JP2001096804A - 画像出力装置及びその制御方法 - Google Patents

画像出力装置及びその制御方法

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JP2001096804A
JP2001096804A JP2000004758A JP2000004758A JP2001096804A JP 2001096804 A JP2001096804 A JP 2001096804A JP 2000004758 A JP2000004758 A JP 2000004758A JP 2000004758 A JP2000004758 A JP 2000004758A JP 2001096804 A JP2001096804 A JP 2001096804A
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Koichi Honma
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レーザビームプリンタのファーストプリントを
短縮する。 【解決手段】プリンタが印刷データをPDLで受信する
と、コマンドを解析して中間データをページバッファ1
02に格納する。この時点で、スキャナプレ回転指示部
107により回転多面鏡の回転を開始させ、その後、ビ
ットマップ展開処理部103によりビットマップデータ
を展開し、それを印刷させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホストコン
ピュ−タ等に接続されるプリンタ等の画像出力装置及び
その制御方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像出力装置、例えば良く知られ
たレーザビームプリンタ等のプリンタは、標準インター
フェースケーブルを用いてホストコンピュータと繋げら
れており、ホストコンピュータから入力されたページ記
述言語(PDL)で記述された画像信号を解釈し、ビッ
トマップデータに展開するコントローラ部と、コントロ
ーラ部にて展開されたビットマップデータをビデオ信号
に変換して電子写真プロセスによって記録紙に印刷する
ためのエンジン部とから構成されている。
【0003】コントローラ部は、1ページ分のページデ
ータの作成が終了した時点、またはビットマップデータ
の展開が終了した時点でエンジン部に印刷開始指示を行
ない、エンジン部は、印刷指示を受けると付随する回転
多面鏡を回転し、回転多面鏡が規定の回転数になった時
点で記録紙を搬送するように構成されている。
【0004】近年、プリンタはより高速に印刷すること
が要求され、特に、ホストコンピュータにおいて印刷開
始されてからプリンタにおいて最初のページの排出が終
了するまでの処理時間(以下、ファーストプリント)の
高速化が求められている。
【0005】また、高画質の要求も高く、そのために複
数の解像度(600dpiや1200dpiなと)を持
つプリンタが存在するが、この複数の解像度を持つプリ
ンタにおいても、ファーストプリントの高速化が要求さ
れている。
【0006】さらに、ファーストプリントの高速化の別
の手段として、あらかじめ印刷の直前まで用紙を搬送し
ておく方法(以下、プレフィード)があるが、このプレ
フィードを持つプリンタにおいても、さらなるファース
トプリントの高速化が要求されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、プリンタエンジンが印刷開始信号を受け取っ
てから回転多面鏡を回転させるので、回転多面鏡が規定
の回転数になるまでに時間がかかるという問題があっ
た。特に、解像度が高くなったり、また、印字速度が速
くなるに従って、回転多面鏡をより高速に回転させる必
要があり、規定の回転数になるまでに、より多くの時間
を要するという問題があった。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、エンジン部が印刷開始信号を受け取る以前に回転
多面鏡を回転させることで、高解像度印字あるいは高速
印字であってもファーストプリントを高速化できる画像
出力装置及びその制御方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は以下に示す構成を備える。
【0010】印刷情報を解釈し、1ページ分のページデ
ータを作成した後、前記ページデータをビデオ信号に変
換する画像情報展開部と、前記画像情報展開部からのビ
デオ信号に同期して被印刷材を搬送し、電子写真プロセ
スにより、前記ビデオ信号で変調されたビームを回転多
面鏡により走査して画像を形成する画像形成部と、前記
ページデータの作成開始時に前記回転多面鏡の回転を開
始させる多面鏡回転指示手段とを有する。
【0011】更に好ましくは、前記回転多面鏡を停止す
る停止手段と、前記多面鏡回転指示をおこなってから一
定時間経過したかどうか検出する第1の検出手段と、前
記被印刷材の搬送処理が行なわれているかどうかを検出
する第2の検出手段とを更に有し、前記回転多面鏡の回
転が開始されてから一定時間経過し、かつ前記被印刷材
の搬送処理が行なわれていない場合は、前記停止手段に
より回転多面鏡を停止させる。
【0012】更に好ましくは、前記被印刷材が搬送中か
どうか検出する第3の検出手段をさらに有し、前記被印
刷材が搬送中の場合は、前記多面鏡回転指示手段による
多面鏡の回転を行なわない。
【0013】更に好ましくは、作成済みのページデータ
が存在するかどうか検出する第4の検出手段をさらに有
し、前記ページデータが少なくとも1ページ存在する場
合は、前記多面鏡回転指示手段による多面鏡の回転を行
なわない。
【0014】更に好ましくは、前記回転多面鏡を停止さ
せる停止手段と、前記コントローラから前記エンジンの
解像度を変更する変更手段と、前記エンジン解像度が変
更されたかどうか検出する第5の検出手段とをさらに有
し、前記エンジン解像度を変更する場合は、前記停止手
段により前記回転多面鏡を停止する。
【0015】更に好ましくは、情報処理装置から入力し
た画像情報に基づき被印刷材に画像を印刷する際に、あ
らかじめ印刷する前段まで被印刷材を搬送させるプレフ
ィードを行なう手段を更に備え、前記変更手段によって
エンジン解像度を変更する場合は、前記プレフィードを
行なわない。
【0016】更に好ましくは、前記変更手段は、更に前
記エンジンの搬送速度を変更する。
【0017】更に好ましくは、前記ページデータが前記
画像形成部による画像形成を伴うデータであるか否か判
断する判断手段を更に有し、前記多面鏡回転指示手段
は、前記判断手段により前記ページデータが画像形成を
伴うと判断された場合に、該ページデータの作成開始時
に前記回転多面鏡の回転を開始させる。
【0018】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>まず、本実施例
を適用するに好適なレーザビームプリンタの構成につい
て図1を参照しながら説明する。
【0019】図1は本発明を適用可能な第1の出力装置
であるレーザビームプリンタ(LBP)の構成を示す断
面図である。
【0020】図1において、1000はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるい
はマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を形成する。
1012は操作のためのスイッチおよびLED表示器等
が配されている操作パネル、1001はLBP本体10
00全体の制御およびホストコンピュータから供給され
る文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。
このプリンタ制御ユニット1001は、主に文字情報を
対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザド
ライバ1002に出力する。レーザドライバ1002は
半導体レーザ1003を駆動するための回路であり、入
力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1003から
発射されるレーザ光1004をオン・オフ切り換えす
る。レーザ光1004は回転多面鏡1005で左右方向
に振らされて静電ドラム1006上を走査露光する。こ
れにより、静電ドラム1006上には文字パターンの静
電潜像が形成されることになる。この潜像は、静電ドラ
ム1006周囲に配設された現像ユニット1007によ
り現像された後、記録紙に転写される。この記録紙には
カットシートを用い、カットシート記録紙はLBP10
00に装着した用紙カセット1008に収納され、給紙
ローラ1009および搬送ローラ1010と搬送ローラ
1011とにより、装置内に取り込まれて、静電ドラム
1006に供給される。静電ドラム1006にて転写さ
れた記録紙は定着器1013にて定着された後、排出さ
れる。またLBP本体1000には、図示しないカード
スロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加
えてオプションフォントカード,言語系の異なる制御カ
ード(エミュレーションカード)を接続できるように構
成されている。
【0021】図2は本実施例のプリンタ制御システムの
構成を説明するブロック図である。ここでは、レーザビ
ームプリンタ(図1)を例にして説明する。なお、本発
明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であって
も、複数の機器からなるシステムであっても、LAN等
のネットワークを介して処理が行われるシステムであっ
ても本発明を適用できる。
【0022】図において、3000はホストコンピュー
タで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムデバイス4に接続される各デバ
イスをCPU1が総括的に制御する。
【0023】また、このROM3のプログラム用ROM
には、CPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM3
のフォント用ROMには上記文書処理の際に使用するフ
ォントデ−タ等を記憶し、ROM3のデ−タ用ROMは
上記文書処理等を行う際に使用する各種デ−タ(例え
ば、定型パターン、テストプリント用フォームなど)を
記憶する。2はRAMで、CPU1の主メモリ,ワーク
エリア等として機能する。5はキーボードコントローラ
(KBC)で、キーボード9や不図示のポインティング
デバイスからのキー入力を制御する。6はCRTコント
ローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)
10の表示を制御する。7はメモリコントローラ(M
C)で、ブートプログラム,種々のアプリケーション,
フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル等を記
憶するハードディスク(HD)、フロッピーディスク
(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。
8はプリンタコントローラ(PRTC)で、所定の双方
向性インタフェース(インタフェース)21を介してプ
リンタ1500に接続されて、プリンタ1000との通
信制御処理を実行する。なお、CPU1は、例えばRA
M2上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフ
ォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT1
0上でのWYSIWYGを可能としている。また、CP
U1は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指
示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインド
ウを開き、種々のデータ処理を実行する。
【0024】プリンタ1000において、12はプリン
タCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶さ
れた制御プログラム等或いは外部メモリ14に記憶され
た制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続
される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、
印刷部インタフェース16を介して接続される印刷部
(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号
を出力する。また、このROM13のプログラムROM
には、CPU12の制御プログラム等を記憶する。RO
M13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する
際に使用するフォントデ−タ等を記憶し、ROM13の
デ−タ用ROMにはハードディスク等の外部メモリ14
が無いプリンタの場合には、ホストコンピュ−タ上で利
用される情報等を記憶している。CPU12は入力部1
8を介してホストコンピュータとの通信処理が可能とな
っており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ3
000に通知可能に構成されている。19はCPU12
の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMで、
図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMに
よりメモリ容量を拡張することができるように構成され
ている。なお、RAM19は、出力情報展開領域、環境
データ格納領域、NVRAM等に用いられる。前述した
ハードディスク(HD)、ICカ−ド等の外部メモリ1
4は、メモリコントローラ(MC)20によりアクセス
を制御される。外部メモリ14は、オプションとして接
続され、フォントデ−タ、エミュレ−ションプログラ
ム、フォ−ムデ−タ等を記憶する。また、18は前述し
た操作パネルで操作のためのスイッチおよびLED表示
器等が配されている。
【0025】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。さらに、図示
しないNVRAMを有し、操作パネル1012からのプ
リンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0026】[プリンタの制御方法の説明]図3は本実
施例に係るレーザビームプリンタの、機能ブロックで表
したブロック構成図である。エンジン部105は図2の
印刷部17に相当し、その他のブロックは、プリンタ制
御ユニット1001において、ソフトウエアあるいはハ
ードウエアにより実現される。ソフトウエアにより実現
する場合には、後述する手順のフローチャートを実現す
るプログラムをCPU12により実行する。図3の構成
により、ページオープン時にスキャナプレ回転が行われ
る。この構成により遂行されるスキャナプレ回転のため
の制御手順を、図4及び図5のフローチャートを参照し
て説明する。なお、図4及び図5の手順は非同期に実行
される。
【0027】なおこの説明において、印刷ページとは、
印刷データを解析し1ページ分の中間データが作成され
ると直ちにプリンタエンジンにて印刷を行う1ページ分
のデータであり、普通のデータは印刷ページである。
【0028】図4において、ホストコンピュータからデ
ータが入力されると、一旦不図示の受信バッファに蓄え
られた後、コマンド解析処理部101において、コマン
ドの解析及び編集を行ない中間データを作成する(ステ
ップS1000及びS1010)。作成された中間デー
タは、ページバッファ102に格納される(ステップS
1020)。中間データがページバッファ102に格納
されると、スキャナ回転検出部108において、スキャ
ナ回転中かどうか検出し(ステップS1030)、スキ
ャナ回転中の場合は、エンジン105に付随する不図示
の駆動モータを駆動させる(ステップS1040)。ス
キャナ回転中でない場合は、エンジン105に付随する
駆動モータ及びスキャナモータを駆動させる(ステップ
S1050)。
【0029】ページバッファ102に格納された中間デ
ータは、ビットマップ展開処理部103に送られ、ビッ
トマップに展開される(ステップS1060)。展開さ
れたビットマップは、エンジン出力制御部104におい
て不図示のエンジン同期信号に合わせて、エンジン10
5に出力され、印刷及びページ排出処理が行なわれる
(ステップS1070)。エンジン105にてページ排
出処理が終了すると、駆動モータ及びスキャナモータを
停止させる(ステップS1080)。
【0030】一方図5では、印刷ページオープン検出部
106において、印刷ページがページオープンされたか
どうかを検出し(ステップS1200)、印刷ページが
ページオープンされた場合は、スキャナ回転検出部10
8において、スキャナ回転中かどうか検出し(ステップ
S1205)、スキャナ回転中の場合は、スキャナプレ
回転指示を行なわず、処理を終了する。ステップS12
05において、スキャナ回転中でない場合は、スキャナ
プレ回転指示部107においてスキャナプレ回転指示コ
マンドを発行し、エンジン105に付随する不図示のス
キャナモータを、印刷に先立って予め回転(プレ回転)
させる(ステップS1210)。エンジン105におい
て、エンジン駆動開始指示が行われたかどうか検出し
(ステップS1220)、エンジン駆動開始指示が行わ
れた場合は、スキャナプレ回転指示を行なわず、処理を
終了する。ステップS1220において、エンジン駆動
開始指示が行われない場合は、スキャナプレ回転させて
から所定時間、例えば10秒経過したかどうか検出し
(ステップS1230)、10秒経過した場合は、スキ
ャナプレ回転を停止し(ステップS1240)、処理を
終了する。ステップS1220及びS1230におい
て、スキャナプレ回転させてから10秒経過する前にエ
ンジン駆動開始指示が行われた場合は、スキャナプレ回
転を停止させず、処理を終了する。
【0031】なお、本実施形態では、ホストコンピュー
タから印刷データを受信した場合を示したが、これに限
るものではなく、プリンタ内臓のテストプリントやフォ
ントリスト等のオフラインでの印刷時も同様の処理を行
うようになっている。
【0032】また、ページオープンとは、1ページ分の
中間データを作成するための初期化処理であり、オープ
ンされたページには各中間データのレイアウト情報など
が格納されるようになっている。また、1ページ分の中
間データが作成されるとページクローズされるようにな
っている。
【0033】[ジョブとページの説明]図6及び図7は
ジョブとページについて示した図である。図6は1ジョ
ブに複数ページが含まれる構成を示した一例であり、ジ
ョブ601は、ページ6021、ページ603及びペー
ジ604の3ページから構成されている。また、図7は
1ジョブに1ページのみが含まれる構成を示した一例で
あり、ジョブ701は、ページ702の1ページのみか
ら構成されている。
【0034】[スキャナプレ回転指示発行タイミングの
説明]図8は1ジョブに1ページの印刷の場合のスキャ
ナプレ回転指示を発行するタイミングを表わすチャート
である。
【0035】ジョブAが受信されるとジョブが開始され
る。ジョブが開始された後、印刷ページがページオープ
ンされると、まずスキャナプレ回転指示が行われる。印
刷ページのページオープン後、1ページ分の中間データ
(以下、ページデータ)が作成されてページクローズさ
れると、ページデータの排出指示が行われ、ページデー
タの排出が行われる。
【0036】ジョブBについてもジョブAと同様である
ため、説明は省略する。
【0037】以上のように、ページオープンされてまず
スキャナプレ回転を行わせるために、ページデータの排
出が行われる時点では回転多面鏡は必要とされる回転数
に達している。このため、ページデータが作成された後
に、回転多面鏡の回転数が十分な値になるまで待機する
必要がなくなり、ファーストプリントを短縮できる。
【0038】<第2実施形態>図9は本実施例に係るレ
ーザビームプリンタのブロック構成図であり、作成済み
(排紙待ち)のページデータが存在する場合はページオ
ープン時でもスキャナプレ回転指示を行なわないように
したものである。第1の実施形態と同一の機能を有する
ブロックには同一の番号を付してある。この手順を図1
0及び図11のフローチャートに即して説明する。
【0039】図10において、不図示のホストコンピュ
ータからデータが入力されると、一旦不図示の受信バッ
ファに蓄えられた後、コマンド解析処理部101におい
て、コマンドの解析及び編集を行ない中間データを作成
する(ステップS2000及びS2010)。作成され
た中間データは、ページバッファ102に格納される
(ステップS2020)。中間データがページバッファ
102に格納されると、スキャナ回転検出部108にお
いて、スキャナ回転中かどうか検出し(ステップS20
30)、スキャナ回転中の場合は、エンジン105に付
随する不図示の駆動モータを駆動させる(ステップS2
040)。スキャナプレ回転中でない場合は、エンジン
105に付随する駆動モータ及びスキャナモータを駆動
させる(ステップS2050)。ページバッファ102
に格納された中間データは、ビットマップ展開処理部1
03に送られ、ビットマップに展開される(ステップS
2060)。展開されたビットマップは、エンジン出力
制御部104において不図示のエンジン同期信号に合わ
せて、エンジン105に出力され、印刷及びページ排出
処理が行なわれる(ステップS2070)。エンジン1
05にてページ排出処理が終了すると、駆動モータ及び
スキャナモータを停止させる(ステップS2080)。
【0040】一方図11では、印刷ページオープン検出
部106において、印刷ページのページオープンされた
かどうかを検出し(ステップS2200)、ページオー
プンされた場合は、排紙待ちページ検出部110におい
て排紙待ちページが存在するかどうか検出し(ステップ
S2205)、排紙待ちページが存在する場合は、スキ
ャナプレ回転指示を行なわず、処理を終了する。ステッ
プS2205において、排紙待ちページが存在しない場
合は、スキャナ回転検出部108において、スキャナ回
転中かどうか検出し(ステップS2207)、スキャナ
回転中の場合は、スキャナプレ回転指示を行なわず、処
理を終了する。
【0041】ステップS2207において、スキャナ回
転中でない場合は、スキャナプレ回転指示部107にお
いてスキャナプレ回転指示コマンドを発行し、エンジン
105に付随する不図示のスキャナモータをプレ回転さ
せる(ステップS2210)。エンジン105におい
て、エンジン駆動開始指示が行われたかどうか検出し
(ステップS2220)、エンジン駆動開始指示が行わ
れた場合は、スキャナプレ回転指示を行なわず、処理を
終了する。ステップS2220において、エンジン駆動
開始指示が行われない場合は、スキャナプレ回転させて
から所定時間、例えば10秒経過したかどうか検出し
(ステップS2230)、10秒経過した場合は、スキ
ャナプレ回転を停止し(ステップS2240)、処理を
終了する。ステップS2220及びS2230におい
て、スキャナプレ回転させてから10秒経過する前にエ
ンジン駆動開始指示が行われた場合は、スキャナプレ回
転を停止させず、処理を終了する。
【0042】[スキャナプレ回転指示発行タイミングの
説明]図12は1ジョブに2ページの印刷ページが含ま
れるジョブを実行する場合にスキャナプレ回転指示を発
行するタイミングを表わすチャートである。
【0043】ジョブAが受信されるとジョブが開始され
る。ジョブが開始された後、1ページ目の印刷ページA
がページオープンされると、スキャナプレ回転指示が行
われる。ページオープン後、1ページ分の中間データ
(以下、ページデータ)が作成される(ページクロー
ズ)と、ページデータAの排出指示が行われ、ページデ
ータAの排出が行われる。
【0044】一方、2ページ目の印刷ページBがページ
オープンされた時、ページデータAは排紙待ちとなって
いるため、スキャナプレ回転指示は行われない。これ
は、その直後にページデータAが排紙されるので、スキ
ャナ回転されているためである。
【0045】なお、本実施例では、1ジョブに2ページ
(複数ページ)の印刷の場合を示したが、これに限るも
のではなく、1ジョブに1ページが複数ジョブ連続して
印刷される等の場合も同様の処理を行うようになってい
る。
【0046】このように、ページオープンされてまずス
キャナプレ回転を行わせるために、ページデータの排出
が行われる時点では回転多面鏡は必要とされる回転数に
達している。このため、ページデータが作成された後
に、回転多面鏡の回転数が十分な値になるまで待機する
必要がなくなり、ファーストプリントを短縮できる。ま
た、排紙待ちのページデータが存在する場合はオープン
時でもスキャナプレ回転指示を行なわないようにするの
で、無駄なスキャナプレ回転指示を行なわないという効
果がある。
【0047】<第3実施形態>図13は本実施形態に係
るレーザビームプリンタのブロック構成図であり、解像
度変更がある場合は、スキャナプレ回転を停止し、且つ
プレフィードを行なわないようにしたものである。な
お、第1の実施形態と同一の機能を有するブロックには
同一の番号を付してある。この手順を図14及び図15
のフローチャートに即して説明する。
【0048】図14において、不図示のホストコンピュ
ータからデータが入力されると、一旦不図示の受信バッ
ファに蓄えられた後、コマンド解析処理部101におい
て、コマンドの解析及び編集を行ない中間データを作成
する(ステップS3000及びS3010)。作成され
た中間データは、ページバッファ102に格納される
(ステップS3020)。中間データがページバッファ
102に格納されると、スキャナ回転検出部108にお
いて、スキャナ回転中かどうか検出し(ステップS30
30)、スキャナ回転中の場合は、さらに解像度変更検
出部111において解像度が変更されたかどうか検出し
(ステップS3035)、解像度が変更された場合は、
スキャナプレ回転停止指示部112にてスキャナプレ回
転を停止させ(ステップS3036)、さらに指定され
た解像度に従ってエンジン105に付随する駆動モータ
及びスキャナモータを駆動させる(ステップS305
0)。
【0049】ステップS3035において、解像度が変
更されない場合は、プレフィード指示部113におい
て、プレフィードを行ない(ステップS3037)、さ
らにエンジン105に付随する不図示の駆動モータを駆
動させる(ステップS3040)。
【0050】ステップS3030において、スキャナ回
転中でない場合は、エンジン105に付随する駆動モー
タ及びスキャナモータを駆動させる(ステップS305
0)。
【0051】ページバッファ102に格納された中間デ
ータは、ビットマップ展開処理部103に送られ、ビッ
トマップに展開される(ステップS6060)。展開さ
れたビットマップは、エンジン出力制御部104におい
て不図示のエンジン同期信号に合わせて、エンジン10
5に出力され、印刷及びページ排出処理が行なわれる
(ステップS3070)。エンジン105にてページ排
出処理が終了すると、駆動モータ及びスキャナモータを
停止させる(ステップS3080)。
【0052】一方図15では、ページオープン検出部1
06において、印刷ページがページオープンされたかど
うかを検出し(ステップS3200)、印刷ページがペ
ージオープンされた場合は、スキャナ回転検出部108
において、スキャナ回転中かどうか検出し(ステップS
3205)、スキャナ回転中の場合は、スキャナプレ回
転指示を行なわず、処理を終了する。ステップS320
5において、スキャナ回転中でない場合は、スキャナプ
レ回転指示部107においてスキャナプレ回転指示コマ
ンドを発行し、エンジン105に付随する不図示のスキ
ャナモータをプレ回転させる(ステップS3210)。
エンジン105において、エンジン駆動開始指示が行わ
れたかどうか検出し(ステップS3220)、エンジン
駆動開始指示が行われた場合は、スキャナプレ回転指示
を行なわず、処理を終了する。ステップS3220にお
いて、エンジン駆動開始指示が行われない場合は、スキ
ャナプレ回転させてから10秒経過したかどうか検出し
(ステップS3230)、10秒経過した場合は、スキ
ャナプレ回転を停止し(ステップS3240)、処理を
終了する。ステップS3220及びS3230におい
て、スキャナプレ回転させてから10秒経過する前にエ
ンジン駆動開始指示が行われた場合は、スキャナプレ回
転を停止させず、処理を終了する。
【0053】このように、ページオープンされてまずス
キャナプレ回転を行わせるために、ページデータの排出
が行われる時点では回転多面鏡は必要とされる回転数に
達している。このため、ページデータが作成された後
に、回転多面鏡の回転数が十分な値になるまで待機する
必要がなくなり、ファーストプリントを短縮できる。さ
らに、解像度変更がある場合は、スキャナプレ回転を停
止し、且つプレフィードを行なわないようにするので、
解像度変更後にあらためて回転多面鏡の回転及び用紙の
フィードを開始することになり、変更された解像度に対
応したスキャナの回転数で印刷を行える。このために、
解像度の変更に制限を設ける必要がなくなる。
【0054】<第4実施形態>第4実施形態として、印
刷ページに加えて、非印刷ページの処理を行う印刷シス
テムにおける印刷処理について説明する。
【0055】[印刷ページと非印刷ページの説明]前述
の通り、説明において、印刷ページとは、印刷データを
解析し1ページ分の中間データが作成されると直ちにプ
リンタエンジンにて印刷を行う1ページ分のデータであ
り、普通のデータは印刷ページである。
【0056】それに対して、非印刷ページとは、印刷デ
ータを解析し1ページ分の中間データが作成されてもプ
リンタエンジンにて印刷を行わない1ページ分のデータ
である。または、1ページ分の中間データが作成されて
も直ちにプリンタエンジンにて印刷を行わないページで
ある。例えば、オーバーレイページの登録や保存ジョブ
等は非印刷ページである。
【0057】オーバーレイページとは印刷ページに重ね
るオーバーレイ用のページのことである。オーバーレイ
ページは、単独では印刷処理を伴わず、ページデータと
して登録のみを行うようになっており、印刷ページを印
刷する時に印刷ページに重ねて印刷を行うようになって
いる。
【0058】保存ジョブとは印刷データを解析し1ペー
ジ分の中間データが作成されるとプリンタエンジンにて
印刷を行わずに、ハードディスク等の記憶装置に格納す
るジョブデータである。保存ジョブは、ホストコンピュ
ータから任意のタイミングで保存ジョブの印刷指示が行
われるとハードディスク等の記憶装置から読み出し、プ
リンタエンジンにて印刷が行われるようになっている。
【0059】図16は印刷ページとオーバーレイページ
の処理手順を示したブロック構成図である。この手順を
図17のフローチャートと共に説明する。
【0060】ホストコンピュータからデータが入力され
ると、一旦受信バッファ100に蓄えられた後、コマン
ド解析処理部101においてコマンドの解析を行なって
オーバーレイ登録ページかどうか確認し(ステップS4
000及びS4010)、オーバーレイ登録ページであ
る場合はオーバーレイ用ページをページオープン処理部
120によってページオープンする(ステップS402
0)。オーバーレイ用ページがページオープンされた
後、入力されたコマンドに従って中間データ生成部12
1において中間データを生成し(ステップS404
0)、ページオープンされたオーバーレイ用ページバッ
ファ123に中間データを格納する(ステップS405
0)。すべての中間データを格納すると(ステップS4
060−YES)、オーバーレイ用ページをページクロ
ーズ処理部122でページクローズし、オーバーレイペ
ージの登録が完了する(ステップS4070)。
【0061】一方、ステップS4010において、オー
バーレイ登録ページでない場合は、指定されたページの
処理を行う(ステップS4030)。このステップS4
030の処理のひとつが、図18の処理となる。
【0062】次に、オーバーレイ登録ページを印刷デー
タに合成して印刷処理を行う手順を、図18のフローチ
ャートと共に説明する。
【0063】不図示のホストコンピュータからデータが
入力されると、一旦不図示の受信バッファに蓄えられた
後、コマンド解析処理部101においてコマンドの解析
を行なって印刷用ページかどうか確認し(ステップS5
000及びS5010)、印刷用ページである場合は印
刷用ページをページオープン処理部120によってペー
ジオープンする(ステップS5020)。印刷用ページ
がページオープンされた後、入力されたコマンドに従っ
て中間データ生成部121において中間データを生成し
(ステップS5040)、ページオープンされた印刷用
ページバッファ102に中間データを格納する(ステッ
プS5050)。すべての中間データを格納すると(ス
テップS5060−YES)、ページクローズ処理部1
22で印刷用ページをページクローズする(ステップS
5070)。なお、第1実施例と同様に、このときに駆
動モータが起動される。
【0064】ページクローズされると、ページバッファ
102及びオーバーレイページバッファ123から中間
データが読み出され、合成されながらビットマップ展開
処理部103に送られ、ビットマップに展開される(ス
テップS5080)。展開されたビットマップは、エン
ジン出力制御部104において不図示のエンジン同期信
号に合わせて、エンジン105に出力され、印刷及びペ
ージ排出処理が行なわれる(ステップS5090)。エ
ンジン105にてページ排出処理が終了すると、駆動モ
ータ及びスキャナモータを停止させる(ステップS51
00)。
【0065】一方、ステップS5010において、印刷
用ページでない場合は、指定されたページの処理を行う
(ステップS5030)。
【0066】[印刷ページオープンの検出]本実施形態
においても、図16の印刷ページオープン検出部106
にて、コマンド解析処理部101が印刷ページを示すコ
マンドを受け取ったかどうかを監視している。印刷ペー
ジオープン検出部105によって、図5の手順でスキャ
ナプレ回転にかかる制御が行われる。
【0067】図5では、印刷ページオープン検出部10
6において、印刷ページがページオープンされたかどう
かを検出し(ステップS1200)、印刷ページがペー
ジオープンされた場合は、スキャナ回転検出部108に
おいて、スキャナ回転中かどうか検出し(ステップS1
205)、スキャナ回転中の場合は、スキャナプレ回転
指示を行なわず、処理を終了する。ステップS1205
において、スキャナ回転中でない場合は、スキャナプレ
回転指示部107においてスキャナプレ回転指示コマン
ドを発行し、エンジン105に付随する不図示のスキャ
ナモータをプレ回転させる(ステップS1210)。エ
ンジン105において、エンジン駆動開始指示が行われ
たかどうか検出し(ステップS1220)、エンジン駆
動開始指示が行われた場合は、スキャナプレ回転指示を
行なわず、処理を終了する。ステップS1220におい
て、エンジン駆動開始指示が行われない場合は、スキャ
ナプレ回転させてから所定時間、例えば10秒経過した
かどうか検出し(ステップS1230)、10秒経過し
た場合は、スキャナプレ回転を停止し(ステップS12
40)、処理を終了する。ステップS1220及びS1
230において、スキャナプレ回転させてから10秒経
過する前にエンジン駆動開始指示が行われた場合は、ス
キャナプレ回転を停止させず、処理を終了する。
【0068】このように構成することで、印刷ページが
ページオープンされてまずスキャナプレ回転を行わせる
ために、ページデータの排出が行われる時点では回転多
面鏡は必要とされる回転数に達している。このため、ペ
ージデータが作成された後に、回転多面鏡の回転数が十
分な値になるまで待機する必要がなくなり、ファースト
プリントを短縮できる。
【0069】さらに、オーバーレイページなど、非印刷
ページのページオープンによってはスキャナのプレ回転
は開始されないため、機構部分や消耗品の無駄な消耗を
防止できる。
【0070】[他の実施形態]なお、第4実施例におい
ては、第1の実施例に非印刷ページの制御を組み合わせ
た装置におけるスキャナプレ回転制御手順を説明した
が、第2の実施例あるいは第3の実施例におけるスキャ
ナプレ回転制御を非印刷ページの制御と組み合わせるこ
ともできる。
【0071】第2の実施例に非印刷ページの制御を適用
する場合には、図16のAND109への入力として図
9における排紙待ちページ検出部108の出力を更に印
加する。そして、スキャナプレ回転指示部107は、図
11の手順で制御を実行する。
【0072】こうすることで、非印刷ページの制御を行
う場合にも、排紙待ちのページデータが存在する場合は
オープン時でもスキャナプレ回転指示を行なわないよう
にするので、無駄なスキャナプレ回転指示を行なわない
という効果がある。
【0073】また、第3の実施例に非印刷ページの制御
を適用する場合には、図16のエンジン部107への入
力として、図13における、解像度変更検出部111の
出力を受けて動作するスキャナプレ回転停止指示部11
2及びプレフィード指示部113の出力を更に印加す
る。
【0074】この場合、図18のステップS5060と
ステップS5070との間に、図14のステップS30
50,S3036,S3037,S3050の処理を行
う必要がある。なお、ステップS3050を実行した場
合には、ステップS5070における駆動モータの起動
はスキップされる。
【0075】こうすることで、非印刷ページの制御を行
う場合にも、解像度変更がある場合はスキャナプレ回転
を停止し、且つプレフィードを行なわないようにするの
で、解像度変更後にあらためて回転多面鏡の回転及び用
紙のフィードを開始することになり、変更された解像度
に対応したスキャナの回転数で印刷を行える。このため
に、解像度の変更に制限を設ける必要がなくなる。
【0076】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0077】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現する、図4及び図5、あるいは、図10及
び図11、あるいは、図14及び図15、あるいは、図
17及び図18及び図5、あるいは、図17及び図18
及び図11、あるいは、図17及び図18及び図15の
プログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒
体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステム
あるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶
媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する
ことによっても達成される。
【0078】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。また、コンピュータが
読み出したプログラムコードを実行することにより、前
述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプ
ログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働
しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって前述した
実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0079】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれる。
【0080】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、印刷
ページのページオープン時にスキャナプレ回転を行うよ
うにするので、印刷処理時間、特にファーストプリント
時間を短縮できるという効果がある。特に、印刷ページ
のページオープン時のみスキャナプレ回転を行うように
するので、ポリゴンスキャナの寿命を延ばせるという効
果がある。
【0081】また、排紙待ちの印刷ページのページデー
タが存在する場合は、印刷ページのオープン時でもスキ
ャナプレ回転指示を行なわないようにするので、無駄な
スキャナプレ回転指示を行なわないという効果がある。
【0082】さらに、解像度変更がある場合は、スキャ
ナプレ回転を停止し、且つプレフィードを行なわないよ
うにするので、解像度変更に制限を設ける必要がなくな
るという効果がある。
【0083】さらに、非印刷ページを受信した場合に
は、その非印刷ページのオープンによってもスキャナの
プレ回転を行わないために、無駄なスキャナの回転を防
止し、ポリゴンスキャナの寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な第1の出力装置の構成を示
す断面図である
【図2】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システム
の構成を説明するブロック図である。
【図3】第1実施形態の画像出力装置の制御構成を説明
するブロック図である。
【図4】第1実施形態の画像出力装置の処理手順を説明
するフローチャートである。
【図5】第1実施形態の画像出力装置の処理手順を説明
するフローチャートである。
【図6】第1実施形態の画像出力装置のジョブとページ
を説明する図である。
【図7】第1実施形態の画像出力装置のジョブとページ
を説明する図である。
【図8】第1実施形態の画像出力装置のスキャナプレ回
転指示発行タイミングの説明する図である。
【図9】第2実施形態の画像出力装置の制御構成を説明
するブロック図である。
【図10】第2実施形態の画像出力装置の処理手順を説
明するフローチャートである。
【図11】第2実施形態の画像出力装置の処理手順を説
明するフローチャートである。
【図12】第2実施形態の画像出力装置のスキャナプレ
回転指示発行タイミングの説明する図である。
【図13】第3実施形態の画像出力装置の制御構成を説
明するブロック図である。
【図14】第3実施形態の画像出力装置の処理手順を説
明するフローチャートである。
【図15】第3実施形態の画像出力装置の処理手順を説
明するフローチャートである。
【図16】第4実施形態の画像出力装置の制御構成を説
明するブロック図である。
【図17】第4実施形態の画像出力装置の処理手順を説
明するフローチャートである。
【図18】第4実施形態の画像出力装置の処理手順を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 12 CPU 13 ROM 19 RAM 3000 ホストコンピュータ 1000 プリンタ 1013 定着器 101 コマンド解析処理部 102 ページバッファ 103 ビットマップ展開処理部 104 エンジン出力制御部 105 エンジン 106 ページオープン検出部 107 スキャナプレ回転指示部 108 スキャナ回転検出部 109 AND回路 110 排紙待ちページ検出部 111 排紙待ちページ検出部 112 スキャナプレ回転停止指示部 123 プレフィード指示部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷情報を解釈し、1ページ分のページ
    データを作成した後、前記ページデータをビデオ信号に
    変換する画像情報展開部と、 前記画像情報展開部からのビデオ信号に同期して被印刷
    材を搬送し、電子写真プロセスにより、前記ビデオ信号
    で変調されたビームを回転多面鏡により走査して画像を
    形成する画像形成部と、 前記ページデータの作成開始時に前記回転多面鏡の回転
    を開始させる多面鏡回転指示手段とを有することを特徴
    とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】 前記回転多面鏡を停止する停止手段と、
    前記多面鏡回転指示をおこなってから一定時間経過した
    かどうか検出する第1の検出手段と、前記被印刷材の搬
    送処理が行なわれているかどうかを検出する第2の検出
    手段とを更に有し、前記回転多面鏡の回転が開始されて
    から一定時間経過し、かつ前記被印刷材の搬送処理が行
    なわれていない場合は、前記停止手段により回転多面鏡
    を停止させることを特徴とする請求項1に記載の画像出
    力装置。
  3. 【請求項3】 前記被印刷材が搬送中かどうか検出する
    第3の検出手段をさらに有し、前記被印刷材が搬送中の
    場合は、前記多面鏡回転指示手段による多面鏡の回転を
    行なわないことを特徴とする請求項1または2に記載の
    画像出力装置。
  4. 【請求項4】 作成済みのページデータが存在するかど
    うか検出する第4の検出手段をさらに有し、前記ページ
    データが少なくとも1ページ存在する場合は、前記多面
    鏡回転指示手段による多面鏡の回転を行なわないことを
    特徴とする請求項1または2に記載の画像出力装置。
  5. 【請求項5】 前記回転多面鏡を停止させる停止手段
    と、前記コントローラから前記エンジンの解像度を変更
    する変更手段と、前記エンジン解像度が変更されたかど
    うか検出する第5の検出手段とをさらに有し、前記エン
    ジン解像度を変更する場合は、前記停止手段により前記
    回転多面鏡を停止することを特徴とする請求項1または
    2に記載の画像出力装置。
  6. 【請求項6】 情報処理装置から入力した画像情報に基
    づき被印刷材に画像を印刷する際に、あらかじめ印刷す
    る前段まで被印刷材を搬送させるプレフィードを行なう
    手段を更に備え、前記変更手段によってエンジン解像度
    を変更する場合は、前記プレフィードを行なわないこと
    を特徴とする請求項5に記載の画像出力装置。
  7. 【請求項7】 前記変更手段は、更に前記エンジンの搬
    送速度を変更することを特徴とする請求項5に記載の画
    像出力装置。
  8. 【請求項8】 前記ページデータが前記画像形成部によ
    る画像形成を伴うデータであるか否か判断する判断手段
    を更に有し、前記多面鏡回転指示手段は、前記判断手段
    により前記ページデータが画像形成を伴うと判断された
    場合に、該ページデータの作成開始時に前記回転多面鏡
    の回転を開始させることを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれか1項に画像出力装置。
  9. 【請求項9】 電子写真プロセスにより、ビデオ信号で
    変調されたビームを回転多面鏡により走査して画像を形
    成して出力する画像出力装置の制御方法であって、 1ページ分のページデータを作成するページ格納工程
    と、 ページデータの作成開始時に、前記回転多面鏡を回転さ
    せるための多面鏡回転指示を発行する回転指示工程と、 前記ページデータに基づいてビデオ信号を生成し、それ
    を電子写真プロセスにより画像形成させる工程とを備え
    ることを特徴とする画像出力装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記多面鏡回転指示が行なわれてから
    一定時間経過し、かつ前記被印刷材の搬送処理が行なわ
    れていない場合は、回転多面鏡を停止することを特徴と
    する請求項9に記載の画像出力装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記被印刷材が搬送中かどうか検出
    し、前記被印刷材が搬送中の場合は、前記多面鏡回転指
    示を行なわないことを特徴とする請求項9または10に
    記載の画像出力装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 作成済みのページデータが存在するか
    どうか検出し、前記ページデータが少なくとも1ページ
    存在する場合は、前記多面鏡回転指示を行なわないこと
    を特徴とする請求項9または10に記載の画像出力装置
    の制御方法。
  13. 【請求項13】 形成される画像の解像度が変更された
    かどうか検出し、解像度が変更される場合は、前記回転
    多面鏡を停止することを特徴とする請求項9または10
    に記載の画像出力装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記解像度が変更されない場合は、ペ
    ージデータの作成開始時に印刷開始位置まで被印刷材を
    予めフィードする工程を更に有することを特徴とする請
    求項13に記載の画像出力装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 解像度が変更された場合には、被印刷
    材の搬送速度を変更することを特徴とする請求項13に
    記載の画像出力装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記ページデータが前記画像形成部に
    よる画像形成を伴うデータであるか否か判断する判断工
    程を更に有し、前記回転指示工程は、前記判断工程によ
    り前記ページデータが画像形成を伴うと判断された場合
    に、該ページデータの作成開始時に前記回転多面鏡の回
    転を開始させることを特徴とする請求項9乃至15のい
    ずれか1項に画像出力装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 電子写真プロセスにより、ビデオ信号
    で変調されたビームを回転多面鏡により走査して画像を
    形成して出力するコンピュータにより、 1ページ分のページデータを作成するページ格納工程
    と、 ページデータの作成開始時に、前記回転多面鏡を回転さ
    せるための多面鏡回転指示を発行する回転指示工程と、 前記ページデータに基づいてビデオ信号を生成し、それ
    を電子写真プロセスにより画像形成させる工程とを実行
    させるコンピュータプログラムを格納することを特徴と
    するコンピュータ可読の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記多面鏡回転指示が行なわれてから
    一定時間経過し、かつ前記被印刷材の搬送処理が行なわ
    れていない場合は、回転多面鏡を停止するためのコンピ
    ュータプログラムを更に格納することを特徴とする請求
    項17に記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記被印刷材が搬送中かどうか検出
    し、前記被印刷材が搬送中の場合は、前記多面鏡回転指
    示を行なわないためのコンピュータプログラムを更に格
    納することを特徴とする請求項17または18に記載の
    記憶媒体。
  20. 【請求項20】 作成済みのページデータが存在するか
    どうか検出し、前記ページデータが少なくとも1ページ
    存在する場合は、前記多面鏡回転指示を行なわないため
    のコンピュータプログラムを更に格納することを特徴と
    する請求項17または18に記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 形成される画像の解像度が変更された
    かどうか検出し、解像度が変更される場合は、前記回転
    多面鏡を停止するためのコンピュータプログラムを更に
    格納することを特徴とする請求項17または18に記載
    の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記解像度が変更されない場合は、ペ
    ージデータの作成開始時に印刷開始位置まで被印刷材を
    予めフィードする工程を実行させるためのコンピュータ
    プログラムを更に格納することを特徴とする請求項21
    に記載の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 解像度が変更された場合には、被印刷
    材の搬送速度を変更するためのコンピュータプログラム
    を更に格納することを特徴とする請求項21に記載の記
    憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記ページデータが前記画像形成部に
    よる画像形成を伴うデータであるか否か判断する判断工
    程を更に有し、前記回転指示工程は、前記判断工程によ
    り前記ページデータが画像形成を伴うと判断された場合
    に、該ページデータの作成開始時に前記回転多面鏡の回
    転を開始させるためのコンピュータプログラムを更に格
    納することを特徴とする請求項17乃至23のいずれか
    1項に記載の記憶媒体。
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