JPH06121146A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06121146A
JPH06121146A JP4263868A JP26386892A JPH06121146A JP H06121146 A JPH06121146 A JP H06121146A JP 4263868 A JP4263868 A JP 4263868A JP 26386892 A JP26386892 A JP 26386892A JP H06121146 A JPH06121146 A JP H06121146A
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JP
Japan
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image processing
color
marker
area
image
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Application number
JP4263868A
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English (en)
Inventor
Takashi Hasebe
孝 長谷部
Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディジタル型カラー複写機において、原稿画像
上で、画像処理領域と該領域での画像処理とをそれぞれ
指定できるようにする。 【構成】第1プリスキャンによって原稿の副走査方向先
端部を読み取る(S24)。そして、前記先端部の主走査
方向に等分される領域毎に色マーカーによるマーキング
を識別し、前記領域毎に予め設定されている画像処理に
対応するマーカー色を記憶する(S25)。次いで、第2
プリスキャンを行って、原稿中に色マーカーで指示され
た画像処理領域を識別する(S27,28)。ここで、領域
指定に用いられたマーカー色と、前記第1プリスキャン
(1)で識別されたマーカー色と比較し、領域毎に画像
処理を設定する(S29)。次に、本スキャンを実行し、
指定された領域内の画像データに画像処理を施して出力
する(S31,S32)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、詳
しくは、原稿画像上に色マーカーで指定された領域を画
像処理する装置における画像処理指定の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、原稿を光学走査して、その光
学像をラインイメージセンサなどの光電変換素子で受光
して電気信号に変換し、更に、この電気信号をディジタ
ル化する一方、前記ディジタル信号に変換された原稿の
画像情報に基づいて半導体レーザなどの書き込み装置に
よって感光体上に静電潜像を形成するよう構成された所
謂ディジタル型複写機が知られている(特開昭62−1
57070号公報等参照)。
【0003】また、前記ディジタル型カラー複写機にお
いては、原稿中の指定された領域について、色変換,ト
リミング,反転,マスキング,網かけなどの各種画像処
理を施して記録できるようにした画像情報の編集処理機
能を備えたものがある(特開平2−27369号公報等
参照)。上記のような領域指定に基づく画像処理におい
ては、読み取るべき原稿色とは異なる色のマーカーによ
り画像処理領域をマーキング指定することで、読み取り
対象の画像と領域指定の情報とを区別できるようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に画像処理領域をマーキング指定する場合、従来では、
前記指定された領域内における画像処理については、実
際に装置に原稿を読み取らせるときに設定するしかな
く、例えば、同一画像上で色変換処理を行わせたい領域
と、網かけ処理を行わせたい領域とが混在する場合に
は、装置側でプリスキャンによって識別されたマーカー
領域に識別番号を付け、該識別番号に従って各領域毎に
画像処理を作業者に指示させるようにしていた。
【0005】このように、従来では、原稿画像上で画像
処理領域の指示は行えたものの、指示した領域における
画像処理の種類については原稿上で指示することができ
ず、実際に原稿を装置にセットしたときにあらためて指
示する必要があるため、特に、原稿上で異なる画像処理
を施したい複数領域が存在する場合には、操作が煩雑に
なってしまうという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、原稿上で、画像処理領域と共に、その領域におけ
る画像処理を指示できるようにして、色マーカーを用い
た特定領域の画像処理における操作を簡略化することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明にかかる
画像処理装置は、原稿画像を光電変換により読み取って
カラー画像データを得る読取り手段と、原稿上に色マー
カーで指定された画像処理領域、及び、該領域指定に用
いられたマーカー色に対応する画像処理内容を示す原稿
上のコードデータを、前記カラー画像データに基づいて
それぞれ判別するマーカー編集判別手段と、このマーカ
ー編集判別手段で判別されたコードデータに基づいて、
領域指定に用いられたマーカー色に対応する画像処理を
検知し、前記判別された画像処理領域の画像データに対
してその領域指定に用いられたマーカー色に対応する画
像処理を施して出力する画像処理手段と、を含んで構成
される。
【0008】ここで、前記コードデータが、原稿上に予
め画像処理毎に区分けされた画像処理指示領域を画像処
理領域の指定に用いる色マーカーでマーキングすること
で、領域指定に用いられるマーカー色に対応する画像処
理の内容を示すよう構成すると良い。また、前記読取り
手段が、ラインセンサで原稿を主走査方向に走査しつ
つ、前記ラインセンサと原稿とを相対的に副走査方向に
移動させ、前記ラインセンサによって2次元のカラー画
像データを得る構成である場合には、前記画像処理指示
領域を、副走査方向の先頭位置に配設すると良い。
【0009】更に、前記画像処理指示領域それぞれに対
応する画像処理を選択的に設定する画像処理設定手段を
備えることが好ましい。また、前記原稿上のコードデー
タが付される所定領域を、マスキング領域とすることが
好ましい。また、前記原稿上にマーカー色に対応してコ
ードデータとして指示される画像処理が、文字の修飾機
能を有する画像処理を含むようにすると良い。
【0010】
【作用】かかる構成の画像処理装置によると、原稿上
に、色マーカーによって画像処理領域が指定されると共
に、前記領域指定に用いられたマーカー色に対応する画
像処理内容を示すコードデータが付される。そして、前
記原稿を光電変換して読み取られたカラー画像データに
基づいて、前記画像処理領域及び前記コードデータが判
別され、マーカーで指定された領域の画像データに対し
て、該領域の指定に用いられたマーカー色に対応するも
のとして原稿上にコードデータとして指示された画像処
理を施す。
【0011】即ち、原稿上に予め画像処理領域と共に、
その領域における画像処理が指示されており、かかる原
稿上の指定が判別されて画像処理がなされる。ここで、
原稿上に予め画像処理毎に区分けされた画像処理指示領
域が設けられる場合に、領域指定に用いる色マーカーで
所望の画像処理に対応する領域をマーキングすること
で、色マーカーにより指定される領域での画像処理を指
定でき、装置側では、予め知られている画像処理指示領
域内にマーキングされた色マーカーの色弁別を行うこと
で、マーカー色に対応する画像処理を判別し得る。
【0012】また、原稿をラインセンサで読み取る場合
には、前記コードデータを副走査方向の先頭位置に配設
することで、コードデータ読取りのための光学走査移動
量を少なくできる。更に、色マーカーによるマーキング
によって色マーカーに対応する画像処理を指定するため
に予め原稿上に設けられる画像処理指示領域それぞれに
おいて、対応する画像処理を選択的に設定できるように
すれば、所定の画像処理に対して任意の領域を指示領域
として指定し得る。
【0013】また、前記コードデータが付される原稿上
の領域を、予めマスキング領域としておけば、無用なコ
ードデータが画像処理後の画像データに含まれることが
ない。また、前記コードデータで指示される画像処理と
して、文字の修飾機能を有する画像処理を含めれば、原
稿上の文字の領域を色マーカーで指示することで、修飾
文字に変換させることができる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。尚、本実
施例では、本発明にかかる画像処理装置が、ディジタル
型カラー複写機に適用される場合について説明する。図
1は、本実施例におけるディジタル型カラー複写機の全
体構成を示す図である。
【0015】この図1において、ディジタル型カラー複
写機は、カラースキャナ部A、カラープリンタ部B、及
び、画像処理部Cによって構成される。前記カラースキ
ャナ部A(読取り手段)において、原稿は、原稿台ガラ
ス121上に置かれ、図で左右方向(副走査方向)に移動
するハロゲン光源122 によって光学走査される。2つの
ミラー123 ,124 からなる可動ミラーユニット125 は、
前記ハロゲン光源122 に付設されたミラー126 との組み
合わせによって、原稿台ガラス121 上の原稿からの反射
光(光学像)を、レンズ127 を介してカラーCCD128
(ラインセンサ)上に結像する。
【0016】前記カラーCCD128 では、結像した原稿
の光学像(画像情報)をカラー画像信号(本実施例では
R,G,Bの3原色カラー信号)に光電変換し、このカ
ラー画像信号を画像処理部Cに出力する。即ち、カラー
CCD128 で原稿を主走査方向(カラーCCD128 の素
子列方向)に走査しつつ、前記カラーCCD128 と原稿
とを相対的に副走査方向(主走査方向に直交する方向)
に移動させることによって原稿の画像を読み取って、2
次元のカラー画像情報を得るものである。
【0017】画像処理部Cでは、後述するように、濃度
変換,色再現処理,マーカー編集処理(マーカーで指定
される領域に対する画像処理),空間フィルタ処理,変
倍処理などの各種処理を前記カラー画像信号に施し、こ
のカラー画像信号をカラープリンタ部Bに出力する。カ
ラープリンタ部Bでは、レーザビームを、入力した画像
信号に基づいて変調して感光体ドラムの表面上に投射さ
せ、一様に帯電された前記感光体ドラム上にトナー色
(例えばイエローY,マゼンタM,シアンC,ブラック
Bk)毎に静電潜像を形成する。
【0018】そして、前記静電潜像を現像器によって現
像する工程を各トナー色毎に繰り返してトナー像を重ね
合わせカラー画像を形成し、これを記録紙上に転写して
原稿のカラー複写物を作成する。図1において、129 は
シェーディング補正用の基準濃度部であり、130 は原稿
カバーである。
【0019】ここで、前記画像処理部Cの回路構成を、
図2〜図9のブロック図を参照しつつ説明する。尚、以
下に説明する画像処理部Cの構成によって、図11(a)
に示すように、読み取るべき原稿色とは異なる色の色マ
ーカーで画像処理領域が指定され、かつ、領域指定に用
いたマーカー色に対応する画像処理を指定するコードデ
ータ(指定コード)が付された原稿をセットすれば、プ
リスキャンによる画像データの読取りに基づいて、原稿
上の前記領域指定及びその領域指定に用いられたマーカ
ー色に対応する画像処理の指定が自動的に判別され、か
かる判別結果に基づいて本スキャンで得られた画像デー
タに画像処理を施し、かかる画像処理後の画像データを
プリンタ部Bに出力することで、図11(b)に示すよう
な複写物が得られるようになっている。従って、前記画
像処理部Cは、本実施例において、マーカー編集判別手
段,画像処理手段としての機能を備えている。
【0020】図2は、画像処理部Cのカラー画像情報の
入力部及び濃度変換部を示す。この図2において、前記
カラースキャナ部AのカラーCCD128 から出力される
レッドR,グリーンG,ブルーBの3原色画像信号(ア
ナログ信号)は、A/D変換器10によってディジタル信
号に変換される。そして、前記ディジタル化されたカラ
ー画像情報は、インターフェイス11を介してデータセレ
クタ13に入力される。
【0021】尚、前記データセレクタ13には、外部入力
端子14及び外部用インターフェイス15を介して、フィル
ムプロジェクタ等の外部装置からの画像データも入力し
得るようになっている。前記データセレクタ13から出力
されるR,G,Bのディジタル画像信号AR,BG,C
Bは、濃度変換回路16,17,18によって3原色毎の濃度
データRD,GD,BDに変換される。
【0022】尚、図2において、19はタイミング信号発
生回路であり、これにはクロック信号CLKの他、書き
込みユニットB側から得られる主走査方向(カラーCC
D128 の素子列方向)及び副走査方向(光学走査方向)
に関する同期信号H−V,V−Vなどが供給され、これ
らの信号に基づいて各種のタイミング信号が形成され
る。
【0023】前記濃度データRD,GD,BDは、更
に、図3に示すような色再現及びEE回路部で処理され
る。図3において、前記濃度データRD,GD,BD
は、MON演算回路20に入力され、ここで単色再現(モ
ノトーン)用の濃度データ信号MODが演算される。そ
して、前記濃度データMODと、前記濃度データRD,
GD,BDとが入力されるモノトーンセレクタ回路21で
は、例えばセピアカラーなどのモノトーンコピーモード
であるか、通常のカラーコピーモードであるかによっ
て、3原色濃度データを切り換えて出力する。即ち、本
実施例では原稿を、セピアカラー等の有彩色のカラー単
色画像として出力処理し得る機能を有している。
【0024】また、前記モノトーンセレクタ回路21から
の濃度データが入力されるマスキング回路22では、画素
毎に色弁別し、各画素がどの色(例えばブラックBk,
イエローY,マゼンタM,シアンC,ホワイトWなど)
に帰属されるかを示すカラーコード信号CCを出力す
る。更に、マスキング回路22では、R,G,Bの各色毎
の濃度情報を、イエローY,マゼンタM,シアンC,ブ
ラックBkの各色(トナー色)毎の濃度データに変換し
て出力する。このY,M,C,Bkの各色毎の濃度デー
タはセレクタ回路23で選択され、画素毎に前記カラーコ
ード信号CCと、該カラーコード信号CCに対応する濃
度データとが一対となって出力される。
【0025】また、前記セレクタ回路23には、後述する
ように、色マーカーに対応する画像処理の種別を示す原
稿上のコードデータ(マーカー指定コード)を読み取る
ためのマーカー指定コードデータ算出回路23aが付設さ
れている。前記マーカー指定コードデータ算出回路23a
は、マーカー指定コードデータMPDを後述するマーカ
データ判定回路102 に出力する。
【0026】尚、図3において、EE回路24は、濃度ヒ
ストグラムの情報に基づいて画像データのサンプリング
領域制御を行うための回路であり、RAM25は前記濃度
ヒストグラムの作成に用いるワークメモリである。前記
カラーコード信号CC及びその濃度データを示す濃度信
号ND、更に、モノトーン再現時用の濃度信号MOD
は、続いて図4に示すマーカー編集処理部によって処理
される。
【0027】図4において、マーカー領域処理回路32
は、プリスキャン時には、原稿にマーカーペン(色マー
カー)によって閉ループとなるように指定された画像処
理領域(マーカー領域)を、遅延回路31を介して入力さ
れるカラーコード信号CCに基づいて検出し、マーカー
領域信号を出力する。前記マーカー領域信号は、後述す
る判定情報記憶回路105 に記憶される。
【0028】一方、本スキャン時には、前記プリスキャ
ン時に検出されたマーカー指定領域内の画像データに対
して、反転,網かけ,袋文字,影文字,斜体文字,強調
などの各種処理を実行する。また、マーカー領域内処理
回路37では、マーカー編集処理の1つとしての部分色変
換処理が指定されているときに、前記マーカー領域内の
画像を例えば領域指定に用いられたマーカーペンの色に
変換する。即ち、例えば画像が黒であるときに、かかる
画像の濃度データを、例えば黄色の濃度データを出力す
る指示がなされているときに出力すれば、前記黒画像を
黄色の画像として出力し得ることになる。
【0029】尚、RAM39は、マーカー指定領域の検出
や、各種画像処理に用いる各種の制御データを記憶した
ものである。カラー・モノトーンセレクタ34には、前記
カラーコード信号CCに対応する濃度信号NDが遅延回
路33を介して入力されると共に、遅延回路31を介したカ
ラーコード信号CC、更に、後述する領域判別回路36を
介したモノトーン濃度信号MDが入力され、カラーコピ
ー用の濃度データと単色コピー用の濃度データとを選択
的にマーカー色変換処理回路37に出力する。
【0030】また、モノトーン濃度信号MODは、領域
判別回路36に入力され、ここでは、原稿画像が、階調を
有する写真画像であるか、又は、文字や線などで構成さ
れる文字・線画画像であるかを、前記モノトーン濃度信
号MODに基づいて判別し、かかる判別結果を各画素毎
に判別信号PMとして出力する。尚、図4において、35
は、領域判別回路36に付設されたワークメモリとしての
RAMである。
【0031】前記マーカー領域内処理回路37を介して出
力されるマーカー編集処理後の濃度信号MDは、図5に
示すような空間フィルタ処理部で、階調変換処理が施さ
れる。前記空間フィルタ処理回路は、異なる係数A,B
に基づいて階調変換を行う2つの空間フィルタ処理回路
41,42を備えており、これらによってそれぞれ階調処理
された濃度データは、画像判別によるデータセレクタ43
において前記判別信号PMに応じていずれか一方が選択
されて、濃度データFDとして出力される。
【0032】即ち、原稿画像が、写真画像であるか、文
字・線画画像であるかによって階調処理の特性を例えば
シャープ又はソフトに自動的に切り換えられるようにな
っている。尚、図5において、44は、空間フィルタ処理
演算用のワークメモリとしてのRAMである。
【0033】前記図5に示す空間フィルタ処理回路で階
調変換処理が施された濃度データFDは、続いて図6に
示す変倍処理部に送られる。前記変倍処理部は、入力側
の変倍処理回路(A)51、出力側の変倍処理回路(B)
52、線形補間テーブル(ROM)53、及び、前記変倍処
理回路(A),(B)にそれぞれ付設されたRAM54,
55から構成される。
【0034】そして、かかる構成により、原稿を変倍率
の選択指示に従って拡大又は縮小コピーするための画像
処理を行うものであり、例えば拡大処理のときには、C
CDセンサの素子列方向(主走査方向)に隣接する濃度
データ間を線形補間し、これを変換データとして出力
し、縮小処理のときには、同じくCCDセンサの素子列
方向(主走査方向)で入力濃度データを間引いて、これ
を変換データとして出力する。一方、前記主走査方向に
直交する副走査方向(ハロゲン光源122 の移動方向:光
学走査方向)については読み取り速度(走査速度)を変
化させることでデータ量を増減させて、拡大・縮小が行
えるようになっている。
【0035】変倍処理がなされた濃度データMRDは、
前記拡大・縮小によるモアレの発生等を回避すべく、図
7に示すようなカラーバランス処理部で処理される。図
7において、まず、拡大・縮小処理後の濃度データMR
Dは空間フィルタ61で処理され、更に、カラーバランス
回路(PWM回路)62によってカラーバランスを調整さ
れてビデオ信号VDに変換される。
【0036】前記ビデオ信号VDは、カラープリンタ部
Bに供給され、ここで、記録紙上に前記ビデオ信号VD
に対応する画像が形成されてオリジナル原稿の複写物
(複写原稿)が得られる。尚、図7で、63は空間フィル
タ61の演算用RAMである。また、図8は、プリスキャ
ンで得られた各種の画像判定情報を記憶する処理原稿判
別データユニットを示す図である。
【0037】ここで、プリスキャンによって得られた画
像判別信号PMは、デコード回路103 及び書き込み用回
路104 を介して判定情報記憶回路105 に記憶され、ま
た、前記マーカー指定コードデータMPDは、マーカー
データ判定回路102 に入力され、該マーカーデータ判定
回路102 は、マーカー領域信号の判定情報記憶回路105
における書き込みビットを、データセレクト回路101 を
介して指定し、該指定に従ってマーカー領域信号が書き
込み用回路104 を介して判定情報記憶回路105 に書き込
まれるようにする。
【0038】前記判定情報記憶回路105 に記憶された各
種の画像判定情報は、本スキャン時に読み出し用回路10
6 を介して後述するCPU71によって読み出されるよう
になっており、かかる読み出しで得られた情報に基づい
て、色マーカーで指定された画像処理領域内の画像デー
タに画像処理を施して出力する。図9は、上記各処理回
路部分を制御するCPU71及びその周辺回路からなるマ
イコン部を示す図であり、前記図2〜図8に示した各処
理回路と前記CPU71とはCPUバスラインを介して接
続されている。
【0039】また、CPU71は、通信インターフェイス
72を介して、プリンタ本体部(書き込みユニットB,画
像形成部C)の通信ユニット73に対して、記録紙の指定
や原稿サイズの検知結果の報告などを行う。図9には、
前述の構成の他、CPUモニタ回路74、リセット回路7
5、ROM76、RAM77,アドレスデコード回路78など
を示してある。
【0040】ここで、本実施例における色マーカーを用
いた画像処理機能について詳細に説明する。本実施例に
おいては、原稿上に読み取るべき原稿色(通常は黒であ
るが、他の色でも可)とは異なる色のマーカーによっ
て、画像処理を施したい領域を閉ループとなるように囲
んで指示すると共に、前記色マーカーで指定した領域に
対して如何なる画像処理を施すか(マーカー色と画像処
理との対応関係)を、やはり原稿上にマーカーペンを用
いてコードデータとして指示することができるようにな
っている。
【0041】即ち、装置側では、原稿の副走査方向の先
端部(例えば副走査方向に5〜15mm幅)で、色マーカ
ーによるマーキングを検出する。そして、前記副走査方
向の先端部を主走査方向に例えば8つの領域に均等分割
したときに、そのマーキング位置が前記8領域のいずれ
に該当するかによって、8領域毎に予め設定されている
画像処理を、その領域内にマーキングされたマーカー色
で指定された領域で行う画像処理として認識する(図12
参照)。
【0042】従って、使用者は、原稿をセットしたとき
に副走査方向の先端となる原稿端部を、主走査方向に8
分割する想定を行って、例えば図12に示すように、主走
査方向の始点から7番目の領域に対応して設定されてい
る画像処理(機能7)を、赤の色マーカーで領域指定し
て行わせたいときには、7番目として認識されるであろ
うと予測される位置に赤のマーカーペンを用いてマーキ
ングし、更に、8番目の領域に対応して設定されている
画像処理(機能8)を、青のマーカーで領域指定して行
わせたいときには、8番目として認識されるであろうと
予測される位置に青のマーカーペンを用いてマーキング
し、かかる色マーカーによる所定部位へのマーキングに
よって色マーカーに対応する画像処理をコードデータと
して原稿上に付す。
【0043】ここで、原稿上に予め図12に示すような画
像処理指定のための領域枠が設けられていれば、その枠
内をマーカーペンで塗ることで、マーカー色に対応する
画像処理を簡便かつ確実に指定できるが、汎用性を確保
するために、使用者が図12に示すような枠(8つの領
域)を原稿の白紙部分に想定して色マーカーによるマー
キングを行うものとする。
【0044】尚、原稿上で画像処理を指定する領域を、
上記の8領域に限定するものではないが、色マーカーに
よるマーキング部位を示す枠表示等が行われない場合に
は、使用者が白紙上に目分量で領域を区分してマーキン
グすることになるので、2領域,4領域,8領域などの
主走査方向の中央を基準として区分できる領域数が好ま
しい。
【0045】また、原稿サイズに応じた基準マーキング
間隔を示すデータを表示装置上に表示し、上記のように
白紙上に目分量で領域区分を行ってマーキングするとき
に、この間隔を目安としてマーキングできるようにして
も良い。前記8つの領域それぞれに対する画像処理(機
能1〜機能8)は、操作部の操作によって使用者が任意
に選択できるようになっている。尚、前記操作部が本実
施例における画像処理設定手段に相当することになる。
【0046】本実施例の複写機における操作部は、例え
ば図13に示すような構成となっている。図13に示す操作
部には、コピースタートボタン141 ,コピー枚数の設定
などを行うテンキー142 ,各種モードの選択ボタン143
,ズームモード選択ボタン144などの操作スイッチが設
けられる他、液晶やCRTで構成されるタッチパネルを
兼ねる表示装置145 、更に、前記原稿上に色マーカーを
用いて指定された画像処理の判別結果を示すマーカー表
示部146 等が設けられている。
【0047】ここで、画像処理設定モードを選択する
と、図14に示すような表示が前記表示装置145 になさ
れ、機能ナンバー(機能ナンバーは8領域のうち走査原
点に近い側から順に1,2,3,・・,8と付されてい
る。)毎に、表示画面の所望の処理機能を表す領域を押
して選択する。図14において、袋文字処理が網かけ状態
となっているのは、機能として選択された状態を示すも
のである。
【0048】尚、機能1〜機能8に対する画像処理の設
定パターンを、装置側に複数登録できるようにして、既
に登録されているパターンの中から任意に選択させるこ
ともできる。図14には、本実施例においてマーカー編集
処理として選択できる画像処理として9つの画像処理が
表示されている。前記画像処理としては、マーカー編集
機能として一般的なマスキング,トリミング,反転処
理,色変換処理,網かけ処理の他に、文字修飾機能であ
る強調処理,影文字処理,袋文字処理,斜体文字処理が
設けられている。
【0049】前記各修飾機能は、図15に示すように、前
記強調処理(ボールド)が文字や記号などを太くする処
理機能であり、影文字処理(シャドー)が文字や記号の
輪郭を出力すると共に、該輪郭に影を付ける処理機能で
あり、袋文字処理(アウトライン)が文字や記号の輪郭
のみを出力する処理機能であり、更に、斜体文字処理
(イタリック)がイタリックのように文字を斜めに出力
する処理機能である。
【0050】例えば図11は、「ABC」の部分に影文字
処理が施され、「abcdefg」の部分に袋文字処理
が施された例を示し、「ABC」を囲んで指示するマー
カーの色が影文字処理に対応し、また、「abcdef
g」を囲んで指示するマーカーの色が袋文字処理に対応
するように、原稿上の副走査方向先端部にそれぞれの色
マーカーでマーキングされている。
【0051】上記のように文字修飾機能が選択できれ
ば、例えば一定の基本書体(明朝体)によって書かれた
原稿中の文字を部分的に他の書体に変更して出力させる
ことができ、複写機の機能性が向上する。次に、図16〜
図18のフローチャートに従って、実際の画像処理(複写
作業)の流れを説明する。
【0052】まず、図16のフローチャートに従って、装
置側の処理準備,設定作業を行う。即ち、図13に示した
ような操作部により、機能1〜機能8(原稿上に設けら
れる画像処理指定領域毎)にそれぞれ割り当てる画像処
理を任意に設定し(S1)、更に、該機能1〜8のいず
れを実行するかを原稿上の色マーカーによる所定領域の
マーキングによって判別する複写モードとする(S
2)。
【0053】一方、図17のフローチャートに従って原稿
作成の作業を行う。原稿作成作業としては、まず、所望
の画像処理の種類数に対応する数のマーカー色を選択す
る(S11)。次いで、それぞれの画像処理に対応させる
マーカー色を任意に決定し、原稿の副走査方向先端とな
る端部を8領域に等分する想定を行って、前記対応関係
に従って所望画像処理が対応する領域として認識される
と予測される部分に色マーカーでマーキングする(S1
2,図12参照)。例えば機能7に袋文字処理が設定され
ていて、袋文字処理と青のマーカーとを対応させたいと
きには、原稿読取り面の副走査方向の先端となる部分
で、然も、主走査方向に8分割したときに始点側から7
番目として認識されると予測される領域に、青のマーカ
ーペンでマーキングを行う。
【0054】色マーカーに対応させる画像処理の指定を
終了すると、該指定に従って各画像処理を行う原稿上の
領域を、色マーカーで閉ループとなるように囲んで指定
する(S13)。例えば、前述のように青マーカーを袋文
字処理に対応させた場合には、袋文字処理を行わせたい
領域を青のマーカーで閉ループとなるように囲んで指定
する(図11の「abcdefg」の部分参照)。
【0055】上記のような準備作業が終了した後、図18
のフローチャートに示すようにして実際の複写作業(画
像処理作業)が実行される。最初に、原稿から画像処理
を行う領域及び画像処理の種類の指定を読み取って行う
画像処理を実行するマーカー機能モードを選択する(S
21)。すると、操作部の表示装置145 に、予め機能1〜
機能8にそれぞれ割り当てられた画像処理が一覧表示さ
れる(S22)。
【0056】ここで、スタートボタン141 を押すと、前
記機能1〜機能8にどの色マーカーが指定されたか(マ
ーカー指定コード)を判別するための第1プリスキャン
(1)を実行する(S23)。尚、前記プリスキャン
(1)は、前述のように、原稿の副走査方向先端部に付
された画像処理を指定するコードデータを判別するため
のものであるから、図19に示すように、原稿全体を走査
する必要はなく、前記コードデータが付されると予測さ
れる副走査方向の先端部分のみを走査させれば良い。
【0057】第1プリスキャン(1)によって得られた
原稿の副走査方向先端部のみのカラー画像データは、マ
ーカー指定コードデータ算出回路23aにおいて、Y,
M,C毎の濃度データとして出力され、マーカーデータ
判定回路102 では、前記3原色毎の濃度データに基づい
て色マーカーによるマーキング位置及びその色を3原色
ぞれぞれの濃度(マーキング部における平均濃度)の組
み合わせとして判別し(S24)、機能1〜機能8のいず
れに対してどの色のマーカーが指定されたかを、各機能
別(各マーキング領域別)に設けられたレジスタに記憶
する(S25,図10参照)。
【0058】尚、原稿サイズによって領域区分のサイズ
が異なるので、第1プリスキャン時に原稿サイズの検知
を行わせ、検知された原稿サイズに基づいて等分される
8領域を設定し、該8領域それぞれにおける色マーカー
を検知する。ここで、例えば機能7と機能8とに対応す
る原稿上の領域に所定の色マーカーでマーキングされて
いたことが判別された場合には、かかる判別結果を、操
作部のマーカー表示部146 の点灯表示Reg1〜Reg
8のうちのReg7及びReg8のみを点灯させて知ら
せる(S26,図13参照)。ここで、Reg7及びReg
8以外が点灯した場合には、画像処理を選択するための
色マーカーによる副走査方向先端部におけるマーキング
ポイントがずれていることになり、また、Reg7及び
Reg8が点灯した場合には、所望の画像処理指定がな
されたことになる。
【0059】次に、画像処理領域を識別するための第2
プリスキャン(2)が実行される(S27)。尚、この第
2プリスキャンでは、色マーカーで指示される画像処理
領域を識別するから、本スキャン時と同様に原稿全体を
走査して原稿全体の画像データを得る(図19参照)。そ
して、この第2プリスキャン(2)で得られたカラー画
像データに基づいて、色マーカーで囲んで指示されたマ
ーカー領域を認識する(S28)。更に、領域指定に用い
られたマーカー色と、第1プリスキャン(1)で認識さ
れた画像処理に対応するマーカー色のデータ(マーカー
データ判定回路102 のレジスタデータ)とを比較し、各
画素に対して如何なる処理を行うかを示す編集データ
(図20参照)を設定して、記憶回路105 に記憶させる
(S29)。
【0060】即ち、第2プリスキャン(2)では、カラ
ーコード信号に基づいて色マーカーで指定された画像処
理領域(マーカー領域)を認識する一方、前記領域指定
に用いられたマーカー色と、第1プリスキャン(1)で
得たマーカー色と画像処理との対応関係とから、認識さ
れた画像処理領域でどの画像処理を実行させるかを決定
することになり、かかる機能がマーカー編集判別手段に
相当する。
【0061】ここで、前記各画素毎の編集データは、図
20に示すよう構成となっており、各画素毎にいずれの画
像処理を実行するかが、各画像処理毎に割り当てられた
各ビットの判別によって判定でき、また、マーカー領域
内の色変換を行う場合、変換色の指示が行えるようにな
っている。尚、領域指定に用いられたマーカー色に対応
する画像処理設定がなされていない場合、即ち、副走査
方向先端部に対する色マーカーによる画像処理指定が行
われていない場合には、その色マーカーで指定された領
域については画像処理を行わないものとして処理すれば
良い。また、本スキャンに移行する前に、画像処理指定
が行われていないことを警告し、操作部の操作によって
画像処理を指定させるようにしても良い。
【0062】更に、上記のようにして、認識された画像
処理領域及びその領域での画像処理の種別を操作部に表
示し、そのままで画像処理を実行して良いかを使用者に
判断させるようにしても良いし、ここで、原稿上での画
像処理指定をキャンセルして、操作部の操作によって別
の画像処理を選択できるようにしても良い。上記のよう
にして本スキャン時に得た画像データを如何に画像処理
するかを示す編集データが作成・記憶されると、続い
て、本スキャンが開始される(S30)。ここで、前記記
憶回路105 からプリスキャン時に設定された編集データ
が読み出され(S31)、これを画像処理のコントロール
信号として各処理回路に与え、編集データに応じた画像
処理を実行させる(S32,画像処理手段)。
【0063】尚、原稿上で画像処理領域を指定する色マ
ーカーがマスキングされると同様に、色マーカーに対応
する画像処理を示すコードデータ(色マーカーによるマ
ーキング)が付される原稿の副走査方向の先端部分もマ
スキング領域とされるようになっており、たとえ図12に
示すように画像処理指示領域の区分を示す枠が予め印刷
された(又は枠が印刷されたシールが貼付された)原稿
であっても、かかる部分は出力されない。
【0064】このように、本実施例によると、マーカー
ペンを用いて、画像処理領域及び画像処理内容を原稿上
に予め指定おくことができるため、例えば色マーカーで
指定した画像処理領域を装置側に認識させてから、個々
の領域について画像処理を指定する場合よりも、画像処
理の指定作業を簡略化できる。また、画像処理を指定す
るコードを原稿に付すから、例えば原稿上で複写させた
くない領域を指定することができ、以て、不用意に複写
禁止画像が複写されてしまうことを防止できる。尚、本
実施例では、画像処理した画像信号をカラープリンタ部
に出力する構成としたが、CRTなどの表示装置に出力
する構成であっても良く、複写機に限定されるものでは
ない。
【0065】また、色マーカーに対応する画像処理を示
すコードデータとして、本実施例では、画像処理毎に原
稿上の所定部位を割当て、その部位を色マーカーでマー
キングすることで画像処理とマーカー色との対応関係を
示すようにしたが、例えば色マーカーで主走査方向(又
は副走査方向)に並ぶ縞模様を描くようにして、その縞
の数で機能番号を表すようにするなどしても良く、マー
カー色と画像処理との対応関係を示すコードデータの構
成を限定するものではない。但し、領域指定に用いるマ
ーカーペンのみを用いて画像処理を原稿上で指定するこ
とができるようにすることが、汎用性及び作業の簡便さ
の点から好ましい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる画
像処理装置によると、原稿上に色マーカーで画像処理領
域が指定されると共に、この領域指定に用いられたマー
カー色に対応する画像処理の内容を示すコードデータが
原稿に付され、かかる原稿を読み取って得られたカラー
画像データから画像処理領域及びその領域に施す画像処
理の内容を識別し、該識別結果に従って画像処理を施す
構成であるから、原稿上の複数領域で異なる画像処理を
実行させたいときに、画像処理の設定作業を簡略化でき
るという効果がある。
【0067】特に、原稿上に予め画像処理毎に区分けさ
れた画像処理指示領域を画像処理領域の指定に用いる色
マーカーでマーキングすることで、領域指定に用いられ
るマーカー色に対応する画像処理の内容を示すコードデ
ータを原稿に付す場合には、領域指定と同様にマーカー
ペンのみによって簡便に画像処理を原稿上で指定できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のディジタル型カラー複写機の全体構成
図。
【図2】画像処理部の入力・濃度変換部を示すブロック
図。
【図3】画像処理部の色再現・EE回路部を示すブロッ
ク図。
【図4】画像処理部のマーカー編集処理部を示すブロッ
ク図。
【図5】画像処理部の空間フィルタ処理部を示すブロッ
ク図。
【図6】画像処理部の変倍処理部を示すブロック図。
【図7】画像処理部のカラーバランス処理部を示すブロ
ック図。
【図8】画像処理部の処理原稿判別データユニットを示
すブロック図。
【図9】画像処理部のマイコン部を示すブロック図。
【図10】マーカー指定コードの検出回路を示すブロック
図。
【図11】原稿の一例と該原稿の処理後の画像とを示す
図。
【図12】色マーカーによる原稿へのコードデータ付与の
例を示す図。
【図13】操作部の一例を示す図。
【図14】画像処理設定時の表示状態を示す図。
【図15】文字の修飾機能を説明するための図。
【図16】処理準備,設定作業を示すフローチャート。
【図17】原稿作成作業を示すフローチャート。
【図18】画像処理過程を示すフローチャート。
【図19】プリスキャンの様子を示す図。
【図20】編集データの構成を示す図。
【符号の説明】
A カラースキャナ部(読取り手段) B カラープリンタ部 C 画像処理部C 23a マーカー指定コードデータ算出回路 32 マーカー領域処理回路 37 マーカー領域内処理回路 71 CPU 102 マーカーデータ判定回路 105 判定情報記憶回路 121 原稿台ガラス 122 ハロゲン光源 125 可動ミラーユニット 126 ミラー 127 レンズ 128 カラーCCD

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を光電変換により読み取ってカラ
    ー画像データを得る読取り手段と、 原稿上に色マーカーで指定された画像処理領域、及び、
    該領域指定に用いられたマーカー色に対応する画像処理
    内容を示す原稿上のコードデータを、前記カラー画像デ
    ータに基づいてそれぞれ判別するマーカー編集判別手段
    と、 該マーカー編集判別手段で判別されたコードデータに基
    づいて、領域指定に用いられたマーカー色に対応する画
    像処理を検知し、前記判別された画像処理領域の画像デ
    ータに対してその領域指定に用いられたマーカー色に対
    応する画像処理を施して出力する画像処理手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記コードデータが、原稿上に予め画像処
    理毎に区分けされた画像処理指示領域を画像処理領域の
    指定に用いる色マーカーでマーキングすることで、領域
    指定に用いられるマーカー色に対応する画像処理の内容
    を示すことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記読取り手段が、ラインセンサで原稿を
    主走査方向に走査しつつ、前記ラインセンサと原稿とを
    相対的に副走査方向に移動させ、前記ラインセンサによ
    って2次元のカラー画像データを得る構成であり、前記
    画像処理指示領域が、副走査方向の先頭位置に配設され
    ることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記画像処理指示領域それぞれに対応する
    画像処理を選択的に設定する画像処理設定手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】前記原稿上のコードデータが付される所定
    領域を、マスキング領域とすることを特徴とする請求項
    1,2,3又は4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】前記原稿上にマーカー色に対応してコード
    データとして指示される画像処理が、文字の修飾機能を
    有する画像処理を含むことを特徴とする請求項1,2,
    3,4又は5のいずれかに記載の画像処理装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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