JP2004157190A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラープリンタなどにおいては、テストプリントは色味の確認ができ、また、白黒兼用機として白黒のテストプリントも必要とされるため、異なるテストプリントモードを備える。
【解決手段】入力画像を複数の像域に判定し、像域判定結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う際に、入力画像の注目画素が有彩色であると判定された場合には、色相を保存してトナーセーブ処理を行い、またユーザーが任意に設定可能な複数のテストプリントモードに応じて、実施するトナーセーブ処理を切り替える。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラーレーザービームプリンタを用いたプリントシステム、カラー複写機等の画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置としての電子写真方式のプリンタは、テストプリント用としてのトナーセーブ機能が搭載されている。このトナーセーブ機能は、消費されるトナーの量を削減させることができる機能であり、画像劣化を招くことになってもトナー消費量を最小限に抑えたい場合に有効な機能である。
【0003】
トナーセーブ機能の具体的方法としては、例えば、主走査ラインの間引き、つまり全画像領域に対して数ドットおきに間引き処理を行なう方法によりプリントされるドット数を減らすことでトナー消費量を削減する方法が提案されており、その他にも色々な方法が提案されている。また、入力画像データの画素が画像の輪郭部であるかどうかを判断して、輪郭強調をかけるなどトナーセーブモードでの画質劣化の改善手法も提案されている。
【0004】
一方、電子写真方式の複写機においては、入力画像のデータ・タイプ(文字列、写真等)を判定し、その判定結果の像域判定に基づいて最適な画像処理を実施する方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のトナーセーブモードでは、文字や網点画像、中間調画像などが混在した画像の場合には、誤検知や階調のつぶれなど、充分な画質が得られないことが考えられる。また、レーザープリンタにおいても今後さらに高画質化を進める上で、従来以上に画質劣化の少ないトナーセーブモードが望まれている。
【0006】
また、カラー画像を扱うカラープリンタなどにおいては、白黒画像のテストプリントとは異なり、色味の確認ができることが必要とされる。
【0007】
さらに、最近のカラープリンタやカラー複写機は低価格・高速化が進み、充分なパフォーマンス・ランニングコストが得られることから、白黒兼用機としての需要が高まっており、白黒のテストプリントも必要となってきている。
【0008】
また、ネットワーク化に伴い、複写機が高性能なプリンタとして使用されるようになった現在、従来以上に画質劣化の少ないトナーセーブモードが必要とされている。
【0009】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザーの要望に応じた好適なトナーセーブ処理が実施でき、また、画像処理の適応処理に用いる像域判定信号をトナーセーブモードの切り替え信号に兼用することで、簡易で高機能なトナーセーブ処理を実現することができる画像処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、原稿を走査して読取る画像読取り手段と、該画像読取り手段で読みとられた画像をデジタルデータに変換し画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段により処理された画像データを保持するための記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記画像データを記録媒体上に出力する出力手段とを有する画像処理装置であって、前記画像処理手段は、入力画像を複数の像域に判定して複数の像域判定信号を出力する像域判定処理手段と、前記像域判定処理手段から出力された複数の像域判定信号を受け取り、各像域に応じて異なるトナーセーブ処理を行うトナーセーブ手段とを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
(装置概要)
図1は本発明の第1の実施形態におけるデジタルカラー複写機の概略システム構成を示す。ここで、リーダー部(画像入力装置)200は、原稿画像を光学的に読取り、画像データに変換する。リーダー部200は、原稿を読取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット(DFユニット)250とで構成される。
【0012】
プリンタ部(画像出力装置)300は、記録紙を搬送し、その記録紙上に画像データを可視画像としてプリントして装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット360、361と、画像データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット310と、プリントされた記録紙をソート、ステイプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット370とで構成される。
【0013】
制御装置(コントローラ部)1100は、リーダー部200、プリンタ部300と電気的に接続され、さらにネットワーク400を介して、ホストコンピュータ401,402と接続されている。制御装置1100は、リーダー部200を制御して、原稿の画像データを読込み、プリンタ部300を制御して画像データを記録用紙に出力するコピー機能を提供する。また、制御装置1100は、リーダー部200から読取った画像データを、コードデータに変換し、ネットワーク400を介してホストコンピュータ401,402へ送信するスキャナ機能、およびホストコンピュータ401,402からネットワーク400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリンタ機能を提供する。
【0014】
操作部1500は、制御装置1100に接続され、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力システムを操作するためのユーザI/F(インタフェース)を提供する。
【0015】
図2は図1のリーダー部200及びプリンタ部300の内部構造例を示す。リーダー部200の原稿給送ユニット250は原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、かつ光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下、CCDという)218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD218によって読取られる。
【0016】
260はリーダー画像処理回路部であり、CCD218から出力される画像データに所定の処理を施し、スキャナI/F(図示しない)を介して制御装置1100へと出力する。
【0017】
352はプリンタ画像処理回路部であり、プリンタI/F(図示しない)を介して制御装置1100から送られる画像信号をレーザードライバ317へと出力する。
【0018】
プリンタ部300のレーザドライバ317はレーザ発光部313、314、315、316を駆動するものであり、プリンタ画像処理部352から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部313、314、315、316から発光させる。このレーザ光はミラー340、341、342、343、344、345、346、347、348、349、350、351によって各色トナー毎に設けられた感光ドラム325、326、327、328上に照射され、感光ドラム325、326、327、328にはレーザ光に応じた潜像が形成される。321、322、323、324は、それぞれブラック(Bk)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)のトナーによって、潜像を現像するための現像器であり、現像された各色のトナーは、用紙上に転写されフルカラーのプリントアウトがなされる。
【0019】
用紙カセット360、361及び手差しトレイ362のいずれかより、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで給紙された用紙は、レジストローラ333を経て、転写ベルト334上に吸着され、搬送される。そして、感光ドラム325、326、327、328に付着された現像剤(トナー)を用紙上に転写する。現像剤の乗った記録紙は定着部335に搬送され、定着部335の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着される。定着部335を通過した記録紙は排出ローラ336によって排出され、排紙ユニット370はその排出された記録紙を束ねて記録紙の仕分けをしたり、仕分けされた記録紙のステイプルを行う。
【0020】
また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ336のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ336の回転方向を逆転させ、フラッパ337によって再給紙搬送路338へ導く。再給紙搬送路338へ導かれた裏返しされた記録紙は前述したタイミングで転写ベルト334へ給紙される。
【0021】
(画像処理部)
図3に図2のリーダー画像処理回路部260に含まれる本発明に拘わる画像処理回路の構成例を示す。ここで、218はカラーCCDイメージセンサである。CCD218は、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない。261は、CCD218からアナログ電気信号を入力する増幅・サンプリング・AD(アナログデジタル)変換部、262はシェーディング補正部、263はつなぎ補正及びMTF(modulation transfer function:変調伝達関数)補正部、264は入力マスキング部、265はLOG(対数)変換部、266は色空間圧縮部、267は変倍部、268はUCR(下色除去)及び出力マスキング部、269はγ(ガンマ)補正及び第1トナーセーブ部、270はフィルタ部、271は2値変換部、272は第2トナーセーブ部、273は像域判定部である。また、274はCPU(中央演算処理装置)、275はプログラムROM(リードオンリメモリ)であり、画像処理部の動作を制御するものである。
【0022】
次に、動作を説明する。
図1の操作部1500からコピースタートが指示されると、スキャナユニット210の光学ユニット213が原稿台の走査を開始し、プラテンガラス211上の原稿はCCD218に読取られて電気信号に変換される。CCD218の出力電気信号(アナログ画像信号)は画像処理部260に入力され、増幅・サンプリング・AD変換部(Amp&S/H&A/D部)261でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB(レッド、グリーン、ブルー)各8ビットのディジタル信号に変換される。
【0023】
次に、そのRGB信号はシェーディング補正部262で、読みとられた画像の光源の光量ムラ等による読みとり誤差が補正され、つなぎ補正及びMTF補正部263に入力される。このブロック263では、RGB各色のMTFを補正するとともに、カラーCCDが3ラインセンサーである場合、RGB信号のライン間の読みとり位置を補正するつなぎ補正が実施される。つなぎ補正及びMTF補正部263の出力信号は入力マスキング部264で入力マスキング処理され、LOG変換部265及び像域判定部273に出力される。
【0024】
像域判定部273では注目画素及びその周辺画素の入力画像データ値に基づき、注目画素の画像属性を判定し、注目画素が文字かどうかを判定する文字信号、注目画素が有彩色であるか無彩色であるか否かを判定する色信号、注目画素が中間調領域であるか否かを判定する中間調領域信号、注目画素が網点領域であるか否かを判定する網点領域信号という複数の像域判定信号を出力する。
【0025】
入力マスキング部264から出力された画像信号は、LOG変換部265で輝度濃度変換され、色空間圧縮部266で色空間補正される。色空間補正された画像信号と共に、像域判定部273から出力された像域判定信号は、変倍部267でCPU274から出力される変倍信号に応じた所定の変倍率に拡大・縮小される。変倍部267から出力された画像信号及び像域判定信号は、UCR及び出力マスキング部268でYMCKの各色成分となる画像信号に変換され、γ補正及び第1トナーセーブ部269に入力され、ここで画像信号と等価量遅延された像域判定信号とCPU274から出力されるトナーセーブモード信号とに応じてγ補正される。
【0026】
γ補正及び第1トナーセーブ部269から出力された画像信号は、フィルタ部270に入力され、フィルタ部270で画像データと等価量遅延された像域判定信号とに応じて、エッジ強調やスムージングなどのフィルタ処理がなされる。フィルタ処理された画像信号は、さらに2値変換部271で2値変換され、すなわち2bitのデータに変換されたあと、第2トナーセーブ部272で、画像信号と等価量遅延された像域判定信号と上記トナーセーブモード信号とに基づき、トナーセーブ処理されてプリンタ部300へと出力される。
【0027】
(トナーセーブモード設定)
図4のフローチャートは本実施形態におけるテストプリント処理の流れを示す。ここで、S101〜S107はステップを示す。まず、ユーザーはコピー開始する際に、プリントモード決定し、決定したプリントモードを図1の操作パネル(操作部)1500から入力する。まず、ユーザにより決定されたプリントモードがテストプリントモードか否かを判定し(S101)、テストプリントモードではなく、通常モードの場合には、図3のCPU274から出力されるトナーセーブモード信号は‘0’で出力し、トナーセーブ処理を実行しない(S105)。
【0028】
ユーザにより決定されたプリントモードがテストプリントモードである場合は、カラーテストプリントモードか否かを判定し(S102)、カラーテストプリントモードではなく、白黒テストプリントモードの場合には、トナーセーブ回路(図3のγ補正及び第1トナーセーブ部269および第2トナーセーブ部272)の設定を無彩色用のみに固定されたトナーセーブ設定にしてトナーセーブ処理を実施する(S104)。
【0029】
ユーザにより決定されたプリントモードがカラーテストプリントモードの場合には(S102)、トナーセーブ回路(図3のγ補正及び第1トナーセーブ部269および第2トナーセーブ部272)の設定を有彩色/無彩色切り替え可能なトナーセーブ設定にしてトナーセーブ処理を実施する(S103)。
【0030】
本実施形態では、入力画像タイプに依存せずに、ユーザがトナーセーブ処理モードを決定して、決定したトナーセーブ処理モードを、操作パネル1500から自由に入力可能にすることによって、カラー画像においても画質を優先したり、トナー消費量抑制を優先するといった、細かなトナーセーブ処理が実施できる。
【0031】
上記のトナーセーブ設定が終了し、ユーザーが操作パネル1500からコピースタートすると、リーダー部200はスキャンを開始し、画像データを読取り、所定の画像処理を施して(S106)、プリンタ部300から画像データを出力する(S107)。
【0032】
(像域分離)
図3の本実施形態における像域判定部273は、注目画素が文字領域、中間調領域、網点領域、有彩色/無彩色であるか否かを判定し、2bitの判定信号を出力する。フィルタ部270でフィルタ処理をかける場合、中間調では階調を滑らかに再現し、文字は細線を鮮やかに再現するように処理した画像が好まれるが、印刷物のような網点の下地中に文字があった場合、あまり細線を強調しすぎると返ってざらつきが目立つ結果になるため、文字と中間調の間のようなフィルタ処理をかける。また、出力マスキングをかける場合は、注目画素が有彩色であるかないかを判定し、無彩色であるかないかに基づいて、UCR及び出力マスキング部268でのUCR量を決定している。
【0033】
像域判定部273から出力される上記の像域判定結果は、トナーセーブ処理の切り替え信号を兼ねている。像域判定結果を用いることでトナーセーブ回路(γ補正及び第1トナーセーブ部269および第2トナーセーブ部272)にエッジ判定回路などが不要になる。
【0034】
(カラーテストプリント)
本実施形態では、カラーテストプリントモード時(図4のS103)は、像域判定部273からの上記像域判定結果に基づき、カラー画像信号の有彩色/無彩色を判断し、より画質を優先したトナーセーブ処理した出力画像を得ることを実現している。
【0035】
下記の表1にカラーテストプリントモードにおける各像域毎のトナーセーブモード処理方法を示す。ここで、トナーセーブ処理1はγ補正及び第1トナーセーブ部269によるトナーセーブ処理を示し、トナーセーブ処理2は第2トナーセーブ部272によるトナーセーブ処理を示す。
【0036】
【表1】
Figure 2004157190
【0037】
注目画素が中間調でかつ文字以外であるときは、階調性再現重視のため、トナーセーブ処理1を用いたトナーセーブを実施する。さらにトナーセーブ処理1を実施するとき際に、有彩色/無彩色の判定結果により有彩色である場合は、輝度信号Lのみトナーセーブ処理を行い、色相を補償しつつトナー量の低減を実現する。文字部については階調性はそれほど重要でないので、トナーセーブ処理2を用いて、確実にトナー消費量を低減させる。
【0038】
また、注目画素が網点である場合は、トナーセーブ処理1を用いて、文字と網点が判別できる程度のトナーセーブを実施する。この時も有彩色/無彩色の判定結果により有彩色である場合は、輝度信号Lのみトナーセーブ処理を行い、色相を補償しつつトナー量の低減を実現する。
それ以外の領域は文字であるか否かに関わらず、トナーセーブ処理2によって一定量のトナーをセーブする。
【0039】
以上のように、像域判定部273からの複数の像域判定信号を用いることによって、相応の画質を補償しつつトナーセーブ処理を行うことができる。なお、各像域におけるトナーセーブモードの設定は、本実施形態の場合に限定されるものではなく、使用するリーダ、プリンタの特性に応じて最適なものに設定して構わない。また、像域判定信号も、さらに細かい判定処理された信号を用いても構わない。
【0040】
(白黒テストプリント)
本発明では、白黒テストプリントモード時には、カラー画像であっても全て無彩色画像のトナーセーブ処理を行うことでより、トナー消費量を抑制した画像出力が得られるようになっている。例えば、レイアウトの確認を目的とするテストプリントにおいては、カラー画像であってもユーザは色味をあまり気にしない。従って、前述のカラーテストプリントモードよりもよりトナー消費を抑えたモードでカラー画像出力をしたい時に有効である。
【0041】
下記の表2に白黒テストプリントにおける各像域毎のトナーセーブモード処理方法を示す。ここで、トナーセーブ処理1はγ補正及び第1トナーセーブ部269によるトナーセーブ処理を示し、トナーセーブ処理2は第2トナーセーブ部272によるトナーセーブ処理を示す。
【0042】
【表2】
Figure 2004157190
【0043】
注目画素が中間調でかつ文字以外であるときは、階調性再現重視のため、トナーセーブ処理1を用いたトナーセーブを実施する。文字部については階調性はそれほど重要でないので、トナーセーブ処理2を用いて、確実にトナー消費量を低減させる。
【0044】
また、注目画素が網点である場合は、トナーセーブ処理1を用いて、文字と網点が判別できる程度のトナーセーブを実施する。
【0045】
それ以外の領域は文字であるか否かに関わらず、トナーセーブ処理2によって一定量のトナーをセーブする。
以上のように、本発明では像域判定部273からの複数の像域判定信号を用いることによって、相応の画質を補償しつつカラーテストプリントモードよりは少ないトナー消費量で画像出力することができる。
【0046】
(トナーセーブ部)
図5に図3のγ補正及び第1トナーセーブ部269の回路構成例を示す。500及び506は色空間変換部であり、501はデコーダ、502,503、504はLUT(logical unit table:論理的装置テーブル)、505は4to1セレクタである。本実施形態はLUTが3つの構成になっているが、これはいくつでも構わない。502,503のLUT0、1には各像域に対応するLUT(例えば、LUT0が文字用、LUT1が網点領域及び中間調領域用)がセットされている。504のLUT2にはトナーセーブ用LUTがセットされている。
【0047】
γ補正及び第1トナーセーブ部269に入力された画像信号は色空間変換部500でRGB色空間の画像信号から、輝度を表すLと色相を表すabの色空間の画像信号に変換される。γ補正及び第1トナーセーブ部269に入力された像域判定信号及びトナーセーブモード信号はデコーダ501によりデコード(復号化)され、セレクタ505のセレクト信号を生成する。
【0048】
4to1セレクタ505の入力IN0〜IN2はそれぞれ501〜504のLUT0〜2から出力された信号が入力され、IN3には504のLUT2のL出力と色空間変換部500のab出力が入力されている。セレクタ505はセレクト信号に応じて各入力をセレクトし、出力端OUTへと出力する。セレクタ505から出力された信号は色空間変換部506で再びRGB色空間信号に変換され、後段の画像処理ブロックへと出力される。
【0049】
通常処理用のLUTは例えば入力画像が8bitであった場合、出力データの最大値も入力最大値かそれに近い値までをとるテーブルを用意する(IN0,IN1)。トナーセーブモード用のLUTは出力データの最大値を例えば7bitとし、出力画像データを低減させることにより、プリントに要するトナー消費量を少なくする(IN2)。また、入力画像が有彩色であった場合には、トナーセーブ後も色味は変えないように出力させるため、輝度信号のみトナーセーブ用のLUT出力を選択し、色相信号は色空間変換部500の出力abを選択する(IN3)。
【0050】
図6に図3の第2トナーセーブ部272の回路構成例を示す。図6に示す第2トナーセーブ部272の回路構成例においては、画像データを主走査方向に1ドットづつ歯抜くことによりトナー消費量を低減させる。PCLKは画像処理部260のシステムクロックを表す。ここで、600はデコーダ、601,602,603,605はF/F(フリップ・フロップ回路)、604はAND(論理積)回路である。
【0051】
第2トナーセーブ部272に入力された像域判定信号及びトナーセーブモード信号はデコーダ600でデコード(復号化)され、トナーセーブON/OFF信号を生成する。またF/F602でPCLK1ドットおきに“H”,“L”のトグル信号を発生し、AND回路604に入力する。第2トナーセーブ部272に入力された画像信号は、F/F601でトナーセーブON/OFF信号及びトグル信号と遅延量を合わせたあと、AND回路でトナーセーブ処理され、F/F605から後段の画像処理ブロックへと出力される。
【0052】
γ補正及び第1トナーセーブ部269は多値の段階でデータ加工を行うため、入力される画像データと後段の画像処理によって、低減されるトナー量が変動するが、階調性を保存しやすい。それに対し、第2トナーセーブ部272を用いた場合は、確実に2画素に1度データ間引きが発生するので、ある程度一定量のトナーが低減できる。
【0053】
(第2の実施形態)
(装置概要)
図7は本発明の第2の実施形態における画像処理装置の一構成例を示す。ここで、200はスキャナ部、300はプリンタ部である。スキャナ200の原稿給送装置(原稿給紙ユニット)250は原稿を最終ページから順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給送し、原稿の読取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、そしてスキャナユニット213の移動を開始させて原稿を露光走査する。このときの原稿からの反射光は、ミラー214,215,216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれる。このように走査された原稿の画像はCCD218によって読み取られる。CCD218から出力される画像データは、後述の図8の画像処理部に転送され、所定の処理が施された後、プリンタ300へ転送される。
【0054】
プリンタ300のレーザドライバ317はレーザ発光部313を駆動するものであり、スキャナ200から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部313に発光させる。このレーザ光は感光ドラム325に照射され、感光ドラム325にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム325の潜像の部分には現像器321によって現像剤が付着される。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット360及び361のいずれかから記録紙を給紙して転写部329へ搬送し、感光ドラム325に付着された現像剤を記録紙に転写する。
【0055】
現像剤の乗った記録紙は定着部335に搬送され、定着部335の熱と圧力により、現像剤は記録紙に定着される。定着部335を通過した記録紙は排出ローラ336によって排出され、ソータ370は排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを行う。なお、ソータ220は仕分けが設定されていない場合は、最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ336のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ336の回転方向を逆転させ、フラッパ337によって再給紙搬送路へ導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出ローラ3368間で搬送しないようにフラッパ337によって再給紙搬送路338へ導く。再給紙搬送路338へ導かれた記録紙は、上述したタイミングで転写部329へ給紙される。
【0056】
(画像処理部)
図8に本実施形態の画像処理部の構成例を示す。ここで、218はCCDイメージセンサ、261は、増幅・サンプリング・AD変換部、262はシェーディング補正部、265はLOG(対数)変換部、267は変倍部、269はγ補正及び第1トナーセーブ部、270はフィルタ部、271は2値変換部、272は第2トナーセーブ部、および373は像域判定部である。また、274はCPU、275はプログラムROMであり、画像処理部の動作を制御するものである。
【0057】
操作パネル(図1の1500)からコピースタートが指示されると、スキャナ読み取り部200が原稿台の走査を開始し、原稿がCCDセンサ218で読みとられる。CCD218の出力は増幅・サンプリング・AD変換部261で増幅およびAD変換され、8ビットの画像データとして出力される。
【0058】
次に、その8ビットの画像データは、シェーディング補正部262で、読みとられた画像の光源の光量ムラ等による読みとり誤差が補正され、さらに。LOG変換部265で輝度濃度変換がされた後、変倍部267及び像域判定部273に出力される。
【0059】
像域判定部273では注目画素及びその周辺画素の入力画像データ値に基づき、注目画素の画像属性を判定し、注目画素が文字領域かどうかを判定する文字信号、中間調領域であるか否かを判定する中間調信号、網点領域であるか否かを判定する網点信号という像域判定信号を出力する。
【0060】
LOG変換部265から出力された画像信号及び像域判定部273から出力された像域判定信号は変倍部267で所定の変倍率に拡大・縮小される。変倍部267から出力された画像データ及び像域判定信号は、γ補正及び第1トナーセーブ部269に入力され、像域判定信号及びCPU274から出力されるトナーセーブモード信号に応じてγ補正される。
【0061】
γ補正及び第1トナーセーブ部269でγ補正された画像信号及び画像データはフィルタ部270に入力され、γ補正及び第1トナーセーブ部269で画像データと等価量遅延された像域判定信号に応じて、エッジ強調やスムージングなどのフィルタ処理される。フィルタ処理された画像信号は、さらに2値変換部271で2値変換され、2bitのデータに変換されたあと、第2トナーセーブ部272において、フィルタ部270及び2値変換部271で画像データと透過量遅延された像域判定信号及び前記トナーセーブモード信号に基づき、トナーセーブ処理されてプリンタ部300へと出力される。
【0062】
リーダ部200から出力された画像データは、プリンタ部300へ入力され、用紙(図示しない)にプリントされる。
【0063】
(トナーセーブ部)
図9にγ補正及び第1トナーセーブ部269の回路構成例を示す。ここで、900はデコーダであり、901,902,903はLUT、904はセレクタである。本実施形態はLUTが3つの構成になっているが、これはいくつでも構わない。901、902のLUT0,1には各像域に対応するLUT(例えば、LUT0が文字用、LUT1が網点及び中間調用)がセットされている。903のLUT2にはトナーセーブ用LUT2がセットされている。
【0064】
γ補正及び第1トナーセーブ部269に入力された像域判定信号及びトナーセーブモード信号は、デコーダ900によりデコードされ、セレクタ904のセレクト信号を生成する。901、902、903の各LUTからの出力はセレクタ904により選択された、像域及びトナーセーブモードに応じた画像信号がセレクタ904から出力される。
【0065】
901、902の通常処理用のLUT0、1は例えば入力画像が8bitであった場合、出力データの最大値も入力最大値かそれに近い値までをとるテーブルを用意する。903のトナーセーブモード用のLUT2は出力データの最大値を例えば7bitとし、出力画像データを低減させることにより、プリントに要するトナー消費量を少なくする。
【0066】
第2トナーセーブ部272の回路構成例は、前述の第1実施形態で説明した図6と同様であるので、その説明は省略する。
【0067】
(像域分離とトナーセーブ処理)
本実施形態における像域判定部273は、注目画素が文字領域、中間調領域、網点領域であるか否かを判定し、その判定結果を出力している。フィルタ処理をかける場合、中間調では階調を滑らかに再現し、文字は細線を鮮やかに再現するように処理した画像が好まれるが、印刷物のような網点の下地中に文字があった場合、あまり細線を強調しすぎると返ってざらつきが目立つ結果になるため、文字と中間調の間のようなフィルタ処理をかける。
【0068】
本発明では、上記の像域判定結果をトナーセーブ処理にも適用することで、単に画像のエッジ部であるかないかを判定し、適応的に処理を変えるよりも、より好ましいトナーセーブ処理した出力画像を得ることが実現できる。また、トナーセーブ処理に像域判定結果を用いることでトナーセーブ部中にエッジ判定回路などが不要になる。
【0069】
以下の表3に本実施形態における各像域毎のトナーセーブモード処理方法を示す。ここで、トナーセーブ処理1はγ補正及び第1トナーセーブ部269によるトナーセーブ処理を示し、トナーセーブ処理2は第2トナーセーブ部272によるトナーセーブ処理を示す。
【0070】
【表3】
Figure 2004157190
【0071】
注目画素が中間調であるときは、階調性再現重視のため、トナーセーブ処理1を用いたトナーセーブを実施するが、文字部については階調性はそれほど重要でないので、トナーセーブ処理2を用いて、確実にトナー消費量を低減させる。また、注目画素が網点である場合は、トナーセーブ2を用いて、文字と網点が判別できる程度のトナーセーブを実施する。それ以外の領域は文字であるか否かに関わらず、一定量のトナーをセーブする。
【0072】
このように、本発明では、複数の像域判定信号を用いて画質を補償しつつトナーセーブ処理を行うことができる。なお、各像域におけるトナーセーブモードの設定は、本実施形態の場合に限定されるものではなく、使用するリーダ、プリンタの特性に応じて最適なものに設定して構わない。また、像域判定信号も、さらに細かい判定処理された信号を用いても構わない。
【0073】
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を詳述したが、上述した本発明の各実施形態では、デジタル複写機における例を説明したが、本発明はデジタル複写機に限らず、レーザービームプリンタやFAX(ファクシミリ装置)及びその他の画像処理装置において適用しても構わない。また、ネットワーク等に接続される画像処理システムに適用するものである。
【0074】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0075】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラム(本実施形態では、図4に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータがその供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
【0076】
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、そのコンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0077】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OS(オペレーティングシステム)に供給するスクリップトデータ等、プログラムの形態を問わない。
【0078】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカード)、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などがある。
【0079】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのプラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、このホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルをユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
【0080】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて本発明を実現することも可能である。
【0081】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した本発明の実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した本発明の実施形態の機能が実現され得る。
【0082】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した本発明の実施形態の機能が実現される。
【0083】
(第1の実施態様)
本発明の第1の実施態様として、原稿を走査して読取る画像読取り手段と、該画像読取り手段で読みとられた画像をデジタルデータに変換し画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段により処理された画像データを保持するための記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記画像データを記録媒体上に出力する出力手段とを有する画像処理装置であって、前記画像処理手段は、入力画像を複数の像域に判定して複数の像域判定信号を出力する像域判定処理手段と、前記像域判定処理手段から出力された複数の像域判定信号を受け取り、各像域に応じて異なるトナーセーブ処理を行うトナーセーブ手段とを有する。
【0084】
(第2の実施態様)
本発明の第2の実施態様として、前記像域判定処理手段は、前記像域判定信号として、注目画素が文字か否かを検出する文字判定信号と、注目画素が網点領域に属するか否かを判定する網点判定信号と、注目画素が中間調領域に属するか否かを判定する中間調判定信号とを出力する。
【0085】
(第3の実施態様)
本発明の第3の実施態様として、原稿を走査して読取る画像読取り手段と、該画像読取り手段で読みとられた画像をデジタルデータに変換し画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段により処理された画像データを保持するための記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記画像データを記録媒体上に出力する出力手段とを有する画像処理装置であって、前記画像処理手段は、入力画像を複数の像域に判定して複数の像域判定信号を出力し、該複数の領域判定信号の少なくとも1つは入力画像の注目画素が有彩色か無彩色かであることを判定する色判定信号である像域判定処理手段と、前記像域判定処理手段から出力された複数の像域判定信号を受け取り、該像域判定信号に応じて異なるトナーセーブ処理を行い、該複数の像域判定信号の1つである前記色判定信号が有彩色であるとの判定結果を示す場合には、色相を保存したトナーセーブ処理を行うトナーセーブ手段とを有する。
【0086】
(第4の実施態様)
本発明の第4の実施態様として、原稿を走査して読取る画像読取り手段と、該画像読取り手段で読みとられた画像をデジタルデータに変換し画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段により処理された画像データを保持するための記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記画像データを記録媒体上に出力する出力手段とを有する画像処理装置であって、前記画像処理手段は、入力画像を複数の像域に判定して複数の像域判定信号を出力する像域判定処理手段と、前記像域判定処理手段から出力された複数の像域判定信号を受け取り、該像域判定信号に応じて異なるトナーセーブ処理を行うトナーセーブ手段と、複数のテストプリントモード中でユーザが任意のテストプリントモードを設定可能なテストプリントモード設定手段と、前記テストプリントモード設定手段で設定されたテストプリントモードに応じて、前記トナーセーブ手段で実施するトナーセーブ処理を切り替えるトナーセーブ処理切替手段とを有する。
【0087】
(第5の実施態様)
本発明の第5の実施態様として、原稿を走査して読取る画像読取り手段と、該画像読取り手段で読みとられた画像をデジタルデータに変換し画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段により処理された画像データを保持するための記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記画像データを記録媒体上に出力する出力手段とを有する画像処理装置であって、前記画像処理手段は、入力画像を複数の像域に判定して複数の像域判定信号を出力し、該複数の領域判定信号の少なくとも1つは入力画像の注目画素が有彩色か無彩色かであることを判定する色判定信号である像域判定処理手段と、前記像域判定処理手段から出力された複数の像域判定信号を受け取り、該像域判定信号に応じて異なるトナーセーブ処理を行い、該複数の像域判定信号の1つである前記色判定信号が有彩色であるとの判定結果を示す場合には、色相を保存したトナーセーブ処理を行うトナーセーブ手段と、複数のテストプリントモード中でユーザが任意のテストプリントモードを設定可能なテストプリントモード設定手段と、前記テストプリントモード設定手段で設定されたテストプリントモードに応じて、前記トナーセーブ手段で実施するトナーセーブ処理を切り替えるトナーセーブ処理切替手段とを有する。
【0088】
(第6の実施態様)
本発明の第6の実施態様として、前記像域判定処理手段は、前記像域判定信号として、前記色判定信号の他に、注目画素が文字か否かを検出する文字判定信号、注目画素が網点領域に属するか否かを判定する網点判定信号、注目画素が中間調領域に属するか否かを判定する中間調判定信号を出力する。
【0089】
(第7の実施態様)
本発明の第7の実施態様として、前記テストプリントモードは、注目画素が有彩色である場合には色相を保存してトナーセーブ処理をする第1のテストプリントモードと、注目画素が有彩色であっても、無彩色と同様なトナーセーブ処理を実行する第2のテストプリントモードとを含む。
【0090】
(第8の実施態様)
本発明の第8の実施態様として、画像処理の適応処理に用いる前記像域判定信号をトナーセーブモードの切り替え信号に兼用する。
【0091】
(第9の実施態様)
本発明の第9の実施態様として、画像処理方法において、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理方法であって、入力画像を複数の像域に判定し、該像域判定結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う。
【0092】
(第10の実施態様)
本発明の第10の実施態様として、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理方法において、入力画像を複数の像域に判定し、前記像域判定結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う際に、前記入力画像の注目画素が有彩色であると判定された場合には、色相を保存してトナーセーブ処理を行う。
【0093】
(第11の実施態様)
本発明の第11の実施態様として、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理方法において、入力画像を複数の像域に判定し、前記像域判定の結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う際に、ユーザーが任意に設定可能な複数のテストプリントモードに応じて、実施するトナーセーブ処理を切り替える。
【0094】
(第12の実施態様)
本発明の第12実施態様として、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理方法において、入力画像を複数の像域に判定し、前記像域判定結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う際に、前記入力画像の注目画素が有彩色であると判定された場合には、色相を保存してトナーセーブ処理を行い、ユーザーが任意に設定可能な複数のテストプリントモードに応じて、実施するトナーセーブ処理を切り替える。
【0095】
(第13の実施態様)
本発明の第13の実施態様として、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理方法において、入力画像を複数の像域に判定し、該像域判定結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う。
【0096】
(第14の実施態様)
本発明の第14の実施態様として、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理装置の画像処理制御を行うための制御プログラムを記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記制御プログラムは、入力画像を複数の像域に判定する第1のステップと、前記第1のステップでの像域判定結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う第2のステップとをコンピュータに実行させる。
【0097】
(第15の実施態様)
本発明の第15の実施態様として、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理装置の画像処理制御を行うための制御プログラムを記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記制御プログラムは、入力画像を複数の像域に判定する第1のステップと、前記第1のステップでの像域判定結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う際に、前記入力画像の注目画素が有彩色であると判定された場合には、色相を保存してトナーセーブ処理を行う第2のステップとをコンピュータに実行させる。
【0098】
(第16の実施態様)
本発明の第16の実施態様として、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理装置の画像処理制御を行うための制御プログラムを記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記制御プログラムは、入力画像を複数の像域に判定する第1のステップと、前記第1のステップでの像域判定の結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う際に、ユーザーが任意に設定可能な複数のテストプリントモードに応じて、実施するトナーセーブ処理を切り替える第2のステップとをコンピュータに実行させる。
【0099】
(第17の実施態様)
本発明の第17の実施態様として、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理装置の画像処理制御を行うための制御プログラムを記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記制御プログラムは、入力画像を複数の像域に判定する第1のステップと、前記第1のステップでの像域判定結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う際に、前記入力画像の注目画素が有彩色であると判定された場合には、色相を保存してトナーセーブ処理を行い、ユーザーが任意に設定可能な複数のテストプリントモードに応じて、実施するトナーセーブ処理を切り替える第2のステップとをコンピュータに実行させる。
【0100】
(第18の実施態様)
本発明の第18の実施態様として、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理制御をコンピュータにより行わせるためのプログラムであって、入力画像を複数の像域に判定する第1のステップと、前記第1のステップでの像域判定結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う第2のステップとをコンピュータに実行させる。
【0101】
(第19の実施態様)
本発明の第19の実施態様として、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理制御をコンピュータにより行わせるためのプログラムであって、入力画像を複数の像域に判定する第1のステップと、前記第1のステップでの像域判定結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う際に、前記入力画像の注目画素が有彩色であると判定された場合には、色相を保存してトナーセーブ処理を行う第2のステップとをコンピュータに実行させる。
【0102】
(第20の実施態様)
本発明の第20の実施態様として、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理制御をコンピュータにより行わせるためのプログラムであって、入力画像を複数の像域に判定する第1のステップと、前記第1のステップでの像域判定の結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う際に、ユーザーが任意に設定可能な複数のテストプリントモードに応じて、実施するトナーセーブ処理を切り替える第2のステップとをコンピュータに実行させる。
【0103】
(第21の実施態様)
本発明の第21の実施態様として、原稿を走査して、読みとられた画像をデジタルデータに変換して画像処理を行い、画像処理された画像データを記憶した後、記憶された画像データを記録媒体上に出力する画像処理制御をコンピュータにより行わせるためのプログラムであって、入力画像を複数の像域に判定する第1のステップと、前記第1のステップでの像域判定結果に応じて異なるトナーセーブ処理を行う際に、前記入力画像の注目画素が有彩色であると判定された場合には、色相を保存してトナーセーブ処理を行い、ユーザーが任意に設定可能な複数のテストプリントモードに応じて、実施するトナーセーブ処理を切り替える第2のステップとをコンピュータに実行させる。
【0104】
本発明の実施態様によれば、画像処理の適応処理に用いる像域判定信号をトナーセーブモードの切り替え信号に兼用することで、簡易で高機能なトナーセーブ処理を実現することができる効果が得られる。
【0105】
また、本発明の実施態様によれば、出力された複数の像域判定信号を受け取り、各像域判定信号に応じて各像域に応じて異なるトナーセーブ処理を行うようにしたので、入力画像の画質劣化の少ないトナーセーブ処理が実施できる効果が得られる。また、本発明の第2の形態によれば、画像処理の適応処理に用いる像域判定信号をトナーセーブモードの切り替え信号に兼用することで、簡易で高機能なトナーセーブ処理を実現することができる。
【0106】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の像域判定信号の少なくとも1つは、入力画像が有彩色か無彩色かであることを判定する判定信号を含み、出力された複数の像域判定信号の1つが有彩色であるとの判定結果を示す判定信号の場合には、各像域に応じて異なるトナーセーブ処理を行う際に、色相を保存したトナーセーブ処理を行い、また、ユーザーが任意に設定可能な複数のテストプリントモードの中で設定されたテストプリントモードに応じて、実施するトナーセーブ処理を切り替えるようにしたので、ユーザーの要望に応じた好適なトナーセーブ処理が実施できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における画像処理システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるリーダー部及びプリンタ部の装置内部の外観構成を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における画像処理ブロックの構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるプリントモード設定処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるγ補正及び第1トナーセーブ部の回路構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施形態における第2トナーセーブ部の回路構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施形態におけるリーダー部及びプリンタ部の装置内部の外観構成例を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における画像処理ブロックの構成例を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施形態におけるγ補正及び第1トナーセーブ部の回路構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
200 リーダー部(画像入力装置)
210 スキャナユニット
211 プラテンガラス
212 ランプ
213 光学ユニット(スキャナユニット)
214、215、216 ミラー
217 レンズ
218 CCDイメージセンサ(以下、CCDという)
250 原稿給紙ユニット(DFユニット、原稿給送装置)
260 リーダー画像処理回路部(リーダー画像処理部)
261 増幅・サンプリング・AD変換部(Am & S/H & A/D)
262 シェーディング補正部(シェーディング部)
263 つなぎ補正及びMTF補正部(つなぎ&MTF補正部)
264 入力マスキング部
265 LOG(対数)変換部
266 色空間圧縮部
267 変倍部
268 UCR及び出力マスキング部(UCR&出力マスキング部)
269 γ補正及び第1トナーセーブ部(γ補正&トナーセーブ1部)
270 フィルタ部
271 2値変換部
272 第2トナーセーブ部(トナーセーブ2部)
273 像域判定部
274 CPU
275 プログラムROM
300 プリンタ部(画像出力装置)
310 マーキングユニット
313、314、315、316 レーザ発光部
317 レーザードライバ
321、322、323、324 現像器
325、326、327、328 感光ドラム
329 転写部
333 レジストローラ
334 転写ベルト
335 定着部
336 排出ローラ
337 フラッパ
338 再給紙搬送路
340、341、342、343、344、345 ミラー
346、347、348、349、350、351 ミラー
352 プリンタ画像処理回路部(プリンタ画像処理部)
360、361 用紙カセット
362 手差しトレイ
370 排紙ユニット(ソータ)
400 ネットワーク
401,402 ホストコンピュータ
500、506 色空間変換部
501 デコーダ
502,503、504 LUT
505 4to1セレクタ
600 デコーダ
601,602,603,605 F/F
604 AND回路
500、506 色空間変換部
900 デコーダ
901,902、903 LUT
904 3to1セレクタ
1100 制御装置(コントローラ部)
1500 操作部

Claims (1)

  1. 原稿を走査して読取る画像読取り手段と、該画像読取り手段で読みとられた画像をデジタルデータに変換し画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段により処理された画像データを保持するための記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記画像データを記録媒体上に出力する出力手段とを有する画像処理装置であって、
    前記画像処理手段は、
    入力画像を複数の像域に判定して複数の像域判定信号を出力する像域判定処理手段と、
    前記像域判定処理手段から出力された複数の像域判定信号を受け取り、各像域に応じて異なるトナーセーブ処理を行うトナーセーブ手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
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