JP2008063124A - 画像形成システム - Google Patents

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    • G03G2215/00417Post-fixing device
    • G03G2215/00426Post-treatment device adding qualities to the copy medium product

Abstract

【課題】本発明の目的は、画像形成システム全体のメンテナンスに要する時間を短縮し、またシステムとしてのダウンタイムも削減することである。
【解決手段】シートに画像を形成する画像形成装置本体900と、画像形成装置本体900から受け取ったシートを処理する処理部を有するシート処理装置100と、を具備した画像形成システムであって、画像形成装置本体900の画像形成動作開始前の運転中又は画像形成動作の中断中にシート処理装置100にシートを搬送し、シート処理装置は画像形成装置本体900から受け取ったシートを用いて各処理部のキャリブレーション動作を行うことを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置から受け取ったシートを処理するシート処理装置と、を具備した画像形成システムに関するものである。
従来から、シートに画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置から受け取ったシートを処理するシート処理装置と、を具備した画像形成システムが提案されている。この画像形成システムでは、画像形成装置にてシートに画像を形成し、画像が形成されたシートはシート処理装置に送られ、シート処理装置にて所定の処理が選択的に施せるようになっている。
この画像形成システムにおけるシート処理装置は、シートに対して整合、綴じ、折りなどの処理を施す各種処理部を必要に応じて適宜備えている。このため、シート処理装置では、シートを搬送しつつ該シートを用いて前記処理部のキャリブレーション動作を行っている。なお、ここでいうキャリブレーション動作とは、前記処理部を処理能力が発揮できる状態に維持するための調整動作である。
特許文献1には、画像形成装置であるプリンタにシート処理装置であるフィニッシャが装着された画像形成システムが記載されている。そして、プリンタやフィニッシャのカバーを開けた時や、シートのジャムやトナー無しのためプリンタが停止している時に、フィニッシャは停止せずに動作を継続することが開示されている。また、シート積載部に一時載置されたシートをフィニッシャに搬送するためのパスを別途設け、フィニッシャの処理能力の調整制御(キャリブレーション動作)を行うことが開示されている。
特開2005−119137号公報
しかしながら、従来の画像形成システムでは、前記キャリブレーション動作を行う際に、以下のような状態の場合、画像形成装置からシート処理装置にシートを搬送することができなかった。例えば、画像形成装置が、電源ON時の画像形成動作開始前のウオーミングアップ運転中である場合は、シート処理装置にシートを搬送できなかった。また、画像形成装置が、トナー無し等の理由で画像形成動作が中断中である場合も、シート処理装置にシートが搬送できなかった。
また、特許文献1においても画像形成動作開始前のウオーミングアップ運転中又は画像形成動作が中断中にプリンタからフィニッシャにシートを送り、フィニッシャの処理能力の調整制御(キャリブレーション動作)を行うことは開示されていない。
そのため、シート処理装置にキャリブレーション動作が必要な場合であっても、画像形成装置が前述のような状況の場合、画像形成装置が復帰もしくは立ち上がってからでなければ、シート処理装置のキャリブレーション動作を行うことができなかった。すなわち、従来の画像形成システムでは、画像形成システム全体のメンテナンスに要する時間が長く、またシステムとしてのダウンタイムも長いという問題があった。
そこで、本発明の目的は、画像形成システム全体のメンテナンスに要する時間を短縮し、またシステムとしてのダウンタイムも削減することである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、前記画像形成装置から受け取ったシートを処理する処理部を有するシート処理装置と、を具備した画像形成システムであって、前記画像形成装置の画像形成動作開始前の運転中又は画像形成動作の中断中に前記シート処理装置にシートを搬送し、前記シート処理装置は前記画像形成装置から受け取った前記シートを用いて前記処理部のキャリブレーション動作を行うことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置が復帰もしくは立ち上がってなくても、画像形成装置の画像形成動作開始前の運転中又は画像形成動作の中断中に、シート処理装置の処理部のキャリブレーション動作が行える。よって、画像形成システム全体のメンテナンス時間の短縮、及び、システムとしてのダウンタイム削減を達成することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
まず図1を用いて画像形成システムの全体構成について説明し、次に図2を用いてシート処理装置について説明する。
画像形成システムは、図1に示すように、シートに画像を形成する画像形成装置本体900と、画像形成装置本体900から受け取ったシートを処理するシート処理装置100と、を具備している。
画像形成装置本体(複写機本体)900は、原稿の画像を読み取る画像読取部として、原稿載置台としてのプラテンガラス906、光源907、レンズ系908を備えている。更に、シートを一枚ずつ給送する給送部909、前記シートに画像を形成する画像形成部902を備えている。また装置本体900には、原稿をプラテンガラス906に給送する自動原稿給送装置500が取り付けられている。
給送部909は、記録用のシートを収納して装置本体900に着脱自在な複数のカセット910を有している。画像形成部902(画像形成手段)は、像担持体としての感光ドラム914や、該ドラムに作用するプロセス手段としての現像器915などを各色(ここではYMCB4色)ごとに有している。画像形成部902の下流側には、搬送装置920、定着装置904、排出ローラ対905等が配設されている。
この画像形成装置本体の動作を説明する。装置本体900側に設けられている制御装置950から給送信号が出力されると、カセット910からシートが選択的に給送される。一方、原稿載置台906に載置されている原稿に、光源907から照射されて反射した光は、レンズ系908を介して感光ドラム914に照射される。感光ドラム914は、あらかじめ一次帯電器により帯電されていて、光が照射されることによって静電潜像が形成され、次いで現像器915により静電潜像を現像してトナー像が形成される。
カセット910から給送部909によって給送されたシートは、レジストローラ901で斜行が補正され、さらにタイミングが合わされて画像形成部902へ送られる。画像形成部902では、感光ドラム914のトナー像が、送られてきたシートに転写用帯電器によって転写される。トナー像が転写されたシートは、分離帯電器によって転写用帯電器と逆極性に帯電されて、感光ドラム914から分離される。
そして、分離されたシートは、搬送装置920により定着装置904に搬送されて、定着装置904によりシートに転写画像が永久定着される。画像が定着されたシートは、画像面が上側になるストレート排出モード、もしくは、画像定着後シート反転パス930に搬送され、表裏反転して画像面が下側になる反転排出モードにて、排出ローラ対(排出手段)905により、装置本体900から排出される。もしくは、両面モード指定された場合は、片面に画像形成されたシートは画像定着後、反転パス930でスイッチバックして両面パス932へ搬送され、裏面に画像形成すべく再び画像形成部902に搬送される。このようにして、カセット910から給送部909によって給送されたシートには、画像形成部902にて画像が形成されてシート処理装置100に排出されることとなる。
次に図2を用いてシート処理装置100について説明する。シート処理装置は、シートに対して整合、綴じ、折りなどの処理を施す各種処理部を必要に応じて適宜備えている。ここでは、シート処理装置は、シートを処理する処理部として、シートの所定位置に穿孔するパンチユニット141、数枚のシートを一時的に蓄積するバッファユニット5、シートの搬送方向と直交する方向の整合を行う整合板1,2を有している。更に、シート束の中綴じ処理/中折り処理を行うサドルユニット135を有している。なお、シート処理装置が有する処理部は、前述の処理部に限定されるものではない。
画像形成装置本体900から排出されたシートは、シート処理装置100の入口ローラ対102に受け渡される。この時、入口センサ109によりシートの受け渡しタイミングも同時に検知されている。入口ローラ対102により搬送されるシートは、穿孔処理を施す場合には、搬送パス103を通過する際にパンチユニット(穿孔手段)141によって所定位置に穿孔処理がなされる。
また、入口ローラ対102により搬送されるシートは、搬送パス103を通過し、上トレイ136に排出される場合は、上パス切換フラッパ118により上パス搬送路117に導かれ、上排出ローラ120により上トレイ136に排出される。
上トレイ136に排出されない場合は、シートは上パス切換フラッパ118により束搬送パス22に導かれる。
束搬送パス22に導かれたシートをサドル(中綴じ)処理する場合には、シートはサドルパス切換フラッパ125によりサドルパス133に搬送され、サドル入口ローラ対134によりサドルユニット135に導かれる。サドルユニット135に導かれたシートは、先端ストッパ139によって搬送方向の整合がなされる。サドルユニット135にて所定枚数のシートが整合処理されると、そのシート束は中綴じステイプラ140によって搬送方向中央部が中綴じ処理される。中綴じされたシート束は先端ストッパ139によって下方に案内され、シート束中央の綴じ位置が突き板137に突かれて折りローラ138に挟持され、該折りローラ138によって束折りされつつ排出される。
一方、束搬送パス22に導かれたシートを下トレイ201に排出する場合は、シートはサドルパス切換フラッパ125により下パス126に搬送される。その後、下排出ローラ対7により処理トレイ101に排出されたシートは、パドル131やローレットベルト129等の戻し手段、及び搬送方向の整合手段である後端ストッパ3,4により搬送方向の整合がなされる。そして、搬送方向に対し直交するシートの幅方向に移動可能な整合板1,2により、シートの幅方向の整合がなされる。処理トレイ101上で所定枚数のシートが整合処理された後、必要に応じてステイプラ10によりシート束のステイプル処理(綴じ処理)が施され、その後、該シート束は束排出ローラ対180により下トレイ201に排出される。
なお、サドルユニット135による中綴じ処理/中折り処理や、処理トレイ101上での整合、綴じ処理の際に画像形成装置本体900からシート処理装置100に送られてくるシートは、バッファユニット5にて一時的に蓄積される。そして、前記各ユニットでの処理が終わると、バッファユニット5に蓄積された数枚のシートは前記各ユニットに送られるようになっている。
<画像形成システムの制御系>
上述した画像形成システムにおける制御系は、図3に示すようなマイクロコンピュータシステムで構成されている。なお、本画像形成システムでは、画像形成装置本体900側にシステム全体を制御する制御手段としての制御装置(マイクロコンピュータシステム)950が設けられている。図3において、マイクロコンピュータシステムはCPU50、ROM51、RAM52からなる。ROM51内には画像処理用プログラム、後処理用プログラム等が予め格納されており、CPU50は前記各プログラムを実行し、RAM52との間で適宜データのやり取りをしながら入力データ処理を行うことにより、所定の制御信号を作成するようになっている。
このようなシステムにおいて、画像形成装置本体側の操作表示部940や、画像形成装置本体及びシート処理装置側の各検知センサ等からの各信号が入力インタフェース回路を介してCPU50に入力データとして取り込まれる。そして、CPU50からの各制御信号が出力インタフェース回路を介してシステム全体に送出される。送出された各制御信号によって画像形成装置本体側の操作表示部940、画像形成部902、定着部904、フラッパ11や搬送ローラ12等で構成されるシート搬送部等、あるいはシート処理装置側の各処理部等を適宜制御するようになっている。なお、図3に示す制御系では、画像形成システムの一部のみを図示し、その他は省略している。
ここでは、画像形成装置本体900側のみが制御装置950を有する構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成装置本体900側に制御手段を設けると共に、シート処理装置100側にも制御手段を設け、通信手段などによって互いの制御手段をつないでデータ通信を行うようにしても良い。
なお、本画像形成システムにおいて、画像形成システムの電源をONすると(又は画像形成動作が中断されると)、操作表示部940にシート処理装置100のキャリブレーションの可否を問い掛ける画面が表示される。ここで、前記操作表示部940を通じてシート処理装置100のキャリブレーションが必要であると指令すると、制御装置950によってシート処理装置100のキャリブレーション動作が実行される。なお、このとき、定着部904の温調中などの画像形成動作開始前のウオーミングアップ運転中であったり、トナー無しなどの理由により画像形成動作の中断中であったりしても、シート処理装置100のキャリブレーション動作は実行される。詳細は後述する。
<シート処理装置のキャリブレーション>
次に、シート処理装置100の処理能力のキャリブレーションの一例を説明する。このシート処理装置100におけるシートを用いた処理部のキャリブレーション動作とは、前記処理部を処理能力を発揮できる状態に維持するための調整動作である。
ここで、シートを用いた処理部のキャリブレーション動作が必要な理由を説明する。一般に、画像形成装置本体900、シート処理装置100等の装置は同じ仕様で量産されるものであるが、個々の装置には製造誤差(構成部品の集積誤差、組み立て誤差等)が必ず存在する。したがって、個々の装置一台ずつにシートを搬送してみないと、製造誤差が画像形成、シート処理等に与える影響(搬送方向、幅方向のずれ)がどの程度かつかめない。このため、実際に画像形成、シート処理に用いられるシートをカセット910から給送部909によって給送して処理部の調整(キャリブレーション)を行うことによって、処理部を処理能力を発揮できる状態に維持することが可能になる。以下、このキャリブレーション動作の具体的を例示して説明する。
ここでは、シート処理装置のキャリブレーション動作として、(1)処理トレイにおける整合板の間隔調整、(2)バッファユニットの調整、(3)サドルの中綴じ位置/折り位置調整、(4)パンチ(穿孔)位置調整、(5)裁断位置調整の各動作を例示している。以下、各調整動作について説明する。
(1)処理トレイにおける整合板の間隔調整
図5(a)は、上述した整合板1,2の整合間隔について示している。通常、整合板間隔L1は、シートPの搬送方向と直交する方向の紙幅Lpと一致していることが望ましく、両者に差があると整合ズレといった整合不良が発生する。ところが、シートPの紙幅Lpは、搬送されるシートによって、例え同じ規格サイズ(例えばA4サイズ)であっても、裁断誤差、環境の影響等により実際の寸法は異なることがある。そのため通紙するシートの実際の紙幅Lpに合わせるように整合板間隔L1を調整することが整合性を高める上で重要である。整合板のキャリブレーション動作として、実際にシート処理装置100へシートを搬送し、このシートを用いて整合板間隔L1を調整する動作を行う。
(2)バッファユニットの調整
上述のようにステイプル処理やサドル処理を行う場合には、通常ある一定の処理時間が必要になることが知られている。この処理に要する時間は、画像形成装置の画像形成速度にも依存する部分があるが、シート処理装置に供給されてくる通常のシート間隔よりは長い間隔になるのが一般的である。このため、シート処理装置では、画像形成装置の画像形成動作を止めることなく、シート処理を行うことができるよう、いわゆるシートのバッファ処理を行うようにしている。具体的には、図2に示されるようなバッファユニット5にて、先行シート束のステイプル処理やサドル処理中に、後続シート束の先頭から複数枚のシートを一時的に蓄積して、先行シート束の処理に要する時間分をかせいでいる。
バッファ処理された複数枚のシート(ここでは3枚)は、図5(b)に示すように、戻し手段等によって後端ストッパ3に当接されて搬送方向の整合が行われる。これら3枚のシートP1,P2,P3は所定のオフセット量L2,L3で重ね合わせることで、整合性が維持される。すなわち、このオフセット量が所定の値になるようにバッファユニット5の調整を行うことが重要になる。この調整動作も実際に装置本体900からシート処理装置100へシートを搬送することで可能となる。
(3)サドルユニットの中綴じ位置/折り位置調整
上述のようにサドル処理が行われる場合、サドルユニット135に搬送されたシートは、先端ストッパ139に突き当たって搬送方向の整合が行われる。このように順次シートが送られ所定枚数のシートが積載されると、該シート束は中綴じステイプラ140によって中綴じされる。その後上下移動可能な先端ストッパ139が所定量下降し、突き板137によってシート束の中央(中綴じ部)を突き出し、折りローラ138によって折り処理が行われトレイに積載される。
この綴じ位置31aと折り位置31bは本来、同位置(L4=0)で、かつ、シート束31の中央に位置していることが望まれる。しかしながら、図7に示すように、シートの搬送方向の長さによって、シート束31の綴じ位置31aと折り位置31bが長さL4だけずれることがある。これらの位置を合わせるため、シートに応じて位置を調整することが望ましい。具体的には、シート処理装置へシートを搬送し、このシートを用いて先端ストッパ139の位置(中綴じ処理時の待機位置(整合位置))と中綴じした後の下降量のキャリブレーション動作を行う。
(4)パンチ(穿孔)位置調整
図2にパンチユニット(穿孔手段)141が図示されている。シート処理装置100に送られてきたシート32の所定位置に穿孔するもので、搬送されてきたシート32の先端もしくは後端をセンサ109で検知し、そのデータをもとに所定のタイミングでパンチユニット141を動作させ、シート32に穿孔するものである。図6に示すように、その穿孔位置32aは、ユーザーの希望にあわせて位置を可変にすることが可能である。しかしながら、所定位置を選択しても、シート32の搬送方向の長さによっては、そのとおり再現せず若干ずれることもある。この精度を向上するためにもシートに応じて穿孔位置のキャリブレーションが必要である。実際にシートを用いて上述したセンサ109で検知し、穿孔するまでのタイミングを調整することで、その位置を所望の位置にすることができる。
(5)裁断位置調整
図8に、サドル処理されたシート束の小口を裁断するトリマー160を示した。なお、図1及び図2に示すシート処理装置にはトリマーは図示していないが、この処理部としてのトリマーを必要に応じて適宜設けることが可能であることは言うまでもない。
サドル処理されたシート束35は、通常、図に示すように小口部35aが尖ってしまう。この品位を向上するため、トリマー160によってシート束35の小口部35aをカットする。トリマー160に送られたシート束35は、先端ストッパ41に突き当てられ、カッター36によって所定量カットする。その後先端ストッパ41は退避し、搬送ローラ40に送られ、不図示のトレイに積載される。
このシート束35の小口部35aの裁断量L5は、先端ストッパ41の位置を束搬送方向と平行な方向に任意に移動させることで、ユーザーの希望にあわせて変更することが可能である。しかしながら、先端ストッパの位置を選択し裁断量を変更しても、シートの搬送方向の長さによっては、そのとおり再現せず若干ずれることもある。この精度を向上するためにもシートに応じて裁断位置のキャリブレーションが必要である。具体的には、実際にシートを用いて先端ストッパ41をシート束の搬送方向に移動して裁断時の待機位置を調整することで、裁断量L5を調整できる。
以上、シート処理装置100の処理部のキャリブレーション動作を例示したが、これに限定されることはない。例えば、くるみ製本処理(裁断位置、糊量、折り位置など)を行う処理部など、上述した処理部以外のその他の処理部を有するシート処理装置にあっては、その処理部のキャリブレーションを含むことはいうまでもない。
<動作説明>
図4は、シート処理装置における処理部のキャリブレーションを行う際の動作を説明するためのフローチャートである。
画像形成装置の電源をONすると(ステップS11)、定着部904の温調動作など画像形成動作開始前のウォーミングアップ運転が開始される(ステップS12)。同時に、操作表示部の画面が立ち上がり、操作表示部にシート処理装置のキャリブレーションの可否を問い掛ける画面が表示される(ステップS14)。また、トナー無しなどの理由により画像形成動作が中断すると(ステップS13)、同様に操作表示部にシート処理装置のキャリブレーションの可否を問い掛ける画面が表示される(ステップS14)。
ステップS14にてシート処理装置のキャリブレーションが必要であると指令すると、前述の画像形成動作前の運転中もしくは画像形成動作の中断中であっても、装置本体からシート処理装置へのシート搬送動作を許可する(ステップS15)。そして画像形成装置本体からシート処理装置へシートを搬送し(ステップS16)、該シートを用いて上述したシート処理装置のキャリブレーション動作を開始する(ステップS17)。
処理部を処理能力を発揮できる状態に維持するためのキャリブレーション動作には、シート処理装置へのシート搬送が必須の条件となる。本実施の形態におけるキャリブレーション動作が可能な構成は、画像形成動作前の運転中もしくは画像形成動作の中断中であって、トナーを用いた画像形成動作はできなくとも、装置本体からシート処理装置へのシート搬送動作が可能な構成であるとして説明した。このため、特許文献1に記載の装置のように、キャリブレーション専用のシート給送部を設けることなく、キャリブレーションを行うことができる。
なお、ここでは、画像形成動作前の運転中又は画像形成動作の中断中に、操作表示部から任意にキャリブレーションの可否が設定できる構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成動作前の運転中又は画像形成動作の中断中に、上述したシート処理装置のキャリブレーションが自動的に行われるように構成しても良い。
上述したように、実際にシートを通紙しないとできない、又は時間のかかるキャリブレーションを効率良く行うことができる。すなわち、画像形成システム全体のメンテナンスに要する時間を短縮し、またシステムとしてのダウンタイムも削減することができる。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、キャリブレーション動作に用いられるシートが、画像形成装置本体900内において画像形成部902及び定着部904を経由してシート処理装置100に搬送される構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、キャリブレーションのために画像形成装置本体900からシート処理装置100にシートを搬送する際に、画像形成部902及び定着部904を経由しないようにシート処理装置100にシートを搬送するようにしても良い。
すなわち、画像形成装置本体900は、カセット910から給送されたシートを画像形成部902及び定着部904を通さずにシート処理装置100へ搬送するシートパスを有している。具体的には、給送されたシートは、フラッパ11により両面パス932へ送られ、正逆回転可能な各搬送ローラ12によって反転パス930へ送られ、シート処理装置100へ送られる。なお、その他の構成は前述した実施形態と同様である。
これにより、定着部904の温調中、トナー無し、その他調整中などで画像形成装置本体900がウオーミングアップ運転中もしくは画像形成動作の中断中であっても、シートは画像形成部902及び定着部904を通さずにシート処理装置100へ搬送される。このように、画像形成部等を経由しないパスを介してシートを搬送することで、定着部や画像形成部にダメージを与えることなくシート処理装置のキャリブレーションを実行できる。よって、システム全体のメンテナンス時間の短縮、及び、システムとしてのダウンタイム削減を達成できる。
また、キャリブレーションのために画像形成装置本体900からシート処理装置100にシートを搬送する際に、画像形成部902及び定着部904におけるシート挟持部の圧接を解除するようにしても良い。
すなわち、キャリブレーションのためのシートを搬送する際には、まず画像形成部902における各感光ドラム915と搬送装置920を離間させ、更に定着部904において対をなすローラを離間させ、シート挟持部の圧接を解除する。その後、カセット910から給送されたシートを画像形成部902及び定着部904を通してシート処理装置100へ搬送する。なお、その他の構成は前述した実施形態と同様である。
このように、画像形成部902及び定着部904におけるシート挟持部の圧接を解除することで、給送されたシートは、定着部や画像形成部にダメージを与えることなく装置本体900からシート処理装置100に搬送される。これにより、定着部や画像形成部にダメージを与えることなくシート処理装置のキャリブレーションを実行でき、システム全体のメンテナンス時間の短縮及び、システムとしてのダウンタイム削減を達成できる。
また前述した実施形態では、画像形成装置として複写機を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばプリンタ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像装置装置であっても良い。これらの画像形成装置とシート処理装置とを有する画像形成システムに本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した実施形態では、画像形成システムとして、画像形成装置本体に対してシート処理装置を取り付けた構成をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば画像形成装置本体がシート処理装置を一体的に有する構成であっても良く、該画像形成システムに本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
画像形成システムの全体構成を示す断面図 シート処理装置の断面図 画像形成システムの制御系のブロック図 キャリブレーション動作に至る流れを示すフローチャート 処理部の調整動作の説明図 処理部の調整動作の説明図 処理部の調整動作の説明図 処理部の調整動作の説明図
符号の説明
1,2 …整合板(処理部)
5 …バッファユニット(処理部)
100 …シート処理装置
135 …サドルユニット(処理部)
141 …パンチユニット(処理部)
160 …トリマー(処理部)
900 …画像形成装置本体
902 …画像形成部
904 …定着部
940 …操作表示部
950 …制御装置(制御手段)

Claims (4)

  1. シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、前記画像形成装置から受け取ったシートを処理する処理部を有するシート処理装置と、を具備した画像形成システムであって、
    前記画像形成装置の画像形成動作開始前の運転中又は画像形成動作の中断中に前記シート処理装置にシートを搬送し、前記シート処理装置は前記画像形成装置から受け取った前記シートを用いて前記処理部のキャリブレーション動作を行うことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、画像形成動作開始前の運転中又は画像形成動作の中断中に、前記シート処理装置にシートを搬送する際に、前記画像形成部を経由しないシートパスを通して前記シート処理装置にシートを搬送することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記画像形成装置は、シートに画像を定着する定着部を有し、画像形成動作開始前の運転中又は画像形成動作の中断中に、前記シート処理装置にシートを搬送する際に、前記画像形成部及び前記定着部におけるシート挟持部の圧接を解除することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  4. 前記シート処理装置におけるシートを用いた処理部のキャリブレーション動作とは、前記処理部を処理能力が発揮できる状態に維持するための調整動作であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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