JP2008174366A - 原稿送り装置、画像読取装置、及び画像形成装置 - Google Patents

原稿送り装置、画像読取装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】原稿の間隔管理を容易に行なえるようにする。
【解決手段】原稿送り装置101は、搬送されてきた原稿Dの先端を受け止めて原稿の斜行を修正した後、原稿を下流側へ搬送するレジストローラ対207を備えている。また、斜行を補正された原稿を、原稿の画像を読み取る画像読取センサ202に搬送するリードローラ対209と、レジストローラ対207に搬送される原稿の搬送間隔を検知するレジストセンサ205と、を備えている。レジストローラ対207が、レジストセンサ205によって検知された原稿の搬送間隔に基づいて原稿の搬送速度を調節して、原稿の搬送間隔を所定の間隔に調整可能になっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像読取位置に原稿を送り込む原稿送り装置と、この原稿送り装置によって送り込まれた原稿を読み取る画像読取装置と、この画像読取装置によって読み取られた原稿を複写する画像形成装置とに関する。
従来、シートに画像を形成する複写機、原稿を読み取るファクシミリ及びスキャナ等は、原稿を読み取る画像読取装置を備えている。画像読取装置は、ユーザによってコンタクトガラス(画像読取位置)上に置かれた原稿を読み取るようになっている。また、画像読取装置は、原稿送り装置(Automatic Document Feeder;以下、「ADF」という)を備えていることがある。
ADFは、原稿を自動的にコンタクトガラスに送り込み、そして排出するようになっており、特許文献1に記載のものがある。このADF901(図9)は、原稿テーブル941に載置された原稿を分離して搬送する給紙部材952、分離部材953と、この両部材952,953によって搬送された原稿を読取部957に搬送する搬送ローラ対956とが独立して作動するようになっている。
原稿テーブル941上の原稿は、レジストセンサ955が先行原稿の後端を検知したとき、給紙部材952と分離部材953によって搬送を開始される。搬送を開始された原稿は、先端をレジストセンサ955によって検知されて、先行原稿の読取部957における読取速度と同じ速度で搬送され、搬送ローラ対956に進入させられて一旦停止する。このとき、原稿の先端は、レジストセンサ955から読取部957側へ規定距離だけ離れている。その後、原稿は、先行原稿との間隔を詰める速度で、搬送ローラ対956によって読取部957へ搬送される。
特開2005−324872号公報
このように、従来のADFは、原稿の先端が搬送ローラ対956に進入して、レジストセンサ955から読取部957側へ規定距離だけ離れた位置に到達したとき、原稿の搬送を止めるようになっている。
このため、従来のADFは、給紙部材952及び分離部材953による搬送ローラ対956への原稿搬送速度のばらつきによって、レジストセンサ955から読取部957側へ規定距離だけ離れた位置に原稿を停止させるのが困難であった。そして、従来のADFは、原稿の間隔を管理するのが困難であった。
本発明は、原稿の間隔管理を容易に行なえる原稿送り装置を提供することにある。
本発明は、原稿の間隔管理を容易に行なえる原稿送り装置を備えて、原稿の読取精度を向上させた画像読取装置を提供することにある。
本発明は、原稿の読取精度を向上させた画像読取装置を備えて、画像形成精度を向上させた画像形成装置を提供することにある。
本発明の原稿送り装置は、搬送されてきた原稿の先端を受け止めて前記原稿の斜行を修正した後、前記原稿を下流側へ搬送するレジスト手段と、斜行を補正された前記原稿を、前記原稿の画像を読み取る画像読取位置に搬送する搬送手段と、前記レジスト手段に搬送される前記原稿の搬送間隔を検知する間隔検知手段と、を備え、前記レジスト手段が、前記間隔検知手段によって検知された前記原稿の搬送間隔に基づいて前記原稿の搬送速度を調節して、前記原稿の搬送間隔を所定の間隔に調整可能である、ことを特徴としている。
本発明の画像読取装置は、原稿の画像を読み取る読取手段と、前記読取手段に前記原稿を送り込む原稿送り装置と、を備え、前記原稿送り装置が、上記の原稿送り装置である、ことを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、原稿の画像を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置によって読み取られた原稿の画像をシートに形成する画像形成手段と、を備え、前記画像読取装置が、上記の画像読取装置である、ことを特徴としている。
本発明の原稿送り装置は、レジスト手段が、搬送されてきた原稿の先端を受け止めて、原稿の搬送を停止してから、間隔検知手段によって検知された原稿の搬送間隔に基づいて原稿の搬送速度を調節して搬送するようになっている。このため、本発明の原稿送り装置は、原稿の搬送間隔管理を容易に行なうことができる。また、原稿の搬送間隔管理を容易に行なえることによって、原稿の間隔を狭くして、原稿の読み取り効率を高めることができる。
本発明の画像読取装置は、原稿の間隔管理を容易に行なえる原稿送り装置を備えているので、原稿の読取精度を向上させることができる。
本発明の画像形成装置は、原稿の読取精度を向上させた画像読取装置を備えているので、画像形成精度を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態の原稿送り装置と、この原稿送り装置を備えた画像読取装置と、この画像読取装置を備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。なお、原稿送り装置は、以下「ADF」(Automatic Document Feeder)と言う。
(画像形成装置)
図8は、画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。
画像形成装置201は、装置本体201Aの上部に画像読取装置220、原稿送り装置(ADF)101が備えられている。画像形成装置201は、ADF101によって自動的に画像読取装置220に送り込まれた原稿Dを画像読取装置220で読み取り、装置本体201A内で、シートPに原稿を複写するようになっている。
本実施形態の画像形成装置201は、外部のパソコンや、ファクシミリからの画像情報に基づいて、シートに画像を形成することもできるようになっている。したがって、画像形成装置201には、具体的に、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機能を備えた複合機等である。
画像読取装置220は、ADF101からプラテンガラス222(図2)上に送り込まれた原稿を画像読取位置でもある例えば画像読取センサ202で画像を読み取り、画像情報を得る。なお、画像読取装置220は、公知の構造であり、その構造の説明は省略する。
装置本体201Aは、画像読取装置220からの画像情報に基づいてレーザ光を画像形成手段である例えば感光体ドラム230に照射して感光体ドラム230に潜像を形成する。なお、装置本体201Aは、外部のパソコンや、ファクシミリからの画像情報に基づいても、感光体ドラム230に潜像を形成することができる。感光体ドラム230に形成された潜像は、トナー現像器231によって、トナー現像されてトナー画像になり、可視像化される。
一方、カセット232には、紙あるいは、プラスチックフィルム等の記録紙であるシートが積載されている。シートは、カセット232から送り出されて、レジストローラ対233に送り込まれる。レジストローラ対233は、シートの斜行を補正して、シートを真っ直ぐな状態で感光体ドラム230と転写器234との間に送り込む。
そして、転写器234は、感光体ドラム230上のトナー画像をシートに転写する。搬送ベルト235は、トナー画像が転写されたシートを定着器236に送り込む。定着器236は、シートを加熱加圧して、シートにトナー像を定着する。
シートの両面に画像を形成する場合、定着器236で片面にトナー画像を定着されたシートは、定着装置236の下流側に設けた両面パス237を通る間に裏返しにさせられて、再度、感光体ドラム230と転写器234との間に送り込まれる。シートは、裏面にトナー画像を転写されて、定着装置236でトナー画像が定着されて、排出ローラ対238によって、外部に排出される。
(原稿送り装置(ADF))
図1は、本発明の実施形態におけるADFの外観斜視図である。図2は、図1のADFの原稿搬送方向に沿った断面図である。
本発明に係るADF101は、原稿積載トレイ102上に原稿束を載置することができるようになっている。原稿積載トレイ102には、原稿サイズを検出する小サイズトレイセンサ103、中サイズトレイセンサ104、大サイズトレイセンサ105が設けられている。各センサ103,104,105は、副走査方向の原稿の長さ(原稿の搬送方向長さ)(以下、「原稿長サイズ」と言う)を検知するようになっている。
また、原稿積載トレイ102上には、サイド規制板106が設けられている。サイド規制板106には、サイド規制板の位置を検出する幅検知センサ414(図3)が接続されている。幅検知センサは、原稿の主走査方向の長さ(原稿搬送方向に対して交差する幅幅方向の長さ)を検知するようになっている。このように、ADF101は、小サイズトレイセンサ103、中サイズトレイセンサ104、大サイズトレイセンサ105、および不図示の幅検知センサによって、原稿積載トレイ102に積載された原稿のサイズを判別することができるようになっている。
また、不定サイズの原稿を原稿積載トレイ102に載置したときには、原稿搬送路中に配置されている不図示の原稿長検知センサにより原稿の長サイズを測定することができるようになっている。
ADF101は、図2において、外装カバー107を反時計周りに開けると、上部が開放されてジャム原稿を除去できるようになっている。ADF101は、原稿積載トレイ102上に積載された原稿を、画像読取装置220のプラテンガラス222上に案内し、画像読取装置220の画像読取センサ202に画像を読み取らせた後、排紙トレイ108に排出するようになっている。
ADF101は、原稿を送るとき、分離モータ404を逆転させて、ピックアップローラ203を原稿搬送方向に回転させる。すると、原稿積載トレイ102に載置されている原稿の内、最上位の原稿から順に1枚ずつピックアップローラ203と同期回転している分離ローラ204と、回転していない分離路206との間に送り込まれる。間隔検知手段である例えばレジストセンサ205は、分離路206内に突出しているフラグ216が分離ローラ204によって搬送される原稿によって回動することによって、原稿を検知する。
ADF101は、分離モータ404を正転させてレジスト手段であり回転体対である例えばレジストローラ対207を原稿の搬送方向に回転させる。レジストローラ対の代わりにベルト対であってもよい。
ピックアップローラ203とレジストローラ対207は、それぞれ、分離モータ404との間に一方向回転クラッチを有している。このため、分離モータ404が逆転したときピックアップローラ203が回転し、正転したときレジストローラ対207が回転するようになっている。
原稿は、給紙路208を通って、リードモータ412によって回転する搬送手段である例えばリードローラ対209によって搬送され、リードセンサ211によって先端を検知される。リードセンサ211は、フラグ217によって作動するようになっている。
原稿の先端がリードセンサ211より下流側の読取待機位置Aに到達する前に、ADF101のMPU401(図3)は、画像読取装置220のCPU221(図2)から読取要求情報が送られてきているか否かを判断する。MPU401は、読取要求情報を受けていない場合には、読取待機位置Aで原稿を一旦停止させる。MPU401は、画像読取装置220のCPU221とデータの送受信を行ない、一旦、停止させた原稿を再度搬送して、所定量搬送後、読み取り位置である画像読取センサ202の上部に送り込んだとき、画像形成装置201のCPU239へ画先信号を出力する。この画先信号の出力は、リードセンサ211が原稿の後端を検知した後、原稿を所定量搬送された後に停止される。原稿の読み取り位置は、画像読取センサ202の位置に応じて変更される。
画像読取センサ202を通過した原稿は、排反ローラ対212によって排紙トレイ108に排出されるか、又は反転される。排反ローラ対212は、排反モータ413によって駆動される。
パス切替えフラッパ213は、不図示のバネによって下側に押圧されている。これによって、原稿は、リードローラ対210から排反ローラ対212へ排紙路215を通って排紙トレイ108へ排出される。また、原稿は、排反ローラ対212側から逆送される場合、反転路214を通ってレジストローラ対207へ搬送される。
図3は、ADF101の制御ブロック図である。
MPU401には、ROM402、RAM403が接続されている。ROM402には制御プログラムが格納されている。RAM403には入力データや作業用データが記憶されている。
また、MPU401の不図示の入力ポートには、レジストセンサ205、リードセンサ211、排紙センサ218、小サイズトレイセンサ103、中サイズトレイセンサ104大サイズトレイセンサ105、幅検知センサ414等が接続されている。
MPU401は、各センサの検知動作と、ROM402に格納された制御プログラムとに従って、分離モータ404、リードモータ412などを制御して、原稿の搬送を制御するようになっている。
また、通信部410は、ADF101のMPU401と画像読取装置220のCPU221(図2)、或いは画像形成装置のCPU239(図8)と通信を行ない、制御データの授受を行なうようになっている。ADF101から画像読取装置220に送信される情報には、原稿の給紙完了を報せる給紙完了信号等がある。なお、ADF101のMPU401と、画像読取装置220のCPU221と、画像形成装置の装置本体201AのCPU239は、別々に形成されているが、いずれか1つにまとまって形成されているか、或いは、いずれか2つがまとまって形成されていてもよい。
図4乃至図6に基づいてADF101の原稿搬送動作を詳細に説明する。
<原稿セット>
図4(a)において、まず、ユーザは、外装カバー107が閉じられているか否かを確認する。外装カバー107が閉じられていないときには、不図示のセンサがそのことを検知して、不図示の操作パネルに外装カバーが閉じられていないことが表示される。そして、センサ103乃至105(図2)の原稿検知動作によって、原稿積載トレイ102上に原稿Dがセットされていることが検知された場合、MPU401は原稿積載状態であることを画像読取装置220と装置本体201Aとに送信する。
<原稿1枚目を分離開始>
次に、図4(b)において、MPU401は、分離モータ404を逆転駆動させてピックアップローラ203を下降させ、ピックアップローラ203に原稿積載トレイ102上の1枚目の原稿D1の分離動作を開始させる。ピックアップローラ203と、分離ローラ204とが原稿D1をレジストローラ対207に送る。MPU401は、レジストセンサ205のONから所定パルスを分離モータ404へ送り、回転停止しているレジストローラ対207のニップに原稿を当接させてレジループを原稿に形成する。その後、MPU401は、分離モータ404をを正転駆動してレジストローラ対207に原稿D1を搬送させる。
<原稿1枚目を読取位置へ搬送>
次に、図4(c)において、MPU401は、リードモータ412を回転制御してリードローラ対209に原稿D1を読取速度で搬送させる。MPU401は、原稿D1が読取速度に応じた任意の減速ポイントに達した時点で、画像読取装置220から原稿読取要求信号がない場合、読取待機位置Aで原稿D1を一旦停止させる。原稿読取要求信号がある場合、MPU401は、そのまま画像読取位置である画像読取センサ202(図2)まで原稿D1を搬送する。
<原稿1枚目を読取開始>
次に、図4(d)において、画像読取センサ202(図2)の上に到達した原稿の画先信号は、リードセンサ211がONになってからリードモータ412の所定パルスをカウントすることで出力される。画先信号は、原稿先端が画像読取センサ202に到達した時に、出力される。
<原稿2枚目の分離開始>
次に、図5(a)において、ADF101は、1枚目の原稿D1の後端がレジストローラ対207を抜けたとき、2枚目の原稿D2の分離を開始する。1枚目の原稿D1の後端がレジストローラ対207を抜けた位置は、レジストセンサ205がOFFになってから給紙モータ411のパルスをMPU401が所定数カウントすることによって判断する。
<原稿2枚目をレジ取り>
次に、図5(b)において、ADF101は、分離モータ404に所定のパルスを送り、レジストローラ対207に2枚目の原稿D2を突き当てて、原稿D2にループを形成し、原稿D2の斜行取りを行なう。その後、ADF101は、分離モータ404を正転駆動して2枚目の原稿D2を搬送する。原稿D2の搬送は、1枚目の原稿との間隔が、一定の最小間隔になるように分離モータ404の回転速度を変更してレジストローラ対207から搬送する。
原稿の間隔が一定の間隔より広い場合、MPU401は、分離モータ404を制御して、2枚目の原稿D2を1枚目の原稿D1より速い速度で既定の区間搬送して1枚目の原稿D1に追いつくようにする。また、原稿の間隔が一定の間隔より狭い場合、MPU401は、分離モータ404を制御して、2枚目の原稿D2を1枚目の原稿D1より遅い速度で既定の区間搬送して原稿の間隔が一定になるようにする。
<原稿1枚目の読取終了と排反ローラ対の加圧>
次に、図5(c)において、1枚目の原稿D1の後端が画像読取センサ202の上部を通過すると、MPU401は、不図示の排紙離間ソレノイドを制御して排反ローラ対212で1枚目の原稿D1を所定の圧接圧で挟持して、排反モータ413を制御して搬送する。
<原稿2枚目を読取開始>
次に、図5(d)において、画像読取センサ202(図2)の上に到達した2枚目の原稿の画先信号は、リードセンサ211がONになってからリードモータ412の所定パルスをカウントすることで出力される。画先信号は、原稿先端が画像読取センサ202に到達した時に、出力される。
<原稿1枚目排出完了>
次に、図6(a)において、1枚目の原稿D1の後端が排紙センサ218をOFFにし、排反ローラ対212で原稿を所定の距離搬送したら、不図示の排紙離間ソレノイドを再度既定のON,OFF動作(再度既定のDuty)に変更して制御する。
<原稿2枚目読取終了と排反ローラ対の加圧>
次に、図6(b)において、1枚目と同様に、2枚目の原稿D2の原稿後端が読み取り位置である画像読取センサ202を抜けたらMPUは、排紙離間ソレノイドに再度既定の間隔でON、OFFを繰り返させる(再度既定のDutyに変更してPWM制御する)。これによって、排反ローラ対212は、互いに圧接させられる。
<原稿2枚目排出完了とジョブ終了>
次に、図6(c)において、2枚目の原稿の後端が排紙センサ218をOFFにし排反ローラ対212で原稿を所定の距離送ったら、不図示の排紙離間ソレノイドを再度既定のON,OFF動作(再度既定のDuty)に変更して制御する。MPU401は、原稿の排出動作を終了すると、画像読取装置220へジョブ終了のコマンドを送信してリードモータ412を停止させる。
図7は、以上説明した動作をフローチャートで示したものである。
図7に示す処理手順は、ROM402に記憶されており、その処理は、MPU401の制御によって実行される。
先ず、MPU401は、画像読取装置220からの原稿の分離開始を要求する原稿分離要求が確認されると(S501)、分離ローラ204と分離路206とによって、原稿の分離動作を開始する(S502)。
次に、MPU401は、レジストセンサ205がONしたか否かを確認する(S503)。MPU401は、レジストセンサ205がONした場合、所定パルスを分離モータ404に送り原稿をレジストローラ対207で原稿を撓ませて原稿の斜行を補正し(S504)、分離動作を停止させる(S505)。その後、レジストローラ対207で原稿の搬送を開始する(S505)。
次に、MPU401は、原稿の先端が読取待機位置Aに到達したか否かを確認して(S506)、到達したら原稿搬送を一旦停止させる(S507)。MPU401は、画像読取装置220から原稿読取要求信号があるか否かを確認して(S508)、原稿読取要求信号がある場合には、リードローラ対209で原稿を読取速度で原稿の搬送を開始する(S509)。
また、MPU401は、処理S506において、原稿の先端が読取待機位置Aに到達する前に、画像読取装置220から原稿読取要求があった場合(S510)、そのままリードローラ対209に原稿の搬送を継続させる。MPU401は、原稿の先端が読取待機位置Aに到達した時点で(S517)、原稿の搬送速度を読取速度に変更して(S518)、原稿が画像読取位置である画像読取センサ202の上に到達するのを待つ。
そして、MPU401は、原稿が画像読取センサ202の上に到達したか否かを、リードローラ対209を回転させるリードモータ412のパルス数に基づいて確認する(S511)。MPU401は、原稿が画像読取センサ202に到達した場合、画先信号を画像読取装置のCPU221に出力し(S512)、画像読取装置220に画像の読み込みを行なわせる。
画像読取位置である画像読取センサ202の上部を原稿の後端が通過すると、MPU401が、画先信号の出力を停止して、画像読取装置220が画像読み込みを終了する(S513)。そして、MPU401は、原稿を排紙トレイ108に排出する(S514)。その原稿が、原稿積載トレイ102に積載された全ての原稿の内、最終原稿の場合、MPU401は、原稿の搬送動作を停止する(S516)。
ADF101は、まだ、原稿が原稿積載トレイ102に複数枚積載されている場合、先行原稿の後端がレジストセンサ205を通過して、レジストセンサ205がOFFしたときに(S601)、後続原稿の分離動作を開始する(S602)。その後、ADF101は、レジストセンサ205がONしたか否かを確認して(S503)、ONした場合、所定パルスを分離モータ404に送り原稿をレジストローラ対207でレジループを取って(S504)、分離動作を停止させる(S505)。その後、ADF101は、再度、原稿の給送動作を開始する(S505)。このとき、先行原稿との間隔に応じて後続原稿の給送開始する速度を先行原稿の搬送速度と異ならせて(原稿間隔が広ければ速く、狭ければ遅くする)、先行原稿との間隔を一定の最小間隔にする。
そして、MPU401は、読取待機位置Aに原稿が到達した時点で(S517)、原稿の給送速度を読取速度に変更して(S518)、原稿が画像読取センサ202の上に到達するのを待つ。
次に、MPU401は、原稿が画像読取センサ202の上へ到達したか否かを確認して(S511)、到達した場合、画先信号を出力して(S512)、画像読取装置220に画像の読み込み動作を行なわせる。以後の動作は、先行原稿搬送動作と同じである。
以上説明のように、本実施形態の原稿送り装置101は、読取位置である画像読取センサ202に対する原稿先端の位置精度確保のため、後続の原稿の搬送を一旦停止した後、再度、搬送を開始するとき、先行原稿との間隔を調整するようになっている。すなわち、原稿送り装置は、後続原稿の搬送を開始するときの搬送速度を、先行原稿との間隔が広ければ後続原稿の搬送速度を速く、狭ければ遅くして、先行原稿との間隔を一定の最小間隔にすることで、画像読取装置の読取位置への原稿の搬送を良好にしている。
また、本実施形態の原稿送り装置は、レジストローラ対207が、搬送されてきた原稿の先端を受け止めて、原稿の搬送を停止してから、レジストセンサ205によって検知された原稿の搬送間隔に基づいて原稿の搬送速度を調節して搬送するようになっている。このため、本実施形態の原稿送り装置は、原稿の搬送間隔管理を容易に行なうことができる。また、原稿の搬送間隔管理を容易に行なえることによって、原稿の間隔を狭くして、原稿の読み取り効率を高めることができる。
本発明の画像読取装置220は、原稿の間隔管理を容易に行なえる原稿送り装置101を備えているので、原稿の読取精度を向上させることができる。
本発明の画像形成装置201は、原稿の読取精度を向上させた画像読取装置を備えているので、画像形成精度を向上させることができる。
本発明の実施形態における原稿送り装置の外観斜視図である。 図1の原稿送り装置の原稿搬送方向に沿った断面図である。 原稿送り装置の制御ブロック図である。 原稿送り装置の動作説明用の図である。 図4に続く原稿送り装置の動作説明用の図である。 図5に続く原稿送り装置の動作説明用の図である。 動作説明用のフローチャートである。 本発明の実施形態の原稿送り装置を備えた画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 従来の原稿送り装置の原稿搬送方向に沿った断面図である。
符号の説明
D 原稿
P シート
101 原稿送り装置(ADF)
102 原稿積載トレイ
201 画像形成装置
201A 画像形成装置の装置本体
202 画像読取センサ(読取手段、画像読取位置)
203 ピックアップローラ
204 分離ローラ
205 レジストセンサ(間隔検知手段)
206 分離路
207 レジストローラ対(レジスト手段、回転体対)
208 給紙路
209 リードローラ対(搬送手段)
211 リードセンサ
212 排反ローラ対
220 画像読取装置
221 画像読取装置のCPU
222 プラテンガラス
230 感光体ドラム(画像形成手段)
239 画像形成装置のCPU
401 原稿送り装置のMPU

Claims (4)

  1. 搬送されてきた原稿の先端を受け止めて前記原稿の斜行を修正した後、前記原稿を下流側へ搬送するレジスト手段と、
    斜行を補正された前記原稿を、前記原稿の画像を読み取る画像読取位置に搬送する搬送手段と、
    前記レジスト手段に搬送される前記原稿の搬送間隔を検知する間隔検知手段と、を備え、
    前記レジスト手段が、前記間隔検知手段によって検知された前記原稿の搬送間隔に基づいて前記原稿の搬送速度を調節して、前記原稿の搬送間隔を所定の間隔に調整可能である、
    ことを特徴とする原稿送り装置。
  2. 前記レジスト手段が、前記原稿の先端をニップで受け止めて前記原稿の斜行を補正する回転体対を有し、
    前記回転体対の回転速度は、前記間隔検知手段によって検知された前記原稿の搬送間隔に基づいて調節可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の原稿送り装置。
  3. 原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段に前記原稿を送り込む原稿送り装置と、を備え、
    前記原稿送り装置が、請求項1又は2に記載の原稿送り装置である、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  4. 原稿の画像を読み取る画像読取装置と、
    前記画像読取装置によって読み取られた原稿の画像をシートに形成する画像形成手段と、を備え、
    前記画像読取装置が、請求項3に記載の画像読取装置である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP2007010728A 2007-01-19 2007-01-19 原稿送り装置、画像読取装置、及び画像形成装置 Withdrawn JP2008174366A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009249088A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Kyocera Mita Corp 原稿送り装置および画像形成装置
JP2017075023A (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 シャープ株式会社 シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置
CN115941852A (zh) * 2019-03-13 2023-04-07 佳能株式会社 图像读取装置

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