JP2016098098A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート搬送装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016098098A JP2016098098A JP2014237794A JP2014237794A JP2016098098A JP 2016098098 A JP2016098098 A JP 2016098098A JP 2014237794 A JP2014237794 A JP 2014237794A JP 2014237794 A JP2014237794 A JP 2014237794A JP 2016098098 A JP2016098098 A JP 2016098098A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- timing
- linear velocity
- time
- conveyed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
Description
[画像形成装置10]
図1に示される、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。なお、説明の便宜上、画像形成装置10が使用可能に設置された設置状態(図1に示される状態)で鉛直方向を上下方向6と定義する。また、前記設置状態において図1に示される面を前面として前後方向7を定義する。また、前記設置状態において図1の左側を左方とし右側を右方として左右方向8を定義する。
シート搬送部4は、シートカセット11、ピックアップローラー21、給送ローラー22、分離ローラー23、複数の搬送ローラー対24〜27、レジストローラー対28、第1シートセンサー13、第2シートセンサー14、第3シートセンサー15、レジストセンサー16、及びホルダー41などを備える。なお、搬送ローラー対24,25は、本発明の第2搬送ローラー対の一例である。
制御部5は、画像形成装置10を統括制御するものである。制御部5は、CPU、ROM、RAM、DRIVERなどを主な構成要素とするマイクロコンピュータとして構成されている。
以下、図3〜図7のフローチャート、図8のタイミングチャート及び図9〜図14の状態図を参照しつつ、制御部5によって実行される前記搬送制御処理の手順について説明する。具体的には、画像形成装置10にN枚(3枚以上)のシートに連続して画像を形成する指示が入力された場合に、制御部5は、前記搬送制御処理を実行する。前記搬送制御処理は、複数の箇所で同じ処理を繰り返し実行するが、繰り返しの起点となるタイミングが異なる。前記搬送制御処理を見やすくするため、ピックアップローラー21が繰り出し処理を開始してから次の繰り出し処理を開始するまでの供給サイクルTT1ごとに、搬送路20内で搬送される各シートSに着目して前記搬送制御処理のフローチャートを記載した。便宜上、制御部5によって同時並列的に制御されるステッピングモーター63〜68の処理内容を別々に記載している。なお、制御部5は、前記搬送制御処理において、ピックアップローラー21、給送ローラー22、複数の搬送ローラー対24〜27、及びレジストローラー対28の駆動源であるステッピングモーター63〜68を制御して、シートSを搬送する線速度を変更する。ここに、前記搬送制御処理を実行するときの制御部5が本発明に係る駆動制御部及びタイミング変更部に相当する。
ステップS1において、制御部5は、画像形成装置10にN枚(3枚以上)の印刷ジョブ(画像形成指示)が入力されたか否かを判定する。前記印刷ジョブには、画像が形成されるシートSのサイズ、枚数などを示す情報が含まれている。制御部5は、印刷ジョブが入力されるまで待つ(S1のNO側)。一方、制御部5は、印刷ジョブが入力されると処理をステップS2に移行する(S1のYES側)。
ステップS2において、制御部5は、図5(A)のステップS31〜S33に示される第1搬送処理を実行する。前記第1搬送処理において、制御部5は、供給開始時のシートSの搬送状態に応じて、ピックアップローラー21、給送ローラー22、各搬送ローラー対24〜27、及びレジストローラー対28を駆動させる各ステッピングモーター63〜68の回転速度を変更する。換言すれば、制御部5は、搬送路20の各部によるシートSを搬送する線速度を始動タイミングTs1の状態にする。始動タイミングTs1は、図8のタイミングT0に相当する。この場合のシートSの状態は、図9(A)のシートSH1にあたる。
ステップS31において、制御部5は、ステッピングモーター63を駆動させて、ピックアップローラー21によるシートSを搬送する線速度を第4線速度V4にし、且つ給送ローラー22によるシートSを搬送する線速度を第3線速度V3にする。これにより、制御部5は、シートカセット11からシートSを給送させる。
ステップS32において、制御部5は、ステッピングモーター64,65の速度を変更させて、搬送ローラー対24,25によるシートSを搬送する線速度を第1線速度V1にする。これにより、制御部5は、ピックアップローラー21及び給送ローラー22でシートカセット11から繰り出されたシートSを通常時の第1線速度V1で搬送可能にする。
ステップS33において、制御部5は、ステッピングモーター66〜68を停止させて、搬送ローラー対26,27及びレジストローラー対28によるシートSを停止させる。搬送されるシートSは、供給タイミングTe2まで、搬送ローラー対26,27及びレジストローラー対28に到達しないためである。制御部5は、前記第1搬送処理のステップS31〜S33の処理が終了すると、ステップS3へ移行する。
ステップS3において、制御部5は、図6(A)のステップS71〜S75に示される第1タイミングTR1算出処理を実行する。前記第1タイミングTR1算出処理は、搬送されるシートSの遅れ時間Td1に応じた第1タイミングTR1を算出する処理である。制御部5は、図8のタイミングT1,T9,T17以降に、前記第1タイミングTR1算出処理を実行する。この場合のシートSの状態は、図9(B)のシートSH1にあたる。
ステップS71において、制御部5は、第1シートセンサー13からシートSの先端を検出した前記検出信号が入力されたか否かを判定する。制御部5は、前記検出信号の入力によって第2タイミングTX2が到来したことを検出し、シートSの先端が搬送ローラー対24に挟持されていると判定する。制御部5は、前記検出信号が入力されるまで待つ(S71のNO側)。図8に示されるように、前記検出信号が入力される前のタイミングT1,T9,T17を境にシートSを搬送する線速度が第3線速度V3から第1線速度V1に変更されている。一方、制御部5は、前記検出信号が入力された判定すると処理をステップS72に移行する(S72のYES側)。これは、図8のタイミングT2,T11,T18にあたり、シートSを搬送する線速度が第1線速度V1に変更された後のタイミングである。
ステップS72において、始動タイミングTs1から第2タイミングTX2までの時間Tr1と基準時間Tc1との差である遅れ時間Td1を算出する。この遅れ時間Td1は、給送ローラー22及び分離ローラー23と、ピックアップローラー21とにおいて、シートSが滑った時間に相当する。なお、図8の実線L1で示される1枚目のシートSは滑が生じていない。そのため、時間Tr1、基準時間Tc1、及び遅れ時間Td1の具体例については、2枚目のシートSに対しての処理であるステップS8で説明する。
ステップS73において、制御部5は、第1線速度V1に対する第2線速度V2の割合の逆数を遅れ時間Td1に乗じることによって調整時間Td2を算出する。なお、調整時間Td2の具体例については、ステップS8で説明する。
ステップS74において、制御部5は、余裕時間Tkに調整時間Td2を加算して、基準タイミングTN1を遅らせた第1タイミングTR1を求める。なお、余裕時間Tkの具体例については、ステップS8で説明する。
ステップS75において、制御部5は、ステッピングモーター63の駆動を停止する。給送ローラー22及び分離ローラー23から搬送されたシートSは、搬送ローラー対24に挟持されて第1線速度V1で搬送される。このとき、ピックアップローラー21がシートSを搬送する線速度である第4線速度V4は、第1線速度V1よりも遅いため、一方向クラッチ61によってピックアップローラー21は空転する。同様に、給送ローラー22がシートSを搬送する線速度である第3線速度V3は、第1線速度V1よりも遅いため、一方向クラッチ62によって給送ローラー22は空転する。制御部5は、前記第1タイミングTR1算出処理のステップS71〜S75の処理が終了すると、ステップS4へ移行する。
ステップS4において、制御部5は、図6(B)のステップS76〜S78に示される第1タイミングTR1減速処理を実行する。前記第1タイミングTR1減速処理は、遅れ時間Td1に応じて、シートSが搬送される線速度を第1線速度V1から第2線速度V2に減速する処理である。第1タイミングTR1は、図8のタイミングT4,T14,T20にあたる。なお、タイミングT4,T20は、遅れ時間Td1がないため、基準タイミングTN1と同じである。
ステップS76において、制御部5は、第2シートセンサー14からシートSの先端を検出した前記検出信号が入力されたか否かを判定する。制御部5は、前記検出信号が入力されると通過タイミングTX1が到来したと判定する。制御部5は、前記検出信号が入力されるまで待つ(S76のNO側)。一方、制御部5は、前記検出信号が入力された判定すると処理をステップS77に移行する(S76のYES側)。
ステップS77において、制御部5は、第1タイミングTR1が到来したか否かを判定する。制御部5は、第1タイミングTR1が到来するまで待つ(S77のNO側)。この場合のシートSの状態は、図10(A)のシートSH1にあたる。一方、制御部5は、第1タイミングTR1が到来した判定すると処理をステップS78に移行する(S77のYES側)。
ステップS78において、制御部5は、シートSを挟持する搬送ローラー対24,25を駆動するステッピングモーター64,65の回転速度を変更して、シートSを搬送する線速度を第1線速度V1から第2線速度V2に変更する。例えば、この場合のシートSの状態は、図10(B)のシートSH1にあたる。これにより、制御部5は、搬送されるシートSの滑りによる遅れ時間Td1を取り戻して、滑りがない場合の搬送時間と一致させることができる。
ステップS5において、制御部5は、シートカセット11からシートSを繰り出す供給サイクル時間TT1が経過したか否かを判定する。供給サイクル時間TT1は、シートカセット11から一枚ずつシートSを繰り出すための間隔であり、図8のタイミングT0〜T6、タイミングT6〜T16、及びタイミングT16〜T22にあたる。制御部5は、供給サイクル時間TT1が経過するまで待つ(S5のNO側)。一方、制御部5は、供給サイクル時間TT1が経過すると処理をステップS6に移行する(S5のYES側)。このように、制御部5は、先行するシートSがない間は、搬送されるシートSに対する前記第1タイミングTR1算出処理と前記第1タイミングTR1減速処理とを実行する。
ステップS6において、制御部5は、図5(B)のステップS41〜S44に示される第2搬送処理を実行する。前記第2搬送処理において、制御部5は、供給開始時のシートSの搬送状態に応じて、ピックアップローラー21、給送ローラー22、各搬送ローラー対24〜27、及びレジストローラー対28を駆動させる各ステッピングモーター63〜68の回転速度を変更する。換言すれば、制御部5は、搬送路20の各部によるシートSを搬送する線速度を始動タイミングTs1の状態にする。始動タイミングTs1は、図8のタイミングT6に相当する。この場合のシートSの状態は、図11(A)のシートSH1,SH2にあたる。なお、制御部5は、シートSH1を画像形成部3に搬送した後に、シートSH2を搬送するために、ステッピングモーター67,68の回転速度を変更する。
ステップS41において、制御部5は、ステップS31と同様に、ステッピングモーター63を駆動する。また、ステップS42において、制御部5は、ステップS32と同様に、ステッピングモーター64,65の速度を変更する。
ステップS43において、制御部5は、ステッピングモーター66,67の速度を変更させて、搬送ローラー対26,27によるシートSを搬送する線速度を第2線速度V2にする。これにより、制御部5は、第1タイミングTR1で減速されたシートSを第2線速度V2でレジストローラー対28まで搬送可能にする。
ステップS44において、制御部5は、ステッピングモーター68を停止させて、レジストローラー対28によるシートSを停止させる。搬送されるシートSは、供給タイミングTe2まで、レジストローラー対28で停止されるためである。制御部5は、前記第2搬送処理のステップS41〜S44の処理が終了すると、ステップS7へ移行する。
ステップS7において、制御部5は、図7(A)のステップS81〜S87に示されるレジスト前段処理を実行する。前記レジスト前段処理は、レジストローラー対28によるレジスト処理の前段階の処理である。なお、前記搬送制御処理では、供給タイミングTe2ごとに処理を区切っているため、レジストローラー対28によるレジスト処理を図7(A)のレジスト前処理と、図7(B)のレジスト後段処理とに分けて示している。前記レジスト前段処理におけるシートSの状態は、図11(A)〜図13(A)のシートSH1にあたる。
ステップS81において、制御部5は、レジストセンサー16からシートSの先端を検出した検出信号が入力されたか否かを判定する。制御部5は、前記検出信号が入力されるまで待つ(S81のNO側)。例えば、この場合のシートSの状態は、図11(B)のシートSH1にあたる。一方、制御部5は、前記検出信号が入力された判定すると処理をステップS82に移行する(S81のYES側)。例えば、この場合のシートSの状態は、図12(A)のシートSH1にあたる。
ステップS82において、制御部5は、前記斜行補正時間が経過したか否かを判定する。制御部5は、前記斜行補正時間が経過するまで待つ(S82のNO側)。一方、制御部5は、前記斜行補正時間が経過したと判定すると処理をステップS83に移行する(S82のYES側)。例えば、レジストセンサー16から制御部5に検出信号が入力されてから所定の時間が経過すると、シートSが停止しているレジストローラー対28に当接する(図8のタイミングT12,T19)。この場合、シートSの先端が当接したレジストローラー対28は停止しているが、シートSを搬送する搬送ローラー対26,27は、第2線速度V2で駆動している。そのため、レジストローラー対28でシートSの斜行が補正される。例えば、この場合のシートSの状態は、図12(B)のシートSH1にあたる。
ステップS83において、制御部5は、ステッピングモーター66,67を停止する。制御部5は、供給タイミングTe2が到来するまで、搬送ローラー対26,27によるシートSの搬送を止める。そして、制御部5は処理をステップS84に移行する。
ステップS84において、制御部5は、レジスト時間TT2(図8のタイミングT12〜T15、T19〜T21)が経過したか否かを判定する。制御部5は、レジスト時間TT2が経過するまで待つ(S84のNO側)。一方、制御部5は、レジスト時間TT2が経過すると処理をステップS85に移行する(S84のYES側)。レジスト時間TT2が経過した後のタイミングが供給タイミングTe2にあたり、図8のタイミングT15,T21である。
ステップS85において、制御部5は、ステッピングモーター66〜68を駆動させて、搬送ローラー対26,27及びレジストローラー対28によるシートSを搬送する線速度を第5線速度V5にする。これにより、制御部5は、レジストローラー対28から画像形成部3へ第5線速度V5でシートSを搬送する。そして、制御部5は処理をステップS86に移行する。
ステップS86において、制御部5は、シートSの後端が搬送ローラー対26を通過したか否かを判定する。例えば、制御部5は、レジストローラー対28から画像形成部3へシートSを搬送してからの時間又はステップ数に基づいて、シートSが搬送ローラー対26を通過したことを判定する。制御部5は、シートSが通過するまで待つ(S86のNO側)。一方、制御部5は、シートSが通過すると処理をステップS87移行する(S86のYES側)。
ステップS87において、制御部5は、ステッピングモーター66の速度を変更して、搬送ローラー対26によるシートSを搬送する線速度を第5線速度V5から第2線速度V2に変更する。これにより、制御部5は、搬送ローラー対25によって第2線速度V2で搬送されるシートSを同じ第2線速度V2で搬送する搬送ローラー対26に挟持させることができる。例えば、図13(A)に示されるように、第5線速度V5でシートSH1を搬送した後の搬送ローラー対26は、第2線速度V2でシートSH2を搬送する。制御部5は、前記レジスト前段処理のステップS81〜S87の処理が終了すると、ステップS8へ移行する。
ステップS8において、制御部5は、ステップS3と同様に、前記第1タイミングTR1算出処理に相当するステップS71〜S75を実行する。図8の一点鎖線L7(T6)及び実線L3(T7)で示されるように、2枚目のシートSは、滑りによる遅れが生じている。ここでは、前記第1タイミングTR1算出処理の具体例を中心に説明する。なお、ステップS8の前記第1タイミングTR1算出処理及びステップS9の前記第1タイミングTR1減速処理におけるシートSの状態は、図11(A)〜図12(B)のシートSH2にあたる。図12(B)において、供給タイミングTe2において、レジストローラー対28から画像形成部3へ搬送されるシートSH1とシートSH2の間隔がシート間長SLにあたる。
ステップS9において、制御部5は、ステップS4と同様に、前記第1タイミングTR1減速処理に相当するステップS81〜S87を実行する。これにより、制御部5は、シートSに滑りによる遅れ時間Td1が生じても、搬送されるシートSが供給開始位置P1から限界位置P6に到達するまでの時間を到達時間Tb3(図8のタイミングT6〜T14)にすることができる。そして、制御部5は処理をステップS10に移行する。
ステップS10において、制御部5は、ステップS5と同様に、シートカセット11からシートSを繰り出す供給サイクル時間TT1が経過したか否かを判定する。制御部5は、供給サイクル時間TT1が経過するまで待つ(S10のNO側)。一方、制御部5は、供給サイクル時間TT1が経過すると処理をステップS11に移行する(S10のYES側)。このように、制御部5は、シートSH1とシートSH2の二枚だけ搬送路20にある場合、シートSH1に対する前記レジスト前段処理を実行し、シートSH2に前記第1タイミングTR1算出処理と前記第1タイミングTR1減速処理とを実行する。
ステップS11において、制御部5は、図5(C)のステップS51〜S54に示される第3搬送処理を実行する。前記第3搬送処理において、制御部5は、供給開始時のシートSの搬送状態に応じて、ピックアップローラー21、給送ローラー22、各搬送ローラー対24〜27、及びレジストローラー対28を駆動させる各ステッピングモーター63〜68の回転速度を変更する。なお、制御部5は、シートSH1,SH2を搬送した後に、シートSH3を搬送するために、各ステッピングモーター63〜68の回転速度を変更する。換言すれば、制御部5は、搬送路20の各部によるシートSを搬送する線速度を始動タイミングTs1の状態にする。始動タイミングTs1は、図8のタイミングT16に相当する。この場合のシートSの状態は、図12(B)のシートSH1,SH2,SH3にあたる。
ステップS51において、制御部5は、ステップS31,S41と同様に、ステッピングモーター63を駆動する。また、ステップS52において、制御部5は、ステップS32,S42と同様に、ステッピングモーター64,65の速度を変更する。
ステップS53において、制御部5は、ステッピングモーター66の速度を変更させて、搬送ローラー対26によるシートSを搬送する線速度を第2線速度V2にする。これにより、制御部5は、第1タイミングTR1で減速されたシートSを第2線速度V2で搬送可能にする。
ステップS54において、制御部5は、ステッピングモーター67,68の速度を変更させて、シートSを搬送する線速度を第5線速度V5にする。もちろん、すでに搬送ローラー対27及びレジストローラー対28によるシートSを搬送する線速度が第5線速度V5である場合、制御部5は、ステッピングモーター67,68の速度を維持する。これにより、制御部5は、すでにレジストローラー対28から画像形成部3へ第5線速度V5で搬送されるシートSがある場合、その状態を維持する。例えば、この場合のシートSの状態は、図13(A)のシートSH1にあたる。制御部5は、前記第3搬送処理のステップS51〜S54の処理が終了すると、ステップS12へ移行する。
ステップS12において、制御部5は、図7(B)のステップS91〜S94に示される前記レジスト後段処理を実行する。前記レジスト後段処理は、レジストローラー対28によるレジスト処理の後段階の処理である。前記レジスト後段処理におけるシートSの状態は、図13(A)〜図14(A)のシートSH1にあたる。
ステップS91において、制御部5は、シートSの後端が搬送ローラー対27を通過したか否かを判定する。例えば、制御部5は、レジストローラー対28から画像形成部3へシートSを搬送してからの時間又はステップ数に基づいて、シートSが搬送ローラー対27を通過したことを判定する。制御部5は、シートSが通過するまで待つ(S91のNO側)。この場合のシートSの状態は、図13(A)のシートSH1にあたる。一方、制御部5は、シートSが通過すると処理をステップS92移行する(S91のYES側)。この場合のシートSの状態は、図13(B)のシートSH1にあたる。
ステップS92において、制御部5は、ステッピングモーター67の速度を変更して、搬送ローラー対27によるシートSを搬送する線速度を第5線速度V5から第2線速度V2に変更する。これにより、制御部5は、搬送ローラー対26によって第2線速度V2で搬送されるシートSを同じ第2線速度V2で搬送する搬送ローラー対27に挟持して搬送することができる。そして、制御部5は処理をステップS93に移行する。
ステップS93において、制御部5は、レジストセンサー16からシートSが検出されなくなったか否かを判定する。制御部5は、前記検出信号が入力されなくなってから所定の時間経過後にシートSの後端がレジストローラー対28を通過したと判定する。制御部5は、前記検出信号が入力されなくなるまで待つ(S93のNO側)。一方、制御部5は、前記検出信号が入力されなくなって所定の時間が経過すると、処理をステップS94に移行する(S93のYES側)。
ステップS94において、制御部5は、ステッピングモーター68を停止する。制御部5は、供給タイミングTe2が到来するまで、レジストローラー対28によるシートSの搬送を止める。この場合のシートSの状態は、図14(A)のシートSH1にあたる。制御部5は、前記レジスト後段処理のステップS91〜S94の処理が終了すると、ステップS13へ移行する。
ステップS13において、制御部5は、ステップS7と同様に、前記レジスト前段処理を実行する。前記レジスト前段処理におけるシートSの状態は、図13(A)〜図14(A)のシートSH2にあたる。
ステップS14において、制御部5は、ステップS3,S8と同様に、前記第1タイミングTR1算出処理を実行する。ステップS15において、制御部5は、ステップS4,S9と同様に、前記第1タイミングTR1減速処理を実行する。前記第1タイミングTR1算出処理及び前記第1タイミングTR1減速処理におけるシートSの状態は、図13(A)〜図14(A)のシートSH3にあたる。
ステップS16において、制御部5は、ステップS5,S10と同様に、シートカセット11からシートSを繰り出す供給サイクル時間TT1が経過したか否かを判定する。制御部5は、供給サイクル時間TT1が経過するまで待つ(S16のNO側)。一方、制御部5は、供給サイクル時間TT1が経過すると処理をステップS17に移行する(S16のYES側)。このように、制御部5は、シートSH1〜SH3の三枚が搬送路20にある場合、シートSH1に対する前記レジスト後段処理を実行し、シートSH2に対する前記レジスト前段処理を実行し、シートSH3に前記第1タイミングTR1算出処理と前記第1タイミングTR1減速処理とを実行する。
ステップS17において、制御部5は、ピックアップローラー21により給送されたシートSの枚数がN枚に達したかい否かを判定する。N枚に達していなければ、制御部5は、処理をステップS11に移行する(S17のNO側)。一方、N枚に達していれば、制御部5は、処理を図4のステップS18に移行する(S17のYES側)。これにより、制御部5は、ピックアップローラー21によりシートSが繰り出される間、ステップS11〜S16の処理を繰り返す。このように、制御部5は、シートSH1〜SH3の三枚が搬送路20にある場合、各シートSに応じた搬送処理をする。
ステップS18において、制御部5は、図5(D)のステップS61〜S63に示される第4搬送処理を実行する。前記第4搬送処理において、制御部5は、供給開始時のシートSの搬送状態に応じて、各搬送ローラー対24〜27及びレジストローラー対28を駆動させる各ステッピングモーター64〜68の回転速度を変更する。換言すれば、制御部5は、ピックアップローラー21、給送ローラー22にシートSを給送させずに、搬送路20にあるシートSをシートSの状態に応じて搬送する。この場合のシートSの状態は、図14(B)のシートSHXがN−1枚目のシートにあたり、SHYがN枚目のシートにあたる。シートSHZは、ピックアップローラー21により搬送されない。
ステップS61において、制御部5は、ステップS32,S42,S52と同様に、ステッピングモーター64,65の速度を変更する。
ステップS62において、制御部5は、ステップS53と同様に、ステッピングモーター66の速度を変更させて、搬送ローラー対26によるシートSを搬送する線速度を第2線速度V2にする。
ステップS63において、制御部5は、ステップS54と同様に、ステッピングモーター67,68の速度を変更させて、シートSを搬送する線速度を第5線速度V5にする。制御部5は、前記第3搬送処理のステップS61〜S63の処理が終了すると、ステップS19へ移行する。
ステップS19において、制御部5は、ステップS12と同様に、前記レジスト後段処理を実行する。ステップS20において、制御部5は、ステップS7,S13と同様に、レジスト前段処理を実行する。
ステップS21において、制御部5は、ステップS5,S10,S16と同様に、シートカセット11からシートSを繰り出す供給サイクル時間TT1が経過したか否かを判定する。ただし、供給サイクル時間TT1が経過しても、制御部5は、ステッピングモーター63を駆動させない。制御部5は、供給サイクル時間TT1が経過するまで待つ(S21のNO側)。一方、制御部5は、供給サイクル時間TT1が経過すると処理をステップS22に移行する(S21のYES側)。このように、制御部5は、シートSHX,SHYの二枚が搬送路20にある場合、シートSHXに対する前記レジスト後段処理を実行し、シートSHYに対する前記レジスト前段処理を実行する。
ステップS22において、制御部5は、ステップS12,S19と同様に、前記レジスト後段処理を実行する。このように、制御部5は、シートSHYの一枚が搬送路20にある場合、シートSHYに対する前記レジスト後段処理を実行する。
ステップS23において、制御部5は、ステッピングモーター64〜68を停止する。これにより、制御部5は、全てのステッピングモーター63〜68を停止して、処理を終了する。
以下、画像形成装置10の一実施例について説明する。
ところで、上述した実施形態では、給送ローラー22及び分離ローラー23が前記第1搬送ローラー対の一例として説明したが、本発明はこれに限るものではない。実施形態の変形例として、前記第1搬送ローラー対は、搬送ローラー対24,25などでもよい。換言すれば、滑りによるシートSの遅れ時間Td1が生じる場所は、シートSを搬送する搬送ローラー対24〜27のいずれでもよく、給送ローラー22及び分離ローラー23又はピックアップローラー21の何れか一方又は双方に限らない。なお、この場合の本発明の前記供給開始位置は、シートカセット11の供給開始位置P1ではなくてもよい。例えば、前記供給開始位置は、搬送ローラー対24,25の各ニップ部、又は搬送路20内に設けられた位置などでもよい。
11:シートカセット
13:第1シートセンサー
14:第2シートセンサー
16:レジストセンサー
20:搬送路
21:ピックアップローラー
22:給送ローラー
23:分離ローラー
24〜27:搬送ローラー対
28:レジストローラー対
51:給送制御部
52:第1駆動制御部
53:第2駆動制御部
54:第3駆動制御部
55:第4駆動制御部
56:レジスト制御部
57:タイミング変更部
63〜68:ステッピングモーター
P6:限界位置
P1:供給開始位置
TN1:基準タイミング
TR1:第1タイミング
Td1:遅れ時間
Td2:調整時間
Tb3:到達時間
Claims (10)
- 始動指示に従って搬送方向の下流側へシートを搬送する第1搬送ローラー対と、
前記第1搬送ローラー対よりも前記搬送方向の下流側に搬送路に沿って設けられ、前記第1搬送ローラー対から搬送されるシートを第1線速度又は前記第1線速度よりも遅い第2線速度で搬送する複数の第2搬送ローラー対と、
前記第2搬送ローラー対によるシートを搬送する線速度を前記第1線速度から前記第2線速度に第1タイミングで変更する制御を行う駆動制御部と、
前記第1搬送ローラー対によって搬送されるシートが予め定められた基準時間よりも遅れているかを判定するために設けられた第1位置をシートが通過する第2タイミングを検出する第1検出部と、
前記始動指示がされた始動タイミングから前記第1検出部によって検出される前記第2タイミングまでの時間と前記基準時間との差である遅れ時間に応じて前記第1タイミングを予め定められた基準タイミングから遅らせる調整時間を算出し、前記第1タイミングを前記基準タイミングから前記調整時間遅らせるタイミング変更部と、
を備えるシート搬送装置。 - 前記タイミング変更部は、前記第1線速度に対する前記第2線速度の割合の逆数を前記遅れ時間に乗じることによって、前記調整時間を算出する請求項1に記載のシート搬送装置。
- 前記タイミング変更部は、前記第1タイミングを前記基準タイミングから前記調整時間遅らせて、シートの供給開始位置にあるシートの先端が前記第1位置よりも前記搬送方向の下流側に設けられた第2位置に到達するまでの時間を予め定められた到達時間にする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
- 前記基準時間は、前記供給開始位置から前記第1位置までの距離と、シートが搬送される線速度とによって算出される請求項3に記載のシート搬送装置。
- 前記複数の第2搬送ローラー対よりも前記搬送方向の下流側に前記搬送路に沿って設けられ、シートの搬送を停止した後、予め定められた供給タイミングでシートを前記搬送方向の下流側へ搬送するレジストローラー対を更に備え、
前記第2位置は、前記搬送路内を連続して搬送されるシートの前記搬送方向の間隔として予め定められたシート間長と前記搬送方向のシート長とを加算した長さだけ前記レジストローラー対から前記搬送方向の上流側へ離れた位置である請求項3又は4に記載のシート搬送装置。 - 前記到達時間は、前記始動タイミングから搬送されるシートよりも一枚先行するシートの前記供給タイミングまでの時間に一致するように定められている請求項5に記載のシート搬送装置。
- 前記基準タイミングの到来を判定するために、前記第1位置よりも前記搬送方向の下流側であり前記第2位置よりも前記搬送方向の上流側に設けられた第3位置をシートの先端が通過する通過タイミングを検出する第2検出部を更に備え、
前記基準タイミングは、前記通過タイミング以後に定められている請求項3〜6の何れかに記載のシート搬送装置。 - カセットに積載されたシートの上面に接触して、前記第1搬送ローラー対と連動して回転することによってシートを前記供給開始位置から前記搬送方向の下流側へ繰り出すピックアップローラーを更に備え、
前記第1搬送ローラー対は、前記ピックアップローラーよりも前記搬送方向の下流側に前記搬送路に沿って設けられ、前記ピックアップローラーによって繰り出されるシートを搬送する請求項3〜7の何れかに記載のシート搬送装置。 - 前記第1搬送ローラー対は、前記第1線速度よりも遅い第3線速度でシートを搬送し、
前記ピックアップローラーは、前記第3線速度よりも遅い第4線速度でシートを搬送する請求項8に記載のシート搬送装置。 - 請求項5〜9の何れかに記載のシート搬送装置と、
前記レジストローラー対よりも前記搬送方向の下流側に前記搬送路に沿って設けられ、搬送されるシートに画像を形成する画像形成部と、
を備え、
前記第1線速度は、前記画像形成部がシートに画像を形成する際に、シートが搬送される第5線速度以上であり、
前記第2線速度は、前記第5線速度よりも遅い画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014237794A JP6260522B2 (ja) | 2014-11-25 | 2014-11-25 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014237794A JP6260522B2 (ja) | 2014-11-25 | 2014-11-25 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016098098A true JP2016098098A (ja) | 2016-05-30 |
JP6260522B2 JP6260522B2 (ja) | 2018-01-17 |
Family
ID=56076961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014237794A Expired - Fee Related JP6260522B2 (ja) | 2014-11-25 | 2014-11-25 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6260522B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114772334A (zh) * | 2021-01-22 | 2022-07-22 | 理想科学工业株式会社 | 介质供给机构 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1111707A (ja) * | 1997-06-25 | 1999-01-19 | Minolta Co Ltd | 給紙装置 |
JP2001096804A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-04-10 | Canon Inc | 画像出力装置及びその制御方法 |
JP2001213537A (ja) * | 1999-11-26 | 2001-08-07 | Konica Corp | 給紙装置及び画像形成装置 |
JP2009120342A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Canon Inc | 画像形成装置、及び画像形成装置システム |
-
2014
- 2014-11-25 JP JP2014237794A patent/JP6260522B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1111707A (ja) * | 1997-06-25 | 1999-01-19 | Minolta Co Ltd | 給紙装置 |
JP2001096804A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-04-10 | Canon Inc | 画像出力装置及びその制御方法 |
JP2001213537A (ja) * | 1999-11-26 | 2001-08-07 | Konica Corp | 給紙装置及び画像形成装置 |
JP2009120342A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Canon Inc | 画像形成装置、及び画像形成装置システム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114772334A (zh) * | 2021-01-22 | 2022-07-22 | 理想科学工业株式会社 | 介质供给机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6260522B2 (ja) | 2018-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5815493B2 (ja) | シート搬送装置、原稿搬送装置および画像形成装置 | |
JP6376810B2 (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP5927171B2 (ja) | シート搬送機構、原稿搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2013212901A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5906077B2 (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2014034459A (ja) | 記録媒体搬送装置及び画像形成装置 | |
CN111196515B (zh) | 片材传送装置和成像装置 | |
JP2012126492A (ja) | シート搬送装置、画像形成装置及び画像読取装置 | |
JP2017159989A (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP6216682B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP6260522B2 (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2022083480A (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP4401986B2 (ja) | 画像形成装置、シート搬送方法 | |
JP4570941B2 (ja) | 用紙搬送装置及びこれを使用した画像形成装置 | |
JP2008019069A (ja) | 給紙機構及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2012020873A (ja) | シート反転搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2007062879A (ja) | シート搬送装置、シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP2008174366A (ja) | 原稿送り装置、画像読取装置、及び画像形成装置 | |
JP2007230687A (ja) | シート搬送装置 | |
JP2018140869A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006264959A (ja) | 用紙搬送装置および用紙搬送装置を備えた画像形成装置 | |
JP3930329B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008056463A (ja) | シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 | |
JP5624965B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6541613B2 (ja) | 画像形成装置及び給送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161026 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170905 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6260522 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |