JP6590991B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6590991B2
JP6590991B2 JP2018090882A JP2018090882A JP6590991B2 JP 6590991 B2 JP6590991 B2 JP 6590991B2 JP 2018090882 A JP2018090882 A JP 2018090882A JP 2018090882 A JP2018090882 A JP 2018090882A JP 6590991 B2 JP6590991 B2 JP 6590991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
page image
determined
blank document
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018090882A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018129861A (ja
Inventor
雅明 村石
雅明 村石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2018090882A priority Critical patent/JP6590991B2/ja
Publication of JP2018129861A publication Critical patent/JP2018129861A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6590991B2 publication Critical patent/JP6590991B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
デジタル複写機等の画像読取装置では、主に2種類の原稿の読み取り手法が存在する。1つは、原稿をガラス台に載置させることで原稿位置を固定させながら、光学系を移動させて画像を読み取る手法(光学系移動方式)である。もう一つは、光学系の位置を固定し、自動原稿搬送装置(ADF:auto document feeder)によって原稿を搬送させながら画像を読み取る手法(流し読み方式)である。
従来、自動原稿読取装置付きの複合機では、両面に印字された原稿と片面に印字された原稿が混載されていた場合でも、両面に対して読み取りを行っている。
しかしながら、この方法では片面に印字された原稿の裏の空白ページ面も読み取ることになり、その結果不要なデータを処理することになり、処理が遅くなってしまう。また、読み取った原稿を出力する際に空白ページ面を読取った画像データに対しても印刷処理が実行されるため、無駄な紙の消費や電力消費が発生することになる。そこで空白ページ検知を用いることにより空白ページを読み取った画像データと判別された画像データを除去し、無駄な印刷や紙、トナーの消費を抑制することができる。またE−MAILなど電子データとして送信する場合では空白ページを読み取った画像データと判別された画像データを除去し、ファイル容量を抑制することができるため、これまで様々な空白ページ検知方法が考案されている(特許文献1参照)。
特許文献1では、原稿から読みとった画像データからエッジ部を検出し、検出したエッジ量が全体の画素数に占める割合から原稿が空白ページか否かを判定する白紙判定方法が提案されている。
また、特許文献2では原稿が白地か色地かを判定し、原稿を読みとって得られた画像データが色地原稿を読み取って得られた画像データであると判定した場合は空白ページ検知の判定基準を変更する。これにより、地色がある原稿に空白ページがあった場合、この空白ページを検知する方法が開示されている。
特開平11−55503 特開2008−219808
しかしながら、空白ページとして検知したい原稿は使用者の用途によって異なる場合がある。
例えば地色が白色で印字情報が付与された原稿に対し、合紙として地色が白以外の色紙が挿入された場合、白地原稿中に含まれる空白ページを読み取ることで得られた画像データは検知し除去したい。一方で、色紙の空白ページを読み取ることで得られた画像データは合紙として出力したい場合がある。また、白地原稿中に含まれる空白ページを読み取ることで得られた画像データはレイアウト保持のため除去しないが、合紙として挿入した色紙を読み取ることで得られた画像データは検知し、除去したい場合もある。
このように、使用者の用途によって、空白のページを読み取った画像データであっても、空白ページ(原稿)の紙の地色に応じて除去したい画像データは異なる場合がある。
本願請求項1に係る画像処理装置は、複数のページで構成される原稿を読み取ることで得られるページイメージデータであって、前記複数のページのそれぞれのページに対応するページイメージデータを取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段が取得した複数のページイメージデータの各ページイメージデータの彩度情報と輝度情報を取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段が取得した前記輝度情報に基づいて前記第1の取得手段が取得した複数のページイメージデータのそれぞれが、ブランク原稿を示すページイメージデータであるか否かを判定し、ブランク原稿を示すページイメージデータと判定されたページイメージデータのそれぞれが、前記第2の取得手段が取得した前記彩度情報に基づいて紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータか、紙の地色が白色ではないブランク原稿を示すページイメージデータかを判定する判定手段と、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されず、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータと、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されるか、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行され、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータと、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されるかの第1の設定と、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されず、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータと、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されるか、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行され、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータと、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されるかの第2の設定とを行う設定手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、以下のことが可能となる。
取得した複数のページイメージデータのそれぞれが、紙の地色が白色のブランク原稿を読み取ることで得られたページイメージデータか、紙の地色が白色ではないブランク原稿を読み取ることで得られたページイメージデータか、ブランク原稿ではない原稿を読み取ることで得られたページイメージデータかを、取得された彩度情報及び輝度情報に基づいて判定することができる。
複写機の概観例を示す図である。 スキャナ部の流し読み動作時の構造例を示す図である。 コントローラの構成例を示すブロック図である。 操作ユニットの構成例を示す図である。 スキャナIF画像処理部の構成例を示すブロック図である。 空白ページ検知処理部の構成例を示すブロック図である。 ヒストグラム生成部、エッジ情報生成部の一例を示すブロック図である。 ヒストグラム解析部の一例を示すブロック図である。 エッジ情報解析部の一例を示すブロック図である。 色判定処理部の一例を示すブロック図である。 複写動作の流れを示すフローチャートである。 空白ページ除去の流れを示すフローチャートである。 空白ページ除去設定画面の一例である。 原稿データに対する領域分割の一例を示す図である。 通知画面の一例を示す図である。 実施例2における複写動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
また、以下、空白ページ(ブランクページ)とは印字情報(コンテンツ)のない原稿を指す。すなわち空白ページ判定とは、原稿に印刷されたコンテンツの有無の判定である。また、これらを読み取った際の画像データ、読み取った際の裏写りのみの画像データも空白ページと呼ぶ。一方で少量の文字や網点で印字された薄い文字等で記載されている原稿は空白ページではない。
(実施例1)
図1は、実施例1における複写機の外観例を示す図である。
画像読取手段であるスキャナ部110は、照明ランプの発光によって原稿上の画像を露光走査して得られた反射光をリニアイメージセンサ(CCDセンサ)に入力することで画像の情報を電気信号に変換する。スキャナ部110はさらに電気信号をR、G、B各色からなる輝度信号に変換し、当該輝度信号を画像データとして後述するコントローラ200(図3)に出力する。
原稿は、原稿フィーダ111のトレイ141にセットされる。ユーザが操作ユニット120から読み取り開始を指示すると、コントローラ200は、スキャナ部110に対して原稿読み取り指示を送る。スキャナ部110は、この指示を受けとると原稿フィーダ111のトレイ141から原稿を1枚ずつフィードして原稿の読み取り動作を行う(以降この動作モードを流し読みモードと呼ぶ。)。また、原稿は後述する原稿台ガラス上に置くことで読み取ることもできる。
プリンタ100は、コントローラ200から受取った画像データを用紙上に形成する画像形成デバイスである。
本実施例における画像形成方式は、感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式である。また、プリンタ100は、異なる用紙サイズ又は異なる用紙向きに対応可能な複数の用紙カセット101、102、103を備える。排紙トレイ104には印字後の用紙が排出される。
<複写機−スキャナ部>
図2は、本実施例におけるリニアイメージセンサを用いたスキャナ部110の主要構成及び読取動作を示す概略図である。特に図2では原稿フィーダ111を動作させることによって原稿を読み取る“流し読み”の場合の主要構成及び読取動作の概略を示す。
図2において、読み取られるべき原稿束202はトレイ141上に置かれている。また、原稿搬送方向の下部には、送り出しローラ221と分離搬送ローラ222、レジストローラ223が配置されている。送り出しローラ221は図示しない駆動源により回転され、トレイ141上に置かれた原稿束202を送り出す。次に送り出しローラ221の下流に配置された分離搬送ローラ222は搬送された原稿束202から最上位の原稿201を分離搬送する。分離搬送ローラ222の下流に配置されたレジストローラ223の回転開始は、以降の原稿201の搬送タイミングや画像読取タイミングの基準となる。
これら送り出しローラ221、分離搬送ローラ222、レジストローラ223を駆動する駆動源は、例えばステッピングモータなどとなる。
レジストローラ223から排出された原稿201は、案内板227に沿って進行し、回転する大径の搬送ローラ224と従動ローラ225a、225b、225cにより狭持され、搬送ローラ224の外周に沿って搬送される。このとき、原稿201は、一度原稿台ガラス211の面を通って図2の矢印の方向へ等速で搬送されることとなる。
原稿201の後述する画像読取手段による画像読取は、原稿201が原稿台ガラス211の面を通過する際に行われる。
画像読取後は、引き続き搬送ローラ224の外周に沿って搬送され、排紙ローラ226によって原稿フィーダ111上に排出される。
この流し読みモードにおいては、原稿を一定方向に移動させればよいだけなので、大量の原稿を連続して高速に読み取ることが可能となる。
次に本実施例における画像読取手段について記載する。流し読みモードにおいて、原稿201は前述したように原稿台ガラス211の面を通過する。このとき、第1ミラーユニット219及び第2ミラーユニット220はモータ218により移動され、図に示した位置に固定配置されている。よって原稿201は原稿台ガラス211の面に相対したときに第1ミラーユニット219内の照明ランプ212により照射され、その反射光はミラー213、214、215を経て、レンズ216によりCCDセンサ217上に結像される。CCDセンサ217に入力された反射光はセンサによって電気信号に変換され、その画素の電気信号は図示しないA/D変換器によってデジタルデータに変換され、コントローラ200に画素信号Dinとして入力される。
この方式では棒状の光源を使用し、その長手方向と平行に読み取りラインを設定し、この読み取りラインに対して直角な方向に原稿を搬送する。なお読み取りラインと平行な方向を主走査方向と定義し、読み取りラインと直角な方向(原稿搬送方向)を副走査方向と定義する。
また、上記流し読みモード以外に原稿台ガラス211上に読み取られるべき原稿を置くことで画像読取を行う方式がある。この方式の場合、ミラー213、照明ランプ212を含む第1ミラーユニット219は速度vで原稿の置かれた原稿台ガラス211の下を移動する。さらに、ミラー214、215を含む第2ミラーユニット220が速度1/2vで第1ミラーユニット219と同様の方向に移動することにより、原稿201の前面を走査する。第1ミラーユニット219及び第2ミラーユニット220はモータ218により駆動する。
<複写機−コントローラ>
図3は、本実施例において使用される複写機のハードウェア構成、特にコントローラの構成例を詳細に示すブロック図である。
コントローラ200は、画像入力デバイスであるスキャナ部110や、画像出力デバイスであるプリンタ100や、LAN313や、公衆回線(WAN)317と接続され、複写機の動作を統括的に制御すると共に画像情報やデバイス情報の入出力制御を行う。
CPU301は、複写機全体を制御するプロセッサであり、ROM303に記憶された制御プログラム等に基づいて接続中の各種デバイスとのアクセスを統括的に制御する。さらに、CPU301は、コントローラ200内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。
RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データなどを一時記憶するための画像メモリでもある。
ROM303は、ブートROMであり、システムのブートプログラムを格納する。
HDD304は、ハードディスクドライブで、主に、コンピュータを起動・動作させるために必要な情報(システムソフトウェア)や画像データを格納する。これらのデータは、HDD304に限らず、電源が切れても記憶保持可能な記録媒体に格納してもよい。
LANC(LANコントローラ)305は、LAN313に接続し、ユーザPC314との間で出力用画像データの入出力や機器制御にかかわる情報の入出力を行う。
ローカルIF(ローカルインタフェース)306は、USB等のインタフェースであり、ケーブル315にてユーザPC316やプリンタと接続し、データの入出力を行う。
MODEM307は、公衆回線317に接続し、データの入出力を行う。
プリンタIF画像処理部308は、プリンタ100と接続し、プリンタ100に搭載されたCPUと通信を行う。また、プリンタIF画像処理部308は、画像データの同期系/非同期系の変換やプリント出力のための画像処理を行う。また、プリンタIF画像処理部308では後述する色判定処理部505の判定結果に基づき、判定結果がモノクロの場合はカラーモノクロ変換を行う色変換処理を行う。
スキャナIF画像処理部309は、原稿フィーダ111を含めたスキャナ部110と接続し、スキャナ部110に搭載されたCPUと通信を行う。また、スキャナIF画像処理部309は、画像データの同期系/非同期系の変換や後述する空白ページ検知処理、色検知処理等を含めた画像読取のための画像処理を行う。
画像回転部310は、操作ユニット120を介してユーザにより設定された処理条件や原稿の向きに基づいて、入力された画像データに対する回転処理を行う。
画像圧縮伸張部311は、多値の画像データをJPEGに、2値の画像データをJBIG、MMR、MH等に圧縮し、さらに必要に応じて圧縮された画像データを伸張する処理を行う。
操作部IF312は、操作ユニット120に表示する画像データをコントローラ200から操作ユニット120に出力し、かつ、複写機の使用者が操作ユニット120から入力した情報をコントローラ200に出力するためのインタフェースである。
<複写機−操作部>
図4は、操作ユニット120の構成例を示す図である。
液晶操作パネル401は、液晶とタッチパネルを組み合わせたものであり、操作画面を表示するとともに、表示キーがユーザにより押されるとその情報をコントローラ200に送る。スタートキー402は、原稿画像の読み取り印刷の動作を開始するときや、その他機能の開始指示に用いられる。スタートキーには、緑色と赤色の2色のLEDが組み込まれ、緑色点灯時には開始可能を示し、赤色点灯時には開始不可であることを示す。ストップキー403は稼動中の動作を止める働きをする。ハードキー群404には、テンキー、クリアキー、リセットキー、ガイドキー、ユーザーモードキーが設けられる。
<スキャナIF画像処理部>
図5は、スキャナIF画像処理部309の構成例を示すブロック図である。
スキャナIF画像処理部309は図示しないレジスタに接続されているものとし、レジスタに設定される制御用パラメータに基づき動作する。レジスタへの書き込みはCPU301およびスキャナIF画像処理部309によって行われるものとする。
シェーディング補正部501は、公知の技術を用いて光学系や撮像系の特性による輝度ムラに対して、一様な明るさの画像になるように補正処理を施す。シェーディング補正処理の施された画素信号Dhが後段に出力される。
ガンマ補正部502は、公知の技術を用いて、読み取り素子と機器との間の色特性の差を補正する。ガンマ補正処理の施された画素信号Dgが後段へ出力される。
DMAC503はDMAコントローラである。これは、CPUを介さずに、直接、ガンマ補正部502が出力する画素信号Dgを画像メモリ(RAM302)の指定された領域へデータDoutとして書き込む役割を担うDMAコントローラである。
空白ページ判定処理部504は読みとられた画像データが空白ページであるか否かを判定する。詳細は後述する。
色判定処理部505は読みとった画像データがカラーかモノクロかを判定する。詳細は後述する。
<空白ページ判定処理部>
図6は本実施例における空白ページ判定処理部504の内部構成を示した図である。空白ページ判定処理部504は図示しないレジスタに接続されているものとし、制御用パラメータや処理結果が保持されるものとする。レジスタへの書き込みはCPU301および空白ページ判定処理部504によって行われ、空白ページ判定処理部504はレジスタに設定された制御パラメータを読み出して動作する。
以下、図6に示す空白ページ判定処理部504の説明に戻る。
領域制御部601は入力される画像データからヒストグラムおよびエッジ情報を生成する領域を制御する。原稿フィーダ111による原稿の読み取りにおいて、原稿の先端、後端および左端、右端は原稿の搬送構成やCCDセンサ217の光源構成に依存する。領域制御部601は現在入力されている画素の原稿内の画素位置が有効領域か無効領域かの判定を行い、有効領域か無効領域かを示す信号を生成する。
図14(a)は本実施例における領域分割の一例を示している。
例えば、原稿の先端、後端および、左端、右端では読み取りデバイスの光源構成に依存し、読み取りが正確に行えず原稿の影が発生してしまう場合がある。原稿の影は空白ページ判定処理部504で算出されるヒストグラムおよびエッジ情報生成において原稿画像データ以外の値を使用することは正確な解析を阻害することからこの影部分の情報を取らない制御が必要となる。領域制御部601はこのような影部分を特定し、後段処理においてヒストグラムおよびエッジ情報の生成を行わないために、影部分を無効領域、影以外の部分を有効領域とする信号を生成する。
更に領域制御部601は原稿の主走査有効領域および副走査有効領域を複数の領域に分割する。つまり領域制御部601は、後段処理部(ヒストグラム生成部602およびエッジ情報生成部604)に対して画素信号Dgの他に、有効無効領域信号701および領域信号702を出力する。
ここで画像データ全体からヒストグラムを生成した場合、少量の文字が印字された原稿なのか、原稿の紙に含まれる不純物なのかの判別が難しい場合がある。この判別を適切に実施すべく画像を複数の領域に分割し領域毎のヒストグラムを生成する制御が必要となる。画像データを複数の領域に分割することにより局所的な印字物と全体に分布した用紙に含まれる不純物の特徴を区別することが可能となる。
また、エッジ情報においても同様に画像データ全体のエッジ数を用いた場合、不純物が多く含まれる再生紙と少量の印字情報の区別が難しい場合がある。この判別を適切に実施すべく画像を複数の領域に分割し、領域毎のエッジ情報を生成する制御が必要となる。領域毎にエッジ情報を生成し、領域間のエッジ数のばらつきを算出することにより、局所的な印字物と不純物が全体に分布した再生紙のような空白ページ原稿を区別することが可能となる。
また、領域制御部601における領域分割において、ADFによる流し読みモード時は読み取り開始時点で原稿に対する副走査方向(原稿搬送方向)のサイズが確定していない場合がある。この場合の領域分割の例を図14(b)に示す。副走査方向のサイズが確定していない場合、図14(a)のように副走査方向に対して領域を均等に分割することが難しい。この場合、図14(b)に示すように副走査方向に所定の幅の領域を設定し、副走査方向に所定の幅の領域を繰り返し配置することで副走査方向の領域分割を行うよう制御すればよい。これにより副走査方向の領域を分割することが可能となる。
図6の説明に戻る。
ヒストグラム生成部602は、画素信号Dgおよび有効無効領域信号701および領域信号702から各領域のヒストグラムを生成する。
エッジ情報生成部604は、画素信号Dgおよび有効無効領域信号701および領域信号702から各領域のエッジ情報を生成する。
ヒストグラム生成部602およびエッジ情報生成部604の内部構成を図7に示す。
図7(a)はヒストグラム生成部602の内部構成を示している。
データ振り分け部703は画素信号Dg、有効無効領域信号701および領域信号702に準じて後段のヒストグラムに反映させる。ここで有効無効領域信号が無効領域を示している場合、後段への出力は行わない。また、画素信号Dgのビット精度8bitに対してヒストグラムを32階調(5bit)で生成する場合であれば、下位3bitを除去した5bitを後段に出力する機能も有する。
データ振り分け部703により、第1ヒストグラム704〜第9ヒストグラム705が振り分けられる。説明簡略のため第2〜第8ヒストグラムの図示は省略する。
図7(b)はエッジ情報生成部604の内部構成を示している。
エッジ抽出部706は画素信号Dgからエッジの抽出を行う。ここでは例えば7×7のマトリクスを用いて畳みこみ演算を行い、出力が閾値以上の場合はエッジ部、閾値未満の場合は非エッジ部とするエッジ信号を後段に出力する。ここで用いる7×7のマトリクス係数および閾値は図示しないレジスタより読み出されるものとする。
データ振り分け部707はエッジ抽出部706から出力されたエッジ信号、有効無効領域信号701および領域信号702に準じて後段のエッジ数に反映させる。ここで有効無効領域信号が無効領域を示している場合、後段への出力は行わない。データ振り分け部707により、第1エッジ数708〜第9エッジ数709が振り分けられる。説明簡略のため第2〜第8エッジ数の図示は省略する。
ヒストグラム解析部603はヒストグラム生成部602で生成された第1〜第9のヒストグラムから原稿が空白ページか否かを判定する。以下、図8を用いてヒストグラム解析部603の詳細を説明する。
平均値算出部802はヒストグラム生成部602で生成された第1〜第9のヒストグラム801からそれぞれ第1〜第9の平均値808を算出する。
分散値算出部803はヒストグラム生成部602で生成された第1〜第9のヒストグラムと平均値算出部802で算出された第1〜第9の平均値から第1〜第9の分散値を算出する。
分散値算出部803は平均値算出部802からの出力される平均値と入力輝度値、ヒストグラム801を受け、平均値からの差分を算出する。ここでは(平均値―輝度値)×(平均値―輝度値)×度数から差分値を算出する。そして、全輝度値に対する差分値の累積加算を行い、さらに累積加算値に対して全度数で除算処理を行うことで分散値を算出する。例えば何かしらの印字物がある場合には分散値が高くなり、下地色のみの場合は分散値が低く算出される。
平均値判定部804は平均値算出部802によって算出された平均値と閾値との比較を行い、分割領域が濃い印字物(例えば写真の暗部)で覆われていないかの判別を行う。ここで平均値が閾値以上の場合は空白ページ、閾値未満の場合はコンテンツ(空白ページではない)とする判定信号を出力する。平均値判定部804では第1〜第9の領域に対してそれぞれ判定を行う。
分散値判定部805は分散値算出部803によって算出された分散値と閾値との比較を行い、分割領域の輝度値のばらつきを判定する。ここで分散値が閾値以上の場合には輝度のばらつきが大きいため印字物が存在すると判断しコンテンツ、分散値が閾値未満の場合には輝度のばらつきが小さいため下地のみと判断し空白ページと判別する判定信号を出力する。分散値判定部805では第1〜第9の領域に対してそれぞれ判定を行う。
ヒストグラム判定部806は平均値判定部804の判定信号、分散値判定部805の判定信号から原稿画像203が空白ページか否かを判定する。ここで第1〜第9の領域における平均値判定部804の判定信号、および分散値判定部805の判定信号が全て空白ページ候補ならば空白ページ候補信号を出力する。1つの領域でもコンテンツを示す信号が存在する場合はコンテンツ、つまり空白ページではないと判別する判定信号807を出力する。
ここでは1つの領域でもコンテンツを示す信号が存在する場合はコンテンツと判別させているが、例えばコンテンツと判別された領域数に対し閾値処理を行い、所定の領域数以上コンテンツと判別された場合にコンテンツと判別する信号を出力してもよいものとする。
エッジ情報解析部605はエッジ情報生成部604で生成された第1〜第9のエッジ情報から原稿が空白ページか否かを判定する。
以下、図9を用いてエッジ情報解析部605の詳細を説明する。
最大値算出部901はエッジ情報生成部604で生成された第1〜第9のエッジ数から最大のエッジ数を求める。
最小値算出部902はエッジ情報生成部604で生成された第1〜第9のエッジ数から最小のエッジ数を求める。
上限判定部903は最大値算出部901で求まった最大エッジ数に対し閾値処理を行い、空白ページか否かの判定信号を出力する。ここで閾値以上の場合はコンテンツ、閾値未満の場合は空白ページ候補信号を出力する。例えばデジタル複合機等の場合は印刷されたプリント物の複写を制限する目的などでセキュリティドットなどを印字する場合がある。この印字は画像前面に印字される場合があり、後段の領域間のエッジ分布を比較する際に全ての領域で同数のエッジ数が計数されてしまい、空白ページと判別されてしまう場合がある。つまり、所定のエッジ数を上回る場合はコンテンツと判別する必要がある。
下限判定部904は最大値算出部901で求まった最大エッジ数に対し閾値処理を行い、空白ページか否かの判定信号を出力する。ここで閾値以上の場合はコンテンツ候補、閾値未満の場合は空白ページと判別する判定信号を出力する。
例えばコート紙などの良質な紙の場合、エッジがほとんど抽出されない場合がある。つまりある領域でエッジ数が10、別の領域でエッジ数が0とした場合、領域間の相対値で比較を行うと0/10=0となり、相関値が最小となり、コンテンツと判別される場合がある。ここで相関値が低いとは各領域間のエッジ数の差が大きいことを示す。
例えば一般的な白い紙の場合、最大エッジ数を320、最小エッジ数を300とした場合、300/320=0.93となり、相関値が高い。つまり、各領域において所定のエッジ数を下回る場合は空白ページと判別する必要がある。
除算部905は最大値算出部901で算出された最大エッジ数と最小値算出部902で算出された最小エッジ数で除算処理を行い、領域間の相関値を算出する。
ここでは最小エッジ数/最大エッジ数で相関値を算出する。
最小値判定部906は除算部905によって算出された相関値から空白ページか否かの判定信号を出力する。ここでは除算部905で算出された相関値と閾値の比較を行い、閾値以上の場合は空白ページ、閾値未満の場合はコンテンツと判別する。つまり相関値が高い場合には最大エッジ数と最小エッジ数の差が小さいため空白ページと判別し、相関値が低い場合には最大エッジ数と最小エッジ数の差が大きいためコンテンツと判別する。
エッジ判定部907は上限判定部903の判定信号、下限判定部904の判定信号、最小値判定部906の判定信号から空白ページか否かを判定する。
ここでは上限判定部903の判定信号がコンテンツの場合、下限判定部904および最小値判定部906の判定信号は参照せず、コンテンツと判別する判定信号を出力する。
また、上限判定部903の判定信号が空白ページ候補かつ下限判定部904の判定信号が空白ページの場合、最小値判定部906の判定信号は参照せず空白ページと判別する判定信号を出力する。また、上限判定部903の判定信号が空白ページ候補かつ下限判定部904の判定信号がコンテンツ候補の場合、最小値判定部906の判定信号を出力とする。
空白ページ判定部606はヒストグラム解析部603およびエッジ情報解析部605の判定信号から最終的に判定対象の画像データおよびこの画像データを取得するために読み取った原稿が空白ページか否かを判定する空白ページ判定部である。
ここではヒストグラム解析部603からの判定信号が空白ページかつ、エッジ情報解析部605からの判定信号が空白ページならば読み取った原稿画像が空白ページであると判別する信号を算出する。ヒストグラム解析部603およびエッジ情報解析部605からの判定信号のどちらか一方でもコンテンツの場合はコンテンツであると判別する信号を算出する。また、空白ページ判定処理が終了したことをCPU301に通知する。
<色判定処理部>
図10は本実施例における色判定処理部505の内部構成を示した図である。色判定処理部505は図示しないレジスタに接続されているものとし、制御用パラメータや処理結果が保持されるものとする。レジスタへの書き込みはCPU301および色判定処理部505によって行われ、色判定処理部505はレジスタに設定された制御パラメータを読み出して動作する。
有彩色判定部1001は、入力されるRGB画像データからこの画像データを構成する画素が有彩色画素か無彩色画素かを判定し、その彩度判定結果を出力する。彩度Sの算出方法であるが、以下の式を用いて算出することが可能である。
S=MAX(R,G,B)−MIN(R,G,B) 式(1)
または、RGBデータを以下の式(2)を用いて明るさを示す明度信号L、および色味を示す氏輝度信号(Ca,Cb)に変換し、式(3)を用いて彩度Sを算出してもよい。
L=(R+2G+B)/4
Ca=(R−G)/2 式(2)
Cb=(R+G−2B)/4
S=MAX(Ca,Cb) 式(3)
この彩度Sに対して以下に示す閾値処理を行うことで画像データを構成する各画素が有彩色画素か無彩色画素かを判定する。
if(S<Th1) Then 無彩色画素
else 有彩色画素
領域制限部1002は、有彩色判定部1001の判定結果に対して、カラー/モノクロ判定有効領域と無効領域とに分割することができる。設定する無効領域は空白ページ判定処理部504で設定した図14に示すような無効領域と同様の判定領域を設定すればよい。領域制限部1002では有彩色判定部1001の判定結果に対してカラー/モノクロ判定無効領域の全ての画素については強制的に無彩色画素であると判定結果を置き換える。これによりカラー/モノクロ判定有効領域の画素についてのみカラー/モノクロ判定処理を行うことができる。
主走査方向連続度判定部1003は、主走査方向に有彩色画素が所定数M連続し、また所定数M連続した有彩色画素の塊が所定数Mg以上存在しているか否かを判定し、主走査方向判定結果を出力する。
副走査方向連続度判定部1004は、副走査方向に有彩色画素が所定数N連続し、また、所定数N連続した有彩色画素の塊が所定数Ng以上存在しているか否かを判定し、副走査方向判定結果を出力する。
カラー/モノクロ判定部1005は、主走査方向連続度判定部1003および副走査方向連続度判定部1004の判定結果から所定の判定条件に従って画像データがカラーかモノクロかを判定する。判定結果は任意に決定可能である。例えば主走査方向連続度判定部1003および副走査方向連続度判定部1004の判定結果のいずれかの結果が1ライン以上有彩色画素であるという結果になっていれば画像データがカラーであると判定する。また、色判定処理が終了したことをCPU301に通知する。
このように主走査方向および副走査方向に有彩色画素の連続性を観測する理由は、レンズのMTF差や読取装置の色ずれによってモノクロコンテンツのエッジ部に発生する偽色などを有彩色画素と判定してしまう問題があり、これを防止するためである。
<空白ページ除去設定>
図13は、本実施例における空白ページ除去設定画面1300の一例を示すものである。本設定画面は液晶操作パネル401上に表示される。
OKボタン1301が押下されると、本設定画面の設定値が保存され画面が閉じられる。
キャンセルボタン1302が押下されると、本設定画面の設定が無効となり、画面が閉じられる。
設定ボタン1303、1304、1305は、それぞれ空白ページと判定された原稿を読み取ることで得られた画像データのうち除去を行いたい画像データを設定するために用いられる。この設定により空白ページと判定された原稿を読み取ることで得られた画像データに対する処理を切り替えることが可能になる。
空白ページと判定された原稿のうち紙の地色が白い原稿(白い紙)を読み取ることで得られた画像データおよび色紙の原稿(色付きの紙)を読み取ることで得られた画像データを除去したい場合、設定ボタン1303が用いられる。
この白い紙/色紙設定ボタン1303を押下し、OKボタン1301を押下することで本設定が有効となる。
空白ページと判定された原稿のうち紙の地色が白い原稿(白い紙)を読み取ることで得られた画像データのみを除去したい場合、設定ボタン1304が用いられる。
この白い紙のみ除去設定ボタン1304を押下し、OKボタン1301を押下することで本設定が有効となる。
空白ページと判定された原稿のうち紙の地色が色紙の原稿(色付きの紙)を読み取ることで得られた画像データのみを除去したい場合、設定ボタン1305が用いられる。
この色紙のみ除去設定ボタン1305を押下し、OKボタン1301を押下することで本設定が有効となる。
使用者は本設定画面によって、空白ページと判定された原稿を読み取った画像データのうち除去を行いたい画像データを選択することで、用途にあったページのみを除去することが可能となる。
上記ではこの3種類の設定について説明したが、このうちの2種類のみ設定(例えば、設定ボタン1303と設定ボタン1304のみが設置される)できるような構成でもよい。
<複写動作フローチャート>
図11は、本実施例における複写動作の流れを示すフローチャートである。図11に示すフローチャートはHDD304に格納されたプログラムに従って、CPU301が実行する。
S1101では、操作ユニット120のスタートキー402の押下を検知することによって複写動作を具体的に開始する。
S1102では実際に原稿フィーダ111を用いて原稿の読取を行う。具体的には図2で説明した通りに原稿フィーダ111のトレイ141から原稿を1枚ずつフィードして原稿の読み取り動作を行う。
S1103では、読み取った原稿から得られた画像データに対してスキャナIF画像処理部309にて各種画像処理を実行しながらRAM302に画像データを格納する処理を実行していく。ここでは空白ページ判定処理部504により、空白ページ判定処理が実行されている。また、色判定処理部505により、読みとった画像データがカラーかモノクロかの判定処理が実行されている。
S1104では、前述した空白ページ判定処理部504および色判定処理部505の判定結果と、図13に示す空白ページ除去設定の設定値に基づいてページの除去処理を実行する。ページ除去処理の詳細は後述する。
S1105では、色判定処理部505のカラー/モノクロ判定結果に基づき読みとった原稿がカラーかモノクロかを判定する。カラーと判定された場合はS1106に進み、モノクロと判定された場合はS1107に進む。
S1106では、プリンタIF画像処理部308を用いてカラー用のプリント処理を実行する。具体的にはRAM302に保持されたRGB画像データを読み出しCMYKデータに変換し、エンジンの階調特性に合わせたガンマ補正処理を行った画像データをプリンタ100に送信しカラープリント出力を行い、処理を終了する。
S1107ではプリンタIF画像処理部308を用いてモノクロ用のプリント処理を実行する。具体的にはRAM302に保持されたRGB画像データを読み出し、K(ブラック)データに変換し、エンジンの階調特性に合わせたガンマ補正処理を行った画像データをプリンタ100に送信しモノクロプリント出力を行い、処理を終了する。
本実施例では複写動作時の説明を行ったが、これに限ったものではなく、例えばE−MAILなど送信出力制御時であってもよい。
<ページ除去処理のフローチャート>
図12は、本実施例におけるページ除去の流れを示すフローチャートである。図12に示すフローチャートはHDD304に格納されたプログラムに従って、CPU301が実行する。
S1201では図13に示す空白ページ除去設定画面1300を介して設定された設定情報を取得する。
S1202では処理対象の画像データに対する空白ページ判定処理部504の判定結果を取得する。
S1203では処理対象の画像データに対する色判定処理部505で生成されたカラー/モノクロ判定結果を取得する。
S1204では空白ページ除去設定画面1300で空白ページ除去設定ボタンである1303〜1305のうち、いずれかが設定されているかを判定する。設定がされていない場合(空白ページ除去設定OFF)の場合はページの除去を行わずS1213に進む。いずれかが設定されている場合、S1205に進む。
S1205ではS1202で取得した空白ページ判定結果に基づいて処理対象の画像データに対応する原稿が空白ページか否かを判定する。空白ページ判定結果がTRUE(空白ページ)の場合はS1206に進む。空白ページ判定結果がFALSE(コンテンツあり)の場合はページの除去を行わずS1213に進む。
S1206ではS1201で取得した空白ページ除去設定画面1300を介してなされた設定が、空白ページと判定された原稿のうち、紙の地色が白い原稿または色紙の原稿を読み取ることで得られた画像データを除去する設定がされているか否かを判定する。
ここで空白ページと判定されたうち、紙の地色が白い原稿を読み取ることで得られた画像データおよび色紙の原稿を読み取ることで得られた画像データに対して除去設定がされている場合はS1207に進む。この除去設定がされていない場合はS1208に進む。
S1207では、ページの除去を行う。具体的には画像メモリ(RAM302)に記憶され、除去対象の画像データを検知し除去する。よって、色紙の空白ページを読み取ることで得られた画像データと白紙の空白ページを読み取ることで得られた画像データは除去する。または、プリント制御や送信制御を行わないように制御してもよい。
S1208ではS1201で取得した空白ページ除去設定画面1300の設定値で、空白ページと判定された原稿のうち紙の地色が白い原稿(白い紙)を読み取ることで得られた画像データのみ除去する設定がなされているか否かを判定する。ここで空白ページと判定された原稿のうち紙の地色が白い原稿(白い紙)を読み取ることで得られた画像データのみ除去する設定がされている場合はS1209に進む。この設定がされていない場合(すなわち本実施例では色紙除去設定が有効と判定)はS1211に進む。
S1209ではS1203で取得したカラー/モノクロ判定結果に基づいて、判定対象の画像データは地色が白い原稿を読み取ることで得られた画像データであるか否かを判定する。このカラー/モノクロ判定結果がモノクロの場合、地色が白い原稿であると判定し(空白ページ判定結果=TRUE、かつ、色判定結果=モノクロ)、S1210に進む。一方、カラー/モノクロ判定結果がカラーの場合、判定対象の画像データの除去処理は行わずS1213に進む。
S1210では、画像メモリ(RAM302)に記憶され、除去対象のページに対応する画像データを検知し除去する。よって、白紙の空白ページを読み取ることで得られた画像データは除去する。または、プリント制御や送信制御を行わないように制御してもよい。
S1211ではS1203で取得したカラー/モノクロ判定結果に基づいて、判定対象の画像データは地色が色紙である原稿を読み取ることで得られた画像データであるか否かを判定する。このカラー/モノクロ判定結果がカラーの場合、地色が色紙である原稿であると判定し(空白ページ判定結果=TRUE、かつ、色判定結果=カラー)、S1212に進む。カラー/モノクロ判定結果がモノクロの場合、判定対象の画像データの除去処理は行わずS1213に進む。
S1212では、画像メモリ(RAM302)に記憶され、除去対象のページに対応する画像データを検知し除去する。よって、色紙の空白ページを読み取ることで得られた画像データは除去する。または、プリント制御や送信制御を行わないように制御してもよい。
S1213では、除去結果に基づき、処理結果を液晶操作パネル401に表示する。図15は本実施例における結果通知画面の一例を示している。結果通知画面はページ毎の判定結果を表示するものであり、原稿が順次読みこまれる毎に表示が切り替わる。
図15(a)は、空白ページ除去設定がOFFの場合に表示される画面例である。この場合、カラー/モノクロ判定結果に基づき、処理対象の画像データを取得するために読み取った原稿がカラーかモノクロかの情報が表示される。
図15(b)は、空白ページ除去設定において白い紙/色紙除去設定が有効となっている場合に、空白ページが検出された場合に表示される画面例である。本画面で示すように、ページ除去された場合は、結果通知画面においてページが除去された旨を表示する。
その他色判定結果を表示してもよい。
このようにページ毎に判定結果および処理内容を通知することにより、原稿読取中に原稿が除去されたか否かを容易に確認することができる。
以上の処理により、使用者の目的に応じて、空白ページと判定された原稿に対応する画像データを検知・除去することが可能となる。すなわち、空白ページと検知されたページに対応する画像データを、そのページの原稿の地色に基づいて除去するか否か切り替えることができる。
(実施例2)
実施例1においては、カラー/モノクロ判定結果および空白ページ判定結果、空白ページ除去設定画面によって設定された対象用紙種(原稿の地色)からページ除去対象となるページを判定、除去する方法について述べた。
しかしながらカラー複合機においては例えば自動カラー/モノクロモード、フルカラーモード、モノクロモードのように複数のカラーモードを有している場合がある。複合機の中にはモノクロモード指定時に高速に動作させるために、モノクロセンサを用いてGray画像データを取得する場合がある。これは例えば他のカラーセンサ用に対応して設けられたA/D変換機を用いて分割処理を行うことで、高速なモノクロ読取を実現することができるためである。この場合、画像データがGray信号として読み取られてしまうため、原稿のカラー情報が不明となり、ページ除去設定画面によって設定された除去対象用紙種が正しく検知することが難しい。
よって、本実施例では、カラーモードとしてモノクロモードが指定された場合であっても使用者が設定した除去対象用紙種を正しく検知することが可能な複合機制御動作について説明する。本実施例ではカラーモードとして自動カラー/モノクロモード、フルカラーモード、モノクロモードを有しているものとして説明する。
自動カラー/モノクロモードは色判定処理部505のカラー/モノクロ判定結果にしたがってカラーで出力するかモノクロで出力するかをページ毎に自動で切り替えるモードである。
フルカラーモードは色判定処理部505のカラー/モノクロ判定結果によらず、カラーで出力するモードである。
モノクロモードは色判定処理部505のカラー/モノクロ判定結果によらず、モノクロで出力するモードである。
図16は、本実施例に係る複写動作制御の一例を示すフローチャートである。図16に示すフローチャートはHDD304に格納されたプログラムに従って、CPU301が実行する。
S1601では操作ユニット120のスタートキー402の押下を検知することによって複写動作を具体的に開始する。
S1602では図示しないカラーモード設定画面においてモノクロ−モードが設定されているか否かを判定する。モノクロモードが設定されている場合はS1603に進む。モノクロモード以外が設定されている場合はS1604に進む。
S1603では空白ページ除去設定画面1300において白い紙のみ除去設定、または、色紙のみ除去設定が有効となっているかを判定する。上記のいずれかの設定が有効となっている場合はS1604に進む。空白ページ除去設定画面1300において、白い紙/色紙両方を除去する設定が有効となっている場合、または、いずれの設定も有効となっていない(空白ページ除去設定=OFF)の場合はS1605に進む。
S1604では実際に原稿フィーダ111を用いて原稿の読取を行う。具体的には図2で説明した通りに原稿フィーダ111のトレイ141から原稿を1枚ずつフィードして原稿の読み取り動作を行う。CCDセンサ217はR、G、B、Bkの4ラインセンサで構成され、S1604ではR、G、Bのラインセンサを用いて原稿を読み取る。モノクロモード指定時にRGBカラーラインセンサを用いて原稿を読み取ることにより、使用者が意図したページを適切に除去するための画像情報を取得することが可能となる。
S1605ではBkラインセンサのみを用いて原稿を読み取る。本実施例では4ラインセンサから構成されるラインセンサを用いて原稿を読み取っているが、たとえばBkラインセンサではなく、Greenラインセンサを用いて画像データを読み取り、モノクロ画像データを取得してもよい。このように、使用者の意図したページ除去設定によってはカラー/モノクロ判定結果を必要とせず、Bkラインセンサを用いて画像を読み取ることにより、高速な原稿読取制御を行うことが可能となる。
S1606〜S1608は図11に示すS1103〜1105と同様であるため、説明は省略する。
S1609では、図示しないカラーモード設定画面において自動カラー/モノクロモードが設定されているか否かを判定する。自動カラー/モノクロモードが有効である場合は、S1610に進む。自動カラー/モノクロモードが無効である場合は、S1613に進む。
S1610〜S1612は図11に示すS1106〜S1108と同様であるための説明は省略する。
S1613では、図示しないカラーモード設定画面においてフルカラーモードが設定されているか判定する。フルカラーモードが有効である場合は、S1614に進む。フルカラーモードが無効(本実施例においてはモノクロモードとなる)である場合は、S1615に進む。
S1604〜S1605は図11に示すS1107〜S1108と同様であるため、説明は省略する。
本実施例においては、Bkモノクロセンサを用いてGray画像を読み取る構成について説明したが、これに限ったものではなく、高速化のためにGray画像を取得する構成であればよい。例えばR、G、Bそれぞれの光源を順次点灯させてRGB画像データを取得する画像読取装置においては、R、G、B全ての光源を点灯させてGray画像データを取得することが可能である。
以上の処理により、モノクロモード時にBkラインセンサを用いて画像を読み取る画像読取装置であっても、除去対象となる空白ページに対する処理設定に応じて読取に使用する読取センサを切り替えることができる。
よってモノクロモード時に、地色が白い原稿を読み取ることで得られた画像データと色紙の原稿を読み取ることで得られた画像データとを区別する必要がある場合は、カラーのラインセンサを用いて原稿を読み取る。
これにより、空白ページと判定されたうち、読み取った原稿に対して地色が白い紙か色紙かを区別する必要がある場合は、モノクロモード時であってもカラーセンサで読み取りを行うことが可能になる。
これにより、使用者の目的に応じて、空白ページと判定された原稿に対応する画像データを検知・除去することが可能となる。すなわち、空白ページと検知されたページに対応する画像データは、そのページの原稿の地色に基づいて除去するか否か切り替えることができる。
(その他の実施例)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (9)

  1. 複数のページで構成される原稿を読み取ることで得られるページイメージデータであって、前記複数のページのそれぞれのページに対応するページイメージデータを取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段が取得した複数のページイメージデータの各ページイメージデータの彩度情報と輝度情報を取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段が取得した前記輝度情報に基づいて前記第1の取得手段取得した複数のページイメージデータのそれぞれが、ブランク原稿を示すページイメージデータであるか否かを判定し、
    ブランク原稿を示すページイメージデータと判定されたページイメージデータのそれぞれが、前記第2の取得手段が取得した前記彩度情報に基づいて紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータか、紙の地色が白色ではないブランク原稿を示すページイメージデータかを判定する判定手段と、
    前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されず、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータと、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されるか、
    前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行され、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータと、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されるかの第1の設定と、
    前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されず、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータと、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されるか、
    前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行され、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定したページイメージデータと、前記判定手段がブランク原稿を示すページイメージデータであると判定し、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定したページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されるかの第2の設定と
    を行う設定手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ブランク原稿は、コンテンツが含まれない原稿であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記ページイメージデータの彩度情報は、前記ページイメージデータを構成する画素のうち閾値より大きい彩度を有する画素の連続性の有無を示すことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ページイメージデータの輝度情報は、前記ページイメージデータのエッジ情報を示すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記ページイメージデータの輝度情報は、前記ページイメージデータのヒストグラム情報を示すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記判定手段は、ブランク原稿を示すページイメージデータと判定したページイメージデータのそれぞれが、RGBデータを用いて算出された前記彩度情報に基づいて、前記ページイメージデータが、紙の地色が白色の原稿を示すページイメージデータか、紙の地色が白色ではない原稿を示すページイメージデータかを判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記判定手段は、前記輝度情報の分散値に基づいて、前記ページイメージデータが、ブランク原稿を示すページイメージデータか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 複数のページで構成される原稿を読み取ることで得られるページイメージデータであって、前記複数のページのそれぞれのページに対応するページイメージデータを取得する第1の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップで取得した複数のページイメージデータの各ページイメージデータの彩度情報と輝度情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第2の取得ステップで取得された前記輝度情報に基づいて前記第1の取得ステップで取得した複数のページイメージデータのそれぞれが、ブランク原稿を示すページイメージデータであるか否かを判定し、
    ブランク原稿を示すページイメージデータと判定されたページイメージデータのそれぞれが、前記第2の取得ステップで取得された前記彩度情報に基づいて紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータか、紙の地色が白色ではないブランク原稿を示すページイメージデータか判定する判定ステップと
    前記判定ステップでブランク原稿を示すページイメージデータであると判定され、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定されたページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されず、前記判定ステップでブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定されたページイメージデータと、前記判定ステップでブランク原稿を示すページイメージデータであると判定され、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定されたページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されるか、
    前記判定ステップでブランク原稿を示すページイメージデータであると判定され、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定されたページイメージデータに基づいてプリント処理が実行され、前記判定ステップでブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定されたページイメージデータと、前記判定ステップでブランク原稿を示すページイメージデータであると判定され、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定されたページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されるかの第1の設定と、
    前記判定ステップでブランク原稿を示すページイメージデータであると判定され、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定されたページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されず、前記判定ステップでブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定されたページイメージデータと、前記判定ステップでブランク原稿を示すページイメージデータであると判定され、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定されたページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されるか、
    前記判定ステップがブランク原稿を示すページイメージデータであると判定され、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定されたページイメージデータに基づいてプリント処理が実行され、前記判定ステップでブランク原稿を示すページイメージデータでないと判定されたページイメージデータと、前記判定ステップでブランク原稿を示すページイメージデータであると判定され、且つ、紙の地色が白色のブランク原稿を示すページイメージデータであると判定されたページイメージデータに基づいてプリント処理が実行されるかの第2の設定と
    を行う設定ステップを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 請求項に記載された画像処理装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2018090882A 2018-05-09 2018-05-09 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Active JP6590991B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018090882A JP6590991B2 (ja) 2018-05-09 2018-05-09 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018090882A JP6590991B2 (ja) 2018-05-09 2018-05-09 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015135677A Division JP6338554B2 (ja) 2015-07-06 2015-07-06 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018129861A JP2018129861A (ja) 2018-08-16
JP6590991B2 true JP6590991B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=63173279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018090882A Active JP6590991B2 (ja) 2018-05-09 2018-05-09 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6590991B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6338554B2 (ja) * 2015-07-06 2018-06-06 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム
JP7176362B2 (ja) * 2018-11-08 2022-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008219808A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、画像形成用プログラム、記録媒体
JP4873733B2 (ja) * 2007-06-06 2012-02-08 キヤノン株式会社 原稿のカラー/白黒判定方法及び画像読取装置、画像形成装置、画像送信装置
JP2009044284A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Murata Mach Ltd 画像処理装置
JP5523040B2 (ja) * 2009-09-29 2014-06-18 キヤノン株式会社 画像処理装置、制御方法、及びプログラム
JP5179559B2 (ja) * 2010-11-12 2013-04-10 シャープ株式会社 画像処理システムを制御する制御装置、画像形成装置、画像読取装置、制御方法、画像処理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP6149613B2 (ja) * 2013-08-30 2017-06-21 ブラザー工業株式会社 画像処理装置および画像処理プログラム
JP6338355B2 (ja) * 2013-11-07 2018-06-06 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム
JP6338554B2 (ja) * 2015-07-06 2018-06-06 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018129861A (ja) 2018-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1624664B1 (en) Document size detection apparatus
US20160261758A1 (en) Reading device, image forming apparatus including reading device, and method for controlling reading device
US20150009541A1 (en) Control device for controlling image processing system, image forming apparatus, image reading apparatus, control method, and computer-readable recording medium
US8665497B2 (en) Image processing apparatus, image processing method and program
JP6338554B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム
US9571693B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
JP2010226529A (ja) 画像処理装置、制御方法、及びプログラム
US20150070736A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
JP6590991B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2009272678A (ja) 画像読取装置、画像読取方法、プログラム及び記憶媒体
JP2008227625A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体
US7161706B2 (en) System for improving digital coplers and multifunction peripheral devices
JP7391653B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US8184341B2 (en) Image reading apparatus, image reading method, and storage medium
JP2015023468A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム
JP2006270148A (ja) 画像処理方法および画像処理装置並びに画像形成装置
JP6391348B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2005101726A (ja) 画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、画像処理方法、およびプログラム
JP2001111819A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2017199976A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JPH0946512A (ja) 画像形成装置及び方法
JP4101188B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法及びコンピュータプログラム
JP2014236445A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法及び画像読取装置
JP4467019B2 (ja) 画像処理装置
JPH05137011A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190917

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6590991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151