JP3988970B2 - 画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラー画像の像域分離を行い、像域に対応した処理を施す画像処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明の画像処理装置は、カラー複写機、カラーファクス、カラープリンタ、カラースキャナなどの機器におけるカラー画像データの処理に適用し得る。その典型的な機器であるカラー複写機においては、例えば特許第2872680号公報、特開平2−295360号公報、特開平5−183761号公報、特開平5−37776号公報などに見られるように、像域分離技術によって画像中の黒文字の領域と色文字の領域とを検出し、黒文字の領域と色文字の領域とではカラー画像データに施す処理の内容を異ならせるのが一般的である。例えば、黒文字の領域に対してエッジ強調、高線数化、色残り除去の処理が施され、色文字の領域に対してエッジ強調、高線数化の処理が施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上に述べたような従来のカラー複写機において、黒文字の再生画質が著しく悪化する場合があるという問題があった。
【0004】
本発明の目的は、カラー複写機などにおいて、そのような問題を解決するための画像処理装置及び方法、ならびにコンピュータに実現させるプログラムが記録された記憶媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述のような黒文字の再生画質の悪化は、黒文字の存在する領域がある特定の条件を満たす場合に顕著に起きることが判明した。
【0006】
例えば、黒文字の存在する領域のコントラストがあるレベル以下である場合である。鉛筆書きの文字の領域に代表されるような低コントラスト文字の領域がその一例である。このような文字の領域は、像域分離によって黒文字の領域として検出される可能性があり、もし黒文字の領域に対応した色残り除去処理を含む処理が施され、その画像が黒色材単色で形成されると、線の繋がりがスムーズでなく、いわゆる「ぼそつき感」の目立つ低品質な再生画像となることが確認された。このような領域は、色残り除去を含まない、色文字の領域に対応した処理を施したほうが、線の繋がりがスムーズになるため、「ぼそつき感」が押さえられ画質が向上することが確認された。
【0007】
また、薄い色地の上に黒文字が書かれた領域、特に、無彩色と判定されやすいブルー系の薄い色地の上に黒文字が書かれた領域は、像域分離によって黒文字の領域として検出される可能性があり、この領域に対して黒文字の領域に対応した色残り除去処理を含む処理が施されると、文字周辺の色変わり(例えばブルーから無彩色への色変わり)や文字周辺の白抜けなどの不具合が発生することが確認された。このような領域に対しても色文字の領域に対応した処理を施したほうが、そのような不具合が発生せず画質が向上することが確認された。
【0008】
本発明は、以上の点に鑑み、従来のカラー複写機などにおいて再生画質の悪化を生じたような黒文字の領域に関し、その領域のための専用のカラー画像データ処理系を格別に追加することなく、再生画質の向上を達成しようとするものである。
【0009】
すなわち、請求項1記載の発明の画像処理装置は、入力カラー画像データから文字エッジ領域、有彩色領域、無彩色領域、低コントラスト領域、非低コントラスト領域をそれぞれ検出する手段と、前記検出の結果に基づき、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ非低コントラスト領域の領域を黒文字エッジ領域と判定し、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ低コントラストの領域、及び、文字エッジ領域かつ有彩色領域の領域を、色文字エッジ領 域と判定する手段と、前記入力カラー画像データに対し、前記黒文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含む処理(黒文字エッジ領域用処理)を施し、前記色文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含まない処理(色文字エッジ領域用処理)を施す手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明の画像処理装置は、入力カラー画像データから文字エッジ領域、有彩色領域、無彩色領域、薄色地領域、非薄色地領域をそれぞれ検出する手段と、前記検出の結果に基づき、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ非薄色地領域の領域を黒文字エッジ領域と判定し、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ薄色地領域の領域、及び、文字エッジ領域かつ有彩色領域の領域を、色文字エッジ領域と判定する手段と、前記入力カラー画像データに対し、前記黒文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含む処理(黒文字エッジ領域用処理)を施し、前記色文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含まない処理(色文字エッジ領域用処理)を施す手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明は、入力されたカラー画像データを処理する画像処理方法であって、入力カラー画像データから文字エッジ領域、有彩色領域、無彩色領域、低コントラスト領域、非低コントラスト領域をそれぞれ検出するステップと、前記検出の結果に基づき、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ非低コントラスト領域の領域を黒文字エッジ領域と判定し、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ低コントラストの領域、及び、文字エッジ領域かつ有彩色領域の領域を、色文字エッジ領域と判定するステップと、前記入力カラー画像データに対し、前記黒文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含む処理(黒文字エッジ領域用処理)を施し、前記色文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含まない処理(色文字エッジ領域用処理)を施すステップとを有することを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の発明は、入力されたカラー画像データを処理する画像処理方法であって、入力カラー画像データから文字エッジ領域、有彩色領域、無彩色領域、薄色地領域、非薄色地領域をそれぞれ検出するステップと、前記検出の結果に基づき、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ非薄色地領域の領域を黒文字エッジ領域と判定し、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ薄色地領域の領域、及び、文字エッジ領域かつ有彩色領域の領域を、色文字エッジ領域と判定するステップと、前記入力カラー画像データに対し、前記黒文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含む処理(黒文字エッジ領域用処理)を施し、前記色文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含まない処理(色文字エッジ領域用処理)を施すステップとを有することを特徴とする。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の画像処理装置の各手段の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照し本発明の実施の形態について説明する。なお、説明の重複を避けるため、添付図面中の複数の図面において同一部分又は対応部分に同一又は同様の参照番号を用いる。
【0015】
本発明の実施の形態1の概略構成を図1に、より具体的なブロック構成の1例を図2にそれぞれ示す。
【0016】
図1において、100は本発明による画像処理装置、101はカラー画像データを画像処理装置100に入力するためのカラー画像入力手段、102は画像処理装置により処理された画像データを可視画像として出力するかデータとして出力するカラー画像出力手段である。
【0017】
この画像処理装置100がカラー複写機に適用される場合、カラー画像入力手段101はキャナ部に対応し、カラー画像出力手段102は例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(K)の色材により電子写真方式でカラー画像を形成する画像形成部に対応する。この画像処理装置100がカラーファクスに適用される場合、カラー画像入力手段101は通信回線経由でカラー画像データを取り込む部分又はスキャナ部に対応し、カラー画像出力部102は画像形成部に対応する。この画像処理装置100がカラープリンタに適用される場合、カラー画像入力手段101は外部のパソコンなどからカラー画像データを取り込む部分に対応し、カラー画像出力手段102は画像形成部に対応する。この画像処理装置100がカラースキャナに適用される場合、カラー画像入力手段101はスキャナ部に対応し、カラー画像出力手段102は画像処理装置100により処理されたカラー画像データを外部のパソコンなどへ出力するためのインタフェース部に対応する。なお、この画像処理装置100は、ハードウェアによって実現することも、パソコンなどのコンピュータ上でソフトウェアによって実現することも可能であるが、ハードウェアによって実現されるものとして説明する。このことは、後述する本発明の他の実施の形態においても同様である。なお、そのようなソフトウェア(プログラム)を記憶させた磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどの各種記憶媒体も本発明に包含される。
【0018】
画像処理装置100は、画像データ処理回路系110、像域分離回路120及びコントラスト判定回路130からなる。像域分離回路120は、カラー画像入力手段101から入力されたカラー画像データから黒文字エッジ領域、色文字エッジ領域及び絵柄領域を分離するもので、文字エッジ領域検出回路121、有彩/無彩判定回路122及び判定回路123からなる。この判定回路123の出力信号が像域信号として画像データ処理回路系110に与えられる。コントラスト判定回路130は、黒文字の再生画質の悪化を生じさせる領域の1種である、コントラストが所定レベル以下の低コントラスト領域を検出するためのもので、その出力信号は画像データ処理回路系110に与えられる。
【0019】
画像データ処理回路系110は、入力されるカラー画像データに対し、その像域の種類に応じた処理、すなわち黒文字エッジ領域用処理、色文字エッジ領域用処理又は絵柄領域用処理を施す部分であるが、コントラスト判定回路130によって低コントラスト領域と判定された領域では、像域分離回路120により黒文字エッジ領域と判定された領域であっても色文字エッジ領域用処理を施す。すなわち、コントラスト判定回路130と像域分離回路120の協働により、黒文字エッジ領域としての条件を満たす、黒文字エッジ領域用処理により再生画質の悪化をもたらす所定の条件を満たす領域、つまり低コントラスト文字領域を検出する作用をしている。
【0020】
なお、画像データ処理回路系110は、このような3種類の領域用の処理を像域と関係なく3つの回路系により並列に実行し、最終段で特定の像域用処理の結果を選択して出力するように構成してもよいし、図2に示されるような1つの回路系により、像域毎にその種類に対応した処理を逐次選択して実行するように構成してもよい。
【0021】
以下、図2を参照して画像処理装置100の具体的構成の一例について説明する。ここに示す画像データ処理回路系110は、Log変換回路111、フィルタ回路112、色補正回路113、UCR回路114、イレース回路115、ディザ回路116を直列に接続した構成である。像域分離回路120の出力信号はフィルタ回路112、UCR回路114及びイレース回路115に制御信号として与えられ、コントラスト判定回路130の出力信号はイレース回路115に制御信号として与えられる。
【0022】
画像処理装置100に入力されるカラー画像データは、スキャナなどで原稿を読み取って得られた、概ね反射率に対しリニアなR(赤),G(緑),B(青)データ(各色8ビット)である。このR,G,BデータはLog変換回路111に入力され、後段の色補正の前処理として対数変換を施される。この対数変換後のR,G,Bデータは、概ね濃度にリニアなR,G,Bデータ(r,g,bデータと表す)であり、フィルタ回路112に入力される。このr,g,bデータは文字エッジ領域検出回路121、有彩/無彩判定回路122及びコントラスト判定回路130の入力データとしても用いられる。なお、入力カラー画像データとして濃度にリニアなR,G,Bデータが与えられる場合には、Log変換回路111は不要である。
【0023】
フィルタ回路112は、r,g,bデータに平滑化フィルタ処理とエッジ強調フィルタ処理を順に施す回路である。ただし、それらフィルタ処理は、像域分離回路120の出力信号の状態(像域の種類)によって次のように制御される。
《平滑化フィルタ処理》
黒文字エッジ領域及び色文字エッジ領域では、平滑化フィルタ処理は施されない。
絵柄領域では、図3に示すような5×3の平滑化フィルタを用いた処理が施される。すなわち、注目画素を中心にした5×3画素のr,g,bデータに図3に示すような係数を乗じた値の総和を16で割った値を、平滑化後の注目画素のr,g,bデータとする処理が行われる。
《エッジ強調フィルタ処理》
黒文字エッジ領域と色文字エッジ領域では、図4に示すような5×5の強いエッジ強調フィルタを用いた処理が施される。
絵柄領域では、図5に示すような5×5の弱いエッジ強調フィルタを用いた処理が施される。ただし、エッジ強調フィルタ処理を施さないようにすることも可能である。
【0024】
以上のように、黒文字エッジ領域用処理、色文字エッジ領域用処理のいずれにも平滑化フィルタ処理は含まれず、絵柄領域用処理にのみ平滑化フィルタ処理が含まれる。また、黒文字エッジ領域用処理、色文字エッジ領域用処理のいずれにも強いエッジ強調フィルタ処理が含まれるが、絵柄領域用処理にはエッジ強調フィルタ処理が含まれないか含まれるとしても弱いエッジ強調フィルタ処理である。かくして、文字エッジは解像度が保存され、絵柄部はモアレやノイズが積極的に除去される。
【0025】
色補正回路113は、原稿と再生画の色合わせのために、フィルタ回路112で処理後のr,g,bデータを補色のC(シアン),M(マゼンタ),Y(黄)データに変換し、またK(黒)データを生成する。このC,M,Y,Kデータをc,m,y,kデータと表す。r,g,bデータからc,m,yデータへの変換には、公知の線形近似であるマスキング法や四面体補間法、三角柱補間法などを用いることができる。kデータとしては、c,m,yデータ中の最小値のデータを用いる。
【0026】
UCR回路114は、c,m,yデータから黒データ分を減じる下色除去処理を行う。この下色除去処理後のC,M,Y,Kデータは、像域の種類に応じて次のように決定される。
《黒文字エッジ領域、色文字エッジ領域》
K=k
C=c−K
M=m−K
Y=y−K
《絵柄領域》
K=0.6×k
C=c−K
M=m−K
Y=y−K
このように、黒文字エッジ領域用処理、色文字エッジ領域用処理、絵柄領域用処理のいずれにも下色除去処理が含まれるが、絵柄領域用処理のほうが弱い下色除去が行われる。
【0027】
イレース回路115は、黒文字エッジ領域に対し色データをゼロにする色残り除去処理を行う。すなわち、黒文字エッジ領域では、入力したKデータをそのまま出力し、C,M,Yデータはゼロを出力するが、色文字エッジ領域と絵柄領域では入力したC,M,Y,Kデータをそのまま出力する。このように、色残り除去処理は黒文字エッジ領域用処理にのみ含まれる処理である。ただし、像域分離回路120の出力信号が黒文字エッジ領域を指示する領域であっても、コントラスト判定回路122の出力信号が低コントラスト領域を指示する領域では、色残り除去処理を適用せず、入力したC,M,Y,Kデータをそのまま出力する。
【0028】
イレース回路115から出力されるC,M,Y,Kデータは多階調データであるが、画像処理装置100の出力画像データから画像を再生するために用いられるカラープリンタなどは直接表現可能な階調数に制約があるのが普通である。このような階調数が限られたカラープリンタなどで中間調を精度よく再生できるようにするため、ディザ回路116では、カラープリンタなどの階調特性を考慮したディザテーブルを用いて、イレース回路115から入力されるC,M,Y,Kデータを量子化する。なお、文字エッジの解像度を高めるために、像域分離回路120の出力信号をディザ回路116に与えることにより、黒文字エッジ領域及び色文字エッジ領域では、絵柄領域より小サイズのディザテーブルを用いるような制御を行ってもよい。
【0029】
ここまでの説明から明らかなように、この画像処理装置100においては、像域分離回路120で黒文字エッジ領域とされた領域であっても、コントラスト判定回路130で低コントラスト領域とされた領域は、色残り除去処理を含まない色文字エッジ領域用処理が施される。したがって、従来のカラー複写機などにおいて、再生画像の”ぼそつき感”が問題となっていた鉛筆書き文字のような低コントラスト文字も、線の繋がりがスムーズで”ぼそつき感”の少ない画像を再生可能である。また、このような低コントラスト文字の領域に対し、専用の処理を適用するのではなく色文字エッジ領域用処理を適用するため、画像データ処理回路系110に新たな回路を追加する必要がなく、また、画像データ処理をソフトウェアによって行う場合にも低コントラス文字領域のための専用処理ルーチンを用意する必要がなく、コスト的に有利である。
【0030】
次に、像域分離回路120について説明する。まず、文字エッジ領域検出回路121であるが、これは画像中の文字エッジ領域を検出する。この文字エッジ領域の検出方法としては、例えば、論文「文字/絵柄(網点、写真)混在画像の像域分離方式」(電子情報通信学会論文誌Vol.J−75−D−II,No.1,pp.39−47,1992年1月)に記載されている方法が用いられる。この方法では、その詳細は同論文に譲るが、Log変換回路111で対数変換後のgデータの上位6ビットに対して、エッジ分離処理と網点分離処理を行い、分離されたエッジ領域と網点領域に基づいて総合的に文字エッジ領域とそれ以外の領域を判別する。エッジ分離処理では、gデータ(上位6ビット)を、エッジ強調フィルタを適用してエッジ強調を施した後、2つの固定閾値を用いて3値化し、3値化後のデータから連続した黒画素及び連続した白画素をパターンマッチングによって検出し、その検出結果に基づいてエッジ領域を分離する。網点分離処理では、網点領域の濃度変化が文字領域の濃度変化と大きく異なる点に着目し、gデータ(上位6ビット)のピーク画素を検出し、その検出結果に基づいて網点領域を分離する。
【0031】
次に、有彩/無彩判定回路122について説明する。これは注目画素もしくは注目ブロックが有彩色であるか無彩色であるか判定する回路で、例えば図7に示すような構成である。図7に示す有彩/無彩判定回路122は、特許2872680号公報に詳述されているもので、最大差分検出回路125、最小レベル検出回路126、閾値テーブル127、比較回路128からなる。最大差分検出回路125は、r,gデータ間、r,bデータ間、b,gデータ間の最大の差分値Dを画素毎(又はブロック毎)に検出し、最小レベル検出回路126はr,g,bデータ中の最小値Sを画素毎(又はブロック毎)に検出する。この最小値Sと図8に示すような関係のある閾値THが、閾値テーブル127より出力されて比較回路128に与えられる。比較回路128は、最大差分値Dが閾値TH以下の画素(又はブロック)では無彩色領域を示す信号を出力し、そうでない画素(又はブロック)では有彩色領域を示す信号を出力する。
【0032】
コントラスト判定回路130は、局所的なコントラストを調べ、低コントラスト領域を検出するものであり、例えば図9に示すような構成である。図9において、フィルタ回路131は、Log変換回路111で対数変換後のgデータを例えば図6に示すようなラプラシアンフィルタで処理する回路である。判定回路132は、フィルタ回路131で処理後のgデータが所定の閾値th以下の画素を低コントラスト領域と判定する回路である。
【0033】
本発明の実施の形態2の概略構成を図10に示す。この画像処理装置100aにおいては、像域分離回路120aの内部にコントラスト判定回路130が組み入れられ、判定回路123aは文字エッジ領域検出回路121、有彩/無彩判定回路122及びコントラスト判定回路130の出力に基づいて次のような像域判定を行う。
(1)文字エッジ領域、かつ、無彩色領域、かつ、非低コントラスト領域の領域は、黒文字エッジ領域とする。
(2)文字エッジ領域、かつ、無彩色領域、かつ、低コントラスト領域の領域は、色文字エッジ領域とする。すなわち、黒文字エッジ領域としての条件を満たすが、黒文字エッジ領域用処理を施されると再生画質の悪化をもたらす所定条件を満たす領域、つまり低コントラスト文字領域を像域分離回路120aで検出し、この領域を色文字エッジ領域とする訳である。
(3)文字エッジ領域、かつ、有彩色領域の領域は色文字エッジ領域とする。
(4)上記(1)(2)(3)のいずれでもない領域は絵柄領域とする。
【0034】
この画像処理装置100aのより具体的なブロック構成の1例について図2を援用して説明する。図2中の像域分離回路120及びコントラスト判定回路130は像域分離回路120aに置き換えられ、この像域分離回路120aから出力される像域信号はフィルタ回路112、UCR回路114及びイレース回路115に与えられる。像域分離回路120aにはLog変換回路111によって対数変換後のr,g,bデータが入力される。文字エッジ検出回路121、有彩/無彩判定回路122及びコントラスト判定回路130は、実施の形態1の場合と同じ構成である。
【0035】
画像データ処理回路系110のフィルタ回路112は、像域信号により指示された像域の種類に応じて、実施の形態1の場合と同様なフィルタ処理をr,g,bデータに施す。UCR回路114の動作も実施の形態1の場合と同様である。イレース回路115は黒文字エッジ領域に対してのみ色残り除去を行うが、色残り除去の対象となる黒文字エッジ領域からは低コントラスト領域が像域分離の段階で除外されている。したがって、実施の形態2においても、実施の形態1の場合と同様に、低コントラスト文字領域は色文字エッジ領域用の処理が施され「ぼそつき感」の問題が改善される。
【0036】
本発明の実施の形態3の概略構成を図11示す。この画像処理装置100bは、実施の形態1の画像処理装置100のコントラスト判定回路130を薄色地判定回路140で置き換え、この薄色地判定回路140の出力信号を画像データ処理回路系110に与えるようにした構成である。薄色地判定回路140は、入力カラー画像データの薄色地領域を検出するためのもので、その構成については後述する。以下の説明で明らかになるように、この薄色地判定回路140と像域分離回路120の協働により、黒文字エッジ領域としての条件を満たすが、黒文字エッジ領域用処理を施すと周辺の色変わりや白抜けによる画質悪化を生じやすい薄い色地に書かれた黒文字の領域が検出される。
【0037】
この画像処理装置100bのより具体的なブロック構成の1例について、図2を援用して説明する。図2中のコントラスト判定回路130は薄色地判定回路140で置き換えられ、この薄色地判定回路140の出力信号はイレース回路115に与えられる。像域分離回路120と薄色地判定回路140にはLog変換回路111によって対数変換後のr,g,bデータが入力される。文字エッジ検出回路121と有彩/無彩判定回路122は、実施の形態1の場合と同じ構成である。
【0038】
画像データ処理回路系110のフィルタ回路112は、像域信号により指示された像域の種類に応じて、実施の形態1の場合と同様なフィルタ処理をr,g,bデータに施す。UCR回路114の動作も実施の形態1の場合と同様である。イレース回路115は黒文字エッジ領域に対してのみ色残り除去を行うが、像域分離回路120によって黒文字エッジ領域とされた領域であっても、薄色地判定回路140により薄色地領域と判定された領域には色残り除去を行わない。
【0039】
すなわち、像域分離により黒文字エッジ領域とされた領域であっても、それが薄色地領域ならば色文字エッジ領域用の処理が施されることになるため、従来のカラー複写機などにおいて問題となっていた薄い色地上の文字の再生画質が、その周辺の色変わりや白抜けによって悪化することを防止できる。また、このような薄色地上の文字の領域に対し専用の処理を適用するのではなく色文字エッジ領域用処理を適用するため、画像データ処理回路系110に専用の回路を追加したり、画像データ処理を実現するソフトウェアに専用処理ルーチンを用意したりする必要がなく、コスト的に有利である。
【0040】
次に、薄色地判定回路140について説明する。図12は薄色地判定回路140のブロック構成の一例を示すブロック図である。図中、141は2値化回路、142は白地判定回路(1)、143は白地判定回路(2)、144は総合判定回路である。
【0041】
この例では、例えば4×4画素のブロックを単位として処理が行われるものとする。また、薄色地判定回路140の入力データは、Log変換回路111による対数変換後のgデータであるものとして説明するが、色に対するレスポンスを良くするために、対数変換後のr,g,bデータ中の最小レベルのデータを入力データとして用いることも有効である。
【0042】
まず、2値化回路141において、gデータを2つの閾値th1,th2によってそれぞれ2値化する(ただし、th1<th2)。低いほうの閾値th1による2値化結果は白地判定回路(1)142に入力され、高い方の閾値th2による2値化結果は白地判定回路(2)143に入力される。なお、エッジの「だれ」を補正するために、例えば図4又は図5に示すようなエッジ強調フィルタを用いてエッジ強調を施したgデータを、2値化回路141に入力することも有効である。
【0043】
白地判定回路(1)142においては、閾値th1による2値化結果について、ブロック内の全ての画素が白(gデータのレベルが閾値th1を越えている)であるか調べ、全画素が白のブロックをアクティブ・ブロックとする。そして、図13に示すように、注目ブロックを中心にして主走査方向に並ぶ9ブロックにおいて、注目ブロックの左側の4ブロック中に1つでもアクティブ・ブロックがあり、かつ、注目ブロックの右側の4ブロック中に1つでもアクティブ・ブロックがある場合に、その注目ブロックを「周辺に白地の存在するブロック」であると判定する。
【0044】
白地判定回路(2)143においては、閾値th2による2値化結果について、ブロック内の全ての画素が白(gデータのレベルが閾値th2を越えている)であるか調べ、全画素が白のブロックをアクティブ・ブロックとする。そして、図13に示すように、注目ブロックを中心にして主走査方向に並ぶ9ブロックにおいて、注目ブロックの左側の4ブロック中に1つでもアクティブ・ブロックがあり、かつ、注目ブロックの右側の4ブロック中に1つでもアクティブ・ブロックがある場合に、その注目ブロックを「周辺に薄色地の存在するブロック」であると判定する。
【0045】
総合判定回路144は、注目ブロックが、白地判定回路(1)142によって「周辺に白地の存在するブロック」ではないと判定され、かつ、白地判定回路(2)143によって「周辺に薄色地の存在するブロック」であると判定された場合に、その注目ブロックを薄色地領域と判定する。
【0046】
本発明の実施の形態4の概略構成を図14に示す。この画像処理装置100cにおいては、像域分離回路120cの内部に薄色地判定回路140が組み入れられ、判定回路123cは文字エッジ領域検出回路121、有彩/無彩判定回路122及び薄色地判定回路140の出力に基づいて次のような像域判定を行う。
(1)文字エッジ領域、かつ、無彩色領域、かつ、非薄色地領域の領域は、黒文字エッジ領域とする。
(2)文字エッジ領域、かつ、無彩色領域、かつ、薄色地領域の領域は、色文字エッジ領域とする。すなわち、像域分離回路120cにおいて、黒文字エッジ領域としての条件は満たすが、黒文字エッジ領域用処理が施されると再生画質の悪化をもたらす条件のある領域、すなわち、薄色地上の文字の領域を検出し、この領域を色文字エッジ領域とする訳である。
(3)文字エッジ領域、かつ、有彩色領域の領域は色文字エッジ領域とする。
(4)上記(1)(2)(3)のいずれでもない領域は絵柄領域とする。
【0047】
この画像処理装置100cのより具体的なブロック構成の1例について図2を援用して説明する。図2中の像域分離回路120及びコントラスト判定回路130は像域分離回路120cで置き換えられ、この像域分離回路120cから出力される像域信号はフィルタ回路112、UCR回路114及びイレース回路115に与えられる。像域分離回路120cにはLog変換回路111によって対数変換後のr,g,bデータが入力される。文字エッジ検出回路121、有彩/無彩判定回路122及び薄色地判定回路140は、実施の形態3の場合と同じ構成である。
【0048】
画像データ処理回路系110のフィルタ回路112は、像域信号により指示された像域の種類に応じて、実施の形態1の場合と同様なフィルタ処理をr,g,bデータに施す。UCR回路114の動作も実施の形態1の場合と同様である。イレース回路115は黒文字エッジ領域に対してのみ色残り除去を行うが、色残り除去の対象となる黒文字エッジ領域からは薄色地領域が像域分離の段階で除外されている。したがって、実施の形態4においても、実施の形態3の場合と同様に、従来のカラー複写機などにおいて問題となっていた薄い色地上の黒文字の再生画質の悪化を防止できる。また、このような薄色地上の黒文字の領域に対し専用の処理を適用するのではなく色文字エッジ領域用処理を適用するため、画像データ処理回路系110に専用の回路を追加したり、画像データ処理を実現するソフトウェアに専用の処理ルーチンを用意したりする必要がなく、コスト的に有利である。
【0049】
なお、実施の形態4において、薄色地判定回路140で白地領域、薄色地領域、その他領域の3種類の領域を判別し、像域分離回路120cの判定回路123cで次のような像域判定を行ってもよい。
(1)文字エッジ領域、かつ、無彩色領域、かつ、白地領域である領域を、黒文字エッジ領域とする。
(2)文字エッジ領域、かつ、無彩色領域、かつ、薄色地領域である領域を、色文字エッジ領域とする。
(3)文字エッジ領域、かつ、有彩色領域である領域を、色文字エッジ領域とする。
(4)上記(1)(2)(3)のいずれでもない領域を絵柄領域とする。
【0050】
また、前記実施の形態1,2,3,4を組み合わせた実施の形態も可能である。例えば、実施の形態1の画像処理装置に、実施の形態3の薄色地検出回路140を追加し、その出力信号を画像データ処理回路系110のイレース回路115に与え、イレース回路115において、像域分離で黒文字エッジ領域とされた領域であっても、コントラスト判定回路130によって低コントラスト領域と判定された領域、及び、薄色地判定回路140によって薄色地領域と判定された領域については、色残り除去を行わないようにしてもよい。このようにすれば、低コントラスト文字及び薄い色地上の文字の両方の再生画質を向上させることができる。
【0051】
同様に、実施の形態2の画像処理装置の像域判定回路に薄色地判定回路140を追加し、
(1)文字エッジ領域、かつ、無彩色領域、かつ、非低コントラスト領域、かつ、非薄色地領域の領域を黒文字エッジ領域とする。
(2)文字エッジ領域、かつ、無彩色領域、かつ、低コントラスト領域の領域を色文字エッジ領域とする。
(3)文字エッジ領域、かつ、無彩色領域、かつ、薄色地領域の領域を色文字エッジ領域とする。
(4)文字エッジ領域、かつ、有彩色領域の領域を色文字エッジ領域とする。
(5)上記(1)乃至(4)のいずれでもない領域を絵柄領域とする。
というような像域判定を行ってもよい。
【0052】
【発明の効果】
以上に詳細に説明したように、本発明によれば、従来のカラー複写機などにおいて再生画質が悪化した文字、例えば鉛筆書き文字のような低コントラスト文字や薄い色地上の文字などの再生画質を向上させることができ、しかも、そのような文字の領域のための専用の処理回路や処理ルーチンを追加する必要がないためコスト的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1による画像処理装置の具体的ブロック構成の一例を示すブロック図である。
【図3】 平滑化フィルタの一例を示す図である。
【図4】 強いエッジ強調のためのフィルタの一例を示す図である。
【図5】 弱いエッジ強調のためのフィルタの一例を示す図である。
【図6】 コントラスト判定のためのラプラシアンフィルタの一例を示す図である。
【図7】 有彩/無彩判定回路の一例を示すブロック図である。
【図8】 有彩/無彩判定のための閾値と最小レベルとの関係を示す図である。
【図9】 コントラスト判定回路の一例を示すブロック図である。
【図10】 実施の形態2の概略構成を示すブロック図である。
【図11】 実施の形態3の概略構成を示すブロック図である。
【図12】 薄色地判定回路の一例を示すブロック図である。
【図13】 薄色地判定の説明のための図である。
【図14】 実施の形態4の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100,100a,100b,100c 画像処理装置
110 画像データ処理回路系
111 Log変換回路
112 フィルタ回路
113 色補正回路
114 UCR回路
115 イレース回路
116 ディザ回路
120,120a,120c 像域分離回路
121 文字エッジ領域検出回路
122 有彩/無彩判定回路
123,123a,123c 判定回路
125 最大差分検出回路
126 最小レベル検出回路
127 閾値テーブル
128 比較回路
130 コントラスト判定回路
131 フィルタ回路
132 判定回路
140 薄色地判定回路
141 2値化回路
142 白地判定回路(1)
143 白地判定回路(2)
144 総合判定回路

Claims (5)

  1. 入力カラー画像データから文字エッジ領域、有彩色領域、無彩色領域、低コントラスト領域、非低コントラスト領域をそれぞれ検出する手段と、
    前記検出の結果に基づき、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ非低コントラスト領域の領域を黒文字エッジ領域と判定し、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ低コントラストの領域、及び、文字エッジ領域かつ有彩色領域の領域を、色文字エッジ領域と判定する手段と、
    前記入力カラー画像データに対し、前記黒文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含む処理を施し、前記色文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含まない処理を施す手段と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 入力カラー画像データから文字エッジ領域、有彩色領域、無彩色領域、薄色地領域、非薄色地領域をそれぞれ検出する手段と、
    前記検出の結果に基づき、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ非薄色地領域の領域を黒文字エッジ領域と判定し、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ薄色地領域の領域、及び、文字エッジ領域かつ有彩色領域の領域を、色文字エッジ領域と判定する手段と、
    前記入力カラー画像データに対し、前記黒文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含む処理を施し、前記色文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含まない処理を施す手段と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  3. 入力されたカラー画像データを処理する画像処理方法であって、
    入力カラー画像データから文字エッジ領域、有彩色領域、無彩色領域、低コントラスト領域、非低コントラスト領域をそれぞれ検出するステップと、
    前記手段の検出の結果に基づき、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ非低コントラスト領域の領域を黒文字エッジ領域と判定し、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ低コントラストの領域、及び、文字エッジ領域かつ有彩色領域の領域を、色文字エッジ領域と判定するステップと、
    前記入力カラー画像データに対し、前記黒文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含む処理を施し、前記色文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含まない処理を施すステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  4. 入力されたカラー画像データを処理する画像処理方法であって、
    入力カラー画像データから文字エッジ領域、有彩色領域、無彩色領域、薄色地領域、非薄色地領域をそれぞれ検出するステップと、
    前記検出の結果に基づき、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ非薄色地領域の領域を黒文字エッジ領域と判定し、文字エッジ領域かつ無彩色領域かつ薄色地領域の領域、及び、文字エッジ領域かつ有彩色領域の領域を、色文字エッジ領域と判定するステップと、
    前記入力カラー画像データに対し、前記黒文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含む処理を施し、前記色文字エッジ領域と判定された領域では色残り除去を含まない処理を施すステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  5. 請求項1又は2記載の画像処理装置の各手段の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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