JP3220812B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3220812B2
JP3220812B2 JP13498092A JP13498092A JP3220812B2 JP 3220812 B2 JP3220812 B2 JP 3220812B2 JP 13498092 A JP13498092 A JP 13498092A JP 13498092 A JP13498092 A JP 13498092A JP 3220812 B2 JP3220812 B2 JP 3220812B2
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孝 長谷部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、詳
しくは、原稿画像を光電変換により読み取って得られた
カラー画像情報に対して、指定された画像領域について
色変換やトリミングや反転などの各種画像処理を施す装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、原稿を光学走査して、その光
学像をラインイメージセンサなどの光電変換素子で受光
して電気信号に変換し、更に、この電気信号をディジタ
ル化する一方、前記ディジタル信号に変換された原稿の
画像情報に基づいて半導体レーザなどの書き込み装置に
よって感光体上に静電潜像を形成するよう構成された所
謂ディジタル型カラー複写機が知られている(特開昭6
2−157070号公報等参照)。
【0003】また、前記ディジタル型カラー複写機にお
いては、原稿中の指定された領域について、色変換,ト
リミング,反転,マスキング,網かけなどの各種画像処
理を施して記録できるようにした画像情報の編集処理機
能を備えたものがある(特開平2−27369号公報等
参照)。上記のような領域指定に基づく画像処理におい
ては、読み取るべき原稿色とは異なる色情報により画像
処理領域を指定することで、読み取り対象の画像と領域
指定の情報とを区別できるようにしている。
【0004】例えば部分色変換を行わせる場合には、白
黒原稿上で色変換したい領域を青や赤などの色マーカに
よって囲んで指示し、原稿を光電変換して読み取られた
カラー画像情報から、前記領域指定に用いられた色とそ
の領域とをそれぞれに検出し、該検出された領域内(又
は領域外)の画像情報を、前記色マーカと同じ色に変換
して出力するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
画像処理においては、1つの画像処理のみを、同一原稿
内の複数領域で実行させることは可能であったが、同一
原稿内で2種類以上の画像処理(例えば部分色変換とト
リミングとの組み合わせや網かけと反転との組み合わせ
など)を同時に実行させることは困難であった。
【0006】即ち、色マーカによる領域指定が複数設定
されても、それぞれについて同じ処理を施すのであれ
ば、読み取られたカラー画像情報から指定領域を検出
し、該検出されたそれぞれの領域について同じ処理を施
せば良い。しかしながら、例えば同一原稿内で部分色変
換を行う領域とトリミングを行う領域とをそれぞれに色
マーカで指定しても、複写機側では、同一原稿内で検出
された複数の指定領域がいずれの処理を行うべく指定さ
れた領域であるかの判別ができないため、単一の処理の
みしか行えないのが実情であった。
【0007】また、カラー原稿を読み取らせる場合に
は、読み取るべき原稿画像と、色マーカによる領域指定
とを区別することが困難であるため、前述のような色マ
ーカによる画像処理領域の指定は専ら白黒原稿に限られ
ていた。本発明は上記実情に鑑みなされたものであり、
カラー原稿においても色マーカを用いた画像処理領域の
指定を可能にすると共に、同一原稿内で指定領域毎に異
なる画像処理を実行できる画像処理装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため本発明にかかる
画像処理装置は、原稿画像を光電変換により読み取っ
て、前記原稿画像に対応するカラー画像情報を得ると共
に、該カラー画像情報に画像処理を施して出力する画像
処理装置であって、図1に示すように構成される。
【0009】図1において、領域指定原稿読み取り手段
は、読み取り対象のオリジナル原稿とは別に設けられた
単色原稿に対し前記オリジナル原稿における画像処理領
域を色マーカで指定した領域指定原稿を、光電変換によ
り読み取ってカラー画像情報を出力する。また、画像処
理領域判別手段は、領域指定原稿読み取り手段から出力
されるカラー画像情報に基づいて前記オリジナル原稿に
おける画像処理領域を判別する。
【0010】また、画像処理設定手段は、領域指定原稿
読み取り手段で読み取られる領域指定原稿毎に画像処理
内容を設定する。一方、オリジナル原稿読み取り手段
は、オリジナル原稿を光電変換により読み取ってカラー
画像情報を出力する。そして、画像処理手段は、オリジ
ナル原稿読み取り手段から出力されたカラー画像情報
を、画像処理領域判別手段で判別された画像処理領域に
対応する画像情報について画像処理設定手段で設定され
た画像処理内容に従って画像処理して出力する。
【0011】ここで、前記領域指定原稿読み取り手段で
読み取られる領域指定原稿として、オリジナル原稿の単
色複写物に対しオリジナル原稿における画像処理領域を
色マーカで指定したものを用いることができる。また、
前記単色原稿(単色複写物)に代えて、オリジナル原稿
と同一サイズの白紙原稿に対し画像処理領域を色マーカ
で指定したものを領域指定原稿として用いることも可能
である。
【0012】
【作用】かかる構成の画像処理装置によると、色マーカ
による画像処理領域の指定が、オリジナル原稿上でなさ
れるのではなく、オリジナル原稿とは別に設けられた単
色原稿に対して行われ、該領域指定された領域指定原稿
とオリジナル原稿とがそれぞれに読み取られる。
【0013】そして、前記領域指定原稿毎に画像処理内
容が設定されるので、領域指定原稿の読み取りによっ
て、領域指定原稿毎に画像処理の内容とその領域とが設
定され、これに従ってオリジナル原稿を読み取って得ら
れたカラー画像情報の画像処理が実行される。このよう
に、オリジナル原稿とは別の単色原稿上においてオリジ
ナル原稿における画像処理の領域指定を行うから、オリ
ジナル原稿がカラー原稿であっても色マーカを用いた領
域指定が可能となり、また、領域指定原稿毎に画像処理
内容を設定するから、複数種の画像処理を行わせたい場
合には、画像処理毎に領域指定原稿を用意して、それぞ
れで画像処理を行わせる領域を指定することで、同一原
稿内において複数種の画像処理を指示できる。
【0014】前記領域指定がなされる領域指定原稿とし
て、オリジナル原稿の単色複写物を用いる構成とすれ
ば、読み取るべき画像に合わせて領域を指定することが
容易に行える。 また、領域指定原稿として白紙原稿を用
いれば、オリジナル原稿を複写する手間が省ける。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。尚、本実
施例は、ディジタル型カラー複写機に適用される画像処
理装置として以下に説明を行う。本実施例におけるディ
ジタル型カラー複写機は、スキャナ部,画像処理部,プ
リンタ部から構成される。
【0016】スキャナ部では、原稿台上の原稿画像を光
学走査して得られる光学像を、ラインセンサ等の光電変
換素子に受光させて光電変換させ、原稿画像に対応する
電気信号を得る。次いで、画像処理部では、前記光電変
換によって得られた電気画像信号をディジタル信号に変
換し、該ディジタル信号(カラー画像情報)に種々の処
理を施してからプリンタ部に出力する。
【0017】プリンタ部では、画像処理部から出力され
るディジタル画像信号に基づいてレーザビームスキャナ
等の書き込み装置を制御して、感光体上を露光走査して
静電潜像を形成し、前記感光体上の静電潜像を現像して
記録紙に転写する。尚、本実施例のディジタル型カラー
複写機は、自動原稿搬送装置(ADF)を備えているも
のとする。
【0018】ここで、前記画像処理部の構成を図2〜図
10の回路ブロック図を参照しつつ説明する。スキャナ部
及びプリンタ部のハードウェア構成は、特開昭62−1
57070号公報等に開示されるような公知のものであ
るので、ここでは説明を省略する。図2は、画像処理部
のカラー画像情報の入力回路を示す。
【0019】この図2において、図示しないスキャナ部
から出力される赤R,緑G,青Bの3原色画像信号(ア
ナログ信号)は、A/D変換器11によってディジタル信
号に変換される。そして、前記ディジタル化された読み
取り原稿のカラー画像情報は、インターフェイス12を介
してデータセレクタ13に入力される。尚、前記データセ
レクタ13には、外部入力端子14及び外部用インターフェ
イス15を介して、フィルムプロジェクタ等の外部装置か
らの画像データも入力し得るようになっている。
【0020】前記データセレクタ13からそれぞれ出力さ
れるR,G,Bのディジタル画像信号AR,BG,CB
は、それぞれ濃度変換回路16,17,18によって3原色毎
の濃度データRD,GD,BDに変換される。尚、図2
において、19はタイミング信号発生回路であり、これに
はクロック信号CLKの他、プリンタ部の書込み装置側
から得られる主走査方向及び副走査方向に関する同期信
号H−V,V−Vなどが供給され、これらの信号に基づ
いて各種のタイミング信号が形成される。
【0021】前記濃度データRD,GD,BDは、更
に、図3に示すような色弁別回路で処理される。図3に
おいて、前記濃度データRD,GD,BDは、MON演
算回路20に入力され、ここで単色再現(モノトーン)用
の濃度データ信号MODが演算される。そして、前記単
色再現用の濃度データMODと、入力カラー画像データ
に対応する3原色毎の濃度データRD,GD,BDとが
入力されるモノトーンセレクタ回路21では、例えばセピ
アカラーなどのモノトーンコピーモードであるか、通常
のカラーコピーモードであるかによって、3原色濃度デ
ータを切り換えて出力する。即ち、本実施例では原稿
を、セピアカラー等の有彩色のカラー単色画像として出
力処理し得る機能を有している。
【0022】また、前記モノトーンセレクタ回路21から
の濃度データが入力されるマスキング回路22では、R,
G,Bの各色毎の濃度情報に基づいて画素毎に色弁別
し、各画素がどの色(例えばブラックBk,イエロー
Y,マゼンタM,シアンC,ブラック或いは有彩色に該
当しない色)に帰属されるかを示すカラーコード信号C
Cを出力する。
【0023】更に、マスキング回路22では、R,G,B
の各色毎の濃度情報を、イエローY,マゼンタM,シア
ンC,ブラックBkの各色毎の濃度データに変換して出
力する。このY,M,C,Bkの各色毎の濃度データは
セレクタ回路23で選択され、画素毎に前記カラーコード
信号CCと、該カラーコード信号CCに対応する濃度デ
ータとが出力されるようになっている。
【0024】尚、図3において、EE回路24は、濃度ヒ
ストグラムの情報に基づいて画像データのサンプリング
領域制御を行うための回路であり、RAM25は前記濃度
ヒストグラムの作成に用いるワークメモリである。前記
カラーコード信号CC及びその濃度データを示す濃度信
号ND、更に、モノトーン再現時用の濃度信号MOD
は、続いて図4に示すマーカー編集処理回路によって処
理される。
【0025】図4において、マーカー編集処理回路32
は、原稿上で色マーカで指定された画像処理領域である
マーカー領域を検出すると共に、前記マーカー領域の画
像情報に種々の画像処理(色変換処理,網かけ処理,反
転処理,マスキング処理,トリミング処理等)を施す回
路であり、検出した画像処理領域を示すマーカー領域信
号と、画像処理が施された濃度信号MD(マーカー処理
出力)を出力する。尚、原稿上で色マーカで指定された
領域の画像情報に種々の画像処理を施して出力すること
を、本実施例ではマーカー編集処理というものとする。
【0026】ここで、前記マーカー編集処理回路32に
は、マーカー領域の検出のために、カラーコード信号C
Cが遅延回路31を介して入力されると共に、画像処理の
指定のためのコントロール信号が入力される。尚、前記
マーカー編集処理回路32が、本実施例における画像処理
領域判別手段及び画像処理手段に相当する。
【0027】また、カラー・モノトーンセレクタ34に
は、前記カラーコード信号CCに対応する濃度信号ND
が遅延回路33を介して入力されると共に、遅延回路31を
介したカラーコード信号CC、更に、後述する領域判別
回路36を介したモノトーン濃度信号MDが入力され、カ
ラーコピー用の濃度データと単色コピー用の濃度データ
とを選択的にマーカー編集処理回路32に出力する。
【0028】また、モノトーン濃度信号MODは、領域
判別回路36に入力され、ここでは、原稿画像が、階調を
有する写真画像であるか、又は、文字や線などで構成さ
れる文字・線画画像であるかを、前記モノトーン濃度信
号MODに基づいて判別し、かかる判別結果を各画素毎
に判別信号PMとして出力する。尚、図4において、35
は、領域判別回路36に付設されたワークメモリとしての
RAMである。
【0029】図5は、図4に示したマーカー編集処理回
路32の詳細な構成を示す。この図5において、カラーコ
ード信号CCは、画像処理領域判別手段としての領域信
号の検知回路111 に入力され、この検知回路111 では、
各走査ラインに跨がって形成される色マーカからマーカ
ー信号を検出すると共に、これらによりマーカー領域信
号(画像処理領域を示す信号)を出力する。即ち、予め
白黒原稿上で画像処理を施す領域を色マーカで囲んで
(又は塗り潰して)指示しておくと、かかる色マーカが
有彩色部分として抽出されて、色マーカで指示した画像
処理領域が判別されるものである。
【0030】また、画像処理の選択結果に応じて出力さ
れるコントロール信号は、コントロール信号による処理
指定回路112 に入力され、この処理指定回路112 では、
画像処理結果を選択的に出力する選択回路113 を制御す
る。選択回路113 は、カラー・モノトーンセレクタ34か
ら出力される濃度信号と、網かけ処理,反転処理,マス
キング処理,トリミング処理等の画像処理を施す処理回
路114 からの出力と、指定領域内の画像情報を領域指定
に用いられたマーカ色に変換して出力するマーカー色変
換処理回路115 からの出力とを切り換えて出力するもの
であり、指示された画像処理に対応する濃度データを選
択的に出力する。
【0031】尚、処理回路114 は、網かけ処理,反転処
理,マスキング処理,トリミング処理等の画像処理機能
を備え、それぞれ画像処理による処理結果を出力するも
のであるが、本実施例では簡略化して示してある。選択
回路116 は、同一原稿に対して後述するような領域指定
原稿を用いて複数の画像処理を行うか、又は、単一画像
処理を行うかによって、領域信号の検知回路111 から出
力されるマーカー領域信号の処理回路114 ,115 への出
力を制御するものである。
【0032】後述するように、複数の画像処理を同一原
稿内で行う場合には、処理領域のデータと処理内容のデ
ータとが組み合わされた編集データがコントロール信号
として出力され、読み取り対象のオリジナル原稿上での
マーカ領域の検出結果を用いないので、この場合には、
マーカー領域信号が不要となり、逆に、同一原稿内で単
一の画像処理を施す場合には、コントロール信号が、画
像処理領域のデータを含まないので、マーカー領域信号
を処理回路に出力させ、マーカー領域内における画像処
理を実行させる。
【0033】即ち、複数の画像処理を同一原稿内で行う
場合には、コントロール信号によって画素毎に選択回路
113 を制御して出力を切り換え、画像処理領域では処理
回路114 ,115 の処理結果を出力させ、非処理領域で
は、マーカー編集処理回路32に対する入力濃度データを
そのまま出力させる。一方、同一原稿内で単一の画像処
理を施す場合には、例えば画像処理が色変換であれば、
コントロール信号によって選択回路113 が常時色変換処
理回路115 の処理結果を出力させるように制御される一
方、読み取り対象の原稿から検知されたマーカー領域信
号が前記色変換処理回路115 に入力されて、色変換処理
回路115 においてマーカー領域のときにのみ色変換を施
して選択回路113 に出力するようにしてある。
【0034】尚、前記処理回路114 ,115 、選択回路11
3 ,116 、コントロール信号による処理指定回路112 が
本実施例における画像処理手段を構成する。前記マーカ
ー編集処理回路32を介して出力される画像処理後の濃度
信号MD(マーカー処理出力)は、図6に示すような空
間フィルタ処理回路で、階調変換処理が施される。
【0035】前記空間フィルタ処理回路は、異なる係数
A,Bに基づいて階調変換を行う空間フィルタ処理回路
41,42を備えており、これらによってそれぞれ階調処理
された濃度データは、画像判別によるデータセレクタ43
において前記判別信号PMに応じていずれか一方が選択
されて、濃度データFDとして出力される。即ち、原稿
画像が、写真画像であるか、文字・線画画像であるかに
よって階調処理の特性を例えばシャープ又はソフトに自
動的に切り換えられるようになっている。
【0036】尚、図6において、44は、空間フィルタ処
理演算用のワークメモリとしてのRAMである。前記図
6に示す空間フィルタ処理回路で階調変換処理が施され
た濃度データFDは、続いて図7に示す変倍処理回路に
送られる。前記変倍処理ユニットは、入力側の変倍処理
回路(A)51、出力側の変倍処理回路(B)52、線形補
間テーブル(ROM)53、及び、前記変倍処理回路
(A),(B)にそれぞれ付設されたRAM54,55から
構成される。そして、かかる構成によって原稿を拡大・
縮小コピーするための画像処理を行うものであり、例え
ば拡大処理のときには、隣接する濃度データ間を線形補
間し、これを変換データとして出力し、縮小処理のとき
には、入力濃度データを間引いて、これを変換データと
して出力する。
【0037】図7に示す構成によって拡大・縮小処理が
なされた濃度データMRDは、前記拡大・縮小によるモ
アレの発生等を回避すべく、図8に示すような補正回路
で補正処理が施される。図8において、まず、拡大・縮
小処理後の濃度データMRDは空間フィルタ61で処理さ
れ、更に、カラーバランス回路(PWM回路)62によっ
てカラーバランスを調整されてビデオ信号VDに変換さ
れる。前記ビデオ信号VDは、本実施例の場合はプリン
タ部に供給されて、前記ビデオ信号VDに応じてレーザ
ビームを変調して感光体を露光走査することで感光体上
への潜像形成がなされる。
【0038】尚、図8で、63は空間フィルタ61の演算用
RAMである。また、図9は、プリスキャンで得られた
各種の画像判定情報を記憶する記憶回路部を示す図であ
り、カラーコード信号CC,マーカー領域信号,画像判
別信号PMの画素毎の原稿判定用のデータが、それぞれ
デコード回路101,102,103 でデコードされ、書込み用回
路104 を介して順次判定情報記憶回路105 に書き込める
ようになっている。
【0039】後述するような同一原稿内における複数種
のマーカー編集処理を実行する場合には、画像処理モー
ドの指定信号と、前記マーカー領域信号とに基づいて、
各画素について8ビット構成の領域データと処理モード
とを組み合わせた編集データを記憶する。前記編集デー
タは、画素毎にどの画像処理モードを実行するかを示す
データであり、判定情報記憶回路105 に記憶された前記
編集データは、読み出し回路106 を介して読み出され、
読み取り対象の原稿を読み取る本スキャン時にこの読み
出された編集データが前記コントロール信号として前記
マーカー編集処理回路32に与えられる。
【0040】図10は、上記各処理回路部分を制御するC
PU71及びその周辺回路からなるマイコン部を示す図で
あり、前記図2〜図9に示した各処理回路と前記CPU
71とはCPUバスラインを介して接続されている。ま
た、CPU71は、通信インターフェイス72を介して、プ
リンタ本体部の通信ユニット73に対して後述する処理原
稿の判別データに基づく画像処理モードの指定や、画像
解析結果の報告を行う。
【0041】図10には、前述の構成の他、CPUモニタ
回路74、リセット回路75、ROM76、RAM77,アドレ
スデコード回路78などを示してある。次に、上記のよう
な回路構成を用いて行われる、同一原稿内で複数の領域
毎にそれぞれ異なる画像処理を施してコピーさせるマー
カー編集処理について説明する。
【0042】前記マーカー編集処理が如何にして行われ
るかの概略を述べると、まず、画像処理を行ってコピー
させるオリジナル原稿とは別に、前記オリジナル原稿上
での画像処理領域が色マーカで指定される領域指定原稿
を画像処理の種類別に用意する。そして、前記オリジナ
ル原稿を読み取らせる前に、前記領域指定原稿を読み取
らせて、オリジナル原稿上での画像処理領域を画像処理
の種類別に判別して記憶し、オリジナル原稿の読み取り
時に前記記憶された処理データに基づいて画像処理を施
す。
【0043】ここで、本実施例のディジタル型カラー複
写機で画像処理を施して複写する原稿について具体的な
例を提示して説明する。図11の(A)は、複写対象(読
み取り対象)のオリジナル原稿であり、飛行機,電話及
び食堂のマークがそれぞれカラーで描写されており、飛
行機,電話,食堂の各説明文字は、黒文字で描写されて
いるカラー原稿である。
【0044】ここで、前記オリジナル原稿において、前
記飛行機の文字部分については色変換処理を、電話の文
字部分については反転処理を、食堂の文字部分について
は網かけ処理を実行したいものとする。この場合、ま
ず、準備作業として、画像処理の種類数に対応する枚数
だけ、即ち、本実施例の場合には3枚だけ、オリジナル
原稿(図11の(A))を白黒複写する。そして、この3
枚のオリジナルカラー原稿の白黒複写物(単色複写物)
をそれぞれ画像処理毎に振り分け、それぞれについて対
応する画像処理領域を色マーカで囲んで指定する。
【0045】これによって、図11(B),(C),
(D)に示すように、色変換処理を行う領域(飛行機の
文字部分)が色マーカで指定された単色原稿(B),反
転処理を行う領域(電話の文字部分)が色マーカで指定
された単色原稿(C),網かけ処理を行う領域(食堂の
文字部分)が色マーカで指定された単色原稿(D)が、
オリジナル原稿(A)の他に領域指定原稿として用意さ
れる。
【0046】尚、色変換処理においては、領域指定に用
いた色マーカと同じ色に画像情報を変換する設定である
ので、色変換処理の領域指定においては、所望の色のマ
ーカを用いて領域指定を行う。上記では、各画像処理毎
に領域を指定するための領域指定原稿として、オリジナ
ル原稿の白黒複写物を用いるようにしたが、後述するよ
うに、かかる領域指定原稿上の色マーカによる領域指定
情報以外の画像情報は、実際には画像処理に用いられな
いので、オリジナル原稿と同一サイズの白紙原稿の上
に、オリジナル原稿の説明文字部分に位置合わせして色
マーカによる領域指定を行っても良く、この場合には、
オリジナル原稿の白黒複写を行う手間が省ける。但し、
オリジナル原稿の白黒複写物を用いた方が、色マーカに
よる領域指定が簡単かつ高精度に行え、然も、複写機に
対してオリジナル原稿と同じ方向に領域指定原稿がセッ
トされているか否かの確認が容易に行えるという利点が
ある。
【0047】このようにして、オリジナル原稿の他に、
画像処理毎に色マーカで領域指定がなされた領域指定原
稿が用意されると、次には、複写機のADFに対して以
下の順に読み取りが行われるように各原稿を同じ向きに
セットする。 1)原稿D;網かけ処理指定がなされた領域指定原稿 2)原稿C;反転処理指定がなされた領域指定原稿 3)原稿B;色変換処理指定がなされた領域指定原稿 4)原稿A;オリジナルカラー原稿 尚、オリジナル原稿は最後に読み取らせる必要がある
が、その前に読み取らせる領域指定原稿B〜Dの順番は
任意に設定することができ、上記の順番は一例を示すに
過ぎない。
【0048】各原稿のセットが終了すると、処理モード
設定を行う。処理モードの設定としては、まず、マーカ
ー編集処理モード数の設定を行う。本実施例の場合は3
枚の領域指定原稿が容易されて3種類の画像処理を実行
するから、前記モード数は3となる。次に、領域指定原
稿それぞれがどの画像処理の領域を指定したものである
かを設定する。ここでは、ADFにセットした順に対応
する処理モードを設定する必要があり、本実施例では、
網かけ処理,反転処理,色変換処理の順に処理モードを
設定する。
【0049】処理モードの設定が終了した後にコピーボ
タンを押せば、ADFにセットされた4枚の原稿が順次
搬送されて読み取られ、最終的には、図11(A)に示す
ようなオリジナル原稿上で、説明文字部分が色変換,反
転,網かけ処理されて複写物として出力される。ここ
で、前記処理モードの設定結果が、複写機本体に設けら
れた表示部に順に表示されるようにすると良い。また、
ADFを備えない複写機の場合には、マーカー編集処理
モード数の設定を行った後に、領域指定原稿の複写機へ
のセットとその領域指定原稿に対応する画像処理モード
の設定とを1枚毎に行って読み取らせるようにする。
【0050】次に上記のような操作によってコピーボタ
ンが押された後の複写機の動作について以下に説明す
る。コピーボタンが押されると、まず、ADFにセット
された第1原稿が搬送されて、この第1原稿のプリスキ
ャンが実行され、前述の回路構成により第1原稿を光電
変換して読み取ったカラー画像情報から判別された画像
処理領域の情報がマーカー領域信号として得られる。次
いで、第2原稿,第3原稿と順次プリスキャンされ、領
域指定原稿である第1〜第3原稿それぞれにおける画像
処理領域のデータ(マーカー領域信号)を得る。
【0051】即ち、第1〜第3原稿は、オリジナル原稿
である第4原稿上での画像処理領域を示す領域指定原稿
であるから、これら領域指定原稿の複写動作は行わず、
前記図3に示す色弁別回路から出力されるカラーコード
信号CCに基づいて図5に示す検知回路111 で検知され
るマーカー領域のデータを各原稿毎に求めることが読み
取りの目的となる。
【0052】そして、オリジナル原稿である第4原稿の
本スキャンが行われるときに、前記第1〜第3原稿それ
ぞれを読み取ったときに得られた画像処理領域のデータ
に基づいてオリジナル原稿に対応する画像情報における
画像処理が実行され、画像処理後の濃度データをプリン
タ部に出力して複写が行われる。ここで、前記第1〜第
3原稿にそれぞれ対応して処理モードが予め設定されて
いるから、第1原稿から判別された画像処理領域は網か
け処理を行う領域であり、第2原稿から判別された画像
処理領域は反転処理を行う領域であり、更に、第3原稿
から判別された画像処理領域は色変換処理を行う領域で
あると検出できる。
【0053】そこで、前記領域指定原稿である第1〜第
3原稿を読み取って得られたマーカー領域のデータは、
前記判定情報記憶回路105 に対して、図12に示すような
フォーマットの画素毎の編集データとして一旦記憶さ
れ、オリジナル原稿の読み取り時にこの記憶された編集
データを読み出して画像処理を実行させる。図12に示す
前記編集データは、画素毎の8ビットデータであり、網
かけ処理を示すビットDφ、反転処理を示すビットD
1、トリミング処理を示すビットD2、トリミング処理
を示すビットD3,マスキング処理を示すビットD4、
色変換処理を示すビットD5〜D7に分けられている。
【0054】前記各ビットDφ,D1,D2,D3,D
4は、各画像処理を実行するか否かを「1」「φ」で示
すものである。色変換処理については、D7のビットが
色変換処理の実行の有無を示し、D4,D5,D6は変
換色(Y,M,C)の指定に用いられる。従って、第1
原稿(原稿D)をプリスキャンして、図13(D)に示す
ような「食堂」の文字部分に対応するマーカー領域が判
別されたときには、前記指定領域内の画素に対しては網
かけ処理を示すDφビットに1をセットする処理を行
う。また、第2原稿(原稿C)をプリスキャンして、図
13(C)に示すような「電話」の文字部分に対応する領
域が判別されたときには、前記指定領域内の画素に対し
ては反転処理を示すD1ビットに1をセットする処理を
行う。更に、第3原稿(原稿B)をプリスキャンして、
図13(B)に示すような「飛行機」の文字部分に対応す
る領域が判別されたときには、前記指定領域内の画素に
対しては色変換処理を示すD7ビットに1をセットする
と共に、色マーカがY,M,Cのいずれに弁別されたか
(カラーコード信号CC)に基づいてD4,D5,D6
のいずれかに1をセットする。
【0055】図13の(A)に示すように色マーカによる
領域指定がなされていないオリジナル原稿(A)である
第4原稿を読み取るときには、上記のようにして領域指
定原稿の読み取り結果から、各画素毎にいずれの画像処
理を行うべきかが編集データとして記憶されているか
ら、かかる記憶情報を判定情報記憶回路105 から読み出
して、これをコントロール信号として前記図5に示す処
理指定回路112 に出力することで、同一のオリジナル原
稿内に対して網かけ,反転け,色変換の3種類の画像処
理をそれぞれ指定領域内で行わせることができる。
【0056】ここで、上記のマーカー編集処理の流れ
を、図14のフローチャートに従って概略説明する。ま
ず、オリジナル原稿とは別に、オリジナル原稿上での画
像処理領域を指定する領域指定原稿を用いたマーカー編
集処理の実行を選択する(S1)。次いで、前記領域指
定原稿毎に画像処理の指定を行う(S2)。このS2の
部分が本実施例における画像処理設定手段に相当する。
【0057】そして、複数の画像処理指定が終了する
と、領域指定原稿をそれぞれに読み取って、前記画像処
理指定に基づいて、領域指定原稿毎に領域データと処理
データとからなる前記編集データの設定を行う(S3,
S4,S5)。ここで、前記S3,S4の部分が領域指
定原稿読み取り手段に相当し、S5の部分が画像処理領
域判別手段に相当する。
【0058】全指定領域原稿について読み取りを終え、
指定画像処理及び該画像処理を行う領域のデータ(編集
データ)が集められると、かかる編集データを読み出し
(S6)、読み取り対象のオリジナル原稿の本スキャン
により得られたカラー画像情報について前記読み出され
た編集データに従って画像処理を施し(S7)、これを
プリンタ部に出力することで、同一原稿内で複数の画像
処理を施したコピーを得る(S8)。
【0059】ここで、前記S7の部分が、オリジナル原
稿読み取り手段及び画像処理手段に相当する。以上のよ
うに本実施例のディジタル型カラー複写機によると、同
一原稿内で、異なる画像処理を施す複数の領域を指定
し、複数の画像処理を同一原稿について実行させること
ができるようになり、然も、領域指定をオリジナル原稿
とは別に設けた単色原稿上で行わせるから、原稿の種類
として白黒原稿に限定されず、カラー原稿であっても、
色マーカによって領域を指定しての画像処理が実行でき
るようになる。このため、マーカー編集処理の汎用性が
高まり、また、複雑な処理が容易に実行できるようにな
り、複写機の使い勝手を向上させ得る。
【0060】尚、本実施例では、ディジタル型カラー複
写機を例としたが、前記画像処理の結果をプリンタ部に
代えて、CRT等の表示装置に出力する構成であっても
良いし、また、画像処理の結果をそのまま電子ファイリ
ング装置に出力して記憶させる構成であっても良い。ま
た、上記実施例では、ADFによって又は手操作によっ
て領域指定原稿及びオリジナル原稿を順番に読み取らせ
る構成としたが、例えばオリジナル原稿がカラー原稿で
あって、1種類の画像処理のみを実行させたい場合に
は、図16に示すように、原稿台上に、オリジナル原稿と
該オリジナル原稿の白黒複写物上で色マーカで領域指定
を行った領域指定原稿とを並べて置いて、オリジナル原
稿と領域指定原稿とを一度に読み取らせる構成であって
も良い。
【0061】即ち、例えば原稿台がA3サイズであっ
て、図15(A)に示すようなオリジナル原稿と、図15
(B)に示すようなオリジナル原稿上における画像処理
領域が色マーカで指定された領域指定原稿(オリジナル
原稿の単色複写物)とがA4サイズである場合には、図
16に示すように、スケール板(白基準板)と、本の見開
き2ページをコピーするときに用いる折り目基準とにそ
れぞれ位置合わせして、領域指定原稿とオリジナル原稿
とを、それぞれ原稿台上に手操作によって載せ、一度に
領域指定原稿とオリジナル原稿とを読み取らせることも
可能である。
【0062】ここで、画像情報としては、オリジナル原
稿と領域指定原稿とが1原稿分の画像情報として出力さ
れるが、前記折り目基準に基づいて2つに分けること
で、オリジナル原稿の画像情報と、領域指定原稿の画像
情報とに分けることができ、領域指定原稿の読み取り結
果から画像処理の領域を判別し、これをオリジナル原稿
の読み取り結果の画像処理に用いれば良い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる画
像処理装置によると、読み取り対象のオリジナル原稿が
カラー原稿であっても、色マーカを用いて画像処理領域
を指定することが可能となり、また、同一原稿内の複数
領域でそれぞれに異なる画像処理を施すことが可能とな
り、特に、ディジタル型カラー複写機に適用すること
で、カラー原稿又は白黒原稿であっても、同一原稿内で
種々の画像処理を施したカラーコピーを得ることが容易
にでき、複写機の使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図。
【図2】画像処理回路の入力部を示す回路ブロック図。
【図3】画像処理回路の色弁別部を示す回路ブロック
図。
【図4】画像処理回路の処理部を示す回路ブロック図。
【図5】マーカー編集処理回路の詳細を示すブロック
図。
【図6】画像処理回路の空間フィルタ処理部を示す回路
ブロック図。
【図7】画像処理回路の変倍処理部を示す回路ブロック
図。
【図8】画像処理回路の補正処理部を示す回路ブロック
図。
【図9】画像処理回路の判定情報記憶部を示すブロック
図。
【図10】画像処理回路のマイコン部を示す回路ブロック
図。
【図11】オリジナル原稿と領域指定原稿の例を示す図。
【図12】オリジナル原稿の画像処理用の編集データの特
性を示す図。
【図13】領域指定原稿毎の編集データの設定特性を説明
するための図。
【図14】領域指定原稿を用いたマーカー編集処理の流れ
を示すフローチャート。
【図15】オリジナル原稿と領域指定原稿の例を示す図。
【図16】オリジナル原稿と領域指定原稿とを一度に読み
取らせる場合の原稿台上での配置を示す図。
【符号の説明】
32 マーカー編集処理回路 105 判定用情報記憶回路 101 〜103 デコード回路 104 書き込み用回路 105 読み出し用回路 111 領域信号の検知回路 112 コントロール信号による処理指定回路 113,116 選択回路 114,115 処理回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を光電変換により読み取って、前
    記原稿画像に対応するカラー画像情報を得ると共に、該
    カラー画像情報に画像処理を施して出力する画像処理装
    置であって、 読み取り対象のオリジナル原稿とは別に設けられた単色
    原稿に対し前記オリジナル原稿における画像処理領域を
    色マーカで指定した領域指定原稿を、光電変換により読
    み取ってカラー画像情報を出力する領域指定原稿読み取
    り手段と、 該領域指定原稿読み取り手段から出力されるカラー画像
    情報に基づいて前記オリジナル原稿における画像処理領
    域を判別する画像処理領域判別手段と、 前記領域指定原稿読み取り手段で読み取られる領域指定
    原稿毎に画像処理内容を設定する画像処理設定手段と、 前記オリジナル原稿を光電変換により読み取ってカラー
    画像情報を出力するオリジナル原稿読み取り手段と、 該オリジナル原稿読み取り手段から出力されたカラー画
    像情報を、前記画像処理領域判別手段で判別された画像
    処理領域に対応する画像情報について前記画像処理設定
    手段で設定された画像処理内容に従って画像処理して出
    力する画像処理手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記領域指定原稿読み取り手段で読み取ら
    れる領域指定原稿が、オリジナル原稿の単色複写物に対
    し前記オリジナル原稿における画像処理領域を色マーカ
    で指定したものであることを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】原稿画像を光電変換により読み取って、前
    記原稿画像に対応するカラー画像情報を得ると共に、該
    カラー画像情報に画像処理を施して出力する画像処理装
    置であって、 読み取り対象のオリジナル原稿と同一サイズの白紙原稿
    に対し前記オリジナル原稿における画像処理領域を色マ
    ーカで指定した領域指定原稿を、光電変換により読み取
    ってカラー画像情報を出力する領域指定原稿読み取り手
    段と、 該領域指定原稿読み取り手段から出力されるカラー画像
    情報に基づいて前記オリジナル原稿における画像処理領
    域を判別する画像処理領域判別手段と、 前記領域指定原稿読み取り手段で読み取られる領域指定
    原稿毎に画像処理内容を設定する画像処理設定手段と、 前記オリジナル原稿を光電変換により読み取ってカラー
    画像情報を出力するオリジナル原稿読み取り手段と、 該オリジナル原稿読み取り手段から出力されたカラー画
    像情報を、前記画像処理領域判別手段で判別された画像
    処理領域に対応する画像情報について前記画像処理設定
    手段で設定された画像処理内容に従って画像処理して出
    力する画像処理手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする 画像処理装置。
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