JP2001136394A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001136394A
JP2001136394A JP31325699A JP31325699A JP2001136394A JP 2001136394 A JP2001136394 A JP 2001136394A JP 31325699 A JP31325699 A JP 31325699A JP 31325699 A JP31325699 A JP 31325699A JP 2001136394 A JP2001136394 A JP 2001136394A
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裕義 上條
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富夫 横森
Toshiyuki Yano
季之 谷野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の原稿から読み取った画像データを一つ
の記録用紙上に出力し得るように合成する場合に、各原
稿の地肌レベルがそれぞれ異なっていても、適切な下地
除去処理を行えるようにする。 【解決手段】 複数の原稿から読み取った画像データを
合成するデータ合成手段8と、各原稿の地肌レベルを検
出する地肌検出手段7と、前記データ合成手段8による
合成位置と前記地肌検出手段7による検出結果とを対応
させつつ、前記データ合成手段8による合成後の画像デ
ータに対する下地除去処理を行う下地除去手段11とを
備えて、画像処理装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿から取得した
画像データに対してその出力に必要となる画像処理を行
う画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等の画像処理装置におい
ては、白色紙による原稿の他に、新聞紙や色付き用紙等
の如く用紙自体の色濃度の異なる原稿が読み取り対象と
なることがある。そのため、画像処理装置の中には、か
かる原稿が読み取り対象となった場合でも最適な出力が
得られるようにすべく、読み取り対象となった原稿にお
ける文字や図形以外の地肌部分の濃度レベル(以下「地
肌レベル」という)を検出するとともに、その検出結果
に応じた階調補正(以下、この補正を「下地除去」とい
う)を行う機能を有したものがある。
【0003】また、近年、複写機等の画像処理装置の中
には、ハードディスク装置等の大容量記憶装置を備える
ことにより、多様な出力形態に対応する機能を有したも
のもある。多様な出力形態としては、いわゆるNアップ
出力やシグネチャーモード出力等が挙げられる。Nアッ
プ出力とは、N枚(複数)の原稿から読み取った画像デ
ータを記録用紙の一面に一覧表示するように合成して出
力する出力形態をいう。また、シグネチャーモード出力
とは、中綴じ本を形成するのに好適となるように、記録
用紙両面のそれぞれに複数の原稿から読み取った画像デ
ータを合成して出力する出力形態をいう。これらNアッ
プ出力やシグネチャーモード出力等のように画像データ
の合成処理を伴う出力(以下「合成出力」という)は、
原稿から読み取った画像データを記憶装置内に一旦蓄積
することにより実現されるものである。なお、記憶装置
に蓄積される画像データに対しては、その蓄積容量削減
のため、圧縮処理及び伸長処理が施されることが多い。
【0004】ところで、このような下地除去と合成出力
との双方に対応する場合に、画像処理装置では、画像デ
ータの合成処理を行った後に、その合成後の画像データ
に対して下地除去処理を行う必要がある。これは、画像
データに対する圧縮処理の前に下地除去処理を行ってし
まうと、その後の圧縮伸長処理時においてノイズ等が発
生し、画質の劣化を招いてしまう可能性があるからであ
り、また圧縮伸長処理を行わない場合であっても、画像
データの合成処理前に下地除去処理を行うと、その後に
行う絵文字分離処理等で誤検知が発生してしまう可能性
があるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像処理装置では、下地除去処理を行うのに際し、記録
用紙一面分の画像データに対して一つの地肌レベルを基
に当該下地除去処理を行うようになっている。そのた
め、上述したように下地除去と合成出力との双方に対応
する場合には、合成すべき複数の原稿の地肌レベルがそ
れぞれ異なっていると、画像データの合成処理後に下地
除去処理を行うことから、結果として下地除去が正しく
行われない領域部分が発生してしまうおそれがある。例
えば、Nアップ出力を行う場合に、下地除去処理の基と
なる地肌レベルは、合成すべき各原稿の読み取り時に順
次更新され、最後に読み取った原稿の地肌レベルが最終
的な検出結果とされる。そのため、Nアップ出力のため
に合成される各原稿の地肌濃度がそれぞれ異なる場合に
は、最終的な検出結果である地肌レベルのみを基に下地
除去処理が行われることから、下地除去が行えない領域
部分が発生し、合成された各領域部分毎に画質のバラツ
キが生じる可能性がある。また、このバラツキ現象は、
合成すべき各原稿の読み取り順によっても異なるという
難点もある。
【0006】これに対して、例えば特開平9−1868
76号公報には、下地除去処理を行うのに際し、領域を
指定して地肌レベルを変えることで、画像の各部の状況
に応じた適切な下地除去処理を行うことができる画像処
理装置が開示されている。ところが、この画像処理装置
は、原稿の一部に地肌と区別しにくいような絵柄がある
場合に、絵柄を良好に再現しつつ下地除去処理を行っ
て、画質の向上を図るようにしたものである。つまり、
絵柄部分と地肌部分とで地肌レベルを変えるようにした
もので、合成処理によって合成された各原稿の地肌レベ
ルのバラツキを補正するものではない。したがって、こ
の画像処理装置を複数原稿からの画像データを合成する
Nアップ出力やシグネチャーモード出力等に適用して
も、合成後の各部分領域はそれぞれ異なった画質で出力
される可能性があり、結果として各原稿の地肌レベルの
バラツキを補正することはできない。
【0007】そこで、本発明は、下地除去と合成出力と
の双方に対応する場合に、合成すべき複数の原稿の地肌
レベルがそれぞれ異なっていても、そのバラツキを補正
して適切な下地除去処理を行うことのできる画像処理装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された画像処理装置で、複数の原稿か
ら読み取った画像データを一つの記録用紙上に出力し得
るように合成するデータ合成手段と、前記複数の原稿の
地肌レベルを検出する地肌検出手段と、前記データ合成
手段による合成位置と前記地肌検出手段による各原稿の
地肌レベルの検出結果とを対応させつつ、前記データ合
成手段による合成後の画像データに対する下地除去処理
を行う下地除去手段とを備えることを特徴とするもので
ある。
【0009】上記構成の画像処理装置によれば、データ
合成手段が複数の原稿からの画像データを合成すると、
下地除去手段がその合成後の画像データに対して下地除
去処理を行う。ただし、このとき、下地除去手段は、デ
ータ合成手段による合成位置と地肌検出手段による各原
稿の地肌レベルの検出結果とを対応させつつ下地除去処
理を行う。したがって、下地除去手段では、複数の原稿
の地肌レベルがそれぞれ異なっていても、データ合成手
段による合成位置に応じて異なる地肌レベルを基に下地
除去処理を行うことになる。
【0010】また、本発明に係る画像処理装置は、複数
の原稿から読み取った画像データを一つの記録用紙上に
出力し得るように合成するデータ合成手段と、前記複数
の原稿の地肌レベルを検出する地肌検出手段と、前記デ
ータ検出手段が検出した前記複数の原稿の地肌レベルか
ら一つの地肌レベルを選択する地肌選択手段と、前記デ
ータ合成手段による合成後の画像データに対して前記地
肌選択手段が選択した地肌レベルを基に下地除去処理を
行う下地除去手段とを備えるものである。
【0011】上記構成の画像処理装置によれば、データ
合成手段が複数の原稿からの画像データを合成すると、
下地除去手段がその合成後の画像データに対して下地除
去処理を行う。ただし、このとき、地肌選択手段は、デ
ータ検出手段が検出した地肌レベルから一つの地肌レベ
ル、例えば最も高い濃度の地肌レベルや各原稿からの検
出結果の平均値を選択する。したがって、下地除去手段
では、複数の原稿の地肌レベルがそれぞれ異なっていて
も、それらの地肌レベルから地肌選択手段が任意に選択
した一つの地肌レベルを基に下地除去処理を行うことに
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る
画像処理装置について説明する。なお、ここでは、本発
明を、複写機に適用した場合を例に挙げて説明する。
【0013】〔第1の実施の形態〕先ず、請求項1およ
び2記載の発明に係る画像処理装置について説明する。
図1は、本発明に係る画像処理装置の第1の実施の形態
における概略構成を示すブロック図である。
【0014】図1に示すように、本実施形態の画像処理
装置は、ユーザインタフェース(User Interface;以下
「UI」という)1と、システムコントローラ(System
Controller;以下「SYS」という)2と、CCD(Ch
arge Coupled Device)センサ3と、A/D変換部4と、
シェイディング補正部5と、グレイバランス補正部6
と、下地検知部7と、メモリ部8と、画像処理部9と、
編集部10と、下地除去部11と、TRC(Tone Repro
duction Control)補正部12と、画像出力部(Image Ou
tput Terminal;以下「IOT」という)13と、から構
成されている。
【0015】UI1は、ユーザが操作するための操作パ
ネル等からなるものである。このUI1における操作内
容としては、例えばコピーモードの指定(通常出力を行
うか、あるいはNアップ出力を行うか等)やコピースタ
ートの指示がある。また、これらの操作があると、UI
1では、その操作内容をSYS2へ通知するようになっ
ている(図中参照)。
【0016】SYS2は、所定プログラムを実行するC
PU(Central Processing Unit)やワークメモリとして
使用されるRAM(Random Access Memory) 等を備えて
なるもので、この画像処理装置全体の動作制御を行うも
のである。このSYS2が行う動作制御には、例えば画
像処理部9に対する合成処理や下地除去処理等の指示発
行がある(図中,参照)。
【0017】CCDセンサ3は、原稿上に描かれた画像
を光学的に読み取って、その原稿から画像データを取得
するものである。
【0018】A/D変換部4は、CCDセンサ3が取得
した画像データをアナログデータからデジタルデータに
変換するものである。シェイディング補正部5は、A/
D変換部4によるA/D変換後の画像データに対して、
必要に応じてシェーディング補正を行うものである。グ
レイバランス補正部6は、A/D変換部4によるA/D
変換後の画像データに対して、必要に応じてグレイバラ
ンス調整を施すものである。
【0019】下地検知部7は、CCDセンサ3が取得し
た画像データを基に、読み取り対象となった原稿の地肌
レベルを検出するものである。すなわち、下地検知部7
は、本発明における地肌検出手段として機能するもので
ある。この下地検知部7による地肌レベルの検出結果
は、SYS2へ通知されるものとする(図中参照)。
なお、この下地検知部7による地肌レベルの検出につい
ては、周知技術を利用して行うものであるため、ここで
はその詳細な説明を省略する。
【0020】メモリ部8は、SDRAMやハードディス
ク装置等の記憶装置からなるもので、CCDセンサ3が
取得した画像データを一旦記憶蓄積するものである。こ
のメモリ部8内への画像データの蓄積に際しては、その
蓄積容量削減のため、画像データに対する圧縮処理を行
うようにしてもよい。また、メモリ部8は、後述するよ
うに、本発明におけるデータ合成手段としての機能を有
するものである。
【0021】画像処理部9は、メモリ部8内から取り出
した画像データに対して、所定の画像処理を行うもので
ある。この画像処理部9が行う画像処理としては、例え
ば画像データの可視画像化に必要となる拡縮処理、色変
換処理(RGBデータ→L** * データ→YMCK
データ等)、色補正処理、フィルタ処理がある。なお、
画像処理部9が行う処理は、SYS2からの指示に従っ
て行われるものであるが(図中参照)、その処理自体
の詳細については従来のものと同様であるためここでは
その説明を省略する。
【0022】編集部10は、複数の原稿から得られた画
像データに対してメモリ部8が合成処理を行う場合に、
その合成処理によって合成される各画像データを識別す
るためのエリア信号(Area tag)を生成し、これを合成
処理後の画像データに付加するものである。すなわち、
編集部10は、本発明における情報生成手段として機能
するものである。なお、この編集部10が行うエリア信
号の生成も、SYS2からの指示に従って行われるもの
とする(図中参照)。
【0023】下地除去部11は、画像処理部9による画
像処理後の画像データに対して、下地検知部7が検出し
た地肌レベルを基に、下地除去処理を行うものである。
ただし、下地除去部11では、画像処理部9が合成処理
を行う場合であれば、詳細を後述するように、その合成
処理による合成位置と下地検知部7が検出した各原稿の
地肌レベルとを対応させつつ下地除去処理を行うように
なっている。すなわち、下地除去部11は、本発明にお
ける下地除去手段として機能するものである。なお、こ
の下地除去部11による下地除去処理については、周知
技術を利用して行うものであるため、ここではその詳細
な説明を省略する。
【0024】TRC補正部12は、下地除去部11によ
る下地除去処理後の画像データに対して、その出力側と
なるIOT13の階調に合わせる補正処理、すなわちT
RC処理を行うものである。
【0025】IOT13は、TRC補正部12から処理
後の画像データを受け取ると、これを周知の電子写真技
術を用いて、記録用紙上に可視画像として出力するもの
である。
【0026】次に、以上のように構成された画像処理装
置における処理動作例、特に下地除去と合成出力との双
方に対応する場合の処理動作例について説明する。図2
は、本発明に係る画像処理装置の第1の実施の形態にお
ける処理動作例を示すフローチャートである。
【0027】ここでは、UI1においてユーザが4アッ
プ出力(4ページ分の原稿から読み取った画像データを
記録用紙1ページ分に一覧表示する出力形態)を指定し
た場合を例に挙げて説明する。図2に示すように、ユー
ザが4アップ出力を指定すると、UI1は、その指定内
容をコピーモードとしてSYS2へ通知する(ステップ
101、以下ステップをSと略す)。そして、UI1か
らの通知があると、SYS2は、通知されたコピーモー
ドを基に、合成出力する原稿のページ数、すなわち記録
用紙1ページ分の分割数を判断し、その判断結果を記録
用紙の用紙サイズ(例えばA4サイズ)と共に編集部1
0に通知する(S102)。
【0028】このとき、1ページ目の原稿がセットされ
た状態で、UI1においてユーザがコピースタートを指
示すると(S103)、その旨の通知を受けたSYS2
からの指示に従いつつ、CCDセンサ3はプリスキャン
によってその1ページ目の原稿から画像データを取得す
る。そして、下地検知部7は、その画像データを解析し
て、1ページ目の原稿の地肌レベルを検出し、その検出
結果をSYS2へ通知する(S104)。
【0029】なお、この下地検知部7による地肌レベル
の検出は、プリスキャン時に得られた画像データを基に
して行うのではなく、本スキャン時に原稿の一部(例え
ば原稿の読み取り始めから数センチの部分)から得られ
た画像データを基にして行うようにしてもよい。
【0030】下地検知部7が地肌レベルを検出し、SY
S2がその検出結果の通知を受けると、続いて、SYS
2は、通知された地肌レベルから、下地除去を行うのに
必要なパラメータである下地除去値を求める(S10
5)。
【0031】その後、CCDセンサ3は、SYS2から
の指示に従いつつ、本スキャンによって1ページ目の原
稿から画像データを取得する。この本スキャンにより取
得した画像データが送られてくると、メモリ部8は、そ
の画像データを受け取ってこれを記憶蓄積する(S10
6)。そして、このメモリ部8内における画像データの
記憶蓄積が合成枚数となる4ページ分に満たなければ
(S107)、セットされた原稿の交換を経た後に(S
108)、2ページ目以降の原稿についても同様の処理
を行い、4ページ分の画像データが全て記憶蓄積される
までこれを繰り返し(S104〜S108)、合成す
る。
【0032】メモリ部8内に4ページ分の画像データが
全て蓄積されると、次いで、SYS2は、各ページ分の
地肌レベルから求めた下地除去値をそれぞれ下地除去部
11に通知する(S109)。これにより、下地除去部
11は、4ページ分の画像データそれぞれに対する下地
除去値を把握できることになる。
【0033】下地除去部11が各画像データに対する下
地除去値を把握すると、続いて、画像処理部9は、SY
S2からの指示に従いつつ、メモリ部8内から4ページ
分が合成された画像データを全て取り出して、これらに
対する処理を行う(S110)。また、このとき、編集
部10は、SYS2からの指示に従いつつ、画像処理部
9による処理後の画像データに対し、各画像データを識
別するためのエリア信号(Area tag)を付加する。
【0034】ここで、画像処理部9による合成処理およ
び編集部10によるエリア信号の付加処理について、さ
らに詳しく説明する。図3は、本発明に係る画像処理装
置の第1の実施の形態における合成処理の概要を示す説
明図である。
【0035】本実施形態では、図3に示すように、4ペ
ージ分の原稿上に描かれたそれぞれの画像A,B,C,
Dが、記録用紙1ページ分上に一覧表示される出力画像
A〜Dとなるように、画像処理部9が合成処理を行う。
このとき、編集部10は、各画像A,B,C,Dとこれ
らの合成位置との間の対応関係が明確になるように、エ
リア信号としてArea tagを生成して、これを合成後の出
力画像A〜Dを表す画像データに付加する。具体的に
は、出力画像A〜Dを表す画像データに対し、画像Aの
合成位置に存在する画素データには「0」というArea t
agを付加し、画像Bの合成位置に存在する画素データに
は「1」というArea tagを付加し、画像Cの合成位置に
存在する画素データには「2」というArea tagを付加
し、画像Dの合成位置に存在する画素データには「3」
というArea tagを付加する。
【0036】このようにして各画素データにArea tagを
付加することで、編集部10は、合成された各ページの
画像とその合成位置との関係、ひいてはその合成位置と
各ページの地肌レベルとの関係を、互いに対応付けてい
る。各画素データ毎にArea tagを付加するようにしたの
は、出力画像A〜Dを表す画像データがビットマップ状
のデータだからである。すなわち、各画素データ毎にAr
ea tagを付加すれば、各画素データの座標上の位置を確
認しなくても、上述した対応付けが明確となるからであ
り、これに伴ってデータ処理に多くの時間を要すること
もなくなるからである。
【0037】ただし、エリア信号の付加は、上述した各
画素データ毎のArea tagの付加ではなく、他の手法によ
って行うようにしてもよい。他の手法としては、例え
ば、各ページの画像を合成する際の主走査方向および副
走査方向における境界部分のデータ値(座標値)と、各
画素データの数を計数するカウンタによるカウント値と
を基に、処理対象となる画素データがどの領域に属して
いるかを順次把握することによって、各ページの画像と
その合成位置との関係を互いに対応付けるようにするこ
とも考えられる。
【0038】このようにして、メモリ部8による合成処
理後の画像データに編集部10がエリア信号を付加する
と、図2に示すように、その後、下地除去部11は、合
成処理後の画像データに対して下地除去処理を行う。こ
のとき、下地除去部11は、SYS2からの通知によっ
て、4ページ分の画像データそれぞれに対する下地除去
値を既に把握している(S109)。また、下地除去部
11が処理する画像データ、さらに詳しくはその画像デ
ータを構成する各画素データには、編集部10によって
Area tagがエリア信号として付加されている。したがっ
て、下地除去部11は、それぞれの下地除去値と合成位
置とを対応させながら、下地除去処理を行うようになっ
ている。つまり、下地除去部11は、付加されたエリア
信号(Area tag)に応じて、下地除去値を変えながら、
合成処理後の画像データに対する下地除去処理を実行す
る(S111)。
【0039】ここで、下地除去部11による下地除去処
理について、さらに詳しく説明する。 図4および図5
は、本発明に係る画像処理装置の第1の実施の形態にお
ける下地除去処理の概要を示す説明図である。
【0040】下地除去部11は、例えば図4に示すよう
に、画像処理部9による画像処理後の画像データ(以下
「Video In」という)に対して、その値がSYS2から
通知される下地除去値(以下「Th. 」という)より小さ
ければ、後段に出力する画像データ(以下「Video Out
」という)の値が「0」となるように変換することに
よって、下地除去処理を実行する。具体的には、先ず、
Th. レジスタの値を「2」の補数に変換する。そして、
その変換後の値をVideo Inの値に加算し、その加算結果
が負であれば、Video Out の値を「0」に丸める。ま
た、加算結果を三倍して、その値が「255」以上であ
れば、Video Out の値を「255」に丸める。その後、
これにより得られた値とVideo Inの値とを比較し、いず
れか小さいほうをVideo Out として出力する。
【0041】ただし、下地除去部11では、合成処理後
の画像データに付加されたエリア信号に応じて、Th. を
変えながら下地除去処理を行うようになっている。その
ために、下地除去部11は、図5に示すように、下地除
去ブロック11aと、セレクタ11bと、から構成され
ている。
【0042】下地除去ブロック11aは、画像処理部9
が合成し得る画像データ数、すなわち最大領域数分だけ
処理ブロックを有しているもので、各処理ブロックが独
自のTh. を基に上述した変換処理を行うようになってい
るものである。また、セレクタ11bは、下地除去ブロ
ック11aの各処理ブロックが行った下地除去処理の結
果から、編集部10によって付加されたエリア信号(Ar
ea tag)を基に、いずれか一つの処理結果を選択し、こ
れをVideo Out とするものである。
【0043】これらにより、下地除去部11では、下地
除去ブロック11aの各処理ブロックがそれぞれ並行し
て、例えば原稿Aに対応した除去値Th. 、原稿Bに対応
した除去値Th. といったように、異なるTh. で下地除去
処理を行った後に、セレクタ11bがそれぞれの処理結
果の中からエリア信号(Area tag)を基にいずれか一つ
を選択し、これをVideo Out として出力するようになっ
ている。つまり、エリア信号に応じて下地除去値を変え
ながら下地除去処理を行うことができる。
【0044】このようにして、下地除去部11が下地除
去処理を行うと、図2に示すように、TRC補正部12
は、下地除去処理後の画像データにTRC処理を行った
後に、その画像データをIOT13へ出力する(S11
2)。これにより、IOT13からは、下地除去と合成
処理との双方が施された後の画像が記録用紙上に出力さ
れることになる。
【0045】以上のように、本実施形態における画像処
理装置では、請求項1に記載した発明の如く、メモリ部
8による合成処理後の画像データに対して下地除去処理
を行うのにあたって、下地除去部11がその合成処理に
よる合成位置と各原稿の地肌レベルの検出結果とを対応
させるようになっている。そのため、下地除去部11で
は、複数の原稿の地肌レベルがそれぞれ異なっていて
も、メモリ部8による合成位置に応じて異なる地肌レベ
ルを基に下地除去処理を行うことになる。したがって、
本実施形態の画像処理装置を用いれば、下地除去と合成
出力との双方に対応する場合に、合成すべき複数の原稿
の地肌レベル応じた下地除去処理が正しく行われる。例
えば、Nアップ出力を行う場合に、各原稿の地肌濃度が
それぞれ異なっていても、下地除去が行えない領域部分
が発生することがなく、また合成された各領域部分毎に
画質のバラツキが生じてしまうこともない。つまり、本
実施形態の画像処理装置によれば、下地除去と合成出力
との双方に対応する場合に、合成すべき複数の原稿の地
肌レベルがそれぞれ異なっていても、そのバラツキを補
正して適切な下地除去処理を行うことができる。
【0046】また、本実施形態における画像処理装置で
は、請求項2に記載した発明の如く、合成される各ペー
ジ毎に画像データに対して、編集部10が各画像データ
を識別するためのエリア信号(Area tag)を付加するよ
うになっている。したがって、本実施形態の画像処理装
置を用いれば、そのエリア信号を基にすることで、上述
したような適切な下地除去処理を、確実かつ容易に実現
することができる。
【0047】〔第2の実施の形態〕次に、本発明に係る
画像処理装置の第2の実施の形態について説明する。な
お、本実施形態で説明する画像処理装置も、第1の実施
の形態の場合と同様に、請求項1および2記載の発明に
係るものであるため、ここでは、上述した第1の実施の
形態との相違点についてのみ説明するものとする。図6
は、本発明に係る画像処理装置の第2の実施の形態にお
ける下地除去処理の概要を示す説明図である。図中にお
いて、第1の実施の形態と同一の構成要素については、
同一の符号を与えている。
【0048】本実施形態では、下地除去処理の手順が、
第1の実施の形態の場合と異なる。すなわち、第1の実
施の形態で説明したように最大領域数分の処理ブロック
が行った下地除去処理の結果からエリア信号(Area ta
g)を基にいずれか一つの処理結果を選択するのではな
く、画像データに同期しつつ下地除去値を切り替えなが
ら一つの下地除去ブロックのみが下地除去処理を行うよ
うになっている。
【0049】詳しくは、図6に示すように、下地検知部
7が各原稿の地肌レベルを検出すると、コード化部21
がこれをコード化する。そして、このコード化部21に
よるコード化情報は、その後、デコード部22によって
デコードされ、下地除去部23に通知される。ただし、
このとき、デコード部22は、コード化部21からのコ
ード化情報を、編集部10によって付加されたエリア信
号(Area tag)を基にしつつ、デコードを行う。したが
って、下地除去部23には、各原稿の地肌レベルに対応
した下地除去値が、エリア信号を切り替え信号として、
画像データの処理速度に同期しつつ、順次通知されるこ
とになる。
【0050】そのため、下地除去部23では、第1の実
施の形態の場合とは異なり一つの下地除去ブロック23
aしか有していなくても、エリア信号に応じて下地除去
値を変えながら下地除去処理を行うことができる。
【0051】以上のように、本実施形態の画像処理装置
においても、下地除去部23が下地除去処理を行うのに
あたって、各原稿の合成位置とそれぞれの地肌レベルと
を対応させるようになっているので、下地除去と合成出
力との双方に対応する場合に、合成すべき複数の原稿の
地肌レベルがそれぞれ異なっていても、そのバラツキを
補正して適切な下地除去処理を行うことができる。
【0052】〔第3の実施の形態〕次に、請求項3記載
の発明に係る画像処理装置について説明する。なお、こ
こでも、上述した第1の実施の形態との相違点について
のみ説明するものとする。図7は、本発明に係る画像処
理装置の第3の実施の形態における概略構成を示すブロ
ック図である。図中において、第1の実施の形態と同一
の構成要素については、同一の符号を与えている。
【0053】図7に示すように、本実施形態の画像処理
装置は、エリア信号を付加する編集部10を備えていな
い点で、第1の実施の形態の場合と異なる。さらに、S
YS31は、下地検知部7から複数の原稿についての地
肌レベルの検出結果が通知されると、これを基に一つの
地肌レベルを選択し、その選択結果を下地除去部11に
通知するようになっている。すなわち、本実施形態にお
けるSYS31は、本発明における地肌選択手段として
機能を有している。
【0054】このSYS31による地肌レベルの選択
は、下地検知部7から通知された地肌レベルの検出結果
をSYS31内のレジスタ等に一旦記憶し、読み取り対
象となる全ての原稿の地肌レベルを記憶すると、その中
から最適な地肌レベルを決定することで行う。最適な地
肌レベルとしては、例えば、全ての原稿の地肌レベルの
中で最も大きい(高濃度の)地肌レベルが考えられる。
【0055】ただし、最適な地肌レベルの選択は、他の
判断基準を基に行うようにしてもよい。例えば、各原稿
から検出した地肌レベルの平均値を最適な地肌レベルと
したり、あるいは各原稿から検出した地肌レベルの中で
最も出現頻度の高いものを最適な地肌レベルとすること
が考えられる。また、予め設定された幾つかの判断基準
の中から任意の判断基準を、UI1から選択指定し得る
ようにしてもよい。
【0056】このようにしてSYS31が最適な地肌レ
ベルを選択すると、下地除去部11は、その選択結果を
基に下地除去処理を行う。すなわち、選択された一つの
地肌レベルから求まる下地除去値を用いて、メモリ部8
による合成処理後の画像データに対する下地除去処理を
行う。
【0057】ここで、本実施形態における下地除去部1
1が行う下地除去処理について、具体例を挙げて詳しく
説明する。図8は、下地除去処理の具体例を示す説明図
である。図中では、4枚分の原稿上に描かれたそれぞれ
の画像A,B,C,Dを、記録用紙1枚分上に一覧表示
する4アップ出力を行う場合を示している。また、1枚
目および4枚目の原稿は地肌レベルが「10」であり、
2枚目の原稿は地肌レベルが「30」であり、3枚目の
原稿は地肌レベルが最も大きく「40」であるものとす
る。
【0058】例えば、これらの原稿A,B,C,Dにつ
いて4アップ出力を行う場合に、SYS31は、3枚目
の原稿の地肌レベルが最も大きいため、その地肌レベル
を最適な地肌レベルとして決定し、これを基に下地除去
処理を行うように下地除去部11に指示を与える。した
がって、下地除去部11では、原稿A,B,C,Dの地
肌レベルがそれぞれ異なっていても、地肌レベルが最も
大きい原稿Cに合わせて下地除去処理を行うことになる
ので、図8(a)に示すように、合成後の全ての領域に
ついて良好に下地を除去し得るようになる。つまり、図
8(b)に示す従来の場合のように、4枚のうちの最後
の原稿Dの地肌レベルを基に下地除去処理を行った結
果、下地除去が行えない領域部分が発生してしまうとい
ったことを防止できる。
【0059】以上のように、本実施形態における画像処
理装置では、請求項3に記載した発明の如く、画像処理
部9による合成処理後の画像データに対して下地除去処
理を行うのにあたって、下地検知部7が検出した地肌レ
ベルの中から、SYS31が最適と判断される一つの地
肌レベルを選択するようになっている。そのため、下地
除去部11では、複数の原稿の地肌レベルがそれぞれ異
なっていても、SYS31が選択した一つの地肌レベル
を基に下地除去処理を行うことになる。したがって、本
実施形態の画像処理装置を用いれば、下地除去と合成出
力との双方に対応する場合に、合成すべき複数の原稿の
地肌レベル応じた下地除去処理が正しく行われる。例え
ば、Nアップ出力を行う場合に、各原稿の地肌濃度がそ
れぞれ異なっていても、下地除去が行えない領域部分が
発生することがなくなる。また、各原稿の読み取り順に
よって、下地除去処理の結果にバラツキが生じてしまう
こともない。つまり、本実施形態の画像処理装置によれ
ば、下地除去と合成出力との双方に対応する場合に、合
成すべき複数の原稿の地肌レベルがそれぞれ異なってい
ても、適切な下地除去処理を行うことができる。
【0060】なお、上述した第1〜第3の実施の形態で
は、本発明を複写機に適用した場合を例に挙げて説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、原稿か
ら取得した画像データに対してその出力に必要となる画
像処理を行うものであれば、例えばスキャナおよびプリ
ンタ等を備えてなる画像処理ネットワークシステムであ
っても同様に適用することができる。
【0061】また、本発明は、第1〜第3の実施の形態
で説明した処理動作の手順に限定されるものではない。
すなわち、例えば画像データに対し合成等の画像処理を
行った後に、これを記憶蓄積するように構成された場合
であっても、第1〜第3の実施の形態で説明した場合と
全く同様に下地除去処理を行うことが可能である。
【0062】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の画像処
理装置は、合成処理後の画像データに対して下地除去処
理を行うのにあたって、その合成処理による合成位置と
各原稿の地肌レベルの検出結果とを対応させるので、複
数の原稿の地肌レベルがそれぞれ異なっていても、各原
稿から得た画像データの合成位置に応じて異なる地肌レ
ベルを基に下地除去処理を行うことになる。したがっ
て、この画像処理装置よれば、下地除去と合成出力との
双方に対応する場合に、各原稿の地肌濃度がそれぞれ異
なっていても、合成すべき複数の原稿の地肌レベル応じ
た下地除去処理が正しく行われ、下地除去が行えない領
域部分が発生したり、合成された各領域部分毎に画質の
バラツキが生じてしまうことがなくなる。つまり、合成
すべき複数の原稿の地肌レベルがそれぞれ異なっていて
も、そのバラツキを補正して適切な下地除去処理を行う
ことができる。
【0063】また、本発明の画像処理装置は、合成処理
後の画像データに対して下地除去処理を行うのにあたっ
て、検出された地肌レベルを基に最適と判断される一つ
の地肌レベルを選択するので、複数の原稿の地肌レベル
がそれぞれ異なっていても、選択した一つの地肌レベル
を基に下地除去処理を行うことになる。したがって、こ
の画像処理装置においても、全く同様に、合成すべき複
数の原稿の地肌レベルがそれぞれ異なっていても、適切
な下地除去処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における画像処理
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態における画像処理装置の処
理動作例を示すフローチャートである。
【図3】 第1の実施の形態における画像データの合成
処理の概要を示す説明図である。
【図4】 第1の実施の形態における下地除去処理の概
要を示す説明図(その1)である。
【図5】 第1の実施の形態における下地除去処理の概
要を示す説明図(その2)である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態における下地除去
処理の概要を示す説明図である。
【図7】 本発明の第3の実施の形態における画像処理
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図8】 下地除去処理の具体例を示す説明図であり、
(a)は第3の実施の形態における場合を示す図、
(b)は従来の場合を示す図である。
【符号の説明】
2,31…SYS、7…地検知部、9…画像処理部、1
0…編集部、11…下地除去部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横森 富夫 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 谷野 季之 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 5C076 AA01 AA19 BA06 5C077 LL19 MP01 PP23 PP25 PP28 PP43 PQ08 TT06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の原稿から読み取った画像データを
    一つの記録用紙上に出力し得るように合成するデータ合
    成手段と、 前記複数の原稿の地肌レベルを検出する地肌検出手段
    と、 前記データ合成手段による合成位置と前記地肌検出手段
    による各原稿の地肌レベルの検出結果とを対応させつ
    つ、前記データ合成手段による合成後の画像データに対
    する下地除去処理を行う下地除去手段とを備えることを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データ合成手段による合成位置と前
    記地肌検出手段が検出した各原稿の地肌レベルとを対応
    させるべく、前記複数の原稿に関する識別情報を生成す
    る情報生成手段を備えることを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 複数の原稿から読み取った画像データを
    一つの記録用紙上に出力し得るように合成するデータ合
    成手段と、 前記複数の原稿の地肌レベルを検出する地肌検出手段
    と、 前記データ検出手段が検出した前記複数の原稿の地肌レ
    ベルから一つの地肌レベルを選択する地肌選択手段と、 前記データ合成手段による合成後の画像データに対して
    前記地肌選択手段が選択した地肌レベルを基に下地除去
    処理を行うする下地除去手段とを備えることを特徴とす
    る画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7319792B2 (en) 2002-09-19 2008-01-15 Ricoh Company, Ltd. Image processing device
JP2008211592A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Ricoh Co Ltd 画像処理装置,制御方法,プログラム,および記録媒体

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JP2007201611A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像形成方法及びプログラム
JP2008211592A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Ricoh Co Ltd 画像処理装置,制御方法,プログラム,および記録媒体

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