的に説明す
る。図10は、サイズの異なる画像を示したものであ
り、画像のサイズが大きいものほど使用料金が高くなる
ように設定されている。具体的に説明すると、例えば、
大きい方の画像10aは1週間で200円、小さい方の
画像10bは1週間で100円の使用料金が徴収され
る。これにより、共有仮想空間上に飾り付けられた画像
のサイズにより課金する使用料金を設定することができ
る。
【0077】次に、図11を参照してユーザが画像を飾
るためのアイテムを購入する際に使用するアイテム購入
画面について説明する。この画像を飾るためのアイテム
は、3種類の画像のサイズごとに設定された使用料金に
対応して用意されている。図11に示すように、画像の
サイズの種類としては、例えば、画像のサイズが10K
Bまでの画像と、10KB超から50KBまでの画像
と、50KB超から100KBまでの画像とが用意され
ている。そして、各種類に該当する画像ごとに1週間分
の使用料金が、それぞれ100円、150円、200円
に設定されている。ここで、画像を飾るためのアイテム
を購入すると図5の持ち物表示領域524に表示されて
いる持ち物一覧の中に「フィルム」が追加される。
るためのアイテムを購入する際に使用するアイテム購入
画面について説明する。この画像を飾るためのアイテム
は、3種類の画像のサイズごとに設定された使用料金に
対応して用意されている。図11に示すように、画像の
サイズの種類としては、例えば、画像のサイズが10K
Bまでの画像と、10KB超から50KBまでの画像
と、50KB超から100KBまでの画像とが用意され
ている。そして、各種類に該当する画像ごとに1週間分
の使用料金が、それぞれ100円、150円、200円
に設定されている。ここで、画像を飾るためのアイテム
を購入すると図5の持ち物表示領域524に表示されて
いる持ち物一覧の中に「フィルム」が追加される。
【0078】次に、図12を参照して、画像を飾るため
のアイテムを購入し、このアイテムを利用して画像を飾
り付ける際の動作を説明する。まず、図12に示す基本
操作画面の風景表示領域51に表示されている額縁12
1に画像を飾る場合の動作を説明する。図12の持ち物
表示領域524に表示されている持ち物一覧の中から画
像を飾るためのアイテムである「フィルム」を選択し、
風景表示領域51に表示されている額縁の中からユーザ
が所望する額縁121をクリックする。
のアイテムを購入し、このアイテムを利用して画像を飾
り付ける際の動作を説明する。まず、図12に示す基本
操作画面の風景表示領域51に表示されている額縁12
1に画像を飾る場合の動作を説明する。図12の持ち物
表示領域524に表示されている持ち物一覧の中から画
像を飾るためのアイテムである「フィルム」を選択し、
風景表示領域51に表示されている額縁の中からユーザ
が所望する額縁121をクリックする。
【0079】図12に示す基本操作画面において、所望
する額縁121がクリックされると、図13に示す基本
操作画面が表示される。ここで、図13に示す基本操作
画面の風景表示領域51には、“売約済”と表示された
額縁121が表示され、これ以降他のユーザはこの額縁
を購入することができなくなる。そして、図14に示す
画像転送画面141が表示される。なお、持ち物一覧の
中に「フィルム」が表示されていないユーザは、風景表
示領域51に表示されている額縁121をクリックして
も、このクリックは無効であると判断されるため表示内
容には何も変化が起こらない。また、図14等に示され
る“virtornhills”は商標である。
する額縁121がクリックされると、図13に示す基本
操作画面が表示される。ここで、図13に示す基本操作
画面の風景表示領域51には、“売約済”と表示された
額縁121が表示され、これ以降他のユーザはこの額縁
を購入することができなくなる。そして、図14に示す
画像転送画面141が表示される。なお、持ち物一覧の
中に「フィルム」が表示されていないユーザは、風景表
示領域51に表示されている額縁121をクリックして
も、このクリックは無効であると判断されるため表示内
容には何も変化が起こらない。また、図14等に示され
る“virtornhills”は商標である。
【0080】ここで、画像転送画面141について説明
する。142は、ユーザPC100に格納されている画
像ファイルの格納場所を表示する表示項目である。参照
ボタン143は、表示項目142に表示する画像ファイ
ルの格納場所を選択するための「ファイルの選択」画面
(図示しない)を表示させるためのボタンである。転送
ボタン144は、表示項目142で選択された画像ファ
イルをCPサーバ22にアップロードさせるためのボタ
ンである。中止145ボタンは、画像の飾り付け作業を
中止させるためのボタンである。
する。142は、ユーザPC100に格納されている画
像ファイルの格納場所を表示する表示項目である。参照
ボタン143は、表示項目142に表示する画像ファイ
ルの格納場所を選択するための「ファイルの選択」画面
(図示しない)を表示させるためのボタンである。転送
ボタン144は、表示項目142で選択された画像ファ
イルをCPサーバ22にアップロードさせるためのボタ
ンである。中止145ボタンは、画像の飾り付け作業を
中止させるためのボタンである。
【0081】図15に示すように画像転送画面141の
表示項目142に画像ファイルの格納場所を表示させて
から転送ボタン144を押すと、表示項目141に表示
された格納場所に格納されている画像ファイルがCPサ
ーバ22にアップロードされる。CPサーバ22へのア
ップロードが開始されると、図16に示すメッセージ画
面161が表示される。
表示項目142に画像ファイルの格納場所を表示させて
から転送ボタン144を押すと、表示項目141に表示
された格納場所に格納されている画像ファイルがCPサ
ーバ22にアップロードされる。CPサーバ22へのア
ップロードが開始されると、図16に示すメッセージ画
面161が表示される。
【0082】ここで、CPサーバ22では、アップロー
ドされた画像ファイルの容量がユーザが購入した画像を
飾り付けるためのアイテムで認められている容量の範囲
であるか否かを判断し、容量の範囲内であると判断した
場合には、アップロードされた画像を額縁121に飾り
付ける。一方、容量の範囲外であると判断した場合に
は、その旨のメッセージをユーザに送信し、容量の範囲
内である画像ファイルのアップロードを要求する。アッ
プロードされた画像が額縁121に飾り付けられると、
図17に示す確認画面171が表示される。この確認画
面171において“○”ボタン172を押すと、額縁1
21に飾り付けられる画像が決定され、“×”ボタン1
73を押すと画像の飾り付け作業が中止される。
ドされた画像ファイルの容量がユーザが購入した画像を
飾り付けるためのアイテムで認められている容量の範囲
であるか否かを判断し、容量の範囲内であると判断した
場合には、アップロードされた画像を額縁121に飾り
付ける。一方、容量の範囲外であると判断した場合に
は、その旨のメッセージをユーザに送信し、容量の範囲
内である画像ファイルのアップロードを要求する。アッ
プロードされた画像が額縁121に飾り付けられると、
図17に示す確認画面171が表示される。この確認画
面171において“○”ボタン172を押すと、額縁1
21に飾り付けられる画像が決定され、“×”ボタン1
73を押すと画像の飾り付け作業が中止される。
【0083】飾り付ける画像が決定すると、図18に示
す基本操作画面の風景表示領域51に表示されている額
縁121には、決定された画像が表示される。そして、
図18に示す基本操作画面の持ち物表示領域524に表
示されるフィルムの個数は、12個から11個に変更さ
れている。
す基本操作画面の風景表示領域51に表示されている額
縁121には、決定された画像が表示される。そして、
図18に示す基本操作画面の持ち物表示領域524に表
示されるフィルムの個数は、12個から11個に変更さ
れている。
【0084】この共有仮想空間に画像を飾り付けること
によって課金するという概念は、現実社会において広告
用の看板を飾ったり、展示会に製品などを出品する際に
利用料金が徴収されることと同じ概念である。また、画
像のサイズにより異なる料金を設定するという概念は、
現実社会において、広告用の看板の大きさ、あるいは展
示スペースの広さにより異なる料金が設定されているの
と同様の概念である。したがって、ユーザが課金の概念
を理解するのは比較的容易であると考えられるため、ユ
ーザは有料化の意義を十分に納得した上で使用料金を支
払うことが可能となる。
によって課金するという概念は、現実社会において広告
用の看板を飾ったり、展示会に製品などを出品する際に
利用料金が徴収されることと同じ概念である。また、画
像のサイズにより異なる料金を設定するという概念は、
現実社会において、広告用の看板の大きさ、あるいは展
示スペースの広さにより異なる料金が設定されているの
と同様の概念である。したがって、ユーザが課金の概念
を理解するのは比較的容易であると考えられるため、ユ
ーザは有料化の意義を十分に納得した上で使用料金を支
払うことが可能となる。
【0085】また、コミュニティ・システムへのログイ
ン自体を無料にすることによって、ユーザは、躊躇する
ことなくコミュニティに参加することができ、参加者数
が減少するという事態を回避することができる。このよ
うに、参加者数を維持することによって、コミュニティ
そのものを成立させることができるようになる。別の見
方をすれば、無料ユーザであっても、ログインすなわち
コミュニティに参加するという行為によって、コミュニ
ティを存続させ他の有料ユーザや新規ユーザを吸引する
ことができる。すなわち、無料ユーザはコミュニティへ
の参加という行為によって使用料相当を支払っているこ
とと同等の価値を生じさせていることにもなり、ログイ
ンの許可という利益の還元を受けても妥当であると考え
られる。
ン自体を無料にすることによって、ユーザは、躊躇する
ことなくコミュニティに参加することができ、参加者数
が減少するという事態を回避することができる。このよ
うに、参加者数を維持することによって、コミュニティ
そのものを成立させることができるようになる。別の見
方をすれば、無料ユーザであっても、ログインすなわち
コミュニティに参加するという行為によって、コミュニ
ティを存続させ他の有料ユーザや新規ユーザを吸引する
ことができる。すなわち、無料ユーザはコミュニティへ
の参加という行為によって使用料相当を支払っているこ
とと同等の価値を生じさせていることにもなり、ログイ
ンの許可という利益の還元を受けても妥当であると考え
られる。
【0086】これに対し、共有仮想空間に画像を飾り付
けるという行為は、通常の共有仮想空間上におけるコミ
ュニケーションには必須ではない。すなわち、画像の飾
り付けは各ユーザが標準的に行うべきものというより
も、むしろ各ユーザが任意に行うべきものという特権的
な性質が強い。したがって、共有仮想空間に画像を飾り
付けることへの有料化に関して、ほとんどのユーザにと
って異論や違和感はないものと考えられる。
けるという行為は、通常の共有仮想空間上におけるコミ
ュニケーションには必須ではない。すなわち、画像の飾
り付けは各ユーザが標準的に行うべきものというより
も、むしろ各ユーザが任意に行うべきものという特権的
な性質が強い。したがって、共有仮想空間に画像を飾り
付けることへの有料化に関して、ほとんどのユーザにと
って異論や違和感はないものと考えられる。
【0087】[5.変形例]
[5−1.第1変形例]なお、上述した実施形態におい
ては、伝言を伝えたいアバタが飼育している仮想ペット
に対して伝言を依頼しているが、これに限定する必要は
ない。例えば、伝言を伝えたいアバタとは関係のない他
のアバタや仮想ペットなどに伝言を依頼することとして
もよい。この場合に、AOサーバ23のプロセッサは、
伝言を依頼された他のアバタや仮想ペットに対して上述
したアバタ識別可能範囲を設定し、このアバタ識別可能
範囲に基づいて伝言を伝えるアバタを特定するようにす
ればよい。そして、このように伝言を依頼された他のア
バタや仮想ペットが伝言を伝えるアバタを特定するため
には、例えば、伝言情報テーブルに、他のアバタや仮想
ペットに対応するユーザIDを記憶する伝言仲介者ID
を設けるようにすればよい。そして、アバタ識別可能範
囲に侵入してきたアバタに対応するユーザID(伝言対
象者ID)と、アバタ識別可能範囲が設定されている他
のアバタや仮想ペットに対応するユーザID(伝言仲介
者ID)との組に基づいて伝言情報テーブルを検索し、
この組に対応する伝言内容を抽出するようにすればよ
い。また、伝言を伝えたいアバタとは関係のない他の仮
想ペットがクリック(選択)された場合には、実施形態
と同様にペット情報画面が表示される。一方、伝言を伝
えたいアバタとは関係のない他のアバタがクリック(選
択)された場合には、アバタに関する情報を表示しペッ
ト情報画面と同様の伝言ボタンを備えたアバタ情報画面
(図示しない)を基本操作画面のツール領域52に表示
するようにする。本変形例においてアバタ情報画面およ
びペット情報画面に設けられている伝言ボタンがが押下
された場合には、伝言内容を入力する入力欄の他に伝言
するアバタを特定する情報(例えば、アバタ名)を入力
する入力欄を設けるようにする。これにより、伝言を伝
えたいアバタとは関係のない他のアバタや仮想ペットに
対して伝言を依頼しても伝言するアバタを特定するがで
きる。
ては、伝言を伝えたいアバタが飼育している仮想ペット
に対して伝言を依頼しているが、これに限定する必要は
ない。例えば、伝言を伝えたいアバタとは関係のない他
のアバタや仮想ペットなどに伝言を依頼することとして
もよい。この場合に、AOサーバ23のプロセッサは、
伝言を依頼された他のアバタや仮想ペットに対して上述
したアバタ識別可能範囲を設定し、このアバタ識別可能
範囲に基づいて伝言を伝えるアバタを特定するようにす
ればよい。そして、このように伝言を依頼された他のア
バタや仮想ペットが伝言を伝えるアバタを特定するため
には、例えば、伝言情報テーブルに、他のアバタや仮想
ペットに対応するユーザIDを記憶する伝言仲介者ID
を設けるようにすればよい。そして、アバタ識別可能範
囲に侵入してきたアバタに対応するユーザID(伝言対
象者ID)と、アバタ識別可能範囲が設定されている他
のアバタや仮想ペットに対応するユーザID(伝言仲介
者ID)との組に基づいて伝言情報テーブルを検索し、
この組に対応する伝言内容を抽出するようにすればよ
い。また、伝言を伝えたいアバタとは関係のない他の仮
想ペットがクリック(選択)された場合には、実施形態
と同様にペット情報画面が表示される。一方、伝言を伝
えたいアバタとは関係のない他のアバタがクリック(選
択)された場合には、アバタに関する情報を表示しペッ
ト情報画面と同様の伝言ボタンを備えたアバタ情報画面
(図示しない)を基本操作画面のツール領域52に表示
するようにする。本変形例においてアバタ情報画面およ
びペット情報画面に設けられている伝言ボタンがが押下
された場合には、伝言内容を入力する入力欄の他に伝言
するアバタを特定する情報(例えば、アバタ名)を入力
する入力欄を設けるようにする。これにより、伝言を伝
えたいアバタとは関係のない他のアバタや仮想ペットに
対して伝言を依頼しても伝言するアバタを特定するがで
きる。
【0088】また、上述した実施形態において、仮想ペ
ットは、アバタ識別可能範囲を設定し管理しているが、
アバタ識別可能範囲を常に設定して管理している必要は
ない。例えば、エージェント管理テーブルに伝言預かり
フラグを設け、他のアバタから伝言が依頼されたときに
この伝言預かりフラグを“OFF”から“ON”に変更
し、伝言預かりフラグが“ON”である場合にのみアバ
タ識別可能範囲を設定し管理するようにしてもよい。
ットは、アバタ識別可能範囲を設定し管理しているが、
アバタ識別可能範囲を常に設定して管理している必要は
ない。例えば、エージェント管理テーブルに伝言預かり
フラグを設け、他のアバタから伝言が依頼されたときに
この伝言預かりフラグを“OFF”から“ON”に変更
し、伝言預かりフラグが“ON”である場合にのみアバ
タ識別可能範囲を設定し管理するようにしてもよい。
【0089】[5−2.第2変形例]また、上述した実
施形態においては、コミュニティ・システムに参加する
ユーザが使用する端末としてユーザPC100を用いる
ようにしている。しかしながら、本発明はこれに限ら
ず、コミュニティ・システムに参加するユーザが使用す
る端末として携帯電話機あるいは携帯情報端末を用いる
ようにしてもよい。
施形態においては、コミュニティ・システムに参加する
ユーザが使用する端末としてユーザPC100を用いる
ようにしている。しかしながら、本発明はこれに限ら
ず、コミュニティ・システムに参加するユーザが使用す
る端末として携帯電話機あるいは携帯情報端末を用いる
ようにしてもよい。
【0090】以下、携帯電話機および携帯情報端末をユ
ーザPC100に代えて使用する場合を例示して説明す
る。図20において、ネットワーク・コンピューティン
グ・システム200には、本発明を適用した携帯情報端
末MS1や携帯電話機MS2が接続されている。また、
ネットワーク・コンピューティング・システム200に
は、通信サービスの提供エリアとして所望の大きさに分
割されたセルの範囲内にそれぞれ固定無線局である基地
局CS1,2が設置されている。
ーザPC100に代えて使用する場合を例示して説明す
る。図20において、ネットワーク・コンピューティン
グ・システム200には、本発明を適用した携帯情報端
末MS1や携帯電話機MS2が接続されている。また、
ネットワーク・コンピューティング・システム200に
は、通信サービスの提供エリアとして所望の大きさに分
割されたセルの範囲内にそれぞれ固定無線局である基地
局CS1,2が設置されている。
【0091】これらの基地局CS1,2には、移動無線
局である携帯情報端末MS1や携帯電話機MS2が無線
接続されている。無線接続の方法としては、例えばW−
CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)と
呼ばれる符号分割多元接続方式がある。そして、このW
−CDMA方式は、2[GHz]の周波数帯域を使用してい
て、最大2[Mbps]のデータ転送速度により大容量データ
を高速にデータ通信することが可能である。
局である携帯情報端末MS1や携帯電話機MS2が無線
接続されている。無線接続の方法としては、例えばW−
CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)と
呼ばれる符号分割多元接続方式がある。そして、このW
−CDMA方式は、2[GHz]の周波数帯域を使用してい
て、最大2[Mbps]のデータ転送速度により大容量データ
を高速にデータ通信することが可能である。
【0092】このように携帯情報端末MS1や携帯電話
機MS2は、W−CDMA方式によって大容量データを
高速にデータ通信し得るようになされている。これによ
り、音声通話だけでなく電子メールの送受信、簡易ホー
ムページの閲覧、画像の送受信等の多種に及びデータ通
信を実行することが可能になる。また基地局CS1,2
は、移動通信網104に接続され、この移動通信網は、
ゲートウェイ・システム40を介して、インターネット
10に接続されている。
機MS2は、W−CDMA方式によって大容量データを
高速にデータ通信し得るようになされている。これによ
り、音声通話だけでなく電子メールの送受信、簡易ホー
ムページの閲覧、画像の送受信等の多種に及びデータ通
信を実行することが可能になる。また基地局CS1,2
は、移動通信網104に接続され、この移動通信網は、
ゲートウェイ・システム40を介して、インターネット
10に接続されている。
【0093】このネットワーク・コンピューティング・シ
ステム200において、インターネット10には、上記
実施形態と同様にCPサーバ22およびWWWサーバ2
5等により構成されているLAN20A,Bなどが接続
されている。そして、TCP/IP(Transmission Con
trol Protocol/Internet Protocol)のプロトコルに従
って携帯情報端末MS1及び携帯電話機MS2からCP
サーバ22およびWWWサーバ25に対してアクセスし
得るようになっている。なお、携帯情報端末MS1及び
携帯電話機MS2は、基地局CS1,2までを2[Mbps]
の簡易トランスポートプロトコルで通信し、当該基地局
CS1,2からインターネット10を介してCPサーバ
22およびWWWサーバ25までをTCP/IPプロト
コルで通信するようになっている。
ステム200において、インターネット10には、上記
実施形態と同様にCPサーバ22およびWWWサーバ2
5等により構成されているLAN20A,Bなどが接続
されている。そして、TCP/IP(Transmission Con
trol Protocol/Internet Protocol)のプロトコルに従
って携帯情報端末MS1及び携帯電話機MS2からCP
サーバ22およびWWWサーバ25に対してアクセスし
得るようになっている。なお、携帯情報端末MS1及び
携帯電話機MS2は、基地局CS1,2までを2[Mbps]
の簡易トランスポートプロトコルで通信し、当該基地局
CS1,2からインターネット10を介してCPサーバ
22およびWWWサーバ25までをTCP/IPプロト
コルで通信するようになっている。
【0094】[5−3.第3変形例]また、上述した実
施形態においては、CPサーバ22、WWWサーバ2
5、あるいはユーザPC100などのハードディスクに
コミュニティ・システムを実行するためのプログラムが
予めインストールされている場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、コミュニティ・システムを実行す
るためのプログラムが格納された、例えばCD−ROM
(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD−ROM
(Digital Versatile Disc-Read Only Memory)等のパ
ッケージメディアでなるプログラム格納媒体を再生する
ことにより上記各種プログラムをインストールしてもよ
い。また、プログラムが一時的もしくは永続的に格納さ
れる半導体メモリや光磁気ディスク等のプログラム格納
媒体を再生することにより上記各種プログラムをインス
トールしてもよい。
施形態においては、CPサーバ22、WWWサーバ2
5、あるいはユーザPC100などのハードディスクに
コミュニティ・システムを実行するためのプログラムが
予めインストールされている場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、コミュニティ・システムを実行す
るためのプログラムが格納された、例えばCD−ROM
(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD−ROM
(Digital Versatile Disc-Read Only Memory)等のパ
ッケージメディアでなるプログラム格納媒体を再生する
ことにより上記各種プログラムをインストールしてもよ
い。また、プログラムが一時的もしくは永続的に格納さ
れる半導体メモリや光磁気ディスク等のプログラム格納
媒体を再生することにより上記各種プログラムをインス
トールしてもよい。
【0095】また、これらのプログラム格納媒体に上記
各種プログラムを格納する手段としてはローカルエリア
ネットワーク、ディジタル衛星放送等の有線及び無線通
信媒体を利用してもよく、ルータやモデム等の各種通信
インターフェースを介在させて格納するようにしてもよ
い。
各種プログラムを格納する手段としてはローカルエリア
ネットワーク、ディジタル衛星放送等の有線及び無線通
信媒体を利用してもよく、ルータやモデム等の各種通信
インターフェースを介在させて格納するようにしてもよ
い。
【0096】また、上述した実施形態においては、仮想
空間を生成して提供するためのサーバとして、CPサー
バ22・AOサーバ23・WWWサーバ25などの複数
のサーバを使用しているが、物理的に単一のサーバ、ま
たは2つのサーバ上で別々のコンピュータプログラムを
実行することにより仮想空間を生成して提供するように
してもよい。
空間を生成して提供するためのサーバとして、CPサー
バ22・AOサーバ23・WWWサーバ25などの複数
のサーバを使用しているが、物理的に単一のサーバ、ま
たは2つのサーバ上で別々のコンピュータプログラムを
実行することにより仮想空間を生成して提供するように
してもよい。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、インターネットのよう
なコンピュータ・ネットワーク上においてコミュニティ
系のサービスを提供する際、該サービスのユーザに対し
てより付加価値の高いサービスを提供することができ
る。
なコンピュータ・ネットワーク上においてコミュニティ
系のサービスを提供する際、該サービスのユーザに対し
てより付加価値の高いサービスを提供することができ
る。
【図1】 本発明を実現するのに適した共有仮想空間を
提供することができるネットワーク・コンピューティン
グ・システムの構成を模式的に示した図である。
提供することができるネットワーク・コンピューティン
グ・システムの構成を模式的に示した図である。
【図2】 各種サーバまたはユーザPCとして稼動する
コンピュータ・システムのハードウェア構成例を示した
図である。
コンピュータ・システムのハードウェア構成例を示した
図である。
【図3】 本実施形態に係る共有仮想空間にログインし
たユーザのコンピュータ上で、共有仮想空間を表示し且
つナビゲーションする動作アーキテクチャを模式的に示
した図である。
たユーザのコンピュータ上で、共有仮想空間を表示し且
つナビゲーションする動作アーキテクチャを模式的に示
した図である。
【図4】 本実施形態に係るAOの動作メカニズムを示
した図であり、より具体的には、共有仮想空間にログイ
ンしたある1人のユーザが、自分の分身であるアバタの
仮想ペット(共有データ)をクリックしたときの動作例
である。
した図であり、より具体的には、共有仮想空間にログイ
ンしたある1人のユーザが、自分の分身であるアバタの
仮想ペット(共有データ)をクリックしたときの動作例
である。
【図5】 本実施形態に係るコミュニティ・システムに
ログインしたユーザのコンピュータ上に提供される基本
操作画面を示した図である。
ログインしたユーザのコンピュータ上に提供される基本
操作画面を示した図である。
【図6】 図5の基本操作画面に表示されるペット情報
画面を示した図である。
画面を示した図である。
【図7】 伝言情報テーブルの構成例を示した図であ
る。
る。
【図8】 ユーザ情報テーブルの構成例を示した図であ
る。
る。
【図9】 エージェント管理テーブルの構成例を示した
図である。
図である。
【図10】 画像のサイズの種類の一例を示した図であ
る。
る。
【図11】 画像を飾り付けるアイテムを購入するため
の画面を示した図である。
の画面を示した図である。
【図12】 額縁を選択する際の画面状態を示した図で
ある。
ある。
【図13】 額縁を選択した後の画面状態を示した図で
ある。
ある。
【図14】 画像をアップロードする際の画面状態を示
した図である。
した図である。
【図15】 画像をアップロードする際の画面状態を示
した図である。
した図である。
【図16】 画像をアップロードする際の画面状態を示
した図である。
した図である。
【図17】 画像をアップロードした後の画面状態を示
した図である。
した図である。
【図18】 額縁の画像が飾り付けられた後の画面状態
を示した図である。
を示した図である。
【図19】 伝言内容を登録する際の動作例を示すシー
ケンスチャートである。
ケンスチャートである。
【図20】 伝言内容を報告する際の動作例を示すシー
ケンスチャートである。
ケンスチャートである。
【図21】 本発明の実施形態の変形例に係るネットワ
ーク・コンピューティング・システムの構成を模式的に示
した図である。
ーク・コンピューティング・システムの構成を模式的に示
した図である。
1,200…ネットワーク・コンピューティング・システ
ム、 10…インターネット、 20…小規模ネットワーク(LAN)、 21…ルータ、 22…CPサーバ、 23…AOサーバ、 24…課金データベース、 25…WWWサーバ、 26…メール・サーバ、 27…課金サーバ、 28…情報データベース、 30…公衆電話網、 40…ゲートウェイ・システム、 100…ユーザPC、 104…移動通信網、 511…プロセッサ、 512…メモリ、 513…ディスプレイコントローラ、 514…入力機器インターフェース、 515…ネットワークインターフェース、 516…外部機器インターフェース、 517…バス、 521…ディスプレイ、 522…キーボード、 523…マウス、 524…HDD、 525…メディアドライブ。
ム、 10…インターネット、 20…小規模ネットワーク(LAN)、 21…ルータ、 22…CPサーバ、 23…AOサーバ、 24…課金データベース、 25…WWWサーバ、 26…メール・サーバ、 27…課金サーバ、 28…情報データベース、 30…公衆電話網、 40…ゲートウェイ・システム、 100…ユーザPC、 104…移動通信網、 511…プロセッサ、 512…メモリ、 513…ディスプレイコントローラ、 514…入力機器インターフェース、 515…ネットワークインターフェース、 516…外部機器インターフェース、 517…バス、 521…ディスプレイ、 522…キーボード、 523…マウス、 524…HDD、 525…メディアドライブ。
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G06F 17/60 504 G06F 17/60 504
ZEC ZEC
Claims (17)
- 【請求項1】 サーバがネットワークを介して複数のユ
ーザ端末と通信を行い、各ユーザ端末から受信した情報
を反映した共有仮想空間を表す共有データを生成して前
記各ユーザ端末に提供する共有データ提供ステップと、 前記サーバが、前記共有仮想空間内を自律的に移動する
とともに前記各ユーザ端末に一意に割り当てられた複数
の移動体の位置情報を記憶する位置情報記憶ステップ
と、 ある移動体に対応するユーザ端末以外の他ユーザ端末に
おいて当該移動体が選択されたときに、前記サーバが、
当該移動体に対応するユーザ端末のユーザに対する伝言
を入力するように促すための入力画面を前記他ユーザ端
末に表示させる入力画面表示ステップと、 前記サーバが、前記他ユーザ端末により入力された伝言
を、前記他ユーザ端末を特定する情報および当該移動体
に対応するユーザ端末を特定する情報と対応づけて記憶
する伝言記憶ステップとを備えることを特徴とするコミ
ュニティ・サービス提供方法。 - 【請求項2】 サーバがネットワークを介して複数のユ
ーザ端末と通信を行い、各ユーザ端末から受信した情報
を反映した共有仮想空間を表す共有データを生成して前
記各ユーザ端末に提供する共有データ提供ステップと、 前記サーバが、前記各ユーザ端末に対応付けられた移動
体の位置情報を記憶する位置情報記憶ステップと、 伝言を依頼する第1のユーザ端末において当該第1のユ
ーザ端末および伝言の受け取り先である第2のユーザ端
末に対応しない移動体が選択されたとき、前記サーバ
が、伝言を入力するとともに前記第2のユーザ端末を特
定する情報を入力するように促すための入力画面を前記
第1のユーザ端末に表示させる入力画面表示ステップ
と、 前記サーバが、前記第1のユーザ端末により入力された
伝言を、前記第1のユーザ端末を特定する情報、前記第
1のユーザ端末において選択された移動体に対応する第
3のユーザ端末を特定する情報および前記第2のユーザ
端末を特定する情報と対応づけて記憶する伝言記憶ステ
ップとを備えることを特徴とするコミュニティ・サービ
ス提供方法。 - 【請求項3】 サーバがネットワークを介して複数のユ
ーザ端末と通信を行い、各ユーザ端末から受信した情報
を反映した共有仮想空間を表す共有データを生成して前
記各ユーザ端末に提供する共有データ提供ステップと、 前記サーバが、前記各ユーザ端末に一意に割り当てられ
るとともに前記各ユーザ端末からの指示に基づいて前記
共有仮想空間内を移動する複数の第1の移動体の位置を
示す第1の位置情報を記憶する第1の位置情報記憶ステ
ップと、 前記サーバが、前記各ユーザ端末に一意に割り当てられ
るとともに前記共有仮想空間内を自律的に移動する複数
の第2の移動体の位置を示す第2の位置情報を記憶する
第2の位置情報記憶ステップと、 前記サーバが、前記第1の位置情報と前記第2の位置情
報に基づいて、前記第2の移動体の位置を基準として予
め定められた範囲内に前記第1の移動体が存在するか否
かを判定する存在判定ステップと、 前記サーバが、前記予め定められた範囲内に存在すると
判定した前記第1の移動体に対応するユーザ端末を特定
する情報と前記第2の移動体に対応するユーザ端末を特
定する情報とが一致するか否かを判断する一致判定ステ
ップと、 前記サーバが、前記一致判定ステップにおいて両ユーザ
端末を特定する情報が一致すると判断した場合に、予め
記憶されている伝言情報から前記第1の移動体に対応す
る伝言情報を抽出する伝言情報抽出ステップと、 前記サーバが、前記第1の移動体に対応するユーザ端末
に提供する情報に対して前記抽出した伝言情報を追加す
る伝言情報提供ステップとを備えることを特徴とするコ
ミュニティ・サービス提供方法。 - 【請求項4】 請求項3記載のコミュニティ・サービス
提供方法において、 前記伝言情報には、前記伝言情報を受け取るユーザ端末
を特定する識別コード、前記伝言情報を入力したユーザ
端末を特定する識別コードおよび伝言内容が含まれ、 前記伝言情報提供ステップは、前記抽出した伝言情報に
含まれる伝言内容を追加することを特徴とするコミュニ
ティ・サービス提供方法。 - 【請求項5】 サーバがネットワークを介して複数のユ
ーザ端末と通信を行い、各ユーザ端末から受信した情報
を反映した共有仮想空間を表す共有データを生成して前
記各ユーザ端末に提供する共有データ提供ステップと、 前記サーバが、前記各ユーザ端末に対応付けられた移動
体の位置情報を記憶する位置情報記憶ステップと、 前記サーバが、前記位置情報に基づいて、前記移動体の
位置を基準として予め定められた範囲内に他の移動体が
存在するか否かを判定する存在判定ステップと、 前記サーバが、前記予め定められた範囲内に存在すると
判定した前記他の移動体に対応するユーザ端末を特定す
る情報と前記位置の基準とされた移動体に対応するユー
ザ端末を特定する情報との組に基づいて、予め記憶され
ている伝言情報から前記組に対応する伝言情報を抽出す
る伝言情報抽出ステップと、 前記サーバが、前記他の移動体に対応するユーザ端末に
提供する情報に対して前記抽出した伝言情報を追加する
伝言情報提供ステップとを備えることを特徴とするコミ
ュニティ・サービス提供方法。 - 【請求項6】 請求項2または請求項5に記載のコミュ
ニティ・サービス提供方法において、 前記移動体には、前記ユーザ端末に一意に割り当てられ
るとともに前記ユーザ端末からの指示に基づいて移動す
る第1の移動体と、前記ユーザ端末に一意に割り当てら
れるとともに自律的に移動する第2の移動体とが含まれ
ていることを特徴とするコミュニティ・サービス提供方
法。 - 【請求項7】 請求項3または請求項6に記載のコミュ
ニティ・サービス提供方法において、 前記第1の移動体は、前記ユーザ端末のユーザを具象化
したアバタであり、前記第2の移動体は、前記アバタと
関連づけられた動物を具象化した仮想ペットであること
を特徴とするコミュニティ・サービス提供方法。 - 【請求項8】 請求項5記載のコミュニティ・サービス
提供方法において、 前記伝言情報には、前記伝言情報を受け取るユーザ端末
を特定する識別コード、他のユーザ端末から前記伝言情
報を伝えるように依頼されたユーザ端末を特定する識別
コード、前記伝言情報を入力したユーザ端末を特定する
識別コードおよび伝言内容が含まれ、 前記伝言情報提供ステップは、前記抽出した伝言情報に
含まれる伝言内容を追加することを特徴とするコミュニ
ティ・サービス提供方法。 - 【請求項9】 ネットワークを介して複数のユーザ端末
と通信を行い、各ユーザ端末から受信した情報を反映し
た共有仮想空間を表す共有データを生成して前記各ユー
ザ端末に提供する共有データ提供手段と、 前記共有仮想空間内を自律的に移動するとともに前記各
ユーザ端末に一意に割り当てられた複数の移動体の位置
情報を記憶させる位置情報記憶手段と、 ある移動体に対応するユーザ端末以外の他ユーザ端末に
おいて当該移動体が選択されたときに、当該移動体に対
応するユーザ端末のユーザに対する伝言を入力するよう
に促すための入力画面を前記他ユーザ端末に表示させる
入力画面表示手段と、 前記他ユーザ端末により入力された伝言を、前記他ユー
ザ端末を特定する情報および当該移動体に対応するユー
ザ端末を特定する情報と対応づけて記憶させる伝言記憶
手段とを備えることを特徴とするコミュニティ・サービ
ス提供装置。 - 【請求項10】 ネットワークを介して複数のユーザ端
末と通信を行い、各ユーザ端末から受信した情報を反映
した共有仮想空間を表す共有データを生成して前記各ユ
ーザ端末に提供する共有データ提供手段と、 前記各ユーザ端末に対応付けられた移動体の位置情報を
記憶させる位置情報記憶手段と、 伝言を依頼する第1のユーザ端末において当該第1のユ
ーザ端末および伝言の受け取り先である第2のユーザ端
末に対応しない移動体が選択されたときに、伝言を入力
するとともに前記第2のユーザ端末を特定する情報を入
力するように促すための入力画面を前記第1のユーザ端
末に表示させる入力画面表示手段と、 前記第1のユーザ端末により入力された伝言を、前記第
1のユーザ端末を特定する情報、前記第1のユーザ端末
において選択された移動体に対応する第3のユーザ端末
を特定する情報および前記第2のユーザ端末を特定する
情報と対応づけて記憶させる伝言記憶手段とを備えるこ
とを特徴とするコミュニティ・サービス提供装置。 - 【請求項11】 ネットワークを介して複数のユーザ端
末と通信を行い、各ユーザ端末から受信した情報を反映
した共有仮想空間を表す共有データを生成して前記各ユ
ーザ端末に提供する共有データ提供手段と、 前記各ユーザ端末に対応付けられた移動体の位置情報を
記憶させる位置情報記憶手段と、 前記位置情報に基づいて、前記移動体の位置を基準とし
て予め定められた範囲内に他の移動体が存在するか否か
を判定する存在判定手段と、 前記予め定められた範囲内に存在すると判定した前記他
の移動体に対応するユーザ端末を特定する情報と前記位
置の基準とされた移動体に対応するユーザ端末を特定す
る情報との組に基づいて、予め記憶されている伝言情報
から前記組に対応する伝言情報を抽出する伝言情報抽出
手段と、 前記他の移動体に対応するユーザ端末に提供する情報に
対して前記抽出した伝言情報を追加する伝言情報提供手
段とを備えることを特徴とするコミュニティ・サービス
提供装置。 - 【請求項12】 コミュニティ・サービス提供装置に実
行させるプログラムを格納したプログラム格納媒体であ
って、 コミュニティ・サービス提供装置を、 ネットワークを介して複数のユーザ端末と通信を行い、
各ユーザ端末から受信した情報を反映した共有仮想空間
を表す共有データを生成して前記各ユーザ端末に提供す
る共有データ提供手段と、 前記共有仮想空間内を自律的に移動するとともに前記各
ユーザ端末に一意に割り当てられた複数の移動体の位置
情報を記憶させる位置情報記憶手段と、 ある移動体に対応するユーザ端末以外の他ユーザ端末に
おいて当該移動体が選択されたときに、当該移動体に対
応するユーザ端末のユーザに対する伝言を入力するよう
に促すための入力画面を前記他ユーザ端末に表示させる
入力画面表示手段と、 前記他ユーザ端末により入力された伝言を、前記他ユー
ザ端末を特定する情報および当該移動体に対応するユー
ザ端末を特定する情報と対応づけて記憶させる伝言記憶
手段として機能させるためのプログラムを格納したプロ
グラム格納媒体。 - 【請求項13】 コミュニティ・サービス提供装置に実
行させるプログラムを格納したプログラム格納媒体であ
って、 コミュニティ・サービス提供装置を、 ネットワークを介して複数のユーザ端末と通信を行い、
各ユーザ端末から受信した情報を反映した共有仮想空間
を表す共有データを生成して前記各ユーザ端末に提供す
る共有データ提供手段と、 前記各ユーザ端末に対応付けられた移動体の位置情報を
記憶させる位置情報記憶手段と、 伝言を依頼する第1のユーザ端末において当該第1のユ
ーザ端末および伝言の受け取り先である第2のユーザ端
末に対応しない移動体が選択されたときに、伝言を入力
するとともに前記第2のユーザ端末を特定する情報を入
力するように促すための入力画面を前記第1のユーザ端
末に表示させる入力画面表示手段と、 前記第1のユーザ端末により入力された伝言を、前記第
1のユーザ端末を特定する情報、前記第1のユーザ端末
において選択された移動体に対応する第3のユーザ端末
を特定する情報および前記第2のユーザ端末を特定する
情報と対応づけて記憶させる伝言記憶手段として機能さ
せるためのプログラムを格納したプログラム格納媒体。 - 【請求項14】 コミュニティ・サービス提供装置に実
行させるプログラムを格納したプログラム格納媒体であ
って、 コミュニティ・サービス提供装置を、 ネットワークを介して複数のユーザ端末と通信を行い、
各ユーザ端末から受信した情報を反映した共有仮想空間
を表す共有データを生成して前記各ユーザ端末に提供す
る共有データ提供手段と、 前記各ユーザ端末に対応付けられた移動体の位置情報を
記憶させる位置情報記憶手段と、 前記位置情報に基づいて、前記移動体の位置を基準とし
て予め定められた範囲内に他の移動体が存在するか否か
を判定する存在判定手段と、 前記予め定められた範囲内に存在すると判定した前記他
の移動体に対応するユーザ端末を特定する情報と前記位
置の基準とされた移動体に対応するユーザ端末を特定す
る情報との組に基づいて、予め記憶されている伝言情報
から前記組に対応する伝言情報を抽出する伝言情報抽出
手段と、 前記他の移動体に対応するユーザ端末に提供する情報に
対して前記抽出した伝言情報を追加する伝言情報提供手
段として機能させるためのプログラムを格納したプログ
ラム格納媒体。 - 【請求項15】 コミュニティ・サービス提供装置に実
行させるプログラムであって、 コミュニティ・サービス提供装置を、 ネットワークを介して複数のユーザ端末と通信を行い、
各ユーザ端末から受信した情報を反映した共有仮想空間
を表す共有データを生成して前記各ユーザ端末に提供す
る共有データ提供手段と、 前記共有仮想空間内を自律的に移動するとともに前記各
ユーザ端末に一意に割り当てられた複数の移動体の位置
情報を記憶させる位置情報記憶手段と、 ある移動体に対応するユーザ端末以外の他ユーザ端末に
おいて当該移動体が選択されたときに、当該移動体に対
応するユーザ端末のユーザに対する伝言を入力するよう
に促すための入力画面を前記他ユーザ端末に表示させる
入力画面表示手段と、 前記他ユーザ端末により入力された伝言を、前記他ユー
ザ端末を特定する情報および当該移動体に対応するユー
ザ端末を特定する情報と対応づけて記憶させる伝言記憶
手段として機能させるためのプログラム。 - 【請求項16】 コミュニティ・サービス提供装置に実
行させるプログラムであって、 コミュニティ・サービス提供装置を、 ネットワークを介して複数のユーザ端末と通信を行い、
各ユーザ端末から受信した情報を反映した共有仮想空間
を表す共有データを生成して前記各ユーザ端末に提供す
る共有データ提供手段と、 前記各ユーザ端末に対応付けられた移動体の位置情報を
記憶させる位置情報記憶手段と、 伝言を依頼する第1のユーザ端末において当該第1のユ
ーザ端末および伝言の受け取り先である第2のユーザ端
末に対応しない移動体が選択されたときに、伝言を入力
するとともに前記第2のユーザ端末を特定する情報を入
力するように促すための入力画面を前記第1のユーザ端
末に表示させる入力画面表示手段と、 前記第1のユーザ端末により入力された伝言を、前記第
1のユーザ端末を特定する情報、前記第1のユーザ端末
において選択された移動体に対応する第3のユーザ端末
を特定する情報および前記第2のユーザ端末を特定する
情報と対応づけて記憶させる伝言記憶手段として機能さ
せるためのプログラム。 - 【請求項17】 コミュニティ・サービス提供装置に実
行させるプログラムであって、 コミュニティ・サービス提供装置を、 ネットワークを介して複数のユーザ端末と通信を行い、
各ユーザ端末から受信した情報を反映した共有仮想空間
を表す共有データを生成して前記各ユーザ端末に提供す
る共有データ提供手段と、 前記各ユーザ端末に対応付けられた移動体の位置情報を
記憶させる位置情報記憶手段と、 前記位置情報に基づいて、前記移動体の位置を基準とし
て予め定められた範囲内に他の移動体が存在するか否か
を判定する存在判定手段と、 前記予め定められた範囲内に存在すると判定した前記他
の移動体に対応するユーザ端末を特定する情報と前記位
置の基準とされた移動体に対応するユーザ端末を特定す
る情報との組に基づいて、予め記憶されている伝言情報
から前記組に対応する伝言情報を抽出する伝言情報抽出
手段と、 前記他の移動体に対応するユーザ端末に提供する情報に
対して前記抽出した伝言情報を追加する伝言情報提供手
段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001264625A JP2003076906A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | コミュニティ・サービス提供方法、コミュニティ・サービス提供装置、プログラム格納媒体およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001264625A JP2003076906A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | コミュニティ・サービス提供方法、コミュニティ・サービス提供装置、プログラム格納媒体およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003076906A true JP2003076906A (ja) | 2003-03-14 |
Family
ID=19091200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001264625A Withdrawn JP2003076906A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | コミュニティ・サービス提供方法、コミュニティ・サービス提供装置、プログラム格納媒体およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003076906A (ja) |
Cited By (9)
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---|---|---|---|---|
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