JP2008211592A - 画像処理装置,制御方法,プログラム,および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 MFP100のCPU8は、画像読取装置1からの画像データ(被合成画像)に対し、予め定めた特性に統一する処理(画像処理)を施す処理を第1の画像データ処理装置2に行わせる。その第1の画像データ処理装置2からの特性の統一された画像データに対し、各種画像情報を検出する処理を画像情報検出装置3に行わせる。その検出した画像情報に基づいて、回線I/F装置13又は外部I/F装置14を通じて入力される画像データ(合成画像)に対して画質補正(画像処理)を施した後、その画像データと第1の画像データ処理装置2で予め定めた特性を統一された画像データとを合成する処理を画像データ合成装置5に行わせる。
【選択図】 図1
Description
MFPの使われ方も多種・多様化してきており、例えば以下の(1)〜(3)に示すようなMFPが使用されている。
(2)会社の部署や課単位の複数名で共有され、ある程度の生産性(印刷のスループット)があり、ソート,パンチ,ステープル等の機能も使用できる中型のMFP。
(3)企業の中で複写関連業務を集中して行う部署、もしくは複写関連業務そのものを生業とする会社で使用されている高生産性・高品位・多機能な大型のMFP。
ビジネスにおける情報価値の重要性は既に認知されており、情報を早く・正確に・確実に伝えるだけでなく、分かりやすく・効果的に伝えることも要求されている。通信技術の高速化/普及化・メモリの大容量化/低コスト化/小型化・PCの高性能化にともない、デジタルデータを利用した情報を効率的に扱う新しい機能が提供されてきており、デジタルデータの一部であるデジタル画像データを扱うMFPにも、新機能の提供や融合が望まれてきている。
しかしながら、MFP内部に蓄積・保存しておいたデジタル画像データを再度出力する場合、データの蓄積・保存時から時間が経過していることが多く、その間に再出力操作者の状況、すなわち要求・ニーズが変化することが多くなっており、その要求・ニーズの変化に対応できないという問題・課題が発生してきている。
このような問題に対し、本出願人は先に、スキャナ(画像読取装置)から入力される画像データのメモリへの蓄積時にその画質を統一する処理を行い、メモリ内の画像データの再利用時に、出力する機器に合わせてその画像データに対して画像処理を行う画像処理装置を提案している(特願2006−220144号)。
例えば、PCを利用して作成したsRGBの色空間を持つ文字画像データをある統一された画質に変換してから外部機器インタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」という)経由でメモリに蓄積し、これをコピー機能により蓄積したある統一された画質の画像データと合成してプリンタから用紙に印刷(プリント)出力する場合を考える。出力時に、プリンタの能力に最適な画像処理を施してしまうと平滑・強調のフィルタがかかり、コピー機能で蓄積された画像については最適な結果が得られる。しかし、合成した文字画像データの縁が予期せぬ強調を受け、文字画像データの細部が平滑化によって潰れてしまう可能性がある。
これは、統一された画質に変換する場合にも発生する可能性があり、画質を合わせるために画像処理を施すが、フィルタによる帯域制限や、色空間変換におけるガマットの圧縮などの非可逆な画像処理をかけてしまうと、もともとの画像が持っていた画質を失うことにもなる。
さらに、統一されているため、合成後にある出力機器に対し最適な画像処理を行うことになるが、蓄積された画像データを合成する場合に片方だけ濃度を上げたり、色を変換したり、それぞれ独立に画質を調整・加工することにも課題を有する。
しかしながら、人が手で二つの画像を揃えるには画質調整にかかわる知識やスキルが必要となり、ユーザにとって使い勝手が必ずしも良くなかった。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、性質の異なる画像(画像データ)を合成する際に、簡単に元の画質差を感じさせない合成画像を生成できるようにすることを目的とする。
請求項1の発明による画像処理装置は、複数の画像を合成する画像合成手段と、画像情報を検出する画像情報検出手段と、画像処理を行う画像処理手段とを有する画像処理装置であって、被合成画像の画像情報を上記画像情報検出手段で検出し、その検出した被合成画像の画像情報に基づいて合成画像を上記画像処理手段で画像処理した後、その画像処理した合成画像と上記被合成画像とを上記画像合成手段で合成する制御手段を設けたものである。
請求項3の発明による画像処理装置は、請求項1の画像処理装置において、上記画像情報検出手段で検出する画像情報を地肌レベル情報としたものである。
請求項4の発明による画像処理装置は、請求項1の画像処理装置において、上記画像情報検出手段で検出する画像情報を原稿種類情報としたものである。
請求項5の発明による画像処理装置は、請求項1〜4のいずれかの画像処理装置において、上記画像情報検出手段で検出した被合成画像の画像情報に基づいて合成画像を上記画像処理手段で画像処理するかどうかを任意に選択するための選択手段を設けたものである。
請求項9の発明によるプログラムは、請求項7の画像処理装置において、上記画像情報検出手段で検出する画像情報を地肌レベル情報としたものである。
請求項10の発明によるプログラムは、請求項7の画像処理装置において、上記画像情報検出手段で検出する画像情報を原稿種類情報としたものである。
請求項12の発明による記録媒体は、請求項7〜11のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
まず、この発明の一実施形態であるMFPの主要部のハードウェア構成例について、図1を参照して具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態であるMFPのハードウェア構成例を示すブロック図である。
第1の画像データ処理装置2は、第1の画像処理手段であり、画像読取装置1からの画像データ(デジタル画像データ)に対し、予め定めた特性に統一する処理を施して出力する。統一する特性は、画像データを当該MFP100(以下「機器」ともいう)の内部に蓄積し、その後再利用する場合に、出力先の変更に適する特性とする。その詳細は、後述する。
第2の画像データ処理装置6は、第2の画像処理手段であり、第1の画像データ処理装置2で予め定めた特性を統一された画像データ、および回線I/F装置13や外部I/F装置14を通じて入力される画像データに対し、画像の調整・加工や、ユーザ操作(実際には操作表示装置12又はPC18上の操作)によって指定される出力先に適した画像処理を施す。その詳細は後述する。
プロッタ装置11は、CMYKからなる画像データを受け取ると、例えばレーザビームを用いた電子写真プロセスを使って、受け取った画像データを可視画像として用紙(転写紙)に印刷出力する。
ROM16は、CPU8が当該MFP100の制御を行う際のプログラム(含むブートプログラムを含む)が格納されるメモリである。
回線I/F装置13は、PCI−Expressバスと電話回線とを接続する装置である。この回線I/F装置13により、当該MFP100は電話回線を介してFAX装置17と各種データのやり取りを行うことが可能になる。なお、FAX送受信機能を備えたMFP等の他の外部機器(画像処理装置)とやり取りすることもできる。この回線I/F装置13は、画像出力手段としての機能を果たす。
外部I/F装置14は、PCI−Expressバスと外部機器とを接続する装置である。この外部I/F装置14により、当該MFP100はPC18と各種データのやり取りを行うことが可能になる。なお、通信機能を備えたMFP等の他の外部機器とやり取りすることもできる。この実施形態では、その接続I/Fにイーサネット(登録商標)等のネットワークおよびUSB(Universal Serial Bus)を使用する。つまり、当該MFP100は外部I/F装置14を介してネットワークや外部メディア(SDカード等)19に接続している。この外部I/F装置14は、画像出力手段としての機能を果たす。
外部メディア19は、コンパクトフラッシュ(登録商標)カードやSDカード等のメモリデバイスであり、画像データを含む各種電子データを記録しており、MFP100に対して画像データの入出力を行う。
また、このMFP100がユーザへ提供する機能(サービス)としては、一般的なコピー機能,プリンタ機能,スキャナ配信機能,FAX送信機能を含む各種機能がある。
コピー機能とは、画像読取装置1に原稿の画像を読み取らせ、その画像データ(実際には第1の画像データ処理装置2および第2の画像データ処理装置6等によって画像処理を施したもの)をプロッタ装置11に送り、用紙上に可視画像として印刷させる機能のことである。このコピー機能を実現するためのアプリをコピーアプリという。
スキャナ配信機能とは、画像読取装置1に原稿の画像を読み取らせ、その画像データを外部I/F装置14によって電子メール等で予め設定されたPC18等の外部機器へ配信させたり、HDD7又は外部メディア19内の画像データを同様に予め設定された外部機器へ配信させたりする機能のことである。このスキャナ配信機能を実現するためのアプリをスキャナアプリという。
〔スキャナ入力→プロッタ出力動作(コピー機能)〕
ユーザは、原稿を画像読取装置1にセットし、所望するモード等の条件の設定指示とコピー開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、コピー開始指示の制御コマンドデータ等に従ってコピー動作プロセスのプログラム(コピーアプリ)を実行し、コピー動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
バス制御装置4は、第1の画像データ処理装置2からのRGB画像データを受け取ると、それをCPU8を介してメモリ9に蓄積する。
次に、メモリ9に蓄積されたRGB画像データは、CPU8およびバス制御装置4を介して、第2の画像データ処理装置6に送られる。
バス制御装置4は、第2の画像データ処理装置6からのCMYK画像データを受け取ると、それをCPU8を介してメモリ9に蓄積する。
次に、メモリ9に蓄積されたCMYK画像データは、CPU8およびプロッタI/F装置10を介してプロッタ装置11に送られる。
プロッタ装置11は、受け取ったCMYK画像データを可視画像として用紙に印刷出力し、原稿のコピーが生成される。
ユーザは、原稿を画像読取装置1にセットし、所望するモード等の条件の設定指示とファックス開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、ファックス送信開始指示の制御コマンドデータ等に従ってファックス送信動作プロセスのプログラム(FAXアプリ)を実行し、ファックス送信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
バス制御装置4は、第1の画像データ処理装置2からのRGB画像データを受け取ると、それをCPU8を介してメモリ9に蓄積する。
次に、メモリ9に蓄積されたRGB画像データは、CPU8およびバス制御装置4を介して、第2の画像データ処理装置6に送られる。
バス制御装置4は、第2の画像データ処理装置6からのモノクロ2値画像データを受け取ると、それをCPU8を介してメモリ9に蓄積する。
次に、メモリ9に蓄積されたモノクロ2値画像データは、CPU8を介して回線I/F装置13に送られる。
回線I/F装置13は、受け取ったモノクロ2値画像データを公衆回線を介して接続したFAX装置17に送信する。
ユーザは、原稿を画像読取装置1にセットし、所望するモード等の条件の設定指示とスキャナ配信開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、スキャナ配信開始指示の制御コマンドデータ等に従ってスキャナ配信動作プロセスのプログラム(スキャナアプリ)を実行し、スキャナ配信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
バス制御装置4は、第1の画像データ処理装置2からのRGB画像データを受け取ると、それをCPU8を介してメモリ9に蓄積する。
第2の画像データ処理装置6は、受け取ったRGB画像データをスキャナ配信用の画像データ(例えばRGB多値,グレースケール,又はモノクロ2値等)に変換して出力する。
次に、メモリ9に蓄積された画像データは、CPU8を介して外部I/F装置14に送られる。
外部I/F装置14は、受け取った画像データをネットワークを介して接続したPC18に送信する。
ユーザは、画像データの記録された外部メディア19を外部I/F装置14を介して接続し、所望するモード等の条件の設定指示とプリント開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。また、PC18からのプリント出力の場合、所望するモード等の条件の設定指示とプリント開始指示の各情報の入力はPC18上の操作によって行う。
CPU8は、プリント開始指示の制御コマンドデータ等に従ってプリント動作プロセスのプログラム(プリンタアプリ)を実行し、プリント動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
次に、メモリ9に蓄積された規格化された色空間のRGB画像データは、CPU8およびバス制御装置4を介して第2の画像データ処理装置6に送られる。
第2の画像データ処理装置6は、受け取った規格化された色空間のRGB画像データをプロッタ出力用のCMYK画像データに変換して出力する。
次に、メモリ9に蓄積されたCMYK画像データは、CPU8およびプロッタI/F装置10を介してプロッタ装置11に送られる。
プロッタ装置11は、受け取ったCMYK画像データを可視画像として用紙に印刷出力し、外部メディアに記録された画像データまたはPC18からの画像データのプリントが生成される。
ユーザは、画像データの記録された外部メディア19を外部I/F装置14を介して接続し、所望するモード等の条件の設定指示とプリント開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。また、PC18からのプリント出力の場合、所望するモード等の条件の設定指示とプリント開始指示の各情報の入力はPC18上の操作によって行う。
CPU8は、ファックス送信開始指示の制御コマンドデータ等に従ってファックス送信動作プロセスのプログラムを実行し、ファックス送信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
次に、メモリ9に蓄積された規格化された色空間のRGB画像データは、CPU8およびバス制御装置4を介して第2の画像データ処理装置6に送られる。
バス制御装置4は、第2の画像データ処理装置6からのモノクロ2値画像データを受け取ると、それをCPU8を介してメモリ9に蓄積する。
次に、メモリ9に蓄積されたモノクロ2値画像データは、CPU8を介して回線I/F装置13に送られる。
回線I/F装置13は、受け取ったモノクロ2値画像データを公衆回線を介して接続したFAX装置17に送信する。
ユーザは、画像データの記録された外部メディア19を外部I/F装置14を介して接続し、所望するモード等の条件の設定指示とプリント開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。また、PC18からのプリント出力の場合、所望するモード等の条件の設定指示とプリント開始指示の各情報の入力はPC18上の操作によって行う。
CPU8は、スキャナ配信開始指示の制御コマンドデータ等に従ってスキャナ配信動作プロセスのプログラムを実行し、スキャナ配信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
次に、メモリ9に蓄積された規格化された色空間のRGB画像データは、CPU8およびバス制御装置4を介して、第2の画像データ処理装置6に送られる。
バス制御装置4は、第2の画像データ処理装置6からの画像データを受け取ると、それをCPU8を介してメモリ9に蓄積する。
次に、メモリ9に蓄積された画像データは、CPU8を介して外部I/F装置14に送られる。
外部I/F装置14は、受け取った画像データをネットワークを介して接続したPC18に送信する。
ユーザは、原稿を画像読取装置1にセットし、所望するモード等の条件の設定指示と蓄積開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、蓄積開始指示の制御コマンドデータ等に従って蓄積動作プロセスのプログラムを実行し、蓄積動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
ここで、図2に第1の画像データ処理装置2の画像処理を説明するためのブロック図を示し、順に説明する。
画像読取装置1から入力され、デジタル化された画像データは、γ変換で反射率を基にした特性から予め定められた特性、例えばγ=2.2にγ特性を変換される。
色変換処理では、画像読取装置1の色空間から予め定められた色空間へと変換する。ここの色空間は、入力されるデータに対して、クリップや圧縮がかからないようになるべく大きい方がいいが、余り大きすぎると階調段差が問題になる。この実施形態では、規格化された色空間の一つであるAdobeRGBに変換する。
第1の画像データ処理装置2で特性を統一された画像データは、バス制御装置4に送られるのと並行して画像情報検出装置3へと送られる。
画像情報検出装置3では、各種画像情報を検出する。
あるいは、画像読取装置1にて読み取った原稿の地肌レベルを検出する。この地肌レベルを検出する技術については、例えば特開平10−173874号公報に記載されている。
検出した画像情報は、バス制御装置4を介してCPU8へと転送される。
バス制御装置4は、第1の画像データ処理装置2からのRGB画像データを受け取ると、それをCPU8を介してメモリ9に検出した画像情報と共に蓄積する。
メモリ9に蓄積したRGB画像データおよび検出した画像情報は、CPU8およびバス制御装置4を介してHDD7に送信され、HDD7内に蓄積・保存される。このときのRGB画像データと検出した画像情報を合わせてRGB画像データAとする。
メモリ9に蓄積した規格化された色空間のRGB画像データは、CPU8およびバス制御装置4を介してHDD7に送信され、HDD7内に蓄積・保存される。このときのRGB画像データをRGB画像データBとする。
この動作は、HDD7への蓄積動作として説明したが、前述のコピー動作、ファックス送信動作、スキャナ配信動作のいずれかを行う際に、同時に蓄積を行うことも可能である。
〔蓄積→合成→プロッタ出力動作〕
ユーザは、先ほどHDD7内に蓄積した二つの画像データであるRGB画像データAおよびBに対し、合成条件や所望するモード等の条件の設定指示とプロッタ出力開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、プロッタ出力開始指示の制御コマンドデータ等に従って画像合成プロッタ出力動作プロセスのプログラムを実行し、画像合成プロッタ出力動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
性質の異なるRGB画像データAおよびBは、第2の画像データ処理装置6でRGB画像データA付属のカラー又はモノクロといった色情報に基づき、二つの画質差を補正され、再度メモリ9に蓄積される。
ここではRGB画像データAの画像情報(画質情報)から原稿がモノクロだと分かるため、この画像データAに合成するRGB画像データBのsRGB画像データを同じモノクロのAdobeRGB画像データに変換する。
RGB画像データBはカラーのsRGBデータであり、これをRGB画像データAのモノクロデータ(但し画像のフォーマットはグレースケールではなくAdobeRGBである)に合わせる。
色変換は、カラーのsRGBデータをAdobeRGBにおけるモノクロデータに変換する。この色空間の組み合わせは、蓄積時のものに対応していれば良く、任意の変換が可能である。
解像度変換は、400dpiのデータを600dpiへと変換する。
γ変換では、sRGBとAdobeRGBのγが共通なのでスルーとする。蓄積時のγ特性が異なる場合は、色変換でも対応は可能であるが、ここで吸収しても良い。
プロッタ出力前の処理なので、中間調処理はスルーとなる。
ただし、ユーザ操作による指示により、意図してモノクロの画像データとカラーの画像データをそのまま合成したい場合には、画質差を補正しないようにする。例えば、モノクロの文書にカラーのロゴを配置するようなケースである。
さらには、本ケースとは異なり、RGB画像データAがカラーという検出結果で、合成しようとするRGB画像データBがモノクロの時には、RGB画像データAの色空間(ここではAdobeRGB)でのモノクロ画像データへと変換する。
バス制御装置4は、第2の画像データ処理装置6からのCMYK画像データを受け取ると、それをCPU8を介してメモリ9に蓄積する。
次に、メモリ9に蓄積されたCMYK画像データは、CPU8およびプロッタI/F装置10を介してプロッタ装置11に送られる。
プロッタ装置11は、受け取ったCMYK画像データを可視画像として用紙に印刷出力し、原稿のコピーが生成される。
画像データ合成装置5では、先の第2の画像データ処理装置6で画質差を補正した二つのRGB画像データを合成する。ここでは、RGB画像データAの上にRGB画像データBを上書きして合成する。
解像度変換は、CMYK画像データの解像度の変換をプロッタ装置11の性能に従って行う。この実施形態では、プロッタ装置11の性能が600dpi出力であるため、特に変換は行われない。
中間調処理では、CMYK各8ビットを受け取ると、プロッタ装置11の階調処理能力に従った中間調処理を行う。この実施形態では、CMYK各2ビットとし、疑似中間調処理の一つである誤差拡散法を用いる。
ユーザは、先ほどHDD7内に蓄積した二つの画像データであるRGB画像データAおよびBに対し、合成条件や所望するモード等の条件の設定指示とファックス送信開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、ファックス送信開始指示の制御コマンドデータ等に従って画像合成ファックス送信動作プロセスのプログラムを実行し、画像合成ファックス送信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
性質の異なるRGB画像データAおよびBは、第2の画像データ処理装置6でRGB画像データA付属のカラー又はモノクロといった色情報に基づき、二つの画質差を補正され、再度メモリ9に蓄積される。この動作の詳細は、上述してあるので割愛する。
図3に画像データ合成装置5の画像合成を、図4に第2の画像データ処理装置6の出力補正をそれぞれ説明するためのブロック図を示し、画像合成、出力補正を順に説明する。
画像データ合成装置5では、先の第2の画像データ処理装置6で画質差を補正した二つのRGB画像データを合成する。ここでは、RGB画像データAの上にRGB画像データBを上書きして合成する。
色変換は、RGB各8ビットのデータを受け取ると、FAX装置で一般的な単色(モノクロ)8ビットに変換する。
解像度変換は、モノクロ画像データの解像度をFAX装置17で送受される解像度に変換する。この実施形態では、主走査:200dpi×副走査:100dpiに変換する。
中間調処理では、モノクロ8ビットを受け取ると、FAX装置17で送受される中間調処理能力に従った中間調処理を行う。この実施形態では、疑似中間調処理の一つである誤差拡散法を用いて2値のデータとする。
ユーザは、先ほどHDD7内に蓄積した二つの画像データであるRGB画像データAおよびBに対し、合成条件や所望するモード等の条件の設定指示とスキャナ配信開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、スキャナ配信開始指示の制御コマンドデータ等に従って画像合成スキャナ配信動作プロセスのプログラムを実行し、画像合成スキャナ配信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
性質の異なるRGB画像データAおよびBは、第2の画像データ処理装置6でRGB画像データA付属のカラー又はモノクロといった色情報に基づき、二つの画質差を補正され、再度メモリ9に蓄積される。この動作の詳細は、上述してあるので割愛する。
その後、前述のようにメモリ9のRGB画像データAおよびBは、画像データ合成装置5と第2の画像データ処理装置6を介して外部I/F装置14に出力され、スキャナ配信がなされる。
画像データ合成装置5では、先の第2の画像データ処理装置6で画質差を補正した二つのRGB画像データを合成する。ここでは、RGB画像データAの上にRGB画像データBを上書きして合成する。
色変換は、RGB各8ビットのデータを受け取ると、指定される色空間に変換する。この実施形態では、スキャナ配信で一般的なsRGB規格化された色空間に各色8ビットで変換する。
γ変換では、RGB画像データのγ特性をスキャナ配信する場合の再現性が良くなるように補正する。この場合は、sRGB規格化された色空間に既にカラーマッチングされているため、γ変換は行われない。
中間調処理では、指定されたスキャナ配信で送受される中間調処理能力に従った中間調処理を行う。この実施形態では、RGB各8bitの16万色が指定されたものとして、階調処理は特に実施しない。
〔蓄積→合成→プロッタ出力動作〕
ユーザは、先ほどHDD7内に蓄積した二つの画像データであるRGB画像データAおよびBに対し、合成条件や所望するモード等の条件の設定指示とプロッタ出力開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、プロッタ出力開始指示の制御コマンドデータ等に従って画像合成プロッタ出力動作プロセスのプログラムを実行し、画像合成プロッタ出力動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
性質の異なるRGB画像データAおよびBは、第2の画像データ処理装置6でRGB画像データA付属の地肌レベル情報に基づき、二つの画質差を補正され、再度メモリ9に蓄積される。
ここでは、RGB画像データAの地肌レベル情報から、このRGB画像データAに合成するRGB画像データBのsRGB画像データを同じ地肌レベルのAdobeRGB画像データに変換する。
RGB画像データBはカラーのsRGBデータであり、これをRGB画像データAの地肌レベルに合わせる。
まず、フィルタ処理はもともと電子のデータであり、スルーにする。ユーザ操作による調整指示があった場合にのみ行う。
色変換は、カラーのsRGBデータをAdobeRGBに変換する。この色空間の組み合わせは、蓄積時のものに対応していれば良く、任意の変換が可能である。
このとき、RGB画像データAの検出された地肌レベルに合うようにsRGBデータの基準白をAdobeRGBの検出された地肌データに揃えるように変換する。
γ変換では、sRGBとAdobeRGBのγが共通なのでスルーとする。蓄積時のγ特性が異なる場合は、色変換でも対応は可能であるが、ここで吸収しても良い。
また、地肌レベルの調整を色変換ではなく、γ変換で行っても構わない。
プロッタ出力前の処理なので、中間調処理はスルーとなる。
ただし、ユーザ操作による指示により、意図して地肌レベルを揃えずにそのまま合成したい場合には、画質差を補正しないようにする。例えば、地肌が十分白い文書に下地のついた画像をはめ込むようなケースである。
また、そのときもフルカラーではなく、コストの安いモノクロやシングルカラーでの出力、あるいは二色カラーでの出力という指示、あるいは設定があった場合には該当するカラーへとRGB画像データBを色変換にて変換する。
バス制御装置4は、第2の画像データ処理装置6からのCMYK画像データを受け取ると、それをCPU8を介してメモリ9に蓄積する。
次に、メモリ9に蓄積されたCMYK画像データは、CPU8およびプロッタI/F装置10を介してプロッタ装置11に送られる。
プロッタ装置11は、受け取ったCMYK画像データを可視画像として用紙に印刷出力し、原稿のコピーが生成される。
画像データ合成装置5では、先の第2の画像データ処理装置6で画質差を補正した二つのRGB画像データを合成する。ここでは、RGB画像データAの上にRGB画像データBを上書きして合成する。
解像度変換は、CMYK画像データの解像度の変換をプロッタ装置11の性能に従って行う。この実施形態では、プロッタ装置11の性能が600dpi出力であるため、特に変換は行われない。
中間調処理では、CMYK各8ビットを受け取ると、プロッタ装置11の階調処理能力に従った中間調処理を行う。この実施形態では、CMYK各2ビットとし、疑似中間調処理の一つである誤差拡散法を用いる。
ユーザは、先ほどHDD7内に蓄積した二つの画像データであるRGB画像データAおよびBに対し、合成条件や所望するモード等の条件の設定指示とファックス送信開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、ファックス送信開始指示の制御コマンドデータ等に従って画像合成ファックス送信動作プロセスのプログラムを実行し、画像合成ファックス送信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
性質の異なるRGB画像データAおよびBは、第2の画像データ処理装置6でRGB画像データA付属の地肌レベル情報に基づき、二つの画質差を補正され、再度メモリ9に蓄積される。この動作の詳細は、上述してあるので割愛する。
その後、前述のようにメモリ9のRGB画像データAおよびBは、画像データ合成装置5と第2の画像データ処理装置6を介して回線I/F装置13に出力され、FAX送信がなされる。
画像データ合成装置5では、先の第2の画像データ処理装置6で画質差を補正した二つのRGB画像データを合成する。ここでは、RGB画像データAの上にRGB画像データBを上書きして合成する。
色変換は、RGB各8ビットのデータを受け取ると、FAX装置で一般的な単色(モノクロ)8ビットに変換する。
解像度変換は、モノクロ画像データの解像度をFAX装置17で送受される解像度に変換する。この実施形態では、主走査:200dpi×副走査:100dpiに変換する。
中間調処理では、モノクロ8ビットを受け取ると、FAX装置17で送受される中間調処理能力に従った中間調処理を行う。この実施形態では、疑似中間調処理の一つである誤差拡散法を用いて2値のデータとする。
ユーザは、先ほどHDD7内に蓄積した二つの画像データであるRGB画像データAおよびBに対し、合成条件や所望するモード等の条件の設定指示とスキャナ配信開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、スキャナ配信開始指示の制御コマンドデータ等に従って画像合成スキャナ配信動作プロセスのプログラムを実行し、画像合成スキャナ配信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
性質の異なるRGB画像データAおよびBは、第2の画像データ処理装置6でRGB画像データA付属の地肌レベル情報に基づき、二つの画質差を補正され、再度メモリ9に蓄積される。この動作の詳細は、上述してあるので割愛する。
その後、前述のようにメモリ9のRGB画像データAおよびBは、画像データ合成装置5と第2の画像データ処理装置6を介して外部I/F装置14に出力され、スキャナ配信がなされる。
画像データ合成装置5では、先の第2の画像データ処理装置6で画質差を補正した二つのRGB画像データを合成する。ここでは、RGB画像データAの上にRGB画像データBを上書きして合成する。
色変換は、RGB各8ビットのデータを受け取ると、指定される色空間に変換する。この実施形態では、スキャナ配信で一般的なsRGB規格化された色空間に各色8ビットで変換する。
γ変換では、RGB画像データのγ特性をスキャナ配信する場合の再現性が良くなるように補正する。この場合は、sRGB規格化された色空間に既にカラーマッチングされているため、γ変換は行われない。
中間調処理では、指定されたスキャナ配信で送受される中間調処理能力に従った中間調処理を行う。この実施形態では、RGB各8bitの16万色が指定されたものとして、階調処理は特に実施しない。
〔蓄積→合成→プロッタ出力動作〕
ユーザは、先ほどHDD7内に蓄積した二つの画像データであるRGB画像データAおよびBに対し、合成条件や所望するモード等の条件の設定指示とプロッタ出力開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、プロッタ出力開始指示の制御コマンドデータ等に従って画像合成プロッタ出力動作プロセスのプログラムを実行し、画像合成プロッタ出力動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
性質の異なるRGB画像データAおよびBは、第2の画像データ処理装置6でRGB画像データA付属の原稿種類情報に基づき、二つの画質差を補正され、再度メモリ9に蓄積される。
RGB画像データAの原稿種類情報は文字原稿であると仮定したので、一般的な文字原稿の特徴である白地でコントラストが高いモノクロのAdobeRGBデータへと変換することになる。
なお、前述した地肌レベルの検出も行い、組み合わせて処理しても効果をより高めることができる。
RGB画像データBはカラーのsRGBデータであり、これをRGB画像データAの地肌レベルに合わせる。
まず、フィルタ処理はもともと電子のデータであり、スルーにする。ユーザ操作による調整指示があった場合にのみ行う。文字原稿ということで、若干シャープネスを上げても良い。
このとき、RGB画像データAは文字原稿ということで、RGB画像データBのコントラストを高め、地肌レベルが白地になるように変換する。
解像度変換は、400dpiのデータを600dpiへと変換する。
また、コントラストおよび地肌レベルの調整を色変換ではなく、γ変換で行っても構わない。
プロッタ出力前の処理なので、中間調処理はスルーとなる。
ただし、ユーザ操作による指示により、意図して地肌レベルを揃えずにそのまま合成したい場合には、画質差を補正しないようにする。例えば、地肌が十分白い文書に下地のついた画像をはめ込むようなケースである。
また、そのときもフルカラーではなく、コストの安いモノクロやシングルカラーでの出力、あるいは二色カラーでの出力という指示、あるいは設定があった場合には該当するカラーへとRGB画像データBを色変換にて変換する。
さらには、文字原稿以外にも地図やインクジェットなど様々な原稿種類を検出し、その特徴に応じた画質補正を行うことが可能である。
バス制御装置4は、第2の画像データ処理装置6からのCMYK画像データを受け取ると、それをCPU8を介してメモリ9に蓄積する。
次に、メモリ9に蓄積されたCMYK画像データは、CPU8およびプロッタI/F装置10を介してプロッタ装置11に送られる。
プロッタ装置11は、受け取ったCMYK画像データを可視画像として用紙に印刷出力し、原稿のコピーが生成される。
画像データ合成装置5では、先の第2の画像データ処理装置6で画質差を補正した二つのRGB画像データを合成する。ここでは、RGB画像データAの上にRGB画像データBを上書きして合成する。
解像度変換は、CMYK画像データの解像度の変換をプロッタ装置11の性能に従って行う。この実施形態では、プロッタ装置11の性能が600dpi出力であるため、特に変換は行われない。
中間調処理では、CMYK各8ビットを受け取ると、プロッタ装置11の階調処理能力に従った中間調処理を行う。この実施形態では、CMYK各2ビットとし、疑似中間調処理の一つである誤差拡散法を用いる。
ユーザは、先ほどHDD7内に蓄積した二つの画像データであるRGB画像データAおよびBに対し、合成条件や所望するモード等の条件の設定指示とファックス送信開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、ファックス送信開始指示の制御コマンドデータ等に従って画像合成ファックス送信動作プロセスのプログラムを実行し、画像合成ファックス送信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
性質の異なるRGB画像データAおよびBは、第2の画像データ処理装置6でRGB画像データA付属の原稿種類情報に基づき、二つの画質差を補正され、再度メモリ9に蓄積される。この動作の詳細は、上述してあるので割愛する。
その後、前述のようにメモリ9のRGB画像データAおよびBは、画像データ合成装置5と第2の画像データ処理装置6を介して回線I/F装置13に出力され、FAX送信がなされる。
画像データ合成装置5では、先の第2の画像データ処理装置6で画質差を補正した二つのRGB画像データを合成する。ここでは、RGB画像データAの上にRGB画像データBを上書きして合成する。
色変換は、RGB各8ビットのデータを受け取ると、FAX装置で一般的な単色(モノクロ)8ビットに変換する。
解像度変換は、モノクロ画像データの解像度をFAX装置17で送受される解像度に変換する。この実施形態では、主走査:200dpi×副走査:100dpiに変換する。
中間調処理では、モノクロ8ビットを受け取ると、FAX装置17で送受される中間調処理能力に従った中間調処理を行う。この実施形態では、疑似中間調処理の一つである誤差拡散法を用いて2値のデータとする。
ユーザは、先ほどHDD7内に蓄積した二つの画像データであるRGB画像データAおよびBに対し、合成条件や所望するモード等の条件の設定指示とスキャナ配信開始指示の各情報の入力を操作表示装置12上の操作によって行う。
CPU8は、スキャナ配信開始指示の制御コマンドデータ等に従って画像合成スキャナ配信動作プロセスのプログラムを実行し、画像合成スキャナ配信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。以下に、動作プロセスを順に記す。
性質の異なるRGB画像データAおよびBは、第2の画像データ処理装置6でRGB画像データA付属の原稿種類情報に基づき、二つの画質差を補正され、再度メモリ9に蓄積される。この動作の詳細は、上述してあるので割愛する。
その後、前述のようにメモリ9のRGB画像データAおよびBは、画像データ合成装置5と第2の画像データ処理装置6を介して外部I/F装置14に出力され、スキャナ配信がなされる。
画像データ合成装置5では、先の第2の画像データ処理装置6で画質差を補正した二つのRGB画像データを合成する。ここでは、RGB画像データAの上にRGB画像データBを上書きして合成する。
色変換は、RGB各8ビットのデータを受け取ると、指定される色空間に変換する。この実施形態では、スキャナ配信で一般的なsRGB規格化された色空間に各色8ビットで変換する。
γ変換では、RGB画像データのγ特性をスキャナ配信する場合の再現性が良くなるように補正する。この場合は、sRGB規格化された色空間に既にカラーマッチングされているため、γ変換は行われない。
中間調処理では、指定されたスキャナ配信で送受される中間調処理能力に従った中間調処理を行う。この実施形態では、RGB各8bitの16万色が指定されたものとして、階調処理は特に実施しない。
図6はこの発明の他の実施形態であるMFPのハードウェア構成例を示すブロック図であり、図1と同じ部分には同一符号を付している。
図1に示したMFP100では、画像情報検出装置3を画像読取装置1に付属する第1の画像データ処理装置2に接続し、画像読取装置1からの画像データに対して画像情報を検出するようにしていた。このため、画像読取装置1からの画像データの画像情報は検出することができたが、外部I/F装置14からの画像データからは画像情報の検出ができない。
したがって、合成する画像と被合成画像の両方の画像情報を検出し、それぞれの画像情報から総合的に補正する画像処理を決定することができる。
また、画像情報検出装置3をハードウェアで実現する代わりに、CPU8で代替することも可能である。
さらには、外部I/F装置14を備えているので、画像を外部の機器に転送し、より高速なPC18等の外部機器などで画像情報を検出するようにしても良い。
複数の画像情報がある場合、どの画像情報に合わせるかは合成後に一番情報量が多くなる画像に合わせると良い。しかし、実際はケースバイケースであるため、任意に設定できるようになっているとなお良い。
このプログラムは、MFP等の画像処理装置を制御するCPU(コンピュータ)に、この発明に関わる機能である制御手段および選択手段としての機能を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをCPUに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
4:バス制御装置 5:画像データ合成装置 6:第2の画像データ処理装置
7:HDD 8:CPU 9:メモリ 10プロッタI/F装置
11:プロッタ装置 12:操作表示装置 13:回線I/F装置
14:外部I/F装置 15:SB 16:ROM 17:FAX装置
18:PC 19:外部メディア 100,200:MFP
Claims (12)
- 複数の画像を合成する画像合成手段と、画像情報を検出する画像情報検出手段と、画像処理を行う画像処理手段とを有する画像処理装置であって、
被合成画像の画像情報を前記画像情報検出手段で検出し、その検出した被合成画像の画像情報に基づいて合成画像を前記画像処理手段で画像処理した後、その画像処理した合成画像と前記被合成画像とを前記画像合成手段で合成する制御手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、
前記画像情報検出手段で検出する画像情報はカラー又はモノクロ等の画像色情報であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、
前記画像情報検出手段で検出する画像情報は地肌レベル情報であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、
前記画像情報検出手段で検出する画像情報は原稿種類情報であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記画像情報検出手段で検出した被合成画像の画像情報に基づいて合成画像を前記画像処理手段で画像処理するかどうかを任意に選択するための選択手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。 - 複数の画像を合成する画像合成手段と、画像情報を検出する画像情報検出手段と、画像処理を行う画像処理手段とを有する画像処理装置における制御方法であって、
被合成画像の画像情報を前記画像情報検出手段で検出し、その検出した被合成画像の画像情報に基づいて合成画像を前記画像処理手段で画像処理した後、その画像処理した合成画像と前記被合成画像とを前記画像合成手段で合成することを特徴とする制御方法。 - 複数の画像を合成する画像合成手段と、画像情報を検出する画像情報検出手段と、画像処理を行う画像処理手段とを有する画像処理装置を制御するコンピュータに、
被合成画像の画像情報を前記画像情報検出手段で検出し、その検出した被合成画像の画像情報に基づいて合成画像を前記画像処理手段で画像処理した後、その画像処理した合成画像と前記被合成画像とを前記画像合成手段で合成する制御機能を実現させるためのプログラム。 - 請求項7記載のプログラムにおいて、
前記画像情報検出手段で検出する画像情報はカラー又はモノクロ等の画像色情報であることを特徴とするプログラム。 - 請求項7記載の画像処理装置において、
前記画像情報検出手段で検出する画像情報は地肌レベル情報であることを特徴とするプログラム。 - 請求項7記載の画像処理装置において、
前記画像情報検出手段で検出する画像情報は原稿種類情報であることを特徴とするプログラム。 - 請求項7乃至10のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、前記画像情報検出手段で検出した被合成画像の画像情報に基づいて合成画像を前記画像処理手段で画像処理するかどうかを任意に選択するための選択機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項7乃至11のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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WO2010021253A1 (ja) | 2008-08-20 | 2010-02-25 | 株式会社 アマダ | 帯鋸刃 |
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JP2001136394A (ja) * | 1999-11-04 | 2001-05-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
JP2006087006A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置及び画像処理システム |
JP2006166326A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Canon Inc | 画像処理装置 |
-
2007
- 2007-02-27 JP JP2007047157A patent/JP2008211592A/ja active Pending
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