JP2009225270A - 画像処理装置、画像処理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの多種多様な機能要求に対して低コストで達成できるようにする。
【解決手段】第1の画像処理ブロック16は、読取り装置1から画像データを受け取ると各種画像処理を行って、CPU3の指示により第2の画像処理ブロック17に切り替える。第1の画像処理ブロック16で処理された画像データを第2の画像処理ブロック17へ出力されると、各種画像処理が行われ、CPU3を介してメモリ4に出力される。このように、読取り装置1で読み取った画像データに対して、画像データ処理装置2内の第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17の両方で処理されて、メモリ4に送出することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、画像処理装置、画像処理方法、プログラムに関し、画像読取り手段で読み取った画像データを画像データ処理手段による複数の画像処理ブロックと記憶手段との間で処理を行う画像処理装置、画像処理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
近年、CCD光電変換素子からなるラインセンサを用いた読み取り装置や、レーザー照射によるトナー書き込み装置の発展により、アナログ複写機からデジタル化された画像データにてコピーを作成するデジタル複写機が登場している。このデジタル複写機となってからは、デジタル画像データを扱う他の装置との親和性が高まり、複写機としての機能だけでなく、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能などいろいろな機能と複合することにより、デジタル複合機(以下、MFPともいう)と呼ばれるようになってきている。
また、HDDドライブ等メモリの大容量化、低コスト化、ネットワーク等通信技術の高速化、CPUの処理能力の向上、デジタル画像データに関連する技術(圧縮技術等)等々、MFPに関連する技術の進化に伴い、MFPに搭載される機能も多種・多様化してきている。さらに、MFPの使われ方も多種・多様化してきている。例えば、小型MFPは、パーソナルコンピュータ(PC)の横にペアで設置され、操作者が手軽に複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナの機能を使用することができる。また、中型のMFPは、部署や課単位の複数名で共有され、ある程度の生産性やソート・パンチ・ステープル等の機能が使用できる。さらに、大型のMFPは、企業の中で複写関連業務を集中して行う部署、もしくは複写関連業務そのものを生業とする会社では、高生産性・高品位で多機能ものが使用されている。
このように、小型〜大型まで多様化してきているMFPであるが、各クラスにわたって共有できる機能も存在し、クラスごとに固有となる要求の強い機能も存在する。例えば、大型MFPでは、パンチ・ステープル・紙折り等、プロット後の紙に対する後加工や、複写業務と同時に電子ファイリング化すること等が求められ、小型MFPではインターネットFAXやPC−FAX等の充実、あるいはパーソナルな使用目的として、専用紙に対する高品位画像印刷等が求められている。
このように、多種多様化してきているMFP市場に対して、これまでは各クラスに必要な機能をセットにしたシステムを構築し、提供している。そして、ビジネスにおける情報価値の重要性は既に認知されており、情報を早く、正確かつ確実に伝えるだけでなく、分かりやすく、効果的に伝えることも要求されている。さらに、通信技術の高速化や普及化、メモリの大容量化、低コスト化、小型化、あるいはPCの高性能化に伴い、デジタルデータを利用した情報を効率的にあつかう新しい機能が提供されてきている。特に、デジタルデータの一部であるデジタル画像データを扱うMFPには、次々と新機能の提供や機能融合が図られてきている。
例えば、特許文献1では、より広範囲な変倍率の変倍に対応することによって多様な合成ができ、しかも、メモリの記憶容量による読み込み可能な画像領域の制限を緩和する画像処理装置が提案されている。
また、特許文献2では、画像処理装置がフルサイズのページメモリを搭載していない場合であっても、画像劣化が少なく、高速での画像出力処理を実現することができる画像処理装置が提案されている。
特開2000−165655号公報 特開平7−78245号公報
しかしながら、このように機能が多種多様化したMFP、特に小型MFPにあっては、PCの横にペアで設置され、操作者が手軽に複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナの機能を使用できることから、SOHO等の小オフィスだけに留まらず、一般家庭のユーザや中型/大型オフィスなど多岐に渡るユーザに対して普及している。このため、各種ユーザが小型MFPに求める機能要求が多種多様化し、次々と提供される新機能提供ともに複雑化し、これら全てを包含する機能達成しながら、小型MFPの最大の特徴である低コスト化を両立させながら行うことは、大変困難になってきつつあるという問題があった。
例えば、上記特許文献1にあっては、メモリの容量によって読み込み可能な画像サイズに制限を受けることを緩和する方法として、使用可能なメモリ容量やメモリを使用する回転処理の有無に応じて変倍処理の方法を切り替えて画像処理を行っているが、画像処理の性質に対応して画像処理に対する制約を緩和するものではなく、常に状況に適した解決手段になっていないという問題があった。
また、上記特許文献2にあっては、フルサイズのページメモリを搭載していなくても、ページメモリと画像登録用メモリの使い方を入力し、処理すべき画像データの容量に応じて自動的に切り替えて画像処理を行っているが、この場合も同様に画像処理の性質に対応して画像処理に関する課題を解決するものではなく、常に状況に適した解決手段になっていないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの多種多様な機能要求に対して低コストで達成することができる画像処理装置、画像処理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、原稿を読み取り電子化した画像データを得る画像読取り手段と、画像データを記憶する記憶手段と、前記画像読取り手段、あるいは前記記憶手段からの画像データを処理する画像データ処理手段と、前記各手段を制御すると共に、前記各手段間の接続制御を行う制御手段と、を備え、前記画像データ処理手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを処理する第1の画像処理ブロックと、前記記憶手段あるいは前記第1の画像処理ブロックから受け取った画像データを処理する第2の画像処理ブロックとを有し、前記制御手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを前記第1の画像処理ブロックおよび前記第2の画像処理ブロックの両方で処理を行って前記記憶手段に送出するルートと、前記第1の画像処理ブロックで処理した画像データを前記記憶手段に記憶させ、該記憶手段から読み出した画像データを前記第2の画像処理ブロックで処理して前記憶手段に送出するルートとを選択可能とし、前記第1の画像処理ブロックの処理結果に応じて前記第2の画像処理ブロックで行う処理を切り替えたり、前記第2の画像処理ブロックで行う処理内容に応じて前記第2の画像処理ブロックへの入力画像を前記第1の画像処理ブロックか前記記憶手段からかを切り替えたりすることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記第1の画像処理ブロックと前記第2の画像処理ブロックとを直列に接続し、出力先に応じた全画像処理を前記第1の画像処理ブロックと前記第2の画像処理ブロックとで完了させることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを前記第1の画像処理ブロックで処理して前記記憶手段に記憶させ、該記憶手段から読み出した画像データを前記第2の画像処理ブロックで処理して前記憶手段に送出するルートを選択した際に、前記画像読取り手段からの画像データの入力速度が前記第2の画像処理ブロックでの画像データの処理速度を上回っている場合は、前記第1の画像処理ブロックでの処理終了後に前記記憶手段に画像データを待避させ、前記第2の画像処理ブロックが処理可能な速度で前記記憶手段から画像データを随時読み出して画像処理を行うことにより、前記画像読取り手段と前記第1の画像処理ブロックと前記第2の画像処理ブロックとの処理速度差を吸収させることを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを前記第1の画像処理ブロックで処理して前記記憶手段に記憶させ、該記憶手段から読み出した画像データを前記第2の画像処理ブロックで処理して前記憶手段に送出するルートを選択した際に、前記第2の画像処理ブロックが前記第1の画像処理ブロックでの1ページ分の処理結果に伴って画像処理パラメータを決定して画像処理を行う場合は、前記第1の画像処理ブロックでの処理終了後に前記記憶手段に画像データを待避させ、前記第2の画像処理ブロックが前記第1の画像処理ブロックでの1ページ分の画像処理の完了を待って、前記第2の画像処理ブロックが前記記憶手段から画像データを随時読み出して画像処理を行うことにより、ページ毎に異なる画像処理パラメータを用いて前記第2の画像処理ブロックで画像処理することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項3または4に記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記第2の画像処理ブロックが前記記憶手段から画像データを読み出す際の読み出し開始アドレスと転送データサイズとを、前記第1の画像処理ブロックから前記記憶手段に画像データを書き込むのと並行して、前記第1の画像処理ブロックから前記第2の画像処理ブロックに自動的に設定することを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、外部機器との間で画像データを送受信する外部インタフェース手段をさらに備え、前記制御手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを前記第1の画像処理ブロックで処理して前記記憶手段に記憶させ、該記憶手段から読み出した画像データを前記第2の画像処理ブロックで処理して前記憶手段に送出するルートを選択した際に、前記第1の画像処理ブロックが前記画像読取り手段から入力される画像データを処理して前記記憶手段に送出する最中に、前記第2の画像処理ブロックは前記外部インタフェース手段を介して外部機器からの画像データを随時読み出して画像処理を行うことを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、外部機器からプリンタスクリプトデータを受信する外部インタフェース手段と、前記外部インタフェース手段を介して入力されたプリンタスクリプトデータに基づいて前記制御手段で描画処理を行う描画処理手段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを前記第1の画像処理ブロックで処理して前記記憶手段に記憶させ、該記憶手段から読み出した画像データを前記第2の画像処理ブロックで処理して前記憶手段に送出するルートを選択した際に、前記第1の画像処理ブロックが前記画像読取り手段から入力される画像データを処理して前記記憶手段に送出する最中に、前記第2の画像処理ブロックは前記外部インタフェース手段を介して外部機器から入力されるプリンタスクリプトデータを前記描画処理手段で描画した画像データを用いて画像処理を行うことを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項6または7に記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを前記第1の画像処理ブロックで処理して前記記憶手段に送出する際に、画像データと併せて前記第2の画像処理ブロックで使用する画像処理パラメータを退避させ、前記第2の画像処理ブロックが前記外部インタフェース手段を介して入力されるデータに対して画像処理を終了した後、前記退避させた画像処理パラメータを前記第2の画像処理ブロックに設定し、前記退避させた画像データに対して画像処理を再開することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項9にかかる発明は、原稿を読み取り電子化した画像データを得る画像読取りステップと、少なくとも前記画像読取りステップで読み取った画像データを処理する画像データ処理ステップと、前記画像データ処理ステップで処理された画像データを記憶する記憶ステップと、前記各ステップを制御する制御ステップと、を含み、前記画像データ処理ステップは、前記画像読取りステップで読み取られた画像データを処理する第1の処理ステップと、前記記憶ステップあるいは前記第1の処理ステップで処理された画像データを処理する第2の処理ステップとを含み、前記制御ステップは、前記画像読取りステップで読み取った画像データを前記第1の処理ステップおよび前記第2の処理ステップの両方で処理を行って前記記憶ステップで記憶する手順と、前記第1の処理ステップで処理した画像データを前記記憶ステップで記憶させ、該記憶させた画像データを前記第2の処理ステップで処理して再度前記憶ステップで記憶させる手順とを選択可能にし、前記第1の処理ステップの処理結果に応じて前記第2の処理ステップで行う処理を切り替えたり、前記第2の処理ステップで行う処理内容に応じて前記第2の処理ステップで処理する画像データを前記第1の処理ステップによるものか前記記憶ステップによるものかを切り替えたりすることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項10かかる発明は、請求項9に記載の画像処理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータが実行するためのプログラムである。
本発明によれば、画像読取り手段により読み取った画像データと、記憶手段が記憶する画像データとを、画像データ処理手段によって画像処理を行い、制御手段により各手段を制御と各手段間の接続制御を行う。画像データ処理手段は、画像読取り手段から受け取った画像データを処理する第1の画像処理ブロックと、記憶手段あるいは第1の画像処理ブロックから受け取った画像データを処理する第2の画像処理ブロックとを備えている。制御手段は、画像読取り手段から受け取った画像データを第1の画像処理ブロックおよび第2の画像処理ブロックの両方で処理を行って記憶手段に送出するルートと、第1の画像処理ブロックで処理した画像データを記憶手段に一旦記憶させ、記憶手段から読み出した画像データを第2の画像処理ブロックで処理して再び憶手段に送出するルートとを選択可能とし、第1の画像処理ブロックの処理結果に応じて第2の画像処理ブロックで行う処理を切り替えたり、第2の画像処理ブロックで行う処理内容に応じて第2の画像処理ブロックへ入力する画像を第1の画像処理ブロックからの画像とするか、あるいは記憶手段からの画像とするかを切り替えたりする。このように、構築する画像処理装置の要件(画像処理の種類、読取り装置の速度、メモリ容量等)に応じて画像処理のルートや記憶手段との接続パターンを柔軟に切り替えることができるため、ユーザの多種多様な機能要求に対して低コストで達成することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置、画像処理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。第1の実施の形態は、画像処理装置として、複写機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリンタ機能、および入力画像(読み取り原稿画像やプリンタ或いはFAX機能により入力された画像)を配信する機能、を複合したいわゆる複合機であるデジタルカラー複合機(MFP:Multi Function Peripheral)を適用した例を示す。
図1および図2は、第1の実施の形態にかかるデジタルカラー複合機のシステム構成を示すブロック図であり、図3は、図1および図2の第1の画像処理ブロックの一構成例を示すブロック図であり、図4は、図1および図2の第2の画像処理ブロックの一構成例を示すブロック図である。図1および図2に示すデジタルカラー複合機20は、画像読取り手段としての読取り装置1、画像データ処理手段としての画像データ処理装置2、第1の画像処理ブロック16、第2の画像処理ブロック17、制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)3、記憶手段としてのメモリ4、書込みI/F装置5、書込み装置6、ユーザインタフェース装置である操作表示装置7、インタフェース装置である回線I/F装置8、外部インタフェース手段としての外部I/F装置9、S.B.(South Bridge)10、ROM(Read Only Memory)11、SDカード15などが挿入可能なスロットなどを備えている。また、デジタルカラー複合機20と接続される外部機器としては、電話回線を介して接続されたファクシミリ装置(FAX)12、ネットワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ(PC)13やデジタルカラー複合機(MFP)14などがある。
読取装置1は、CCD光電変換素子からなるラインセンサとA/Dコンバータとそれらの駆動回路を具備し、セットされた原稿をスキャンすることで得る原稿の濃淡情報から、RGB各8ビットのデジタル画像データを生成し出力する。
画像データ処理装置2は、読取り装置1から出力されたデジタル画像データに対して各種画像処理を施すものである。本発明の特徴的は、この画像データ処理装置2が第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17とに分けられ、CPU3によって第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17の接続状態を切り替えることによって、処理ルートを様々に変更できる点にある。画像データ処理装置2の詳細説明については後述する。
CPU3は、デジタルカラー複合機20全体の制御を司るマイクロプロセッサである。また、ここでは、近年普及してきたCPUコア単体に+αの機能を追加したインテグレーテッドCPUを使用している。インテグレーテッドCPUとしては、例えば、PMC社のRM1100を採用している。このRM1100は、クロスバースイッチを使って複数のPCI−ExpressバスやDIMMメモリバスを接続するバス制御機能がインテグレート(+α)されている。
メモリ4は、CPU3に接続された各装置間でデータをやり取りする際の処理上の速度差を吸収するため、一時的なデータ記憶を行う揮発性メモリである。また、メモリ4は、CPU3がデジタルカラー複合機20の制御を行う際に、プログラムや中間処理データを一時的に記憶する。CPU3は、高速処理が求められるため、通常起動時にROM11に記憶されたブートプログラムにてシステムを起動し、その後は高速にアクセス可能なメモリ4に展開されたプログラムによって処理を行う。また、CPU3は、メモリ4内に記憶された画像データを自由に読み書きすることができる。本実施の形態では、規格化されパーソナルコンピュータに普及しているDIMMを使用している。
書込みI/F装置5は、CPU(PCI−Expressのバス制御機能を含む)3経由で送られてくるCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の画像データを受け取ると、プロッタ装置である書込み装置6の専用I/Fに出力するバスブリッジ処理を行う。
書込み装置6は、CMYKの画像データを受け取ると、レーザビームを用いた電子写真プロセスを使って転写紙に受け取った画像データを印刷出力する。
操作表示装置7は、本デジタルカラー複合機20とユーザとのインタフェース部分であり、LCD装置(液晶表示装置)とスイッチ装置などから構成されている。デジタルカラー複合機20の各種状態や操作方法をLCDに表示し、ユーザからのキースイッチ入力を検知する。本実施の形態では、PCI−Expressバスを介してCPU3と接続されている。
回線I/F装置8は、PCI−Expressバスと電話回線とを接続する装置である。この装置により本デジタルカラー複合機20は、電話回線を介してファクシミリ装置12との間で各種データのやり取りを行うことが可能になる。
外部I/F装置9は、PCI−Expressバスと外部装置を接続する装置である。この装置により本デジタルカラー複合機20は、PC13やMFP14と各種データのやり取りを行うことが可能になる。本実施の形態では、その接続I/Fとしてネットワーク(イーサネット:登録商標)、および外部メディアI/F(SDカードスロット等)を使用している。すなわち、本デジタルカラー複合機20は、外部I/F装置9を介してPC13、MFP14、あるいはSDカード15等に接続されている。
S.B.10は、パーソナルコンピュータに使用されるチップセットの一つであり、South Bridgeと呼ばれる汎用の電子デバイスである。主に、PCI−ExpressとISAブリッジとを含むCPUシステムを構築する際によく使用されるバスのブリッジ機能を汎用回路化したものであり、本実施の形態においてはROM11との間をブリッジしている。
ROM11は、CPU3がデジタルカラー複合機20の制御を行う際の各種プログラム(含むブート)を格納するメモリである。
外部機器としてのFAX12は、通常のファクシミリ装置であり、電話回線を介して本デジタルカラー複合機20と画像データの授受を行う。
外部機器としてのPC13は、パーソナルコンピュータであり、このパーソナルコンピュータにインストールされたアプリケーションソフトやドライバを介して、ユーザは本デジタルカラー複合機20に対して各種制御、画像データの入出力やその制御等を行う。
外部機器としてのMFP14は、ネットワーク上に存在する他のデジタルカラー複合機である。
外部メディアI/Fは、画像データを含む各種電子データが記録された外部メディアとしてのコンパクトフラッシュ(登録商標)カードやSDカード15等をユーザがスロットに挿入することにより、本デジタルカラー複合機20に対して画像データの入出力を行うことができる。
次に、第1の実施の形態にかかるデジタルカラー複合機20の特徴的な構成について詳述する。まず、図1および図2に示すように、画像データ処理装置2の内部は、第1の画像処理ブロック16と第2画像処理ブロック17で構成されている。
まず、第1の画像処理ブロック16は、読取り装置1から専用I/Fを介してRGB(レッド、グリーン、ブルー)の画像データを受け取ると、各種画像処理を行って出力する。その時の出力先は、CPU3の指示により、第2の画像処理ブロック17かCPU(PCI−Expressのバス制御機能を含む)3の何れかに切り替えることができる。
第1の画像処理ブロック16から第2の画像処理ブロック17へ出力される場合は(図1参照)、装置内部の専用I/Fを介して送信され、CPU3へ出力される場合は(図
2参照)、PCI−Expressバス経由でメモリ4に送信される。
第2の画像処理ブロック17は、前述した装置内部の専用I/Fを介した第1の画像処理ブロック16、もしくはCPU3を介してメモリ4からRGB画像データを受け取り、各種画像処理を行って出力する。第1の画像処理ブロック16およびCPU3のどちらから画像データを受け取るかの選択は、CPU3からの指示に従う。また、第2の画像処理ブロック17における画像処理後の出力先については、何れもCPU3を介してメモリ4に出力される(図1および図2参照)。
このように、本発明の特徴は、読取り装置1で読み取った画像データに対して、画像データ処理装置2内の第1の画像処理ブロック16および第2の画像処理ブロック17の両方で処理した画像データをメモリ4に送出するルート(図1のルート参照)と、第1の画像処理ブロック16で処理した画像データを一旦メモリ4に送出すると共に、メモリ4から受け取った画像データを第2の画像処理ブロック17で処理してメモリ4に送出するルート(図2のルート参照)とをCPU3により選択可能としている。
また、これにより第1の画像処理ブロック16の処理結果に応じて第2の画像処理ブロック17で行う処理内容を切り替えることが可能になる。また、第2の画像処理ブロック17で行う処理内容に応じて、第2の画像処理ブロック17が受ける取る画像データを第1の画像処理ブロック17からとするか、メモリ4からとするかを切り替えることが可能になる。
次に、デジタルカラー複合機(MFP)20の代表的な動作であるコピー動作を使い、第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17とを用いて行う画像処理について説明する。
〔コピー動作〕
まず、ユーザは、原稿を図1の読取り装置1にセットし、所望するコピーモードの設定とコピー開始入力とを操作表示装置7から行う。
操作表示装置7は、ユーザから入力された情報を機器内部の制御コマンドデータに変換して発行する。発行された制御コマンドデータは、PCI−Expressバスを介してCPU3に通知される。CPU3は、コピー開始の制御コマンドデータに従って、コピー動作プロセスのプログラムを実行し、コピー動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下、動作プロセスを順に説明する。
原稿画像を画像読取り装置1でスキャンして得られたRGB各8ビットのデジタル画像データは、画像データ処理装置2に送られる。画像データ処理装置2では、第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17とにより画像処理が行われる。
第1の画像処理ブロック16は、図3に示すように、シェーディング処理部31、カラー判定処理部32、および像域分離処理部33などにより構成されている。
シェーディング処理部31は、読取り装置1から受け取った画像データに対して走査ライン毎の照明ムラやCCD(Charge Coupled Device)などの光電変換素子の画素毎の感度ムラ等に起因するバラツキを補正して次段へ出力するものである。
カラー判定処理部32は、シェーディング処理部31からシェーディング補正された画像データを受け取ると、原稿の持つカラー情報からその原稿がカラー/モノクロのどちらであるかの判定を行うものである。その判定の結果は、1頁分の読み取りが終了することによって確定する。
像域分離処理部33は、シェーディング処理部31からシェーディング補正された画像データを受け取ると、原稿の持つ特徴的なエリアの抽出を行うものである。例えば、一般的な印刷によって形成されている網点部の抽出、文字などのエッジ部の抽出、その画像データの有彩/無彩の判定、背景画像が白であるか否かの白背景の判定などがある。その判定結果は、画素毎に特徴データとして出力される。
従って、第1の画像処理ブロック16からは、シェーディング処理部31によりシェーディング補正された画像データと、像域分離処理部33から出力される特徴データの2つが次段に出力されることになる。
続いて、図1に示すルートの場合、第1の画像処理ブロック16から出力された画像データと特徴データは、第2の画像処理ブロック17に送信される。
第2の画像処理ブロック17は、図4に示すように、自動濃度調整処理部41、フィルタ処理部42、色補正処理部43、変倍処理部44、階調処理部45、および編集処理部46などにより構成されている。
自動濃度調整処理部41は、ユーザの設定によって処理の有効/無効が切り替わるものである。処理が有効な場合は、受け取った画像データから原稿内の濃度の変動範囲を自動的に検出して、再現する濃度範囲を調整して出力する。例えば、新聞原稿のように地肌領域が濃い原稿の場合は、地肌領域を飛ばして次段に出力する。なお、この自動濃度調整処理部41では、画像データのみを使用し、特徴データは使用しない。
フィルタ処理部42は、画質を調整する役割を担い、画像データの持つ空間周波数を変換するものである。また、第1の実施の形態では、特徴データを利用して原稿の領域毎に適切なフィルタ処理を行っている。例えば、エッジ部は文字の先鋭性を向上させる目的でMTF補正処理を施し、網点部はモワレを抑止するために平滑化処理を施している。
色補正処理部43は、出力先の色空間特性に合うように色変換処理を行うものである。コピー動作では、出力先である書込み装置6の仕様として、RGBデータをCMYKデータに変換する。また、本第1の実施の形態では、特徴データを利用して、原稿の有彩部は色味が鮮やかになるように調整し、無彩部は色味が落ち着くように調整している。その他、出力先が外部I/F装置9を介したPC13の場合には、汎用規格化されたsRGBに変換することもできる。
変倍処理部44は、コピー動作時の指定倍率(拡大/縮小)に従って変倍処理(解像度変換処理)を行うものである。また、この変倍処理部44では、特徴データは使用しないが、画像データに同期するように特徴データに対しても変倍処理が行われる。
階調処理部45は、書込み装置6の仕様に合うような階調処理を施すものである。第1の実施の形態では、特徴データを利用して、領域毎にプリンタγおよび誤差拡散処理の手法を切り替えながら、書込み装置6に合わせて階調の深さ(ビット数)を8bitから2bitに変換している。
編集処理部46は、ユーザによるコピー動作時の編集指定に従って、枠消去やセンター消去などの処理を、画像データに対し施すものである。
第2の画像処理ブロック17は、上述した一連の処理を施すことにより、コピー出力用のCMYK画像データを生成して出力する。そして、画像データ処理装置2から出力されるCMYK画像データは、CPU3を介して、メモリ4に蓄積される。
メモリ4に蓄積されたCMYK画像データは、CPU7および書込みI/F装置5を介して書込み装置6に送られる。書込み装置6は、受け取ったCMYK画像データを転写紙に出力して、原稿のコピーが生成される。
このように、第1の実施の形態によれば、多種多様化した画像処理装置における画像処理の種類、読取り装置の読み取り速度、あるいはメモリ容量といった様々な環境に応じて画像処理に対する制約が生じてきたことに対し、画像データ処理装置2の第1の画像処理ブロック16および第2の画像処理ブロック17の両方で処理した画像データをメモリ4に送出するルートと、第1の画像処理ブロック16で処理した画像データを一旦メモリ4に送出すると共に、メモリ4から受け取った画像データを第2の画像処理ブロック17で処理してメモリ4に送出するルートをCPU3により選択可能としたことにより、ユーザの多種多様な機能要求に対して低コストで達成できるようになった。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の特徴は、制御手段としてのCPU3が画像データ処理装置2内の第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17とを直列に接続し、出力先に応じた画像処理を第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17とで完了させるようにした点にある。
第2の実施の形態は、図1に示すように、CPU3により第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17とを直列に接続することにより、読取り装置1で読み取った画像データが画像データ処理装置2の第1の画像処理ブロック16に入力される。第1の画像処理ブロック16には、読取り装置1で読み取った生の画像データに対して正規化処理を行う読取り補正処理、あるいは1ページの原稿画像データ毎に1つの検知結果が導き出されるページ内検知処理などの画像処理部が配置されている。
また、第1の画像処理ブロック16に続く第2の画像処理ブロック17には、正規化後の画像データに対して出力先に応じた画像処理を行う出力補正処理などの画像処理部が配置されている。
具体的には、図3の第1の画像処理ブロック16におけるシェーディング処理部31は、読取り装置1で読み取った画像データの光源の照度ムラに起因する読取り濃度ムラを正規化して、補正する処理を行うものである。カラー判定処理部32は、読み取った原稿ページがカラーページなのか白黒ページなのかを検知して、判定するページ内検知処理部であり、像域分離処理部33は、文字部領域、絵柄部領域などの画像領域を検知する検知処理部である。
また、図4の第2の画像処理ブロック17における自動濃度調整処理部41、フィルタ処理部42、色補正処理部43、変倍処理部44、階調処理部45、および編集処理部46は、出力先やユーザの好みに応じて、画像データの調整、補正処理を行う画像処理部である。
このため、第2の実施の形態によれば、図1に示すように、第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17を直列に接続することにより、読取り装置1→第1の画像処理ブロック16→第2の画像処理ブロック17→メモリ4の流れで画像データの処理が行われ、画像処理の途中で画像データ処理装置2とメモリ4との間で画像データの送受信が行われないため、読取り装置1に対する補正処理と出力先やユーザの好みに応じた画像処理の両方を完了させることができる。
また、画像処理の途中に画像データ処理装置2とメモリ4との間で画像データの送受信を行わないことにより、データ送受信にかかる時間を無くし、短時間で全画像処理を完了させることができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態の特徴は、制御手段としてのCPU3が画像データ処理装置2内の第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17との間で処理した画像データを一旦メモリ4に転送する点にある。
第3の実施の形態は、図2に示すように、CPU3により読取り装置1で読み取った画像データが画像データ処理装置2の第1の画像処理ブロック16に入力され、第1の画像処理ブロック16の処理が終わった時点で、画像データ処理装置2からメモリ4に画像データを転送し、再びメモリ4から画像データを読み出して、画像データ処理装置2の第2の画像処理ブロック17に入力され、第2の画像処理ブロック17の処理が終わると、画像データ処理装置2からメモリ4に画像データを転送する。
第3の実施の形態において、図3および図4に示す第1の画像処理ブロック16および第2の画像処理ブロック17の構成説明については、上記第2の実施の形態と同様であり、重複説明を省略する。
例えば、第2の画像処理ブロック17で行う画像処理に要する時間が、読取り装置1における画像読取りに要する時間を上回る場合は、第2の画像処理ブロック17を第1の画像処理ブロック16と直列に接続すると、第2の画像処理ブロック17は、読取り装置1の動作を律速することになる。
そこで、第3の実施の形態によれば、図2に示すように、第1の画像処理ブロック16での画像処理を完了した後、一旦メモリ4に画像データを転送し、第2の画像処理ブロック17は、メモリ4から第2の画像処理ブロック17で処理可能な速度で画像データを読み出して、画像処理を行うようにするため、第2の画像処理ブロック17の画像処理に要する時間によって、読取り装置1の速度を律速することがなくなり、第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17での画像処理を完了させることができる。
なお、第1の画像処理ブロック16には、読取り装置1の画像読取り速度を律速するような時間を要する画像処理は配置しないようにする。また、上記した読取り装置1の画像読取り速度を律速する可能性のある場合としては、図4の第2の画像処理ブロック17における変倍処理部44の拡大処理などが考えられる。例えば、変倍処理部44における画像拡大時には、入力データに対して出力データの画像データ量が多くなるため、拡大処理後の画像データを送出するのに時間を要することになる。このため、一定の拡大率以上になると、読取り装置1の画像読取り速度を律速する場合が生じることから、第3の実施の形態のように構成する必要がある。
このように、第3の実施の形態によれば、図2に示すように、読取り装置1で読み取った画像データを第1の画像処理ブロック16に入力し、第1の画像処理ブロック16の画像処理が終わった時点で、画像データ処理装置2から一旦メモリ4に画像データを転送することにより、読取り装置1の読取速度と、第2の画像処理ブロック17の処理速度に差が生じたとしても、これを吸収することができる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態の特徴は、上記第3の実施の形態と同様に、制御手段としてのCPU3が画像データ処理装置2内の第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17との間で処理した画像データを一旦メモリ4に転送する点にある。ただ、第4の実施の形態では、第2の画像処理ブロック17が第1の画像処理ブロック16での1ページ分の処理結果に伴って画像処理パラメータを決定し、画像処理を行う場合について特に有効である。
第4の実施の形態において、図3および図4に示す第1の画像処理ブロック16および第2の画像処理ブロック17の構成説明については、上記第2の実施の形態と同様であり、重複説明を省略する。
第4の実施の形態では、図2に示すように、第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17の間で、画像データを一旦メモリ4に転送する。つまり、第1の画像処理ブロック16の画像処理が終わった時点で、画像データ処理装置2からメモリ4に画像データを転送することにより、第2の画像処理ブロック17は、第1の画像処理ブロック16が1ページ分の画像処理が終了した後に、メモリ4から画像データを読み出して画像処理を行うことができる。
このことは、第1の画像処理ブロック16が1ページ分の画像データを処理してページ毎に1つの検出結果を得るような検出処理を行う場合であって、第2の画像処理ブロック17がこの検出結果に基づいて画像処理パラメータを切替えて画像処理を行うことができることになる。つまり、ページ毎に異なる画像処理パラメータを使って画像処理する必要がある場合でも、第4の実施の形態のように構成すれば、ページ毎に最適化した適応画像処理を行うことが可能となる。
例えば、第4の実施の形態が有効となる状況としては、ページ毎に1つの検出結果が得られる画像処理の一例として、図3のカラー判定処理部32がある。カラー判定処理部32によるカラー判定処理は、ページがカラー原稿なのか白黒原稿なのかを検出する検出処理である。そして、このカラー判定処理は、第1の画像処理ブロック16が1ページ毎に画像処理を完了してカラー原稿か白黒原稿かを検出すると、第2の画像処理ブロック17はそのカラー判定処理の検出結果に従って、画像処理パラメータをカラー用とするか、白黒用とするかをページ毎に切替えて画像処理を行うことができる。
このように、第4の実施の形態によれば、1ページ全ての画像データを処理することによって検出できる処理結果に基づいて、後段の画像処理のパラメータ設定をページ毎に切り替えて画像処理を行うができる画像処理装置とすることができる。特に、カラー判定処理に関するパラメータ設定に有効であり、ページ毎に最適化した適応画像処理を行うことが可能となる。
(第5の実施の形態)
図5は、第5の実施の形態にかかるデジタルカラー複合機のシステム構成を示すブロック図である。第5の実施の形態の特徴は、図5に示すように、制御手段としてのCPU3が画像データ処理装置2内の第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17との間で処理した画像データを一旦メモリ4に転送すると共に、第2の画像処理ブロック17がメモリ4から画像データを読み出す際の読み出し開始アドレスと転送データサイズとを、第1の画像処理ブロック16からメモリ4に対して画像データを書き込むのと並行して、第1の画像処理ブロック16から第2の画像処理ブロック17に設定するようにした点にある。
図5に示すように、第1の画像処理ブロック16で画像処理された画像データをメモリ4に転送する際に、後で第2の画像処理ブロック17が、メモリ4から画像データを読み出す際に、読み出し開始アドレスと転送データサイズの設定をCPU3が行わなくてもわかるようにするため、第1の画像処理ブロック16から第2の画像処理ブロック17に対して読み出し開始アドレスと転送データサイズとを設定値として自動的に通知するようにしている。
このように、第5の実施の形態によれば、第2の画像処理ブロック17がメモリ4から画像データを読み出す際に、CPU3から読み出し開始アドレスと転送データサイズとを設定することなく読み出しが行えるため、第2の画像処理ブロック17における画像処理開始を迅速に行うことができる。
(第6の実施の形態)
図6は、第6の実施の形態にかかるデジタルカラー複合機のシステム構成を示すブロック図である。第6の実施の形態の特徴は、図6に示すように、外部機器との間で画像データを送受信する外部インタフェース装置9を備え、第1の画像処理ブロック16が画像処理を行って画像データをメモリ4に送出する間に、第2の画像処理ブロック17は外部インタフェース装置9を介して外部機器からの画像データを読み出して画像処理を行う点にある。
すなわち、図6に示すように、第1の画像処理ブロック16で画像処理を行った画像データを一旦メモリ4に記憶させるルートを選択した場合、第2の画像処理ブロック17は、その間処理を何も行っていない可能性がある。そこで、空いているモジュールを有効活用するために、第1の画像処理ブロック16が画像処理を行って画像データをメモリ4に記憶させている間、第2の画像処理ブロック17は、外部インタフェース装置9を介して外部機器から画像データを読み出し、ユーザの好みや出力先に応じて画像処理を行い、指定の出力先へ画像処理後の画像データを出力することができる。
第6の実施の形態では、第2の画像処理ブロック17が画像データを読み出す外部機器の一例として、ハードディスクドライブ(HDD)、SDメモリ、CDドライブ、DVDドライブ、ネットワークで接続される外部機器(PC13、MFP14)などを挙げることができる。
このように、第6の実施の形態によれば、第1の画像処理ブロック16が画像処理を行ってメモリ4に画像データを処理する間、第2の画像処理ブロック17を使って外部インタフェース装置9を介して外部機器から画像データを読み出して画像処理することができるため、空いているモジュールを有効活用することができ、第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17とを並行動作させて2つの画像データを同時に画像処理することで効率良く処理を行うことができる。
(第7の実施の形態)
図7は、第7の実施の形態にかかるデジタルカラー複合機のシステム構成を示すブロック図である。第7の実施の形態の特徴は、図7に示すように、外部機器からプリンタスクリプトデータを受信する外部インタフェース装置9と、プリンタスクリプトデータに基づいて描画処理を行う描画処理部18とを備え、第1の画像処理ブロック16が画像処理を行って画像データをメモリ4に送出する間に、第2の画像処理ブロック17は外部インタフェース装置9を介してPC13からプリンタスクリプトデータを入力し、描画処理部18で描画処理を行った画像データを入力して画像処理を行う点にある。
すなわち、図7に示すように、第1の画像処理ブロック16で画像処理を行った画像データを一旦メモリ4に記憶させるルートを選択した場合、第2の画像処理ブロック17は、その間処理を何も行っていない可能性がある。そこで、空いているモジュールを有効活用するために、第1の画像処理ブロック16が画像処理を行って画像データをメモリ4に記憶させている間、第2の画像処理ブロック17は、外部インタフェース装置9を介して外部機器のPC13からプリンタスクリプトデータを入力し、CPU3の描画処理部18で描画した画像データを入力して、ユーザの好みに応じて画像処理する。
画像処理されたデータは、プリンタデータであるので、書込み装置6へ出力されるのが基本であるが、画像処理した後の画像データを、ユーザが指定した出力先に出力しても良い。また、CPU3の描画処理部18で描画処理を行ってプリンタスクリプトデータから画像データに変換されると、読取り装置1で読み取った画像データと同様に扱うことが可能となり、第2の画像処理ブロック17は、画像処理を行うことができる。
このように、第7の実施の形態によれば、第1の画像処理ブロック16が画像処理を行ってメモリ4に画像データを処理する間、第2の画像処理ブロック17を使って外部インタフェース装置9を介してPC13からプリンタスクリプトデータを入力し、CPU3の描画処理部18で描画した画像データを入力して、画像処理することができるため、空いているモジュールを有効活用することができる。また、第1の画像処理ブロック16と第2の画像処理ブロック17とを並行動作させて、読取り装置1で読み取った画像データと、プリンタスクリプトデータとに対する2つの画像データを同時に画像処理することで効率良く処理を行うことができる。
(第8の実施の形態)
図8は、第8の実施の形態にかかるデジタルカラー複合機のシステム構成を示すブロック図である。第8の実施の形態の特徴は、図8に示すように、読取り装置1を用いて、読み取った画像データを第1の画像処理ブロック16で画像処理を行い、メモリ4に転送する際に、画像データと併せて、第2の画像処理ブロック17が画像処理する際に使用する画像処理パラメータをメモリ4に転送して記憶させる点にある。
すなわち、図8に示すように、読取り装置1を用いて読み取った画像データを第1の画像処理ブロック16で画像処理を行って、メモリ4に転送して記憶させる。その際、画像データと併せて、第2の画像処理ブロック17が後で画像処理する際に使用する画像処理パラメータをメモリ4へ待避させる。
第1の画像処理ブロック16は、読取り装置1で読み取った画像データに対する画像処理を行うのと並行して、第2の画像処理ブロック17は、外部インタフェース装置9を介して外部機器から画像データを読み出して、画像処理を行う。外部インタフェース装置9から入力される画像データに対する画像処理が終了して、第2の画像処理ブロック17が空くと、第2の画像処理ブロック17は、メモリ4に蓄積されている画像データと画像処理パラメータとを読み出し、画像処理パラメータは、第2の画像処理ブロック17内の各モジュールに設定して、画像処理を行うようにする。画像処理後の画像データは、ユーザ指定の出力先に出力される。
このように、第8の実施の形態によれば、第1の画像処理ブロック16が画像処理を行ってメモリ4に画像データを転送して記憶させる際に、画像データと併せて、第2の画像処理ブロック17が画像処理する際に使用する画像処理パラメータをメモリ4へ待避させているため、第2の画像処理ブロック17は、外部機器からの画像データに対する画像処理終了後にメモリ4に記憶されている画像データと画像処理パラメータとを読み出して画像処理を速やかに再開することができる。
なお、上記各実施の形態にかかる画像処理装置で実行されるプログラムは、図1、図2、図5〜図8に示すROM11等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態にかかる画像処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態にかかる画像処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態にかかる画像処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態にかかる画像処理装置で実行されるプログラムは、上述した各部(画像読取り手段、記憶手段、画像データ処理手段、制御手段、第1の画像処理ブロック、第2の画像処理ブロック、外部インタフェース手段、描画処理手段等)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)3が上記ROM11からのプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、画像読取り手段、記憶手段、画像データ処理手段、制御手段、第1の画像処理ブロック、第2の画像処理ブロック、外部インタフェース手段、描画処理手段等が主記憶装置上に生成されるようになっている。
第1の実施の形態にかかるデジタルカラー複合機のシステム構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるデジタルカラー複合機のシステム構成を示すブロック図である。 図1および図2の第1の画像処理ブロックの一構成例を示すブロック図である。 図1および図2の第2の画像処理ブロックの一構成例を示すブロック図である。 第5の実施の形態にかかるデジタルカラー複合機のシステム構成を示すブロック図である。 第6の実施の形態にかかるデジタルカラー複合機のシステム構成を示すブロック図である。 第7の実施の形態にかかるデジタルカラー複合機のシステム構成を示すブロック図である。 第8の実施の形態にかかるデジタルカラー複合機のシステム構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 読取り装置
2 画像データ処理装置
3 CPU
4 メモリ
5 書込みI/F装置
6 書込み装置
7 操作表示装置
8 回線I/F装置
9 外部I/F装置
10 S.B.
11 ROM
12 ファクシミリ装置(FAX)
13 パーソナルコンピュータ(PC)
14 デジタルカラー複合機(MFP)
15 SDカード
16 第1の画像処理ブロック
17 第2の画像処理ブロック
18 描画処理部
20 デジタルカラー複合機
31 シェーディング処理部
32 カラー判定処理部
33 像域分離処理部
41 自動濃度調整処理部
42 フィルタ処理部
43 色補正処理部
44 変倍処理部
45 階調処理部
46 編集処理部

Claims (10)

  1. 原稿を読み取り電子化した画像データを得る画像読取り手段と、
    画像データを記憶する記憶手段と、
    前記画像読取り手段、あるいは前記記憶手段からの画像データを処理する画像データ処理手段と、
    前記各手段を制御すると共に、前記各手段間の接続制御を行う制御手段と、
    を備え、
    前記画像データ処理手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを処理する第1の画像処理ブロックと、前記記憶手段あるいは前記第1の画像処理ブロックから受け取った画像データを処理する第2の画像処理ブロックとを有し、
    前記制御手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを前記第1の画像処理ブロックおよび前記第2の画像処理ブロックの両方で処理を行って前記記憶手段に送出するルートと、前記第1の画像処理ブロックで処理した画像データを前記記憶手段に記憶させ、該記憶手段から読み出した画像データを前記第2の画像処理ブロックで処理して前記憶手段に送出するルートとを選択可能とし、前記第1の画像処理ブロックの処理結果に応じて前記第2の画像処理ブロックで行う処理を切り替えたり、前記第2の画像処理ブロックで行う処理内容に応じて前記第2の画像処理ブロックへの入力画像を前記第1の画像処理ブロックか前記記憶手段からかを切り替えたりすることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の画像処理ブロックと前記第2の画像処理ブロックとを直列に接続し、出力先に応じた全画像処理を前記第1の画像処理ブロックと前記第2の画像処理ブロックとで完了させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを前記第1の画像処理ブロックで処理して前記記憶手段に記憶させ、該記憶手段から読み出した画像データを前記第2の画像処理ブロックで処理して前記憶手段に送出するルートを選択した際に、前記画像読取り手段からの画像データの入力速度が前記第2の画像処理ブロックでの画像データの処理速度を上回っている場合は、前記第1の画像処理ブロックでの処理終了後に前記記憶手段に画像データを待避させ、前記第2の画像処理ブロックが処理可能な速度で前記記憶手段から画像データを随時読み出して画像処理を行うことにより、前記画像読取り手段と前記第1の画像処理ブロックと前記第2の画像処理ブロックとの処理速度差を吸収させることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを前記第1の画像処理ブロックで処理して前記記憶手段に記憶させ、該記憶手段から読み出した画像データを前記第2の画像処理ブロックで処理して前記憶手段に送出するルートを選択した際に、前記第2の画像処理ブロックが前記第1の画像処理ブロックでの1ページ分の処理結果に伴って画像処理パラメータを決定して画像処理を行う場合は、前記第1の画像処理ブロックでの処理終了後に前記記憶手段に画像データを待避させ、前記第2の画像処理ブロックが前記第1の画像処理ブロックでの1ページ分の画像処理の完了を待って、前記第2の画像処理ブロックが前記記憶手段から画像データを随時読み出して画像処理を行うことにより、ページ毎に異なる画像処理パラメータを用いて前記第2の画像処理ブロックで画像処理することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記第2の画像処理ブロックが前記記憶手段から画像データを読み出す際の読み出し開始アドレスと転送データサイズとを、前記第1の画像処理ブロックから前記記憶手段に画像データを書き込むのと並行して、前記第1の画像処理ブロックから前記第2の画像処理ブロックに自動的に設定することを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  6. 外部機器との間で画像データを送受信する外部インタフェース手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを前記第1の画像処理ブロックで処理して前記記憶手段に記憶させ、該記憶手段から読み出した画像データを前記第2の画像処理ブロックで処理して前記憶手段に送出するルートを選択した際に、前記第1の画像処理ブロックが前記画像読取り手段から入力される画像データを処理して前記記憶手段に送出する最中に、前記第2の画像処理ブロックは前記外部インタフェース手段を介して外部機器からの画像データを随時読み出して画像処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 外部機器からプリンタスクリプトデータを受信する外部インタフェース手段と、
    前記外部インタフェース手段を介して入力されたプリンタスクリプトデータに基づいて前記制御手段で描画処理を行う描画処理手段と、
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを前記第1の画像処理ブロックで処理して前記記憶手段に記憶させ、該記憶手段から読み出した画像データを前記第2の画像処理ブロックで処理して前記憶手段に送出するルートを選択した際に、前記第1の画像処理ブロックが前記画像読取り手段から入力される画像データを処理して前記記憶手段に送出する最中に、前記第2の画像処理ブロックは前記外部インタフェース手段を介して外部機器から入力されるプリンタスクリプトデータを前記描画処理手段で描画した画像データを用いて画像処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記画像読取り手段から受け取った画像データを前記第1の画像処理ブロックで処理して前記記憶手段に送出する際に、画像データと併せて前記第2の画像処理ブロックで使用する画像処理パラメータを退避させ、前記第2の画像処理ブロックが前記外部インタフェース手段を介して入力されるデータに対して画像処理を終了した後、前記退避させた画像処理パラメータを前記第2の画像処理ブロックに設定し、前記退避させた画像データに対して画像処理を再開することを特徴とする請求項6または7に記載の画像処理装置。
  9. 原稿を読み取り電子化した画像データを得る画像読取りステップと、
    少なくとも前記画像読取りステップで読み取った画像データを処理する画像データ処理ステップと、
    前記画像データ処理ステップで処理された画像データを記憶する記憶ステップと、
    前記各ステップを制御する制御ステップと、
    を含み、
    前記画像データ処理ステップは、前記画像読取りステップで読み取られた画像データを処理する第1の処理ステップと、前記記憶ステップあるいは前記第1の処理ステップで処理された画像データを処理する第2の処理ステップとを含み、
    前記制御ステップは、前記画像読取りステップで読み取った画像データを前記第1の処理ステップおよび前記第2の処理ステップの両方で処理を行って前記記憶ステップで記憶する手順と、前記第1の処理ステップで処理した画像データを前記記憶ステップで記憶させ、該記憶させた画像データを前記第2の処理ステップで処理して再度前記憶ステップで記憶させる手順とを選択可能にし、前記第1の処理ステップの処理結果に応じて前記第2の処理ステップで行う処理を切り替えたり、前記第2の処理ステップで行う処理内容に応じて前記第2の処理ステップで処理する画像データを前記第1の処理ステップによるものか前記記憶ステップによるものかを切り替えたりすることを特徴とする画像処理方法。
  10. 請求項9に記載の画像処理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータが実行するためのプログラム。
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