JP4909612B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関し、詳細には、蓄積装置に蓄積する画像データの品質を保ちつつ、蓄積装置の容量を有効に活用することが可能な画像処理装置および画像処理方法に関する。
近時、CCD光電変換素子からなるラインセンサ読取り装置やレーザーによる書き込み装置の発展により、アナログ複写機からデジタル化された画像データの処理を行うデジタル複写機が登場した。デジタル複写機となってからは、複写機の機能だけでなく、ファクシミリの機能、プリンタの機能、スキャナの機能等の各機能と複合したため、単なるデジタル複写機ではなく、デジタル複合機(MFP)と呼ばれるようになった。
HDDドライブ等のメモリ大容量化・低コスト化、ネットワーク等通信技術の高速化や普及、CPUの処理能力の向上、および画像データに関連する技術(特性値の規格化や圧縮フォーマット等)等、MFPに関連する技術の進化に伴い、MFPに搭載される機能も多種・多様化してきている。
オフィスの中でのMFPの使われ方も多種・多様化してきている。例えば、PCの横にペアで設置され、各職務者が手軽に複写機・ファクシミリ・プリンター・スキャナの機能を使用することができる小型のMFPがある。また、部署や課単位の複数名で共有され、ある程度の生産性やソート・パンチ・ステープル等の機能が使用できる中型のMFPがある。企業の中で複写関連業務を集中して行う部署、もしくは複写関連業務そのものを生業とする会社では、高生産性・高品位で、多機能な大型のMFPが使用されている。
小型〜大型まで多様化してきているMFPであるが、各クラスに亘って共有できる機能も存在するが、クラスごとに要求が強い機能も存在する。例えば、大型MFPではパンチ・ステープル・紙折り等、プロット後の紙に対する後加工や、複写業務と同時に電子ファイリング化すること等が求められ、小型MFPでは、インターネットFAXやPC−FAX等の充実や、パーソナル的な使用目的として、専用紙に対する高品位画像印刷等が求められる。このように多種・多様化してきているMFP市場に対して、従来は各クラスに必要な機能をセットにしたシステムを構築し、販売・提供していた。
ビジネスにおける情報価値の重要性は既に認知されており、情報を早く・正確に・確実に伝えるだけでなく、分かりやすく・効果的に伝えることも要求されている。通信技術の高速化/普及化・メモリの大容量化/低コスト化/小型化・PCの高性能化にともない、デジタルデータを利用した情報を効率的に扱う新しい機能が提供されてきており、デジタルデータの一部である画像データを扱うMFPにも、新機能の提供や融合が望まれてきている。
ところで、MFPでは、HDD等の記憶装置に蓄積した画像データをプリント出力や外部出力に使用しているが、記憶装置には大量の画像データを格納する必要があるため、そのメモリ容量を効率的に使用する必要がある。他方、記憶装置に大量の画像データを記憶するためには、画像データの圧縮率を高くして圧縮する方法があるが、画像品質が劣化してしまう。
例えば、特許文献1の画像処理装置では、画像データ入力手段が与える画像データを処理する第1の画像処理手段と、第1の画像処理手段に対するデータバスの画像データ送受を一括管理する画像バス管理手段と、メモリ装置と、該メモリ装置に対する前記データバスの画像データ送受アクセスを一括管理するメモリ管理手段と、該メモリ管理手段によって前記メモリ装置に対するアクセスを管理制御され、該メモリ装置上のデータに対してアクセスして画像データ処理を行うことができる第2の画像処理手段とを備えている。すなわち、同文献の画像処理装置では、メモリ装置に蓄積・保存した画像データに対して第2の画像処理を行う第2の画像処理手段を設ける構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1では、第2の画像処理を設けることにより処理速度の向上を目的としているが、メモリ装置に蓄積する画像データの品質向上やメモリ装置の容量を有効に活用する方法については何ら言及されていない。
特開2002−111988号公報
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、蓄積装置に蓄積する画像データの品質を保ちつつ、蓄積装置の容量を有効に活用することが可能な画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像データを入力する画像入力手段と、前記画像データおよび当該画像データに含まれる画素が黒文字か否かを表す付帯情報を蓄積する蓄積手段と、前記画像入力手段から入力される画像データに含まれる画素のうち前記黒文字である画素の画素値を、R値=G値=B値となる黒画素値に補正する補正手段と、前記蓄積手段の残容量が少ない場合に、前記補正手段により画素値が補正された前記画像データを、前記蓄積手段の残容量が多い場合より高い圧縮率で圧縮し、前記蓄積手段の残容量が多い場合に、前記補正手段により画素値が補正されていない前記画像データを、前記蓄積手段の残容量が少ない場合より低い圧縮率で圧縮する画像処理手段と、前記蓄積手段の残容量が少ない場合に、圧縮された前記画像データのみを前記蓄積手段に蓄積し、前記蓄積手段の残容量が多い場合に、圧縮された前記画像データと前記付帯情報とを前記蓄積手段に蓄積する蓄積処理手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明は、画像データを入力する画像入力手段と、前記画像データおよび当該画像データに含まれる画素が黒文字か否かを表す付帯情報を蓄積する蓄積手段と、前記画像入力手段から入力される画像データに含まれる画素のうち前記黒文字である画素の画素値を、R値=G値=B値となる黒画素値に補正する補正手段と、コピーモードが文字モードである場合に、前記補正手段により画素値が補正された前記画像データを、前記コピーモードが前記文字モードでない場合より高い圧縮率で圧縮し、前記コピーモードが前記文字モードでない場合に、前記補正手段により画素値が補正されていない前記画像データを、前記コピーモードが前記文字モードである場合より低い圧縮率で圧縮する画像処理手段と、前記コピーモードが前記文字モードである場合に、圧縮された前記画像データのみを前記蓄積手段に蓄積し、前記コピーモードが前記文字モードでない場合に、圧縮された前記画像データと前記付帯情報とを前記蓄積手段に蓄積する蓄積処理手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明は、画像データを入力する画像入力工程と、前記画像入力工程で入力される画像データに含まれる画素のうち前記黒文字である画素の画素値を、R値=G値=B値となる黒画素値に補正する補正工程と、蓄積手段の残容量が少ない場合に、前記補正工程により画素値が補正された前記画像データを、前記蓄積手段の残容量が多い場合より高い圧縮率で圧縮し、前記蓄積手段の残容量が多い場合に、前記補正工程により画素値が補正されていない前記画像データを、前記蓄積手段の残容量が少ない場合より低い圧縮率で圧縮する画像処理工程と、前記蓄積手段の残容量が少ない場合に、圧縮された前記画像データのみを前記蓄積手段に蓄積し、前記蓄積手段の残容量が多い場合に、圧縮された前記画像データと前記付帯情報とを前記蓄積手段に蓄積する蓄積処理工程と、を含むこと、を特徴とする
また、本発明は、画像データを入力する画像入力工程と、前記画像入力工程で入力される画像データに含まれる画素のうち前記黒文字である画素の画素値を、R値=G値=B値となる黒画素値に補正する補正工程と、コピーモードが文字モードである場合に、前記補正工程により画素値が補正された前記画像データを、前記コピーモードが前記文字モードでない場合より高い圧縮率で圧縮し、前記コピーモードが前記文字モードでない場合に、前記補正工程により画素値が補正されていない前記画像データを、前記コピーモードが前記文字モードである場合より低い圧縮率で圧縮する画像処理工程と、前記コピーモードが前記文字モードである場合に、圧縮された前記画像データのみを前記蓄積手段に蓄積し、前記コピーモードが前記文字モードでない場合に、圧縮された前記画像データと前記付帯情報とを前記蓄積手段に蓄積する蓄積処理工程と、を含むこと、を特徴とする
本発明によれば、蓄積装置に蓄積する画像データの品質を保ちつつ、蓄積装置の容量を有効に活用することが可能な画像処理装置および画像処理方法を提供することが可能となるという効果を奏する。
以下に、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものまたは実質的に同一のものが含まれる。
(実施の形態)
図1は本発明に係る画像処理装置(MFP)100の全体構成を示す図である。画像処理装置100は、図1に示すように、読取り装置101と、第1の画像処理部102と、バス制御装置103と、第2の画像処理部104と,HDD105と、CPU106と、メモリ107と、プロッタI/F装置108と、プロッタ装置109と、操作表示装置110と、回線I/F装置111と、外部I/F装置112と、S.B.113と、ROM114、汎用バス等を備えている。この画像処理装置100は、外部装置であるFAX115やPC116とデータ通信可能に構成されている。
読取り装置101は、CCD光電変換素子からなるラインセンサとA/Dコンバータとそれら駆動回路を具備し、セットされた原稿をスキャンして得られる原稿の濃淡情報に基づいて、RGB各8ビットのデジタル画像データを生成して第1の画像処理部102に出力する。
第1の画像処理部102は、読取り装置101から入力されるデジタル画像データに対して、予め定めた特性に統一する処理を施して出力する。統一された特性の画像データは、画像処理装置100の内部に蓄積され、その後再利用する場合に、出力先の変更に適した特性で出力される。
バス制御装置103は、画像処理装置100内で必要な画像データや制御コマンド等の各種データの送受信を行うデータバスの制御装置であり、複数種のバス規格間のブリッジ機能を有している。本実施の形態では、バス制御装置103は、第1の画像処理部102,第2の画像処理部104,CPU106とはPCI−エクスプレスバスで接続し、また、HDD105とはATAバスで接続されている。
第2の画像処理部104は、第1の画像処理部102で予め定めた特性を統一されたデジタル画像データに対し、ユーザから指定される出力先に適した画像処理を施して出力する。
HDD(蓄積装置)105は、デスクトップパソコンにも使用されている電子データを保存するための大型の記憶装置であり、主にデジタル画像データおよびデジタル画像データの付帯情報を蓄積するためのものである。後述するように、HDD105の容量の有効利用のために、付帯情報を蓄積しないでデジタル画像データのみを蓄積することにしてもよい。本実施の形態では、HDD105としては、例えば、IDEを拡張して規格化されているATAバス接続のハードディスクを使用することができる。
CPU106は、画像処理装置100の制御全体を司るマイクロプロセッサである。本実施の形態では、近年普及してきたCPUコア単体に+αの機能を追加したインテグレーテッド CPUを使用することができ、例えば、PMC社のRM11100で、汎用規格I/Fとの接続機能や、クロスバースイッチを使ったこれらバス接続機能が統合されたCPUを使用することができる。CPU106は、HDD105のリード/ライトを制御しており、HDD105の残容量等を検出する。
メモリ107は、複数種のバス規格間をブリッジする際の速度差や、接続された部品自体の処理速度差を吸収するために、一時的にデータを記憶したり、CPU106が本画像処理装置100の制御を行う際に、プログラムや中間処理データを一時的に記憶する揮発性メモリである。CPU106は、高速処理が求められるため、通常起動時にROM114に記憶されたブートプログラムにてシステムを起動し、その後は高速にアクセス可能なメモリ107に展開されたプログラムによって処理を行う。本実施の形態では、メモリ107として、規格化されパーソナルコンピュータに使用されているDIMMを使用することができる。
プロッタI/F装置108は、CPU106に統合された汎用規格I/Fを経由して送出されてくるCMYKのデジタル画像データを受け取ると、プロッタ装置109の専用I/Fに出力するバスブリッジ処理を行う。本実施の形態では、汎用規格I/Fとして、例えば、PCI−エクスプレスバスを使用することができる。
プロッタ装置109は、CMYKからなるデジタル画像データを受け取ると、レーザービームを用いた電子写真プロセスを使用して、転写紙に受け取った画像データを出力する。S.B.113は、パーソナルコンピュータに使用されるチップセットのひとつであり、サウスブリッジと呼ばれる汎用の電子デバイスである。S.B.113は、主にPCI−エクスプレスとISAブリッジを含むCPUシステムを構築する際によく使用されるバスのブリッジ機能を汎用回路化したもので、ROM114との間をブリッジしている。
ROM114は、CPU106が画像処理装置1の制御を行う際のプログラム(ブートプログラムを含む)が格納されるメモリである。
操作表示装置110は、画像処理装置100とユーザのインターフェースを行う部分であり、LCD(液晶表示装置)とキースイッチから構成され、装置の各種状態や操作方法をLCDに表示し、ユーザからのキースイッチ入力を検知する。本実施の形態では、PCI−エクスプレスバスを介してCPU106と接続されている。
回線I/F装置111は、PCI−エクスプレスバスと電話回線を接続する装置であり、電話回線を介して各種データの送受信を行う。FAX115は、通常のファクシミリであり、電話回線を介してMFPと画像データの送受信を行う。
外部I/F装置112は、PCI−エクスプレスバスと外部装置を接続する装置であり、この装置により本画像処理装置100は外部装置と各種データのやり取りを行うことが可能になる。本実施の形態では、その接続I/Fにネットワーク(イーサネット(登録商標))を使用する。すなわち、画像処理装置100は、外部I/F装置112を介してネットワークに接続されている。
PC116は、いわゆるパーソナルコンピュータであり、インストールされたアプリケーションソフトやドライバを介して、ユーザは画像処理装置100に対して各種制御や画像データの入出力を行う。
(コピー動作)
上記構成の画像処理装置100のコピー動作の概略を説明する。ユーザは読取り装置101に原稿をセットし、所望するモード等の設定とコピー開始の入力を操作表示装置110に行う。操作表示装置110は、ユーザから入力された情報(コピーモード等)を、機器内部の制御コマンドデータに変換して発行する。発行された制御コマンドデータは、PCI−エクスプレスバスを介してCPU106に通知される。
CPU106はコピー開始の制御コマンドデータに従って、コピー動作プロセスのプログラムを実行し、コピー動作に必要な設定や動作を実行する。以下に動作プロセスを説明する。
まず、読取り装置101で原稿をスキャンして得られるRGB各8ビットのデジタル画像データ(以下、「RGB画像データ」と称する)は、第1の画像処理部102で予め定めた特性に統一され、バス制御装置103に送られる。
バス制御装置103は、第1の画像処理部102から入力されるRGB画像データを、CPU106を介してメモリ107に蓄積する。メモリ107に蓄積されたRGB画像データは、CPU106およびバス制御装置103を介して、第2の画像処理部104に送られる。
第2の画像処理部104は、受け取ったRGB画像データを、プロッタ出力用のCMYK画像データに変換して、バス制御装置103に出力する。バス制御装置103は、第2の画像処理部104から入力されるCMYK画像データを、CPU106を介してメモリ107に蓄積する。
次に、メモリ107に蓄積されたCMYK画像データは、CPU106およびプロッタI/F装置108を介して、プロッタ装置109に送られる。プロッタ装置109は、受け取ったCMYK画像データを転写紙に出力し、原稿のコピーが生成される。
(スキャナ配信動作)
上記構成の画像処理装置100のスキャナ配信動作の概略を説明する。まず、ユーザは原稿を読取り装置101にセットし、所望するモード等の設定とスキャナ配信開始の入力を操作表示装置110に行う。操作表示装置110はユーザから入力された情報を、機器内部の制御コマンドデータに変換し発行する。発行された制御コマンドデータはPCI−エクスプレスバスを介してCPU106に通知される。
CPU106は、スキャナ配信開始の制御コマンドデータに従って、スキャナ配信動作プロセスのプログラムを実行し、スキャナ配信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に動作プロセスを順に説明する。
読取り装置101で原稿をスキャンして得られたRGB各8ビットのデジタル画像データ(以下、「RGB画像データ」と称する)は、第1の画像処理部102により予め定めた特性に統一され、バス制御装置103に送られる。バス制御装置103は、第1の画像処理部102から入力されるRGB画像データを、CPU106を介してメモリ107に蓄積する。
次に、メモリ107に蓄積されたRGB画像データは、CPU106およびバス制御装置103を介して、第2の画像処理部104に送られる。第2の画像処理部104は入力されるRGB画像データを、スキャナ配信用の画像データ(RGB多値,グレースケール,モノクロ2値等)に変換してバス制御装置103に出力する。
バス制御装置103は、第2の画像処理部104から入力される画像データを、CPU106を介してメモリ107に蓄積する。メモリ107に蓄積された画像データは、CPU106を介して、外部I/F装置112に送られる。外部I/F装置112は、入力される画像データを、ネットワークを介して接続されるPC116に送信する。
(実施例1)
上記画像処理装置100の実施例1を説明する。実施例1では、原稿をスキャンした画像データを、画像データの付帯情報(例えば、像域分離結果)とHDD105(蓄積装置)の状態を示す情報(例えば、残容量情報)に従って、画像処理装置100内に蓄積・保存する場合の動作を説明する。
まず、ユーザは原稿を読取り装置101にセットし、所望するコピーモード等の設定とコピー開始の入力を操作表示装置110に行う。操作表示装置110は、ユーザから入力された情報を、機器内部の制御コマンドデータに変換し発行する。発行された制御コマンドデータはPCI−エクスプレスバスを介してCPU106に通知される。
CPU106は、コピー開始の制御コマンドデータに従って、コピー動作プロセスのプログラムを実行し、コピー動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に動作プロセスを順に説明する。
読取り装置101で原稿をスキャンして得られたRGB各8ビットのデジタル画像データ(以下、「RGB画像データ」と称する)は、第1の画像処理部102で予め定めた特性に統一され、バス制御装置103に送られる。
ここで、第1の画像処理部102の動作を詳細に説明する。図2は、図1の第1の画像処理部102の構成例を示す図である。第1の画像処理部102は、図2に示すように、像域分離部120と、γ変換部121と、フィルタ部122と、色変換部123と、画像圧縮部124とを備えている。
像域分離部120は、読取り装置101から入力されるRGB画像データに基づいて、原稿の黒文字領域とそれ以外の領域とを判別して、像域分離結果を画像圧縮部124に出力する。この判別方法は公知であるのでその詳細な説明を省略する。
γ変換部121は、読取り装置101から入力されるRGB画像データに対して、その明るさを予め定めた特性に統一してフィルタ部122に出力する。本実施例では、例えば、明度リニアな特性に変換する。フィルタ部122は、入力されるRGB画像データに対して、その鮮鋭性を予め定めた特性に統一して色変換部123に出力する。本実施例では例えば、基準チャートをスキャンしたときに、線数毎に対して予め定めたMTF特性値になるように変換する。色変換部123は、入力されるRGB画像データに対して、その色を予め定めた特性に統一して画像圧縮部124に出力する。本実施例では、例えば、色空間がアドビ社で定義されるアドビ−RGB色空間になるように変換する。画像圧縮部124は、色変換後のRGB画像データに対して、像域分離部120から入力される像域分離結果に基づいて補正を行う。また、画像圧縮部124は、RGB画像データに対して、CPU106からバス制御装置103を介して入力されるHDD105の状態を示す情報(残容量情報)に基づいてその圧縮率を変更して圧縮画像データを生成する。
バス制御装置103は、第1の画像処理部102からの画像データと画像データの付帯情報(像域分離結果)を受け取ると、CPU106を介してメモリ107に蓄積する。メモリ107に蓄積したデータは、CPU106およびバス制御装置103を介して、HDD105に送信され、HDD105内に蓄積・保存される。この際、CPU106は、HDD105の状態を示す情報(残容量情報)に基づいて、HDD105に蓄積・保存するデータを決定する。例えば、HDD105の残容量が少ない場合には、画像データの付帯情報を蓄積せずに画像データのみを蓄積するというように、HDD105の残容量に応じて蓄積方法を切り替える。
この後、前述したように、メモリ107のRGB画像データは、第2の画像処理部104で画像処理された後、プロッタ装置109に出力され、原稿のコピーが生成される。
ここで、第2の画像処理部104の動作を詳細に説明する。図3は、図1の第2の画像処理部104の構成例を示す図である。第2の画像処理部104は、図3に示すように、フィルタ部141と、色変換部142と、階調処理部143とを備えている。フィルタ部141は、RGB画像データの鮮鋭性を、プロッタ装置109に出力する場合の再現性が良くなるように補正する。具体的には、所望するモード情報に従って鮮鋭化/平滑化処理を施す。例えば、文字モードでは文字をハッキリ/クッキリとするために鮮鋭化処理を施し、写真モードでは滑らかに階調性を表現するため平滑化処理を施す。
色変換部142は、RGB各8ビットの画像データを受け取るとプロッタ装置用の色空間であるCMYK各8ビットの画像データに変換する。階調処理部143は、CMYK各8ビットの画像データを受け取ると、プロッタ装置109の階調処理能力に従った階調数変換処理を行う。例えば、CMYK各2ビットの画像データに疑似中間調処理の一つである誤差拡散法を用いて階調数変換する。
以上説明したように、実施例1によれば、画像データの付帯情報とHDD105の状態を示す情報に応じて、HDD105に蓄積・保存するデータを決定し、具体的には、HDD105の残容量が少ないときは、第1の画像処理部102では、画像データの付帯情報に従って補正した画像データを、圧縮率を高く設定して圧縮した圧縮画像データを生成し、CPU106はHDD105に、圧縮画像データのみを蓄積して画像データの付帯情報を蓄積しないこととしたので、HDD105の残量が少なく、画像データの付帯情報を蓄積しない場合でも、蓄積画像データの品質を保ちつつ、かつユーザに意識させずにHDD105の容量を有効に活用することが可能となる。
また、第1の画像処理部102は、読取り装置101から入力された画像データを、プロッタ装置109と外部装置の両方に利用可能となるように画像データの性質を統一し、性質を統一した画像データをメモリ107とHDD105に蓄積し、第2の画像処理部104がプロッタ装置109と外部装置の出力に適した性質の画像データに処理することとしたので、ユーザが画像処理装置100内部に蓄積・保存しておいた画像データを出力する場合に、画像データを画像処理装置100内部に蓄積・保存するときに利用したアプリと異なるアプリに出力することが可能となる。
(実施例2)
上記画像処理装置100の実施例2を説明する。実施例2では、原稿をスキャンした画像データを画像処理装置100内に蓄積・保存するときに、像域分離結果とHDD105の残容量に従って、蓄積・保存する場合の動作を説明する。
まず、ユーザは、原稿を読取り装置101にセットし、所望するコピーモード等の設定とコピー開始の入力を操作表示装置110に行う。操作表示装置110は、ユーザから入力された情報を、機器内部の制御コマンドデータに変換し発行する。発行された制御コマンドデータはPCI−エクスプレスバスを介してCPU106に通知される。
CPU106は、コピー開始の制御コマンドデータに従って、コピー動作プロセスのプログラムを実行し、コピー動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に動作プロセスを順に説明する。
読取り装置101で原稿をスキャンして得られたRGB各8ビットのデジタル画像データ(以下、「RGB画像データ」と称する)は、第1の画像処理部102で予め定めた特性に統一され、バス制御装置103に送られる。
ここで、第1の画像処理部102の処理を詳細に説明する。図2において、読取り装置101で読み取られたRGB画像データは、γ変換部121および像域分離部120に入力される。像域分離部120は、入力されるRGB画像データに基づいて、原稿の黒文字領域とそれ以外の領域とを判別して、像域分離結果を画像圧縮部124に出力する。この判別方法は公知であるのでその詳細な説明は省略する。
γ変換部121は、入力されるRGB画像データに対して、その明るさを予め定めた特性に統一してフィルタ部22に出力する。本実施例では明度リニアな特性に変換する。フィルタ部122は、入力されるRGB画像データの鮮鋭性を予め定めた特性に統一して色変換部123に出力する。本実施例では、基準チャートをスキャンしたときに、線数毎に対して予め定めたMTF特性値になるように変換する。
色変換部123は、入力されるRGB画像データに対して、その色を予め定めた特性に統一して画像圧縮部124に出力する。本実施例では、色空間がアドビ社で定義されるアドビ−RGB色空間になるように変換する。
図4は、図2の画像圧縮部124の構成例を示す図である。画像圧縮部124は、画像補正部201と、セレクタ202と、圧縮部203とを備えている。画像圧縮部124には、CPU106からバス制御装置103を介してHDD105の残容量情報が入力される。
画像補正部201は、色変換部123から入力されるRGB画像データに対して、像域分離部120から入力される像域分離結果(画像データの付帯情報)に基づいて補正を行ってセレクタ202に出力する。具体的には、画像補正部201は、RGB画像データに対して、像域分離部120から入力される像域分離結果(例えば、黒文字:1、非黒文字:0)を制御データとして、像域分離結果が黒文字の画素においては、理想的な黒であるR=G=Bとする補正を行う。ここで、R=G=Bの処理方法としては、G信号の値にR信号とB信号を揃えることにしているが、これ以外にも輝度を求めて各RGB信号の値としてもよい。
セレクタ202は、画像補正部201で補正されたRGB画像データと画像補正部201による補正前のRGB画像データとが入力される。セレクタ202は、HDD105の残容量情報に基づいて、画像補正部201で補正されたRGB画像データと画像補正部201による補正前のRGB画像データとを切り替えて出力する。具体的には、セレクタ202は、HDD105の残容量が少ない場合には、画像補正部201で画像補正したRGB画像データを、そうでない場合には画像補正部201で補正されていないRGB画像データを選択して圧縮部203に出力する。
圧縮部203は、HDD105の残容量情報に基づいてその圧縮率を設定して、セレクタ202から入力されるRGB画像データを圧縮する。具体的には、圧縮部203は、HDD105の残容量が少ない場合には、圧縮率を高い設定にして圧縮するように動作する。本実施例では、圧縮の方法としてJPEG圧縮を使用するが、圧縮率が可変な他の圧縮方式を使用することにしてもよい。
バス制御装置103は、第1の画像処理部102からのRGB画像データと像域分離結果を受け取ると、CPU106を介してメモリ107に蓄積する。メモリ107に蓄積したRGB画像データおよび像域分離結果は、CPU106およびバス制御装置103を介して、HDD105に送信され、HDD105内に蓄積・保存される。この場合、CPU106は、HDD105の残容量情報を参照し、HDD105の残容量が少ないときには、圧縮部203で高い圧縮率で圧縮された画像データのみを蓄積し、像域分離結果を蓄積しないようにする。
実施例2によれば、第1の画像処理部102では、画像データの像域分離情報に従って、画像データの黒文字部の画素値を理想的な黒であるR=G=Bに補正しているため、蓄積するRGB画像データの黒文字部の画質を向上させること可能となる。また、HDD105の残容量が少なくHDD105の容量を効率的に利用するために、HDD105に像域分離結果を蓄積せずに圧縮画像データのみを蓄積する場合でも、画像の黒文字部はR=G=Bに予め補正しているため、画像の黒文字品質を良好にした画像を蓄積すること可能となる。また、第1の画像処理部102では、HDD105の残容量情報に従って、画像圧縮を行うときの圧縮率を切り替えているので、残容量が少ないときには、圧縮率を高めて容量の小さい圧縮画像データにすることができ、ユーザに意識させずにHDD105の容量を有効に利用することが可能となる。
(実施例3)
上記画像処理装置の実施例3を説明する。実施例3では、原稿をスキャンした画像データを画像処理装置100内に蓄積・保存する場合に、第1の画像処理部102にてコピーモード(画質モード)と像域分離結果に従って、蓄積・保存する場合の動作を説明する。
まず、ユーザは、原稿を読取り装置101にセットし、所望するコピーモード等の設定とコピー開始の入力を操作表示装置110に行う。操作表示装置110は、ユーザから入力された情報を、機器内部の制御コマンドデータに変換し発行する。発行された制御コマンドデータはPCI−エクスプレスバスを介してCPU106に通知される。
CPU106は、コピー開始の制御コマンドデータに従って、コピー動作プロセスのプログラムを実行し、コピー動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に動作プロセスを順に説明する。
CPU106は、コピー開始の制御コマンドデータに従って、コピー動作プロセスのプログラムを実行し、コピー動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に動作プロセスを順に説明する。
読取り装置101で原稿をスキャンして得られたRGB各8ビットの画像データ(以下、「RGB画像データ」と称する)は、第1の画像処理部102で予め定めた特性に統一され、バス制御装置103に送られる。
ここで、第1の画像処理部102の処理を詳細に説明する。図2において、読取り装置101で読み取られたRGB画像データは、γ変換部121および像域分離部120に入力される。像域分離部120は、入力されるRGB画像データに基づいて、原稿の黒文字領域とそれ以外の領域とを判別して、像域分離結果を画像圧縮部124に出力する。この判別方法は公知であるのでその詳細な説明は省略する。
γ変換部121は、入力されるRGB画像データに対して、その明るさを予め定めた特性に統一してフィルタ部122に出力する。本実施例では明度リニアな特性に変換する。フィルタ部122は、入力されるRGB画像データの鮮鋭性を予め定めた特性に統一して色変換部123に出力する。本実施例では、基準チャートをスキャンしたときに、線数毎に対して予め定めたMTF特性値になるように変換する。
色変換部123は、入力されるRGB画像データに対して、その色を予め定めた特性に統一して画像圧縮部124に出力する。本実施例では、色空間がアドビ社で定義されるアドビ−RGB色空間になるように変換する。
図5は、図2の画像圧縮部124の構成例を示す図である。画像圧縮部124は、画像補正部201と、セレクタ202と、圧縮部203とを備えている。画像圧縮部124には、CPU106からバス制御装置103を介してコピーモード(画質モード)の情報が入力される。
画像補正部201は、色変換部123から入力されるRGB画像データに対して、像域分離部120から入力される像域分離結果(画像データの付帯情報)に基づいて補正を行ってセレクタ202に出力する。具体的には、画像補正部201は、RGB画像データに対して、像域分離部120から入力される像域分離結果(例えば、黒文字:1、非黒文字:0)を制御データとして、像域分離結果が黒文字の画素においては、理想的な黒であるR=G=Bとする補正を行う。ここで、R=G=Bの処理方法としては、G信号の値にR信号とB信号を揃えることにしているが、これ以外にも輝度を求めて各RGB信号の値としてもよい。
セレクタ202は、画像補正部201で補正されたRGB画像データと画像補正部201による補正前のRGB画像データとが入力される。セレクタ202は、コピーモードに基づいて、画像補正部201で補正されたRGB画像データと画像補正部201による補正前のRGB画像データとを切り替えて出力する。具体的には、セレクタ202は、コピーモードが文字モードの場合には、画像補正部201で補正したRGB画像データを選択し、コピーモードが文字モードでない場合には、画像補正部201で補正されていないRGB画像データを選択して圧縮部203に出力する。
圧縮部203は、コピーモードに基づいてその圧縮率を設定して、セレクタ202から入力されるRGB画像データを圧縮する。例えば、圧縮部203は、コピーモードが文字モードの場合は、圧縮率を高く設定する。本実施例では、圧縮方式として、JPEG圧縮方式を使用するが、圧縮率が可変な他の圧縮方式を使用することにしてもよい。
バス制御装置103は、第1の画像処理部102からのRGB画像データと像域分離結果を受け取ると、CPU106を介してメモリ107に蓄積する。メモリ107に蓄積したRGB画像データおよび像域分離結果は、CPU106およびバス制御装置103を介して、HDD105内に蓄積・保存される。この場合、CPU106は、コピーモードを参照し、コピーモードが文字モードの場合には、高い圧縮率で圧縮されたRGB画像データのみを蓄積し、像域分離結果は蓄積しない。
実施例3によれば、コピーアプリのコピーモードに従って、画像圧縮を行うときの圧縮率を切り替えることとしたので、コピーモードによって、蓄積画像の画質よりも圧縮率を重視して圧縮率を高めて容量の小さい圧縮画像データにするように切り替えることができ、ユーザに意識させずHDD105の容量を有効に利用することが可能となる。また、コピーモードが文字モードの場合には、HDD105に、高い圧縮率で圧縮されたRGB画像データのみを蓄積し、像域分離結果は蓄積しないこととしたので、像域分離結果を蓄積しない場合でも、画像の黒文字部はR=G=Bにあらかじめ補正しているので、画像の黒文字品質を良好にした画像を蓄積することが可能となる。
(実施例4)
上記画像処理装置100の実施例4を説明する。実施例4は、上記実施例2および実施例3における第1の画像データ処理部102の画像処理の内容をユーザが選択可能としたものである。具体的には、原稿をスキャンした画像データをHDD105に蓄積・保存する場合に、ユーザが操作表示装置110から第1の画像データ処理部102の画像処理の内容(付帯情報による画像データの補正動作と圧縮率を高める圧縮動作のON/OFF)を選択可能とした実施例について説明する。
図6は、操作表示装置110に表示される選択画面の一例を示す図である。図6に示すように、モード選択画面では、ユーザは第1〜第4のモードを選択することができる。
第1のモード(HDD残量に基づく画像データの補正動作および圧縮率を高める圧縮動作をON)が選択された場合には、HDD105の残量が少ない場合、圧縮部203では像域分離部120から入力される像域分離結果に基づいて画像データの補正を行い、かつ、圧縮率の大きな圧縮を行って圧縮画像データを生成する。HDD105内には圧縮画像データのみを蓄積する。HDD105の残量が少なくない場合、圧縮部203では画像補正部201で補正されていないRGB画像データを用いて、残量が少ない場合よりも低い圧縮率で圧縮画像データを生成する。HDD105内には圧縮画像データと像域分離結果とを蓄積する。
第2のモード(HDD残量に基づく画像データの補正動作および圧縮率を高める圧縮動作をOFF)が選択された場合は、HDD105の残容量に関わらず、圧縮部203では像域分離結果に基づいた画像データの補正は行わずに、通常の圧縮率で圧縮画像データを生成する。HDD105内には、圧縮画像データと像域分離結果を蓄積する。
第3のモード(コピーモードに基づく画像データの補正動作および圧縮率を高める圧縮動作をON)が選択された場合は、コピーモードが文字モードの場合、像域分離結果に基づいて画像データの補正を行い、かつ、圧縮率の大きな圧縮を行って圧縮画像データを生成する。HDD105内には、圧縮画像データのみを蓄積する。コピーモードが文字モードでない場合、画像補正部201で補正されていないRGB画像データを用いて、文字モード時よりも低い圧縮率で圧縮画像データを生成する。HDD105内には圧縮画像データと像域分離結果とを蓄積する。
第4のモード(コピーモードに基づく画像データの補正動作および圧縮率を高める圧縮動作をOFF)が選択された場合は、コピーモードに関わらず、像域分離結果による画像データの補正は行わず、通常の圧縮率で圧縮画像データを生成する。HDD105内には圧縮画像データと像域分離結果を蓄積する。
(プログラム)
なお、本発明の画像処理装置は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インターフェース機器、スキャナ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から構成される装置(ホストコンピュータ等)に適用しても良い。
また、本発明の目的は、上述した画像処理装置の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(または、CPU、MPU、DSP)が記録媒体に格納されたプログラムコードを実行することによっても達成することが可能である。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した画像処理装置の機能を実現することになり、そのプログラムコードまたはそのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記録媒体としては、FD、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ、ROMなどの光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、半導体記録媒体を使用することができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した画像処理装置の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した画像処理装置の機能が実現される場合も含まれること言うまでもない。
また、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した画像処理装置の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明に係る画像処理装置および画像処理方法は、ファクシミリ、スキャナ、複写機、
デジタル複合機(MFP)等に広く利用可能である。
本発明に係る画像処理装置(MFP)の全体構成例を示す図である。 図1の第1の画像処理部の構成例を示す図である。 図1の第2の画像処理部の構成例を示す図である。 図2の画像圧縮部の実施例1に係る構成例を示す図である。 図2の画像圧縮部の実施例2に係る構成例を示す図である。 実施例3を説明するための図である。
100 画像処理装置(MFP)
101 読取り装置
102 第1の画像処理部
103 バス制御装置
104 第2の画像処理部
105 HDD
106 CPU
107 メモリ
108 プロッタI/F装置
109 プロッタ装置
110 操作表示装置
111 回線I/F装置
112 外部I/F装置
113 S.B.
114 ROM
114 FAX
116 PC
120 像域分離部
121 γ変換部
122 フィルタ部
123 色変換部
124 画像圧縮部
141 フィルタ部
142 色変換部
143 階調処理部
201 画像補正部
202 セレクタ
203 圧縮部

Claims (4)

  1. 画像データを入力する画像入力手段と、
    前記画像データおよび当該画像データに含まれる画素が黒文字か否かを表す付帯情報を蓄積する蓄積手段と、
    前記画像入力手段から入力される画像データに含まれる画素のうち前記黒文字である画素の画素値を、R値=G値=B値となる黒画素値に補正する補正手段と、
    前記蓄積手段の残容量が少ない場合に、前記補正手段により画素値が補正された前記画像データを、前記蓄積手段の残容量が多い場合より高い圧縮率で圧縮し、前記蓄積手段の残容量が多い場合に、前記補正手段により画素値が補正されていない前記画像データを、前記蓄積手段の残容量が少ない場合より低い圧縮率で圧縮する画像処理手段と、
    前記蓄積手段の残容量が少ない場合に、圧縮された前記画像データのみを前記蓄積手段に蓄積し、前記蓄積手段の残容量が多い場合に、圧縮された前記画像データと前記付帯情報とを前記蓄積手段に蓄積する蓄積処理手段と、を備えること、
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 画像データを入力する画像入力手段と、
    前記画像データおよび当該画像データに含まれる画素が黒文字か否かを表す付帯情報を蓄積する蓄積手段と、
    前記画像入力手段から入力される画像データに含まれる画素のうち前記黒文字である画素の画素値を、R値=G値=B値となる黒画素値に補正する補正手段と、
    コピーモードが文字モードである場合に、前記補正手段により画素値が補正された前記画像データを、前記コピーモードが前記文字モードでない場合より高い圧縮率で圧縮し、前記コピーモードが前記文字モードでない場合に、前記補正手段により画素値が補正されていない前記画像データを、前記コピーモードが前記文字モードである場合より低い圧縮率で圧縮する画像処理手段と、
    前記コピーモードが前記文字モードである場合に、圧縮された前記画像データのみを前記蓄積手段に蓄積し、前記コピーモードが前記文字モードでない場合に、圧縮された前記画像データと前記付帯情報とを前記蓄積手段に蓄積する蓄積処理手段と、を備えること、
    を特徴とする画像処理装置。
  3. 画像データを入力する画像入力工程と、
    前記画像入力工程で入力される画像データに含まれる画素のうち前記黒文字である画素の画素値を、R値=G値=B値となる黒画素値に補正する補正工程と、
    蓄積手段の残容量が少ない場合に、前記補正工程により画素値が補正された前記画像データを、前記蓄積手段の残容量が多い場合より高い圧縮率で圧縮し、前記蓄積手段の残容量が多い場合に、前記補正工程により画素値が補正されていない前記画像データを、前記蓄積手段の残容量が少ない場合より低い圧縮率で圧縮する画像処理工程と、
    前記蓄積手段の残容量が少ない場合に、圧縮された前記画像データのみを前記蓄積手段に蓄積し、前記蓄積手段の残容量が多い場合に、圧縮された前記画像データと前記付帯情報とを前記蓄積手段に蓄積する蓄積処理工程と、を含むこと、
    を特徴とする画像処理方法。
  4. 画像データを入力する画像入力工程と、
    前記画像入力工程で入力される画像データに含まれる画素のうち前記黒文字である画素の画素値を、R値=G値=B値となる黒画素値に補正する補正工程と、
    コピーモードが文字モードである場合に、前記補正工程により画素値が補正された前記画像データを、前記コピーモードが前記文字モードでない場合より高い圧縮率で圧縮し、前記コピーモードが前記文字モードでない場合に、前記補正工程により画素値が補正されていない前記画像データを、前記コピーモードが前記文字モードである場合より低い圧縮率で圧縮する画像処理工程と、
    前記コピーモードが前記文字モードである場合に、圧縮された前記画像データのみを前記蓄積手段に蓄積し、前記コピーモードが前記文字モードでない場合に、圧縮された前記画像データと前記付帯情報とを前記蓄積手段に蓄積する蓄積処理工程と、を含むこと、
    を特徴とする画像処理方法。
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