JPH09214748A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

Info

Publication number
JPH09214748A
JPH09214748A JP8016725A JP1672596A JPH09214748A JP H09214748 A JPH09214748 A JP H09214748A JP 8016725 A JP8016725 A JP 8016725A JP 1672596 A JP1672596 A JP 1672596A JP H09214748 A JPH09214748 A JP H09214748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image processing
image
unit
input
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8016725A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Ohashi
一仁 大橋
Nobuyuki Watabe
信之 渡部
Tsunao Honpo
本保  綱男
Hiroyuki Tsuji
博之 辻
Takashi Suzuki
隆史 鈴木
Junichi Noguchi
淳市 野口
Akiko Sugano
明子 菅野
Shingo Kitamura
慎吾 北村
Shinobu Arimoto
忍 有本
Tetsuya Nakamura
哲哉 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8016725A priority Critical patent/JPH09214748A/ja
Publication of JPH09214748A publication Critical patent/JPH09214748A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ部の解像度を高くすると微小な階調
表現ができず、逆に表現可能な階調数を多くすると解像
度が低下してしまう。 【解決手段】 操作・表示部112より、コピーモード
を文字モード又は写真モードのいずれかに設定し、CP
U110は該コピーモードに応じて、解像度変換部10
7及び2値変換部109における変換処理の実行/非実
行を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法に関し、例えば、画像を読み取って印刷出力する
画像処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿画像を読み取って記録媒
体上に印刷出力する装置として、デジタル複写機が知ら
れている。
【0003】デジタル複写機においては、原稿台ガラス
上に載置された原稿に光を当てて照明し、その反射光を
CCDイメージセンサ等の受光素子で受けてA/D変換
することにより、原稿画像をデジタル画像信号に変換す
る。そして、得られたデジタル画像信号に対して様々な
画像処理を行った上でプリンタ部に出力し、コピー画像
を得る。
【0004】デジタル複写機における読み取り部の受光
センサとしては、一般にリニアCCDイメージセンサ
等、受光素子(画素)が1次元に並んだものが使用さ
れ、装置の読み取り解像度はこのリニアセンサの受光画
素数に相当する。また、装置の読み取り階調は、上記セ
ンサ出力をデジタル信号に変換する際に使用するA/D
変換器のビット数、即ち、何ビットのデジタル信号に変
換されるのかによって決定される。
【0005】一方、デジタル複写機におけるプリンタ部
は、電子写真プロセスを使用したLBP(レーザビーム
プリンタ)方式が使用され、感光体上にレーザ光をラス
タスキャンさせながら照射し、一画素毎にレーザ光の強
度あるいはレーザ点燈時間を入力信号の値に応じて変調
し、感光体上に画像(静電潜像)を形成する。感光体上
に形成された画像(静電潜像)は、現像,転写,定着等
の電子写真プロセスを経て最終的なプリント画像となる
が、プリンタ部の解像度はラスタスキャン周期及びレー
ザのオン/オフ周期との関係で定まる。また、プリント
可能な画像階調レベル数は、前記レーザ光の変調回路に
入力可能な信号レベル数により決定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデジタル複写機において、プリンタ部の解像度と階
調数は全く独立した要素ではなく、レーザ光による感光
体上への作像,現像,転写,定着等の電子写真プロセス
の特性の影響のため、一般的に以下の特性を有する。
【0007】即ち、解像度を高くすべく1画素に相当す
るレーザの変調周期を短くすればプリント解像度を高く
することはできるが、再現できる階調数が減ってしま
う。つまり、入力信号レベルに対応した所定のレーザ光
変調を行っても、最終的なプリント出力での階調再現能
力に限界があるため、ある一定レベル以下の微少な濃度
差を再現することができない。
【0008】また、逆に再現できる階調数を多くするた
めには、プリント画像上の1画素について、ある一定値
以上のドットサイズが必要であり、このため、プリント
解像度を一定値以下に下げる必要がある。
【0009】このため、例えば写真のように、微少な階
調差の再現が必要な原稿を忠実に複写可能なプリンタ部
を設計するためには、プリント解像度を下げる必要があ
るため、文字原稿等の複写画像がボケてしまう。逆に、
文字原稿を尖鋭に再現可能とするためにプリンタ部の解
像度を増す(レーザで照射するドットサイズを小さくす
る)場合には、プリンタ部の階調再現能力が低下するた
め、写真等の原稿画像を複写する場合に微少な階調差を
再現することができないという問題があった。
【0010】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、プリンタ部の解像度及び階調性のい
ずれを重視するかを選択可能とし、原稿に応じた最適な
印刷処理を可能とする画像処理装置及びその方法を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構
成を備える。
【0012】即ち、画像信号を入力する入力手段と、該
画像信号に対して所定の画像処理を施す画像処理手段
と、前記画像処理手段によって画像処理が施された画像
信号を出力する出力手段と、前記出力手段における出力
モードを指定する指定手段と、該指定手段によって指定
された出力モードに応じて、前記画像処理手段における
画像処理を制御する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0013】例えば、前記制御手段は、前記出力モード
に応じて前記画像処理手段における画像処理を実行する
か否かを制御することを特徴とする。
【0014】例えば、前記画像処理手段は、解像度変換
処理を行うことを特徴とする。
【0015】例えば、前記画像処理手段は、階調変換処
理を行うことを特徴とする。
【0016】例えば、前記階調変換処理は、前記入力手
段で入力された第1のビット数により表現される画像信
号を、第2のビット数により表現される画像信号に変換
することを特徴とする。
【0017】例えば、前記第1のビット数は、前記第2
のビット数よりも大きいことを特徴とする。
【0018】例えば、前記第2のビット数は、2ビット
であることを特徴とする。
【0019】また、画像信号を入力する入力手段と、該
画像信号に対して所定の画像処理を施す画像処理手段
と、前記画像処理手段によって画像処理が施された画像
信号を出力する出力手段と、前記出力手段における出力
モードを指定する指定手段と、該指定手段によって指定
された出力モード及び前記入力手段によって入力された
画像信号に応じて、前記画像処理手段における画像処理
を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0020】例えば、前記画像処理手段は、前記入力手
段で入力された第1のビット数により表現される画像信
号を第2のビット数により表現される画像信号に変換す
る第1の階調変換手段と、前記入力された画像信号の解
像度を変換する解像度変換手段と、前記第2のビット数
により表現される画像信号を第3のビット数により表現
される画像信号に変換する第2の階調変換手段と、を有
することを特徴とする。
【0021】例えば、前記第1のビット数は、前記第2
のビット数よりも大きいことを特徴とする。
【0022】例えば、前記第2のビット数は2ビットで
あることを特徴とする。
【0023】例えば、前記第3のビット数は、前記第2
のビット数よりも大きいことを特徴とする。
【0024】例えば、前記第2のビット数は2ビットで
あることを特徴とする。
【0025】更に、前記入力手段は外部装置からの入力
を選択可能であることを特徴とする。
【0026】更に、前記入力手段により入力された画像
信号から黒文字領域を抽出する抽出手段を有し、前記制
御手段は、前記抽出手段による抽出結果に応じて、前記
画像処理手段における画像処理を制御することを特徴と
する。
【0027】また、上述した目的を達成するための一手
法として、本発明の画像処理方法は以下の工程を備え
る。
【0028】即ち、画像信号を入力し、該画像信号に対
して所定の画像処理を施して出力する画像処理方法であ
って、出力モードを指定し、該出力モードに応じて、前
記画像処理を実行するか否かを制御することを特徴とす
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0030】<第1実施形態>図1に、本実施形態のデ
ジタル複写機の側断面図を示す。
【0031】図1において、201はイメージスキャナ
部であり、原稿を読み取ってデジタル信号処理を行う部
分である。また、200はプリンタ部であり、イメージ
スキャナ201で読み取った原稿画像に対応した画像を
記録用紙にプリントする部分である。
【0032】イメージスキャナ部201において、20
2は原稿圧板であり、原稿台ガラス203上の原稿20
4は、ハロゲンランプ205によって照射される。原稿
からの反射光はミラー206,207に導かれ、レンズ
208によりリニアCCDイメージセンサ210(以
降、単にCCD210と記す)の受光面上に結像する。
尚、レンズ208には赤外カットフィルタが設けられて
いる。
【0033】CCD210は、原稿からの光を赤
(R),緑(G),青(B)の各色に分解して読み取
り、画像処理部209へ送る。
【0034】ここで、CCD210は例えばRGBそれ
ぞれ約5000画素の受光画素が3ライン並んだもので
あり、A3サイズの原稿の短手方向297mmを400
dpi(ドット/インチ)で読み取る事が可能である。
同様に、A3サイズの原稿の短手方向297mmを60
0dpiで読み取るためには、RGBそれぞれ約750
0画素の1次元イメージセンサが必要である。
【0035】なお、ハロゲンランプ205,ミラー20
6は速度vで、ミラー207はv/2で副走査方向(C
CD201のセンサ並びに直行する向き)に機械的に動
き、これによりCCD210は原稿全面を読み取ること
ができる。
【0036】211は均一な濃度を有する基準白色板で
あり、レンズ208によるシェーディングムラやCCD
210の各画素の感度ムラ等を補正するための基準濃度
を提供する。
【0037】画像処理部209では、CCD210で読
み取られた信号をデジタル信号に変換し、マゼンタ
(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック
(K)の各色成分を形成して、プリンタ部200へ送
る。また、イメージスキャナ部201における1回の原
稿走査スキャン(1回の副走査の時間に相当する)につ
き、M,C,Y,Kの内の一成分がプリンタ部200に
送られ、順次4スキャン即ち4色分のデータを順次プリ
ンタ部200に送ることで、1回のプリントが完了す
る。
【0038】イメージスキャナ部201より送られてく
るM,C,Y,Kの画像信号は、プリンタ部200にお
いてまずレーザドライバ212に送られる。レーザドラ
イバ212は各画素の画像信号に応じてレーザダイオー
ドを発光させる。レーザ光はポリゴンミラー214,f
−θレンズ215,ミラー216を介して、感光ドラム
217上を走査する。
【0039】219〜222は現像器であり、マゼンタ
現像器219、シアン現像器220、イエロー現像器2
21、ブラック現像器222により構成される。この4
個の現像器が順次感光ドラム217に近づき、前記レー
ザ光照射により形成された感光ドラム217上の静電潜
像に対して、対応するトナーによる現像を行う。
【0040】223は転写ドラムであり、用紙カセット
224または225より給紙された記録用紙を巻き付
け、感光ドラム217上に現像されたトナー像を該記録
用紙上に転写する。
【0041】以上のようにしてM,C,Y,Kの4色が
順次転写された後、記録用紙は定着ユニット226を通
過して、装置外部へ排紙される。
【0042】以上が本実施形態におけるデジタル複写機
の動作概要である。
【0043】以下、上述した画像処理部209において
行われる、本実施形態の画像信号処理について説明す
る。
【0044】図2に、画像処理部209の詳細ブロック
構成を示す。図2において、210は上述したCCDで
あり、原稿画像を400dpiで読み取り、読み取られ
たRGBの各信号出力は画像処理部209に入力され
る。
【0045】画像処理部209において、102は入力
されるRGBの各信号出力をデジタル信号に変換するた
めのAD変換器、103は照明光量やレンズ光学系で発
生するCCD210の受光面上の光量むら及びCCD2
10の各画素の感度むらを補正するためのシェーディン
グ補正部、104は読取りRGB信号の色味をRGBマ
トリクス演算により正しく補正するための入力マスキン
グ部、105はRGB各信号をCMYの各濃度信号に変
換するためのLOG変換部、106はCMY信号からK
(黒)信号を除去してCMYKの4色に変換するUCR
(下色除去)演算、及びCMYK信号にプリンタの色再
現性を補正するためのマトリクス演算を行うUCR・出
力マスキング部である。UCR・出力マスキング部10
6においては、プリンタ部200における各プリント色
に対応して、CMYKの4色の信号の1色を、各読み取
りスキャン毎に順次出力する(図中、この出力動作を示
すために、出力信号を”C/M/Y/K”と表記してい
る)。
【0046】107は、CCD210で読み取った40
0dpiの読取り信号を600dpiに変換する解像度
変換部であり、CPU110からの制御により、解像度
変換のオン/オフ制御が可能である。108はエッジ強
調および網点原稿読み取り時のモアレ除去を行うための
空間フィルタ部である。109は平均濃度保存法等の演
算方法により多値信号を2値信号に変換する2値変換部
であり、CPU110からの制御により2値変換のオン
/オフ制御が可能である。2値変換部109から出力さ
れたC,M,Y,Kの各2値信号が、プリンタ部200
へ順次送出される。
【0047】尚、110はCPUであり、ROM113
に保持された制御プログラムに基づいて画像処理部20
9内の各構成を統括的に制御する。例えば、UCR・マ
スキング部106や空間フィルタ108等へのパラメー
タ設定制御も行う。尚、CPU110は操作・表示部1
12や外部I/F111と接続されている。また、11
4はCPU110の作業領域となるRAMである。
【0048】以下、上述した構成をなす画像処理部20
9における動作について説明する。
【0049】図2において、まず操作・表示部112に
て操作者によりコピーモードの設定を行う。本実施形態
においては、コピーモードとして「文字モード」及び
「写真モード」が設けられており、操作者は原稿の種類
に応じて何れかのモードを選択する。
【0050】文字モードが選択された場合、CPU11
0は解像度変換部107に対して400dpiから60
0dpiヘの解像度変換動作の実行(オン)を指示し、
また2値信号変換部109に対して2値変換動作の実行
(オン)を指示するように、所定の制御信号が出力され
る。同時に、CPU110はUCR・出力マスキング部
106及び空間フィルタ部108に対して、400dp
iの読み取り信号を600dpiの2値信号に変換して
プリントするのに最適なマスキング係数およびフィルタ
係数を設定する。尚、このフィルタ係数は、予めROM
113内に用意されている。そして、操作者が操作・表
示部112よりコピー開始ボタンを押下すると、以上の
ように設定された状態(600dpi,2値)によるコ
ピー動作が実行される。
【0051】一方、コピーモードとして写真モードが選
択された場合、CPU110は解像度変換部107に対
して400dpiから600dpiヘの解像度変換動作
の非実行(オフ)を指示し、また2値信号変換部109
に対して2値変換動作の非実行(オフ)を指示するよう
に、所定の制御信号が出力される。同時に、CPU11
0はUCR・出力マスキング部106及び空間フィルタ
部108に対して、400dpiの読み取り信号をその
ままの解像度及び階調数でプリントするのに最適なマス
キング係数およびフィルタ係数を設定する。そして、操
作者が操作・表示部112よりコピー開始ボタンを押下
すると、以上のように設定された状態(400dpi,
多値)によるコピー動作が実行される。
【0052】尚、コピーモードの選択は、必ずしも操作
者が操作・表示部112より行う必要はなく、例えば外
部I/F111を介して、外部のパソコン等からコピー
モードを選択することももちろん可能である。
【0053】以上説明した様に、本実施形態において文
字モード指定時には「600dpi,2値プリント」を
行い、写真モード指定時は「400dpi,多値プリン
ト」を行うことになるが、以下、説明の簡便のため、前
者を(1)の場合、後者を(2)の場合と称する。
【0054】上述した(1)の場合と(2)の場合とで
は、プリンタ部200の色再現特性や細線コントラスト
再現特性(先鋭度)等が異なる。更に、解像度変換を行
った場合、MTF特性も変換する。このため、本実施形
態では、(1),(2)のそれぞれの場合において、こ
れらプリンタ特性の差、及び解像度変換処理の影響を補
正すべく、UCR・出力マスキング係数および空間フィ
ルタ係数を最適な値に変更・設定する制御を行うことを
特徴とする。即ち、例えば操作・表示部112を介して
設定されたコピーモードに応じて、CPU110はUC
R・出力マスキング部106及び空間フィルタ部108
に対して設定するパラメータを適宜変更する。
【0055】また、上記(1),(2)の場合では、プ
リンタ部200での色再現特性及び細線コントラスト再
現特性(先鋭度)以外に、濃度再現特性も異なる。この
濃度再現特性の差は、レーザドライバ212内における
レーザ光変調部前段の補正回路(ガンマ変換回路)にお
いて補正される。従って、プリンタ部200における濃
度再現特性の差は、前記ガンマ変換回路において補正可
能であるが、また、CPU110からの指示でLOG変
換部106の変換特性を変更することによっても、補正
可能である。
【0056】以上説明した様に本実施形態によれば、操
作者が原稿に応じたコピーモードを選択すると、装置内
では該モードに応じた最適な信号処理方法が自動的に設
定されるため、各モードに応じた最良のプリント画像を
得ることができる。
【0057】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0058】尚、第2実施形態におけるデジタル複写機
の装置構成は、上述した第1実施形態に示す図1と同様
であるため、説明を省略する。但し、第2実施形態にお
いては、CCD210が原稿画像を600dpiで読み
取ることを特徴とする。
【0059】図3に、第2実施形態における画像処理部
209の詳細ブロック構成を示す。図3において、上述
した第1実施形態で説明した図2と同様の構成について
は同一番号を付し、説明を省略する。
【0060】210はCCDであり、原稿画像を600
dpiで読み取り、読み取られたRGBの各信号出力は
画像処理部209に入力される。
【0061】図3において、307は、CCD210で
読み取った600dpiの読取り信号を400dpiに
変換する解像度変換部であり、CPU110からの制御
により、解像度変換のオン/オフ制御が可能である。
【0062】第2実施形態における画像処理部209の
動作は、上述した第1実施形態で説明した動作と略同様
であるが、解像度変換部307における動作が異なる。
【0063】即ち、文字モードが選択された場合、CP
U110は解像度変換部307に対して600dpiか
ら400dpiヘの解像度変換動作の非実行(オフ)を
指示し、また2値信号変換部109に対して2値変換動
作の実行(オン)を指示するように、所定の制御信号が
出力される。同時に、CPU110はUCR・出力マス
キング部106及び空間フィルタ部108に対して、6
00dpiの読み取り信号をそのままの解像度の2値信
号としてプリントするのに最適なマスキング係数および
フィルタ係数を設定する。そして、操作者が操作・表示
部112よりコピー開始ボタンを押下すると、以上のよ
うに設定された状態(600dpi,2値)によるコピ
ー動作が実行される。
【0064】一方、コピーモードとして写真モードが選
択された場合、CPU110は解像度変換部307に対
して600dpiから400dpiヘの解像度変換動作
の実行(オン)を指示し、また2値信号変換部109に
対して2値変換動作の非実行(オフ)を指示するよう
に、所定の制御信号が出力される。同時に、CPU11
0はUCR・出力マスキング部106及び空間フィルタ
部108に対して、600dpiの読み取り信号を40
0dpiの多値信号としてプリントするのに最適なマス
キング係数およびフィルタ係数を設定する。そして、操
作者が操作・表示部112よりコピー開始ボタンを押下
すると、以上のように設定された状態(400dpi,
多値)によるコピー動作が実行される。
【0065】以上説明した様に第2実施形態によれば、
操作者が原稿に応じたコピーモードを選択すると、装置
内では該モードに応じた最適な信号処理方法が自動的に
設定されるため、各モードに応じた最良のプリント画像
を得ることができる。
【0066】<第3実施形態>以下、本発明に係る第3
実施形態について説明する。
【0067】尚、第3実施形態におけるデジタル複写機
の装置構成は、上述した第1実施形態に示す図1と同様
であるため、説明を省略する。
【0068】第3実施形態においては、画像処理部20
9の構成が上述した第1実施形態と異なる。図4に、第
3実施形態における画像処理部209の詳細ブロック構
成を示す。尚、図4において、上述した第1実施形態で
説明した図2と同様の構成については同一番号を付し、
説明を省略する。
【0069】第3実施形態においては、外部I/F11
1を介して外部装置から入力された画像信号に対して
も、良好なコピー処理を可能とすることを特徴とする。
【0070】図4において、415はセレクタであり、
CCD210によって読み取られた原稿画像信号と、外
部I/F111を介して外部装置から入力された画像信
号とのいずれかを選択して、LOG変換部105に出力
する。416は多値変換部であり、外部I/F111を
介して外部装置から入力された2値の画像信号を、多値
信号に変換する。
【0071】以下、第3実施形態における画像処理部2
09の動作について説明する。
【0072】第3実施形態においては、プリント出力対
象となる画像信号の入力源が複数存在するが、このいず
れの入力を処理対象とするかは、入力の発生したタイミ
ングに応じて決定すれば良い。この時、同時に入力があ
った場合に何れかの画像信号を一旦保持しておくための
メモリを備えておくことも有効である。また、操作・表
示部112において、何れの入力源からの入力を行うか
を予め指示しておく方法をとっても良い。
【0073】まず、通常コピー処理(CCD210によ
って読み込まれた原稿画像のコピー処理)を行う場合に
ついて説明する。この場合、セレクタ415は入力マス
キング部104からの入力を選択するように、CPU1
10によって制御されている。
【0074】まず、操作者が操作・表示部112におい
てコピーモードとして文字モードと写真モードの何れか
を選択する。そして、文字モードが選択された場合に
は、上述した第1実施形態と同様に、600dpi,2
値信号でプリントをすべく必要な設定を行う。一方、写
真モードが選択された場合には、やはり第1実施形態と
同様に、400dpi,多値信号でプリントをすべく必
要な設定を行う。そして、操作者がコピー開始ボタンを
押下することにより、以上設定された状態でのコピー動
作が実行される。尚、コピーモードの選択を外部I/F
111を介して外部装置より行うことも可能である。
【0075】次に、外部I/F111を介して外部装置
からプリント用の画像信号が入力される場合について説
明する。この場合、セレクタ415は、多値変換部41
6からの入力を選択する様に、CPU110によって制
御されている。
【0076】ここで、第3実施形態のデジタル複写機に
対して外部装置からプリント出力のために入力されてく
る画像信号の種類としては、その階調数(多値/2値)
及び解像度(400dpi/600dpi)に応じて、
計4種類の形式が考えられる。処理対象となる画像信号
が、このうちのいずれの形式で入力されるかは、外部装
置あるいは操作・表示部212により、CPU110ヘ
指示可能である。
【0077】また、上述した様に、コピーモード(文字
モード[600dpiプリント]/写真モード[400
dpiプリント])の設定も、同様に外部装置あるいは
操作・表示部212により、CPU110ヘ指示可能で
ある。
【0078】以下、第3実施形態において外部装置から
入力された画像信号を処理する場合の、各信号形式にお
ける処理について説明する。
【0079】(A).文字モード[600dpiプリン
ト]が指定された場合 (a1.)入力画像が400dpi,2値である場合 CPU110は、多値変換部416にて入力された2値
信号を多値信号に変換し、解像度変換部107にて60
0dpiへの解像度変換を行い、2値変換部109にて
多値信号を2値信号に変換するように、各部に必要な制
御信号を送る。そして、この状態で2値400dpiの
画像信号が入力されると、画像処理部209からは最終
的に600dpi,2値のプリント用画像信号が出力さ
れる。
【0080】(a2.)入力画像が400dpi,多値
である場合 CPU110は、多値変換部416では何も処理を行な
わず、解像度変換部107にて400dpiへの解像度
変換を行い、2値変換部109にて多値信号を2値信号
に変換するように、各部に必要な制御信号を送る。そし
て、この状態で多値400dpiの画像信号が入力され
ると、画像処理部209からは最終的に600dpi,
2値のプリント用画像信号が出力される。
【0081】(a3.)入力画像が600dpi,2値
である場合 CPU110は、多値変換部416,解像度変換部10
7,2値変換部109において何も処理を行なわないよ
うに、各部に必要な制御信号を送る。そして、この状態
で2値600dpiの画像信号が入力されると、画像処
理部209からは入力されたままの600dpi,2値
のプリント用画像信号が出力される。
【0082】(a4.)入力画像が600dpi,多値
である場合 CPU110は、多値変換部416及び解像度変換部1
07では何も処理を行なわず、2値変換部109にて多
値信号を2値信号に変換するように、各部に必要な制御
信号を送る。そして、この状態で多値600dpiの画
像信号が入力されると、画像処理部209からは最終的
に600dpi,2値のプリント用画像信号が出力され
る。
【0083】(B).写真モード[400dpiプリン
ト]が指定された場合 (b1.)入力画像が400dpi,2値である場合 CPU110は、多値変換部416にて入力された2値
信号を多値信号に変換し、解像度変換部107及び2値
変換部109では何も処理を行なわない様に、各部に必
要な制御信号を送る。そして、この状態で2値400d
piの画像信号が入力されると、画像処理部209から
は最終的に400dpi,多値のプリント用画像信号が
出力される。
【0084】(b2.)入力画像が400dpi,多値
である場合 CPU110は、多値変換部416及び解像度変換部1
07,2値変換部109では何も処理を行なわない様
に、各部に必要な制御信号を送る。そして、この状態で
多値400dpiの画像信号が入力されると、画像処理
部209からは入力されたままの400dpi,多値の
プリント用画像信号が出力される。
【0085】(b3.)入力画像が600dpi,2値
である場合 CPU110は、多値変換部416にて入力された2値
信号を多値信号に変換し、解像度変換部107では40
0dpiへの解像度変換を行い、2値変換部109では
何も処理を行なわない様に、各部に必要な制御信号を送
る。そして、この状態で2値600dpiの画像信号が
入力されると、画像処理部209からは最終的に400
dpi,多値のプリント用画像信号が出力される。
【0086】(b4.)入力画像が600dpi,多値
である場合 CPU110は、多値変換部416及び2値変換部10
9では何も処理を行なわず、解像度変換部107では4
00dpiへの解像度変換を行なうように、各部に必要
な制御信号を送る。そして、この状態で多値600dp
iの画像信号が入力されると、画像処理部209からは
最終的に400dpi,多値のプリント用画像信号が力
される。
【0087】尚、以上説明した各場合において、UCR
・出力マスキング部106及び空間フィルタ部108へ
の係数設定は、CPU110がそれぞれの場合に応じて
予めROM113に保持している最適な値を設定した
り、あるいは外部装置からの指示に基づいた値を設定可
能なことはいうまでもない。
【0088】以上説明した様に第3実施形態によれば、
自装置において読み取った画像信号のみでなく、外部装
置より入力される種々の形式の画像信号に対しても、設
定されたコピーモードに応じた最適な信号処理方法が自
動的に設定されるため、各モードに応じた最良のプリン
ト画像を得ることができる。
【0089】<第4実施形態>以下、本発明に係る第4
実施形態について説明する。
【0090】尚、第4実施形態におけるデジタル複写機
の装置構成は、上述した第1実施形態に示す図1と同様
であるため、説明を省略する。
【0091】第4実施形態においては、画像処理部20
9の構成が上述した第1実施形態と異なる。図5に、第
4実施形態における画像処理部209の詳細ブロック構
成を示す。尚、図5において、上述した第1実施形態で
説明した図2と同様の構成については同一番号を付し、
説明を省略する。
【0092】図5において、512は第4実施形態の特
徴をなす黒文字判定部であり、CCD210によって読
み取られたRGB信号から黒文字領域を検出する。この
判定結果はUCR・出力マスキング部106,解像度変
換部107,空間フィルタ部108,2値変換部109
に出力される。
【0093】黒文字判定部512においては、入力され
たRGB画像信号からまずエッジ部を抽出し、そのエッ
ジ抽出結果及びRGB各信号レベルに基づいて黒文字領
域を判定・抽出し、黒文字判定信号として出力する。こ
の判定方法については、例えば特願平7−13114号
等において詳細に述べられているため、ここではその説
明を省略する。
【0094】本実施形態において、黒文字判定部512
における黒文字判定処理は、コピーモードが文字モード
として設定された場合に有効である。以下、黒文字判定
部512における判定結果に応じた、各構成の動作につ
いて説明する。
【0095】UCR・出力マスキング部106において
は、黒文字判定部512による黒文字判定結果を受け
て、黒文字領域であると判定された画素に対してはK
(黒)信号ができるだけ強くでるような係数を設定し、
処理を行う。具体的には、黒文字領域ではUCR率を高
く設定したり、出力マスキング係数を出力するK信号が
大きくなるように設定する。もちろん、C=M=Y=
0,K=255(データビット数が8の場合)に各信号
を置き換えてしまっても良い。一方、黒文字領域でない
と判定された画素に対しては通常通りの演算処理を行
う。
【0096】解像度変換部107では、黒文字判定部5
12による黒文字判定結果を受けて、黒文字領域である
と判定された画素に対しては所定の周波数のMTFを強
調するような解像度変換を行う。
【0097】一般に、解像度変換の際には入力された周
辺画素データによる積和演算(非巡回型デジタルフィル
タの一種:FIR)にて必要な画素位置に相当する画素
データを求めるが、積和演算のための係数を変更するこ
とで、空間フィルタとしてのフィルタ特性を変更するこ
とができる。解像度変換を行う場合、特定の空間周波数
成分を強調するように周波数特性を設定してしまうと、
網点原稿等で発生するモアレ成分を強調してしまう。従
って第4実施形態においては、高域周波数成分ではMT
Fを少し落すような周波数特性を設定している。
【0098】ここで、解像度変換部107における周波
数特性の例を図6のaに示す。線形補間による解像度変
換処理を行う場合がこれに相当する。しかし、このよう
な特性で解像度変換を行うと、通常画像部ではほとんど
画像劣化しないが、一部の文字においてコントラストが
劣化して先鋭度が低下してしまう場合がある。従って第
4実施形態においては、黒文字領域のみについて所定の
空間周波数成分を強調するような解像度変換係数を設定
することで、文字部におけるコントラストの劣化を防
ぎ、且つ、通常画像に含まれる網点画像でのモアレ成分
の強調を防ぐことが可能となる。この場合の周波数特性
例を図6のbに示す。
【0099】空間フィルタ部108では、黒文字判定部
512による黒文字判定結果を受けて、さらに文字の先
鋭度を補正するための空間フィルタ係数を設定する。ま
た、文字領域以外では網点画像のモアレを防ぎ、且つ画
像の先鋭度を高めるような特性を有する空間フィルタ係
数が設定される。
【0100】2値変換部109では、黒文字判定部51
2による黒文字判定結果を受けて、領域毎の2値化方法
を切り換える。以下、2値変換部109における具体的
な2値化方法についての説明を行うが、まず、通常の2
値変換処理として平均濃度保存法による2値化を行う際
の2値変換部109の構成例を図7に示す。
【0101】図7において、704は2値化された結果
から次に2値化すべき画素の平均濃度を推定するための
平均濃度算出部であり、減算器702ではこの平均濃度
算出部704で算出された平均濃度値A(スライスレベ
ル)と多値信号との差分値Eが算出される。そして、判
定部703において、該差分値Eの信号極性に基づい
て、2値化判定が行われる。一方、減算器702で算出
された差分値Eは、その誤差をまだ2値化されていない
周辺画素信号に振り分ける(拡散する)ために、誤差拡
散メモリ705に格納される。加算器701では、入力
達信号と、誤差拡散メモリ705において所定の拡散演
算を経て出力される拡散誤差信号Bとが加算される。即
ち、誤差が分配される。
【0102】次に、第4実施形態における2値変換部1
09の詳細構成例を図8に示す。図8において、701
〜705は上述した図7と同一の機能を有するブロック
であるため、説明を省略する。図8においては、外部
(黒文字判定部512)から入力される黒文字判定信号
に応じて、2値化する際のスライスレベルを所定の固定
スライスレベルに切り替えるように構成されていること
を特徴とする。このような構成とすることで、通常の2
値化処理において問題となる、所謂はきよせパターンの
発生等を回避することが可能となる。
【0103】また図9に、第4実施形態における2値変
換回路109の他の構成例を示す。図9において、70
1〜705は上述した図7と同一の機能を有するブロッ
クであるため、説明を省略する。図9においては、外部
(黒文字判定部512)から入力される黒文字判定信号
に応じて、2値化する際のスライスレベルとして、平均
濃度算出部704で算出された平均濃度値Aから所定値
Fを差し引いた値、即ち、減算器706出力を用いる。
これにより、黒文字領域の画素を極力黒として2値化す
ることが可能となる。
【0104】以上説明した様に第4実施形態によれば、
文字モード時において、黒文字領域と判定された画素に
対して更に適した画像処理を施すことが可能となり、よ
り高画質な文字画像を出力することができる。
【0105】尚、上述した第1〜第4実施形態において
は、本発明を適用するデジタル複写機をカラー複写機と
して説明を行ったが、本発明は白黒複写機、また複写機
に限らずプリンタやファクシミリ装置等、あらゆる画像
処理装置全般に適用可能であることは言うまでもない。
【0106】また、本実施形態では文字モード時に2値
信号、写真モード時に多値信号による出力を行う場合に
ついて説明を行ったが、本発明はこの例に限定されるも
のでなく、各モードに最適な画像処理によるプリントが
可能であれば、どのような条件であっても良い。例え
ば、文字モード時に「600dpi,Nビット多値」、
写真モード時に「400dpi,Mビット多値」による
処理を行なっても良い。ここで、もちろんM>Nであ
る。
【0107】<他の実施形態>なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0108】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0109】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0110】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0111】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0112】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作者が原稿に応じたコピーモードを選択すると、装置内
では該モードに応じた最適な信号処理方法が自動的に設
定されるため、各モードに応じた最良のプリント画像を
得ることができる。
【0114】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態のデジタル複写機の側
断面図である。
【図2】本実施形態における画像処理部の詳細構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明に係る第2実施形態の画像処理部の詳細
構成を示すブロック部である。
【図4】本発明に係る第3実施形態の画像処理部の詳細
構成を示すブロック部である。
【図5】本発明に係る第4実施形態の画像処理部の詳細
構成を示すブロック部である。
【図6】第4実施形態における解像度変換の際の周波数
特性例を示す図である。
【図7】一般的な2値変換部の構成を示す図である。
【図8】第4実施形態における2値変換部の構成例を示
す図である。
【図9】第4実施形態における2値変換部の構成例を示
す図である。
【符号の説明】
102 A/D変換部 103 シェーディング補正部 104 入力マスキング部 105 LOG変換部 106 UCR・出力マスキング部 107 解像度変換部 108 空間フィルタ部 109 2値変換部 110 CPU 111 外部I/F 112 操作・表示部 113 ROM 114 RAM 209 画像処理部 210 CCD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 博之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 隆史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 野口 淳市 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 菅野 明子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 北村 慎吾 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 有本 忍 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中村 哲哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を入力する入力手段と、 該画像信号に対して所定の画像処理を施す画像処理手段
    と、 前記画像処理手段によって画像処理が施された画像信号
    を出力する出力手段と、 前記出力手段における出力モードを指定する指定手段
    と、 該指定手段によって指定された出力モードに応じて、前
    記画像処理手段における画像処理を制御する制御手段
    と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記出力モードに応じ
    て前記画像処理手段における画像処理を実行するか否か
    を制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は、解像度変換処理を
    行うことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、階調変換処理を行
    うことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記階調変換処理は、前記入力手段で入
    力された第1のビット数により表現される画像信号を、
    第2のビット数により表現される画像信号に変換するこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のビット数は、前記第2のビッ
    ト数よりも大きいことを特徴とする請求項5記載の画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第2のビット数は、2ビットである
    ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像信号を入力する入力手段と、 該画像信号に対して所定の画像処理を施す画像処理手段
    と、 前記画像処理手段によって画像処理が施された画像信号
    を出力する出力手段と、 前記出力手段における出力モードを指定する指定手段
    と、 該指定手段によって指定された出力モード及び前記入力
    手段によって入力された画像信号に応じて、前記画像処
    理手段における画像処理を制御する制御手段と、を有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記画像処理手段は、前記入力手段で入
    力された第1のビット数により表現される画像信号を第
    2のビット数により表現される画像信号に変換する第1
    の階調変換手段と、 前記入力された画像信号の解像度を変換する解像度変換
    手段と、 前記第2のビット数により表現される画像信号を第3の
    ビット数により表現される画像信号に変換する第2の階
    調変換手段と、を有することを特徴とする請求項8記載
    の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第1のビット数は、前記第2のビ
    ット数よりも大きいことを特徴とする請求項9記載の画
    像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記第2のビット数は2ビットである
    ことを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記第3のビット数は、前記第2のビ
    ット数よりも大きいことを特徴とする請求項9記載の画
    像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記第2のビット数は2ビットである
    ことを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 更に、前記入力手段は外部装置からの
    入力を選択可能であることを特徴とする請求項1乃至1
    3のいずれかに記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 更に、前記入力手段により入力された
    画像信号から黒文字領域を抽出する抽出手段を有し、 前記制御手段は、前記抽出手段による抽出結果に応じ
    て、前記画像処理手段における画像処理を制御すること
    を特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の画像
    処理装置。
  16. 【請求項16】 画像信号を入力し、該画像信号に対し
    て所定の画像処理を施して出力する画像処理方法であっ
    て、 出力モードを指定し、 該出力モードに応じて、前記画像処理を実行するか否か
    を制御することを特徴とする画像処理方法。
JP8016725A 1996-02-01 1996-02-01 画像処理装置及びその方法 Withdrawn JPH09214748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8016725A JPH09214748A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 画像処理装置及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8016725A JPH09214748A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 画像処理装置及びその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09214748A true JPH09214748A (ja) 1997-08-15

Family

ID=11924246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8016725A Withdrawn JPH09214748A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 画像処理装置及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09214748A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007251835A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置および画像処理方法
US7580151B2 (en) 2003-10-01 2009-08-25 Seiko Epson Corporation Image processing system and method, printing system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7580151B2 (en) 2003-10-01 2009-08-25 Seiko Epson Corporation Image processing system and method, printing system
JP2007251835A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置および画像処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3436828B2 (ja) 画像処理装置
US5467196A (en) Image forming apparatus which forms halftone images mixed with characters and fine lines
JP3015045B2 (ja) カラー複写装置及びカラー画像形成装置
US20070236707A1 (en) Image processing apparatus, image processing method and image processing program
JP2009038529A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、画像形成装置、画像読取装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体
US5920645A (en) Image forming apparatus and method which performs an under color removal process using image signals obtained during a scanning operation
JP2006295877A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3736535B2 (ja) 原稿種類判別装置
JP4047097B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法およびその方法をコンピュータに実行させる画像形成プログラム
JP2684376B2 (ja) カラー画像処理装置
JP7266462B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム
JPH0851536A (ja) 画像処理方法及びその装置
JPH09214748A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP3933941B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、および画像形成装置
JP2006270148A (ja) 画像処理方法および画像処理装置並びに画像形成装置
JP2696902B2 (ja) カラー画像処理装置
JP3988970B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体
JPH114352A (ja) 画像処理方法および装置および記録媒体
JP2004157190A (ja) 画像処理装置
JP3320093B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH07154593A (ja) 画像処理装置
JPH10210314A (ja) ディジタル画像処理装置
JP3522880B2 (ja) 画像加工処理装置および画像形成装置
JPH11298729A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP3278412B2 (ja) カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030401